JP2011519623A - 組織の折れ目の形成に使用されるクリップ及び送達アセンブリ - Google Patents
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Abstract
組織クリップの配備及び適用のために選択的に固定された組織クリップを有する送達アセンブリを含む、組織並置用システム。組織クリップは、組織の広がりに沿った離間した位置と係合し、その回転の際に、離間した位置を一つに引き寄せて並置させて、それによって組織の折れ目を生成する、形及び寸法に作られる。
Description
本発明は、胃縮小のための方法及び装置に関する。より具体的には、本発明は、胃の外面に沿って折れ目を生成するための方法及び装置に関する。
肥満は、30%を超える米国の人口に影響を与えている内科的疾患である。肥満は人の個人的な生活の質に影響を与え、疾病率及び死亡率に有意に寄与している。肥満患者、すなわち、肥満度指数(「BMI」)が30を超える人は、しばしば、それに伴う、早死を含む健康上の問題(例えば、糖尿病、高血圧、呼吸不全)の高リスクを有する。この点を踏まえ、当業者であれば当然理解するように、肥満に伴う金銭的及び物理的なコストはかなりのものである。事実、肥満に関連するコストは、米国だけでも1000億ドルを越すと見積もられている。これまでの研究は、ダイエット及びエクササイズのみによる保守的な治療では多くの患者において過剰体重の低減に効果がない場合があることを示してきた。肥満学は、肥満の制御及び治療を取り扱う医学分野である。肥満学分野において、肥満の治療のための多様な外科的処置が開発されてきた。現在行われている最も一般的な処置は、ルー・エン・Y胃バイパス(RYGB)である。この処置は非常に複雑であり、病的肥満を呈する人の治療に一般的に利用されている。RYGB処置では、小さい胃嚢を胃腔の残りの部分から分離し、小腸の切除部分に付着させる。この小腸の切除部分を「より小さい」胃腔と小腸の遠位部分との間に接続して、それらの間を食物が通過することを可能にする。従来のRYGB処置は、多大な施術時間を要する。侵撃性の程度のために、術後の回復がかなり長く、痛みも激しい場合がある。それでも、米国だけで年間100,000件を超えるRYGB処置が行われており、かなりの医療費が費やされている。
RYGB処置の非常に侵襲的な性質を鑑み、他の、より侵襲的でない処置が開発されてきた。これらの処置としては、砂時計の形を形成するように胃を締め付ける胃バンディング術が含まれる。この処置は、胃の一部分から次の部分へ通過する食物の量を制限することによって、満腹感を誘発する。バンドは、胃と食道の接合部の近くの胃の周囲に配置される。小さい上位の胃嚢がすばやく満たされ、狭い出口を通ってゆっくりと空になることで、満腹感が生まれる。肥満の治療のために開発された他の形態の肥満学的手術には、フォビポーチ術(Fobi pouch)、胆嚢迂回術、及び胃形成術すなわち「胃をステープルで止める」術が含まれる。
病的肥満とは、理想体重を45.4kg(100ポンド)超えて上回ることと定義される。これに類別される人には、その人が直面する大きな健康上の問題及び死亡リスクのために、胃バンディング、RYGB、又は別のより複雑な処置が治療コースとして推奨される場合がある。しかし、米国及び他の地域において、病的肥満とは見なされない過体重者として類別される人口が増加している。これらの人は9.07〜13.6kg(20〜30ポンド)の過体重であり得、体重を減らしたいと望んでいるにもかかわらず、ダイエットとエクササイズだけでは成功し得なかった人である。これらの人々にとっては、多くの場合、RYGB又は他の複雑な処置に伴うリスクが潜在的な健康上の利益及びコストを上回る。したがって、体重減のための治療選択肢として、より侵襲性の低い、より低コストの解決策が含まれるべきである。
内視鏡のみの処置で腔壁にひだを作る術が既知である。しかし、胃腔の内部だけで手術をすることは、切開なしに達成し得るひだの深さを制限する。更に、全く内視鏡だけの処置では、胃腔及び腹腔内のアクセス及び視界は、縮小の程度が増すに連れて制限される。
前記を踏まえ、高価でなく、かつ潜在的合併症がほとんどなく、かつ減らした体重を維持するために必要なライフスタイルの変化のための時間を稼ぐ一方で体重減の利益を患者に提供する、外科的体重減処置(及びそれに関連する医療機器)を提供することが望まれる。更に、処置が患者にとって最低限に侵襲性であり、迅速な回復及びより少ない傷を可能にすることが望まれる。本発明は、そのような処置を提供する。
したがって、本発明の目的は、組織クリップの配備及び適用のために選択的に固定された組織クリップを有する送達アセンブリを含む、組織並置用システムを提供することである。組織クリップは、組織の広がりに沿った離間した位置と係合し、その回転の際に、離間した位置を1つに引き寄せて並置させて、それによって組織の折れ目を生成する、形及び寸法に作られる。
また、本発明の目的は、組織クリップが、先の尖った自由端を有する第1の端と、先の尖った自由端を有する第2の端と、第1の端と第2の端を接続する中央部分と、を有する細長い本体を含む、組織並置用システムを提供することである。
本発明の別の目的は、第1の端が、実質的にU型の第1のフック部材を含み、第2の端が、実質的にU型の第2のフック部材を含む、組織並置用システムを提供することである。
本発明の更なる目的は、中央部分がヒンジ部分を含む、組織並置用システムを提供することである。
また、本発明の目的は、送達アセンブリが、外側管と、回転心棒と、クリップ保持及び歪み矯正装置と、を含み、回転心棒並びにクリップ保持及び歪み矯正装置が、外側管内で移動する形及び寸法に作られる、組織並置用システムを提供することである。
本発明の別の目的は、組織クリップがS型フック組織クリップである、組織並置用システムを提供することである。
本発明の更なる目的は、組織クリップが、第1及び第2のフックをそれぞれ画定する第1及び第2のアームを含む、組織並置用システムを提供することである。
また、本発明の目的は、第1のアームが、尖った先端を含み、第2のアームが、尖った先端を含む、組織並置用システムを提供することである。
本発明の別の目的は、送達アセンブリが、ねじりレバーと、クランプ棒と、を含む、組織並置用システムを提供することである。
