JP2012017183A - 基板搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成を簡略化して基板の搬送を行なうことができる基板搬送装置を提供すること。
【解決手段】基板をWを搬送する搬送ステージ2aと、搬送ステージ2aに対して基板Wの搬送方向に沿って設けられ、基板Wを載置する載置面201からエアを吹き出す吹出穴201aを有し、搬送ステージ2aから搬入された基板Wを浮上させる浮上ステージ2bと、を備えた基板搬送装置1において、浮上ステージ2bの搬送ステージ2a側の端部から搬送ステージ2a側へ延び、基板Wが浮上ステージ2b上で浮上する高さ以上の高さで基板Wを支持する支持部材22を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造用のガラス基板や半導体ウェハなどの基板を搬送する基板搬送装置に関する。
従来、FPD製造用のガラス基板や半導体ウェハなどの基板に対する製造工程では、基板に対する加工工程のほか、基板表面における傷、ダスト、むらなどの有無を検査する検査工程も行われている。基板は、検査装置の基板載置台上に受け渡され、基板載置台上に載置した状態、または基板載置台上を移動する状態で各種検査が行われる。このような検査装置においては、基板載置台に隣接して配置された基板搬送装置が、基板を載置する搬送ローラを回転させることによって、基板載置台への基板の受け渡しが行われる。
ところで、従来の基板の搬送においては、基板を載置または移動させる載置面からエアが吹き出され、このエアによって基板を浮上させて搬送または載置する。この浮上搬送方式によって、大型基板を搬送する場合であっても基板の撓み等による変形を防止し、基板を損傷することなく高速に搬送したり、載置検査を行ったりすることができる。また、上述した浮上搬送方式とは異なり、搬送速度が遅く、基板の撓み変形が多少生じる方式として、コンベアー搬送方式がある。
上述したコンベアー搬送方式から浮上搬送方式への基板を受け渡す技術としては、基板を受け渡される側の浮上搬送方式が有する複数の浮上プレートの間にローラ搬送機構を昇降可能に設けた基板搬送装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この基板搬送装置では、ローラを浮上搬送面に出没させることで、基板搬入時に浮上プレートからローラを突出させて基板を浮上プレート上に引き込む。これにより、基板搬送装置から搬入される基板が暴走することなく、円滑に浮上搬送に移行することができる。
特開2008−166348号公報
しかしながら、特許文献1が開示する基板搬送装置は、ローラ搬送機構が、基板を浮上させるための浮上機構や基板搬送装置自体の振動を除振する除振機構等とともに浮上プレートの下部に配置されており、浮上プレート側における装置構成が複雑になっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置構成を簡略化して基板の搬送を行なうことができる基板搬送装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる基板搬送装置は、基板を搬送する搬送ステージと、前記基板を載置する載置面と垂直な方向にエアを吹き出す吹出穴を有し、前記搬送ステージから搬入された前記基板を浮上させて保持する浮上ステージと、を備え、前記搬送ステージと前記浮上ステージとが連結して前記基板の受け渡しを行なう基板搬送装置において、前記浮上ステージは、前記搬送ステージ側に延び、前記基板が前記浮上ステージ上で浮上する高さ以上に前記基板を支持する支持部材を有することを特徴とする。
本発明にかかる基板搬送装置は、浮上ステージから搬送ステージに延びる支持部材によって、搬送ステージから搬送する際の基板高さを、浮上プレート上での浮上高さ以上となるようにしたので、装置構成を簡略化するとともに、基板の搬送を安定して行なうことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる基板搬送装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる基板搬送装置の概略構成を示す部分断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる基板搬送装置における搬送動作を示す部分断面図である。 図4は、本発明の実施の形態1にかかる基板搬送装置における搬送動作を示す部分断面図である。 