JP2012018502A - ガス遮断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスメータがガス配管のガス漏洩を検出した場合に、警報器の感度を高め、早期にガスを遮断するガス遮断装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の検出閾値を備え、検出したガスの濃度を複数の前記検出閾値に基づく段階的なレベルに応じた出力信号として出力するガス検出手段44と、出力信号をガスメータ30に送信する警報器送信手段41を有する警報器40と、警報器40からの出力信号を受信するガスメータ受信手段35と、ガスの供給と遮断を行う遮断手段31と、ガス配管内のガス漏れを検出するガス漏れ検出手段33を有するガスメータ30とを備え、ガスメータ30のガス漏れ検出手段33によりガス配管内のガス漏れを検出した場合は、警報器40のガス検出手段44の低い検出閾値による出力信号に基づいてガスを遮断することにより、早期にガス漏れを検出し遮断することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、微少量のガス漏れが発生した場合でも、ガスメータの遮断弁を閉じてガス漏れを防止し安全性を高めるための技術に関するものである。
従来、この種のガス遮断装置としては、ガスを検出する検出手段9と複数の検出閾値を備えるとともに検出レベルがそれぞれの閾値以上あるいは閾値未満になるとレベルに応じた信号を出力する検出信号送信手段とを備えた複数の警報器7と、ガスの供給や遮断を行う遮断手段3と、警報器7からの信号を入力する検出信号受信手段5と、検出信号受信手段5からの出力信号を処理する制御手段2と流量を検出する流量検出手段4とで構成されたガス遮断装置1を備え、ガス遮断装置1の制御手段2は複数の警報器7からの出力信号がそれぞれ遮断信号でない場合においても、複数の警報器7からの検出レベルの組み合わせに応じて、遮断手段3に信号を出力しガスを遮断するようにしたものである。
すなわち、複数の警報器からの検出レベルの組み合わせに応じてガス遮断を判定するようにしたもので、個々の警報器の警報レベルに至るまでの低濃度の状態でも、複数箇所で同時にガスの濃度が上がった場合には、ガスを遮断するものである(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来のガス遮断装置を示すものである。図6に示すように、ガス遮断装置1は、制御手段2と、遮断手段3と、流量検出手段4と、検出信号受信手段とを備え、警報器7は、警報器制御手段6と、検出信号送信手段8と、検出手段9と、警報器出力手段10とを備えた構成である。
また、別のガス遮断装置は、複数の警報器17とガス遮断装置11との間の情報の送受信において、新しいガス器具の使用を検出し、器具判別手段21から新器具検出信号を出力し、その信号を警報器制御手段16に入力すると、警報器制御手段16は判定値変更信号に応じて警報器17のガス漏洩判定値を下げる方向に変更するようにしたものであり、ガスメータが有する流量情報を用いた器具判別機能によって、新しいガス器具の使用を検出すると、警報器のガス漏れ判定値を下げる方向に検出感度を高め、新しい器具の追加時に発生し易いガス漏れ等の危険を迅速に検出可能とすることで、安全性を確保するものである(例えば、特許文献2参照)。
図7は、特許文献2に記載された従来のガス遮断装置を示すものである。図7に示すように、ガス遮断装置11は、制御手段12と、遮断手段13と、流量検出手段14と、ガスメータ送受信手段15と、判定値変更手段15aと警報信号受信手段を有する警報器制御手段と器具判別手段21を備えており、警報器17は、判定値変更信号受信手段18aと警報信号送信手段18bを有する警報器送信手段18と、検出手段19と、警報器出力手段20を備えており、また、ガス遮断装置11は外部から器具情報が入力可能な器具情報入力手段22に接続されている。
また、一般的にガスメータは、マイコンメータ等により内管漏洩検知機能を搭載し、微少なガス流量を長期間検出した場合はガスメータに警告表示をおこなうもののガスを遮断しない仕様となっている。
特開2008−234540号公報 特開2009−168591号公報
しかしながら、前記従来のガス遮断装置の構成では、複数の警報器がある場合に有効であり、1つしか警報器を設置していない家では複数箇所で同時にガスの濃度が上がっていくような重大な問題が発生した場合への対応、また、ガス器具の追加がなく、新しいガス器具の使用の検出がない場合においても、早期にガス漏れを検出するという観点からは未だ改良の余地があった。
