JP2012018058A - レーダ装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電波を送信する送信アンテナ3と、送信された電波が対象物により反射された電波を受信する受信アンテナ1nと、受信された電波を所定の時間間隔で取得する受信波取得部7と、受信波取得部7の取得回数の関数として、受信された電波の電力を算出する受信電力算出部22と、関数から複数の代表点を抽出する代表点抽出部28と、代表点に基づいて対象物を前記受信アンテナの光軸より高い位置にある上方構造物であるか否か判定する判定処理部29と、を備える。
【選択図】図1
Description
上記レーダ装置によれば、適切な代表点を抽出することによりスパイクノイズ等による受信電力の変動の影響を受けることなくロバストに上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、スパイクノイズ等による受信電力の変動の影響を受けることなくロバストに上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、上方構造物の高さが高くなるほど極値の数が多くなる関係をもつことから、所定の閾値を適切に設定することにより、ロバストに対象物を上方構造物と判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、計数した極値の数から対象物と受信アンテナの光軸との高さの差を抽出することができるので、上記高さの差から対象物の高さを算出することができる。従って、対象物が上方構造物である場合、対象物の高さと自車両の地上からの高さとを比較することにより、自車両が対象物と衝突するか否か判定することができる。これにより、対象物とレーダ装置を搭載した自車両との衝突の危険性を、予め自車両の運転者へ知らせることができる。一方、対象物が上方構造物でない場合、算出した対象物の高さから、対象物である車両の種類を推定することができる。
これによれば、適切な近似関数を算出することにより、算出された近似関数の特性から対象物が上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、所定の閾値が適切に選択されることにより、スパイクノイズ等による受信電力の変動の影響を受けることなく、ロバストに上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、1次関数の値と受信された電力との差と所定の閾値とを比較することにより、上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、同距離における1次関数の値と2次以上の関数の値の差が大きくなるので、スパイクノイズ等による受信電力の極値の変動の影響を受けることなくロバストに上方構造物であるか否か判定することができる。従って、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、予め決められた取得回数(例えば、対象物との距離150[m]に相当する取得回数)を適切に決めることによって、その取得回数における代表点の電力に基づいて、対象物を上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、予め決められた取得回数(例えば、対象物との距離150[m]に相当する取得回数)における代表点の電力と、所定の取得回数(例えば、対象物との距離100[m]に相当する取得回数)における代表点の電力との差に基づいて、対象物を上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、2次以上の近似式の値と初期値との差に基づいて、スパイクノイズ等による受信電力の極値の変動の影響を受けることなくロバストに上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、電力の推定値を受信された電波の電力または代表点の電力と比較することにより、上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、代表点の電力と電力の推定値との差に基づいて、スパイクノイズ等による受信電力の変動の影響を受けることなくロバストに対象物を上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、所定の取得回数における電力の推定値と近似関数の値との差に基づいて、ロバストに対象物を上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、所定の取得回数の範囲において取得回数に対する複数の代表点に基づいて、対象物を上方構造物であるか否か判定することができるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、予め決められた取得回数における複数の代表点のうちで極小値を取る点があれば、対