JP2012002814A - 時計用am/pm表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正午に対する瞬間的な相対位置を表示するという問題解決策を提案する。
【解決手段】回転軸2を中心に1日単位で回転し、並置された2つの異なる面3、4を含むAM/PM表示盤1に関する。これらの面は、表示盤1のハブ5と外周6との間で、それぞれが外周6に対して接線方向に接し、外周6からハブ5へと向かって凹形状を描く2本の境界曲線7、8により区切られており、曲線7、8の凹形状は、表示盤1の回転方向Aから見て同じ向きを持ち、そして軸2から出るいずれの放射直線も、2つの面のうちの一方を、次にその他方を連続的に横断し、そしてハブ5と外周6との間において、前記曲線7、8のうちの一方のみを通過するものである。さらに開口と、表示盤1とを含むAM/PM表示装置にも関し、回転軸2を通過する対称軸を中心に対称である開口の外に回転軸2がある。本発明はさらに、このタイプの装置を組み込んだ時計にも関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸を中心に24時間単位で回転する時計用AM/PM(午前/午後)表示盤に関する。本発明は、このタイプの24時間単位で回転する表示盤と、時計に組み込むために設けた文字盤中の開口とを含む時計用のAM/PM表示装置に関する。本発明はさらに、このタイプの装置を組み込んだ時計にも関する。本発明は、時計分野、より具体的には最も一般的な目視用の12時間表示装置の分野に関する。
ユーザーは、一定の状況下において、特には長旅のさなかにあっては時間感覚を失って時計の示す時刻が昼なのか夜なのか、あるいは午前であるのか午後であるのかさえ(以下、それぞれ「AM」および「PM」と表記する)わからなくなることがある。以下においては、正午を基準として一日のうちの時刻を表示する視覚表示装置のことをAM/PM表示装置と呼ぶ。
昼−夜表示に関する最初の問題を解決するための装置は多数知られており、時計の24時間車に接続し、昼夜を区別できるように色付けられた部分が開口を通じて見えるようになっている表示盤に基づくものが一般的である。下記特許文献1には表示盤上の太陽と星の絵柄が開口中に交互に現れることにより昼時間および夜時間が表示される時計を開示している。さらに下記特許文献2にも前記特許文献1と同じ目的を持つ特定の表示が、周期の経過を示すものである。
夜明けおよび夕暮れという移行段階については問題が残ったままであり、ユーザーにはそれらを見分け、正午から見てどの時間に自分がいるのかを知る情報が無い。
中国特許出願第671,317A3号 米国特許出願第6,359,839B1号
本発明は、正午に対する瞬間的な相対位置を表示するという問題解決策の提供を提案するものである。
本発明は、回転軸を中心に24時間で回転するAM/PM表示盤に関するものであり、表示盤は並置されて接続する同様形状の第1および第2の面を備えたグラフィック表示を含むものであり、第1の面は昼間に対応する第1の装飾を含み、第2の面は夜間に対応する、第1の装飾とは異なる第2の装飾を含んでおり、そして第1の面および第2の面は、回転軸を中心に持つハブと表示盤の外周との間で第1の境界曲線および第2の境界曲線により区分されていることを特徴とし、境界曲線のそれぞれは実質的に外周に対して接線方向に接し、それぞれは外周からハブに向かって単一の凹形状を描いており、第1の境界曲線および第2の境界曲線の凹形状は、表示盤の回転方向から見て同じ向きを持ち、そして回転軸から出るいずれの放射直線も、第1および第2の面のうちの最初の面、次にもう一方の面を連続的に横断し、ハブおよび外周間において、境界曲線の一方のみを通過するものであることを特徴とする。
本発明の特徴の1つによれば、第1の境界曲線および第2の境界曲線は、互いに完全に等しいものである。
本発明の特徴の1つによれば、第1の境界曲線および第2の境界曲線は、外周およびハブの両方に対して接線方向に接する半円であり、そしてハブとの接触点は、外周との接触点から見て反対側のハブ側面にある。
本発明の特徴の1つによれば、表示盤は、表示盤上の正午表示を中心とする両側に、一対で1つの所定幅の時間区分を画定する放射状目盛りを、少なくとも第1の面全体にわたり含んでいる。
本発明の特徴の1つによれば、この時間区分は1時間単位または2時間単位である。
本発明の特徴の1つによれば、表示盤は昼時間部分および夜時間部分の視認性を高めるために同心円目盛りを含む。