本発明の更なる目的は、2つの離間した位置で組織の広がりを組織クリップで係合する工程と、組織の折れ目を生成するやり方で離間した位置を引き寄せて並置させるために組織クリップを回転させる工程と、組織の隣接する表面が接触して折り畳まれた構成に組織を固定する工程と、を含む、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
また、本発明の目的は、組織クリップが、先の尖った自由端を有する第1の端と、先の尖った自由端を有する第2の端と、第1の端と第2の端を接続する中央部分と、を有する細長い本体を含む、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
本発明の別の目的は、回転させる工程が、中央部分を回転させて第1の端を第2の端に引き寄せることを含む、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
本発明の更なる目的は、第1の端が、実質的にU型の第1のフック部材を含み、第2の端が、実質的にU型の第2のフック部材を含む、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
また、本発明の目的は、中央部分がヒンジ部分を含む、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
本発明の別の目的は、組織クリップがS型フック組織クリップである、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
本発明の更なる目的は、組織クリップが、第1及び第2のフックをそれぞれ画定する第1及び第2のアームを含む、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
また、本発明の目的は、回転させる工程が、組織クリップを回転させて、第1のフック及び第2のフックによって捕らえられた組織を引き寄せて並置させることを含む、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
本発明の別の目的は、第1のアームが、尖った先端を含み、第2のアームが、尖った先端を含む、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
本発明の更なる目的は、組織クリップを体内に配備する工程を更に含み、この工程において、組織クリップが、配備の間に、折り畳まれた構成に維持され、この配備工程が、組織クリップの歪みを矯正することを含む、組織の折れ目を形成するための方法を提供することである。
本発明の他の目的及び利点は、以下の詳細な説明を発明の特定の実施形態を示した付属の図面とともに参照することで明らかとなろう。
本発明の詳細な実施形態をここに開示する。ただし、開示される実施形態は、本発明をあくまで例示するものに過ぎず、本発明はさまざまな形態で実施され得るものである点は、理解を要する。したがって、本開示の詳細は、限定としてではなく、当業者に本発明の製造及び/又は使用方法を教示する基礎としてのみ解釈されるべきである。
以下に記載した多様な実施形態の参照とともに、本発明は、組織並置用システムを提供する。このシステムは、送達アセンブリであって、このシステムに選択的に固定された組織クリップを有する、組織クリップの配備及び適用のための、送達アセンブリを含む。組織クリップは、組織の広がりに沿った離間した位置と係合し、その回転の際に、離間した位置を一つに引き寄せて並置させて、それによって組織の折れ目を生成する、形及び寸法に作られる。実際には、このシステムは、2つの離間した位置で組織の広がりを組織クリップで係合する工程と、組織の折れ目を生成するやり方で離間した位置を引き寄せて並置させるために組織クリップを回転させる工程と、組織の隣接する表面が接触して折り畳まれた構成に組織を固定する工程と、によって実施される。
図1〜11を参照すると、組織クリップ10及び送達アセンブリ12が開示されている。組織クリップ10及び送達アセンブリ12は、胃の外面の広がりに沿った離間した位置と係合するために設計されたものであり、すなわち、それらは、2つの位置(本発明の好ましい実施形態によると、例えば、約38mm離間している)において胃の組織を捕らえ、捕らえられた胃の部分を集めて組織を接近させ、組織の折れ目を生成するようなやり方で胃の外面を固定するのに使用される。この処置を組織の線に沿って何回も繰り返して、長い内部の折れ目を体内に、例えば、胃の内部容積を低減する折れ目を生成するために胃の漿膜表面に、生成することができる。組織が引き寄せられて並置されて、本発明による折れ目が生成された後、並置された組織は時の経過とともに一つに結合し、最終的には、組織を折り畳まれた構成に保持するための恒久締結具の必要がなくなる。
本発明を開示する目的のために、上で約38mmを好ましい間隔として開示しているが、本発明の用途に基づいて、具体的な間隔は大きく変化し得ることが企図される。具体的に言うと、本発明にしたがって使用され、以下に詳述する組織クリップ10は一定の長さを有することになるが、実際の組織咬合の幅(すなわち、組織クリップ10の第1のフック部材22と第2のフック部材34の係合と貫通点との間の組織の距離又は範囲)は、組織の特徴及び組織クリップ10がどのように適用されるかによって異なることになる。加えて、本明細書では特定の組織の折れ目の配列が開示されているが、多様な組織の折れ目のパターンを適用して、胃の運動性を弱めること、入り口/出口の制限を提供すること、及び/又は、胃内容物排出速度を変化させてもよいことが企図される。組織の折れ目のパターンの例は、2007年7月18日付けで出願された同一所有者の米国特許出願第11/779,322号に詳述されており、その内容の全体は参照により本明細書に組み込まれる。このようにすると、胃の容積の縮小又は変更によってより少ない食物摂取で満腹感が得られ、結果的に体重減がもたらされる。
より具体的には、図3、4、及び5を参照すると、組織クリップ10は、第1の端16と、第2の端18と、第1の端16と第2の端18を接続する中央部分20と、を有する細長い本体14を含む。第1の端16は、第1の脚24及び第2の脚26と、それらの間の接続部材28とを有する実質的にU型の第1のフック部材22を含む。第1の脚24の端30は、細長い本体14の中央部分20に接続され、第2の脚26は、組織の部分的又は完全な貫通及び係合のための形及び寸法に作られた先の尖った自由端32を含む。組織クリップ10の第2の端18も同様に、第1の脚36及び第2の脚38と、それらの間の接続部材40とを有する実質的にU型の第2のフック部材34を含む。第1の脚36の端42は、細長い本体14の中央部分20に接続され、第2の脚38は、組織の部分的又は完全な貫通及び係合のための形及び寸法に作られた先の尖った自由端44を含む。
