JP2012014240A - 紙幣入金装置 - Google Patents

紙幣入金装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012014240A
JP2012014240A JP2010147418A JP2010147418A JP2012014240A JP 2012014240 A JP2012014240 A JP 2012014240A JP 2010147418 A JP2010147418 A JP 2010147418A JP 2010147418 A JP2010147418 A JP 2010147418A JP 2012014240 A JP2012014240 A JP 2012014240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
banknotes
banknote
stacking
stacked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010147418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5535791B2 (ja
Inventor
Tooru Akamatsu
松 徹 赤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2010147418A priority Critical patent/JP5535791B2/ja
Publication of JP2012014240A publication Critical patent/JP2012014240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5535791B2 publication Critical patent/JP5535791B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】紙幣の集積状態を検出し、移動させる紙幣が残留する等の不具合が発生することを防止できる紙幣入金装置を提供する。
【解決手段】紙幣入金装置は、紙幣を1枚ずつ機体内部に取り込む受入部101と、前記受入部により取り込まれた紙幣を搬送する搬送部102と、前記搬送部により搬送される紙幣の識別を行う識別部103と、前記搬送部から送られた紙幣を集積する集積部106と、前記集積部に集積された紙幣を機体外部から取り出すための開口を開閉するシャッター部62と、前記集積部内の紙幣集積位置を撮影する撮影部50と、前記撮影部により撮影された前記集積部に紙幣が集積されている状態の画像を用いて、紙幣が正常に集積されているか否か判定し、判定結果に基づいて所定の処理を行う制御部104と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、機体外部から紙幣が入金され、この入金された紙幣を機体内部に収納する紙幣入金装置に関する。
従来から、機体外部から紙幣が入金され、この入金された紙幣を機体内部に収納するような紙幣入金装置として、様々な種類のものが知られている。このような紙幣入金装置としては、収納部が金種別に複数設けられ、入金された紙幣を金種別に各収納部に収納させるタイプのものや、紙幣が混合して収納される混合収納部が設けられ、入金された紙幣を混合収納部に混合状態で収納させるタイプのものが知られている。
また、金種別の収納部にカメラを設け、収納部から紙幣が回収された後に収納部内を撮影した画像データと、収納部が空の状態を撮影したマスタ画像データとを比較し、収納部に紙幣の残留がないかを検出する貨幣処理機が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、上記のような従来の貨幣処理機は、収納部内における紙幣の集積状態が異常であるか否かを検出できない。そのため、収納部に集積された紙幣を他の箇所へ移動させる際に、紙幣の残留等の不具合が発生し易い状態になっていることを事前に検出できなかった。紙幣を一時保留部に一時保留して入金の承認が行われてから収納部へ収納させる紙幣入金装置では、一時保留部からの紙幣の移動は、入金確定後に行われるため、入金確定後に不具合が発生すると、エラー解除の際に現金違算等を引き起こすおそれがあった。
特開2009−199170号公報
本発明は、紙幣の集積状態を検出し、移動させる紙幣が残留する等の不具合が発生することを防止できる紙幣入金装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による紙幣入金装置は、投入された紙幣を1枚ずつ機体内部に取り込む受入部と、前記受入部により機体内部に取り込まれた紙幣を搬送する搬送部と、前記搬送部に設けられ、当該搬送部により搬送される紙幣の識別を行う識別部と、前記搬送部に接続され、当該搬送部から送られた紙幣を集積する集積部と、前記集積部に集積された紙幣を機体外部から取り出すための開口を開閉するシャッター部と、前記集積部内の紙幣集積位置を撮影する撮影部と、前記撮影部により撮影された前記集積部に紙幣が集積されている状態の画像を用いて、紙幣が正常に集積されているか否か判定し、判定結果に基づいて所定の処理を行う制御部と、を備えるものである。
