JP2012019573A - 電動機の三相突極集中巻きステータ及びその製造方法 - Google Patents

電動機の三相突極集中巻きステータ及びその製造方法 Download PDF

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Norihiro Iitaka
宣弘 飯高
Takeshi Kitaori
健 北折
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Abstract

【課題】転位を行なう場合であっても、束線の巻太りと傷つきを防止しつつ占積率の低下を防止することのできる電動機の三相突極集中巻きステータ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】渡り部は、束線14を構成する巻線14a、14bがステータの軸方向に並べて保持される。第1巻き端41と渡り部との間には、束線14を構成する径方向に並べられた巻線14a、14bが軸方向に並ぶように捩られる第1捩れ部43が形成され、第2巻き端42と渡り部との間には、束線14を構成する径方向に並べられた巻線14a、14bが軸方向に並ぶように捩られる第2捩れ部44が形成される。各コイル群18において、N/2番目のコイル13の第1巻き端41と渡り部との間に形成された第1捩れ部43と、N/2+1番目のコイル13の第2巻き端42と渡り部との間に形成された第2捩れ部44との捩り方向を同方向にすることで、束線14の転移を行う。
【選択図】図12

Description

本発明は、電気自動車に搭載される電動機の三相突極集中巻きステータ及びその製造方法に関する。
従来から電動機や発電機等のステータの製造方法として、少なくとも2以上であるn本の束線をステータコアのティース又はティースに設けられるインシュレータに巻回し、連続的に複数の同相コイルを形成する方法が知られている。このように束線が巻回されたステータは、束線を構成する内周側に位置する巻線と、外周側に位置する巻線とで巻線長さが異なってしまうため、電流密度に差が出て電流の損失が生じる虞があった。
これに対し、例えば特許文献1に記載の電動機のステータは、スロット間に導出される束線の渡り部に転位用の捩れ部を設けて、電流密度の均一化を図っている。また、他の例としては、束線を径方向に並ぶように巻回する捲回部の途中で転位用の捩れ部を設けた電動機のステータも知られている。
特開平8‐182238号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電動機のステータでは、隣接する同相コイルの巻き端同士を繋ぐ渡り部を180°捩ることで転位を行なうため、渡り部長さを長くする必要があり、さらに束線が傷つく虞があった。また、捲回部の途中で転位用の捩れ部を設けた場合には、束線の巻太りが発生し占積率が低下するという問題があった。
本発明は、前述した状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、転位を行なう場合であっても、束線の巻太りと傷つきを防止しつつ占積率の低下を防止することのできる電動機の三相突極集中巻きステータ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
周方向に所定の間隔で配置され放射状に突出する複数のティース(例えば、後述の実施形態におけるティース11b)を有するステータコア(例えば、後述の実施形態におけるステータコア11)と、
各ティースに設けられるインシュレータ(例えば、後述の実施形態におけるインシュレータ12)と、
少なくとも2以上であるn本の巻線(例えば、後述の実施形態における巻線14a、14b)を束にした束線(例えば、後述の実施形態における束線14)を前記インシュレータの外周に前記n本の巻線が径方向に並ぶように巻回することで形成される巻回部(例えば、後述の実施形態における巻回部40)と、該巻回部の径方向外側寄りに位置する第1巻き端(例えば、後述の実施形態における第1巻き端41)と、該巻回部の径方向内側よりに位置する第2巻き端(例えば、後述の実施形態における第2巻き端42)と、を有するコイル(例えば、後述の実施形態におけるコイル13)と、を備え、
各相が、少なくとも2以上であるN個の前記コイルが同一の束線で巻回されたコイル群(例えば、後述の実施形態におけるコイル群18)からなる電動機(例えば、後述の実施形態におけるアウターロータ型電動機1)の三相突極集中巻きステータ(例えば、後述の実施形態におけるステータ10)であって、
