JP2012014127A - 映像投写装置用光学系および映像投写装置 - Google Patents

映像投写装置用光学系および映像投写装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンパクトな構成でありながら、投写した像の台形歪みを良好に補正可能な映像投写装置用光学系を提供する。
【解決手段】映像表示素子DSに表示された映像を拡大して所定の投写面に斜め方向から投写する映像投写装置用光学系PLであって、中心軸に対して回転対称に形成された回転対称レンズ群G1と、中心軸に対して非回転対称に形成された自由曲面レンズ群G2と、中心軸に対して非回転対称に形成された反射面を有する自由曲面ミラーMとを有し、自由曲面レンズ群G2において自由曲面ミラーMに最も近い自由曲面レンズL23における像側のレンズ面が、x−z断面において映像表示素子DS側に凹面を向けた形状を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像表示素子の映像等を拡大して投写する映像投写装置に関する。
映像表示素子の映像等を拡大して投写する映像投写装置(いわゆるプロジェクタ)は、複数の方式が考案されており、実用化されている。例えば、光源からの光を液晶表示素子に透過させた後、当該液晶表示素子を透過して得られた映像(光)を複数のレンズから構成される投写光学系を介してスクリーン(投写面)上に拡大して投写する映像投写装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008−134350号公報
しかしながら、このような映像投写装置では、小型化が要求されるとともに、スクリーン上に投写した像の歪み(例えば、台形歪み)を低減することが要求されている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、コンパクトな構成でありながら、投写した像の台形歪みを良好に補正可能な映像投写装置用光学系および、これを備えた映像投写装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明を例示する態様に従えば、映像表示素子に表示された映像を拡大して所定の投写面に斜め方向から投写する映像投写装置用光学系であって、光軸に沿って前記映像表示素子側から順に並んだ、中心軸に対して回転対称に形成された回転対称レンズからなる回転対称レンズ群と、中心軸に対して非回転対称に形成された複数の自由曲面レンズからなる自由曲面レンズ群と、中心軸に対して非回転対称に形成された反射面を有する自由曲面ミラーとを有し、前記自由曲面レンズ群において前記自由曲面ミラーに最も近い自由曲面レンズにおける両側のレンズ面のうち少なくとも一方が、前記自由曲面レンズ群と前記自由曲面ミラーとの間の光軸および前記自由曲面ミラーと前記投写面との間の光軸を通る平面と垂直な前記自由曲面レンズの断面において、前記映像表示素子側に凹面を向けた形状を有していることを特徴とする映像投写装置用光学系が提供される。
また、本発明を例示する態様に従えば、所定の設置面に設置された状態で使用され、前記設置面と同じ面上または前記設置面と略平行な面上に映像を斜め方向から投写する映像投写装置であって、前記映像投写装置を構成する光学系が本発明に係る映像投写装置用光学系であることを特徴とする映像投写装置が提供される。
本発明によれば、コンパクトな構成でありながら、投写した像の台形歪みを良好に補正することができる。
第1実施例に係る映像投写装置用光学系の側断面図である。 第1実施例に係る映像投写装置用光学系の平断面図である。 第1実施例に係る第3自由曲面レンズのx−z断面におけるサグ量を示すグラフである。 (a)は第1実施例に係る第2自由曲面レンズのy−z断面におけるサグ量を示すグラフであり、(b)はx−z断面におけるサグ量を示すグラフである。 第1実施例に係る映像投写装置用光学系のスポットダイヤグラムである。 第1実施例に係る映像投写装置用光学系のディストーションを示す図である。 第2実施例に係る映像投写装置用光学系の側断面図である。 第2実施例に係る映像投写装置用光学系の平断面図である。 第2実施例に係る第3自由曲面レンズのx−z断面におけるサグ量を示すグラフである。 (a)は第2実施例に係る第2自由曲面レンズのy−z断面におけるサグ量を示すグラフであり、(b)はx−z断面におけるサグ量を示すグラフである。 第2実施例に係る映像投写装置用光学系のスポットダイヤグラムである。 第2実施例に係る映像投写装置用光学系のディストーションを示す図である。 第3実施例に係る映像投写装置用光学系の側断面図である。 第3実施例に係る映像投写装置用光学系の平断面図である。 第3実施例に係る第2自由曲面レンズのx−z断面におけるサグ量を示すグラフである。 第3実施例に係る映像投写装置用光学系のスポットダイヤグラムである。 第3実施例に係る映像投写装置用光学系のディストーションを示す図である。 第4実施例に係る映像投写装置用光学系の側断面図である。 第4実施例に係る映像投写装置用光学系の平断面図である。 第4実施例に係る第2自由曲面レンズのx−z断面におけるサグ量を示すグラフである。 第4実施例に係る映像投写装置用光学系のスポットダイヤグラムである。 第4実施例に係る映像投写装置用光学系のディストーションを示す図である。 映像投写装置の斜視図である。 映像投写装置の断面図である。 ローカル座標系の一例を示す説明図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図を参照しながら説明する。本実施形態の映像投写装置PRJが図23および図24に示されている。なお、図23は映像投写装置PRJの斜視図であり、図24は映像投写装置PRJの断面図である。
図23および図24に示す映像投写装置PRJは、正面に窓部Wを有する筒状箱形の筐体BDと、この筐体BDの内部にそれぞれ収容された、映像表示素子DSと、映像投写装置用光学系PLとを備えて構成される。このような映像投写装置PRJは、例えば、テーブル(もしくは机)の上面や、ホワイトボード近傍の壁面等、所定の設置面Qに設置された状態で使用され、光源(図示せず)からの光を映像表示素子DSに透過させた後、当該映像表示素子DSを透過して得られた映像(光)を、詳細は後述する映像投写装置用光学系PLおよび窓部Wを介して、映像投写装置PRJ(筐体BD)の設置面Qと同じ面上に設定された投写面Rに斜め方向から拡大して投写するように構成される。
なお、光源(図示せず)として、例えば、水銀ランプやハロゲンランプ等、高輝度の白色光を発生させるランプが用いられる。また、映像表示素子DSとして、例えば、外部の入力装置(パーソナルコンピュータや記憶装置等)から入力される映像(または画像)を表示する液晶表示素子が用いられる。
映像投写装置用光学系PLは、光軸に沿って映像表示素子DS側から順に並んだ、中心軸に対して回転対称に形成された複数の回転対称レンズからなる回転対称レンズ群G1と、中心軸に対して非回転対称に形成された複数の自由曲面レンズからなる自由曲面レンズ群G2と、中心軸に対して非回転対称に形成された反射面を有する自由曲面ミラーMとを有して構成される。なお、自由曲面レンズ群G2と自由曲面ミラーMをまとめて自由曲面群と称することがある。このような映像投写装置用光学系PLにおいて、映像表示素子DSから出射された光は、回転対称レンズ群G1および自由曲面レンズ群G2を透過し、自由曲面ミラーMで斜め方向に反射して投写面Rに投写される。
本実施形態では、自由曲面レンズ群G2において自由曲面ミラーMに最も近い自由曲面レンズ(例えば、実施例における第3自由曲面レンズL23)における両側のレンズ面のうち少なくとも一方が、自由曲面レンズ群G2と自由曲面ミラーMとの間の光軸および自由曲面ミラーMと投写面R(像面I)との間の光軸を通る平面と垂直な当該自由曲面レンズの断面において、映像表示素子DS側に凹面を向けた形状を有している。なおこのとき、自由曲面レンズにおける両側のレンズ面のうち少なくとも一方が、詳細は後述するx−z断面において、有効径内で極大点を一つだけ持つことになる。
本実施形態の光学系は、斜め投写で発生する台形歪みを、自由曲面群を用いることで補正している。自由曲面で回転非対称な台形歪みを補正する場合、自由曲面自身が回転非対称な形状になるために、この面で回転非対称な収差が発生する。そのため、自由曲面群は台形歪みの補正を行いつつ、回転非対称な収差の発生を極力抑えなければならない。上記の構成はこれを満足するためのものである。
本実施形態の光学系は拡大投写であるため、映像表示素子DSの各点から出射する主光線は、回転対称レンズ群G1を通過(透過)後に発散光線となる。このとき、自由曲面ミラーMに最も近い自由曲面レンズのレンズ面が上記のように映像表示素子DS側に凹面を向けた形状を有していれば、光線入射角が小さくなって無理なく光線を曲げることが可能である。
なお、自由曲面レンズ群G2において、自由曲面ミラーMに最も近いミラー側自由曲面レンズ(例えば、実施例における第3自由曲面レンズL23)および、当該ミラー側自由曲面レンズの隣に配置された素子側自由曲面レンズ(例えば、実施例における第2自由曲面レンズL22)のうち、少なくとも一方の断面形状が、自由曲面レンズ群G2と自由曲面ミラーMとの間の光軸および自由曲面ミラーMと投写面R(像面I)との間の光軸を通る第1の断面(後述のy−z断面)、または、当該第1の断面と垂直な第2の断面(後述のx−z断面)において、映像表示素子DS側に凹面を向けたメニスカス形状を有していることが好ましい。このように、メニスカス形状にすることによって、映像表示素子DS側の面で発生した回転非対称な収差を像側の面で直ちにキャンセルすることが可能であり、回転非対称な収差の発生を抑えながら効率的に台形歪みの補正が可能になる。
また、上記自由曲面レンズの断面形状が、第1の断面(y−z断面)と第2の断面(x−z断面)の両方において、映像表示素子DS側に凹面を向けたメニスカス形状を有していてもよい。このようにしても、同様の効果を得ることができる。
ここで、自由曲面レンズ等におけるローカル座標系について説明する。本実施形態において、自由曲面レンズのローカル座標系を、自由曲面レンズの各レンズ面と光軸との交点を原点とした(x,y,z)座標系とする。このとき、映像表示素子DSから自由曲面ミラーMへ向かう方向を正とする光軸方向の座標軸をz軸とし、上述の第1の断面においてz軸と垂直な座標軸をy軸とし、上述の第2の断面においてz軸(およびy軸)と垂直な座標軸をx軸とする。
このようなローカル座標系において、自由曲面レンズの断面形状が、第1の断面、すなわち、y−z断面において映像表示素子DS側に凹面を向けたメニスカス形状を有している場合について説明する。なお、y−z断面ではx=0なので、ローカル座標系として(y,z)座標系を定義することができる。このとき、自由曲面レンズにおける両側のレンズ面とも、有効径内で極大点をそれぞれ一つだけ持ち、自由曲面レンズにおける映像表示素子DS側のレンズ面のy−z断面での極大点を(yo1,zyo1)とし、像側のレンズ面のy−z断面での極大点を(yo2,zyo2)とすることができる。
映像表示素子DS側のレンズ面におけるローカル座標系(y1,z1)において、z1=f1(y)として、|y1+yo1|≠0のとき、次の条件式(1)で表される条件を満足する。但し、f´(y)はf(y)のyによる1次微分である。
(y1+yo1)/|y1+yo1|×f1´(y1+yo1)<0 …(1)
なおかつ、像側のレンズ面におけるローカル座標系(y2,z2)において、z2=f2(y)として、|y2+yo2|≠0のとき、次の条件式(2)で表される条件を満足する。
(y2+yo2)/|y2+yo2|×f2´(y2+yo2)<0 …(2)
一方、自由曲面レンズの断面形状が、第2の断面、すなわち、x−z断面において映像表示素子DS側に凹面を向けたメニスカス形状を有している場合について説明する。なお、x−z断面ではy=0なので、ローカル座標系として(x,z)座標系を定義することができる。このとき、自由曲面レンズにおける映像表示素子DS側のレンズ面のx−z断面での極大点を(xo1,zxo1)とし、像側のレンズ面のx−z断面での極大点を(xo2,zxo2)とすることができる。
映像表示素子DS側のレンズ面におけるローカル座標系(x1,z1)において、z1=f1(x)として、|x1+xo1|≠0のとき、次の条件式(3)で表される条件を満足する。但し、f´(x)はf(x)のxによる1次微分である。
(x1+xo1)/|x1+xo1|×f1´(x1+xo1)<0 …(3)
なおかつ、像側のレンズ面におけるローカル座標系(x2,z2)において、z2=f2(x)として、|x2+xo2|≠0のとき、次の条件式(4)で表される条件を満足する。
(x2+xo2)/|x2+xo2|×f2´(x2+xo2)<0 …(4)
また、自由曲面レンズのレンズ面がy−z断面において映像表示素子DS側に凹面を向いた形状である場合に、自由曲面レンズのレンズ面(自由曲面)の有効範囲内での極大点座標を改めて(yoi,zoi)とする。ここで、自由曲面レンズの映像表示素子DS側のレンズ面の場合をi=1とし、自由曲面レンズの像側(自由曲面ミラーM側)のレンズ面の場合をi=2として、以下同様に表現する。なお、自由曲面の有効範囲とは、各自由曲面の光線の通る範囲のことである。
自由曲面レンズのレンズ面のサグ量をzfi(y)とすると、例えば図25に示すように、上述の極大点座標を(y,z)座標系(ローカル座標系)の原点に平行移動させたサグ量zfci(y)は、次式(5)のように表わすことができる。なお、自由曲面レンズのレンズ面のサグ量zfi(y)は、後述の実施例で述べる式(20)でのサグ量Zと同じである。
zfci(y)=zfi(y+yoi)−zoi …(5)
また、絞りSから自由曲面レンズの映像表示素子DS側のレンズ面までの空気換算中心距離をL1として、曲率半径ry1を次式(6)のように定義する。
ry1=−L1/3.5 …(6)