本発明の一態様による紙幣入金装置においては、前記集積部に集積された紙幣が当該集積部から送られ、この送られた紙幣を受け入れて収納する収納庫と、前記集積部に集積された紙幣を前記収納庫へ移動させる移動部と、をさらに備え、前記制御部は、前記集積部に紙幣が正常に集積されていると判定した場合は、前記集積部に集積された紙幣を前記収納庫へ移動させるよう前記移動部を制御し、前記集積部に紙幣が正常に集積されていないと判定した場合は、前記開口を開くように前記シャッター部を制御することが好ましい。
本発明の一態様による紙幣入金装置においては、前記シャッター部の機体内部側の面には所定パターンが描かれており、前記撮影部は、前記集積部に紙幣が集積されている時に、前記所定パターンの少なくとも一部を撮影し、前記制御部は、前記撮影部により撮影された画像における前記所定パターンに基づいて、紙幣が正常に集積されているか否か判定することが好ましい。
本発明の一態様による紙幣入金装置においては、前記所定パターンはドットパターンであり、前記制御部は、前記画像におけるドット数に基づいて紙幣が正常に集積されているか否か判定することが好ましい。
本発明の一態様による紙幣入金装置においては、前記制御部は、前記撮影部により撮影された、前記集積部に紙幣が集積される前の画像と、前記移動部が前記集積部に集積された紙幣を前記収納庫へ移動させた後の画像とを比較し、比較結果に基づいて、前記集積部に紙幣が残留しているか否かを判定することが好ましい。
本発明の一態様による紙幣入金装置においては、前記シャッター部が開いている場合、前記撮影部は前記開口を介して機体外部を撮影することが好ましい。
本発明の一態様による紙幣入金装置においては、前記撮影部は、前記シャッター部が開いている時に前記開口を介して機体外部から前記集積部に投入された封筒に書かれている識別情報を撮影し、前記制御部は、前記撮影部が撮影した識別情報と、入力部を介して入力された情報とを比較し、不一致の場合はアラーム信号を出力することが好ましい。
本発明によれば、紙幣の集積状態を検出し、移動させる紙幣が残留する等の不具合が発生することを防止できる。
本発明の実施形態に係る紙幣入金装置の断面の概略構成図である。 同実施形態に係る紙幣入金装置の機能ブロック図である。 同実施形態に係る紙幣入金装置の外観斜視図である。 前面シャッター部に描かれるドットパターンの一例を示す図である。 撮影画像の一例を示す図である。 撮影画像の一例を示す図である。 同実施形態に係る入金処理を説明するフローチャートである。 前面シャッター部に描かれるドットパターンの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に本発明の実施形態に係る紙幣入金装置の断面の概略構成を示し、図2に機能ブロック図を示し、図3に外観斜視図を示す。
図1に示すように、紙幣入金装置は、筐体1と、筐体1に設けられて複数の紙幣Pが載置される載置部20と、載置部20に載置された複数の紙幣Pを1枚ずつ筐体1内に取り込む受入部101と、受入部101により取り込まれた紙幣Pを搬送する搬送部102と、搬送部102で搬送された紙幣Pを集積する集積部(一時保留部)106と、搬送部102に設けられ、当該搬送部102で搬送される紙幣Pの金種や真偽等を識別するとともに計数(識別計数)する識別部103と、集積部106に集積された紙幣Pを受け入れて収納する収納カセット109と、を備えている。
このうち、受入部101は、図1に示すように、載置部20に載置された複数の紙幣Pのうち最も下方に位置する紙幣Pに駆動力を与えるキッカローラ26と、紙幣Pの繰出方向においてキッカローラ26の下流側に配置され、キッカローラ26により蹴り出された紙幣Pの筐体1の内部への繰り出しを行うフィードローラ27aとを有している。また、フィードローラ27aに対向してゲートローラ(逆転ローラ)27bが設けられており、フィードローラ27aとゲートローラ27bとの間にゲート部が形成されている。
また、図1に示すように、搬送部102は、紙幣Pを搬送する搬送ベルト31、搬送ローラ32等で構成されている。また、搬送部102の最下流部で、集積部106近傍には、搬送部102で搬送された紙幣Pを1枚毎に羽根105aの間で受け止めて集積部106に整列集積させる羽根車105が設けられている。
また、図1に示すように、集積部106は、集積紙幣Pを前面側に傾斜させた状態で集積させる形状となっており、搬送部102から送られた紙幣Pを支持部64で支持させることで、前面側に傾斜させた立位状態で紙幣Pを集積するように構成されている。なお、本願で前面側とは、操作者が紙幣Pを載置部20に載置したり、後述する前面シャッター部62を開放させることで集積部106から紙幣Pを取り出したりする側のことを意味し、図1の右側のことを意味している。
集積部106の前面側には前面シャッター部62が設けられている。この前面シャッター部62は、後述する制御部104によって、少なくとも挟持搬送機構10(後述)によって紙幣Pを収納カセット109へ搬送しているときに開放不可能となるように制御されている。集積部106に集積された紙幣は、後述する指示受付部115を介して入力される返却指示に基づいて前面シャッター部62を開放させることにより、外部から取り出すことが可能となる(図1の矢印A参照)。
