JP3100891B2 - ローマンシェード - Google Patents

ローマンシェード

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JP3100891B2
JP3100891B2 JP07327695A JP32769595A JP3100891B2 JP 3100891 B2 JP3100891 B2 JP 3100891B2 JP 07327695 A JP07327695 A JP 07327695A JP 32769595 A JP32769595 A JP 32769595A JP 3100891 B2 JP3100891 B2 JP 3100891B2
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英章 外村
英彦 中村
裕臣 山中
章 曽根
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    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B9/26Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds
    • E06B9/262Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds with flexibly-interconnected horizontal or vertical strips; Concertina blinds, i.e. upwardly folding flexible screens
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    • E06B2009/2622Gathered vertically; Roman, Austrian or festoon blinds

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  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Blinds (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローマンシェード
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のローマンシェードとしては、上端
がヘッドレールに連結され、下端に幅方向所定間隔で錘
が取付けられたクロスを、昇降コードによって上昇させ
ることにより等間隔でゆったりした大きなひだを形成し
ながらたくしあげるようにしたタイプのものや、前記ク
ロスの下端部に錘の代わりに幅方向全長に渡ってウエイ
トバーを取付けて、一定間隔でひだを形成しながらたく
し上げられるようにしたタイプのものなどがある。これ
らのローマンシェードは、クロスの種類や、クロスへの
昇降コードの連結位置などを変えることにより、ひだの
形や大きさを変えるようにしたり、クロスに半透明のも
のを使用して眺望機能を持たせたり、不透明なものを使
用して遮へい機能を持たせたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のローマンシェードでは、眺望機能と遮へい
機能とを合せ持たせるためには、半透明のクロスからな
るローマンシェードと不透明なクロスからなるローマン
シェードとを2重使いにしなければならないという問題
がある。また、1つのローマンシェードでは、クロスが
たくし上げられた際の形状は1通りしかないため、1つ
のローマンシェードで、多種類の形状を出すことができ
ないという問題がある。
【0004】上記のように2機のローマンシェードを併
用しなくても眺望機能と遮へい機能を合せ持たせるもの
として、本出願人が先に出願した特開平7-39449
号公報に示されるものがある。これに示されるものは、
1枚では半透明であるが複数枚以上重なると不透明にな
るクロスの上端をヘッドレールに連結し、上下方向に所
定間隔をあけてたるみを形成した状態で、各たるみの前
側上端部に支持コードを連結し、各たるみの後側上端部
に移動コードを連結したものであり、移動コードを支持
コードに対して相対的に昇降させてクロスの移動コード
との連結部を昇降させることによりクロスのたるみを重
ね合わせて遮へいしたり、重ね合わせないようにして眺
望を得るようにしたりするものである。
【0005】しかしながら、特開平7-39449号公
報に示されるものは、1枚の半透明のクロスのたるみを
重ね合わせて遮へい機能を持たせるようにするため、通
常ローマンシェードに使用されるクロスの量よりも実質
約3倍の量が必要であり、高価な製品となっていた。本
発明は、このような課題を解決するためのものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、垂直方
向に所定間隔を開けて整列状態に配置される複数のクロ
ス(20、40、50、60、74、80、90、9
4)と、各前記クロス(20、40、50、60、7
4、80、90、94)の上端部(20a、40a、5
0a、60a、74a、80a、90a、94a)にそ
れぞれ固定される上部横棒(12)と、ヘッドレール
(10)の幅方向に所定間隔をあけてそれぞれ垂下され
るとともに、各上部横棒(12)を支持する複数のスペ
ーサ(34)と、各前記クロス(20、40、50、6
0、74、80、90、94)の上端部(20a、40
a、50a、60a、74a、80a、90a、94
a)の後面(20c、40c、50c、60c、74
c、80c、90c、94c)あるいは前記上部横棒
(12)にそれぞれ連結されるコードリング(16)
と、ウエイトバー(14)又は最下端に配置される前記
クロス(20、40、50、60、74、80、90、
94)の上端部(20a、40a、50a、60a、7
4a、80a、90a、94a)に一端が連結されると
