JP2012011665A - フレキソ印刷装置、および当該フレキソ印刷装置に用いるフレキソ印刷版 - Google Patents

フレキソ印刷装置、および当該フレキソ印刷装置に用いるフレキソ印刷版 Download PDF

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Abstract

【課題】未転写エリアが点在するような印刷パターンを転写可能なフレキソ印刷装置において、印刷時に印刷媒体が破損するのを防ぐことができるフレキソ印刷装置、および当該フレキソ印刷装置に用いるフレキソ印刷版を提供すること。
【解決手段】本発明に係るフレキソ印刷装置は、ワークの表面に、凸状の印刷パターンを有するフレキソ印刷版1の該印刷パターンに塗布したインクを転写する。この際、フレキソ印刷版1は、ワークの特定位置にインクが転写されない未転写エリアが得られるような印刷パターンを有しているが、具体的には、上記印刷パターンとして、未転写エリアに対応する箇所(未転写部3)を取り囲んだ線状の転写部2を有している。これによって、線状の転写部2のみがワークと当接しているので、ワークにかかる荷重を低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、凸版印刷であるフレキソ印刷を行うフレキソ印刷装置、および当該フレキソ印刷装置に用いるフレキソ印刷版に関する。
紙、フィルム、または布等の媒体への文字または画像等のイメージの印刷は、一般的に、上記イメージに対応した印刷パターンを形成した印刷版の版面にインクをつけたものを上記媒体に転写することによって実現している。用いる印刷版の種類によって、凸版印刷、凹版印刷、平版印刷、あるいは孔版印刷等がある。
フレキソ印刷版を始めとする凸版印刷版は、印刷しようとするイメージに対応した凸状の印刷パターンを形成したものであり、該印刷パターンの先端部分にインクを付着させて、印刷媒体に押しつけることによって上記イメージを転写する。
フレキソ印刷版を用いたフレキソ印刷は、柔軟性のある弾性物質からなる凸版であるフレキソ印刷版と、液体印刷材料とを用いた凸版印刷であり、ガラス、またはセラミック等の高剛性材料の媒体に印刷を行える印刷方法として広く用いられている。特に最近では、液晶表示パネルの配向膜の塗布、およびカラーフィルタの作製等にフレキソ印刷が使用されている。
上述したように、フレキソ印刷では、フレキソ印刷版を印刷媒体に押しつけることによって、所望な印刷パターンを上記印刷媒体に転写している。印刷媒体に転写したインクの厚みを均一にするために、フレキソ印刷版と印刷媒体との接触圧力(印圧)を一定にする技術が特許文献1には開示されている。
具体的には、フレキソ印刷版において、印刷パターン以外の部分にダミーパターンを設けることによって、印圧分散を図ると共に、印刷装置の精度ムラによる印圧のばらつきも吸収している。これによれば、印刷装置の精度にムラによる印圧のばらつきが生じた場合でも、印刷媒体とフレキソ印刷版との間の印圧を小さくかつ均一にすることができる。
特開2009−137085号公報(2009年6月25日公開)
ところで、引用文献1に開示されている技術は、フレキソ印刷版の凸状の印刷パターンにかかる印圧を極力微小かつ均一にするためのものである。すなわち、印刷パターンが印刷時に押しつけられることによって倒れないように、ダミーパターンがカバーするものである。しかし、印刷パターンの一部が転写されない等の不具合を防ぐためには、フレキソ印刷版を所定量つぶして転写する必要がある。上記所定量とは、およそ数百μmである。ここで、引用文献1では、インクを充填するために、印刷パターンに深さ50μm程度の微小なくぼみを複数設けているが、印刷時にフレキソ印刷版を数百μm程度つぶすと、くぼみの部分も印刷媒体と完全に当接してしまうほどであり、上記の微小なくぼみは印圧軽減について大きな効果はないと言える。
一方、印刷時には、印刷装置によって印刷媒体を吸着保持して、印刷ずれを抑えることが望ましいが、印刷媒体自体に反りがあったり、吸着面(印刷面の裏面)に電極パターンが施されていたりするようなものについては、吸着保持することが困難である。この問題を解決するための方策として、印刷媒体と吸着盤との間にゴム板等の緩衝部材を敷くことが有効である。緩衝部材を挟んで吸着することで印刷媒体の反り、あるいは電極等の凹凸を緩衝部材で吸収することができ、確実に印刷媒体を吸着保持することができる。