同様に、絞りSから自由曲面レンズの像側(自由曲面ミラーM側)のレンズ面までの空気換算中心距離をL2として、曲率半径ry2を次式(7)のように定義する。
ry2=−L2 …(7)
式(6)および式(7)で定義される曲率半径ry1,ry2は、自由曲面レンズのレンズ面のサグ量zfci(y)の範囲を決めるために設定する仮想の球面の(面頂点での)曲率半径である。各曲率半径ry1,ry2をまとめて(すなわち、自由曲面レンズの映像表示素子DS側のレンズ面の場合をi=1とし、自由曲面レンズの像側(自由曲面ミラーM側)のレンズ面の場合をi=2として)ryiとすると、この仮想の球面のサグ量zsi(y)を次式(8)のように表わすことができる。
zsi(y)=ryi+[(ryi)2−y2]1/2 …(8)
このように球面のサグ量zsi(y)を定義すると、(y,z)座標系(ローカル座標系)の原点から自由曲面レンズのレンズ面(自由曲面)の有効範囲の端までのy方向長さの絶対値を|radyi|としたとき、−|radyi|<y<|radyi|の範囲で次の条件式(9)で表される条件を満足するとともに、|ry1|<|radyi|のときには−|ry1|<y<|ry1|の範囲で、|radyi|<|ry1|のときには−|radyi|<y<|radyi|の範囲で、次の条件式(10)で表される条件を満足することが好ましい。
zfci(y)<zs2(y) …(9)
zs1(y)<zfci(y) …(10)
このように、自由曲面レンズが上記条件式(9)(10)を満たすようなメニスカス形状をしていれば、光線入射角が小さくなって無理なく光線を曲げることができる。また、上記条件式(9)(10)を満たすメニスカス形状にすることによって、映像表示素子DS側の面で発生した回転非対称な収差を、像側の面で直ちにキャンセルすることができ、回転非対称な収差の発生を抑えながら効率的に台形歪みの補正が可能になる。なお、条件式(10)の下限を下回る条件である場合、自由曲面で台形歪みの補正を行う際に回転非対称な収差が大きく発生してしまい、特に光学系の小型化を行うとき等、短い距離で全ての収差を良好に補正しなければならない場合に大変困難となる。また、主光線の入射角度が大きくなり、加工がしづらくなる。一方、条件式(9)の上限を上回る条件である場合、回転非対称な台形歪みの補正不足となる。
同様に、自由曲面レンズのレンズ面がx−z断面において映像表示素子DS側に凹面を向いた形状である場合に、自由曲面レンズのレンズ面(自由曲面)の有効範囲内での極大点座標を改めて(xoi,zoi)とする。自由曲面レンズのレンズ面のサグ量をzfi(x)とすると、上述の極大点座標を(x,z)座標系(ローカル座標系)の原点に平行移動させたサグ量zfci(x)は、次式(11)のように表わすことができる。なお、自由曲面レンズのレンズ面のサグ量zfi(x)は、後述の実施例で述べる式(20)でのサグ量Zと同じである。
zfci(x)=zfi(x+xoi)−zoi …(11)
また、絞りSから自由曲面レンズの映像表示素子DS側のレンズ面までの空気換算中心距離をL1として、曲率半径rx1を次式(12)のように定義する。
rx1=−L1/2.5 …(12)
同様に、絞りSから自由曲面レンズの像側(自由曲面ミラーM側)のレンズ面までの空気換算中心距離をL2として、曲率半径rx2を次式(13)のように定義する。
rx2=−L2/0.1 …(13)
式(12)および式(13)で定義される曲率半径rx1,rx2は、自由曲面レンズのレンズ面のサグ量zfci(x)の範囲を決めるために設定する仮想の球面の(面頂点での)曲率半径である。各曲率半径rx1,rx2をまとめてrxiとすると、この仮想の球面のサグ量zsi(x)を次式(14)のように表わすことができる。
zsi(x)=rxi+[(rxi)2−x2]1/2 …(14)
このように球面のサグ量zsi(x)を定義すると、(x,z)座標系(ローカル座標系)の原点から自由曲面レンズのレンズ面(自由曲面)の有効範囲の端までのx方向長さの絶対値を|radxi|としたとき、−|radxi|<x<|radxi|の範囲で次の条件式(15)で表される条件を満足するとともに、|rx1|<|radxi|のときには−|rx1|<x<|rx1|の範囲で、|radxi|<|rx1|のときには−|radxi|<x<|radxi|の範囲で、次の条件式(16)で表される条件を満足することが好ましい。
zfci(x)<zs2(x) …(15)
zs1(x)<zfci(x) …(16)
このように、自由曲面レンズが上記条件式(15)(16)を満たすようなメニスカス形状をしていれば、自由曲面レンズのレンズ面がy−z断面においてメニスカス形状である場合と同様の効果を得ることができる。なお、自由曲面レンズは回転非対称なレンズであるため、|radyi|および|radxi|の値が2種類存在する場合もあるが、この場合、自由曲面レンズの形状に応じて適宜使い分けるようにすればよい。
また、自由曲面レンズ群G2は、3つの自由曲面レンズからなることが好ましい。このようにすれば、台形歪みを良好に補正することができる。また、各自由曲面(レンズ面)での台形歪み補正の負担を減らすことができ、量産に向いた自由曲面形状にすることができる。
また、回転対称レンズ群G1の焦点距離をfとし、映像投写装置用光学系PLの全長をTLとしたとき、次の条件式(17)で表される条件を満足することが好ましい。
15≦|TL/f|≦30 …(17)
なお、映像投写装置用光学系PLの全長TLとは、映像表示素子DSの表示面(物体面)から像面Iまでの全面間隔の絶対値のことである。
条件式(17)は、光学系の大きさと回転対称レンズ群G1のパワーのバランスを最適にするためのものである。条件式(17)の下限値を下回る条件である場合、回転対称レンズ群G1の焦点距離が長くなる、すなわち回転対称レンズ群G1が望遠タイプとなり、主光線の最大画角が小さくなるため、光学系全体のx−y断面でのコンパクト化には有利となるが、回転対称レンズ群G1のパワー不足により全体のバックフォーカスが伸びてしまう。これを縮めるために、自由曲面群が正のパワーを大きく持たなければならず、これによって余分に発生する非対称収差の補正を、自由曲面群自身で行うことになり(回転対称レンズ群G1では、画角による非対称収差の補正ができない)、負担が増大する。このため、台形歪み補正と収差補正を同時に行うことが困難となるので好ましくない。一方、条件式(17)の上限値を上回る条件である場合、回転対称レンズ群G1の焦点距離が短くなる、すなわち回転対称レンズ群G1が広角タイプとなり、主光線の最大画角が大きくなるため、光学系のx−y断面積が増大し、装置の大型化を招くので好ましくない。これに加え、バックフォーカスが短くなりすぎるため、これを伸ばすために自由曲面群が負のパワーを大きく持たなければならず、前記同様、台形歪み補正と収差補正を同時に行うことが困難になるので避けるべきである。
なお、上記の条件式(17)の代わりに、下記の条件式(17−1)を満足すれば、光学系の大きさと回転対称レンズ群G1のパワーとのバランスをより最適なものにすることができ、より効率的にコンパクト化と収差補正を行うことが可能となる。
18≦|TL/f|≦20 …(17−1)
また、図1に示すように、自由曲面レンズ群G2と自由曲面ミラーMとの間の光軸と垂直な面に対する自由曲面ミラーMの反射面の傾斜角をθmとし、自由曲面ミラーMと投写面R(像面I)との間の光軸と垂直な面に対する投写面Rの傾斜角をθsとしたとき、次の条件式(18)で表される条件を満足することが好ましい。
0.5≦|θm/θs|≦0.7 …(18)
条件式(18)は、光学系の大きさを最適にするためのものである。条件式(18)の下限値を下回る条件である場合、自由曲面ミラーMの前に位置するレンズと、自由曲面ミラーMで折り曲げられた光線とが干渉しあうようになり望ましくない。また、台形歪みが大きくなる。一方、条件式(18)の上限値を上回る条件である場合、投写レンズの光軸とスクリーンのなす角が小さくなり、装置の大型化を招く。また、映像表示素子DSと投写面R(スクリーン)の距離が遠くなり、短距離での投写ができなくなる。
なお、上記の条件式(18)の代わりに、下記の条件式(18−1)を満足すれば、光学系の大きさをより最適にすることができる。
0.55≦|θm/θs|≦0.6 …(18−1)
以上で説明したように、本実施形態によれば、コンパクトな構成でありながら、投写した像の台形歪みを良好に補正可能な映像投写装置用光学系PLおよび、これを備えた映像投写装置PRJを得ることができる。
なお、本実施形態の映像投写装置PRJでは、映像表示素子DSで表示される映像に対し所定の画像処理を行って斜め方向から投写される映像の台形歪みを補正する画像処理部(図示せず)を備えることが好ましい。このように、斜め投写を行った際に発生する、像の台形歪みを相殺する方向の台形歪みを、予め入力画像に発生させることで、自由曲面群での台形歪み補正の負担を少なくすることができ、自由曲面群の形状を量産に向いた自由曲面形状にすることができる。
以下、本願の各実施例を添付図面に基づいて説明する。各実施例では、光軸(中心軸)に対して回転対称な非球面と、中心軸に対して非回転対称な自由曲面が用いられている。そこでまず、各実施例の説明を行う前に、これらの定義式について述べておく。
まず、光軸(中心軸)に対し回転対称な非球面に関しては、次の式(19)で定義される。なお、次の式(19)において、Zは光軸に平行な面のサグ量であり、cは面頂点(光軸上)での曲率であり、kはコーニック係数であり、hは光軸からのこれに垂直な距離であり、A〜Jはhの各冪級数項に係る係数である。
次に、中心軸に対し非回転対称な自由曲面に関しては、次の式(20)で定義される。なお、次の式(20)において、Zは中心軸に平行な面のサグ量であり、cは面頂点(原点)での曲率であり、kはコーニック定数であり、hは中心軸上の原点においてこれと垂直に交わる平面内での原点からの距離であり、Cjはxy多項式の係数である。
ここで、式(20)中のj,m,nの間には、次の式(21)および式(22)で表わされる関係が成立している。
(第1実施例)
本願の第1実施例について、図1〜図6および表1〜表4を用いて説明する。図1は第1実施例に係る映像投写装置用光学系の側断面図(y−z断面図)であり、図2は第1実施例に係る映像投写装置用光学系の平断面図(x−z断面図)である。第1実施例に係る映像投写装置用光学系PLは、光軸に沿って映像表示素子DS側から順に並んだ、中心軸に対して回転対称に形成された複数の回転対称レンズL11〜L14からなる回転対称レンズ群G1と、中心軸に対して非回転対称に形成された複数の自由曲面レンズL21〜L23からなる自由曲面レンズ群G2と、中心軸に対して非回転対称に形成された反射面を有する自由曲面ミラーMとを有して構成される。なお、映像表示素子DSの表示面(素子面)と回転対称レンズ群G1との間に2枚の平行平面板が配置されているが、この平行平面板は、映像表示素子DS側が映像表示素子DSのカバーガラスCVであり、像側がS偏光を反射しP偏光を透過するプリズムP(PBS:偏光ビームスプリッター)である。また、回転対称レンズ群G1と自由曲面レンズ群G2との間に絞りSが配置されている。
回転対称レンズ群G1は、光軸に沿って映像表示素子DS側から順に並んだ、両凸形状の第1回転対称レンズL11と、両凸形状の第2回転対称レンズL12と、両凹形状の第3回転対称レンズL13と、素子側に凹面を向けたメニスカスレンズである第4回転対称レンズL14とから構成される。なお、第2回転対称レンズL12における素子側のレンズ面(第7面)と、第3回転対称レンズL13における像側のレンズ面(第9面)と、第4回転対称レンズL14における像側のレンズ面(第12面)が非球面となっている。また、第2回転対称レンズL12と第3回転対称レンズL13が貼り合わせレンズとなっている。
自由曲面レンズ群G2は、映像表示素子DS側から順に並んだ、第1自由曲面レンズL21と、第2自由曲面レンズL22と、第3自由曲面レンズL23とから構成される。第3自由曲面レンズL23の断面形状は、x−z断面において映像表示素子DS側に凹面を向けたメニスカス形状を有している。また、第2自由曲面レンズL22の断面形状は、y−z断面およびx−z断面において映像表示素子DS側に凹面を向けたメニスカス形状を有している。自由曲面ミラーMに関しては、自由曲面ミラーMにおけるローカル座標系のz軸が、自由曲面レンズ群G2の光軸に対して、座標原点を中心にy−z平面内で+35度だけ傾いている。なお、以下の各実施例において、各レンズおよびミラーのローカル座標系は右手系(xyz座標系)とし、z軸を光軸とし、その符合は、光の進む方向を正とする。ただし、ミラー反射後は、光の進む方向を負とする。また、各レンズおよびミラー等の傾きに関しては、y−z平面(図1の断面と平行な面)内での傾きを示し、その符号は、x軸の正の方向を見て反時計回りを正と定義する。
なお、斜め投写による画面上部と下部のフォーカスずれを緩和するために、回転対称レンズ群G1の入射面に仮想面(第4面)を設け、この仮想面をx軸(ローカル座標系)の回りに回転させて回転対称レンズ群G1をティルト(傾斜)させている。さらに、絞りSの前後に仮想面(第13面と第15面)を設け、第13面をy方向にシフトさせるとともに、第15面をx軸の回りに回転させることで、画像表示エリアの中心を光軸に沿って出射した光線が、概ね、絞りの中心を通過し、通過後に光軸に沿って進むようにしてある。また、両凹形状の第3回転対称レンズL13と第4回転対称レンズL14との間にも仮想面(第10面)を設けてある。
下の表1に、第1実施例に係る映像投写装置用光学系PLの諸データを示す。なお、以下の各実施例で示す表(光学系の数値データ)において、この中で表記されている「*a」はその面が回転対称な非球面であることを表し、「*f」はその面が非回転対称な自由曲面であることを表している。
(表1)
(全体諸元)
物体側開口数 0.21739
投写サイズ 284.48mm×213.36mm
拡大倍率 37.8倍
回転対称レンズ群焦点距離f 14.817mm