ともに、他端が前記コードリング(16)を挿通して前
記ヘッドレール(10)内に昇降可能に導入される昇降
コード(18)と、前記ヘッドレール(10)から垂下
した一端側(22a)が各クロス(20、40、50、
60、74、80、90、94)の上端部(20a、4
0a、50a、60a、74a、80a、90a、94
a)以外の中間部あるいは下端部に順次連結されている
とともに、他端(22b)がヘッドレール(10)内に
昇降可能に導入される開閉用コード(22)と、を有し
ており、該開閉用コード(22)の一端側(22a)を
上昇させることにより、上下に隣り合う該クロス(2
0、40、50、60、74、80、90、94)の間
が開口されるように構成されていることを特徴としたも
のである。
【0007】これにより、昇降コードによってクロスを
昇降させる従来のローマンシェードの機能の他に、開閉
用コードの一端側を上昇させることにより、上下に隣り
合うクロス間を開口させることができるため、これらの
開口部により眺望機能を得ることができるとともに、ロ
ーマンシェードの形状に変化を持たせることができる。
【0008】また、通常のローマンシェードの1枚分の
量のクロスしか使用しないため、通常のローマンシェー
ドとほぼ同価格にすることができる。
【0009】本発明のうちで請求項2記載の発明は、請
求項1記載の発明において、前記開閉用コード(22)
の一端側(22a)は、各クロス(20、40、60、
74、80、90、94)の上端部(20a、40a、
60a、74a、80a、90a、94a)付近におい
て該クロス(20、40、60、74、80、90、9
4)あるいは該クロス(20、40、60、74、8
0、90、94)と前記上部横棒(12)との連結部分
に挿通されており、各クロス(20、40、60、7
4、80、90、94)の下端部(20b、40b、6
0b、74b、80b、90b、94b)にそれぞれ連
結されていることを特徴としたものである。
【0010】これにより、開閉用コードの一端側を上昇
させることにより各クロスの下端部がそれぞれ上昇し、
上下に隣り合うクロス間を開口させることができるた
め、これらの開口部により眺望機能を得ることができ
る。
【0011】本発明のうちで請求項3記載の発明は、請
求項1記載の発明において、前記開閉用コード(22)
は、前記スペーサ(34)の前方に離間させて配置され
ており、各クロス(50)の上下方向途中位置において
該クロス(50)を挿通し、該挿通した部分(50d)
で該クロス(50)にそれぞれ連結されていることを特
徴としたものである。
【0012】これにより、開閉用コードの一端側を上昇
させることにより各クロスの上下方向途中位置がそれぞ
れ上昇し、該上下方向途中位置から下端部がそれぞれ垂
下するため、上下に隣り合う上側のクロスの下端部と下
側のクロスの上端部との間を開口させることができるた
め、これらの開口部により眺望機能を得ることができ
る。
【0013】また、クロスを閉じたときも、上下に隣り
合う上側のクロスの下端部と下側のクロスの上端部とは
前後方向に離間しているため、これらの離間している部
分から間接的に室内に光を入れることができる。
【0014】本発明のうちで請求項4記載の発明は、請
求項1、2又は3記載の発明において、各クロス(2
0、40、50、80)の下端部(20b、40b、5
0b、80b)には、該クロス(20、40、50、8
0)の幅方向全長に渡って又は部分的に下部横棒(2
4、82、84)がそれぞれ取付けられていることを特
徴としたものである。
【0015】これにより、クロスの下端部の幅方向全長
に渡って下部横棒を取付けた場合は、開閉用コードの一
端側を上昇させた場合に、クロスの下端部全長を直線状
に上昇させてクロスに規則的なひだを形成することがで
き、また、クロスの下端部に部分的に下部横棒を取付け
た場合は、下部横棒が設けられている部分を直線状に上
昇させるとともに下部横棒が設けられていない部分を波
打つようにさせるなど、様々な形状を構成させることが
できる。
【0016】本発明のうちで請求項5記載の発明は、請
求項1、2又は3記載の発明において、各クロス(6
0)の下端部(60b)及び上下方向途中位置には、該
クロス(60)の幅方向全長に渡って下部横棒(24)
及び中部横棒(62)がそれぞれ取付けられていること
を特徴としたものである。
【0017】これにより、開閉用コードの一端側を上昇
させ、クロスの下端を上昇させた際に、クロスの上下方
向途中位置に取付けられた中部横棒が錘となりこの部分
が下端に位置するように折り畳まれるため、シャープな
印象を持たせることができる。
【0018】本発明のうちで請求項6記載の発明は、請
求項1、2、3又は4記載の発明において、各クロス
(40)は腰のある素材からなり、該クロス(40)の
上下方向1か所以上に幅方向全長に渡って折り曲げ可能
な易折曲部(40c、40d)が形成されていることを
特徴としたものである。
【0019】これにより、開閉用コードの一端側を上昇
させ、クロスの下端を上昇させた際に、クロスが腰のあ
る素材のために垂れ下がることなく易折曲部において折
り曲げられるため、腰のある素材を用いていない場合に
比べて上下に隣り合うクロス間の開口率が上がり、眺望
機能を上げることができる。
【0020】また、クロスに形成される易折曲部の数が
多ければ多いほど折れ曲がる段数が多くなるので、開口
率をさらに上げることができる。
【0021】本発明のうちで請求項7記載の発明は、請
求項1、2、4、5又は6記載の発明において、前記ヘ
ッドレール(10)からは各クロス(60)の前方に前
方スペーサ(66)が垂下しており、該前方スペーサ
(66)は、これの上下方向に所定間隔を開けた位置に
おいてそれぞれのクロス(60)の前記中部横棒(6
2)部分にそれぞれ連結されていることを特徴としたも
のである。
【0022】これにより、開閉用コードの一端側を上昇
させ、クロスの下端部を上昇させた際に、クロスの上下
方向途中位置に取付けられている中部横棒部分が前方ス
