JP2011530627A - テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有する炭化水素モノマーから生じる繰り返し単位を有する溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーならびに溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーの層を含む多層物品 - Google Patents
テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有する炭化水素モノマーから生じる繰り返し単位を有する溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーならびに溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーの層を含む多層物品 Download PDFInfo
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Abstract
Description
後述する実施形態の詳細を説明する前に、いくつかの用語を定義または明確にしておく。
パーフルオロモノマーは、元素炭素およびフッ素と、炭素−炭素不飽和を含有する化合物として本明細書で定義される。パーフルオロモノマーにおいて炭素に結合した一価の原子は全てフッ素である。一実施形態において、パーフルオロモノマーは、酸素、硫黄および窒素からなる群から選択される少なくとも1つのヘテロ原子をさらに含有する。
官能基モノマー(FG)は、カルボキシル基(−C(=O)O−)および重合可能な炭素−炭素二重結合を含有している。FGは、フッ素を含有していない。
FG−フルオロポリマーの融点は、ASTM方法D4591−01「示差走査熱量測定によるフルオロポリマー転移の温度および熱の標準試験法(Standard Test Method for Determining Temperatures and Heats of Transitions of Fluoropolymers by Differential Scanning Calorimetry)」により求めることができる。
FG−フルオロポリマーのフッ素含量は、FG−フルオロポリマーを作製するのに用いる重合プロセスにおいて消費されるモノマーの量に基づいた物質収支により求めることができる。一実施形態において、FG−フルオロポリマーのフッ素含量は、少なくとも約65重量パーセントである。他の実施形態において、FG−フルオロポリマーのフッ素含量は、少なくとも約70重量パーセントである。他の実施形態において、FG−フルオロポリマーのフッ素含量は、少なくとも約75重量パーセントである。
FG−フルオロポリマーは、液体燃料および液体石油製品、例えば、ガソリン、CE10(10容積パーセントのエタノールと残りのガソリンの混合物(10重量%のエタノール、45重量%のイソ−オクタン、45重量%のトルエン))、CE85(85容積パーセントのエタノールと残りのガソリンの混合物)、ディーゼル燃料、灯油、バイオ燃料およびバイオディーゼルによる透過に抵抗性がある。FG−フルオロポリマーはまた、工業用溶媒、例えば、アルコール、ケトンおよびエステルによる透過にも抵抗性がある。
一実施形態において、溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーは、(a)パーフルオロモノマーと、(b)約0.001〜約1重量パーセントのFGとから生じる繰り返し単位を含み、該溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーの融点は、約265℃未満、フッ素含量は、少なくとも約69重量パーセントである。
一実施形態において、溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーは、(a)HFPから生じる繰り返し単位を約2〜約20重量パーセント、(b)FGから生じる繰り返し単位を約0.001〜約1重量パーセント、(c)TFEから生じる繰り返し単位を残りの重量パーセント含む。他の実施形態において、TFE、HFPおよびFGを含むFG−フルオロポリマーは、HFPから生じる繰り返し単位を約4〜約20重量パーセント含む。他の実施形態において、TFE、HFPおよびFGを含むFG−フルオロポリマーは、HFPから生じる繰り返し単位を約4〜約14重量パーセント含む。他の実施形態において、TFE、HFPおよびFGを含むFG−フルオロポリマーは、HFPから生じる繰り返し単位を約8〜約12重量パーセント含む。他の実施形態において、TFE、HFPおよびFGを含むFG−フルオロポリマーは、HFPから生じる繰り返し単位を約10〜約12重量パーセント含む。
