JP2012011140A - 分煙ボード - Google Patents

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JP2012011140A JP2010153380A JP2010153380A JP2012011140A JP 2012011140 A JP2012011140 A JP 2012011140A JP 2010153380 A JP2010153380 A JP 2010153380A JP 2010153380 A JP2010153380 A JP 2010153380A JP 2012011140 A JP2012011140 A JP 2012011140A
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Abstract

【課題】 仕切り板部の引き出し操作が容易であり、且つ製造コストが低い分煙ボードを提供する。
【解決手段】 複数の遊技機が並列して配設された島設備の遊技機間に配置され、各遊技機を仕切ると共に、隣接する遊技機からの煙草の煙の流入を防止しうる分煙ボードであって、上記島設備の高さ方向に沿って固定しうる高さ方向フレーム部と、上記高さ方向フレーム部に固定され、遊技機前方へ突出して配置される固定板部と、上記固定板部に重ね合わせて配置されると共に上記固定板部に沿って遊技機前方へ前出しうるように上記固定板部の下端部に回動可能に固定された仕切り板部とを備えた構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ等の遊技機が並列して配設された島設備において、遊技機間に設置され、各遊技機を仕切ってプライバシーを確保すると共に、隣接遊技者からの煙草の煙が自分の遊技機エリアに流入することを防止する分煙ボードに関する。
パチンコ等の遊技場においては、数台から十数台の遊技機が並列して配置され、一つの島設備を形成している。
隣接する遊技機との間隔は狭く、各遊技者は非常に接近した状態で遊技を行うため、隣の遊技者からの視線等によって遊技に集中できなくなるという不具合を有していた。
また、隣接遊技者が喫煙した場合、その煙が自分の遊技機エリアにも流入し、非常に不快であるという別途の不具合をも有していた。
上記不具合を解決するため、遊技機間に設置され、各遊技機を仕切ってプライバシーを確保すると共に、隣接遊技者からの煙草の煙が自分の遊技機エリアに流入することを防止する分煙ボードが提案されている(特許文献1、特許文献2)。
図3に示すように上記特許文献1に係る分煙ボード40は、下端部41aを各遊技機42間の前方の床面43にボルト44、45で固定されると共に、上端部41bを、上記遊技機42の前方に配設されたテーブル部46にボルト47で固定された仕切り板部48と、上記仕切り板部48の上方に配設され、ガラス若しくはアクスル板等の合成樹脂板を使用した透明若しくは半透明の煙遮断板部49とを備えている。
上記特許文献1に係る分煙ボード40にあっては、仕切り板部48を床面43にボルト47で固定する必要があるため、取り付け操作が大掛かりとなり、更に隣接する遊技機42からの煙の流入を防止するためには、煙遮断板部49の幅寸法を大きく確保する必要があり、大型化することから、煙遮断板部49の装着、取り外し、持ち運び操作が非常に煩雑であるという不具合を有していた。
また、上記煙遮断板部49は、折畳み、及び収納等ができないことから、遊技機42が対向して配置されているような場合には、対向する遊技機42から夫々上記煙遮断板部49が常時前方に突出する形態となるため、通路を通る歩行者の邪魔となり易いという不具合をも有していた。
また、図4に示すように、不使用時においては、遊技機(図4には図示せず)の間に収納され、必要時に前方に引き出して使用しうる形態の分煙ボード70が提案されている(特許文献2)。