本発明の特徴の1つによれば、表示盤はその正午の位置にシンボルを含む。
本発明はさらに、時計用AM/PM表示装置に関するものであり、AM/PM表示装置はこのタイプのAM/PM表示盤と、そして時計に組み込むために設けた文字盤中の開口とを含み、表示盤は開口を通じて部分的に見えており、回転軸は開口の外側、またはその接線方向に接するようにあり、開口はレンズ型の形状を持ち、回転軸を通る対称軸を中心にして実質的に対称である。
本発明の特徴の1つによれば、対称軸は時計の正午―6時軸に平行に配置される。
本発明の特徴の1つによれば、対称軸に対して垂直方向における開口の幅は、数時間に限定された時間幅を画定するものであり、これにより現在時刻を挟んだ前後2時間程度について、正午時間を基準とした一日のうちのいつなのかかが表示される。
本発明はさらに、装置中に設けられた24時間車を駆動するように構成された機構部分を含む時計であり、開口用の文字盤または支持面を含むことを特徴とする時計に関する。開口の対称軸は時計の6時―正午軸と平行である。
したがってAM/PM表示装置は単一表示盤を用いることにより実現される。
昼間区分にある間、進んで行く表示盤のハブ付近の夜間表示の終端部や、進んで来る表示盤外周の夜間表示の開始部により、ユーザーは即座に夜明けであるのか、夕暮れであるのかをそれぞれ判断することができる。この進行型の表示部は対称である。
本発明の他の特徴および利点は、添付図を参照しつつ以下の説明を読むことにより明らかとなる。
本発明の推奨される実施例に基づくAM/PM表示盤の概略平面図である。 本発明に近い表示盤を図1と同様に示した図である。 本発明に基づく他の表示盤モデルを図1と同様に示した図である。 本発明に基づく他の表示盤モデルを図1と同様に示した図である。 本発明に基づく他の表示盤モデルを図1と同様に示した図である。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図6は夜間を示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図7は夜明けを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図8は朝の始まりを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図9は午前中が終わりかけて正午が近づいている時点を示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図10は午後の始まりを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図11は午後の終わりを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図12は夕暮れを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図13は夜の始まりを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、別のタイプの開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図14は夜間を示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、別のタイプの開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図15は夜明けを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、別のタイプの開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図16は朝の始まりを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、別のタイプの開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図17は午前中が終わりかけて正午が近づいている時点を示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、別のタイプの開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図18は午後の始まりを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、別のタイプの開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図19は午後の終わりを示している。 本発明に基づくAM/PM表示装置の概略平面図であり、別のタイプの開口の後ろで図1の表示盤が回転につれて動いており、図20は夕暮れを示している。
