JP2012015022A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】接続対象物間の位置ずれ等を吸収できるとともに、コネクタと接続対象物との接続時の操作力やコンタクトの変形量が大きくなりすぎないようにする。
【解決手段】複数のコンタクト240のそれぞれに、コンタクト1220の板状の接触部1220aをその板厚方向へ相対的に回転可能に支持する接触部241,242と、コンタクト1120の板状の接触部1120aをその板厚方向へ相対的に回転可能に支持する接触部243,244とを設ける。接触部1220a,1120aの板厚方向へ回転可能に、複数のコンタクト240をハウジング230のコンタクト収容孔230Aに収容する。
【選択図】図3

Description

この発明は2つの接続対象物の間に介在してそれらの接続対象物同士を電気的に接続するコネクタに関する。
従来、複数のコンタクトと、それらを保持する第1、第2ハウジングとを備えるコネクタが知られている(下記特許文献1参照)。
複数のコンタクトは上下2段に配置され、上段のコンタクトと下段のコンタクトとは線対称の関係である。
複数のコンタクトはそれぞれ第1、第2接触部、第1、第2バネ部、第1、第2保持部及びフローティング部を有する。
このコネクタを用いてカード基板とマザーボード基板とを電気的に接続するとき、カード基板がマザーボード基板に対して相対的に上方へ位置していたり、カード基板がマザーボード基板に対して傾いていたりしても、コンタクトが変形するので、両基板間の上下方向の位置ずれやマザーボード基板に対するカード基板の傾きは吸収され、第1、第2接触部と両基板との接触状態が確保される。
特開2008−198441号公報(0032、0035、0036、0050、0051、図9〜図13等)
しかし、上述のコネクタでは、カード基板に接触する第1接触部の接触力がマザーボード基板に接触する第2接触部の接触力よりも著しく大きくなったり、フローティング部が大きく変形したりする。そのため、コネクタをカード基板に嵌合するときの操作力が大きくなるというおそれがあるとともに、第1、第2接触部やフローティング部が塑性変形したり、接触部の接触安定性が損なわれたりするおそれがある。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、接続対象物間の位置ずれ等を吸収できるとともに、コネクタと接続対象物との接続時の操作力やコンタクトの変形量が大きくなりすぎないようにすることである。
前述の課題を解決するため請求項1の発明は、第1接続対象物と第2接続対象物とを電気的に接続するコネクタにおいて、複数の板状コンタクトと、前記複数の板状コンタクトをそれらの板厚方向で並べた状態を維持する維持部材とを備え、前記板状コンタクトが、前記第1接続対象物の板状接触部の板厚方向へ前記板状コンタクトを回転可能に支持する第1接触部と、前記第2接続対象物の板状接触部の板厚方向へ前記板状コンタクトを回転可能に支持する第2接触部とを有することを特徴とする。
第1、第2接続対象物の板状接触部がその板厚方向へずれているとき、それらの板状接触部をコネクタ用いて接続すると、ずれ量に応じてコネクタが回転し、ずれが吸収されるので、第1、第2接続対象物とコネクタとの接続時の操作力や板状コンタクトの変形量は、第1、第2接続対象物の板状接触部がその板厚方向へずれていないときと比べ、ほとんど変わらない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタにおいて、前記複数の板状コンタクトのそれぞれが前記第1、第2接続対象物の前記板状接触部の板厚方向へ回転可能であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のコネクタにおいて、前記複数の板状コンタクト同士が接触していることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記複数の板状コンタクトが、同形状であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記維持部材が、前記複数の板状コンタクトを収容するコンタクト収容孔を有するハウジングであり、前記板状コンタクトは連結部とランスとを有し、前記ハウジングは前記連結部と当接するストッパと前記ランスを係止する係止部とを有し、前記板状コンタクトが前記コンタクト収容孔内に遊動自在に保持されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のコネクタにおいて、前記ハウジングは、前記第1接続対象物が固定される筐体に移動可能に取り付けるための孔を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