一実施形態において、溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーは、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)(PAVE)から生じる繰り返し単位をさらに含む。
一実施形態において、FG−フルオロポリマーは、任意で、非パーフッ素化モノマー、例えば、エチレン、プロピレン、フッ化ビニリデン、フッ化ビニル、クロロトリフルオロエチレンおよびメチルパーフルオロ−4,7−ジオキサ−5−メチル−8−ノネノエート(EVE)を含有する。かかる非パーフッ素化モノマーから生じる繰り返し単位が、FG−フルオロポリマーに含まれる場合には、FG−フルオロポリマーの耐燃料透過性および/または他の利点(例えば、接着力)特性を減じない低レベルでそれらは存在する。
一実施形態において、FG−フルオロポリマーは、米国特許第6,107,423号明細書に開示されているような超臨界二酸化炭素における重合のような公知のプロセスにより製造することができる。
FG−フルオロポリマーは、パーフルオロポリマー(例えば、PTFE、FEP、PFA)とポリマー、金属または無機基材を接着する接着剤として有用である。パーフルオロポリマーは、FG−フルオロポリマーに強く接着し、FG−フルオロポリマーは、多くのポリマー、金属および無機物に強く接着する。
本明細書に含まれるのは、FG−フルオロポリマーを含む層を有する多層物品である。一実施形態において、多層物品は、少なくとも2つの異なる結合層でできた材料のシートを含むラミネートである。他の実施形態において、多層物品は、(A)極性官能基を有する非フッ素化ポリマー、金属および無機物からなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む第1の層と、(B)FG−フルオロポリマーを含む第2の層とを含み、(A)と(B)は隣接接触している。
一実施形態において、第1の層(A)は、極性官能基を有する非フッ素化ポリマーを含む。極性官能基は、アミン、アミド、イミド、ニトリル、ウレタン、塩化物、エーテル、エステル、ヒドロキシル、カーボネートおよびカルボキシルからなる群から選択される少なくとも1つである。極性官能基を有する非フッ素化ポリマーとしては、EEA(エチレン−エチルアクリレート)、EMA(エチレン−メチルアクリレート)、EVOH(ポリエチレン−ビニルアルコールコポリマー)、PA(ポリアミド)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PI(ポリイミド)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、PVA(ポリ酢酸ビニル)、PVAL(ポリビニルアルコール)、ポリカーボネート(PC)、ポリビニルブチラール(PVB)、ポリウレタン(PU)、ポリアクリロニトリル(PAN)およびPVC(ポリ塩化ビニル)からなる群から選択される少なくとも1つが例示される。
一実施形態において、第1の層(A)の非フッ素化ポリマーは、アミン官能基を有する熱可塑材を含む。アミン官能基を有する有用な熱可塑材は、(i)ASTM D789により測定される相対粘度(rV)が約50以下であり、(ii)アミン官能基を有する熱可塑材1kg当たり約10以上、好ましくは、20以上のmeqアミン端部を有する。アミン端部は、Melvin L.Kohanによる「Nylon Plastics Handbook」に規定されるとおりであり、過塩素酸による滴定等の既知の方法により求めることができる。
一実施形態において、第1の層(A)は、元素周期表のIB、IIB、IIIB、IVB、VB、VIB、VIIB、VIIIB、IIIAおよびIVA族の金属からなる群から選択される少なくとも1つの金属を含む。これらの金属としては、リチウム、ベリリウム、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、カリウム、カルシウム、スカンジウム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、ルビジウム、ストロンチウム、イットリウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、テクネチウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、カドミウム、インジウム、錫、アンチモン、セシウム、バリウム、ランタン、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、オスミウム、イリジウム、白金、金、水銀、タリウム、鉛およびビスマスが挙げられる。本発明の一実施形態において、金属は、アルミニウム、クロム、コバルト、銅、鉄、マンガン、モリブデン、ニッケル、ニオブ、レニウム、鋼、タンタル、チタン、タングステンおよびジルコニウムからなる群から選択される少なくとも1つの金属である。他の実施形態において、金属は、例えば、Inconel(登録商標)およびHastelloy(登録商標)等の合金をはじめとする上述したものの混合物を含む。
