JP2012008073A - センサ付き転がり軸受 - Google Patents

センサ付き転がり軸受 Download PDF

Info

Publication number
JP2012008073A
JP2012008073A JP2010145997A JP2010145997A JP2012008073A JP 2012008073 A JP2012008073 A JP 2012008073A JP 2010145997 A JP2010145997 A JP 2010145997A JP 2010145997 A JP2010145997 A JP 2010145997A JP 2012008073 A JP2012008073 A JP 2012008073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
ring magnet
side wheel
magnet
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010145997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kuwabara
昌樹 桑原
Kazuhiro Ohira
和広 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2010145997A priority Critical patent/JP2012008073A/ja
Publication of JP2012008073A publication Critical patent/JP2012008073A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】1種類のリング磁石を使用して原点検出と回転速度検出を正確に行うことができるセンサ付き転がり軸受を提供する。
【解決手段】回転側輪2と、固定側輪3と、前記回転側輪2及び前記固定側輪3間に介在する転動体4と、円周方向に所定数のN極及びS極が交互にアキシアル着磁されたリング磁石11と、前記回転側輪2に固定されて前記リング磁石11を当該回転側輪と同軸に保持するマグネットホルダ12と、前記リング磁石11の軸方向端面と対向する第1の磁気感応センサ15Aと、当該リング磁石11の外径面と対向する第2の磁気感応センサ15Bとを保持する前記固定側輪に固定されたセンサハウジング16とを備え、前記マグネットホルダ12の前記フランジ部12dにリング磁石11の外径面の一部を外部に臨ませる原点検出用窓12eが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、リング磁石及び磁気感応センサを備えたセンサ付き転がり軸受に関する。
従来、第1の従来例として、転がり軸受の内輪に軸方向に円筒状の第1及び第2の被検出部を2段に配設した磁気エンコーダを装着し、第1の被検出部に円周方向に所要数のN極及びS極を交互に着磁し、第2の被検出部に円周方向の1箇所で原点検出用に着磁された原点検出用着磁部と残りの円周方向部分を原点検出用着磁とは異なる磁極に着磁し、第1及び第2の被検出部に対向して第1及び第2のセンサ素子を配置するようにした回転センサ付き転がり軸受が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1には、第2の従来例として、半径方向の外周側及び内周側に前述したと同様に着磁された第1及び第2の被検出部を配置した構成も提案されている。
特開2007−198847号公報
ところで、前述した第1の従来例では、第1の被検出部に対向する第1のセンサ素子で回転速度を検出する検出信号を出力し、第2の被検出部に対向する第2のセンサ素子で原点検出信号を出力することができるものであるが、磁気エンコーダが第1の被検出部及び第2の被検出部を軸方向に2段に連結して構成されているので、磁気エンコーダの軸方向長さが長くなり、軸方向長さに制約がある場合には適用することができないという未解決の課題がある。
また、前述した第2の従来例では、半径方向に第1の被検出部及び第2の被検出部を配置するので、軸方向の長さは短くすることができるものであるが、転がり軸受の内輪及び外輪間の間隔が比較的狭いため、第1の被検出部及び第2の被検出部の半径方向の幅を狭くせざるを得ず、磁束密度が低下して外部磁界の影響を受け易くなるとともに、センサ素子自体も小型化する必要があり、検出精度が低下するという未解決の課題がある。
