JP2012016137A - モータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法 Download PDF

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隆浩 辻本
Shiro Umeda
史郎 梅田
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Abstract

【課題】 モータが劣化する場合であっても安定した回転速度で回転させること。
【解決手段】 プリンタは、モータの回転速度を検出する検出部61と、目標回転速度に対するモータの回転速度の偏差に応じてモータの回転速度を目標回転速度に一致させるように、少なくとも偏差および偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするフィードバック制御部63と、を備え、フィードバック制御部63は、偏差に応じて、少なくとも偏差の積分値に対応するゲイン定数をより大きな利得が得られるゲイン定数に変更する変更部71を含む。
【選択図】 図3

Description

この発明は、モータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法に関し、特に、PI制御でモータを制御するモータ制御装置、画像形成装置およびモータ制御方法に関する。
画像形成装置は、給紙トレイに収納された複数枚の用紙を1枚ずつ取出し、取出した用紙を搬送する途中で、用紙に画像を形成する。給紙トレイに収納された用紙は、モータにより回転するローラによって、搬送経路に沿って搬送される。この場合に、用紙を安定した速度で搬送するために、モータをPID制御(Proportional Integral and Derivative Control)するのが一般的である(例えば、特許文献1)。
しかしながら、PID制御によってモータの回転数を制御する場合であっても、モータが経年劣化すると、用紙を安定した速度で搬送することができなくなってしまうといった問題がある。また、用紙を搬送する過程において、モータの負荷が変動する場合があり、PID制御によってモータの回転数を一定にする場合であっても負荷の変動に伴ってモータの回転数が一時的に増減する。モータの回転数の一時的な増減によって、用紙の搬送位置が前後してしまうが、従来のPID制御によっては、この用紙の搬送位置を修正することはできないといった問題がある。
特開2005−137075号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、モータが劣化する場合であっても安定した回転速度で回転させることが可能なモータ制御装置およびモータ制御方法を提供することである。
この発明の他の目的は、用紙の搬送される距離を目標の搬送距離に近づけることが可能な画像形成装置およびモータ制御方法を提供することである。
上述した目的を達成するために、この発明のある局面によれば、モータ制御装置は、モータの回転速度を検出する検出手段と、目標回転速度に対するモータの回転速度の偏差に応じてモータの回転速度を目標回転速度に一致させるように、少なくとも偏差および偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするフィードバック制御手段と、を備え、フィードバック制御手段は、偏差に応じて、少なくとも偏差の積分値に対応するゲイン定数をより大きな利得が得られるゲイン定数に変更する変更手段を含む。
この局面に従えば、モータの回転速度の偏差に応じて、少なくとも偏差の積分値に対応するゲイン定数が、より大きな利得が得られるゲイン定数に変更されるので、モータの劣化に応じて、利得を増加させることができる。このため、モータが劣化する場合であっても安定した回転速度で回転させることが可能なモータ制御装置を提供することができる。
好ましくは、予め定められた複数のゲイン定数にそれぞれ対応して複数のしきい値が定められており、変更手段は、偏差が変更前のゲイン定数に対応するしきい値以上になると、変更前のゲイン定数をより大きな利得が得られるゲイン定数に変更する。
好ましくは、検出された回転速度が予め定められた上限値以上または下限値以下になると通知する警告手段を、さらに備える。
この局面に従えば、モータの回転数が予め定められた上限値以上または下限値以下になると通知するので、モータが劣化したことを通知することができる。
この発明の他の局面によれば、画像形成装置は、画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段に用紙を搬送する給紙手段と、画像形成手段および給紙手段を駆動するためのモータと、モータの回転速度を検出する検出手段と、モータの目標回転速度に対する検出された回転速度の偏差に基づいて、モータの回転速度を目標回転速度に一致させるように、少なくとも偏差および偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするモータ制御手段と、を備え、モータ制御手段は、給紙手段が用紙を搬送する過程における所定のタイミングで、少なくとも偏差および偏差の積分値に応じた利得を2回フィードバックする。
この局面に従えば、用紙が搬送される過程においては、モータの負荷が変動するタイミングがあり、所定のタイミングをモータの負荷が変動するタイミングとすれば、負荷が変動するタイミングで、モータの回転数の偏差および該偏差の積分値に応じた利得が2回フィードバックされる。このため、モータの回転量(角度)が目標の回転量(角度)に近くなり、用紙が搬送される距離を目標の距離に近づけることができる。その結果、用紙の搬送される距離を目標の搬送距離に近づけることが可能な画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、モータから供給手段に動力を伝達する状態と伝達しない状態とのいずれかに切り換える切換手段を、さらに備え、モータ制御手段は、切換手段により動力を伝達しない状態から伝達する状態に切り換えられるときに、利得を2回フィードバックする。
この局面に従えば、利得が2回フィードバックするタイミングを、モータの負荷が変動するタイミングとすることができる。
好ましくは、供給手段により搬送される用紙が画像形成手段に到達するときに、利得を2回フィードバックする。
この局面に従えば、利得が2回フィードバックするタイミングを、モータの負荷が変動するタイミングとすることができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、モータ制御方法は、モータの回転速度を検出するステップと、目標回転速度に対するモータの回転速度の偏差に応じてモータの回転速度を目標回転速度に一致させるように、少なくとも偏差および偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするステップと、を含み、フィードバックするステップは、偏差に応じて、少なくとも偏差の積分値に対応するゲイン定数をより大きな利得が得られるゲイン定数に変更するステップを、コンピュータに実行させる。