(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率/νd
素子面 平面 1.00
1 平面 0.70 1.51680/64.2
2 平面 13.00 1.51680/64.2
3 平面 3.51
4 平面 0.00
5 20.42000 6.00 1.49700/81.6
6 -20.42000 2.00
7*a 12.96154 5.00 1.61305/59.0
8 -19.92000 2.00 1.72250/29.2
9*a 44.52031 2.50
10 平面 0.00
11 -12.23000 2.00 1.84400/24.8
12*a -15.05107 1.00
13 平面 0.00
14(絞り) 平面 0.00
15 平面 1.00
16*f 平面 3.00 1.53113/55.7
17*f 平面 9.70
18*f 平面 4.00 1.53113/55.7
19*f 平面 5.40
20*f 平面 5.00 1.53113/55.7
21*f 平面 24.00
22*f 平面 -196.64 反射
像面 平面 0.00
表1のレンズデータにおいて、第4面〜第12面は回転対称レンズ群G1のレンズ面であり、その中で、第7面、第9面、および第12面は回転対称な非球面である。下の表2に、第7面、第9面、および第12面の非球面係数をそれぞれ示す。
(表2)
(非球面データ)
項 第7面係数 第9面係数 第12面係数
c 0.07715 0.02246 -0.06644
k -0.311292 0 0
A(4次) -1.3400918E-04 -3.2982930E-04 1.9974879E-04
B(6次) -5.3237190E-07 -2.3536542E-06 -2.4346185E-06
C(8次) -6.7510945E-08 -1.5816492E-08 3.4025478E-08
D(10次) 1.6899482E-09 -1.5838434E-09 4.6050232E-09
E(12次) -2.7610274E-11 0 0
(F以降の係数は全て0であるので、省略する)
また、表1のレンズデータにおいて、第16面〜第22面は非回転対称な自由曲面である。なお、本実施例では、第22面が自由曲面ミラーMの反射面となっている。下の表3に、これら自由曲面の各項係数を示す。
(表3)
(自由曲面データ1)
項 第16面係数 第17面係数 第18面係数
c 0 0 0
C1(k) 0 0 0
C3(y) -2.7164989E-01 -2.9945917E-01 3.3015954E-01
C4(x^2) -2.7371870E-03 -2.2986215E-02 -9.0285606E-02
C6(y^2) 3.2852532E-02 1.3992659E-02 -1.4697519E-01
C8(x^2*y) -4.0397838E-03 -2.6111557E-03 3.0777626E-03
C10(y^3) -1.3811026E-03 3.9109077E-04 1.1235385E-02
C11(x^4) -8.5753499E-05 -2.2309354E-04 -2.9732017E-04
C13(x^2*y^2) 8.0887249E-04 6.9120615E-04 -7.7221879E-04
C15(y^4) 8.2475225E-04 8.4245035E-04 -1.0374485E-03
C17(x^4*y) 2.6565573E-05 5.8438271E-05 6.0941586E-05
C19(x^2*y^3) 6.1193547E-05 6.4895466E-05 6.8301523E-05
C21(y^5) 4.0706773E-05 6.7982959E-05 1.3403154E-04
C22(x^6) -1.2849015E-05 -7.2690008E-06 -1.5980850E-06
C24(x^4*y^2) -2.1577674E-05 -1.5848149E-05 -3.0007477E-05
C26(x^2*y^4) -1.9130400E-06 9.2196998E-06 -3.4089703E-05
C28(y^6) -1.7362079E-06 3.3034439E-06 -3.6587100E-05
C30(x^6*y) 1.9194423E-06 1.3329724E-06 3.5671502E-06
C32(x^4*y^3) 2.4643407E-06 3.2668438E-06 1.2944243E-05
C34(x^2*y^5) -3.9669435E-07 2.0179026E-06 1.5037660E-05
C36(y^7) -1.2391018E-06 -5.5418285E-07 1.0099056E-05
C37(x^8) 4.3597774E-07 2.6450808E-07 1.7727747E-09
C39(x^6*y^2) 2.0287590E-06 1.6187944E-06 -4.4838348E-07
C41(x^4*y^4) 2.6898904E-06 2.7761672E-06 -1.2230089E-06
C43(x^2*y^6) 1.3906298E-06 2.1496462E-06 -1.2566581E-06
C45(y^8) 5.4403332E-07 1.1781426E-06 -7.2636295E-07
(C46以降の係数は全て0であるので、省略する)

