JP2012010539A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一次側において複雑な制御回路を使用しなくても、出力電圧の制御が可能な電源装置を得る。
【解決手段】 この電源装置は、一次巻線2と二次巻線3とを磁気的に結合する結合磁路と漏れ磁路とを形成するコア1,4,5を有するトランスと、所定のデューティで一次巻線2に電圧を印加する駆動回路21と、結合磁路上に設けられた第1可変磁気抵抗部(第1サブコア4と第1サブ巻線6)と、漏れ磁路上に設けられた第2可変磁気抵抗部(第2サブコア5と第2サブ巻線7)と、二次巻線3に接続されたコンバータ回路22と、コンバータ回路22の出力電圧が一定になるように、第1可変磁気抵抗部および第2可変磁気抵抗部を制御する磁路制御回路23とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源装置に関するものである。
安定化電源装置には、トランスの一次側でパルス幅変調により生成された駆動信号によりスイッチング素子をスイッチングさせて交流を生成しトランスの二次側で整流平滑して所定の直流電圧を生成するスイッチング制御方式のもの(例えば特許文献1参照)や、トランスの二次側にドロッパ回路を設けるものなどがある。スイッチング制御方式では、一次側の駆動信号のデューティを変化させることで、出力電圧を制御する。
特開2005−33938号公報
上述のスイッチング制御方式では、出力電圧を制御するためにデューティを変化させる際に、一次側のスイッチング素子に対してゼロクロススイッチングやソフトスイッチングを行う。このため、ゼロクロススイッチングやソフトスイッチングを行う複雑な制御回路が必要である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、一次側において複雑な制御回路を使用しなくても、出力電圧の制御が可能な電源装置を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る電源装置は、一次巻線と二次巻線とを磁気的に結合する結合磁路、および二次巻線に鎖交しない漏れ磁路を形成するコアを有するトランスと、所定のデューティで一次巻線に電圧を印加する駆動回路と、結合磁路上に設けられた第1可変磁気抵抗部と、漏れ磁路上に設けられた第2可変磁気抵抗部と、二次巻線に接続されたコンバータ回路と、コンバータ回路の出力電圧が一定になるように、第1可変磁気抵抗部および第2可変磁気抵抗部を制御する磁路制御回路とを備える。
これにより、二次巻線に鎖交する磁束を第1可変磁気抵抗部と第2可変磁気抵抗部で変化させて出力電圧を制御するため、一次側において複雑な制御回路を使用しなくても、出力電圧の制御が可能となる。
また、本発明に係る電源装置は、上記の電源装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、第1可変磁気抵抗部は、結合磁路上におけるギャップに配置された第1サブコアと、第1サブコアに巻回された第1サブ巻線とを有する。第2可変磁気抵抗部は、漏れ磁路上におけるギャップに配置された第2サブコアと、第2サブコアに巻回された第2サブ巻線とを有する。そして、磁路制御回路は、第1サブ巻線および/または第2サブ巻線に、コンバータ回路の出力電圧値に応じた直流電流を導通させる。
また、本発明に係る電源装置は、上記の電源装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、電源装置は、結合磁路上におけるギャップと漏れ磁路上におけるギャップとに跨って配置されたサブコアを備える。第1可変磁気抵抗部は、サブコアの一部であって結合磁路上におけるギャップに位置する第1磁路部と、第1磁路部に巻回された第1サブ巻線とを含み、第2可変磁気抵抗部は、サブコアの一部であって漏れ磁路上におけるギャップに位置する第2磁路部と、第2磁路部に巻回された第2サブ巻線とを含む。そして、磁路制御回路は、第1サブ巻線および/または第2サブ巻線に、コンバータ回路の出力電圧値に応じた直流電流を導通させる。
