JP2011521170A - タンクシステム内の漏れの検出のための方法 - Google Patents

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Abstract

外部原因による圧力変動に対する反応としてのタンクシステム内の圧力変化から漏れの存在が推定される、特に自動車の、タンクシステム(1)中の漏れの検出のための方法が提供される。その際前もって定めておくことの出来る漏れ大きさに対してタンクシステム(1)内で予想される圧力変化が温度に応じて把捉され且つ予想される圧力変化との実際の圧力変化の比較から漏れの存在が推定されると云う形でタンクシステム(1)内の温度の影響が考慮される。
【選択図】図1

Description

本発明は外部原因による圧力変動に対する反応としてのタンクシステム内の圧力変化から漏れの存在が推定される、特に自動車の、タンクシステム内の漏れの検出のための方法に関する。
様々な市場、例えばアメリカ合衆国、カナダ、及び韓国、については、立法機関は既に、燃料排出に関して可能性のある発生源を検出し且つ可能であれば除去するためにタンク内の或いはタンクシステム内の非密閉性(漏れ)の検出を要求している。そのための既存の方法はしばしば、外的圧力変動に対する反応としてタンクシステム内に発生する圧力変化の検出をベースとしている。外的圧力変動は周囲条件、例えば温度変動、によって引き起こされるか或いは意図的な介入によって引き起こされ得る。タンク漏れがあると弁が閉じられている状態の下で、上記の様にしてタンクシステム内に引き起こされた負圧或いは超過圧が徐々に上昇或いは下降する;何故なら漏れを通じて周囲の空気がタンク内へ流入することが出来るからである。かくして簡単な圧力測定によってタンク内の或いは全タンクシステム内での漏れの存在が確認される。その様な圧力変化は例えば燃料タンク内に配置された圧力センサによって把捉される。
例えばシステム内に負圧が生み出されることがあり、その際にはタンク或いは活性炭フィルタと吸気管との間のタンクエア抜き弁の開弁によってアイドリング中に吸気管の中に生じていた負圧により燃料蒸気がタンクシステムから吸引されることがある。気密無タンクシステムの場合には生み出された負圧は弁が閉じられていれば比較的長い時間タンク内或いはタンクシステム内に留まっている。非気密性或いは漏れがあるとこの負圧はより迅速に弱められるので、圧力センサを用いて把捉された圧力上昇或いは負圧の弱まりからこの非気密性の存在を推定することが出来る。
別の方法では漏れの検出のためにタンク内の超過圧或いは負圧が例えば電動ポンプによって作り出される。この場合には圧力降下或いは圧力上昇の速度が例えばセンサを用いて直接的に或いはポンプの電力消費量の観察から間接的に把捉され、そこから漏れが推定される。更に、タンクをフューエルカット状態時に閉塞し、自然の温度変動がどれだけ対応する圧力変動をもたらすかを観察すると云うことも可能である。確かめられた圧力変化に応じてタンクシステム中の非気密性或いは漏れを推定することが出来る。
しかしながら超過圧を、例えばタンク内容物の加温によって、気密性のテストのために利用することは、燃料を含むガス或いは蒸気がもし非気密性があると活性炭フィルタを通らずに環境中へ流出してしまう恐れがあると云う、決定的な欠点を持っている。従って例えばDE 100 12 778 A1は気密テストの実施の際に全体の温度或いは蒸気温度を考慮する様にしている。これによって環境中の対応する圧力に対する超過圧が燃料タンクシステム内で予想されるか否かと云う予測が行われる。予想される場合には気密性テストは実施されず燃料蒸気は活性炭フィルタを通して捕捉される。
タンク内の圧力が変化されると云う、技術水準に基づくこの様な漏れ検出方法は、この方法の実施の間に同時に温度の影響による追加の圧力変化が生じると云うことによって、漏れの検出が狂ってしまうと云う問題に付きまとわれている。温度変動は膨張或いは圧縮並びに燃料の液相からガス相への蒸発或いはガス相から液相への凝縮に起因していることがある。その様な追加的作用が漏れ診断の精度を低下させる。その結果、最悪なケースでは、存在している漏れを検出し損ったり或いは気密なシステムであるにも係わらず漏れていると誤診断してしまうことがある。