第1の端16と第2の端18それぞれの第2の脚26、38は、対向する関係で互いに面し、好ましくは、実質的に同一の長手方向軸に沿って整列されている、すなわち、先の尖った自由端32、44は、組織クリップ10のそれぞれの対向する端に向かって延びている。
したがって、組織クリップ10は、第1の端16及び第2の端18それぞれの先の尖った自由端32、44が、組織の広がりに沿って離間した組織部分と係合することができるような形と寸法に作られる。以下に詳述するように、第1の端16及び第2の端18それぞれの先の尖った自由端32、44を組織の広がりに沿った組織部分の中に又はそれを貫通していったん置いたら、中央部分20をねじる(又は回転させる)。中央部分20のねじりは、中央部分20の長さを効果的に短くし、第1の端16を第2の端18に引き寄せ、結果的に、第1の端16の先の尖った自由端32が置かれた組織部分を、第2の端18の先の尖った自由端44が置かれた組織部分に引き寄せる。
実際には、本組織クリップ10と関連した処置の説明として更に詳述するように、組織クリップ10の中央部分20はその中間領域46に沿って折り畳まれて、組織クリップ10のプロファイルを低減し、所望のやり方でそれが組織に適用され得る体腔への容易な通過を可能にする。本発明の好ましい実施形態にしたがい、中央部分20は、組織クリップの残りの部分と同じ材料で構成される。しかし、中央部分20、特に、細長い本体の中間領域46は、本発明による所望の硬さ及び曲げ特性を達成するために熱処理、加工硬化、又は異なる形状で構築された金属であるのが好ましい。本発明の好ましい実施形態にしたがい、細長い本体14の中央部分20は、本明細書に記載されているやり方で曲がるが横断方向の曲げは阻止する実質的な剛性を提供することを可能にする矩形構成で形成される。
図6〜11を参照すると、所望の位置への組織クリップ10の送達は、図5に示すような低プロファイル構成で組織クリップ10を特定の場所に送達させ、図3に示すような構成に組織クリップ10を広げて組織をしっかりと係合し、組織クリップ10の細長い本体14の中央部分20をねじって(すなわち回転させて)組織を引き寄せ並置させて、本発明にしたがって所望のように組織の折れ目を生成するために特に適応された送達アセンブリ12の提供によって達成される。送達アセンブリ12は、送達アセンブリ12の多様な構成要素を収納するための形及び寸法に作られた外側管48と、そのより低いプロファイルに折り畳まれた構成にある組織クリップ10と、を含む。代表的な実施形態では、外側管48の外側直径は、小(3〜5mm)トロカールを通過するサイズに作られるが、より大きい直径もまた、本発明の範囲に含まれる。送達アセンブリ12の移動構成要素は、クリップ保持及び歪み矯正装置52内で移動する回転心棒50を含み、それらは両方とも、外側管48内で移動する。
概して、図1、2、6、及び8を参照して以下に更に詳述するように、組織クリップ10は以下のやり方で配備される。いったん送達アセンブリ12が適切に配置されると、回転心棒50とクリップ保持及び歪み矯正装置52との間の相対的線状動作が組織クリップ10を真っ直ぐにする(好ましくは、引っ込められたときにクリップ保持及び歪み矯正装置52が組織クリップ10を回転心棒50に対して押す)。次いで、外側管が、歪み矯正された組織クリップ10と係合し、組織クリップが組織と係合する(この工程は、組織クリップ10を歪み矯正した後の任意のポイントで生じてよい。組織クリップ10は装置との最大係合を有するので、この位置が好ましい)。クリップ保持及び歪み矯正装置52は、組織クリップ10を解放し、近位に移動して、外側管48内の細長い本体14の中央部分20の回転のための空間を準備する。次いで、回転心棒50を使用して、組織クリップ10の細長い本体14の中央部分20を回転させる。最後に、外側管48を組織クリップ10から解放する。
より具体的には、図6、7、8、及び9を参照すると、回転心棒50は、組織クリップ10の細長い本体14の中央部分20と係合し、細長い本体14の実効長を低減させるやり方で回転部分20のねじりを可能にする、形及び寸法に作られる。回転心棒50は、第1の端58及び第2の端60を有する細長い本体56を含む。第1の端58は、医療従事者が特定の処置を行うための作動用ハンドル(図示せず)を含む。第2の端60は、それ自体から回転心棒50の長手方向軸に沿って延びた第1の突起64及び第2の突起66を含み、第1及び第2の突起64、66は実質的に平行であり、それらの間に凹部70を有する。したがって、第1及び第2の突起64、66は既定距離だけ離間され(よって、「フォーク」を形成する)、組織クリップ10の中央部分20が第1及び第2の突起64、66の間の凹部70に配置されるのを可能にして、組織クリップ10の中央部分20の操作を可能にする。好ましい実施形態によると、突起64、66及び中央部分20は、凹部70の開口部68が中央部分20と整列されたときのみに他の構成要素(すなわち、クリップ保持及び歪み矯正装置52並びに外側管48)との係合を容易にする寸法であるので、本発明による回転の前の不要な回転を防ぐ。
回転心棒50は、クリップ保持及び歪み矯正装置52内に嵌る形及び寸法に作られて、組織クリップ10を操作する。図6、7、8、9、及び10を参照すると、クリップ保持及び歪み矯正装置52は、概して、管体72を含み、この管体は、組織クリップ10を保持し、組織の係合(捕らえること)及び並置の前に組織クリップ10を真っ直ぐにするか又は拡大する形及び寸法に作られる。クリップ保持及び歪み矯正装置52は、第1の端74及び第2の端76を含む。回転心棒50の場合と同様に、クリップ保持及び歪み矯正装置52の第1の端74は、本発明に従った処置の実行中の医療従事者による係合に適応する。クリップ保持及び歪み矯正装置52の第2の端76は、組織クリップ10を外側管48に挿入中に組織クリップ10を定位置に保持する、対向する第1及び第2のフック78、80を含む。第1及び第2のフック78、80それぞれは、本発明による処置の実行中に組織クリップ10の中央部分20を受け入れて保持する形及び寸法に作られた、径方向に配向された凹部84、86を含む。端的には、以下に更に詳述するように、第1及び第2のフック78、80はまた、回転心棒50に対して近位に引くことによって組織クリップ10を真っ直ぐにするために使用される。第1及び第2のフック78、80は、本発明の好ましい実施形態により、例えば時計回りである既定方向へのわずかな回転によって組織クリップ10を解除する。クリップ保持及び歪み矯正装置52は、回転のために引っ込められるが、回転後にそれを遠位に前進させることによって組織クリップ10のコイル21が回転心棒50の第1及び第2の突起64、66から放される。