さらに、前述した第1及び第2の従来例においては、ともに着磁パターンの異なる2種類の第1及び第2の被検出部を設ける必要があり、製造コストが嵩むとともに、第1及び第2の被検出部間での磁界の干渉が生じるという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上述した従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、1種類のリング磁石を使用して原点検出と回転速度検出を正確に行うことができるセンサ付き転がり軸受を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、本発明の一の形態に係るセンサ付き転がり軸受は、回転側輪と、固定側輪と、前記回転側輪及び固定側輪間に介在する転動体と、円周方向に所定数のN極及びS極が交互にアキシアル着磁されたリング磁石と、前記回転側輪に固定されて前記リング磁石を当該回転側輪と同軸に保持するマグネットホルダと、前記リング磁石の軸方向端面と対向する第1の磁気感応センサと、当該リング磁石の外径面と対向する第2の磁気感応センサとを保持する前記固定側輪に固定されたセンサハウジングとを備え、前記マグネットホルダの前記フランジ部にリング磁石の外径面の一部を外部に臨ませる原点検出用窓が形成されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係るセンサ付き転がり軸受は、前記原点検出用窓は、その円周方向の幅が前記リング磁石の1つのN極とその両側のS極の一部とを外部に臨ませるように設定されていることを特徴としている。
本発明のセンサ付き転がり軸受によれば、円周方向に所定数のN極及びS極を交互にアキシアル着磁したリング磁石を回転側輪に固定されたマグネットホルダに保持し、このマグネットホルダのリング磁石の外径面を支持するフランジ部にリング磁石の外径面の一部を臨ませる原点検出用窓を形成し、固定側輪に固定されたセンサハウジングにリング磁石の軸方向端面に対向する第1の磁気感応センサと、原点検出用窓に対向する第2の磁気感応センサとを配置したので、軸方向長さを長くすることなく、1つのリング磁石で回転検出と原点検出との双方を行うことができるという効果が得られる。
また、リング磁石の厚みが制限されることがないとともに、第1及び第2の磁気感応センサの大きさも制限されることがないので、第1及び第2の磁気感応センサでの磁気検出を正確に行うことができるという効果も得られる。
本発明に係るセンサ付き転がり軸受の第1の実施形態を示す断面図である。 リング磁石及びマグネットホルダを示す平面図である。 リング磁石を保持したマグネットホルダと第1及び第2の磁気感応センサとの配置関係を示す斜視図である。 第2の磁気感応センサの出力信号とリング磁石の極性との関係を説明する説明図である。 第2の磁気感応センサの他の例の出力信号を示す信号波形図である。 マグネットホルダの他の実施形態を示す側面図である。
以下、本発明に係るセンサ付き転がり軸受の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す縦断面図である。図中、1は自動車、鉄道車両、製鉄設備、工作機械等の回転軸に適用して回転速度を検出するセンサ付き転がり軸受である。
このセンサ付き転がり軸受1は、互いに対向する回転側輪としての軸受内輪2及び固定側輪としての軸受外輪3と、これら軸受内輪2及び軸受外輪3間に介在された多数の転動体4とで転がり軸受5が構成されている。ここで、軸受内輪2及び軸受外輪3のそれぞれは、互いの対向面の軸方向の一端側に端面から所定距離内方側に円周方向の係止凹溝6及び7が形成されている。これら係止凹溝6及び7としては、転がり軸受のシール溝を使用することができ、このシール溝を使用することにより、特別な加工を施すことなく溝形成を行うことができる。
軸受内輪2には、リング磁石11を保持する磁性体で構成されるマグネットホルダ12が嵌合保持されている。また、軸受外輪3には、マグネットホルダ12を覆うようにホール素子等の第1及び第2の磁気感応センサ15A及び15Bを保持する磁性体で構成されるセンサハウジング16が嵌合保持されている。
マグネットホルダ12は、軸受内輪2の係止凹溝6に係止される加締め部12aを形成した軸受内輪2の軸方向端部より外方に僅かに突出する円筒部12bと、この円筒部12bの軸方向突出端部から半径方向に転がり軸受5の軸受内輪2及び軸受外輪3間の軸受空間の一部を覆うように延出する円環状板部12cと、この円環状板部12cの外周縁から軸方向外方に突出する円筒状のフランジ部12dとから構成されている。
そして、マグネットホルダ12の円筒部12bの先端が円周方向に所定間隔で係止凹溝41に加締められて加締め部12aが形成されている。
ここで、円筒部12bの加締め部12aの円周方向の加締め箇所数は、特許第4269642号公報に記載されているように、正の整数をn、転動体4の数をZ、2以上の整数をXとしたとき、
(加締め箇所の数)=nZ±X …………(1)
に基づいて算出することが好ましい。このように加締め箇所数を算出することにより、転がり軸受5に発生する可能性のある異音や振動等を低減することができる。
そして、リング磁石11が円環状板部12c及びフランジ部12dに接触した状態で、軸受空間の半径方向の中央位置より内側寄り位置となるように例えば接着剤で固定保持されている。リング磁石11は、図2に示すように、平面から見て、円周方向にN極及びS極となるようにアキシアル着磁された円弧状の磁石片11aを隣接する磁極が異極性となるように8個連結して、円周方向にN極及びS極が交互に整列された着磁パターンとなるように構成されている。
