JP2012007361A - プリーツ生地、プリーツスクリーン、縦型プリーツスクリーン、天窓用プリーツスクリーン及びプリーツ生地の製造方法 - Google Patents

プリーツ生地、プリーツスクリーン、縦型プリーツスクリーン、天窓用プリーツスクリーン及びプリーツ生地の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造工程の煩雑化を防止し、かつ美観の低下を防止し得るプリーツ生地を提供する。
【解決手段】ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地2の折り目3に、該折り目に直交する方向の切り込み4を少なくとも2対設け、切り込み4の間の折り目3を逆方向に屈曲させて保持部5を形成し、保持部5に支持棒6a,6bを挿通して該支持棒を折り目3に沿って保持した。
【選択図】図3

Description

この発明は、プリーツスクリーンのプリーツ生地に関するものである。
プリーツスクリーンは、ジグザグ状にプリーツ加工したプリーツ生地がヘッドボックスから吊下支持され、生地の下端にウェイトバーが取着される。プリーツ生地にはヘッドボックスから吊下支持される昇降コードが挿通され、その昇降コードの下端がウェイトバーに取着されている。
そして、操作装置を介して昇降コードを操作してウェイトバーを昇降することにより、プリーツ生地を昇降可能となっている。
特開平4−70490 実開平3−74796 特開平9−67985 特開平6−173554
上記のようなプリーツスクリーンでは、プリーツ生地に設けた挿通孔に昇降コードを挿通するため、ウェイトバー及び生地を下降させて外光を遮る場合にも、挿通孔から光が漏れるという問題点がある。
また、プリーツ生地は布地や不織布等、柔らかい材質であるため、プリーツ生地を下降させたとき、プリーツ生地の中央部が下方あるいは前後方向に撓みやすく、美観を低下させるという問題点がある。
特許文献1には、折畳カーテンのカーテン生布にコードを挿通可能とした突出襞を設けて、カーテン生布にコードの挿通孔を設けることなく、コードを介してカーテン生布を昇降可能とする構成が開示されている。
しかし、突出襞がカーテン生布の美観を低下させるとともに、カーテン生布に突出襞を取着する必要があるので、カーテン生布の製造工程が煩雑となる。
特許文献2には、化粧パネルの両端部にナイロンテープを挿通可能とした端部パネルを取着し、ナイロンテープを介して化粧パネルを昇降可能とする薄形折りたたみ戸が開示されている。
しかし、特許文献1と同様に、化粧パネルの両側に露出されるナイロンテープが美観を損ねるとともに、端部パネルを取着する必要があるので、化粧パネルの製造工程が煩雑となる。
特許文献3には、プリーツ状の遮蔽体に補強板を収容して遮蔽体の撓みを防止する構成が開示されているが、補強板を収容する製造工程が煩雑となる。
特許文献4には、網戸用網に補強部材を固着して、網の撓みを防止する構成が開示されているが、ワイヤーを挿通するためのルーズ孔を補強部材に設ける必要があるとともに、補強部材を網に固着する製造工程が煩雑となる。
この発明の目的は、製造工程の煩雑化を防止し、かつ美観の低下を防止し得るプリーツ生地を提供することにある。
請求項1では、ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持した。
請求項2では、前記保持部を複数の前記折り目に設け、各折り目の前記保持部に前記支持棒を挿通した。
請求項3では、ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持し、前記プリーツ生地をヘッドボックスから吊下支持し、前記ヘッドボックスから垂下される複数本の昇降コードを前記支持棒に挿通してウェイトバーに取着した。
請求項4では、前記支持棒をパイプ状とし、前記昇降コードを前記支持棒の全長に亘って挿通し、前記昇降コードの一端を前記ヘッドボックス内の巻取りパイプに巻取り及び巻戻し可能に巻着し、前記昇降コードの他端を前記ウェイトバーに取着した。
請求項5では、前記昇降コードを前記プリーツ生地の側方に垂下し、前記プリーツ生地の側方に突出される前記支持棒に前記昇降コードを挿通した。
請求項6では、前記昇降コードを前記プリーツ生地の背面側に垂下し、前記支持棒には前記保持部から前記プリーツ生地の背面側に突出する支持片を設け、前記昇降コードを前記支持片に挿通した。