また、図1に示すように、集積部106には、当該集積部106内における紙幣Pの集積位置を撮影する撮影部50が設けられている。撮影部50は例えばCCDカメラである。羽根車105が設けられるような広い空間の撮影にはカメラが好適である。また、集積部106には、撮影部50が撮影を行う際に点灯する光源(図示せず)が設けられている。撮影部50は、支持部64を挟んで前面シャッター部62とは反対側に設けられている。撮影部50は、支持部64により支持されている紙幣Pを撮影することができる。また、撮影部50は、紙幣Pを撮影すると共に、前面シャッター部62の筐体1内部側の面(裏面)を撮影することができる。
図4(a)に示すように、前面シャッター部62の裏面には、ドットパターンが描かれている。集積部106における紙幣Pの集積状態が正常である場合、撮影部50の撮影画像は図4(b)に示すようなものとなる。
一方、集積部106における紙幣Pの集積状態が異常である場合、例えば図5(a)に示すように正常な集積位置から外れている飛び出し紙幣がある場合は、撮影部50の撮影画像は図5(b)に示すようなものとなる。
図4(b)及び図5(b)から分かるように、紙幣の集積状態が異常な場合は、正常な場合と比較して、撮影部50の撮影画像に写っているドットの個数が少なくなる。本実施形態では、このドット数に基づいて、集積部106における紙幣Pの集積状態の正常/異常が判定される。
図1に示すように、集積部106には、当該集積部106に集積された紙幣Pの表面を挟持し、その表面と平行な方向へ当該紙幣Pを搬送することで収納カセット109へ紙幣Pを収納させる挟持搬送機構10が設けられている。より具体的には、挟持搬送機構10は、集積部106に集積された複数の紙幣Pのうち最も前面側に位置する紙幣Pの表面と最も後面側に位置する紙幣Pの表面を挟持し、当該複数の紙幣Pを一括して収納カセット109へ搬送することができるように構成されている(図1の矢印A参照)。集積部106に集積された紙幣は、指示受付部115を介して入力される収納指示に基づいて、収納カセット109へ搬送され、収納される。
図1に示すように、収納カセット109には、挟持搬送機構10で搬送される紙幣Pを取り込むためのスリット状のスリット開口部71と、当該スリット開口部71を開閉するためのスリットシャッター部108が設けられている。なお、図3に示すように、収納カセット109は、ロック部材76によってロック可能な収納筐体75内に取り出し自在に配置されている。収納カセット109は、扉130を開けて、紙幣入金装置への装填及び取り外しが可能である。
また、図1に示すように、搬送部102には、識別異常時および搬送異常時に、集積部106に搬送されない紙幣Pが搬送されるリジェクト部107が設けられている。
識別異常とは、識別部103で識別された紙幣Pの情報が後述する制御部104に通知され、制御部104が、記憶部120に予め記憶された情報と比較した比較結果が一致しない場合のことを意味している。そして、このような識別異常としては、例えば、識別された紙幣Pが予定していた金種と異なる種類の紙幣Pであると識別されたときや、そもそも紙幣Pの金種を識別することができなかったときなどを挙げることができる。
また、搬送異常とは、搬送部102によって紙幣Pを搬送する際の異常を意味している。そして、このような搬送異常としては、例えば、紙幣Pが斜めに搬送されている場合(斜行)や、複数の紙幣Pが所定の間隔を隔てないで搬送されている場合(連鎖)、複数の紙幣Pが重なって搬送されている場合(重送)などを挙げることができる。
図3に示すように、紙幣入金装置の筐体1には、所定の情報を表示する機能を有する表示部116とデータ入力を可能とする機能を有する指示受付部115が設けられている。
図2に示すように、制御部104は、紙幣入金装置の各部に接続され、制御を行う。制御部104は、識別部103による紙幣の識別結果に基づいて、正常紙幣が集積部106へ搬送され、リジェクト紙幣がリジェクト部107へ搬送されるように、搬送部102を制御する。制御部104は、紙幣が異常と判定された要因を表示部116に表示させてもよい。
また、制御部104は、撮影部50に撮影を行わせ、撮影画像に写っている前面シャッター部62裏面のドットパターンの個数に基づいて、集積部106における紙幣の集積状態が正常であるか、又は異常であるかを判定する。例えば、紙幣が集積部106に正常に集積されている状態で撮影画像中に写されるドット数を予め設定しておく。正常に集積されている状態とは、集積されている紙幣が所定領域内に収まっており、収納部109への移動の際に不具合が発生しないような状態である。
例えば、図6(a)に示すような所定領域A1に紙幣が収まっていればよく、領域A2におけるドット数が、集積状態の判定の際の閾値となる。図6(b)に示すように、少しはみ出して集積されている紙幣があっても、所定領域A1に収まっていれば、正常な集積状態となる。
撮影画像に写っているドット数が閾値以上である場合、制御部104は、集積部106における紙幣の集積状態が正常であると判定する。一方、撮影画像に写っているドット数が閾値未満である場合、制御部104は、集積部106における紙幣の集積状態が異常であると判定する。制御部104は、判定結果を表示部116に表示させることができる。
