JP2012003294A - 自動販売機の断熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンにより送られた空気が商品収容部の上部まで流れ込むことを最小限に抑えることができる自動販売機の断熱構造を提供する。
【解決手段】庫内3における断熱材5の背面部5aと商品収容部7の背面との間における庫内底部から商品収容部7の下部の高さまで、庫内3の空気を下方に導くダクト9が設けられ、ダクト9の上端部に上開口部9aが形成され、ダクト9の上方に、商品収容部7の背面に当接または近接するように前方に突出して、突出した箇所または突出した箇所よりも上方からダクト9の上開口部9aに向けて空気が流入することを阻止する突出部5cが、ダクト9の上開口部9aから隙間をあけた状態で、形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は自動販売機の断熱構造に関する。
例えば特許文献1等に開示されているように、従来の自動販売機は、図12に示すような構造とされている。前面扉を開閉自在に支持する自動販売機本体50内に、商品を収納する庫内(庫内空間)51が設けられている。すなわち、自動販売機本体50の外郭部分をなす外箱52において、その内壁面の上部から中央部にかけて発泡材などからなる箱状の断熱材53が貼り付けられ、この断熱材53の内部空間が庫内51とされている。庫内51はその前面開口部が内扉により開閉自在とされており、庫内51には、商品を蛇行状に積み上げるなどして収納する商品収容部54が配設されている。なお、商品収容部54の下部には、下方に搬送されてきた商品を1つずつ払い出す払出機構などが設けられている。
断熱材53の背面部内壁と商品収容部54の背面部との間の下部には、上下に延びる通風用のダクト55が配設されている。ダクト55の上端部には上開口部55aが設けられ、この上開口部55aは、商品収容部54の背面部における上下方向の略中央位置近傍に開口されている。また、断熱材53の背面部内壁と商品収容部54の背面部との間の、ダクト55よりも上方箇所は、ダクト55の前後寸法と同じ厚みの空間部56とされている。ダクト55の下端部前面には下開口部55bが形成され、この下開口部55b近傍には、ダクト55を通して、庫内51の空気を吸引して送風する送風手段としてのファン57が配設されている。
ダクト55の下開口部55bが開口されている庫内51の底部には、冷却手段としての蒸発器,加温手段としてのヒータ,送風手段としての前記ファン57などが配設され(ファン57のみを図示する)、また、断熱材53の下方に位置する自動販売機本体50の底部空間(いわゆる庫外)には冷却手段の圧縮機や凝縮機などが配設され、蒸発器、圧縮機,凝縮機などが接続されて冷却手段(冷凍サイクル)が構成されている。なお、図12における58は商品払出用のシュートで、多数の通風孔が開けられて、通気性が確保されている。
ホット飲料の商品を販売する際にはヒータが作動され、コールド飲料の商品を販売する際には冷却手段が作動され、何れの場合もファン57にて加温または冷却された空気が商品収容部54側に送られる。加温または冷却された空気は、商品収容部54内を通過した後、ダクト55の上開口部55aからダクト55内に流入し、ダクト55を通ってダクト55の下開口部55bから排出され、再度、加温または冷却されて庫内51を循環する。
ところで、従来における旧型の自動販売機においては、図13に示すように、ダクト55が、庫内51の背面部における天井部近傍まで上方に延ばされて配設されており、これにより、ダクト55の上開口部55aを通して、商品収容部54における上部空間から空気を吸い込むように構成されていた。そして、このように構成することで、加温または冷却された空気が、商品収容部54における下部から上部まで全体に循環して、商品収容部54全体の商品を均一に冷却したり加温したりしていた。
しかし、この旧型の自動販売機では、直ぐに払い出されることの少ない、商品収容部54における上部位置にある商品と、間近に払い出される可能性のある、商品収容部54における上部位置にある商品とを同等に冷却したり加温したりしているので、冷却手段やヒータを長時間にわたって稼動させることとなり、電気代がかさむことが多く、省エネルギー化も図れないという短所があった。