しかしながら、フレキソ印刷版を印刷媒体に押しつけることによって緩衝部材にもその荷重が伝わり、変形してしまう。その結果、緩衝部材の変形によって、フレキソ印刷版と該緩衝部材との間の印刷媒体が破損してしまう虞がある。印刷媒体が破損したまま印刷を継続すると、フレキソ印刷版を傷つけたり、フレキソ印刷版を介して印刷装置自身を傷めたりする可能性がある。
フレキソ印刷版の印刷パターンの線幅あるいはサイズ等を変えることによって、印刷媒体にかかる荷重を低減することは可能である。しかしながら、転写インクを機能材料として使用する場合、機能材料を転写するサイズあるいは形状等を変えると、それによって製作されるデバイスそのものの特性が変化してしまうことになる。また、所望のデバイスサイズ(チップサイズ)が製作できないことになる。故に、フレキソ印刷版の印刷パターンは印刷装置側の都合で決められるものではなく、デバイスの仕様によって決まるものである。したがって、印刷媒体にかかる荷重を低減するためにフレキソ印刷版の印刷パターンの線幅あるいはサイズ等を変更すれば良いとは、一概には言えない現状である。
さらに、印刷媒体に、未転写エリア(すなわち、インクが転写されていない領域)が点在するような印刷パターンをフレキソ印刷版によって転写し、転写エリア(すなわち、インクを転写した領域)を壁として、点在する未転写エリアに対して処理を施す場合もある。この場合、印刷媒体にインクを転写したくない箇所は凹部(以下、未転写部という)とし、印刷媒体にインクを転写したい箇所は凸部(以下、転写部という)としたフレキソ印刷版を使用することになる。このようなフレキソ印刷版の一例を図6に示す。図6は、未転写部13が点在するような印刷パターンを有する従来のフレキソ印刷版11を印刷媒体側から見た場合の図である。
図6に示すように、インクを転写したくない箇所を穴抜けさせたような未転写部13としたフレキソ印刷版11を用いる場合、転写部12の面積が大きくなるので、印刷媒体にかかる荷重も大きくなり、印刷媒体が破損してしまう可能性が高くなってしまう。
また、印刷媒体が電子デバイス用のマザー基板である場合には、チップ分断用のブレイク溝をマザー基板に設けていることがある。この場合、該ブレイク溝の部分は強度が低くなっているため、上記のように所定量つぶして印刷すると、割れが発生しやすくなる。
印刷時に印刷媒体にかかる荷重を低減するためには、以下の方策がある。例えば、フレキソ印刷版のローラ径を小さくすることによって、フレキソ印刷版と印刷媒体との当接面積を小さくすることができる。これによって、印刷媒体にかかる荷重を低減することができると考えられるが、フレキソ印刷版のローラ径を小さくする分、印刷時に横方向(印刷媒体の進行方向に対して左右方向)に力が加わり、印刷ズレが発生しやすくなる。
また、フレキソ印刷版の硬度を下げることによって、荷重を低減することができると考えられるが、フレキソ印刷版を軟らかくすると、印刷ズレが発生しやすくなってしまう。さらに、硬度が低い材料をフレキソ印刷版に用いるとなると、使用できる材料に制限がかかってしまう。
または、フレキソ印刷版の厚みを厚くすることによっても荷重を低減することが可能であると考えられるが、この場合も、フレキソ印刷版の横方向(印刷媒体の進行方向に対して左右方向)の伸縮が大きくなり、印刷ズレが発生してしまう。
印刷時のフレキソ印刷版にかける荷重を下げれば印刷媒体にかかる荷重は低減されるが、これでは印刷媒体の厚みのばらつきによる印刷不良(かすれ)が生じしてしまう。したがって、いずれの方策を採った場合でも、何らかの問題点が生じてしまうのが現状である。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、未転写エリアが点在するような印刷パターンを転写可能なフレキソ印刷装置において、印刷時に印刷媒体が破損するのを防ぐことができるフレキソ印刷装置、および当該フレキソ印刷装置に用いるフレキソ印刷版を提供することにある。