各コイル群の互いに隣接するコイルの一方の前記第1巻き端と、他方の前記第2巻き端とは、異相のコイルを跨ぐ渡り部(例えば、後述の実施形態における渡り部14T)によって繋げられ、
前記渡り部は、前記束線を構成するn本の巻線が前記ステータの軸方向に並ぶように保持され、
前記第1巻き端と前記渡り部との間には、径方向に並べられた前記n本の巻線が軸方向に並ぶように捩られる第1捩れ部(例えば、後述の実施形態における第1捩れ部43)が形成され、
前記第2巻き端と前記渡り部との間には、径方向に並べられた前記n本の巻線が軸方向に並ぶように捩られる第2捩れ部(例えば、後述の実施形態における第2捩れ部44)が形成され、
各コイル群において、N/2番目のコイルの前記第1巻き端と前記渡り部との間に形成された前記第1捩れ部と、N/2+1番目のコイルの前記第2巻き端と前記渡り部との間に形成された前記第2捩れ部との捩り方向を同方向にすることで、前記束線の転移を行うことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成に加えて、
前記インシュレータには、前記渡り部の第1巻き端側が前記第1巻き端より径方向外側に係止される外側巻線支持部(例えば、後述の実施形態における外側巻線支持部30)と、前記渡り部の第2巻き端側が前記第2巻き端より径方向内側に係止される内側巻線支持部(例えば、後述の実施形態における内側巻線支持部34)とが設けられ、
前記第1捩れ部は、前記第1巻き端と前記外側巻線支持部との間に位置し、前記第2捩れ部は、前記第2巻き端と前記内側巻線支持部との間に位置することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2の構成に加えて、
前記外側巻線支持部及び前記内側巻線支持部は、軸方向長さ(例えば、後述の実施形態における幅L、L)が前記巻線の線径のn倍より長いことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかの構成に加えて、
nは偶数であることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれかの構成に加えて、
Nは偶数であることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、
周方向に所定の間隔で配置され放射状に突出する複数のティースを有するステータコアと、
各ティースに設けられるインシュレータと、
少なくとも2以上であるn本の巻線を束にした束線を前記インシュレータの外周に前記n本の巻線が径方向に並ぶように巻回することで形成される巻回部と、該巻回部の径方向外側寄りに位置する第1巻き端と、該巻回部の径方向内側よりに位置する第2巻き端と、を有するコイルと、を備え、
各相が、少なくとも2以上であるN個の前記コイルが同一の束線で巻回されたコイル群からなり、
各コイル群の互いに隣接するコイルの一方の前記第1巻き端と、他方の前記第2巻き端とは、異相のコイルを跨ぐ渡り部によって繋げられ、
前記渡り部は、前記束線を構成するn本の巻線が前記ステータの軸方向に並ぶように保持され、
前記第1巻き端と前記渡り部との間には、径方向に並べられた前記n本の巻線が軸方向に並ぶように捩られる第1捩れ部が形成され、
前記第2巻き端と前記渡り部との間には、径方向に並べられた前記n本の巻線が軸方向に並ぶように捩られる第2捩れ部が形成された電動機の三相突極集中巻きステータの製造方法であって、
各コイル群において、N/2番目のコイルの前記第1巻き端と前記渡り部との間に形成された前記第1捩れ部と、N/2+1番目のコイルの前記第2巻き端と前記渡り部との間に形成された前記第2捩れ部との捩り方向を同方向にすることで、前記束線の転移を行うことを特徴とする。
請求項1及び6の発明によれば、第1捩れ部と第2捩れ部とで束線の捩り方向を制御するだけで転位を行なうことができ、転位により束線を構成する巻線同士の巻線長さが略等しくなり、電流密度の均一化を図ることができる。また、転位に際しては、第1捩れ部を第1巻き端と渡り部との間に位置させるため、渡り部を転位のために長く形成する必要がなく傷つきを防止できる。また、捩れ部を巻回部に設ける必要がなくなり、束線の巻太りを防止でき、占積率の低下を防止することができる。
請求項2及び3の発明によれば、第1及び第2捩れ部における束線の巻崩れを防止することができる。
請求項4及び5の発明によれば、転位により束線を構成する巻線同士の巻線長さをより均等にすることができる。
