JP2012011140A - 分煙ボード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の遊技機が並列して配設された島設備の遊技機間に配置され、各遊技機を仕切ると共に、隣接する遊技機からの煙草の煙の流入を防止しうる分煙ボードであって、上記島設備の高さ方向に沿って固定しうる高さ方向フレーム部と、上記高さ方向フレーム部に固定され、遊技機前方へ突出して配置される固定板部と、上記固定板部に重ね合わせて配置されると共に上記固定板部に沿って遊技機前方へ前出しうるように上記固定板部の下端部に回動可能に固定された仕切り板部とを備えた構成とする。
【選択図】 図1
Description
隣接する遊技機との間隔は狭く、各遊技者は非常に接近した状態で遊技を行うため、隣の遊技者からの視線等によって遊技に集中できなくなるという不具合を有していた。
また、隣接遊技者が喫煙した場合、その煙が自分の遊技機エリアにも流入し、非常に不快であるという別途の不具合をも有していた。
また、上記煙遮断板部49は、折畳み、及び収納等ができないことから、遊技機42が対向して配置されているような場合には、対向する遊技機42から夫々上記煙遮断板部49が常時前方に突出する形態となるため、通路を通る歩行者の邪魔となり易いという不具合をも有していた。
図4(a)に示すように、上記特許文献2に係る分煙ボード70は、スライド可能に重ね合わせて配置され、長方形の前板72a、中板72b、及び後板72cとからなる仕切り板部72と、上記仕切り板部72を収納する高さ方向フレーム部73、上部前後方向フレーム部74部、下部前後方向フレーム部75、及び前側フレーム部76とを備えている。
上記高さ方向フレーム部73、上部前後方向フレーム部74部及び下部前後方向フレーム部75部は遊技機の間の間隙内(図示せず)に固定されている。
また、図4(b)に示すように、上記前側上方フレーム部76aと上記前側下方フレーム部76bは、閉止状態となる方向に、付勢手段79、80によって付勢されている。
また、図4(a)に示すように、上記仕切り板部72を引き出した場合には、上記前側上方フレーム部76aと上記前側下方フレーム部76bが前方に拡開して、上記前側上方フレーム部76aは上記仕切り板部72の上端部沿って配置されると共に、上記前側下方フレーム部76bは上記仕切り板部72の下端部沿って配置され、上記仕切り板部72の前板部72a、中板部72b、後板部72cは上記前側上方フレーム部76と上記前側下方フレーム部76bが案内レールとなって前方に引き出される。
また、引き出し操作時においては、前板部72a、中板部72b、後板部72cを案内すると共に、引き出し操作後には仕切り板部72を支えるために、前側上方フレーム部76aと、上記前側下方フレーム部76bが必要となり、部品点数が多く、製造コストが高くなるという不具合をも有していた。
また、上記特許文献2に係る分煙ボードにおいて必須であった、案内レールの役割を有するフレーム部分は不要であり、非常に少ない部品点数で製造することができる。
従って、仕切り板部の引き出し操作が容易であり、且つ製造コストが低い分煙ボードを提供することができる。
従って、上記仕切り板部と上記固定板部の清掃が更に行い易くなる。
図1(a)−1、(a)−2、(b)−1、(b)−2に示すように、本実施例に係る分煙ボード10は、複数の遊技機11が並列して配設された島設備12の遊技機11間に配置され、上記島設備12の高さ方向に沿って固定しうる高さ方向フレーム部15と、上記高さ方向フレーム部15に固定され、遊技機11の前方へ突出して配置される固定板部13と、上記固定板部13に重ね合わせて配置されると共に上記固定板部13に沿って遊技機11前方へ前出しうるように上記固定板部13の下端部に回動可能に固定された仕切り板部14とを備えている。
また、上記高さ方向フレーム部15には、上端部から中央部に掛けて長孔29が形成されている。
図1(a)−1に示すように、固定板部13と仕切り板部14は夫々5mm程度の厚さ寸法を有する合成樹脂から形成され、上記固定板部13は略長方形に形成されると共に、仕切り板部14の前方側端部には、上記仕切り板部14を収納した場合に、上記固定板部13の前方側面部から前方に突出し、上記仕切り板部14を前方に引き出す場合に把持しうる突出部30が形成されている。
また上記下部前後方向フレーム部20の前端部に形成されたL字形のテーブル嵌合片部28の先端部には、遊技機11のテーブル部27に螺子止め固定するための螺子止め用孔部33が形成されている。
従って、取り付け作業には大掛かりな工事は不要であり、極めて簡易に取り付けることが可能である。
図1(a)−1、及び(a)−2は、上記仕切り板部14が収納された状態を示している。
図1(a)−1及び(a)−2に示すように、上記仕切り板部14を収納した場合、上記仕切り板部14の後端部の一部は上記高さ方向フレーム部15の長孔29を介して遊技機11の間の間隙36の内部に突出して配置される。
この際、上記長孔29の下端部と、上記仕切り板部14の後端部が当接し、上記仕切り板部14が所定角度以上に後方に倒れ込むことを阻止している。
従って、上記固定板部13と仕切り板部14との間にゴミ等が挟まった場合であっても、簡易に清掃することができるため、分煙ボード10を常に清浄な状態に保持することができる。
本実施例と同様の作用効果を得ることが可能である。
また、固定板部、仕切り板部の材質についても、合成樹脂製のみではなく、所定の強度と耐久性が確保できれば、木製、ガラス製等であっても良い。
11 遊技機
12 島設備
13 固定板部
14 仕切り板部
15 高さ方向フレーム部
16 上部前後方向フレーム部
16a上部前後方向フレーム部の側面部
16b上部前後方向フレーム部の底面部
17 ストッパ部
18 開口部
19 係合部片
20 下部前後方向フレーム部
20a下部前後方向フレーム部の側面部
20b下部前後方向フレーム部の底面部
21 固定板孔部
22 下部前後方向フレーム孔部
23 回動軸部
24 切り欠き部
25 固定用片部
