JP2012010904A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外装シート20の前身頃Fまたは後身頃Bのいずれかの身頃の両側部の内面と、前記身頃に対向する身頃の両側部の内面に支持部材41を設け、支持部材41の上側部の内面に第3係合部46を、下側部の外面に第2係合部45を取付け、前記身頃の両側部の内面と第2係合部45とが係合し、前記身頃の外面と第3係合部46とが係合し連結する構成により解決する。
【選択図】図1
Description
特許文献2には、後胴周り域の両側部内面にループ部材を取付け、前胴周り域の両側部内面にZ字形に畳まれた支持部材を設け、支持部材の先端部内面にフック部材を取付け、ループ部材とフック部材とを係合し連結される使い捨ておむつが記載されている。
しかし、特許文献1に記載された使い捨ておむつでは、フック部材が係合する前身体パネルの側縁に、装着者の手が触れたり、着衣がこすれたりすると前身体パネルの側縁から係合が剥がれるおそれがある。
同様に、特許文献2に記載された使い捨ておむつでも前胴周り域の側縁に装着者の手が触れたり、着衣がこすれたりすると前胴周り域の側縁から係合が剥がれるおそれがある。
そこで、そのような問題を解決するため、特許文献3には、後胴周り域の両側部にループ部材を取付け、前胴周り域の両側部にZ字形に畳まれた支持部材を設け、支持部材の先端部にフック部材を取付け、支持部材が設けられていない前胴周り域の先端部を前胴周り域の外面方向に折返す手段が開示されている。
また、パッドを内装体の内面に入れて使用し、排尿後にパッドを交換する場合において、排尿後フック部材とループ部材を剥がし新しいパッドを装着しフック部材とループ部材を合わせて使用する際に当初合わさっていた元の位置からずれて装着することが多く、垂直力が作用すると剥がれが発生しやすくなる。立ち状態で装着する際においても、フック部材とループ部材を剥がして立ったままで装着する際も同じようにフック部材とループ部材がズレて装着されることが多く、垂直力が作用すると剥がれが発生しやすくなる。
係合の剥がれが進行するに従い、使い捨ておむつの密着性が損なわれ使い捨ておむつの外部に漏れを生ずるおそれがあり、また、全ての係合が剥がれた場合には、使い捨ておむつが装着者から脱落するおそれもある。
そこで、本発明の課題は、装着者の歩行、着座等にともなう太股からの力により前身頃と後身頃との係合に剥がれが生じない連結手段を有する使い捨ておむつを提供することにある。
<請求項1記載の発明>
前身頃及び後身頃を有する外装シートと、この外装シートの内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、前記外装シートの前身頃と後身頃とが係合かつ分離可能な連結手段により連結されることにより、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成された、使い捨ておむつにおいて、
前記連結手段が、外装シートの前身頃または後身頃のいずれかの身頃の両側部の内面と、
前記身頃に対向する前身頃または後身頃のいずれかの身頃の両側部の内面に支持部材を設け、
前記支持部材の上側部の内面に下側部の側縁に沿って縦方向延びる第2係合部を取付け、
前記支持部材の下側部の外面に上側部の側縁に沿って縦方向延びる第3係合部を取付け、
外装シートの連結時に、前記身頃の両側部の内面と第2係合部とが係合し、前記身頃の外面と第3係合部とが係合することにより前身頃と後身頃とが連結される
ことを特徴とする使い捨ておむつ。
請求項1記載の発明は、外装シートの連結時に、前記身頃の両側部の内面と第2係合部とが係合し、前記身頃の外面と第3係合部とが係合することから、太股からレッグ開口部の近傍の前身頃または後身頃に内面から外面方向に垂直力が作用した場合にあっても、身頃の外面と第3係合部との連結は確実に維持される。
また、前身頃または後身頃の側縁に装着者の手が触れたり、着衣がこすれた場合にあっても、第2係合部または第3係合部のいずれか一方の連結は確実に維持される。
よって、使い捨ておむつの密着性は維持され、使い捨ておむつの外部に体液等の漏れは発生しない。
前記外装シートの前身頃または後身頃のいずれかの身頃の両側部の内面に側縁に沿って縦方向延びる第1係合部を取付け、
