JP2012004316A - レーザ加工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウエハ状の基板11の基板表面11aに複数の半導体発光素子21を構成する積層半導体層12が形成された素子群形成基板20に対し、基板裏面11b側からレーザ光64を照射し、基板11の内部に、基板11の面に沿うy方向に向かう第1改質領域L1、第3改質領域L3と、基板11の面に沿い且つy方向とは異なるx方向に向かう第2改質領域L2、第4改質領域L4とを形成する改質領域形成工程において、基板11の基板表面11aに近い側から遠い側(基板裏面11bに遠い側から近い側)に向けて順番に、第1改質領域L1、第2改質領域L2、第3改質領域L3および第4改質領域L4の順で形成する。
【選択図】図8
Description
公報記載の従来技術として、シリコンウエハ等の半導体基板の内部に集光点を合わせてレーザ光を照射することにより、半導体基板の内部に改質領域を形成し、この改質領域でもって第1の方向に第1の切断予定部を形成し、半導体基板の内部に集光点を合わせてレーザ光を照射することにより、半導体基板の内部に改質領域を形成し、この改質領域でもって第1の方向と交差する第2の方向に第2の切断予定部を形成する技術が存在する(特許文献1参照)。
(1)板状の基板の表面に複数の電子素子が形成された素子群形成基板に対し、基板の裏面側から基板の面に沿う第1方向にレーザ光を順次照射し、基板の内部であって裏面からの深さが第1深さとなる部位にレーザ光を順次集光させることで、基板の内部に第1方向に沿う第1改質領域を形成する工程と、
第1改質領域が形成された素子群形成基板に対し、基板の裏面側から基板の面に沿い且つ第1方向とは異なる第2方向にレーザ光を順次照射し、基板の内部であって裏面からの深さが第1深さよりも浅い第2深さとなる部位にレーザ光を順次集光させることで、基板の内部に第2方向に沿う第2改質領域を形成する工程と
を有するレーザ加工方法。
(2)第1改質領域を形成する工程において、第1改質領域が形成される第1深さを、基板の表面から裏面に至る厚さの半分未満に設定することを特徴とする(1)記載のレーザ加工方法。
(3)第1改質領域を形成する工程では、レーザ光の集光に伴って基板の内部に第1方向に沿って形成される第1改質部の基板の厚さ方向の高さを第1高さに設定し、
第2改質領域を形成する工程では、レーザ光の集光に伴って基板の内部に第2方向に沿って形成される第2改質部の基板の厚さ方向の高さを第2高さに設定し、
基板の厚さ方向に対する第1深さおよび第2深さのギャップを、第1高さおよび第2高さの和の半分よりも大きく設定すること
を特徴とする(1)または(2)記載のレーザ加工方法。
(4)第1改質領域および第2改質領域が形成された素子群形成基板に対し、基板の裏面側から第1方向にレーザ光を順次照射し、基板の内部であって裏面からの深さが第2深さよりも浅い第3深さとなる部位にレーザ光を順次集光させることで、基板の内部に第1方向に沿う第3改質領域を形成する工程と
をさらに有することを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載のレーザ加工方法。
(5)第1改質領域、第2改質領域および第3改質領域が形成された素子群形成基板に対し、基板の裏面側から第2方向にレーザ光を順次照射し、基板の内部であって裏面からの深さが第3深さよりも浅い第4深さとなる部位にレーザ光を順次集光させることで、基板の内部に第2方向に沿う第4改質領域を形成する工程と
をさらに有することを特徴とする(4)記載のレーザ加工方法。
第1改質領域が形成された素子群形成基板に対し、基板の裏面側から基板の面に沿う第2方向にレーザ光を順次照射し、基板の内部であって裏面からの深さが第1深さよりも浅い第2深さとなる部位にレーザ光を順次集光させることで、基板の内部に第2方向に沿う第2改質領域を形成する工程と、
第1改質領域および第2改質領域が形成された素子群形成基板に対し、基板の裏面側から基板の面に沿う第3方向にレーザ光を順次照射し、基板の内部であって裏面からの深さが第2深さよりも浅い第3深さとなる部位にレーザ光を順次集光させることで、基板の内部に第3方向に沿う第3改質領域を形成する工程と
を有し、