このような短所を改善すべく、特許文献1等に開示されている従来の自動販売機では、図12に示すように、ダクト55の上開口部55aが、商品収容部54の背面部における上下方向の略中央位置近傍に開口するようにして、旧型の自動販売機のダクト55よりも短くしている。この構造により、図12で実線の矢印で示すように、ダクト55の上開口部55aから商品収容部54における中央部(あるいは下部)の空気を主として吸引し、加温または冷却された空気が、商品収容部54における中央部や下部を重点的に循環するように図って、冷却手段やヒータの稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化を図っていた。
特開2003−223674号公報
しかし、上記した特許文献1等に開示されている従来の自動販売機では、断熱材53と商品収容部54との間のダクト55よりも上方箇所は、ダクト55と同じ厚みの空間部56とされているので、ダクト55の上開口部55aから商品収容部54における中央部だけでなく上部の空気も吸引してしまい、図12において点線の矢印で示すように、ファン57により送られた空気が商品収容部54の上部まで流れ込んで、循環してしまっていた。その結果、冷却手段やヒータの稼動時間の短縮化の効果があまり発揮されず、電気代の低減や省エネルギー化の効果も不十分となっていた。
本発明は上記課題を解決するもので、ファンにより送られた空気が商品収容部の上部まで流れ込むことを最小限に抑えることができる自動販売機の断熱構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、自動販売機本体の外殻をなす外箱に箱形状の断熱材が取り付けられて庫内が形成され、商品が収納される商品収容部が前記庫内に配設され、前記庫内における商品収容部の下方に、庫内の空気を冷却する冷却手段と、庫内の空気を加温する加温手段とが配設され、断熱材の背面部と商品収容部の背面との間における庫内底部から商品収容部の下部または中央部の高さまで、庫内の空気を下方に導くダクトが設けられ、ダクトの上端部に上開口部が形成され、ダクトの上方に、商品収容部の背面に当接または近接するように前方に突出して、突出した箇所または突出した箇所よりも上方からダクトの上開口部に向けて空気が流入することを阻止する突出部が、ダクトの上開口部から隙間をあけた状態で、形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ダクトの上方に、商品収容部の背面に当接または近接するように前方に突出して形成された突出部により、この突出部が設けられている箇所や突出部よりも上方からダクトの上開口部に向けて空気が流入することが阻止されるので、商品収容部における上部(あるいは上部および中央部)の空気が吸引され難くなって、ファンなどにより送られた空気が商品収容部の上部(あるいは上部および中央部)まで流れ込んで循環することを最小限に抑えることができる。
また、本発明は、突出部が、外箱に取り付けられた前記断熱材により形成され、この断熱材の箱形状部分における少なくとも背面部と前記突出部とが一体形成されていることを特徴とする。この構成によれば、断熱材を形成する工程において、少なくとも背面部と前記突出部とが一体形成されるので、より良好な断熱効果を得ることができる。
また、本発明は、突出部が、商品収容部の背面に近接するように前方に突出して形成され、突出部と商品収容部の背面との間の隙間寸法aが、断熱材の背面部と商品収容部の背面との間の隙間寸法bに対して、0.2〜0.6倍であることを特徴とする。この構成によれば、ダクトへの吸引力が小さい場合には、突出部により商品収容部における上部の空気が吸引され難くなって、ファンなどにより送られた空気が商品収容部の上部まで流れ込んで循環することを最小限に抑えることができる。一方、ダクトへの吸引力を大きくした場合には、突出部と商品収容部の背面との間の隙間から空気が流入するので、商品収容部における上部の空気も吸引することができて、商品収容部全体に加温または冷却された空気を良好に循環させることができる。このように、突出部と商品収容部の背面との間に隙間を設けることで、ダクトへの吸引力を調整すれば、加温または冷却された空気の循環範囲を調整することができ、特に、突出部と商品収容部の背面との間の隙間寸法aが、ダクトの前後方向の厚み寸法bに対して、0.2〜0.6倍であるように設定することで、加温または冷却された空気の循環範囲をより良好に調整することができる。