外装シートの連結時に、前記第1係合部と第2係合部とが係合し、前記第1係合部が取付けられた身頃の外面と第3係合部とが係合することにより前身頃と後身頃とが連結される請求項1記載の使い捨ておむつ。
請求項2記載の発明は、外装シートの前身頃または後身頃のいずれかの身頃の両側部の内面に側縁に沿って縦方向延びる第1係合部を取付け、外装シートの連結時に、第1係合部と第2係合部とが係合し、第1係合部が取付けられた身頃の外面と第3係合部とが係合することから、第1係合部と第2係合部とは強固に連結されており、前身頃または後身頃の側縁に装着者の手が触れたり、着衣がこすれた場合にあっても、第1係合部と第2係合部との剥がれを抑制することができる。
前記指示部材の側部には、第2係合部と第3係合部との間に側縁から幅方向内側に向かいスリットが設けられている請求項1または2記載の使い捨ておむつ。
請求項3記載の発明によれば、指示部材の両側部には、第2係合部と第3係合部との間に側縁から幅方向内側に向かいスリットが設けられていることから、身頃の外面と第3係合部とを係合する際に、身頃の側部が指示部材のスリットにより挟み込まれるため、太股による垂直力に対する抗力となり、また、垂直力を分散し、外装シートの前身頃と後身頃との剥がれを少なくすることができる。
前記第3係合部の幅方向内側の支持部材の中間片が、幅方向に伸張可能にされていることを特徴とする請求項1乃至3記載の使い捨ておむつ。
請求項4記載の発明によれば、第3係合部の幅方向内側の支持部材の中間片が、幅方向に伸張可能にされていることから、身頃の外面と第3係合部とを係合する際に、第3係合部を適切位置まで引き延ばし使い捨ておむつを装着者に密着して装着することができる。
また、太股による垂直力を対する抗力として作用し、垂直力を分散し、外装シートの前身頃と後身頃との剥がれをより少なくすることができる。
前記支持部材は、逆Z型に畳まれ身頃側から内面方向に向かい順に下部片、中間片、上部片をなし、
前記中間片の下側部の外面に第2係合部を取付け、上部片の上側部の内面に第3係合部が取付けられ、
前記下部片の内面と下部片の内面に対向する中間片の内面と、並び、中間片の外面と中間片の外面に対向する上部片の外面とは仮止めされ、
第1係合部と第2係合部および第3係合部とが係合し仮止めされている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
請求項5記載の発明によれば、支持部材の下部片の内面と中間片の内面と、並び、中間片の外面と上部片の外面とが仮止めされ、第1係合部と第2係合部および第3係合部とが係合し仮止めされていることから、装着者自身で使い捨ておむつを装着する場合、第1係合部と第2係合部とを分離し再係合する必要がなく使い捨ておむつを容易に装着できる。
前記第1係合部が前身頃に取付けられ、前記支持部材が後身頃に設けられている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
請求項6記載の発明によれば、第1係合部が前身頃に取付けられ、支持部材が後身頃に設けられていることから、装着者自身で使い捨ておむつを装着する場合、支持部材に取付けられた第2係合部および第3係合部を装着者の前側に引き寄せ係合でき使い捨ておむつをより容易に装着できる。
前記第1係合部が後身頃に取付けられ、前記支持部材が前身頃に設けられている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
請求項7記載の発明によれば、第1係合部が後身頃に取付けられ、支持部材が前身頃に設けられていることから、介護補助者が装着者に使い捨ておむつを装着する場合、支持部材に取付けられた第2係合部および第3係合部を装着者の前側から係合でき使い捨ておむつをより容易に装着できる。
また、「上側部」とはレッグ開口部側の部位をいい、「下側部」とはウエスト開口部側の部位をいうものとする。
図1〜図10に示すように、使い捨ておむつ1は、前身頃F及び後身頃Bを有する外装シート20と、この外装シート20の内面に固定され一体化された内装体10とを有しており、内装体10は液透過性表面シート11と液不透過性裏面側シート12との間に吸収体13が介在されてなるものである。製造に際しては、外装シート20の内面(上面)に対して内装体10の裏面がホットメルト接着剤Gなどの接合手段によって固定された後に、内装体10および外装シート20が前身頃F及び後身頃Bの境界である縦方向(前後方向)中央で折り畳まれ、その両側部が相互に係合かつ分離可能な連結手段によって連結されることによって、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成された使い捨ておむつとなる。
