JP2011518734A - 容器にラベルを付着する装置および方法 - Google Patents

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    • B65C3/06Affixing labels to short rigid containers
    • B65C3/065Affixing labels to short rigid containers by placing tubular labels around the container

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  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

容器(2)に収縮スリーブラベルを付着する装置は、前記閉空間(11、111)内で前記容器(2)を囲むケーシング手段(10)と、前記容器(2)の周囲に配置される前記収縮スリーブラベルの前駆体である熱収縮要素(5)を加熱し、前記熱収縮要素(5)を熱収縮させる加熱手段(19)と、前記閉空間(11;111)内の圧力を低減する圧力低減手段(21)と、を備えている。

Description

本発明は、「収縮スリーブ(shrink sleeve)」ラベルとして一般に知られているスリーブタイプの熱収縮ラベルを容器に付着する装置および方法に関する。本発明による装置および方法で付着されるラベルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、または、熱収縮されるために適した他の材料から作製され得る。
ラベルが付着される複数のボトルを周囲領域で支持するために適した回転コンベヤを備えた装置が知られている。当該装置は、収縮スリーブラベルの前駆体である熱収縮フィルムから作製される管状要素を、回転コンベヤに位置付けられた各ボトルに付着する付着デバイスを有している。管状要素は、熱収縮される前には、各ボトルの断面より大きい断面を有し、ボトルに容易にスプライン(spline)され得る。管状要素がボトルにスプラインされると、管状要素とボトルとの間のギャップが画定される。
各管状要素を受け入れた後、ボトルは、水蒸気が注入されて、管状要素を加熱するために適した加熱トンネルに沿って搬送され、管状要素が熱収縮される。このようにして、ラベルが、各容器に安定して付けられるようになる。
加熱トンネルは、ボトルが各管状要素と共に搬入される入口端部と、ラベルが付けられたボトルが搬出される出口端部と、を有している。入口端部と出口端部とを介して、加熱トンネルは、外部環境に連通している。
加熱トンネルに沿って移動している間、水蒸気の流れが、ボトルと管状要素に触れる。水蒸気は、管状要素が熱収縮することを可能にするために必要な量の熱を各管状要素に生じさせる。このようにして、水蒸気は、冷却され、液体状態になる傾向がある。このことにより、管状要素とボトルとを湿らせる凝縮液の液滴が生成される。
加熱トンネルからの出口において、ボトルは、貯蔵および/または発送のために段ボール箱に梱包される。
ラベルを形成することを目的として管状要素を熱収縮させるために、水蒸気以外の加熱システム、例えば、赤外線加熱システムまたは熱風加熱システムを使用することができる。これらの場合においても、例えば、ラベルが冷たい容器、すなわち低温で満たされた容器に付着される場合には、凝縮の現象によって容器に水滴が形成され得る。
蒸気の凝縮によりボトルおよび各ラベルに形成された水滴は、さまざまな望ましくない影響を及ぼす。
とりわけ、水滴は、ボトルが梱包される段ボール箱を湿らせ、箱を大いに損傷させる。
さらに、ボトルと管状要素との間のギャップに浸入した水蒸気は、凝縮液を生成し、ラベルがボトルに付けられると、ボトルとラベルとの間に閉じ込められたままとなり得る。ラベルの内側に閉じ込められた凝縮液の影響により、美的に魅力のない隆起または気泡が、ラベル上に生成され得る。所定量の凝縮液がボトルとラベルとの間に閉じ込められたままであるというリスクは、ボトルの表面が規則的でない場合、例えば、ボトルの表面に、ノッチまたは溝が形成されている場合に、より一層大きくなる。
最後に、ラベルが空の容器に付着される場合、凝縮液は、容器内に堆積されてそこに留まることがあり、カビの形成を促進する。
熱収縮処理において生成される凝縮液の量は、乾燥飽和蒸気が使用される場合、または、水蒸気が過熱される場合、低減され得る。
それにもかかわらず、熱収縮により凝縮が発生した後、量が低減されてはいるが、液体状態の水が、ごく少量残る。さらに、水蒸気を過熱するためには、多くの熱量が要求され、著しく高いエネルギ費用をもたらす。