本発明は前記従来の課題に鑑みてなされたものであり、複数の検出閾値を有する警報器とガス配管のガス漏洩検出機能を有するガスメータとを組み合わせて、ガスメータがガス配管のガス漏洩検出した場合には、警報器の検出閾値を下げて感度を高め、ガスを遮断するガス遮断装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のガス遮断装置は、複数の検出閾値を備え、検出されるガスの検出値を複数の閾値に基づく段階的なレベルに応じた信号として出力するガス検出手段と、ガス検出手段の出力信号をガスメータに送信する警報器送信手段とを備えた警報器と、ガスの供給や遮断を行う遮断手段と、警報器から送信される出力信号を受信するガスメータ受信手段と、ガスメータ受信手段から送信される出力信号を処理するガスメータ制御手段と、ガスメータを流れるガス流量を検出するガス流量検出手段と、ガス流量検出手段が検出するガス流量からガス配管内のガス漏れを検出するガス漏れ検出手段を備えたガスメータとを含み、ガス漏れ検出手段によりガス配管内のガス漏れを検出した場合は、出力信号のうち低い検出閾値に基づいてガスを遮断するものである。
これにより、1つしか警報器を設置していない家や新しいガス器具の使用の検出がない場合でもガスメータがガス漏れ検出時には、警報器が低いガス検出閾値でガスを検出することができ、早期にガス漏れを検出することが可能となる。
本発明のガス遮断装置によると、1つしか警報器を設置していない家では複数箇所で同時にガスの濃度が上がっていくような重大な問題が発生した場合、危険な状態になる前にガス漏れの検出が可能である。また、ガス器具の追加がなく、新しいガス器具の使用の検出がない場合にも、ガスメータでのガス漏れ検出と警報器のガス漏れ検出を組み合わせることで早期にガス漏れを検出することが可能となる。
本発明の実施の形態1、2におけるガス遮断装置のブロック図 本発明の実施の形態1におけるガスメータ制御手段のフローチャート 本発明の実施の形態2におけるガス検出閾値変更手段の制御のフローチャート 本発明の実施の形態3におけるガス遮断装置のブロック図 本発明の実施の形態4におけるガス遮断装置のブロック図 従来のガス遮断装置のブロック図 従来のガス遮断装置のブロック図
第1の発明は、複数の検出閾値を備え、検出されるガスの検出値を複数の前記検出閾値に基づく段階的なレベルに応じた出力信号として出力するガス検出手段と、前記ガス検出手段の前記出力信号をガスメータに送信する警報器送信手段とを備えた警報器と、ガスの供給や遮断を行う遮断手段と、前記警報器から送信される前記出力信号を受信するガスメータ受信手段と、前記ガスメータ受信手段から送信される前記出力信号を処理するガスメータ制御手段と、ガス流量を検出するガス流量検出手段と、前記ガス流量検出手段が検出する前記ガス流量からガス配管内のガス漏れを検出するガス漏れ検出手段を備えたガスメータとを含み、前記ガス漏れ検出手段によりガス配管内のガス漏れを検出した場合は、低い検出閾値による低いレベルの前記出力信号によりガスを遮断するものである。
これによって、ガスメータのガス漏れ検出手段によりガス配管内のガス漏れを検出した際に警報器は低い検出閾値でガスを検出しやすくすることで、早期にガス漏れを検出し、ガスを遮断することが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記ガスメータは、前記ガス漏れ検出手段によりガス漏れを検出した場合、ガス漏れ検出信号を前記警報器に送信するガスメータ送信手段を備え、前記警報器は、前記ガスメータ送信手段からの前記ガス漏れ検出信号を受信する警報器受信手段と、前記警報器受信手段が受信した前記ガス漏れ検出信号により検出閾値を変更するガス検出閾値変更手段を備え、前記ガス漏れ検出手段によりガス配管内のガス漏れを検出した場合は、前記ガス漏れ検出信号を前記ガスメータ送信手段と前記警報器受信手段を介して前記ガス検出閾値変更手段に送信し、前記ガス検出閾値変更手段は前記ガス検出手段の検出閾値を下げ、低い検出閾値による前記ガス検出手段の出力信号に基づき、ガスを遮断するものである。
