JP2011524567A - 無線デバイスのためのマーケティング及び広告フレームワーク - Google Patents

Abstract

ターゲット広告は、単にデバイスの上で利用されるアプリケーションのタイプ及び／又は機能性だけを観測することを越えて、アプリケーション特有ディテールをモニターすることによって、提供されることができる。該特定ディテールは、少なくとも周期的にモニターされることができ、該広告は、該モニタリングに基づいて、汎用広告から該ユーザにより厳密に合うように調整された広告に移行するように変更された。該ターゲット広告は、該ユーザデバイス上でローカルに保持され、ネットワークを通してアクセスされ、又は、それらの組み合せがなされる。該ターゲット広告を提示することは、表示スクリーンの少なくとも一部分において前記広告を表示することを含むことができる（該一部分は選択可能で且つ変更可能である）。

Description

以下の説明は、一般に無線通信システムに関し、より詳しくは無線通信システム内で使用するためのターゲット・マーケティング及び広告フレームワークに関する。

技術的前進は、より小さくてより強力な個人のコンピュータデバイスをもたらした。例えば、それぞれ小さく軽量でユーザにより容易に運ばれることができる携帯型の無線電話機、携帯情報端末（ＰＤＡ）及びページング・デバイスのような無線コンピュータデバイスを含む様々な携帯型パーソナル・コンピュータデバイスが存在する。消費者は、ますます、一連のソフトウェア・アプリケーションを提供されることができる多くのタイプの電子デバイスが提供される。例えば電子メール、インターネット・ブラウジング、ゲーム・プレイング、アドレスブック、カレンダー、メディア・プレーヤー、電子ブック・ビューイング、ボイス通信、ディレクトリ・サービスなどのような異なった機能は、ますます、例えばスマートフォン、携帯型ゲーム機、ハンドヘルド・コンピュータなどのような多重機能デバイス上にロードされることができる選択可能なアプリケーションである。

これらの技術的前進で、ますます多くの人々が、それらの通信の大半を、これらのパーソナル・コンピュータデバイス上で受信している。例えば、新聞と雑誌は、直接、パーソナル・コンピュータデバイス上に表示されることができる電子版の方へ進んでいる。映画、テレビ番組及び他のタイプのエンターテイメントは、オン・デマンドで、モバイル・デバイスにて受信されることができる。よりパーソナルでオンデマンドのバージョンへの変化は、広告に関係する問題を呈する。例えば、汎用広告（generic advertisements）は、単に無視されるか、閉じられるか、さもなければ表示スクリーンから削除される。広告会社と無線サービスプロバイダは、ユーザにとって意味があり且つ閲覧及び／又はアクションされるより高い可能性を有するターゲット広告（targeted advertisement）を、これらのユーザに配信することを望むであろう。

以下は、そのような態様の基本的な理解を提供するために、１又は複数の態様の簡略化された概要を示す。この概要は、すべての予期される態様の外延的な概要であるというわけではなく、また、すべての態様の鍵となる又は重要な要素を識別することも、一部又は全部の態様の範囲を線引きすることも、いずれも意図されていない。その唯一の目的は、後で示されるより詳しい説明への前置きとして１又は複数の態様の幾つかの概念を簡略化された形で提示することである。

１又は複数の態様及びその対応する開示に従って、様々な態様が、ターゲット広告（targeted advertisements）をアプリケーション特有データに基づいて無線デバイス・ユーザに配信するフレームワークに関連して説明される。アプリケーション特有データ（application specific data）は、表示用データ（見えるデータ）（viewable data）、非表示データ（隠されるデータ）（hidden data）又はその組合せであることができる。

一つの態様に従って、ターゲット広告を提供するための方法がある。前記方法は、アプリケーション特有データをモニターすることと、前記データを分類するために、ユーザを特徴付けるために、エンデバーを特徴付けるために又はそれらの組み合せを行うために、前記データを収集することを含む。前記方法はまた、前記アプリケーション特有データに基づいて、前記ユーザに対してターゲット広告を判定することと、前記ターゲット広告を出力することを含む。

他の態様は、メモリ及びプロセッサを含む無線通信装置に関係する。前記メモリは、アプリケーション特有ディテールをキャプチャーすることと、ユーザを特徴付けるために、エンデバーを特徴付けるために、アプリケーションを分類するために又はそれらの組み合せを行うために、前記キャプチャーされたアプリケーション特有ディテールを利用することとに関係するインストラクションを保持する。前記メモリはまた、前記特徴付け及び分類の１又は複数に基づいて、１又は複数の広告を選択することと、前記１又は複数の広告を出力することに関係するインストラクションを保持する。前記プロセッサは、前記メモリに接続され、前記メモリに保持される前記インストラクションを実行するように構成される。

更なる態様は、１又は複数のアプリケーションに関連する特有データ（specific data）を観測するための手段と、前記特有データ、ユーザ、エンデバー又はそれらの組み合せを分類するための手段とを含む通信装置に関係する。前記通信装置はまた、前記分類に基づいて、ターゲット広告を選択するための手段と、前記ターゲット広告を提示するための手段とを含む。

他の態様は、ターゲット広告を提供するためのコンピュータ・プログラム製品に関係する。コンピュータ・プログラム製品は、インストラクションを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。第１のインストラクションは、コンピュータに、アプリケーション特有ディテールを収集させるように動作可能であり、第２のインストラクションは、コンピュータに、ユーザ行動を識別するために前記ディテールを評価させるように動作可能である。さらに、第３のインストラクションは、コンピュータに、前記評価されたディテールに基づくいて、ユーザのためにターゲットとされる１又は複数の広告を選択させるように動作可能であり、少なくとも第４のインストラクションは、コンピュータに、前記１又は複数の広告を前記ユーザに出力させるように動作可能である。

さらにもう一つの態様は、ターゲット広告を提供するように構成される少なくとも1つのプロセッサに関係する。前記プロセッサは、アプリケーション特有データをモニターするための第１のモジュールと、前記データを分類するために、ユーザを特徴付けるために、エンデバーを特徴付けるために又はそれらの組み合せを行うために、前記アプリケーション特有データを収集するための第２のモジュールとを含む。前記プロセッサはまた、前記収集されたデータに基づいて、前記ユーザのためにターゲット広告を判定するための第３のモジュールと、前記収集されたデータ及び前記ターゲット広告に関係するレポートを取得（例えば、収集、受信）して、生成するための第４のモジュールと、前記ターゲット広告を出力するための第５のモジュールとを含む。さらに、前記プロセッサは、少なくとも周期的に前記アプリケーション特有データをモニターし続けるための第６のモジュールと、前記モニタリングに基づいて、前記ターゲット広告の変更を要求するための第７のモジュールとを含む。前記ターゲット広告は、ユーザデバイス上でローカルに保持され、ネットワークを通してアクセスされ、又は、それらの組み合せがなされることができる。

更なる態様は、ターゲット広告を提供するための方法に関係する。前記方法は、モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信することと、前記アプリケーション特有データをターゲット広告にマッピングすることを含む。前記方法はまた、前記アプリケーション特有データが広告にマッピングされた場合に、ユーザへの提示ために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信することを含む。

他の態様は、メモリ及びプロセッサを含む無線通信装置に関係する。前記メモリは、モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信することと、前記アプリケーション特有データをターゲット広告にマッピングすることに関係するインストラクションを保持する。前記メモリはまた、前記アプリケーション特有データが広告にマッピングされた場合に、ユーザへの提示ために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信することに関係するインストラクションを保持する。前記プロセッサは、前記メモリに接続され、前記メモリに保持される前記インストラクションを実行するように構成される。

さらにもう一つの態様は、モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信するための手段と、前記アプリケーション特有データをターゲット広告にマッピングするための手段とを含む通信装置に関係する。前記装置はまた、前記アプリケーション特有データが広告にマッピングされた場合に、ユーザへの提示のために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信するための手段とを含む。

さらに他の態様は、コンピュータ読み取り可能な媒体を含む、ターゲット広告を提供するためのコンピュータ・プログラム製品に関係する。前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータに、モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信させるように動作可能な第１のインストラクションと、前記コンピュータに、前記アプリケーション特有データを前記ターゲット広告にマッピングせるように動作可能な第２のインストラクションとを含む。前記コンピュータ読み取り可能な媒体はまた、前記コンピュータに、前記アプリケーション特有データが広告にマッピングされる場合に、前記ユーザへの提示のために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信させるように動作可能な第３のインストラクションを含む。

更なる態様は、ターゲット広告を提供するように構成される少なくとも一つのプロセッサに関係する。前記プロセッサは、モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信するための第１のモジュールと、前記アプリケーション特有データをターゲット広告にマッピングするための第２のモジュールとを含む。前記プロセッサはまた、前記アプリケーション特有データが広告にマッピングされる場合に、前記ユーザへの提示のために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信するための第３のモジュールとを含む。

前述の目的及び関係する目的の達成のために、１又は複数の態様は、以下に十分に説明され、特に特許請求の範囲において指摘された特徴を包含する。以下の説明及び添付された図面は、１又は複数の態様の幾つかの説明的な特徴を説明する。これらの特徴は、しかし、様々な態様の原理が使用されることのできる様々な方法のうちのほんの数例を示す。図面とともに考慮されるとき、他の利点及び新しい特徴は、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。また、開示された態様は、すべてのそのような態様及びそれらの均等物を含むことが意図される。

図１は、アプリケーション特有データに基づいてターゲット広告を選択的に提供することができるモバイル・デバイスを示す。 図２は、開示された態様の１又は複数に従って他の無線通信デバイスを示す。 図３は、例示的なゲーム・アプリケーションについてタイムラインで表された表示用データ及び非表示データを示す。 図４は、ゲーム・アプリケーションにより利用されるキー押下に関する例示的なタイムラインを示す。 図５は、マッピング・アプリケーションに関係する情報の他の例示的なタイムラインを示す 図６は、１又は複数の開示された態様に従って通信システムを示す。 図７は、通信システムの例示的なバージョンを示す。 図８は、詳細なアプリケーション・データに基づいてユーザのためのターゲット広告を提供するための方法を示す。 図９は、ユーザに提示する１又は複数の広告を判定する方法を示す。 図１０は、ターゲット広告を提供するための方法を示す。 図１１は、本明細書で説明される１又は複数の態様に従ってターゲット広告を提供する例示的なシステムを示す。 図１２は、本明細書で説明される１又は複数の態様に従ってターゲット広告を提供する例示的なシステムを示す。

詳細な説明

これから図面を参照しながら様々な態様が説明される。以下の説明では、説明の目的のために、１又は複数の態様の深い理解を提供するために、多数の特定の細部が説明される。しかし、そのような（１又は複数の）態様が、これらの特定の細部なしで実施され得ることは、明らかであろう。他のインスタンスにおいて、これらの態様を説明するのを容易にするために、良く知られた構造及びデバイスが、ロック図の形で示される。

この出願において用いられるように、用語“コンポーネント（component）”、“モジュール（module）”、“システム（system）”及び同類のものは、コンピュータ関連のエンティティーである、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア又は実行中のソフトウェアのいずれをも指すことを意図されている。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル（executable）、実行のスレッド、プログラム、及び／又は、コンピュータであっても良い（ただし、これらに制限されるものではない）。例として、コンピュータデバイス上で動作するアプリケーションと、そのコンピュータデバイスの両方とも、コンポーネントであることができる。１又は複数のコンポーネントがプロセス及び／又は実行のスレッドの内部に存在しても良く、また、一つのコンポーネントが一つのコンピュータに局在し及び／又は２以上のコンピュータ間に分散されることができる。加えて、これらコンポーネントは、様々なデータ構造を記録した様々なコンピュータ読み取り可能な媒体から実行することができる。それらコンポーネントは、例えば、１又は複数のデータパケット（例えば、その信号を経由して、ローカルシステムにおいて、分散システムにおいて及び／又は例えば他のシステムをともなうインターネットのようなネットワークを横切って、他のコンポーネントとインタラクトする、一つのコンポーネントからのデータ）を持つ信号に従うような、ローカルプロセス及び／又はリモートプロセスを経由して、通信しても良い。

さらにまた、無線端末に関連して様々な態様が本明細書で説明される。無線端末は、システム、加入者ユニット、加入者設備、モバイル局、モバイル、モバイル・デバイス、デバイス・リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザデバイス又はユーザ装置(UE)とも呼ばれることができる。無線端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）電話、スマートフォン、ワイヤレスローカルループ（ＷＬＬ）局、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータデバイス、衛星ラジオ、及び／又は、無線システム上で通信するための他の処理デバイスであっても良い。さらに、基地局に関連して様々な態様が本明細書で説明される。基地局は、（１又は複数の）無線端末と通信するために利用されても良く、また、アクセスポイント、Ｎｏｄｅ Ｂと呼ばれることもあり若しくは何らかの他の専門用語で呼ばれることもある。

幾つかのデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含み得るシステムに関して様々な態様又は特徴が示される。様々なシステムは、更なるデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含んでも良く、及び／又は、図面に関連して述べられたデバイス、コンポーネント、モジュールなどのすべてを含まなくても良い。また、これらのアプローチの組み合せが使用されても良い。

さて、図１を参照して、アプリケーション特有データ（application specific data）に基づいて、ターゲット広告（ターゲット広告）（targeted advertising）を選択的に提供することができるモバイル・デバイス１００が説明される。ユーザがモバイル・デバイスをオペレートするにつれて、様々なアプリケーション、機能及び／又はユーザとのインタラクションの使用傾向（usage trends）が、モニターされることができる。該モニタリングに部分的に基づいて、デバイス上で広告がレンダリングされることができる。ここで、該広告は、特定のユーザをターゲットとされる。時間とともに、レンダリングされる広告が、汎用広告（generic advertisement）から特有の（例えば、調整された（tailored））広告に移行することができるように、よりフォーカスされる（又はターゲットとされる）広告を指定できるようにするために、モニタリングが連続的になされることができる。それゆえ、単なるアプリケーションのタイプよりはむしろ、様々なアプリケーションに対するインタラクション（そして、アプリケーションの特有のディテール（specific details））が利用されるので、広告はよりカスタマイズされることができる。