図4(a)に示すように、上記特許文献2に係る分煙ボード70は、スライド可能に重ね合わせて配置され、長方形の前板72a、中板72b、及び後板72cとからなる仕切り板部72と、上記仕切り板部72を収納する高さ方向フレーム部73、上部前後方向フレーム部74部、下部前後方向フレーム部75、及び前側フレーム部76とを備えている。
上記高さ方向フレーム部73、上部前後方向フレーム部74部及び下部前後方向フレーム部75部は遊技機の間の間隙内(図示せず)に固定されている。
また、図4(b)に示すように、前板72aの前端部には取手部77が配設され、上記前板72aの後端部、上記中板72bの前端部と後端部、及び後板72bの前端部には、上記前板72aを引き出し操作の際、上記中板72bと後板72cが連動して引き出されるための係合段部78a、78b、78c、78dが形成されている。
上記取手部77を把持して、前板72aを引き出すと、上記係合段部78aと78bが係合して上記中板72bが連動して引き出され、更に中板72bが引き出されることによって、上記係合段部78cと78dが係合して上記後板72cが連動して引き出される。
また、図4(b)に示すように、上記前側フレーム部76は、高さ方向略中央部において、前側上方フレーム部76aと、前側下方フレーム部76bの2つに分割されており、上記前側上方フレーム部76aの基端部は上記上部前後方向フレーム部74の前端部に前後方向に移動可能に固定されると共に、上記前側下方フレーム部76bの基端部は、上記下部前後方向フレーム部74の前端部に、前後方向に移動可能に固定されている。
また、図4(b)に示すように、上記前側上方フレーム部76aと上記前側下方フレーム部76bは、閉止状態となる方向に、付勢手段79、80によって付勢されている。
また、図4(a)に示すように、上記仕切り板部72を引き出した場合には、上記前側上方フレーム部76aと上記前側下方フレーム部76bが前方に拡開して、上記前側上方フレーム部76aは上記仕切り板部72の上端部沿って配置されると共に、上記前側下方フレーム部76bは上記仕切り板部72の下端部沿って配置され、上記仕切り板部72の前板部72a、中板部72b、後板部72cは上記前側上方フレーム部76と上記前側下方フレーム部76bが案内レールとなって前方に引き出される。
上記特許文献2における分煙ボードは、不使用時にコンパクトに収納できると共に、使用時には仕切り板部の前板、中板、後板を拡げることで、十分な防煙機能を発揮できる旨の利点を有している。
しかしながら、前板部72a、中板部72b、後板部72c全体を引き出す必要があるため、引き出し操作に大きな力が必要であるという不具合を有していた。
また、引き出し操作時においては、前板部72a、中板部72b、後板部72cを案内すると共に、引き出し操作後には仕切り板部72を支えるために、前側上方フレーム部76aと、上記前側下方フレーム部76bが必要となり、部品点数が多く、製造コストが高くなるという不具合をも有していた。
実登3136432号公報 実登3123243号公報
本発明の解決する課題は、仕切り板部の引き出し操作が容易であり、且つ製造コストが低い分煙ボードを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明に係る分煙ボードは、複数の遊技機が並列して配設された島設備の遊技機間に配置され、各遊技機を仕切ると共に、隣接する遊技機からの煙草の煙の流入を防止しうる分煙ボードであって、上記島設備の高さ方向に沿って固定しうる高さ方向フレーム部と、上記高さ方向フレーム部に固定され、遊技機前方へ突出して配置される固定板部と、上記固定板部に重ね合わせて配置されると共に上記固定板部に沿って遊技機前方へ前出しうるように上記固定板部の下端部に回動可能に固定された仕切り板部とを備えることを特徴とする。