請求項7では、ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持し、前記プリーツ生地をヘッドボックスから吊下支持し、前記ヘッドボックスから前記プリーツ生地の背面側にピッチ保持コードを吊下支持し、前記保持部で前記支持棒を前記ピッチ保持コードで支持した。
請求項8では、ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に直交する方向に移動可能に保持し、前記支持棒の上端部にランナーを取着し、該ランナーをハンガーレールに移動可能に支持した。
請求項9では、ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持し、前記支持棒の両端部にローラーを取着し、該ローラーをガイドレールに移動可能に支持した。
請求項10では、生地をジグザグ状に折り畳み可能としてプリーツ生地を成形し、前記プリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持した。
請求項11では、前記支持棒を中空状に形成し、複数本の昇降コードを、前記支持棒に互いに逆方向に移動可能に挿通する。
請求項12では、前記支持棒に前記保持部から突出する支持片を取着し、前記支持片に昇降コードを挿通する。
請求項13では、前記支持棒の端部に挿通孔を形成し、前記支持棒を前記プリーツ生地の両側に突出させ、前記挿通孔に昇降コードを挿通する。
請求項14では、前記支持棒を、前記保持部への挿通と同時にピッチ保持コードの掛止め部に挿通する。
本発明によれば、製造工程の煩雑化を防止し、かつ美観の低下を防止し得るプリーツ生地を提供することができる。
プリーツ生地製造工程を示す説明図である。 プリーツ生地製造工程を示す説明図である。 プリーツ生地製造工程を示す説明図である。 第一の実施形態のスクリーン製造工程を示す説明図である。 第一の実施形態のプリーツスクリーンを示す正面図である。 第二の実施形態のプリーツスクリーンを示す正面図である。 第二の実施形態の保持部に挿通した支持棒を示す斜視図である。 第三の実施形態のプリーツスクリーンを示す正面図である。 第三の実施形態の保持部に挿通した支持棒を示す斜視図である。 第四の実施形態のプリーツスクリーンを示す正面図である。 第四の実施形態の保持部に挿通した支持棒を示す斜視図である。 第五の実施形態の縦型プリーツスクリーンを示す正面図である。 第五の実施形態の保持部に挿通した支持棒を示す斜視図である。 第六の実施形態のプリーツ生地を示す斜視図である。 別例を示す斜視図である。
(第一の実施形態)
以下、この発明を具体化した第一の実施形態を図1〜図5に従って説明する。図1は、プリーツスクリーンを構成するプリーツ生地の製造工程を示す。第一の工程では、布や不織布、あるいは紙等で形成されたロール状の生地1が所要の長さに切断されるとともに、公知の熱成形工程によるプリーツ加工が施されて、ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地2が形成される。
次いで、第二の工程では、図2に示すように、プリーツ生地2の折り目3の一部にレーザー照射により折り目3に直交する方向の切り込み4が形成される。この切り込み4は、プリーツ生地2の上下方向中間部において、少なくとも2本の折り目3において、それぞれ左右方向に2箇所形成されるとともに、各箇所で所定の間隔を隔ててそれぞれ1対ずつ形成される。
そして、切り込み4間の折り目3が逆方向に屈曲されるように押し込まれて、プリーツ生地2の側方から支持棒を挿入可能とした保持部5が形成される。
次いで、第三の工程では、図3に示すように、プリーツ生地2の側方から前記保持部5に合成樹脂等で成形された中空状の支持棒6a,6bが挿通される。すると、プリーツ生地2の中間部において、2本の支持棒6a,6bが所定間隔を隔てて折り目3に沿って保持部5で保持される。
次いで、第四の工程では、図4に示すように、前記支持棒6a,6bに2本の昇降コード7a,7bが挿通される。一方の昇降コード7aは、下方に位置する支持棒6bの一端側から同支持棒6bに挿通され、同支持棒6bの他端から上方の支持棒6aの他端に挿通される。そして、支持棒6aの一端に露出される。
他方の昇降コード7bは、支持棒6bの他端側から同支持棒6bに挿通され、同支持棒6bの一端から上方の支持棒6aの一端に挿通される。そして、支持棒6aの他端に露出される。
このような第一〜第四の工程により、プリーツスクリーンのプリーツ生地2が形成される。次いで、図5に示すように、プリーツ生地2の上端部がヘッドボックス8に取着され、プリーツ生地2の下端部にウェイトバー9が取着される。
