JP2012013448A - 台座 - Google Patents

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Masashi Oki
雅史 大木
Nobuo Ito
信夫 伊東
Shinichi Sakamaki
酒巻  真一
Takayuki Waseda
隆行 和瀬田
Harumichi Kabaya
晴通 蒲谷
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Abstract


【課題】 小さなダイヤモンド、小さなルビー等の貴石を大きく見せることができると共に、貴石の外観を見やすくすることのできる台座構造を提供する。
【解決手段】 表示板に使用する貴石固定用台座1であって、前記貴石固定用台座1は、上方に貴石8を収納固定する台座本体2と、下方に表示板取付け用の取り付け足5とより構成され、平面視で前記貴石固定用台座1の外形より貴石8の一部が突出するようにしたことを特徴とする台座である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、時計用の表示板で、特に、ダイヤモンド、ルビーなどの貴石が固定される台座に関するものである。
従来、時計用表示板に使用されている台座は、図12の断面図に示すものが一般的であった(特許文献1参照)。この台座50は、下方向に円筒状の足51と、上方向に平面視略正方形で4コーナーにダイヤモンド等の貴石52を固定するための爪53が設けられている。台座50への貴石52の固定は、治具に固定した台座50の中央に貴石52をのせ、上方より、内面が円錐状のかしめ治具を降下させることにより、4本の爪が円錐状の内面に沿って貴石52の表面に倒れ込むことでなされる。
次に、貴石52が固定された台座50の表示板54への固定は、予め表示板54に開けられた孔に台座50の足51を挿入し、その後、足51の下面外側をかしめピン(先端が尖っている)で突いてかしめると共に、接着剤を塗布してなされる。
次に、他の従来技術としては、表示板に使用する台座ではないが、図13の宝石を固定した台座を腕時計の秒針軸上に固定した状態を示すものがある(特許文献2参照)。
この台座55は、秒針軸56に取り付けたもので、特許文献1と同様に、下方向に円筒状の足57と、上方向に平面視略正方形で4コーナーにダイヤモンド等の貴石58を固定するための爪59が設けられている。また、4本の爪59の間はそれぞれ切り欠かれている。台座55への貴石58の固定は、治具に固定した台座55の中央に貴石58をのせ、上方より、内面が円錐状のかしめ治具を降下させることにより、4本の爪59が円錐状の内面に沿って貴石58の表面に倒れ込むことでなされる。
次に、貴石58が固定された台座55の秒針軸56への取り付けは、円筒状の足57を秒針軸56の上方より圧入装着することでなされる。秒針軸56が回転するとその上方に取り付けされた台座55及び貴石58も回転するようになっている。
実開昭58−76165号公報 特開平7−55959号公報
しかしながら、上記従来の技術(特許文献1)にあっては、台座50が平面視略正方形で4コーナーにダイヤモンド等の貴石52を固定するための爪53でダイヤモンド等の貴石52を外周から包み込むように固定している。このため、多面カットしているダイヤモンド等の貴石52を爪53で隠すので、貴石52の輝き、多面カットの美しさ及び形状の優美さを著しく損なうものとなっている。
また、貴石52のガードル部分(貴石の最大径の部分)が台座50内に配置されてしまうため、大きな貴石52であってもその大きさを感じることができず、貴石52の価値観を著しく損なうものとなっていた。
また、他の従来技術(特許文献2)にあっては、上記従来技術(特許文献1)と同様に、台座55が平面視略正方形で4コーナーにダイヤモンド等の貴石58を固定するための爪59でダイヤモンド等の貴石58を外周から包み込むように固定している。このため、
多面カットしているダイヤモンド等の貴石58を爪59で隠すので、貴石58の輝き、多面カットの美しさ及び形状の優美さを著しく損なうものとなっている。
また、貴石58のガードル部分(貴石の最大径の部分)が台座55の4本の爪59で抱え込むように固定保持されているため、大きな貴石58であってもその大きさを感じることができず、貴石58の価値観を著しく損なうものとなっていた。