象物を上方構造物であると判定できるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、スパイクノイズ等による受信電力の極大値の変動およびレーダ装置のサンプリング周波数が低いことによる受信電力値の取得漏れによる影響を受けずに、ロバストに対象物を上方構造物であると判定できるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、スパイクノイズ等による受信電力の極大値の変動およびレーダ装置のサンプリング周波数が低いことによる受信電力値の取得漏れによる影響を受けずに、ロバストに対象物を上方構造物であると判定できるので、上方構造物を衝突危険対象物として誤検知することを防ぐことができる。
これによれば、記憶部から極小値を取る距離に対応する高さの差を抽出することができるので、その高さの差を用いて対象物の高さを算出することができる。これにより、対象物が上方構造物である場合、対象物の高さと自車両の地上からの高さとを比較することにより、自車両が対象物と衝突するか否か判定することができる。これにより、予め対象物とレーダ装置を搭載した自車両との衝突の危険性を、予め自車両の運転者へ知らせることができる。一方、対象物が上方構造物でない場合、算出した対象物の高さから、対象物である車両の種類を推定することができる。
上記コンピュータプログラムによれば、取得の回数に対する受信された電波の関数から、複数の代表点を抽出し、その複数の代表点に基づいて対象物を上方構造物であるか否か判定することができる。従って、適切な代表点を抽出することによりスパイクノイズ等による受信電力の変動の影響を受けることなくロバストに上方構造物であるか否か判定することができる。
受信アンテナ11〜1nは、送信波が対象物にて反射し、この対象物から到来する反射波、すなわち受信波を受信する。
ミキサ21〜2n各々は、送信アンテナ3から送信される送信波と、各受信アンテナ11〜1nそれぞれにおいて受信された受信波が増幅器により増幅された信号とを混合して、それぞれの周波数差に対応したビート信号を生成する。
分配器4は、VCO10からの周波数変調された送信信号を、上記ミキサ21〜2nおよび送信アンテナ3に分配する。
SW6は、制御部8から入力されるサンプリング信号に対応して、フィルタ51〜5n各々を通過した各受信アンテナ11〜1nに対応したCh1〜Chnのビート信号を、順次切り替えて、ADC(受信波取得部)7に供給する。
信号処理部20内の記憶部21は、A/Dコンバータ7においてデジタル変換されたデジタル信号を各受信アンテナ11〜1nに対応したチャンネルごとに格納する。
次に、図2を用いて、本発明の各実施形態で共通する信号処理部20において用いられる、電子走査型レーダ装置と対象物との距離、相対速度、角度(方位)を検出する原理について簡単に説明する。
なお、ビート信号の上り部分のピーク値、またはビート信号の上り部分のピーク値とビート信号の下り部分のピーク値の平均を信号レベルとして使用してもよい。
r={C・T/(2・Δf)}・{(fu+fd)/2}
v={C/(2・f0)}・{(fu−fd)/2}
受信電力算出部22は、アンテナ毎に時間方向にフーリエ変換した値をDBF処理部23へ供給する。
また、受信電力算出部22は、中心周波数f0、上昇部分の対象物周波数および下降部分の対象物周波数を速度検出部25へ供給する。
また、受信電力算出部22は、受信波の強度を検出できなかった場合、物標候補がないことを物標出力処理部30に供給する。
次に、判定処理部29における、上方構造物の判別アルゴリズムを説明する。通常、電磁波が強く反射される構造物の条件として、十分に広い反射断面積を有すること、反射損失の少ない物体(あるいは導体)であること、反射面が平坦(つまり、反射以外の散乱が少ない)であること、反射面がアンテナの光軸に対して垂直を成すことあるいは反射面がコーナーリフレクタ構造を有すること、等が挙げられる。
dzは、車両41と上方構造物42との水平距離である。θ1は、間接伝搬の際に、路面と送信電波とが成す角度、または路面と受信電波とが成す角度である。
受信電力の軌跡には、図6で示したように複数の要素が含まれている。さらに、実際にレーダ装置を使用する環境では、マルチパスフェージングによる外来ノイズや回路の内部ノイズ等もランダムに加算されるため、非常に複雑な非線形関数として観測される。レーダは、このような複雑な軌跡から識別に用いられるいくつかの特徴を素早くかつ正確に抽出する必要がある。
<第1の実施形態>
初めに、第1の実施形態における上方構造物の判別方法を説明する。図7は、対象物との距離に対する上方構造物の受信電力と、その極大点を表した図である。同図において、受信電力曲線71の極大点72が、白丸で表示されている。
3つ目の理由は、受信電力を安定して観測できるため、電波伝搬特性が計測器の性能に大きく依存しない点である。
一方、P(dz,n−1)がP(dz,n)より小さい場合(ステップS203 YES)、代表点抽出部28は、P(dz,n+1)とP(dz,n)とを比較する(ステップS204)。