また、昇降コード7aの上端がヘッドボックス8の一端部に配設される巻取りパイプ10aに巻着され、昇降コード7aの下端がウェイトバー9の一端に取着される。昇降コード7bの上端部は、ヘッドボックス8の他端部に配設される巻取りパイプ10bに巻着され、昇降コード7bの下端がウェイトバー9の他端に取着される。
前記巻取りパイプ10a,10bには、前記ヘッドボックス8内に回転可能に支持された駆動軸11が相対回転不能に挿通されている。また、ヘッドボックス8から垂下される操作コード12を操作すると、ギヤボックス13を介して前記駆動軸11を回転駆動可能となっている。
このように構成されたプリーツスクリーンでは、操作コード12の操作に基づいて駆動軸11が回転される。駆動軸11の回転により、巻取りパイプ10a,10bが昇降コード7a,7bの巻取り方向に回転されると、昇降コード7a,7bが支持棒6a,6b内を移動して巻取りパイプ10a,10bに巻き取られる。そして、昇降コード7a,7bを介してウェイトバー9が引き上げられ、ウェイトバー9でプリーツ生地2が押し上げられる。
また、巻取りパイプ10a,10bが昇降コード7a,7bの巻戻し方向に回転されると、昇降コード7a,7bを介してウェイトバー9が下降し、プリーツ生地2が下降する。
上記のように構成されたプリーツスクリーンでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)プリーツ生地2に昇降コード7a,7bを挿通するための挿通孔を設ける必要がない。従って、昇降コード7a,7bの挿通孔からの光漏れを防止することができる。
(2)昇降コード7a,7bをプリーツ生地2に保持した支持棒6a,6bに挿通し、その昇降コード7a,7bの下端をウェイトバー9に取着した。従って、プリーツ生地2に昇降コード7a,7bを挿通するための挿通孔を設けることなく、昇降コード7a,7bをプリーツ生地2に沿って保持することができる。
(3)プリーツ生地2に切り込み4を設けて保持部5を形成し、その保持部5に支持棒6a,6bを挿通して支持棒6a,6bをプリーツ生地2に保持可能としたので、接着工程や縫製工程等を必要とすることなく、支持棒6a,6bをプリーツ生地2に保持することができる。従って、製造工程を複雑化することなく、プリーツ生地2を容易に製造可能である。
(4)プリーツ生地2に支持棒6a,6bを挿通したことにより、プリーツ生地2の中央部の自重垂れ及び前後方向への撓みを防止することができる。
(第二の実施形態)
図6及び図7は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、前記第一の実施形態と同様な構成の保持部5に挿通した支持棒15の両端部に昇降コードを挿通したものである。その他の構成は、第一の実施形態と同様である。第一の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
前記支持棒15の両端部は、プリーツ生地2の両側部に突出され、その端部に挿通孔16が形成されている。そして、プリーツ生地2の両側に吊下支持される昇降コード7a,7bが挿通孔16に挿通されている。昇降コード7a,7bの上端は巻取りパイプ10a,10bに巻着され、昇降コード7a,7bの下端はウェイトバー9に取着されている。
このように構成されたプリーツスクリーンでは、操作コード12の操作に基づいて駆動軸11が回転される。駆動軸11の回転により、巻取りパイプ10a,10bが昇降コード7a,7bの巻取り方向に回転されると、昇降コード7a,7bが巻取りパイプ10a,10bに巻き取られる。そして、昇降コード7a,7bを介してウェイトバー9が引き上げられ、ウェイトバー9でプリーツ生地2が押し上げられる。
また、巻取りパイプ10a,10bが昇降コード7a,7bの巻戻し方向に回転されると、昇降コード7a,7bを介してウェイトバー9が下降し、プリーツ生地2が下降する。
上記のように構成されたプリーツスクリーンでは、第一の実施形態と同様な作用効果を得ることができる。また、昇降コード7a,7bは支持棒15の挿通孔16内を上下方向にのみ移動するので、昇降コード7a,7bと支持棒15との摩擦を軽減して、プリーツ生地2の昇降操作に要する操作力を軽減することができる。
(第三の実施形態)
図8及び図9は、第三の実施形態を示す。この実施形態は、保持部5に挿通した支持棒17に昇降コード7a,7bを挿通可能とした支持片18を設けたものである。その他の構成は、第一の実施形態と同様である。第一の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