本明細書で使用されるように、アプリケーション特有データは、特定のプログラム又はアプリケーションにより利用されるデータに関係し、及び、そのアプリケーション内で及び／又は処理サブシステムに対して意味のある方法（meaningful way）において有用であるデータに関係する。アプリケーション特有データは、アプリケーションが生成するデータ、アプリケーションが収集するデータ、入力するためにユーザに尋ねられる又はアプリケーションとのインタラクションに基づいて供給されるデータ、アプリケーションの実行において使用されるデータ、その他であることができる。データは、ユーザ表示用データと非表示データに分けられることができる。ゲーム・アプリケーションのハイスコアは、表示用データ（見えるデータ）（viewable data）の例である。非表示データ（隠されるデータ）（hidden data）は、表示用でないか又はユーザによって意識的に必要とされない（又は入力されない）情報（例えば、ユーザから隠されるデータ（data hidden from a user））である。非表示データの例は、アプリケーションのためにインターネット・バンド幅がどれくらい多く必要とされるか、プログラムがどれくらい長く動作していたか、キーストロークの集合（collection）、その他を含む。

制限ではなく例示する目的で、デバイス・ユーザは、デバイス上にゲーム・アプリケーション（例えば、シューティング・ゲーム）を有する。ユーザによりプレイされるゲームは、情報（例えば、ハイスコア、スキル・レベル、その他）を有することができる。それは、アプリケーション特有のゲーム・アプリケーションから直接得られるか又はさもなければ導かれる情報であることができる。この情報は、ユーザが平均的な又はそれより高いスキル・レベルを有することが検出された場合に、広告（例えば、シューティング・ゲーム選手権競争）を提示又は出力するために利用されることができる。他の例において、ユーザが平均より低いスキル・レベルを増加させるために参加することに興味を持つ可能性のあるトレーニング・クラスに関する広告を、ユーザは提示されることができる。それゆえ、提示される広告は、アプリケーションのタイプ（例えば、ゲーム・アプリケーション）とユーザがアプリケーションにアクセスしているという事実とを越えることができるが、また、ユーザに合わせて調整されるようにするために、アプリケーション特有データ（例えば、ユーザのスキル・レベル、得点）に基づくことができる。

非表示データは、アプリケーションにより知られているデータと、アプリケーションにより知られていないが１又は複数の処理サブシステムにより知られているデータとに、分割されることができる。アプリケーションにより知られていない（しかし、処理サブシステムにより知られている）非表示データの例は、バックグラウンド・プロセス又はアプリケーション、及び／又は、特定の時間の間に又は様々なプログラムが利用されている間にどれくらい多くのメモリが使用されるかを含むことができる。他の例は、ユーザが、どれくらい多くの回数、ゲームを中断したかを含む。中断の回数は、ゲーム・アプリケーションの機能性のために又はプログラムを使用するユーザの能力のために、必要とされない。しかし、この情報は、どのように広告するか、広告の方法をどのように変更するか、その他のために、利用されることができ及び／又は貢献することができる。処理サブシステムにより知られているがアプリケーションにより知られていないデータは、開示された態様に従って広告を調整（tailor）するために、他のアプリケーション特有データとともに、又は、独立して、利用されることができる。

モバイル・デバイス１００は、アプリケーション特有データを観測するように構成されることができるモニタリング・コンポーネント１０２を含むことができる。そして、それは、アプリケーションが、ユーザ及び／又はモバイル・デバイス１００の他のアクティビティーによって、どのように消費されるかに関係することができる。モニタリング・コンポーネント１０２はまた、ユーザにより実行される様々なアクティビティー及び／又はアクションを観測するように構成されることができる。アプリケーションは、デバイス１００において内部的に保持される及び／又はデバイス１００によりアクセス可能な（例えば、ネットワーク上の）任意のアプリケーション及び／又は機能であることができる。アプリケーションは、電子メール・アプリケーション、インスタント・メッセージング・アプリケーション、スプレッドシート・アプリケーション、文書処理アプリケーション、ゲーム・アプリケーション、カレンダー・アプリケーション、その他を含むことができる（ただし、それらに制限されない）。アクティビティー又はアクションは、アプリケーション／機能とのユーザ・インタラクションのディテールに関係することができる。アクティビティー又はアクションは、例えばどのようなアプリケーションが、どれくらい長く、どれくらいの頻度で、どのような位置で使用されるか、及び、ユーザ・エクスペリエンス（user experience）に対応するアプリケーション特有データのような、ユーザ・ディテール（user details）を含んでもよい（ただし、それらに制限されない）。例えば、ユーザは、ゲーム・アプリケーション（例えば、プールシューティング・ゲーム、ボウリング・ゲーム及びハンティング・ゲーム）を使用するかもしれない。時間とともに、モニタリング・コンポーネント１０２は、ゲームのうちの一つが好みのゲーム（例えば、プールシューティング・ゲーム）であると判定することができる。例えば、この判定は、プレイされたゲームの数、プレイされた時間の量に基づいて、アプリケーション特有データに基づいて、又は、ユーザが定義した基準を含む他の基準に基づいて、なされることができる。アプリケーション特有データを利用することによって、例えば、モニタリング・コンポーネント１０２は、プールシューティング・ゲームについて、ユーザが最も難しいレベルを使用していると、判定することができる。この情報は、ゲームのより高度なバージョン（advanced versions）について、又は、拡張機能（advanced features）について、広告を提案するために利用されることができる。

他の例において、よりしばしばボウリング・ゲームが開始されるかもしれない。しかし、モニタリング・コンポーネント１０２は、プールシューティング・ゲームについて、たとえこのゲームがボウリング・ゲームほどしばしば開始されなかったとしても、ユーザが最も高い難易度レベルでプレイしたと判定した。この情報は、プールシューティング・ゲームは、最も長いプレイ時間を有し、且つ、最も高い難易度を有するという事実と、結合されることができる。それゆえ、モニタリング・コンポーネント１０２は、ユーザがゲームのより進んだバージョンに興味がある可能性があると、結論することができる。それゆえ、その結論を得るためにモニタリング・コンポーネント１０２が利用するのは、単に複数のアプリケーション（例えば、３つのゲーム・アプリケーション）を比較することよりもむしろ、アプリケーションに特有のデータである。

幾つかの態様に従って、アプリケーション特有データは、アプリケーションから隠されるが、処理サブシステムに知られているデータを含んでも良い。例えば、ユーザは、現在のロケーションを見る（view）ために、マッピング・アプリケーションを要求した。マッピング・アプリケーションに関係する非表示データは、ユーザに提供されない地理的座標を含むことができる。マッピング・アプリケーションは、地理的座標を知っていて、地理的座標に部分的に基づいて、正しい地図をユーザに提示することができる。しかし、マッピング・アプリケーションは、例えば現在のユーザ・ロケーションを判定するために利用される衛星の数、地理的座標を得るために利用されるＧＰＳアルゴリズムのような何らかのアプリケーション特有データを、他のデータのようには、知らないかもしれない。処理サブシステムは、衛星の数、ＧＰＳアルゴリズム、その他を知ることができる。処理サブシステムにより知られているアプリケーション特有データは、検索可能なフォーマットで格納されることができる。

モニタリング・コンポーネント１０２によりなされる観測に基づいて、解析コンポーネント１０４は、観測された情報を収集し、情報を分類（categorize）し、ユーザを特徴付け（例えば、ユーザ選好（user preferences）、ユーザ購買層（user demographics））、エンデバー（endeavor）（エンデバーは、例えば、ビジネス目的、パーソナル目的又は両方の目的のために使用されるデバイスである。）を特徴付け、又は、それらの組み合せを行うように構成されることができる。解析コンポーネント１０４は、アプリケーションに関連する傾向及び／又は統計解析を解析するように更に構成されることができる。例えば、様々なアプリケーションは、カテゴリー（例えば、ビジネス、管理、パーソナル、その他）に分類されることができる。アプリケーション特有データ又は観測された情報は、分類（groupings）に加えられることができ、また、複数のアプリケーション全体を通して適用されることができる。分類に基づいて、傾向を（それがあれば）判定することができる。傾向は、複数のアプリケーション（例えば、類似する目的のために利用される異なるアプリケーション）の間で、ユーザの行動（behavior）又は共通性における変化を示すことができる。一つの例は、語“数学（math）”又はその相当するものがしばしば利用される文書処理アプリケーション、及び、平方根計算（square root calculations）がしばしば実行されるアルゴリズム・アプリケーションである。“数学”という用語と平方根計算は、それらアプリケーションが類似するビジネス又は財務の目的のために利用される傾向を、示すことができる。ゲーム・アプリケーションの例において、統計解析は、ユーザのスキル・レベル、ユーザのプレイング選好（例えば、ソリティア・ゲーム、２人以上のプレーヤー、プレイング速度、ゲームのレイアウト、サウンド選好選択など）を、他のデータと同様に、含むことができる。

モニタリング・コンポーネント１０２及び／又は解析コンポーネント１０４は、広告フレームワーク１０６内に含まれることができる。しかし、幾つかの態様に従って、モニタリング・コンポーネント１０２及び解析コンポーネント１０４のいずれか又は両方は、広告フレームワーク１０６とは別のコンポーネントであることができる。ターゲット広告を出力するために、広告フレームワーク１０６は、そのようなコンテンツ・プロバイダー／サード・パーティーがマーケティング技術及び／又は傾向を解析するために、コンテンツ・プロバイダー及び／又はサード・パーティーにユーザ・アプリケーション情報を選択的に伝える（communicate）ように構成されることができる。通信は、認証証明書（authentication credentials）を利用できる信頼されたコンポーネント及び証明（confidentially）及びセキュリティー（security）を保持するための他の手段を通して支援されることができる。

広告マネージャー１０８（それは広告フレームワーク１０６に関連している）は、モニタリング・コンポーネント１０２及び／又は解析コンポーネント１０４からの情報に基づいて、どの広告がユーザに対して取得又は提示されるべきかについて判定するように構成されることができる。他の態様において、広告マネージャー１０８は、判定を実行したネットワーク側コンポーネントの指示の下で、そのようなターゲット広告の受信を調整しても良い。いずれにしても、そのような判定は、例えばそのユーザに対してより多くの関連を有するアプリケーション特有データの一部分のようなパラメータを考慮することができる。例えば、文書処理アプリケーションについて、レター（letters）及び他の文書を作成するための（例えば、文章力（writing proficiency）を増加させるための）汎用広告が、当初、デバイス１００に供給されることができ及び／又はデバイス１００上に保持されることができる。時間とともに、データが収集されるにつれて、文書処理アプリケーションがチャートを作成するために及び技術文書を書くために利用されるということが発見されるかもしれない。それゆえ、汎用広告は、チャート及び技術文書に向けられる広告と入れ替えられることができる。そして、それは、ユーザ及び該ユーザが文書処理アプリケーションとインタラクトしている方法に合うように調整（tailored）される。

プレゼンテーション・コンポーネント１１０は、選択された広告を、選択的にレンダリングするように構成される。選択された広告は、モバイル・デバイス１００上にキャッシュされることができ、あるいは、ネットワーク（例えば、無線通信ネットワーク）上で取得されることができる。プレゼンテーション・コンポーネント１１０は、広告をレンダリングする適切な方法を選択することができる。例えば、判定は、ディスプレイ上に広告をレンダリングするどうかについて及び／又は広告がディスプレイ若しくはスクリーン・エリアの全体を満たすべきか又はディスプレイ・エリアの一部のみ満たすべきかについて、なされることができる。幾つかの態様に従って、スクリーンの予め定められた又は予め設定された（例えば、ユーザが選択可能な）エリアは、ターゲット広告のレンダリングに専用にされる。幾つかの態様に従って、広告は、スクリーンの指定されたエリアにおいて、ポップアップする方法で提示されることができる。他の態様に従って、広告は、関連するビジュアル・プレゼンテーション（visual presentation）のない聞き取れる（audible）広告として提示されることができる。幾つかの態様に従って、広告は、音声（audio）及び視覚（visual）の両方のフォーマットで提示される。

どのように広告をレンダリングするかという判定は、広告のタイプ、ユーザの選好及び／又は広告主の選好に基づいて、プレゼンテーション・コンポーネント１１０によりなされることができる。他の判定基準は、ユーザに対する広告の推論された重要性及びどのような受容性で（receptive）ユーザが広告に向けられるか（例えば、より受容性があるほど、広告はより繊細（subtle）であることができる）を含むことができる。ユーザが広告を受け入れるという見込みは、現在又は過去のユーザ行動に基づくことができ、又は、他のパラメータ（例えば、広告を受信したいという意欲のユーザ・インジケーション、類似する広告に関するユーザのアクション、その他）に基づくことができる。

それゆえ、モバイル・デバイス１００は、アプリケーション特有データに基づきターゲット広告を可能にするように構成されることができる。広告は、１又は複数のアプリケーションとインタラクトする処理において、モバイル・デバイス１００のユーザにより消費されるデータに加えて、ユーザのアクション、選好及び行動に基づいて、ターゲットとされることができる。さらに、アプリケーション特有情報は、ユーザにより生成されるデータだけでなく、特定のアプリケーションにおいて実行されるアクティビティー、アプリケーション・アクティビティーに関係するデータを含むことができる。アプリケーション特有データはまた、アプリケーションに知られており及び／又は１又は複数の処理サブシステムに知られている非表示データを含むことができる。

図２は、開示された態様に従って他の無線通信デバイス２００を示す。デバイス２００は、アプリケーションから使用及び統計情報（usage and statistical information）を得ることができ、広告をユーザに提示するための基礎として、得られた情報を利用することができる。デバイス２００は、アクセスされるアプリケーションを観測し、また、アプリケーション特有データ（表示用データ及び非表示データの両方）を観測するモニタリング・コンポーネント１０２を含む。また、ユーザに対して提示するための１又は複数の広告を調整するために利用されることができる傾向又は他のユーザ特有データについて観測された情報をチェック（reviews）する解析コンポーネント１０４が、デバイス２００上に含まれる。モニタリング・コンポーネント１０２及び解析コンポーネント１０４のいずれか又は両方は、広告フレームワーク１０６のコンポーネントであることができる。広告フレームワーク１０６は、コンテント・プロバイダー及び／又はサード・パーティーに、ユーザ・アプリケーション情報を選択的に伝えることができる。また、広告マネージャー１０８が、広告フレームワーク１０６に含まれる。広告マネージャー１０８は、モニターされたアクティビティー及びそれらのアクティビティーの解析に基づいて、取得又はアクセスされるべき１又は複数の広告を判定することができる。選択された広告は、プレゼンテーション・コンポーネント１１０によるユーザへの出力であることができる。広告は、視覚フォーマット及び／又は音声フォーマットを含む様々なフォーマットでレンダリングされることができる。解析コンポーネント１０４はまた、広告がいつ提示されるべきかについて（例えば、「広告が提示されるときに、ユーザがいずれの機能を実行しているべきか」、「アプリケーションがオープン、クローズされるときに、予め定義された間隔の後で、広告が提示されるべきかどうか」、その他）、判定することができる。