本発明のステータが適用されるアウターロータ型電動機の要部縦断面図である。 図1におけるステータの正面図である。 ステータコアの正面図である。 インシュレータの斜視図である。 インシュレータの正面図である。 図5におけるA‐A線断面図である。 図5におけるB‐B線断面図である。 インシュレータに巻線が巻回されたコイルの正面図である。 コイルの要部拡大側面図である。 インシュレータに巻線を巻回する工程を示す説明図である。 巻線がインシュレータに複数層に亘って巻回される工程を示す正面図である。 転位を説明するためのコイル群の模式図である。 転位が行なわれていない捩れ部の拡大斜視図である。 転位が行なわれた捩れ部の拡大斜視図である。 巻線が巻回されたインシュレータをステータコアのティースに装着する状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明のステータが適用されるアウターロータ型電動機の縦断面図である。図1に示すように、本実施形態の電動機は、3相8極のアウターロータ型電動機1であり、モータハウジング2にボルト3により固定されたステータ10と、ステータ10の外周側に僅かな隙間を介して配置される円環状のロータ4とを備える。
ロータ4は、電磁鋼板が積層されてなるロータコア6aに磁石6bが埋め込まれた円環状のロータヨーク6が、縁付円盤状の支持部材5の縁部内周面5aに固定されており、モータハウジング2に内嵌する玉軸受7、7によって回転自在に支持された回転軸8に一体回転可能に固定されている。ロータ4は、ステータ10に発生させる回転磁界によって回転駆動される。支持部材5の基部5bとステータ10の間には、回転軸8の回転速度を検出するレゾルバ9が配設されている。
ステータ10は、図2および図3に示すように、ステータコア11と、複数(本実施形態では24個)のコイル13(13u、13v、13w)とを備える。ステータコア11は、複数の電磁鋼板がステータ10の軸方向、即ち、図3において紙面と垂直方向に積層されて構成され、円環状の支持部11aから半径方向外側に向かって放射状に突出形成され、周方向に所定の間隔で並ぶ複数(24個)のティース11bを有する。コイル13は、所定本数nの導線からなる巻線(本実施形態では、2本の導線からなる束線であり、以下束線と呼ぶ。)14を、絶縁特性を有する合成樹脂などで形成されたインシュレータ12を介してステータコア11のそれぞれのティース11bの周囲に突極集中巻きによって巻回することで形成される。
コイル13は、それぞれ8個ずつのU相、V相及びW相の3相のコイルからなり、U相コイル13u、V相コイル13v、及びW相コイル13wが、時計方向にこの順で配置されてティース11bに巻回されている。即ち、他相のコイル13(例えば、V相コイル13v、及びW相コイル13w)を挟んで配置される同相のコイル13(例えば、U相コイル13u)同士は、他相のコイル13を跨いで配索される渡り部14Tにより接続されている。
各相8個ずつのコイル13(U相、V相及びW相コイル13u、13v、13w)は、1つのコイル群18(U相、V相及びW相コイル群18u、18v、18w)を構成し、各コイル群18(U相、V相及びW相コイル群18u、18v、18w)に属する8個のコイル13(U相、V相及びW相コイル13u、13v、13w)は、同一の束線14u、14v、14wによって連続して巻回されている。
U相コイル群18uのU相束線14uの一方の端部がU相接続端子15uに接続され、V相コイル群18vのV相束線14vの一方の端部がV相接続端子15vに接続され、W相コイル群18wのW相束線14wの一方の端部がW相接続端子15wに接続されている。また、各コイル群18(U相、V相及びW相コイル群18u、18v、18w)の束線14(U相、V相及びW相束線14u、14v、14w)の他方の端部は、中点端子16に接続されている。
ステータコア11の支持部11aの内周側には、ボルト穴17をそれぞれ有する複数(本実施形態では6個)の凸部11cが形成されている。このボルト穴17に挿通されるボルト3によりステータ10がモータハウジング2に固定される(図1参照)。
図4から図7に示すように、インシュレータ12は、束線14が巻回される胴部24と、該胴部24の径方向両端部に設けられた外周側鍔部25及び内周側鍔部26と、を有する。胴部24は、ステータ10の軸方向に向いて対向する壁20,21及びステータ10の周方向に向いて対向する壁22、23によって、径方向に貫通する角穴24aを有して断面矩形の筒状に形成される。角穴24aの大きさは、ステータコア11のティース11bより僅かに大きく、ティース11bが挿通可能である。壁22、23には、束線14を巻回する際、束線14が径方向に並ぶように束線14を位置決めするための複数の凹溝27が、角穴24aの軸芯に対して直交する方向に設けられている。
