JP2011528282A - 定体積圧密化によるタブレット成形装置 - Google Patents

定体積圧密化によるタブレット成形装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1種の成分混合物からタブレットを製造するためのプレス装置に関し、この装置は、第1パンチの第1制御手段(7)と第2パンチの第2制御手段(8)とを含み、第1制御手段(7)は、第1パンチ(3)を圧密化位置に変位させるための圧密化カム(9)を備え、この圧密化カム(9)はその上を第1パンチ(3)が移動することができるカム路を備え、このカム路は第1パンチ(3)の軸に実質的に垂直な平面部分(90)を備え、この平面部分(90)は、所定の圧密化保持時間の間、第1パンチ(3)を圧密化ダイ(2)内で固定された軸方向圧密化位置に保持するために5°〜170°の範囲内の角度領域にわたる長さをもち、前記第2制御手段(8)も、少なくとも前記圧密化保持時間の間、第2パンチを前記ダイ内で固定された軸方向圧密化位置に保持するための手段を備え、それにより、前記圧密化保持時間の間、タブレットを形成するための圧密化体積に対応する閉じ込め体積(V)を保持するようになっている。

Description

本発明は、特に粉末又は顆粒のような成分の混合物からタブレット(錠剤型の圧密化成形体)を製造する分野に関し、より詳しくは圧密化(圧縮)によりその種のタブレットを成形するためのプレス装置(成形機)に関する。
圧密化によりタブレットを製造する既存の装置は、普通には、多数の貫通ダイが設けられた中心回転盤(ターンテーブル)を備えたロータリープレスである。各ダイに対向して両側に、互いに嵌まり合う上下のパンチが配置されており、それらのパンチは、所望の体積の圧密化タブレットを形成するようにダイ内に装入された混合物を圧密化するために対応するダイ内に挿入されるようになっている。実際には、上下パンチは圧密化端部を備え、該端部の表面がダイの壁面と共に混合物を閉じ込める一定体積を画成し、所定の圧密化体積に達するまで上下パンチは徐々に近づけられる。
この種の装置は、次のように分類されるサイクルに従って動作する:成分の混合物をダイに充填する段階の後、該混合物に徐々に応力を加えるためにパンチを互いに近づけ、その後、所望体積のタブレットを形成するようにパンチが混合物に強い応力を負荷する最終の瞬間的圧密化を行う。タブレットは、形成された後すぐにプレスから排出される。このような圧密化サイクルを実施するために、充填及び排出段階だけでなく、厳密な意味での圧密化の前に上下パンチを互いに近づける段階においても、パンチの軸方向変位を制御するために、特定の断面形状を有するガイドレールにより案内されるパンチを使用することは公知である。軸方向圧密化段階は、圧密化ローラー上を上下パンチが転動することにより行われ、この圧密化ローラーにより、上下パンチを互いに近づけて、所望体積のタブレットを形成するための強い応力を瞬間的に受けさせることができる。
しかし、混合物をより長い圧密化時間にわたって一定体積で圧密化するように、上下パンチを一定の圧密化位置に保持することが、用途によっては有利であるかもしれないことを本出願人は発見した。この定体積圧密化サイクル及び対応する用途についてのより詳しい説明は、2008年7月18日出願の仏国特許出願FR0854909を参照するのが便利である。
従って、本出願人は、このような一定体積での圧密化を達成できるロータリープレスを開発すべく探求した。そうするには、閉じ込め体積(ダイと上下のパンチで画成される)を一定に保持するように上下パンチを一定の固定された圧密化位置に保持すべきである。1つの解決策は、パンチを固定された軸方向位置に保持し、それにより圧密化を延長するように配置された圧密化ローラー及びボールベアリングからなる特定の圧密化ユニットを使用することからなる。しかし、そのような解決策は適用するには複雑である上、上下パンチの軸方向位置は、ローラー/ベアリングとの接触表面に応じて設定位置に対して著しく変動するので、非常に正確であるとはいえない。さらに、かかる解決策は特にパンチを保持する時間に関して容易に調整することができない。
従って、本発明の1目的は、上記欠点の少なくとも1つを解決することができる、決まった時間だけ一定体積で圧密化を維持するよう適合させたプレスを提案することである。
具体的には、本発明の目的は、一定体積での圧密化を保持することができ、かつ任意の製品種類、速度及び保持時間に容易に適合・調整可能なプレスを提案することである。
本発明のさらに別の目的は、一定体積での圧密化を保持することができ、かつ圧密化する製品の種類にかかわらず、工業的な速度及び高い生産性で使用することができるプレスを提案することである。
上記目的を達成するため、本発明で提案された少なくとも1種類の成分の混合物からタブレットを作製するためのプレス装置は、
・前記混合物を収容するための少なくとも1つのダイが内部に配置されている回転盤、
・第1パンチと第2パンチとを含む少なくとも1つの圧密化アセンブリ、この第1及び第2パンチはダイに対向して回転盤の両側に位置し、ダイと同軸に並進移動可能なように装着されている、
・それぞれ第1パンチ及び第2パンチの軸方向変位(移動)を制御するための第1制御手段及び第2制御手段、この第1及び第2制御手段は第1及び第2パンチがダイと共に閉じ込め体積を画成する固定された軸方向位置に第1及び第2パンチを保持するために共働する手段を含む、
を備えていて、下記の点を特徴とする:
前記第1制御手段が第1パンチを圧密化位置に変位させるための圧密化カム(圧縮カム)を含んでおり、
・この圧密化カムは、前記第1パンチをその上で動かすことができるカム路を備え、このカム路は第1パンチの軸に対して実質的に垂直な平面部分を含み、この平面部分は、決められた圧密化保持時間の間、第1パンチをダイ内で設定された軸方向圧密化位置に保持するために5°〜170°の範囲内の角度領域にわたる長さをもち、
・第2制御手段も、少なくとも前記圧密化保持時間の間、第2パンチをダイ内で設定された軸方向圧密化位置に保持するための手段を備え、
・前記圧密化保持時間の間、閉じ込め体積をタブレットの成形のための圧密化体積に対応する一定体積に保持するようになっている。