また、アプリケーション及び／又はアプリケーション特有データ、傾向、その他に関係するレポートを、選択的に受信することができ及び／又は収集して生成することができる、アプリケーション・ログ・インタフェース２１２が、デバイス上に含まれることができる。これらのレポートは、ネットワーク２１４上で、広告モニタリング及び／又は広告サプライング・デスティネーション（advertisement supplying destination）に、送信されることができる。広告デスティネーションは、更に、提供される情報を解析することができ、また、デバイス２００に送信されるべき１又は複数の広告を選択的に供給することができる。選択は、他のユーザの類似する傾向（それは、匿名で得られることができるであろう）及び／又は類似する広告への他のユーザの受容性に基づくことができる。それらは、類似する行動、傾向、アプリケーションの使用法などをもつ他のユーザが、広告をクリックしたかどうか、製品を購入したかどうか、又は、特定の広告（particular ad）で提示されることの結果として他の機能を実行したかどうかに基づいて、判定されることができる。

アプリケーション・ログ・インタフェース２１２は、例えばデバイス“アイドル（idle）”時間の間又は他の時間の間（例えば、新しい行動又は傾向が発見されるときにオンザフライで（on the fly））のような様々なインターバルにおいて、広告を得ることができる。得られた広告は、広告キャッシュ２１６に格納されることができる。幾つかの態様に従って、広告は、他の基準と同様に、実行された特定のアクティビティー（例えば、特定のアプリケーションのインストール）の仮定に基づいて、必要に応じて（例えば、オンザフライで）、ネットワーク２１４（例えば、広告サプライング・デスティネーション、広告サプライヤー（advertisement supplier））から検索されることができる。

幾つかの態様に従って、当初、汎用広告がデバイス２００にダウンロードされることができ、そして、アプリケーション特有データが得られ、また、アプリケーション・ログ・インタフェース２１２が選択的に情報を送信するにつれて、デバイス２００に供給される様々な広告が、ユーザに合うように調整されることができる。幾つかの態様に従って、調整された広告が得られるにつれて、広告キャッシュ２１６から汎用広告が廃棄又は削除されることができる。それゆえ、レンダリングされる広告は、汎用広告であることができ、それから、アプリケーション特有データが得られるにつれて、広告は、次第にそのユーザのために特有になることができ又はユーザに合わせて調整されることができる。

広告マネージャー１０８は、“オンザフライで（on the fly）”統計をアグリゲートすることができる。例えば、ユーザが映画ビデオを再生しているならば、そのビデオが見られているのと実質的に同じ時刻において、ユーザにとって興味深いかもしれない他のビデオの提案（例えば、広告）が提示されることができる。これらの広告は、アプリケーション・ログ・インタフェース２１２を通して、以前受信され、広告キャッシュ２１６において保存された広告であることができ、または、これらの広告は、ネットワーク２１４から検索される広告であることができる（広告マネージャー１０８が広告を選択するものとして及び／又は他の手段（例えば、広告デスティネーション（advertising destination）、広告サプライヤー）を通して判定されるものとして）。

他の例において、ユーザは、特定の俳優又は女優を好むかもしれない；しかし、映画に関する内容がネットワーク２１４上にダウンロードされているならば、サーバがその俳優／女優に関係する広告をデバイスにプッシュすることは、かなりの時間がかかる可能性がある。しかし、デバイス２００に含まれるアプリケーション・ログ・インタフェース２１２は、前に観測された行動、アンケートにおいて持ちかけられた（posed）質問に対する回答に基づき、他の手段（例えば、広告デスティネーション）を通して、前もって広告を受信することができる。そして、それは、ユーザに直接提示されることができる。広告は、“アイドル”期間の間に又は何らかの他の時刻において、受信されることができる。例えば、ユーザが“映画”を探索しているのと実質的に同じ時刻において、ユーザにより好まれる女優に関係するポップアップ広告（例えば、映画を購入するための、ウェブサイトを見るための）が提示されることができる。広告がデバイス２００上に（例えば広告キャッシュ２１６に）保持されたときから、広告をネットワークからダウンロードする必要はないので、広告は速く提示されることができる。

広告マネージャー１０８は、要求され提示される広告のタイプを修正することができ、また、ユーザに興味深くない広告をキャッシュ２１６から更に削除することができる。それゆえ、ユーザが、あるニュース番組のための特定のサムネイル上に、他のニュース番組サムネイルにそのユーザが滞在する時間より長い時間の間、滞在するならば（例えば、マウス又は他のポインティング・デバイスで）、広告マネージャー１０８は、より長い滞在時間をもつそのニュース番組がユーザにとってより興味深いと推測することができる。それゆえ、そのニュース番組に関係する広告も、そのニュース番組を後援する広告又はそのニュース番組に関連する広告も、提示されることができる。サムネイル（thumbnail）又は滞在情報（hover information）は、ユーザに対する表示用でないデータ（例えば、非表示データ）の例であるが、収集されるアプリケーション特有データである。ユーザがネットワーク２１４から直接そのニュース・ネットワークに関するニュース・クリップ又は他の情報を要求しない限り、ネットワーク２１４にはこの情報がない可能性があり、それゆえ、広告マネージャー１０８は、単に要求された情報及び／又はアプリケーションに基づくよりはむしろ、ユーザの行動又はアクションに基づいて、ユーザ・エクスペリエンスを強化することができ、また、広告を調整することができる。それゆえ、広告マネージャー１０８は、ユーザが何を見たいかの推論、ユーザの興味、他の観測に基づいて、オンザフライで計算を実行することができる。

制限ではなく例示する目的で、ユーザは、１日につき４時間、スプレッドシート・アプリケーションを使うかもしれない。広告マネージャー１０８は、この使用情報を越えることができ、ユーザがスプレッドシート・アプリケーション内で平方根計算を実行していると判定することができる。これらの平方根計算は、内部アプリケーションに特有であり、ユーザが実際にアプリケーションを使って行っていることである。この詳細な使用情報は、ユーザが平方根関数を実行することをより簡単にすることができる平方根マクロを（広告の形で）提案するために利用されることができる。それゆえ、アプリケーション特有データは、広告をユーザに合わせて調整するために利用されることができる幅広い知識（spectrum of knowledge）を提供することができる。アプリケーション・ログ・インタフェース２１２機能性は、広告マネージャー１０８により判定される修正に基づいて、広告を収集／アクセスすることができる。

解析コンポーネント１０４は、観測された行動に基づいて、傾向を設定（establish）することができる。傾向を設定するために、アプリケーションは、例えばビジネス、パーソナルなどのような様々なカテゴリーに設定される（placed）ことが可能である。例えば、ユーザがスプレッドシート・アプリケーションを利用するならば、そのスプレッドシート・アプリケーションは、ビジネス・カテゴリーの下で収集されることができる。この同一のユーザは、文書処理アプリケーションを利用するかもしず、そして、文書を下書き（drafting）及び／又はチェックするとき、語“数学”又はその相当するものがしばしば使用される。そして、それはまた、ビジネス・カテゴリーの下で分類されることができる。まとめられるアプリケーション・データ特有情報の２つの部分（各々のアプリケーションから１つずつ）は、ユーザに関するより有益な情報及びより詳細な情報をもたらすことができる。この特有データに関係する広告は、デバイス２００にプッシュされることができ又はデバイス２００上にプルダウンされることができる。それゆえ、説明された態様は、傾向（上記の例における数学アプリケーション）に基づいて、広告の更なる調整を可能にする。

他の例において、ビデオ・データがキャプチャー（captured）されることができる。キャプチャーされたデータは、バッファリング時間及びユーザがそのバッファリング時間にどれくらい不満か（frustrated）を含むことができる。例えば、ユーザがパフォーマンスに満足されるならば、バッファリング、質問の間、情報が推論されることができ、あるいは、ユーザがポップアップ広告を提示されることができる。ユーザが現在のデバイスに満足されないならば、バッファリング時間の間又はより高い速度を有するデバイスに関する他の時刻において、ターゲット広告が提示されることができる。他の例において、ユーザは、ネットワーク問題を経験しているかもしれず、また、次のｘ日（ここで、ｘは整数である）以内にユーザが最新モデル・デバイスを購入するためのディスカウントを受信できることを述べる広告を提示されることができる。バッファリング時間及びネットワーク問題は、アプリケーション・レベル又はアプリケーション特有データの例である。

図３は、例示的なゲーム・アプリケーションについてタイムライン３００で表された表示用データ及び非表示データを示す。幾つかの態様に従って、アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せを含む。非表示データは、アプリケーションにより知られているデータ、及び／又は、アプリケーションにより知られていない及び／又はアクセスされることができないが、１又は複数の処理サブシステムにより知られている／アクセスできるデータを含むことができる。それゆえ、幾つかの非表示データは、デバイス上で機能を実行しているアプリケーションが利用でき、他の非表示データは、実行しているアプリケーションが利用できない。それゆえ、非表示データは、アプリケーション・レベル・イベントに関係する一連の処理サブシステム・レベル・イベントに対応するデータであることができる。したがって、実行しているアプリケーションが、ユーザデバイス上で起こっているすべてのプロセスに関連する詳細の全てを知るというわけではないであろう。しかし、非表示データは、格納及び検索されることができる（例えば処理サブシステムから）。

図３中でタイムライン３００により示される例示的なゲーム・アプリケーションにおいて、水平軸３０２により時間が表され、ユーザデバイス（例えば、モバイル電話又は他の通信デバイス）上で実行中のゲーム・アプリケーションがある。ゲーム・アプリケーションは、受信された下に横たわる（underlying）通信アクティビティー（例えば、ボイス通話、テキスト・メッセージなど）を知らない。

３０４において、例えばユーザ・リクエストを通して、ゲームが開始される。３０６で表される時間の間、ゲームがオペレートされ、そして、ゲーム・アプリケーションは、ユーザの行動及び／又はゲームとのインタラクションをモニターすることができ、アプリケーション特有データ（例えば、アプリケーションに知られている非表示データ）を収集することができる。ゲームがプレイされている間、３０８において、入力してくるデータが受信される（処理サブシステムによって）。入力してくるデータは、例えば、ボイス通話、インスタント・メッセージ、テキスト・メッセージなどであることができる。ゲーム・アプリケーションは、この情報の受信を知らない；しかし、３１０において、ゲーム・アプリケーションは、ゲームを中断するための指示を受信する。この指示は、デバイス上で実行中の他のアプリケーション及び／又は処理サブシステムから受信されることができる。処理サブシステムは、ゲームが中断された理由に関して、ゲーム・アプリケーションに知らせなくても良い（単にゲームが中断されるべきことを通知する）。それゆえ、ゲームがなぜ中断されるかに関係する情報は、アプリケーションが利用できない非表示データである。

３１２において、処理サブシステムは、入力してくる通信があることをユーザに知らせるために、また、入力してくる通信をユーザが受け入れたいかどうか尋ねるために、ユーザに問い合わせることができる。処理サブシステムは、ユーザ・レスポンス３１４に基づいて、広告をユーザに合うように調整するために利用されることができるアプリケーション特有データを収集することができる。例えば、特定のゲームをしている間に、ユーザが入力してくる通信を受け入れず、むしろ入力してくる通信を無視する方を選択するならば、それは、ユーザがゲームについて熱心なことを示すことができる。よって、トーナメントのために又は現在のゲームに類似する他のゲームのために、広告が提供されることができる。

３１６において、ゲーム・アプリケーションは、ゲームを再開（resume）及び／又は継続（continue）するように指示されることができる。３１８に示される時間の間、ゲーム・アプリケーションは、ユーザ及び／又は処理サブシステムによるアクティビティーを知らない。しかし、任意の時間において（例えば、ゲーム・アクティビティーの間、他の時間の間）、処理サブシステムは、対応するアプリケーション特有データ（例えば、ゲームが中断された理由に関係するデータ、ゲームに関係のあるデータでない）を収集することができる。

幾つかの態様に従って、処理サブシステムにより収集されるアプリケーション特有データは、広告を調整するためにゲーム・アプリケーションから得られるアプリケーション特有データとともに利用されることができる。例えば、入力してくる多数の通信があるときに、ユーザ得点がこのユーザに関する標準的な得点より低いならば、電話の呼び出し（phone call）又はメッセージが到着するときに、ユーザが妨げられないように、広告は、購入されることができるソフトウェア・パッケージのために提示されることができる（例えば、ゲームは中断されない）。他の例において、３１０において、低いバッテリー電力指示のために、ゲームが中断されるならば、より大きなバッテリー又はより多くのバッテリー電力に関係する広告が提供されることができる。

図４は、ゲーム・アプリケーションにより利用されるキー押下（key press）について例示的なタイムライン４００を示す。この例では、ユーザは、ゲームをプレイするために、１つのキー又は複数のキーの組み合せを押し下げる。時間は、４０２で水平軸に沿って示される。４０４において、キー押下が受信される。例えば、ユーザは、キー（又はキーの組み合せ）を、押し下げ、そして、速く解放することができ、あるいは、ユーザは、（１又は複数の）キーを、押し下げ、そして、保持することができる。キーが押し下げられるのと実質的に同じ時刻において、ゲーム・アプリケーションは、アクション（例えば、キーの押下）に関する情報を提供される。キーがいつ解放されたかに関係するアプリケーション特有データ４０６は、処理サブシステムに知られている。ゲーム・アプリケーションは、キーがどれくらい長く保持されているか（４０８で示される）、キーがいつ解放されているか４０６、その他の詳細を知る必要はない。それゆえ、ゲーム・アプリケーションは、（４０４において）キーが押し下げられ保持されることをちょうど知っているが、（４０８において）タイミング情報は知らない。詳細なタイミング情報は、ゲーム・アプリケーションにより知られていないが処理サブシステムにより知られることができ、また、提供されたターゲット広告に対して、独立して、又は、他のアプリケーション特有データとともに利用される、アプリケーション特有データの例である。

さて、図５を参照して、マッピング・アプリケーションに関係する情報の他の例示的なタイムライン５００が示される。ここで、時間は、水平軸５０２に沿って示される。本明細書で開示される様々な態様は、多数のアプリケーションに関係することができ、また、ゲーム・アプリケーション、マッピング・アプリケーション又はこの詳細な説明の中で述べられた他のアプリケーションに制限されない（ターゲット広告を提供するために利用されることができる（本明細書で述べられていない）多くの他のアプリケーションがある）ことは、理解されるべきである。

