JP2012009216A - 面状照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの増大や正面輝度の低下を防ぎつつ、面状照明装置における輝度ムラを改善し、入光面近傍の輝線を消失させる。
【解決手段】光軸方向の光源側の領域Awに含まれるウェーブプリズム11wにより、面状照明装置における輝度ムラを改善し、入光面近傍の輝線を消失させる。それ以外の領域はストレートプリズム11sのみ含まれることから、かかる領域の正面輝度は、従来のストレートプリズムのみ含まれる導光板と同等に良好となり、加工工数についても従来の導光板と同様となる。又、ウェーブプリズム11wからストレートプリズム11sへと移行する光軸方向の位置が、多条の凸部11d毎にランダムに配置されていることから、ウェーブプリズム11wとストレートプリズム11sとで輝度差が生じることにより、両者の境界が全体として筋状に光る、いわゆる筋見えの発生を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置等の照明手段として用いられる面状照明装置に関し、特に点状光源を使用したサイドライト型の面状照明装置に関するものである。
近年、パーソナルコンピュータや携帯電話等の電子装置の表示デバイスとして液晶表示装置が広く使用されている。液晶は、ブラウン管等とは異なり自発光型の表示素子ではないため、たとえば透過型の液晶表示装置では、その液晶パネルに対して光を照射する照明手段が必須であり、外光を利用する半透過型の液晶表示装置でも、暗所での使用を可能にするために補助的な照明手段を備えている。導光板と導光板の側方に配置された光源とを主要な構成要素とするサイドライト型の面状照明装置は、薄型化が容易であるという利点を有するため、このような液晶表示装置の照明手段として好適に使用されるものであり、その光源としては、線状光源である冷陰極放電管等が使用されてきた。
一方、近年、白色発光ダイオード(LED)の高性能化に伴い、面状照明装置のさらなる小型・薄型化及び低消費電力化を図るため、上記冷陰極放電管が点状光源である白色LEDに置き換えられた面状照明装置が増加している。
例えば、図8に示すような面状照明装置100において、導光板101は、メタクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透明樹脂材料からなる板状の導光体であり、その一方の主面である出射面101aは、入光面101cに直交する方向に延在する同一形状の三角柱プリズムが同一間隔で形成され、対向する主面である反射面101bには、その面に入光した光を反射して、少なくともその一部を臨界角以下の入光角でもって出射面101aに入光させるための拡散反射手段又は正反射手段101bが設けられている。
プリズムシート103は、たとえばPETフィルム等の透明樹脂材料からなるシート状部材であり、その一主面103aに、メタクリル樹脂やポリカーボネート樹脂からなる一方向に延在する多条の三角柱プリズムが形成されている。プリズムシート103は、導光板101の出射面101a上に、そのプリズム面103aを導光板101の出射面101aに対向させ、プリズムシート103のプリズムの延在方向が導光板101のプリズムの延在方向と直交するように配置される。なお、ここでは、LEDの反射板、導光板の下部に設けられる反射板、ハウジングフレームは省かれて描かれている。
しかし、複数の点状光源を導光板の入光面に平行に配列して一次光源とする場合、長手方向に比較的均一な輝度で発光する線状光源とは異なり、点状光源の配列からなる光源には、その配列方向に、各点状光源の正面をピークとする輝度分布の非均一性が伴うため、何らかの均一化手段を講じない限り、面状照明装置からの出射光にもその非均一性に由来する輝度ムラが発生する。
図8に示すプリズムシート103を1枚使用するタイプの面状照明装置において、導光板101を出射面101a側から観察した場合、全体的には均一に光が照射されるが、入光面101c近傍において、図9に示すようなV字形状の異常発光(輝線)H(図面では誇張して描かれている)がLED102のそれぞれに対応して生じ、照明品質を著しく損なう場合があった。このような異常発光は、導光板101の裏面又は表面に光を正反射させるプリズム突起のような反射手段を設けた場合に生じ、反射手段が光を乱反射させるシボ状ドットの場合には発生しない。
上記異常発光は、光源が冷陰極放電管からLEDに代ったために生じるものであるが、その発生メカニズムは完全には解明されていない。しかし、LED102が冷陰極放電管と異なって指向性を有している点、及び、導光板102の内部を伝播する光が、入光面近傍に位置するプリズム突起で反射されて出射面101aの特定方向に向かって出射しやすくなっているためと考えられている(このことは、特許文献1でも指摘されている)。