図9に示すように、支持棒17には同支持棒17を保持部5に挿通した状態で、保持部5からプリーツ生地2の背面側に突出する支持片18が設けられている。この支持片18は、支持棒17を保持部5に挿通した後、プリーツ生地2の背面側から支持片18の基端部を支持棒17に嵌着して構成される。
昇降コード7a,7bは、ヘッドボックス8内の巻取りパイプ10a,10bからプリーツ生地2の背面側に垂下され、前記支持片18に形成された挿通孔19に挿通される。そして、昇降コード7a,7bの下端がウェイトバー9に取着されている。
このように構成されたプリーツスクリーンでは、操作コード12の操作により昇降コード7a,7bを巻取りパイプ10a,10bに巻き取り、あるいは巻取りパイプ10a,10bから巻戻すと、ウェイトバー9が昇降されて、プリーツ生地2が昇降される。
この実施形態のプリーツスクリーンでは、第一の実施形態と同様な作用効果を得ることができる。また、昇降コード7a,7bはプリーツ生地2の背面側に吊下支持されて室内側には露出されないので、プリーツスクリーンの美観を向上させることができる。
(第四の実施形態)
図10及び図11は、第四の実施形態を示す。この実施形態は、前記第三の実施形態の構成に加えてピッチ保持コード20を備えたものである。
図10に示すように、前記各保持部5に隣接して、プリーツ生地2の幅方向外側には保持部5と同一構成の保持部21が形成され、保持部5,21に前記支持棒17が挿通されている。
前記保持部21の上方位置において、前記ヘッドボックス8からピッチ保持コード20が垂下されている。図11に示すように、ピッチ保持コード20には保持部21に対向する位置に環状の掛止め部22が形成され、保持部21では支持棒17が掛止め部22に挿通されている。
このように構成されたプリーツスクリーンでは、操作コード12の操作により昇降コード7a,7bを巻取りパイプ10a,10bに巻き取り、あるいは巻取りパイプ10a,10bから巻戻すと、ウェイトバー9が昇降されて、プリーツ生地2が昇降される。
プリーツ生地2が下降すると、プリーツ生地2の中間部において上下方向に2箇所で、支持棒17がピッチ保持コード20に保持される。
従って、この実施形態のプリーツスクリーンでは、前記第三の実施形態で得られる作用効果に加え、支持棒17及びプリーツ生地2の重量によるプリーツ生地2の折り目3のピッチの増大を防止することができる。
(第五の実施形態)
図12及び図13は、第五の実施形態を示す。この実施形態は、第一の実施形態で形成されたプリーツ生地2を縦型プリーツスクリーンに使用したものである。
プリーツ生地2の折り目3を縦方向とした状態で、同プリーツ生地2の両端部には框23a,23bが取着される。前記框23a,23bの上端部にはランナー24が取着されている。また、図13に示すように、前記プリーツ生地2の保持部5に挿通された支持棒25の上端部にもランナー24が取着されている。そして、各ランナー24がハンガーレール26に移動可能に支持されている。
なお、前記框23a,23b及び支持棒25には、プリーツ生地2の脱落を阻止する支持部を設けてもよい。前記框23a,23b及び支持棒25のいずれかに前記支持部を設けてもよい。
また、プリーツ生地2の脱落を阻止する支持部を設けなくてもプリーツ生地2の折り目3の直線性が損なわれることはない。前記ランナー24をスペーサーやピッチ保持コードで接続して、折り目3のピッチを所定地以内に保持するようにしてもよい。
このような縦型プリーツスクリーンでは、保持部5に挿通した支持棒25にランナー24を取着することにより、プリーツ生地2を使用して縦型プリーツスクリーンを容易に形成することができる。
(第六の実施形態)
図14は、第六の実施形態を示す。この実施形態は、第一の実施形態で形成されたプリーツ生地2を天窓用プリーツスクリーンに使用したものである。
図14に示すように、プリーツ生地2の保持部に挿通された支持棒27の両端部にローラー28がそれぞれ取着される。そして、天窓に沿って配設されるガイドレールにローラー28を挿通すると、天窓に沿ってプリーツ生地2を引き出し、あるいは畳み込み可能とした天窓用プリーツスクリーンが構成される。
上記のようにプリーツ生地2を天窓用プリーツスクリーンに使用すると、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)保持部に挿通した支持棒27により、プリーツ生地2の自重垂れを防止することができる。従って、プリーツ生地2の自重垂れを防止するためのガイドワイヤーをスクリーンに挿通する必要がないので、ガイドワイヤーを挿通する挿通孔からの光漏れが生じることはない。