一方、P(dz,n+1)がP(dz,n)より小さい場合(ステップS204 YES)、代表点抽出部28は、P(dz,n)を極大値として抽出する(ステップS206)。
一方、代表点抽出部28は、全てのnで調べた場合、極大点の抽出処理を終了する。以上で、本フローチャートは終了する。
その場合、代表点抽出部28は、P(dz,n−1)>P(dz,n)かつP(dz,n+1)>P(dz,n)となる受信電力P(dz,n)を抽出すればよい。
一般的に、車両の安全走行が確保された高さは路面から4.5[m]以上である。従って、上方構造物の高さがその高さの最小値である4.5[m]と設定されるので、高低差Δhは3.5[m]である。以上の条件で、それぞれの構造物に対して、受信電力の極大点と、それぞれの極大点の数を算出した例が、図8に示される。
あるいは、記憶部21は、線形近似線92の式の係数を保持する。判定処理部29は、対象物の高さh2を推定するために、その式の係数を読み出す。そして、判定処理部29は、線形近似線92の式に極大値の検出数Kを代入することによって、高低差Δhを算出する。
続いて、第2の実施形態における上方構造物の判別方法を説明する。判定処理部29は、以下に示す第2の実施形態の方法で上方構造物を判別する。図13は、距離に対する受信電力曲線の極大値を繋いだ曲線(以下、極大値曲線と称する)とその極大値曲線の近似直線を示した図である。
ここで、上記近似直線または上記近似曲線の算出範囲は、距離dzが150[m]から第1ヌル点135aの距離dnullまでである。
一方、1次の係数αが0以下の場合(ステップS403 NO)、判定処理部29は、対象物を光軸上構造物と判定する(ステップS404)。以上で、本フローチャートは終了する。
続いて、第3の実施形態における上方構造物の判別方法を説明する。図16は、距離に対する受信電力の極大値曲線と、距離に対する受信電力の1次近似直線と、距離に対する受信電力の3次近似曲線と、各距離における1次近似直線上の電力値と3次近似曲線上の電力値との差分の絶対値を距離が狭まるに連れて加算した値(差分の絶対値の和)Σ|ΔP1(dz)|を距離に対して繋げた曲線とを表した図である。同図において、左側の縦軸は、受信電力の極大値曲線、1次近似直線、および3次近似曲線の受信電力[dBi]を示している。一方、右側の縦軸は差分の絶対値の和Σ|ΔP1(dz)|[dB]を示している。
具体的には、判定処理部29は、ある距離において、1次近似式から算出される電力と2次以上の近似式から算出される電力との差ΔP(dz)を用いて、上方構造物を識別する。
ここで、上方構造物判別の処理の早さと信頼性とは、トレードオフの関係となる。以下、上記の順番で、具体的に説明する。
そして、判定処理部29は、差ΔP(dz)またはその差ΔP(dz)の絶対値が所定の閾値を超える回数を計数する。判定処理部29は、計数した回数が所定のカウント閾値を超えた場合に、上方構造物と判定する。
そして、判定処理部29は、差ΔP(dz)の和ΣΔP(dz)または差ΔP(dz)の絶対値の和Σ|ΔP(dz)|を算出する。判定処理部29は、算出した和ΣΔP(dz)または和Σ|ΔP(dz)|が所定の和閾値を超えた場合に、上方構造物と判定する。
まず、代表点抽出部28は、図8に示したフローチャートの手順で距離に対する受信電力の関係から、所定のサイクルで順次極大点を抽出する(ステップS501)。次に、判定処理部29は、その極大点と距離との関係を近似した1次近似直線を算出する(ステップS502)。
一方、差の絶対値|ΔP(dz)|が所定の閾値Pth以下の場合(ステップS506 NO)、判定処理部29は、対象物を上方構造物と判定する(ステップS508)。以上で、本フローチャートは終了する。
続いて、第4の実施形態における上方構造物の判別方法を説明する。前述したように、一例として対象物に対する距離150[m]付近の受信電力の極大値(以下、初期電力値と称する)から、第1ヌル点または距離40[m]に至るまでの受信電力P(dz)曲線を、光軸上構造物と、上方構造物とで比較する。
曲線184aは、初期電力値から3次近似曲線183a上の電力値を引いた値を、距離dzが狭まるごとに積算したものである。
曲線184bは、初期電力値から3次近似曲線183b上の電力値を引いた値を、距離dzが狭まるごとに積算したものである。
具体的には、判定処理部29は、初期電力値Psと2次以上の近似式または受信電力の極大値曲線との受信電力の差ΔPs(dz)を用いて、上方構造物を識別する。
ここで、上方構造物判別の処理の早さと信頼性とは、トレードオフの関係となる。以下、上記の順番で、具体的に説明する。
そして、判定処理部29は、差ΔPs(dz)が所定の閾値より下がる回数を計数する。判定処理部29は、計数した回数が所定の第2のカウント閾値を超えた場合に、上方構造物と判定する。
そして、判定処理部29は、差ΔPs(dz)の和ΣΔPs(dz)を算出する。そして、判定処理部29は、算出した和ΣΔPs(dz)が所定の第2の和閾値より下がった場合に、上方構造物と判定する。