図6、7、8、及び11を参照すると、本発明の外側管48が図示されている。外側管48は、中央ルーメン90を有する管体88を含む。外側管48は、カニューレ(図示せず)を通して挿入するために組織クリップ10を収容するように機能する。外側管48は、また、組織クリップ10の第1及び第2の端16、18が引き寄せられて一つになるように導く。回転心棒50並びにクリップ保持及び歪み矯正装置52の場合と同様に、外側管48は第1の端92及び第2の端94を含む。外側管48の第1の端92は、本発明に従った処置の実行中の医療従事者による係合に適応する。外側管48の第2の端94は、その遠位端で第1及び第2のフック100、102を画定する対向する凹部96、98を含む。凹部96、98は、組織クリップ10の離間した部分を保持するための形及び寸法に作られて、回転心棒50が回転し中央部分20を螺旋に巻くと、組織クリップ10の配向を維持し、それによって組織が内側に引かれるようにし、周方向に引く傾向を持たない。回転の完了後、第1及び第2のフック100、102はわずかな回転によって組織クリップ10から解除される。
図1、2及び6〜8を参照し、本発明による組織クリップ10の適用手順を開示する。図6を参照すると、本送達アセンブリ12の構成要素の断面図が図示されている。図6を参照して示される構成において、送達アセンブリ12はカニューレを通して挿入される用意ができている。組織クリップ10は、回転心棒50の第1及び第2の突起64、66によって形成された凹部70の股部において、その折り畳まれた低プロファイルの構成にある。クリップ保持及び歪み矯正装置52の対向する第1及び第2のフック78、80は、保管及び外側管48への挿入の間に組織クリップ10を定位置に保持する。外側管48は組織クリップの遠位の第1及び第2の端16、18を収容し、カニューレを通って嵌る。
図7を参照すると、組織クリップ10が組織を保持するように送達アセンブリ12が位置決めされると、組織クリップ10は回転心棒50の第1及び第2の突起64、66の間に形成された凹部70内に維持される。次いで、外側管48が引っ込められて、それにより組織クリップ10が露出され、歪み矯正の用意ができる。次いで、クリップ保持及び歪み矯正装置52が引っ込められることにより、中央部分20が回転心棒50に対して引かれる際に、組織クリップ10が歪み矯正される。次いで、組織クリップ10が移動して、第1及び第2のフック100、102がバックスパンすなわち組織クリップ10の中央部分20にフックされると、外側管48と係合し、本発明による細長い本体14の中央部分20の回転のための用意ができる。
図8を参照すると、組織クリップ10の巻きが完了してコイル21が形成され、細長い本体14の中央部分20の実効長が低減している。一つに巻かれたコイル21が、本発明にしたがって、組織クリップ10の第1及び第2の端16、18による組織の接近を可能にすることがわかる。回転の完了後、外側管48の第1及び第2のフック100、102は組織クリップ10の中央部分20から解放され、クリップ保持及び歪み矯正装置52が遠位に移動して、螺旋に巻かれた組織クリップ10を凹部70内から射出する。
より具体的には、本送達アセンブリ12は、以下のようなやり方で動作する。組織クリップ10は、その中間領域46を中心に折り畳まれて、それを胃腔に向かわせるカニューレに嵌って通過する外側管48に嵌る。組織クリップ10は、クリップ保持及び歪み矯正装置52の第1及び第2のフック78、80上に配置される。回転心棒50が、回転心棒50の第1の突起64と第2の突起66の間の凹部70内の組織クリップ10とともに、クリップ保持及び歪み矯正装置52に挿入される。外側管48がクリップ10全体に滑り被さり、挿入のためにそれを収納する。
次いで、送達アセンブリ12を、トロカールアセンブリのカニューレを通して挿入する。いったん体腔に入り、カニューレの遠位端の外に出たら、外側管48を引っ込めて組織クリップ10を露出させる。クリップ保持及び歪み矯正装置52を近位に移動させて、組織クリップ10をその折り畳まれた構成から開くと、組織クリップ10の中央部分20が、それまで外側管48内に保持されていたときの折り畳まれた構成から外され真っ直ぐになる。組織クリップ10の中央部分20は絶対的な一直線でなくてもよい、すなわち、その第1及び第2の端16、18は正確に180°度開かれていなくてよい。次いで、外側管48を遠位に移動させて回転させることにより、外側管48の第1及び第2のフック100、102を組織クリップ10の第1及び第2の端16、18に掛ける。次いで、クリップ保持及び歪み矯正装置52を回転させて、組織クリップ10を解除する。その後、クリップ保持及び歪み矯正装置52は引っ込められる。組織クリップ10の一つの先の尖った自由端32を所望の位置で胃の組織に挿入する(すなわち、貫通させる)。組織クリップ10のもう一方の先の尖った自由端44を胃の組織に挿入する(すなわち、貫通させる)。回転心棒50を回転させて、細長い本体14の中央部分20をねじって螺旋に巻き、それによって組織クリップ10の第1の端16及び第2の端18を引いて組織を一つに集めて、所望のように組織を接近させる。外側管48の回転によって外側管48の第1及び第2のフック100、102を外し、外側管48を引っ込めて組織クリップ10をクリアする。次いで、クリップ保持及び歪み矯正装置52を前進させて、螺旋に巻かれた組織クリップ10を回転心棒50から外す。