また、マグネットホルダ12のフランジ部12dには、図2〜図4に示すように、リング磁石11の1つのN極とその両側のS極の円周方向の半分程度を外部に臨ませる原点検出用窓12eが形成されている。この原点検出用窓12eは、フランジ部12dの上端から円環状板部12cに達して切欠いた切欠部として形成され、リング磁石11のN極からS極に至る磁束を外部に漏出させるようにしている。
センサハウジング16は、軸受外輪3の係止凹溝7に係止される加締め部16aを下端に形成した外筒部16bと、この外筒部16bの外方端から半径方向に内方に軸受内輪2まで延長する円環状板部16cと、この円環状板部16cの内方端から軸受内輪2の軸方向端部に向かって延長し、軸受内輪2に僅かな間隔を空けて対向する内筒部16dとでリング磁石11を3方から覆う断面コ字状に形成されている。ここで、外筒部16bの加締め部16aの円周方向の加締め箇所数は、前述した(1)式に基づいて算出することが好ましく、このように加締め箇所数を算出することにより、転がり軸受5に発生する可能性のある異音や振動等を低減することができる。
このセンサハウジング16には、図1及び図3に示すように、第1の磁気感応センサ15Aをリング磁石11の軸方向端面に対して所定間隔を保って対向するように実装するとともに、第2の磁気感応センサ15Bをマグネットホルダ12の原点検出用窓12eと対向するよう実装した円環状の基板17が円環状板部16cに装着されている。
ここで、磁気感応センサ15Aは、回転速度検出用として設けられ、三相電動モータの各相の位相角を検出するようにリング磁石11の着磁パターンに応じたパルス信号を出力するように構成されている。軸受内輪2に嵌挿される回転軸の回転速度を検出するためには、少なくとも1つの第1の磁気感応センサ15Aを配置すれば良い。また、回転速度と回転方向とを検出するためには、リング磁石11の着磁パターンに対して90度の位相差を持つように2つの第1の磁気感応センサ15Aを配置すれば良い。
また、第2の磁気感応センサ15Bは、軸受内輪2の円周方向の原点検出用に設けられ、図4に示すように、マグネットホルダ12におけるフランジ部12dに形成された原点検出用窓12eを通じてリング磁石11のS極に対向する状態からN極と対向する状態となったときにオン状態となる原点検出パルス信号を出力する。
そして、第1の磁気感応センサ15A及び第2の磁気感応センサ15Bは、合成樹脂性のモールド18によって覆われており、モールド18のリング磁石11との対向面と、モールド18のマグネットホルダ12のフランジ部12dの原点検出用窓12eとの対向面との間にそれぞれ所定間隙のセンサギャップ19A及び19Bが形成されている。
したがって、センサギャップ19A及び19Bは、磁性体で構成されるマグネットホルダ12及びセンサハウジング16によって四方から囲まれている。
そして、第1の磁気感応センサ15A及び第2の磁気感応センサ15Bの検出信号が信号線21A及び21Bを介して外部の回転速度測定装置に出力される。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、転がり軸受5の軸受外輪3をハウジング等の固定部に固定するとともに、軸受内輪2内にブラシレスモータ等の三相電動モータ(図示せず)に連結された回転軸を嵌挿した組付状態とする。この状態で、三相電動モータを回転駆動させると、これに応じて軸受内輪2が回転されて、リング磁石11が回転することにより、このリング磁石11の軸方向端面に対向して配設された第1の磁気感応センサ15Aでリング磁石11の着磁パターンに応じてS極と対向している状態でオフ状態となり、N極に対向している状態でオン状態となる回転速度検出パルス信号を出力する。
この回転速度パルス信号が信号線21Aを介して外部の回転速度測定装置に出力される。この回転速度測定装置では、単位時間当たりのパルス信号数を計数するか又はパルス信号のパルス間隔を計測することにより、軸受内輪2の回転速度を求めることができる。
また、第1の磁気感応センサ15を2つ配置した場合には、2つの第1の感応センサ15から90度位相の異なる正弦波信号が出力されることにより、両センサ15間の位相差に基づいて回転方向を検出することができる。
また、第2の磁気感応センサ15Bでは、マグネットホルダ12の原点検出用窓12eが到来し、リング磁石11のN極が対向する毎に原点検出パルス信号が出力され、この原点検出パルス信号が信号線21Bを介して外部の回転速度測定装置に出力される。
したがって、回転速度測定装置で第1の磁気感応センサ15Aから出力されるパルス信号に基づいて回転速度を検出することができるととともに、三相電動モータの位相角を検出することができる。しかも、第2の磁気感応センサ15Bから出力される原点検出パルス信号に基づいて軸受内輪2の1回転の原点を正確に検出することができ、この原点検出パルス信号と第1の磁気感応センサ15Aから出力されるパルス信号とに基づいて絶対回転角度を正確に検出することができる。