26 固定用片部
27 遊技機のテーブル部
28 テーブル嵌合片部
29 長孔
30 仕切り板部の突出部
31 螺子止め用孔部
32 螺子止め用孔部
33 螺子止め用孔部
34 遊技機の上端フレーム部
35 遊技機の下端フレーム部
36 遊技機間の間隙
37 仕切り板部の係合部
40 分煙ボード
41a仕切り板部の下端部
41b仕切り板部の上端部
42 遊技機
43 床面
44 ボルト
45 ボルト
46 遊技機のテーブル部
47 ボルト
48 仕切り板部
49 煙遮断板部
70 分煙ボード
72 仕切り板部
72a前板部
72b中板部
72c後板部
73 高さ方向フレーム部
74 上部前後方向フレーム部
75 下部前後方向フレーム部
76 前側フレーム部
76a前側上方フレーム部
76b前側下方フレーム部
77 取手部
78a係合段部
78b係合段部
78c係合段部
78d係合段部
79 付勢手段
80 付勢手段
Claims (9)
- 複数の遊技機が並列して配設された島設備の遊技機間に配置され、各遊技機を仕切ると共に、隣接する遊技機からの煙草の煙の流入を防止しうる分煙ボードであって、
上記島設備の高さ方向に沿って固定しうる高さ方向フレーム部と、上記高さ方向フレーム部に固定され、遊技機前方へ突出して配置される固定板部と、
上記固定板部に重ね合わせて配置されると共に上記固定板部に沿って遊技機前方へ前出しうるように上記固定板部の下端部に回動可能に固定された仕切り板部とを備えていることを特徴とする分煙ボード。 - 上記高さ方向フレーム部の上端部には、上記固定板部の上端部が固定されると共に、上記仕切り板部が上記固定板部に重ね合わされた場合には、上記仕切り板部の上端部を収納しうる上部前後方向フレーム部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の分煙ボード。
- 上記上部前後方向フレーム部には、仕切り板部が遊技機前方へ前出した場合に所定位置で固定しうるストッパ部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の分煙ボード。
- 上記ストッパ部は、開口部と、上記開口部内に配置された係合片とにより構成され、上記仕切り板部の上端部に形成された係合部に上記係合片が係合することにより仕切り板部を固定することを特徴とする請求項3記載の分煙ボード。
- 上記高さ方向フレーム部の下端部には、上記固定板部の下端部が固定され、上記仕切り板部の下端部を収納しうる下部前後方向フレーム部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の分煙ボード。
- 上記仕切り板部は、上部幅広部と下部幅狭部とを有することを特徴とする請求項1から請求項5いずれか1項に記載の分煙ボード。
- 上記固定板部の下端部に設けられ、上記固定板部を厚さ方向に貫通する固定板孔部と、
上記下部前後方向フレーム部の前端部に設けられ、上記固定板孔部と連通しうる下部前後方向フレーム孔部と、
上記固定板孔部と上記下部前後方向フレーム孔部を貫通する回動軸部と、
上記仕切り板部の下端部に設けられ、上記回動軸部に着脱可能に係合しうる切り欠き部とを備え、
上記切り欠き部を上記回動軸部に係合させることにより、上記仕切り板部は上記回動軸部を回動中心として、上記固定板部に当接しながら前後方向に回動しうることを特徴とする請求項1記載の分煙ボード。 - 上記高さ方向フレーム部の上端部及び下端部には、後方に突出する一対の固定用片部が設けられると共に、上記下部前後方向フレーム部の前端部には、下方に突出すると共に断面L字形に形成され、遊技台前方のテーブル部に嵌合しうるテーブル嵌合片部が形成され、
上記一対の固定用片部を遊技台のフレーム部に螺子止め固定すると共に、上記テーブル部嵌合片部を遊技機のテーブル部に嵌合させて、上記テーブル部に螺子止め固定することによって装着されることを特徴とする請求項1記載の分煙ボード。 - 上記高さ方向フレーム部には、上端部から中央部に掛けて長孔が形成され、
上記仕切り板部を後方に回動させた場合に、上記仕切り板部は、上記長孔を介して遊技台間の間隙に収納されると共に、
上記長孔の下端縁部と上記仕切り板部の後端縁部が当接することによって、上記仕切り板部の後方への回動角度を制限することを特徴とする請求項1記載の分煙ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013176554A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-09-09 | Ergo Japan:Kk | 台間サンド |
JP2014100407A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Kijima Mokko:Kk | 遊技機用の仕切り装置及び仕切り装置を備えた遊技機 |
JP2017217108A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 株式会社エルゴジャパン | 中間仕切り板 |
JP2018068735A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社グリフィン | 間柱 |
Citations (2)
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JPH07185112A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Oizumi Corp | 遊技台間仕切装置 |
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- 2010-07-05 JP JP2010153380A patent/JP2012011140A/ja active Pending
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