図5は、本発明の実施の形態1にかかる基板搬送装置における搬送動作を示す部分断面図である。 図6は、本発明の実施の形態1にかかる基板搬送装置の支持部材における基板の支持位置を示す部分断面図である。 図7は、本発明の実施の形態1の変形例にかかる基板搬送装置の支持部材を示す部分断面図である。 図8は、本発明の実施の形態2にかかる基板搬送装置の概略構成を示す模式図である。 図9は、本発明の実施の形態2にかかる基板搬送装置における搬送動作を示す部分断面図である。 図10は、本発明の実施の形態2にかかる基板搬送装置における搬送動作を示す部分断面図である。 図11は、本発明の実施の形態2にかかる基板搬送装置における搬送動作を示す部分断面図である。 図12は、本発明の実施の形態2にかかる基板搬送装置における搬送動作を示す部分断面図である。 図13は、本発明の実施の形態2の変形例にかかる基板搬送装置の移送機構を示す部分断面図である。 図14は、本発明の実施の形態の変形例にかかる基板搬送装置の浮上プレート近傍を示す部分断面図である。
以下に、本発明にかかる実施の形態を説明する。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、複数の発明の構成要素の適宜組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1にかかる基板搬送装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、FPD用のガラス基板や半導体基板やプリント基板などの処理対象基板(以下、基板という)がオフライン型の検査を行なう基板搬送装置を例に挙げて説明する。ただし、これに限定されず、インライン型の検査装置であってもよい。
図1は、本実施の形態1にかかる基板搬送装置の概略構成を示す模式図である。また、図2は、基板搬送装置の概略構成を示す部分断面図である。本実施の形態1にかかる基板搬送装置1は、図1,2に示すように、基板Wを搬送する搬送部2と、搬送部2の各部の処理および動作を制御する制御部3と、を備える。
搬送部2は、矩形の基板Wを搬送する搬送ステージ2aと、基板Wを載置する水平な載置面201に設けられ、載置面201と垂直な方向にエアを吹き出す吹出穴を有し、搬送ステージ2aから搬入された基板Wを浮上させる浮上ステージ2bと、を有する。
搬送ステージ2aは、基板Wを浮上ステージ2bに搬送する複数の搬送機構21を有する。搬送機構21は、ローラ211を搬送方向に回転可能に支持する軸212を有し、制御部3の制御のもと、ローラ211を回転させることによって基板Wを搬送する。
浮上ステージ2bは、載置面201上で基板Wを浮上させて載置する複数の浮上プレート20と、浮上ステージ2bから搬送ステージ2a側に延び、基板Wが載置面201から浮上する高さ以上で基板Wを支持する支持部材22と、基板Wを吸着して保持する吸着パッド233を設け、浮上ステージ2bと搬送ステージ2aとを繋ぐレール231上を移動可能な吸着保持部232を有する移送機構23と、基板Wを挟持することによって浮上プレート20上の基板Wの位置決めを行なう複数の位置決め機構24と、を備える。
複数の浮上プレート20は、制御部3の制御のもと、図2に示すエア供給部31からのエアの供給によって載置面201と垂直な方向にエアを吹き出す複数の吹出穴201aを有する。各浮上プレート20の間隔は、位置決め機構24の幅に所定の余裕値を加えた幅となるように配列される。また、浮上プレート20は、図2に示す除振機構202に支持されている。
除振機構202は、制御部3の制御のもと、エアによって除振する。また、浮上プレート20と除振機構202との間には、制御部3の制御のもと、昇降可能な昇降部203が設けられている。浮上プレート20および支持部材22は、昇降部203の昇降駆動に伴って昇降する。
支持部材22には、搬送方向に回転可能であるフリーローラ221が配設される。フリーローラ221の上端部(基板支持部分)は、基板Wを支持したときの基板Wの高さが、載置面201から浮上する基板Wの高さ以上となる位置に位置する。
位置決め機構24は、浮上プレート20の外周側に設けられ、基板Wが載置面201上で浮上支持される高さと浮上プレート20の下部との間を昇降可能である。位置決め機構24は、浮上プレート20の載置面201に平行に延伸可能な延伸部241と、延伸部241の端部に設けられ、基板Wと当接する当接部材242とを有する。位置決め機構24は、基板Wの各辺に対応して1〜2個設けられ、各延伸部241が延伸して基板Wの対応する辺に当接することにより基板Wの位置決めを行なう。