このように、上記実施形態によると、回転速度検出及び原点検出の双方を行う場合に、円周方向に交互にN極及びS極をアキシアル着磁した1つのリング磁石11とリング磁石11を保持するマグネットホルダ12のフランジ部12dに形成した原点検出用窓12eとを設けるだけでよく、前述した従来例のように、回転速度検出用の磁石と、原点検出用の磁石との2組の磁石を設ける特別な構造とする必要がない。このため、リング磁石11の製造コストを低減することができるとともに、リング磁石11の軸方向長さを短くすることができる。また、第1及び第2の磁気感応センサ15A及び15Bの大きさに制限がなく、第1及び第2の磁気感応センサ15A及び15Bの磁気検出精度を高精度に維持することができる。さらに、前述した従来例のように2種類の磁石を使用する場合のように磁石間での磁界の干渉を生じることがない。
また、上記実施形態のように、前述したようにセンサ付き転がり軸受1にブラシレスモータ等の三相電動モータが近接配置されている場合には、この三相電動モータで発生される電気ノイズに起因する外部磁界がリング磁石11で形成される磁界を乱すおそれがある。
しかしながら、上記実施形態では、マグネットホルダ12及びセンサハウジング16が磁性体で構成され、これらマグネットホルダ12及びセンサハウジング16で、リング磁石11、第1及び第2の磁気感応センサ15A,15B及びそれら間のセンサギャップ19A,19Bを四方から覆うようにしている。
このため、これらリング磁石11、磁気感応センサ15A,15B及びセンサギャップ19A,19Bが外部に晒されることを防止することができるとともに、マグネットホルダ12及びセンサハウジング16が磁気シールドとしての機能を発揮することができる。この磁気シールド機能によって、近接配置された三相電動モータ等で発生される電気ノイズに起因する外部磁界の変化を遮蔽することができ、リング磁石11で発生する磁界が外部磁界によって乱れることを抑制して第1及び第2の磁気感応センサ15A及び15Bによってリング磁石11で発生する磁界を正確に検出して正確な検出信号を出力することができる。
また、磁気感応センサ15A及び15Bをモールド18で覆うようにしているので、磁気感応センサ15を構成するIC部を外界から保護することが可能となり、センサIC部の防塵及び防水性を高めることができる。
なお、上記実施形態においては、第1及び第2の磁気感応センサ15A及び15Bがリング磁石11の磁界を検出して直接パルス信号を出力する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、第1及び第2の磁気感応センサ15A及び15Bの少なくとも一方を、アナログ電圧を出力するアナログ出力センサで構成することもできる。この場合、第1の磁気感応センサ15Aをアナログ出力センサで構成する場合には、基板17に信号処理回路を配設し、この信号処理回路でアナログ電圧をパルス信号に変換するようにすればよい。また、第2の磁気感応センサ15Bをアナログ出力センサで構成する場合にも、出力されるアナログ電圧が、図5に示すように、マグネットホルダ12の原点検出用窓12e以外に対向している場合には閾値Vtより小さい電圧を維持するが、原点検出用窓12eと対向してリング磁石11のN極と対向する状態となると、閾値Vtを超えることになり、この閾値以上となったことを信号処理回路で検出して原点検出パルス信号を出力するようにすればよい。
また、上記実施形態においては、マグネットホルダ12のフランジ部12dに形成した原点検出用窓12eが円環状板部12cに達する切欠部で構成されている場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図6(a)に示すように、フランジ部12dの中間部までの切欠部12fとすることもでき、図6(b)に示すように、円周方向に延長する長円形窓部12gとすることもでき、要は第2の磁気感応センサ15Bでリング磁石11の1つのN極の磁界を検出することができればよく、原点検出用窓の形状に任意に選択することができる。
また、上記実施形態においては、マグネットホルダ12の円筒部12b及びセンサハウジング16の外筒部16bを固定する加締め部16aを形成した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、加締め部16aを省略し、軸受内輪2及び軸受外輪3の軸方向端部に段部を形成し、これら段部にマグネットホルダ12の円筒部12b及びセンサハウジング16の外筒部16bを圧入固定するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、軸受外輪3を固定し、軸受内輪2を回転させる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、軸受内輪2をハウジング等に固定し、軸受外輪3を回転軸に内嵌するようにした場合でも本発明を適用することができる。この場合には、リング磁石11を保持するマグネットホルダ12を軸受外輪3側に固定し、磁気感応センサ15A,15Bを保持するセンサハウジング16を軸受内輪2側に固定するようにすればよい。