まず、代表点抽出部28は、図8に示したフローチャートの手順で距離に対する受信電力の関係から、所定のサイクルで順次極大点を抽出する(ステップS601)。次に、判定処理部29は、距離150[m]付近の極大点を初期電力値Psとして抽出する(ステップS602)。
一方、算出した和ΣΔPs(dz)が所定の閾値Pth2以上の場合(ステップS607 NO)、判定処理部29は、対象物を光軸上構造物と判定する(ステップS607)。以上で、本フローチャートは終了する。
また、第4の実施形態における初期電力値は一例であり、予め決められた距離における代表点の電力であればよい。
続いて、第5の実施形態における上方構造物の判別方法を説明する。前述した第4の実施形態においては、初期電力値を基準値として、その基準値と受信電力の極大値との差分を用いて、上方構造物を判別した。
第5の実施形態においては、上方構造物と光軸上構造物との差異を明確にするために、レーダ方程式から算出される自由空間伝搬時の受信電力の理論値を基準値として用いる。
レーダ方程式は以下の式(1)で表される。
この式(1)によって、図6(a)に示す自由空間伝搬減衰曲線53aが決定されている。この場合の主な変数は、距離r1のみである。但し、λもドップラー効果により変動するが、自由空間伝搬減衰曲線53aを算出した条件では無視できる範囲である。
一方、対象物が上方構造物である場合には、アンテナ指向性の影響により、上記と同様の方法で算出した自由空間伝搬時の受信電力値Pff,sと実際に観測される受信電力値とは全く異なった値となる。
以上より、判定処理部29は、自由空間伝搬時の受信電力値Pff,sと実際に観測される受信電力値との差を用いて、対象物が上方構造物であるか否かを判定する。
具体的には、判定処理部29は、最初の受信電力の極大値(例えば、距離150[m]付近の受信電力の極大値)を初期値として抽出する。この受信電力の極大値は、推定減衰電力値P’ff,sを精度良く推定できる値である。
一方、光軸上構造物の場合、予測の自由空間伝搬曲線上の点と受信電力の極大値との差分が、対象物との距離dzが狭まるに連れて単調減少する。しかし、その値は、距離40[m]から150[m]の範囲内で0以上である。
まず、代表点抽出部28は、図8に示したフローチャートの手順で距離に対する受信電力の関係から、所定のサイクルで順次極大点を抽出する(ステップS701)。次に、判定処理部29は、所定の距離(たとえば、距離150[m])付近の受信電力値の極大値を抽出する。そして、判定処理部29は、電波の反射損出を考慮して、その極大値から所定の値(例えば、6[dB])を引いた電力値を推定減衰電力値P’ff,sとして算出する(ステップS702)。
続いて、第6の実施形態における上方構造物の判別方法を説明する。図24は、直接波成分の第1ヌル点を用いた上方向構造物の識別方法を説明するための図である。図24(a)は、高低差Δhが4.15[m]の上方構造物における受信電力を距離に対する関係を示した図である。同図において、受信電力の極大値曲線242aは、受信電力曲線241aの極大値が滑らかに繋がれた曲線である。
第1に、区域243における距離が狭まることによる受信電力の極大値の減衰するのは、距離が狭まるに連れて直接波の到来角度が大きくなることにより、直接波を受けるアンテナ感度のメインローブにおける減衰が生じるからである。
第3に、区域245において距離が狭まることによる受信電力の極大値の上昇するのは、距離が狭まるに連れて直接波の到来角度が大きくなることにより、直接波を受けるアンテナ感度の第1サイドローブにおける上昇が生じるからである。
上方構造物と異なり、光軸上構造物の受信電力の極大値曲線242bには、アンテナ指向性と直接波の到来角度の変化とが無いため、その軌跡にお椀方の軌跡は存在しない。
具体的には、判定処理部29は、受信電力から受信電力の極大値Pmaxを算出する。
そして、判定処理部29は、算出された受信電力の極大値Pmax,iから(iは正の整数で、遠方からiをカウントする)、所定の距離区間(例えば、距離40[m]から60[m]の区間)で観測される受信電力の極大値Pmax,iの最小値Pmax,mを抽出する(mは正の整数)。
Pmax,m−3>Pmax,m−2>Pmax,m−1>Pmax,m …(3)
Pmax,m+3>Pmax,m+2>Pmax,m+1>Pmax,m …(4)
一方、上記式を満たさない場合、判定処理部29は、対象物を光軸上構造物と判定する。
まず、代表点抽出部28は、図8に示したフローチャートの手順で距離に対する受信電力の関係から、所定のサイクルで順次極大値Pmax,iを算出する(ステップS801)。距離検出部24により検出された対象物との距離が所定の距離よりも小さい場合(例えば、距離が45[m]より小さい場合)、判定処理部29は、受信電力の極大値Pmax,iの中から最小値Pmax,mを抽出する(ステップS802)。