つぎに、基板搬送装置における搬送動作について説明する。まず、図2において、基板Wが搬送ステージ2aの複数のローラ211上を移動して搬送される。基板Wが搬送ステージ2aの所定の位置まで搬送されると、昇降部203は、制御部3の制御のもと、上昇して浮上プレート20および支持部材22を上昇させる。この際、制御部3は、図示しないセンサ等を用いることによって昇降部203の昇降位置の調節を行なう。
図3〜5は、本実施の形態1にかかる基板搬送装置における搬送動作を示す部分断面図である。昇降部203は、図3に示すように、少なくとも基板Wがフリーローラ221によって支持されるとともに、ローラ211から離間する位置まで上昇する。この状態で、図1に示す移送機構23によって、吸着保持部232が基板Wを吸着して保持し、レール231上を移動することによって、基板Wが搬送ステージ2aから浮上ステージ2bに搬送される。この際、フリーローラ221は、吸着保持部232の移動に連動して回転し、基板Wの移動を補助する。なお、移送機構23は、浮上プレート20に連動して昇降するものであってもよく、浮上プレート20と別個に昇降するものであってもよい。
基板Wが図4に示すように浮上ステージ2b側に搬送されると、基板Wは、エアの浮上圧を受けて浮上プレート20上で浮上する。基板Wが浮上プレート20上に配置されると、制御部3は、昇降部203を下降させる。ここで、位置決め機構24は、浮上プレート20を下降する前に、位置決め機構24によって位置決めを行なってもよい。また、吸着保持部232による保持状態で浮上プレート20を下降した後、基板Wの位置決めを行なってもよい。移送機構23および位置決め機構24の昇降駆動に応じて基板の位置決めを行う。
その後、図5に示すように、浮上プレート20および支持部材22が下降すると、図示しない機構によって、基板の検査等の各種処理が行なわれる。なお、一連の動作中は、除振機構202のエアの給排によって除振されている。本実施の形態1では、たとえば、欠陥を検出する検査処理のほか、基板Wの欠陥部分に対して行うレーザ照射修復や塗布修正等の修復処理、観察・画像保存する撮像処理、配線等の寸法測定、膜厚測定、色測定などを行う測定処理、回路パターンの形成を行う露光処理などの処理が含まれる。
ここで、フリーローラ221の配設位置について、図6を参照して説明する。図6は、支持部材22における基板Wの支持位置を示す部分断面図である。フリーローラ221は、上端部で基板Wを支持する場合、支持した基板Wの高さが、載置面201において浮上保持される基板W0の高さd以上となるように配設される。この高さd以上で支持することによって、基板Wが載置面201へ搬送された場合、基板Wは、載置面201からのエアによる浮上圧を受けて載置面201上に円滑に搬送されるとともに、余分な負荷なく浮上保持される。
なお、フリーローラ221で支持される基板Wの高さは、基板W0の浮上高さより若干高い程度の高さであることが好ましい。具体的には、載置面201から数マイクロメートル(μm)オーダーで浮上される基板Wに対して、フリーローラ221が支持する載置面からの高さが数マイクロメートル〜数ミリメートルオーダーとなるようにフリーローラ221を配設することが好ましい。また、基板Wの撓みを考慮して、フリーローラ211の上端部が位置する高さを若干高く設定してもよい。
上述した本実施の形態1にかかる基板搬送装置は、浮上ステージから搬送ステージに延びる支持部材によって、搬送ステージから搬送する際の基板高さを、浮上プレート上での浮上高さ以上とすることで、搬送ステージから浮上ステージへ基板を搬送した場合の基板の移動を円滑にすることができる。したがって、装置構成、特に複数の動作機構を有する浮上ステージの構成を簡略化して基板の搬送を行なうことが可能である。
また、搬送ステージのローラが、載置面に対して所定の高さで基板を支持することによって、搬送ステージと浮上ステージとの間に段差を有する場合であっても基板と段差とが衝突することがないため、基板の損傷を防止することも可能である。
なお、支持部材22は、基板Wを載置した際の基板Wの質量等による支持部材22自体の撓みを考慮して、浮上プレート20に連なる側と異なる端部側の高さが高くなるように傾斜されていてもよい。この傾斜によって、支持部材22に基板Wが載置された際に、支持部材22の長手方向が水平面と平行となる。