この例では、５０４において、ロケーション・リクエストがユーザから受信される。マッピング・アプリケーションは、そのロケーションを得るために、１又は複数の衛星にアクセスすることができるアプリケーション・プログラミング・インタフェース（ＡＰＩ）にアクセスすることができ（５０６）、及び／又は、ＧＰＳアルゴリズムを適用することができ（５０８）、また、５１０において、マッピング・アプリケーションにロケーションを提供することができる。５１２において、このロケーションは、マッピング・アプリケーションにより受信され、そして、ユーザに提示されることができる。

ユーザが利用できない非表示データは、ユーザのロケーションに関係する緯度／経度又は他の地理的座標を含むことができる。すなわち、地理的座標は、スクリーン上に表示されないかもしれないが、しかし、幾つかの態様に従って、マッピング・アプリケーションは、地理的座標を知っている。

５１４に示される期間の間に起こっているプロセスは、マッピング・アプリケーション（又はユーザ）により知られていない。それゆえ、５０６において、マッピング・アプリケーションは、多くの衛星がどのようにしてアクセスされたかについて、知らない。マッピング・アプリケーションはまた、地理的座標を得るために利用されるＧＰＳアルゴリズム５１８を知らないかもしれない。幾つかの態様に従って、マッピング・アプリケーションは、ロケーション情報の精度（accuracy）を知らない。したがって、この非表示データは、マッピング・アプリケーションが利用できないが、処理サブシステムが利用できる。そして、処理サブシステムは、これらの機能に関係するアプリケーション特有データを収集することができる。非表示データ、表示用データ又はそれらの組み合せは、開示された態様に従って、ターゲット広告を提供するために利用されることができる。

図６を参照して、通信システム６００は、モバイル通信デバイス６０２として示される無線デバイスを含む。一つのモバイル通信デバイス６０２だけが説明されるが、複数のモバイル通信デバイスが通信システム６００中に存在することができる。しかし、簡単にするために、一つのデバイスだけが図示され説明される。モバイル通信デバイス６０２は、ネットワーク（データ・ネットワーク６０６による無線データパケット通信チャネル（６０４で表される）及び／又はキャリア・ネットワーク６１０によるセルラー通信チャネル（６０８で表される）として示される）と通信する。少なくとも一つのモバイル通信デバイス６０２は、データ・ネットワーク６０６を通して通信するモバイル通信デバイス・インテグレータ６１４への通信チャネル６０４，６０８のうちの一つを通して、デバイス情報（例えば、アプリケーション使用情報、アプリケーション特有データ、傾向、その他）をリレーする、デバイス・モニタリング・コンポーネント６１２を含む。

インテグレータ６１４によりアプリケーション追跡データベース（application tracking database）６１８に格納されるデータ収集プロセス６１６は、観測されたアクション及び広告（ａｄ）フレームワーク１０６により検出されたアクティビティーに部分的に基づいて、通信デバイス６０２のための広告をターゲットにするために、利用されることができる。それゆえ、アプリケーション追跡データベース６１８は、アプリケーション・データ及びアプリケーション特有データに関係する情報を維持することができる。アプリケーション特有データは、ターゲット広告にマッピングされることができる。

モバイル通信デバイス６０２の能力を増進するために、サードパーティ・アプリケーション６２２を加える（例えば、相手先商標製造会社（original equipment manufacturer）（ＯＥＭ）によりインストールされる、ユーザにより無線でダウンロードされる、その他）ことを、要求されることができる。一般的に、チップセット、ハードウェア及び／又はアプリケーション６２２のためのソフトウェア実行環境において、モバイル通信デバイス６０２の集団（population）の中に、多数のバリエーションが存在することができる。それゆえ、通信デバイス６０２に組み込まれたアプリケーション・インタフェース６２４は、実質的に独立したプラットホームである実行環境（例えばアプリケーション６２２による、出力デバイス（表示スクリーン６２６として示されるような）及び入力デバイス（キーパッド６２８として示されるような）へのアクセスを支援することのような）を提供することができる。しばしば、しかし、デバイス・パフォーマンス又はユーザ・プライバシーに対する不注意であるか又は悪意のある干渉を妨げるために、通信デバイス６０２の他の能力をともなうアプリケーション６２２による更なるインタラクションを制限するか又は防ぐことは、望ましい。

広告サプライヤー６３０は、モバイル通信デバイス６０２のユーザに関係する情報を受信することができる。その情報は、モニタリング・コンポーネント１０２により観測されキャプチャーされることができる。観測は、ユーザによりアクセスされるアプリケーション及び／又は機能を含むことができる。観測はまた、使用の詳細を含むことができ、それは、使用されるアプリケーションのツール又は他の機能性も、ユーザに特有のデータ（例えば、語、フレーズ、ショートカットキー、ユーザ選好、その他）も含むことができる。解析コンポーネント１０４は、観測された情報を収集することができ、傾向又は統計データを判定するために、該情報を分類することができる。情報は、ユーザを特徴付けることができ（例えば、ユーザ選好、ユーザ購買層）、情報を分類することができ、及び／又は、エンデバーを特徴付けることができる（エンデバーは、例えば、ビジネス目的、パーソナル目的又は両方の目的のために使用されるデバイスである）。

広告マネージャー１０８は、デバイス６０２上でローカルに保持され又はデバイス６０２がリモートで利用できる様々な広告に関係する情報をチェックすることができる。一つの態様に従って、広告マネージャー１０８は、広告のリストを検索することができ、また、ユーザについての特定の基準（例えば、アプリケーション特有データ）に基づいて、ユーザに提示されるべき１又は複数の広告を選択することができる。広告は、ディスプレイ６２６又は他の手段（例えば、スピーカ）を通して提示されることができる。広告マネージャー１０８はまた、ユーザに興味深いかもしれない１又は複数の広告を判定するために、広告サプライヤー６３０とインタラクトすることができる。そのような広告は、ローカル・ストレージ及び後のプレゼンテーションのためにデバイスに送信されることができる。幾つかの態様に従って、広告は、広告サプライヤー６３０により電話に送信されることができ、実質的に同一の時刻において、ユーザに提示されることができ及び／又はデバイス６０２上にローカルに保持されることができる。

幾つかの態様に従って、モバイル通信デバイス・インテグレータ６１４は、広告サプライヤー６３０から広告を取得し、該広告を、標準化されたフォーマットにリパッケージ（repackages）する。そして、それは、モバイル通信デバイス６０２に提供される。加えて又は代わりに、モバイル通信デバイス・インテグレータ６１４は、モバイル通信デバイス６０２が広告を得るためにアクセスすることができるリンク（例えば、ＵＲＬ）を提供する。例えば、ニュース広告は、第１のＵＲＬから得られることができ、テレビゲーム広告は、第２のＵＲＬから得られることができる、などである。モバイル通信デバイス６０２は、異なるＵＲＬを異なるカテゴリーとマッチすることができ、そして、広告を自動的に得ることができる。幾つかの態様に従って、モバイル通信デバイス・インテグレータ６１４により実行されるパッケージ化は、汎用広告を含み、モバイル通信デバイス６０２により直接アクセスされる広告は、調整された広告を提示する。それゆえ、様々な考慮点に基づいて、広告マネージャー１０８は、広告のライブラリーをチェックしても良く、また、選択的に、ユーザに提示されるべき広告を選択しても良い（例えば、広告が見つかるＵＲＬにアクセスすることによって）。しかし、他の考慮点に基づいて、標準化されたフォーマットの広告がユーザに提示されるべきことが決められても良い。

さらに、モバイル通信デバイス・インテグレータ６１４は、複数のユーザに関係するアプリケーション特有データを収集して、異なるユーザ又はユーザの集団にわたってそのアプリケーション特有データを比較する解析コンポーネント６３２を含むことができる。例えば、ゲームが最初に開始されたモバイル通信であるとき、解析コンポーネント６３２は、ゲームに関係する情報及びハイスコアは５００であることを提供されることができる。時間とともに、過去の情報は、デバイスごとに収集され、そして、解析コンポーネント６３２は、過去の情報がハイスコアは現在９００であることを示すならば、オンザフライでハイスコアを更新することができる。それゆえ、ハイスコアに関係する閾値情報は、複数のユーザからの情報に基づいて変更されることができる。

幾つかの態様に従って、モバイル通信デバイス・インテグレータ６１４は、どの広告が複数のデバイスに送信されるか、広告が送信される回数、その他について追跡するビリング・マネージャー６３４を、任意的に含んでも良い。広告収益（revenue）は、ビリング・マネージャー６３２により追跡される値に基づいて確定（established）されることができる。ビリング・マネージャー６３４は、インテグレータ６１４の内部にあるとして図示されているが、モバイル通信デバイス・インテグレータ６１４の外部のコンポーネントであっても良いことは、理解されるべきである。幾つかの態様に従って、ビリング・マネージャー６３４は、システム６００中に含まれない。

図７において、幾つかの態様に従って通信システム７００の例示的なバージョンがコンピュータ化された任意のタイプのデバイスとして示される。例えば、通信デバイス７００は、モバイル無線及び／又はセルラー電話を含むことができる。あるいは、通信デバイス７００は、例えばプロキシ・コール／セッション制御機能（Proxy Call/Session Control Function）（Ｐ−ＣＳＣＦ）サーバ、ネットワーク・デバイス、サーバ、コンピュータ・ワークステーションなどのような固定通信デバイスを含むことができる。通信デバイス７００は、図示され又は説明されたデバイスに制限されるものではなく、更に、携帯情報端末（ＰＤＡ）、２ウェイ・テキスト・ページャー、有線又は無線通信ポータルを有するポータブル・コンピュータ、及び、有線及び／又は無線通信ポータルを有する任意のタイプのコンピュータ・プラットホームを含むことができることは、理解されるべきである。さらに、通信デバイス７００は、そのエンド・ユーザを有しないが単に無線又は有線ネットワークを通してデータを通信するリモート・スレーブ又は他の類似するデバイス（例えばリモート・センサ、リモート・サーバ、診断用ツール、データ・リレーような）であることができる。代わりの態様において、通信デバイス７００は、有線通信デバイス（例えば、地上通信線電話（landline telephone）、パソコン、セットトップボックス又は同種のもの）であることができる。さらに、単一のタイプ又は多数の前に述べたタイプの通信デバイス７００の任意の数の任意の組み合せが、セルラー通信システム（図示せず）において利用されることができる点に留意されるべきである。したがって、１又は複数の開示された態様は、それに応じて、有線又は無線の通信ポータル（無線モデム、パーソナル・コンピュータ・メモリ・カード国際協会（Personal Computer Memory Card International Association）（PCMCIA）カード）、アクセス端末、パーソナルコンピュータ、電話、又は、それらの任意の組み合せ又は部分的組み合わせを含む（ただし、それらに限定されない）任意のタイプの有線又は無線のデバイス又はコンピュータ・モジュール上で、実行されることができる。

さらに、通信デバイス７００は、例えば視聴（viewing）及び広告とのインタラクトのような目的のためのユーザ・インタフェース７０２を含んでも良い。このユーザ・インタフェース７０２は、通信デバイス７００へのユーザ入力を生成又は受信するように動作可能な入力デバイス７０４、及び、通信デバイス７００のユーザによる消費のための情報を生成及び／又は提示するように動作可能な出力デバイス７０６を含む。例えば、入力デバイス７０２は、少なくとも一つのデバイス（例えばキーパッド及び／又はキーボード、マウス、タッチスクリーン・ディスプレイ、音声認識モジュールに関連するマイク、その他のような）を含むことができる。さらに、例えば、出力デバイス７０６は、ディスプレイ、音声スピーカ、触覚フィードバック・メカニズムなどを含むことができる。出力デバイス７０６は、グラフィカル・ユーザ・インタフェース、サウンド、感覚（feeling）（例えば、振動、又は、表面を作り出すするブライユ式点字テキスト（Braille text））、その他を生成することができる。

さらに、通信デバイス７００は、デバイス７００に機能性を提供するためのアプリケーションを実行するように動作可能なコンピュータ・プラットホーム７０８を含むことができ、そして、それは更に入力デバイス７０４及び出力デバイス７０６とインタラクトしても良い。コンピュータ・プラットホーム７０８は、メモリを含むことができる。メモリは、揮発性及び不揮発性メモリ部（例えば、リードオンリー及び／又はランダムアクセス・メモリ（ＲＡＭ及びＲＯＭ）、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ（ＥＰＲＯＭ）、電気的消去可能ＰＲＯＭ（ＥＥＰＲＯＭ）、フラッシュメモリ、及び／又は、コンピュータ・プラットホームに共通の任意のメモリ）を含むことができる。さらに、メモリは、電子ファイル・システム及び任意の二次及び／又は三次ストレージ・デバイス（例えば、磁気媒体、光学媒体、テープ、ソフト及び／又はハード・ディスク、及び、リムーバブル・メモリ・コンポーネント）を含むアクティブ・メモリ及びストレージ・メモリを含むことができる。実例となるバージョンにおいて、メモリは、ＲＡＭメモリ７１０及び不揮発性ローカル・ストレージ・コンポーネント７１２として示される。そして、両方ともコンピュータ・プラットホーム７０８のデータバス７１４に接続される。

さらに、コンピュータ・プラットホーム７０８はまた、プロセッサ７１６を含むことができる。そして、それは、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）又は他のチップセット、プロセッサ、論理回路又は他のデータ処理デバイスであることができる。通信デバイス７００のこれらの能力のうちのあるものは、ローカル・ストレージ７１２からロードされ、メモリ７１０において保持され、プロセッサ７１６により実行されるコードによって、支援にされることができる。例えば通信デバイス７００がセルラー電話を含む場合のような幾つかの態様において、プロセッサ、又は、例えば特定用途向け集積回路（application specific integration circuit）（ＡＳＩＣ）７１８のような他のロジックは、任意のレジデント・ソフトウェア・コンポーネントとインタラクトするアプリケーション・プログラミング・インタフェース（ＡＰＩ）７２０を実行することができる。任意のレジデント・ソフトウェア・コンポーネントは、他の機能（例えば、通信呼管理（communication call control）、アラーム・クロック、テキスト・メッセージング、その他）のためにメモリ７１０においてアクティブであることができるアプリケーション（例えば、ゲーム）７２２として示される。デバイスＡＰＩ７２０は、それぞれの通信デバイス上で実行中の実行時環境（runtime environment）であることができる。一つのそのようなＡＰＩ７２０実行時環境は、ＢＲＥＷ（登録商標）ＡＰＩ７２４である。無線用バイナリー実行時環境（Binary Runtime Environment for Wireless）（登録商標）（ＢＲＥＷ）ソフトウェア（Qualcomm, Inc. of San Diego, Californiaにより開発された）は、コンピュータデバイス（例えば、無線セルラー電話）のオペレーティング・システム７２７上に存在する。ＢＲＥＷソフトウェアは、コンピュータデバイス上に作られる特定のハードウェア機能（features）に対するインタフェースのセットを提供することができる。ＢＲＥＷ ＡＰＩ ７２４は、通信デバイス７００のタイプに専用に作成（written）される必要なく、アプリケーションがデバイスＡＰＩ７２０をコールする能力及び他の機能を提供する。それゆえ、アプリケーション７２２（ＢＲＥＷで構成される場合の）又は通信デバイス７００上の他のソフトウェア・コンポーネントは、ＢＲＥＷ ＡＰＩ ７２４（それは、特定のハードウェア態様を取り除く）により提供される動作環境中の幾つかの異なるタイプのハードウェア構成上で、同じに又はわずかな修正で動作することができる。ＢＲＥＷエクステンション７２６は、更なる能力を、ＢＲＥＷ ＡＰＩ７２４のプログラミング・プラットホームに加える（例えば、ＭＰ３プレーヤー、Ｊａｖａ（登録商標）仮想マシン、その他を提供する）。