本発明は時計分野、より具体的には最も一般的な目視用の12時間表示を含む時計に関する。さらに具体的には、ユーザーが、現時点が午前なのか午後なのかを知ることができ、そして正午からの時間差を判断することができる表示装置に関する。
回転式表示盤1は、継続的に回転して24時間で1周するものであり、ユーザーが以下を判断することができるグラフィック表示を含んでいる:
−昼時間帯/夜時間帯の位置
−夜明けおよび夕暮れの移行段階
−昼間における午前/午後の位置。
従って本発明は、回転軸2を中心に、時計周り方向であることが望ましい回転方向Aに24時間単位で回転する時計用AM/PM表示盤1に関する。この表示盤1は、並置されて接続する同様形状の第1の面3および第2の面4を含むグラフィック表示を持っている。表示盤1は、時計に組み込むために設けた表示装置100中の開口20を通じて部分的に見ることができるように設計される。
第1の面3は昼間に対応する第1の装飾を含んでおり、第2の面4は夜間に対応する、第1の装飾とは異なる第2の装飾を含んでいる。これらの装飾は相互から大きく異なっており、たとえば一方は黒などの夜間を連想させるもの、そして他方は昼間を連想させる空色や明るい色調の色を塗ったシールである。
本発明によれば、第1の面3および第2の面4は、回転軸2を中心に持つ半径rのハブ5と、半径Rの表示盤1の外周6との間で、夜間から昼間への変化を象徴する第1の境界曲線7および昼間から夜間への変化を象徴する第2の境界曲線8により区切られている。これら2本の境界曲線7、8は、それぞれが外周6に対して実質的に接線方向に接し、そしてそれぞれが外周6からハブ5に向かう単一の凹形状を有していることが望ましい。
第1の境界曲線7および第2の境界曲線8の凹形状は、図1〜図5に示すように表示盤1の回転方向Aに対して同じ向きを持つ。
回転軸2から出るいずれの放射直線も、まず、第1の面3および第2の面4の2つのうちの一方、そして次に他方を連続して横断するもので、ハブ5と外周6の間において、境界曲線7および8のうち、一方だけを横断する。よって図1に示すように、軸2から出た放射直線9はまず、昼間に対応する第1の面3を横断し、そして次に第2の境界曲線8を通過し、その後第2の面4を横断してから外周6に再び接合する。一方、軸2から出た放射直線10はまず、夜間に対応する第2の面4を横断し、次に第1の境界曲線7を通過し、その後第1の面3を横断してから外周6に再び接合する。
軸2から出る放射直線で、時計の6時−正午軸に平行なものは、その時点における昼部分と、夜部分を表示している。
要するに、境界曲線のそれぞれは、巻き戻り点がないようにハブ5との接触点から外周6との接触点までの表示盤の中心角に応じて大きくした半径に対応している。
境界曲線7および8は、螺旋経路を持っており、さまざまな形状定義に適合することができる。図に示した特定の実施例において、その輪郭を作る単純な方法は、外周6に接線方向に接し、ハブ5に割線または接線方向に接する半円の形状をした曲線を作ることである。後者の場合、ハブ5との接触点は、外周との接触点から見て反対側のハブ側面にある。これら半円の半径は、巻き戻りを防ぐ最低値R/2から、ハブ5との接触点が、外周6との接触点から見て反対側のハブ側面に来る、推奨される境界曲線の実施例に対応する最高値(R+r)/2までの間に含まれる。従ってこの最大境界曲線は、所定の放射直線がハブと外周との間で一本の境界曲線のみと交わるという条件を満たすものである。当然のことながら、本発明から離れることなく他の形状を想定することも可能である。
推奨される実施例においては、図に示したように、第1の境界曲線7および第2の境界曲線8は、同じものを特定の中心角α分ずらしたものである。もちろん24時間中の昼間または夜間の相対的な部分を示すαは、土地の緯度や季節に依存する。たとえば季節ごとに異なる表示盤を使うように表示盤の枚数を増やし、全て恒久的に時計の24時間車の動きと同じように駆動することができる表示盤のうち、3枚を常に隠し、4枚目のみが見えるように、開口20のあるカバーを3カ月周期で移動させるなどは明らかに想定できるところである。一般には使用可能空間がこのような複数の表示盤を許容し得ないため、これはいささか乱暴な提案かも知れない(例えば図に示す昼間の第1の面3が夜間の第2の面よりも大きく、角度αが180°よりも小さい例)。