また、本発明に係る電源装置は、上記の電源装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、磁路制御回路は、第1サブ巻線に導通させる直流電流を増加させるときには、第2サブ巻線に導通させる直流電流を減少させ、第1サブ巻線に導通させる直流電流を減少させるときには、第2サブ巻線に導通させる直流電流を増加させる。
これにより、一次巻線のインダクタンスが変化しないため、駆動回路の共振条件が変化しない。
また、本発明に係る電源装置は、上記の電源装置のいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、電源装置は、二次巻線に対して並列に接続された共振コンデンサを備える。
これにより、漏れ磁路に起因する漏れインダクタンスと共振コンデンサによる共振周波数を、一次巻線に印加される交流電圧の周波数近傍に設定することで、磁路制御回路による第1可変磁気抵抗部および第2可変磁気抵抗部の制御量(サブ巻線への導通電流など)が低減し、電源効率が高くなる。
本発明によれば、一次側において複雑な制御回路を使用しなくても、出力電圧の制御が可能な電源装置を得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る電源装置の構成を示す回路図である。 図2は、図1に示す電源装置のトランス内の磁路を説明する図である。 図3は、図1における磁路制御回路の構成例を示す回路図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る電源装置の構成を示す回路図である。 図5は、本発明の実施の形態3に係る電源装置の構成を示す回路図である。 図6は、図5における磁路制御回路の構成例を示す回路図である。 図7は、実施の形態3に係る電源装置のサブコア内で発生する磁束を説明する図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電源装置の構成を示す回路図である。この電源装置は、自励方式のスイッチング電源である。
図1において、メインコア1は、一次巻線2と二次巻線3をそれぞれ巻回されるコアであり、一次巻線2と二次巻線3とを磁気的に結合する結合磁路と、一次巻線2には鎖交するが二次巻線3には鎖交しない漏れ磁路とを形成する。メインコア1の結合磁路上におけるギャップには第1サブコア4が配置され、メインコア1の漏れ磁路上におけるギャップには第2サブコア5が配置されている。第1サブコア4には第1サブ巻線6が巻回され、第2サブコア5には第2サブ巻線7が巻回されている。
第1サブ巻線6は、第1サブコア4の2箇所に分かれて、それぞれメインコア1のギャップ方向に沿って巻回されており、各箇所に同一のターン数で巻回されている。第2サブ巻線7は、第2サブコア5の2箇所に分かれて、それぞれメインコア1のギャップ方向に沿って巻回されており、各箇所に同一のターン数で巻回されている。これにより、第1サブ巻線6に電流が流れると、第1サブ巻線6の巻回されている2箇所のそれぞれにおいて、同一強度の磁界が同一周回方向に発生する。同様に、第2サブ巻線7に電流が流れると、第2サブ巻線7の巻回されている2箇所のそれぞれにおいて、同一強度の磁界が同一周回方向に発生する。
メインコア1、第1サブコア4、および第2サブコア5は、それぞれ、フェライト、電磁鋼板などの磁性体コアである。第1サブコア4および第2サブコア5は、UUコアなどの矩形リング状のコアである。
メインコア1、一次巻線2、二次巻線3、第1サブコア4、第2サブコア5、第1サブ巻線6、および第2サブ巻線7により、一次巻線2と二次巻線3との磁気結合の結合係数を変化させることができる結合可変トランスが形成されている。
図2は、図1に示す電源装置のトランス内の磁路を説明する図である。図2に示すように、メインコア1、第1サブコア4および第2サブコア5により結合磁路31および漏れ磁路32が形成されており、さらに、第1サブコア4内を周回する閉磁路33と、第2サブコア5内を周回する閉磁路34が形成されている。結合磁路31および漏れ磁路32には、一次巻線2により誘起された磁束が導通し、閉磁路33には、第1サブ巻線6により誘起された周回磁束が導通し、閉磁路34には、第2サブ巻線7により誘起された周回磁束が導通する。
