JP2011519030A5

JP2011519030A5 -

Info

Publication number: JP2011519030A5
Application number: JP2011505533A
Authority: JP
Filing date: 2009-04-27
Publication date: 2012-07-26

Claims

生物の老化状態を測定するための方法であって、
試料中の少なくとも１種類のタンパク質マーカーのレベルまたは活性を測定することを含み、前記タンパク質が、（ｉｖ）キチナーゼ遺伝子ファミリー、（ｉｉｉ）スタスミン、（ｉ）ＥＦ１α、および（ｉｉ）ＣＲＡＭＰからなる群から選択される、方法。
キトビオシダーゼ、キチナーゼ、キチビアーゼおよび／またはＮ−アセチルグルコサミニダーゼの酵素活性が、前記キチナーゼ遺伝子ファミリーの前記活性として測定されることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
キチナーゼ３様タンパク質３の活性が、前記キチナーゼ遺伝子ファミリーの前記活性として測定されることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
ヒトまたは動物におけるＤＮＡ損傷およびテロメア機能不全の存在および程度を測定する方法であって、
血液または血清試料中の少なくとも１種類のタンパク質マーカーのレベルまたは活性を測定することを含み、前記タンパク質が、ＥＦ１α、キトビオシダーゼ、スタスミンおよびＣＲＡＭＰからなる群から選択される、方法。
前記ＤＮＡ損傷、テロメア機能不全および老化状態の測定が、
前記タンパク質を測定すること、
前記タンパク質の断片を測定すること、
前記タンパク質をコードするｍＲＮＡを測定すること、
前記タンパク質をコードするｍＲＮＡ断片を測定すること、
前記タンパク質の前記生物活性を測定すること、または
前記タンパク質または前記タンパク質の前記活性の画像描写により行われることを特徴とする、請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法。
前記測定が、体液中または組織および臓器生検または試料中で行われることを特徴とする、請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法。
前記体液が、血液、尿、唾液および脳脊髄液から、および血清から選択されることを特徴とする、請求項６に記載の方法。
前記方法が、生物学的年齢、平均余命、組織および臓器の再生、加齢性疾患の発生リスクおよび予後を測定するため、慢性疾患における発癌リスクを測定するため、老化の過程における発癌リスクを測定するため、慢性疾患の過程における発癌リスクを測定するのに働くことを特徴とする、請求項１〜７いずれか一項に記載の方法。
（ｉｖ）キチナーゼ遺伝子ファミリー、（ｉｉｉ）スタスミン、（ｉ）ＥＦ１α、および（ｉｉ）ＣＲＡＭＰからなる群から２、３または４種類のタンパク質マーカーのレベルまたは活性が測定されることを特徴とする、請求項１〜８のいずれか一項に記載の方法。
前記キチナーゼ遺伝子の前記レベルまたは活性が、キトビオシダーゼ、キチナーゼ、キチビアーゼおよび／またはＮ−アセチルグルコサミニダーゼの酵素活性として測定されることを特徴とする、請求項９に記載の方法。
前記マーカーまたは前記マーカー活性が、イメージングにより表されることを特徴とする、請求項１〜１０のいずれか一項に記載の方法。