また、本発明は、突出部が設けられていない断熱材の薄肉の部分の少なくとも一部に、突出部の厚肉部分よりも、断熱性が高い断熱材が配設されていることを特徴とする。この構成によれば、断熱材における突出部が設けられている厚肉部分だけでなくて、突出部が設けられていない薄肉部分でも高い断熱性を得ることができて、良好な断熱効果を略均等に得ることができる。
また、本発明は、突出部におけるダクトの上開口部と対向する箇所に、この箇所を空気が通過する際の圧力損失を低減する圧力損失低減形状部が形成されていることを特徴とする。この構成によれば、圧力損失低減形状部により、ダクトの上開口部を空気が通過する際の圧力損失を低減することができるので、冷却手段や加温手段の稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化をさらに図ることができる。
また、本発明は、前記突出部とダクトの上端部との間の隙間と、商品収容部との境界部を、これらの間の圧力差によって開閉する開閉体が設けられていることを特徴とする。この構成によれば、ファンを駆動させるなどしてダクトを通して空気を吸引した際には、商品収容部とダクト上方の隙間部分との圧力差によって開閉体が開いて、ダクトを通して、商品収容部の空気を吸引することができる。一方、ファンの停止時など商品収容部とダクト上方の隙間部分との圧力差がない場合には開閉体が閉じられる。したがって、ファンが停止した際に、庫内の下部に溜まった暖かい空気が、ダクトを通して、商品収容部の下部からさらに商品収容部の中央部や上部側に流れ込むなどして、商品収容部内の空気が対流し、電気代の低減や省エネルギー化が阻害されることを防止することができる。
以上のように本発明によれば、ダクトの上方に、商品収容部の背面に当接または近接するように前方に突出して、これより上方からダクトの上開口部に向けて空気が流入することを阻止する突出部を、ダクトの上開口部から隙間をあけた状態で、形成することにより、ファンなどにより送られた空気が商品収容部の上部まで流れ込んで循環することを最小限に抑えることができ、冷却手段や加温手段の稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化を図ることができる。
また、突出部を、外箱に取り付けられた前記断熱材により形成し、この断熱材における箱形状部分における少なくとも背面部と前記突出部とを一体形成させることにより、より良好な断熱効果を得ることができる。
また、突出部を、商品収容部の背面に近接するように前方に突出して形成され、突出部と商品収容部の背面との間の隙間寸法aが、ダクトの前後方向の厚み寸法bに対して、0.2〜0.6倍であるように構成することにより、ダクトへの吸引力を調整して、冷却または加温された空気の循環範囲を良好に調整することができる。
また、突出部が設けられていない断熱材の薄肉の部分の少なくとも一部に、突出部の厚肉部分よりも、断熱性が高い断熱材を配設することにより、厚肉部分と薄肉部分とがあるにもかかわらず、良好な断熱効果を略均等に得ることができて、さらに、冷却手段や加温手段の稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化を図ることができる。
また、突出部におけるダクトの上開口部と対向する箇所に、この箇所を空気が通過する際の圧力損失を低減する圧力損失低減形状部を形成することにより、冷却手段や加温手段の稼動時間の一層の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化を一層図ることができる。