5°〜170°の範囲内の角度領域(挟角が5〜170°の円弧領域)を有する平面カム部分を用いることは特に有利である。なぜなら、それにより混合物を100〜2500msの範囲内の圧密化保持時間をとって圧密化することができるようになり、プレスの広範囲の回転速度の範囲内でそうなることで良好な工業的生産量の確保が可能になるからである。多様な回転速度に応じて圧密化することができることにより、指定された圧密化時間(100〜2500msの範囲内)の間、プレスの遅い回転速度(約10rpm程度)を必要とする混合物を含む、どのような種類の混合物でも圧密化することが可能となる。
さらに、平面カム部分の角度領域は少なくとも2つの排出口を持つプレスを可能するので、生産性はますます良好となる。
平面カム部分がある長さを持つことは、複数のパンチが同時にカム路上に存在することを意味するので、それにより、圧密化保持工程を有する圧密化サイクルに従ってタブレットの成形速度をさらに増大させることが可能となる。実際、複数のパンチが同時に平面カム部分にあることは、圧密化サイクルを少しシフトさせるだけで、同じ平面カム部分上で複数のタブレットが同時に圧密化されうることを意味する。
本発明のプレス装置の好ましいが制限を意図しない態様は次の通りである:
・カム路の平面部分が35°〜90°の範囲内の角度領域にわたる長さを持つ;
・圧密化カムのカム路が、平面の圧密化保持部分より上流に位置する圧力上昇部分をさらに備え、この圧力上昇部分は、第1パンチを、圧密化を保持する軸方向位置に向かって、ダイへの第1パンチの挿入方向に軸方向に変位させるようになっている;
・圧密化カムのカム路が、圧密化保持用の平面部分より下流に位置する圧力低下部分をさらに備え、この圧力低下部分は、第1パンチを、圧密化を保持する軸方向位置から離れるように、ダイからの第1パンチの引抜き方向に軸方向に変位させるようになっている;
・第1パンチが、回転盤の回転方向に応じて圧密化カムのカム路上での第1パンチの転動(ローリング)と第1パンチの軸方向変位の両方を可能にするための少なくとも1つのベアリングローラーを備える;
・前記ベアリングローラーが、第1パンチに対して半径方向の回転軸で、該第1パンチの軸と同軸で第1パンチの一端に配置されている;
・第1パンチが、それに対して半径方向に向かう案内ユニットをさらに備え、第1制御手段がこの案内ユニットを受け入れるように配置された溝(グルーブ)を設けた少なくとも一つのガイドレールを備える;
・案内ユニットが、ダイの変位により画成される円形軌道の両側に設けた前記溝内を転動することができるように、第1パンチの両側に配置された2つのローラーを備える;
・圧密化カムが、第1パンチの通過時にカム路が受けた応力を測定するために、カム内に作製されたキャビティ内に配置された少なくとも1つの応力センサーを備える;
・圧密化カムが、カム内に作製された3つのキャビティ内に配置された3つの応力センサーを備え、これら3つのキャビティはそれぞれカム路の平面部分の中心と両端に形成されている;
・第2制御手段が第1の制御手段と同一の形態を有する;
・第2パンチが第1パンチと同一の形態を有する;
・第1パンチ及び第2パンチがそれぞれプレスの下側パンチ及び上側パンチに相当し、第1及び第2の制御手段がそれぞれ下側及び上側の制御手段に相当する。
本発明の他の特徴及び利点は以下の説明からより明らかとなろう。以下の説明は添付図面を参照しながら読むべきであって、例示を目的とし、制限を意図しない。
ロータリープレス装置の立体断面図。 前記ロータリープレス装置におけるパンチの回転への駆動を示す説明図。 本発明に係るプレス装置の立体分解組立図。 前記プレス装置に使用された圧密化カムの平面図。 本発明に係るプレス装置による圧密化段階における連係する圧密化カム上のパンチの位置を強調して示す説明図。 本発明の特定の態様に従ったベアリングローラーと共にパンチを示す斜視図。 本発明の別の態様に従ったベアリングローラーと共にパンチを示す斜視図。
1:中心回転盤、2:ダイ、3:下部(第1)パンチ、4:上部(第2)パンチ、
5、6:駆動回転盤、7:下部(第1)制御手段、8:上部(第2)制御手段、
9、10:圧密化カム、11:抜き出しカム、12:ガイドレール、
33、43:ベアリングローラー、34、43:案内ユニット、
90、100:圧密化保持平面カム部分、91、101:圧力上昇カム部分
図1は、回転運動に従って圧密化パンチを駆動させるのに従来から使用されてきた構造を示すことができる、ロータリープレス装置の断面斜視図である。
このロータリープレス装置は、中心駆動軸を介して既知の動力化システムにより回転駆動されるタレットを備える。このタレットは、少なくとも1つの圧密化ダイ2を備える中心回転盤1を備え、このダイ2は、決まった体積に圧密化されたタブレットの形成原料である成分混合物を受け入れるためのものである。
中心回転盤1は好ましくは、例えば、実質的に円形形状の中心回転盤の外周部に配置された複数又は多数のダイ2を備える。これらのダイ2は略円筒形状であり、中心回転盤1の外周部に直接作製された貫通穴により形成されるか、或いは各ダイが、タブレットの目的直径に対応する決まった直径の円形断面を持つ円筒形の中心貫通開口部(スルーアパーチャー)を含む特定部分である。この特定部分は、中心回転盤1の外周部に作られた貫通開口部に挿入されるように適合させた外部形状を持つダイとして使用される。
上述したように、本プレス装置はパンチ(図1には示されない)を備え、これらのパンチは、中心回転盤1のダイ2のそれぞれの両側に配置される。好ましくは、本装置は、装置のダイ2のそれぞれについて一対の下パンチ3及び上パンチ4を備える。下パンチ3及び上パンチ4は、対応するダイ2に対して軸方向に変位できるようにプレス内に装着され、これらの下パンチ3及び上パンチ4は、所定体積のタブレットを形成するようにダイ内部に位置する混合物を圧縮するためにダイ2の内部に挿入されうる。
