JP2012021571A - ユニオンねじ、ユニオンねじ付き管および管継手 - Google Patents

ユニオンねじ、ユニオンねじ付き管および管継手 Download PDF

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Abstract

【課題】配管を構成する2つの管を確実に行うことができるユニオンねじを提供する。
【解決手段】ユニオンねじ11は、2つの管P1,P2を接続する管継手10を構成する。ユニオンねじ11は、貫通状の管挿入穴16を有し、かつ互いに接続すべき2つの管P1,P2のうちの一方の管P1の端部が管挿入穴16内に挿入されるとともに、管挿入穴16の内周面に密着するように拡げられることにより当該一方の管P1に取り付けられる。ユニオンねじ11の管挿入穴16における他方の管P2側の端部に、他の部分よりも径の大きい大径円筒穴部22を形成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、互いに接続すべき2つの管のうちの一方の管の端部に取り付けられ、かつ上記2つの管を接続する管継手を構成するユニオンねじ、ユニオンねじ付き管および管継手に関する。
たとえば自動車などの車両に用いられる配管は、2以上の管を接続することにより構成されるが、隣り合う2つの管の接続は管継手を用いて行われる。
従来、管継手として、第1の管の管端に取り付けられたユニオンねじ、第2の管の管端に設けられたユニオンつば部、第2の管に回転自在に設けられかつユニオンねじとユニオンつば部とを連結するユニオンナットよりなるものが広く用いられている(特許文献1参照)。
特許文献1記載のユニオンねじは、貫通状の管挿入穴を有し、かつ第1の管の端部が管挿入穴内に挿入されるとともに管挿入穴の内周面に密着するように拡げられることにより、第1の管の端部に取り付けられるようになっている。管挿入穴は、第1の管の外径とほぼ等しい内径を有する小径円筒穴部と、小径円筒穴部よりも大径の大径円筒穴部と、大径円筒穴部の先端に連なりかつ先端に向かって拡径されたテーパ穴部とを備えている。そして、第1の管が、管挿入穴に通されるとともに、大径円筒穴部およびテーパ穴部の内周面に密着するように拡管されることによって、ユニオンねじが第1の管に取り付けられている。第1の管の先端部は、ユニオンねじのテーパ穴部から管挿入穴の長さ方向外側に突出させられるとともに径方向外側に曲げられており、径方向外側に曲げられた外方屈曲部が、ユニオンねじのテーパ穴部の大径側の端面に係合させられている。
しかしながら、特許文献1記載のユニオンねじによれば、外方屈曲部の寸法にばらつきが生じることによって、図4に示すように、第1の管(P)の外方屈曲部(31)の先端がユニオンねじ(30)の先端面の外周縁よりも径方向外側に突出することがあり、その場合、第2の管(図示略)に取り付けられたユニオンナット(32)をユニオンねじ(30)にねじ嵌めることができなくなって、2つの管(P)を接続することができないという問題が生じる。このような問題の発生を防止するためには、ユニオンねじ(30)を取り付けたすべての第1の管(P)について、第1の管(P)の外方屈曲部(31)が先端がユニオンねじ(30)の先端面の外周縁よりも径方向外側に突出しているか否かを検査する必要があり、その作業が面倒である。
特開平11−257558号公報
この発明の目的は、上記問題を解決し、2つの管の接続を確実に行うことができるユニオンねじ、ユニオンねじ付き管および管継手を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の態様からなる。
1)貫通状の管挿入穴を有し、かつ互いに接続すべき2つの管のうちの一方の管の端部が管挿入穴内に挿入されるとともに、管挿入穴の内周面に密着するように拡げられることにより当該一方の管に取り付けられており、上記2つの管を接続する管継手を構成するユニオンねじであって、
管挿入穴における接続すべき2つの管のうちの他方の管側の端部に、他の部分よりも径の大きい大径部が形成されているユニオンねじ。
2)接続すべき2つの管のうちの一方の管の端部が、上記1)記載のユニオンねじの管挿入穴内に挿入されるとともに管挿入穴の内周面に密着するように拡げられ、上記一方の管の端部が径方向外側に曲げられて外方屈曲部が形成され、当該外方屈曲部が管挿入穴の大径部内に嵌っているユニオンねじ付き管。
3)2つの管を接続する管継手であって、第1の管の管端に固定されたユニオンねじ、第2の管の管端に設けられたユニオンつば部、および第2の管に回転自在に取り付けられかつユニオンねじとユニオンつば部とを連結するユニオンナットを備えた管継手において、
第1の管の端部が、上記1)記載のユニオンねじの管挿入穴内に挿入されるとともに管挿入穴の内周面に密着するように拡げられ、さらに第1の管の端部が径方向外側に曲げられて外方屈曲部が形成されるとともに、当該外方屈曲部が管挿入穴の大径部内に嵌められており、ユニオンナットをユニオンねじにねじ嵌めた際に、第1の管の外方屈曲部がユニオンつば部により押さえられるようになされている管継手。
上記1)のユニオンねじによれば、接続すべき2つの管のうちの一方の管の端部が、管挿入穴内に挿入されるとともに管挿入穴の内周面に密着するように拡げられ、上記一方の管の端部が径方向外側に曲げられて外方屈曲部が形成され、当該外方屈曲部が管挿入穴の大径部内に嵌った状態で上記一方の管に取り付けられる。そして、管の端部の外方屈曲部が管挿入穴の大径部内に嵌った状態では、接続すべき2つの管のうちの他方の管に取り付けられたユニオンナットの回転の邪魔になることはなく、2つの管を確実に接続することができる。しかも、管の端部の外方屈曲部が管挿入穴から管挿入穴の長さ方向外側に突出しているか否かを検査するだけでよいので、管の外方屈曲部の先端がユニオンねじのテーパ穴部側の端面の外周縁よりも径方向外側に突出しているか否かを検査する場合に比べて作業性が向上する。