本発明が提案するAM/PM表示装置は、ユーザーが、例えば人工灯の下や白夜の中で何日も過ごしたり、旅に出ていたりして通常の時間認識および感覚を失った場合に、一日のうちのいつであるのかを迅速に識別することができるようにした表示装置を意図している。時計の表示盤は正確な時間も表示しつつ、グラフィック表示装置により今が朝であるのか、夕方であるのか、または夜間であるのかさえ、ユーザーが瞬時に知りたいことを表示するのである。
別の形態においては、表示盤1はハブを含まないものであっても良い。この場合半径rの値はゼロになり、境界曲線7および8は軸2を通過する。これらは半径R/2の半円であることが望ましい。
表示盤はさらに、図1の例に示すように、例えば特定の記号を上に重ねた線である特定の目盛り12によって示される表示盤上の正午表示の両側に、一対で所定幅の時間区分を画定する放射状目盛り11を含んでいても良く、これは少なくとも第1の面3全体にわたって設けられている。これらの時間区分は、径の小さな表示盤上でも読みやすいように1時間単位または2時間単位とすることができる。従ってユーザーは、現在時刻を正午から隔てる時間区分を目算することができる。図1は、2つの同心円5および6(この特定の場合においては目盛がカバーしている区分に対応し、これらを区切っている)の間に伸びた曲線7および8を示している。
表示盤1はさらに、昼間部分と夜間部分の視認性を高めるために同心円目盛り13を含んでいても良い。
表示盤1は素早く視覚化できるように、表示盤の正午の位置にシンボル14を含むものが望ましい。
本発明はさらに、このタイプのAM/PM表示盤1と、時計に組み込むために設けた文字盤21中の開口20とを含む時計用AM/PM表示装置100に関する。表示盤1は開口20を通じて部分的に見ることができる。本発明によれば、表示盤1の回転軸2は開口20の外部、または開口20の接線方向にあり、開口20はレンズ状の形状をしており、回転軸2を通過する対称軸22を中心に実質的に対称である。
この対称軸は、この装置100が組み込まれる時計の6時―正午軸に平行に配置されることが望ましい。
開口20のうち、表示盤1の回転軸2から最も離れている面は、丸く、表示盤の外周6に対応していることが望ましい。
表示盤1のハブ5は、見えないように開口から隠れていることが望ましい。
表示盤が時計周り方向Aに回転するものであって、開口20が表示盤1の回転軸2の上に位置する場合、開口20内の右側に見える表示盤1部分は過去を表わすものである一方、開口20内の左側に見える表示盤1部分は未来を表わすものである。
対称軸22に対して垂直な方向における開口20の幅は、数時間に限定した時間幅、例えば4、5時間を画定するものであり、これにより現在時点から前後2時間について、正午時間を基準とした一日のうちのいつなのかが表示されるのである。
昼間のユーザーは、軸2から外周6までの間に、夜を表す装飾のある第2の面4の一部分を、常に開口20の右側に見ることになり、午前中はそれが軸2付近に見えている。この夜を表す装飾部分は正午前後には消え、そして午後になると、今度は軸2付近にではなく、外周6に(闇が上から降りてくるように)再出現するのである。
夜間のユーザーは、軸2から外周6までの間に、昼を表す装飾のある第1の面3の一部分を、常に開口20の右側に見ることになり、夕暮れ後の夜の始まりにおいては、それが軸2付近に見えている。この昼を表す装飾部分は、真夜中前後には消え、そして夜の終わりになると、今度は軸2付近にではなく、外周6に再出現するのである。
本発明はさらに、この装置100に含まれる24時間車を駆動するように構成された機構部分を含む時計にも関する。この時計は、文字盤21または開口20用の支持面を含み、この開口の対称軸は時計の6時―正午軸に平行に設けられる。
簡単に言うと、AM/PM表示装置は単一の表示盤で実現されるのである。
昼間区分にある間、図7、図8、図15および図16に示す表示盤1のハブ5付近で進行する夜間表示の終端部と、そして図11、図12、図18および図19に示す表示盤1の外周6付近で進行する夜間表示の開始部とによって、ユーザーは瞬時に夜明けおよび夕暮れのそれぞれへの近さを判断することが出来る。この進行型表示は対称である。