また、前記突出部とダクトの上端部との間の隙間と、商品収容部との境界部を、これらの間の圧力差によって開閉する開閉体を設けたことにより、ファンが停止した際に、ダクトを通して商品収容部内の空気が対流するような空気の流れを生じて、電気代の低減や省エネルギー化が阻害されることを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る自動販売機の側面断面図である。 (a)は、本発明の実施の形態1に係る同自動販売機のダクトの上端部およびその近傍箇所の要部拡大断面図であり、(b)は本発明の実施の形態2に係る同自動販売機のダクトの上端部およびその近傍箇所の要部拡大断面図である。 比較例としての自動販売機の側面断面図である。 (a)および(b)は、それぞれ、本発明の実施の形態1、2に係る自動販売機の断熱材の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る自動販売機の側面断面図である。 同実施の形態3に係る自動販売機のダクトの上端部およびその近傍箇所の要部拡大断面図である。 (a)および(b)は、それぞれ、本発明の実施の形態3に係る自動販売機の断熱材の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(d)は、それぞれ、本発明の実施の形態4に係る自動販売機のダクトの上端部およびその近傍箇所の要部拡大断面図である。 (a)および(b)は、それぞれ、本発明の実施の形態4に係る自動販売機の断熱材の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係る自動販売機の側面断面図である。 同実施の形態4に係る自動販売機のダクトの上端部およびその近傍箇所の要部拡大断面図である。 従来の自動販売機の断熱構造を示す要部側面断面図である。 他の従来の自動販売機の断熱構造を示す要部側面断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る自動販売機の断熱構造を図面に基づき説明する。まず、本実施の形態に係る断熱構造が設けられている自動販売機について説明する。
図1に示すように、前面扉1を開閉自在に支持する自動販売機本体2内に、商品を収納する庫内(庫内空間)3が設けられている。すなわち、自動販売機本体2の外郭部分をなす外箱4において、その内壁面の上部から中央部にかけて略箱形状の断熱材5が取り付けられ、この断熱材5の内部空間が庫内3とされている。庫内3はその前面開口部が内扉6により開閉自在とされており、庫内3の上部から中央部にかけて、商品を蛇行状に積み上げるなどして収納する商品収容部7が配設されている。なお、商品収容部7の下部には、下方に搬送されてきた商品を1つずつ払い出す払出機構8などが設けられている。また、庫内3における商品収容部7の下方には、商品収容部7から排出された商品Xを、前面扉1の下部に設けられた商品取出口10に案内するシュート11が配設され、このシュート11には通気用の孔(図示せず)が多数形成されている。
断熱材5の背面部5aの内壁と商品収容部7の背面7aとの間の下部には、上下に延びる通風用のダクト9が配設されている。ダクト9の上端部には上開口部9aが設けられ、この上開口部9aは、商品収容部7の背面7aにおける上下方向の下部に対応する位置に開口されている。ダクト9の下端部には下開口部9bが形成され、この下開口部9b近傍には、ダクト9を通して、庫内3の空気を吸引して送風する送風手段としてのファン12が配設されている。
ダクト9の下開口部9bが開口されている庫内3の底部、すなわち、庫内3における商品収容部7の下方には、冷却手段および加温手段としての熱交換器13、送風手段としての前記ファン12、キャピラリチューブ(図示せず)などが配設され、また、断熱材5の底面部5bよりも下方に位置する自動販売機本体2の底部空間(いわゆる庫外14)には圧縮機15や熱交換器16などが配設されている。そして、庫内の熱交換器13、庫外14の圧縮機15、庫外14の熱交換器16、キャピラリチューブ(図示せず)、冷媒の流れを切り換える切換器(図示せず)などが接続されて冷却手段および加温手段の両機能をなすことが可能な冷凍サイクルが構成されている。