これによって、ガスメータ送信手段と警報器受信手段により警報器にガス漏れを検出したことを知らせて警報器の検出閾値を下げてガスを検出しやすくすることで、早期にガス漏れを検出することが可能となる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、前記警報器は、ガス検出時間を変更すガス検出時間変更手段を備え、前記警報器受信手段が受信した前記ガスメータからの前記ガス漏れ検出信号により、前記ガス検出時間変更手段は前記ガス検出手段の前記ガス検出時間を短くし、短い前記ガス検出時間の前記ガス検出手段の前記出力信号に基づき、ガスを遮断するものである。
これによって、ガス検出時間変更手段により警報器にガス漏れを検出したことを知らせてガス検出時間を短くしてガスを検出しやすくすることで、早期にガス漏れを検出することが可能となる。
第4の発明は、特に、第2または第3の発明において、前記警報器は、表示手段を備え、前記ガスメータからの前記ガス漏れ検出信号により、前記表示手段で表示するものである。
これによってガスメータからのガス漏れ信号により警報器のガス検出レベルを下げてガス検出しやすくした場合に、警報器の前記表示手段によりガス検出したことを表示することで、早期にガス漏れ箇所を特定することが可能となる。
第5の発明は、特に、第2〜第4のいずれか1つの発明において、前記警報器は、報知手段を備え、前記ガスメータからの前記ガス漏れ検出信号により、前記報知手段で報知するものである。
これによってガスメータからのガス漏れ信号により警報器のガス検出レベルを下げてガス検出しやすくして、警報器の報知手段によりガス検出したことを報知することで、早期にガス漏れ箇所を特定することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態の説明において、同一構成並びに同一作用効果を奏するところには、同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置のブロック図であり、図2は本発明の実施の形態1におけるガスメータ制御手段のフローチャートである。
図1において、ガスメータ30は、遮断手段31と、ガスメータ制御手段32と、ガス漏れ検出手段33と、ガスメータ送信手段34と、ガスメータ受信手段35と、ガス流量検出手段36とを備えたものである。また、警報器40は、警報器送信手段41と、警報器受信手段42と、ガス検出手段44と、ガス検出閾値変更手段43とを備えたものである。
ガスメータ30を構成する遮断手段31は、弁の閉または開の動作を行う手段で弁を閉じてガスを遮断したり、弁を開けてガスを供給したりすることができる。ガスメータ受信手段35は、警報器40からの複数の検出閾値の検出レベルに応じた出力信号を受信する手段である。ガス流量検出手段36は、ガスメータ30を流れるガス流量を検出する手段である。ガス漏れ検出手段33は、前記ガス流量検出手段36が検出したガス流量の使用状況に応じてガス器具がガスを使用しているのか、異常使用されていないか、ガス配管からガス漏れしていないか等々の検出をおこなう。
ガスメータ制御手段32は、前記ガスメータ受信手段35が受信した警報器40が備える複数の検出閾値の検出レベルに応じた出力信号と、前記ガス漏れ検出手段33からのガス漏れ検出状態の有無から、ガス漏れを判定し遮断手段31へ遮断指示を出す。ガスメータ送信手段34は、ガスメータ30のガス漏れ検出手段33がガス漏れを検出した場合に警報器受信手段42にガスメータ30がガス漏れ検出信号を送信する手段である。
警報器40を構成する、ガス検出手段44は、空気中のガス濃度を測定し複数の検出閾値の検出レベルに応じた出力信号を警報器送信手段41に伝える。警報器送信手段41は、ガス検出手段44により検出した複数の検出閾値の検出レベルに応じた出力信号をガスメータ受信手段35に送信する。警報器受信手段42は、ガスメータ送信手段34よりガスメータ30がガス漏れを検出したガス漏れ検出信号を受信する手段である。ガス検出閾値変更手段43は、ガス検出手段44が検出するガス濃度の検出レベルを変更する手段である。
以上のように構成されたガス遮断装置について、以下器具の特徴抽出処理に関して、その動作について説明する。
まず、警報器40は、ガス検出手段44により空気中のガスの濃度を測定する。ガス検出手段44には予め複数の検出閾値が記憶されており、複数の検出閾値として例えば低レベルから、N1、N2、N3が設定されている場合、検出値がN1以上でN2未満の範囲であればL1の信号を警報器送信手段41に出力信号を送信し、検出値がN2以上でN3未満の範囲であればL2の出力信号を警報器送信手段41に送信する。このように、ガス検出手段44は複数のガス検出閾値に基づき段階的なレベルに応じた出力信号として警報器送信手段41に送信する。警報器送信手段41は、複数の検出レベルに応じた出力信号をガスメータ30のガスメータ受信手段35に送信する。