従って、使用時には、上記仕切り板部の仕切り板部を前方に回動させることによって仕切り板部が前方に突出して配置され、不使用時においては、上記仕切り板部を上記固定板部と重ね合わせて配置して収納する。
また、請求項2に記載した発明に係る分煙ボードは、上記高さ方向フレーム部の上端部には、上記固定板部の上端部が固定されると共に、上記仕切り板部が上記固定板部に重ね合わされた場合には、上記仕切り板部の上端部を収納しうる上部前後方向フレーム部が設けられていることを特徴とする。
従って、不使用時においては、上記仕切り板部と上記固定板部の上端部は、上部前後方向フレーム部内に収納される。
また、請求項3に記載した発明に係る分煙ボードは、上記上部前後方向フレーム部には、仕切り板部が遊技機前方へ前出した場合に所定位置で固定しうるストッパ部が設けられていることを特徴とする。
従って、上記仕切り板部は、前出した場合に、上記上部前後方向フレーム部の所定位置に固定される。
また、請求項4に記載した発明に係る分煙ボードは、上記ストッパ部は、開口部と、上記開口部内に配置された係合片とにより構成され、上記仕切り板部の上端部に形成された係合部に上記係合片が係合することにより仕切り板部を固定することを特徴とする。
従って、上記仕切り板部の上端部の係合部と、上記ストッパ部の係合片との係合を解除することによって、上記仕切り板部を上記上部前後方向フレーム部から外すことができる。
また、請求項5に記載した発明に係る分煙ボードは、上記高さ方向フレーム部の下端部には、上記固定板部の下端部が固定され、上記仕切り板部の下端部を収納しうる下部前後方向フレーム部が設けられていることを特徴とする。
従って、上記固定板部と上記仕切り板部の下端部は上記下部前後方向フレーム部内に収納される。
また、請求項6に記載した発明に係る分煙ボードは、上記仕切り板部は、上部幅広部と下部幅狭部とを有することを特徴とする。
従って、上記仕切り板部の重心が上部幅広部にあるため、上記仕切り板部の前後方向への回動操作が行い易くなる。
また、請求項7に記載した発明に係る分煙ボードは、上記固定板部の下端部に設けられ、上記固定板部を厚さ方向に貫通する固定板孔部と、上記下部前後方向フレーム部の前端部に設けられ、上記固定板孔部と連通しうる下部前後方向フレーム孔部と、上記固定板孔部と上記下部前後方向フレーム孔部を貫通する回動軸部と、上記仕切り板部の下端部に設けられ、上記回動軸部に着脱可能に係合しうる切り欠き部とを備え、上記切り欠き部を上記回動軸部に係合させることにより、上記仕切り板部は上記回動軸部を回動中心として、上記固定板部に当接しながら前後方向に回動しうることを特徴とする。
従って、上記仕切り板部を上記上部前後方向フレーム部から取り外した状態で、上方に引き上げると、上記回動軸部と上記切り欠き部との係合が解除され、上記仕切り板部を取り外すことができる。
また、請求項8に記載した発明に係る分煙ボードは、上記高さ方向フレーム部の上端部及び下端部には、後方に突出する一対の固定用片部が設けられると共に、上記下部前後方向フレーム部の前端部には、下方に突出すると共に断面L字形に形成され、遊技台前方のテーブル部に嵌合しうるテーブル嵌合片部が形成され、上記一対の固定用片部を遊技台のフレーム部に螺子止め固定すると共に、上記テーブル部嵌合片部を遊技機のテーブル部に嵌合させて、上記テーブル部に螺子止め固定することによって装着されることを特徴とする。
従って、本発明に係る分煙ボードは、上記一対の固定用片部及び、上記テーブル部嵌合片部を螺子止めすることによって、遊技機間に取り付けることができる。
また、請求項9に記載した発明に係る分煙ボードは、上記高さ方向フレーム部には、上端部から中央部に掛けて長孔が形成され、上記仕切り板部を後方に回動させた場合に、上記仕切り板部は、上記長孔を介して遊技台間の間隙に収納されると共に、上記長孔の下端縁部と上記仕切り板部の後端縁部が当接することによって、上記仕切り板部の後方への回動角度を制限することを特徴とする。