コールド飲料の商品Xを販売する際には、庫内3の熱交換器13が蒸発器として作動する一方、庫外14の熱交換器16が凝縮器として作動し、庫内3の熱交換器13で冷却された空気が循環されて商品Xが冷却される。ホット飲料の商品Xを販売する際には、庫内3の熱交換器13が凝縮器として作動する一方、庫外14の熱交換器16が蒸発器として作動し、庫内3の熱交換器13で加温された空気が循環されて商品Xが加温される。すなわち、何れの場合もファン12にて加温または冷却された空気が庫内3の下部から商品収容部7側に送られる。加温または冷却された空気は、商品収容部7内を通過した後、ダクト9の上開口部9aからダクト9内に流入し、ダクト9を通ってダクト9の下開口部9bから排出され、再度、加温または冷却されて庫内3を循環する。
ここで、本発明の実施の形態1においては、図1、図2(a)に示すように、特に、ダクト9の上方に、商品収容部7の背面7aに当接するように断熱材5における背面部5aから前方に突出して、これより上方からダクト9の上開口部9aに向けて空気が流入することを阻止する突出部5cが、ダクト9の上開口部9aから所定間隔の隙間(ダクト9内へ支障なく空気を流入できる程度の間隔の隙間)20をあけた状態で、形成されている。すなわち、比較例(従来例)としての自動販売機(従来例)を図3に示すが、この比較例の自動販売機の断熱材5では、ダクト9の上方における断熱材5の背面部5aと商品収容部7の背面7aとの間は空間部70が設けられていたが、本発明の実施の形態に係る自動販売機では、この空間部70に対応するダクト9の上開口部9aの直上方箇所を除き、突出部5cが設けられている点が異なる。
本発明の実施の形態1に係る自動販売機においては、突出部5cは断熱材5により形成され、この断熱材5における箱形状部分(背面部と底面部と天井面部および両側面部からなる部分)における少なくとも背面部5aと前記突出部5cとが発泡材などにより一体形成されている。
断熱材5は、例えば、図4(a)に示すように、平板状の木枠21Aと、段つきの木枠21Bとの間にウレタン樹脂の断熱材を発泡させながら注入することにより製造したり、図4(b)に示すように、平板状の木枠21A、21Cの一方に、断面矩形の中子22Aを嵌め込んで製造したりすればよく、これにより、一般の自動販売機の断熱材と同様な製造工程により、つまり、製造工数の増加を最小限に抑えながら、突出部5cを一体形成した断熱材5を製造することができる。なお、木枠21A〜21Cや中子22Aの内面には、紙面材や樹脂材(PETなど)を貼り付けて、この紙面材や樹脂材の内側にウレタン断熱材を発泡させながら注入することが好ましく、この場合には、紙面材や樹脂材で囲まれた発泡ウレタン樹脂からなる断熱材5を良好に製造できる。
上記構成によれば、突出部5cが設けられている箇所から、ダクト9の上開口部9aに向けて空気が流入することが阻止されるので、商品収容部7における上部の空気が吸引され難くなって、ファン12などにより送られた空気が商品収容部7の上部および中央部まで流れ込んで循環することを最小限に抑えることができる。すなわち、比較例としての図3に示すような自動販売機では、ダクト9の上方が全て空間部70であったので、ダクト9により商品収容部7の上部の空気も吸い込んで、ファン12などにより送られた空気が商品収容部7の上部や中央部まで流れ込んで循環していたが、本発明の実施の形態に係る自動販売機ではこのような不具合を防止できる。これにより、商品収容部7の下部の商品Xを集中して冷却したり加温したりすることができて、冷却手段や加温手段である冷凍サイクルの稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化を図ることができる。
また、上記構成によれば、突出部5cが、外箱4に取り付けられた断熱材5により形成され、この断熱材5の箱形状部における少なくとも背面部5aと突出部5cとを一体形成しているので、突出部5cを有しない図3に示すような比較例としての自動販売機と同様な製造工程で、製造することができる。