上記2)のユニオンねじ付き管によれば、接続すべき2つの管のうちの他方の管にユニオンつば部およびユニオンナットを設けておき、ユニオンねじ、ユニオンつば部およびユニオンナット利用して、2つの管を確実に接続することができる。
上記3)の管継手によれば、接続すべき2つの管を確実に接続することができる。
この発明のユニオンねじを備えた管継手を用いて管が接続された配管を有する冷凍サイクルを示す図である。 この発明のユニオンねじを備えた管継手を示す縦断面図である。 図1のユニオンねじを備えた管継手の要部を拡大して示す図である。 従来のユニオンねじを備えた管継手の要部を拡大して示す図である。
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、図2の左右を左右というものとする。
図1は車両用空調装置を構成する冷凍サイクルを示し、図2および図3は冷凍サイクルの配管を構成する2つの管を接続する管継手を示す。
図1において、車両用空調装置を構成する冷凍サイクルは、たとえばフロン系の冷媒が用いられるものであって、コンプレッサ(1)と、凝縮部(3)、凝縮部(3)から流出した冷媒を気相と液相とに分離する受液器(4)および過冷却部(5)を有するコンデンサ(2)と、エバポレータ(6)と、エバポレータ(6)に流入する冷媒を減圧する減圧器としての膨張弁(7)とが配管(8)により接続されたものであり、一端部がコンデンサ(2)の過冷却部(5)の冷媒出口に接続された第1の管(P1)と、一端部が膨張弁(7)に接続された第2の管(P2)とが、管継手(10)により内部通路どうしが通じるように接続されている。
図2に示すように、第1および第2の管(P1)(P2)どうしを接続する管継手(10)は、第1の管(P1)の管端に取り付けられたユニオンねじ(11)、第2の管(P2)の管端に設けられたユニオンつば部(12)、および第2の管(P2)に回転自在に取り付けられかつユニオンねじ(11)とユニオンつば部(12)とを連結するユニオンナット(13)を備えている。
ユニオンねじ(11)は、六角形の頭部(14)、およびねじ部(15)を備えている。ユニオンねじ(11)には、その軸方向にのびかつ頭部(14)の端面からねじ部(15)の端面に至る管挿入穴(16)が貫通状に形成されている。管挿入穴(16)には、第1の管(P1)の外径よりも若干大きい内径を有する小径円筒穴部(17)と、小径円筒穴部(17)の先端に連なりかつ先端に向かって拡径された第1テーパ穴部(18)と、第1テーパ穴部(18)の先端に連なった中径円筒穴部(19)と、中径円筒穴部(19)の先端に連なりかつ先端に向かって拡径された第2テーパ穴部(21)と、第2テーパ穴部(21)の先端部に段部を介して形成された短尺の大径円筒穴部(22)(大径部)とが、左側から上記順序で並んで設けられている。
そして、第1の管(P1)の端部が管挿通穴(16)内に挿入された後、管挿入穴(16)の内周面に密着するように拡管されるとともに、第1の管(P1)の右端部が径方向外側に曲げられて外方屈曲部(23)が形成され、外方屈曲部(23)が管挿入穴(16)の大径円筒穴部(22)内に嵌まることによって、ユニオンねじ(11)が第1の管(P1)に取り付けられている。第1の管(P1)における管挿入穴(16)の中径円筒穴部(19)および第2テーパ穴部(21)に位置する部分の内部が、右方に開口しかつ内周面が円筒面となされた嵌合凹部(24)となっている。
ユニオンつば部(12)は、第2の管(P2)に一体に形成された環状ビードからなる。第2の管(P2)におけるユニオンつば部(12)よりも先端側の部分が、外周面が円筒面となされかつ嵌合凹部(24)内に挿入される嵌合凸部(25)となっている。嵌合凸部(25)の外周面にはOリング装着用の環状溝(26)が全周にわたって形成されており、環状溝(22)内に、第1の管(P1)の嵌合凹部(24)の内周面と、第2の管(P2)の嵌合凸部(25)の外周面との間をシールするOリング(27)が装着されている。
そして、第1の管(P1)の嵌合凹部(24)内に第2の管(P2)の嵌合凸部(25)を嵌め入れた後、ユニオンナット(13)をユニオンねじ(11)のねじ部(15)にねじ嵌めてユニオンねじ(11)とユニオンつば部(12)とを連結することにより、第1の管(P1)と第2の管(P2)とが接続されて配管(8)が構成される。
ここで、図3に示すように、第1の管(P1)の外方屈曲部(23)が、ユニオンねじの管挿入穴(16)の大径円筒穴部(22)内に嵌った状態では、第2の管(P2)に取り付けられたユニオンナット(13)の回転の邪魔になることはなく、確実に配管(8)を構成する2つの管(P1)(P2)を接続することができる。
上記実施形態においては、ユニオンつば部(12)が第2の管(P2)に一体に形成された環状ビードからなるが、これに限定されるものではなく、別個に形成されたものが第2の管(P2)に固定されていてもよい。
この発明によるユニオンねじは、カーエアコンを構成する冷凍サイクルの配管を構成する管を接続するのに好適に用いられる。
(8):配管
(10):管継手
(11):ユニオンねじ
(12):ユニオンつば部
(13):ユニオンナット
(16):管挿入穴
(22):大径円筒穴部(大径部)
(23):外方屈曲部
(P1):第1の管
(P2):第2の管