従って、上記仕切り板部を後方に回動させた場合であっても、所定の回動角度で上記長孔の下端部に係止され、上記仕切り板部が遊技機間の間隙に落下してしまうことが無い。
請求項1の発明にあっては、島設備の高さ方向に沿って固定しうる高さ方向フレーム部と、上記高さ方向フレーム部に固定され、遊技機前方へ突出して配置される固定板部と、上記固定板部に重ね合わせて配置されると共に上記固定板部に沿って遊技機前方へ前出しうるように上記固定板部の下端部に回動可能に固定された仕切り板部とを備えていることから、引き出し操作に案内レールを用いる従来の仕切り板部と異なり、仕切り板部を前方に回動させるだけで、仕切り板部を固定板部に沿わせて引き出し、容易且つ迅速に大きな幅寸法を有する分煙ボードを形成することができる。
また、上記特許文献2に係る分煙ボードにおいて必須であった、案内レールの役割を有するフレーム部分は不要であり、非常に少ない部品点数で製造することができる。
従って、仕切り板部の引き出し操作が容易であり、且つ製造コストが低い分煙ボードを提供することができる。
また、請求項2の発明にあっては、上記高さ方向フレーム部の上端部には、上記固定板部の上端部が固定されると共に、上記仕切り板部が上記固定板部に重ね合わされた場合には、上記仕切り板部の上端部を収納しうる上部前後方向フレーム部が設けられていることから、上記仕切り板部が、固定板部に重ね合わされてコンパクトに収納することができ、遊技者の移動の邪魔になることがなく、また収納状態における外観品質が高い。
また、請求項3の発明にあっては、上記前後方向フレーム部には、仕切り板部が遊技機前方へ前出した場合に所定位置で固定しうるストッパ部が設けられていることから、上記仕切り板部を固定するために別途螺子止め等の部品が不要であり、構造が単純で製造コストを低減可能な分煙ボードを提供することができる。
また、請求項4の発明にあっては、上記ストッパ部は、開口部と、上記開口部内に配置された係合片とにより構成され、上記仕切り板部の上端部に形成された係合部に上記係合片が係合することにより仕切り板部を固定することから、上記仕切り板部の上端部の係合部と、上記ストッパ部の係合片との係合を解除することによって、上記仕切り板部を上記上部前後方向フレーム部から外すことができるため、上記仕切り板部を、上部前後方向フレーム部から取り外して、清掃することが可能であり、より清潔な状態に保持可能な分煙ボードを提供することができる。
また、請求項7の発明にあっては、上記固定板部の下端部に設けられ、上記固定板部を厚さ方向に貫通する固定板孔部と、上記下部前後方向フレーム部の前端部に設けられ、上記固定板孔部と連通しうる下部前後方向フレーム孔部と、上記固定板孔部と上記下部前後方向フレーム孔部を貫通する回動軸部と、上記仕切り板部の下端部に設けられ、上記回動軸部に着脱可能に係合しうる切り欠き部とを備え、上記切り欠き部を上記回動軸部に係合させることにより、上記仕切り板部は上記回動軸部を回動中心として、上記固定板部に当接しながら前後方向に回動しうることから、上記仕切り板部を上記上部前後方向フレーム部から取り外した状態で、上方に引き上げると、上記回動軸部と上記切り欠き部との係合が解除され、上記仕切り板部を取り外すことができる。
従って、上記仕切り板部と上記固定板部の清掃が更に行い易くなる。
また、請求項5の発明にあっては、上記高さ方向フレーム部の下端部には、上記固定板部の下端部が固定され、上記仕切り板部の下端部を収納しうる下部前後方向フレーム部が設けられていることから、上記下部前後方向フレーム部によって、上記固定板部と仕切り板部の下端部が保護されると共に、収納状態における外観品質が高い。
また、請求項6に記載した発明に係る分煙ボードは、上記仕切り板部は、上部幅広部と下部幅狭部とを有するため、上記仕切り板部は上部の方が重く、重心位置も上部側となることから、従って、上記仕切り板部の上部側を把持して回動させる場合の操作を、より行い易くなる。