第1改質領域、第2改質領域および第3改質領域のうち、2つの改質領域を同じ方向に沿って形成するとともに、他の1つの改質領域を同じ方向とは異なる方向に沿って形成することを特徴とするレーザ加工方法。
(7)第1改質領域を形成する工程において、第1改質領域が形成される第1深さを、基板の表面から裏面に至る厚さの半分未満に設定することを特徴とする(6)記載のレーザ加工方法。
(8)第1改質領域を形成する工程では、レーザ光の集光に伴って基板の内部に第1方向に沿って形成される第1改質部の基板の厚さ方向の高さを第1高さに設定し、
第2改質領域を形成する工程では、レーザ光の集光に伴って基板の内部に第2方向に沿って形成される第2改質部の基板の厚さ方向の高さを第2高さに設定し、
第3改質領域を形成する工程では、レーザ光の集光に伴って基板の内部に第3方向に沿って形成される第3改質部の基板の厚さ方向の高さを第3高さに設定し、
第1深さおよび第2深さの基板の厚さ方向に対するギャップを、第1高さおよび第2高さの和の半分よりも大きく設定し、
第2深さおよび第3深さの基板の厚さ方向に対するギャップを、第2高さおよび第3高さの和の半分よりも大きく設定すること
を特徴とする(6)または(7)記載のレーザ加工方法。
(9)同じ方向に沿う2つの改質領域を、基板の厚さ方向に重なるように形成することを特徴とする(6)乃至(8)のいずれかに記載のレーザ加工方法。
(10)基板の厚さ方向に隣接する2つの改質領域を同じ方向に形成し、他の1つの改質領域を異なる方向に形成することを特徴とする(6)乃至(9)のいずれかに記載のレーザ加工方法。
(11)素子群形成基板を構成する基板が、異なる方向よりも同じ方向に対して割れにくい構造を有していることを特徴とする(6)乃至(10)のいずれかに記載のレーザ加工方法。
(12)素子群形成基板を構成する複数の電子素子がそれぞれ長手側と短手側とを有し、長手側および短手側を揃えた状態で基板上に配列されている場合に、長手側を同じ方向とし且つ短手側を異なる方向とすることを特徴とする(6)乃至(11)のいずれかに記載のレーザ加工方法。
(12)第1改質領域、第2改質領域および第3改質領域が形成された素子群形成基板に対し、基板の裏面側から基板の面に沿う異なる方向にレーザ光を順次照射し、基板の内部であって第1深さ、第2深さおよび第3深さとは異なる第4深さとなる部位にレーザ光を順次集光させることで、基板の内部に異なる方向に沿う第4改質領域を形成する工程と
をさらに有することを特徴とする(6)記載のレーザ加工方法。
(14第1改質領域、第2改質領域および第3改質領域が形成された素子群形成基板に対し、基板の裏面側から基板の面に沿う同じ方向にレーザ光を順次照射し、基板の内部であって第1深さ、第2深さおよび第3深さとは異なる第4深さとなる部位にレーザ光を順次集光させることで、基板の内部に同じ方向に沿う第4改質領域を形成する工程と
をさらに有することを特徴とする(6)記載のレーザ加工方法。
複数の改質領域を、基板の表面に近い側から表面から遠い側に向けて順番に形成することを特徴とするレーザ加工方法。
(16)改質領域と他の改質領域とを、基板の表面から裏面に至る厚さ方向の中央よりも裏面に近い側に形成することを特徴とする(15)記載のレーザ加工方法。
(17)第1方向は素子群形成基板上における複数の電子素子の第1配列方向に沿うものであり、
第2方向は素子群形成基板上における複数の電子素子の第2配列方向に沿うものであること
を特徴とする(15)または(16)記載のレーザ加工方法。
(18)
基板はサファイアからなり、
複数の電子素子はIII族窒化物半導体層を含んでいることを特徴とする(15)乃至(17)のいずれかに記載のレーザ加工方法。
図1に示す素子チップ10は、例えば青色光を出力する半導体発光素子21を搭載したものであり、直方体状の形状を有し、基板表面11aおよびその裏側となる基板裏面11bを有する基板11と、基板11の基板表面11aに積層された積層半導体層12と、積層半導体層12の上に形成された2つの電極13a、13bとを有している。そして、これら積層半導体層12および電極13a、13bによって、半導体発光素子21が構成されている。