記維持部材が、前記複数の板状コンタクトに形成された挿入孔に挿入される板状の本体部と、前記板状コンタクトの板厚方向で並べられた前記複数の板状コンタクトのうちの前記板状コンタクトの板厚方向の一端に配置された前記板状コンタクトに突き当たる第1ストッパと、前記複数の板状コンタクトのうちの前記板状コンタクトの板厚方向の他端に配置された前記板状コンタクトに突き当たる第2ストッパとを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のコネクタにおいて、前記維持部材が、前記第1接続対象物が固定される筐体に移動可能に取り付けるための孔を有することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記維持部材が、前記複数の板状コンタクトをその板厚方向で挟む一対の固定部と、前記板状コンタクトの板厚方向で並べられた前記複数の板状コンタクトに形成された挿入孔に挿入され、前記一対の固定部を連結するねじとを有することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載のコネクタにおいて、前記維持部材が、前記第1接続対象物が固定される筐体に移動可能に取り付けるための孔を有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記維持部材が、前記板状コンタクトの板厚方向で並べられた前記複数の板状コンタクトに形成された挿入孔に挿入されるボルトと、このボルトにねじ込まれるナットとで構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、接続対象物間の位置ずれ等を吸収できるとともに、コネクタと接続対象物との接続時の操作力やコンタクトの変形量が大きくなりすぎないようにすることができる。
図1はこの発明の第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図2は図1に示すコネクタの正面図である。 図3は図2のIII-III線に沿う断面図である。 図4は図2のIV-IV線に沿う断面図である。 図5は図1に示すコネクタの使用状態を示す断面図である。 図6はこの発明の第2実施形態に係るコネクタの正面図である。 図7は図6に示すコネクタの側面図である。 図8は図6に示すコネクタの平面図である。 図9は図6に示すコネクタのコンタクトの斜視図である。 図10はこの発明の第3実施形態に係るコネクタの正面図である。 図11は図10に示すコネクタの側面図である。 図12は図10に示すコネクタの平面図である。 図13は図10に示すコネクタのコンタクトの斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、この発明の第1実施形態のコネクタを図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示すように、コネクタ200はハウジング(維持部材)230とハウジング230に保持された複数のコンタクト(板状コンタクト)240とを備える。コネクタ200は、図示しない電子機器(例えば電力変換装置)の筐体内でその筐体に固定されたバスバー73に機械的及び電気的に接続されたコンタクト(第1接続対象物)1220と図示しない電子機器(例えばバッテリ)に設けられたコンタクト(第2接続対象物)1120とを電気的に接続し、電子機器間に大電流を流すためのものである。
コンタクト1220,1120はそれぞれ板状の接触部(板状接触部)1220a,1120aを有する。コンタクト1220の接触部1220aの板厚方向とコンタクト1120の接触部1120aの板厚方向とはほぼ平行である。
コンタクト1220はほぼL字形であり、コンタクト1220の後端部がねじ74でバスバー73に固定されている。
図2、図3、図4に示すように、ハウジング230はほぼ角筒状である。ハウジング230は合成樹脂で形成されている。ハウジング230はその長手方向へ延びるコンタクト収容孔230Aを有する。ハウジング230のコンタクト収容孔230Aに複数のコンタクト240が収容されている。
コンタクト収容孔230Aの後部(図3、図4に示されたコンタクト収容孔230Aの左側の部分)が第1受容孔231であり、コンタクト収容孔230Aの前部(図3、図4に示されたコンタクト収容孔230Aの右側の部分)が第2受容孔232であり、コンタクト収容孔230Aの中間部が複数の第3受容孔238である。
第1受容孔231には後述するコンタクト240の接触部241と接触部242とで挟まれるコンタクト1220の接触部1220aが挿入される。ハウジング230の第1受容孔231の開口縁には、コンタクト1220の接触部1220aを第1受容孔231に誘い込む誘い面231aが形成されている。