漏れ診断が自然の温度変動によって引き起こされる圧力変化に基づいている技術水準による方法の場合、この温度変動は一般に定量的(quantitative)には考慮されない。むしろタンク内の圧力変化が一定の変動幅をオーバーしたか否かと云う様に、専ら総括的に考慮される。ここからシステムの気密性が推定される。定められた変動幅がオーバーされていなければ、漏れの存在を推定することが出来る。自然の温度変動は非常に様々であるから、この場合には漏れの検出域に非常に大きな許容差が生まれる。
ドイツ公開公報 DE101 43 327 A1 は漏れ診断の際に既に燃料の蒸発に対する温度の影響を考慮して、燃料温度に依存した修正値をその方法の中に取り入れている。
現在の法的基準値は直径0.5mmの漏れの検出を要求している。このことは、診断のための閾値を、理想的には漏れ検出閾が例えばおよそ0.35mmとなる様に定める可能性を開いた。漏れ検出閾が上方に向かって移動している実際の条件の下でも、0.5mmの漏れは矢張り確実に検出される。逆のケースの場合、即ち検出閾が下へ向かって移動していると云う条件の下でも、0.0mmの漏れ、即ち気密なシステム、は矢張り気密であると検出される。
しかしながら、とりわけ、様々なハイブリッド車で採用されている様な複数の部分から成るタンクシステムの場合には、現在要求されている検出閾は問題となり得る。例えば二つの部分から成るタンクシステムの場合には両方の部分スペースがそれぞれ漏れについて診断されなければならない。この場合には0.5mmと云う値は全ての漏れの合計に対する限界値と云うことになる。部分スペースに対する漏れ診断はそれ故0.5mmよりももっと厳しい値で行わなければならない。温度変動に基づく漏れ検出閾の非常に大きな変動を伴っている漏れの検出のための既知の方法は従って、とりわけその様なシステムが確実な診断を許す場合にはあまり適していない。
独国特許出願公開第10012778号明細書 独国特許出願公開第10143327号明細書
本発明は従って、技術水準から生じる上述の様な欠点を免れた、漏れの検出のための方法を作ることを課題としている。とりわけその方法は、タンクシステム内の非気密性の確実で信頼性のある診断を可能にするために、変化する環境条件に起因する、漏れの検出の変動幅を縮小するべきである。
とりわけ自動車の、タンクシステムの漏れの検出のためのこの発明に基づく方法は外部原因による圧力変動に対する反応としてのタンクシステム内の圧力変化から漏れの存在を推定する。この外的圧力変動は変化する周囲条件或いは意図的な介入によって引き起こされ得る。この発明によればその際にはタンクシステム内の温度の影響が考慮される。その際前もって定めておくことの出来る漏れ大きさに対してタンクシステム内で予想される圧力変化が温度に応じて把捉され且つ予想される圧力変化との実際の圧力変化の比較から漏れの存在が推定される。この方法は従来の方法で可能であるよりも、漏れ診断のより高い感度(分離度)を持つ、タンクシステム内の漏れの遥かにより正確で且つより信頼性のある検出を可能にする。この方法の実施の際には温度が考慮されると云うことによって温度依存の体積変化、とりわけ膨張又は圧縮、並びに蒸発による或いは燃料蒸気の凝縮による燃料の凝集状態の変化、の定量的な把捉が可能となる。従来の方法の場合には、この影響をそれに対応した閾値の適用許容差によって考慮することが必要である。この発明に基づく方法の場合にはこの影響が直接この方法の実施或いは評価の中へ取り入れられるので、漏れ診断のより高い感度(分離度)が達成される。漏れ検出閾値はこの発明に基づく方法によれば通常の、或いは法的に要求されている0.5mmの閾値よりもはっきりと下方へ引き下げることが出来る。このことはとりわけ複数の部分から成るタンクシステムの場合には有利となる;何故ならその中の個々の部分スペースの中ではそれ等の部分スペースの数に応じてより低い閾値によって診断されなければならないからである。将来恐らく法律によって要求されるより低い閾値でもこの発明によれば何の問題も無く確実に診断することが出来るであろう。