(自由曲面データ2)
項 第19面係数 第20面係数 第21面係数
c 0 0 0
C1(k) 0 0 0
C3(y) 3.1928411E-01 3.5684097E-01 2.1412290E-01
C4(x^2) -7.2597729E-02 -3.9708065E-02 -3.2895026E-02
C6(y^2) -9.1747765E-02 -1.6558219E-02 -1.1925637E-02
C8(x^2*y) -3.2004372E-03 -1.5693633E-03 1.0716634E-03
C10(y^3) 8.5947565E-05 1.3115829E-03 3.4613120E-03
C11(x^4) 1.6210408E-04 2.4664734E-04 1.3367935E-05
C13(x^2*y^2) 6.6926503E-05 -5.4739437E-05 -2.4939498E-05
C15(y^4) 8.0767480E-06 1.2034245E-04 1.6444545E-04
C17(x^4*y) -3.4868190E-05 -9.1628408E-06 -1.3775191E-05
C19(x^2*y^3) -6.0665856E-05 7.7908870E-06 -9.6385703E-06
C21(y^5) -2.2403749E-05 1.3951857E-05 5.3980110E-06
C22(x^6) 2.6143604E-07 -2.3863466E-06 -1.9406514E-07
C24(x^4*y^2) 2.3874868E-06 -9.8668211E-07 -1.7687467E-06
C26(x^2*y^4) 8.8907512E-06 1.8430607E-06 -1.8067207E-06
C28(y^6) 2.8897175E-06 -3.3632489E-07 -4.8877080E-07
C30(x^6*y) 4.3265630E-07 -7.9222888E-09 4.9827665E-08
C32(x^4*y^3) 3.3844674E-07 -2.7566738E-07 -2.9934843E-08
C34(x^2*y^5) -1.8853146E-07 -3.1562484E-07 -1.0162105E-07
C36(y^7) 1.0494137E-07 -7.2497867E-08 -1.2359180E-08
C37(x^8) -4.8221827E-10 3.4660156E-09 -2.2262943E-09
C39(x^6*y^2) -2.9046452E-08 7.5635782E-09 1.0112620E-08
C41(x^4*y^4) -4.8452367E-08 -3.5037115E-08 4.7040778E-09
C43(x^2*y^6) 5.7980725E-08 -1.3607590E-08 -3.4451643E-10
C45(y^8) 2.9086309E-08 -3.2759598E-10 1.1769751E-10
(C46以降の係数は全て0であるので、省略する)

(自由曲面データ3)
項 第22面係数
c 0
C1(k) 0
C3(y) 2.4201793E-02
C4(x^2) 1.4453640E-02
C6(y^2) 1.6891420E-03
C8(x^2*y) 7.2876362E-04
C10(y^3) 1.4602557E-04
C11(x^4) -9.7793046E-06
C13(x^2*y^2) 2.1755522E-05
C15(y^4) 5.3084710E-06
C17(x^4*y) -1.0393819E-06
C19(x^2*y^3) 3.3455725E-07
C21(y^5) 1.7384390E-07
C22(x^6) 4.8472761E-09
C24(x^4*y^2) -4.3839485E-08
C26(x^2*y^4) -3.1188580E-09
C28(y^6) 4.3253652E-09
C30(x^6*y) 9.8767449E-10
C32(x^4*y^3) -9.1481892E-10
C34(x^2*y^5) -3.1904648E-10
C36(y^7) 5.3838608E-11
C37(x^8) 9.6498932E-12
C39(x^6*y^2) 3.9085698E-11
C41(x^4*y^4) -8.2300157E-12
C43(x^2*y^6) -7.7692101E-12
C45(y^8) -3.4775011E-13
C47(x^8*y) 2.9808202E-13
C49(x^6*y^3) 4.2578716E-13
C51(x^4*y^5) 4.1876523E-15
C53(x^2*y^7) -7.7684026E-14
C55(y^9) -1.3376482E-14
(C56以降の係数は全て0であるので、省略する)
さらに、本実施例における第4面、第13面、第15面、および第22面のローカル座標系の偏心を下の表4に示す。表4の偏心データにおいて、「ADE」は図1の断面と平行な面(y−z平面)内での傾きの大きさである。また、「YDE」はシフトの大きさであり、シフトは図1の断面と平行な面(y−z平面)内でかつ光軸(z軸)に垂直な方向で設定される。ここで、傾き等の符号規則は前述に示したとおりである。なお、偏心データの説明は、以降の他の実施例においても同様とし説明を省略する。
(表4)
(偏心データ)
面番号 ADE(°) YDE(mm)
4 0.5 0
13 0.0 -0.13842
15 -0.555 0
22 35.0 0
像面 -60.0 0
以下に、各条件式に対する対応値を示す。
条件式(17) |TL/f|=|290.4127/14.8168|=19.600
条件式(18) |θm/θs|=|35.0/−60.0|=0.58
(第3自由曲面レンズL23)
L1=20.665
L2=23.926
(x−z断面)
素子側レンズ面極大点座標 (xo1,zyo1)=(0,0)
像側レンズ面極大点座標 (xo2,zyo2)=(0,0)
条件式(3) (x1+xo1)/|x1+xo1|×f1´(x1+xo1)<0
条件式(4) (x2+xo2)/|x2+xo2|×f2´(x2+xo2)<0
式(12) rx1=−L1/2.5=−8.27
式(13) rx2=−L2/0.1=−239.26
条件式(15) −|radxi|<x<|radxi|の範囲で、
zfc1(x)<zs2(x),zfc2(x)<zs2(x)
条件式(16) |rx1|<|radxi|であり、−|rx1|<x<|rx1|の範囲で、
zs1(x)<zfc1(x),zs1(x)<zfc2(x)
(第2自由曲面レンズL22)
L1=12.656
L2=15.265
(y−z断面)
素子側レンズ面極大点座標 (yo1,zyo1)=(1.287803,0.202936)
像側レンズ面極大点座標 (yo2,zyo2)=(1.741274,0.278036)
条件式(1) (y1+yo1)/|y1+yo1|×f1´(y1+yo1)<0
条件式(2) (y2+yo2)/|y2+yo2|×f2´(y2+yo2)<0
式(6) ry1=−L1/3.5=−3.62
式(7) ry2=−L2=−15.27
条件式(9) −|radyi|<y<|radyi|の範囲で、
zfc1(y)<zs2(y),zfc2(y)<zs2(y)
条件式(10) |ry1|<|radyi|であり、−|ry1|<y<|ry1|の範囲で、
zs1(y)<zfc1(y),zs1(y)<zfc2(y)
(x−z断面)
素子側レンズ面極大点座標 (xo1,zyo1)=(0,0)
像側レンズ面極大点座標 (xo2,zyo2)=(0,0)
条件式(3) (x1+xo1)/|x1+xo1|×f1´(x1+xo1)<0
条件式(4) (x2+xo2)/|x2+xo2|×f2´(x2+xo2)<0
式(12) rx1=−L1/2.5=−5.06
式(13) rx2=−L2/0.1=−152.65
条件式(15) −|radxi|<x<|radxi|の範囲で、
zfc1(x)<zs2(x),zfc2(x)<zs2(x)
条件式(16) |rx1|<|radxi|であり、−|rx1|<x<|rx1|の範囲で、
zs1(x)<zfc1(x),zs1(x)<zfc2(x)
このように本実施例では、条件式(1)等がそれぞれ満たされていることが分かる。なお、第3自由曲面レンズL23および第2自由曲面レンズL22の各断面におけるサグ量をそれぞれ図3および図4に示す。
図5は、第1実施例に係る映像投写装置用光学系PLのe線単色のスポットダイヤグラムである。スポットダイヤグラムの下部に表示してある直線の長さは、スクリーン上の1mmに相当する。対応する物点位置は、スポットダイヤグラムの下から順に、(x座標,y座標)=(0.00,0.00)、(1.88,0.00)、(3.76,0.00)、(0.00,1.41)、(1.88,1.41)、(3.76,1.41)、(0.00,-1.41)、(1.88,-1.41)、(3.76,-1.41)、(0.00,2.82)、(1.88,2.82)、(3.76,2.82)、(0.00,-2.82)、(1.88,-2.82)、(3.76,-2.82)である。
図6は、表示エリアいっぱいに格子を表示させた場合の像(ディストーション)を表現している。実際の計算では、物体像と光学系の点像強度分布の畳み込み積分を計算しているので、台形歪みの状態だけではなく、解像力も表現されている。また、図6では、物体の格子線幅が約0.01mmである。なお、ディストーションの説明は、以降の他の実施例においても同様とし説明を省略する。そして、図5および図6より、第1実施例では、台形歪みが良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
(第2実施例)
本願の第2実施例について、図7〜図12および表5〜表8を用いて説明する。図7は第2実施例に係る映像投写装置用光学系の側断面図(y−z断面図)であり、図8は第2実施例に係る映像投写装置用光学系の平断面図(x−z断面図)である。なお、第2実施例の映像投写装置用光学系は、回転対称レンズ群の構成を除いて、第1実施例の映像投写装置用光学系と同様の構成であり、各部に第1実施例の場合と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第2実施例の回転対称レンズ群G1は、光軸に沿って映像表示素子DS側から順に並んだ、両凸形状の第1回転対称レンズL11と、素子側に凸面を向けたメニスカスレンズである第2回転対称レンズL12と、素子側に凸面を向けたメニスカスレンズである第3回転対称レンズL13と、素子側に凸面を向けたメニスカスレンズである第4回転対称レンズL14とから構成される。なお、第2回転対称レンズL12における素子側のレンズ面(第7面)と、第3回転対称レンズL13における像側のレンズ面(第9面)と、第4回転対称レンズL14における像側のレンズ面(第12面)が非球面となっている。また、第2回転対称レンズL12と第3回転対称レンズL13が貼り合わせレンズとなっている。
下の表5に、第2実施例に係る映像投写装置用光学系PLの諸データを示す。
(表5)
(全体諸元)
物体側開口数 0.20000
投写サイズ 284.48mm×213.36mm
拡大倍率 37.0倍
回転対称レンズ群焦点距離f 14.260mm