外周側鍔部25の壁20側の端部には、径方向外方に延出する外側隔壁28が形成されている。外側壁部28の周方向一端面(図5中、左端面)28aと径方向内側面28bとの隅部には、軸方向において胴部24と反対側の軸方向一端側に突出する外側巻線支持部30が形成される。外側巻線支持部30は、外側隔壁28の周方向一端面28aの径方向中間部分と、径方向内側面28bの周方向一端から略1/3中心寄りの部分とを結ぶ一辺C、外側隔壁28の周方向一端面28aの内側寄り部分、及び、径方向内側面28bの周方向一端寄り部分を軸方向に延出することで略三角柱状に形成され、該一辺Cを軸方向に延出することで形成される径方向外向き傾斜面30cと、外側隔壁28の周方向一端面28aを軸方向に延出した端面30dとの頂部は曲面状に形成された湾曲面30bを構成している。外側巻線支持部30の幅(軸方向長さ)L、即ち、傾斜面30cと湾曲面30bの幅(軸方向長さ)は、軸方向に並んで配置される束線14の幅(軸方向長さ)d(図9参照)よりも長くなるように設定される。
また、外側巻線支持部30の径方向外向き傾斜面30cと、外側壁部28との間には、該1辺Cと平行な段部30aが設けられている。さらに、外側隔壁28の周方向中間部で、且つ径方向内側部分には、傾斜面30cの径方向内側部分と対向し、該一辺Cと略平行な側面を有するガイド突部31が形成されている。そして、外側巻線支持部30の傾斜面30cとガイド突部31の側面との間に溝部32を形成する。
また、内周側鍔部26の軸方向一端側部分は、径方向から見て、周方向一端面側から他端面(図5中、右端面)側に向かって徐々に幅広に形成されており、また、軸方向から見て、周方向中間部から周方向他端面に向かって徐々に肉厚に形成されている。内周側鍔部26の周方向他端面と径方向外側面との隅部には、軸方向一端側に突出する略三角柱状の内側巻線支持部34が設けられている。また、内周側鍔部26の軸方向一端側部分には、周方向中間部から周方向他端面に向かうにつれて径方向内側に傾斜する傾斜面33が形成されており、この傾斜面33は、内側巻線支持部34の径方向内向き傾斜面34aと対向して溝部35を形成する。さらに、内周側鍔部26の軸方向一端側部分と、壁20との境界部分には、周方向他端面側から周方向一端面側へと壁20に沿って最初に巻回される束線14を案内する、内周側鍔部26に対して傾斜した案内部36が形成されており、また、案内部36と内周側鍔部26との間には、溝部35から胴部24へ向かう束線14を軸方向に案内する段部36aが形成される。さらに、内側巻線支持部34の幅(軸方向長さ)Lは、即ち、傾斜面34aの幅は、軸方向に並んで配置される束線14の幅(軸方向長さ)d(図9参照)よりも長くなるように設定される。
また、インシュレータ12の外側巻線支持部30と内側巻線支持部34とは、外側巻線支持部30と内側巻線支持部34を結ぶ仮想直線Mがインシュレータ12の周方向中間部を通過して径方向に延びる径方向中心線CLに対して傾斜して配置され、これにより、渡り部14Tの長さが短くなっている。
コイル13は、図8に示すように、インシュレータ12の胴部24の周囲に束線14を巻回することで複数層に亘る巻回部40が形成される。巻回部40を構成する各層の束線14は、束線14を構成する巻線14a、14bが径方向に並ぶように配置される。そして、インシュレータ12の胴部24に巻回されたコイル13では、第1巻き端41が胴部24の径方向外側寄りに位置し、第2巻き端42が胴部24の径方向内側寄りに位置する。また、第1巻き端41と渡り部14Tとの間には、束線14を構成する巻線14a、14bの並び方向が径方向から軸方向に捩られる第1捩れ部43が形成され、第2巻き端42と渡り部14Tとの間には、束線14を構成する巻線14a、14bの並び方向が径方向から軸方向に捩られる第2捩れ部44が形成される。そして、第1巻き端41から渡り部14Tに向けて延びる束線14は、略90°回転させられて第1捩れ部43で巻線14a、14bの並び方向が径方向から軸方向に変換され、その状態で溝部32を通過し、束線14が径方向外向き傾斜面30cに軸方向に並ぶようにして傾斜面30cに沿って斜め上方に延び、さらに、外側巻線支持部30の湾曲面30bに沿って巻き掛けられて係止され、外側支持点Dで支持される。また、第2巻き端42から渡り部14Tに向けて延びる束線14は、略90°回転させられて第2捩れ部44で径方向から軸方向に並び方向が変換され、束線14が径方向内向き傾斜面34aに軸方向に並ぶようにして溝部35を斜め下方に通過し、内側巻線支持部34に係止されて内側支持点Eで支持される。このとき、外側巻線支持部30が、内側巻線支持部34より径方向においてコイル13から離れており、コイル13の最外径部から外側巻線支持部30の最外径部までの距離Hは、コイル13の最内径部から内側巻線支持部34の最内径部までの距離Hより大きくなっている。これにより、スペースの狭い内径側で束線14が干渉するのが確実に防止される。