第2受容孔232には後述するコンタクト240の接触部243と接触部244とで挟まれるコンタクト1120の接触部1120aが挿入される。ハウジング230の第2受容孔232の開口縁には、コンタクト1120の接触部1120aを第2受容孔232に誘い込む誘い面232aが形成されている。第2受容孔232のコンタクト配列方向A(図4参照)の幅はコンタクト1120の幅よりも広い。
コンタクト収容孔230Aは複数の第1凹部233と複数の第2凹部234とを有する(図3参照)。第1凹部233は、ハウジング230の上部にコンタクト240のコンタクト配列方向Aに沿って等間隔に形成され、ハウジング230の前端(図3、図4に示されたハウジング230の右側の端)から後端(図3、図4に示されたハウジング230の左側の端)へ延びている。第1凹部233は第1受容孔231と第2受容孔232と第3受容孔238とに通じている。第2凹部234は、ハウジング230の下部にコンタクト240のコンタクト配列方向Aに沿って等間隔に形成され、ハウジング230の前端から後端へ延びている。第2凹部234はコネクタ200の高さ方向Hで第1凹部233に対向し、第1受容孔231と第2受容孔232と第3受容孔238とに通じている。
複数の第3受容孔238はコンタクト配列方向Aに沿って等間隔に形成されている。第3受容孔238の一端部は第1受容孔231に、第3受容孔238の他端部は第2受容孔232にそれぞれ通じている。第3受容孔238のコンタクト配列方向Aで相対する内周面のうちの一方の内周面の第2受容孔232側端部からストッパ239がコンタクト配列方向Aへ突出している。第3受容孔238のコンタクト配列方向Aで相対する内周面のうちの他方の内周面の第1受容孔231側端部には係止部238aが形成されている。
第3受容孔238には後述するコンタクト240の連結部247及びランス248が収容される。
ハウジング230の両側面にはフランジ部237が形成されている。フランジ部237には長孔(孔)237aが形成されている。長孔237aはコネクタ200の高さ方向Hへ延びている。
複数のコンタクト240の接触部241,242は1つのコンタクト1220に接触し、複数のコンタクト240の接触部243,244は1つのコンタクト1120に接触する。このように、2つのコンタクト1220,1120を複数のコンタクト240を用いて電気的に接続するようにしたのは、コンタクト1120からコンタクト1220へ大電流を流せるようにするためである。図3に示すように、複数のコンタクト240は、それぞれ4つの接触部241,242,243,244と2つの保持部245,246と1つの連結部247と1つのランス248とを有する。複数のコンタクト240は同形状である。複数のコンタクト240は1つの金属板に打抜き加工及び曲げ加工を施すことによって形成される。
接触部241(第1接触部)と接触部242(第1接触部)とはコネクタ200の高さ方向Hで対向する。接触部241の一部は第1凹部233に収容され、残りの部分は第1受容孔231に突出する。接触部242の一部は第2凹部234に収容され、残りの部分は第1受容孔231に突出する。接触部241,242はコンタクト1220の接触部1220aを挟む。接触部241,242の接触部分はほぼ円弧状に形成され、接触部1220aに接触する。
接触部243(第2接触部)と接触部244(第2接触部)とはコネクタ200の高さ方向Hで対向する。接触部243の一部は第1凹部233に収容され、残りの部分は第2受容孔232に突出する。接触部244の一部は第2凹部234に収容され、残りの部分は第2受容孔232に突出する。接触部243,244はコンタクト1120の接触部1120aの先端よりも後方に位置する部分を挟む。接触部243,244の接触部分はほぼ円弧状に形成され、接触部1120aに接触する。
保持部245の一端は接触部241に連なり、他端は接触部243に連なる。保持部245は第1凹部233に収容され、遊動自在に保持される。保持部246の一端は接触部242に連なり、他端は接触部244に連なる。保持部246は第2凹部234に収容され、遊動自在に保持される。
連結部247は保持部245と保持部246とを連結する。
ランス248は連結部247に連なり、ハウジング230の後方へ延びている。ランス248の先端が係止部238aに引っ掛かるように、ランス248はコンタクト240の板厚方向へ折り曲げられている。