続いて、第7の実施形態における上方構造物の判別方法を説明する。第6の実施形態では、下記の2つの要因により、受信電力の極大値の中から最小値を抽出する際に、識別精度が悪くなる問題がある。第1の要因は、スパイクノイズ等による受信電力の極大値の変動である。第2の要因は、レーダ装置のサンプリング周波数が低いことによる受信電力値の取得漏れである。第7の実施形態では、この問題を解決するために、改良した上方構造物の判別方法を説明する。
第7の実施形態の方法により、受信電力の極大値の中から最小値を算出する際に、2次関数で近似することによって、上記識別精度が悪くなる問題を解決することができる。
記憶部21は、極小値を取る距離dlmと高低差Δhとが関係付けたテーブル270を保持する。
まず、代表点抽出部28は、図8に示したフローチャートの手順で距離に対する受信電力の関係から、所定のサイクルで順次極大値Pmax,iを算出する(ステップS901)。距離検出部24により検出された対象物との距離が所定の距離よりも狭まった場合(例えば、距離が45[m]より狭まった場合)、判定処理部29は、その距離に対する受信電力値の極大値の曲線から、2次の近似関数を算出する距離区間を決定する(ステップS902)。
一方、判定処理部29が、極小値をとる距離dlmが検知できる場合(ステップS905 YES)、判定処理部29は、極小値をとる距離dlmと距離40[m]とを比較する(ステップS907)。
一方、極小値をとる距離dlmが40[m]未満であれば(ステップS907 NO)、テーブル270から高低差Δhが3.5[m]未満なので、判定処理部29は、対象物を光軸上構造物と判定する(ステップS909)。
これにより、判定処理部29は、予め対象物とレーダ装置を搭載した自車両との衝突の危険性を、予め自車両の運転者へ知らせることができる。
記憶部21が、アンテナ感度の仰角パターンによって第1ヌルの仰角度θと極小値を取る距離dlmとを関連付けたテーブルを予め保持する。判定処理部29は、記憶部21に格納されたそのテーブルから極小値を取る距離dlmに対応する第1ヌルの仰角度θを抽出する。そして、判定処理部29は、極小値を取る距離dlmにtanθを乗じることにより高低差Δhを算出する。
また、所定の距離の範囲における複数の代表点を距離の順に繋いだ曲線に極小値がある場合、前記対象物を前記上方構造物であると判定してもよい。
これによって、精度を上げて、対象物を上方構造物であるか否か判定することができる。
例えば、対象物が止まっている場合、時間が経つとともに、レーダと対象物との距離が縮まる。これにより、受信電力を時間の関数と表した場合でも、判定処理部29は、対象物を上方構造物であるか否か判定することができる。
21、2n ミキサ
3 送信アンテナ
4 分配器
51、5n フィルタ
6 SW
7 ADC(受信波取得部)
8 制御部
9 三角波生成部
10 VOC
20 信号処理部
21 記憶部
22 受信電力算出部
23 DBF処理部
24 距離検出部
25 速度検出部
26 方位検出部
27 物標引継ぎ処理部
28 代表点抽出部
29 判定処理部
30 物標出力処理部
Claims (20)
- 電波を送信する送信アンテナと、
前記送信された電波が対象物により反射された電波を受信する受信アンテナと、
前記受信された電波を所定の時間間隔で取得する受信波取得部と、
前記受信波取得部の取得回数の関数として、前記受信された電波の電力を算出する受信電力算出部と、
前記関数から複数の代表点を抽出する代表点抽出部と、
前記代表点に基づいて前記対象物を前記受信アンテナの光軸より高い位置にある上方構造物であるか否か判定する判定処理部と、
を備えることを特徴とするレーダ装置。 - 前記代表点抽出部は、前記関数の極値を取る点を抽出し、
前記判定処理部は、前記極値に基づいて前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。 - 前記判定処理部は、前記極値の数を計数し、前記極値の数が所定の閾値を越えた場合、前記対象物を前記上方構造物と判定することを特徴とする請求項2に記載のレーダ装置。
- 極値の数と、前記対象物と前記受信アンテナの光軸との高さの差を関係づけて記憶する記憶部を更に備え、
前記判定処理部は、前記記憶部から前記計数した極値の数に対応する前記高さの差を抽出することを特徴とする請求項3に記載のレーダ装置。 - 前記判定処理部は、前記取得回数と前記代表点における電力の関係を近似した近似関数を算出し、前記近似関数に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、前記取得回数と前記代表点における電力の関係を1次関数で近似し、前記1次関数の1次の係数が所定の閾値を越えた場合、前記対象物を前記上方構造物と判定することを特徴とする請求項5に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、前記取得回数と前記代表点における電力の関係を1次関数で近似し、所定の前記取得回数における前記1次関数の値と前記受信された電波の電力または前記代表点における電力との差を算出し、前記差に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項5に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、前記取得回数と前記代表点における電力の関係を1次関数で近似し、前記取得回数と前記代表点における電力の関係を2次以上の関数で近似し、所定の前記取得回数における前記1次関数の値と前記2次以上の関数の値との差を算出し、前記差に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項5に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、予め決められた前記取得回数における前記代表点の電力に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、前記予め決められた前記取得回数における前記代表点における電力と所定の前記取得回数における前記代表点における電力との差を算出し、前記差に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項9に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、前記取得回数と前記代表点の電力の関係を2次以上の関数で近似し、前記予め決められた前記取得回数における前記代表点の電力と所定の前記取得回数における前記2次以上の関数の値とを算出し、前記差に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項9に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、前記代表点における電力に基づいて前記対象物の反射断面積を算出し、前記反射断面積に基づいて、所定の前記取得回数における前記受信された電波の電力の推定値を算出し、前記推定値に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、所定の前記取得回数における前記電力の推定値と前記取得回数における前記代表点における電力との差を算出し、前記差に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項12に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、前記取得回数と前記代表点における電力の関係を近似した近似関数を算出し、所定の前記取得回数における前記電力の推定値と前記近似関数の値との差を算出し、前記差に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項12に記載のレーダ装置。
- 前記代表点抽出部は、所定の前記取得回数の範囲における前記受信された電波の電力から複数の代表点を抽出し、
前記判定処理部は、前記所定の取得回数における前記複数の代表点に基づいて前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。 - 前記判定処理部は、前記所定の取得回数において前記取得回数に対する前記複数の代表点の軌跡が下に凸であれば、前記対象物を前記上方構造物であると判定することを特徴とする請求項15に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、前記所定の取得回数において前記複数の代表点を前記取得回数の順に繋いだ曲線に極小値がある場合、前記対象物を前記上方構造物であると判定することを特徴とする請求項15に記載のレーダ装置。
- 前記判定処理部は、前記所定の取得回数において前記取得回数に対する前記複数の代表点の電力を2次関数で近似し、前記2次関数が極小値または最小値を取る取得回数を算出し、前記極小値または前記最小値を取る取得回数に基づいて、前記対象物を前記上方構造物であるか否か判定することを特徴とする請求項15に記載のレーダ装置。
- 前記取得回数と、前記対象物と前記受信アンテナの光軸との高さの差とを関係づけて記憶する記憶部を更に備え、
前記判定処理部は、前記記憶部から前記極小値または前記最小値を取る取得回数に対応する前記高さの差を抽出することを特徴とする請求項18に記載のレーダ装置。 - 受信アンテナにより受信された電波を所定の時間間隔で取得を行う第1のステップと、
前記取得の回数の関数として、前記受信された電波の電力を算出する第2のステップと、
前記関数から複数の代表点を抽出する第3のステップと、
前記代表点に基づいて前記対象物を前記受信アンテナの光軸より上方にある上方構造物であるか否か判定する第4のステップと、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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