本発明の目的は、容器にラベルを付着する知られた装置および方法を改善することである。
本発明の他の目的は、容器にラベルを付着する装置および方法であって、ラベルを容器に付着するサイクルの終わりで、凝縮液を徹底的に低減する、または排除することが可能な装置および方法を提供することである。
本発明の第1の態様において、容器に収縮スリーブラベルを付着する装置であって、閉空間内で前記容器を囲むケーシング手段と、前記容器の周囲に配置される前記収縮スリーブラベルの前駆体である熱収縮要素を加熱し、前記熱収縮要素を熱収縮させる加熱手段と、前記閉空間内の圧力を低減する圧力低減手段と、を備えたことを特徴とする装置が提供される。
本発明の第2の態様において、容器に収縮スリーブラベルを付着する方法であって、閉空間内に前記容器を受け入れる工程と、前記容器の周囲の前記熱収縮要素を熱収縮させるために前記収縮スリーブラベルの前駆体である熱収縮要素を加熱する工程と、前記閉空間内の圧力を低減する工程と、を備えたことを特徴とする方法が提供される。
本発明のこれらの態様によれば、熱収縮処理の終わりにおいて容器に凝縮液が留まることなく、容器にラベルを付着することができる。とりわけ、閉空間内の圧力を低減することが、凝縮液が生成される温度を低くすることができ、容器に見つけられる液滴を著しく低減させ、または排除することができる。
さらに、蒸気を過熱することはもはや不要となり、エネルギの消費の著しい低減をもたらす。
本発明による方法および装置によれば、容器と収縮スリーブラベルは、ラベルを付着する処理の終わりにおいても、実質的に乾燥している。このことは、凝縮液が引き起こす可能性がある損傷のリスク、例えば、ラベリングされた容器を梱包する段ボール箱への損傷のリスクを、効果的に防止する。
さらに、ラベルと容器との間に閉じ込められたままとなる凝縮液による望ましくない気泡または隆起の形成を防止することができる。このことにより、美的に高品質のラベリングされた容器が得られる。
さらに、ラベルが、空の容器に付着された場合に、容器内部に水滴が留まることが回避される。
図1は、容器にラベルを付着する装置の上面を示す概略図である。 図2は、図1における装置のケーシング手段の第1の実施の形態を示す部分断面図である。 図3は、図1における装置のケーシング手段の第2の実施の形態を示す部分断面図である。 図4は、図1における装置のケーシング手段の第3の実施の形態を示す部分断面図である。
添付した図面を参照することで、本発明はより良く理解され、作動され得る。添付した図面では、非限定的な例として、いくつかの実施の形態を示している。
図1には、例えばボトルなどの容器に、ラベルを付着する装置1が示されている。装置1によって付着されるラベルは、熱収縮樹脂から作製され、管状要素として形成されている。これらのラベルは、一般に、収縮スリーブラベルと呼ばれている。これらは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、または、熱収縮されるために適した他の材料のフィルムから得ることができる。
装置1は、ラベルが付着される容器を、付着回転コンベヤ3に搬送するために適した入口ホイール30を備えている。付着回転コンベヤ3は、各容器に、ラベルの前駆体である管状要素を付着させるために適している。回転コンベヤ3は、回転軸Aを中心に、回転方向Bに回転可能になっている。図示した例においては、回転軸Aは、実質的に垂直になっている。
付着回転コンベヤ3の下流には、熱収縮回転コンベヤ50が配置されている。当該熱収縮回転コンベヤ50において、ラベルの前駆体である管状要素が付着される容器が加熱されて、管状要素を熱収縮させる。このようにして、管状要素が収縮し、それらが安定して付けられる容器の形状および寸法が得られる。
図示しない移送デバイスが、付着回転コンベヤ3と熱収縮回転コンベヤ50との間に介在され、付着回転コンベヤ3によって管状要素が付着された容器が、熱収縮回転コンベヤ50に移送される。一実施の形態においては、移送デバイスは移送回転コンベヤを有していてもよい。
装置1は、ラベルが付着された容器を熱収縮回転コンベヤ50から取り除く出口ホイール31を更に備えている。
また、初めに熱収縮樹脂のフィルムが巻き付けられているリールからラベルを形成するために当該フィルムを繰り出す繰出デバイス6が設けられている。繰出デバイス6は、フィルムを移送ドラム7に与える。移送ドラム7は、複数の穴が形成された側面を有している。このような穴を通して空気が吸引され、フィルムが移送ドラム7に接触した状態で維持されるようになっている。