ペーサに連結されているため、この中部横棒部分は垂れ
下がることもなく、中部横棒部分を支点として下端部の
みが上昇するため、前方スペーサに連結されていない場
合に比べて開口率が上がり、眺望機能を上げることがで
きる。
【0023】また、前方スペーサを後側クロスから離間
させて配置させているので、クロスの上下方向途中位置
が前方に突出してクロスが三角形状に構成されるため、
クロスに立体的な形状の変化を持たせることができる。
【0024】本発明のうちで請求項8記載の発明は、請
求項1、2、4、5、6又は7記載の発明において、各
クロス(20)の前面(20d)には、該クロス(2
0)の上端部(20a)から上下方向途中位置までバラ
ンス(70)が設けられていることを特徴としたもので
ある。
【0025】これにより、開閉用コードの一端側を上昇
させ、クロスの下端部を上昇させてクロスにひだを形成
させた際に、クロスをバランスによって覆い隠すことが
できる。
【0026】本発明のうちで請求項9記載の発明は、請
求項1、2、4、6又は8記載の発明において、各クロ
ス(94)の後面(94c)には、前記開閉用コード
(22)が移動可能に挿通する挿通リング(96)が連
結されていることを特徴としたものである。
【0027】これにより、開閉用コードの一端側を上昇
させ、クロスの下端部を上昇させた際に、上下に隣り合
う挿通リング間のクロスにひだを形成しながら最下端の
挿通リングから上方の挿通リングに向かって順次上昇し
ていくため、クロスが大きく垂れ下がることなく細かな
ひだを形成しながら上下方向に圧縮されることになるの
で、上下に隣り合うクロス間の開口率が上り、眺望機能
を上げることができる。なお、上記かっこ内の符号は、
後述する実施の形態の対応する部材を示す。
【0028】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明の第1の実
施の形態を示す。垂直方向に所定間隔を開けて整列状態
に複数のクロス20がそれぞれ配置されており、各クロ
ス20の上端部20aには、幅方向全長に渡って上部横
棒12が固定されているとともに、上端部20aの後面
20cの幅方向に所定間隔をあけた3か所にコードリン
グ16がそれぞれ連結されている。
【0029】ヘッドレール10の両端部には、スペーサ
34の上端が固定されて垂下しており、それぞれのスペ
ーサ34には、各クロス20の上部横棒12の両端部が
それぞれ連結されている。スペーサ34の下端にはウエ
イトバー14が連結されている。
【0030】ウエイトバー14には、昇降コード18の
一端が連結されており、昇降コード18の他端は、コー
ドリング16を挿通してヘッドレール10の下部に垂下
するコードガイド10aの挿通孔10bに挿通され、ヘ
ッドレール10の図1中右端部の第1ストッパ10cを
介して導出される。昇降コード18の他端には第1つま
み26が連結されており、第1つまみ26には一端がウ
エイトバー14に連結される第1連結コード28の他端
が連結されている。
【0031】それぞれのクロス20の下端部20bに
は、幅方向全長に渡って下部横棒24がそれぞれ取付け
られており、それぞれの下部横棒24は、クロス20の
上端部20a付近において、クロス20の前方から後方
に挿通して垂下する開閉用コード22の一端側22aに
順次連結されている。それぞれの下部横棒24は、クロ
ス20を閉じた際に、クロス20が前方に突出するゆっ
たりしたひだを形成した状態で下方のクロス20の上端
部20a又はウエイトバー14と重なり合うように位置
する。
【0032】開閉用コード22は、クロス20の幅方向
に所定間隔をあけた3か所にそれぞれ設けられており、
それぞれの開閉用コード22の他端22bはコードガイ
ド10aに挿通され、ヘッドレール10の図1中左端部
の第2ストッパ10dを介して導出される。それぞれの
開閉用コード22の他端22bには第2つまみ30が連
結されており、第2つまみ30には一端がウエイトバー
14に連結される第2連結コード32の他端が連結され
ている。
【0033】次に、第1の実施の形態の作用について説
明する。図1に示されるようにクロス20を閉じた状態
からクロス20を開く場合、第2つまみ30を引き下ろ
し開閉用コード22の一端側22aを上昇させる。これ
により、図3に示されるように、一端側22aと一体に
それぞれのクロス20の下部横棒24が上昇し、隣り合
う上方のクロス20のひだの下端部と下方のクロス20
の上端部20aの間及び最下端のクロス20のひだの下
端部とウエイトバー14の間が開口し、この開口部21
から眺望機能を得ることができる。第2ストッパ10d
を締結させて開閉用コード22の移動を拘束することに
より、クロス20の開いた状態が維持される。
【0034】次に、クロス20を閉じる場合、第2つま
み30をもって開閉用コード22を操作して第2ストッ
パ10dの締結を解除させ、開閉用コード22を移動可
能な状態にして第2つまみ30から手を放すことによ
り、開閉用コード22の一端側22aがクロス20の下
部横棒24の自重により最下端まで下降して停止し、図
1に示される状態になる。
【0035】次に、クロス20をたくし上げる場合、第
1つまみ26を引き下ろして昇降コード18の一端を上
昇させる。これにより、最下端に位置するクロス20に
ひだを形成しながらウエイトバー14が上昇して最下端
のコードリング16に当接すると、最下端のコードリン
グ16とともに下から2番目に位置するクロス20にひ
だを形成しながら、最下端のコードリング16の上方に
隣り合うコードリング16に当接して一体に上昇してい
く。これらの動作を上方に隣り合うコードリング16に
対して順次行いながらそれぞれのクロス20がたくし上
げれていく。コードリング16はクロス20の上端部2
0aに連結されているので、図5に示されるように、ク
ロス20の上端部20a部分が最も後方に位置し、この
部分から幅方向全長に渡って前方に突出する規則的なひ
だが形成される。
【0036】このように、開閉用コード22の一端側2
2aを上昇させることにより上下に隣り合うクロス20