予想される圧力変化の把捉のために好ましくは少なくとも以下の諸ステップが備えられている。先ず燃料(HC)の平衡=蒸気圧が、与えられた温度の下での分圧として求められる。温度に応じて何れの燃料の場合でも燃料蒸気(ガス相)と液相との間に平衡状態が生じる。この平衡=蒸気圧pHCequiは何れの燃料の場合でも温度の関数として表される。温度に対する平衡=蒸気圧の依存関係に基づいて既知の温度の下での平衡=蒸気圧が求められる。この理論的平衡=蒸気圧pHCequiと実際の蒸気圧との間には一般にずれがある。最初の加算ポイントでpHCequiとモデル化された分圧pHCとの間のずれが求められる。モデル化された分圧pHCは燃料の実際の蒸気圧を反映している。別のステップでは燃料の蒸発率が求められる。これは好ましくは蒸発率は本質的にpHCequiとpHCとのずれに比例していると云う仮定に基づいて行われる。
想定された漏れによってタンクシステムから流れ出るHC=質量を考慮するために、別の合計ポイントで正味=蒸発率が上のステップで求められた蒸発率とモデル化されたHC=漏れ流との間の差として決定される。正味=蒸発率を時間について積分することによって蒸気状のHC=質量が求められる。蒸気状のHC=質量はタンクシステム内或いはタンク容器内の燃料のガス相を表している。蒸発率とHC=漏れ流のどちらが大きいかに応じて、HC=質量の時間的変化は正又は負となる。与えられたタンクシステムの容積を考慮し且つ与えられた温度の下で並びに密度係数を考慮しながら、蒸気状のHC=質量から分圧pHCを求めることが出来、この分圧pHCはモデル化された分圧pHCとして上記のステップの中でpHCequiとモデル化された分圧pHCとの間のずれの把捉のために取り入れられる。
分圧pHCの変化のモデル化と同様にして空気の分圧pairの変化も求められる。その際簡単化の方策として、タンク内の空気質量の変化のモデル化のために漏れ質量流だけは考慮されなければならないが、追加の蒸発或いは凝縮の項は考慮されなくても良いと云うことが明らかとなる。好ましくは空気=漏れ流を考慮しながら初期空気流を時間について積分し、それによって容器内、とりわけタンクシステム内、の総空気質量を求めることが望ましい。容積が分かっており且つ温度が分かっている時には密度係数を考慮しつつ総空気質量から空気の分圧pairが計算され、この空気の分圧は前もって定めておくことの出来る大きさの漏れを通る総流出質量の計算の中に取り入れられる。
こうしてモデル化された空気とHCの分圧を用いると、モデル化された総圧力が両方の分圧の和として得られる。モデル化された或いは又代わりのやり方として測定された総圧力から熱力学の既知の方法を用いて、前もって定めておくことの出来る漏れ大きさの時の漏れ=質量流量を計算することが出来る。漏れ質量流を空気成分とHC=成分に分割するためには、空気とHC=蒸気がタンク内で十分に均一に混合されており、部分=質量流が分圧から導き出すことの出来る質量=濃度に対応していると云うことが前提として仮定される。
モデル化された漏れ流のHC=成分は正味=蒸発率の決定のために蒸発率とモデル化されたHC=漏れ流との間の差として上述の用に援用される。
次いで正常なシステム(i.O.システム)或いはエラーの検出のために、モデル化された総圧力が測定された総圧力と比較される。ここで(タンク内が超過圧と云う代表的な例で)測定された圧力上昇が定められた漏れ大きさと云う仮定の下にモデル化された圧力上昇よりも緩やかである時には、そのことから、計算のために仮定された漏れ大きさよりも大きな漏れが存在していると云うことを推定することが出来る。逆に、測定された圧力上昇がモデル化された圧力上昇よりも速い時にはより小さな漏れが存在しているか或いは理想的な場合には全く漏れは存在していないと云うことを推定することが出来る。(その様なタンクシステムではめったに見られないことではあるが)負圧の場合には推論の仕方が丁度逆になる:即ち、実際の漏れ大きさが計算の際に仮定されたものよりも大きい時には、空気が外部からタンク内へ流入するので、実際の負圧はモデル化されたよりも緩やかに生み出される。漏れがより小さなタンクの場合にはそれとは逆に負圧はモデル化された計算によるよりも速く生み出される;何故なら外部から流入する空気量がより少なくなるからである。