この局面に従えば、モータが劣化する場合であっても安定した回転速度で回転させることが可能なモータ制御方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、モータ制御方法は、画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段に用紙を搬送する給紙手段と、画像形成手段および給紙手段を駆動するためのモータと、を備えた画像形成装置で実行されるモータ制御方法であって、モータの回転速度を検出するステップと、モータの目標回転速度に対する検出された回転速度の偏差に基づいて、モータの回転速度を目標回転速度に一致させるように、少なくとも偏差および偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするステップと、をコンピュータに実行させ、フィードバックするステップは、給紙手段が用紙を搬送する過程における所定のタイミングで、少なくとも偏差および偏差の積分値に応じた利得を2回フィードバックする。
この局面に従えば、用紙の搬送される距離を目標の搬送距離に近づけることが可能なモータ制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるプリンタの概略構成を示す模式的断面図である。 プリンタが備える制御基板の構成の一例を周辺の主要部品とともに示すブロック図である。 CPUが備える機能の一例を示すブロック図である。 経年劣化するメインモータの回転数の変化の様子の一例を示す図である。 モータ制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ゲイン定数設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ばらつき算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 メインモータ制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるプリンタの概略構成を示す模式的断面図である。図1を参照して、プリンタ1は、プリンタ1の全体を制御するための制御基板101と、画像形成部10と、給紙部20と、画像形成部10の一部および給紙部20を駆動するためのメインモータM1と、黒現像モータM2と、定着モータM3と、カラー現像モータM4と、カラー感光体モータM5と、を備える。
画像形成部10は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックそれぞれに対応する画像形成ユニット11A、11B、11C、11Dと、露光ユニット15と、転写ベルト19と、駆動ローラ17と、従動ローラ18と、転写ローラ27と、定着ローラ対29と、を備える。
画像形成ユニット11A、11B、11C、11Dは、現像器12A、12B、12C、12Dと、感光体ドラム13A,13B,13C,13Dと、をそれぞれ含む。露光ユニット15は、制御基板101から入力される画像データにシェーディング補正などの各種のデータ処理を施し、データ処理後のデータを主走査ラインごとにレーザダイオードを駆動するための駆動信号に変換し、感光体ドラム13A,13B,13C,13D上にレーザ光をそれぞれ走査する。これにより、感光体ドラム13A,13B,13C,13Dそれぞれに静電潜像が形成される。
画像形成ユニット11A、11B、11C、11Dがそれぞれ備える現像器12A、12B、12C、12Dは、感光体ドラム13A,13B,13C,13D上に形成された静電潜像に、対応する色のトナーを載せ、トナー像を形成(現像)する。
転写ベルト19は、駆動ローラ17と従動ローラ18とにより弛まないように懸架されている。駆動ローラ17が、図中で反時計回りに回転すると、転写ベルト19が所定の速度で図中反時計回りに回転する。転写ベルト19の回転に伴って、従動ローラ18が、反時計回りに回転する。
感光体ドラム13A,13B,13C,13Dは転写ベルト19に回転に同期して回転し、感光体ドラム13A,13B,13C,13Dの上に形成されたトナー像は、転写チャージャにより転写ベルト19上に転写される。これにより、転写ベルト19上に、感光体ドラム13A,13B,13C,13D上にそれぞれ形成された4色のトナー像の全てが転写されると、転写ベルト19上に4色のトナー像が重なって形成される。給紙部20から搬送されてくる用紙は、転写ローラ27により転写ベルト19に押し当てられ、転写ベルト19上に重畳して形成されたトナー像が用紙に転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着ローラ対29に搬送され、定着ローラ対29により加熱される。これにより、トナーが溶かされて用紙に定着する。その後、用紙は本体上部の排紙トレイに排出される。
画像形成ユニット11A、11B、11C、11Dそれぞれが、転写ベルト19上にトナー像を転写するタイミングは、転写ベルト19に付された基準マークを検出することにより、調整される。なお、画像形成ユニット11A、11B、11C、11Dは、それぞれ一体的に構成され、プリンタ1の本体に着脱可能となっている。
給紙部20は、用紙が収納される給紙トレイ21と、給紙ローラ23と、タイミングローラ25と、タイミングセンサ31と、を含む。給紙トレイ21に収納された用紙は、押上板により上方に押し上げられて、給紙ローラ23に押し付けられる。給紙ローラ23と用紙との摩擦により給紙ローラ23が回転すると、積載された複数の用紙の最も上の1枚の用紙が給紙トレイ21からタイミングローラ25に繋がる経路を経て、タイミングローラ25まで搬送される。
タイミングセンサ31は、用紙が流れる経路中においてタイミングローラ25の上流に設けられ、用紙の有無を検出する。タイミングセンサ31は、用紙を検出している間はON信号を出力し、用紙を検出しない間はOFF信号を制御基板101に出力する。タイミングローラ25は、転写ベルト19の回転に同期して回転を開始し、用紙を転写ベルト19に搬送する。
メインモータM1は、黒色のプリントデータの画像を形成する際に画像形成部10と給紙部20とに伝達する動力を発生する。具体的には、画像形成ユニット11Dが備える感光体ドラム13Dを駆動するとともに、給紙ローラ23、タイミングローラ25および駆動ローラ17に伝達する動力を発生する。メインモータM1は、給紙ローラ23およびタイミングローラ25と、それらの間にそれぞれ設けられた給紙クラッチ23Aおよびタイミングクラッチ25Aを介して、ベルトで連結される。給紙クラッチ23Aおよびタイミングクラッチ25Aは、メインモータM1の動力を、給紙ローラ23およびタイミングローラ25それぞれに伝達する状態と、伝達しない状態とに切り換える電磁クラッチである。歯車の噛み合いなどで機械的に切り換えるメカクラッチであってもよい。
黒現像モータM2は画像形成ユニット11Dが備える現像器12Dを駆動し、定着モータM3は定着ローラ対29を駆動し、カラー現像モータM4は画像形成ユニット11A、11B,11Cがそれぞれ備える現像器12A、12B、12Cを駆動し、カラー感光体モータM5は、画像形成ユニット11A、11B、11Cがそれぞれ備える感光体ドラム13A,13B,13Cを駆動する。
