JP2012007752A - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】液冷媒熱交換器の加熱効率(液−冷媒間の熱交換効率)が向上し、ヒートポンプ給湯機全体としての運転効率が向上するヒートポンプ給湯機を提供する。
【解決手段】液冷媒熱交換器2は、第一伝熱板3aと、第一伝熱板3aと相対する第二伝熱板3bと、冷媒側伝熱管2aとを有し、第一伝熱板3aおよび第二伝熱板3bの少なくとも一方に、連通した流路用溝部3c,3dが形成され、第一伝熱板3aと第二伝熱板3bとを相対して合わせることにより前記液側伝熱管2bを形成し、流路用溝部3c,3dの外側に凹溝部3e,3fを形成し、凹溝部3e,3fに冷媒側伝熱管2aが設置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、ヒートポンプ給湯機に関するもので、特に液と冷媒との熱交換を行う液冷媒熱交換器に関する。
ヒートポンプ給湯機は、夜間の割引電気料金を利用してヒートポンプ及びポンプを運転し、常温水(被加熱液体)を加熱して高温水(高温の被加熱液体)として貯液タンクに貯え、昼間の湯水使用時に蛇口を開いたとき、貯液タンク内の高温水に常温水を混ぜて適温水として給湯する貯湯式ヒートポンプ給湯機が一般的である。
従来のヒートポンプ給湯機において、ヒートポンプ冷媒回路の高温冷媒と、被加熱液体回路の水(被加熱液体)との間で熱交換する水冷媒熱交換器(液冷媒熱交換器)の構造は、特開2005−133999号公報(特許文献1)に開示されているように、円筒状パイプ(例えば銅管)の冷媒側伝熱管と、水側伝熱管(液側伝熱管)とを接触させて螺旋状に巻き付け、コイル状としたものが一般的である。
また、近年、特開2009−133530号公報(特許文献2)に開示されているように、水側伝熱管(液側伝熱管)は複数の板状部材を用いて矩形断面の水流路で構成され、さらに、螺旋状に巻回して円筒状に成形し、水側伝熱管(液側伝熱管)の外面または内面に冷媒側伝熱管を巻き付けたものが提案されている。
特開2005−133999号公報 特開2009−133530号公報
従来のヒートポンプ給湯機に用いられる水冷媒熱交換器(液冷媒熱交換器)は、特許文献1や特許文献2に開示されているように、円筒状パイプの水側伝熱管(液側伝熱管)と、冷媒側伝熱管とを巻き付けたものや、水側伝熱管(液側伝熱管)である矩形断面の水流路の外面または内面に円筒状の冷媒側伝熱管を接触させたものであった。したがって、冷媒側伝熱管と水側伝熱管(液側伝熱管)との接触が円筒状のR部接触または線接触のため、冷媒側伝熱管から水側伝熱管(液側伝熱管)への伝熱面積が少なく、冷媒側伝熱管から周囲空間への放熱損失が大きい。そのため、水冷媒熱交換器(液冷媒熱交換器)での加熱効率が低く、ヒートポンプ給湯機としての運転効率の低下要因となっていた。
そこで、本発明は、液冷媒熱交換器の加熱効率(液−冷媒間の熱交換効率)が向上し、ヒートポンプ給湯機全体としての運転効率が向上するヒートポンプ給湯機を提供することを課題とする。
本発明は、このような課題を解決するために、請求項1に係るヒートポンプ給湯機は、少なくとも、圧縮機、液冷媒熱交換器の冷媒側伝熱管、減圧装置、および空気熱交換器が冷媒配管により接続されて構成されるヒートポンプ冷媒回路と、少なくとも、ポンプおよび前記液冷媒熱交換器の液側伝熱管を液配管により接続されて構成される被加熱液体回路と、前記ヒートポンプ冷媒回路および前記被加熱液体回路を制御して液体加熱運転を行う運転制御手段と、を備えるヒートポンプ給湯機において、前記液冷媒熱交換器は、第一伝熱板と、該第一伝熱板と相対する第二伝熱板と、前記冷媒側伝熱管とを有し、前記第一伝熱板および前記第二伝熱板の少なくとも一方に、連通した流路用溝部が形成され、前記第一伝熱板と前記第二伝熱板とを相対して合わせることにより前記液側伝熱管を形成し、前記流路用溝部の外側に凹溝部を形成し、該凹溝部に前記冷媒側伝熱管が設置されることを特徴とする。