さらに、メインコア1には、巻線8および巻線9が結合磁路31および/または漏れ磁路32上で巻回されている。巻線8は、自励式の駆動回路21のスイッチングのタイミングを得るための巻線であり、巻線9は、磁路制御回路23が第1サブ巻線6および第2サブ巻線7に導通させる直流電流を得るための巻線である。巻線8および巻線9の巻線数は少なく、巻線8および巻線9の各出力電圧の振幅は小さい。特に、巻線9の出力電圧の振幅Vcは、二次巻線3の出力電圧の振幅より小さい。
駆動回路21は、一次巻線2に接続された自励式の一次側回路である。駆動回路21では、巻線8の両端電圧に応じて、抵抗R1,R2で分圧された電圧および直流電源Vinの電圧の和がスイッチング素子であるトランジスタQ1,Q2のエミッタ−ベース間に印加され、トランジスタQ1,Q2が交互にオンする。直流電源Vinの正側端子は、インダクタL1を介して一次巻線2の中心の中間タップに接続されており、直流電源Vinの負側端子はトランジスタQ1,Q2のエミッタ同士の接続点に接続されている。これにより、所定の周波数で所定のデューティの交流電圧が一次巻線2に印加される。
コンバータ回路22は、二次巻線3に接続されており、ダイオードDおよびコンデンサCで二次巻線3の出力を整流平滑して直流の出力電圧Voutを生成する。
共振コンデンサCoは、二次巻線3に対して並列に接続されている。漏れ磁路32に起因する漏れインダクタンスと共振コンデンサCoによる共振周波数は、一次巻線2に印加される交流電圧の周波数またはその近傍に設定される。
磁路制御回路23は、コンバータ回路22の出力電圧Voutが一定になるように、第1サブ巻線6および/または第2サブ巻線7に、コンバータ回路22の出力電圧値に応じた直流電流を導通させる。つまり、磁路制御回路23は、第1サブ巻線6に直流電流を導通させて、第1サブコア4の磁気抵抗を制御する。磁路制御回路23は、第1サブ巻線6に導通する直流電流を増加させて第1サブコア4を非飽和状態から磁気飽和状態へ変化させて(あるいは、飽和の度合いを強めて)第1サブコア4の磁気抵抗を増加させたり、第1サブ巻線6に導通する直流電流を減少させて、第1サブコア4を磁気飽和状態から非飽和状態へ変化させて(あるいは、飽和の度合いを弱めて)第1サブコア4の磁気抵抗を減少させたりする。同様に、磁路制御回路23は、第2サブ巻線7に直流電流を導通させて、第2サブコア5の磁気抵抗を制御する。
つまり、第1サブコア4および第1サブ巻線6は、結合磁路31上に設けられた第1可変磁気抵抗部の一例であり、第2サブコア5および第2サブ巻線7は、漏れ磁路32上に設けられた第2可変磁気抵抗部の一例である。
図3は、図1における磁路制御回路23の構成例を示す回路図である。
図3において、抵抗RzとツェナーダイオードZDとの直列回路、および抵抗Raと抵抗Rbとの直列回路に、出力電圧Voutが印加される。ツェナーダイオードZDの両端電圧は所定の基準電圧にほぼ固定される。
抵抗RzとツェナーダイオードZDとの接続点は、比較器として動作するオペアンプOP1の負側入力端子、およびオペアンプOP2の正側入力端子に接続されており、抵抗Raと抵抗Rbとの接続点は、比較器として動作するオペアンプOP2の負側入力端子、およびオペアンプOP1の正側入力端子に接続されている。オペアンプOP1の出力端子には、トランジスタQ3のベースが接続されており、オペアンプOP2の出力端子には、トランジスタQ4のベースが接続されている。
そして、トランジスタQ3のコレクタ−エミッタに対して直列に、第1サブ巻線6が接続され、トランジスタQ4のコレクタ−エミッタに対して直列に、第2サブ巻線7が接続されている。また、巻線9には整流平滑回路41が接続されている。整流平滑回路41の出力電圧(直流電圧)は、トランジスタQ3のコレクタ−エミッタと第1サブ巻線6との直列回路、およびトランジスタQ4のコレクタ−エミッタと第2サブ巻線7との直列回路に印加される。つまり、整流平滑回路41は、第1サブ巻線6および第2サブ巻線7に直流電流を導通させるための電源として使用される。
次に、上記電源装置の動作について説明する。
駆動回路21は、一定のデューティで交流電圧を一次巻線2に印加する。これにより、結合磁路31を導通する磁束の変化により二次巻線3には二次電圧が誘起する。そして、コンバータ回路22により、その二次電圧が整流平滑されて出力電圧Voutとなる。