上記実施の形態1では、断熱材5の突出部5cが商品収容部7の背面7aに当接している場合を述べたが、これに限るものではない。すなわち、本発明の実施の形態2では、図2(b)に示すように、断熱材5の突出部5cを、商品収容部7の背面7aに近接するように前方に突出して形成している。そして、この場合には、突出部5cと商品収容部7の背面7aとの間に隙間(突出部・商品収容部背面間隙間)25を生じるが、この隙間25の寸法aが、断熱材5の背面部5aと商品収容部7の背面7aとの間の隙間(断熱材背面部・商品収容部背面間隙間)の寸法b(すなわち、ダクト9の前後方向の厚み寸法とほぼ等しい)に対して、0.2〜0.6倍であるように構成すると好適である。さらにより好ましくは、前記突出部・商品収容部背面間隙間25の寸法aが、断熱材背面部・商品収容部背面間隙間の寸法bに対して、0.28〜0.56倍である場合が最も好適である。
この構成によれば、ファン12の駆動回転数が小さくて、ダクト9への吸引力が小さい場合には、突出部5cにより商品収容部7における上部の空気が吸引され難くなって、商品収容部7における下部の空気S1だけが吸引され、ファン12などにより送られた空気が商品収容部7の上部や中央部まで流れ込んで循環することを最小限に抑えることができる。一方、ファン12の駆動回転数が大きくて、ダクト9への吸引力を大きくした場合には、突出部5cと商品収容部7の背面7aとの間の隙間25から空気S2が流入するので、商品収容部7における中央部や上部の空気も吸引するとができて、商品収容部7全体に加温または冷却された空気を良好に循環させることができる。
なお、この実施の形態2に係る自動販売機の断熱材5は、上記実施の形態1の図4に示す場合と同様な手法で製造することができる。
上記実施の形態1、2では、断熱材5としては、同じ材質の断熱材5を用いた場合を述べたが、これに限るものではない。
図5、図6に示すように、この実施の形態3では、突出部5cが設けられていない断熱材5の薄肉の部分の少なくとも一部に、突出部5cの厚肉の部分に設けられている断熱材5e(すなわち、背面部5aと突出部5cとを合わせた部分であり、例えば発泡断熱材より構成される)よりも、断熱性が高い断熱材である、例えば、真空断熱材5dが配設されている。
この構成によれば、断熱材5における突出部5cが設けられている箇所は、突出部5cが設けられている分だけ、従来の背面部5aだけの場合よりも前後方向の厚み分だけ、断熱性能が大きくなるが、この箇所だけでなくて、突出部5cが設けられていない薄肉箇所での断熱性能を、高い断熱性を有する前記真空断熱材5dにより大きくすることができる。この結果、突出部5cおよび真空断熱材5dを含んだ、断熱材5の背面部分全体で、高い断熱性を略均等に得ることができ、さらなる、冷却手段や加温手段としての冷凍サイクルの稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化を図ることができる。また、断熱材5の背面部5aにおける上端部から下端部にわたって真空断熱材5dを設ける場合と比較すると、上記構成によれば、真空断熱材5dとして小さい寸法のもので済ますことができるので、その分だけ、製造コストを低減できる利点もある。
なお、この実施の形態3に係る自動販売機の断熱材5も、上記実施の形態1の図4に示す場合と同様な手法で製造することができる。すなわち、図7(a)に示すように、平板状の木枠21Aと、段つきの木枠21Bとの間に真空断熱材5dを配設した状態で、ウレタン樹脂の断熱材を発泡させながら注入することにより、断熱材5を製造したり、図7(b)に示すように、平板状の木枠21A、21Cの間に、断面矩形の中子22Aを嵌め込むとともに真空断熱材5dを配設した状態で、ウレタン樹脂の断熱材を発泡させながら注入して製造したりすればよい。これによっても、製造工数の増加を最小限に抑えながら、真空断熱材5dを有するとともに突出部5cを一体形成した断熱材5を製造することができる。
また、上記実施の形態1〜3では、ダクト9の上開口部9aと対向する、断熱材5における突出部5cと背面部5aとの接合部分は、直角形状とされていたが、これに限るものではなく、図8(a)〜(d)に示すように、突出部5cにおけるダクト9の上開口部9aと対向する箇所に、この箇所を空気が通過する際の圧力損失を低減する圧力損失低減形状部5f、5g、5hを形成してもよい(実施の形態4)。