間及び最下端のクロス20とウエイトバー14の間が開
口し、この開口部21により眺望機能を得ることができ
るとともに、ローマンシェードの形状に変化を持たせる
ことができる。
【0037】図6に第2の実施の形態を示す。これに示
されるものは、クロス40に腰のある素材を使用し、ク
ロス40の上下方向に所定間隔をあけた2か所に幅方向
全長に渡って折り曲げ可能な第1易折曲部40c及び第
2易折曲部40dがそれぞれ形成されている以外は、上
記第1の実施の形態と同様の構造を有している。
【0038】次に、第2の実施の形態の作用について説
明する。まず、図6に示される全閉状態からクロス40
を半分開く場合、第1の実施の形態と同様に行い、下部
横棒24をクロス40の上下方向中央位置まで移動させ
るように開閉用コード22の一端側22aを上昇させ
る。これにより、下部横棒24に近い位置にある第2易
折曲部40dのみが折曲し、クロス40が腰のある素材
であるため、図7に示されるように、クロス40が第2
易折曲部40dを頂点とした断面三角形状に突出する。
このとき、上下に隣り合う上方のクロス40の下端部4
0bと下方のクロス40の上端部40aの間及び最下端
のクロス40の下端部40bとウエイトバー14の間が
開口し、この開口部42により眺望機能が得られる。
【0039】次に、クロス40を全開にする場合、第1
の実施の形態と同様に行い、開閉用コード22の一端側
22aを下部横棒24がクロス40の上端部40aに当
接し下部横棒24の上昇が拘束される位置まで上昇させ
ると、図8に示されるように、半開状態のときに折曲し
ていた第2易折曲部40dが折曲した状態のままクロス
40の下端に移動するとともに第1易折曲部40cも前
方に突出するように折曲し、クロス40が第1易折曲部
40cを頂点とした断面三角形状に突出する。これによ
り、上下に隣り合う上方のクロス40の上端部40aと
下方のクロス40の上端部40aの間の間隔において、
クロス40が存在する部分は1/3となり、残り2/3
は開口部42となるため、第1の実施の形態のものより
も開口率が上がり、眺望機能が向上することになる。ま
た、開口の度合いによりクロス40によって形成される
断面三角形の形状を変えることができ、形状に変化をも
たせることができる。
【0040】また、クロス40を上昇させる場合も、第
1の実施の形態と同様に行うことができる。
【0041】図9及び図10(a)に第3の実施の形態
を示す。これに示されるものは、開閉用コード22の一
端側22aをスペーサ34の前方に離間させて配置し、
一端側22aを、クロス50の上下方向途中位置におい
てクロス50に形成された挿通穴50dに挿通させて、
挿通穴50d部分でクロス50にそれぞれ結合し、昇降
コード18の一端をウエイトバー14ではなく最下端に
配置されるクロス50の上端部50aに連結し、ヘッド
ボックス10を覆うカーテンボックス53を設けたこと
以外は第1の実施の形態のものと同様の構造を有してい
る。
【0042】次に、第3の実施の形態の作用について説
明する。図9及び図10(a)に示される状態からクロ
ス50を開く場合、第1の実施の形態と同様に開閉用コ
ード22の一端側22aを上昇させる。これにより、図
11及び図10(b)に示されるように、クロス50の
下端部50bが下部横棒24の自重により直線状に垂下
した状態でクロス50の挿通穴50d部分が上昇し、上
下に隣り合う上方のクロス50の下端部50bと下方の
クロス50の上端部50aの間が開口する。したがっ
て、この開口部54により眺望機能が得られるととも
に、形状に変化をもたせることができる。
【0043】次に、クロス50を閉じる場合は、第1の
実施の形態と同様に行われ、これにより、クロス50は
図9及び図10(a)に示される状態になる。
【0044】このとき、上下に隣り合う上側のクロス5
0の下端部50bと下側のクロス50の上端部50aと
が前後方向に離間するため、離間している部分から間接
的に室内に光を入れることができる。
【0045】また、クロス50を上昇させる場合も、第
1の実施の形態と同様に行うことができる。
【0046】図12に第4の実施の形態を示す。これに
示されるものは、クロス60の下端部60bに下部横棒
24を取付けるのみならず、クロス60の上下方向途中
位置にクロス60の幅方向全長に渡って中部横棒62を
取付けたこと以外は上記第1の実施の形態と同様の構造
を有している。
【0047】次に、第4の実施の形態の作用について説
明する。図12に示される状態からクロス60を開く場
合、第1の実施の形態と同様に開閉用コード22の一端
側22aを上昇させ、クロス60の下端部60bを上昇
させると、クロス60の上下方向途中位置に中部横棒6
2が取付けられているため、図13に示されるように、
中部横棒62が錘となってこの部分が下端に位置するよ
うにクロス60が折り畳まれるため、シャープな印象を
もたせることができるとともに、上下に隣り合う上方の
クロス60の中部横棒62部分と下方のクロス60の上
端部60aの間が開口し、この開口部64により眺望機
能が得られる。
【0048】また、開かれているクロス60を閉じる場
合は、第1の実施の形態と同様に行うことができ、これ
により、クロス60は図12に示される状態になる。ま
た、クロス60を上昇させる場合も、第1の実施の形態
と同様に行うことができる。
【0049】図14に第5の実施の形態を示す。これに
示されるものは、クロス20の前面側の上端部20a
に、クロス20の上下方向途中位置まで垂下するバラン
ス70の上端部70aが連結されていること以外は上記
第1の実施の形態と同様の構造を有している。
【0050】次に、第5の実施の形態の作用について説
明する。図14に示される状態からクロス20を開く場
合、第1の実施の形態と同様に行なわれ、図15及び図
16に示されるように第1の実施の形態と同様にクロス
20によって大きなひだを形成しながら下端部20bが
上昇する。このとき、バランス70は垂下した状態のま
まであるため、バランス70によりクロス20を隠すこ