本発明に係るフレキソ印刷装置は、上記課題を解決するために、被印刷物の表面に、凸状の印刷パターンを有するフレキソ印刷版の該印刷パターンに塗布したインクを転写するフレキソ印刷装置であって、上記被印刷物を載置するステージと、上記被印刷物と上記ステージとの間に配置する緩衝部材と、上記被印刷物の特定位置に上記インクが転写されない未転写エリアが得られるような上記印刷パターンを有する上記フレキソ印刷版とを備えた上記フレキソ印刷装置において、上記フレキソ印刷版は、上記印刷パターンとして、上記未転写エリアに対応する箇所を取り囲んだ線状の凸部を有していることを特徴としている。
上記の構成によれば、フレキソ印刷版では、被印刷物にインクを転写したくない箇所の周りを線状の凸部が取り囲んでいる。故に、フレキソ印刷版によって被印刷物に転写した際、未転写エリアを線状の転写エリアが取り囲むような印刷パターンが得られる。
このような構成にすることによって、フレキソ印刷版において、凸部の領域が小さい、すなわちフレキソ印刷版と被印刷物とが接触する領域が小さいので、印刷時に被印刷物にかかる荷重を低減することができる。フレキソ印刷版と被印刷物との当接面積が大きいと、被印刷物に大きな荷重がかかるので、緩衝部材も変形してしまい、フレキソ印刷版と緩衝部材とに挟まれた被印刷物に割れが生じてしまう場合がある。
しかし、本発明では、線状の凸部のみが被印刷物と当接しているので、被印刷物にかかる荷重を低減できることから、緩衝部材の変形、そしてそれによって引き起こされる被印刷物の破損を防ぐことができる。すなわち、本発明では、フレキソ印刷版の印刷パターンの一部が転写されない等の不具合を防ぐために、フレキソ印刷版を所定量つぶして転写させながらも、被印刷物にかかる荷重を低減することができる。
また、本発明に係るフレキソ印刷装置は、上記被印刷物は、高剛性平板であり、上記被印刷物には、該被印刷物をチップ状に分断するための溝が形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係るフレキソ印刷装置は、上記未転写エリアは、上記被印刷物を上記チップ状に分断したものごとに存在していることを特徴としている。
上記の構成によれば、被印刷物にかける荷重を低減しながらも、フレキソ印刷版を被印刷物に対して所定量押しつけることができるので、溝の部分の強度が低くても、割れが生じにくい。したがって、本発明に係るフレキソ印刷装置には、被印刷物をチップ状に分断するための溝を有しているものも適用可能である。
また、本発明に係るフレキソ印刷装置は、上記凸部は、環状であることを特徴としている。
上記の構成によれば、被印刷物にフレキソ印刷版を押しつける際に、該フレキソ印刷版がつぶれる具合をより均一化することができる。したがって、凸部が環状であれば、箇所によってつぶれ具合が異なることがなく、ムラがない均一な印圧で転写を行うことができる。
また、本発明に係るフレキソ印刷装置は、上記凸部は、上記フレキソ印刷版に接する部分から、該凸部の先端に向かうにつれて、上記フレキソ印刷版の面方向に切断した際の切断面における上記凸部の線幅が狭くなる順テーパー形状をしており、上記凸部を上記フレキソ印刷版の厚み方向に切断した際の切断面において、該切断面の斜辺と上記フレキソ印刷版の上記厚み方向に下ろした垂線とがなす角度が、上記版胴の回転軸、および、上記凸部が上記被印刷物に対して当接を開始する部分を通る平面と、上記被印刷物に対して垂直な平面とがなす角度よりも大きいことを特徴としている。
上記の構成によれば、印刷時に版面にかかる印圧が適当に分散され、印刷時の凸部の破壊、または変形等を防ぐことができる。また、凸部が印刷時に倒れにくくなり、該凸部の線幅を細くしても凸部に与えるダメージをより軽減することができる。
また、本発明に係るフレキソ印刷版は、凸状の印刷パターンを有するフレキソ印刷版であって、被印刷物の表面に、上記印刷パターンに塗布したインクを転写するフレキソ印刷装置であって、上記被印刷物を載置するステージと、上記被印刷物と上記ステージとの間に配置する緩衝部材とを備えた上記フレキソ印刷装置に用いられ、上記被印刷物の特定位置に上記インクが転写されない未転写エリアが得られるような上記印刷パターンを有する上記フレキソ印刷版において、上記印刷パターンとして、上記未転写エリアに対応する箇所を取り囲んだ線状の凸部を有していることを特徴としている。
上記の構成によれば、良好な転写を実現するために所定量つぶしても、被印刷物にかかる荷重を低減することができるフレキソ印刷版が得られる。