そして、この出力電圧Voutが所定の電圧Voより高い場合には、磁路制御回路23は、第1サブコア4の磁気抵抗を増加させるとともに、第1サブコア5の磁気抵抗を減少させる。これにより、一次巻線2と二次巻線3の結合係数が減少し、出力電圧Voutが減少する。
磁路制御回路23では、出力電圧Voutが所定の電圧Voより高くなると、トランジスタQ3がオンし、トランジスタQ4がオフする。これにより、第1サブ巻線6に直流電流が流れ、閉磁路33を周回する磁束が生成され、第1サブコア4が飽和状態となって磁気抵抗が増加する。一方、第2サブ巻線7には直流電流が導通しないため、第2サブコア5は非飽和状態となって磁気抵抗が減少する。なお、第1サブ巻線6に導通する直流電流による磁束は、閉磁路33を周回し、メインコア1には導通しない。
また、この出力電圧Voutが所定の電圧Voより低い場合には、磁路制御回路23は、第1サブコア4の磁気抵抗を減少させるとともに、第1サブコア5の磁気抵抗を増加させる。これにより、一次巻線2と二次巻線3の結合係数が増加し、出力電圧Voutが増加する。
磁路制御回路23では、出力電圧Voutが所定の電圧Voより低くなると、トランジスタQ3がオフし、トランジスタQ4がオンする。これにより、第2サブ巻線7に直流電流が流れ、閉磁路34を周回する磁束が生成され、第2サブコア5が飽和状態となって磁気抵抗が増加する。一方、第1サブ巻線6には直流電流が導通しないため、第1サブコア4は非飽和状態となって磁気抵抗が減少する。そして、一次巻線2と二次巻線3の結合係数が増加し、出力電圧Voutが増加する。なお、第2サブ巻線7に導通する直流電流による磁束は、閉磁路34を周回し、メインコア1には導通しない。
このようにして、一次側の駆動回路21においてデューティを制御せずに一定にしたままで、出力電圧Voutが一定に制御される。
以上のように、上記実施の形態1に係る電源装置は、一次巻線2と二次巻線3とを磁気的に結合する結合磁路31と漏れ磁路32とを形成するコア1,4,5を有するトランスと、所定のデューティで一次巻線2に電圧を印加する駆動回路21と、結合磁路31上に設けられた第1可変磁気抵抗部と、漏れ磁路32上に設けられた第2可変磁気抵抗部と、二次巻線3に接続されたコンバータ回路22と、コンバータ回路22の出力電圧が一定になるように、第1可変磁気抵抗部および第2可変磁気抵抗部を制御する磁路制御回路23とを備える。
そして、上記実施の形態1では、第1可変磁気抵抗部は、結合磁路31上におけるギャップに配置された第1サブコア4と、第1サブコア4に巻回された第1サブ巻線6とを有し、第2可変磁気抵抗部は、漏れ磁路32上におけるギャップに配置された第2サブコア5と、第2サブコア5に巻回された第2サブ巻線7とを有する。そして、磁路制御回路23は、第1サブ巻線6および/または第2サブ巻線7に、コンバータ回路22の出力電圧値に応じた直流電流を導通させる。
これにより、二次巻線3に鎖交する磁束を第1可変磁気抵抗部と第2可変磁気抵抗部で変化させて出力電圧を制御するため、一次側において複雑な制御回路を使用しなくても、出力電圧の制御が可能となる。
また、上記実施の形態1では、磁路制御回路23は、第1サブ巻線6に導通させる直流電流を増加させるときには、第2サブ巻線7に導通させる直流電流を減少させ、第1サブ巻線6に導通させる直流電流を減少させるときには、第2サブ巻線7に導通させる直流電流を増加させる。
これにより、一次巻線2のインダクタンスが変化しないため、駆動回路の共振条件が変化しない。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る電源装置の構成を示す回路図である。本発明の実施の形態2に係る電源装置は、実施の形態1におけるメインコア1aとは異なる形状のメインコア1aを有する。メインコア1aは、1箇所にギャップがあり、そのギャップに、第1サブコア4が配置されている。また、第2サブコア5は、一次巻線2の巻回位置からみて、二次巻線3をバイパスする位置に配置されている。これにより、第1サブコア4を経由する結合磁路と第2サブコアを経由する漏れ磁路が形成されている。