変更形態においては、表示装置100は表示盤の角度位置を調節するための装置を含んでおり、これにより実際の太陽時および標準時からの時差が表示される。
他の変更形態においては、装置は均時差カムにより表示盤の配向を調節するための装置を含んでいる。
1…AM/PM表示盤、2…回転軸、3…第1の面、4…第2の面、5…ハブ、6…外周、7…第1の境界曲線、8…第2の境界曲線、11…放射状目盛り、13…同心円目盛り、14…シンボル、20…開口、22…対称軸、100…AM/PM表示装置。

Claims (11)

  1. 回転軸(2)を中心に24時間単位で回転するAM/PM表示盤(1)であって、並置されて接続する同様形状の第1の面(3)および第2の面(4)を有し、ここで前記第1の面(3)は昼間に対応する第1の装飾を含み、前記第2の面(4)は夜間に対応する、前記第1の面(3)の装飾とは異なる第2の装飾を含み、前記第1の面(3)および第2の面(4)は、前記回転軸(2)に中心を持つハブ(5)と、前記表示盤(1)の外周(6)との間で、第1の境界曲線(7)および第2の境界曲線(8)により区切られており、前記境界曲線のそれぞれは、前記外周(6)に対して接線方向に接しており、それぞれに前記外周(6)から前記ハブ(5)に向かって単一の凹形状を描いており、前記第1の境界曲線(7)および第2の境界曲線(8)の前記凹形状は、前記表示盤(1)の回転方向(A)から見て同じ向きを持ち、前記回転軸(2)から出るいずれの放射直線も、前記第1の面及び第2の面のうちのいずれか最初の一方、次にそのうちの他方を連続して横断するものであり、前記ハブ(5)および前記外周(6)の間において、前記境界曲線のうちの一方のみを通過するものであることを特徴とする表示盤。
  2. 前記第1の境界曲線(7)および前記第2の境界曲線(8)は、全く等しいものであること特徴とする請求項1に記載のAM/PM表示盤(1)。
  3. 前記第1の境界曲線(7)および前記第2の境界曲線(8)は、前記外周(6)および前記ハブ(5)の両方に対して接線方向に接する半円形であり、前記ハブ(5)への接触点は、前記外周への接触点から見て反対側のハブ側面にあることを特徴とする先行請求項いずれかに記載のAM/PM表示盤(1)。
  4. 前記表示盤(1)の正午表示の両側に、一対で1つの所定幅の時間区分を画定する放射状目盛り(11)を、少なくとも前記第1の面(3)全体にわたり含んでいることを特徴とする先行請求項いずれかに記載のAM/PM表示盤(1)。
  5. 前記時間区分が1時間単位または2時間単位であることを特徴とする請求項4に記載のAM/PM表示盤(1)。
  6. 昼時間部分と夜時間部分の視認性を改善するために同心円目盛り(13)を含むことを特徴とする先行請求項いずれかに記載のAM/PM表示盤(1)。
  7. 前記表示盤(1)の正午の位置に配したシンボル(14)を含むことを特徴とする先行請求項いずれかに記載のAM/PM表示盤(1)。
  8. 請求項1〜7いずれかに記載のAM/PM表示盤(1)と、時計に組み込むために設けた文字盤中の開口(20)とを含む時計用AM/PM表示装置(100)であって、前記表示盤(1)が前記開口(20)を通じて部分的に見えており、前記回転軸(2)は前記開口(20)の外側、またはその接線方向に接するようにあり、前記開口(20)はレンズ型の形状を持ち、前記回転軸(2)を通る対称軸(22)を中心にして実質的に対称であることを特徴とするAM/PM表示装置(100)。
  9. 前記対称軸(22)は、前記時計の6時―正午軸に平行に配置されることを特徴とする請求項8に記載のAM/PM表示装置(100)。
  10. 前記対称軸(22)に対して垂直方向における前記開口(20)の幅は、数時間に限定された時間幅を画定するものであり、これにより現在時刻を挟んだ前後2時間程度について、正午時間を基準とした一日のうちのいつなのかが可視化されることを特徴とする請求項9に記載のAM/PM表示装置(100)。
  11. 請求項8〜10いずれかに記載の装置(100)の少なくとも1つに備えられた24時間車を駆動するように構成された機構部分を含む時計であって、文字盤または前記開口(20)の支持面を含み、前記開口の前記対称軸(22)が前記時計の6時―正午軸に平行に配置されることを特徴とする時計。
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