指示受付部115は、操作者から、集積部106に集積されている紙幣を収納カセット109に収納させる収納指示を受け付ける。また、指示受付部115は、操作者から、集積部106に集積されている紙幣を返却する返却指示を受け付ける。
このような紙幣入金装置を用いた紙幣の入金処理を図7に示すフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)入金する紙幣を載置部20に投入する。
(ステップS102)受入部101により紙幣が1枚ずつ装置内へ取り込まれ、搬送部102により搬送される。
(ステップS103)識別部103が紙幣の識別、計数を行う。
(ステップS104)識別部103によりリジェクト紙幣と判定された場合はステップS106へ進み、正常紙幣と判定された場合はステップS105へ進む。
(ステップS105)紙幣が集積部106へ搬送され、集積される。
(ステップS106)紙幣がリジェクト部107へ搬送される。
(ステップS107)載置部20に紙幣が残っている場合はステップS102に戻り、残っていない場合はステップS108へ進む。
(ステップS108)撮影部50が集積部106に集積されている紙幣及び前面シャッター部62の裏面を撮影する。
(ステップS109)制御部104が、ステップS108において撮影部50により撮影された画像を取得し、集積部106における紙幣の集積状態を判定する。制御部104は、画像に写っているドット数が所定の閾値以上であれば集積状態が正常であると判定し、画像に写っているドット数が閾値未満であれば集積状態が異常であると判定する。判定結果は表示部116に表示される。
集積状態が正常と判定された場合はステップS110へ進み、異常と判定された場合はステップS113へ進む。
(ステップS110)制御部104が、識別部103による紙幣の識別、計数結果を表示部116に表示させる。操作者は、表示された計数結果を確認し、入金確定する場合はステップS111へ進み、入金確定しない場合はステップS112へ進む。
(ステップS111)指示受付部115が操作者からの収納指示を受け付ける。収納指示に基づいて、集積部106に集積されている紙幣が収納カセット109に収納される。また、制御部104が、入金確定額を記憶部120に書き込む。
(ステップS112)指示受付部115が操作者からの返却指示を受け付ける。
(ステップS113)制御部104が前面シャッター部62を開放させる。そして、集積部106に集積されている紙幣が取り出される。
このように、本実施形態に係る紙幣入金装置では、入金確定前に、集積部106内の紙幣の集積状態が確認され、入金確定後に、挟持搬送機構10が、正常な集積状態の紙幣を収納カセット109へ搬送して収納させる。従って、収納カセット109へ移動させる紙幣が集積部106内に残留する等の不具合が発生することを防止できる。また、入金確定後の不具合発生を防止することで、エラー解除の作業を行う頻度も低くなり、現金違算の発生も防止できる。
上記実施形態の入金処理では、図7に示すフローチャートのステップS109において判定結果が異常であった場合、判定結果を表示部116に表示してステップS112へ進み、操作者からの返却指示の入力を待つようにしてもよい。
制御部104は、紙幣の集積状態を判定する際の撮影画像に写っているドット数の閾値を、集積されている紙幣の種類(大きさ)に応じて変更するようにしてもよい。
制御部104は、集積部106に集積されている紙幣が収納部109に移動され、収納された後に、集積部106内に紙幣が残留しているか否かを検出してもよい。この場合、まず、制御部104は、紙幣入金装置の運転開始時に集積部106内が空の状態を撮影部50に撮影させ、撮影した画像を基準画像として記憶部120に書き込む。そして、制御部104は、集積部106内の紙幣が収納部109に収納された後に、撮影部50に集積部106内を撮影させ、撮影画像と、記憶部120に記憶されている基準画像とを比較して、残留紙幣の有無を検出する。例えば、2つの画像の差分を抽出し、差分画像をグレー変換して、黒色の割合から残留紙幣の有無を検出できる。
撮影部50は、前面シャッター部62が開放した際に、開口部を介して外部を撮影してもよい。また、このとき撮影した画像が管理センターへ送信されるようにしてもよい。これにより、紙幣入金装置の外部状況を撮影できるため、防犯性能を向上できる。
上記実施形態において、制御部104が、入金処理前に、撮影部50に前面シャッター部62裏面のドットパターンを撮影させ、撮影画像に写っているドット数に基づいて、前面シャッター部62が開いているか否かを検出するようにしてもよい。撮影されたドット数が、前面シャッター部62が完全に閉まっている場合に撮影されるドット数より少ない場合、前面シャッター部62が完全には閉まっていないことが分かる。
上記実施形態では、前面シャッター部62の裏面全体にドットパターンが描かれている例を説明したが、集積部106に集積されている紙幣が図6(a)に示すような所定領域A1に収まっているか否か分かればよいため、図8に示すように、所定領域A1の境界部分にのみドットパターンを描くようにしてもよい。
また、ドットパターンは、図示実施例よるもさらに細かなドットで、各ドット間隔を狭くしてもよい。その場合は、より細かに、紙幣の集積状態の異常を検出できることは言うまでもない。