また、請求項2に係るヒートポンプ給湯機は、前記第一伝熱板の流路用溝部は、半円以上の深い溝部として形成され、前記第二伝熱板の流路用溝部は、半円以下の浅い溝部として形成されることを特徴とする。
また、請求項3に係るヒートポンプ給湯機は、前記第一伝熱板の流路用溝部は、略U字状の深い溝部として形成され、前記第二伝熱板は、流路用溝部が形成されないことを特徴とする。
また、請求項4に係るヒートポンプ給湯機は、前記第一伝熱板および前記第二伝熱板の少なくとも一方に、前記第一伝熱板と前記第二伝熱板とを貼り合わせる位置を決定する位置決め用係合部が形成されることを特徴とする。
また、請求項5に係るヒートポンプ給湯機は、前記流路用溝部に形成された前記凹溝部と、前記冷媒側伝熱管とが接触する領域は、前記冷媒側伝熱管を流れ方向に見て、接触する円弧の中心角が90度以上180度以下であることを特徴とする。
また、請求項6に係るヒートポンプ給湯機は、前記液側伝熱管は、内壁面にスケール析出防止および腐食防止の少なくとも一方のコーティングが施されていることを特徴とする。
また、請求項7に係るヒートポンプ給湯機は、前記液冷媒熱交換器は、前記冷媒側伝熱管及び前記液側伝熱管が略水平となる複数の直線部分を有し、冷媒側は上部から下部に向かって流し、液側は下部から上部に向かって流す対向流とすることを特徴とする。
本発明によれば、液冷媒熱交換器の加熱効率(液−冷媒間の熱交換効率)が向上し、ヒートポンプ給湯機全体としての運転効率が向上するヒートポンプ給湯機を提供することができる。
本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の構成模式図である。 本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の運転動作のフローチャートである。 本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器の構造を示す斜視図である。 本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器の上端部の構造を示す部分拡大図である。 図3のA−A線断面矢視図である。 第1変形例に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器の断面矢視図である。 第2変形例に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器の断面矢視図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
≪ヒートポンプ給湯機≫
図1は、本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の構成模式図である。
ヒートポンプ給湯機は、ヒートポンプ冷媒回路の構成部品及び被加熱液体回路の一方の構成部品を収納したヒートポンプユニット30と、被加熱液体回路の他方の構成部品及び給液回路の構成部品を収納した貯液ユニット40と、ヒートポンプユニット30および貯液ユニット40を制御する運転制御手段50と備えて構成されている。
以下、ヒートポンプ冷媒回路、被加熱液体回路、及び給液回路の構成について説明する。
<ヒートポンプ冷媒回路>
ヒートポンプ冷媒回路は、圧縮機1と、液冷媒熱交換器2の冷媒側伝熱管2aと、減圧装置4と、空気熱交換器5とを備えて構成され、冷媒が循環するように、それぞれ冷媒配管を介して順次環状に接続されている。なお、本実施形態での冷媒としては、炭酸ガス(CO2 )冷媒が封入されており、また、本実施形態での被加熱液体(液)としては、水(飲用水道水)が用いられているものとして以下説明する。
圧縮機1は、空気熱交換器5からの冷媒を圧縮するとともに、圧縮した高温のガス冷媒(高温冷媒)を液冷媒熱交換器2の冷媒側伝熱管2aに送り出している。