コンタクト240をハウジング230に組み付けるには、コンタクト240をハウジング230の後側からハウジング230のコンタクト収容孔230Aに挿入する。このとき、接触部241,243と保持部245とが第1凹部233に挿入され、接触部242,244と保持部246とが第2凹部234に挿入される。コンタクト240がハウジング230のコンタクト収容孔230A内に所定量挿入されると、連結部247がコンタクト収容孔230Aの第3受容孔238内でストッパ239に突き当たるとともに、ランス248の先端が係止部238aに引っ掛かり、コンタクト240はハウジング230のコンタクト収容孔230A内で、複数のコンタクト240のそれぞれが個別に移動自在となるように保持される。係止部238a、ランス248、連結部247、ストッパ239の構成により、コンタクト240がコンタクト収容孔230A内で、図3において、上下方向および左右方向のそれぞれの方向に移動自在(遊動自在)に保持される。
コネクタ200はハウジング230のフランジ部237の長孔237aに通されたねじ72でパネル(バスバー73を収容している筐体の一部)71に取り付けられる。ねじ72は雄ねじ部(図示せず)と胴部(図示せず)と頭部72cとを有する。雄ねじ部はパネル71の雌ねじ部(図示せず)にねじ込まれる。胴部は雄ねじ部に連なる。胴部の外径寸法は雄ねじ部の外径寸法よりも大きい。胴部の長さ寸法はフランジ部237の板厚寸法よりも大きく、胴部の外径寸法は長孔237aの短手方向の内径寸法よりもわずかに小さい。頭部72cは胴部に連なり、頭部72cの外径寸法は長孔237aの短手方向の内径寸法よりも大きい。したがって、ねじ72の雄ねじ部をパネル71の雌ねじ部に完全にねじ込むと、胴部はパネル71に突き当たるが、頭部72cの下面はフランジ部237の上面との間に隙間を持つ。この結果、ねじ72の胴部は相対的に長孔237a内を移動可能である。
コネクタ200をパネル71に取り付けるとき、ねじ74でバスバー73に固定されたコンタクト1220の接触部1220aが、コネクタ200の第1受容孔231に挿入され、接触部241,242に挟まれる。コンタクト1220の接触部1220aの位置がコネクタ200に対して高さ方向Hでずれている場合、接触部1220aの先端がハウジング230の誘い面231aに突き当たった後(ずれ量によっては、コンタクト240の誘い面241a,242aに突き当たる)、コンタクト1220の接触部1220aがコンタクト240の接触部241,242の間に挿入され、図5に示すように、コネクタ200が傾く。すなわち、接触部241,242がコンタクト1220の接触部1220aを挟むことによって、それらのほぼ中間点O1を中心にしてコンタクト1220の接触部1220aの板厚方向へコンタクト240を回転可能に支持するので、接触部241,242間の間隔はほとんど変化しない。このとき、接触部241,242は常に接触部1220aに接触する。
また、コンタクト1220の接触部1220aがその挿入方向I(図4参照)と平行な軸周りに傾いている場合(いわゆるねじれ)、コンタクト1220の接触部1220aがコネクタ200の第1受容孔231に挿入されたとき、複数のコンタクト240はそれぞれ独立して接触部の1220aの板厚方向へ回転し、コンタクト1220の接触部1220aのねじれが吸収される。
コンタクト1120の接触部1120aの位置がコネクタ200に対して高さ方向Hでずれている場合、パネル71に取り付けられたコネクタ200の第2受容孔232にコンタクト1120が挿入されたとき、接触部1120aの先端がハウジング230の誘い面232aに突き当たった後(ずれ量によっては、コンタクト240の誘い面243a,244aに突き当たる)、コンタクト1120の接触部1120aが接触部243,244の間に挿入され、図5に示すように、コネクタ200が傾く。すなわち、接触部243,244がコンタクト1220の接触部1220aを挟むことによって、それらのほぼ中間点O2を中心にしてコンタクト1120の接触部1120aの板厚方向へコンタクト240を回転可能に支持するので、接触部243,244間の間隔はほとんど変化しない。このとき、接触部243,244は常に接触部1120aに接触する。
また、コンタクト1120の接触部1120aがその挿入方向I´(図4参照)と平行な軸周りに傾いている場合(いわゆるねじれ)、コンタクト1120の接触部1120aがコネクタ200の第2受容孔232に挿入されたとき、複数のコンタクト240はそれぞれ独立して接触部の1120aの板厚方向へ回転し、コンタクト1120の接触部1120aのねじれが吸収される。
ねじ72はハウジング230のフランジ部237の長孔237a内を相対的に移動可能であるので、コンタクト240が接触部1220a,1120aの板厚方向へ回転するとき、その動きに伴ってハウジング230も接触部1220a,1120aの板厚方向へ回転する(図5参照)。しかし、ねじ72の移動範囲が長孔237aによって制限されるので、ハウジング230の過度の傾きが制限され、コンタクト1120をハウジング230に挿入できなくなる事態が生じるのを防いでいる。