本発明に係るフレキソ印刷装置では、線状の凸部のみが被印刷物と当接しているので、被印刷物にかかる荷重を低減できることから、緩衝部材の変形、そしてそれによって引き起こされる被印刷物の破損を防ぐことができる。すなわち、本発明では、フレキソ印刷版の印刷パターンの一部が転写されない等の不具合を防ぐために、フレキソ印刷版を所定量つぶして転写させながらも、被印刷物にかかる荷重を低減することができる。
本発明の一実施形態に係るフレキソ印刷版をワーク側から見た場合の図である。 本発明の一実施形態に係るフレキソ印刷装置の全体構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るフレキソ印刷版の転写部の線状パターン幅をパラメータとし、各線状パターン幅において正常に転写されるか否かを調べた結果を示す図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係るフレキソ印刷版の転写部が順テーパー形状でない場合のフレキソ印刷装置の全体構成を示す側面図であり、(b)は、本発明の一実施形態に係るフレキソ印刷版の転写部が順テーパー形状である場合のフレキソ印刷装置の全体構成を示す側面図である。 (a)は、ブレイク溝を有するワークの上面を示す図であり、(b)は、(a)に示したA−A線における矢視断面図を示す図である。 未転写部が点在するような印刷パターンを有する従来のフレキソ印刷版を印刷媒体側から見た場合の図である。
添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
(フレキソ印刷装置10)
本発明の一実施形態に係るフレキソ印刷装置は、ガラス、セラミック、エポキシ樹脂等のプリント基板、またはアクリル板等の硬質な樹脂等の高剛性平板の被印刷物の表面に、フレキソ印刷版に塗布したインクを転写する装置である。具体的には、フレキソ印刷版には、印刷しようとするイメージに対応した凸状の印刷パターンが形成されており、該印刷パターンの凸状の部分にインクを付着させて、印刷媒体に押しつけることによって上記イメージを転写する。
まず、本発明の一実施形態に係るフレキソ印刷装置のより詳細な印刷動作について、図2を参照して説明する。図2は、フレキソ印刷装置10の全体構成を示す側面図である。
図2に示すように、フレキソ印刷装置10には、円筒状の版胴7が矢印A方向に回転可能に取りつけられている。該版胴7の表面には、ステージ6上に搭載された被印刷物であるワーク4に転写する印刷パターンが形成されたフレキソ印刷版1が取りつけられている。また、フレキソ印刷装置10には、版胴7上のフレキソ印刷版1と接触して回転するような、円筒状のアニロックスロール(図示せず)も取りつけられている。さらに、該アニロックスロールの表面に沿って移動可能なディスペンサノズル(図示せず)が設けられており、該ディスペンサノズルが移動しながらアニロックスロールの表面にインクを滴下する。これにより、アニロックスロールの表面にインクが付着するが、アニロックスロールの表面は、版胴7の表面から離れているため、アニロックスロールの表面からは、版胴7のフレキソ印刷版1にのみインクが転写される構成になっている。
ここで、ディスペンサノズルによるインクの滴下位置と版胴7に接触する位置との間に設けられているドクターブレード(図示せず)によって、アニロックスロールの表面に滴下されたインクが掻き取られて平滑化され、均一な厚さの膜に形成される。そして、アニロックスロールの表面が版胴7に接触する部分、すなわち版胴7のフレキソ印刷版1には、アニロックスロールの表面からインクが転写される。
一方、ワーク4を載置したステージ6は、図示しないガイドレールに連結されており、矢印B方向に移動させることができるようになっている。ステージ6が矢印B方向に移動することによって、ステージ6に搭載されたワーク4を版胴7のフレキソ印刷版1に接触させている。このように、ワーク4がフレキソ印刷版1との適当な接触圧力(印圧)を受けつつ移動し、これと同期して版胴7が回転することによって、フレキソ印刷版1上のインクがワーク4に転写される。以上のようにして、フレキソ印刷版1に設けた印刷パターンをワーク4に転写することができる。