(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率/νd
素子面 平面 1.00
1 平面 0.70 1.51680/64.2
2 平面 11.00 1.78800/47.4
3 平面 10.93
4 平面 0.00
5 21.03444 7.00 1.49700/81.6
6 -21.03444 0.20
7*a 10.90764 6.00 1.63246/63.8
8 70.72422 2.00 1.83917/23.9
9*a 10.13481 4.00
10 平面 0.00
11 10.85532 2.00 2.14352/17.8
12*a 10.71335 0.00
13 平面 0.50
14(絞り) 平面 0.00
15 平面 1.00
16*f 平面 3.00 1.53113/55.7
17*f 平面 9.50
18*f 平面 3.00 1.53113/55.7
19*f 平面 3.43
20*f 平面 5.00 1.53113/55.7
21*f 平面 21.00
22*f 平面 -199.61 反射
像面 平面 0.00
表5のレンズデータにおいて、第4面〜第12面は回転対称レンズ群G1のレンズ面であり、その中で、第7面、第9面、および第12面は回転対称な非球面である。下の表6に、第7面、第9面、および第12面の非球面係数をそれぞれ示す。
(表6)
(非球面データ)
項 第7面係数 第9面係数 第12面係数
c 0.09168 0.09867 0.09334
k -2.90877 0 0
A(4次) 1.9535635E-04 -7.7588897E-05 -3.2174401E-05
B(6次) -1.8450936E-06 -4.2829065E-06 1.4592384E-05
C(8次) -5.4203107E-09 -3.4566719E-08 -1.3440130E-06
D(10次) 1.3623190E-10 -2.5784731E-09 6.4768446E-08
E(12次) -3.9894819E-12 0 0
(F以降の係数は全て0であるので、省略する)
また、表5のレンズデータにおいて、第16面〜第22面は非回転対称な自由曲面である。なお、本実施例では、第22面が自由曲面ミラーMの反射面となっている。下の表7に、これら自由曲面の各項係数を示す。
(表7)
(自由曲面データ1)
項 第16面係数 第17面係数 第18面係数
c 0 0 0
C1(k) 0 0 0
C3(y) -2.6041813E-01 -3.3508872E-01 3.5978955E-01
C4(x^2) 1.1826274E-02 -5.8967222E-03 -7.0383083E-02
C6(y^2) 4.1661092E-02 2.1233688E-02 -1.3665859E-01
C8(x^2*y) -3.9473639E-03 -2.7850136E-03 7.8857468E-04
C10(y^3) -1.1423394E-03 8.1331969E-04 1.5654117E-02
C11(x^4) -2.0340783E-04 -9.7625263E-05 -4.6365215E-04
C13(x^2*y^2) 2.8258800E-04 5.7103139E-04 -2.4407852E-03
C15(y^4) 6.4885200E-04 9.3071472E-04 -2.1261327E-03
C17(x^4*y) 4.0327007E-05 7.1042274E-05 3.1254897E-04
C19(x^2*y^3) 2.7019582E-05 5.0337585E-05 7.8024735E-04
C21(y^5) 8.0589865E-06 3.2272800E-05 2.1096408E-04
C22(x^6) 3.8248095E-05 8.4371240E-06 5.3487013E-06
C24(x^4*y^2) 9.4081147E-05 2.2912845E-05 -1.6960606E-06
C26(x^2*y^4) 7.2352479E-05 1.7894704E-05 -3.6997135E-05
C28(y^6) 1.9260933E-05 4.1391628E-06 -5.6995135E-06
C30(x^6*y) 1.5459067E-06 3.3649236E-06 5.9783348E-06
C32(x^4*y^3) 4.1144273E-08 3.7050894E-06 6.9738975E-06
C34(x^2*y^5) 4.7200657E-06 4.5974549E-06 1.0644933E-05
C36(y^7) 1.4674388E-06 9.3126428E-07 5.3075155E-07
C37(x^8) -3.7416310E-06 -5.3535501E-07 -2.6396075E-08
C39(x^6*y^2) -1.0276811E-05 -7.3029517E-07 -2.9183475E-06
C41(x^4*y^4) -8.4510780E-06 2.4603301E-06 -7.0051200E-06
C43(x^2*y^6) -7.0198445E-07 6.2811387E-06 -2.7315925E-06
C45(y^8) 5.1743326E-07 2.9867245E-06 -3.7276033E-07
C47(x^8*y) -9.3177463E-08 -1.6770224E-07 -1.1637311E-08
C49(x^6*y^3) -1.1877155E-08 -3.4259129E-07 7.5237116E-07
C51(x^4*y^5) -3.2384158E-07 -5.5039427E-07 1.4251137E-06
C53(x^2*y^7) -6.5862869E-07 -6.1323078E-07 8.0560632E-08
C55(y^9) -1.8236665E-07 -2.4601735E-07 9.9509732E-08
C56(y^10) 1.7681756E-07 3.3688147E-08 -2.5093455E-10
C58(x^8*y^2) 6.1365036E-07 8.7698739E-08 -3.2341791E-09
C60(x^6*y^4) 7.9841144E-07 4.1824000E-08 -7.4344821E-08
C62(X^4*y^26) 3.7045248E-07 -5.8875173E-08 -7.8151512E-08
C64(X^2*y^28) -8.8716877E-08 -2.4475517E-07 3.9076794E-09
C66(y^10) -2.3966984E-08 -5.4473898E-08 -4.9980691E-09

(自由曲面データ2)
項 第19面係数 第20面係数 第21面係数
c 0 0 0
C1(k) 0 0 0
C3(y) 3.3365563E-01 3.0685418E-01 2.4813533E-01
C4(x^2) -5.7532907E-02 -3.9396149E-02 -3.9798366E-02
C6(y^2) -4.7563856E-02 1.4470529E-02 -1.4712861E-02
C8(x^2*y) -6.0052101E-03 2.1308948E-03 3.6417478E-03
C10(y^3) 7.7731371E-05 1.4409240E-03 3.5348542E-03
C11(x^4) 6.4145191E-05 1.7930250E-05 -8.3125745E-05
C13(x^2*y^2) -8.0340544E-05 5.4224552E-04 4.1739456E-04
C15(y^4) -1.4884064E-04 3.1351662E-04 4.2936576E-04
C17(x^4*y) 6.8779530E-05 -7.7716810E-05 -4.3333795E-05
C19(x^2*y^3) 1.9806411E-04 1.6385645E-07 2.5845437E-05
C21(y^5) -8.6869718E-05 6.3297046E-06 3.4059708E-05
C22(x^6) -3.2867482E-08 -3.0406161E-06 -7.4305959E-07
C24(x^4*y^2) 6.2032943E-06 -2.5878450E-06 -8.5935792E-06
C26(x^2*y^4) 1.0075005E-05 -4.9807798E-06 -1.9596538E-06
C28(y^6) 1.5051609E-05 -1.2959658E-06 2.4796795E-06
C30(x^6*y) 1.2945976E-06 1.9202003E-07 8.7618193E-08
C32(x^4*y^3) -2.0852128E-06 2.4247531E-07 -6.3635364E-07
C34(x^2*y^5) -2.0325580E-06 4.7425385E-07 -3.0162098E-07
C36(y^7) 4.4577925E-07 -1.1213258E-07 2.5052904E-08
C37(x^8) 7.8519053E-08 -1.6151932E-08 -6.4750976E-09
C39(x^6*y^2) -2.4844770E-07 -3.5322101E-08 6.5771445E-08
C41(x^4*y^4) -1.0185718E-07 -5.8353264E-09 5.1955449E-08
C43(x^2*y^6) -1.5961773E-07 4.5563395E-08 -3.9285141E-09
C45(y^8) -3.6739652E-07 3.4014020E-09 -3.1084567E-08
C47(x^8*y) -4.6786334E-09 5.3747709E-09 1.5337922E-09
C49(x^6*y^3) -1.7275156E-08 -6.7034371E-09 2.8870106E-09
C51(x^4*y^5) 4.1882418E-08 -6.3748940E-10 1.7124915E-09
C53(x^2*y^7) -8.2685364E-09 -5.5034831E-09 8.2443453E-10
C55(y^9) 1.4271216E-08 3.6841661E-10 -6.7287913E-09
C56(y^10) -6.6959428E-10 3.7660422E-10 3.5422758E-11
C58(x^8*y^2) 4.3203371E-09 6.3872630E-10 -2.7250144E-10
C60(x^6*y^4) 5.9150691E-09 -2.7991354E-10 -3.7777723E-10
C62(X^4*y^26) 1.8390612E-09 -4.4279901E-11 -4.4085890E-10
C64((X^2*y^28) 1.5641973E-09 -4.6766855E-10 -3.5877409E-11
C66(y^10) 3.5540724E-09 -1.1139770E-11 -3.4630667E-10

(自由曲面データ3)
項 第22面係数
c 0
C1(k) 0
C3(y) 2.5554379E-02
C4(x^2) 1.6338720E-02
C6(y^2) 1.9654169E-03
C8(x^2*y) 9.3479190E-04
C10(y^3) 2.2029628E-04
C11(x^4) -1.4539531E-05
C13(x^2*y^2) 3.3847778E-05
C15(y^4) 8.7220312E-06
C17(x^4*y) -1.2598260E-06
C19(x^2*y^3) 7.6399847E-07
C21(y^5) 2.8112003E-07
C22(x^6) 2.3109057E-08
C24(x^4*y^2) -5.6065597E-08
C26(x^2*y^4) 1.3201618E-09
C28(y^6) 1.0733281E-08
C30(x^6*y) 9.0361885E-10
C32(x^4*y^3) -1.6340322E-09
C34(x^2*y^5) -6.5153497E-10
C36(y^7) 4.1109091E-10
C37(x^8) -4.6209688E-11
C39(x^6*y^2) -3.0413647E-11
C41(x^4*y^4) -3.0822618E-11
C43(x^2*y^6) -1.9011268E-11
C45(y^8) 7.9009017E-12
C47(x^8*y) -2.6946898E-12
C49(x^6*y^3) -2.4387396E-12
C51(x^4*y^5) -1.1331121E-13
C53(x^2*y^7) -8.2658852E-14
C55(y^9) -1.8480462E-14
C56(y^10) 1.5462337E-14
C58(x^8*y^2) -5.8626927E-14
C60(x^6*y^4) -3.2414498E-14
C62(X^4*y^26) 3.2916835E-15
C64(X^2*y^28) 2.7221317E-15
C66(y^10) -1.8842008E-15
さらに、本実施例における第4面、第13面、第15面、および第22面のローカル座標系の偏心を下の表8に示す。
(表8)
(偏心データ)
面番号 ADE(°) YDE(mm)
4 0.5 0.00000
13 0.0 -0.13842
15 -0.555 0
22 35.0 0
像面 -60.0 0
以下に、各条件式に対する対応値を示す。
条件式(17) |290.8798/14.2598|=20.399
条件式(18) |θm/θs|=|35.0/−60.0|=0.58
(第3自由曲面レンズL23)
L1=17.846
L2=21.106
(x−z断面)
素子側レンズ面極大点座標 (xo1,zyo1)=(0,0)
像側レンズ面極大点座標 (xo2,zyo2)=(0,0)
条件式(3) (x1+xo1)/|x1+xo1|×f1´(x1+xo1)<0
条件式(4) (x2+xo2)/|x2+xo2|×f2´(x2+xo2)<0
式(12) rx1=−L1/2.5=−7.14
式(13) rx2=−L2/0.1=−211.06
条件式(15) −|radxi|<x<|radxi|の範囲で、
zfc1(x)<zs2(x),zfc2(x)<zs2(x)
条件式(16) |rx1|<|radxi|であり、−|rx1|<x<|rx1|の範囲で、
zs1(x)<zfc1(x),zs1(x)<zfc2(x)
(第2自由曲面レンズL22)
L1=12.456
L2=14.413
(y−z断面)
素子側レンズ面極大点座標 (yo1,zyo1)=(1.684773,0.278734)
像側レンズ面極大点座標 (yo2,zyo2)=(3.144479,0.553191)
条件式(1) (y1+yo1)/|y1+yo1|×f1´(y1+yo1)<0
条件式(2) (y2+yo2)/|y2+yo2|×f2´(y2+yo2)<0
式(6) ry1=−L1/3.5=−3.56
式(7) ry2=−L2=−14.41
条件式(9) −|radyi|<y<|radyi|の範囲で、
zfc1(y)<zs2(y),zfc2(y)<zs2(y)
条件式(10) |ry1|<|radyi|であり、−|ry1|<y<|ry1|の範囲で、
zs1(y)<zfc1(y),zs1(y)<zfc2(y)
(x−z断面)
素子側レンズ面極大点座標 (xo1,zyo1)=(0,0)
像側レンズ面極大点座標 (xo2,zyo2)=(0,0)
条件式(3) (x1+xo1)/|x1+xo1|×f1´(x1+xo1)<0
条件式(4) (x2+xo2)/|x2+xo2|×f2´(x2+xo2)<0
式(12) rx1=−L1/2.5=−4.98
式(13) rx2=−L2/0.1=−144.13
条件式(15) −|radxi|<x<|radxi|の範囲で、
zfc1(x)<zs2(x),zfc2(x)<zs2(x)
条件式(16) |rx1|<|radxi|であり、−|rx1|<x<|rx1|の範囲で、
zs1(x)<zfc1(x),zs1(x)<zfc2(x)
このように本実施例では、条件式(1)等がそれぞれ満たされていることが分かる。なお、第3自由曲面レンズL23および第2自由曲面レンズL22の各断面におけるサグ量をそれぞれ図9および図10に示す。
図11は、第2実施例に係る映像投写装置用光学系PLのe線単色のスポットダイヤグラムである。スポットダイヤグラムの下部に表示してある直線の長さは、スクリーン上の1mmに相当する。対応する物点位置は、スポットダイヤグラムの下から順に、(x座標,y座標)=(0.00,0.00)、(1.92,0.00)、(3.84,0.00)、(0.00,1.44)、(1.92,1.44)、(3.84,1.44)、(0.00,-1.44)、(1.92,-1.44)、(3.84,-1.44)、(0.00,2.88)、(1.92,2.88)、(3.84,2.88)、(0.00,-2.88)、(1.92,-2.88)、(3.84,-2.88)である。
図12は、表示エリアいっぱいに格子を表示させた場合の像(ディストーション)を表現している。そして、図11および図12より、第2実施例では、台形歪みが良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
(第3実施例)
本願の第3実施例について、図13〜図17および表9〜表12を用いて説明する。図13は第3実施例に係る映像投写装置用光学系の側断面図(y−z断面図)であり、図14は第3実施例に係る映像投写装置用光学系の平断面図(x−z断面図)である。なお、第3実施例の映像投写装置用光学系は、回転対称レンズ群および自由曲面レンズ群の一部の形状を除いて、第1実施例の映像投写装置用光学系と同様の構成であり、各部に第1実施例の場合と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第3実施例の回転対称レンズ群G1は、光軸に沿って映像表示素子DS側から順に並んだ、素子側に凹面を向けたメニスカスレンズである第1回転対称レンズL11と、両凸形状の第2回転対称レンズL12と、両凹形状の第3回転対称レンズL13と、両凹形状の第4回転対称レンズL14と、両凸形状の第5回転対称レンズL15とから構成される。なお、第1回転対称レンズL11における像側のレンズ面(第5面)と、第2回転対称レンズL12における素子側のレンズ面(第6面)と、第5回転対称レンズL15における像側のレンズ面(第11面)が非球面となっている。また、第2回転対称レンズL12と第3回転対称レンズL13が貼り合わせレンズとなっており、第4回転対称レンズL14と第5回転対称レンズL15が貼り合わせレンズとなっている。
第3実施例の自由曲面レンズ群G2では、第3自由曲面レンズL23における像側のレンズ面がx−z断面において映像表示素子DS側に凹面を向けた形状を有している。また、第2自由曲面レンズL22の断面形状は、x−z断面において映像表示素子DS側に凹面を向けたメニスカス形状を有している。第3実施例の自由曲面ミラーMに関しては、自由曲面ミラーMにおけるローカル座標系のz軸が、自由曲面レンズ群G2の光軸に対して、座標原点を中心にy−z平面内で+30度だけ傾いている。また、第3実施例では、第1実施例および第2実施例のような仮想面を設けていない。
下の表9に、第3実施例に係る映像投写装置用光学系PLの諸データを示す。
(表9)
(全体諸元)
物体側開口数 0.17857
投写サイズ 284.48mm×213.36mm
拡大倍率 37.0倍
回転対称レンズ群焦点距離f 14.897mm