下パンチ3及び上パンチ4はまた、それらと連係するダイ2の円形運動に対応する円形運動を有するようにプレス内に装着される。この円形軌道に沿って運動するようにパンチを取付けるための1つの解決策は、中心回転盤1の両側に配置された2つの駆動回転盤5及び6を使用することである。これら2つの駆動回転盤5及び6は、中心回転盤1にしっかり固定され、従って、これらもプレス内に回転自在に装着される。駆動回転盤5及び6も、それらの外周部に配置された貫通開口部を備え、これらの貫通開口部はそれぞれ下パンチ3及び上パンチ4を受け入れるためのものである。下パンチ3及び上パンチ4は、従って、対応するダイ2と同期してそれぞれ駆動回転盤5及び6により回転駆動され、下パンチ3及び上パンチ4はさらに、下パンチ3及び上パンチ4の圧密化端部31及び41がダイ2の中に挿入されうるように駆動回転盤5及び6の外周部に設けられた開口部の中で摺動することができる。
下パンチ3及び上パンチ4の軸方向変位は、それぞれ下部制御手段7及び上部制御手段8により制御され、これらの下部7及び上部8の制御手段は、それぞれ下パンチ3及び上パンチ4の案内端部32及び42と共働するようになっている。これらの制御手段の目的はパンチの軸方向位置(より詳しくはパンチの圧密化端部の軸方向位置)を、プレスの動作サイクルに応じて変化させるように、対応するパンチをダイの軸に沿って変位させることである。パンチの軸方向位置は、ダイの軸におけるパンチの位置であると定義され、この位置によりパンチの軸方向変位だけでなく、連係する閉じ込め体積も特徴づけることができる。
プレスの動作サイクルの各段階の中に圧密化段階があり、この段階では、ある時間だけ一定に保持しようとする圧密化体積に到達するまで閉じ込め体積を減少させるため、下パンチ3及び上パンチ4を対応するダイ2に中に挿入されるように変位させる。
下部制御手段7及び上部制御手段8は、共働して、下パンチ3及び上パンチ4が連係するダイ2と共に、ある体積のタブレットを形成するのに適合させた圧密化体積に対応する設定された閉じ込め体積を画成する、設定された軸方向圧密化位置に、これらの下パンチ3及び上パンチ4を所定の時間だけ保持するように適合させてある。そうするために、この圧密化体積は、タブレットに求められる所要最終体積に実質的に等しい。好ましくは、圧密化体積はタブレットの所要最終体積に一致する。しかし、場合によっては、圧密化体積はタブレットの所要最終体積よりいくらか小さくすることもありうる。これは、例えば、タブレットの形に圧縮された成分がなおいくらか弾性を有する場合である。
こうするために、2つの制御手段の一方は、特定の圧密化カムを備える。以下の説明では、下パンチ3を変位させるための下部制御手段7がこの特定の圧密化カムを備える場合を例にとる。しかし、圧密化カムは後述するように、上部制御手段8に対して、又は下部7及び上部8の両方の制御手段に対して使用することもできるので、以下の説明は制限的なものではない。
圧密化カム9は、その上を対応するパンチが移動することができるカム路を有する。このカム路はダイ2の移動により画成される円形軌道に少なくとも部分的に対応する軌道を有する。
前記圧密化カム9は、カム上を移動するパンチ3の軸に対して実質的に垂直な平面部分90を含んでいる。従って、この平面カム部分90の上を移動するパンチの軸方向位置は、所定時間にわたって設定された位置に保持される。実際、この平面部分90の長さは、決まった保持時間だけ一定の圧密化体積を保持するため、パンチを所望の設定位置にとどまってダイ2に挿入されたまま保持するように適合させた角度領域にわたる長さである。平面カム部分の角度領域の大きさは、パンチの円形軌道の中心に対して平面カム部分がなす角度(挟角)により規定される。さらに、平面カム部分の長さは、パンチが連係する駆動回転盤により回転駆動されている時に該平面カム部分上でパンチによりカバーされる距離により規定される。
平面カム部分90の寸法、特にその角度領域に関する寸法は、圧密化体積を一定に保持したい時間の長さ及びプレス内でパンチを駆動する時の回転速度に依存する。後で述べるように、一定の圧密化体積を保持する時間の長さは少なくとも30ms(ミリ秒)である。タブレット生産に使用されるロータリープレスの回転速度が18rpmから30rpmまでの範囲内である場合、これは、一定体積での圧密化保持時間が30msの場合で、それぞれ3.24°及び5.4°の角度領域をもつ平面カム部分に対応する。プレスをより遅い回転速度で使用する場合には、一定体積での圧密化を30ms間保持するのに必要な平面カム部分の角度領域は小さくなり、例えば回転速度が2rpmの場合でそれは0.36°となる。平面カム部分の角度領域は、一定体積での圧密化をより長い時間保持する(プレスのある特定の回転速度について)ことが望まれるので、もっと大きくなろう。圧密化カム9、特に平面カム部分90は、一定体積での圧密化を保持したい時間の長さに応じて、さらにプレスの動作パラメータ(回転速度、直径など)にも応じて、適合化(調整)される。一定の圧密化体積を保持するための平面カム部分の利用は、それが調整及び/又は新たなカムのプレスへの取付けが非常に簡単であるので、ますます有利である。さらに、プレスの回転速度を変化させて、ある特定長さ(従って、ある特定の角度領域)を持つ平面カム部分について所望の保持時間を得るようにしてもよい。
上部制御手段8も、下パンチ3が平面カム部分90との共働によって設定された軸方向位置に保持されている間に、設定された軸方向位置に上パンチ4を保持するように適合化させる。こうするために、上部制御手段8は、圧密化カム9の平面カム部分90の角度領域に少なくとも等しい角度領域に広がる大きさの平面カム部分100を有する圧密化カム10から構成しうる。しかし、上パンチ4の軸方向位置を固定保持できる任意の他の手段も考えられる。例えば、上パンチ4の軸方向変位を阻止するシステムを使用してもよく、その場合上パンチ4は決められた設定された軸方向位置でダイ2の中に保持される。また、下パンチ3だけを「行き止まり穴」型の開口部を有する非貫通ダイ2の中に挿入するようにしたプレス装置とすることも考えられる。
下パンチ3が決まった時間だけ平面カム部分90上を動く(その時間は平面カム部分90が広がる角度領域及びパンチの回転速度により決まる)ことは、下パンチ3の圧密化端部31がダイ2内で設定された一定の軸方向位置に決まった時間だけ保持され、上パンチ4の圧密化端部41もダイ2内で一定の軸方向位置に保持されて、下パンチ3、上パンチ4及びダイ2が、同じ決まった時間だけ固定状態に保持される閉じ込め体積を形成するようになることを意味する。この閉じ込め体積がタブレットを形成するのに適合させた圧密化体積に対応する。好ましくは、本プレス装置の異なる複数ユニットを、下パンチ3及び上パンチ4がダイ2と共に、この圧密化を保持する時間の間、最終的なタブレットの体積に対応する設定された圧密化体積を画成するように適合化させる。