図7は、本実施の形態1の変形例にかかる基板搬送装置の支持部材を示す部分断面図である。変形例として図7に示す支持部材22においては、浮上プレート20との境界近傍に補助支持機構25が設けられている。補助支持機構25は、搬送方向に回転可能なフリーローラ251を有する。このフリーローラ251を設けたことにより搬送ステージ2aから浮上ステージ2bへ基板Wが搬送される際に、基板Wの端部が撓んだ場合であっても、フリーローラ251が支持することで浮上プレートに搬入される際に基板Wの高さを維持させることができる。したがって、本変形例によれば、一段と安定して浮上ステージへの搬送を行なうことが可能となる。
なお、フリーローラ251の上端部の高さは、載置面201とフリーローラ221との間となるように配設されることが好ましく、フリーローラ221の上端部と同等の高さであればより好ましい。
また、上述したフリーローラ221,251は、搬送方向に沿って回転可能であればよく、例えば、球状をなすものであってもよい。さらに、フリーローラに代えて、支持すべき高さに浮上するためのエアを吹き出す吹出穴を支持部材22に設けて、支持部材22上で基板を支持する構成であってもよい。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2にかかる基板搬送装置の概略構成を示す模式図である。本実施の形態2にかかる基板搬送装置4は、図8に示すように、基板Wを搬送する搬送部5と、搬送部2の各部の処理および動作を制御する制御部6と、を備える。なお、図1等で上述した基板搬送装置1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
搬送部5は、矩形の基板Wを搬送する搬送ステージ5aと、基板Wを載置する水平な載置面201に設けられ、載置面201と垂直な方向にエアを吹き出す吹出穴を有し、搬送ステージ2aから搬入された基板Wを浮上させて保持する浮上ステージ5bと、を有する。
搬送ステージ5aは、基板Wを浮上ステージ5bに搬送する複数の搬送機構21を有する。搬送機構21は、ローラ211を搬送方向に回転可能に支持する軸212を有し、制御部6の制御のもと、ローラ211を回転させることによって基板Wを搬送する。
浮上ステージ5bは、浮上プレート20、支持部材22、移送機構26および位置決め機構24と、を備える。移送機構26は、支持部材22に並設されるレール261と、レール261上を移動可能に設けられ、支持部材22によって支持されている基板Wの搬送方向後端に当接可能である爪部262と、を有する。なお、浮上プレート20は、制御部6の制御のもと、エア供給部31からのエアの供給によってエアを載置面201と垂直な方向にエアを吹き出す吹出穴を有する。
図9〜12は、本実施の形態2にかかる基板搬送装置における搬送動作を示す部分断面図である。まず、図9において、図2と同様に、基板Wが搬送ステージ2aの複数のローラ211上を移動して搬送される。基板Wが搬送ステージ2aの所定の位置まで搬送されると、昇降部203は、制御部6の制御のもと、上昇して浮上プレート20および支持部材22を上昇させる。この際、制御部6は、図示しないセンサ等を用いることによって昇降部203の昇降位置の調節を行なう。
昇降部203は、図10に示すように、少なくとも基板Wがフリーローラ221によって支持されるとともに、ローラ211から離間する位置まで上昇する。この状態で、制御部6の制御のもと、移送機構26の爪部262がレール261の長手方向に対して垂直な方向に突出するよう回転する。
爪部262がレール261に対して垂直な方向に立つと(図11参照)、爪部262は、制御部6の制御によって所定の速度でレール261上を移動する。爪部262がレール261上を移動することによって、基板Wが浮上ステージ5b側に押され、搬送される(図12参照)。ここで、レール261上に突出した爪部262の高さは、フリーローラ221が支持する基板Wより高い。また、各爪部262は、基板Wが位置決め機構24に当接した際に基板Wが損傷しない程度の速度で移動する。
基板Wが浮上ステージ5b側に搬送されると、制御部6は、昇降部203を下降させる。ここで、浮上プレート20を下降する前に、位置決め機構24によって位置決めを行なう。その後、浮上プレート20および支持部材22が下降すると、図示しない検査機構によって、基板の検査が行なわれる。なお、一連の動作中において、浮上プレート20は、除振機構202のエアの給排によって除振されている。