なお、上述した画像形成動作は、4色のトナーを用いたフルカラーの画像を形成する動作を説明したが、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのうちから選ばれた1以上の色で画像を形成することも可能である。画像形成ユニット11A、11B、11C、11Dのうちから画像を形成する色に対応するものを駆動させればよい。特に、ブラックの色を用いた画像を形成するモノクロプリントの場合、メインモータM1と、黒現像モータM2と、定着モータM3のみを駆動すればよい。
図2は、プリンタが備える制御基板の構成の一例を周辺の主要部品とともに示すブロック図である。図2を参照して、制御基板101は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM(Read Only Memory)113と、RAM(Random Access Memory)114と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)115と、ネットワークI/F116と、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)118が装着される外部記憶装置117と、を含む。
CPU111は、露光ユニット15、メインモータM1、黒現像モータM2、定着モータM3、カラー現像モータM4、カラー感光体モータM5、給紙クラッチ23A、タイミングクラッチ25Aおよび操作パネル121と接続され、プリンタ1の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、およびそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。
通信I/F部112は、プリンタ1を他の装置とシリアル通信ケーブルで接続するためのインターフェースである。なお、接続形態は、有線であっても無線であってもよい。例えば、通信I/F部112に、フラッシュメモリ等を内蔵したメモリカードが記憶される場合、CPU111は、通信I/F部112を介してメモリカードに記憶されたデータを読み取りしたり、メモリカードにデータを書き込みしたりすることができる。
ネットワークI/F116は、プリンタ1をローカルエリアネットワークまたはインターネット等のネットワークに接続するためのインターフェースである。CPU111は、ネットワークI/F116を介してネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ、ファイルサーバまたはプリントサーバと通信可能である。
外部記憶装置117は、CD−ROM118が装着される。CPU111は、外部記憶装置117を介してCD−ROM118にアクセス可能であり、CD−ROM118に記憶されたプログラムをEEPROM115に記憶することができる。
CPU111は、EEPROM115に記憶されたプログラムRAM114にロードして実行可能である。なお、CPU111が実行するプログラムは、ROM113およびEEPROM115、CD−ROM118に記憶されたプログラムに限られず、他の記憶媒体に記憶されたプログラムでもよく、さらに、ネットワークI/F116を介してネットワークに接続された他のコンピュータによりEEPROM115に書き込みされたプログラムであってもよい。
なお、プログラムを記憶する記憶媒体としては、CD−ROM118に限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などの半導体メモリでもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
操作パネル121は、プリンタ1の上面に設けられ、表示部123と、操作部125とを含む。表示部123は、液晶表示装置、有機ELD(Electroluminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した表示データに関する情報等を表示する。操作部125は、ユーザの操作を受け付け、受け付けられた操作をCPU111に出力する。操作部125は、表示部123の上に重畳して配置されたタッチパネルを含む。タッチパネルは、透明な部材からなり、表示部123に重畳して配置される。タッチパネルは、ユーザがタッチパネルを指で触れると、触れられた位置を指示位置として検出し、CPU111に出力する。
図3は、CPUが備える機能の一例を示すブロック図である。図3に示すCPU111の機能は、CPU111がROM113、EEPROM115またはCD−ROM118に記憶されたモータ制御プログラムを実行することにより実現される。
図3を参照して、CPU111は、モータ制御部51と、給紙部20を制御する給紙制御部53と、タイミング決定部55と、警告部57と、を含む。モータ制御部51は、メインモータM1、黒現像モータM2、定着モータM3、カラー現像モータM4およびカラー感光体モータM5を制御する。
給紙制御部53は、給紙クラッチ23Aおよびタイミングクラッチ25Aを制御する。給紙制御部53は、給紙クラッチ23AにON信号とOFF信号とのいずれかを出力する。給紙クラッチ23Aは、ON信号が入力される期間は、メインモータM1の動力を給紙ローラ23に伝達し、OFF信号が入力される期間は、メインモータM1の動力を給紙ローラ23に伝達しない。給紙制御部53は、タイミングクラッチ25AにON信号とOFF信号とのいずれかを出力する。タイミングクラッチ25Aは、ON信号が入力される期間は、メインモータM1の動力を給紙ローラ23に伝達し、OFF信号が入力される期間は、メインモータM1の動力を給紙ローラ23に伝達しない。
ここでは、給紙制御部53が、給紙クラッチ23Aおよびタイミングクラッチ25Aを制御するタイミングの一例を説明する。給紙制御部53は、まず、画像形成部10に用紙を搬送するために、給紙クラッチ23AにON信号を出力する。給紙ローラ23が回転することにより、給紙トレイ21に収納された用紙がタイミングローラ25まで搬送される。給紙制御部53は、タイミングローラ25の上流に設けられたタイミングセンサ31の出力に基づいて、用紙がタイミングローラ25に到達したことを検出し、タイミングクラッチ25AをONする。そして、所定時間経過後に、タイミングクラッチ25Aおよび給紙クラッチ23AそれぞれにOFF信号を出力する。これにより、給紙ローラ23により搬送された用紙が、タイミングローラ25により挟持された状態で、停止する。
給紙制御部53は、転写ベルト19の回転に同期する所定のタイミングで、タイミングクラッチ25AにON信号を出力する。これにより、タイミングローラ25により挟持された用紙が、転写ローラ27に向けて搬送される。この間、給紙ローラ23は搬送される用紙の移動に伴って従動する。給紙制御部53は、用紙が転写ローラ27に到達するタイミングで、タイミングクラッチ25AにOFF信号を出力する。タイミングクラッチ25Aは、転写ローラ27により搬送される用紙の移動に伴って従動する。なお、給紙クラッチ23Aおよびタイミングクラッチ25Aの制御は、一例であって、これとは異なるタイミングでON信号とOFF信号とを出力するようにしてもよい。
給紙制御部53は、給紙クラッチ23Aまたはタイミングクラッチ25Aそれぞれに出力するON信号をタイミング決定部55にも出力する。
タイミング決定部55は、給紙制御部53から給紙クラッチ23Aまたはタイミングクラッチに出力するON信号が入力された時を負荷増大タイミングに決定し、ON信号が入力されなくなる時を負荷減少タイミングに決定する。
