JP2011528401A - 処理助剤を含有するフルオロエラストマー組成物 - Google Patents

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Abstract

ポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物は、ポリシロキサン1分子当たり1つの第1級アミン基を有するアミノシリコーンである少なくとも1つの処理助剤を含有する。

Description

本発明は、少なくとも1つの処理助剤を含有するフルオロエラストマーの硬化性組成物、特に、少なくとも1つのアミノシリコーン処理助剤を含有するポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物に関する。
フルオロエラストマーは当該技術分野において周知である。多くは、フッ化ビニリデン(VF)と、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)、テトラフルロエチレン(TFE)またはパーフルオロ(アルキルビニルエーテル)等の少なくとも1つのその他のフッ素化コモノマーとのコポリマーである。その他のフルオロエラストマーとしては、テトラフルオロエチレンと、エチレンまたはプロピレン等の炭化水素オレフィンとのコポリマー、およびテトラフルオロエチレンとパーフルオロ(アルキルビニルエーテル)とのコポリマーが挙げられる。
フルオロエラストマー組成物は、攻撃的な化学薬品および高温に対して、優れた抵抗性を有する物品へと成形することができる。しかしながら、シリコーン等の他の耐熱性エラストマーに比べると、欠点があり、フルオロエラストマー組成物は、混合のし易さ、成形/離型のし易さおよび射出成形プロセス中のフローの点で、処理性に比較的劣る。
良好な処理性を与えるために、通常、処理助剤を、フルオロエラストマー組成物に添加する。一般的に用いられる処理助剤は、処理中に表面に移動し、フルオロエラストマー組成物と、例えば、ミルロール、押出し機スクリューおよびバレルまたは鋳型キャビティおよびランナー処理機器の金属表面間の界面で処理効果が得られるものと、一般に考えられている。これらの処理助剤は、短期での処理効果を与えるが、最終的には、鋳型表面に堆積して、通常、鋳型汚染と呼ばれるものとなり、最終的に処理が困難となる。表面堆積物によって、成形部品と、鋳型表面間の接着が促され、離型が損なわれる。また、ニットライン等、成形部品に表面欠陥も生じる。唯一の改善策は、鋳型表面を定期的に清浄にすることであり、これだと生産性が損なわれる。これらの処理助剤によってまた、金属ボンドインサートを持つ部品の場合にはボンディング性能が損なわれ、成形部品の物理特性が損なわれ、例えば、圧縮永久ひずみ抵抗が増し、熱抵抗性が下がる恐れがある。
かかる処理助剤としては、炭化水素ろう、天然植物ろう、脂肪酸エステル、単官能基炭化水素アミン(例えば、オクタデシルアミン)、オルガノシリコーンおよび長鎖アルコールが例示される。
本発明の目的は、改善されたミル剥離(ミル混合の場合)またはロータ剥離(内部混合の場合)による改善された化合物混合、鋳型におけるフローの容易さ、良好な離型(鋳型に貼りつく傾向が少ない)、低レベルの鋳型汚染およびそれ故の鋳型清浄の頻度の減少により定義される成形(射出または圧縮)中の改善された処理、硬化および後硬化組成物の物理特性における改善、例えば、圧縮永久ひずみの低減をはじめとする、先行技術の組成物に対して様々な利点を有する硬化性フルオロエラストマー組成物を提供することである。
特定のアミノシリコーン流体を、ポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物において処理助剤として用いて、硬化組成物の物理特性に悪影響を及ぼすことなく、処理性を改善できることが意外にも見出された。アミノシリコーン流体は、ポリシロキサン1分子当たり1つの第1級アミン基しか有しておらず、フルオロエラストマーを架橋できないという特徴がある。
従って、本発明の態様は、
A)フルオロエラストマーと、
B)ポリシロキサン分子1当たり1つの第1級アミン基を有するアミノシリコーン流体をフルオロエラストマー100重量部当たり0.05〜10重量部と、
C)ポリヒドロキシ硬化剤をフルオロエラストマー100重量部当たり0.1〜20重量部と、
D)硬化促進剤をフルオロエラストマー100重量部当たり0.1〜10重量部と、
E)酸受容体をフルオロエラストマー100重量部当たり0.5〜30重量部と
を含むポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物である。
本発明は、ポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物に関し、それから作製された成形物品において良好な物理特性を維持しながら、良好に処理される(すなわち、良好に混合され、良好に成形される)ものである。