本組織クリップ10及び送達アセンブリ12は、先の尖った自由端32、44が位置づけられる第1及び第2の端16、18が硬く、変形に対する抵抗性があり、かつ細長い本体14の中央部分20が回転心棒によって容易に螺旋に巻かれる組織クリップ10を提供する。第1及び第2の端16、18に強度を提供する一方で材料の量を最小限にする方法は、予想される負荷の下で変形に抵抗するよう、クリップのその部分において材料の性状(例えば、硬化等)を変更すること、及び/又はこの領域でクリップの断面積を最適化することを含む。変形に抵抗するであろう単純な形状の一例は、クリップの断面積を、第1及び第2の端16、18の平面に対応する矩形の長辺と、前記第1及び第2の端16、18の平面に対して垂直な矩形の短辺と、を有する矩形にすることである。中央部分20も、同様に、材料の性状及び形状の選択によって、回転心棒で容易に螺旋巻きすることができる。材料の量を最小限にする一方で中央部分20の容易なねじりを提供する方法は、予想される負荷の下での曲げを容易にするために、組織クリップ10のその部分の材料の性状(例えば、焼きなまし等)を変更すること、及び/又はこの領域において組織クリップ10の断面積を最適化することを含む。曲げを容易にするであろう単純な形状の一例は、組織クリップ10の中央部分20における断面積を矩形にして、その矩形の長辺が、第1及び第2のフック部材22、34が置かれる平面に対して垂直な平面にあり、その矩形の短辺が第1及び第2のフック部材22、34が置かれるのと同一の平面にあるようにすることである。このようにすると、クリップがそれ自体で巻かれ、結果としてもたらされる回転された中央領域のサイズが縮小される。組織クリップ10を開いて配備位置にする方法は、挿入が容易な低プロファイルのクリップを可能にする。組織クリップ10の中央部分20を螺旋巻きして組織クリップ10の第1及び第2の端16、18の先の尖った自由端32、44を一つにして組織を接近させることは、胃縮小手術にしたがって所望のように折れ目を生成することを可能にする。
代替実施形態にしたがい、図12〜16を参照すると、図1〜11を参照して先に開示したクリップが、外科手術用S型フック組織クリップ110で置換されている。具体的には、フックの形の組織クリップ110は、好ましい実施形態にしたがって第1及び第2のフック116、118をそれぞれ画定する第1及び第2のアーム112、114を有する。本組織クリップ110は、折れ目の形成における強度及び十分な恒久性を可能にする。組織クリップ110のフック116、118は胃の組織を捕らえ、一つに集めて、胃容積を低減し、次いで、以下に記載するようなやり方による組織クリップ110の回転によって組織の折れ目をまとめてロックする。加えて、組織クリップ110のフック116、118上に形成された返し120が、組織クリップ110の逆転及び折れ目の解放を防ぐのを助ける。このクリップの代表的な実施形態は、参照により全文が本明細書に組み込まれるPCT国際公報2006037399号に見出され得る。
より具体的には、図12及び13を参照し、外科手術用S型フック組織クリップ110を開示する。第1及び第2のアーム112、114は、組織クリップ110の中心点122から延びる。中心点122は、以下の開示に基づいて理解されるように、組織クリップ110の回転点として指定される。第1及び第2のアーム112、114のそれぞれは、組織クリップ110の中心点122に連結される第1の端124、126と、第2の、すなわち自由な、端128、130とを含む。第1及び第2のアーム112、114のそれぞれの自由端128、130は、本明細書に更に詳述されるように組織内に貫通するための形及び寸法に作られる尖った先端132、134を含む。第1及び第2のアーム112、114は、円形構成であり、全円の約4分の3延びている。回転点から出発して、第1及び第2のアーム112、114のそれぞれは、同一の回転方向を有する。故に、一つがアーム112、114それぞれに沿ってその尖った先端132、134まで行く場合、一つは右手カーブに沿って、又は時計回り方向に、移動することになる。
返り120は、第1及び第2のアーム112、114の両方の外側面に提供される。好ましい実施形態によると、組織クリップ110は実質的に平らであり、故に、第1及び第2のアーム112、114はほぼ同一の平面にある。しかし、代替実施形態においては、尖った先端132、134が中心点122と同一の平面にある必要はないと想定される。
組織クリップ110を、例えば、以下に更に詳述するように、送達アセンブリ136の助けとともにその中心点122の近くにて把持することを容易にするために、中心点122の周囲のエリアは平らな(紙の平面に対して垂直に延びる互いに平行の表面を伴う)構成であり、一方、第1及び第2のアーム112、114は、平らなものとして図示されているが、例えば丸い構成であってもよく、又は、それに対して垂直よりも紙の平面においてより強い寸法である。
送達アセンブリ136は、本S型フック組織クリップ110とともに使用するために提供される。送達アセンブリ136は、ねじりレバー138及びクランプ棒140を含む。ねじりレバー138及びクランプ棒140は、カニューレを貫通して挿入するための形及び寸法に作られる。先の実施形態の回転心棒と同様に、ねじりレバー138は、組織クリップ110の中心点122と係合しそのねじりを可能にする形及び寸法に作られる。ねじりレバー138は、中央ルーメン143を有する細長い本体142と、第1の端144及び第2の端146とを含む。第1の端144は、医療従事者が特定の処置を行うための作動用ハンドル148を含む。第2の端146は、第1の突起150及び第2の突起152を含む。第1及び第2の突起150、152は、ねじりレバー138の遠位端の長手方向軸に沿って延び、第1及び第2の突起150、152は、実質的に平行である。第1及び第2の突起150、152は、横凹部154、156を含み、ねじりレバー138がS型フック組織クリップ110をフックして保持し、ねじりの準備をすることを可能にする。S型フック組織クリップ110がねじりレバー138から落ちないようにするために、クランプ棒140をねじりレバー138内に嵌め、組織クリップ110に対して力を付与して、組織クリップ110と横凹部154、156との間に摩擦を生成し、配備の間、組織クリップ110はこの横凹部に置かれて、ハンドル148内の機構によって定位置に保持される。
実際には、図14、15、及び16を参照すると、S型フック組織クリップ110を、胃に近接して、送達アセンブリ136とは別に、カニューレを通して体腔へ挿入する。送達アセンブリ136、すなわち、ねじりレバー138及びクランプ棒140を、カニューレを通して挿入する。ねじりレバー138は、S型フック組織クリップ110を持ち上げ、ねじりレバー138の第1及び第2の突起150、152に入れるように操作する。クランプ棒140は遠位に押され、S型フック組織クリップ110を締め付けて、ねじりレバー138の遠位端にそれをしっかりと保持する。これで、望むように組織を捕らえるように、S型フック組織クリップ110を伴う装置を操作することができる。