とができるとともに、バランス70はクロス20の上下
方向途中位置までしか設けられていないため、上下に隣
り合う上方のバランス70の下端部70bと下方のバラ
ンス70の上端部70a間が開口し、この開口部72に
より眺望機能が得られるとともに、形状に変化をもたせ
ることができる。
【0051】次に、クロス20を閉じる場合は、第1の
実施の形態と同様に行うことができ、これにより、クロ
ス20は図14に示される状態になる。また、クロス2
0を上昇させる場合も、第1の実施の形態と同様に行う
ことができる。
【0052】図17に第6の実施の形態を示す。これに
示されるものは、クロス74に伸縮性のある素材を使用
し、クロス74の下端部74bには下部横棒24を設け
ないようにするとともにクロス74の両下角部74d及
び74eをスペーサ34に連結し、開閉用コード22を
クロス74の幅方向中央位置に1本だけ設けたこと以外
は、上記第1の実施の形態と同様の構造を有している。
【0053】次に、第6の実施の形態の作用について説
明する。図17に示される状態からクロス74を開く場
合は、第1の実施の形態と同様に行なわれ、これによ
り、図18に示されるようにクロス74の下端部74b
は、両下角部74d及び74eがスペーサ34に連結さ
れているとともに、クロス74自体が伸縮性のある素材
なので、伸びながら幅方向中央位置を頂点として山形に
上昇し、上下に隣り合う上方のクロス74の下端部74
bと下方のクロス74の上端部74aの間、及びクロス
74の下端部74bとウエイトバー14の間に山形の開
口部78が形成される。したがって、この開口部78に
より眺望機能が得られるとともに、形状に変化をもたせ
ることができる。
【0054】また、クロス74を閉じる場合は、第1の
実施の形態と同様に行うことができ、これにより、クロ
ス74は図17に示される状態になる。また、クロス7
4を上昇させる場合も、第1の実施の形態と同様に行う
ことができる。
【0055】なお、上記第6の実施の形態においては、
クロス74の下端部74bの両側端部をスペーサ34に
連結したが、必ずしもこれに限るものではなく、クロス
74の両下角部74d及び74eをスペーサ34に連結
しなくてもよい。
【0056】また、クロス74に伸縮性のある素材を使
用した方がよいが、これに限るものでもない。
【0057】図19に第7の実施の形態を示す。これに
示されるものは、クロス80の下端部80bには、両側
端部から中央方向に向かって所定幅だけ下部横棒82及
び84がそれぞれ取付けられており、クロス80の下部
横棒82及び84が取付けられていない部分は自重によ
って中央部付近が垂れ下がっており、開閉用コード22
が下部横棒82の図19中右端部部分及び下部横棒84
の図19中左端部部分にそれぞれ連結されていること以
外は、上記第1の実施の形態と同様の構造を有してい
る。
【0058】次に、第7の実施の形態の作用について説
明する。図19に示される状態からクロス80を開く場
合は、第1の実施の形態と同様に行われ、これにより、
図20に示されるように、下部横棒82が図20中右上
りに又下部横棒84が図20中左上りにそれぞれ直線状
に傾斜し、下部横棒82及び84が取付けられていない
部分は幅方向に1つの大きな波形を形成しながら上昇す
る。これにより、直線と曲線が混合した形の開口部86
が上下に隣り合う上方のクロス80の下端部80bと下
方のクロス80の上端部80aの間、及びクロス80の
下端部80bとウエイトバー14の間にそれぞれ形成さ
れ、この開口部86により眺望機能が得られるととも
に、形状に変化をもたせることができる。
【0059】次に、クロス80を閉じる場合は、第1の
実施の形態と同様に行うことができ、これにより、クロ
ス80は図19に示される状態になる。また、クロス8
0を上昇させる場合も、第1の実施の形態と同様に行う
ことができる。
【0060】図21に第8の実施の形態を示す。これに
示されるものは、クロス90の下端部90bには下部横
棒24を設けず、クロス90の両側端部に図22に示さ
れるようにたるみを持たせてスペーサ34にそれぞれ縫
い付けること以外は、上記第1の実施の形態と同様の構
造を有している。
【0061】次に、第8の実施の形態の作用について説
明する。図21に示される状態からクロス90を開く場
合は、第1の実施の形態と同様に行われ、図23に示さ
れるように、クロス90の幅方向寸法にゆとりが持たせ
てあるので、クロス90の下端部90bの開閉用コード
22が連結されている部分は、ほとんど上端部90a付
近まで上昇し、クロス90の両側端部は、スペーサ34
にそれぞれ連結されているためスペーサ34の両側端部
を覆うことになる。これにより、上下に隣り合う上方の
クロス90の下端部90bと下方のクロス90の上端部
90aの間及びクロス90の下端部90bとウエイトバ
ー14の間に、クロス90の幅方向に2つの波形を有す
る大きな開口部92を形成することができ、この開口部
92により眺望機能が得られるとともに、形状に変化を
もたせることができる。
【0062】次に、クロス90を閉じる場合は、第1の
実施の形態と同様に行うことができ、これにより、クロ
ス90は図21に示される状態になる。また、クロス9
0を上昇させる場合も、第1の実施の形態と同様に行う
ことができる。
【0063】図24及び図25(a)に第9の実施の形
態を示す。これに示されるものは、クロス60の前方に
ヘッドレール10から前方スペーサ66を垂下させ、ク
ロス60の中部横棒62部分を前方に突出させて前方ス
ペーサ66の上下方向に所定間隔を開けた位置において
前方スペーサ66にそれぞれ連結し、ヘッドレール10
を覆うカーテンボックス61を設けたこと以外は上記第
4の実施の形態と同様の構造を有している。
【0064】このように構成することにより、クロス6
0の中部横棒62部分が前方に突出してクロス60が三
角形状に構成されるため、クロス60に立体的な形状の
変化を持たせることができる。
【0065】次に、第9の実施の形態の作用について説