この実施形態によれば、コンタクト1120がコンタクト1220(コネクタ200)に対して位置的にずれていたり、ねじれていたりしても、コンタクト1220,1120の接触部1220a,1120aとコンタクト240の接触部241,242,243,244との間に生じる接触力がほとんど変化しない。また、コンタクト240の変形量が大きくならないので、コンタクト240の塑性変形を防止でき、接触安定性を維持することができる。
コネクタ200のハウジング230がフランジ部237の長孔237aに通されたねじ72によってパネル71に移動可能に取り付けられているので、コネクタ200が過度に傾いてコンタクト1120をコネクタ200に挿入できなくなる事態が発生するのを防ぐことができる。
また、コネクタ200では、第2受容孔232のコンタクト配列方向Aの幅がコンタクト1120の幅よりも広く、コンタクト接触部243,244がコンタクト1120の接触部1120aの先端よりも後方に位置した部分を挟むので、コンタクト1120がコンタクト配列方向Aや挿入方向I´にずれていても、コネクタ200をコンタクト1120に接続することができる。
更に、コネクタ200に対するコンタクト1220,1120の高さ方向Hの位置ずれが大きくても、ハウジング230の誘い面231a,232aによってコンタクト1220,1120を確実にハウジング230内に挿入することができる。
次に、この発明の第2実施形態のコネクタを図6〜図9に基づいて説明する。
第1実施形態のコネクタ200はハウジング230を備えているが、第2実施形態のコネクタ300はハウジングを備えていない。
図6、図7、図8に示すように、コネクタ300は、複数のコンタクト(板状コンタクト)340と結束部材(維持部材)350とで構成されている。コネクタ300はコネクタ200と同様に、コンタクト(第1接続対象物)1220とコンタクト(第2接続対象物)1120とを電気的に接続するものである。
コンタクト340は4つの接触部3401,3402,3403,3404と2つの保持部3405,3406と1つの連結部3407と1つのばね状接触片3408と1つの固定接触片3409とを有する。コンタクト340の形状は、ばね状接触片3408及び固定接触片3409の部分を除き、コンタクト340の高さ方向と平行で、後述する長孔(挿入孔)3410を通る仮想直線に関して線対称である。複数のコンタクト340は同形状であり、1つの金属板に打抜き加工及び曲げ加工を施すことによって形成される。
接触部3401と接触部3402とはコネクタ300の高さ方向Hで対向する。接触部3401,3402はコンタクト1220の接触部1220aを挟む。接触部3401,3402の接触部分はほぼ円弧状に形成され、接触部1220aに接触する。接触部3401,3402に挟まれたコンタクト1220の接触部1220aを挟むことによって、接触部3401,3402のほぼ中間点O1を中心にしてコンタクト1220の接触部1220aの板厚方向へコンタクト340を回転可能に支持する。
接触部3403と接触部3404とはコネクタ300の高さ方向Hで対向する。接触部3403,3404はコンタクト1120の接触部1120aの先端よりも後方に位置した部分を挟む。接触部3403,3404の接触部分はほぼ円弧状に形成され、接触部1120aに接触する。接触部3403,3404がコンタクト1120の接触部1120aを挟むことによって、接触部3403,3404のほぼ中間点O2を中心にしてコンタクト1220の接触部1120aの板厚方向へコンタクト340を回転可能に支持する。
保持部3405の一端は接触部3401に連なり、他端は接触部3403に連なる。保持部3406の一端は接触部3402に連なり、他端は接触部3404に連なる。
連結部3407は保持部3405と保持部3406とを連結する。
ばね状接触片3408は連結部3407に連なり、後方へ延びている。ばね状接触片3408はコンタクト340の板厚方向へ折り曲げられている。
固定接触片3409は連結部3407に連なり、前方へ延びている。
連結部3407には長孔3410が形成されている。長孔3410はコネクタ300の高さ方向Hへ延び、その一端が保持部3405に達し、他端が保持部3406に達する。コンタクト340の長手方向における長孔3410の幅寸法は結束部材350の板厚寸法よりも大きい。コネクタ300の高さ方向Hにおける長孔3410の長さ寸法は後述する結束部材350のストッパ(第1ストッパ)351が形成されている部分の高さ寸法よりも小さく、結束部材350のストッパ351が形成されていない部分の高さ寸法よりも大きい。