下パンチ3の案内端部32は、この下パンチ3が、目的とするタブレットを形成するための圧密化応力に応答することができるように圧密化カム9上で動いてもよい。特に、このパンチは混合物の圧密化により発生する力に耐えることができるべきであり、摩擦力は最低減であるべきである。圧密化中に上下パンチにより加わる力の総和は、本タレットの駆動で著しいトルクを発生する。標準的なパンチの使用は、ずっと大きなトルク、従ってずっと大きいサイズ、強さ及びパワーをもつモーターの装着を必要とする。上下パンチの近づきにより発生した摩擦は、それらが標準的なものである場合には、著しい熱エネルギーと急速なカムの劣化とを発生させる。
そのため、ベアリングローラー33を備えた案内端部32の使用が提案される。このベアリングローラーは、下パンチ3が圧密化カム9のカム路上をそれが画成する部分的に円形の軌跡に沿って転動しうるように設置される。ベアリングローラー33は、下パンチ3の軸と同軸に、その案内端部32の位置に、このパンチの軸に対して半径方向の回転軸をもつように配置される。このようなベアリングローラー33の使用により、圧密化カム9上での下パンチ3の変位に起因する摩擦を相当に低減することができ、このことは、慣用のロータリープレス方式に比べて、長い圧密化保持時間の間、著しい圧密化応力(典型的には1kN(キロニュートン)を超える)を保持するのには特に有利である。実際、瞬間的と記載されることもある時間(数ミリ秒程度、一般に30ミリ秒未満)で圧密化を行う従来技術の方式に対して、本発明では比較的長い時間(30msより長時間、好ましくは100ms〜2500ms)にわたって一定の圧密化体積を保持することが求められる。
ベアリングローラー33の寸法は、本プレス装置に加わる押圧応力(force stress)に依存して変動させる。従って、それは圧密化される混合物の組成に依存して調整されうる。このローラーの寸法は、それらが転動するカム面を劣化させずに(メンテナンス性に適合した寿命)軸方向の力を受けることが可能で、同時にタレット1回転当たりの良好な生産性を保持するのに十分な数のパンチの装着が可能となるようにすべきである。従って、例えば、ある特定の混合物を圧密化するために本プレス装置が受ける応力に依存して、いくらか大直径のベアリングローラーを使用してもよい。押圧応力が著しい場合、ベアリングローラーの直径が大きくなりすぎる(これは本プレスのサイズと必ずしも適合しない)のを避ける可能性を与える解決策は、1つのパンチに対して2つのベアリングローラー(33a,33b)を横並びに並列配置することからなる。かかる解決策では、同じ押圧応力に対してより小径のベアリングローラーを使用することが可能となり、従って、プレスの小型化に対して特に有利である。例えば、直径110mmの1つのベアリングローラーの代わりに、例えば、直径62mmの2つのベアリングローラー(33a,33b)を並列に並べて使用してもよい。
1つのベアリングローラー及び2つのベアリングローラーを持つ両方の解決策がそれぞれ図6及び7に示されている。
圧密化段階の圧密化保持時間に対応する平面部分90に加えて、圧密化カム9はさらに、圧力上昇部分91並びに圧力低下部分(図示せず)を備えていてもよい。
パンチの回転方向を考えると、圧力上昇部分91は圧密化保持用平面部分90より上流側に位置させ、この圧力上昇部分91を、下側パンチ3をダイ2への挿入方向に、圧密化保持用平面部分90により画成される圧密化を保持するための設定された軸方向位置に対応する軸方向位置に到達するまで変位させるように適合させる。
圧力上昇部分91は、下パンチ3をダイ2内に次第に変位させることを可能にし、混合物を最終圧密化のために準備するようになっている。圧密化カム9はまた、圧密化保持用平面部分90より下流側(下流、上流は常に本プレス装置のパンチの回転方向に対して)に位置する圧力低下部分も備えることができる。この圧力低下部分92は、下パンチ3、上パンチ4及びダイ2により画成される圧密化体積を弱めるためのものである。即ち、この圧力低下部分は、ダイ2からの下パンチの上部圧密化端4の抜き取りのために下パンチ3並びに上パンチ4を軸方向に変位させるように配置することが好しい。
ただし、閉じ込め体積(下パンチ3、上パンチ4及びダイ2により画成される)の弱体化は、上パンチ4をダイ2から抜き取るために上パンチ4を軸方向に変位させることにより行うこともできるので、この圧力低下部分は必ずしも必要ない。1特定態様によると、圧密化カム9の圧密化保持用平面部分90に続いて、下パンチ3のダイ2への挿入を増大させるために下パンチ3を軸方向変位させるために配置されたカム部分11を設けてもよい。このようなカム部分11は、圧密化保持カム90により圧密化段階中に形成されたタブレットをダイ2から排出して、このタブレットを回収し、新たなタブレットを再形成する前に成分混合物をダイ2に再び充填することができるようにするために配置された抜き取りカムであると述べることもできる。
すぐ上で見たように、下部制御手段7は、厳密は意味での圧密化段階中に下パンチ3の軸方向変位の管理を可能にする圧密化カム9に加えて、プレスの動作サイクルの他の段階中での下パンチ3の軸方向変位を可能にする案内手段を備えていてもよい。抜き取りカム11は、このような追加の案内手段の具体的な1例であり、この抜き取りカム11は、圧密化段階に続く抜き取り段階においてダイ2からタブレットを押し出すのに使用される。
下部制御手段は、ダイに成分混合物を充填する間に下パンチ3を十分に変位させるための特定のカム路を有する計量カムをさらに備えていてもよい。このカムは圧密化カム9より上流側で好ましくはこの圧密化カム9の直前に配置される。
下側制御手段7はまた、例えば、本プレスの動作サイクルの異なる個々の段階の間で、パンチを所定位置に配置するために下パンチ3の変位を可能にするための別の案内ユニットを備えていてもよい。このために、例えば、ダイ2の変位により画成される円形軌道に沿って配置された1又は2以上のガイドレール12を使用することができ、これらのレールは下パンチ3の案内端部32に設けられた案内ユニット34と共働するために設けられる。下パンチ3には、例えば、このパンチの軸と同軸に配置され、このパンチに対して半径方向回転軸を持つ案内ローラー34が設けられていてもよく、両方の案内ローラー34がパンチの両側に配置される。この場合、ガイドレール12には、その中を案内ローラー34が転動するグルーブ(溝)が設けられる。下パンチ3の軸方向変位を可能にするのは、グルーブ内でのこれらの案内ローラーの共働である。