図9はコイルの外側隔壁28付近を拡大して示す側面図であり、コイル13の軸方向一端側の側面13aよりも外側巻線支持部30と内側巻線支持部34が軸方向外側突出して配置される。巻回されたコイル13の側面13aから外側巻線支持部30の段部30aまでの距離Xは、軸方向に並んで配置される束線14の幅(軸方向長さ)dより長く設定されている。これにより、第1巻き端41側が外側巻線支持部30の外側支持点Dで支持され、第2巻き端42側が同相のコイル13の中で隣接するコイル13の内側巻線支持部34の内側支持点Eで支持される渡り部14Tは、異相コイル13を跨いで配置されても、各コイル13の束線14から軸方向外方に離間して位置しているので、接触が確実に防止される。
図10はインシュレータに束線を巻回する状態を示す説明図であり、複数(本実施形態では8個)のインシュレータ12が、保持具50に外側隔壁28を下にして所定の間隔で保持される。束線14は、インシュレータ12の周囲を回転、且つ上下移動可能な巻線装置のノズル51によって吐出され、複数のインシュレータ12に順次巻回される。
具体的に、第1のインシュレータ12Aに束線14の第1巻き端41を巻き終わったノズル51は、束線14を略90°回転させて第1捩れ部43で束線14の並び方向を径方向から軸方向に変換し、外側巻線支持部30の形状に沿って斜め下方に移動して束線14を溝部32に挿通させるとともに湾曲面30bに巻掛けられ、張力を付与しながら斜め上方に移動して、束線14を外側巻線支持部30の外側支持点Dで支持させる。そして、第2のインシュレータ12Bに移動し、束線14を内側巻線支持部34の溝部35に挿通して内側支持点Eで支持し、張力を付与しながらノズル51から束線14を導出し、束線14を略90°回転させて第2捩れ部44で束線14の並び方向を軸方向から径方向に変換して、第2のインシュレータ12Bに巻回する。以後同様にして、第3〜第8のインシュレータ12に連続して同一の束線14を巻回する。
束線14の各インシュレータ12への巻回は、図11に示すように、束線14がインシュレータ12に複数層に亘って巻回される。より具体的に説明すると、内側巻線支持部34と傾斜面33との間の溝部35を通った束線14は、図中上から下に巻かれて第1層巻線141を形成する(図11(a))。第1層巻線141が外周側鍔部25に達すると、第2層巻線142が、第1層巻線141の略半分の位置まで下から上に向かって第1層巻線141の上に巻回され(図11(b))、更に、巻回方向を下方に反転して、第3層巻線143が第2層巻線142の上に巻回され、外側巻線支持部30と巻線ガイド31との間の溝部32を通り、段部30aに案内されて下方に引き出される(図11(c))。
このように、同一の束線14を順次、複数(8個)のインシュレータ12に連続して巻回することにより、同一の束線14によって連続して巻回された複数のコイル13を有するコイル群18が形成される。
ここで、各コイル群18においては、図12に示すように、通常、先に巻回されるコイル13の第1巻き端41と渡り部14Tとの間に形成された第1捩れ部43と、次に巻回されるコイル13の第2巻き端42と渡り部14Tとの間に形成された第2捩れ部44との捩り方向を逆方向にするとともに、N/2番目(本実施形態では4番目)のコイル13Bの第1巻き端41と渡り部14Tとの間に形成された第1捩れ部43と、N/2+1番目(本実施形態では5番目)のコイル13の第2巻き端42と渡り部14Tとの間に形成された第2捩れ部44との捩り方向を同方向にすることで、N/2番目(本実施形態では4番目)のコイル13とN/2+1番目(本実施形態では5番目)のコイル13との間で束線14の転移を行っている。