一実施形態において、第1の層(A)は無機物を含む。無機物または無機基材とは、炭酸塩、炭化物、シアン化物およびシアン酸塩を除く、主要元素として炭素を含有しない材料を意味する。無機基材としては、ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩、ハロゲン化物、酸化物または硫化物を含む、合成化合物、天然鉱物および岩石が例示される。無機基材としては、ガラス、パーライト、石膏、バーミキュライト、ゼオライト、セラミックス、クレイ、セメント、コンクリート、モルタル、石、レンガ、シリカ、ホスフェート、アルミナ、塩化ナトリウムおよび炭酸カルシウムが例示される。
有用なパーフルオロポリマーは、溶融押出し可能である。一実施形態において、特定のパーフルオロポリマーについて通常に測定すると、パーフルオロポリマーは、0.5×103〜60×103Pa・sの範囲の溶融粘度を有する。パーフルオロポリマーは、公知の方法により、少なくとも1つのパーフッ素化モノマーの重合により作製される。パーフルオロポリマーとしては、テトラフルオロエチレン(TFE)と、1つ以上の重合可能なパーフッ素化コモノマー、例えば、3〜8個の炭素原子を有するパーフルオロオレフィン(例えば、ヘキサフルオロプロピレン(HFP))および/またはパーフルオロアルキル基が、1〜5個の炭素原子を含有し、鎖状または分岐しているパーフルオロ(アルキルビニルエーテル)(PAVE)とのコポリマーが挙げられる。有用なPAVEモノマーは、式CF2=CFORまたはCF2=CFOR’ORにより表わすことができ、式中、Rは、1〜5個の炭素原子を有するパーフッ素化鎖状または分岐アルキル基であり、R’は、1〜5個の炭素原子を有するパーフッ素化鎖状または分岐アルキレン基である。他の実施形態において、R基は、1〜4個の炭素原子を有する。他の実施形態において、R’は、2〜4個の炭素原子を有する。他の実施形態において、PAVEモノマーとしては、パーフルオロ(メチルビニルエーテル)(PMVE)、パーフルオロ(エチルビニルエーテル)(PEVE)、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PPVE)およびパーフルオロ(ブチルビニルエーテル)(PBVE)が挙げられる。コポリマーは、いくつかのPAVEモノマー、例えば、製造業者にはMFAと呼ばれることのあるTFE/PMVE/PPVEコポリマーを用いて作製することができる。
多層物品を含む各層の厚さは限定されず、物品を用いる用途の種類に基づいて、過度の実験をすることなく、当業者であれば判断することができる。
一実施形態において、多層物品は、第1の層(A)のシートと、FG−フルオロポリマーを含む第2の層(B)のシートのラミネーションを含むプロセスにより製造することができる。
FG−フルオロポリマーの調製
本実施例は、連続プロセスにより、TFE、HFP、PMVEおよび無水マレイン酸から生じる繰り返し単位を含むFG−フルオロポリマーの調製を例示するものである。
A)燃料蒸気透過速度
最小直径が36mmの円形試料を、公称厚さ0.35mmのフィルムから切断し、透過試験に用いた。透過データは、SAE J2659−03に記載された手順を用いて得られた。スペシエーションによるポリマー材料の流体透過を特性する試験方法の詳細は以下のとおりである。
幅1インチの片を、長手方向に、共押出し管構造から切断した。層を、層界面で分離または分離を試み、分離速度12インチ/分(約30cm/分)で、「T−剥離」構成で、室温および50%湿度で引張試験機において引っ張った。層を分離する平均の力を、片の幅で除算して、g/インチで記録される剥離強度を得た。3または5つの層剥離を行って、平均として記録した。層が、試験開始時に分離できなかった場合には、結果は「CNS」または「分離できない」と記録し、最高レベルの接着結合を示している。680g/インチより高い剥離強度は、接着性と考えられる。表2の結果によれば、実施例1のポリマー組成物が、ポリアミドまたはDuPont(登録商標)ETPV EX23等のアミン官能基を備えた熱可塑材に対して良好な接着力(すなわち、剥離強度)を有していることが分かる。
FG−フルオロポリマーの調製