本発明において用いるのに好適なフルオロエラストマーは、ポリヒドロキシ硬化性のものである。「ポリヒドロキシ硬化性」とは、ビスフェノールAF等のポリヒドロキシ硬化剤と架橋することが知られているフルオロエラストマーを意味する。かかるフルオロエラストマーとしては、エラストマーポリマー主鎖に沿って炭素−炭素二重結合を有するもの、および、容易にデヒドロフッ素化される可能性のある部位を含有するフルオロエラストマーも挙げられる。後者のフルオロエラストマーとしては、これらに限られるものではないが、フッ化ビニリデン(VF)と、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)の近接する共重合単位を含有するもの、およびVF(またはテトラフルオロエチレン)と、2−ヒドロペンタフルオロプロピレン、1−ヒドロペンタフルオロプロピレン、トリフルオロエチレン、2,3,3,3−テトラフルオロプロペンまたは3,3,3−トリフルオロプロペン等の酸性水素原子を有するフッ素化コモノマーの近接する共重合単位を含有するフルオロエラストマーが挙げられる。好ましいフルオロエラストマーとしては、i)フッ化ビニリデンと、ヘキサフルオロプロピレン、および、任意で、テトラフルオロエチレン(TFE)、ii)フッ化ビニリデンと、パーフルオロ(メチルビニルエーテル)等のパーフルオロ(アルキルビニルエーテル)、2−ヒドロペンタフルオロエチレン、および、任意で、テトラフルオロエチレン、iii)テトラフルオロエチレンと、プロピレンおよび3,3,3−トリフルオロプロペン、ならびにiv)エチレンと、テトラフルオロエチレン、パーフルオロ(メチルビニルエーテル)および3,3,3−トリフルオロプロピレンのコポリマーが挙げられる。
本発明で用いるフルオロエラストマーはまた、任意で、臭素、ヨウ素またはニトリル硬化部位を含んでいてもよい。
本発明の硬化性組成物は、ポリシロキサン1分子当たり1つの第1級アミン基を有するアミノシリコーン流体をフルオロエラストマー100重量部当たり0.05〜10(好ましくは、0.1〜1.0)重量部含有する。本発明で用いてよい好適なアミノシリコーン流体処理助剤は、室温、すなわち、20℃で流体であり、ポリシロキサン1分子当たり1つの第1級アミンのみを含有する。処理助剤にある第1級アミン基が、フルオロエラストマーと(処理中またはポリヒドロキシ硬化中)反応して、処理助剤が、フルオロエラストマーにグラフトされるものと考えられる。各アミノシリコーンポリマー鎖は、1つの第1級アミン基のみを含有していて、処理助剤が、フルオロエラストマーを架橋できないようにしてもよい。処理助剤が、フルオロエラストマーを架橋する場合には、ゲル化が生じて、体積粘性率が増大し、処理性が減じることとなる。第1級アミンに加えて、アミノシリコーンは、任意で、1つ以上の第2級または第3級アミン基を含有していてもよい。後者は、第1級アミンよりもフルオロエラストマーとの反応が遅くなり、架橋およびゲル化は問題でない。本発明で用いるアミノシリコーン流体は、シランまたはアルコキシシラン官能基を含有せず、シリコーン自体が架橋しないのが好ましい。単官能基アミノシリコーンのダルトンでの数平均分子量(Mn)は、500〜50,000、より好ましくは、1000〜10000の範囲である。
本発明の組成物に用いてよいアミノシリコーンの具体例としては、これに限られるものではないが、
Figure 2011528401
が挙げられ、数平均分子量は、約30,000で、R=−C−NH−C−、Genesee Polyemrs Corp.,Burton,MIよりGP−342として入手可能であり、Mnは約3300で、R=−C2n−(式中、3≦n≦18)で、Genesee Polyemrs Corp.よりGP−956として入手可能である。
本発明の硬化性組成物は、100部のフルオロエラストマー当たり、0.1〜20重量部(好ましくは1〜5部)のポリヒドロキシ架橋剤(その誘導体および塩を含む)を含有する。典型的なポリヒドロキシ架橋剤としては、ジ−、トリ−およびテトラヒドロキシベンゼン、ナフタレンおよびアントラセンならびに次式のビスフェノールが挙げられる。
Figure 2011528401