例えば、ユーザ・インタフェース・モジュール７２８は、ネットワークの一部としてｕｉＯｎｅデリバリー・システム（uiOne delivery system）（ＵＤＳ）を利用する、ｂｒｅｗエクステンション７２６であることができる。ＢＲＥＷの一部としてＱｕａｌｃｏｍｍ社により開発されたｕｉＯｎｅ（登録商標）アーキテクチャーはまた、リッチ（rich）でカスタマイズ可能なユーザ・インタフェース（ＵＩ）（アクティブ・コンテンツ、無線（over-the-air）（ＯＴＡ）アップグレード可能な）の急速な発展を可能にし、アプリケーションを越えてダウンロード・ビジネスを発展するのを助け、一部又は全体のハンドセットＵＩにテーマを与えることを提供し、ＢＲＥＷ ＵＩウィジェットを利用する、１セットのＢＲＥＷエクステンション７２６を提供する。それゆえ、ＢＲＥＷ ｕｉＯｎｅは、消費者個人化（consumer personalization）、キャリア・カスタム化（customization）、ハンドセットのマーケットまでの時間を削減する。こうするために、ＢＲＥ ＷｕｉＯｎｅは、２つの新しいレイヤをＢＲＥＷのためのアプリケーション開発スタックに加える、抽象概念の明瞭なセットを提供する。ｕｉＯｎｅデリバリー・システムは、通信デバイスＵＩを無線で（over-the-air）更新するために使用される。このデリバリー・システムは、スタンドアローンの方法で配置されることができ、そして、オペレーターが、それらの自身のデリバリー・システムの機能性を利用することを可能にする。更なる利点は、ｕｉＯｎｅデリバリー・システムをもつｕｉＯｎｅアーキテクチャーを配置することによって、実現されることができる（ＢＲＥＷソリューションの他の要素（例えば、オペレーターが適切なインフラストラクチャーをまだ有していないときのダウンロード可能なＵＩパッケージのマネタイゼーション（monetization）及びビリング）とともに配置される場合は特に）。

さらに、プロセッサ７１６は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、それらの組み合せにおいて具体化される様々な処理サブシステム７３０を含むことができる。それは、通信デバイス７００の機能性及び通信システム上の通信デバイス７００の操作性を可能にする。例えば、処理サブシステム７３０は、通信デバイス７００のコンポーネント中及び／又は間だけでなく、他のネットワーク化デバイスとの間で、通信を開始し維持すること及びデータを交換することを可能にする。例えば携帯電話のような一つの態様において、プロセッサ７１６は、例えばサウンド、不揮発性メモリ、ファイル・システム、送信、受信、サーチャー、レイヤ１、レイヤ２、レイヤ３、主制御、リモート・プロシージャー、ハンドセット、パワーマネジメント、診断（diagnostic）、デジタルシグナルプロセッサ、ボコーダ、メッセージング、コール・マネージャー、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）システム、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ ＬＰＯＳ、位置決定（position determination）、ポジション・エンジン（position engine）、ユーザ・インタフェース、スリープ（sleep）、データサービス、セキュリティー、認証（authentication）、ＵＳＩＭ／ＳＩＭ（ユニバーサル加入者識別モジュール（universal subscriber identity module）／加入者識別モジュール）、ボイス・音声サービス（voice services）、グラフィックス、ＵＳＢ（ユニバーサルシステムバス）、例えばＭＰＥＧ（ムービング・ピクチャー・エキスパーツ・グループ（Moving Picture Experts Group））プロトコル・マルチメディアのようなマルチメディア、ＧＰＲＳ（ジェネラル・パケット・ラジオ・サービス（General Packet Radio Service））、ショート・メッセージ・サービス（ＳＭＳ）、ショート・ボイス・サービス（ＳＶＳ（ＴＭ））、ウェブ・ブラウザなどのような処理サブシステム７３０の一つ又は組み合せを含むことができる。開示された態様について、プロセッサ７１０の処理サブシステム７３０は、コンピュータ・プラットホーム７０８上で実行しているアプリケーションとインタラクトする任意のサブシステム・コンポーネントを含むことができる。

通信デバイス７００がセルラー電話である場合の処理サブシステム７３０の実例となる記述において、処理サブシステム７３０は、無線デバイスのプロセッサに送信される通信を受信するための受信（“Ｒｘ”）コンポーネント、メッセージの処理に関連する、始動（initiation）、認証、ハンドオフ、データ交換、メッセージング・プロトコル、内部処理（internal processing）及び意思決定（decision-making）などを処理（handling）するための呼処理（call processing）（“ＣＰ”）コンポーネント及び／又はシステム判定（system determination）（“ＳＤ”）コンポーネント、無線デバイスのプロセッサからの通信を、例えばハンドセット・コンポーネント、無線ネットワーク、無線ネットワーク・コンポーネント及び無線ネットワークに接続される他のデバイスなどに、送信するための送信（“ＴＸ”）コンポーネントの１又は複数を含むことができる。幾つかの態様に従って、ＣＰコンポーネントは、呼処理タスクの大部分を取り扱う（handle）ことができ、一方、ＳＤコンポーネントは、ＣＰコンポーネントにより参照されるよりハイレベルな意思決定タスクと同様に、通信する相手となる多数のシステムから、適切なシステムを選択することに関係するタスクを取り扱うことができる。加えて、処理サブシステム７３０は、サブシステムを評価するための診断（diagnostic）（“ＤＸ”）コンポーネント、ファクシミリ通信を処理（handling）するためのファックス（“ＦＸ”）コンポーネント、発信方法（call types）を特徴付ける又は記録（logging）するためのコール・マネージャー（“ＣＭ”）コンポーネント、テキスト送信及び受信のためのメッセージング・コンポーネント（“Ｍ”）、及び、すべてのデータ関係通信の処理（例えばデータ・コール（data calls）の確立及び維持のような）するためのデータサービス（“ＤＳ”）コンポーネントの１又は複数を更に含むことができる。

アプリケーション・ログ（ＡｐｐＬｏｇ）インタフェース７５０は、アクティビティー及びアプリケーション特有データを収集（gather）（例えば、収集（collect）、受信（receive）など）することができ、そして、ネットワーク及び／又はサード・パーティーにレポートするために、レポートを生成することができる。そのような情報は、ターゲット広告の価値を増強することができる。アプリケーション・ログ・インタフェースに関係する更なる情報は、本願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、「APPLICATION LOGGING INTERFACE FOR A MOBILE DEVICE」と題される米国特許出願第１１／９６２，０４１号（Attorney Docket No. 051026）において開示されている。

コンピュータ・プラットホーム７０８は、通信デバイス７００のロケーション情報を提供するために、ＧＰＳエンジン７５４又は他のロケーション検出コンポーネントを更に含むことができる。ＡｐｐＬｏｇインタフェース７５０は、例えばデバイスの位置のような情報をモニタリングするデバイスによるログ・レポートを増やすことができる。ＡｐｐＬｏｇインタフェース７５０は、例えば広告の価値がこの通信に与えられるプライバシーの範囲を犯さないように、ユーザ識別情報を取り除く（filter out）ことができ、それでも、そのようなログ・レポートの位置は、情報にコンテキストを与えることができる。

例えば、デバイスの位置に基づいて、第１の喫茶店が入られていること及び／又は無線カバレージのために利用され始めていることに、気が付かれるかもしれない。デバイスの位置を観測している間、アプリケーション特有ディテール（application specific details）に基づいて、デバイスに提供された無線カバレージが遅いか又は他の問題を有することにもまた、気が付かれるかもしれない。それゆえ、競争者である第２の喫茶店は、デバイス７００の位置及びアプリケーション特有ディテール（例えば、理想的な無線カバレージを下回る）に基づいて、ターゲット広告を提示することができる。広告は、よりロバストである（robust）及び／又はディスカウントされた（discounted）無線カバレージが、半マイル先にある喫茶店（例えば、競争者である第２の喫茶店）において実現されることができることを、ユーザに知らせることができる。そのような客が喫茶店に居り、そして、アプリケーション特有ディテールを観測することによって、無線カバレージに関する１又は複数の問題が詳述される間、これらの広告は第１の喫茶店の客をターゲットとするだけでも良い。

通信モジュール７５６は、ターゲット広告を含む受信広告に関係する通信のために動作可能にされるだけでなく、通信デバイス７００の様々なコンポーネントの間での通信を可能にする。通信モジュール７５６は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及び／又はそれらの組み合せにおいて具体化されることができ、また、デバイス内及びデバイス間の通信において使用するためのすべてのプロトコルを更に含んでも良い。一つの態様において、通信モジュール７５６は、無線ブロードバンド・アクセス技術部７５８、無線マルチキャスト技術部７６０、セルラー電話無線技術部７６２及び無線パーソナル・アクセス・ネットワーク部７６４を含む。二方向の無線ブロードバンド・アクセス技術部７５８の例は、無線符号分割多元接続（Ｗ−ＣＤＭＡ）コンポーネント、エボリューション・データ・オプティマイズド（Evolution-Data Optimized）（ＥＶ−ＤＯ）コンポーネント、ＩＥＥＥ８０２．１１コンプライアント（しばしば、トレードマークＷｉＦｉによりミスキャラクタライズ（mischaracterized）される）コンポーネントのうちの１又は複数を含むことができる。無線パーソナル・アクセス・ネットワーク技術部７６４の例は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈコンポーネントを含む。無線マルチキャスト技術部７６０の例は、フォワード・リンク・オンリー（Forward Link Only）（ＦＬＯ）コンポーネント及び／又はデジタルビデオ・ブロードキャスト−ハンドヘルド（ＤＶＢ−Ｈ）コンポーネントを含む。

一つの態様において、通信モジュール７５６は、ＡｐｐＬｏｇインタフェース７５０を通してアプリケーション特有データ（傾向を含む）をネットワークにレポートする広告フレームワーク１０６によりアクセスされることができる。広告フレームワーク１０６は、アプリケーション情報及びアプリケーションがユーザによりどれくらい消費されているか（例えば、アプリケーション特有ディテール）を観測することができるモニタリング・コンポーネント１０２を含むことができる。解析コンポーネント１０４は、観測された情報を収集することができ、該情報を分類することができ、ユーザを特徴付けることができ、エンデバーを特徴付けることができ、又は、それらの組み合せを行うことができる。モニタリング・コンポーネント１０２又は解析コンポーネント１０４は、それら自身の間で、他のデバイスに対して、ネットワークを介して、その他によって、情報を伝えることができる。一つの態様に従って、情報は、ＡｐｐＬｏｇインタフェース７５０に伝えられる。幾つかの態様に従って、情報は、様々な方法（例えば、共有メモリ、メッセージング）で、アプリケーションの間で及び／又は他のネットワーク・デバイスに対して、送信されることができる。

広告フレームワーク１０６に関連する他のコンポーネントは、モニタリング・コンポーネント１０２及び／又は解析コンポーネント１０４からの情報に基づいて、どの広告が得られるべきかについて判定する広告マネージャー１０８である。広告は、プリダウンロードされることができ、キャッシュ又はメモリ７１０に保持されることができ、そして、出力装置７０６を通してユーザに出力されることができる。

アプリケーション特有データを利用する広告をターゲットとするために、人工知能（ＡＩ）コンポーネント７７２及び／又はルールベース・ロジック・コンポーネント７７２は、アプリケーション特有データをレポートするためにユーザの行動を推論することができ、観測されたユーザの行動がいつ変化したかについて決定することができ、傾向を追跡することができ、及び／又は、広告をターゲットとするため利用されることができる他の情報を推論することができる。

ルールベース・ロジック・コンポーネント７７２は、本明細書で説明又は提案される特定の機能を自動化するために使用されることができる。この代わりの態様に従って、実装スキーム（例えば、ルール）は、それに応じてアクションされるべき又は無視されるべき属性のタイプを定義するために、位置検出ステータスを知っているルールを作成するために、ユーザのためにターゲット広告を提示するためにコンピュータ・プラットホームの特定のコンポーネントにおける遅延をパフォーマンスするために、その他のために、適用されることができる。例として、ルールベースの実装が、いつ広告を提示するべきかという基準を自動的に定義することができることが、認識されるであろう。基準はまた、広告が提示される箇所（例えば、フル・ディスプレイ、ディスプレイの一領域（sub-portion）、その他）についてだけでなく、広告が提示されるべき方法（例えば、ポップアップ広告、ムービー・クリップ、ボイス・オンリー、その他）について、定義されることができる。

ＡＩコンポーネント７７０は、本明細書で説明される１又は複数の機能（features）のパフォーマンス（例えば、それがアプリケーションに関係するにつれて、何がユーザの通常の（normal）及び例外的な（abnormal）行動であるかを学習すること、ユーザが様々なアプリケーションで実行する特定のインタラクションを学習すること、及び、ユーザのアクションの変化に基づいて及び機械学習に基づいて、１又は複数の提示された広告を調整（adjusting）することなど）を自動化するのを支援にすることができる。それゆえ、様々なＡＩベースのスキームの使用が、その様々な態様の実行を支援することができる。