移送ドラム7は、付着回転コンベヤ3の回転軸Aに平行となり得る長手軸Dを中心に回転可能になっている。移送ドラム7は、付着回転コンベヤ3の回転軸Bとは反対方向の回転軸Eに回転する。図示しない切断デバイスが、移送ドラム7に巻き付けられたフィルムを切断し、収縮スリーブラベルを生成するためにフィルムの個別部分を画定する。
付着回転コンベヤ3は、その周囲領域に設けられた複数の作動ユニット4を支持している。各作動ユニット4は、対応するボトルにラベルの前駆体である管状要素を付着するために適している。
各作動ユニット4は、ラベルが付着される容器を支持するための支持要素を有している。各作動ユニット4は、付着回転コンベヤ3の回転軸Aに平行となり得る軸Cを中心に、回転軸Bに従って、回転可能なスピンドルを更に有している。各スピンドルは、空気が吸引され、または吹かせ得る複数の穴が形成されている側面を有している。
各スピンドルは、移送ドラム7からフィルムの各部分を受け入れるように構成され、当該フィルムの各部分は、対応する側面の穴を通して空気が吸引されることによってスピンドルに付けられることが維持される。スピンドルが軸Cを中心に回転している間、移送ドラム7から送られてきたフィルムの部分は、スピンドルに徐々に巻き付けられ、フィルムの部分の2つの両側の長手方向のフラップが、互いに重ね合わされる。これらのフラップは、例えば接着、熱溶接、レーザ溶接、または、スピンドルの進路に沿って位置付けられた図示しない固定デバイスを用いた他の技術によって互いに固定される。
このことにより、収縮スリーブラベルの前駆体である管状要素が生成される。
スピンドルの穴を通して空気を吹かせることにより、管状要素は、スピンドルの側面から離れることができる。このようにして、図示しない取除デバイスはスピンドルから管状要素を容易に取り除くことができ、当該管状要素を、対応する作動ユニット3の支持要素によって支持された容器に移送する。
ラベルの前駆体である管状要素が周囲に配置された容器は、付着回転コンベヤ3から熱収縮回転コンベヤ50に移送される。熱収縮回転コンベヤ50は、付着回転コンベヤ3の回転軸Bの反対方向の回転軸Gに、回転軸Fを中心に回転可能とすることができる。熱収縮回転コンベヤ50の回転軸Fは、付着回転コンベヤ3の回転軸Aに平行とすることができ、これにより、垂直にすることができる。
熱収縮回転コンベヤ50は、複数の加熱ユニット51を有しており、当該複数の加熱ユニット51は、加熱収縮回転コンベヤ50の周囲領域に沿って等間隔で配置され得る。
各加熱ユニット51は、図2に詳細に示す構成を有している。
加熱ユニット51は、容器2を支持する支持手段8を有している。図示した例においては、容器2はボトルであって、当該ボトルに、付着回転コンベヤ3がラベルの前駆体である管状要素5を付着している。
加熱ユニット51は、ケーシング手段10を更に有している。当該ケーシング手段10は、対応する管状要素5を伴った容器2が収容される閉空間2を少なくとも部分的に画定するために順応している。とりわけ、図示した例においては、閉空間11は、ケーシング手段10と支持手段8との間で画定されている。
図2に示す第1の実施の形態においては、支持手段8は、容器2が受け入れられた支持プレート9を有している。ケーシング手段10は、支持プレート9に対して移動可能なベル要素12を有している。ベル要素12は、ほぼ管状形状の側壁13と、横壁14と、を有し、容器2を囲むような寸法をもつキャビティ15を画定している。
キャビティ15は、横壁14によって上方で閉ざされ、下方では開いている。とりわけ、側壁13は、開口17を囲む端部区域16によって境界となる下端部を有し、当該開口17を通って、容器2が、キャビティ15へ入り込むことができるようになっている。
ベル要素12は、方向Hに沿って下方に、あるいは垂直に移動し、支持プレート9に接近することができる。このようにして、端部区域16は、支持プレート9の上側隣接面18に当接する。
端部区域16が上側隣接面18に当接すると、キャビティ15は閉ざされ、容器2を囲む閉空間11が画定され、容器が外部環境から孤立する。支持プレート9とベル要素12との間には、閉空間11が外部環境から密閉されて隔離されるシールまたは他の密閉手段が設けられ得る。
各加熱ユニット51は、閉空間11に蒸気20を供給する供給手段19を更に有しており、管状要素5を加熱し、管状要素5を構成する樹脂の熱収縮を活性化させる。蒸気20は、水蒸気とすることができるが、管状要素5に熱を生じさせるために適切な気体状態の他の物質から形成することもできる。