式中、Aは、1〜13個の炭素原子の二官能基脂肪族、脂環式または芳香族ラジカル、またはチオ、オキシ、カルボニル、スルフィニルまたはスルホニルラジカルであり、Aは、任意で、少なくとも1つの塩素またはフッ素原子で置換されていてもよく、xは、0または1であり、nは、1または2であり、ポリヒドロキシ化合物の任意の芳香族環は、任意で、少なくとも1つの塩素またはフッ素原子、アミノ基、−CHO基、カルボキシルまたはアシルラジカルで置換されていてもよい。好ましいポリヒドロキシ化合物としては、ヘキサフルオロイソプロピリデン−ビス(4−ヒドロキシ−ベンゼン)(すなわち、「ビスフェノールAF」または「BPAF」)、4,4’−イソプロピリデンジフェノール(すなわち、「ビスフェノールA」、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンおよび3,3’−ジアミノビスフェノールAFが挙げられる。上記したビスフェノールの式を参照すると、Aがアルキレンのときは、例えば、メチレン、エチレン、クロロエチレン、フルオロエチレン、ジフルオロエチレン、プロピリデン、イソプロピリデン、トリブチリデン、ヘプタクロロブチリデン、ヘプタフルオロブチリデン、ペンチリデン、ヘキシリデンおよび1,1−シクロヘキシリデンとすることができる。Aが、シクロアルキレンラジカルのときは、例えば、1,4−シクロヘキシレン、2−クロロ−1,4−シクロヘキシレン、シクロペンチレンまたは2−フルオロ−1,4−シクロヘキシレンとすることができる。さらに、Aは、m−フェニレン、p−フェニレン、o−フェニレン、メチルフェニレン、ジメチルフェニレン、1,4−ナフチレン、3−フルオロ−1,4−ナフチレンおよび2,6−ナフチレンなどのアニーレンラジカルとすることができる。次式のポリヒドロキシフェノール
Figure 2011528401
(式中、Rは、Hまたは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基または6〜10個の炭素原子を含有するアリール基であり、R’は、1〜4個の炭素原子を含有するアルキル基である)もまた、有効な架橋剤として機能する。かかる化合物としては、ヒドロキノン、カテコール、レゾルシノール、2−メチルレゾルシノール、5−メチル−レゾルシノール、2−メチルヒドロキノン、2,5−ジメチルヒドロキノン、2−t−ブチル−ヒドロキノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンならびに1,5−ジヒドロキシナフタレンおよび2,6−ジヒドロキシナフタレン等の化合物が例示される。
さらなるポリヒドロキシ硬化剤としては、ビスフェノールアニオンのアルカリ金属塩、ビスフェノールアニオンの第4級アンモニウム塩、ビスフェノールアニオンの第3級スルホニウム塩およびビスフェノールアニオンの第4級ホスホニウム塩、例えば、ビスフェノールAおよびビスフェノールAFの塩が挙げられる。具体例としては、ビスフェノールAFの二ナトリウム塩、ビスフェノールAFの二カリウム塩、ビスフェノールAFの一ナトリウム一カリウム塩およびビスフェノールAFのベンジルトリフェニルホスホニウム塩が挙げられる。ビスフェノールアニオンの第4級アンモニウムおよびホスホニウム塩は、米国特許第4,957,975号明細書および同第5,648,429号明細書に記載されている。
また、モノ−またはジエステルおよびトリメチルシリルエーテル等の誘導体化ポリヒドロキシ化合物が、有用な架橋剤である。かかる組成物としては、これらに限られるものではないが、レゾルシノールモノベンゾエート、ビスフェノールAFのジアセテート、スルホニルジフェノールのジアセテートおよびヒドロキノンのジアセテートが例示される。
本発明の硬化性組成物はまた、フルオロエラストマー100部当たり、0.5〜30重量部(好ましくは、0.7〜10部)の酸受容体も含有している。酸受容体は、典型的に、Proton Sponge(登録商標)(Aldrichより入手可能)等の強有機塩基またはオキシラン、あるいは、金属酸化物、金属水酸化物等の等の無機塩基、あるいは後者の2つ以上の混合物である。酸受容体として有用な金属酸化物または水酸化物としては、水酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化鉛、酸化亜鉛および酸化カルシウムが挙げられる。水酸化カルシウムおよび酸化マグネシウムが好ましい。
本発明の硬化性組成物は、フルオロエラストマー100部当たり、0.1〜10(好ましくは、0.5〜3)重量部の加硫(または「硬化」)促進剤を含有する。これらの促進剤としては、[(C(C13)][Cl]および[(C13S(C)][CHCO等の第3級スルホニウム塩ならびに式Rの第4級アンモニウム、ホスホニウムおよびスチボニウム塩が挙げられ、式中、Yは、リン、窒素またはアンチモンであり、R、R、RおよびRは、別個に、C〜C20アルキル、アリール、アラルキル、アルケニル、およびそれらの塩素、フッ素、臭素、シアノ、−ORおよび−COOR置換類似体であり、Rは、C〜C20アルキル、アリール、アラルキル、アルケニルであり、Xは、ハロゲン化物、水酸化物、硫酸塩、亜硫酸塩、炭酸塩、ペンタクロロチオフェノレート、ヘキサフルオロシリケート、ヘキサフルオロホスフェート、ジメチルホスフェートおよびC〜C20アルキル、アリール、アラルキルおよびアルケニルカルボキシレートおよびジカルボキシレートである。