ガスメータ受信手段35は、警報器40より受信したガス検出閾値の検出レベルに応じた出力信号をガスメータ制御手段32に伝える。一方、ガスメータ30のガス漏れ検出手段33は、ガス流量検出手段36から伝えられたガス流量と使用時間等の情報からガス配管内のガス漏れを検出した場合にガスメータ制御手段32に伝える。
ガスメータ制御手段32は、警報器40より受信した出力信号をガス漏れ検出手段33のガス漏れ未検知時とガス漏れ検知時の検出レベルの信号を区別する。例えば、ガス漏れ未検知時は高いレベルの前記L2の出力信号を、ガス漏れ検知時は低いレベルの前記L1の出力信号を受信したときに、出力信号が判定レベルを超えたとして遮断手段31へ弁遮断の信号を出力しガスを遮断する。
上記本実施の形態におけるガス遮断装置の動作を、図2に示すガスメータ制御手段32の制御のフローチャートで説明する。まず、ガス漏れ検出手段33によりガスメータ30でのガス漏れがあるかどうかの判定をおこなう(S1)。
ガス漏れがある場合は警報器40の検出閾値の低い出力信号L1が対応するガス検出感度「高」での判定を選択(S2)し、ガス漏れがない場合は警報器40の検出閾値の高い出力信号L2が対応するガス検出感度「低」での判定を選択(S3)する。(S2)、(S3)で選択した感度で警報器40のガス漏れ検出があるかどうかの判定を行う(S4)。(S4)でガス漏れがあると判定された場合はガス遮断信号を出力(S5)する。ガス漏れがないと判定された場合は、そのままスキップする。
このように、ガスメータ30のガス漏れ検出手段33によりガス配管内のガス漏れを検出した際に警報器40は低い検出閾値でガスを検出しやすくすることで、早期にガス漏れを検出することが可能となる。
(実施の形態2)
図3はガス検出閾値変更手段の制御のフローチャートである。
本実施の形態の構成は、図1に示す実施の形態1と同じ構成であるが、実施の形態1とは制御のフローが異なっている。
まず、ガス漏れ検出手段33は、ガス流量検出手段36から伝えられたガス流量と使用時間等の情報からガス配管内のガス漏れを検出した場合、ガス漏れ検出信号をガスメータ制御手段32に伝える。ガスメータ制御手段32は、ガスメータ送信手段34にガス漏れ検出信号を伝える。ガスメータ送信手段34は警報器40の警報器受信手段42にガス漏れ検出信号を送信する。
警報器40の警報器受信手段42は、ガスメータ30が検出したガス漏れ検出信号をガス検出閾値変更手段43に伝える。
ガス検出閾値変更手段43は、ガス漏れ検出信号に基づき、ガス漏れを検出した場合に対応するために予め設定された検出閾値のレベルを下げる。例えば、ガス漏れ未検出時に、ガス検出手段44の検出閾値としてN1、N2、N3が設定されており、ガス濃度の検出値がN1以上でN2未満の範囲であればL1の出力信号を警報器送信手段41に送信し、検出値がN2以上でN3未満の範囲であればL2の出力信号を警報器送信手段41に送信するように設定されている場合、ガス検出閾値変更手段43はガス検出手段44の検出閾値のレベルを下げたN1d、N2d、N3dに変更し、ガス濃度の検出値がN1d以上でN2d未満の範囲であればL1dの出力信号を警報器送信手段41に送信し、検出値がN2d以上でN3d未満の範囲であればL2dの信号を警報器送信手段41に出力信号を送信するように設定が変更される。
ガス検出手段44は、ガスの濃度を測定し警報器送信手段41より出力信号をガスメータ30のガスメータ受信手段35に送信する。
ガスメータ受信手段35は、警報器40より受信した検出閾値の検出レベルに応じた出力信号をガスメータ制御手段32に伝える。ガスメータ制御手段32は受信した出力信号が判定レベルを超えていれば遮断手段31へ弁遮断の信号を出力しガスを遮断する。
上記本実施の形態におけるガス遮断装置の動作を図2に示すガス検出閾値変更手段43の制御のフローチャートを説明する。まず、警報器受信手段42よりガスメータ30がガス漏れ検出の信号を受信したかどうかの判定を行う(S10)。 警報器受信手段42よりガスメータ30がガス漏れ検出の信号を受信した場合は、検出閾値の低いガス検出感度を「高」に設定する(S11)。ガス漏れ検出の信号を受信しなかった場合は、検出閾値の高いガス検出感度を「低」に設定する(S12)。