供給手段19は、例えば、側壁13に配置され、管状要素5に蒸気20を導くように位置付けられた一つ以上のノズルを有していてもよい。
各加熱ユニット51は、閉空間11内の圧力を低減するように構成された圧力低減手段21を更に有している。
圧力低減手段21は、例えば、吸引導管23によってケーシング手段10に連結された真空ポンプ22を含む吸引手段を有していてもよい。当該真空ポンプ22は、図2において矢印Fによって示されているように、閉空間11内に入っている空気を吸引可能になっている。
吸引導管23は、ケーシング手段10を移動可能なように、フレキシブルタイプであってもよい。吸引導管23は、ケーシング手段に、取り外し可能に連結され得る。
一実施の形態においては、吸引導管23は、ケーシング手段10ではなく支持手段8に連結され得る。
真空ポンプ22は、閉空間11内に入っている空気を吸引することにより、当該閉空間11の内部圧力を、大気圧より減少させ、凝縮を排除することができる。実際、閉空間11の内部圧力を低減することにより、蒸気が液体状態に変化して凝縮液が生成される温度の値は低くなる。このようにして、蒸気20は、凝縮液の形成を防止すると共に、凝縮のために予め生成されていた可能性のある液滴を確実に蒸発させるという熱力学的条件で維持される。
上述した実施の形態においては、支持プレート9は、熱収縮回転コンベヤ50に固定されて配置され、ベル要素12は、適切な移動手段によって移動し、対応する支持プレート9の方向に、またはそこから離れる方向に移動する。
装置の一のタイプにおいては、ベル要素12は、熱収縮回転コンベヤ50に対して静止され、支持プレート9が、容器2をその内部に導入するために、対応するベル要素12に対して移動可能とすることができる。別のタイプでは、ベル要素12と支持サポート9の両方が移動可能にされ得る。
図3は、上方に向く開口117を含むベル要素112を有する、他の実施の形態による加熱ユニット151を示している。本実施の形態においては、支持手段8は、支持プレート9の代わりに、容器2の端部分、とりわけ、首部32を把持するために形成されたグリップデバイス24を有している。
グリップデバイス24は、例えば、グリッパーとして、容器2の首部32をクランプする2つの部分から作製されていてもよい。
グリップデバイス24は、ベル要素112の主軸Jに対して横方向に延びるフランジ部分25を有している。フランジ部分25は、開口117を囲むベル要素112の端部区域116が当接する下側隣接面26を有している。このことにより、図2の第1の実施の形態において述べたように、閉空間11が画定される。
図3のベル要素112は、方向Hに沿って移動可能であり、グリップデバイス24は、熱収縮回転コンベヤ50に対して静止させることができる。
一実施の形態においては、ベル要素112は、熱収縮回転コンベヤ50に対して静止し、グリップデバイス24が方向Hに沿って移動可能になる。
あるいは、ベル要素112とグリップデバイス24の両方が移動可能にされ得る。
また、加熱ユニット151は、図2を参照してすでに述べた理由で、蒸気を閉空間11内に供給する供給手段を有している。さらに、図2における実施の形態で述べたことと同様にして、加熱手段151は、圧力低減手段21を有している。
図4は、第3の実施の形態による加熱ユニット251を示している。図4に示す実施の形態は、ケーシング手段10が複数の相互に移動可能なシェル要素27を有しているという理由で、図2に示す実施の形態と異なっている。図示した本実施の形態においては、2つのシェル要素27が設けられ、各シェル要素27は、支持プレート9によって画定される平面に平行な方向Mに沿って移動可能になっている。
各シェル要素27は、縦壁28と端壁29とを有している。2つのシェル要素27は、作動している間、互いに向かう方向に移動し、互いに当接して、内部で熱処理される管状要素を伴った容器が囲まれる閉空間を画定するように、支持プレート9の上側隣接面18と協働する。
また、本実施の形態においては、供給手段は、閉空間に蒸気を供給するように設けられ、圧力低減手段21は、閉空間内の空気の圧力を低減するように設けられている。
装置の一のタイプにおいては、閉じた位置において、ベル要素を画定する2つ以上の多数のシェル要素を設けることができる。
図示しない一の実施の形態においては、容器2は、図3に示すグリップデバイス24と同様なグリップデバイスによって首部を保持して、閉空間を画定するように、図4に示すタイプのシェル要素と協働させることができる。
装置1の図示しない一の実施の形態においては、ケーシング手段10は、付着回転コンベヤ3に取り付けられ、適切な直径を有するであろう。この場合、別個の熱収縮回転コンベヤ50を採用することは不要となる。