また、請求項8に記載した発明に係る分煙ボードは、上記高さ方向フレーム部の上端部及び下端部には、後方に突出する一対の固定用片部が設けられると共に、上記下部前後方向フレーム部の前端部には、下方に突出すると共に断面L字形に形成され、遊技台前方のテーブル部に嵌合しうるテーブル嵌合片部が形成され、上記一対の固定用片部を遊技台のフレーム部に螺子止め固定すると共に、上記テーブル部嵌合片部を遊技機のテーブル部に嵌合させて、上記テーブル部に螺子止め固定することによって装着されることから、遊技機間への取り付け操作が極めて容易であり、作業工数が少なくなる。
また、請求項9に記載した発明に係る分煙ボードは、上記高さ方向フレーム部には、上端部から中央部に掛けて長孔が形成され、上記仕切り板部を後方に回動させた場合に、上記仕切り板部は、上記長孔を介して遊技台間の間隙に収納されると共に、上記長孔の下端縁部と上記仕切り板部の後端縁部が当接することによって、上記仕切り板部の後方への回動角度を制限することから、簡易な構造によって上記仕切り板部の可動域を制限することができる。
本発明の一実施の形態を示し、(a)−1は、仕切り板部を後方側に回動させて収納した状態を示す斜視図、(a)−2は、(a)−1の状態における回動軸部の拡大斜視図、(b)−1は、仕切り板部を前方に回動させて、仕切り板部を前出した状態を示す斜視図、(b)−2は、(b)−1の状態における回動軸部の拡大斜視図、(b)−3は、(b)−1の状態における、仕切り板部の上端部の係合部とストッパ部の係合片との係合状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態を示し、(a)−1は、仕切り板部の上端部の係合部とストッパ部の係合片とが係合した状態を示す斜視図、(a)−2は、仕切り板部の上端部の係合部と上部前後方向フレーム部の係合片の係合を解除した状態を示す斜視図、(b)は(a)−2の状態から、仕切り板部を上部前後方向フレーム部から引抜いた状態を示す全体斜視図、(c)は、仕切り板部の切り欠き部と回動軸部との係合を解除した状態を示す拡大斜視図である。 従来の分煙ボードを示す側面図である。 別の従来の分煙ボードを示し(a)は仕切り板部を拡げた状態、(b)は仕切り板部を収納した状態を示す側面図である。
本発明を実施するための形態について、添付図面を用いて以下説明する。
図1(a)−1、(a)−2、(b)−1、(b)−2に示すように、本実施例に係る分煙ボード10は、複数の遊技機11が並列して配設された島設備12の遊技機11間に配置され、上記島設備12の高さ方向に沿って固定しうる高さ方向フレーム部15と、上記高さ方向フレーム部15に固定され、遊技機11の前方へ突出して配置される固定板部13と、上記固定板部13に重ね合わせて配置されると共に上記固定板部13に沿って遊技機11前方へ前出しうるように上記固定板部13の下端部に回動可能に固定された仕切り板部14とを備えている。
また、上記高さ方向フレーム部15の上端部には、上記固定板部14の上端部が固定されると共に、上記仕切り板部14が上記固定板部13に重ね合わされた場合には、上記仕切り板部14の上端部を収納しうる上部前後方向フレーム部16が設けられている。
また、上記上部前後方向フレーム部16には、仕切り板部14が遊技機11の前方へ前出した場合に所定位置で固定しうるストッパ部17が設けられ、図1(b)−3に示すように、上記ストッパ部17は、開口部18と、上記開口部18内に配置された係合片19とにより構成されている。
また、図1(a)−1、(a)−2、(b)−1、(b)−2に示すように、上記高さ方向フレーム部15の下端部には、上記固定板部13の下端部が固定され、上記仕切り板部14の下端部を収納しうる下部前後方向フレーム部20が設けられている。
また、上記仕切り板部14は、上部幅広部14aと下部幅狭部14bとを有している。