この方法では、温度が分かっており且つ燃料の蒸発率と実際の或いはモデル化された蒸気圧の平衡=蒸気圧のずれとの間に上述の様な比例関係があれば、定められた漏れ大きさに対して予想される圧力の時間的変化が計算される、と云う閉じた計算アルゴリズムが使われている。定められた漏れ大きさに対して予想されるこの圧力変化が実際の測定された圧力変化と比較される。実際の圧力変化が計算によって求められた圧力変化よりも小さいか或いは大きいかに応じて、計算の基礎となった漏れ大きさよりも大きいか或いは小さい漏れを推定することが出来る。
その様な閉じた方法の場合には周知のごとく、初期条件を知ることが必要である。この初期条件について実際に近い値を手に入れるためには、定められた境界条件の下で(例えばこの車が比較的長い時間停車されていて、大きな温度変動はなかった時)、タンクシステムがその平衡状態に近い状態にあると云うことが前提として仮定される。これによって計算の始めに分圧pHCが平衡蒸気圧pHCequiに等しいと考えることが出来る。すると空気の分圧pairは測定された総圧力とHC=平衡=蒸気圧との差として得られる。かくして閉じたアルゴリズムのための初期条件が知られる。
この発明に基づく方法の或る好ましい実施態様では前もって定めておくことの出来る漏れ大きさは直径0.1mmから0.8mmまで、好ましくは0.3mmから0.6mmまでの漏れに対応している。特にこの前もって与えて置くことの出来る漏れ大きさは直径が0.5mmとすることが好ましい。0.5mmの直径は現在法的に要求されているタンク漏れの診断のための閾値に対応している。とりわけ複数の部分から成るタンクシステムの場合には、より低い閾値、例えば直径0.3mm、を計算の基礎に用いる方が好ましいことがある。
この発明に基づく方法の或る好ましい実施態様ではこの発明に従って考慮される温度がタンクシステム内で測定される。そのために好ましくは適当な温度センサが備えられる。代わりのやり方として或いは追加としてタンクシステム内の温度が見積もられることもある。これは例えば、熱データのバランスシートを反映している、対応するモデルを用いることによって行うことが出来る。タンクシステム内の温度の測定によれば温度は場合によってはより正確に又より高い信頼性をもって把捉出来る。適当なモデルを用いる温度の見積りはタンクシステム内に他のセンサ装置、とりわけ温度センサ、を必要としないと云う利点を持っている。適当な制御装置の中で行うことの出来るこの温度の見積りに際して、この発明に基づく方法の場合には、タンクシステム内に、圧力変化の把捉のために備えられる圧力センサだけしか必要ではない。実際の圧力変化は一つ又は複数の通常の圧力センサを用いて把捉することが出来る。
別の好ましい実施態様では外気温がタンクシステム内の温度の確定のために援用される。この発明に基づくタンク漏れ診断は実施は好ましくは、場合によっては外気温に対するタンクシステムの温度適合を可能にするために、外気温の測定の後に好ましくは例えば約1時間の時間遅延を置いて実施される。
この発明に基づく方法の或る好ましい実施態様では予想される圧力変化の把捉のために温度の関数としての燃料の蒸気圧の変化が考慮される。例えばこの燃料=蒸気圧曲線の動きは制御装置の中に記憶されていて呼び出される。代表的な燃料の蒸気圧力曲線を使用するととりわけ有利となる。その場合代表的な燃料としてはとりわけ、この方法が漏れの検出のために実施される時に自動車の中で用いられることが予想される燃料とすると良い。