ステージ6にはワーク4を吸着保持するための真空吸着穴が設けられており、さらにステージ6上のワーク4とステージ6との間にはワーク4を確実に吸着保持するために緩衝部材5が配置されている。ところで、フレキソ印刷版1にワーク4を接触させる際に、フレキソ印刷版1の印刷パターンの一部が転写されない等の不具合を防ぐために、フレキソ印刷版1を所定量つぶして転写する。すなわち、ワーク4をフレキソ印刷版1に所定量押しつけているが、これではワーク4および緩衝部材5に荷重が加わってしまい、緩衝部材5の変形が生じ、緩衝部材5とフレキソ印刷版1とに挟まれているワーク4が破損してしまう虞がある。
なお、フレキソ印刷装置10には、ワーク4の位置決め(フレキソ印刷版1との位置合わせ)を行う装置、およびステージ6を移動させることによってワーク4をフレキソ印刷版1に押しつける装置等を用いることが可能であるが、ここではその説明は省略する。
(フレキソ印刷版1)
続いて、本実施形態に係るフレキソ印刷版1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、フレキソ印刷版1をワーク4側から見た場合の図である。
フレキソ印刷版1は、ワーク4の特定位置に未転写エリア(すなわち、インクが転写されていない領域)が得られるような印刷パターンを転写する場合に適用されるものである。これは、転写エリア(すなわち、インクを転写した領域)を壁として、未転写エリアに対して処理を施すためである。そのため、図1に示すように、フレキソ印刷版1では、ワーク4にインクを転写したくない箇所は凹部(以下、未転写部3という)とし、インクを転写したい箇所は凸部(以下、転写部2という)としている。より具体的には、未転写部3の周りを環状の転写部2が取り囲んでいる。したがって、隣接し合う転写部2の隙間も未転写部3となっている。故に、フレキソ印刷版1によってワーク4に転写した際、未転写エリアを環状の転写エリアが取り囲むような印刷パターンが得られる。
このような構成にすることによって、フレキソ印刷版1において、転写部2の領域が小さい、すなわちフレキソ印刷版1とワーク4とが接触する領域が小さいので、印刷時にワーク4にかかる荷重を低減することができる。フレキソ印刷版1とワーク4との当接面積が大きいと、ワーク4に大きな荷重がかかるので、緩衝部材5も変形してしまい、フレキソ印刷版1と緩衝部材5とに挟まれたワーク4に割れが生じてしまう場合がある。しかし、本実施形態では、環状の転写部2のみがワーク4と当接しているので、ワーク4にかかる荷重を低減できることから、緩衝部材5の変形、そしてそれによって引き起こされるワーク4の破損を防ぐことができる。
すなわち、本実施形態に係るフレキソ印刷装置10では、フレキソ印刷版1の印刷パターンの一部が転写されない等の不具合を防ぐために、フレキソ印刷版1を所定量つぶして転写させながらも、ワーク4にかかる荷重を低減することができる。このメカニズムについて、簡単に説明する。
ワーク4にかかる荷重は、フレキソ印刷版1のバネ定数と該フレキソ印刷版1をつぶす量との積から求められる(荷重=バネ定数×つぶす量)。フレキソ印刷版1のバネ定数とは、フレキソ印刷版1とワーク4とが当接する面積に比例する。したがって、印刷時に、フレキソ印刷版1を所定量だけつぶしたとしても、フレキソ印刷版1とワーク4とが当接する面積、すなわちバネ定数が小さいため、ワーク4にかかる荷重は低減される。その結果、ワーク4に割れ、または損傷等が生じることなく、良好な転写を実現することができる。
本実施形態に係るフレキソ印刷版1は、転写部2として、図1に示したような環状(丸いドーナツ形状)の凸部を形成することが好ましい。これによれば、ワーク4にフレキソ印刷版1を押しつける際に、該フレキソ印刷版1がつぶれる具合をより均一化することができる。したがって、転写部2が環状であれば、箇所によってつぶれ具合が異なることがなく、ムラがない均一な印圧で転写を行うことができる。さらに、転写部2のつぶれ具合が均一になるので、転写部2の特定の位置に引っ張り力が働くことによるフレキソ印刷版1のちぎれ等の発生を防ぐことができる。
また、フレキソ印刷版1に設ける転写部2は、図1に示すように、必ずしも整列していなくても良い。したがって、転写部2がランダムに点在しているような構成でも良い。すなわち、得たい未転写エリア(未転写部3)に応じて、転写部2は、適当なサイズ、数、および配置にすれば良い。