分類器（classifier）は、入力属性ベクトル（ｘ＝（ｘ１、ｘ２、ｘ３、ｘ４、ｘｎ））を、クラス・ラベル・クラス（ｘ）にマッピングする関数である。分類器はまた、入力がクラスに属する信頼度（confidence）（つまり、ｆ（ｘ）＝信頼（クラス（ｘ）））を出力することができる。そのような分類は、ユーザが自動的に実行されることを望むアクションを推測（prognose）又は推論（infer）するために、確率及び／又は統計ベースの解析（例えば、コスト及び解析ユーティリティへのファクタリング）を使用することができる。

サポート・ベクトル・マシン（ＳＶＭ）は、使用されることができる分類器の例である。ＳＶＭは、非トリガー・イベントからトリガー入力イベントを最適な方法で分離する、可能な入力の空間における超曲面を見つけることによって、オペレートする。ネーブ・ベイズ（Naive Bayes）、ベイジアン・ネットワーク、決定木、ニューラル・ネットワーク、ファジー論理モデル、最大エントロピー・モデル、その他を含む他の分類アプローチが、使用されることができる。本明細書で使用される分類はまた、プライオリティーのモデルを開発するために利用される統計的回帰（statistical regression）を含む。

対象となる明細書から容易に認識されるように、開示された態様は、強化学習（reinforcement learning）の方法（例えば、ユーザ行動を観測すること、傾向を観測すること、外部情報を受信することによって）だけでなく、事前訓練（pre-trained）される（例えば、複数のユーザからの一般的なトレーニング・データを通して）分類器を使用することができる。それゆえ、開示された態様は、予め定められた基準に従って判定することを含む（ただし、これに制限されない）幾つかの機能を自動的に学習又は実行するために使用されることができる。

メモリは、アプリケーション特有ディテールをキャプチャーすることと、ユーザを特徴付け、エンデバーを特徴付け、アプリケーションを分類し又はそれらの組み合わせを行うために該キャプチャーされたアプリケーション特有ディテールを使用することに関係する情報を格納することができる。幾つかの態様に従って、アプリケーション特有ディテールをキャプチャーすることは、ユーザに関連する少なくとも一つの行動を得ることを含むことができる。行動は、凝視パターン（gaze patterns）、使用パターン（usage patterns）、その他を含むことができる（ただし、これらに制限されるものではない）。

メモリはまた、特徴付け及び分類及び１又は複数の広告の出力のうちの１又は複数に基づいて、１又は複数の広告を選択することに関係する情報を格納することができる。幾つかの態様に従って、１又は複数の広告を出力することは、表示スクリーンの選択可能な一領域（sub-portion）において広告を表示することを含む。表示スクリーンの一領域は、他の基準（例えば、広告主選択（advertiser choices）、デバイス上で現在オープンしているアプリケーション、その他）に基づいて、ユーザによりマニュアルで選択されることができる。１又は複数の広告は、ユーザデバイス上でローカルにセーブされることができ、ネットワークからアクセスされることができ、又は、それらの組み合せがなされることができる。

メモリは、アプリケーション特有ディテールをモニターし続けることに関係するインストラクションを更に保持することができる。モニタリングは、少なくとも周期的（periodic basis）であることができ、場合によっては、連続的モニタリングであることができる。メモリはまた、モニタリングに基づいて、広告のうちの少なくとも一つの変更を要求することに関係するインストラクションを保持することができる。広告が、一般（general）又は汎用（generic）広告から、より厳密に調整された（narrowly tailored）又はターゲットとされた広告へ移行するように、変更は、ユーザに合うように調整されることができる。

さらに、メモリは、アプリケーション特有ディテール、１又は複数の広告又はそれらの組み合せに関係する情報を含むログ・レポートをレポートすることに関係するインストラクションを保持することができる。加えて又は代わりに、メモリは、キャプチャーされたアプリケーション特有ディテール及び広告のうちの少なくとも一つに関する変更を判定することに基づいて、少なくとも一つの傾向を確立することに関係するインストラクションを保持することができる。傾向は、アプリケーション、ユーザ、エンデバー又はそれらの組み合せに関連することができる。

プロセッサ７１６は、通信ネットワークにおいてターゲット広告に関係する情報の解析を支援にすることができる。プロセッサ７１６は、通信デバイス７００により受信される情報を解析すること及び／又は生成することのために専用のプロセッサ、デバイス７００の１又は複数のコンポーネントを制御するプロセッサ又はそれらの組み合せであることができる。明細書で説明されるように、無線ネットワークにおける改善された広告技術を達成するために、デバイス７００が、格納されたプロトコル及び／又はアルゴリズムを使用することができるように、メモリは、ターゲット広告に関連するプロトコルを保存することができる。

上記で図示及び説明された例示的なシステムを考慮して、開示された主題に従って実装され得る手順が、以下のフローチャートを参照して、よりよく認識されるであろう。説明を簡単にする目的で、手順が一連のブロックとして図示され説明されるが、手順は、ブロックの数及び順序により制限されるものではなく、いくつかのブロックが、本明細書で図示され説明される順序とは異なる順序で及び／又は他のブロックと同時に、発生しても良いことは、理解（understood）及び認識（appreciated）されるべきである。さらに、以下で説明される手順を実装するために、必ずしも説明されたすべてのブロックが要求されなくても良い。ブロックに関連する機能性が、ソフトウェア、ハードウェア、それらの組み合せ又は他の任意の適した手段（例えば、デバイス、システム、プロセス、コンポーネント）により実装されても良いことは、認識されるべきである。その上、以下で及びこの明細書を通して開示される手順は、そのような手順を様々なデバイスへトランスポート（transporting）及び転送（transferring）することを容易にするために、製品（article of manufacture）上に記憶されることができることは、更に認識されるべきである。代わりに手順が一連の相互に関係のある状態又はイベントとして（例えば状態図において）表されることができることは、当業者が理解又は認識するであろう。

図８は、ターゲット広告を提供するための方法８００を示す。アプリケーションに関係するアプリケーション特有データ又は内部データは、収集されることができ、そして、予め定義された広告は、収集されたデータに基づいて、モバイル・デバイスに配信されることができる。例えば、ユーザが“マッピング・ウェブサイト（Mapping Web Site）”を閲覧しており、そして、ブラウザーが内部のステータスを提供するとき、“現在マッピングしているウェブサイトを閲覧すること（browsing mapping web site now）”のような、ステータスがキャプチャーされる。キャプチャーされたステータスに基づいて、予めダウンロードされた広告構成が、ユーザに提示される１又は複数の適切な広告のために探索されることができる。

方法８００が始まり、８０２において、アプリケーション使用情報がモニターされる。アプリケーション使用情報は、アクセスされるアプリケーションのタイプ、使用頻度（usage frequency）、各々のアプリケーションがアクセスされる日時／週を、他のデータと同様に含むことができる。アプリケーション使用情報はまた、語及び／又はフレーズの解析、アルゴリズム、選好、及び、ユーザ及び／又はデバイスに関係する他のパラメータ（例えば、ユーザ／デバイスの位置、デバイスのパフォーマンス、その他）を含む（ただし、これらに制限されない）アプリケーション特有データを含むことができる。幾つかの態様に従って、アプリケーション特有データをモニターすることは、ユーザ行動情報（例えば、凝視パターン、マウス又は他のポインティング・デバイスによるホバーリング、その他）を得ることを含む。

さらに、アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せであることができる。表示用データは、ユーザが知覚（perceive）することができるデータである。非表示データは、ユーザに知られていない（又は、見えない（not visible））が、アプリケーション及び／又は処理サブシステムに知られている（例えば、アプリケーションには知られていない）データである。処理サブシステムにより知られているが、アプリケーションには知られていない非表示データの例は、よりハイレベルのイベントをもたらす一連のインタラクション又はイベントを含む。そのように、非表示データは、アプリケーション・レベルのイベントに関係する一連の処理サブシステム・レベルのイベントに対応するデータである。非表示データは、処理サブシステムによりストアでき、処理サブシステムから検索可能である。

非表示データの他の例は、ユーザがコール（call）の開始を要求する場合である。ユーザは、アプリケーションがコネクションを作っているということを知っているが、しかし、ユーザは、コールがなされる前に、データ・コネクションが何回も試行されることを認識しない。それゆえ、試行の数は、非表示データの例である。

８０４において、アプリケーションのタイプ及び特定のアプリケーション情報を含むアプリケーション・データが、収集される。収集されたデータは、情報を分類するために利用されることができ、ユーザを特徴付けるために利用されることができ、エンデバーを特徴付けるために利用されることができ、又は、それらの組み合せがなされるために利用されることができる。幾つかの態様に従って、１又は複数の傾向は、収集されたアプリケーション情報に基づいて判定されることができる。例えば、傾向は、アプリケーションの中の特定のアプリケーション又は機能性は、ある日の特定の部分の間（例えば、労働時間）にのみ利用され、他のアプリケーション及び／又は機能性は、その日の他の部分の間（例えば、非労働時間）に利用されることを示すことができる。これらの傾向は、ユーザが係わるアクティビティー（例えば、仕事アクティビティー、非仕事アクティビティー）に基づいて、広告を調整するために利用されることができる。

８０６において、ユーザのためにターゲット広告が判定される。ターゲット広告は、アプリケーション特有データに基づいて、判定されることができる。広告は、一般的なアプリケーションとして、例えばユーザが新しいデバイスにアクセスするようなときに、始まることができる。時間とともに、ユーザ及び／又はデバイスに関する更なる情報が発見されるにつれて、広告は、ユーザについて、より特有になるか、又は、よりターゲットとされるようになることができる。例えば、アプリケーション特有データは、ユーザのアクティビティーに関する情報、ユーザが入力している（例えば、タイプしている、話している）語、生成されているデータ、その他を提供することができる。

幾つかの態様に従って、広告は、アルゴリズム、ヒューリスティック（heuristics）、ニューラル・ネットワーク、アプリケーション特有データを広告にマッピングするその他のものに基づいて、判定される。例えば、アプリケーション特有データは、メタデータであることができ、特定の広告は、メタデータに基づいて、ユーザデバイスにプッシュされることができる。例えば、メタデータは、ウェブ・ブラウザにおいてユーザが頻繁に（それは予め定められた値であることができる）“停止（stop）”を押し下げしていることを示すことができる。メタデータはまた、ユーザがしばしば履歴機能（history feature）にアクセスすることを示す情報を含むことができ、それは、このユーザの履歴がよりしばしばインデックス付けされることを示すことができる。メタデータが広告とマッチするならば、その広告が選択される。

加えて又は代わりに、広告は、広告主基準（advertiser criteria）に基づいて、判定又は選択されることができる。例えば、広告主は、特定の基準が設定（established）される場合に、特定の広告がユーザに提示されるべきであることを示すことができる。例えば、ゲーム・アプリケーションについて、設定された“ハイ”スコアが達成されるとき又はユーザがゲーム（例えば、仮想競争の広告）内で特定の“レベル”へ進んだときに、ユーザへの提示ために、広告が選択されても良い。他の例に従って、ユーザがゲーム内でスキル・レベルの進展を示さなかったならば、広告は、予め定義されたインターバルの後、提示されることができる（例えば、技術トレーニングのための広告を提供する）。

選択される広告は、事前にデバイス上にダウンロードされ保存される（例えば、ローカルに保持される）広告であることができる。幾つかの態様に従って、広告のうちの１又は複数は、デバイスの組み立ての間に（例えば、デバイスをユーザが所有する前に）、デバイス上に保存されることができる。幾つかの態様に従って、広告のうちの１又は複数は、アプリケーション及び／又はアプリケーション特有データに関係する受信情報に基づいて、ネットワークを通してデバイスに送信されることができた。

８０８において、ターゲット広告が、ユーザに提示される。広告は、視覚的（visually）（例えば、スチール写真、ビデオ・クリップ、その他）、聴覚的（audibly）又はそれらの組み合せを含む様々な形で、提示されることができる。幾つかの態様に従って、１又は複数の広告は、表示スクリーンの指定された部分に表示されることができる。スクリーンの部分は、ユーザによりマニュアルで選択されることができ、及び／又は、それは、デバイスの能力、デバイス上で動作しているアプリケーション、広告主選好、予め指定された部分又は他の基準に基づいて、自動的に選択されることができる。

図９は、ユーザに提示するために１又は複数の広告を判定する方法９００を説明する。９０２において、アプリケーション特有ディテールが解析される。これらのディテール（details）は、それらのアプリケーションの中でアクセスされる詳細又は内部の機能性だけでなく、利用されるアプリケーション及び／又は機能に関係することができる（例えば、ユーザはどの“ツール”を一貫して使用するか）。９０４において、アプリケーション、ユーザ及び／又はエンデバーに関連する傾向が、判定される。そのような傾向は、ユーザの選好又はニーズを示すことができる（例えば、他のニュース番組を超えて１つのニュース番組を楽しむ、ニュースを放送しているテレビ局に関する詳細を学ぶためにニュース番組を見る）。アプリケーションの傾向は、傾向データなしで明らか又は明らかでない可能性のあるアプリケーション間の横断的連携機能（cross-functionality）を示すことができる。エンデバーに関連する傾向は、ユーザが係わるプロジェクト又はアクティビティーに関係することができる。

９０６において、傾向に基づいて、１又は複数の広告に対する調整（adjustments）がなされることができる。調整は、よりユーザに特有であるか又はよりユーザに合うように調整された新しい広告を得ることを含む。幾つかの態様に従って、新しい広告が得られ、より汎用的な（generic）古い広告は、メモリから削除されることができる。広告は、アイドル・タイムの間又は予め指定された時間（例えば、午前３時から午前６時まで）の間、アクセスされ、デバイスにダウンロードされることができる。広告がデバイス上でローカルに保持されるならば、９０８において、広告は動的にユーザにレンダーされることができる。幾つかの態様に従って、１又は複数の広告は、デバイス上でローカルに保持されないが、デバイスによりアクセスされて、例えばネットワークを通して、ユーザに出力される。幾つかの態様に従って、ターゲット広告は、表示エリアの一領域に表示されることができ、そして、広告がレンダリングされるのと実質的に同じときに、ユーザが、デバイスをつかったアクションを実行することを可能にする。

図１０は、ターゲット広告を提供するための方法１０００を説明する。方法１０００が始まり、１００２において、アプリケーション特有データがモバイル・デバイスから受信される。アプリケーション特有データは、プログラムにより生成されることができ、ユーザにより入力されることができ、特にプログラムによる使用されることができ、アプリケーションの実行において使用されることができ、又は、それらの組み合せがなされることができる。アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せである。幾つかの態様に従って、アプリケーション特有データは、ユーザが利用できない非表示データである。他の態様に従って、アプリケーション特有データは、アプリケーションが利用できないが、処理サブシステムが利用できる。他の態様に従って、アプリケーション特有データは、アプリケーションが利用できる。