組織を係合して一つに引き寄せるプロセスは、図13、14、15、及び16を参照して示される。第1の工程では、組織クリップ110の中心点122の近くでS型フック組織クリップ110を把持し、S型フック組織クリップ110がある平面に対して実質的に垂直に延びるねじりレバー138の助けを得て、S型フック組織クリップ110を処置エリアに配置する。尖った先端132、134はそれぞれ組織並置のエリアに接触して貫通し、図15に示した状態において、回転され組織を引き寄せて並置され、折れ目を生成する用意ができている。
次に、S型フック組織クリップ110は、時計回りに回転される。図15は、90°回転された後の状態を示す。見てわかるように、組織マージンは第1及び第2のアーム112、114を追跡しなくてはならず、そのために、それらは互いに向かって移動される。ここで図16を参照すると、S型フック組織クリップ110の自由端128、130を見てわかるように、S型フック組織クリップ110が180°回転された後の組織が示されている。この位置で、第1及び第2のアーム112、114は、並置された組織の両側を貫通する。これで組織マージンが触れて、組織は引き寄せられて並置される。
組織のマージンが接近して折り畳まれると、送達アセンブリ136はS型フック組織クリップ110をねじり、組織がしっかりと締め付けられるまで組織を集め続ける。S型フック組織クリップ110の返し120は、組織クリップ110の逆転を防ぐ。この時点で、クランプ棒140を解放し、ねじりレバー138を反対に回転させて、送達アセンブリ136を取り外す。
図17〜21を参照すると、代替実施形態は、図12〜16を参照して上述したものと異なるフッククリップを採用してもよい。より具体的には、先に開示した、図12〜16を参照して上述したクリップを、外科手術用S型フック組織クリップ210で置換する。具体的には、フックの形の組織クリップ210は、好ましい実施形態にしたがってそれぞれが第1及び第2のフック216、218を画定する第1及び第2のアーム212、214を有する。本組織クリップ210は、折れ目の形成における強度及び十分な恒久性を可能にする。組織クリップ210の概してC型のフック216、218は胃の組織を捕らえ、一つに集めて、胃容積を低減し、次いで、以下に記載するようなやり方による組織クリップ210の回転によって組織の折れ目をまとめてロックする。加えて、組織クリップ210のフック216、218上に形成された返し220が、組織クリップ210の逆転及び折れ目の解放を防ぐのを助ける。また、これらのフック216、218の形は、S型フック組織クリップ210の組織接近強度を最大限にする一方で、より容易にトロカールを通過することを可能にする。
より具体的には、図17及び18を参照し、外科手術用S型フック組織クリップ210を開示する。第1及び第2のアーム212、214は、組織クリップ210の中心点222から延びる。中心点222は、以下の開示に基づいて理解されるように、組織クリップ210の回転点として指定される。第1及び第2のアーム212、214のそれぞれは、組織クリップ210の中心点222に連結される第1の端224、226と、第2の、すなわち自由な、端228、230とを含む。第1及び第2のアーム212、214それぞれの自由端228、230は、本明細書に更に詳述されるように組織内に貫通するための形及び寸法に作られる尖った先端232、234を含む。第1及び第2のアーム212、214は直線の構成であり、それぞれが第1のセグメント260、262、第1のエルボ264、266、接続セグメント268、270、第2のエルボ272、274、及び第2のセグメント276、278を含み、本発明にしたがって、以下に更に詳述するように、フック組織クリップ210が回転する円周と実質的に整列した方向に延びる尖った先端で終わる。回転点から出発して、第1及び第2のアーム212、214のそれぞれは、同一の回転方向を有する。故に、一つがアーム212、214それぞれに沿ってその尖った先端232、234まで行く場合、一つは右手カーブに沿って、又は時計回り方向に、移動することになる。
返り220は、第1及び第2のアーム212、214の両方の外側面に提供される。好ましい実施形態によると、組織クリップ210は実質的に平らであり、故に、第1及び第2のアーム212、214はほぼ同一の平面にある。
組織クリップ210を、例えば、以下に更に詳述するように送達アセンブリ236の助けとともにその中心点222の近くにて把持することを容易にするために、中心点222を囲むエリアは平らな(表面が、紙の平面に対して垂直に延び互いに平行である)構成であり、一方、第1及び第2のアーム212、214は、例えば丸い材料で作製されるか、又はそれに対して垂直の寸法よりも紙の平面においてより強い寸法である。
送達アセンブリ236は、本S型フック組織クリップ210とともに使用するために提供される。送達アセンブリ236は、ねじりレバー238及びクランプ棒240を含む。ねじりレバー238及びクランプ棒240は、カニューレを貫通して挿入するための形及び寸法に作られる。先の実施形態の回転心棒と同様に、ねじりレバー238は、組織クリップ210の中心点222と係合しそのねじりを可能にする形及び寸法に作られる。ねじりレバー238は、中央ルーメン243を有する細長い本体242と、第1の端244及び第2の端246とを含む。第1の端244は、医療従事者が特定の処置を行うための作動用ハンドル248を含む。第2の端246は、第1の突起250及び第2の突起252を含む。第1及び第2の突起250、252は、ねじりレバー238の遠位端の長手方向軸に沿って延び、第1及び第2の突起250、252は、実質的に平行である。第1及び第2の突起250、252は、横凹部254、256を含み、ねじりレバー238がS型フック組織クリップ210をフックして保持し、ねじりの準備をすることを可能にする。S型フック組織クリップ210がねじりレバー238から落ちないようにするために、クランプ棒240をねじりレバー238内に嵌め、組織クリップ210に対して力を付与して、組織クリップ210と横凹部254、256との間に摩擦を生成し、配備の間、組織クリップ210はこの横凹部に置かれて、ハンドル248内の機構によって定位置に保持される。