しかし、転写部2の形状は、環状に限定されるわけではなく、線状であればいかなる形状でも良く、例えば、四角い枠状等の形状も適用可能である。したがって、ワーク4上に必要な形状の未転写エリアが得られるような未転写部3を取り囲んだ凸部を転写部2とすれば良い。このように、本実施形態に係るフレキソ印刷版1では、フレキソ印刷版1の転写部2は、未転写エリア(未転写部3)を取り囲むような線状パターンであれば良いので、該転写部2の線幅等は自由に変更することができる。すなわち、デバイスの仕様に合わせた線幅等にすることができるので、デバイスに対して支障をきたすことがない。
なお、未転写エリア(未転写部3)を取り囲む線状パターンの好適な例としては、線幅が100μm以上の順テーパー形状が挙げられる。ここで、転写部2の線状パターン幅をパラメータとし、各線状パターン幅において正常に転写されるか否かを調べた。具体的には、水に対して60度以上の撥液を有する撥液剤を転写インクとして使用し、直径2mmの環状の線状パターンを有する転写部2を用いて実験した。正常に転写されるか否かの判断は、転写部2の環状の中に所定量の水を落としたときに、線状パターンの外側に溢れ出るか否かをもって判断した。その実験結果を図3に示す。
図3に示すように、線状パターン幅が50μmであると、線状パターンの外側に水が溢れ出た。これは、線状パターンに転写する転写インク量が不足しており、結果、線状パターンに途切れが発生したため、線状パターンの外側に水が溢れ出た。すなわち、線状パターン幅として50μmは不適であると言える。
一方、線状パターン幅が100μm以上であると、線状パターンの外側に水が溢れ出ていない。以上の結果から、線状パターン幅が100μm以上であれば、線状パターンの外側に水が溢れ出ず、良好な転写がなされることが分かった。したがって、転写部2の線状パターンとしては、その線幅が100μm以上のものであることが好ましい。
また、上述した順テーパー形状とは、転写部2の凸部先端から、フレキソ印刷版1に向かうにつれて、その線幅が広くなっている形状を意味する。すなわち、フレキソ印刷版1と接する部分の幅が最も広くなっている形状を意味する。
転写部2が順テーパー形状であることが好ましい理由について、図4を参照して説明する。図4(a)は、転写部2が順テーパー形状でない場合のフレキソ印刷装置10の全体構成を示す側面図である。図4(b)は、転写部2が順テーパー形状である場合のフレキソ印刷装置10の全体構成を示す側面図である。
図4(a)に示すように、版胴7の外表面に貼られたフレキソ印刷版1は、版胴7の回転によってワーク4に当接されるが、ワーク4と当接し始める箇所の転写部2には、図に示す矢印C方向の力が加わる。その結果、転写部2には斜め方向からの荷重が加わることになる。したがって、転写部2の線幅が狭いときには、この斜め方向からの加重によって転写部2に倒れが生じ、ワーク4への転写不良、あるいはフレキソ印刷版1の損傷等が懸念される。
ここで、図4(b)に示すように、転写部2を順テーパー形状とすることによって、印刷時に版面にかかる印圧が適当に分散され、印刷時の転写部2の破壊、または変形等を防ぐことができる。この際、転写部2の順テーパー量(図4(b)の紙面上において、当接を開始する転写部2のテーパー部分と、該転写部2に版胴7の中心軸(回転軸)から下ろした垂線15とがなす角)としては、図に示す矢印Dのように、矢印Cが垂線15となす角よりも大きくすることが好ましい。すなわち、転写部2をフレキソ印刷版1の厚み方向に切断した際の切断面において、該切断面の斜辺とフレキソ印刷版1の厚み方向に下ろした垂線とがなす角度を、版胴7の回転軸、および、転写部2がワーク4に対して当接を開始する部分を通る平面と、ワーク4に対して垂直な平面とがなす角度よりも大きくすることが好ましい。これによれば、転写部2が印刷時に倒れにくくなり、該転写部2の線幅を細くしても転写部2に与えるダメージをより軽減することができる。
(適用例)
本実施形態に係るフレキソ印刷装置10の適用例を説明する。
フレキソ印刷装置10は、電子デバイス用のマザー基板等に印刷を行う際に利用することができる。この場合、ワーク4として、図5に示すような、電子デバイス用のマザー基板を用いる。図5(a)は、ブレイク溝8を有するワーク4の上面を示す図である。図5(b)は、図5(a)に示したA−A線における矢視断面図を示す図である。