１００４において、アプリケーション特有データは、ターゲット広告にマッピングされる。例えば、アプリケーション特有データは、ウェブ・ブラウザにおいてユーザが頻繁に（それは予め定められた値であることができる）“停止（stop）”を押し下げしていることを示すことができるメタデータであることができる。メタデータはまた、ユーザがしばしば履歴特徴（history feature）にアクセスすることを示す情報を含むことができ、それは、このユーザの履歴がよりしばしばインデックス付けされるべきであることを示すことができる。メタデータは、広告にマッピングされることができる。

１００６において、アプリケーション特有データが広告にマッピングされるならば、ターゲット広告は、ユーザへの提示のためにモバイル・デバイスに送信される。幾つかの態様に従って、アプリケーション特有データが広告にマッピングされないならば、汎用広告がモバイル・デバイスに送信される。幾つかの態様に従って、メッセージが、モバイル・デバイスに送信される。メッセージは、モバイル・デバイスが調整された広告を得ることができるところの識別情報を含む。

図１１を参照して、本明細書で説明される１又は複数の態様に従って、ターゲット広告を提供する例示的なシステム１１００が示される。例えば、システム１１００は、モバイル・デバイス内に少なくとも部分的に存在しても良い。システム１１００が、機能ブロックを含むものとして表されていることは、認識されるべきである。機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア又はそれらの組み合せ（例えば、ファームウェア）により実装される機能を表す機能ブロックであっても良い。

システム１１００は、独立して又は同時に動作可能な電気コンポーネントの論理グループ１１０２を含む。論理グループ１１０２は、１又は複数のアプリケーションに関連する特有データを観測するための電気コンポーネント１１０４を含むことができる。観測は、ユーザ行動情報（例えば、凝視パターン、ポインティング・デバイス・パターン（例えば、ホバーリング）、繰り返される機能性又は繰り返されるコマンド、その他）を含むことができる。論理グループ１１０２にはまた、特有データ、ユーザ又はエンデバーの１又は複数を分類するための電気コンポーネント１１０６が含まれることができる。特有データ、ユーザ又はエンデバーに関係する傾向はまた、広告をより厳密にフォーカスする（narrowly focus）ために判定されることができる。

論理グループ１１０２にはまた、ターゲット広告を選択するための電気コンポーネント１１０８及びそのターゲット広告を提示するための電気コンポーネント１１１０が含まれる。幾つかの態様に従って、電気コンポーネント１１０８は、傾向に基づいて、例えばより特有の広告を要求することによって、ターゲット広告を選択的に調整（adjust）することができる（ここで、前に提示された広告は、汎用広告と考えられた）。ターゲット広告を提示するための電気コンポーネント１１１０は、視覚的に、言葉で（verbally）、又はそれらの組み合せで、広告を提示することができる。視覚的な提示は、表示スクリーンの予め指定された部分においてなされることができる。

観測するための電気コンポーネント１１０４は、使用及び特有データを連続的にモニターすることができ、そして、ターゲット広告を選択するための電気コンポーネント１１０６は、そのようなモニタリングに基づいて、広告を、汎用広告から特有広告へ移行することができる。幾つかの態様に従って、連続モニタリングは、周期的なインターバルで実行されることができる。ターゲット広告は、ユーザデバイス上でローカルに保持されることができ、ネットワークを通してアクセスされることができ、又は、それらの組み合せをなされることができる。加えて又は代わりに、論理グループ１１０２は、収集されたデータ及びターゲット広告に関係するログ・レポートを選択的に収集して無線でレポートするための電気コンポーネント（図示せず）を含むことができる。

さらに、システム１１００は、電気コンポーネント１１０４，１１０６，１１０８及び１１１０又は他のコンポーネントに関連する機能を実行するためのインストラクションを保持するメモリ１１１２を含むことができる。メモリ１１１２の外部に存在するものとして示されているが、１又は複数の電気コンポーネント１１０４，１１０６，１１０８及び１１１０は、メモリ１１１２内に存在することができることは理解されるべきである。

図１２は、本明細書で説明される１又は複数の態様に従ってターゲット広告を提供する例示的なシステム１２００を説明する。システム１２００が、機能ブロックを含むものとして表されていることは、認識されるべきである。機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア又はそれらの組み合せ（例えば、ファームウェア）により実装される機能を表す機能ブロックであっても良い。

システム１２００は、独立して又は同時に動作可能な電気コンポーネントの論理グループ１２０２を含む。論理グループ１２０２は、モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信するための電気コンポーネント１２０４を含むことができる。アプリケーション特有データは、プログラムにより生成されることができ、ユーザにより入力されることができ、プログラムにより専用的に使用されることができ、及び／又は、アプリケーションの実行において使用されることができる。

また、アプリケーション特有データをターゲット広告にマッピングするための電気コンポーネント１２０６が含まれる。さらに、論理グループ１２０２は、アプリケーション特有データが広告にマッピングされた場合に、ユーザへの提示のために、ターゲット広告をモバイル・デバイス１２０８に送信するための電気コンポーネントを含む。

幾つかの態様に従って、論理グループ１２０２は、アプリケーション特有データが広告にマッピングされない場合に、モバイル・デバイスに汎用広告を送信するための電気コンポーネントを含むことができる。論理グループ１２０２にはまた、モバイル・デバイスにメッセージを送信するための電気コンポーネントが含まれることができる。メッセージは、モバイル・デバイスが調整された広告を得ることができるところの識別を含むことができる。

さらに、システム１２００は、電気コンポーネント１２０４，１２０６及び１２０８又は他のコンポーネントに関連する機能を実行するためのインストラクションを保持するメモリ１２１０を含むことができる。メモリ１２１０の外部に存在するものとして示されているが、１又は複数の電気コンポーネント１２０４，１２０６及び１２０８は、メモリ１２１０内に存在することができることは理解されるべきである。

本明細書で説明される態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組み合せによって実装されても良いことは理解されるべきである。ソフトウェアで実装される場合には、該機能は、１又は複数のインストラクション又はコードとして、コンピュータ読み取り可能な媒体に格納され又は、コンピュータ読み取り可能な媒体を通して伝送されても良い。コンピュータ読み取り可能な媒体（computer-readable media）は、コンピュータ記憶媒体（computer storage media）及び通信媒体（communication media）の両方を含み、或る場所から他の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用又は特殊目的コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であっても良い。制限としてではなく例として、そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭ又は他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、又は、インストラクション又はデータ構造の形で所望のプログラム・コードを運ぶ又は記憶するために使用されることができ且つ汎用若しくは特殊目的コンピュータ又は汎用若しくは特殊目的プロセッサによりアクセスされることができる任意の他の媒体を含むことができる。また、任意のコネクション（connection）は、適切にコンピュータ読み取り可能な媒体と呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線（ＤＳＬ）、又は、例えば赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術を使用することによって、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースからソフトウェアが送信される場合に、その同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、ＤＳＬ、又は、例えば赤外線、無線及びはマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で用いられるディスク（Disk）及びディスク（disc）は、コンパクトディスク（ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク及びブルーレイディスク（登録商標）を含む。ここで、ディスク（disks）は、通常、磁気的にデータを再生（reproduce
）し、一方、ディスク（discs）は、レーザーを使って光学的にデータを再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ読み取り可能な媒体の範囲の中に含まれるべきである。

本明細書で開示される態様に関連して説明される様々な実例となる論理、論理ブロック、モジュール及び回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向けＩＣ（ＡＳＩＣ）、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ（ＦＰＧＡ）又は他のプログラマブル・ロジック・デバイス、ディスクリート・ゲート又はトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェアコンポーネント、又は、本明細書で説明される機能を実行するようにデザインされるそれらの任意の組み合わせで実装又は実行されても良い。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであっても良いが、代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ又は状態機械であっても良い。プロセッサは、複数のコンピュータデバイスの組合せ（例えば、ＤＳＰとマイクロプロセッサの組み合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアと連携した１又は複数のマイクロプロセッサ、又は、任意の他のそのような構成）として実装されても良い。さらに、少なくとも１つのプロセッサは、上で説明されたステップ及び／又はアクションのうちの１又は複数を実行するように動作可能な１又は複数のモジュールを含んでも良い。

ソフトウェア実装について、本明細書で説明される技術は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール（例えば、手続き、関数、その他）で実装されても良い。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットに格納され、プロセッサにより実行されても良い。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部又は外部に実装されても良い。その場合には、技術的に知られているような様々な手段を通してプロセッサと通信可能に接続されることができる。さらに、少なくとも１つのプロセッサは、本明細書で説明される機能を実行するように動作可能な１又は複数のモジュールを含んでも良い。

本明細書で説明される技術は、例えばＣＤＭＡ、ＴＤＭＡ、ＦＤＭＡ、ＯＦＤＭＡ、ＳＣ−ＦＤＭＡ及び他のシステムのような様々な無線通信システムのために使用されても良い。用語“システム”及び“ネットワーク”はしばしば互換的に使用される。ＣＤＭＡシステムは、例えばユニバーサル地上無線アクセス（ＵＴＲＡ）、ＣＤＭＡ２０００などのような無線技術を実装し得る。ＵＴＲＡは、ワイドバンドＣＤＭＡ（Ｗ−ＣＤＭＡ）及びＣＤＭＡの他の変形を含む。さらに、ＣＤＭＡ２０００は、ＩＳ−２０００、ＩＳ−９５及びＩＳ−８５６標準をカバーする。ＴＤＭＡシステムは、例えばグローバル移動体通信システム（ＧＳＭ（登録商標））のような無線技術を実装し得る。ＯＦＤＭＡシステムは、例えば発展型ＵＴＲＡ（Evolved UTRA）（Ｅ−ＵＴＲＡ）、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド（ＵＭＢ）、ＩＥＥＥ ８０２．１１（Ｗｉ−Ｆｉ）、ＩＥＥＥ ８０２．１６（ＷｉＭＡＸ）、ＩＥＥＥ ８０２．２０、Ｆｌａｓｈ−ＯＦＤＭ（登録商標）などのような無線技術を実装し得る。ＵＴＲＡ及びＥＵＴＲＡは、ユニバーサル移動通信システム（ＵＭＴＳ）の一部である。３ＧＰＰロングタームエボリューション（ＬＴＥ）は、Ｅ−ＵＴＲＡを使用するＵＭＴＳのリリースである。そして、それは、ダウンリンク上でＯＦＤＭＡを使用し、アップリンク上でＳＣ−ＦＤＭＡを使用する。ＵＴＲＡ、Ｅ−ＵＴＲＡ、ＵＭＴＳ、ＬＴＥ及びＧＳＭは、“第３世代パートナーシッププロジェクト”（３ＧＰＰ）と言う名前の団体からのドキュメントに記載されている。さらに、ＣＤＭＡ２０００及びＵＭＢは、“第３世代パートナーシッププロジェクト２”（３ＧＰＰ２）という名前の団体からのドキュメントに記載されている。さらに、そのような無線通信システムは、アンペア・アンライセンス・スペクトラム（unpaired unlicensed spectrums）、８０２．ｘｘ無線ＬＡＮ、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ及び任意の他の短距離又は長距離の無線通信技術をしばしば使用するピア・ツー・ピア（例えば、モバイル・ツー・モバイル）アドホック・ネットワーク・システムを更に含んでも良い。

さらに、本明細書で説明される様々な態様又は特徴は、標準的なプログラミング及び／又はエンジニアリング技術を使用する方法、装置又は製品として実装されても良い。本明細書で使用される用語“製品（article of manufacture）”は、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリア又は媒体からアクセスできるコンピュータ・プログラムを包含することを意図されている。例えば、コンピュータ読み取り可能な媒体は、磁気記憶装置（例えば、ハード・ディスク、フロッピー・ディスク、磁気ストリップ、その他）、光ディスク（例えば、コンパクトディスク（ＣＤ）、デジタル・バーサタイル・ディスク（ＤＶＤ）、その他）、スマートカード、及び、フラッシュメモリ・デバイス（例えば、ＥＰＲＯＭ、カード、スティック、キー・ドライブ、その他）を含むことができる（ただし、それらに制限されない）。さらに、本明細書で説明される様々な記憶媒体は、情報を格納するための１又は複数のデバイス及び／又は他の機械読み取り可能な媒体を表すことができる。“機械読み取り可能な媒体（machine-readable medium）”という用語は、無線チャネル、及び、（１又は複数の）インストラクション及び／又はデータを格納（storing,）、含有（containing）及び／又は搬送（carrying）することができる様々な他の媒体を含むことができる（ただし、それらに制限されない）。さらに、コンピュータ・プログラム製品は、本明細書で説明される機能をコンピュータに実行させるように動作可能な１又は複数のインストラクション又はコードを有するコンピュータ読み取り可能な媒体を含んでも良い。

さらに、本明細書で開示される態様に関連して説明される方法又はアルゴリズムのステップ及び／又はアクションは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサにより実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、又は、それら２つの組み合せにおいて、具体化されても良い。ソフトウェア・モジュールは、ＲＡＭメモリ、フラッシュメモリ、ＲＯＭメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ、ＥＥＰＲＯＭメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ又は技術的に知られている任意のその他のタイプの記憶媒体であっても良い。例示的な記憶媒体は、プロセッサが該記憶媒体から情報をリードすることができ、また、該記憶媒体に情報をライトすることができるように、該プロセッサに接続されても良い。代わりに、記憶媒体は、プロセッサに一体化されても良い。さらに、幾つかの態様において、プロセッサ及び記憶媒体がＡＳＩＣ中に存在しても良い。さらに、そのＡＳＩＣがユーザ端末上に存在しても良い。代わりに、プロセッサ及び記憶媒体が、ユーザ端末上に個別のコンポーネントとして存在しても良い。さらに、幾つかの態様において、方法又はアルゴリズムのステップ及び／又はアクションは、機械読み取り可能な媒体及び／又はコンピュータ読み取り可能な媒体上のコード及び／又はインストラクションの１つ又は任意の組み合わせ又はセットとして存在しても良く、また、それは、コンピュータ・プログラム製品に組み込まれても良い。

前述の開示は実例となる態様及び／又は態様を述べるが、説明された態様及び／又は添付されたクレームにより定義される態様の範囲を逸脱することなく様々な変更及び修正がここでなされることができる点に留意されるべきである。したがって、説明された態様は、添付されたクレームの範囲に入るすべてのそのような変更、修正及び変形を包含することを意図されている。さらに、説明された態様及び／又は態様の要素が単数で説明又はクレームされることがあるが、単数への制限が明確に記載されていない限り、複数が予期される。さらに、特に明記しない限り、任意の態様及び／又は態様の全体又は一部が、任意の他の態様及び／又は態様の全体又は一部とともに利用されても良い。