給紙クラッチ23AはON信号が入力されると、メインモータM1の動力を給紙ローラ23に伝達するので、給紙ローラ23が回転することによりメインモータM1の負荷が増大する。逆に、給紙クラッチ23AはOFF信号が入力されると、メインモータM1の動力が給紙ローラ23に伝達されなくなるので、メインモータM1の負荷が減少する。同様に、タイミングクラッチ25AはON信号が入力されると、メインモータM1の動力をタイミングローラ25に伝達するので、タイミングローラ25が回転することによりメインモータM1の負荷が増大する。逆に、タイミングクラッチ25AはOFF信号が入力されると、メインモータM1の動力がタイミングローラ25に伝達されなくなるので、メインモータM1の負荷が減少する。タイミング決定部55が検出する負荷変動タイミングは、メインモータM1の負荷が変更するタイミングである。
また、タイミング決定部55は、転写ベルト19に、タイミングローラ25から供給される用紙が到達する時を、負荷増大タイミングとして検出する。タイミングローラ25と転写ローラ27との間の距離は、固定されているので、給紙制御部53がタイミングクラッチ25AにON信号を出力してから用紙が転写ベルト19に到達するまでの搬送時間は、予め定められる。タイミング決定部55は、タイミングクラッチ25Aに出力されるON信号が入力されてから搬送時間が経過した時を負荷増大タイミングとして検出する。転写ベルト19に用紙が到達すると、用紙が転写ベルトと転写ローラ27とによって挟持された状態となる。転写ベルト19の回転速度は予め定められているので、タイミング決定部55は、用紙の長さから、転写ベルト19と転写ローラ27とが用紙を挟持しなくなる時を負荷減少タイミングとして決定する。
転写ベルト19に用紙が到達すると、用紙が転写ベルトと転写ローラ27とによって挟持された状態となる。転写ベルト19は、メインモータM1によって駆動される駆動ローラ17の回転に伴って回転する。転写ベルト19と転写ローラ27とが用紙を挟持している間、メインモータM1の負荷が増大する。特に、用紙の厚さが厚いほど、メインモータM1の負荷が増大する。逆に、転写ベルト19と転写ローラ27とが用紙を挟持しなくなると、メインモータM1の負荷は減少する。
タイミング決定部55は、負荷増大タイミングおよび負荷減少タイミングを決定すると、それらのタイミングでモータ制御部51に、フィードバック指示を出力する。
モータ制御部51は、メインモータM1、黒現像モータM2、定着モータM3、カラー現像モータM4およびカラー感光体モータM5それぞれを制御する。メインモータM1、黒現像モータM2、定着モータM3、カラー現像モータM4およびカラー感光体モータM5の制御は、それぞれ同じなので、ここでは、モータ制御部51が、メインモータM1を制御する場合を例に説明する。
モータ制御部51は、検出部61と、フィードバック制御部63と、制御信号出力部65と、を含む。検出部61は、メインモータM1の回転速度を検出する。ここでは、検出部61が検出するメインモータM1の回転速度を実績回転速度という。検出部61は、検出された実績回転速度を、フィードバック制御部63に出力する。
フィードバック制御部63は、変更部71と、PI制御部73と、PID制御部75と、を含む。PI制御部73は、検出部61からメインモータM1の実績回転速度が入力され、タイミング決定部55からフィードバック指示が入力される。PI制御部73は、タイミング決定部55からフィードバック指示が入力される場合、メインモータM1に対して予め定められた目標回転速度に対する検出部61から入力される実績回転速度との偏差を算出し、算出された偏差および偏差の積分値に応じた利得をフィードバックした出力回転速度を算出する。PI制御部73は、タイミング決定部55からフィードバック指示が入力される場合、フィードバック指示が入力されてから所定の時間の間、出力回転速度を算出し、算出された出力回転速度をPID制御部75に出力する。所定の時間は、予め定められておけばよい。PI制御部73は、タイミング決定部55からフィードバック指示が入力されない場合は、出力回転速度を算出することなく、PID制御部75になにも出力しない。偏差と偏差の積分値とに基づく利得をフィードバックすることにより出力回転速度を算出する技術は、PI制御(比例・積分)として知られている。したがって、ここでは詳細な説明は繰り返さないが、偏差に対応して予め定められた比例ゲイン定数、および偏差の積分値に対応して予め定められた積分ゲイン定数を用いてフィードバック量を定める。
PID制御部75は、検出部61からメインモータM1の実績回転速度が入力され、PI制御部73から出力回転速度が入力される。PID制御部75は、PI制御部73から出力回転速度が入力される場合と、出力回転速度が入力されない場合とで動作が異なる。
PID制御部75は、PI制御部73から出力回転速度が入力されない場合、メインモータM1に対して予め定められた目標回転速度に対する検出部61から入力される実績回転速度との偏差を算出し、算出された偏差、偏差の積分値および偏差の微分値に応じた利得をフィードバックした出力回転速度を算出する。偏差、偏差の積分値および偏差の微分値に基づく利得をフィードバックすることにより出力回転速度を算出する技術は、PID制御(比例・積分・微分)として知られている。したがって、ここでは詳細な説明は繰り返さないが、偏差に対応して予め定められた比例ゲイン定数、偏差の積分値に対応して予め定められた積分ゲイン定数、および偏差の微分値に対応して予め定められた微分ゲイン定数を用いてフィードバック量を定める。
PID制御部75は、PI制御部73から出力回転速度が入力される場合、PI制御部73から入力される出力回転速度を目標回転速度とし、出力回転速度を算出する。換言すれば、PID制御部75は、PI制御部73から入力される出力回転速度に対する検出部61から入力される実績回転速度との偏差を算出し、算出された偏差、偏差の積分値および偏差の微分値に基づく利得をフィードバックした出力回転速度を算出する。
PID制御部75は、算出された出力回転速度を、制御信号出力部65に出力する。制御信号出力部65は、PID制御部75から入力される出力回転速度でメインモータM1を回転させるための制御信号を、メインモータM1に出力する。
モータ制御部51は、タイミング決定部55からフィードバック指示が入力されない場合、PID制御部75がメインモータM1に対して予め定められた目標回転数にして出力回転数を算出する。一方、モータ制御部51は、タイミング決定部55からフィードバック指示が入力される場合、PI制御部73が出力回転数を算出し、PID制御部75がPI制御部73により算出された出力回転数を目標回転数にして出力回転数を算出する。
タイミング決定部55からフィードバック指示が入力されない場合は、メインモータM1の負荷変動が少ない場合である。この場合、モータ制御部51が、メインモータM1に出力する出力回転数に基づいてメインモータM1が回転すると、メインモータM1の実績回転数は、目標回転数付近で安定する。