上述した本実施の形態2にかかる基板搬送装置は、実施の形態1と同様、浮上ステージから搬送ステージに延びる支持部材によって、搬送ステージから搬送する際の基板高さを、浮上プレート上での浮上高さとすることで、搬送ステージから浮上ステージへ基板を搬送した場合の基板の移動を円滑にすることができるため、簡易な構成で基板の搬送を行なうことが可能である。また、爪部による押し込みによって基板を搬送するため、簡易な機構で基板の搬送を行なうことができる。
なお、爪部262は、図9におけるローラ211による基板Wの搬入時に、基板Wと接触しなければ、レール261に対して常時立設されていてもよい。
図13は、本実施の形態2の変形例にかかる基板搬送装置の移送機構を示す部分断面図である。図13に示す移送機構27は、基板を浮上ステージ側に押し込む爪部271が、移送機構27の内部に配置されたベルト272に支持されている。ベルト272は、内周側に歯部を有し、ベルト272の内部の端部側に設けられた歯車273と歯合している。制御部6の制御のもと、歯車273が回転すると、ベルト272が回転することによって、ベルト272に支持された爪部271が、ベルト272の外周を移動する。このとき、爪部271は、移送機構27の長手方向(支持部材の上面側)に位置した場合、図11,12に示すように、長手方向に対して垂直に突出した状態となるため、基板を浮上ステージ側に押し込むことができる。
上述した変形例によって、実施の形態2と同様の効果を得ることができるとともに、歯車を回転させるのみで基板を搬送することが可能となるため、一段と簡易な構成で基板の搬送を行なうことができる。
上述した実施の形態1,2において、浮上プレート20の支持部材22と連結する側の端部が支持部材22の高さより高い場合、図14に示すように、突出する角部分を切除してテーパ形状をなす切欠部204を形成してもよい。この切欠部204によって、基板Wと段差との衝突を一段と確実に回避させることができる。
以上のように、本発明にかかる基板搬送装置は、基板の搬送にかかる構成を簡易化することに有用である。
1,4 基板搬送装置
2,5 搬送部
2a,5a 搬送ステージ
2b,5b 浮上ステージ
3,6 制御部
20 浮上プレート
21 搬送機構
22 支持部材
23,26,27 移送機構
24 位置決め機構
25 補助支持機構
31 エア供給部
201 載置面
202 除振機構
203 昇降部
211 ローラ
212 軸
221,251 フリーローラ
231,261 レール
232 吸着保持部
241 延伸部
242 当接部材
262,271 爪部
272 ベルト
273 歯車
W 基板

Claims (6)

  1. 基板を搬送する搬送ステージと、前記搬送ステージに対して前記基板の搬送方向に沿って設けられ、前記基板を載置する載置面からエアを吹き出す吹出穴を有し、前記搬送ステージから搬入された前記基板を浮上させる浮上ステージと、を備えた基板搬送装置において、
    前記浮上ステージの前記搬送ステージ側の端部から前記搬送ステージ側へ延び、前記基板が前記浮上ステージ上で浮上する高さ以上の高さで前記基板を支持する支持部材を備えたことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記支持部材は、上端が該支持部材の上面から前記高さ以上に突出して設けられ、前記基板の搬送方向に沿って回転可能なローラを有することを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記支持部材に載置された前記基板を前記浮上ステージに移送する移送機構を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記移送機構は、
    前記基板を吸着して保持する吸着保持部と、
    前記浮上ステージと前記搬送ステージとを繋ぐレール上で前記吸着保持部を移動させる移動部と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の基板搬送装置。
  5. 前記移送機構は、
    前記支持部材に並設されるレールと、
    前記レール上を移動可能に設けられ、前記支持部材によって支持されている前記基板の搬送方向後端に当接可能である爪部と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の基板搬送装置。
  6. 少なくとも前記浮上ステージの底部に設けられ、当該基板搬送装置の振動を除振する除振機構を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の基板搬送装置。
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