図4は、パンチの制御手段用としてのカムの例を示す。平面図として示すこのカムは、計量カムに対応する(パンチの回転方向において)第1のカム部分13を有し、この計量カム部分13に続いて圧力上昇カム部分91、次に圧力保持カム部分90が続く。図4の矢印はカム上でのパンチの変位方向を示す。
図5は、下部制御手段7が図4に示したカムに似たカム部分、即ち、計量カム部分13、圧力上昇カム部分(91)、及び圧密化保持カム部分(90)を備えたカムからなる装置を示す。上部制御手段も、圧密化中にパンチを所定位置に保持するための平面カム部分(100)を備えており、この平面カム部分の前にやはり圧力上昇カム部分(101)が存在する。この図5に示す矢印は、カム上でのパンチの変位方向を示す。
図5は、下部7及び上部8の制御手段がどちらも圧密化保持用平面部分並びに圧力上昇部分を備えているプレス装置の特定の態様を示す。この特定の形態では、上パンチ4は下パンチ3に似た構造をもち、上パンチは特に好ましくは少なくとも1つのベアリングローラー(43)又は案内ローラー(44)を備えていることに留意されたい。さらに、この特定の形態では、上部制御手段8には、上パンチ4を重力の作用に抗して保持するための適当な手段が設けられている。
図5は、さらにダイ2の内部で下パンチ3及び上パンチ4が下部制御手段7及び上部制御手段8のカム上において変位する間のそれらの変位を示す可能性を与える。それにより、閉じ込め体積(V)は、上下パンチが圧力上昇カム(91;101)上を転動している時には徐々に減少するが、この同じ体積(V)が、上下パンチが圧密化保持カム(90;100)上を転動している時には一定に(タブレットの最終体積に実質的に対応する圧密化体積に)とどまっていることがみられる。
1好適態様によると、上下の圧密化カムの少なくとも一方は、圧縮される成分混合物に対する下パンチ3及び上パンチ4の作用により画成された圧密化応力を追跡することができるセンサーを備えている。下パンチ3及び/又は上パンチ4の軸位置を追跡することができる距離センサーも設けることができる。
平面カム部分内に1又は2以上のキャビティを形成することも、例えば、パンチが通る間にカム路が受ける応力を測定することができる応力センサーをそこに挿入するために採用してもよい。この応力はその後、成分混合物に加わる圧密化応力に直接関係することがある。
図4及び5には、圧密化カム内の3つの応力センサー(C1;C2;C3)の可能な位置どりが示されている。この特定の例では、3つの応力センサーは、それぞれ圧密化保持段階の最初と最後、並びにこの段階の中間に配置されている。圧密化カムに配置するセンサーの数が多いほど、一定体積での圧密化の追跡がより正確となろう。
これらの応力センサー、ことに圧密化保持カム部分90に配置された応力センサーの使用は、成分混合物を決まった時間だけ一定体積に圧密化する時のその挙動を追跡するのに特に有利である。後で述べるように、これらの応力センサーは特に、圧密化すべき混合物に加えるべき圧密化サイクルの決定及び/又は調整のために使用されうる。このセンサーは、圧縮ローラーに付設した応力センサーがこのローラーと接触している複数パンチの力の総和を測定するのとは異なり、各パンチの通過時に単一パンチの力を測定する。
さらに、これらの応力センサーは、プレス及びパンチの適正な動作を監視するのにも使用されうる。特に、応力センサーは、ことにカム路の位置(平行、相対的スペースなど)に関してプレスの乱れを避けるために、及び/又は圧密化サイクルの重要な時点での圧密化を監視するために使用されうる。
応力センサーの使用は、圧密化保持カム部分90に対して選んだ長さとは無関係であり、利用可能なそのようなセンサーを持つことは、圧密化保持カム部分90の角度領域の大きさにかかわらず想定されうる。
上述したように、本出願人は、圧密化した混合物が特に堅固さ(solidity)に関するタブレットの特性を著しく改善する特定の物理的変換を受けるのに十分な決まった時間の間、一定の圧密化体積を保持することにより、ある種の成分からタブレットを形成することが有利であることを既に発見した。本発明に係るプレスにより利用されうる具体的な圧密化方法についてのより詳細は、2008年7月18日に出願された番号FR 0854909の仏国特許出願を参照するのが有益である。
本発明のプレスは、特に弾性又は熱可融性を有する少なくとも1種の粉末を含む粉末状組成物を圧密化するのに使用しうるが、圧密化中に状態変化を生ずる(例えば、固体状態からペースト又は液体状態に変化する)傾向のある粉末状組成物の圧密化にも使用できる。それらは、例えば、水分含有量の高い粉末状組成物であるかもしれない。弾性とは、その形状又はその体積を、圧縮又は伸長により失った後に部分的に又は全体的に取り戻す性質を持つ材料を意味する。「熱可融性」とは、熱の作用下で流体になる材料を意味する。
1態様において、本プレスは少なくともその1つが弾性又は熱可融性を有する粉末又は複数粉末の混合物からなる粉末状組成物の圧密化に使用される。
特定の1態様において、本プレスは、植物材料を主成分とする粉末状組成物の圧密化に使用される。圧密化は、コーヒー、茶もしくはチコリのような植物成分、又はハーブティーを作ることができるタイム、ローズマリー、ライムの花、チョウセンニンジン、イチョウ、マージョラム、ミント、バーベナ、ショウガ、野生ヤマイモ類、マンネンロウ(Rosmarinus officinalis)族の植物、並びにそれらの混合物のような植物成分に対して適用しうる。本発明において適用される植物は、一般に粒状又は破砕もしくは粉砕された葉の形態をとり、場合により周知の1種又は2種以上の予備処理を経ている。本発明に係る方法は、特に、セルロース、ヘミセルロース、リグニン及びそれらの混合物といった材料に適用されうる。本発明はまた、木材繊維、藻類、茶、香りハーブ、植物茎の乾燥粉砕物、コンポスト、ドライフラワー(他の植物材料を加えて完成される)にも適用されうる。