明する。図24及び図25(a)に示される状態からク
ロス60を開く場合、第1の実施の形態と同様に開閉用
コード22の一端側22aを上昇させ、クロス60の下
端部60bを上昇させる。このとき、クロス60の中部
横棒62部分が前方スペーサ66に連結されているた
め、図25(b)に示されるように、この中部横棒62
部分は垂れ下がることもなく、中部横棒62部分を支点
として下端部60bのみが上昇するので、前方スペーサ
66に連結されていない場合に比べて開口率が上がる。
したがって、この開口部68による眺望機能を向上させ
ることができるとともに、形状に変化をもたせることが
できる。
【0066】次に、クロス60を閉じる場合は、第1の
実施の形態と同様に行うことができ、これにより、クロ
ス60は図24及び図25(a)に示される状態にな
る。また、クロス60を上昇させる場合も、第1の実施
の形態と同様に行うことができる。
【0067】図26に第10の実施の形態を示す。これ
に示されるものは、クロス94の下端部94bを下部横
棒24を取付けずに直接開閉用コード22に連結し、ク
ロス94の後面94cの上下方向に所定間隔をあけた2
か所に挿通リング96を取付け、これらの挿通リング9
6に開閉用コード22の一端側22aを上下方向に移動
可能に挿通させたこと以外は上記第1の実施の形態と同
様の構造を有している。
【0068】次に、第10の実施の形態の作用について
説明する。図26に示される状態からクロス94を開く
場合、第1の実施の形態と同様に開閉用コード22の一
端側22aを上昇させ、クロス94の下端部94bを上
昇させる。下端部94bが下方に位置する挿通リング9
6に接触すると下端部94bとともに挿通リング96が
上昇し、次いで下方に位置する挿通リング96が上方に
位置する挿通リング96に接触し、図27に示されるよ
うに、下端部94b及び2つの挿通リング96がともに
上昇するため、挿通リング96を設けない場合に比べて
開口率が上がる。したがって、この開口部98による眺
望機能を向上させることができるとともに、形状に変化
をもたせることができる。
【0069】次に、クロス94を閉じる場合は、第1の
実施の形態と同様に行うことができ、これにより、クロ
ス94は図26に示される状態になる。また、クロス9
4を上昇させる場合も、第1の実施の形態と同様に行う
ことができる。
【0070】なお、上記第1〜第10の実施の形態にお
いて、クロス20、40、50、60、74、80、9
0、94と開閉用コード22の連結は、開閉用コード2
2をクロス20、40、50、60、74、80、9
0、94に直接縫製するようにしてもよいし、クロス2
0、40、50、60、74、80、90、94あるい
はクロス20、40、50、60、74、80、90、
94に取付けられた中部横棒62あるいは下部横棒2
4、82、84に連結用リングを取付けて、この連結用
リングに開閉用コード22を結び付けたり縫い付けたり
するようにしてもよい。
【0071】また、上記第1〜第10の実施の形態にお
いて、開閉用コード22を操作する際には第2つまみ3
0を、昇降コード18を操作する際には第1つまみ26
をそれぞれ操作したが、これに限るものではなく、開閉
用コード22の他端22bや昇降コード18の他端を直
接操作してもよい。
【0072】さらには、上記第1〜第10の実施の形態
においては、昇降コード18及び開閉用コード22の操
作手段として、昇降コード18の他端及び開閉用コード
22の他端22bをそれぞれヘッドレール10のコード
ガイド10aに案内させて第1ストッパ10c及び第2
ストッパ10dを介して導出させ第1つまみ26及び第
2つまみ30に連結させることにより構成したが、これ
に限るものではなく、例えば、昇降コード18の他端及
び開閉用コード22の他端22bの両方又は一方をヘッ
ドレール10内に設けられるドラムに巻取り及び巻解き
可能に巻き付け、ドラムと一体に回転する回転軸の端部
にプーリを設けて、操作チェーンによってプーリを回転
駆動させることによりドラムの回転を操作するように構
成したものでもよい。
【0073】また、上記第3の実施の形態以外の実施の
形態においては、昇降コード18の一端をウエイトバー
14に連結したが、これに限るものではなく、最下端に
配置されるクロス20、40、60、74、80、9
0、94の上端部20a、40a、60a、74a、8
0a、90a、94aに連結してもよく、また、第3の
実施の形態においては、昇降コード18の一端を最下端
に配置されるクロス50の上端部50aではなく、新た
にウエイトバー14を設けてこれに連結するようにして
もよい。
【0074】さらには、上記第1〜第10の実施の形態
において、すべてのクロス20、40、50、60、7
4、80、90、94を同じ開閉用コード22に連結し
て一斉に開閉させるようにしたが、これに限るものでは
なく、例えば、それぞれのクロス20、40、50、6
0、74、80、90、94の互いに隣り合う数枚づつ
で1ブロックを構成したり、1枚づつ隔てた位置のもの
で1ブロックを構成したりするなどして、全体で複数の
ブロックをつくり、各ブロックごとに別の開閉用コード
22にそれぞれ連結して、各ブロックごとに開閉を行う
ようにしてもよい。また、開閉用コード22に連結され
ないブロックをつくってもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、昇降コードによってクロスを昇降さ
せる従来のローマンシェードの機能の他に、開閉用コー
ドの一端側を上昇させることにより、上下に隣り合うク
ロス間を開口させることができるため、これらの開口部
により眺望機能を得ることができるとともに、ローマン
シェードの形状に変化を持たせることができる。
【0076】また、通常のローマンシェードの1枚分の
量のクロスしか使用しないため、通常のローマンシェー
ドとほぼ同価格にすることができる。
【0077】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、開閉用コードの一端側を上昇させることにより各ク