上述した全ての実施の形態においては、ケーシング手段10は、一度に単一の容器2を受け入れるような寸法を有している。しかしながら、2つ以上の容器のグループを一度に収容することができるようにケーシング手段を構成することも可能である。
一の実施の形態では、上述した方法とは異なる方法により、管状要素5を得ることができる。例えば、予めパイプの形状に接合されたフィルムのリールを所望の長さで横方向に切断することにより、管状要素5を得ることもできる。
作動中、入口ホイール30は、複数の容器2を付着回転コンベヤ3に供給し、順々に配置させる。各容器2は、付着回転コンベヤ3の支持要素によって支持され、スピンドルに得られた各管状要素5を受け入れる。
続いて、互いに関連する容器2と管状要素5は、熱収縮回転コンベヤ50の加熱ユニットに移送される。とりわけ、容器2は、支持プレート9上に載置され得る、または、グリップデバイス24によって保持され得る。次に、ベル要素12若しくは112、または、シェル要素27は、閉空間内の容器を囲み、当該閉空間内に、管状要素5を熱収縮するために、蒸気が注入される。続いて、真空ポンプ22が作動されて閉空間から空気が吸引され、空間内の圧力を低減する。このことにより、予め形成されていた可能性のある凝縮液は蒸発することができる。
管状要素5が熱収縮されて、容器2の表面に付けられる対応する収縮スリーブラベルが生成された後、ベル要素12若しくは112、または、シェル要素27は移動し、ラベリングされた容器2を、出口ホイール31によって付着回転コンベヤ3から離すことができる。ラベリングされた容器2は、実質的に乾燥しており、凝縮液がなく、このことにより、損傷を生じさせることなく、段ボール箱に収容され得る。
一実施の形態において、ラベルが付着される容器2は、回転コンベヤで処理されるのではなく、容器2がケーシング手段と互いに作用し合う直線状のコンベヤで処理させることもできる。

Claims (27)

  1. 容器(2)に収縮スリーブラベルを付着する装置において、
    閉空間(11、111)内で前記容器(2)を囲むケーシング手段(10)と、
    前記容器(2)の周囲に配置される前記収縮スリーブラベルの前駆体である熱収縮要素(5)を加熱し、前記熱収縮要素(5)を熱収縮させる加熱手段(19)と、
    前記閉空間(11;111)内の圧力を低減する圧力低減手段(21)と、を備えたことを特徴とする装置。
  2. 前記加熱手段(19)は、前記閉空間(11;111)に蒸気を供給する供給手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記圧力低減手段(21)は、前記閉空間(11;111)内の圧力を、大気圧より低減するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記圧力低減手段(21)は、前記閉空間(11;111)内の空気を吸引する吸引手段(22)を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記吸引手段は、前記閉空間(11;111)に連通した真空ポンプ(22)を有していることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記吸引手段は、前記閉空間(11;111)に前記真空ポンプ(22)を連結する吸引導管(23)を有していることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記閉空間(11;111)において、前記容器(2)を支持する支持手段(8、24)を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の装置。
  8. 前記閉空間(11;111)は、前記支持手段(8、24)と前記ケーシング手段(10)との間で画成されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記ケーシング手段(10)と前記支持手段(8)とを相互に移動させ、前記閉空間(11;111)を画定する移動手段を更に備えたことを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
  10. 前記支持手段(8)は、前記容器(2)が載置される支持面(18)を有していることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の装置。