また、上記固定板部13の下端部に設けられ、上記固定板部13を厚さ方向に貫通する固定板孔部21と、上記下部前後方向フレーム部20の前端部に設けられ、上記固定板孔部21と連通しうる下部前後方向フレーム孔部22と、上記固定板孔部21と上記下部前後方向フレーム孔部22を貫通する回動軸部23と、上記仕切り板部14の下端部に設けられ、上記回動軸部23に着脱可能に係合しうる切り欠き部24とを備えている。
また、上記高さ方向フレーム部15の上端部及び下端部には、後方に突出する一対の固定用片部25、26が設けられると共に、上記下部前後方向フレーム部20の前端部には、下方に突出すると共に断面L字形に形成され、遊技台11前方のテーブル部27に嵌合しうるテーブル嵌合片部28が形成されている。
また、上記高さ方向フレーム部15には、上端部から中央部に掛けて長孔29が形成されている。
以下、添付図面を用いて、本実施例について詳述する。
図1(a)−1に示すように、固定板部13と仕切り板部14は夫々5mm程度の厚さ寸法を有する合成樹脂から形成され、上記固定板部13は略長方形に形成されると共に、仕切り板部14の前方側端部には、上記仕切り板部14を収納した場合に、上記固定板部13の前方側面部から前方に突出し、上記仕切り板部14を前方に引き出す場合に把持しうる突出部30が形成されている。
また、図1(a)−2に示すように、上記仕切り板部14の下端部の切り欠き部24は、前方側に傾斜する略U字形に形成されている。
また、図1(a)−1に示すように、上部前後方向フレーム部16と下部前後方向フレーム部20は夫々断面略コ字形に形成され、上記固定板部13と上記仕切り板部14は、上記上部前後方向フレーム部16の側板部16a、16aと、下部前後方向フレーム部20の側板部20a、20aに挟まれて収納される。
また、上記仕切り板部14の上端部は、上記仕切り板部14を回動させた場合に、上記上部前後方向フレーム部16の底面部16bの内側に当接しながら前後方向に摺動する。
また、図1(b)−3に示すように、上記ストッパ部17は、上記上部前後方向フレーム部16の底面部16bの前端部形成された開口部18と、上記開口部18内に配置された係合片19とからなる。
また、上記係合片19は、略V字形に形成され、一端部は上記上部前後方向フレーム部16の底面部16bに固定されている。V字形に折り曲げられた中央部は、上記開口部18から下方に突出して配設されている。
また、上記高さ方向フレーム部15の上端部及び下端部に設けられた固定用片部25、26は、長方形の板状に形成され、上記固定用片部25、26の表面には夫々4箇所に螺子止め用孔部31、32が形成されている。
また上記下部前後方向フレーム部20の前端部に形成されたL字形のテーブル嵌合片部28の先端部には、遊技機11のテーブル部27に螺子止め固定するための螺子止め用孔部33が形成されている。
本実施例に係る分煙ボード10を遊技機11に装着する場合は、上記高さ方向フレーム部15を遊技機11の間に差し込み、固定用片部25と遊技機11の上端フレーム部34、及び固定用片部26と遊技機11の下端フレーム部35とを夫々螺子止め用孔部31、32を介して螺子止め固定し、更に、テーブル嵌合片部28を遊技機11下端部から前方に突出するテーブル部27に嵌合させ、螺子止め用孔部33を介して螺子止め固定する。
従って、取り付け作業には大掛かりな工事は不要であり、極めて簡易に取り付けることが可能である。
本実施例の作用について図面を用いて説明する。
図1(a)−1、及び(a)−2は、上記仕切り板部14が収納された状態を示している。
図1(a)−1及び(a)−2に示すように、上記仕切り板部14を収納した場合、上記仕切り板部14の後端部の一部は上記高さ方向フレーム部15の長孔29を介して遊技機11の間の間隙36の内部に突出して配置される。
この際、上記長孔29の下端部と、上記仕切り板部14の後端部が当接し、上記仕切り板部14が所定角度以上に後方に倒れ込むことを阻止している。