すなわち、ダクト9の上開口部9aと対向する、断熱材5における突出部5cと背面部5aとの一体形成された接合隅部分を、図8(a)、(b)では、内側に円弧状に湾曲する形状で圧力損失低減形状部5fを形成した場合を示し、図8(c)では、内側に傾斜するテーパ形状で圧力損失低減形状部5gを形成した場合を示す。また、図8(d)では、断熱材5における突出部5cの下端部の角部分を、円弧状に湾曲する形状の圧力損失低減形状部5hを形成した場合を示す。
何れの場合も、突出部5cとダクト9の上開口部9aとの間の隙間20を通る際に、この箇所に、圧力損失低減形状部5f、5g、5hが形成されていることにより、突出部5cの下端部に臨む隙間20で渦が発生することが防止され、圧力損失が生じることを最小限に抑えることができる。これにより、さらに、冷却手段や加温手段の稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化をさらに図ることができる。
なお、この実施の形態4に係る自動販売機の断熱材5も、上記実施の形態1の図4に示す場合と同様な手法で製造することができる。すなわち、図9(a)に示すように、平板状の木枠21Aと、段部分が湾曲面形状部21dとされた段つきの木枠21Dとの間に、ウレタン樹脂の断熱材を発泡させながら注入することにより、断熱材5を製造したり、図9(b)に示すように、平板状の木枠21A、21Cの間に、湾曲面形状部22bを有する断面略矩形の中子22Bを嵌め込んだ状態で、ウレタン樹脂の断熱材を発泡させながら注入して製造したりすればよい。これによっても、一般の自動販売機の断熱材と同様な製造工程により、つまり、製造工数の増加を最小限に抑えながら、突出部5cおよび圧力損失低減形状部5f、5g、5hを一体形成した断熱材5を製造することができる。
また、図10は本発明のさらに他の実施の形態(実施の形態5)に係る自動販売機を示すもので、この自動販売機では、断熱材5の突出部5cの下端からダクト9の上開口部9a側に垂下する姿勢で、突出部5cとダクトの上端部との間の隙間20と、商品収容部7との境界部を、これらの間の空気の圧力差によって開閉する開閉体27が設けられている。ここで、開閉体27としては、例えば、軟らかくて、いわゆる腰のない、紙や樹脂性のシート材で構成する。
この構成によれば、庫内3のファン12を駆動させるなどしてダクト9を通して空気を吸引した際には、図11において仮想線で示すように、商品収容部7の下部とダクト9上方の隙間20部分との圧力差によって開閉体27が開いて、ダクト9を通して、商品収容部7の下部の空気を吸引することができる。一方、庫内3のファン12の停止時など商品収容部7の下部とダクト9上方の隙間20部分との圧力差がない場合には、図11において実線で示すように、開閉体27が閉じられる。しがたって、ファン12が停止した際に、庫内3の熱交換器13付近に溜まった暖かい空気が、ダクト9を通して、商品収容部7の下部からさらに商品収容部7の中央部や上部側に流れ込むなどして、商品収容部7内の空気が対流し、電気代の低減や省エネルギー化が阻害されることを防止することができる。
また、上記構成によれば、ファン12を駆動させるなどして、商品収容部7の下部とダクト9上方の隙間20部分との圧力差によって開閉体27が開いた際に、開閉体27が、ダクト9の上開口部9aと対向する、断熱材5における突出部5cと背面部5aとの一体形成された接合隅部分を、内側に円弧状に湾曲する形状に変形して覆うようにしながら開くので、突出部5cの下端部に臨む隙間20で渦が発生することが防止される。この結果、圧力損失が生じることを最小限に抑えることができ、さらなる冷却手段や加温手段の稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化をさらに図ることができる。
なお、上記実施の形態では、庫内3に配設した熱交換器13を加温手段および冷却手段として用いた場合を述べた。しかし、前記熱交換器13は、上記したように加温用と冷却用とを切り換えて使用するものに限るものではなく、加温用の熱交換器と冷却用の熱交換器とを2台設けてもよい。また、加温用の熱交換器の代わりにヒータを設けてもよい。