なお、実施の形態2に係る電源装置におけるその他の構成要素、および電源装置の動作は、実施の形態1のものと同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3に係る電源装置の構成を示す回路図である。本発明の実施の形態3に係る電源装置は、実施の形態1における第1サブコア4および第2サブコア5の代わりにサブコア51を有し、実施の形態1における第1サブ巻線6、第2サブ巻線7および磁路制御回路23の代わりに第1サブ巻線52、第2サブ巻線53、第3サブ巻線54および磁路制御回路55を有する。
なお、実施の形態3に係る電源装置におけるその他の構成要素は、実施の形態1のものと同様であるので、その説明を省略する。
サブコア51は、第1磁路部61と第2磁路部62と第3磁路部63とを有する。サブコア51は、例えばEEコアまたはEIコアである。サブコア51は、結合磁路31上におけるギャップと漏れ磁路32上におけるギャップとに跨って配置され、第1磁路部61が結合磁路31上におけるギャップ内に配置され、第2磁路部62が漏れ磁路32上におけるギャップ内に配置される。第1磁路部61および第2磁路部62は、結合磁路31および漏れ磁路32にそれぞれ沿って配置されている。
メインコア1、一次巻線2、二次巻線3、サブコア51、第1サブ巻線52、第2サブ巻線53、および第3サブ巻線54により、一次巻線2と二次巻線3との磁気結合の結合係数を変化させることができる結合可変トランスが形成されている。
磁路制御回路55は、第1サブ巻線52および/または第2サブ巻線53、並びに第3サブ巻線54に、コンバータ回路22の出力電圧値に応じた直流電流を導通させる。
図6は、図5における磁路制御回路55の構成例を示す回路図である。
図6に示す磁路制御回路55は、図3に示す磁路制御回路23とほぼ同一の回路である。ただし、磁路制御回路55では、トランジスタQ3により第1サブ巻線52が駆動され、トランジスタQ4により第2サブ巻線53が駆動される。第3サブ巻線54の一端は、第1サブ巻線52と第2サブ巻線53との接続点に接続され、他端は、整流平滑回路41に接続されている。
したがって、第1サブ巻線52の導通電流と第2サブ巻線53の導通電流との和が第3サブ巻線54に導通する。第1サブ巻線52、第2サブ巻線53、および第3サブ巻線54のターン数は同一であり、第1サブ巻線52により発生する磁界と、第2サブ巻線53により発生する磁界との和と同一の磁界が、第3サブ巻線54により発生する。図7は、実施の形態3に係る電源装置のサブコア51内で発生する磁束を説明する図である。第1サブ巻線52に電流が流れると、第3サブ巻線54にも同一の電流が流れるため、図7における破線で示すような周回磁束が発生する。また、第2サブ巻線53に電流が流れると、第3サブ巻線54にも同一の電流が流れるため、図7における実線で示すような周回磁束が発生する。
次に、上記電源装置の動作について説明する。
駆動回路21は、一定のデューティで交流電圧を一次巻線2に印加する。これにより、結合磁路31を導通する磁束の変化により二次巻線3には二次電圧が誘起する。そして、コンバータ回路22により、その二次電圧が整流平滑されて出力電圧Voutとなる。
そして、この出力電圧Voutが所定の電圧Voより高い場合には、磁路制御回路55は、サブコア51の第1磁路部61の磁気抵抗を増加させるとともに、サブコア51の第2磁路部62の磁気抵抗を減少させる。これにより、一次巻線2と二次巻線3の結合係数が減少し、出力電圧Voutが減少する。
磁路制御回路55では、出力電圧Voutが所定の電圧Voより高くなると、トランジスタQ3がオンし、トランジスタQ4がオフする。これにより、第1サブ巻線52および第3サブ巻線54に直流電流が流れ、第1磁路部61および第3磁路部63を経由して周回する磁束が生成され、サブコア51の第1磁路部61(あるいは、第1磁路部61および第3磁路部63)が飽和状態となって磁気抵抗が増加する。一方、第2サブ巻線53には直流電流が導通しないため、サブコア51の第2磁路部62は非飽和状態となって磁気抵抗が減少する。なお、第1サブ巻線52と第3サブ巻線54に導通する電流による磁束は、サブコア51内を周回し、メインコア1には導通しない。
また、この出力電圧Voutが所定の電圧Voより低い場合には、磁路制御回路55は、サブコア51の第1磁路部61の磁気抵抗を減少させるとともに、サブコア51の第2磁路部62の磁気抵抗を増加させる。これにより、一次巻線2と二次巻線3の結合係数が増加し、出力電圧Voutが増加する。