本発明の別の態様では、本プレスは、洗剤型の洗濯用洗剤組成物の圧密化に使用される。この種の組成物は、典型的には下記成分を含有する:金属イオン封鎖剤、アルカリ剤、漂白剤、アニオン性、カチオン性又は非イオン性界面活性剤(一般に液状、又はゼオライト、ベントナイトもしくはクレー担持の固体状態)、漂白剤活性化剤、酵素、バースト剤(bursting agent)、香料用バインダー、着色剤、消泡剤、蛍光増白剤、転色(dye transfer)防止剤、(主成分を加えて完成される)。そのセルロース系のバースト剤(弾性成分を加えて完成される)は弾性を有しており、バインダー、例えば、固体ポリエチレングリコール、SDS系の固体界面活性剤、又はベントナイトに担持された液体界面活性剤は熱可融性挙動を有する。
本発明のさらに別の態様によると、本発明のプレスは皿洗い用組成物の圧密化に使用される。
本発明のプレスは、初期体積をもつ粉末を、所望の圧密化体積になるまで次第に圧密化し、この所望の圧密化体積に粉末を所定時間の間保持することができる。これにより、粉末状の組成物から固体の圧密化製品を得ることができる。
粉末混合物をダイに挿入した後、この粉末状組成物を一定に保持したい所望の圧密化体積になるまで徐々に圧密化するために、圧密化カム9により上下パンチを変位させる。圧密化体積は圧密化されていない粉末状組成物の初期体積より小さい。さらに、圧密化体積は圧密化された製品の決められた最終体積に等しいか、それより小さい。実際、このことは既に述べたように、粉末状組成物が特に弾性である場合には、体積の拘束を解放すると製品(圧密化生成物)にいくらかの拡張(膨張)が起こることがある。有利な1態様では、圧密化体積は粉末状組成物の初期体積の20〜95%の範囲内であり、好ましくはこの初期体積の30〜75%の範囲内である。
プレスの上記構造により、粉末状組成物を圧密化体積に対応する一定体積に所定の時間だけ保持することができる。一定圧密化体積の保持時間は、圧密化された最終タブレットの要求特性に応じて選択される。この保持時間は実験的に決めることができる。
圧密化体積を一定に保持する間、プレス、より具体的にはパンチとそれに連係するする圧密化カムは、粉末状組成物の抵抗のために押圧応力を受ける。一定体積での圧密化工程中、粉末状組成物の抵抗は次第に低下し、従って、プレス機にかかる押圧応力も付随して低減する。
一定体積での圧密化中のこの押圧応力を測定することにより、ある粉末状組成物についての圧縮曲線を求めることが可能となり、従って粉末状組成物を一定圧密化体積に保持すべき最小保持時間もそれから推測されうる。この測定は実験用プレスで行ってもよい。本発明に係るプレスは、圧力保持カムに十分な数の応力センサーが配置されているなら、この特定の測定を行うために使用することもできる。実際には、圧密化保持カム部分90内のそれぞれ最初、中央及び最後、即ち、圧密化保持カム部分90の両端と中央、に配置された3つの応力センサーを使用することができる。本発明に係るプレスは、実験室の結果を確認するため、及び/又は圧密化した混合物の挙動が工業的な条件下でも同様であるかどうかをチェックするために使用することもできる。
一定体積を保持する最小保持時間が決まったら、これらの圧密化条件に合うようにプレスを調整すべきである。さらには、圧密化カム9(より具体的には圧密化保持用平面部分90)及び/又はパンチのベアリングローラーの寸法を決めるべきである。
圧縮保持時間の決定、並びに圧密化される異なる組成物に対する対応するプレスの寸法の決定を示す例は下にみられる。
(実施例1)
平均粒子サイズが1mmで、120℃に20分間保持した後の揮発分減量が4%の焙煎粉砕コーヒー(材料)を、制御された一定体積に到達させることができる圧密化システムによって圧密化した。この圧縮に使用したパンチは、直径32mmのチャンファーつき円形パンチである。上記材料7グラムを充填高さ27.3mmの閉じ込めチャンバーに導入する。最終圧縮高さを8.3mmに設定したので、70%の体積減少になる。この圧縮高さを850ミリ秒の時間保持する。測定された最大力は40kNで、850ミリ秒の保持時間後にはわずか20kNとなる。従って、これから、凝集性のタブレットを得るために保持時間を確保することが必要であることが推論されうる。本例の場合、凝集性のある運搬可能なタブレットを得るための最小保持時間は850ミリ秒である。850ミリ秒で生じた力は20kNである。この保持力の低下率は50%に等しい。
従って、このプレスは少なくとも850ミリ秒の間、圧密化体積を保持し、40kN程度の力に耐えることができるように寸法決定及び/又は調整される。そうするには、11rpmの回転速度を有するプレスの場合で、少なくとも56.1°の角度領域を有する圧縮カムを使用する。さらに、パンチは直径62mm、幅56mmのベアリングローラーを有することが好ましい。
(実施例2)
平均粒子サイズが1mmで、120℃に20分間保持した後の揮発分減量が3.3%の焙煎粉砕コーヒー(材料)を、制御された一定体積に到達させることができる圧密化システムによって圧密化した。この圧縮に使用したパンチは、直径32mmのチャンファーつき円形パンチである。上記材料7グラムを充填高さ27.3mmの閉じ込めチャンバーに導入する。最終圧縮高さを8.3mmに設定したので、70%の体積減少になる。この圧縮高さを800ミリ秒の時間保持する。測定された最大力は40kNで、800ミリ秒の保持時間後にはわずか20kNとなる。従って、これから、凝集性のタブレットを得るために保持時間を確保することが必要であることが推論されうる。本例の場合、凝集性のある運搬可能なタブレットを得るための最小保持時間は400ミリ秒である。400ミリ秒で生じた力は30kNである。この保持力の低下率は25%に等しい。
このプレスは少なくとも400ミリ秒の間、圧密化体積を保持し、40kN程度の力に耐えることができるように寸法決定及び/又は調整される。そうするには、18rpmの回転速度を有するプレスの場合で、少なくとも43.2°の角度領域を有する圧縮カムを使用する。さらに、パンチは直径62mm、幅56mmのベアリングローラーを有することが好ましい。
(実施例3)
ユーロタブ(Eurotab、登録商標)30458という名称の洗剤組成物を、凝集性で運搬可能なタブレットを得るために一定体積保持時間を維持することが必要であるかどうかをチェックするために試験する。圧密化すべき組成を下の表1に示す。