より具体的に説明すると、転位を行なわない場所では、図13に示すように、先に巻回されたコイル13の第1捩れ部43で束線14を反時計回りに略90°回転させることで、外径側の巻線14aが軸方向他端側(以下、軸方向内側とも呼ぶ。)に位置し、内径側の巻線14bが軸方向一端側(以下、軸方向外側とも呼ぶ。)に位置することになる。そして、次に巻回されるコイル13の第2捩れ部44で束線14を時計回りに略90°回転させることで、軸方向内側の巻線14aが再び外径側に位置し、軸方向外側の巻線14bが再び内径側に位置することとなる。従って、転位を行なわない場所では、先に巻回されたコイル13の第1捩れ部43と次に巻回された第2捩れ部44で捩り方向を逆方向にすることで、コイル13の巻回部40の束線14を構成する巻線14a、14bの並び位置が同じになっている。
これに対し、転位を行なう場所では、図14に示すように、先に巻回されたコイル13の第1捩れ部43で束線14を反時計回りに略90°回転させることで、外径側の巻線14aが軸方向内側に位置し、内径側の巻線14bが軸方向外側に位置することなる。そして、次に巻回されるコイル13の第2捩れ部44で束線14を反時計回りに略90°回転させることで、軸方向内側の巻線14aが内径側に位置し、軸方向外側の巻線14bが外径側に位置することとなる。従って、転位を行なう場所では、先に巻回されたコイル13の第1捩れ部43と次に巻回された第2捩れ部44で捩り方向を同方向にすることで、コイル13の巻回部40の束線14を構成する巻線14a、14bの並び位置が反対になっている。
さらに、第1捩れ部43は、コイル13の巻き終わりである第1巻き端41と外側巻線支持部30との間に位置し、第1捩れ部43で捩った束線14は束線14の幅dより長い幅を有する外側巻線支持部30に張力を付与された状態で係止される。また、第2捩れ部44は、コイル13の内側巻線支持部34とコイル13の巻き始めである第2巻き端42との間に位置し、束線14の幅dより長い幅を有する内側巻線支持部34に張力を付与された状態で係止された束線14は、第2捩れ部44で捩られた後、インシュレータ12の胴部24に張力を付与された状態で巻回される。
図10に戻って、インシュレータ12Aの外側支持点Dと、インシュレータ12Bの内側支持点Eとの間の束線14は、渡り部14T(図2参照)となる部分であり、その長さLは、所定の長さに設定された状態で巻回される。換言すれば、保持具50は、隣接するインシュレータ12の外側支持点Dと内側支持点Eとの距離が、所定の長さLとなるようにインシュレータ12を保持して、束線14を巻回する。
次に、ステータ10の組み付けについて図15を参照して説明する。同一の束線14で連続して巻回された複数(8個)のコイル13からなるU相、V相、及びW相の各コイル群18u,18v,18wのU相、V相、及びW相コイル13u,13v,13wは、図15に示すように、それぞれ2つおきにステータコア11のティース11bに対応して径方向外方に円環状に配置される。そして、全コイル13を、縮径する方向(矢印方向)に同時に移動させて、インシュレータ12の角穴24aをステータコア11のティース11bに挿入する。
ここで、インシュレータ12が、ステータコア11のティース11bに挿入されて径方向外方に向かう放射状に配置されたとき、隣接するインシュレータ12間の空間は径方向外方に向かうに従って次第に大きくなる。しかしながら、上述したように、インシュレータ12に巻回されたコイル13は、径方向内側より径方向外側に巻かれる層数を多くし、径方向外側部分が周方向に膨らむように形成したので、該空間は無駄なく束線14で埋められ、占積率を向上することができる。
ステータコア11の径方向外方に円環状に配置されたコイル13が縮径方向に移動すると、周方向長さが短くなる分、渡り部14Tに弛みが生じるが、インシュレータ12の角穴24aにステータコア11のティース11bを挿入した後、渡り部14Tを外側巻線支持部30の外側支持点Dと内側巻線支持部34の内側支持点Eに係止した状態で、図2に示すように、渡り部14Tを略S字状に折り曲げ成形することにより、この弛みを吸収して渡り部14Tに張力が付与される。
次いで、ステータコア11に配置されたU相コイル群18uのU相束線14uの一方の端部をU相接続端子15uに接続し、同様に、V相コイル群18vのV相束線14vの一方の端部をV相接続端子15vに接続し、更にW相コイル群18wのW相束線14wの一方の端部をW相接続端子15wに接続する。そして、各束線14(U相、V相、及びW相パラ巻線14u、14v、14w)の他方の端部を中点端子16に接続する(図2参照)。
これにより、各コイル13は、第1巻き端41が同相のコイル13の中で隣接するコイル13の第2巻き端42に、異相のコイル13を跨いで、渡り部14Tを介して繋がり、3相スター結線されたステータ10が組み付けられる。