幾つかの燃料について複数の蒸気圧曲線或いは温度の関数としての蒸気圧の変化が記憶されているととりわけ有利となる。この実施態様によればその際に適切な蒸気圧曲線が選び出されてこの発明に基づく方法のために考慮される。好ましくは、実際にその自動車で用いられているか或いはそれに最も近い燃料の蒸気圧曲線が選び出されて考慮される。様々な燃料の特性は、この発明によって把捉されるタンクシステム内の圧力変化の観点から見ると、互いにはっきりと異なっていることがある。このことは漏れの検出の際して不正確さをもたらすことがある。従ってこの発明によれば、この発明に基づく方法の中で実際に用いられる燃料の蒸気圧力曲線が援用されると云う形で、様々な燃料のこの異なる特性が考慮される。対応する蒸気圧力曲線の選択は様々な基準に基づいて行うことが出来る。例えばその時々の燃料の識別は通常の方法によって行うことが出来、次いでこの情報を用いて対応する蒸気圧曲線が選び出される。
特に好ましい或る実施態様ではこのために燃料=揮発性が確定され且つこの基準に基づいて対応する曲線が選び出される。例えば冬用と夏用の燃料では一般に異なっている燃料の揮発性を考慮することには特別な利点がある;何故ならその時々の燃料の揮発性はこの発明に基づいて把捉されたタンクシステム内の圧力変化の場合には少なからぬ影響を与えるからである。別の実施態様では燃料の識別は例えば燃料品質センサを用いて、動的負荷交替の際の排気ガス値の特性(過渡負荷変動)或いはスタート時のエンジン特性(始動適応)に基づいて把捉することが出来る。その時々に用いられている燃料を逆推理することを可能にする別のやり方に、季節の考慮、例えば衛星システムを介した車の地理的位置の考慮、或いは周囲温度の長期的変化の観察がある。
この発明に基づく方法の或る好ましい実施態様では外的原因による圧力変動は自然の圧力変動、それ故別の圧力源に依らない圧力変動である。その例には変動する周囲圧力がある。別の好ましい実施態様では外的原因による圧力変動は、例えばタンクの中へポンプで送り込まれる(超過圧)か或いはガスがタンクから吸い出される(負圧)と云う形で、別の圧力源によって引き起こされる。タンクシステム内の負圧は例えばアイドリングの際に内燃機関の吸気管内で支配的な負圧によって獲得される。対応する正或いは負の質量流はとりわけ有利にこの発明に基づく方法の中で考慮される。
本発明は更に、計算装置、例えば制御装置、の上で走らせられるとこの方法の上述のステップを実行するコンピュータプログラムを含んでいる。最後に本発明は、プログラムがコンピュータ或いは制御装置の上で実行されると、上述の方法を実行するための、機械読み取り可能な媒体の上に記憶されているプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品を含んでいる。この発明に基づくタンクシステム内の漏れの検出のための或いは車におけるタンク漏れ診断のためのコンピュータプログラム或いはコンピュータプログラム製品は対応する制御装置の中でとりわけ有利に実行される。
本発明のその他の利点及びメルクマールは実施例と関連している以下の図面の説明から明らかとなる。その際様々なメルクマールはそれぞれそれ自体として或いは互いに組み合わせて実現されることが出来る。
図1はこの発明に基づく方法の実施のためのタンクシステムの略図を示す。 図2この発明に基づく方法の一つの好ましい実施態様に基づく予想される圧力変化の把捉のためのブロック図を示す。
図1に示されているタンクシステム1は内燃機関2を含んでおり、この内燃機関には吸気管3と燃料計量手段4を通して燃料がタンク5から供給される。気化性の燃料或いはタンク5からの燃料蒸気は活性炭フィルタ6の中で捕捉されて蓄えられる。タンクエア抜き弁7を開くことによって、蓄えられていた燃料蒸気を吸気管3を通して内燃機関2に送り込むことが出来る。そのために開かれた止め弁8を通して新気が吸入され、この新気が発生した圧力状態によって活性炭フィルタ6を通って流れ、この活性炭フィルタ6が燃料蒸気を捕捉して内燃機関2に送り込む。弁7及び8の制御のために制御装置9が備えられている。センサ10を通じて制御装置9に、例えば、回転数、負荷、及び場合によってはその他のパラメータ等、内燃機関2の運転状態を表す信号が送られる。