圧縮機1は、PWM(Pulse Width Modulation)制御、電圧制御(例えばPAM(Pulse Amplitude Modulation)制御)及びこれらを組み合わせた制御により、低速(例えば700回転/分)から高速(例えば6000回転/分)まで回転速度制御ができるようになっている。
液冷媒熱交換器2は、圧縮機1から吐出される高温冷媒を流通させる冷媒側伝熱管2aと、後述する水を流通させる液側伝熱管2bとを備えて構成され、冷媒側伝熱管2aと液側伝熱管2bとの間で熱交換し易い構造となっている。
なお、液冷媒熱交換器2の詳細な説明は、図3から図7を用いて後述する。
減圧装置4は、液冷媒熱交換器2の冷媒側伝熱管2aと空気熱交換器5との間に配置される冷媒配管の途中に設けられており、一般に電動膨張弁が使用されている。
減圧装置4は、液冷媒熱交換器2を経て送られてくる中温高圧冷媒を減圧し、蒸発し易い低圧冷媒として空気熱交換器5へ送り出している。
また、減圧装置4は、絞り開度が調節可能となっており、この絞り開度を変えてヒートポンプ冷媒回路内の冷媒循環量を調節する働きや、冬期低温時にヒートポンプ運転して空気熱交換器5に着霜した場合に、絞り開度を全開にして中温冷媒を空気熱交換器5に多量に送って霜を溶かす除霜装置としても働く。
空気熱交換器5は、送風ファン6の回転によって外気を取り入れた空気と、空気熱交換器5内を流通する冷媒との熱交換を行って、外気から熱を汲み上げるものである。そして、冷媒は、空気熱交換器5から圧縮機1へと送られる。
<被加熱液体回路>
被加熱液体回路は、夜間の割引電気料金を利用して定期的に湯(高温水)を貯液タンク10に貯める「貯湯運転(液体加熱運転)」、及び残湯量が規定値以下になった場合のみ運転する「タンク沸上げ運転(液体加熱運転)」によって、貯液タンク10に高温水を貯めるための液回路である。
被加熱液体回路は、貯液タンク10と、ポンプ15と、液冷媒熱交換器2の液側伝熱管2bと、タンク切換弁11とを備えて構成され、それぞれ液配管を介して順次環状に接続されている。
ポンプ15は、被加熱液体回路内の水を送るポンプであり、具体的には、貯液タンク10の底部に接続された液配管を介して貯液タンク10内の水を液冷媒熱交換器2の液側伝熱管2bに入水する。
液冷媒熱交換器2は、前述した冷媒側伝熱管2aと、ポンプ15から吐出される低温水を流通させる液側伝熱管2bとを備えて構成され、冷媒側伝熱管2aと液側伝熱管2bとの間で熱交換するように密着して設けられる。
タンク切換弁11は、液冷媒熱交換器2の液側伝熱管2bの出湯側から貯液タンク10の上部に接続された液配管の途中に設けられている。
液体加熱運転時には、タンク切換弁11を開いて、液冷媒熱交換器2の液側伝熱管2bと、貯液タンク10とを連通する状態となり、後述する給湯運転時には、タンク切換弁11を閉じて、閉塞する状態となる。このように、タンク切換弁11は、被加熱液体回路と後述する給液回路とを切り換えるものである。
このように、ポンプ15から吐出される低温水は、液冷媒熱交換器2の液側伝熱管2bに流入して、規定温度に加熱され高温水となる。加熱された高温水は、タンク切換弁11を介して、貯液タンク10の上部から貯湯される。
<給液回路>
給液回路は、湯水使用時に行う「給湯運転」によって、台所蛇口14などから湯水を供給するための液回路である。
給液回路は、給水金具7と、減圧弁8と、流量センサ9と、貯液タンク10と、湯水混合弁12と、給湯金具13とが液配管を介して順次直列に接続され構成されている。
また、流量センサ9と貯液タンク10との間に配置される液配管は途中で分岐し、湯水混合弁12と接続されている。
給水金具7は水道などの給水源と接続され、給湯金具13は台所蛇口14に接続されている。なお、図1には、給湯金具13に台所蛇口14のみが接続されているが、洗面蛇口(図示せず)や風呂湯張り回路(図示せず)などの使用端末にも接続されていてもよい。
<運転制御手段>