(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率/νd
素子面 平面 1.00
1 平面 0.70 1.51680/64.2
2 平面 11.00 1.78800/47.4
3 平面 2.14
4 -125.98570 3.50 1.62299/58.2
5*a -10.97536 0.10
6*a 8.20802 4.50 1.62299/58.2
7 -150.51597 3.00 1.72825/28.5
8 6.12558 2.34
9 -7.16940 1.00 1.60342/38.0
10 8.27052 4.00 1.74400/44.8
11*a -8.05504 1.00
12(絞り) 平面 0.20
13*f 平面 3.00 1.53113/55.7
14*f 平面 10.66
15*f 平面 3.00 1.53113/55.7
16*f 平面 4.83
17*f 平面 5.00 1.53113/55.7
18*f 平面 34.03
19*f 平面 -199.60 反射
像面 平面 0.00
表9のレンズデータにおいて、第4面〜第11面は回転対称レンズ群G1のレンズ面であり、その中で、第5面、第6面、および第11面は回転対称な非球面である。下の表10に、第5面、第6面、および第11面の非球面係数をそれぞれ示す。
(表10)
(非球面データ)
項 第5面係数 第6面係数 第11面係数
c -0.09111 0.12183 -0.12415
k -1.20030 -0.88844 -1.15656
A(4次) 2.4210186E-05 1.4079225E-04 2.0253316E-05
B(6次) -9.5168770E-07 1.6343669E-06 7.8484153E-06
C(8次) -2.4608359E-09 -1.1931496E-07 -1.4005730E-06
D(10次) 2.0094362E-10 1.3960379E-09 5.6569278E-08
(E以降の係数は全て0であるので、省略する)
また、表9のレンズデータにおいて、第13面〜第19面は非回転対称な自由曲面である。なお、本実施例では、第19面が自由曲面ミラーMの反射面となっている。下の表11に、これら自由曲面の各項係数を示す。
(表11)
(自由曲面データ1)
項 第13面係数 第14面係数 第15面係数
c 0 0 0
C1(k) 0 0 0
C3(y) 1.7250775E-01 1.3915417E-01 -3.6122881E-02
C4(x^2) -1.9002225E-02 -3.1345050E-02 -2.0610290E-02
C6(y^2) 2.6320783E-02 1.1968413E-03 -4.1030399E-02
C8(x^2*y) 9.3272868E-04 2.5000954E-03 2.3504211E-03
C10(y^3) -3.1049318E-03 -3.3897704E-03 7.5443505E-03
C11(x^4) 4.2880010E-04 1.4680491E-04 1.4357239E-04
C13(x^2*y^2) 1.3455893E-03 9.6357894E-04 -8.5050443E-05
C15(y^4) 3.4710553E-04 7.8424715E-05 -1.3247950E-03
C17(x^4*y) 1.1276481E-04 1.2088135E-04 1.1354916E-04
C19(x^2*y^3) 1.8644298E-04 2.2807626E-04 1.2753388E-04
C21(y^5) 3.2232856E-05 5.9697746E-05 7.3528783E-05
C22(x^6) -3.8622131E-06 -3.2757535E-06 -3.7704797E-06
C24(x^4*y^2) -1.4877007E-06 7.0837131E-06 -1.5472547E-05
C26(x^2*y^4) 9.5582625E-06 1.3951959E-05 -3.4580074E-06
C28(y^6) 6.4888253E-06 6.8246032E-06 -6.6046446E-06
C30(x^6*y) -3.5899011E-07 -5.5069532E-08 -7.8152950E-07
C32(x^4*y^3) -1.2295113E-06 1.5413470E-06 1.7589525E-07
C34(x^2*y^5) -1.8078891E-06 2.5439966E-07 3.3071008E-06
C36(y^7) -7.6398257E-07 -1.1775534E-06 2.6033435E-06
C37(x^8) -2.8622400E-07 1.2517171E-07 3.7425363E-08
C39(x^6*y^2) -1.0667375E-06 4.1286056E-07 5.8740479E-08
C41(x^4*y^4) -8.2097091E-07 1.3777925E-06 -2.7534607E-07
C43(x^2*y^6) -5.4025084E-07 1.3354302E-06 -2.2125652E-07
C45(y^8) -2.2188808E-07 3.4488968E-07 1.2052859E-07
(C46以降の係数は全て0であるので、省略する)

(自由曲面データ2)
項 第16面係数 第17面係数 第18面係数
c 0 0 0
C1(k) 0 0 0
C3(y) -5.5566831E-02 1.5134051E-01 1.8075196E-01
C4(x^2) -4.1031173E-03 6.3495806E-03 -4.5923987E-03
C6(y^2) 3.3772323E-02 6.4298933E-03 -2.2065420E-02
C8(x^2*y) -9.0047104E-04 3.9471572E-03 3.8616721E-03
C10(y^3) 6.2899413E-03 3.6648525E-03 3.0600838E-03
C11(x^4) 1.2451268E-05 -5.6980632E-05 1.5490614E-05
C13(x^2*y^2) -6.7046368E-04 9.7541334E-05 3.6589232E-04
C15(y^4) -8.9111633E-04 2.3108981E-04 2.0411057E-04
C17(x^4*y) 7.2067677E-05 -9.9652008E-06 1.4625001E-07
C19(x^2*y^3) -9.8714201E-06 3.2642804E-06 5.4924004E-05
C21(y^5) -1.1861145E-04 -1.0822109E-05 2.3936693E-05
C22(x^6) -2.3188121E-06 -1.0005172E-06 -7.5781234E-07
C24(x^4*y^2) -3.2890815E-06 -1.6061746E-06 -1.1787007E-06
C26(x^2*y^4) 6.6404026E-06 -4.8225836E-06 2.3107150E-06
C28(y^6) 3.6753129E-06 -3.3997840E-06 4.5925049E-07
C30(x^6*y) -3.3777446E-07 3.2742773E-07 8.1162167E-08
C32(x^4*y^3) -6.8794920E-07 5.8420943E-07 -9.1013686E-08
C34(x^2*y^5) 1.9035179E-06 4.7607689E-07 -3.3860357E-08
C36(y^7) 1.9478057E-06 1.3555213E-07 -1.3543414E-07
C37(x^8) 2.2567124E-08 2.5710890E-09 2.2397413E-09
C39(x^6*y^2) -1.0144806E-08 -5.5596594E-08 -1.0068468E-08
C41(x^4*y^4) -6.0435431E-08 -4.2458541E-08 -4.0977315E-08
C43(x^2*y^6) 1.1712172E-07 7.4073704E-09 -4.8371751E-08
C45(y^8) 1.0492005E-07 1.1514768E-08 -1.5459613E-08
(C46以降の係数は全て0であるので、省略する)