使い捨ておむつ1は、前身頃Fの両側部にループ部材からなる第1係合部40が取付けられ、後身頃Bの両側部に支持部材41を介してフック部材からなる第2係合部45、第3係合部46が取付けられているが、前身頃Fの両側部に支持部材41を介してフック部材からなる第2係合部45、第3係合部46を取付け、後身頃Bの両側部にループ部材からなる第1係合部40を取付けてもよい。
図4〜図8に示すように、外装シート20は、上層不織布20A及び下層不織布20Bからなる2層構造の不織布シートとされ、上層不織布20Aと下層不織布20Bとの間、及び下層不織布20Bをウエスト開口縁で内面側に折り返してなる折り返し部分20Cの不織布間に各種弾性部材が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部に夫々脚部開口を形成するために形成された凹状の脚回りライン29により、全体として擬似砂時計形状をなしている。
さらに、湾曲弾性部材26…、28…は図示例のようにその全体が湾曲していなくても良く、部分的に直線状の部分を有していても良い。
図1、図3、図6〜図8に示すように、外装シート20の前身頃Fの両側部である連結側部21には、それぞれ外装シート20の内面に、公知の接着剤、サーマルまたはウルトラソニックボンドにより連結側部21の側縁に沿って縦方向に延びるループ部材からなる第1係合部40が取付けられている。
外装シート20の内面と第1係合部40と剥がれを防止するため、第1係合部40が取付けられる外装シート20の連結側部21には、ウエスト部弾性部材24,24…、腰回り弾性部材25、25…、腹側湾曲弾性部材28,28…を配設しないのが好ましい。
後述する第3係合部46を容易に引き起し外装シート20の前身頃Fの外面に連結させるため、支持部材41の上側部、すなわちレッグ開口部側の部位は、支持部材41の下側部、すなわちウエスト開口部側の部位より幅方向の外側に延出している。
前身頃Fの外面に第3係合部46を係合する際に、指示部材41のスリット47がそれぞれ前身頃Fの側部を挟み込むことにより、装着者の太股による垂直力に対する抗力として作用し、また、垂直力を分散させ、外装シート20の前身頃Fと後身頃Bとの剥がれを防止することができる。
スリット47は、支持部材41の湾曲開始端部の側縁から第2係合部45の幅方向内側縁に対向する部位まで設けるのが好適であり、スリット47に替えて指示部材41の側部にミシン目を設けても良く、この場合、装着者が使い捨ておむつ1を装着する際に、ミシン目を破断しスリット47とする。
前身頃Fの外面と第3係合部46とを係合する際に、第3係合部46を適切な位置まで引き延ばせ、使い捨ておむつを装着者に密着して装着することができる。
また、伸縮性不織布は太股による垂直力を対する抗力として作用し、垂直力を分散し、外装シート20の前身頃Fと後身頃Bとの剥がれを防止することができる。
また、第3係合部46を容易に引き起し外装シート20の前身頃Fの外面に連結させるため、支持部材41の幅方向の側縁より4〜8mmに幅方向内側に第3係合部46は取付けられている。
なお、係合強度とは、使い捨ておむつ1の片側の第1係合部40と第2係合部45、第3係合部46と外装シート20の前身頃Fの外面とをそれぞれ連結した状態において、連結されていない使い捨ておむつ1の片側を幅方向に引張り、使い捨ておむつ1の他片側の第1係合部40と第2係合部45、第3係合部46と外装シート20の前身頃Fの外面とを連結する際に、使い捨ておむつ1の片側の第1係合部40と第2係合部45の係合面、第3係合部46と外装シート20の前身頃Fの外面との係合面に作用するせん断力に対する強さをいうものとする。
第1係合部40と第2係合部45とのせん断応力は5N/cm2以上であり、係合強度は60N以上であるのが好適である。
係合強度が60N以下の場合には、装着者の歩行、着座等にともなう太股からの力により第1係合部40と第2係合部45との連結が分離されるおそれがあるからである。