このような不具合を解消するため、図10に示されるように、導光板101の出射面101aの、入光面101cに直交する方向に延在する三角柱プリズムを、蛇行しながらLED102の光軸方向に延びるウェーブプリズムとして形成したものが開発されている。すなわち、図10の例によれば、導光板101の表面又は裏面に形成される多条の構成する各凸部101dは、その凸部101dの稜線が蛇行しており、導光板101上面から光が出射する際の出射方向が規則的に揃うことなく分散される。このため、面状照明装置における輝度ムラを改善し、特に、従来の面状照明装置に見られた入光面近傍の輝線を消失させることができる(特許文献2参照)。
特開2004−6187号公報(段落〔0006〕、〔0070〕〜〔0073〕) 特開2005−347122号公報(段落〔0016〕〜〔0019〕)
ところで、図10に示されるように、出射面101aの、入光面101cに直交する方向に延在する三角柱プリズムを、ウェーブプリズム、即ち蛇行しながら光軸方向に延びるプリズムとして形成したものは、図8、図9に示される、LED102の光軸方向に一直線状に延びるいわゆるストレートプリズムの、V字形状の異常発光を解消する上では有効であるが、ウェーブプリズムの加工工数は、当然にストレートプリズムよりも多くなり、製造コストの増大を招くものである。又、ウェーブプリズムは、視野角がストレートプリズムよりも広くなるが、その反面、ウェーブプリズムを採用した場合の正面輝度は、ストレートプリズムを採用した場合に比べ、全体に低下するといった欠点がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、導光板に設けられるプリズムの形状を工夫することによって、上記課題を解決した面状照明装置を得ることを目的とするものである。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)導光板と、該導光板の一側端面に配置される点状光源とを含み、前記導光板の少なくとも何れか一方の主面に、前記一側端面から対向する他側端面に向かう前記点状光源の光軸方向に向けて延びる多条の凸部が形成され、該多条の凸部の、光軸方向の光源側の領域には、蛇行しながら延びるウェーブプリズムが含まれ、それ以外の領域にはストレートプリズムのみ含まれている面状照明装置(請求項1)。
本項に記載の面状照明装置は、光軸方向の光源側の領域に含まれる、蛇行しながら光軸方向に延びるウェーブプリズムにより、面状照明装置における輝度ムラを改善し、入光面近傍の輝線を消失させるものである。輝線は入光面近傍において問題となるものであり、ウェーブプリズムは、輝線の発生し得る領域に設けられていれば良い。一方、それ以外の領域は、光軸方向に直線状に延びるストレートプリズムのみ含まれることから、かかる領域の正面輝度は、従来のストレートプリズムのみ含まれる導光板と同等となる。又、加工工数についても同様である。
なお、光軸方向の比較的光源側の領域においては、多条の凸部の全てがウェーブプリズムであっても良く、ウェーブプリズムとストレートプリズムとが混在していても良い。後者の場合には、ウェーブプリズムとストレートプリズムとの設置比率は任意であり、かつ、両者が規則的に配置されることとしても、ランダムに配置されることとしても良い。更には、ウェーブプリズムとストレートプリズムとが光軸方向に連続するものであっても良く、非連続であっても良い。これらの設定は、必要な正面輝度や輝度ムラの発生状態を勘案して、適宜決定されるものである。
(2)上記(1)項において、前記ウェーブプリズムから前記ストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置が、多条の凸部毎にランダムに配置されている面状照明装置(請求項2)。
本項に記載の面状照明装置は、ウェーブプリズムからストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置が、多条の凸部毎にランダムに配置されることにより、ウェーブプリズムとストレートプリズムとで輝度差が生じ、両者の境界が全体として筋状に光る、いわゆる筋見えの発生を防止するものである。
(3)上記(1)、(2)項において、前記ウェーブプリズムの蛇行の振幅が、前記ウェーブプリズムから前記ストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって、小さくなるように形成されている面状照明装置(請求項3)。