また、上記実施形態においては、リング磁石11が8個の磁石片11aを連結して構成されている場合について説明したが、これに限定されるものではなく、リング磁石11の磁極数は、センサ付き転がり軸受1の使用状況に応じて任意数に設定することができる。
また、上記実施形態においては、本発明をラジアル転がり軸受に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、スラスト転がり軸受にも本発明を適用することができる。
1…センサ付き転がり軸受、2…軸受内輪、3…軸受外輪、4…転動体、5…転がり軸受、11…リング磁石、12…マグネットホルダ、12a…加締め部、12b…円筒部、12c…円環状板部、12d…フランジ部、12e…原点検出用窓部、15A…第1の磁気感応センサ、15B…第2の磁気感応センサ、16…センサハウジング、16a…加締め部、16b…外筒部、16c…円環状板部、16d…内筒部、17…基板、18…モールド、19A,19B…センサギャップ、21A,21B…信号線

Claims (2)

  1. 回転側輪と、
    固定側輪と、
    前記回転側輪及び固定側輪間に介在する転動体と、
    円周方向に所定数のN極及びS極が交互にアキシアル着磁されたリング磁石と、
    前記回転側輪に固定されて前記リング磁石を当該回転側輪と同軸に保持するマグネットホルダと、
    前記リング磁石の軸方向端面と対向する第1の磁気感応センサと、当該リング磁石の外径面と対向する第2の磁気感応センサとを保持する前記固定側輪に固定されたセンサハウジングとを備え、
    前記マグネットホルダの前記フランジ部にリング磁石の外径面の一部を外部に臨ませる原点検出用窓が形成されている
    ことを特徴とするセンサ付き転がり軸受。
  2. 前記原点検出用窓は、その円周方向の幅が前記リング磁石の1つのN極とその両側のS極の一部とを外部に臨ませるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ付き転がり軸受。
JP2010145997A 2010-06-28 2010-06-28 センサ付き転がり軸受 Pending JP2012008073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010145997A JP2012008073A (ja) 2010-06-28 2010-06-28 センサ付き転がり軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010145997A JP2012008073A (ja) 2010-06-28 2010-06-28 センサ付き転がり軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012008073A true JP2012008073A (ja) 2012-01-12

Family

ID=45538774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010145997A Pending JP2012008073A (ja) 2010-06-28 2010-06-28 センサ付き転がり軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012008073A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0352546A (ja) * 1989-07-20 1991-03-06 Canon Electron Inc ブラシレスモータ
JPH04265654A (ja) * 1991-02-21 1992-09-21 Sony Corp モータ
JP2001339889A (ja) * 2000-05-26 2001-12-07 Alps Electric Co Ltd スピンドルモータのロータおよびインデックス信号出力装置とそれらを備えたfdd装置
JP2004101312A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Ntn Corp 原点付き磁気エンコーダおよび軸受
JP2004354156A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Nsk Ltd センサ付き転がり軸受装置
JP2005140320A (ja) * 2003-10-14 2005-06-02 Nsk Ltd 駆動輪用ハブユニット
JP2005326256A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Ntn Corp 回転センサ付軸受装置