長さ対直径比が約1.5、水容量が10ガロン(37.9L)の円柱、水平、水ジャケット、パドル攪拌、ステンレス鋼リアクタに、50ポンド(22.7kg)の脱イオン水、330mLの水中パーフルオロオクタン酸アンモニウム界面活性剤の20重量%溶液および5グラムのKrytox(登録商標)157FSLパーフルオロポリマーカルボン酸を入れた。リアクタパドルを46rpmで攪拌し、リアクタを60℃まで加熱し、通気し、TFEで3回パージした。次に、リアクタ温度を103℃まで上げた。温度が103℃で一定になった後、圧力が444psig(3.16MPa)になるまで、HFPをリアクタに徐々に添加した。92mLの液体PEVEをリアクタに注入した。次に、TFEをリアクタに添加して、645psig(4.55MPa)の最終圧力を得た。次に、1.63重量%の過硫酸アンモニウム(APS)を含有する40mLの新たに調製した水性開始剤溶液を、リアクタに入れた。次に、この同じ開始剤溶液を、10mL/分で、重合の残りについて、リアクタにポンピングした。リアクタ圧力における10psi(70KPa)降下により示される重合の開始後、追加のTFEを、24.5ポンド(11.1kg)/125分の速度で、リアクタに添加した。さらに、液体PEVEは、反応の間、1.0mL/分の速度で添加した。重合開始後、1ポンド(0.45kg)のTFEを供給したら、1重量%のイタコン酸(ITA)の水溶液を、5mL/分で開始し、バッチの残りについて続けた。24.4ポンド(11.1kg)のTFEを125分の反応期間にわたって注入した後、反応を終了した。反応期間の終了の際に、TFE供給、PEVE供給および開始剤供給を停止し、攪拌を続けながら、リアクタを冷やした。リアクタ内容物の温度が90℃に達したら、リアクタを徐々に通気した。ほぼ大気圧まで通気した後、リアクタを窒素でパージして、残渣モノマーを除去した。さらに冷却した後、分散液をリアクタから70℃未満で放出した。凝固後、ポリマーを、ろ過により単離してから、150℃の対流空気オーブンで乾燥した。ポリマーの、ASTM法D1238−04cにより、372℃、5kgの重りで求めたメルトフローレートは34.7g/10分であり、融点は234℃、HFP含量は13.9重量%、PEVE含量は1.69重量%、イタコン酸含量は0.05重量%であった。
FG−フルオロポリマーの調製
長さ対直径比が約1.5、水容量が10ガロン(37.9L)の円柱、水平、水ジャケット、パドル攪拌、ステンレス鋼リアクタに、50ポンド(22.7kg)の脱イオン水、500mLの0.1N硝酸、260mLの水中パーフルオロオクタン酸アンモニウム界面活性剤の20重量%溶液および2グラムのKrytox(登録商標)157FSLパーフルオロポリマーカルボン酸を入れた。リアクタパドルを46rpmで攪拌し、リアクタを60℃まで加熱し、通気し、TFEで3回パージした。次に、リアクタ温度を103℃まで上げた。温度が103℃で一定になった後、圧力が444psig(3.16MPa)になるまで、HFPをリアクタに徐々に添加した。92mLの液体PEVEをリアクタに注入した。次に、TFEをリアクタに添加して、645psig(4.55MPa)の最終圧力を得た。次に、2.38重量%の過硫酸アンモニウム(APS)を含有する50mLの新たに調製した水性開始剤溶液を、リアクタに入れた。次に、この同じ開始剤溶液を、10mL/分で、重合の残りについて、リアクタにポンピングした。リアクタ圧力における10psi(70KPa)降下により示される重合の開始後、追加のTFEを、15ポンド(6.8kg)/125分の速度で、リアクタに添加した。さらに、液体PEVEは、反応の間、1.0mL/分の速度で添加した。重合開始後、1ポンド(0.45kg)のTFEを供給したら、1重量%のメサコン酸(MAS)の水溶液を、5mL/分で開始し、バッチの残りについて続けた。15ポンド(6.8kg)のTFEを125分の反応期間にわたって注入した後、反応を終了した。反応期間の終了の際に、TFE、PEVE、開始剤溶液およびメタコン酸溶液供給を停止し、攪拌を続けながら、リアクタを冷やした。リアクタ内容物の温度が90℃に達したら、リアクタを徐々に通気した。ほぼ大気圧まで通気した後、リアクタを窒素でパージして、残渣モノマーを除去した。さらに冷却した後、分散液をリアクタから70℃未満で放出した。凝固後、ポリマーを、ろ過により単離してから、150℃の対流空気オーブンで乾燥した。ポリマーの、ASTM法D1238−04cにより、372℃、5kgの重りで求めたメルトフローレートは79.6g/10分であり、融点は224℃、HFP含量は16.5重量%、PEVE含量は1.19重量%、メサコン酸含量は0.031重量%であった。
実施例1のFG−フルオロポリマー(TFE、HFP、PMVEおよび無水マレイン酸から生じる繰り返し単位を含む)およびKapton(登録商標)への接着力を次のようにして調べた。
実施例1のFG−フルオロポリマー(TFE、HFP、PMVEおよび無水マレイン酸から生じる繰り返し単位を含む)および様々な金属の接着力を次のようにして調べた。
実施例1のFG−フルオロポリマー(TFE、HFP、PMVEおよび無水マレイン酸から生じる繰り返し単位を含む)およびアルミニウムの接着力を次のようにして調べた。