排気ガス管12の中の排気ガスセンサ11を通じて排気ガスに関する信号が更に制御装置9へ送られる。圧力センサ13は、例えばタンク5内の、タンクエア抜きシステム内の圧力を表す信号を作り出す。この発明によれば、タンク5内或いはタンクシステム内に生じる、外部原因による圧力変動に対する反応としての圧力変化が、予想される圧力変化と比較され、タンクシステム1内の漏れの存在が推定される。外部原因による圧力変動は変化する周囲条件によって或いは意図的な介入によって引き起こすことが出来る。例えば弁8を閉じて弁7を開くことによって内燃機関2の吸気管3の中で支配的な負圧により燃料蒸気をタンクシステム、とりわけタンク5と活性炭フィルタ6から吸引することが出来るので、タンクエア抜きシステム内に負圧が生じる。定められた負圧レベルが到達された時に、弁7を閉じることによってタンクエア抜きシステムが閉じられる。圧力センサ13を通じて、時間の経過の中でこの負圧がどれだけ又どの位の速度で緩和されるかと云うことが観察される。実際の圧力変化と比較される、予想される圧力変動を求める際にはタンクシステム内の温度の影響が考慮される。このために好ましくはタンクシステム内に温度センサ14が備えられている。別の実施態様では温度センサはないが、温度は、とりわけ制御装置9の中で行われる、見積りを通じて求められる。制御装置9には、この発明によれば密閉性検査の診断結果を表示することの出来るエラーランプ15が割当てられている。
図2に示されているブロック図はタンク内で予想される圧力変化を温度に応じて把捉するために実施されることの出来る諸ステップを示している。これ等のステップは好ましくは自動車の制御装置の中で実施される。出発点は一つ或いは複数の燃料の蒸気圧力曲線、従って特定の燃料に関する温度の関数としての蒸気圧力の変化、である。場合によっては、実際に用いられている燃料の特性に対応しているか或いはそれに最も近い蒸気圧力曲線を複数の蒸気圧力曲線から選び出すことが出来る。ステップ21ではこの蒸気圧曲線から、与えられた温度に基づいて、燃料蒸気の平衡=蒸気圧pHCequiが求められる。ステップ22では平衡=蒸気圧pHCequiとモデル化された分圧pHCの差が求められる。モデル化された分圧pHCは次に記載されるステップ26から27までの中で求められる。平衡からのずれに応じた蒸気形成強さを表している蒸発定数、例えば0.25g/hPah、を考慮しながらステップ23でpHCequiとpHCの間の差或いはずれからその燃料の蒸発率が求められる。これは蒸発=或いは凝縮=率は平衡状態からの蒸気圧の隔たりに比例している(直線的モデル)と云う前提のもとに行われる。この蒸発率からステップ24で正味=蒸発率の決定のためにモデル化されたHC=漏れ質量流量が差し引かれる。モデル化されたHC=漏れ質量流量の形成は後のステップ28で説明される。ステップ25でこの差を時間について積分することからガス相での総HC=質量が求められる。ガス相でのこの総HC=質量から一般的なガス方程式を用いてステップ26と27で体積と温度が分かっている時に且つ密度係数を考慮しながら分圧pHCが計算される。この分圧がステップ22の中に入力値として送り込まれる。分圧pHCと分圧pair(分圧pairの計算についてはステップ29から31までで説明される)から、それ等の和としてタンク内の総圧力が求められる。pHCと分圧pairを用いて、前もって定めておくことの出来る漏れ大きさ、例えば直径0.3mm又は0.5mmの漏れの場合、ステップ28で、どんな質量流量HC(HC=漏れ流)とどんな質量流量=空気(空気=漏れ流)がこの漏れから流出するか或いはどれだけ多くの空気が負圧の場合にこの漏れの中へ流入するかと云うことが計算される。定められた大きさの漏れを通る質量流量の計算は当業者には既知であり且つ例えばいわゆる絞り方程式(Drosselgleichung 、throttle equation)に基づいて求めることが出来る。漏れ質量流量のHC=成分(HC=漏れ流)はステップ24での差の計算に取り入れられる。ステップ29で空気=漏れ流の考慮の下で空気の初期質量を時間について積分することによりタンクのガス相の空気の総質量が求められる。ステップ30及び31では空気質量から一般的なガス方程式を通して再び温度と体積と密度係数を考慮しながら空気の分圧pairが計算される。計算された空気の分圧pairはステップ28へ送られる。