次に、ヒートポンプ給湯機の運転制御手段50について説明する。
運転制御手段50は、圧縮機1、減圧装置4、送風ファン6、タンク切換弁11、湯水混合弁12、ポンプ15などを制御することにより、液体加熱運転、給湯運転などを行うものである。
また、運転制御手段50は、冬期低温時は高温貯湯の規定温度(例えば90℃)で貯湯するとともに周囲温度や給水温度が低く加熱負荷が大きいため、圧縮機1を高回転速度(例えば3000〜4000回転/分)とし、夏期や中間期は加熱負荷が軽いので通常貯湯の規定温度(約65℃)で比較的低回転速度(例えば1000〜2000回転/分)とするなどの最適運転制御手段(図示せず)を有している。
さらに、ヒートポンプ給湯機には、貯液タンク10の貯湯温度を検知するための複数のタンク温度センサ10a、10b、10c、10dや各部の冷媒温度や水温を検知する各部サーミスタ、及び圧縮機1の吐出圧力を検知する圧力センサなど(いずれも図示せず)が設けられ、各検出信号は運転制御手段50に入力されるように構成されている。運転制御手段50はこれらの信号に基づいて各機器を制御するものである。
また、運転制御手段50は複数のタンク温度センサ10a、10b、10c、10dの温度検出値の差異により、貯液タンク10内のどこまで貯湯されているかを検知して、貯湯量を計ることができる。
<ヒートポンプ給湯機の運転動作>
次に、本実施形態のヒートポンプ給湯機の運転動作について図1を参照しつつ、図2を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の夜中の貯湯運転から翌日の給湯運転、学習制御に及ぶ1日の運転動作のフローチャートである。
運転制御手段50は、毎日の給湯使用量を記憶学習して翌日の給湯使用量を推定し、夜間の貯湯温度及び貯湯量を決定するとともに、上記貯湯量が夜間電気割引料金の適用される規定時間(例えば23時〜7時)内に沸き上がるように貯湯運転開始時刻を設定する学習制御手段を有している。
貯湯運転開始時刻になると、ヒートポンプ給湯機の運転制御手段50は、貯湯運転を開始(ステップS61)する。
即ち、運転制御手段50は、圧縮機1、減圧装置4、送風ファン6を始動させヒートポンプ運転を開始するとともに、ポンプ15を制御し、貯液タンク10底部から循環されるタンク貯湯水を液冷媒熱交換器2で高温冷媒と熱交換して規定温度の高温水とし、貯液タンク10上部から戻す貯湯運転を行う。
次に、運転制御手段50は複数のタンク温度センサ10a、10b、10c、10dからの検出信号に基づき、貯液タンク10の貯湯量判定を行う(ステップS62)。貯湯温度及び貯湯量が規定値に達しないうちは貯湯運転を継続し、規定値に達すると、運転制御手段50はヒートポンプ運転を停止し貯湯運転を終了する(ステップS63)。
使用者が、台所蛇口14を開き湯水使用が開始されると(ステップS64)、運転制御手段50は、給湯温度が適温(一般的には約42℃)となるように湯水混合弁12からの給水量を調整し、給水金具7、減圧弁8、流量センサ9、貯液タンク10、湯水混合弁12、給湯金具13、台所蛇口14の給液回路で適温水を供給する給湯運転を開始する(ステップS65)。なお、給湯運転時は、水道などの給水源からの水圧で給湯を行う。
次に、台所蛇口14を閉じて湯水使用が終了されると(ステップS66)、給湯は停止され湯水混合弁12は所定の位置に設定され給湯運転は停止する(ステップS67)。
さらに、運転制御手段50は、給湯運転中(ステップS65)及び給湯運転停止(ステップS67)後に、タンク温度センサ10a、10b、10c、10dによって貯液タンク10内の貯湯温度及び貯湯量を検知し、タンク残湯量の判定を行う(ステップS68)。
通常は規定量以上残湯しておりタンク沸上げ運転は行わないが、給湯使用量が学習制御による推定量より多く、タンク残湯量が規定値未満になった場合はタンク沸上げ運転を行い(ステップS69)、貯湯量判定において(ステップS70)、貯湯温度及び貯湯量が規定値に達してからタンク沸上げ運転を終了する(ステップS71)。