JP2007198847A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Ntn Corp 回転センサ付き転がり軸受
JP2008224440A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Jtekt Corp 軸受回転検出装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0352546A (ja) * 1989-07-20 1991-03-06 Canon Electron Inc ブラシレスモータ
JPH04265654A (ja) * 1991-02-21 1992-09-21 Sony Corp モータ
JP2001339889A (ja) * 2000-05-26 2001-12-07 Alps Electric Co Ltd スピンドルモータのロータおよびインデックス信号出力装置とそれらを備えたfdd装置
JP2004101312A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Ntn Corp 原点付き磁気エンコーダおよび軸受
JP2004354156A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Nsk Ltd センサ付き転がり軸受装置
JP2005140320A (ja) * 2003-10-14 2005-06-02 Nsk Ltd 駆動輪用ハブユニット
JP2005326256A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Ntn Corp 回転センサ付軸受装置
JP2007198847A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Ntn Corp 回転センサ付き転がり軸受
JP2008224440A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Jtekt Corp 軸受回転検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5666886B2 (ja) ロータリエンコーダ
JP5583317B2 (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP5081553B2 (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP2007232589A (ja) 回転センサ付軸受
CN101400971A (zh) 通过差分比较检测绝对角位置的系统、滚动轴承和旋转机械
US10101412B2 (en) Sensing device and method for manufacturing sensing device
JP2008045881A (ja) 回転角度位置検出装置
JP2008267868A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP4591682B2 (ja) 磁気式エンコーダ付き永久磁石同期モータ
JP2010008367A (ja) 回転検出装置
JP5569181B2 (ja) センサ付き転がり軸受
JP2017160974A (ja) センサ付軸受装置
JP5786992B2 (ja) センサ付き転がり軸受、自動車、鉄道車両、製鉄設備、及び工作機械
JP5724326B2 (ja) センサ付き転がり軸受及びセンサ付き転がり軸受を使用した自動車、鉄道車両、製鉄設備、工作機械
JP2012008073A (ja) センサ付き転がり軸受
JP2009069092A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP2006125594A (ja) センサ付軸受装置
JP2012007706A (ja) センサ付き転がり軸受
JP5909888B2 (ja) センサ付き転がり軸受装置、モータ、電動フォークリフト、及び昇降装置
JP5321115B2 (ja) 回転センサ付き転がり軸受
JP5161010B2 (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP2005249545A (ja) 回転センサ付き軸受
JP4393783B2 (ja) 回転センサ付軸受
JP2008267867A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP5424253B2 (ja) 磁気エンコーダ及び回転検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140515

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140603