その様な再帰的計算アルゴリズム(recursive calculation algorithm)のためには、計算の初めに初期条件、このケースの場合にはHCと空気の分圧、を知ることが必要である。そのために例えば、大きな温度変動が行われない比較的長い停止状態の後は、タンクシステムは少なくとも平衡に近い状態にあると云うことが前提として仮定される。これによって初期条件pHCとしてpHCequiに等しいと仮定することが出来、このpHCequiはステップ22で制御装置の中に格納されているデータセットと測定された或いはモデル化されたタンク内の温度から計算される。タンク内の総圧力はエア抜きされたタンクの場合には通常、大気圧から生じる。閉じられたタンクシステムの場合には総圧力は例えば圧力センサ或いはポンプの電力消費を通じて求めることが出来る。かくして空気の分圧の初期値は把捉された総圧力とpHCの初期値との差として得られる。
この様にすることによって、仮定された漏れ大きさの場合に予想される圧力変化が計算される。この計算は実際の温度を考慮しながら行われる。実際の温度は例えばタンク内の温度測定から或いは温度の見積りから上述の様にして求められる。計算された値、即ちpHCとpairとの和の時間的変化、が測定された圧力変化の値と比較される。これによって閾値として仮定された漏れ大きさ以上の漏れの存在の逆推理を可能にする。例えば直径0.3mmの漏れ大きさが閾値として検出されなければならないと云う時には、計算方法が0.3mmの漏れ大きさを考慮しつつ適用される。システム内の超過圧の場合に測定された圧力勾配がモデル化された圧力勾配よりも大きい場合には、実際には0.3mmの漏れに対応する値よりも少ない量のガス損失が漏れを通して生じていると云うことが推定される。それ故このシステムは正常(i.O.)であると識別することが出来る。システム内の負圧の場合に、測定された圧力勾配が0.3mmを用いてモデル化された圧力勾配よりも小さい場合には、より少ないガスが漏れを通して流入していると推定することが出来るので、正常なシステム(i.O.システム)であると判定することが出来る。それに対して上述の二つのケースのそれぞれ論理的に反対の場合には、システムに仮定されている0.3mmよりも大きな漏れがあると判定することが出来る。
図2に示されている計算モデルは自然の圧力変動、従ってシステム内への空気=或いはガス=質量流量の流入或いは流出を含んでいない圧力変動、を前提としている。しかしながらこの方法は、システム内のガスの流入或いは流出をもたらす別個の圧力源に対しても適用される。超過圧を生み出すために空気がタンク或いはタンクシステム内へポンプで送り込まれる場合には、プラスの記号を持つ追加の空気質量流がステップ29に基づく積分器の中で考慮される。負圧を生み出すためにガスがシステムから吸引される場合には、負の記号を持つ空気=或いはHC=成分がステップ25及び29の中の二つの積分器の中で考慮される。
ステップ21の中で用いられた蒸気圧力曲線は代表的な燃料の場合の温度の関数としての蒸気圧力の変化を反映することが出来る。特別に有利な別の実施態様ではこの場所に二つ又はそれ以上の燃料=蒸気圧力曲線を格納しておくことが出来る。この方法の実施のためにはこれ等の蒸気圧力曲線の中から、実際に用いられている燃料の特性を再現しているか或いはその特性に最も近い圧力曲線が選び出される。その時々に適当な燃料=圧力曲線の選択は好ましくは実際に用いられた燃料の確定に基づいて行われる。この確定は用いられている燃料の特徴を示している具体的な大きさ、に基づいて、例えば燃料品質或いは燃料=揮発性の測定によって行われる。更に燃料は動的負荷交替の際(過渡補償)には排気ガス値の特性、例えば空気特性値ラムダに基づいて或いはスタート時の内燃機関の挙動(始動適応)によって検出或いは確定することが出来る。その上様々な間接的事実から、例えば季節から、車の地理的場所から、或いは周囲温度の長期的変化から使用されている燃料を推定することが出来る。