また、前面シャッター部62裏面に描かれるパターンは、集積部106に集積されている紙幣が所定領域A1に収まっているか否か分かるものであればよく、ドットパターンに限定されない。
また、例えば、紙幣が正常に集積された状態の画像を金種毎や、サイズが異なる紙幣毎に基準画像として予め記憶しておき、撮像画像と基準画像のマッチング取ることによって、紙幣が正常に集積されているか否かを判定するようにしてもよい。
操作者は、小切手、商品券、損券、硬貨等を封筒に入れ、この封筒を、前面シャッター部62を開放させた開口部を介して集積部106に投入し、収納部109に収納させるようにしてもよい。この時、操作者は、封筒に入れた小切手等の明細を、指示受付部115に設けられた入力キー(図示せず)を用いて入力する。また、封筒には固有番号(識別情報)が印字されており、この固有番号も入力される。
封筒が収納部109に投入されると、撮影部50が封筒を撮影し、制御部104が撮影画像から固有番号を読み取り、操作者から入力された固有番号と比較する。比較結果が不一致であった場合、制御部104はエラー表示やアラーム信号の出力を行う。比較結果が一致していた場合、制御部104は、集積部106内の封筒を収納部109に収納させ、操作者から入力された固有番号と明細情報とを組み合わせて記憶部120に書き込む。
封筒を撮影した画像から読み取った固有番号と手入力された固有番号とを比較することで、固有番号の入力ミスを防止できる。また、制御部104は、封筒以外のものが集積部106に投入されたことを検出し、操作者に報知できる。
なお、封筒の固有番号の比較は行わず、撮影画像から読み取られた固有番号と、操作者が入力した明細情報とを記憶部120に書き込むようにしてもよい。これにより、封筒の固有番号の手入力を省略できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
50 撮影部
101 受入部
102 搬送部
103 識別部
104 制御部
106 集積部
107 リジェクト部
109 収納カセット
115 指示受付部
120 記憶部

Claims (7)

  1. 投入された紙幣を1枚ずつ機体内部に取り込む受入部と、
    前記受入部により機体内部に取り込まれた紙幣を搬送する搬送部と、
    前記搬送部に設けられ、当該搬送部により搬送される紙幣の識別を行う識別部と、
    前記搬送部に接続され、当該搬送部から送られた紙幣を集積する集積部と、
    前記集積部に集積された紙幣を機体外部から取り出すための開口を開閉するシャッター部と、
    前記集積部内の紙幣集積位置を撮影する撮影部と、
    前記撮影部により撮影された前記集積部に紙幣が集積されている状態の画像を用いて、紙幣が正常に集積されているか否か判定し、判定結果に基づいて所定の処理を行う制御部と、
    を備える紙幣入金装置。
  2. 前記集積部に集積された紙幣が当該集積部から送られ、この送られた紙幣を受け入れて収納する収納庫と、
    前記集積部に集積された紙幣を前記収納庫へ移動させる移動部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記集積部に紙幣が正常に集積されていると判定した場合は、前記集積部に集積された紙幣を前記収納庫へ移動させるよう前記移動部を制御し、前記集積部に紙幣が正常に集積されていないと判定した場合は、前記開口を開くように前記シャッター部を制御することを特徴とする請求項1に記載の紙幣入金装置。
  3. 前記シャッター部の機体内部側の面には所定パターンが描かれており、
    前記撮影部は、前記集積部に紙幣が集積されている時に、前記所定パターンの少なくとも一部を撮影し、
    前記制御部は、前記撮影部により撮影された画像における前記所定パターンに基づいて、紙幣が正常に集積されているか否か判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣入金装置。
  4. 前記所定パターンはドットパターンであり、
    前記制御部は、前記画像におけるドット数に基づいて紙幣が正常に集積されているか否か判定することを特徴とする請求項3に記載の紙幣入金装置。
  5. 前記制御部は、前記撮影部により撮影された、前記集積部に紙幣が集積される前の画像と、前記移動部が前記集積部に集積された紙幣を前記収納庫へ移動させた後の画像とを比較し、比較結果に基づいて、前記集積部に紙幣が残留しているか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の紙幣入金装置。
  6. 前記シャッター部が開いている場合、前記撮影部は前記開口を介して機体外部を撮影することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の紙幣入金装置。
  7. 前記撮影部は、前記シャッター部が開いている時に前記開口を介して機体外部から前記集積部に投入された封筒に書かれている識別情報を撮影し、
    前記制御部は、前記撮影部が撮影した識別情報と、入力部を介して入力された情報とを比較し、不一致の場合はアラーム信号を出力することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の紙幣入金装置。