使用者による1日の湯水使用が終了するまでステップS64からステップS71が繰り返され(ステップS72でNo)、1日の湯水使用が終了すると(ステップS72でYes)、運転制御手段50は学習制御手段(図示せず)を機能させる。即ち、運転制御手段50は複数のタンク温度センサ10a、10b、10c、10dからの検出信号に基づき、タンク残湯温度及び残湯量を検知して1日毎の湯水使用量を算出し、翌日使用量の推定算出を行い、それに適合した貯湯温度及び貯湯量、貯湯運転開始時刻などの貯湯運転条件の設定を行う(ステップS73)。
なお、学習制御手段が行う翌日の湯水使用量の推定算出は、一般的に過去7日間程度の外気温度や湯水使用量などを基にして、夜間の貯湯運転のみで十分間に合うように翌日の湯水使用量が推定算出される。
また、湯水使用終了は、一般的に夜間電気割引料金時間帯(23時〜7時)の始まる23時としている。
これにより、ヒートポンプ給湯機の夜間の貯湯運転から給湯使用終了までの1日の運転動作が終了する。
なお、ステップS73で設定された貯湯運転条件に基づき、貯湯運転開始時刻になると、貯湯運転条件にしたがって翌日の給湯使用のための貯湯運転を開始する(ステップS61)。
≪液冷媒熱交換器の構造≫
次に、本実施形態のヒートポンプ給湯機の備える液冷媒熱交換器2の構造について、図3から図7を用いて説明する。
図3は、本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器の構造を示す斜視図である。
液冷媒熱交換器2は、圧縮機1(図1参照)から吐出される高温高圧の冷媒を流通させる冷媒側伝熱管2aと、ポンプ15(図1参照)から吐出される水(被加熱液体)を流通させる液側伝熱管2bとを備えて構成されている。
冷媒側伝熱管2aは、例えば銅管のように、冷媒の高圧力に耐えられ、かつ、曲げ加工の可能な金属管を用いる。
次に、液冷媒熱交換器2の液側伝熱管2bについて説明する。
図4は、本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器の上端部の構造を示す部分拡大図である。
図4に示すように、第一伝熱板3aおよび第二伝熱板3bの2枚の平板を重ね、互いに対向する位置に流路用溝部3c,3dを設けて略円筒状の流路を形成し、液側伝熱管2bとするものである。
また、図3に示すように、液側伝熱管2bは、左右方向にのびる複数の直線部分と、直線部分の左右両端に設けられ他の直線部分と連通させるR部分とで構成されている。これにより、冷媒側伝熱管2a内の冷媒と、液側伝熱管2b内の水(被加熱液体)とが熱交換するのに十分な流路長を構成している。
なお、貯湯運転(図2のステップS61〜S63参照)においては、6〜7時間で容量370〜460Lの貯液タンク10(図1参照)に貯湯するため、液側伝熱管2bは、水の流量を確保するため、冷媒側伝熱管2aに対し大きな断面積を必要とする。
ここで、液側伝熱管2b内を流通する飲用水道水は、カルシウムやマグネシウムなどの硬度成分を含み、硬度成分が配管の内壁面にスケールとして析出して、ヒートポンプ給湯機の加熱性能を低下させるおそれがある。特に、硬度成分の溶解度は水温が高いほど低下するため、液冷媒熱交換器2の液側伝熱管2bの高温部でスケールが析出しやすくなる。
これに対し、本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器2の液側伝熱管2bは、第一伝熱板3aと第二伝熱板3bとを合わせる前において、流路用溝部3c,3dの内壁面を、スケールが付着することを低減しスケールの成長を抑制する「スケール防止剤」や配管の腐食を防止する「腐食防止剤」などでコーティングする。
このように、液側伝熱管2bの内壁面を容易にコーティングすることができ、液側伝熱管2bの耐食性やスケール付着防止などを図ることが容易になる。