本発明の目的は、このような問題を解決するため、簡単な構造からなる台座でありながら、ダイヤモンド等の貴石を大きく見せることができ、その上、貴石の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさを損なうことなく固定することのできる台座を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、表示板等の基板に対する台座の回転方向を規制し、複数個の台座を基板に取り付けても全ての台座が一方向に向くことのできる台座を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係わる台座は、表示板に使用する貴石固定用台座であって、前記貴石固定用台座は、上方に貴石を収納する収納固定部を有する台座本体と、下方に表示板取付け用の取付け足とより構成され、平面視で前記貴石固定用台座の外形より貴石の一部が突出していることを特徴とする。
かかる構成により、貴石を固定した台座は、貴石固定用台座の外形より貴石の一部が突出するようになっている。よって、貴石をハッキリと鮮明に見ることができると共に、貴石がより大きく感じられる。
また、貴石のガードル部分(貴石の最大径の部分)を見ることができることから、貴石の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさなども見え、貴石本来の美しさを実感することができ、貴石の価値観が損なわれることがない。
上記の目的を達成するために、前記貴石は、前記台座本体が有する少なくとも1つの爪で固定されていることを特徴とする。
かかる構成により、台座に貴石を固定するのに少なくとも1つの爪で固定しているので、貴石を覆う面積が小さくてすみ、貴石の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさなども見え、貴石本来の美しさを実感することができ、貴石の価値観を損なうことがない。
上記の目的を達成するために、前記貴石は、前記台座本体の地金を寄せて固定されていることを特徴とする。
かかる構成により、台座に貴石を固定するのに、貴石を覆う面積が極めて小さくてすみ、よって、貴石の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさなども見え、貴石本来の美しさを実感することができ、貴石の価値観を損なうことがない。
上記の目的を達成するために、前記貴石は、前記台座本体に固定される固定板により、ガードルより上側で固定されることを特徴とする。
かかる構成により、台座に貴石を固定するのに、貴石を覆う部分が一部側面と一部上面とであるので、従来の固定方法と比べ覆う面積が小さくてすみ、よって、貴石の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさなども見え、貴石本来の美しさ実感することができ、貴石の価値観を損なうことがない。また、貴石の上面を下方に押さえることで台座に貴石を固定する構造となっているので、今までにない新規なデザイン表現ができ、デザインバリエーションの拡大が図れる。
上記の目的を達成するために、前記固定板には模様が形成されていることを特徴とする。かかる構成により、台座に貴石を固定するのに、貴石の上面を固定板で下方に押さえることでなされており、この固定板に凹部の模様や貫通孔による模様を形成することで、台座
は、今までにない新規なデザイン表現ができ、デザインバリエーションの拡大が図れる。上記の目的を達成するために、前記収納固定部は、貴石の外形が突出する辺が開放されていることを特徴とする。
かかる構成により、台座に固定された貴石の一部分は、ガードル部分(貴石の最大径の部分)から下方が見え、今まで見せることが難しかった貴石の部分を見せることができることにより、貴石の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさなどを表現することができ、デザインバリエーションの拡大が図れる。
上記の目的を達成するために、本発明に係わる台座は、前記台座本体のX方向またはY方向の長さのいずれか一方が前記貴石の外形よりも短く形成されていることを特徴とする。かかる構成により、貴石が固定された台座は、今までにないデザイン表現が可能となり、台座のデザインバリエーションの拡大が図れ、かつ貴石をハッキリと鮮明に見ることができると共に、より大きく感じられる。
上記の目的を達成するために、前記取付け足は、平面形状が角形、楕円形の中の1つからなることを特徴とする。
かかる構成により、貴石が固定された台座は、取付け足が角形や楕円形であれば表示板等の基板に対し台座の回転方向の規制が簡単にでき、基板に対し台座を一定方向に簡単に配置することができる。
以上のように、本発明によれば、貴石を固定した台座は、台座本体のどちらか一方が前記貴石の外形より小さく形成され、よって、貴石固定用台座の外形より貴石の一部が突出するようになっているので、貴石をハッキリと鮮明に見ることができると共に、より大きく見せることができる。また、貴石のガードル部分(貴石の最大径の部分)を見ることができることから、貴石の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさなども見え、貴石本来の美しさ実感することができ、貴石の価値観を損なうことがない。