また、上記実施の形態では、突出部5cが商品収容部7の上端部に対応する箇所まで設けられている場合を述べたが、この構成に限るものではなく、突出部5cがダクト9の上開口部9aに対向するように一部だけに(例えば、商品収容部7の上下方向に対する中央部に対応する位置だけに)配設されている場合でも、電気代の低減や省エネルギー化を図ることができる。
また、上記実施の形態では、ダクト9が、商品収容部7の下部の高さまで配設されている場合を述べ、この構成により、冷却または加温された空気が、商品収容部7の下部に集中して循環し、商品収容部7の中央部に循環することを最小限に抑えることができて、冷却手段や加温手段である冷凍サイクルの稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化を特に良好に図ることができる。しかし、これに限るものではなく、ダクト9が、商品収容部7の中央部の高さまで配設されている場合でも、冷却または加温された空気が、商品収容部7の下部および中央部に集中して循環し、商品収容部7の上部に循環することを少なめに抑えることができて、冷却手段や加温手段である冷凍サイクルの稼動時間の短縮化、ひいては、電気代の低減や省エネルギー化を図ることができる作用効果を有する。
また、上記実施の形態では、断熱材5を製造する際に木枠21A、21Cを用いた場合を述べたが、これに限るものではなく、金属枠などを用いてもよい。
2 自動販売機本体
3 庫内
4 外箱
5 断熱材
5a 背面部
5b 底面部
5c 突出部
7 商品収容部
7a 背面
9 ダクト
9a 上開口部
9b 下開口部
12 ファン(送風手段)
13 熱交換器
14 庫外
15 圧縮機
16 熱交換器
20 隙間
25 隙間
26 真空断熱材
27 開閉体

Claims (6)

  1. 自動販売機本体の外殻をなす外箱に箱形状の断熱材が取り付けられて庫内が形成され、
    商品が収納される商品収容部が前記庫内に配設され、
    前記庫内における商品収容部の下方に、庫内の空気を冷却する冷却手段と、庫内の空気を加温する加温手段とが配設され、
    断熱材の背面部と商品収容部の背面との間における庫内底部から商品収容部の下部または中央部の高さまで、庫内の空気を下方に導くダクトが設けられ、
    ダクトの上端部に上開口部が形成され、
    ダクトの上方に、商品収容部の背面に当接または近接するように前方に突出して、突出した箇所または突出した箇所よりも上方からダクトの上開口部に向けて空気が流入することを阻止する突出部が、ダクトの上開口部から隙間をあけた状態で、形成されている
    ことを特徴とする自動販売機の断熱構造。
  2. 突出部が、外箱に取り付けられた前記断熱材により形成され、この断熱材の箱形状部分における少なくとも背面部と前記突出部とが一体形成されていることを特徴とする請求項1記載の自動販売機の断熱構造。
  3. 突出部が、商品収容部の背面に近接するように前方に突出して形成され、突出部と商品収容部の背面との間の隙間寸法aが、断熱材の背面部と商品収容部の背面との間の隙間寸法bに対して、0.2〜0.6倍であることを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機の断熱構造。
  4. 突出部が設けられていない断熱材の薄肉の部分の少なくとも一部に、突出部の厚肉部分よりも、断熱性が高い断熱材が配設されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の自動販売機の断熱構造。
  5. 突出部におけるダクトの上開口部と対向する箇所に、この箇所を空気が通過する際の圧力損失を低減する圧力損失低減形状部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の自動販売機の断熱構造。
  6. 前記突出部とダクトの上端部との間の隙間と、商品収容部との境界部を、これらの間の圧力差によって開閉する開閉体が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の自動販売機の断熱構造。
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