ロスの下端部がそれぞれ上昇し、上下に隣り合うクロス
間を開口させることができるため、これらの開口部によ
り眺望機能を得ることができる。
【0078】また、本発明のうち請求項3記載の発明
は、開閉用コードの一端側を上昇させることにより、各
クロスの上下方向途中位置から下端部をそれぞれ垂下さ
せながら該上下方向途中位置をそれぞれ上昇させ、上下
に隣り合う上側のクロスの下端部と下側のクロスの上端
部の間を開口させることができるため、これらの開口部
により眺望機能を得ることができる。
【0079】また、クロスを閉じたときも、上下に隣り
合う上側のクロスの下端部と下側のクロスの上端部とは
前後方向に離間しているため、この離間している部分か
ら間接的に室内に光を入れることができる。
【0080】また、本発明のうち請求項4記載の発明
は、クロスの下端部の幅方向全長に渡って下部横棒を取
付けた場合は、開閉用コードの一端側を上昇させた場合
に、クロスの下端部全長を直線状に上昇させてクロスに
規則的なひだを形成することができ、また、クロスの下
端部に部分的に下部横棒を取付けた場合は、下部横棒が
設けられている部分を直線状に上昇させるとともに下部
横棒が設けられていない部分を波打つようにさせるな
ど、様々な形状を構成させることができる。
【0081】また、本発明のうち請求項5記載の発明
は、開閉用コードの一端側を上昇させ、クロスの下端を
上昇させた際に、クロスの上下方向途中位置に取付けら
れた中部横棒が錘となりこの部分が下端に位置するよう
に折り畳まれるため、シャープな印象を持たせることが
できる。
【0082】また、本発明のうち請求項6記載の発明
は、開閉用コードの一端側を上昇させ、クロスの下端を
上昇させた際に、クロスが腰のある素材のために垂れ下
がることなく易折曲部において折り曲げられるため、腰
のある素材を用いていない場合に比べて上下に隣り合う
クロス間の開口率が上がり、眺望機能を上げることがで
きる。
【0083】また、クロスに形成される易折曲部の数が
多ければ多いほど折れ曲がる段数が多くなるので、開口
率をさらに上げることができる。
【0084】また、本発明のうち請求項7記載の発明
は、開閉用コードの一端側を上昇させ、クロスの下端部
を上昇させた際に、クロスの上下方向途中位置に取付け
られている中部横棒部分が前方スペーサに連結されてい
るため、この中部横棒部分は垂れ下がることもなく、中
部横棒部分を支点として下端部のみが上昇するため、前
方スペーサに連結されていない場合に比べて開口率が上
がり、眺望機能を上げることができる。
【0085】また、前方スペーサを後側クロスから離間
させて配置させているので、クロスの上下方向途中位置
が前方に突出してクロスが三角形状に構成されるため、
クロスに立体的な形状の変化を持たせることができる。
【0086】また、本発明のうち請求項8記載の発明
は、開閉用コードの一端側を上昇させ、クロスの下端部
を上昇させてクロスにひだを形成させた際に、クロスを
バランスによって覆い隠すことができる。
【0087】また、本発明のうち請求項9記載の発明
は、開閉用コードの一端側を上昇させ、クロスの下端部
を上昇させた際に、上下に隣り合う挿通リング間のクロ
スにひだを形成しながら最下端の挿通リングから上方の
挿通リングに向かって順次上昇していくため、クロスが
大きく垂れ下がることなく細かなひだを形成しながら上
下方向に圧縮されることになるので、上下に隣り合うク
ロス間の開口率が上り、眺望機能を上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のクロスを閉じた状態を示す
斜視図である。
【図2】図1の2-2断面図である。
【図3】第1の実施の形態のクロスを開いた状態を示す
斜視図である。
【図4】図3の4-4断面図である。
【図5】第1の実施の形態のクロスを上昇させた状態を
示す斜視図である。
【図6】第2の実施の形態のクロスを閉じた状態を示す
斜視図である。
【図7】第2の実施の形態のクロスを半開にした状態を
示す斜視図である。
【図8】第2の実施の形態のクロスを全開にした状態を
示す斜視図である。
【図9】第3の実施の形態のクロスを閉じた状態を示す
斜視図である。
【図10】(a)は図9の10-10断面図であり、
(b)は図11の10-10断面図である。
【図11】第3の実施の形態のクロスを開いた状態を示
す斜視図である。
【図12】第4の実施の形態のクロスを閉じた状態を示
す斜視図である。
【図13】第4の実施の形態のクロスを開いた状態を示
す斜視図である。
【図14】第5の実施の形態のクロスを閉じた状態を示
す側断面図である。
【図15】第5の実施の形態のクロスを開いた状態を示
す斜視図である。
【図16】第5の実施の形態のクロスを開いた状態を示
す側断面図である。
【図17】第6の実施の形態のクロスを閉じた状態を示
す斜視図である。
【図18】第6の実施の形態のクロスを開いた状態を示
す斜視図である。
【図19】第7の実施の形態のクロスを閉じた状態を示
す斜視図である。
【図20】第7の実施の形態のクロスを開いた状態を示
す斜視図である。
【図21】第8の実施の形態のクロスを閉じた状態を示
す斜視図である。
【図22】図21のA部の拡大詳細図である。
【図23】第8の実施の形態のクロスを開いた状態を示
す斜視図である。
【図24】第9の実施の形態のクロスを閉じた状態を示
す斜視図である。
【図25】(a)は図24の25-25断面図であり、
(b)はクロスを開いた状態を示す側断面図である。
【図26】第10の実施の形態のクロスを閉じた状態を
示す側断面図である。
【図27】第10の実施の形態のクロスを開いた状態を
示す側断面図である。
【符号の説明】
10 ヘッドレール 12 上部横棒 14 ウエイトバー 16 コードリング 18 昇降コード 20、40、50、60、74、80、90、94 ク
ロス 20a、40a、50a、60a、74a、80a、9
0a、94a 上端部 20b、40b、50b、60b、74b、80b、9
0b、94b 下端部 20c、40c、50c、60c、74c、80c、9