実際には、図20及び21を参照すると、S型フック組織クリップ210を、胃に近接して、送達アセンブリとは別に、カニューレを通して体腔へ挿入する。送達アセンブリ236、すなわち、ねじりレバー238及びクランプ棒240を、カニューレを通して挿入する。ねじりレバー238は、S型フック組織クリップ210を持ち上げ、ねじりレバー238の第1及び第2の突起250、252に入れるように操作する。クランプ棒240は遠位に押され、S型フック組織クリップ210を締め付けて、ねじりレバー238の遠位端にそれをしっかりと保持する。これで、望むように組織を捕らえるように、S型フック組織クリップ210を伴う装置を操作することができる。
組織を係合して一つに引き寄せるプロセスは、図20及び21を参照して示される。第1の工程では、組織クリップ210の中心点222の近くでS型フック組織クリップ210を把持し、S型フック組織クリップ210がある平面に対して実質的に垂直に延びるねじりレバー238の助けを得て、S型フック組織クリップ210を処置エリアに配置する。尖った先端132、134はそれぞれ組織並置のエリアに接触し、図20に示した状態において、組織並置のエリアの組織内に完全に貫通する用意ができている。
次に、S型フック組織クリップ210は、時計回りに回転される。図20は、90°回転された後の状態を示す。見てわかるように、組織マージンは第1及び第2のアーム212、214を追跡しなくてはならず、そのために、それらは互いに向かって移動される。この時点で、第2のセグメント276、278の長い長さ(the long length)は、組織に食い込んでいる。ここで図21を参照すると、S型フック組織クリップ210の自由端228、230を見てわかるように、S型フック組織クリップ210が180°回転された後の組織が示されている。この時点で、第1及び第2のエルボ264、266、272、274は組織を通って引かれ、これで組織マージンが触れて、組織は引き寄せられて並置される。
組織のマージンが接近すると、送達アセンブリ236はS型フック組織クリップ210をねじり、組織がしっかりと締め付けられるまで組織を集め続ける。S型フック組織クリップ210の返し220は、組織クリップ210の逆転を防ぐ。この時点で、クランプ棒240を解放し、ねじりレバー238を反対に回転させて、送達アセンブリ236を取り外す。
本明細書に記載されている装置は、1回の使用の後に廃棄されるように設計することができ、又は、これらは複数回使用されるように設計することができる。しかしながら、いずれの場合も、デバイスは少なくとも1回の使用後、再使用のために再調整されることができる。再調整は、装置の解体工程、これに続く洗浄工程、又は特定部品の交換工程、及びその後の再組立工程の、任意の組み合わせを含むことができる。特に、装置は解体することができ、装置の任意の数の部品又は構成要素は、任意の組み合わせで選択的に交換又は取り外すことができる。特定の構成要素の洗浄及び/又は交換の際に、装置は、再調整施設において、又は外科手術直前に手術チームにより、その後の使用のために再組立することができる。当業者は、装置の再調整に、解体、洗浄/交換、及び再組立のための様々な技術を使用できることを理解するであろう。このような技術の使用、及びその結果として得られる再調整された装置は、全て、本出願の範囲内にある。
本明細書に記載した本発明は、手術前に加工処理されることが好ましい。先ず、新しい又は使用済みのシステムを入手し、必要に応じて洗浄する。次いで、システムを滅菌することができる。ある滅菌技術において、システムは、プラスチック又はタイベック(TYVEK)のバックなど、閉じられた密封容器内に入れられる。次いで、容器及びシステムを、ガンマ線、X線又は高エネルギー電子など、容器を貫通し得る放射線野の中に置く。この放射線によってシステム上及び容器内の細菌が殺菌される。滅菌されたシステムは、その後、無菌容器内で保管することができる。密封容器は、それが医療施設内で開封されるまで、システムを無菌に保つ。
装置を滅菌することが好ましい。これは、ベータ線又はガンマ線、エチレンオキシド、及び/又は蒸気を含め、当業者に公知の任意の数の方法によって実施することができる。
以上、好ましい実施形態を示し、説明してきたが、こうした開示によって発明を何ら限定しようとするものではなく、寧ろ発明の趣旨及び範囲に含まれるすべての改変及び代替的構成を網羅しようとするものであることが理解されるであろう。
〔実施の態様〕
(1) 組織並置用システムであって、
送達アセンブリであって、前記送達アセンブリに選択的に固定された組織クリップを有する、前記組織クリップの配備及び適用のための、送達アセンブリを備え、
前記組織クリップが、組織の広がりに沿った離間した位置と係合し、その回転の際に、前記離間した位置を一つに引き寄せて並置させて、それによって前記組織の折れ目を生成する、形及び寸法に作られる、システム。
(2) 前記組織クリップが、先の尖った自由端を有する第1の端と、先の尖った自由端を有する第2の端と、前記第1の端と前記第2の端を接続する中央部分と、を有する細長い本体を含む、実施態様1に記載のシステム。
(3) 前記第1の端が、実質的にU型の第1のフック部材を含み、前記第2の端が、実質的にU型の第2のフック部材を含む、実施態様2に記載のシステム。
(4) 前記中央部分がヒンジ部分を含む、実施態様2に記載のシステム。
(5) 前記送達アセンブリが、外側管と、回転心棒と、クリップ保持及び歪み矯正装置と、を含み、前記回転心棒並びにクリップ保持及び歪み矯正装置が、前記外側管内で移動する形及び寸法に作られる、実施態様2に記載のシステム。
(6) 前記組織クリップがS型フック組織クリップである、実施態様1に記載のシステム。
(7) 前記組織クリップが、第1及び第2のフックをそれぞれ画定する第1及び第2のアームを含む、実施態様6に記載のシステム。
(8) 前記第1のアームが、尖った先端を含み、前記第2のアームが、尖った先端を含む、実施態様7に記載のシステム。
(9) 前記送達アセンブリが、ねじりレバーと、クランプ棒と、を含む、実施態様6に記載のシステム。
(10) 組織の折れ目を形成するための方法であって、
2つの離間した位置で組織の広がりを組織クリップで係合する工程と、
組織の折れ目を生成するやり方で前記離間した位置を引き寄せて並置させるために前記組織クリップを回転させる工程と、
前記組織の隣接する表面が接触して折り畳まれた構成に前記組織を固定する工程と、
を含む、方法。
(1) 組織並置用システムであって、