図1(b)−1、(b)−2及び(b)−3に示すように、上記仕切り板部14を前方に引き出す場合には、上記仕切り板部14の前端部に形成された突出部30を手で把持し、回動軸部23を回動中心として上記仕切り板部14を前方に回動する。
上記操作によって、上記仕切り板部14の回動角度に所定の角度となった場合に、図1(b)−3に示すように、上記仕切り板部14の上端部に形成された係合部37と、上記係合片19が係合することによって、上記仕切り板部14の前方への回動が阻止される。
この際、上記仕切り板部14が上部幅広部14aと下部幅狭部14bを有するため、前方に引き出した際に、上部幅広部14aの重みによって、上記仕切り板部が自然に前方に倒れてくるため、非常に小さな力で上記仕切り板部14を回動させることができる。
また、図2(a)−1、(a)−2に示すように、上記仕切り板部14の上端部に形成された係合部37と、上記上部前後方向フレーム部16に形成された係合片19が係合した状態から、上記係合片19の他端部を把持して、図中矢印Cの方向に引き上げることによって、上記係合片19と上記係合部37との係合が解除され、更に上記仕切り板部14を図中矢印Dの方向に引き抜くことによって、図2(a)−2に示すように、上記仕切り板部14を上記上部前後方向フレーム部16から取り外すことができる。
また、図2(b)に示すように、上記仕切り板部14を上記上部前後方向フレーム部16から取り外した状態において、上記仕切り板部14を上方に引き上げることによって、上記仕切り板部14の下端部の切り欠き部24と、上記回動軸部23との係合が解除され、上記仕切り板部14を完全に取り外すことができる。
従って、上記固定板部13と仕切り板部14との間にゴミ等が挟まった場合であっても、簡易に清掃することができるため、分煙ボード10を常に清浄な状態に保持することができる。
本実施例にあっては、金属製部品は、上記高さ方向フレーム部15、上部前後方向フレーム部16、下部前後方向フレーム部20、固定用片部25、26及びテーブル嵌合片部28のみであり、従来と比較して高価な金属製部品の点数が少ないため、製造コストを削減することが可能である。
なお、固定板部、仕切り板部の全体形状、大きさ寸法については、設置する遊技機の種類、及び遊技機間の間隔寸法等に応じて適宜変更した場合であっても、
本実施例と同様の作用効果を得ることが可能である。
また、固定板部、仕切り板部の材質についても、合成樹脂製のみではなく、所定の強度と耐久性が確保できれば、木製、ガラス製等であっても良い。
本発明は、パチンコ台等の遊技機に着脱可能に装着される分煙ボードに適用可能である。
10 分煙ボード
11 遊技機
12 島設備
13 固定板部
14 仕切り板部
15 高さ方向フレーム部
16 上部前後方向フレーム部
16a上部前後方向フレーム部の側面部
16b上部前後方向フレーム部の底面部
17 ストッパ部
18 開口部
19 係合部片
20 下部前後方向フレーム部
20a下部前後方向フレーム部の側面部
20b下部前後方向フレーム部の底面部
21 固定板孔部
22 下部前後方向フレーム孔部
23 回動軸部
24 切り欠き部
25 固定用片部
26 固定用片部
27 遊技機のテーブル部
28 テーブル嵌合片部
29 長孔
30 仕切り板部の突出部
31 螺子止め用孔部
32 螺子止め用孔部
33 螺子止め用孔部
34 遊技機の上端フレーム部
35 遊技機の下端フレーム部
36 遊技機間の間隙
37 仕切り板部の係合部
40 分煙ボード
41a仕切り板部の下端部
41b仕切り板部の上端部
42 遊技機
43 床面
44 ボルト
45 ボルト
46 遊技機のテーブル部
47 ボルト
48 仕切り板部
49 煙遮断板部
70 分煙ボード
72 仕切り板部
72a前板部
72b中板部
72c後板部
73 高さ方向フレーム部
74 上部前後方向フレーム部