結束部材350はほぼ矩形であり、1つの金属板を打ち抜いて形成されている。結束部材350は、本体部350Aとストッパ351とかしめ部(第2ストッパ)352とを有する。本体部350Aは板状であり、複数のコンタクト340に形成された長孔3410に挿入される。ストッパ351は、コンタクト340の板厚方向で並べられた複数のコンタクト340のうちのコンタクト340の板厚方向の一端に配置されたコンタクト340に突き当たる。かしめ部352は、コンタクト340の板厚方向で並べられた複数のコンタクト340のうちのコンタクト340の板厚方向の他端に配置されたコンタクト340に突き当たる。ストッパ351とかしめ部352とが本体部350Aの中央部の上縁部に所定の間隔をあけて配置されている。ストッパ351とかしめ部352とが本体部350Aの中央部の下縁部に所定の間隔をあけて配置されている。ストッパ351同士はコネクタ300の高さ方向Hで並んでいる。かしめ部352同士はコネクタ300の高さ方向Hで並んでいる。ストッパ351とかしめ部352との間隔は複数のコンタクト340をその厚さ方向に沿って隙間なく積み重ねたときのそれらのコンタクト340の集合体の厚さ方向の寸法よりも大きく設定されている。
本体部350Aの長手方向の両端部にはそれぞれ取付孔(孔)353が形成されている。取付孔353には、第1実施形態に用いられているねじ72と同様のねじ(図示せず)が挿入される。取付孔353の内径はねじの胴部の外径よりも大きく、ねじの頭部の外径よりも小さい。以上のような構成を採用したので、積み重ねられた複数のコンタクト340は第1、第2接続対象物1220,1120の接触部1220a,1120aの板厚方向へそれぞれが独立して回転可能である。
コンタクト340を組み立てるには、まず、複数のコンタクト340をその厚さ方向に積み重ねる。このとき、隣接する一方のコンタクト340のばね状接触片3408と他方のコンタクト340の固定接触片3409とが重なるように、コンタクト340の向きを交互に変えて積み重ねる。
次に、積み重ねた複数のコンタクト340の長孔3410に結束部材350を挿入する。このとき、結束部材350はそのかしめ部352側の部分から長孔3410に挿入され、ストッパ351がコンタクト340に突き当たるまで挿入される。
最後に、結束部材350のかしめ部352をかしめ、その先端を長孔3410の周縁部に位置させる。その結果、結束部材350を長孔3410から引き抜けなくなり、複数のコンタクト340が1つに束ねられる。このとき、隣接する一方のコンタクト340のばね状接触片3408と他方のコンタクト340の固定接触片3409とが接触するので、積み重ねられた複数のコンタクト340は電気的に一体化される。
第1実施形態と同様に、コンタクト340は、結束部材350に挿入されたねじ(図示せず)によってパネル(図示せず)に接触部1220a,1120aの板厚方向へ所定角度だけ回転できるように取り付けられ、コネクタ300の高さ方向Hでコンタクト340とコンタクト1220の接触部1220aとがずれている場合、コンタクト340の一端部にバスバー73(図1参照)にねじ72で固定されたコンタクト1220の接触部1220aが挿入されると、第1実施形態と同様に、コンタクト340が接触部1220aの板厚方向へ回転することによって接触部1220aとのずれが吸収されるとともに、接触部1220aのコンタクト340に対する挿入力がほとんど大きくならない。
コネクタ300の高さ方向Hでコンタクト340とコンタクト1120の接触部1120aとがずれている場合、コンタクト340の他端部にはコンタクト1120の接触部1120aが挿入されたとき、第1実施形態と同様に、コンタクト340が接触部1120aの板厚方向へ回転して接触部1120aとのずれが吸収されるとともに、接触部1120aのコンタクト340に対する挿入力がほとんど大きくならない。
第2実施形態では、コンタクト340の向きを交互に変えて積み重ねるので、コンタクト1220の接触部1220aに接触するコンタクト340の接触部3401,3402,3403,3404が第1接触部であり、コンタクト1120の接触部1120aと接触するコンタクト340の接触部3403,3404,3401,3402が第2接触部である。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、隣接する一方のコンタクト340のばね状接触片3408が隣接する他方のコンタクト340の固定接触片3409に接触するので、コンタクト340の一部分に大電流が流れ、その部分が発熱するのを回避することができる。
また、ハウジングを持たないので、小型化やコストダウンが容易である。
次に、この発明の第3実施形態のコネクタを図10〜図13に基づいて説明する。
第3実施形態の基本構造と第2実施形態の基本構造とは共通している。第2実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、第2実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