図3(a)に示すように、電子デバイス用のマザー基板は、チップ状に分断するためのブレイク溝8が設けられていることがある。該ブレイク溝8は、図5(b)に示すように、ワーク4に彫り込まれており、ブレイク溝8の部分は強度が低くなっている。したがって、従来のように、印刷時にワークに対して大きい荷重をかけてフレキソ印刷版を当接するフレキソ印刷装置では、ワークが割れてしまうので、ブレイク溝を有するワークは不適であった。
しかしながら、本実施形態に係るフレキソ印刷装置10では、ワーク4にかける荷重を低減しながらも、フレキソ印刷版1をワーク4に対して所定量押しつけることができるので、ブレイク溝8を有するワーク4であっても、割れが生じにくい。したがって、本実施形態に係るフレキソ印刷装置10には、電子デバイス用のマザー基板のように、ブレイク溝8を有するワーク4も適用可能である。さらに、ワーク4において、ブレイク溝8によって区切られる領域ごとに未転写エリアが存在するような印刷パターンにする場合でも、何ら問題なく対応することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、液晶表示パネルを形成する際に、表示パネルの基板に配向膜の塗布するための印刷装置、カラーフィルタを作製するための印刷装置、あるいは電子デバイス用のマザー基板に印刷を施すための印刷装置等に適用可能である。
1,11 フレキソ印刷版
2,12 転写部
3,13 未転写部
4 ワーク
5 緩衝部材
6 ステージ
7 版胴
8 ブレイク溝

Claims (6)

  1. 被印刷物の表面に、凸状の印刷パターンを有するフレキソ印刷版の該印刷パターンに塗布したインクを転写するフレキソ印刷装置であって、
    上記被印刷物を載置するステージと、
    上記被印刷物と上記ステージとの間に配置する緩衝部材と、
    上記被印刷物の特定位置に上記インクが転写されない未転写エリアが得られるような上記印刷パターンを有する上記フレキソ印刷版と、
    上記フレキソ印刷版を表面に備え、回転することによって該フレキソ印刷版と上記被印刷物とを当接させる版胴とを備えた上記フレキソ印刷装置において、
    上記フレキソ印刷版は、上記印刷パターンとして、上記未転写エリアに対応する箇所を取り囲んだ線状の凸部を有していることを特徴とするフレキソ印刷装置。
  2. 上記被印刷物は、高剛性平板であり、上記被印刷物には、該被印刷物をチップ状に分断するための溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキソ印刷装置。
  3. 上記未転写エリアは、上記被印刷物を上記チップ状に分断したものごとに存在していることを特徴とする請求項2に記載のフレキソ印刷装置。
  4. 上記凸部は、環状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフレキソ印刷装置。
  5. 上記凸部は、上記フレキソ印刷版に接する部分から、該凸部の先端に向かうにつれて、上記フレキソ印刷版の面方向に切断した際の切断面における上記凸部の線幅が狭くなる順テーパー形状をしており、
    上記凸部を上記フレキソ印刷版の厚み方向に切断した際の切断面において、該切断面の斜辺と上記フレキソ印刷版の上記厚み方向に下ろした垂線とがなす角度が、上記版胴の回転軸、および、上記凸部が上記被印刷物に対して当接を開始する部分を通る平面と、上記被印刷物に対して垂直な平面とがなす角度よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフレキソ印刷装置。
  6. 凸状の印刷パターンを有するフレキソ印刷版であって、
    被印刷物の表面に、上記印刷パターンに塗布したインクを転写するフレキソ印刷装置であって、上記被印刷物を載置するステージと、上記被印刷物と上記ステージとの間に配置する緩衝部材とを備えた上記フレキソ印刷装置に用いられ、
    上記被印刷物の特定位置に上記インクが転写されない未転写エリアが得られるような上記印刷パターンを有する上記フレキソ印刷版において、
    上記印刷パターンとして、上記未転写エリアに対応する箇所を取り囲んだ線状の凸部を有していることを特徴とするフレキソ印刷版。
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