一方、タイミング決定部55からフィードバック指示が入力される場合は、メインモータM1の負荷が大きく変動する場合である。この場合に、PID制御部75のみで偏差をフィードバックした利得を算出すると、メインモータM1は、負荷が増大する場合は、実績回転数が一度減少した後に目標回転数付近で安定し、負荷が減少する場合は、実績回転数が一度増加した後に目標回転数付近で安定する。メインモータM1の回転数が減少する場合、給紙ローラ23およびタイミングローラ25により搬送される用紙の移動量、駆動ローラ17により回転する転写ベルト19の移動量が目標よりも短くなり、逆に、メインモータM1の回転数が増加する場合、給紙ローラ23およびタイミングローラ25により搬送される用紙の移動量、駆動ローラ17により回転する転写ベルト19の移動量が目標よりも長くなる。メインモータM1の回転数を安定させるだけでは、用紙または転写ベルト19の移動量と目標の移動量との差が残存する。
このため、本実施の形態におけるモータ制御部51は、タイミング決定部55からフィードバック指示が入力される場合は、PI制御部73が偏差に基づく出力回転数を算出し、PID制御部75は、PI制御部73により算出された出力回転速度を目標回転速度とし、出力回転速度を算出する。このため、出力回転数に偏差の積分値に基づく利得が2回フィードバックされるため、メインモータM1の負荷が増大して回転数が一度減少した場合には、メインモータM1が目標回転数より速く回転する期間を確保することができ、メインモータM1の負荷が減少して回転数が一度増加した場合には、メインモータM1が目標回転数より遅く回転する期間を確保することができ、用紙または転写ベルト19の移動量を目標の移動量に近づけることができる。
変更部71は、検出部61からメインモータM1の実績回転速度が入力される。変更部71は、目標回転速度に対する実績回転速度の偏差を予め定められたしきい値と比較し、比較結果に応じて、PI制御部73およびPID制御部75が利得の算出に用いる定数を変更する。
上述したように、PI制御部73は、偏差に対応して予め定められた比例ゲイン定数、および偏差の積分値に対応して予め定められた積分ゲイン定数を用い、また、PID制御部75は、偏差に対応して予め定められた比例ゲイン定数、偏差の積分値に対応して予め定められた積分ゲイン定数および、偏差の微分値に対応して予め定められた微分ゲイン定数を用いる。なお、ここでは、PI制御部73およびPID制御部75がともに用いる比例ゲイン定数、および積分ゲイン定数は、同じ値とするが、異なる値を用いるようにしてもよい。
変更部71は、3つのしきい値それぞれに対して比例ゲイン定数、積分ゲイン定数および微分ゲイン定数を予め定めている。具体的には、3つのしきい値として、第1〜第3しきい値T1,T2,T3を定める。第1しきい値T1は、第2しきい値T2より小さく、第2しきい値T2は、第3しきい値T3より小さい(T1<T2<T3)。
第1しきい値T1に対して第1比例ゲイン定数、第1積分ゲイン定数および第1微分ゲイン定数が関連付けられており、第2しきい値T2に対して第2比例ゲイン定数、第2積分ゲイン定数および第2微分ゲイン定数が関連付けられており、第3しきい値T3に対して第3比例ゲイン定数、第3積分ゲイン定数および第3微分ゲイン定数が関連付けられている。第1比例ゲイン定数は、第2比例ゲイン定数よりフィードバックする利得が大きくなるように定められ、第2比例ゲイン定数は、第3比例ゲイン定数よりフィードバックする利得が大きくなるように定められる。第1積分ゲイン定数は、第2積分ゲイン定数よりフィードバックする利得が大きくなるように定められ、第2積分ゲイン定数は、第3積分ゲイン定数よりフィードバックする利得が大きくなるように定められる。第1微分ゲイン定数は、第2微分ゲイン定数よりフィードバックする利得が大きくなるように定められ、第2微分ゲイン定数は、第3微分ゲイン定数よりフィードバックする利得が大きくなるように定められる。
変更部71は、第1比例ゲイン定数および第1積分ゲイン定数を、PI制御部73に出力し、PI制御部73に第1比例ゲイン定数および第1積分ゲイン定数を用いて出力回転数を算出させ、第1比例ゲイン定数、第1積分ゲイン定数および第1積分ゲイン定数を、PID制御部75に出力し、PID制御部75に第1比例ゲイン定数、第1積分ゲイン定数および第1微分ゲイン定数を用いて出力回転数を算出させる。
変更部71は、第1比例ゲイン定数および第1積分ゲイン定数をPI制御部73に出力し、第1比例ゲイン定数、第1積分ゲイン定数および第1積分ゲイン定数を、PID制御部75に出力している期間に、回転速度の偏差が第1しきい値T1を超えると、第2比例ゲイン定数および第2積分ゲイン定数を、PI制御部73に出力し、PI制御部73に第2比例ゲイン定数および第2積分ゲイン定数を用いて出力回転数を算出させ、第2比例ゲイン定数、第2積分ゲイン定数および第2積分ゲイン定数を、PID制御部75に出力し、PID制御部75に第2比例ゲイン定数、第2積分ゲイン定数および第2微分ゲイン定数を用いて出力回転数を算出させる。ここでは、回転速度の偏差が第1しきい値T1を超えたか否かを、回転速度のバラツキBu(上限値から下限値を減算した値)の絶対値が第1しきい値T1以下か否かで判断するようにしている。
変更部71は、第2比例ゲイン定数および第2積分ゲイン定数をPI制御部73に出力し、第2比例ゲイン定数、第2積分ゲイン定数および第2積分ゲイン定数を、PID制御部75に出力している期間に、回転速度の偏差が第2しきい値T2を超えると、第3比例ゲイン定数および第3積分ゲイン定数を、PI制御部73に出力し、PI制御部73に第3比例ゲイン定数および第3積分ゲイン定数を用いて出力回転数を算出させ、第3比例ゲイン定数、第3積分ゲイン定数および第3積分ゲイン定数を、PID制御部75に出力し、PID制御部75に第3比例ゲイン定数、第3積分ゲイン定数および第3微分ゲイン定数を用いて出力回転数を算出させる。
変更部71は、第3比例ゲイン定数および第3積分ゲイン定数をPI制御部73に出力し、第3比例ゲイン定数、第3積分ゲイン定数および第3積分ゲイン定数を、PID制御部75に出力している期間に、回転速度の偏差が第3しきい値T3を超えると、第4比例ゲイン定数および第4積分ゲイン定数を、PI制御部73に出力し、PI制御部73に第4比例ゲイン定数および第4積分ゲイン定数を用いて出力回転数を算出させ、第4比例ゲイン定数、第4積分ゲイン定数および第4積分ゲイン定数を、PID制御部75に出力し、PID制御部75に第4比例ゲイン定数、第4積分ゲイン定数および第4微分ゲイン定数を用いて出力回転数を算出させる。第4比例ゲイン定数は、第3比例ゲイン定数よりフィードバックする利得が大きくなるように定められ、第4積分ゲイン定数は、第3積分ゲイン定数よりフィードバックする利得が大きくなるように定められ、第4微分ゲイン定数は、第3微分ゲイン定数よりフィードバックする利得が大きくなるように定められる。
このため、メインモータM1の劣化に応じて、第1〜第3比例ゲイン定数、第1〜第3積分ゲイン定数、第1〜第3微分ゲイン定数のうちから適切なゲイン定数を設定することができる。
さらに、変更部71は、第4比例ゲイン定数および第4積分ゲイン定数をPI制御部73に出力し、第4比例ゲイン定数、第4積分ゲイン定数および第4積分ゲイン定数を、PID制御部75に出力している期間に、回転速度が上限値または下限値の範囲を超えると、警告部57に警告指示を出力する。
警告部57は、警告指示が入力されると、表示部123に、エラーメッセージを表示する。エラーメッセージは、例えば「モータが劣化しています。サービス部門にご連絡ください。」等である。