第2実施形態の結束部材350は1つの部材で構成されているが、第3実施形態の結束部材(維持部材)450は2つの固定部451,451´(以下、L字形固定部という)と2つのねじ452とで構成されている。
L字形固定部451は挟持部451aと取付部451bとを有する。挟持部451aはほぼ板状である。挟持部451aには2つのねじ挿入孔(図示せず)が形成されている。このねじ挿入孔にはねじ452が挿入される。ねじ452は雄ねじ部(図示せず)と胴部(図示せず)と頭部452cとを有する。雄ねじ部は後述するL字形固定部451´のねじ孔451dにねじ込まれる。胴部は雄ねじ部に連なる。胴部の外径寸法は雄ねじ部の外径寸法よりも大きい。胴部の外径寸法はコンタクト440の挿入孔4410の内径寸法よりも小さい。胴部の長さ寸法は、複数のコンタクト440をその板厚方向で隙間なく積み重ねたときのそれらのコンタクト440の集合体の板厚方向の寸法よりも大きい。頭部425cは胴部に連なる。頭部425cの外径寸法は胴部の外径寸法よりも大きい。また、頭部425cの外径寸法は挿入孔4410の外径よりも大きい。取付部451bはほぼ板状であり、挟持部451aに連なり、挟持部451aに対して直角である。取付部451aには取付孔451eが形成されている。取付孔451eには第1実施形態で用いられているねじ72と同様のねじが挿入される。取付孔451eの内径はねじの胴部の外径よりも大きく、ねじの頭部の外径よりも小さい。
L字形固定部451´はL字形固定部451とほぼ同じ構成であり、挟持部451aと取付部451bとを有する。L字形固定部451とL字形固定部451´との違いは、L字形固定部451の挟持部451aにはねじ挿入孔が形成されているのに対し、L字形固定部451´の挟持部451aにはねじ孔451dが形成されている(図11参照)点だけである。ねじ孔451dにはL字形固定部451の挟持部451aのねじ挿入孔に挿入されたねじ452の雄ねじ部がねじ込まれる。
第3実施形態のコンタクト440の連結部4407には、第2実施形態のコンタクト340の長孔3410に代えて2つの挿入孔4410が形成されている。挿入孔4410には結束部材450のねじ452が通される。挿入孔4410の内径はねじ452の胴部の外径よりも大きく、ねじ452の頭部452cの外径よりも小さい。
コンタクト440を組み立てるには、第2実施形態のコンタクト340の組立と同様に、まず、複数のコンタクト440をその厚さ方向で積み重ねる。
次に、L字形固定部451の挟持部451aのねじ挿入孔、コンタクト440の挿入孔4410にねじ452を挿入する。
最後に、ねじ452の先端部をL字形固定部451´のねじ孔451dにねじ込む。
以上の作業により、積み重ねられた複数のコンタクト440がL字形固定部451,451´の挟持部451aによって挟まれ、機械的、電気的に一体化される。ねじ452の胴部の長さ寸法が複数のコンタクト440をその板厚方向で隙間なく積み重ねたときの板厚方向の寸法よりも大きく、また、挿入孔4410の内径がねじ452の胴部の外径よりも大きいので、積み重ねられた複数のコンタクト440はそれぞれ独立して接触部1220a,1120aの板厚方向へ回転可能である。
第3実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏する。なお、本実施形態の固定部451,451´は、挟持部451aと取付部451bとでL字形状に形成されているが、取付部451bの構成は無くても良く、また挟持部451aと同一面に形成してもよく形状は問わない。
なお、上述の第1実施形態では、複数のコンタクト240はそれぞれコンタクト収容孔230Aに遊動自在に収容されているが、複数のコンタクト240はハウジング230に固定されていてもよい。
また、上述の第2、3実施形態では、複数のコンタクト340,440が独立して回転可能であるが、複数のコンタクト340,440は互いに固定されてもよい。
上述の第1〜3実施形態では、コンタクト240,340,440の接触部241,242,243,244,3401,3402,3403,3404の接触部分は円弧状に形成されているが、必ずしも接触部分を円弧状にする必要はなく、例えば、接触部分をほぼ三角形状にしてもよい。接触部分をほぼ三角形状にすれば、よりコネクタの操作力の増加を抑制できる。
本発明では、コンタクトの重ねる枚数を異ならせることで、種々の電流要領に対応したコネクタを構成することができる。すなわち、許容電流の要求が小さければ重ねる枚数は2〜3枚でよく、許容電流が大きい場合には更に重ねる枚数を増すことによって、対応することができる。
また、同一のコンタクトを用いれば、異なる許容電流の容量に対して、同一のコンタクトを重ねることで対応できコスト削減につながる。
200,300,400 コネクタ
230 ハウジング(維持部材)