また、台座に貴石を固定するのに少なくとも1つの爪で固定しているので、貴石を覆う面積が小さくてすみ、貴石の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさなども見え、貴石本来の美しさ実感することができ、貴石の価値観を損なうことがない。
また、貴石が固定された台座は、取付け足が角形や楕円形であれば表示板等の基板に対し台座の回転方向の規制が簡単にでき、基板に対し台座を一定方向に簡単に配置することができる。
本発明の第1の実施形態に係る台座の幅方向の側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る台座の長さ方向の側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る台座の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る角形の取付け孔が開いた表示板の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る丸形の取付け孔が開いた表示板の平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る台座の幅方向の側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る台座の長さ方向の側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る台座の平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る台座の平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る台座の長さ方向の側面図である。 本発明の第4の実施形態に係る台座の平面図である。 従来例で台座の断面図である。 従来例で宝石を固定した台座を腕時計の秒針軸上に固定した状態を示す拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいて詳述する。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<第1の実施形態>
図1から図5は、本発明の第1の実施形態に係る台座構造を示すもので、図1は台座の幅方向の側面図、図2は台座の長さ方向の側面図、図3は台座の平面図、図4は角形の取付け孔が開いた表示板の平面図、図5は丸形の取付け孔が開いた表示板の平面図である。この貴石固定用台座1は、腕時計用の表示板12に使用するもので、上方にダイヤモンド等の貴石8を収納する収納固定部3を有する台座本体2と、下方に表示板12取付け用の取付け足5とより構成されている。
前記台座本体2は、X方向6の長さまたはY方向7の長さのどちらか一方が前記貴石8の外形より短く形成されている。また、前記台座本体2は、X方向6の長さまたはY方向7の長さで前記貴石8の外形より短い方向の両辺が下面から上面に向かって傾斜となっている。
また、台座本体2の収納固定部3の両側には、貴石8を固定するための爪4が形成されている。(本実施例では、爪が2つあるが爪1つでも成り立つ。)また、この爪4は、貴石8の外形より長さの短い台座本体2の両辺(図3のY方向7の二辺)に設けられ、貴石8の略中央にあるガードル10の上側を覆うことのできる長さを有している。
前記貴石8を収納する収納固定部3は、台座本体2の中央部に設けられ円錐状に形成されると共に、貴石8の外形の一部が突出する両辺(図3のX方向6の二辺)が開放された切り欠き11となっている。本実施例においては、貴石8にダイヤモンドを使用しているので収納固定部3が円錐状になっているが、貴石8の種類や形状によりこの収納固定部3の形状も変わる。
次に、貴石固定用台座1の下方に位置する取付け足5は、表示板12に取付けるためのもので、基板である表示板12の表面に貴石固定用台座1を複数個取付ける必要がある場合、取付け足5の平面形状が角形や楕円形であれば表示板12に対し貴石固定用台座1の回転方向の規制が簡単にでき、表示板12に対し貴石固定用台座1を一定方向に簡単に配置することができる。一方、表示板12に対し貴石固定用台座1の回転方向の規制が必要ない場合、取付け足5の平面形状が丸形でよい。
次に、貴石固定用台座1にダイヤモンド等の貴石8を固定する方法を説明する。