メインモータM1は、使用期間が長くなれば、劣化する。メインモータM1が劣化すると、モータ制御部51によるPID制御によっては、回転数が安定しなくなる場合がある。このため、利得のフィードバック量を増大することによって、回転速度を安定させることができる。しかしながら、さらに使用期間が長くなると、回転速度が安定しなくなる。この場合に、メインモータM1が劣化して、使用できないことをユーザに通知する。
図4は、経年劣化するメインモータの回転数の変化の様子の一例を示す図である。図4を参照して、横軸に時間を、縦軸にメインモータM1の回転数を示す。第1期間は、第1比例ゲイン定数、第1積分ゲイン定数および第1微分ゲイン定数を用いて、PID制御する期間を示す。第2期間は、第2比例ゲイン定数、第2積分ゲイン定数および第2微分ゲイン定数を用いて、PID制御する期間を示す。第3期間は、第3比例ゲイン定数、第3積分ゲイン定数および第3微分ゲイン定数を用いて、PID制御する期間を示す。
第1期間においては、第1比例ゲイン定数、第1積分ゲイン定数および第1微分ゲイン定数を用いたPID制御が有効であれば、メインモータM1の回転数が、目標回転速度ARと第1しきい値T1によって定まる回転数TL1以上TH1以下の範囲で変動する。メインモータM1の回転数のバラツキBuが、回転数TL1以上TH1以下の範囲を超えると、第2期間に移行する。
第2期間においては、第2比例ゲイン定数、第2積分ゲイン定数および第2微分ゲイン定数を用いたPID制御が有効であれば、メインモータM1の回転数が、目標回転速度ARと第2しきい値T2によって定まる回転数TL2以上TH2以下の範囲で変動する。メインモータM1の回転数のバラツキBuが、回転数TL2以上TH2以下の範囲を超えると、第3期間に移行する。
第3期間においては、第3比例ゲイン定数、第3積分ゲイン定数および第3微分ゲイン定数を用いたPID制御が有効であれば、メインモータM1の回転数が、目標回転速度ARと第3しきい値T3によって定まる回転数TL3以上TH3以下の範囲で変動する。メインモータM1の回転数のバラツキBuが、回転数TL3以上TH3以下の範囲を超えると、第4比例ゲイン定数、第4積分ゲイン定数および第4微分ゲイン定数を用いたPID制御によってメインモータM1が制御される。
第3期間の後、第4比例ゲイン定数、第4積分ゲイン定数および第4微分ゲイン定数を用いたPID制御によってメインモータM1を制御しているときに、メインモータM1の回転数が、上限値LH以上または下限値LL以下になれば、メインモータM1が異常と判断される。
図5は、モータ制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。モータ制御処理は、CPU111が、ROM113、EEPROM115またはCD−ROM118に記憶されたモータ制御プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図5を参照して、CPU111は、定数Mにモータの数「5」を設定する(ステップS01)。次のステップS02においては、変数mに初期値「1」を設定し、処理をステップS03に進める。変数mは、処理対象とするモータを特定するための値である。次のステップS03においては、処理対象となるm番目のモータ、第mモータを選択する。次のステップS04においては、処理対象として選択した第mモータの初期値をROM113から読み出す。初期値は、目標は回転速度、ゲイン定数初期値I、ゲイン変更ピッチCおよびしきい値T1,T2,T3である。ゲイン定数は、上述したように、比例ゲイン定数、積分ゲイン定数および微分ゲイン定数があるが、それぞれを変更する処理は同じなので、ここでは、積分ゲイン定数を例に説明する。
次のステップS05においては、ゲイン定数設定処理を実行する。ゲイン定数設定処理の詳細は、後述するが、PI制御およびPID制御に用いる比例ゲイン定数、積分ゲイン定数および微分ゲイン定数を設定する処理である。
次のステップS06においては、変数mを、それに値「1」を加算した値に変更する。処理対象とするモータを切り換えるためである。次のステップS07においては、変数mが定数Mより大きいか否かを判断する。変数mが定数Mより大きければ、処理をステップS08に進めるが、そうでなければ処理をステップS03に戻す。ステップS03〜ステップS06において、すべてのモータに対してゲイン定数が設定される。
ステップS08においては、変数mに初期値「1」を設定する。次のステップS09においては、処理対象となるm番目のモータ、第mモータを選択する。次のステップS10においては、処理対象として選択された第m番目の第mモータの回転速度Rを取得する。次のステップS11においては、取得された回転速度Rを上限値と比較する。回転速度Rが上限値以下ならば処理をステップS10に進めるが、そうでなければ処理をステップS13に進める。ステップS12においては、取得された回転速度Rを下限値と比較する。回転速度Rが下限値以上ならば処理をステップS10に進めるが、そうでなければ処理をステップS13に進める。ステップS13においては、警告メッセージを表示部123に表示し、処理をステップS14に進める。
次のステップS14においては、変数mを、それに値「1」を加算した値に変更する。処理対象とするモータを切り換えるためである。次のステップS15においては、変数mが定数Mより大きいか否かを判断する。変数mが定数Mより大きければ、処理をステップS16に進めるが、そうでなければ処理をステップS09に戻す。ステップS09〜ステップS15において、すべてのモータそれぞれに対してその回転速度Rが上限値と下限値との間であるか否かを判断し、回転速度Rが上限値と下限値との間の範囲を超えるモータが1つでも存在すれば、警告メッセージを表示する。
ステップS16においては、電源がOFFになったか否かを判断する。電源がOFFならば処理を終了するが、そうでなければ処理をステップS08に戻す。したがって、電源がONになっている間、すべてのモータそれぞれに対して回転速度が上限値と下限値との間か否かが判断される。
図6は、ゲイン定数設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。ゲイン設定処理は、図5に示したモータ制御処理のステップS05において実行される処理である。図6を参照して、積分ゲイン定数G(m)にゲイン定数初期値Iを設定する。なお、変数mは処理対象とするモータを特定するための値であり、積分ゲイン定数G(m)は、処理対象とする第mモータに対して定められた積分ゲイン定数を示す。次のステップS22においては、回転速度のばらつきBuを算出する。
図7は、ばらつき算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7を参照して、変数iに初期値「1」を設定し(ステップS31)、処理をステップS32に進める。ステップS32においては、第i番目の回転速度R(i)を取得する。次のステップS33においては、変数iを、それの値に「1」を加算した第2変更し、処理をステップS34に進める。ステップS34においては、変数iが「10」を越えたか否かを判断する。変数iが「10」を越えたならば処理をステップS30項に進めるが、そうでなければ処理をステップS32に進める。ステップS32〜ステップS34が繰返実行されることにより、第1〜第10番目の10個の回転速度R(1)〜R(10)が取得される。