特に好ましいのは、塩化ベンジルトリ−フェニルホスホニウム、臭化ベンジルトリフェニルホスホニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、水酸化テトラブチルアンモニウム、水酸化テトラプロピルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、塩化トリブチルアリルホスホニウム、塩化トリブチル−2−メトキシプロピルホスホニウム、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−エンおよび塩化ベンジルジフェニル(ジメチルアミノ)ホスホニウムである。その他の有用な促進剤としては、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、塩化メチルトリブチルアンモニウム、塩化テトラプロピルアンモニウム、臭化ベンジルトリオクチルホスホニウム、塩化ベンジルトリオクチルホスホニウム、酢酸メチルトリオクチルホスホニウム、臭化テトラオクチルホスホニウム、テトラフルオロホウ酸メチルトリフェニルアルソニウム、臭化テトラフェニルスチボニウム、塩化4−クロロベンジルトリフェニルホスホニウム、塩化8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)−7−ウンデセノニウム、塩化ジフェニルメチルトリフェニルホスホニウム、塩化アリルトリフェニル−ホスホニウム、臭化テトラブチルホスホニウム、塩化m−トリフルオロメチル−ベンジルトリオクチルホスホニウムおよび米国特許第5,591,804号明細書、同第4,912,171号明細書、同第4,882,390号明細書、同第4,259,463号明細書、同第4,250,278号明細書および同第3,876,654号明細書に開示されているその他の第4級化合物である。
本発明の組成物は、2本ロールミル、Banbury(登録商標)ミキサー等の内部ミキサーまたはエラストマー化合物を混合するのに用いるその他通常の機器で、成分をブレンドすることにより作製してもよい。
本発明のポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物は、射出、圧縮またはトランスファ成形シール、o−リング、ガスケット、押出し管およびホース、押出しワイヤコーティング、溶媒またはフレーム溶射プロセスにより適用されたコーティングおよびその他等の最終用途に利用される。
本発明を、以下の実施形態により説明していく。別記しない限り、部は全て重量基準である。
試験方法
実施例に記載した組成物の物理特性を、以下の試験手順に従って測定した。
圧縮硬化−B ASTM D395
ムーニースコーチ ASTM D1646
実施例1
本例では、いくつかのシリコーン流体処理助剤が、ポリヒドロキシ硬化剤なしで、フルオロエラストマーを架橋する傾向を、試験方法に従って、ムーニースコーチを測定することにより、判断した。表1に挙げた成分を含有する化合物は、温度設定80℃、30rpmで操作される、カムロータを備えたBrabender(登録商標)混合ボウルで、成分をブレンドすることにより作製した。ムーニースコーチ試験の結果も表1に示す。
ポリシロキサン1分子当たり、1つのみの第1級アミンを含むアミノシリコーンを含有する試料1および2は、149℃で30分後の最終ムーニーと、記録された最低ムーニー値間の差または「デルタ」が小さい(0〜0.2ムーニー単位)ことにより示されるとおり、スコーチの傾向はほとんど、または全くない。これらのムーニー粘度デルタは、第1級アミン基を含有しない対照1および対照5と実質的に同一である。このように、アミノシリコーンGP−342およびGP−956中、ポリシロキサン1分子当たり、1つの第1級アミンでは、フルオロエラストマーの架橋は生じない。ポリシロキサン1分子当たり、2つ以上の第1級アミンを有するアミノシリコーンを含有する対照は全て、1.2〜18単位のムーニー粘度デルタを示し、これはフルオロエラストマーの架橋を表わしている。
Figure 2011528401
Figure 2011528401
実施例2