Figure 2011528282
この試験のために、洗剤タブレット用途に標準的な、直径45mmのチャンファー付き円形パンチを使用する。この30458の洗剤組成物40グラムを、充填高さが38mmの圧密化チャンバーに導入する。最終圧縮高さを18mmに設定したので、53%の体積減少になる。この圧縮高さを800ミリ秒の時間保持する。測定された最大力は31.5kNで、800ミリ秒の保持時間後にはわずか18kNとなる。従って、これから、凝集性のタブレットを得るために保持時間を確保することが必要であることが推論されうる。本例の場合、凝集性のある運搬可能なタブレットを得るための最小保持時間は100ミリ秒である。112ミリ秒で生じた力は28kNである。この保持力の低下率は11%に等しい。
このプレスは少なくとも100ミリ秒の間、圧密化体積を保持し、32kN程度の力に耐えることができるように寸法決定及び/又は調整される。そうするには、18rpmの回転速度を有するプレスの場合で、少なくとも10.8°の角度領域を有する圧縮カムを使用する。さらに、パンチは直径62mm、幅56mmのベアリングローラーを有することが好ましい。
(実施例4)
レッテンマイアー社が販売するARBOCELTM TF415(セルロース)を、凝集性で運搬可能なタブレットを得るために一定体積保持時間を維持することが必要であるかどうかをチェックするために試験する。この試験のために、直径32mmのチャンファー付き円形パンチを使用する。このARBOCELTM TF415 8.45グラムを、充填高さが28mmの圧密化チャンバーに導入する。最終圧縮高さを9mmに設定したので、68%の体積減少になる。この圧縮高さを800ミリ秒の時間保持する。測定された最大力は21kNで、800ミリ秒の保持時間後にはわずか8kNとなる。従って、これから、凝集性のタブレットを得るために保持時間を確保することが必要であることが推論されうる。本例の場合、凝集性のある運搬可能なタブレットを得るための最小保持時間は300ミリ秒である。300ミリ秒で生じた力は18kNである。この保持力の低下率は14.3%に等しい。
従って、このプレスは少なくとも300ミリ秒の間、圧密化体積を保持し、21kN程度の力に耐えることができるように寸法決定及び/又は調整される。そうするには、11rpmの回転速度を有するプレスの場合で、少なくとも19.8°の角度領域を有する圧縮カムを使用する。さらに、パンチは直径62mm、幅56mmのベアリングローラーを有することが好ましい。
圧密化体積を保持するために平面カムを使用することは、プレスが意味ある生産速度を有するようにするのに特に有利である。実際、圧密化保持のための平面カムの使用により、プレスによるタブレットの生産速度を低下させずに、例えば、800ms程度、さらには2500ms程度の比較的長い時間の間、圧密化を保持することが可能になる。実際、圧密化保持カムの使用は、いくつかのパンチが同時にそのカム路上にあり、従って、多数のタブレットを、圧密化サイクルをわずかにずらしながら、同じ平面カム部分上で同時に圧密化することができることを意味する。
次の表2は、一定体積での圧密化保持時間を変化させ、プレスの回転速度を変化させた時の平面カム部分の最小角度領域を示す。これらの値はもちろん制限ではなく、平面カム部分の角度領域は、所望の一定体積圧密化保持時間に応じて調整されうるので、平面カム部分の角度領域は、ある回転速度について、これらの値の間からなるか、又はそれより大きくなりうる。プレスの回転速度を変化させた時も同じことがいえる。
Figure 2011528282
本プレス装置及び連係する平面カム部分の寸法決定は、所望体積のタブレットを製造するための具体的な工業上の制約にも依存する。
例えば、2つの排出口を備えたプレス(即ち、同じダイ/パンチアセンブリについて1回転で2個のタブレットが生成する)を作ることを決めるかもしれない。その場合、平面カム部分の角度領域は必ず180°以下、好ましくは170°以下とすべきである。そうなると、このプレスの回転速度は、所望の一定体積圧密化保持時間をとるために平面カム部分に対する選択した角度領域に応じて調整される。
平面カム部分の寸法決定は、プレスの動作上の制約(回転速度の制限)によっても制約される。例えば、回転速度が18〜30rpmの標準的なタブレット製造用プレスの場合、それぞれ3°及び5°より大きい、好ましくはそれぞれ10°及び18°より大きい角度領域を持つ平面カム部分が使用される。
18〜30rpmの範囲内のプレス回転速度が良好な生産速度を確保するために一般に好ましいが、圧密化される混合物の組成、圧密化中のその挙動に応じてこの回転速度を低下させることが必要になることがある。即ち、プレスの回転速度を約10rpm付近に設定することは珍しくない。それでも、許容できる工業的生産速度を保持するために、プレス回転速度は少なくとも5rpm、好ましくは8rpmより大とすることが好ましい。
好ましくは、100〜2500ミリ秒の範囲内の圧密化保持時間中に混合物を圧密化することができる、5°〜170°の範囲内の角度領域を持つ平面カム部分を使用する。これは良好な工業的生産速度を確保可能な広範囲のプレス回転速度に従う。多様な回転速度に応じて圧密化できるということは、低いプレス回転速度(約10rpm程度)を必要とする混合物を含む任意の種類の混合物を指摘した圧密化時間(100〜2500ミリ秒)中に圧密化できるという可能性を与える。さらに、平面カム部分のこのような角度領域は、少なくとも2つの排出口を備えたプレスとすることを可能にするので、生産性はますますよくなる。
さらに好ましくは35°〜90°の範囲内の角度領域をもつ平面カム部分を使用する。このような平面カム部分は実際、高いプレス回転速度で、800ms程度(±50ms)の圧密化保持時間中での混合物の圧密化を可能にする。これにより、8〜18rpmの範囲内の速度で動作させることが実施に可能になり、各種組成の混合物を圧密化する可能性が与えられる。さらに、これは排出口の数も増やすことができ、望まれるなら少なくとも3個の排出口を配置することができる。
生産性に関するこれらの利点の例証として、約52°の角度領域をもつ圧密化保持用の平面カム部分を備えたプレスは、このプレス内で同時に循環する約50対のパンチを備え、2つの排出口を有するようなプレス形状が可能であり、毎分1100個近いコーヒータブレットの生産が可能である(回転速度11rpm、圧密化保持時間約800msで)。