磁路制御回路55では、出力電圧Voutが所定の電圧Voより低くなると、トランジスタQ3がオフし、トランジスタQ4がオンする。これにより、第2サブ巻線53および第3サブ巻線54に直流電流が流れ、第2磁路部62および第3磁路部63を経由して周回する磁束が生成され、サブコア51の第2磁路部62(あるいは、第2磁路部62および第3磁路部63)が飽和状態となって磁気抵抗が増加する。一方、第1サブ巻線52には直流電流が導通しないため、サブコア51の第1磁路部61は非飽和状態となって磁気抵抗が減少する。そして、一次巻線2と二次巻線3の結合係数が増加し、出力電圧Voutが増加する。なお、第2サブ巻線53と第3サブ巻線54に導通する電流による磁束は、サブコア51内を周回し、メインコア1には導通しない。
このようにして、一次側の駆動回路21においてデューティを制御せずに一定にしたままで、出力電圧Voutが一定に制御される。
以上のように、上記実施の形態3に係る電源装置は、一次巻線2と二次巻線3とを磁気的に結合する結合磁路と漏れ磁路とを形成するコア1,51を有するトランスと、所定のデューティで一次巻線2に電圧を印加する駆動回路21と、結合磁路上に設けられた第1可変磁気抵抗部と、漏れ磁路上に設けられた第2可変磁気抵抗部と、二次巻線3に接続されたコンバータ回路22と、コンバータ回路22の出力電圧が一定になるように、第1可変磁気抵抗部および第2可変磁気抵抗部を制御する磁路制御回路55とを備える。
そして、上記実施の形態3に係る電源装置では、サブコア51は、第1磁路部61と第2磁路部62とを有し、第1磁路部61には第1サブ巻線52が巻回されており、第2磁路部62には第2サブ巻線53が巻回されている。サブコア51は、結合磁路31上におけるギャップと漏れ磁路32上におけるギャップとに跨って配置され、第1磁路部61が結合磁路31上におけるギャップに配置され、第2磁路部62が漏れ磁路32上におけるギャップに配置される。第1可変磁気抵抗部は、この第1磁路部61と、第1サブ巻線52とを含み、第2可変磁気抵抗部62は、この第2磁路部62と、第2サブ巻線53とを含む。そして、磁路制御回路55は、第1サブ巻線52および/または第2サブ巻線53に、コンバータ回路22の出力電圧値に応じた直流電流を導通させる。
これにより、二次巻線3に鎖交する磁束を第1可変磁気抵抗部と第2可変磁気抵抗部で変化させて出力電圧を制御するため、一次側において複雑な制御回路を使用しなくても、出力電圧の制御が可能となる。
また、上記実施の形態3では、磁路制御回路55は、第1サブ巻線52に導通させる直流電流を増加させるときには、第2サブ巻線53に導通させる直流電流を減少させ、第1サブ巻線52に導通させる直流電流を減少させるときには、第2サブ巻線53に導通させる直流電流を増加させる。
これにより、一次巻線2のインダクタンスが変化しないため、駆動回路の共振条件が変化しない。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態1〜3において、駆動回路21は、他励式の回路でもよい。また、駆動回路21は、RCC(Ringing Choke Converter)回路でもよい。
また、上記実施の形態1〜3において、巻線9および整流回路41を設けずに、サブ巻線6,7,52,53,54に直流電流を導通させるための直流電源として出力電圧Voutを使用するようにしてもよい。
また、上記実施の形態1〜3において、サブコア4,5,51を磁気飽和させて磁気抵抗を変化させる代わりに、メインコア1,1aとのギャップを圧電素子等で機械的に調整して、結合磁路31および漏れ磁路32の磁気抵抗を可変とするようにしてもよい。