75 下部前後方向フレーム部
76 前側フレーム部
76a前側上方フレーム部
76b前側下方フレーム部
77 取手部
78a係合段部
78b係合段部
78c係合段部
78d係合段部
79 付勢手段
80 付勢手段

Claims (9)

  1. 複数の遊技機が並列して配設された島設備の遊技機間に配置され、各遊技機を仕切ると共に、隣接する遊技機からの煙草の煙の流入を防止しうる分煙ボードであって、
    上記島設備の高さ方向に沿って固定しうる高さ方向フレーム部と、上記高さ方向フレーム部に固定され、遊技機前方へ突出して配置される固定板部と、
    上記固定板部に重ね合わせて配置されると共に上記固定板部に沿って遊技機前方へ前出しうるように上記固定板部の下端部に回動可能に固定された仕切り板部とを備えていることを特徴とする分煙ボード。
  2. 上記高さ方向フレーム部の上端部には、上記固定板部の上端部が固定されると共に、上記仕切り板部が上記固定板部に重ね合わされた場合には、上記仕切り板部の上端部を収納しうる上部前後方向フレーム部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の分煙ボード。
  3. 上記上部前後方向フレーム部には、仕切り板部が遊技機前方へ前出した場合に所定位置で固定しうるストッパ部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の分煙ボード。
  4. 上記ストッパ部は、開口部と、上記開口部内に配置された係合片とにより構成され、上記仕切り板部の上端部に形成された係合部に上記係合片が係合することにより仕切り板部を固定することを特徴とする請求項3記載の分煙ボード。
  5. 上記高さ方向フレーム部の下端部には、上記固定板部の下端部が固定され、上記仕切り板部の下端部を収納しうる下部前後方向フレーム部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の分煙ボード。
  6. 上記仕切り板部は、上部幅広部と下部幅狭部とを有することを特徴とする請求項1から請求項5いずれか1項に記載の分煙ボード。
  7. 上記固定板部の下端部に設けられ、上記固定板部を厚さ方向に貫通する固定板孔部と、
    上記下部前後方向フレーム部の前端部に設けられ、上記固定板孔部と連通しうる下部前後方向フレーム孔部と、
    上記固定板孔部と上記下部前後方向フレーム孔部を貫通する回動軸部と、
    上記仕切り板部の下端部に設けられ、上記回動軸部に着脱可能に係合しうる切り欠き部とを備え、
    上記切り欠き部を上記回動軸部に係合させることにより、上記仕切り板部は上記回動軸部を回動中心として、上記固定板部に当接しながら前後方向に回動しうることを特徴とする請求項1記載の分煙ボード。
  8. 上記高さ方向フレーム部の上端部及び下端部には、後方に突出する一対の固定用片部が設けられると共に、上記下部前後方向フレーム部の前端部には、下方に突出すると共に断面L字形に形成され、遊技台前方のテーブル部に嵌合しうるテーブル嵌合片部が形成され、
    上記一対の固定用片部を遊技台のフレーム部に螺子止め固定すると共に、上記テーブル部嵌合片部を遊技機のテーブル部に嵌合させて、上記テーブル部に螺子止め固定することによって装着されることを特徴とする請求項1記載の分煙ボード。
  9. 上記高さ方向フレーム部には、上端部から中央部に掛けて長孔が形成され、
    上記仕切り板部を後方に回動させた場合に、上記仕切り板部は、上記長孔を介して遊技台間の間隙に収納されると共に、
    上記長孔の下端縁部と上記仕切り板部の後端縁部が当接することによって、上記仕切り板部の後方への回動角度を制限することを特徴とする請求項1記載の分煙ボード。
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