ここに説明した新規な教え及び利点から実質的に逸脱せずに多くの変更をなしうることを読者は理解しよう。従って、この種の全ての変更が本発明に係るプレス装置の範囲内に含まれるものである。

Claims (13)

  1. 少なくとも1種の成分の混合物からタブレットを製造するためのプレス装置であって、
    ・前記混合物を収容するための少なくとも1つのダイ(2)が内部に配置されている回転盤(1)、
    ・第1パンチ(3)と第2パンチ(4)とを含む少なくとも1つの圧密化アセンブリ、前記第1及パンチ第2パンチはダイ(2)に対向して回転盤(1)の両側に配置され、ダイ(2)と同軸に並進移動可能なように装着されている、
    ・それぞれ第1パンチ(3)及び第2パンチ(4)の軸方向変位を制御するための第1制御手段(7)及び第2制御手段(8)、この第1及び第2の制御手段(7, 8)は、第1及び第2のパンチ(3, 4)がダイ(2)と共に閉じ込め体積(V)を画成している固定された軸方向位置に、第1及び第2のパンチ(3, 4)を保持するために共働する手段を含んでいる、
    を備えていて、下記の点を特徴とする:
    前記第1制御手段(7)が第1パンチ(3)を圧密化位置に変位させるための圧密化カム(9)を備えており、
    ・この圧密化カム(9)は、前記第1パンチ(7)をその上で変位させることができるカム路を備え、このカム路は第1パンチ(3)の軸に対して実質的に垂直な平面部分(90)を含み、この平面部分(90)は、所定の圧密化保持時間の間、第1パンチ(3)をダイ(2)内で固定された圧密化軸方向位置に保持するために5°〜170°の範囲内の角度領域にわたる長さをもち、
    ・第2制御手段(8)も、少なくとも前記圧密化保持時間の間、第2パンチ(4)を前記ダイ(2)内で固定された圧密化軸方向位置に保持するための手段を備え、
    ・前記圧密化保持時間の間、閉じ込め体積(V)をタブレットの成形のための圧密化体積に対応する一定体積に保持するようになっている。
  2. カム路の平面部分(90)が35°〜90°の範囲内の角度領域にわたる長さをもつことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 圧密化カム(9)のカム路が、圧密化保持用平面部分(90)より上流に位置する圧力上昇部分(91)をさらに備え、この圧力上昇部分(91)は、第1パンチ(3)を、軸方向圧密化保持位置に向かって第1パンチ(3)のダイ(2)への挿入方向に軸方向に変位させるようになっていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 圧密化カムのカム路が、圧密化保持用平面部分(90)より下流に位置する圧力低下部分をさらに備え、この圧力低下部分は、第1パンチ(3)を、軸方向圧密化保持位置から離れるようにダイ(2)からの第1パンチ(3)の引き抜き方向に軸方向に変位させるようになっていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の装置。
  5. 第1パンチ(3)が、回転盤(1)の回転方向に応じた圧密化カム(9)のカム路上での第1パンチ(3)の転動とこの第1パンチ(3)の軸方向変位の両方を可能にするように配置された、少なくとも1つのベアリングローラー(33)を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の装置。
  6. ベアリングローラー(33)が、第1パンチ(3)に対して半径方向の回転軸をもち、第1パンチ(3)の軸と同軸に第1パンチ(3)の一端に配置されていることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 第1パンチ(3)が、第1パンチ(3)に対して半径方向に向う案内部材(34)をさらに備え、第1制御手段(7)がこの案内部材(34)を受け入れるように配置された溝を設けた少なくとも一つのガイドレール(12)を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の装置。
  8. 案内部材(34)が、ダイ(2)の変位により画成される円形軌道の両側に設けた前記溝内を転動することができるように第1パンチ(3)の両側に配置された2つのローラー(34)を備えることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 圧密化カム(9)が、第1パンチ(3)の通過時にカム路が受けた応力を測定するために、カム(9)内に作製されたキャビティ内に配置された少なくとも1つの応力センサー(C1; C2; C3)を備えていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の装置。
  10. 圧密化カム(9)が、カム(9)内に作製された3つのキャビティ内に配置された3つの応力センサー(C1; C2; C3)を備え、これら3つのキャビティはそれぞれカム路の平面部分(90)の中心と両端に形成されていることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  11. 第2制御手段(8)が第1制御手段(7)と同一の形態を有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の装置。
  12. 第2パンチ(4)が第1パンチ(3)と同一の形態を有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の装置。
  13. 第1パンチ(3)及び第2パンチ(4)が、それぞれ本プレスの下側パンチ(3)及び上側パンチ(4)に相当し、第1制御手段(7)及び第2制御手段(8)が、それぞれ下側制御手段(7)及び上側制御手段(8)に相当することを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の装置。
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