同様に、第3係合部46と外装シート20の前身頃Fの外面との剪断応力は5N/cm2以上であり、係合強度は60N以上であるのが好適である。
係合強度が60N以下の場合には、装着者の歩行、着座等にともなう太股からの力により第3係合部46と外装シート20の前身頃Fの外面との連結が分離されるおそれがあるからである。
また、使い捨ておむつ1では、第1係合部40にループ部材を、第2係合部45にフック部材を用いているが、係合強度が十分確保できる場合にあっては、第1係合部40にループ部材を取付けることなく、直接、第2係合部45と外装シート20の内面とを連結することができる。
さらに、第1係合部40にフック部材を、第2係合部45にループ部材を用いることもできる。
逆Z型に畳まれた支持部材41は、外装シート20の後身頃Bの内面から内面方向に向かい順に、相互に連続する下部片42、中間片43、上部片44をなし、下部片42の内面と下部片42の内面に対向する中間片43の内面とは、公知の接着剤、サーマルまたはウルトラソニックボンドにより取り外し可能に接着され仮止めされている。
同様に、中間片43の外面と中間片43の外面に対向する上部片44の外面とは、公知の接着剤、サーマルまたはウルトラソニックボンドにより取り外し可能に接着され仮止めされている。
なお、使い捨ておむつ1の支持部材41の下側部には、中間片43から幅方向に延びる上部片44は形成されていない。
また、装着者の体型にもよるが、装着者と装着前の使い捨ておむつ1の密着性が優れる場合には、第1係合部と第3係合部46とを分離し、第3係合部46を外装シート20の前身頃Fの外面することなく使い捨ておむつ1を装着することも可能である。
装着者の歩行、着座等にともなう太股からの力が、使い捨ておむつ1の内側から外側に向かって作用した場合にあっても、外装シート20の前身頃Fの外面と第3係合部46とを係合による連結は確実に維持することができ、装着者と使い捨ておむつ1の密着性は維持され、使い捨ておむつ1の外部に体液等の漏れは発生することは少ない。
また、外形シート20の前身頃Fまたは後身頃Bの側縁に装着者の手が触れたり、着衣がこすれた場合にあっても、第1係合部40と第2係合部45または外装シート20の前身頃Fの外面と第3係合部46のいずれか一方の連結は確実に維持することができる
特徴的には、腰回り弾性部材25…を有する縦方向範囲と湾曲弾性部材26…、28…を有する縦方向範囲31とが一部(又は全部でも良い)重複しており、且つこの重複範囲30内に腰回り弾性部材25…が複数本(例えば5〜10本程度)含まれるとともに、そのうちの少なくとも一部の腰回り弾性部材25…の相互間隔d1が他の腰回り弾性部材25…の相互間隔d2よりも広くなっている。また、重複範囲30外においても、湾曲弾性部材26…、28…を有する縦方向範囲31とウエスト部弾性部材24を有する縦方向範囲との間の中間範囲32に、腰回り弾性部材25…が複数本(例えば10〜16本程度)設けられている。
内装体10は、図4〜図8に示すように、不織布などからなる液透過性表面シート11と、ポリエチレン等からなる液不透過性裏面側シート12との間に、吸収体13を介在させた構造を有しており、表面シート11を透過した排泄液を吸収保持するものである。
図1、図4にも示されるように、外装シート20の内面上に取り付けられた内装体10の前後端部をカバーし、且つ内装体10の前後縁からの漏れを防ぐために、前後押えシート50,60が設けられている。図示形態について更に詳細に説明すると、前押えシート50は、前身頃F内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の前端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在しており、後押えシート60は、後身頃B内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の後端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在している。前後押えシート50,60の股下側縁部に幅方向の全体にわたり(中央部のみでも良い)若干の非接着部分を設けると、接着剤が食み出ないだけでなく、この部分を表面シートから若干浮かせて防漏壁として機能させることができる。