以上説明したように、本実施形態に係るアウターロータ型電動機1のステータ10は、各コイル群18において、N/2番目(本実施形態では4番目)のコイル13の第1巻き端41と渡り部14Tとの間に形成された第1捩れ部43と、N/2+1番目(本実施形態では5番目)のコイル13の第2巻き端42と渡り部14Tとの間に形成された第2捩れ部44との捩り方向を同方向にすることで、束線14の転移を行う。これにより、1〜N/2番目(本実施形態では4番目)のコイル13とN/2+1(本実施形態では5番目)〜N番目(本実施形態では8番目)のコイル13とで束線14を構成する巻線14a、14bの内径側と外径側を最小の転位回数で入れ替えることができ、コイル群18全体で束線14を構成する巻線14a、14b間の長さが略等しくなり、電流密度の均一化を図ることができる。また、転位に際しては、第1捩れ部43を第1巻き端41と渡り部14Tとの間に位置させ、第2捩れ部44を第2巻き端42と渡り部14Tとの間に位置させるため、渡り部14Tを転位のために長く形成する必要がなく、傷つきを防止できる。また、捩れ部を巻回部40に設ける必要がなくなり、束線14の巻太り防止でき、占積率の低下を防止することができる。
また、インシュレータ12には、渡り部14Tの第1巻き端41側が第1巻き端41より径方向外側に係止される外側巻線支持部30と、渡り部14Tの第2巻き端42側が第2巻き端42より径方向内側に係止される内側巻線支持部34とが設けられ、第1捩れ部は、第1巻き端41と外側巻線支持部30との間に位置し、第2捩れ部44は、第2巻き端42と内側巻線支持部34との間に位置するので、束線14が捩られた直後、又は直前に外側巻線支持部30又は内側巻線支持部34に張力を持って係止される。これにより、第1及び第2捩れ部43、44における束線14の巻崩れが効果的に防止される。
また、外側巻線支持部30及び内側巻線支持部34は、幅(軸方向長さ)L、Lが巻線14の束線の幅d、即ち、巻線の線径に束数を乗じた長さより長く設定されているので、第1及び第2捩れ部43、44での束線14の巻崩れをより確実に防止することができる。
また、本実施形態によれば、各コイル群18のコイル数を8とし、束線14を構成する巻線数を2として、4番目のコイル13と5番目のコイル13との間で転位を行なったので、最小限の転位回数で束線14を構成する巻線14a、14bを略等しい長さに設定することができる。
なお、本実施形態では、N/2番目(本実施形態では4番目)のコイル13とN/2+1番目(本実施形態では5番目)のコイル13との間でのみ転位を行ったが、これに限定されず、各コイル13で転位を行なってもよく、偶数個ごとに転位を行なうなど各コイル群18の巻線14を構成する巻線14a、14b間の長さが略等しくなればよい。
さらに、各コイル群18のコイル数は偶数であることが好ましいが必ずしもこれに限定されず奇数としてもよく、束線14を構成する巻線数も偶数であることが好ましいが必ずしもこれに限定されず奇数としてもよく、これらの場合でも転位を行なうことで束線を構成する巻線同士の長さの差を小さくすることができる。
また、巻線14a、14bは断面円状の巻線に限らず、断面矩形状の平角線等を使用してもよい。
更にまた、ステータ10は、径方向外側に円環状のロータ4が配設されるアウターロータ型電動機のステータであるので、アウターロータ型電動機のステータを容易に製作することができる。ただし、アウターロータ型の電動機のステータに限定されず、インナーロータ型のステータに適用してもよい。
また、アウターロータ型電動機1は、車両に搭載されるので、HEV、EV、FCVなどの電気自動車の駆動用電動機として好適に使用される。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
1 アウターロータ型電動機(電動機)
4 ロータ
10 ステータ(突極集中巻きステータ)
11 ステータコア
11b ティース
12 インシュレータ
13 コイル
13a 側面
13u U相コイル
13v V相コイル
13w W相コイル
14 束線(巻線)
14a 巻線
14b 巻線
14T 渡り部
14u U相束線
14v V相束線
14w W相束線
18 コイル群
18u U相コイル群
18v V相コイル群
18w W相コイル群
30 外側巻線支持部
34 内側巻線支持部
40 巻回部
41 第1巻き端
42 第2巻き端
43 第1捩れ部
44 第2捩れ部
D 外側支持点
E 内側支持点
コイルの最外径部から外側巻線支持部の最外径部までの距離