(自由曲面データ3)
項 第19面係数
c 0
C1(k) 0
C3(y) 8.2936434E-03
C4(x^2) 1.0440642E-02
C6(y^2) 9.3816839E-05
C8(x^2*y) 3.9014555E-04
C10(y^3) 6.9731637E-05
C11(x^4) -5.6804450E-06
C13(x^2*y^2) 7.6417919E-06
C15(y^4) 1.9851881E-06
C17(x^4*y) -5.1984756E-07
C19(x^2*y^3) -1.1335167E-07
C21(y^5) 2.9093770E-09
C22(x^6) 5.4936392E-09
C24(x^4*y^2) -1.8840571E-08
C26(x^2*y^4) -1.6626465E-08
C28(y^6) -9.3160115E-10
C30(x^6*y) 5.3180021E-10
C32(x^4*y^3) -3.4441621E-10
C34(x^2*y^5) -5.6525887E-10
C36(y^7) 1.3960281E-11
C37(x^8) -1.2150278E-12
C39(x^6*y^2) 1.3560649E-11
C41(x^4*y^4) -3.8773757E-12
C43(x^2*y^6) -6.7802887E-12
C45(y^8) 7.1767824E-13
(C46以降の係数は全て0であるので、省略する)
さらに、本実施例における第19面および像面のローカル座標系の偏心を下の表12に示す。
(表12)
(偏心データ)
面番号 ADE(°) YDE(mm)
19 30.0 0
像面 -60.0 0
以下に、各条件式に対する対応値を示す。
条件式(17) |TL/f|=|294.6001/14.8972|=19.776
条件式(18) |θm/θs|=|30.0/−60|=0.5
(第2自由曲面レンズL22)
L1=12.819
L2=14.776
(x−z断面)
素子側レンズ面極大点座標 (xo1,zyo1)=(0,0)
像側レンズ面極大点座標 (xo2,zyo2)=(0,0)
条件式(3) (x1+xo1)/|x1+xo1|×f1´(x1+xo1)<0
条件式(4) (x2+xo2)/|x2+xo2|×f2´(x2+xo2)<0
式(12) rx1=−L1/2.5=−5.13
式(13) rx2=−L2/0.1=−147.76
条件式(15) −|radxi|<x<|radxi|の範囲で、
zfc1(x)<zs2(x),zfc2(x)<zs2(x)
条件式(16) |rx1|<|radxi|であり、−|rx1|<x<|rx1|の範囲で、
zs1(x)<zfc1(x),zs1(x)<zfc2(x)
このように本実施例では、条件式(3)等がそれぞれ満たされていることが分かる。なお、第2自由曲面レンズL22のx−z断面におけるサグ量を図15に示す。
図16は、第3実施例に係る映像投写装置用光学系PLのe線単色のスポットダイヤグラムである。スポットダイヤグラムの下部に表示してある直線の長さは、スクリーン上の1mmに相当する。対応する物点位置は、スポットダイヤグラムの下から順に、(x座標,y座標)=(0.00,0.00)、(1.82,0.00)、(3.65,0.00)、(0.00,1.44)、(1.78,1.44)、(3.55,1.44)、(0.00,-1.44)、(1.87,-1.44)、(3.74,-1.44)、(0.00,2.88)、(1.73,2.88)、(3.46,2.88)、(0.00,-2.88)、(1.92,-2.88)、(3.84,-2.88)である。なお、第3実施例では、画像処理部(図示せず)による映像表示素子DSでの画像処理を併用して台形歪みの補正を行っている。具体的には、短辺が長辺より5%短くなるような入力物体を長方形に投影するように画像処理を行っている。
図17は、表示エリアいっぱいに格子を表示させた場合の像(ディストーション)を表現している。そして、図16および図17より、第3実施例では、台形歪みが良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
(第4実施例)
本願の第4実施例について、図18〜図22および表13〜表16を用いて説明する。図18は第4実施例に係る映像投写装置用光学系の側断面図(y−z断面図)であり、図19は第4実施例に係る映像投写装置用光学系の平断面図(x−z断面図)である。なお、第4実施例の映像投写装置用光学系は、第3実施例の映像投写装置用光学系と同様の構成であり、各部に第3実施例(第1実施例)の場合と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。なお、第4実施例の自由曲面ミラーMに関しては、自由曲面ミラーMにおけるローカル座標系のz軸が、自由曲面レンズ群G2の光軸に対して、座標原点を中心にy−z平面内で+35度だけ傾いている。
下の表13に、第4実施例に係る映像投写装置用光学系PLの諸データを示す。
(表13)
(全体諸元)
物体側開口数 0.17857
投写サイズ 284.48mm×213.36mm
拡大倍率 37.0倍
回転対称レンズ群焦点距離f 15.5059mm

(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率/νd
素子面 平面 1.00
1 平面 0.70 1.51680/64.2
2 平面 11.00 1.78800/47.4
3 平面 2.14
4 -130.44850 3.50 1.62299/58.2
5*a -10.32502 0.10
6*a 8.87430 4.50 1.62299/58.2
7 -47.02495 3.00 1.72825/28.5
8 6.02391 2.34
9 -7.34059 1.00 1.60342/38.0
10 10.98280 4.00 1.74400/44.8
11*a -7.69123 1.00
12(絞り) 平面 1.00
13*f 平面 3.00 1.53113/55.7
14*f 平面 13.05
15*f 平面 3.00 1.53113/55.7
16*f 平面 7.61
17*f 平面 5.00 1.53113/55.7
18*f 平面 28.06
19*f 平面 -199.60 反射
像面 平面 0.00
表13のレンズデータにおいて、第4面〜第11面は回転対称レンズ群G1のレンズ面であり、その中で、第5面、第6面、および第11面は回転対称な非球面である。下の表14に、第5面、第6面、および第11面の非球面係数をそれぞれ示す。
(表14)
(非球面データ)
項 第5面係数 第6面係数 第11面係数
c -0.09685 0.11269 -0.13002
k -1.20030 -0.88844 -1.15656
A(4次) 2.4210186E-05 1.4079225E-04 -2.4286499E-04
B(6次) -9.5168770E-07 1.6343669E-06 1.3535281E-05
C(8次) -2.4608359E-09 -1.1931496E-07 -1.3667381E-06
D(10次) 2.0094362E-10 1.3960379E-09 4.5797215E-08
(E以降の係数は全て0であるので、省略する)
また、表13のレンズデータにおいて、第13面〜第19面は非回転対称な自由曲面である。なお、本実施例では、第19面が自由曲面ミラーMの反射面となっている。下の表15に、これら自由曲面の各項係数を示す。
(表15)
(自由曲面データ1)
項 第13面係数 第14面係数 第15面係数
c 0 0 0
C1(k) 0 0 0
C3(y) 4.7652139E-02 7.3462603E-02 -7.8338236E-02
C4(x^2) 1.1552008E-02 -1.8268494E-03 -2.8671604E-02
C6(y^2) 2.0876597E-02 2.0926139E-03 -4.6825621E-02
C8(x^2*y) 2.9017450E-03 4.4189750E-03 1.5176782E-03
C10(y^3) -2.2086246E-03 -2.4211969E-03 1.2580946E-03
C11(x^4) -1.4694978E-04 -2.4243297E-04 1.5898508E-04
C13(x^2*y^2) -1.0446856E-04 -2.6332921E-04 -4.5258924E-04
C15(y^4) -3.0221284E-05 -1.2027936E-04 -5.4928473E-04
C17(x^4*y) 7.0039476E-05 8.2101878E-05 1.4621575E-04
C19(x^2*y^3) 6.9752373E-05 9.4262145E-05 1.1715665E-04
C21(y^5) 5.2796265E-06 1.9584930E-05 6.1730193E-05
C22(x^6) 1.2997090E-05 2.7395877E-06 -6.0932245E-06
C24(x^4*y^2) 4.3809389E-05 1.8619375E-05 -2.2012591E-06
C26(x^2*y^4) 4.2857223E-05 1.3190596E-05 -2.4548570E-06
C28(y^6) 1.3336728E-05 2.4605132E-06 1.0698771E-06
C30(x^6*y) 1.5346809E-07 -1.6876819E-07 -9.0235022E-07
C32(x^4*y^3) 8.2601844E-07 8.7365154E-07 1.9022832E-06
C34(x^2*y^5) 4.4808179E-08 1.5804911E-07 1.0603083E-06
C36(y^7) -3.2177996E-07 -6.8377345E-07 -1.7360462E-07
C37(x^8) -6.1770269E-07 -8.7296908E-08 3.9272435E-08
C39(x^6*y^2) -2.8367265E-06 -7.7216410E-07 -1.6472144E-07
C41(x^4*y^4) -3.1258756E-06 -2.6171869E-07 -2.0881349E-07
C43(x^2*y^6) -2.2643212E-06 -1.8440039E-07 -2.6197597E-07
C45(y^8) -4.0446312E-07 1.8412799E-07 2.6523681E-08
(C46以降の係数は全て0であるので、省略する)

(自由曲面データ2)
項 第16面係数 第17面係数 第18面係数
c 0 0 0
C1(k) 0 0 0
C3(y) -1.5268139E-01 1.2228328E-02 2.6862477E-02
C4(x^2) -1.2598700E-02 1.5016471E-03 -5.9162849E-03
C6(y^2) 9.1618962E-03 4.6044324E-03 -1.6095228E-02
C8(x^2*y) -1.8078806E-03 2.3984151E-03 2.3453350E-03
C10(y^3) 9.3947510E-04 2.4847676E-03 1.7228463E-03
C11(x^4) 9.2039711E-05 -2.0503957E-04 -1.2961665E-04
C13(x^2*y^2) -4.2008388E-04 4.8584277E-05 1.6469446E-04
C15(y^4) -4.3207999E-04 -3.8172977E-05 1.0658944E-05
C17(x^4*y) 9.6848266E-05 1.0094868E-06 -4.8011453E-06
C19(x^2*y^3) 4.7350800E-05 1.0802890E-05 2.5597458E-05
C21(y^5) -6.0758965E-06 -6.4088472E-06 4.1760857E-06
C22(x^6) -2.7308279E-06 -3.2026808E-07 -7.4932265E-08
C24(x^4*y^2) 6.3786092E-06 1.3677013E-06 -9.5156069E-07
C26(x^2*y^4) 5.2829942E-06 -6.9478239E-08 6.4520650E-07
C28(y^6) 5.3127809E-06 5.2364267E-07 1.9490525E-07
C30(x^6*y) -9.4562262E-07 -1.5745306E-07 -2.1814435E-08
C32(x^4*y^3) -2.1787211E-07 -1.2511936E-08 -1.0080547E-07
C34(x^2*y^5) -5.0085211E-07 -4.7807859E-08 -5.3990595E-08
C36(y^7) 2.8574408E-08 1.4140473E-08 -9.3717598E-09
C37(x^8) 2.2019211E-08 4.9289145E-09 1.1568050E-09
C39(x^6*y^2) -5.8672253E-08 -5.2289355E-09 2.9419858E-09
C41(x^4*y^4) 3.0553300E-11 -3.4817972E-09 -2.5420698E-09
C43(x^2*y^6) -4.4148694E-08 1.0464664E-09 -5.3392775E-09
C45(y^8) -3.0243748E-08 -1.7367671E-09 -8.9563065E-10
(C46以降の係数は全て0であるので、省略する)