0c、94c 後面 22 開閉用コード 22a 一端側 22b 他端 24、82、84 下部横棒 34 スペーサ 40c 第1易折曲部(易折曲部) 40d 第2易折曲部(易折曲部) 50d 挿通穴 62 中部横棒 66 前方スペーサ 70 バランス 96 挿通リング
フロントページの続き (72)発明者 曽根 章 東京都中央区日本橋3丁目15番4号 株 式会社ニチベイ内 (56)参考文献 特開 平7−39449(JP,A) 実開 昭59−44387(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/262 A47H 5/032 A47H 23/04 E06B 9/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向に所定間隔を開けて整列状態に
    配置される複数のクロス(20、40、50、60、7
    4、80、90、94)と、 各前記クロス(20、40、50、60、74、80、
    90、94)の上端部(20a、40a、50a、60
    a、74a、80a、90a、94a)にそれぞれ固定
    される上部横棒(12)と、 ヘッドレール(10)の幅方向に所定間隔をあけてそれ
    ぞれ垂下されるとともに、各上部横棒(12)を支持す
    る複数のスペーサ(34)と、 各前記クロス(20、40、50、60、74、80、
    90、94)の上端部(20a、40a、50a、60
    a、74a、80a、90a、94a)の後面(20
    c、40c、50c、60c、74c、80c、90
    c、94c)あるいは前記上部横棒(12)にそれぞれ
    連結されるコードリング(16)と、 ウエイトバー(14)又は最下端に配置される前記クロ
    ス(20、40、50、60、74、80、90、9
    4)の上端部(20a、40a、50a、60a、74
    a、80a、90a、94a)に一端が連結されるとと
    もに、他端が前記コードリング(16)を挿通して前記
    ヘッドレール(10)内に昇降可能に導入される昇降コ
    ード(18)と、 前記ヘッドレール(10)から垂下した一端側(22
    a)が各クロス(20、40、50、60、74、8
    0、90、94)の上端部(20a、40a、50a、
    60a、74a、80a、90a、94a)以外の中間
    部あるいは下端部に順次連結されているとともに、他端
    (22b)がヘッドレール(10)内に昇降可能に導入
    される開閉用コード(22)と、 を有しており、 該開閉用コード(22)の一端側(22a)を上昇させ
    ることにより、上下に隣り合う該クロス(20、40、
    50、60、74、80、90、94)の間が開口され
    るように構成されているローマンシェード。
  2. 【請求項2】 前記開閉用コード(22)の一端側(2
    2a)は、各クロス(20、40、60、74、80、
    90、94)の上端部(20a、40a、60a、74
    a、80a、90a、94a)付近において該クロス
    (20、40、60、74、80、90、94)あるい
    は該クロス(20、40、60、74、80、90、9
    4)と前記上部横棒(12)との連結部分に挿通されて
    おり、各クロス(20、40、60、74、80、9
    0、94)の下端部(20b、40b、60b、74
    b、80b、90b、94b)にそれぞれ連結されてい
    る請求項1記載のローマンシェード。
  3. 【請求項3】 前記開閉用コード(22)は、前記スペ
    ーサ(34)の前方に離間させて配置されており、各ク
    ロス(50)の上下方向途中位置において該クロス(5
    0)を挿通し、該挿通した部分(50d)で該クロス
    (50)にそれぞれ連結されている請求項1記載のロー
    マンシェード。
  4. 【請求項4】 各クロス(20、40、50、80)の
    下端部(20b、40b、50b、80b)には、該ク
    ロス(20、40、50、80)の幅方向全長に渡って
    又は部分的に下部横棒(24、82、84)がそれぞれ
    取付けられている請求項1、2又は3記載のローマンシ
    ェード。
  5. 【請求項5】 各クロス(60)の下端部(60b)及
    び上下方向途中位置には、該クロス(60)の幅方向全
    長に渡って下部横棒(24)及び中部横棒(62)がそ
    れぞれ取付けられている請求項1、2又は3記載のロー
    マンシェード。
  6. 【請求項6】 各クロス(40)は腰のある素材からな
    り、該クロス(40)の上下方向1か所以上に幅方向全
    長に渡って折り曲げ可能な易折曲部(40c、40d)
    が形成されている請求項1、2、3又は4記載のローマ
    ンシェード。
  7. 【請求項7】 前記ヘッドレール(10)からは各クロ
    ス(60)の前方に前方スペーサ(66)が垂下してお
    り、該前方スペーサ(66)は、これの上下方向に所定
    間隔を開けた位置においてそれぞれのクロス(60)の
    前記中部横棒(62)部分にそれぞれ連結されている請
    求項1、2、4、5又は6記載のローマンシェード。
  8. 【請求項8】 各クロス(20)の前面(20d)に
    は、該クロス(20)の上端部(20a)から上下方向
    途中位置までバランス(70)が設けられている請求項
    1、2、3、4、5、6又は7記載のローマンシェー
    ド。
  9. 【請求項9】 各クロス(94)の後面(94c)に
    は、前記開閉用コード(22)が移動可能に挿通する挿
    通リング(96)が連結されている請求項1、2、4、
    6又は8記載のローマンシェード。
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