Nordson VersasprayII静電粉体塗装ガンを用いて、作製した金属パネル上にポリマーを静電粉体塗装し、平滑なコーティングが得られるまで、熱風滞留オーブンで加熱した。金属パネルは、アルミニウム、冷延鋼およびステンレス鋼であり、粉体塗装前に、溶媒で清浄にし、1/2グリットブラストした。15分間にわたって、274℃と288℃の加熱温度で2回の試験を行った。得られたコーティング厚さは、1.5〜3.5ミルであった。
溶融Teflon(登録商標)FEP樹脂は、高速押出しプロセス中、メルトフラクチャーを生じることが知られている。メルトフラクチャーはまた、Teflon(登録商標)PFAおよび高分子量ポリエチレンでも観察されている。メルトフラクチャーは、キャピラリレオメータで観察することのできる望ましくない現象である。
Claims (21)
- (a)ヘキサフルオロプロピレンから生じる繰り返し単位を約2〜約20重量パーセント、
(b)カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有する炭化水素モノマーから生じる繰り返し単位を約0.001〜約1重量パーセント、および
(c)テトラフルオロエチレンから生じる繰り返し単位を残りの重量パーセント
含む溶融処理可能な半結晶フルオロポリマー。 - (a)ヘキサフルオロプロピレンから生じる繰り返し単位を約2〜約20重量パーセント、
(b)カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有する炭化水素モノマーから生じる繰り返し単位を約0.001〜約1重量パーセント、
(c)パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)から生じる繰り返し単位を約0.5〜約10重量パーセント、
(d)テトラフルオロエチレンから生じる繰り返し単位を残りの重量パーセント
含み、ヘキサフルオロプロピレンから生じる繰り返し単位の重量パーセントと、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)から生じる繰り返し単位の重量パーセントとの合計が、約4重量パーセントを超え、約20重量パーセント未満である請求項1に記載の溶融処理可能な半結晶フルオロポリマー。 - (a)ヘキサフルオロプロピレンから生じる繰り返し単位を約4〜約14重量パーセント、
(b)カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有し、かつジカルボン酸無水物基またはジカルボン酸基を含有する炭化水素モノマーから生じる繰り返し単位を約0.001〜約1重量パーセント、
(c)パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)から生じる繰り返し単位を約0.5〜約3重量パーセント、および
(d)テトラフルオロエチレンから生じる繰り返し単位を残りの重量パーセント
含む請求項1に記載の溶融処理可能な半結晶フルオロポリマー。 - カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有する前記炭化水素モノマーが、ジカルボン酸無水物基またはジカルボン酸基を含有する請求項1または2に記載の溶融処理可能な半結晶フルオロポリマー。
- ポリマーと溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーとを含む溶融ブレンド混合物であって、前記溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーが、
(a)ヘキサフルオロプロピレンから生じる繰り返し単位を約2〜約20重量パーセント、
(b)カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有する炭化水素モノマーから生じる繰り返し単位を約0.001〜約1重量パーセント、および
(c)テトラフルオロエチレンから生じる繰り返し単位を残りの重量パーセント
含む溶融ブレンド混合物。 - 溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーを含む層を有する多層物品であって、前記溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーが、
(a)ヘキサフルオロプロピレンから生じる繰り返し単位を約2〜約20重量パーセント、
(b)カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有する炭化水素モノマーから生じる繰り返し単位を約0.001〜約1重量パーセント、
(c)テトラフルオロエチレンから生じる繰り返し単位を残りの重量パーセント