なお、基板11としては、サファイアの他に、例えば、炭化ケイ素(シリコンカーバイド)、シリコン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化マンガン、酸化ジルコニウム、酸化マンガン亜鉛鉄、酸化マグネシウムアルミニウム、ホウ化ジルコニウム、酸化ガリウム、酸化インジウム、酸化リチウムガリウム、酸化リチウムアルミニウム、酸化ネオジウムガリウム、酸化ランタンストロンチウムアルミニウムタンタル、酸化ストロンチウムチタン、酸化チタン、酸化ハフニウム、酸化タングステン、酸化モリブデン、窒化ガリウム等を用いることもできる。
また、電極13a、13bは、それぞれ円柱状の形状を有しており、その直径は100μm程度となっている。
この例では、まず、サファイアからなるウエハ状の基板11に複数の半導体発光素子21を形成することで、素子群形成基板20(後述する図3参照)を得る素子群形成工程を実行する(ステップ100)。
次に、ステップ100で得られた素子群形成基板20に対し、ウエハ状の基板11の内部に、上述した第1改質領域L1〜第4改質領域L4を形成する改質領域形成工程を実行する(ステップ200)。
そして、ウエハ(基板11)の内部に第1改質領域L1〜第4改質領域L4が形成された素子群形成基板20に対し、これら第1改質領域L1〜第4改質領域L4を基点とした分割を行うことで、素子群形成基板20から個片化した発光チップ10を得る個片化工程を実行する(ステップ300)。
ここで、粘着シート31としては、例えば各種樹脂材料からなる基材に粘着性を有する材料を付着させたものを使用することができる。本実施の形態では、粘着シート31の基材として、剛性の高いポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene Terephthalate)を用いている。
このレーザ加工装置50は、台等の上に設置するための基体51と、基体51上に設けられ、基体51上を左右方向(以下の説明ではX方向と称する)、前後方向(以下の説明ではY方向と称する)、上下方向(以下の説明ではZ方向と称する)に移動可能で、さらに回転方向(以下の説明ではθ方向と称する)に移動可能な吸着ステージ52とを備える。なお、基体51には、吸着ステージ52をX方向、Y方向およびZ方向に移動させるモータ(図示せず)、そして、吸着ステージ52をθ方向に回転させるモータ(図示せず)が内蔵されている。
図6は、図5に示すレーザ加工装置50を用いて、ステップ200の改質領域形成工程を実行する際の加工手順の一例を示すフローチャートである。
レーザ加工装置50において、制御部58は、まず、図示しないロボットアームにより、1枚目の基板ユニット30をロードカセット56aから吸着ステージ52に移送させる(ステップ201)。そして、制御部58は、吸着ステージ52に基板ユニット30を吸着させる。それから、制御部58は、吸着ステージ52をX方向およびY方向に移動させ、且つ、θ方向に回転させて、基板ユニット30に設けられた素子群形成基板20のx方向が、基体51のX方向に向くように簡易な位置合わせを行う。
そして、制御部58は、ロードカセット56aの基板ユニット30が空となっているか否か(ロードカセット56aに基板ユニット30が残っているか否か)を判断する(ステップ212)。ここで、ロードカセット56aに基板ユニット30が残っていないと判断した場合には、上述したレーザ加工による複数の改質領域の形成を終了する。一方、ロードカセット56aに基板ユニット30が残っていると判断した場合には、ステップ201に戻り、次の基板ユニット30に対する複数の改質領域の形成を開始する。以下、同様の手順で、ロードカセット56aに収納されたすべての基板ユニット30に対し、複数の改質領域(この例では第1改質領域L1〜第4改質領域L4)の形成を行う。
第1走査では、図7(a)に示すように、素子群形成基板20の図中右上方向であって素子群形成基板20よりも外側となる開始位置Sから、素子群形成基板20の図中左下方向であって素子群形成基板20よりも外側となる終了位置Eに向かう第1走査ラインSc1に沿って、パルス発振させたレーザ光64の照射を行っていく。ここで、第1走査における1パルスあたりのレーザ光64の出力を第1出力P1と称する。そして、第1走査ラインSc1に沿ったレーザ光64の照射を行うことにより、素子群形成基板20には、y方向および−y方向に沿い且つR端部側からL端部側に向けて、xy平面において平行となるように、複数の第1改質領域L1が順次形成されることになる。
第2走査では、図7(b)に示すように、素子群形成基板20の図中右上方向であって素子群形成基板20よりも外側となる開始位置Sから、素子群形成基板20の図中左下方向であって素子群形成基板20よりも外側となる終了位置Eに向かう第2走査ラインSc2に沿って、パルス発振させたレーザ光64の照射を行っていく。ここで、第2走査における1パルスあたりのレーザ光64の出力を第2出力P2と称する。そして、第2走査ラインSc2に沿ったレーザ光64の照射を順次行うことにより、素子群形成基板20には、x方向および−x方向に沿い且つU端部側からD端部側に向けて、xy平面において平行となるように、複数の第2改質領域L2が順次形成されることになる。
第3走査では、図7(c)に示すように、素子群形成基板20の図中右上方向であって素子群形成基板20よりも外側となる開始位置Sから、素子群形成基板20の図中左下方向であって素子群形成基板20よりも外側となる終了位置Eに向かう第3走査ラインSc3に沿って、パルス発振させたレーザ光64の照射を行っていく。ここで、第3走査における1パルスあたりのレーザ光64の出力を第3出力P3と称する。そして、第3走査ラインSc3に沿ったレーザ光64の照射を行うことにより、素子群形成基板20には、y方向および−y方向に沿い且つR端部側からL端部側に向けて、xy平面において平行となるように、複数の第3改質領域L3が順次形成されることになる。ここで、素子群形成基板20に対する第3走査ラインSc3の経路は、第1走査における第1走査ラインSc1の経路と同じとなっている。
第4走査では、図7(d)に示すように、素子群形成基板20の図中右上方向であって素子群形成基板20よりも外側となる開始位置Sから、素子群形成基板20の図中左下方向であって素子群形成基板20よりも外側となる終了位置Eに向かう第4走査ラインSc4に沿って、パルス発振させたレーザ光64の照射を行っていく。ここで、第4走査における1パルスあたりのレーザ光64の出力を第4出力P4と称する。そして、第4走査ラインSc4に沿ったレーザ光64の照射を順次行うことにより、素子群形成基板20には、x方向および−x方向に沿い且つU端部側からD端部側に向けて、xy平面において平行となるように、複数の第4改質領域L4が順次形成されることになる。ここで、素子群形成基板20に対する第4走査ラインSc4の経路は、第2走査における第2走査ラインSc2の経路と同じとなっている。
この基板切断装置70は、台等の上に設置するための基体71と、基体71上に設けられ、基体71上を前後方向(以下の説明ではY方向と称する)に移動可能なステージ72とを備える。このステージ72は、ステージ72上で回転可能(以下の説明では回転方向をθ方向と称する)なリング状の枠からなるリングテーブル73を有している。このリングテーブル73には、ステップ200の改質領域形成工程を経ることで、素子群形成基板20に対し第1改質領域L1〜第4改質領域L4が形成された基板ユニット30が設置される。また、基板切断装置70は、基体71に取り付けられ、リングテーブル73の輪の内側に配置されることで、基板ユニット30を構成する素子群形成基板20を、粘着シート31を介して保持する受け台74をさらに備える。
なお、後述するように、個片化工程では、基板ユニット30を基板切断装置70に取り付ける前に、基板ユニット30の上面側すなわち素子群形成基板20を構成する基板11の基板裏面11b側に、他のシート(押さえシート)を被せる処理が行われている。
また、受け台74は、向かい合わせに配置された第1受け台74aおよび第2受け台74bにて構成されている。第1受け台74aおよび第2受け台74bのそれぞれの表面は、素子群形成基板20にブレード77が押し込まれた際に変形しにくくなるよう、例えば超鋼合金で製作されている。そして、ブレード77を受け台74の方向(−Z方向)に移動させた際、ブレード77が第1受け台74aおよび第2受け台74bの隙間に入り込むように設定されている。
さらに、リングテーブル73の表面と受け台74の表面とは、ほぼ1つの平面(XY平面)内にあるように設定されている。
さらに、基板切断装置70は、支持体75内に、ブレード保持体76をZ方向に移動させるためのステッピングモータ、ステージ72をY方向に移動させるモータ、リングテーブル73をθ方向に回転させるモータおよびこれらのモータを制御する電子回路等からなる駆動部83を備える。
加えて、基板切断装置70は、撮像部81が撮像した画像データから、切断予定線(この例では、素子群形成基板20のy方向に沿う第1改質領域L1および第3改質領域L3、あるいは、素子群形成基板20のx方向に沿う第2改質領域L2および第4改質領域L4)を挟んで隣り合う1組のターゲットを抽出し、ターゲット間の距離を計測し、ターゲット間の距離の変化量から切断状況を判定するとともに、駆動部83を介して各構成要素の動作を制御する制御部84をさらに備える。
図11は、図10に示す基板切断装置70を用いて、ステップ300の個片化工程を実行する際の加工手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ200の改質領域工程による処理が完了した基板ユニット30に対し、素子群形成基板20の基板11の基板裏面11b側の全面を覆うように、押さえシート33(後述する図12参照)を装着する(ステップ301)。
図12は、個片化工程のうち、ステップ304における第1切断処理およびステップ307における第2切断処理の一例を示す図である。ここで、図12(a)、(b)は第1切断処理を説明するためのものであり、図12(c)、(d)は第2切断処理を説明するためのものである。なお、図12においては、基板切断装置70側の構成をほぼ省略しており、ブレード77のみを示している。
ここで、押さえシート33は、粘着シート31のように粘着性を有する必要はなく、例えば各種樹脂材料にて構成することが可能であるが、本実施の形態では、押さえシートとして、剛性の高いポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene Terephthalate)を用いている。
第1切断処理においては、図12(a)に示すように、ブレード77の先端側が素子群形成基板20のx方向に沿って配置される。また、第1切断処理においては、素子群形成基板20のうち、それぞれがx方向に沿って形成され、且つ、xz平面上においてz方向に並べて形成される第2改質領域L2および第4改質領域L4の直上となる位置に、ブレード77の先端側が対向する。
第2切断処理においては、図12(c)に示すように、ブレード77の先端側が素子群形成基板20のy方向に沿って配置される。また、第2切断処理においては、素子群形成基板20のうち、それぞれがy方向に沿って形成され、且つ、yz平面においてz方向に並べて形成される第1改質領域L1および第3改質領域L3の直上となる位置に、ブレード77の先端側が対向する。
そして、これらの各プロセスを経ることで、図1に示す素子チップ10が得られる。
本実施の形態では、上述した手順によって形成された第1改質領域L1〜第4改質領域L4を利用して素子群形成基板20の分割・個片化を行っているので、素子チップ10における基板11の基板長辺側面11y側には第1改質領域L1および第3改質領域L3が、また、基板短辺側面11x側には第2改質領域L2および第4改質領域L4が、それぞれ露出することになる。また、上述したように、第1改質領域L1はy方向に沿って並ぶ複数の第1改質部Laによって、第2改質領域L2はx方向に沿って並ぶ複数の第2改質部Lbによって、第3改質領域L3はy方向に沿って並ぶ複数の第3改質部Lcによって、そして第4改質領域L4はx方向に沿って並ぶ複数の第4改質部Ldによって、それぞれ構成されることになる。
本発明は、本実施の形態で説明したような4つの改質領域(第1改質領域L1〜第4改質領域L4)を形成する場合は勿論のこと、3つの改質領域(第1改質領域L1〜第3改質領域L3)、そして2つの改質領域(第1改質領域L1、第2改質領域L2)を形成する場合にも適用可能となっている。ここで、図14(a)は4つの改質領域を形成する場合における各改質領域の形成方向の組み合わせパターンを、また、図14(b)は3つの改質領域を形成する場合における各改質領域の形成方向の組み合わせパターンを、さらに、図14(c)は2つの改質領域を形成する場合における各改質領域の形成方向の組み合わせパターンを、それぞれ例示している。
Claims (18)
- 板状の基板の表面に複数の電子素子が形成された素子群形成基板に対し、当該基板の裏面側から当該基板の面に沿う第1方向にレーザ光を順次照射し、当該基板の内部であって当該裏面からの深さが第1深さとなる部位に当該レーザ光を順次集光させることで、当該基板の内部に当該第1方向に沿う第1改質領域を形成する工程と、
前記第1改質領域が形成された前記素子群形成基板に対し、前記基板の裏面側から当該基板の面に沿い且つ前記第1方向とは異なる第2方向にレーザ光を順次照射し、当該基板の内部であって当該裏面からの深さが前記第1深さよりも浅い第2深さとなる部位に当該レーザ光を順次集光させることで、当該基板の内部に当該第2方向に沿う第2改質領域を形成する工程と
を有するレーザ加工方法。 - 前記第1改質領域を形成する工程において、前記第1改質領域が形成される前記第1深さを、前記基板の前記表面から前記裏面に至る厚さの半分未満に設定することを特徴とする請求項1記載のレーザ加工方法。
- 前記第1改質領域を形成する工程では、前記レーザ光の集光に伴って前記基板の内部に前記第1方向に沿って形成される第1改質部の当該基板の厚さ方向の高さを第1高さに設定し、
前記第2改質領域を形成する工程では、前記レーザ光の集光に伴って当該基板の内部に前記第2方向に沿って形成される第2改質部の当該基板の厚さ方向の高さを第2高さに設定し、
前記基板の厚さ方向に対する前記第1深さおよび前記第2深さのギャップを、前記第1高さおよび前記第2高さの和の半分よりも大きく設定すること
を特徴とする請求項1または2記載のレーザ加工方法。 - 前記第1改質領域および前記第2改質領域が形成された前記素子群形成基板に対し、前記基板の裏面側から前記第1方向にレーザ光を順次照射し、当該基板の内部であって当該裏面からの深さが前記第2深さよりも浅い第3深さとなる部位に当該レーザ光を順次集光させることで、当該基板の内部に当該第1方向に沿う第3改質領域を形成する工程と
をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のレーザ加工方法。 - 前記第1改質領域、前記第2改質領域および前記第3改質領域が形成された前記素子群形成基板に対し、前記基板の裏面側から前記第2方向にレーザ光を順次照射し、当該基板の内部であって当該裏面からの深さが前記第3深さよりも浅い第4深さとなる部位に当該レーザ光を順次集光させることで、当該基板の内部に当該第2方向に沿う第4改質領域を形成する工程と
をさらに有することを特徴とする請求項4記載のレーザ加工方法。 - 板状の基板の表面に複数の電子素子が形成された素子群形成基板に対し、当該基板の裏面側から当該基板の面に沿う第1方向にレーザ光を順次照射し、当該基板の内部であって当該裏面からの深さが第1深さとなる部位に当該レーザ光を順次集光させることで、当該基板の内部に当該第1方向に沿う第1改質領域を形成する工程と、
前記第1改質領域が形成された前記素子群形成基板に対し、前記基板の裏面側から当該基板の面に沿う第2方向にレーザ光を順次照射し、当該基板の内部であって当該裏面からの深さが前記第1深さよりも浅い第2深さとなる部位に当該レーザ光を順次集光させることで、当該基板の内部に当該第2方向に沿う第2改質領域を形成する工程と、
前記第1改質領域および前記第2改質領域が形成された前記素子群形成基板に対し、前記基板の裏面側から当該基板の面に沿う第3方向にレーザ光を順次照射し、当該基板の内部であって当該裏面からの深さが前記第2深さよりも浅い第3深さとなる部位に当該レーザ光を順次集光させることで、当該基板の内部に当該第3方向に沿う第3改質領域を形成する工程と
を有し、
前記第1改質領域、前記第2改質領域および前記第3改質領域のうち、2つの改質領域を同じ方向に沿って形成するとともに、他の1つの改質領域を当該同じ方向とは異なる方向に沿って形成することを特徴とするレーザ加工方法。 - 前記第1改質領域を形成する工程において、前記第1改質領域が形成される前記第1深さを、前記基板の前記表面から前記裏面に至る厚さの半分未満に設定することを特徴とする請求項6記載のレーザ加工方法。
- 前記第1改質領域を形成する工程では、前記レーザ光の集光に伴って前記基板の内部に前記第1方向に沿って形成される第1改質部の当該基板の厚さ方向の高さを第1高さに設定し、