ステップS35においては、10個の回転速度R(1)〜R(10)のうち最大値から最小値を減算した値をバラツキBuとし、処理をゲイン設定処理に戻す。
図6に戻って、ステップS23においては、バラツキBuを第1しきい値T1と比較する。バラツキBuが第1しきい値T1以上ならば処理をステップS24に進めるが、そうでなければ処理をモータ制御処理に戻す。すなわち、積分ゲイン定数(Gm)を、ステップS21においてゲイン定数初期値Iに設定した状態で処理をモータ制御処理に戻す。
次のステップS24においては、積分ゲイン定数G(m)をゲイン定数初期値Iにゲイン変更ピッチを加算した値に設定する。そして、ステップS22と同様にして、回転速度のばらつきBuを算出する(ステップS25)。さらに、ステップS26においては、バラツキBuを第2しきい値T2と比較する。バラツキBuが第2しきい値T2以上ならば処理をステップS27に進めるが、そうでなければ処理をモータ制御処理に戻す。すなわち、積分ゲイン定数(Gm)を、ステップS24においてゲイン定数初期値Iにゲイン変更ピッチCを加算した値に設定した状態で処理をモータ制御処理に戻す。
次のステップS27においては、積分ゲイン定数G(m)をゲイン定数初期値Iにゲイン変更ピッチCの2倍を加算した値に設定する。そして、ステップS22と同様にして、回転速度のばらつきBuを算出する(ステップS28)。さらに、ステップS29においては、バラツキBuを第3しきい値T3と比較する。バラツキBuが第3しきい値T3以上ならば処理をステップS30に進めるが、そうでなければ処理をモータ制御処理に戻す。すなわち、積分ゲイン定数(Gm)を、ステップS28においてゲイン定数初期値Iにゲイン変更ピッチCの2倍を加算した値に設定した状態で処理をモータ制御処理に戻す。
ステップS27においては、積分ゲイン定数G(m)をゲイン定数初期値Iにゲイン変更ピッチCの3倍を加算した値に設定し、処理をモータ制御処理に戻す。すなわち、積分ゲイン定数(Gm)を、ステップS30においてゲイン定数初期値Iにゲイン変更ピッチCの3倍を加算した値に設定した状態で処理をモータ制御処理に戻す。
図8は、メインモータ制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。メインモータ制御処理は、CPU111が、ROM113、EEPROM115またはCD−ROM118に記憶されたモータ制御プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図8を参照して、CPU111は、メインモータM1に対して予め定められている目標回転速度を取得する(ステップS51)。そして、メインモータM1を起動する(ステップS52)。メインモータM1を起動するタイミングは、画像形成部10による画像形成が開始される時である。次のステップS53においては、メインモータM1の回転速度Rを取得する。次のステップS54においては、メインモータM1の回転速度がステップS51において取得された目標回転速度になったか否かを判断する。メインモータM1の回転速度が目標回転速度でなければ処理をステップS53に戻し、目標回転速度になると処理をステップS55に進める。
次のステップS55においては、ステップS53と同様に、メインモータM1の回転速度を取得する。そして、給紙クラッチ23Aの状態が変化したか否かを判断する。給紙クラッチ23AがOFFからONになった場合、または、給紙クラッチ23AがONからOFFになった場合に、給紙クラッチ23Aの状態が変化したと判断する。給紙クラッチ23Aの状態が変化したと判断する場合は処理をステップS59に進めるが、そうでなければ処理をステップS57に進める。
ステップS57においては、タイミングクラッチ25Aの状態が変化したか否かを判断する。タイミングクラッチ25AがOFFからONになった場合、または、タイミングクラッチ25AがONからOFFになった場合に、タイミングクラッチ25Aの状態が変化したと判断する。タイミングクラッチ25Aの状態が変化したと判断する場合は処理をステップS59に進めるが、そうでなければ処理をステップS58に進める。
ステップS58においては、転写ベルト19に供給されるタイミングか否かを判断する。転写ベルト19に用紙が供給されるタイミングならば処理をステップS59に進めるが、そうでなければ処理をステップS62に進める。
ステップS59においては、ステップS51において取得された目標回転速度に対するステップS55において取得された回転速度Rの偏差に基づいてPI制御により出力回転速度を算出する。次のステップS60においては、ステップS59において算出された出力回転速度に対するステップS55において取得された回転速度Rの偏差に基づいてPID制御により出力回転速度を算出する。
次のステップS61においては、ステップS60において算出された出力回転速度でメインモータM1を回転させるための制御信号を生成し、生成された制御信号をメインモータM1に出力する。
一方、処理がステップS62に進む場合、給紙クラッチ23Aタおよびタイミングクラッチ25Aいずれも状態も変化することなく、転写ベルト19に用紙が供給されるタイミングでもない場合である。ステップS62においては、ステップS51において取得された目標回転速度に対するステップS55において取得された回転速度Rの偏差に基づいてPID制御により出力回転速度を算出する。次のステップS63においては、ステップS62において算出された出力回転速度でメインモータM1を回転させるための制御信号を生成し、生成された制御信号をメインモータM1に出力する。
ステップS64においては、画像形成が終了したか否かを判断する。画像形成が終了したならば処理をステップS65に進めるが、そうでなければ処理をステップS55に戻す。ステップS65においては、メインモータM1をOFFにし、処理を終了する。
以上説明したように本実施の形態におけるプリンタ1は、メインモータM1の回転速度の偏差に応じて、少なくとも偏差の積分値に対応する第1積分ゲイン定数がより大きな利得が得られる第2積分ゲイン定数に、第2積分ゲイン定数がより大きな利得が得られる第3積分ゲイン定数に変更されるので、メインモータM1の劣化に応じて、利得を増加させることができる。このため、メインモータM1が劣化する場合であっても安定した回転速度で回転させることができる。
また、予め定められた第1〜第3積分ゲイン定数にそれぞれ対応して第1〜第3しきい値T1〜T3が定められており、第1積分ゲイン定数でフィードバック制御されるメインモータM1の回転速度の偏差が第1積分ゲイン定数に対応する第1しきい値T1以上になると、第2積分ゲイン定数に変更され、第2積分ゲイン定数でフィードバック制御されるメインモータM1の回転速度の偏差が第2積分ゲイン定数に対応する第2しきい値T2以上になると、第3積分ゲイン定数に変更される。このため、メインモータM1の劣化に応じて、適切な積分ゲイン定数を設定することができる。
また、メインモータM1の回転速度が予め定められた上限値以上または下限値以下になると通知するので、モータが劣化したことをユーザに通知することができる。