本項に記載の面状照明装置は、ウェーブプリズムの蛇行の振幅が、ウェーブプリズムからストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって、小さくなることで、プリズム形状がストレート形状へと近似していく。そして、ウェーブプリズムとストレートプリズムとの輝度差も、両者の境界に近づくにしたがって収束していく。したがって、ウェーブプリズムとストレートプリズムとで輝度差が生じることにより、両者の境界が全体として筋状に光る、いわゆる筋見えが不明確化され、視認されることが無くなる。
(4)上記(1)から(3)項において、前記ウェーブプリズムの蛇行の周期が、前記ウェーブプリズムから前記ストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって、大きくなるように形成されている面状照明装置(請求項4)。
本項に記載の面状照明装置は、ウェーブプリズムの蛇行の周期が、ウェーブプリズムからストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって、大きくなることで、プリズム形状がストレート形状へと近似していく。そして、ウェーブプリズムとストレートプリズムとの輝度差も、両者の境界に近づくにしたがって収束していく。したがって、ウェーブプリズムとストレートプリズムとで輝度差が生じることにより、いわゆる筋見えが不明確化され、視認されることが無くなる。
(5)上記(1)から(4)項において、前記多条の凸部が形成された主面に積層される遮光シートが含まれ、少なくとも、前記ウェーブプリズムから前記ストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置が、前記遮光シートに覆い隠されている面状照明装置(請求項5)。
本項に記載の面状照明装置は、いわゆる筋見えの発生部位が、遮光シートに覆い隠され、視認されることが無くなる。なお、遮光シートが導光板の外周縁を覆う枠状をなしている場合には、複数の辺部のうち、導光板の光源が配置される一側端面に対応する側の辺部の内周寄り部分によって筋見えの発生部位が覆い隠される態様となる。又、遮光シートが短冊状をなしている場合には、ウェーブプリズムが設けられた領域は、全体的に遮光シートで覆い隠されることとなる。よって、ストレートプリズムのみ備える領域の出射光のみ視認され、筋見えの発生部位が視認されることがより確実に無くなる。
(6)上記(1)から(5)項において、前記ウェーブプリズムの蛇行の周期が、少なくとも直近で隣接するウェーブプリズム同士で、ランダムに異なっている面状照明装置(請求項6)。
本項に記載の面状照明装置は、ウェーブプリズムの蛇行の周期が、少なくとも直近で隣接するウェーブプリズム同士で異なることにより、プリズムのウェーブ化による輝度ムラの改善、特に、従来の面状照明装置に見られた入光面近傍の輝線消失効果を高めるものである。
(7)上記(1)から(6)項において、前記ウェーブプリズムの蛇行の位相が、少なくとも直近で隣接するウェーブプリズム同士で、ランダムに異なっている面状照明装置(請求項7)。
本項に記載の面状照明装置は、ウェーブプリズムの蛇行の位相が、少なくとも直近で隣接するウェーブプリズム同士で異なることにより、プリズムのウェーブ化による輝度ムラの改善、特に、従来の面状照明装置に見られた入光面近傍の輝線消失効果を高めるものである。
本発明はこのように構成したので、製造コストの増大や、正面輝度の低下を防ぎつつ、面状照明装置における輝度ムラを改善し、特に、従来の面状照明装置に見られた入光面近傍の輝線を消失させることができる。
本発明に係る面状照明装置の、導光板に形成される多条の凸部の要部を示す図であり、(a)は斜視図、(b)はウェーブプリズムが形成された部分の平面図、(c)は(b)の拡大図である。 図1に示される導光板及び点状光源を示す側面図である。 本発明に係る面状照明装置において、導光板に形成される凸部の一形態の蛇行する様子を示した図である。 図1に示される導光板の断面図であり、(a)はウェーブプリズムに係る各凸部の断面形状が同一の場合、(b)は同各凸部の断面形状が相違する場合を、それぞれ示したものである。 図1に示される導光板の平面図である。 図1に示される導光板の平面図であって、蛇行の振幅が、前記ウェーブプリズムから前記ストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって大きくなり、かつ、蛇行の周期が小さくなる態様のウェーブプリズムを示す模式図である。 本発明に係る面状照明装置の導光板に、短冊状の遮光シートが積層された態様を示す斜視図である。 従来の面状照明装置の要部を示す分解斜視図である。 従来の面状照明装置における導光板の出射面と、点状光源の関係を説明する図面である。 従来の面状照明装置の、導光板に形成されるウェーブプリズムを示す模式平面である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。ここで、従来技術と同一部分、若しくは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明を省略する。