230A コンタクト収容孔
231 第1受容孔(コンタクト収容孔230Aの一部)
232 第2受容孔(コンタクト収容孔230Aの一部)
238 第3受容孔(コンタクト収容孔230Aの一部)
233 第1凹部(コンタクト収容孔230Aの一部)
234 第2凹部(コンタクト収容孔230Aの一部)
237a 長孔(孔)
240 コンタクト(板状コンタクト)
241,242 接触部(第1接触部)
243,244 接触部(第2接触部)
340 コンタクト(板状コンタクト)
3401,3402 接触部(第1又は第2接触部)
3403,3404 接触部(第1又は第2接触部)
3410 長孔(挿入孔)
350 結束部材(維持部材)
350A 本体部
351 ストッパ(第1ストッパ)
352 かしめ部(第2ストッパ)
440 コンタクト(板状コンタクト)
353 取付孔(孔)
450 結束部材(維持部材)
451,451´ 固定部(L字形固定部)
451e 取付孔(孔)
452 ねじ
1220 コンタクト(第1接続対象物)
1220a 接触部(板状接触部)
1120 コンタクト(第2接続対象物)
1120a 接触部(板状接触部)

Claims (11)

  1. 第1接続対象物と第2接続対象物とを電気的に接続するコネクタにおいて、
    複数の板状コンタクトと、
    前記複数の板状コンタクトをそれらの板厚方向で並べた状態を維持する維持部材とを備え、
    前記板状コンタクトが、前記第1接続対象物の板状接触部の板厚方向へ前記板状コンタクトを回転可能に支持する第1接触部と、前記第2接続対象物の板状接触部の板厚方向へ前記板状コンタクトを回転可能に支持する第2接触部とを有する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記複数の板状コンタクトのそれぞれが前記第1、第2接続対象物の前記板状接触部の板厚方向へ回転可能であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記複数の板状コンタクト同士が接触していることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記複数の板状コンタクトが、同形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタ。
  5. 前記維持部材が、前記複数の板状コンタクトを収容するコンタクト収容孔を有するハウジングであり、前記板状コンタクトは連結部とランスとを有し、前記ハウジングは前記連結部と当接するストッパと前記ランスを係止する係止部とを有し、前記板状コンタクトが前記コンタクト収容孔内に遊動自在に保持されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のコネクタ。
  6. 前記ハウジングは、前記第1接続対象物が固定される筐体に移動可能に取り付けるための孔を有することを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記維持部材が、前記複数の板状コンタクトに形成された挿入孔に挿入される板状の本体部と、前記板状コンタクトの板厚方向で並べられた前記複数の板状コンタクトのうちの前記板状コンタクトの板厚方向の一端に配置された前記板状コンタクトに突き当たる第1ストッパと、前記複数の板状コンタクトのうちの前記板状コンタクトの板厚方向の他端に配置された前記板状コンタクトに突き当たる第2ストッパとを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のコネクタ。
  8. 前記維持部材が、前記第1接続対象物が固定される筐体に移動可能に取り付けるための孔を有することを特徴とする請求項7記載のコネクタ。
  9. 前記維持部材が、前記複数の板状コンタクトをその板厚方向で挟む一対の固定部と、前記板状コンタクトの板厚方向で並べられた前記複数の板状コンタクトに形成された挿入孔に挿入され、前記一対の固定部を連結するねじとを有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のコネクタ。
  10. 前記維持部材が、前記第1接続対象物が固定される筐体に移動可能に取り付けるための孔を有することを特徴とする請求項9記載のコネクタ。
  11. 前記維持部材が、前記板状コンタクトの板厚方向で並べられた前記複数の板状コンタクトに形成された挿入孔に挿入されるボルトと、このボルトにねじ込まれるナットとで構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のコネクタ。
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