この発明の他の局面によれば、画像形成装置は、画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段に用紙を搬送する給紙手段と、画像形成手段および給紙手段を駆動するためのモータと、モータの回転速度を検出する検出手段と、モータの目標回転速度に対する検出された回転速度の偏差に基づいて、モータの回転速度を目標回転速度に一致させるように、少なくとも偏差および偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするモータ制御手段と、を備え、モータ制御手段は、給紙手段が用紙を搬送する過程における所定のタイミングで、少なくとも偏差および偏差の積分値に応じた利得を2回フィードバックする。
給紙クラッチ23A、タイミングクラッチ25AそれぞれがONからOFF、またはOFFからONに切り換わるタイミング、または、用紙が、転写ベルト19に供給されるタイミングで、モータの負荷が変動する。モータの負荷が変動するタイミングで、モータの回転数の偏差および該偏差の積分値に応じた利得が2回フィードバックする。このため、モータの回転量(角度)が目標の回転量(角度)に近くなり、用紙が搬送される距離を目標の距離に近づけることができる。その結果、用紙の搬送される距離を目標の搬送距離に近づけることができる。
なお、上述した実施の形態においては画像形成装置の一例としてプリンタ1を説明したが、図5〜8に示した処理をコンピュータ(CPU111)に実行させるためのモータ制御方法および、そのモータ制御方法をコンピュータに実行させるためのモータ制御プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 プリンタ、M1 メインモータ、M2 黒現像モータ、M3 定着モータ、M4 カラー現像モータ、M5 カラー感光体モータ、10 画像形成部、11A,11B,11C,11D 画像形成ユニット、12A,12B,12C,12D 現像器、13A,13B,13C,13D 感光体ドラム、15 露光ユニット、17 駆動ローラ、18 従動ローラ、19 転写ベルト、20 給紙部、21 給紙トレイ、23 給紙ローラ、23A 給紙クラッチ、25 タイミングローラ、25A タイミングクラッチ、27 転写ローラ、29 定着ローラ対、31 タイミングセンサ、51 モータ制御部、53 給紙制御部、55 タイミング決定部、57 警告部、61 検出部、63 フィードバック制御部、65 制御信号出力部、71 変更部、73 PI制御部、75 PID制御部、101 制御基板、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115 EEPROM、116 ネットワークI/F、117 外部記憶装置、118 CD−ROM、121 操作パネル、123 表示部、125 操作部。


Claims (8)

  1. モータの回転速度を検出する検出手段と、
    目標回転速度に対する前記モータの回転速度の偏差に応じて前記モータの回転速度を前記目標回転速度に一致させるように、少なくとも前記偏差および前記偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするフィードバック制御手段と、を備え、
    前記フィードバック制御手段は、前記偏差に応じて、少なくとも前記偏差の積分値に対応するゲイン定数をより大きな利得が得られるゲイン定数に変更する変更手段を含む、モータ制御装置。
  2. 予め定められた複数のゲイン定数にそれぞれ対応して複数のしきい値が定められており、
    前記変更手段は、前記偏差が変更前のゲイン定数に対応するしきい値以上になると、変更前のゲイン定数をより大きな利得が得られるゲイン定数に変更する、請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記検出された回転速度が予め定められた上限値以上または下限値以下になると通知する警告手段を、さらに備えた請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  4. 画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に用紙を搬送する給紙手段と、
    前記画像形成手段および前記給紙手段を駆動するためのモータと、
    前記モータの回転速度を検出する検出手段と、
    前記モータの目標回転速度に対する前記検出された回転速度の偏差に基づいて、前記モータの回転速度を前記目標回転速度に一致させるように、少なくとも前記偏差および前記偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするモータ制御手段と、を備え、
    前記モータ制御手段は、前記給紙手段が用紙を搬送する過程における所定のタイミングで、少なくとも前記偏差および前記偏差の積分値に応じた利得を2回フィードバックする、画像形成装置。
  5. 前記モータから前記供給手段に動力を伝達する状態と伝達しない状態とのいずれかに切り換える切換手段を、さらに備え、
    前記モータ制御手段は、前記切換手段により動力を伝達しない状態から伝達する状態に切り換えられるときに、前記利得を2回フィードバックする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記供給手段により搬送される用紙が前記画像形成手段に到達するときに、前記利得を2回フィードバックする、請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. モータの回転速度を検出するステップと、
    目標回転速度に対する前記モータの回転速度の偏差に応じて前記モータの回転速度を前記目標回転速度に一致させるように、少なくとも前記偏差および前記偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするステップと、を含み、
    フィードバックするステップは、前記偏差に応じて、少なくとも前記偏差の積分値に対応するゲイン定数をより大きな利得が得られるゲイン定数に変更するステップを、コンピュータに実行させるモータ制御方法。
  8. 画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に用紙を搬送する給紙手段と、
    前記画像形成手段および前記給紙手段を駆動するためのモータと、を備えた画像形成装置で実行されるモータ制御方法であって、
    前記モータの回転速度を検出するステップと、
    前記モータの目標回転速度に対する前記検出された回転速度の偏差に基づいて、前記モータの回転速度を前記目標回転速度に一致させるように、少なくとも前記偏差および前記偏差の積分値に応じた利得をフィードバックするステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記フィードバックするステップは、前記給紙手段が用紙を搬送する過程における所定のタイミングで、少なくとも前記偏差および前記偏差の積分値に応じた利得を2回フィードバックする、モータ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014134368A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Noritz Corp 温風暖房装置及び温風暖房装置の送風機制御方法

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