図1において、面状照明装置10の導光板11には、その一側端面である入光面11cに、点状光源12が設けられている。ここで、各点状光源12は白色LEDであり、導光板11は透明樹脂材料を成形してなる板状の導光体である。導光板11の好適な透明樹脂材料には、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポレオレフィン樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、透明フッ素樹脂、エポキシ樹脂等が含まれる。
面状照明装置10において、点状光源12は、導光板11の一側端面である入光面11cに平行に配列されている。導光板11の出射面11aには、入光面11cから他側端面に向かって、入光面に対して直交する方向、換言すれば、点状光源12の光軸方向に延びる多条の凸部11dが設けられている。そして、多条の凸部11dの、光軸方向の光源側の所定領域(後述する)は、蛇行しながら光軸方向に延びるウェーブプリズム11wとして構成され、それ以外の領域には、光軸方向に直線状に延びるストレートプリズム11sとして構成されている。なお、図1では、ウェーブプリズム11wが蛇行した曲線群として模式的に示されている。
一方、図2に示すように、導光板11の他方の主面である反射面11bには、入光面11cに平行な方向に延在する一対の斜面14a、14bからなる正反射手段が、入光面に対して垂直な方向に複数配列されて設けられている。その際、これらの斜面14a、14bの傾斜角度、斜面のサイズ、及びその配列間隔等は、入光面11cからの距離の遠近による輝度分布の均一性等を考慮して適宜設定されるものである。又、本実施形態における導光板11は、入光面11cから反対側の側端面に向けて薄くなる楔型を有するものであってもよい。
図3には、図1に示されたウェーブプリズム11wを構成する一つの凸部の稜線が示されているが、直線pは、入光面11cから対向する他側面に向かって、入光面11cに対して直交する方向、すなわち、光軸方向に引かれる仮想線であり、曲線qは、出射面11aに形成される一つの凸部の稜線を示している。出射面11aに形成される各凸部は、その稜線が仮想線pに対して傾斜する部分を有して蛇行する曲線をなすように形成され、その際、この稜線が仮想線pとなす最大傾斜角度は、好ましくは1度以上25度以下に設定される。又、各凸部の稜線は、特定の周期関数にしたがって蛇行する曲線であってもよく、図3には、この稜線を示す曲線qが、仮想線p上で振幅がゼロとなるsin曲線である場合が示されている。この場合、仮想線pとの交点における傾斜角度が曲線qの最大傾斜角度となる。
出射面11aにおいて、ウェーブプリズム11wは、特に周期を有することなく蛇行する凸部や、振幅、周期、又は形状が異なる複数の周期関数にしたがって蛇行する複数種類の凸部を含んで構成されるものであってもよいが、加工性を考慮すれば、ウェーブプリズム11wは、振幅、周期、及び形状が同一の周期関数にしたがって蛇行する凸部により構成されていることが望ましい。
又、それぞれの凸部の稜線をなす曲線の相対的な位相をずらすことによって、少なくとも隣合う凸部同士が非平行となるように形成されていても良く、その際、各稜線をなす曲線間の位相差は、規則的に変動するものであっても、ランダムに変動するものであってもよい。
なお、多条の凸部11dを構成する各凸部の断面形状は、ウェーブプリズム11w、ストレートプリズム11sのいずれにおいても、例えば円弧状、三角形状、及び任意の多角形状等の任意の形状とすることができる。図4は、断面の輪郭が円弧である場合を例として、図1に示す導光板11の断面を示す図である。この断面は、各凸部をそれぞれの稜線に直交する方向に切るものとして示したものである。本発明において、多条の凸部11dを構成する各凸部の断面形状は、図4(a)に示すようにすべて同一であってもよく、又は、図4(b)に示すように、断面形状が異なる複数種類の凸部を含むものであってもよい。いずれの場合においても、各凸部の間の間隔は、一定であっても、所定の規則にしたがって変動するものであっても、又は不規則に変動するものであってもよい。ただし、各凸部の高さhは一定にすることが望ましい。