Claims (3)

  1. 貫通状の管挿入穴を有し、かつ互いに接続すべき2つの管のうちの一方の管の端部が管挿入穴内に挿入されるとともに、管挿入穴の内周面に密着するように拡げられることにより当該一方の管に取り付けられており、上記2つの管を接続する管継手を構成するユニオンねじであって、
    管挿入穴における接続すべき2つの管のうちの他方の管側の端部に、他の部分よりも径の大きい大径部が形成されているユニオンねじ。
  2. 接続すべき2つの管のうちの一方の管の端部が、請求項1記載のユニオンねじの管挿入穴内に挿入されるとともに管挿入穴の内周面に密着するように拡げられ、上記一方の管の端部が径方向外側に曲げられて外方屈曲部が形成され、当該外方屈曲部が管挿入穴の大径部内に嵌っているユニオンねじ付き管。
  3. 2つの管を接続する管継手であって、第1の管の管端に固定されたユニオンねじ、第2の管の管端に設けられたユニオンつば部、および第2の管に回転自在に取り付けられかつユニオンねじとユニオンつば部とを連結するユニオンナットを備えた管継手において、
    第1の管の端部が、請求項1記載のユニオンねじの管挿入穴内に挿入されるとともに管挿入穴の内周面に密着するように拡げられ、さらに第1の管の端部が径方向外側に曲げられて外方屈曲部が形成されるとともに、当該外方屈曲部が管挿入穴の大径部内に嵌められており、ユニオンナットをユニオンねじにねじ嵌めた際に、第1の管の外方屈曲部がユニオンつば部により押さえられるようになされている管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2498075A2 (en) 2011-03-10 2012-09-12 Yokogawa Electric Corporation Semiconductor device, strain gauge, pressure sensor, and method of forming semiconductor device
WO2015120608A1 (zh) * 2014-02-13 2015-08-20 孙海潮 一种专用于分体式空调制冷剂连接管路的连接螺母

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