次に、冷媒側伝熱管2aと液側伝熱管2bとの取り付けについて説明する。
図5は、図3のA−A線断面矢視図(配管5本分)である。
第一伝熱板3aおよび第二伝熱板3bの流路用溝部3c,3dの外側略頂部には、凹溝部3e,3fが形成されており、この凹溝部3e,3fに冷媒側伝熱管2aを装着する。ちなみに、凹溝部3e,3fが形成される位置は略頂部が良いが、それ以外の位置であってもよい。
なお、凹溝部3e,3fと冷媒側伝熱管2aとの寸法関係は、冷媒側伝熱管2aからみて、凹溝部3e,3fと冷媒側伝熱管2aとがろう付け接続される円弧の中心角θが、90度以上180度以下となるような寸法関係とすることが好適である。
これにより、冷媒側伝熱管2aと、液側伝熱管2bの外側に当たる凹溝部3e,3fとの接触面積が、従来の特許文献1や特許文献2に示すような線接触の場合に比べ大幅に拡大し、液冷媒熱交換器2の加熱効率が向上し、ヒートポンプ給湯機全体の運転効率も向上する。
なお、図5では、流路用溝部3c,3dで形成される流路(液側伝熱管2b)の断面形状は、略円筒状であるものとして説明したが、流路用溝部3c,3dおよび液側伝熱管2b(流路用溝部3c,3dで形成される流路)の断面形状は、特定の形状に限定されるものではない。
図6は、第1変形例に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器の断面矢視図(配管1本分)である。
例えば、図6に示すように、流路用溝部3c,3dの形状として、一方の伝熱板(第一伝熱板3a)には流路用溝部3cとして半円以上の深溝を形成し、他方の伝熱板(第二伝熱板3b)には流路用溝部3dとして半円以下の浅溝を形成してもよい。
これにより、類似した2枚の伝熱板(第一伝熱板3a,第二伝熱板3b)の判別を容易にし、かつ、組立性をよくすることができる。
図7は、第2変形例に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器の断面矢視図(配管1本分)である。
また、図7に示すように、一方の伝熱板(第一伝熱板3a)には液側伝熱管2bとして十分な断面積を有する略U字状の深溝(流路用溝部3c)を形成し、他方の伝熱板(第二伝熱板3b)は溝を形成せずフラットにしてもよい。
これにより、他方の伝熱板(第二伝熱板3b)の溝加工を行わないで済み、部品製作、冷媒側伝熱管2aの設置性及び組立性の向上を図ることができる。
なお、冷媒側伝熱管2aは、フラット状の伝熱板(第二伝熱板3b)には設置されず、略U字状の深溝(流路用溝部3c)のある伝熱板(第一伝熱板3a)側にのみ設置されるので、略U字状の深溝(流路用溝部3c)および冷媒側伝熱管2aは、列数を増やす、列幅を長くするなどの措置をとることにより必要な液冷媒熱交換器2の加熱能力を確保することができる。
次に、第一伝熱板3aおよび第二伝熱板3bの取り付けについて説明する。
図4に示すように、液冷媒熱交換器2(液側伝熱管2b)の組立性を考慮して、第一伝熱板3aの上端部および左端部に、位置決め用係合部3g,3hが設けられている。
第二伝熱板3bの外周が第一伝熱板3aの位置決め用係合部3g,3h内に当接設置できるような寸法とすることにより、ろう付け前の第一伝熱板3aと第二伝熱板3bとの係合を行うことができる。
なお、位置決め用係合部は、複数設けられていてもよく、下端部や右端部に設けられていてもよい。また、第二伝熱板3bに設けられていてもよい。
液冷媒熱交換器2の組立手順としては、冷媒側伝熱管2aを予め液側伝熱管2bの形状に合わせて成形しておき、第一伝熱板3aの流路用溝部3cに設けられた凹溝部3eに冷媒側伝熱管2aを装着し、同様に、第二伝熱板3bの流路用溝部3dに設けられた凹溝部3fに冷媒側伝熱管2aを装着する。そして、第一伝熱板3aの位置決め用係合部3g,3h内に第二伝熱板3bを嵌合させて被せ、第一伝熱板3aと第二伝熱板3bとの流路用溝部3c,3d以外の接触平面部をろう付け密閉することがあげられる。
従来、炉中ろう付けする際においては、コンベア移動による振動等で部品間の位置ずれを防ぐため、ろう付けする部品間を治具で固定していた。
これに対し、本実施形態によれば、第一伝熱板3aと第二伝熱板3bとを容易に係合させて炉中ろう付けすることができ、治具の製作費用や、治具の取付け、取外し作業を省くことができ大幅な液冷媒熱交換器2の組立性・作業性の向上を図ることができる。
なお、第一伝熱板3aと第二伝熱板3bとの係合方法は、位置決め用係合部3g,3hを設ける方法に限られるものではない。
例えば、第一伝熱板3aに立ち上げ部を設け、第二伝熱板3bに嵌合穴を設けて、これらを嵌合することにより、第一伝熱板3aと第二伝熱板3bとを係合させてもよい。
また、液冷媒熱交換器2をヒートポンプ給湯機の筐体へ固定するための取付用バーリングねじ穴(図示せず)を用いてもよい。
即ち、一方の伝熱板に他方の伝熱板と当接する面側から立ち上がるようにバーリング加工し、バーリング加工された立ち上げ部の外面と嵌合するように他方の伝熱板にすて穴を設ける。なお、立ち上げ部の内面は、筐体へ固定するためのねじ穴となる。
これにより、一方の伝熱板の立ち上げ部を他方の伝熱板のすて穴に係合させ、第一伝熱板3aと第二伝熱板3bとを係合させることができる。
本実施形態に係るヒートポンプ給湯機は、図1および図3に示すように、冷媒側伝熱管2a及び液側伝熱管2bの直線部分がほぼ水平となるように設置し、冷媒は液冷媒熱交換器2の上側から下側に向かって流れ、水(被加熱液体)は液冷媒熱交換器2の下側から上側に向かって流れる、即ち、対向流となるように構成する。
これにより、貯液タンク10(図1参照)の底部から送られてくる水は、液冷媒熱交換器2の下方で加熱され中温水となり、液冷媒熱交換器2の上方で圧縮機1(図1参照)から吐き出された高温冷媒(例えば100〜110℃)によって規定温度(例えば約90℃)まで加熱されて、貯液タンク10の上部から貯湯されるので、貯湯温度を高温冷媒温度近くまで上げることができると共に、液冷媒熱交換器2の加熱効率が向上し、ヒートポンプ給湯機全体の運転効率も向上する。
このように、本実施形態に係るヒートポンプ給湯機の液冷媒熱交換器2は、冷媒側伝熱管2aと液側伝熱管2bを面接触させることにより、従来の、冷媒側伝熱管と液側伝熱管が線接触する液冷媒熱交換器と比較して、伝熱面積が拡大し、加熱効率を向上させることができる。
また、液冷媒熱交換器2は、平板状に構成されるため、従来の円筒状に構成される液冷媒熱交換器と比較して、厚みを小さくすることができ、コンパクト化を図ることができる。さらに、液冷媒熱交換器2は、2枚の平板を組合せたものであるから、ヒートポンプ給湯機の筐体に合わせて曲げたり、丸めたり自由に成形することができ、本体への設置性が極めてよい。
なお、本実施形態に係るヒートポンプ給湯機は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態の構成においては、貯液タンク10の底部に接続された液配管を介して貯液タンク10内の水を液冷媒熱交換器2に送り出す構成としたが、貯液タンク10以外の任意の給水源から水(被加熱液体)を液冷媒熱交換器2に送り出す構成としてもよい。例えば、減圧弁8で減圧された水を液冷媒熱交換器2に送り出す構成としてもよい。
また、上記実施形態の構成においては、液冷媒熱交換器2で加熱された水を貯液タンク10の上部に接続された配管から貯液タンク10内に貯湯する構成としたが、貯液タンク10を経由することなく、液冷媒熱交換器2からの出湯を給湯金具13から給湯する構成としてもよい。
また、ポンプ15の位置は、液冷媒熱交換器2の上流側に限定されるものではなく、液冷媒熱交換器2の下流側であってもよい。
また、冷媒側伝熱管2aと、伝熱板3a,3bの凹溝部3c,3dとは、ろう付けするものとして説明したが、ろう付けせず、はめこみ嵌合させる構成としてもよい。