又、図5に示される、ウェーブプリズム11wが形成された光軸方向の光源側の所定領域Awは、例えば、(事実上照明に寄与しない)デッドエリアの寸法、あるいは、入光面11cから20mm程度の幅の範囲とされる。又、輝線H(図9参照)は、入光面近傍において問題となるものであり、ウェーブプリズムは、輝線の発生し得る領域に設けられていれば良い。そして、ウェーブプリズム11wからストレートプリズム11sへと移行する光軸方向の位置が、多条の凸部11d毎にランダムに配置されていることが望ましい。
なお、光軸方向の比較的光源側の領域Awにおいては、多条の凸部11dの全てがウェーブプリズム11wであっても良く、ウェーブプリズム11wとストレートプリズム11sとが混在していても良い。後者の場合には、ウェーブプリズム11wとストレートプリズム11sとの設置比率は任意であり、かつ、両者が規則的に配置されることとしてもランダムに配置されることとしても良い。更には、ウェーブプリズム11wとストレートプリズム11sとが光軸方向に連続するものであっても良く、非連続であっても良い。これらの設定は、必要な正面輝度や輝度ムラの発生状態を勘案して、適宜決定されるものである。
又、図6に示されるように、ウェーブプリズム11wの蛇行の振幅、周期の一方又は双方が、ウェーブプリズム11wからストレートプリズム11sへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって小さくなるように形成されていることが望ましい。
更には、図7に示されるように、導光板11の多条の凸部11dが形成された主面に、少なくとも、ウェーブプリズム11wからストレートプリズム11sへと移行する光軸方向の位置が、覆い隠されるように、遮光シート16を積層することとしても良い。この場合、遮光シート16が図7に示されるように、短冊状をなしている場合には、ウェーブプリズム11wからストレートプリズム11sへと移行する光軸方向の位置に、遮光シート16の端部が配置されるように、遮光シート16の位置決めを行う。又、遮光シート16が導光板11の外周縁に沿った枠状(4つの辺部からなる額縁状)をなしている場合には、ウェーブプリズム11wからストレートプリズム11sへと移行する光軸方向の位置に、4つの辺部のうちの導光板11の入光面11cに対応する辺部の内周寄り部分が配置されるように、遮光シート16の位置決めを行うこととする。
なお、遮光シート16は、導光板11の外周縁近傍からの不要光の出射を防止するものであり、例えば、両面黒色シートの場合や、導光板側白色、非導光板側黒色の材料を用いて形成されている。
ところで、以上の説明では、稜線の形状を曲線としたが、出射面11a上に形成される各凸部の稜線は、仮想線p(図3参照)に対して傾斜する部分を有して蛇行する形状であれば、その全体が滑らかな曲線である必要はなく、特に、蛇行する仮想的な曲線上の複数の地点を線分によって順次連結してなる折れ線形状であってもよい。又、以上の説明では、前記各凸部を導光板の出射面上に形成する場合を例として説明したが、本発明に係る各凸部は、出射面に対向する面あるいは出射面とそれに対向する面の両面に形成することができる。
さて、上記構成をなす、本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能となる。すなわち、光軸方向の光源側の領域Awに含まれる、蛇行しながら光軸方向に延びるウェーブプリズム11wにより、面状照明装置における輝度ムラを改善し、入光面近傍の輝線H(図9参照)を消失させることができる。一方、それ以外の領域は、光軸方向に延びるストレートプリズム11sのみ含まれることから、かかる領域の正面輝度は、従来のストレートプリズムのみ含まれる導光板101(図8参照)と同等となる。又、加工工数についても、従来の導光板101と同様となる。
又、ウェーブプリズム11wからストレートプリズム11sへと移行する光軸方向の位置が、多条の凸部11d毎にランダムに配置されていることから、ウェーブプリズム11wとストレートプリズム11sとで輝度差が生じることにより、両者の境界が全体として筋状に光る、いわゆる筋見えの発生を防止することができる。
又、ウェーブプリズム11wの蛇行の振幅を、ウェーブプリズム11wからストレートプリズムsへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって小さくすれば、ウェーブプリズム11wのプリズム形状がストレート形状へと近似していくこととなる。そして、ウェーブプリズム11wとストレートプリズム11sとの輝度差も、両者の境界に近づくにしたがって収束していく。したがって、ウェーブプリズム11wとストレートプリズム11sとで輝度差が生じることによる、いわゆる筋見えが不明確化され、視認されることが無くなる。