平面形状が角形(長方形)の取付け足5を取付け足固定治具に固定し、貴石固定用台座1の収納固定部3に貴石8であるダイヤモンドをのせ、上方より、内面が円錐状のかしめ治具を降下させることにより、2本の爪4が円錐状の内面に沿って貴石8の表面に倒れ込むことでなされる。
次に、貴石固定用台座1を基板である表示板12に固定する方法を説明する。
基板である表示板12の表面に貴石固定用台座1を複数個取付ける必要がある場合で、表示板12に対し貴石固定用台座1を一定方向に配置するには、基板である表示板12に貴石固定用台座1を固定するための取付け足孔13をプレスに取付けた金型で開ける。この時、取付け足孔13(角形)は、平面形状が角形の長方形で、この取付け足孔13に貴石固定用台座1の取付け足5(平面形状が長方形)を挿入し、表示板12の裏面からかしめと接着剤とで表示板に固定する。これにより、表示板12に対し貴石固定用台座1を一定方向に簡単に配置することができる。
また、基板である表示板12の表面に対して貴石固定用台座1の回転方向の位置規制が必要ない場合、基板である表示板12の表面に貴石固定用台座1を固定するための取付け足孔14(丸形)は、平面形状が丸形でよく、よって、貴石固定用台座1の取付け足5も平面形状が丸形でよい。
以上のように、上記実施例によれば、貴石8が台座本体2のX方向6またはY方向7から
貴石8の一部が突出するようになっているので、貴石8をハッキリと鮮明に見ることができると共に、より大きく見せることができる。また、貴石8のガードル10部分(貴石の最大径の部分)を見ることができることから、貴石8の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさなども見え、貴石8本来の美しさを実感することができ、貴石8の価値観を損なうことがない。
また、この貴石固定用台座1が取付けられた表示板12は、貴石8がハッキリと鮮明に見ることができると共に、より大きく見せることができるので、表示板の外観品質も一段と美しく見えるようになる。
なお、上記実施例において、貴石8を貴石固定用台座1に固定するのに相対する2つの爪4で固定したが、爪4の長さを貴石8の上面に届く長さに形成し、貴石8の上面を爪4で下方向に押さえつけるようにすることで、1つの爪4で貴石8を貴石固定用台座1に固定することができる。また、爪4の表面を鏡面としたり、模様を入れたりすることで貴石固定用台座1のデザインバリエーションの拡大を図ることができる。
<第2の実施形態>
次に、図6から図8は、本発明の第2の実施形態に係る台座構造を示したもので、図6は台座の幅方向の側面図、図7は台座の長さ方向の側面図、図8は台座の平面図である。 第1の実施形態と異なるところは、台座本体22の貴石8の外形より小さい方向の両辺(図8のY方向7)が下面から上に向かって垂直となっている点と、貴石8を固定するための爪24が台座本体22の収納固定部23の両側にそれぞれ2本形成されている点である。
貴石固定用台座20の前記台座本体22は、X方向6の長さまたはY方向7の長さのどちらか一方が前記貴石8の外形より小さく形成されている。また、前記台座本体22は、X方向6の長さまたはY方向7の長さで前記貴石8外形より小さい方向の両辺が下面から上に向かって垂直となっている。
また、前記台座本体22の収納固定部23の両側で貴石8の外形より長さの短い台座本体2の両辺(図8のY方向7)には、貴石8を固定するための爪24が相対する位置にそれぞれ2本形成されている。(第1の実施形態では、爪4が相対する位置にそれぞれ1本形成されている。)また、この爪24は、貴石8の略中央にあるガードル10の上側を覆うことのできる長さを有している。
なお、その他の構造は第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
以上のような構成であるので、貴石固定用台座20に貴石8を極めて安定して固定することができると共に、両辺に形成したそれぞれの爪24の間から貴石8が見え、デザインバリエーションの拡大を図ることができる。
<第3の実施形態>
次に、図9は、本発明の第3の実施形態に係る台座構造を示したもので、図9は台座の平面図である。第1の実施形態と異なるところは、貴石固定用台座30の台座本体32に固定する貴石8の固定方法が爪4からななこ留め34に変わった点で、その他は第1の実施形態と同様である。
前記台座本体32の収納固定部33に貴石8をのせ、前記台座本体32表面で貴石8の近傍をたがね(先端が丸形形状となっている。)で地金を寄せて4点で固定する。ななこ留めは、指輪、ネックレス等の装飾部材に貴石8を固定するための一般的な方法で、その他にかす留め、チョイ留め等などがある。なお、その他の構造は第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