これにより、液側伝熱管2b内にスケールが析出して流路が小さくなった場合には、伝熱板3a,3bから冷媒側伝熱管2aを外し、伝熱板3a,3b(液側伝熱管2b)を交換することが可能となる。
1 圧縮機
2 液冷媒熱交換器
2a 冷媒側伝熱管
2b 液側伝熱管
4 減圧装置
5 空気熱交換器
6 送風ファン
7 給水金具
8 減圧弁
9 流量センサ
10 貯液タンク
10a、10b、10c、10d タンク温度センサ
11 タンク切換弁
12 湯水混合弁
13 給湯金具
14 台所蛇口
15 ポンプ
3a 第一伝熱板
3b 第二伝熱板
3c,3d 流路用溝部
3e,3f 凹溝部
3g,3h 位置決め用係合部
30 ヒートポンプユニット
40 貯液ユニット
50 運転制御手段

Claims (7)

  1. 少なくとも、圧縮機、液冷媒熱交換器の冷媒側伝熱管、減圧装置、および空気熱交換器が冷媒配管により接続されて構成されるヒートポンプ冷媒回路と、
    少なくとも、ポンプおよび前記液冷媒熱交換器の液側伝熱管を液配管により接続されて構成される被加熱液体回路と、
    前記ヒートポンプ冷媒回路および前記被加熱液体回路を制御して液体加熱運転を行う運転制御手段と、
    を備えるヒートポンプ給湯機において、
    前記液冷媒熱交換器は、
    第一伝熱板と、該第一伝熱板と相対する第二伝熱板と、前記冷媒側伝熱管とを有し、
    前記第一伝熱板および前記第二伝熱板の少なくとも一方に、連通した流路用溝部が形成され、
    前記第一伝熱板と前記第二伝熱板とを相対して合わせることにより前記液側伝熱管を形成し、
    前記流路用溝部の外側に凹溝部を形成し、
    該凹溝部に前記冷媒側伝熱管が設置される
    ことを特徴とするヒートポンプ給湯機。
  2. 前記第一伝熱板の流路用溝部は、半円以上の深い溝部として形成され、
    前記第二伝熱板の流路用溝部は、半円以下の浅い溝部として形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯機。
  3. 前記第一伝熱板の流路用溝部は、略U字状の深い溝部として形成され、
    前記第二伝熱板は、流路用溝部が形成されない
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯機。
  4. 前記第一伝熱板および前記第二伝熱板の少なくとも一方に、前記第一伝熱板と前記第二伝熱板とを貼り合わせる位置を決定する位置決め用係合部が形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  5. 前記流路用溝部に形成された前記凹溝部と、前記冷媒側伝熱管とが接触する領域は、
    前記冷媒側伝熱管を流れ方向に見て、接触する円弧の中心角が90度以上180度以下である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  6. 前記液側伝熱管は、内壁面にスケール析出防止および腐食防止の少なくとも一方のコーティングが施されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  7. 前記液冷媒熱交換器は、
    前記冷媒側伝熱管及び前記液側伝熱管が略水平となる複数の直線部分を有し、
    冷媒側は上部から下部に向かって流し、液側は下部から上部に向かって流す対向流とする
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014228214A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 株式会社ノーリツ ヒートポンプ給湯装置
WO2020241497A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社デンソー 伝熱器具

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