JP2010147418A 2010-06-29 2010-06-29 紙幣入金装置 Expired - Fee Related JP5535791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010147418A JP5535791B2 (ja) 2010-06-29 2010-06-29 紙幣入金装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010147418A JP5535791B2 (ja) 2010-06-29 2010-06-29 紙幣入金装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012014240A true JP2012014240A (ja) 2012-01-19
JP5535791B2 JP5535791B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=45600638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010147418A Expired - Fee Related JP5535791B2 (ja) 2010-06-29 2010-06-29 紙幣入金装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5535791B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017042964A1 (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 グローリー株式会社 紙幣処理装置および紙幣処理方法
JP2020106891A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 Necプラットフォームズ株式会社 紙片取扱装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017042964A1 (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 グローリー株式会社 紙幣処理装置および紙幣処理方法
JP2020106891A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 Necプラットフォームズ株式会社 紙片取扱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5535791B2 (ja) 2014-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011055777A1 (ja) 紙幣入金装置
JP5762830B2 (ja) 紙葉類処理装置及び方法
CN111292465B (zh) 纸张投入装置
JP5060019B2 (ja) ヘッダーカードの処理システム
WO2016129398A1 (ja) 紙葉類収納機構、紙葉類処理機および紙葉類収納方法
US8915346B2 (en) Device for handling notes of value, comprising two intermediate storage units for the intermediate storage of notes of value
JP2014170386A (ja) 貨幣処理装置および貨幣処理方法
JP2010033408A (ja) 紙幣取扱装置
JP5535791B2 (ja) 紙幣入金装置
JP5462637B2 (ja) 紙葉類取扱装置
JP6910212B2 (ja) 貨幣処理装置および貨幣処理システム
US9179026B2 (en) Device for cancelling checks
JP5580935B2 (ja) 紙葉類取扱装置
JP5542485B2 (ja) 貨幣入金装置
JP6557964B2 (ja) 紙幣取扱装置
JP2018150133A (ja) 紙葉類処理装置および紙葉類処理機
EP2960877A1 (en) Valuable media dispenser
JP2012014241A (ja) 紙幣入金装置
JP6621675B2 (ja) 紙葉類処理装置、紙葉類処理システムおよび紙葉類処理方法
US20130341850A1 (en) Method for separating a stack of value documents
KR101672597B1 (ko) 매체 처리 장치 및 금융 기기
JP6359277B2 (ja) 硬貨処理装置および硬貨処理方法
JP2007140939A (ja) 紙葉類処理装置
JP2005165577A (ja) 紙葉類取扱装置
JP6357382B2 (ja) 紙幣処理装置および貨幣処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5535791

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees