JP2012004286A - フィーダ及び電子部品装着装置 - Google Patents

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克尚 臼井
Tsutomu Yanagida
勉 柳田
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悠貴 冨田
Kazuyoshi Oyama
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Abstract

【課題】確実に電子部品を供給できる信頼性の高いフィーダ或いは前記フィーダを用い電子部品を確実に装着することで、稼働率の高い電子部品装着装置を提供する。
【解決手段】スプロケット孔を具備するキャリアテープ62と前記キャリテープ62を覆うカバーテープ61bとを有する供給テープ60の前記スプロケット孔と係合して回転する駆動スプロケットを駆動し、電子部品を搬送する搬送機構部と、前記起動スプロケット孔と係合し回転する従動スプロケット41と前記従動スプロケット41に連動して回転して前記カバーテープ61bを前記キャリアテープ62から剥離する剥離回転体42とを具備する剥離機構部とを有するフィーダにおいて、前記剥離回転体42による前記カバーテープ61bの移動量は、前記従動スプロケット41に基づく移動量よりも多く設定している。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子部品装着装置に電子部品を供給するフィーダ及び電子部品装着装置に係わり、特に確実に供給テープのカバーテープを回収できるフィーダ及び稼働率の高い電子部品装着装置に関する。
電子部品を供給する供給テープ60は、図3に示すように、電子部品4の収容部63を有するキャリアテープ62とキャリアテープを覆い電子部品の飛び出しを防ぐカバーテープ61とを有する。キャリアテープ62にはその長辺方向の一端側にスプロケットと契合し供給テープを移動させるスプロケット孔64を一定間隔毎に有する。電子部品を取り出すためにカバーテープ61をキャリアテープから剥離する必要がある。従って、フィーダには電子部品を搬送する搬送機構とカバーテープ61を剥離する剥離機構が必要である。
このような従来技術として特許文献1に示す技術がある。特許文献1に示す技術は、カバーテープを剥離するのに専用のモータを設けず、搬送機構の駆動モータによって移動する供給テープのスプロケット孔によって駆動される従動スプロケットの回転を利用してカバーテープを剥離することが開示されている。特に、図6(特許文献の図5)に示すように、前記従動スプロケットは供給テープと剥離されたカバーテープの間に、前記従動スプロケットと従動スプロケットに対向して設けられた対向剥離ローラとの間で、カバーテープを挟み込み、送り、キャリアテープから剥離することを開示している。
特開2008−226938号公報
カバーテープをキャリアテープから剥離する場合、カバーテープの剥離後のキャリアテープの移動量とカバーテープの移動量とが基本的には同一にする必要がる。何故ならば、剥離後のカバーテープの移動量が少ないと、剥離後のカバーテープがフィーダ内に蓄積していき、最終的にはキャリアテープの移動に支障を来たす虞がある。また逆に、移動量が多すぎると、剥離後のカバーテープがキャリアテープを引っ張る状態となり、駆動スプロケットの動作が不安定になりうる虞がある。これらの結果、従来技術では、フィーダによる電子部品の供給に支障を来たす虞がある。
従って、本発明の第1の目的は、確実に電子部品を供給できる信頼性の高いフィーダを提供することである。
また、本発明の第2の目的は、第1の目的の達成したフィーダを用い電子部品を確実に装着することで、稼働率の高い電子部品装着装置を提供することである。
本発明の第1の目的を達成するために、電子部品の収納部とスプロケット孔とを具備するキャリアテープと前記キャリテープを覆うカバーテープとを有する供給テープの前記スプロケット孔と係合して回転する駆動スプロケットを駆動し、前記供給テープを前記電子部品の取り出し位置まで移動させる搬送機構部と、前記スプロケット孔と係合し回転する従動スプロケットと前記従動スプロケットにより連動して回転する剥離回転体と前記剥離回転体に前記カバーテープを押付ける対向剥離回転体とを具備し前記カバーテープを前記キャリアテープから剥離する剥離機構部とを有するフィーダにおいて、前記剥離回転体による前記カバーテープの移動量は前記従動スプロケットに基づく移動量よりも多く設定されていることを第1の特徴とする。
また、本発明の第1の目的を達成するために、第1の特徴に加え、前記従動スプロケットは前記係合した前記スプロケット孔と前記押付け位置との間に設けられていることを第2の特徴とする。
さらに、本発明の第1の目的を達成するために、第2の特徴に加え、前記剥離回転体は前記従動スプロケットと係合する供給テープのカバーテープの真上の配置されることを第3の特徴とする。
また、本発明の第1の目的を達成するために、第3の特徴に加え、前記剥離回転体は前記従動スプロケットに同心軸に設けられていることを第4の特徴とする。
さらに、本発明の第1の目的を達成するために、第3の特徴に加え、前記従動スプロケットとの噛み合いにより回転する補助歯車を有し、前記剥離回転体は前記捕助歯車によって同心軸に設けられていること第5の特徴とする。
また、本発明の第2の目的を達成するために、第1乃至第5のいずれかに記載のフィーダの有する電子部品を装着することを第6の特徴とする。
本発明によれば、確実に電子部品を供給できる信頼性の高いフィーダを提供することである。
また、本発明によれば、上記したフィーダを用い電子部品を確実に装着することで、稼働率の高い電子部品装着装置を提供することである。
本実施形態における電子部品装着装置の平面図である。 本実施形態における部品供給エリアとフィーダカートの斜視図である。 本実施形態における供給テープの構成を示した図である。 フィーダの実施形態を示した図である。 実施形態であるフィーダの剥離機構部の第1の実施形態を示した図である。 実施形態であるフィーダの剥離機構部の第2の実施形態を示した図である。
以下、図面に基づき、電子部品装着装置の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態である電子部品装着装置1の平面図である。本電子部品装着装置1(以下、必要によって本体1と略す)は、左側の上下に2ブロックLU,LD、右側の上下2ブロックRU,RDの計4ブロック(符号は基本的にLUブロックのみ記す。)と制御装置80とを有している。それぞれのブロックにはテープ・フィーダが多数設けられている部品供給エリア13、装着ヘッド6、装着ヘッドを移動させる装着ヘッド体11、吸着ヘッドにおける電子部品の吸着保持状態を撮像する部品認識カメラ19が設けられている。装着ヘッド体11は、リニアモータで構成する左右移動用レール18上を左右に移動し、左右移動用レール18と同様にリニアモータで構成する上下移動用レール16を上下に移動する。
このような構成によって、装着ヘッド体11に固定された装着ヘッド6が部品供給エリア13から電子部品を取り出し、部品認識カメラ19で電子部品の吸着保持状態を監視して、基板Pの所定の位置まで移動し、取り出した電子部品を基板Pに装着する。
このような動作が4つのブロックで行なわれる。そのために中央には、基板Pを搬送する4つのシュート5a〜5dがあり、上側2本のシュート5c、5dが上側ブロック用の基板搬送ラインUを、下側2本のシュート5a、5bが下側ブロック用の基板搬送ラインDを構成する。基板Pは、受渡部7により振分けられ基板搬送ラインU又はDに搬入される。
図2は、図1に示した本体1の部品供給エリア13に装着されたフィーダカート50の一実施形態を示した図である。フィーダカート50は、ベース部51、基板に装着すべき種々の電子部品を種類毎に収納した供給テープ60を巻回した複数の供給リール70を格納するリール格納部52、前記複数の供給リールに対応し規則正しく配列された複数のフィーダ2を固定するフィーダ固定部53、フィーダカート50を部品供給エリア3に装脱着するためのハンドル部54及び本体1との信号の授受を行なう信号授受ケーブル57を接続するコネクタ(図示せず)とを有している。また、本体1には前記信号授受ケーブル56を接続するカート用コネクタ55が設けられている。なお、図2においては煩雑さの防ぐために供給リール70と供給テープ60を2組のみ示している。
図3は供給テープ60の構成を示し、供給テープは電子部品4の収容部63を有するキャリアテープ62とキャリアテープを覆い電子部品を保護するカバーテープ61とを有し、キャリアテープ62にはその長辺方向の一端側に後述するスプロケットと契合し供給テープを移動させるスプロケット孔64を一定間隔毎に有する。カバーテープ61は収容部63を覆い、スプロケット64は覆わないようになっており、電子部品を収納部から取り出す前にキャリアテープ62から剥離される。カバーテープの剥離後の状態を示すときは符号として61bを用い、特に剥離前の状態を強調したいときは符号として61aを用いる。
図4はフィーダ2の一実施形態を示した図である。フィーダ2は、大別して、電子部品を取出し位置Sに移動させる搬送機構部30と、カバーテープ61を剥離収納する剥離機構部40と、フィーダをフィーダカート50に固定するフィーダ固定部25と、フィーダを固定するときの操作用の取手26と、図2に示す信号授受ケーブルを介して本体1との信号の授受をするインターフェイス27と、及び本体からの情報やフィーダ2に内在するセンサからの信号を受け各部を制御し、本体1との信号授受を行なう供給カセット制御部28とを有する。
搬送機構部30は、供給テープ60に設けられたスプロケット孔64を駆動する急峻な形状の歯車を持つスプロケット31と、その同心軸に設けたウオームホイール32と、ウオームギヤ33を介してスプロケット31を駆動するスプロケット駆動モータ34と、スプロケットが確実に供給テープ60を送出できるように供給テープ60をバネ35によってテープシュート(供給テープ60が摺動しながら移動する移動路)2sに押付ける押付板36と、及びその他支持部材等から構成される。
一方、剥離機構部40は、スプロケット孔64の移動よって従動的に駆動される従動スプロケット41と、スプロケット41に同心軸に設けられた剥離歯車(剥離回転体)42と、剥離歯車に対向して設けられた対向剥離歯車(対向剥離回転体)43と、対向剥離歯車を剥離歯車に押付ける剥離押付部44と、剥離機構部の先端側に設けられたなだらかな曲線を有する剥離部45と、剥離されたカバーテープ61bをガイドするガイドローラ46と、及び剥離されたカバーテープ61bを収容するカバーガイド収容部47とを有する。本実施形態では剥離歯車42と対向剥離歯車43の結合部を剥離結合部48という。なお、剥離押付部44は44aを押付支点としてバネ44bによって対向剥離歯車43を剥離歯車42に一定の押付力で押付けている。
図5は実施形態であるフィーダの剥離機構部40の第1の実施形態を示した図である。図5(a)は図4において剥離結合部48付近を矢印Fの方向から見た図である。図5(b)は図5(a)において矢印Aの方向から見た図である。
まず、図4、図5(a)を用いて剥離機構部40の動作を説明する。フィーダ2をフィーダカート50に固定する前に、手動で供給テープ60はフィーダ2にセットされる。即ち、供給テープ60は剥離部45でキャリアテープ62とカバーテープ61に分離される。キャリアテープ62はそのスプロケット孔64をスプロケット31に係合し供給テープを駆動できる状態にされる。一方、剥離されたカバーテープ61bは、剥離部45で反転され、ガイドローラ46、剥離結合部48を通り、その先端がカバーガイド収容部47に収納される状態にセットされる。
その後、装着動作が始まると、駆動スプロケット31によって供給テープ60はテープシュート2s上を移動する。この移動に伴い、従動スプロケット41はキャリアテープ62のスプロケット孔64によって回転する。従動スプロケット41の回転により、従動スプロケット41に同心軸に固定された剥離歯車42も回転し、さらに剥離歯車と剥離結合部48で歯車結合された対向剥離歯車43も回転する。
この時、カバーテープ61bは剥離結合部48で剥離押付部44によって剥離歯車に押し付けられながら移動する。そこで、供給テープ60が一度手動でセットされた後は、カバーテープ61aは分離部45で分離され上下を反転して剥離歯車42の方に移動し、剥離歯車を通過後はカバーガイド収容部47に収納される。
この動作において重要な点がある。それは、剥離されたカバーテープ61bが剥離機構部40の剥離側45に蓄積され、または剥離部45側に存在する剥離されたカバーテープ61bを強引に引っ張り装着に過大な力を与えて、電子部品を取出し作業に支障となることを防ぐことである。
そのために、本実施形態では、駆動スプロケット31による供給テープ60の移動量だけ剥離されたカバーテープ61bを移動させるようにする。具体的には、まず従動スプロケット41の半径Djを駆動スプロケット31の半径に一致させる。しかしながら後述する理由により、従動スプロケット41で剥離されたカバーテープ61bを進行方向と垂直方向にシフトさせることはあまり好ましくない。そこで、本実施形態では、図5(a)に示すまだ一体となっているカバーテープ61aの真上に剥離歯車42を設け、その剥離歯車が剥離されたカバーテープ61bを移動させるようにしている。その場合、剥離歯車42の半径Dhは従動スプロケット41の半径Djより小さくならざるを得ない。
そこで、本実施形態では図5(b)に示すよう、剥離歯車42と対向剥離歯車43を単にローラするのでなく、歯車形状し剥離結合部48である両歯車の噛合い長さLfを長くする。そして、その長さLfで剥離歯車の半径Dhと従動スプロケット41の半径Djの差に基づく移動量の差を補う。しかしながら、完全に等しいとする、スリップ等が発生した場合をその分を補正することができないので、式(1)に示す前記Lfを、αを1よりやや大きくし若干長くする。
2πDh+Lf=α2πDj (1)
Lf=2π(αDj−Dh) (2)
本実施形態では多少多めに剥離されたカバーテープ61bを移動させるようとするので、駆動スプロケット側の負荷になる可能性があるが、αを調節することで、実験した範囲では特に問題はなった。
次に、図5(a)に示すように、まだ一体となっているカバーテープ61aの真上側に剥離歯車42を設けることが望ましい理由を述べる。
電子部品を取出し位置S(図4参照)に安定して移動させるためには、供給テープを進行方向と垂直方向に移動させるような余計な力を発生させないようすることが重要である。そのための最も簡単方法は、カバ−テープ61が上下方向に移動しても或いは分離部45で上下に反転しても、供給テープの進行方向と垂直方向にシフトしない位置で剥離されたカバ−テープ61bを移動させることである。その場合、図5(a)に示すように、剥離結合部48をまだ一体になっているカバーテープ61aの真上に設ける。従って、その様な関係を実現するように剥離歯車42を従動スプロケット41からシフトした位置に設けている。
仮に、従来技術のように、従動スプロケット41を剥離歯車として用いる場合は、剥離されたカバーテープ61bは、そのままでは従動スプロケット41の上には戻ってこないので、その分だけ図5において右方向にシフトするための手段が必要である。
従って、本実施形態ではカバーテープ、強いては供給テープに余計な力或いは余分な機構を設けることなく剥離されたカバーテープ61bを回収できる。
本実施形態によれば、剥離機構部の動力源を搬送機後部の動力源と共用しても、確実にカバーテープを剥離し、所定の位置に剥離したカバーテープを収納できるフィーダを提供できる。
また、本実施形態によれば、カバーテープ61aの上方に剥離歯車42、対向剥離歯車43を設置することにより、フィーダ2を薄くできる。
図6は実施形態であるフィーダの剥離機後部の第2の実施形態を示した図である。第1の実施形態と異なる点は剥離結合部48及びその周囲の構成である。第2の実施形態における剥離結合部48rは、図6(a)、図6(b)に示すように、剥離されたカバーテープ61b上側に剥離ローラ(剥離回転体)42rを、下側に対向剥離ローラ(対向剥離回転体)43rを設けている。また、剥離ローラ42r及び対向剥離ローラ43rは歯車ではなくローラ構造としている。ローラ構造とする理由は、第1に、第1の実施形態ように歯車のおける噛み合い長さでカバーテープ61bの移動量を調整する必要がないこと、第2に、カバーテープ61bの移動量が多すぎた場合にスリップにより調節し易いことである。
さらに、対向剥離ローラ43rは、第1の実施形態の剥離押付部44を逆さに設けた剥離押付部(図示せず)によって矢印Hの方向に押付けられている。さらにまた、剥離ローラ42rは、図6(a)、図6(c)に示すように、従動スプロケット41の上部に配置された補助歯車49に同心軸状に固定されて回転する。
このような構成によれば、供給テープ60が紙面表側から裏側に移動すると、従動スプロケット41及び剥離ローラ42rのそれぞれの回転軸41jと42pはそれぞれ矢印j、pの示す方向に回転する。本実施形態でも第1の実施形態同様に、剥離されたカバーテープ61bは紙面裏側から表側に動き、カバーテープの回収が可能である。
本実施形態においても、剥離歯車42rの移動量を従動スプロケットの移動量より若干長くする。補助歯車49と従動スプロケット41の歯車比を1:n、剥離ローラ42rの半径をDhrとし、αを第1の実施形態と同様に1より大きな値とすると、式(3)を満足するように、nを定めればよい。