さらに、語句“含む（includes）”が詳細な説明又はクレームのいずれかにおいて使用される範囲内において、上記語句は、語句“備える、含む（comprising）”がクレームにおいてつなぎ詞（transitional word）として用いられた場合に“備える、含む（comprising）”として解釈されるのと同様の方法で、包括的であることを意図されている。さらに、詳細な説明又は特許請求の範囲で用いられる語句“又は（or）”は、“非排他的な、又は（non-exclusive or）”であることを意図されている。

Claims (72)

1. ターゲット広告を提供するための方法において、
   アプリケーション特有データをモニターすることと、
   前記データを分類するために、ユーザを特徴付けるために、エンデバーを特徴付けるために又はそれらの組み合せを行うために、前記データを収集することと、
   前記収集されたデータに基づいて、前記ユーザに対してターゲット広告を判定することと、
   前記ターゲット広告を出力することを含む方法。
2. 前記アプリケーション特有データは、プログラムによって生成される請求項１の方法。
3. 前記アプリケーション特有データは、ユーザによって入力される請求項１の方法。
4. 前記アプリケーション特有データは、プログラムによる専用的な使用のためである請求項１の方法。
5. 前記アプリケーション特有データは、アプリケーションの実行において使用されるデータである請求項１の方法。
6. 前記アプリケーション特有データは、ユーザから隠される非表示データである請求項１の方法。
7. 前記非表示データは、アプリケーション・レベルのイベントに関係する一連の処理サブシステム・レベルのイベントに対応し、アプリケーションが利用できないデータである請求項６の方法。
8. 前記非表示データは、アプリケーションが利用できる請求項６の方法。
9. 前記アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せである請求項１の方法。
10. 前記アプリケーション特有データを選択的に取得することと、
    前記アプリケーション特有データ及び前記ターゲット広告に関係するレポートを生成することを更に含む請求項１の方法。
11. 前記収集されたデータに基づいて、１又は複数の傾向を判定することと、
    前記１又は複数の傾向に基づいて、前記ターゲット広告に対する調整を要求することを更に含み、
    前記１又は複数の傾向は、前記アプリケーション、前記ユーザ、前記エンデバー又はそれらの組み合せに関連する請求項１の方法。
12. 前記ターゲット広告は、ユーザデバイス上でローカルに保持され、ネットワークを通してアクセスされ、又は、それらの組み合せがなされる請求項１の方法。
13. 前記ターゲット広告を出力することは、スクリーンの予め指定された部分に前記ターゲット広告を表示することを含む請求項１の方法。
14. 前記データを収集することは、ユーザ行動情報を取得することを含む請求項１４の方法。
15. 前記アプリケーション特有データを連続的にモニターすることと、
    前記連続的なモニタリングに基づいて、前記ターゲット広告を、汎用広告から特定の広告へ移行することを更に含む請求項１の方法。
16. アプリケーション特有ディテールをキャプチャーすることと、ユーザを特徴付けるために、エンデバーを特徴付けるために、アプリケーションを分類するために又はそれらの組み合せを行うために、前記キャプチャーされたアプリケーション特有ディテールを利用することと、前記特徴付け及び分類の１又は複数に基づいて、１又は複数の広告を選択することと、前記１又は複数の広告を出力することに関係するインストラクションを保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリに保持される前記インストラクションを実行するように構成されるプロセッサとを含む無線通信装置
17. 前記アプリケーション特有データは、プログラムによって生成される請求項１６の無線通信装置。
18. 前記アプリケーション特有データは、ユーザによって入力される請求項１６の無線通信装置。
19. 前記アプリケーション特有データは、プログラムによる専用的な使用のためである請求項１９の無線通信装置。
20. 前記アプリケーション特有データは、アプリケーションの実行において使用されるデータである請求項１６の無線通信装置。
21. 前記アプリケーション特有データは、ユーザから隠される非表示データである請求項１６の無線通信装置。
22. 前記非表示データは、アプリケーション・レベルのイベントに関係する一連の処理サブシステム・レベルのイベントに対応し、アプリケーションが利用できないデータである請求項２１の無線通信装置。
23. 前記非表示データは、アプリケーションが利用できる請求項２１の無線通信装置。
24. 前記アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せである請求項１６の無線通信装置。
25. 前記メモリは、前記アプリケーション特有ディテール、前記１又は複数の広告又はそれらの組み合せに関する情報を含むレポートを生成することに関係するインストラクションを更に保持する請求項１６の無線通信装置。
26. 前記メモリは、前記キャプチャーされたアプリケーション特有ディテールに基づいて、少なくとも１つの傾向を確立することと、前記広告のうちの少なくとも１つに関する変更を判定することに関係するインストラクションを更に保持し、
    前記傾向は、前記アプリケーション、前記ユーザ、前記エンデバー又はそれらの組み合せに関連する請求項１６の無線通信装置。
27. 前記１又は複数の広告は、ユーザデバイス上でローカルに保存され、ネットワークからアクセスされ、又は、それらの組み合せがなされる請求項１６の無線通信装置。
28. 前記１又は複数の広告を出力することは、表示スクリーンの選択可能な一領域に前記広告を表示することを含む請求項１６の無線通信装置。
29. アプリケーション特有ディテールをキャプチャーすることは、ユーザに関連する少なくとも１つの行動を得ることを含む請求項１６の無線通信装置。
30. 前記メモリは、少なくとも周期的に前記アプリケーション特有ディテールをモニターし続けることと、前記広告の少なくとも１つの変更を要求することに関係するインストラクションを更に保持し、
    前記変更は、前記モニタリングに基づいて前記ユーザに合わせて調整される請求項１６の無線通信装置。
31. １又は複数のアプリケーションに関連する特有データを観測するための手段と、
    前記特有データ、ユーザ又はエンデバーのうちの１又は複数を分類するための手段と、
    ターゲット広告を選択するための手段と、
    前記ターゲット広告を提示するための手段とを含む通信装置。
32. 前記アプリケーション特有データは、非表示データ、表示用データ又はそれらの組み合せである請求項３１の通信装置。
33. 前記特有データに関係するレポートを、選択的に収集し、生成するための手段を更に含む請求項３１の通信装置。
34. 前記収集されたデータに基づいて１又は複数の傾向を判定するための手段を更に含み、
    前記ターゲット広告を選択するための前記手段は、前記１又は複数の傾向に基づいて、ターゲット広告に対する調整を要求し、
    前記１又は複数の傾向は、前記アプリケーション、前記ユーザ、前記エンデバー又はそれらの組み合せに関連する請求項３１の通信装置。
35. 前記ターゲット広告は、ユーザデバイス上でローカルに保持され、ネットワークを通してアクセスされ、又は、それらの組み合せがなされる請求項３１の通信装置。
36. 前記ターゲット広告を出力することは、スクリーンの予め指定された部分に前記ターゲット広告を表示することを含む請求項３１の通信装置。
37. 観測するための前記手段は、ユーザ行動情報を収集する請求項３１の通信装置。
38. 観測するための前記手段は、前記使用及び前記特有データを連続的に又は周期的に観測し、
    選択するための前記手段は、前記連続的な観測に基づいて、前記ターゲット広告を、汎用広告から特有の広告に移行する請求項３１の通信装置。
39. ターゲット広告を提供するためのコンピュータ・プログラム製品において、
    コンピュータに、アプリケーション特有ディテールを収集させるように動作可能な第１のインストラクションと、
    コンピュータに、ユーザ行動を識別するために前記ディテールを評価させるように動作可能な第２のインストラクションと、
    コンピュータに、前記評価されたディテールに基づくいて、ユーザのためにターゲットとされる１又は複数の広告を選択させるように動作可能な第３のインストラクションと、
    コンピュータに、前記１又は複数の広告を前記ユーザに出力させるように動作可能な少なくとも第４のインストラクションとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータ・プログラム製品。
40. 前記アプリケーション特有データは、非表示データ、表示用データ又はそれらの組み合せである請求項３９のコンピュータ・プログラム製品。
41. 前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    コンピュータに、少なくとも周期的に前記アプリケーション使用及びアプリケーション特有データをモニターし続けさせるように動作可能な第５のインストラクションと、
    コンピュータに、前記モニタリングに基づいて、汎用広告から特有の広告に移行するために、前記１又は複数の広告の変更を要求させるように動作可能な第６のインストラクションとを更に含む請求項３９のコンピュータ・プログラム製品。
42. 前記ターゲット広告は、ユーザデバイス上でローカルに保持され、ネットワークを通してアクセスされ、又は、それらの組み合せがなされる請求項３９のコンピュータ・プログラム製品。
43. ターゲット広告を提供するために構成される少なくとも一つのプロセッサにおいて、
    アプリケーション特有データをモニターするための第１のモジュールと、
    前記データを分類するために、ユーザを特徴付けるために、エンデバーを特徴付けるために又はそれらの組み合せを行うために、前記アプリケーション特有データを収集するための第２のモジュールと、
    前記収集されたデータに基づいて、前記ユーザのためにターゲット広告を判定するための第３のモジュールと、
    前記収集されたデータ及び前記ターゲット広告に関係するログ・レポートを、収集し、レポートするための第４のモジュールと、
    前記ターゲット広告を出力するための第５のモジュールと、
    少なくとも周期的に前記アプリケーション特有データをモニターし続けるための第６のモジュールと、
    前記モニタリングに基づいて、前記ターゲット広告の変更を要求するための第７のモジュールとを含み、
    前記ターゲット広告は、ユーザデバイス上でローカルに保持され、ネットワークを通してアクセスされ、又は、それらの組み合せがなされる少なくとも一つのプロセッサ。
44. 前記アプリケーション特有データは、非表示データ、表示用データ又はそれらの組み合せである請求項４３の少なくとも一つのプロセッサ。
45. ターゲット広告を提供するための方法において、
    モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信することと、
    前記アプリケーション特有データをターゲット広告にマッピングすることと、
    前記アプリケーション特有データが広告にマッピングされた場合に、ユーザへの提示ために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信することを含む方法。
46. 前記アプリケーション特有データは、プログラムによって生成される請求項４５の方法。
47. 前記アプリケーション特有データは、ユーザによって入力される請求項４５の方法。
48. 前記アプリケーション特有データは、プログラムによる専用的な使用のためである請求項４５の方法。
49. 前記アプリケーション特有データは、アプリケーションの実行において使用されるデータである請求項４５の方法。
50. 前記アプリケーション特有データは、ユーザから隠される非表示データである請求項４５の方法。
51. 前記非表示データは、アプリケーション・レベルのイベントに関係する一連の処理サブシステム・レベルのイベントに対応し、アプリケーションが利用できないデータである請求項５０の方法。
52. 前記非表示データは、アプリケーションが利用できる請求項５０の方法。
53. 前記アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せである請求項４５の方法。
54. 前記 アプリケーション特有データが広告にマッピングされなかった場合に、汎用広告を前記モバイル・デバイスに送信することを更に含む請求項４５の方法。
55. 前記モバイル・デバイスにメッセージを送信することを更に含み、
    前記メッセージは、前記モバイル・デバイスが前記調整された広告をどこで得ることができるかの識別表示を含む請求項４５の方法。
56. モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信することと、前記アプリケーション特有データをターゲット広告にマッピングすることと、前記アプリケーション特有データが広告にマッピングされた場合に、前記ユーザへの提示ために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信することに関係するインストラクションを保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリに保持される前記インストラクションを実行するように構成されるプロセッサとを含む無線通信装置
57. 前記アプリケーション特有データは、プログラムによって生成される請求項５６の無線通信装置。
58. 前記アプリケーション特有データは、ユーザによって入力される請求項５６の無線通信装置。
59. 前記アプリケーション特有データは、プログラムによる専用的な使用のためである請求項５６の無線通信装置。
60. 前記アプリケーション特有データは、アプリケーションの実行において使用されるデータである請求項５６の無線通信装置。
61. 前記アプリケーション特有データは、ユーザから隠される非表示データである請求項５６の無線通信装置。
62. 前記非表示データは、アプリケーション・レベルのイベントに関係する一連の処理サブシステム・レベルのイベントに対応し、アプリケーションが利用できないデータである請求項６１の無線通信装置。
63. 前記非表示データは、アプリケーションが利用できる請求項６１の無線通信装置。
64. 前記アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せである請求項５６の無線通信装置。
65. 前記メモリは、前記アプリケーション特有データが広告にマッピングされなかった場合に、汎用広告を前記モバイル・デバイスに送信すること関係するインストラクションを更に保持する請求項５６の無線通信装置。
66. 前記メモリは、前記モバイル・デバイスにメッセージを送信することに関係するインストラクションを更に保持し、
    前記メッセージは、前記モバイル・デバイスが前記調整された広告をどこで得ることができるかの識別表示を含む請求項５６の無線通信装置。
67. モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信するための手段と、
    前記アプリケーション特有データをターゲット広告にマッピングするための手段と、
    前記 アプリケーション特有データが広告にマッピングされた場合に、前記ユーザへの提示のために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信するための手段とを含む通信装置。
68. 前記アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せである請求項６７の通信機構。
69. ターゲット広告を提供するためのコンピュータ・プログラム製品において、
    コンピュータに、モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信させるように動作可能な第１のインストラクションと、
    前記コンピュータに、前記アプリケーション特有データを前記ターゲット広告にマッピングせるように動作可能な第２のインストラクションと、
    前記コンピュータに、前記アプリケーション特有データが広告にマッピングされる場合に、ユーザへの提示のために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信させるように動作可能な第３のインストラクションとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータ・プログラム製品。
70. 前記アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せである請求項６９のコンピュータ・プログラム製品。
71. ターゲット広告を提供するように構成される少なくとも一つのプロセッサにおいて、
    モバイル・デバイスからアプリケーション特有データを受信するための第１のモジュールと、
    前記アプリケーション特有データを ターゲット広告にマッピングするための第２のモジュールと、
    前記 アプリケーション特有データが広告にマッピングされる場合に、ユーザへの提示のために、前記ターゲット広告を前記モバイル・デバイスに送信するための第３のモジュールとを含む少なくとも一つのプロセッサ。
72. 前記アプリケーション特有データは、表示用データ、非表示データ又はそれらの組み合せである請求項７１の少なくとも一つのプロセッサ。

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