また、上記実施の形態1〜3においては、第1サブ巻線6と第2サブ巻線7の一方のみ、また、第1サブ巻線52と第2サブ巻線53の一方のみに直流電流が導通されているが、その代わりに、第1サブ巻線6と第2サブ巻線7の両方、また、第1サブ巻線52と第2サブ巻線53の両方に適当な大きさの電流を導通させて、結合磁路31および漏れ磁路32の磁気抵抗を制御するようにしてもよい。また、結合磁路31および漏れ磁路32の磁気抵抗を急峻に変化させずに徐々に変化させるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、出力電圧は1系統だけであるが、出力電圧を複数系統、設けるようにしてもよい。その場合、各系統について漏れ磁路を個別に形成して、それぞれの漏れ磁路の磁気抵抗を磁路制御回路23,55で制御して、各系統の出力電圧を個別に制御するようにしてもよいし、複数の系統について1つの漏れ磁路を形成して、それらの系統の出力電圧をまとめて制御するようにしてもよい。複数系統の出力電圧のうちの1つを、装置内の制御回路に使用するローカル電源として使用するようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、巻線2,3,6,7,8,9,52,53,54は、ボビンに巻回し、そのボビンをコア1,1a,4,5,51に挿入することで、コアに巻回された状態とすることができる。
また、上記実施の形態において、メインコアおよびサブコアは、上述のUUコア、EEコア等に限定されず、どのような構造であってもよい。
本発明は、例えば、安定化電源などに適用可能である。
1,1a メインコア
2 一次巻線
3 二次巻線
4 第1サブコア
5 第2サブコア
6 第1サブ巻線
7 第2サブ巻線
21 駆動回路
22 コンバータ回路
23,55 磁路制御回路
31 結合磁路
32 漏れ磁路
51 サブコア
52 第1サブ巻線
53 第2サブ巻線
61 第1磁路部
62 第2磁路部

Claims (5)

  1. 一次巻線と二次巻線とを磁気的に結合する結合磁路、および前記二次巻線に鎖交しない漏れ磁路を形成するコアを有するトランスと、
    所定のデューティで前記一次巻線に電圧を印加する駆動回路と、
    前記結合磁路上に設けられた第1可変磁気抵抗部と、
    前記漏れ磁路上に設けられた第2可変磁気抵抗部と、
    前記二次巻線に接続されたコンバータ回路と、
    前記コンバータ回路の出力電圧が一定になるように、前記第1可変磁気抵抗部および前記第2可変磁気抵抗部を制御する磁路制御回路と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記第1可変磁気抵抗部は、前記結合磁路上におけるギャップに配置された第1サブコアと、前記第1サブコアに巻回された第1サブ巻線とを有し、
    前記第2可変磁気抵抗部は、前記漏れ磁路上におけるギャップに配置された第2サブコアと、前記第2サブコアに巻回された第2サブ巻線とを有し、
    前記磁路制御回路は、前記第1サブ巻線および/または前記第2サブ巻線に、前記コンバータ回路の出力電圧値に応じた直流電流を導通させること、
    を特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記結合磁路上におけるギャップと前記漏れ磁路上におけるギャップとに跨って配置されたサブコアを備え、
    前記第1可変磁気抵抗部は、前記サブコアの一部であって前記結合磁路上におけるギャップに位置する第1磁路部と、前記第1磁路部に巻回された第1サブ巻線とを含み、
    前記第2可変磁気抵抗部は、前記サブコアの一部であって前記漏れ磁路上におけるギャップに位置する第2磁路部と、前記第2磁路部に巻回された第2サブ巻線とを含み、
    前記磁路制御回路は、前記第1サブ巻線および/または前記第2サブ巻線に、前記コンバータ回路の出力電圧値に応じた直流電流を導通させること、
    を特徴とする請求項1記載の電源装置。
  4. 前記磁路制御回路は、前記第1サブ巻線に導通させる直流電流を増加させるときには、前記第2サブ巻線に導通させる直流電流を減少させ、前記第1サブ巻線に導通させる直流電流を減少させるときには、前記第2サブ巻線に導通させる直流電流を増加させることを特徴とする請求項2または請求項3記載の電源装置。
  5. 前記二次巻線に対して並列に接続された共振コンデンサを備えることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の電源装置。
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