前記第2改質領域を形成する工程では、前記レーザ光の集光に伴って当該基板の内部に前記第2方向に沿って形成される第2改質部の当該基板の厚さ方向の高さを第2高さに設定し、
前記第3改質領域を形成する工程では、前記レーザ光の集光に伴って前記基板の内部に前記第3方向に沿って形成される第3改質部の当該基板の厚さ方向の高さを第3高さに設定し、
前記第1深さおよび前記第2深さの前記基板の厚さ方向に対するギャップを、前記第1高さおよび前記第2高さの和の半分よりも大きく設定し、
前記第2深さおよび前記第3深さの前記基板の厚さ方向に対するギャップを、前記第2高さおよび前記第3高さの和の半分よりも大きく設定すること
を特徴とする請求項6または7記載のレーザ加工方法。 - 前記同じ方向に沿う2つの改質領域を、前記基板の厚さ方向に重なるように形成することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項記載のレーザ加工方法。
- 前記基板の厚さ方向に隣接する2つの改質領域を前記同じ方向に形成し、他の1つの改質領域を前記異なる方向に形成することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項記載のレーザ加工方法。
- 前記素子群形成基板を構成する前記基板が、前記異なる方向よりも前記同じ方向に対して割れにくい構造を有していることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項記載のレーザ加工方法。
- 前記素子群形成基板を構成する複数の前記電子素子がそれぞれ長手側と短手側とを有し、当該長手側および当該短手側を揃えた状態で前記基板上に配列されている場合に、当該長手側を前記同じ方向とし且つ当該短手側を前記異なる方向とすることを特徴とする請求項6乃至11のいずれか1項記載のレーザ加工方法。
- 前記第1改質領域、前記第2改質領域および前記第3改質領域が形成された前記素子群形成基板に対し、前記基板の裏面側から当該基板の面に沿う前記異なる方向にレーザ光を順次照射し、当該基板の内部であって前記第1深さ、前記第2深さおよび前記第3深さとは異なる第4深さとなる部位に当該レーザ光を順次集光させることで、当該基板の内部に当該異なる方向に沿う第4改質領域を形成する工程と
をさらに有することを特徴とする請求項6記載のレーザ加工方法。 - 前記第1改質領域、前記第2改質領域および前記第3改質領域が形成された前記素子群形成基板に対し、前記基板の裏面側から当該基板の面に沿う前記同じ方向にレーザ光を順次照射し、当該基板の内部であって前記第1深さ、前記第2深さおよび前記第3深さとは異なる第4深さとなる部位に当該レーザ光を順次集光させることで、当該基板の内部に当該同じ方向に沿う第4改質領域を形成する工程と
をさらに有することを特徴とする請求項6記載のレーザ加工方法。 - 板状の基板の表面に複数の電子素子が形成された素子群形成基板に対し、当該基板の裏面側からレーザ光を照射することで、当該基板の内部に、当該基板の面に沿う第1方向に向かう改質領域と当該基板の面に沿い且つ当該第1方向とは異なる第2方向に向かう他の改質領域とを含む複数の改質領域を形成するレーザ加工方法であって、
複数の前記改質領域を、前記基板の当該表面に近い側から当該表面から遠い側に向けて順番に形成することを特徴とするレーザ加工方法。 - 前記改質領域と前記他の改質領域とを、前記基板の前記表面から前記裏面に至る厚さ方向の中央よりも当該裏面に近い側に形成することを特徴とする請求項15記載のレーザ加工方法。
- 前記第1方向は前記素子群形成基板上における複数の前記電子素子の第1配列方向に沿うものであり、
前記第2方向は前記素子群形成基板上における複数の前記電子素子の第2配列方向に沿うものであること
を特徴とする請求項15または16記載のレーザ加工方法。 - 前記基板はサファイアからなり、
複数の前記電子素子はIII族窒化物半導体層を含んでいることを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項記載のレーザ加工方法。
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