送達アセンブリであって、前記送達アセンブリに選択的に固定された組織クリップを有する、前記組織クリップの配備及び適用のための、送達アセンブリを備え、
前記組織クリップが、組織の広がりに沿った離間した位置と係合し、その回転の際に、前記離間した位置を一つに引き寄せて並置させて、それによって前記組織の折れ目を生成する、形及び寸法に作られる、システム。
(2) 前記組織クリップが、先の尖った自由端を有する第1の端と、先の尖った自由端を有する第2の端と、前記第1の端と前記第2の端を接続する中央部分と、を有する細長い本体を含む、実施態様1に記載のシステム。
(3) 前記第1の端が、実質的にU型の第1のフック部材を含み、前記第2の端が、実質的にU型の第2のフック部材を含む、実施態様2に記載のシステム。
(4) 前記中央部分がヒンジ部分を含む、実施態様2に記載のシステム。
(5) 前記送達アセンブリが、外側管と、回転心棒と、クリップ保持及び歪み矯正装置と、を含み、前記回転心棒並びにクリップ保持及び歪み矯正装置が、前記外側管内で移動する形及び寸法に作られる、実施態様2に記載のシステム。
(6) 前記組織クリップがS型フック組織クリップである、実施態様1に記載のシステム。
(7) 前記組織クリップが、第1及び第2のフックをそれぞれ画定する第1及び第2のアームを含む、実施態様6に記載のシステム。
(8) 前記第1のアームが、尖った先端を含み、前記第2のアームが、尖った先端を含む、実施態様7に記載のシステム。
(9) 前記送達アセンブリが、ねじりレバーと、クランプ棒と、を含む、実施態様6に記載のシステム。
(10) 組織の折れ目を形成するための方法であって、
2つの離間した位置で組織の広がりを組織クリップで係合する工程と、
組織の折れ目を生成するやり方で前記離間した位置を引き寄せて並置させるために前記組織クリップを回転させる工程と、
前記組織の隣接する表面が接触して折り畳まれた構成に前記組織を固定する工程と、
を含む、方法。
(11) 前記組織クリップが、先の尖った自由端を有する第1の端と、先の尖った自由端を有する第2の端と、前記第1の端と前記第2の端を接続する中央部分と、を有する細長い本体を含む、実施態様10に記載の方法。
(12) 前記回転させる工程が、前記中央部分を回転させて前記第1の端を前記第2の端に引き寄せることを含む、実施態様11に記載の方法。
(13) 前記第1の端が、実質的にU型の第1のフック部材を含み、前記第2の端が、実質的にU型の第2のフック部材を含む、実施態様12に記載の方法。
(14) 前記中央部分がヒンジ部分を含む、実施態様12に記載の方法。
(15) 前記組織クリップがS型フック組織クリップである、実施態様10に記載の方法。
(16) 前記組織クリップが、第1及び第2のフックをそれぞれ画定する第1及び第2のアームを含む、実施態様15に記載の方法。
(17) 前記回転させる工程が、前記組織クリップを回転させて、前記第1のフック及び前記第2のフックによって捕らえられた組織を引き寄せて並置させることを含む、実施態様16に記載の方法。
(18) 前記第1のアームが、尖った先端を含み、前記第2のアームが、尖った先端を含む、実施態様17に記載の方法。
(19) 前記組織クリップを体内に配備する工程を更に含み、この工程において、前記組織クリップが、配備の間に、前記折り畳まれた構成に維持され、前記配備する工程が、前記組織クリップの歪みを矯正することを含む、実施態様10に記載の方法。
(12) 前記回転させる工程が、前記中央部分を回転させて前記第1の端を前記第2の端に引き寄せることを含む、実施態様11に記載の方法。
(13) 前記第1の端が、実質的にU型の第1のフック部材を含み、前記第2の端が、実質的にU型の第2のフック部材を含む、実施態様12に記載の方法。
(14) 前記中央部分がヒンジ部分を含む、実施態様12に記載の方法。
(15) 前記組織クリップがS型フック組織クリップである、実施態様10に記載の方法。
(16) 前記組織クリップが、第1及び第2のフックをそれぞれ画定する第1及び第2のアームを含む、実施態様15に記載の方法。
(17) 前記回転させる工程が、前記組織クリップを回転させて、前記第1のフック及び前記第2のフックによって捕らえられた組織を引き寄せて並置させることを含む、実施態様16に記載の方法。
(18) 前記第1のアームが、尖った先端を含み、前記第2のアームが、尖った先端を含む、実施態様17に記載の方法。
(19) 前記組織クリップを体内に配備する工程を更に含み、この工程において、前記組織クリップが、配備の間に、前記折り畳まれた構成に維持され、前記配備する工程が、前記組織クリップの歪みを矯正することを含む、実施態様10に記載の方法。
Claims (9)
- 組織並置用システムであって、
送達アセンブリであって、前記送達アセンブリに選択的に固定された組織クリップを有する、前記組織クリップの配備及び適用のための、送達アセンブリを備え、
前記組織クリップが、組織の広がりに沿った離間した位置と係合し、その回転の際に、前記離間した位置を一つに引き寄せて並置させて、それによって前記組織の折れ目を生成する、形及び寸法に作られる、システム。 - 前記組織クリップが、先の尖った自由端を有する第1の端と、先の尖った自由端を有する第2の端と、前記第1の端と前記第2の端を接続する中央部分と、を有する細長い本体を含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1の端が、実質的にU型の第1のフック部材を含み、前記第2の端が、実質的にU型の第2のフック部材を含む、請求項2に記載のシステム。
- 前記中央部分がヒンジ部分を含む、請求項2に記載のシステム。
- 前記送達アセンブリが、外側管と、回転心棒と、クリップ保持及び歪み矯正装置と、を含み、前記回転心棒並びにクリップ保持及び歪み矯正装置が、前記外側管内で移動する形及び寸法に作られる、請求項2に記載のシステム。
- 前記組織クリップがS型フック組織クリップである、請求項1に記載のシステム。
- 前記組織クリップが、第1及び第2のフックをそれぞれ画定する第1及び第2のアームを含む、請求項6に記載のシステム。
- 前記第1のアームが、尖った先端を含み、前記第2のアームが、尖った先端を含む、請求項7に記載のシステム。
- 前記送達アセンブリが、ねじりレバーと、クランプ棒と、を含む、請求項6に記載のシステム。
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