1 タンクシステム
2 内燃機関
3 吸気管
4 燃料計量手段
5 タンク
6 活性炭フィルタ
7 タンクエア抜き弁
8 止め弁
9 制御装置
10 センサ
11 排気ガスセンサ
12 排気ガス管
13 圧力センサ
14 温度センサ
15 エラーランプ

Claims (11)

  1. 外部原因による圧力変動に対する反応としてのタンクシステム内の圧力変化から漏れの存在が推定される、
    特に自動車の、タンクシステム(1)中の漏れの検出のための方法にして、
    その際前もって定めておくことの出来る漏れ大きさに対してタンクシステム内で予想される圧力変化が温度に応じて把捉され且つ予想される圧力変化との実際の圧力変化の比較から漏れの存在が推定されると云う形でタンクシステム(1)内の温度の影響が考慮されると云うことを特徴とする、請求項1に基づく方法。
  2. 予想される圧力変化の把捉のために次の諸ステップ:
    − 与えられた温度の下における燃料の分圧としての平衡蒸気圧(HC)pHCequiの把捉(ステップ21)、
    − pHCequiとモデル化された分圧pHCとの間のずれの把捉(ステップ22)、
    − pHCequiとpHCとの間のずれからの燃料の蒸発率の把捉(ステップ23)、
    − 蒸発率とモデル化されたHC=漏れ流との間の差としての正味=蒸発率の決定(ステップ24)、
    − 蒸気の形でのHC=質量の決定のための時間による正味=蒸発率の積分(ステップ25)、
    − 与えられた体積(ステップ26)及び与えられた温度(ステップ26)の下における蒸気の形でのHC=質量からのモデル化された分圧pHCの決定、及び
    − 前もって定めておくことの出来る漏れ大きさの下での空気の与えられた分圧pairの下でのモデル化されたpHCに基づくモデル化されたHC=漏れ流の決定(ステップ28)、
    が含まれていると云うことを特徴とする、請求項1に基づく方法。
  3. 前もって定めておくことの出来る漏れ大きさが直径が0.1mmから0.8mmまで、好ましくは0.3mmから0.6mmまで、とりわけ0.5mmの漏れに対応していると云うことを特徴とする、請求項1又は請求項2に基づく方法。
  4. タンクシステム内の温度が測定され又/或いは見積もられると云うことを特徴とする、請求項1から3までの何れかに基づく方法。
  5. 燃料の蒸気圧の変化が温度の関数として考慮されると云うことを特徴とする、上記の諸請求項の何れかに基づく方法。
  6. 蒸気圧の変化が少なくとも二つの燃料について温度の関数として保存されており、一つの変化が選択され且つ考慮されると云うことを特徴とする、請求項5に基づく方法。
  7. 上記の変化の選択が、特定の燃料への逆推理を可能にする複数の要因の考慮によって行われ、その際好ましくはそれ等の要因が燃料=揮発性、燃料品質、動的負荷交替の際の排気ガス値、スタート時のエンジン特性、季節、地理的場所及び/又は周囲温度変化であると云うことを特徴とする、請求項6に基づく方法。
  8. 外部原因による圧力変動が自然の圧力変動であると云うことを特徴とする、上記諸請求項の何れかに基づく方法。
  9. 外部原因による圧力変動が別の圧力源によって引き起こされると云うことを特徴とする、上記諸請求項の何れかに基づく方法。
  10. 計算機の上で、とりわけ制御装置の上で、走らされると、上記請求項1から9までに基づく方法の全てのステップを実行するコンピュータプログラム。
  11. プログラムがコンピュータ或いは制御装置の上で実行されると、請求項1から9までの何れかに基づく方法の実施のための、機械読み取り可能な媒体の上に記憶されたプログラムコードを備えているコンピュータプログラム製品。
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