このように、ガスメータ30のガス漏れ検出手段33によりガス配管内のガス漏れを検出した際に警報器40は低い検出閾値でガスを検出しやすくすることで、早期にガス漏れを検出することが可能となる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3におけるガス遮断装置のブロック図である。
本実施の形態の構成が実施の形態1および実施の形態2と異なる点は、警報器50がガス検出時間変更手段51を備えている点であり、ガス検出時間変更手段51はガス検出手段44が検出するガス濃度によりガス漏れを検出する時間を変更する手段である。
ガス検出手段44はガス濃度を所定時間測定し、所定時間内に測定したガス濃度の平均値を検出濃度として出力するものである。そのため、測定時間内にガス濃度が変化した場合、変化前と変化後のガス濃度で平均化されるため、変化後のガス濃度が正しく出力されるまでに遅れが発生する可能性があり、本実施の形態は遅れの発生を抑制することができるものである。
まず、ガス漏れ検出手段33は、ガス流量検出手段36から伝えられたガス流量と使用時間等の情報からガス配管内のガス漏れを検出した場合にガスメータ制御手段32に伝える。ガスメータ制御手段32は、ガスメータ送信手段34にガス漏れ検出信号を伝える。ガスメータ送信手段34は警報器50の警報器受信手段42にガスメータ30がガス漏れを検出したガス漏れ検出信号を送信する。
警報器受信手段42は、ガスメータ30がガス漏れを検出したガス漏れ検出信号をガス検出閾値変更手段43とガス検出時間変更手段51に伝える。
ガス検出閾値変更手段43は、ガス漏れ検出信号に基づき、ガス漏れを検出した場合に対応するために予め設定された検出閾値のレベルを下げる。また、ガス検出時間変更手段51は、ガスメータ30がガス漏れを検出した場合に対応するために予め設定されたガス検出時間を短くする。
ガス検出手段44は、ガス検出閾値変更手段43により変更された検出レベルと、ガス検出時間変更手段51により変更された検出時間に従ってガスの濃度を測定し、警報器送信手段41は、複数の検出レベルに応じた信号をガスメータ30のガスメータ受信手段35に送信する。
ガスメータ受信手段35は、警報器50より受信した検出閾値の検出レベルに応じた信号をガスメータ制御手段32に伝える。複数の検出レベルよりガス漏れ未検出時とガス漏れ検出時の検出レベルの信号を区別する。ガス漏れ検出時はガス漏れ未検出時よりもガス検出レベルを下げた信号で判定し、判定レベルを超えていれば遮断手段31へ弁遮断の信号を出力しガスを遮断する。
このように、ガスメータ30のガス漏れ検出手段33によりガス配管内のガス漏れを検出した際に警報器50は低い検出閾値でガスを検出しやすくすることで、早期にガス漏れを検出することが可能となる。
また、ガスメータ30がガス漏れ検出時に、ガス検出レベルを下げるガス検出閾値変更手段43を備えておらず、ガス検出時間変更手段51によるガス検出時間の短縮だけでも効果がある。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4におけるガス遮断装置のブロック図である。
本実施の形態の構成が実施の形態3と異なる点は、警報器60が表示手段61と報知手段を備えている点であり、表示手段61は、LEDやLCD等により警報器60でガス漏れ検出した時に点灯もしくは点滅する手段である。また、報知手段62は、ブザー等により警報器60でガス漏れ検出した時に報知する手段である。
まず、ガス漏れ検出手段33は、ガス流量検出手段36から伝えられたガス流量と使用時間等の情報からガス配管内のガス漏れを検出した場合にガスメータ制御手段32に伝える。ガスメータ制御手段32は、ガスメータ送信手段34にガス漏れ検出したことを伝える。ガスメータ送信手段34は警報器60の警報器受信手段42にガスメータ30がガス漏れ検出した信号を警報器受信手段42に送信する。
警報器受信手段42は、ガスメータ30がガス漏れ検出したことをガス検出閾値変更手段43とガス検出時間変更手段51に伝える。ガス検出閾値変更手段43は、ガス漏れを検出した場合のガス検出レベルを下げる。また、ガス検出時間変更手段51は、ガスメータ30がガス漏れ検出した場合のガス検出時間を短くする。
ガス検出手段44は、ガス検出閾値変更手段43の検出レベルとガス検出時間変更手段51に従ってガスの濃度および検出時間を測定し警報器送信手段41より出力信号をガスメータ30のガスメータ受信手段35に送信する。