含む多層物品。 - 前記溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーの層と、基材層とを含み、前記基材層を構成する材料が、カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有する前記炭化水素モノマーの前記カルボキシル基と結びつく、または結合する官能基を含有する請求項6に記載の多層物品。
- (A)極性官能基を有する非フッ素化ポリマー、金属および無機物からなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む第1の層と、
(B)溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーを含む第2の層とを含み、前記溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーが、
(a)ヘキサフルオロプロピレンから生じる繰り返し単位を約2〜約20重量パーセント、
(b)カルボキシル基および重合可能な炭素−炭素二重結合を有する炭化水素モノマーから生じる繰り返し単位を約0.001〜約1重量パーセント、
(c)テトラフルオロエチレンから生じる繰り返し単位を残りの重量パーセント含み、
前記(A)および(B)が隣接接触している多層物品。 - 前記第1の層が、極性官能基を有する非フッ素化ポリマーを含み、前記極性官能基が、アミン、アミド、イミド、ニトリル、ウレタン、塩化物、エーテル、エステル、ヒドロキシル、カーボネートおよびカルボキシルからなる群から選択される少なくとも1つである請求項8に記載の多層物品。
- 極性官能基を有する前記非フッ素化ポリマーが、エチレン−エチルアクリレート、エチレン−メチルアクリレート、ポリエチレン−ビニルアルコールコポリマー、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、ポリビニルブチラール、ポリウレタン、ポリアクリロニトリルおよびポリ塩化ビニルからなる群から選択される少なくとも1つである請求項8に記載の多層物品。
- 前記第1の層が、金属を含み、前記金属が、アルミニウム、クロム、コバルト、銅、鉄、マンガン、モリブデン、ニッケル、ニオブ、レニウム、鋼、タンタル、チタン、タングステンおよびジルコニウムからなる群から選択される請求項8に記載の多層物品。
- 前記第1の層が、無機物を含み、前記無機物が、ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩、ハロゲン化物、酸化物および硫化物からなる群から選択される請求項8に記載の多層物品。
- 前記第1の層(A)および/または前記第2の層(B)の降伏強さ未満では層間剥離が生じない請求項8に記載の多層物品。
- 前記第1の層が金属を含み、前記多層物品の剥離強度が約50g/インチを超える請求項8に記載の多層物品。
- パーフルオロポリマーを含む第3の層(B1)をさらに含み、前記第3の層(B1)が、前記第2の層(B)と隣接接触している請求項8に記載の多層物品。
- 前記多層物品が、多層管であり、
(A)極性官能基を有する前記非フッ素化ポリマーを含み、(B)と隣接接触している第1の層と、
(B)前記溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーを含む第2の層とを含み、
前記層が同心円状に配置されて、前記第1の層(A)が、前記第2の層(B)の外側にあり、前記第2の層(B)の外側面が、前記第1の層(A)の内側面と隣接接触している請求項8に記載の多層物品。 - 前記溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーの、SAE J2659−03に記載された手順により測定される、40℃でのCE10燃料蒸気透過速度が、約0.1g・mm/m2・日以下である請求項16に記載の多層物品。
- パーフルオロポリマーを含む第3の層(B1)をさらに含み、前記層が同心円状に配置されて、前記第3の層(B1)が、前記第2の層(B)の内側にあり、前記第3の層(B1)の前記外側面が、前記第2の層(B)の前記内側面と隣接接触している請求項16に記載の多層物品。
- (A)金属を含むワイヤと、
(B)前記溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーを含む層とを含む絶縁ワイヤであり、
(A)および(B)が隣接接触している請求項8に記載の多層物品。 - 前記溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーを含む組成物でコートされた流路を有する金属を含む溶融押出しダイである請求項8に記載の多層物品。
- (A)無機基材を含む繊維と、
(B)前記溶融処理可能な半結晶フルオロポリマーを含む層とを含む光ファイバーであり、
(A)および(B)が隣接接触している請求項8に記載の多層物品。
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