以上のような構成であるので、台座本体32から貴石8が突出すると共に、貴石8を覆う地金面積が極めて小さくてすみ、よって、貴石8の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさなども見え、貴石8本来の美しさを実感することができ、貴石8の価値観を損なうことがない。
<第4の実施形態>
次に、図10から図11は、本発明の第4の実施形態に係る台座構造を示したもので、図10は台座の長さ方向の側面図、図11は台座の平面図である。第1の実施形態と異なるところは、貴石固定用台座40の台座本体42に固定する貴石8の固定方法が爪4から固定板46に変わった点で、その他は第1の実施形態と同様である。
前記台座本体42の収納固定部43には、X方向の相対する両側壁またはY方向の相対する両側壁に前記固定板46が固定される凹部48が形成されている。この収納固定部43に貴石8をのせ、断面形状が略コ字形でその両端の内側に前記凹部48に係合する突起47が形成された固定板46を前記貴石8の表面を覆うように被せ、前記固定板46の上面から下方向に押圧することで、前記凹部48に前記突起47を係合させる。これにより、前記台座本体42の収納固定部43に前記貴石8が固定される。また、この固定板46の表面には、凹状の模様49または貫通孔状の模様49が形成され、前記貴石固定用台座40のデザインバリエーションの拡大を図っている。なお、第1の実施形態と同様に、前記貴石8を収納する収納固定部43は、台座本体42の中央部に設けられ円錐状に形成されると共に、貴石8の外形の一部が突出する両辺が開放された切り欠き41となっている。以上のような構成であるので、台座本体42から貴石8が突出すると共に、貴石8表面の一部分を固定板46で覆い固定するので、貴石8を大きく見せることができると共に、今までにない新たな貴石固定用台座40の表現ができる。また、貴石8の輝きや深み、形状の優美さ及び多面カットの美しさと、固定板46に施された美しい模様と相まって貴石固定用台座40の美しさを一段とアップすることができる。
なお、上記第1の実施形態から第4の実施形態において、貴石固定用台座に貴石を1つ固定したもので説明したが、貴石固定用台座のX方向またはY方向を長くし、貴石の収納固定部を複数設け、この収納固定部に複数の貴石を固定した台座構造も成り立つことは言うまでもない。また、貴石固定用台座の収納固定部表面を鏡面とすることで、この収納固定部に取付けられた貴石の輝きを一層おおきくすることができ、貴石が固定された貴石固定用台座の品質をより一層高めることができる。
20、30、40 貴石固定用台座
22、32、42 台座本体
23、33、43 収納固定部
24 爪
5 取付け足
6 X方向
7 Y方向
8 貴石
9 突出部
10 ガードル
11、41 切り欠き
12 表示板
13 取付け孔(角形)
14 取付け孔(丸形)
34 ななこ留め
46 固定板
47 突起
48 凹部
49 模様

Claims (8)

  1. 表示板に使用する貴石固定用台座であって、
    前記貴石固定用台座は、上方に貴石を収納する収納固定部を有する台座本体と、下方に表示板取付け用の取付け足とより構成され、平面視で前記貴石固定用台座の外形より貴石の一部が突出していることを特徴とする台座。
  2. 前記貴石は、前記台座本体が有する少なくとも1つの爪で固定されていることを特徴とする請求項1に記載の台座。
  3. 前記貴石は、前記台座本体の地金を寄せて固定されていることを特徴とする請求項1に記載の台座。
  4. 前記貴石は、前記台座本体に固定される固定板により、ガードルより上側で固定されることを特徴とする請求項1に記載の台座。
  5. 前記固定板には模様が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の台座。
  6. 前記収納固定部は、貴石の外形が突出する辺が開放されていることを特徴とする請求項1に記載の台座。
  7. 前記台座本体のX方向またはY方向のいずれか一方が、前記貴石の外形よりも短く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の台座。
  8. 前記取付け足は、平面形状が角形、楕円形の中の1つからなることを特徴とする請求項1に記載の台座。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7026268B1 (ja) * 2021-01-14 2022-02-25 セイコータイムクリエーション株式会社 時計部品の取付構造

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