なお、ウェーブプリズム11wの蛇行の周期を、ウェーブプリズム11wからストレートプリズム11sへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって大きくしても、同様の作用効果を得ることが出来る。
又、少なくとも、ウェーブプリズム11wからストレートプリズム11sへと移行する光軸方向の位置を、遮光シート16により覆い隠すことで、いわゆる筋見えの発生部位が、遮光シート16に覆い隠され、視認されることが無くなる。なお、遮光シート16が枠状をなしている場合には、4つの辺部のうち、導光板11の入光面11aに対応する側の辺部の内周寄り部分によって筋見えの発生部位が覆い隠される態様となる。又、遮光シート16が短冊状をなしている場合には、ウェーブプリズム11wが設けられた領域は、全体的に遮光シート16で覆い隠されることとなる。よって、ストレートプリズム11sのみ備える領域の出射光のみ視認され、筋見えの発生部位が視認されることがより確実に無くなる。
更には、ウェーブプリズム11wの蛇行の周期又は位相が、少なくとも直近で隣接するウェーブプリズム11w同士で異なることとすれば、プリズムのウェーブ化による輝度ムラの改善、特に、従来の面状照明装置に見られた入光面近傍の輝線消失効果を高めることが出来る。
導光板を成形するための金型加工の際に、曲率半径が35μmの刃先を有するバイトを用い、基準面からの加工深さを20μmに維持したまま、一定の加工送り幅で溝加工を繰返し、多条の溝を形成した。その際、ウェーブプリズム11wに係る溝の形状は、振幅6μm、周期500μmのsin曲線とし(この場合、曲線の最大傾斜角度は約4度となる)、ただし、溝毎にバイトの始点をずらすことによって各sin曲線の相対的な位相をずらし、少なくとも隣り合う溝が非平行となるように形成した。この金型を用いて成形した導光板を用いて面状照明装置を構成した結果、導光板の入光面近傍に輝線は発生しなかった。
11 導光板、11d 多条の凸部、11s:ストレートプリズム、11w:ウェーブプリズム、16:遮光シート、12 点状光源、Aw:光軸方向の比較的光源側の領域

Claims (7)

  1. 導光板と、該導光板の一側端面に配置される点状光源とを含み、前記導光板の少なくとも何れか一方の主面に、前記一側端面から対向する他側端面に向かう前記点状光源の光軸方向に向けて延びる多条の凸部が形成され、
    該多条の凸部の、光軸方向の光源側の領域には、蛇行しながら延びるウェーブプリズムが含まれ、それ以外の領域にはストレートプリズムのみ含まれていることを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記ウェーブプリズムから前記ストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置が、多条の凸部毎にランダムに配置されていることを特徴とする請求項1記載の面状照明装置。
  3. 前記ウェーブプリズムの蛇行の振幅が、前記ウェーブプリズムから前記ストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって、小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の面状照明装置。
  4. 前記ウェーブプリズムの蛇行の周期が、前記ウェーブプリズムから前記ストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置に近づくにしたがって、大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の面状照明装置。
  5. 前記多条の凸部が形成された主面に積層される遮光シートが含まれ、少なくとも、前記ウェーブプリズムから前記ストレートプリズムへと移行する光軸方向の位置が、前記遮光シートに覆い隠されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の面状照明装置。
  6. 前記ウェーブプリズムの蛇行の周期が、少なくとも直近で隣接するウェーブプリズム同士で、ランダムに異なっていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載の面状照明装置。
  7. 前記ウェーブプリズムの蛇行の位相が、少なくとも直近で隣接するウェーブプリズム同士で、ランダムに異なっていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の面状照明装置。
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