ガスメータ受信手段35は、警報器60より受信した出力信号をガスメータ制御手段32に伝える。ガスメータ制御手段32は受信した出力信号が、検出レベルを超えていれば遮断手段31へ弁遮断の信号を出力しガスを遮断する。
ガスを遮断した際に警報器60は、表示手段61によりLEDやLCD等を点灯もしくは点滅させ、報知手段62によりブザー等により報知させる。これによってガスメータ30からのガス漏れ信号により警報器60がガス漏れ検出しやすくしてガス漏れ検出した場合に、警報器60の表示手段61と報知手段62によりガス漏れを検出したことを視覚的な表示と音による報知をすることで、早期にガス漏れ箇所を特定することが可能となる。
なお、本実施の形態においては、警報器60は表示手段61と報知手段62の両方を備える構成としたが、これに限るものではなく、表示手段61と報知手段62のいずれか一方を備えた構成であってもよい。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上のように、本発明にかかるガス遮断装置は、ガスメータ、警報器の各信号の伝達により実現できることから各信号を中継箇所に集中し制御する方式にも適用できる。
30 ガスメータ
31 遮断手段
32 ガスメータ制御手段
33 ガス漏れ検出手段
34 ガスメータ送信手段
35 ガスメータ受信手段
36 ガス流量検出手段
40、50、60 警報器
41 警報器送信手段
42 警報器受信手段
43 ガス検出閾値変更手段
44 ガス検出手段
51 ガス検出時間変更手段
61 表示手段
62 報知手段

Claims (5)

  1. 複数の検出閾値を備え、検出されるガスの検出値を複数の前記検出閾値に基づく段階的なレベルに応じた出力信号として出力するガス検出手段と、前記ガス検出手段の前記出力信号をガスメータに送信する警報器送信手段と、を備えた警報器と、
    ガスの供給と遮断を行う遮断手段と、前記警報器から送信される前記出力信号を受信するガスメータ受信手段と、前記ガスメータ受信手段から送信される前記出力信号を処理するガスメータ制御手段と、ガス流量を検出するガス流量検出手段と、前記ガス流量検出手段が検出する前記ガス流量からガス漏れを検出するガス漏れ検出手段を備えたガスメータと、を含み、
    前記ガス漏れ検出手段によりガス配管内のガス漏れを検出した場合は、低い前記検出閾値による低いレベルの前記出力信号によりガスを遮断することを特徴とする、
    ガス遮断装置。
  2. 前記ガスメータは、前記ガス漏れ検出手段によりガス漏れを検出した場合に、ガス漏れ検出信号を前記警報器に送信するガスメータ送信手段を備え、
    前記警報器は、前記ガスメータ送信手段からの前記ガス漏れ検出信号を受信する警報器受信手段と、前記警報器受信手段が受信した前記ガス漏れ検出信号により前記検出閾値を変更するガス検出閾値変更手段とを備え、
    前記ガス漏れ検出手段によりガス配管内のガス漏れを検出した場合は、ガス漏れ検出信号を前記ガスメータ送信手段と前記警報器受信手段を介して前記ガス検出閾値変更手段に送信し、前記ガス検出閾値変更手段は前記ガス検出手段の前記検出閾値を下げ、低い前記検出閾値による前記ガス検出手段の前記出力信号に基づき、ガスを遮断することを特徴とする、
    請求項1に記載のガス遮断装置。
  3. 前記警報器は、ガス検出時間を変更すガス検出時間変更手段を備え、
    前記警報器受信手段が受信した前記ガスメータからの前記ガス漏れ検出信号により、前記ガス検出時間変更手段は前記ガス検出手段の前記ガス検出時間を短くし、短いガス検出時間の前記ガス検出手段の前記出力信号に基づき、ガスを遮断することを特徴とする、
    請求項2に記載のガス遮断装置。
  4. 前記警報器は、表示手段を備え、
    前記ガスメータからの前記ガス漏れ検出信号により、前記表示手段で表示することを特徴とする、
    請求項2または3に記載のガス遮断装置。
  5. 前記警報器は、報知手段を備え、
    前記ガスメータからの前記ガス漏れ検出信号により、前記報知手段で報知することを特徴とする、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載のガス遮断装置。
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