本例では、様々な量のアミノシリコーン処理助剤を含有する本発明の組成物のムーニースコーチおよび圧縮硬化を、処理助剤のない、またはオクタデシルアミン処理助剤を含有する対照の組成物と比べた。組成物は、成分を2本ロールミルでブレンドすることにより作製した。本例で用いたフルオロエラストマーは、121℃でML(1+10)が34のフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンの60/40重量比のコポリマーであった。組成(phr)、ムーニースコーチデータ(MS1+30、149℃)およびO−リングの圧縮硬化を表IIに示す。O−リングは、177℃で10分間プレス硬化してから、232℃で表に示した時間後硬化した。圧縮硬化試験は、200℃で70時間、25%圧縮の条件を用いて行った。記録した値は、3つの試料の平均である。本発明の硬化組成物の圧縮硬化値(試料2〜4)は、処理助剤を含有しない対照9に匹敵した。しかしながら、対照10(オクタデシルアミン処理助剤を含有する)の圧縮硬化は、本発明の硬化組成物よりも大幅に悪かった(すなわち、高かった)。ムーニースコーチデータによれば、本発明の試料には、早期の架橋が生じなかったことが分かる(すなわち、1phrのアミノシリコーンを含有する試料4は、処理助剤を含有しない対照9と実質的に同じ最終粘度を有していた)。
Figure 2011528401
実施例3
本例において、本発明の硬化性組成物の射出成形を、90℃(バレル)および190℃(ダイ)の温度設定を有するMIR成形機で行った。射出圧力は、100バールに一定して維持した。鋳型は、40キャビティのクロムめっきD−214o−リング鋳型であった。硬化性組成物(試料5)を、130℃まで下げ、50rpmで操作されるBanburyミキサーでフルオロエラストマーとVC50をブレンドすることにより作製した。塩基、カーボンブラックおよびアミノシリコーンを2本ロールミルに加えた。成分および結果を表IIIに示す。
これらの結果(短い鋳型充填時間およびニットラインのないこと)によれば、本発明の硬化性組成物の優れた射出成形能力が分かる。
Figure 2011528401

Claims (7)

  1. A)フルオロエラストマーと、
    B)ポリシロキサン1分子当たり1つの第1級アミン基を有するアミノシリコーン流体をフルオロエラストマー100重量部当たり0.05〜10重量部と、
    C)ポリヒドロキシ硬化剤をフルオロエラストマー100重量部当たり0.1〜20重量部と、
    D)硬化促進剤をフルオロエラストマー100重量部当たり0.1〜10重量部と、
    E)酸受容体をフルオロエラストマー100重量部当たり0.5〜30重量部と
    を含むポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物。
  2. 前記フルオロエラストマーが、i)フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレン、ii)フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンおよびテトラフルオロプロピレン、iii)フッ化ビニリデンとパーフルオロ(メチルビニルエーテル)および2−ヒドロペンタフルオロエチレン、iv)フッ化ビニリデンとパーフルオロ(メチルビニルエーテル)、2−ヒドロペンタフルオロエチレンおよびテトラフルオロエチレン、v)テトラフルオロエチレンとプロピレンおよび3,3,3−トリフルオロプロペンおよびvi)エチレンとテトラフルオロエチレン、パーフルオロ(メチルビニルエーテル)および3,3,3−トリフルオロプロピレンのコポリマーからなる群から選択される請求項1に記載のポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物。
  3. 前記アミノシリコーンが、500〜50,000の数平均分子量を有する請求項1に記載のポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物。
  4. 前記アミノシリコーンが、1000〜10,000の数平均分子量を有する請求項3に記載のポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物。
  5. 前記アミノシリコーンが、フルオロエラストマー100重量部当たり0.1〜1重量部のレベルで存在する請求項1に記載のポリヒドロキシ硬化性フルオロエラストマー組成物。
  6. 前記ポリヒドロキシ硬化剤が、i)ジヒドロキシ−、トリヒドロキシ−およびテトラヒドロキシ−ベンゼン、−ナフタレンおよび−アントラセン、
    ii)式
    Figure 2011528401
    (式中、Aは安定した二価のラジカル、xは0または1、nは1または2)のビスフェノール、iii)前記ビスフェノールのジアルカリ塩、iv)前記ビスフェノールの第4級アンモニウム塩、v)前記ビスフェノールの第4級ホスホニウム塩、vi)前記ビスフェノールの第3級スルホニウム塩およびvii)前記ビスフェノールのエステルからなる群から選択される請求項1に記載の硬化性フルオロエラストマー組成物。
  7. 前記硬化促進剤が、第4級アンモニウム塩、第3級スルホニウム塩および第4級ホスホニウム塩からなる群から選択される請求項1に記載の硬化性フルオロエラストマー組成物。
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