Dhr×n=α×Dj (3)
本実施形態においても、第1の実施形態同様に、剥離機構部の動力源を搬送機後部の動力源と共用しても、確実にカバーテープを剥離し、所定の位置に剥離したカバーテープを収納できる。
上述した第1、第2の剥離機後部の実施形態において、剥離回転体をカバーテープ61aの真上に配置することが望ましいと説明した。しかしながら、従来技術のように供給テープを進行方向と垂直方向にシフトする必要がある場合は、シフトするのに余分機構が必要あるが、ローラ等を用いて供給テープに掛かる余計な力を低減できれば、本発明の適用を妨げるものではない。そのような場合は、例えば第1の実施形態では、従動スプロケット自体を剥離回転体とし、従動スプロケットの歯により噛み合い長さLfを設定してもよい。また、従動スプロケットの歯が急峻すぎる場合には、従動スプロケットよりも若干径の大きい剥離回転体を同心軸状に設けてもよい。
また、第1、第2の実施形態で示したフィーダをも用いることにより、稼働率の高い電子部品装着装置を提供できる。
以上のように本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1:電子部品装着装置(本体) 2:フィーダ
2s:テープシュート 4:電子部品
6:装着ヘッド 13:部品供給エリア
25:フィーダ固定部 27:インターフェイス
28:供給カセット制御部 30:搬送機構部
31:駆動スプロケット 34:スプロケット駆動モータ
40:剥離機構部 41:従動スプロケット
42:剥離歯車 42r:剥離ローラ
43:対向剥離歯車 43r:対向剥離ローラ
44:剥離押付部 45:剥離部
46:ガイドローラ 47:カバーガイド収容部
48、48r:剥離結合部 49:補助歯車
50:フィーダカート 52:リール格納部
60:供給テープ 61:カバーテープ
61a:剥離前のカバーテープ 61b:剥離されたカバーテープ
62:キャリアテープ 63:収納部
64:スプロケット孔 70:供給リール
80:本体制御装置 Dh:剥離歯車の半径
Dhr:剥離ローラの半径 Dj:従動スプロケットの半径
Lf:剥離結合部の噛合い部の長さ S:電子部品取出し位置。

Claims (8)

  1. 電子部品の収納部とスプロケット孔とを具備するキャリアテープと前記キャリテープを覆うカバーテープとを有する供給テープの前記スプロケット孔と係合して回転する駆動スプロケットを駆動し、前記供給テープを前記電子部品の取り出し位置まで移動させる搬送機構部と、前記スプロケット孔と係合し回転する従動スプロケットと前記従動スプロケットにより連動して回転する剥離回転体と前記剥離回転体に前記カバーテープを押付ける対向剥離回転体とを具備し前記カバーテープを前記キャリアテープから剥離する剥離機構部とを有するフィーダにおいて、
    前記剥離回転体によるカバーテープの移動量は前記従動スプロケットに基づく移動量よりも多く設定されていることを特徴とするフィーダ。
  2. 前記従動スプロケットは前記係合した前記スプロケット孔と前記押付け位置との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフィーダ。
  3. 前記剥離回転体は前記従動スプロケットと係合する供給テープのカバーテープの真上の配置されることを特徴とする請求項2に記載のフィーダ。
  4. 前記剥離回転体は前記従動スプロケットに同心軸に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のフィーダ。
  5. 前記剥離回転体と前記対向剥離回転体は歯車であることを特徴とする請求項4に記載のフィーダ。
  6. 前記従動スプロケットとの噛み合いにより回転する補助歯車を有し、前記剥離回転体は前記捕助歯車によって同心軸に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のフィーダ。
  7. 前記剥離回転体と前記対向剥離回転体はローラであることを特徴とする請求項6に記載のフィーダ。
  8. 請求項1乃至7にいずれかに記載のフィーダの有する電子部品を装着することを特徴とする電子部品装着装置。
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