コイルの最内径部から内側巻線支持部の最内径部までの距離
M 仮想直線
L 渡り部の長さ
外側巻線支持部の幅
内側巻線支持部の幅
X コイルの側面から外側巻線支持部までの軸方向距離

Claims (6)

  1. 周方向に所定の間隔で配置され放射状に突出する複数のティースを有するステータコアと、
    各ティースに設けられるインシュレータと、
    少なくとも2以上であるn本の巻線を束にした束線を前記インシュレータの外周に前記n本の巻線が径方向に並ぶように巻回することで形成される巻回部と、該巻回部の径方向外側寄りに位置する第1巻き端と、該巻回部の径方向内側よりに位置する第2巻き端と、を有するコイルと、を備え、
    各相が、少なくとも2以上であるN個の前記コイルが同一の束線で巻回されたコイル群からなる電動機の三相突極集中巻きステータであって、
    各コイル群の互いに隣接するコイルの一方の前記第1巻き端と、他方の前記第2巻き端とは、異相のコイルを跨ぐ渡り部によって繋げられ、
    前記渡り部は、前記束線を構成するn本の巻線が前記ステータの軸方向に並ぶように保持され、
    前記第1巻き端と前記渡り部との間には、径方向に並べられた前記n本の巻線が軸方向に並ぶように捩られる第1捩れ部が形成され、
    前記第2巻き端と前記渡り部との間には、径方向に並べられた前記n本の巻線が軸方向に並ぶように捩られる第2捩れ部が形成され、
    各コイル群において、N/2番目のコイルの前記第1巻き端と前記渡り部との間に形成された前記第1捩れ部と、N/2+1番目のコイルの前記第2巻き端と前記渡り部との間に形成された前記第2捩れ部との捩り方向を同方向にすることで、前記束線の転移を行うことを特徴とする電動機の三相突極集中巻きステータ。
  2. 前記インシュレータには、前記渡り部の第1巻き端側が前記第1巻き端より径方向外側に係止される外側巻線支持部と、前記渡り部の第2巻き端側が前記第2巻き端より径方向内側に係止される内側巻線支持部とが設けられ、
    前記第1捩れ部は、前記第1巻き端と前記外側巻線支持部との間に位置し、前記第2捩れ部は、前記第2巻き端と前記内側巻線支持部との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の電動機の三相突極集中巻きステータ。
  3. 前記外側巻線支持部及び前記内側巻線支持部は、軸方向長さが前記巻線の線径のn倍より長いことを特徴とする請求項2に記載の電動機の三相突極集中巻きステータ。
  4. nは偶数であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動機の三相突極集中巻きステータ。
  5. Nは偶数であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動機の三相突極集中巻きステータ。
  6. 周方向に所定の間隔で配置され放射状に突出する複数のティースを有するステータコアと、
    各ティースに設けられるインシュレータと、
    少なくとも2以上であるn本の巻線を束にした束線を前記インシュレータの外周に前記n本の巻線が径方向に並ぶように巻回することで形成される巻回部と、該巻回部の径方向外側寄りに位置する第1巻き端と、該巻回部の径方向内側よりに位置する第2巻き端と、を有するコイルと、を備え、
    各相が、少なくとも2以上であるN個の前記コイルが同一の束線で巻回されたコイル群からなり、
    各コイル群の互いに隣接するコイルの一方の前記第1巻き端と、他方の前記第2巻き端とは、異相のコイルを跨ぐ渡り部によって繋げられ、
    前記渡り部は、前記束線を構成するn本の巻線が前記ステータの軸方向に並ぶように保持され、
    前記第1巻き端と前記渡り部との間には、径方向に並べられた前記n本の巻線が軸方向に並ぶように捩られる第1捩れ部が形成され、
    前記第2巻き端と前記渡り部との間には、径方向に並べられた前記n本の巻線が軸方向に並ぶように捩られる第2捩れ部が形成された電動機の三相突極集中巻きステータの製造方法であって、
    各コイル群において、N/2番目のコイルの前記第1巻き端と前記渡り部との間に形成された前記第1捩れ部と、N/2+1番目のコイルの前記第2巻き端と前記渡り部との間に形成された前記第2捩れ部との捩り方向を同方向にすることで、前記束線の転移を行うことを特徴とする電動機の三相突極集中巻きステータの製造方法。

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