上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・第一の実施形態で、支持棒6a,6bの開口部をラッパ状に拡径して、昇降コード7a,7bの移動時における支持棒6a,6bと昇降コード7a,7bとの摩擦を低減するようにしてもよい。
・第一の実施形態で、図15に示すように、各昇降コード7a,7bをそれぞれ独立した支持棒29a,29bに挿通してもよい。支持棒内で逆方向に移動する昇降コード7a,7bの干渉を防止することができる。
・各実施形態において、網状の生地をプリーツ状に加工して、網戸として使用するプリーツスクリーンとしてもよい。
2…プリーツ生地、3…折り目、4…切り込み、5,21…保持部、6a,6b,15,17,25,27,29a,29b…支持棒、7a,7b…昇降コード、9…ウェイトバー。

Claims (14)

  1. ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持したことを特徴とするプリーツ生地。
  2. 前記保持部を複数の前記折り目に設け、各折り目の前記保持部に前記支持棒を挿通したことを特徴とする請求項1記載のプリーツ生地。
  3. ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持し、前記プリーツ生地をヘッドボックスから吊下支持し、前記ヘッドボックスから垂下される複数本の昇降コードを前記支持棒に挿通してウェイトバーに取着したことを特徴とするプリーツスクリーン。
  4. 前記支持棒をパイプ状とし、前記昇降コードを前記支持棒の全長に亘って挿通し、前記昇降コードの一端を前記ヘッドボックス内の巻取りパイプに巻取り及び巻戻し可能に巻着し、前記昇降コードの他端を前記ウェイトバーに取着したことを特徴とする請求項3記載のプリーツスクリーン。
  5. 前記昇降コードを前記プリーツ生地の側方に垂下し、前記プリーツ生地の側方に突出される前記支持棒に前記昇降コードを挿通したことを特徴とする請求項3記載のプリーツスクリーン。
  6. 前記昇降コードを前記プリーツ生地の背面側に垂下し、前記支持棒には前記保持部から前記プリーツ生地の背面側に突出する支持片を設け、前記昇降コードを前記支持片に挿通したことを特徴とする請求項3記載のプリーツスクリーン。
  7. ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持し、前記プリーツ生地をヘッドボックスから吊下支持し、前記ヘッドボックスから前記プリーツ生地の背面側にピッチ保持コードを吊下支持し、前記保持部で前記支持棒を前記ピッチ保持コードで支持したことを特徴とするプリーツスクリーン。
  8. ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に直交する方向に移動可能に保持し、前記支持棒の上端部にランナーを取着し、該ランナーをハンガーレールに移動可能に支持したことを特徴とする縦型プリーツスクリーン。
  9. ジグザグ状に折り畳み可能としたプリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持し、前記支持棒の両端部にローラーを取着し、該ローラーをガイドレールに移動可能に支持したことを特徴とする天窓用プリーツスクリーン。
  10. 生地をジグザグ状に折り畳み可能としてプリーツ生地を成形し、前記プリーツ生地の折り目に、該折り目に直交する方向の切り込みを少なくとも2対設け、前記切り込みの間の折り目を逆方向に屈曲させて保持部を形成し、前記保持部に支持棒を挿通して該支持棒を前記折り目に沿って保持したことを特徴とするプリーツ生地の製造方法。
  11. 前記支持棒を中空状に形成し、複数本の昇降コードを、前記支持棒に互いに逆方向に移動可能に挿通することを特徴とする請求項10記載のプリーツ生地の製造方法。
  12. 前記支持棒に前記保持部から突出する支持片を取着し、前記支持片に昇降コードを挿通することを特徴とする請求項10記載のプリーツ生地の製造方法。
  13. 前記支持棒の端部に挿通孔を形成し、前記支持棒を前記プリーツ生地の両側に突出させ、前記挿通孔に昇降コードを挿通することを特徴とする請求項10記載のプリーツ生地の製造方法。
  14. 前記支持棒を、前記保持部への挿通と同時にピッチ保持コードの掛止め部に挿通することを特徴とする請求項10記載のプリーツ生地の製造方法。
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