(自由曲面データ3)
項 第19面係数
c 0
C1(k) 0
C3(y) 5.8255880E-03
C4(x^2) 9.6009201E-03
C6(y^2) 4.3331592E-05
C8(x^2*y) 4.0340417E-04
C10(y^3) 7.9988288E-05
C11(x^4) -3.9342481E-06
C13(x^2*y^2) 1.0206092E-05
C15(y^4) 3.1649776E-06
C17(x^4*y) -3.9478331E-07
C19(x^2*y^3) 3.7452432E-08
C21(y^5) 8.3350449E-08
C22(x^6) 2.5195773E-09
C24(x^4*y^2) -1.6553197E-08
C26(x^2*y^4) -8.8336537E-09
C28(y^6) 1.4433315E-09
C30(x^6*y) 3.4563093E-10
C32(x^4*y^3) -2.9666608E-10
C34(x^2*y^5) -2.9482933E-10
C36(y^7) 1.4958837E-11
C37(x^8) -2.4395532E-12
C39(x^6*y^2) 1.4513725E-11
C41(x^4*y^4) -8.0939383E-13
C43(x^2*y^6) -2.8156119E-12
C45(y^8) -9.9923435E-14
C47(x^8*y) -1.3613661E-13
C49(x^6*y^3) 2.4014824E-13
C51(x^4*y^5) 2.0470013E-14
C53(x^2*y^7) 5.3763726E-15
C55(y^9) -4.3152859E-15
(C55以降の係数は全て0であるので、省略する)
さらに、本実施例における第19面および像面のローカル座標系の偏心を下の表16に示す。
(表16)
(偏心データ)
面番号 ADE(°) YDE(mm)
19 35.0 0
像面 -60.0 0
以下に、各条件式に対する対応値を示す。
条件式(17) |TL/f|=|294.5972/15.5059|=19.0
条件式(18) |θm/θs|=|35.0/−60|=0.58
(第2自由曲面レンズL22)
L1=16.005
L2=17.961
(x−z断面)
素子側レンズ面極大点座標 (xo1,zyo1)=(0,0)
像側レンズ面極大点座標 (xo2,zyo2)=(0,0)
条件式(3) (x1+xo1)/|x1+xo1|×f1´(x1+xo1)<0
条件式(4) (x2+xo2)/|x2+xo2|×f2´(x2+xo2)<0
式(12) rx1=−L1/2.5=−6.40
式(13) rx2=−L2/0.1=−179.61
条件式(15) −|radxi|<x<|radxi|の範囲で、
zfc1(x)<zs2(x),zfc2(x)<zs2(x)
条件式(16) |radxi|<|rx1|であり、−|radxi|<x<|radxi|の範囲で、
zs1(x)<zfc1(x),zs1(x)<zfc2(x)
このように本実施例では、条件式(3)等がそれぞれ満たされていることが分かる。なお、第2自由曲面レンズL22のx−z断面におけるサグ量を図20に示す。
図21は、第4実施例に係る映像投写装置用光学系PLのe線単色のスポットダイヤグラムである。スポットダイヤグラムの下部に表示してある直線の長さは、スクリーン上の1mmに相当する。対応する物点位置は、スポットダイヤグラムの下から順に、(x座標,y座標)=(0.00,0.00)、(1.82,0.00)、(3.65,0.00)、(0.00,1.44)、(1.78,1.44)、(3.55,1.44)、(0.00,-1.44)、(1.87,-1.44)、(3.74,-1.44)、(0.00,2.88)、(1.73,2.88)、(3.46,2.88)、(0.00,-2.88)、(1.92,-2.88)、(3.84,-2.88)である。なお、第4実施例では、画像処理部(図示せず)による映像表示素子DSでの画像処理を併用して台形歪みの補正を行っている。具体的には、短辺が長辺より5%短くなるような入力物体を長方形に投影するように画像処理を行っている。
図22は、表示エリアいっぱいに格子を表示させた場合の像(ディストーション)を表現している。そして、図21および図22より、第4実施例では、台形歪みが良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
以上、各実施例によれば、コンパクトな構成でありながら、投写した像の台形歪みを良好に補正可能な映像投写装置用光学系PLおよび、これを備えた映像投写装置PRJを実現することができる。
なお、上述の実施形態において、投写面R(像面I)が映像投写装置PRJ(筐体BD)の設置面Qと同じ面上に設定されているが、これに限られるものではなく、当該設置面Qと平行な面上に設定されるようにしてもよい。
PRJ 映像投写装置
DS 映像表示素子
PL 映像投写装置用光学系
G1 回転対称レンズ群
L11 第1回転対称レンズ L12 第2回転対称レンズ
L13 第3回転対称レンズ L14 第4回転対称レンズ
L15 第5回転対称レンズ
G2 自由曲面レンズ群
L21 第1自由曲面レンズ L22 第2自由曲面レンズ
L23 第3自由曲面レンズ
M 自由曲面ミラー Q 設置面

Claims (10)

  1. 映像表示素子に表示された映像を拡大して所定の投写面に斜め方向から投写する映像投写装置用光学系であって、
    光軸に沿って前記映像表示素子側から順に並んだ、中心軸に対して回転対称に形成された回転対称レンズからなる回転対称レンズ群と、中心軸に対して非回転対称に形成された複数の自由曲面レンズからなる自由曲面レンズ群と、中心軸に対して非回転対称に形成された反射面を有する自由曲面ミラーとを有し、
    前記自由曲面レンズ群において前記自由曲面ミラーに最も近い自由曲面レンズにおける両側のレンズ面のうち少なくとも一方が、前記自由曲面レンズ群と前記自由曲面ミラーとの間の光軸および前記自由曲面ミラーと前記投写面との間の光軸を通る平面と垂直な前記自由曲面レンズの断面において、前記映像表示素子側に凹面を向けた形状を有していることを特徴とする映像投写装置用光学系。
  2. 前記自由曲面レンズ群において、前記自由曲面ミラーに最も近いミラー側自由曲面レンズおよび、前記ミラー側自由曲面レンズの隣に配置された素子側自由曲面レンズのうち、少なくとも一方の断面形状が、前記自由曲面レンズ群と前記自由曲面ミラーとの間の光軸および前記自由曲面ミラーと前記投写面との間の光軸を通る第1の断面、または、前記第1の断面と垂直な第2の断面において、前記映像表示素子側に凹面を向けたメニスカス形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の映像投写装置用光学系。
  3. 前記自由曲面レンズ群において、前記自由曲面ミラーに最も近いミラー側自由曲面レンズおよび、前記ミラー側自由曲面レンズの隣に配置された素子側自由曲面レンズのうち、少なくとも一方の断面形状が、前記自由曲面レンズ群と前記自由曲面ミラーとの間の光軸および前記自由曲面ミラーと前記投写面との間の光軸を通る第1の断面、且つ、前記第1の断面と垂直な第2の断面において、前記映像表示素子側に凹面を向けたメニスカス形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の映像投写装置用光学系。
  4. 前記第1の断面における断面形状が前記映像表示素子側に凹面を向けたメニスカス形状を有しており、
    前記第1の断面において、前記映像表示素子から前記自由曲面ミラーへ向かう方向を正とする光軸方向の座標軸をz軸とし、前記z軸と垂直な座標軸をy軸として、自由曲面レンズのレンズ面と光軸との交点を原点とするローカル座標系(y,z)を定義し、
    前記自由曲面レンズの前記映像表示素子側のレンズ面の場合にi=1とし、前記自由曲面レンズの前記自由曲面ミラー側のレンズ面の場合にi=2としたときに、前記自由曲面レンズの有効範囲内での極大点座標を(yoi,zoi)とし、前記自由曲面レンズのレンズ面のサグ量をzfi(y)として、次式
    zfci(y)=zfi(y+yoi)−zoi
    を定義し、
    絞りから前記自由曲面レンズの前記映像表示素子側のレンズ面までの空気換算中心距離をL1として、次式
    ry1=−L1/3.5
    を定義し、
    絞りから前記自由曲面レンズの前記自由曲面ミラー側のレンズ面までの空気換算中心距離をL2として、次式
    ry2=−L2
    を定義し、
    前記ry1および前記ry2をryiとして、次式
    zsi(y)=ryi+[(ryi)2−y2]1/2
    を定義したとき、
    前記原点から前記有効範囲の端までのy方向長さの絶対値を|radyi|としたとき、
    −|radyi|<y<|radyi|の範囲で、次式
    zfci(y)<zs2(y)
    の条件を満足するとともに、
    |ry1|<|radyi|のときには−|ry1|<y<|ry1|の範囲で、|radyi|<|ry1|のときには−|radyi|<y<|radyi|の範囲で、次式
    zs1(y)<zfci(y)
    の条件を満足することを特徴とする請求項2または3に記載の映像投写装置用光学系。
  5. 前記第2の断面における断面形状が前記映像表示素子側に凹面を向けたメニスカス形状を有しており、
    前記第2の断面において、前記映像表示素子から前記自由曲面ミラーへ向かう方向を正とする光軸方向の座標軸をz軸とし、前記z軸と垂直な座標軸をx軸として、前記自由曲面レンズのレンズ面と光軸との交点を原点とするローカル座標系(x,z)を定義し、
    前記自由曲面レンズの前記映像表示素子側のレンズ面の場合にi=1とし、前記自由曲面レンズの前記自由曲面ミラー側のレンズ面の場合にi=2としたときに、前記自由曲面レンズの有効範囲内での極大点座標を(xoi,zoi)とし、自由曲面レンズのレンズ面のサグ量をzfi(x)として、次式
    zfci(x)=zfi(x+xoi)−zoi
    を定義し、
    絞りから前記自由曲面レンズの前記映像表示素子側のレンズ面までの空気換算中心距離をL1として、次式
    rx1=−L1/2.5
    を定義し、
    絞りから前記自由曲面レンズの前記自由曲面ミラー側のレンズ面までの空気換算中心距離をL2として、次式
    rx2=−L2/0.1
    を定義し、
    前記rx1および前記rx2をrxiとして、次式
    zsi(x)=rxi+[(rxi)2−x2]1/2
    を定義したとき、
    前記原点から前記有効範囲の端までのx方向長さの絶対値を|radxi|としたとき、
    −|radxi|<x<|radxi|の範囲で、次式
    zfci(x)<zs2(x)
    の条件を満足するとともに、
    |rx1|<|radxi|のときには−|rx1|<x<|rx1|の範囲で、|radxi|<|rx1|のときには−|radxi|<x<|radxi|の範囲で、次式
    zs1(x)<zfci(x)
    の条件を満足することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の映像投写装置用光学系。
  6. 前記自由曲面レンズ群が3つの前記自由曲面レンズからなることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の映像投写装置用光学系。
  7. 前記回転対称レンズ群の焦点距離をfとし、前記映像投写装置用光学系の全長をTLとしたとき、次式
    15≦|TL/f|≦30
    の条件を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の映像投写装置用光学系。
  8. 前記自由曲面レンズ群と前記自由曲面ミラーとの間の光軸と垂直な面に対する前記反射面の傾斜角をθmとし、前記自由曲面ミラーと前記投写面との間の光軸と垂直な面に対する前記投写面の傾斜角をθsとしたとき、次式
    0.5≦|θm/θs|≦0.7
    の条件を満足することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の映像投写装置用光学系。
  9. 所定の設置面に設置された状態で使用され、前記設置面と同じ面上または前記設置面と略平行な面上に映像を斜め方向から投写する映像投写装置であって、前記映像投写装置を構成する光学系が請求項1から8のいずれか一項に記載の映像投写装置用光学系であることを特徴とする映像投写装置。
  10. 前記映像表示素子で表示される映像に対し所定の画像処理を行って前記斜め方向から投写される映像の台形歪みを補正する画像処理部を備えることを特徴とする請求項9に記載の映像投写装置。
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