  11. 前記支持面(18)は、支持プレート(9)上に形成されていることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記支持手段(8)は、前記容器(2)の部分(32)を把持するために適したグリップデバイス(24)を有していることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の装置。
  13. 前記グリップデバイス(24)は、前記容器(2)の首部(32)を把持するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記グリップデバイス(24)は、前記部分(24)の周囲に作動可能に配置され、前記ケーシング手段(10)に隣接して係合するために適したフランジ部分(25)を有していることを特徴とする請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記ケーシング手段(10)は、ベル要素(12;112)を有していることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の装置。
  16. 前記ベル要素(12;112)は、前記容器(2)の軸に平行に移動可能であって、前記支持手段(8)から離れる、または、前記支持手段(8)の方に向かって移動し、前記閉空間(11;111)を画定することを特徴とする請求項7乃至14のいずれかに従属した請求項15に記載の装置。
  17. 前記ケーシング手段(10)は、前記容器(2)の軸の横方向に相互に移動可能であり、前記閉空間(11;111)を画定する少なくとも2つのシェル要素(27)を有していることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の装置。
  18. 前記ケーシング手段(10)は、単一の容器(2)を収容するような寸法の閉空間(11;111)を画定することを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載の装置。
  19. 前記ケーシング手段(10)は、ワークユニット(51;151;251)内に含まれており、当該装置(1)は、熱収縮回転コンベヤ(50)の周囲領域に配置された複数のワークユニット(51;151;251)を有していることを特徴とする請求項1乃至18のいずれかに記載の装置。
  20. 前記熱収縮回転コンベヤ(50)の上流に配置され、収縮スリーブラベルの前駆体である前記熱収縮要素(5)を前記容器(2)に付着する複数の作動ユニット(4)を有する付着回転コンベヤ(3)を更に備えたことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記ワークユニット(51;151;251)は、前記収縮スリーブラベルの前駆体である前記熱収縮要素(5)を前記容器(2)に付着する手段を有していることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 容器(2)に収縮スリーブラベルを付着する方法において、
    閉空間(11;111)内に前記容器(2)を受け入れる工程と、
    前記容器(2)の周囲に配置される前記収縮スリーブラベルの前駆体である熱収縮要素(5)を加熱し、前記熱収縮要素(5)を熱収縮させる工程と、
    前記閉空間(11;111)内の圧力を低減させる工程と、を備えたことを特徴とする方法。
  23. 前記熱収縮要素(5)は、前記閉空間(11;111)内に蒸気を注入することにより加熱されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記閉空間(11;111)内の圧力は、大気圧より低減されることを特徴とする請求項22または23に記載の方法。
  25. 前記閉空間(11;111)の空気を吸引することにより圧力が低減されることを特徴とする請求項22乃至24のいずれかに記載の方法。
  26. 前記閉空間(11;111)は、互いに向かい合うケーシング手段(10)と、前記容器(2)を支持する支持手段(8)とによって画定されることを特徴とする請求項22乃至25のいずれかに記載の方法。
  27. 前記ケーシング手段(10)および前記支持手段(8)は、相互に接触して、前記閉空間(11;111)を画定することを特徴とする請求項26に記載の方法。
JP2011506789A 2008-04-30 2009-04-27 容器にラベルを付着する装置および方法 Active JP5318942B2 (ja)

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