外装シート20を構成する不織布のうち、少なくとも最も外側に位置する不織布20Bとして、捻れ度が3.8gf・cm/cm以下のものが好適である。外装シート20を構成する不織布全て、つまり最も外側に位置しない他の不織布20A、50,60についても最外側不織布20Bと同様の不織布を採用するのが望ましい(以下同じ。)。このように、捻れ度が十分に低い不織布を用いると、使い捨ておむつ全体としてのしなやかさが顕著に増加し、その結果、ゴワゴワした装着感や、肌との擦れによりかゆみやかぶれ等の肌トラブルが軽減し、脱ぎ着し易くなる等の利点がもたらされる。捻れ度が十分に低くないとしなやかさの改善効果は発現しない。このような捻れ度は、例えば原料繊維の種類の選択、繊度を細くする、繊維長を短くする、目付けや厚みを減らす等により達成することができる。
10 内装体
11 液透過性表面シート
12 液不透過性裏面側シート
13 吸収体
14 包装シート
15 ギャザー不織布
20 外装シート
21 連結側部
22 連結側部
24 ウエスト部弾性部材
25 腰回り弾性部材
26 背側湾曲弾性部材
28 腹側湾曲弾性部材
40 第1係合部
41 支持部材
42 下部片
43 中間片
44 上部片
45 第2係合部
46 第3係合部
47 スリット
50 前押えシート
60 後押えシート
F 前身頃
B 後身頃。
Claims (7)
- 前身頃及び後身頃を有する外装シートと、この外装シートの内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、前記外装シートの前身頃と後身頃とが係合かつ分離可能な連結手段により連結されることにより、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成された、使い捨ておむつにおいて、
前記連結手段が、外装シートの前身頃または後身頃のいずれかの身頃の両側部の内面と、
前記身頃に対向する前身頃または後身頃のいずれかの身頃の両側部の内面に支持部材を設け、
前記支持部材の上側部の内面に下側部の側縁に沿って縦方向延びる第2係合部を取付け、
前記支持部材の下側部の外面に上側部の側縁に沿って縦方向延びる第3係合部を取付け、
外装シートの連結時に、前記身頃の両側部の内面と第2係合部とが係合し、前記身頃の外面と第3係合部とが係合することにより前身頃と後身頃とが連結される
ことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記外装シートの前身頃または後身頃のいずれかの身頃の両側部の内面に側縁に沿って縦方向延びる第1係合部を取付け、
外装シートの連結時に、前記第1係合部と第2係合部とが係合し、前記第1係合部が取付けられた身頃の外面と第3係合部とが係合することにより前身頃と後身頃とが連結される請求項1記載の使い捨ておむつ。 - 前記指示部材の側部には、第2係合部と第3係合部との間に側縁から幅方向内側に向かいスリットが設けられている請求項1または2記載の使い捨ておむつ。
- 前記第3係合部の幅方向内側の支持部材の中間片が、幅方向に伸張可能にされていることを特徴とする請求項1乃至3記載の使い捨ておむつ。
- 前記支持部材は、逆Z型に畳まれ身頃側から内面方向に向かい順に下部片、中間片、上部片をなし、
前記中間片の下側部の外面に第2係合部を取付け、上部片の上側部の内面に第3係合部が取付けられ、
前記下部片の内面と下部片の内面に対向する中間片の内面と、並び、中間片の外面と中間片の外面に対向する上部片の外面とは仮止めされ、
第1係合部と第2係合部および第3係合部とが係合し仮止めされている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。 - 前記第1係合部が前身頃に取付けられ、前記支持部材が後身頃に設けられている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記第1係合部が後身頃に取付けられ、前記支持部材が前身頃に設けられている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
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