JP2011514383A - 改良されたベータチモシンフラグメント - Google Patents

改良されたベータチモシンフラグメント Download PDF

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Abstract

チモシンベータ4、チモシンベータ10および/またはチモシンベータ15のアミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントならびにこれを利用する治療方法が提供される。

Description

関連出願への相互参照
この出願は、2008年7月25日に出願された米国仮出願61/083,798および2008年3月17日に出願された米国仮出願61/037,207の利益を主張し、その内容全体がここに引用により援用されている。
技術分野
本開示は、ベータチモシンフラグメントの分野に関する。
チモシンβ4は、インビトロでの内皮細胞の移動および分化の間にアップレギュレーションされるタンパク質としてまず同定された。チモシンβ4(Tβ4)は、元々は胸腺から単離されたものであり、さまざまな組織において同定される43アミノ酸で、4.9kDaの遍在性ポリペプチドである。内皮細胞の分化および移動、T細胞分化、アクチン隔離(actin sequestration)および血管新生における役割を含むいくつかの役割がこのタンパク質に基づく。
Tβ4のアミノ酸配列はここに引用により援用される米国特許第4,297,276号に開示されている。Tβ4をコードする遺伝子は、進化の間に高度に保存された。実際、マウス、ラットおよびヒトのTβ4の間に全体の相同性が存在する。イヌのcDNAライブラリの分析に基づくと、イヌとヒトとのTβ4の間に全体の相同性が存在することが予測される。
Tβ4は哺乳類の数多くの組織の種類の中に存在することがわかっており、骨髄細胞のターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ活性を誘導すること、視床下部黄体形成ホルモン放出ホルモンおよび黄体形成ホルモンの分泌を刺激すること、マクロファージの移動を阻害しおよび抗原提示を高めること、ならびにインビトロでのT細胞株における表現型の変更を誘導することを含む多種多様の細胞のおよび生理学的な過程にも関係している。
本技術分野では、活性なベータチモシンフラグメントが必要とされている。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4、チモシンベータ10および/またはチモシンベータ15のアミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントは、アミノ酸配列
Figure 2011514383
、当該フラグメントのメチオニン含有変異体(ここで、該メチオニンは酸化または過酸化されている)、当該フラグメントの変異体(ここで、該フラグメントは、通常はメチオニンを含有するが、その通常はメチオニンを含有するフラグメントの少なくとも1つのメチオニンがアミノ酸置換基で置換されている)、当該フラグメントの単離されたR鏡像体、当該フラグメントの単離されたS鏡像体、またはその組合せを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
本発明に従うベータチモシンフラグメントは、固相ペプチド合成などのいずれの好適な方法でも提供可能であり、その一例が米国特許第5,512,656号に開示されている。
多数のTβ4のアイソフォームが同定されており、これらはTβ4の公知のアミノ酸配列に対して約70%、または約75%、または約80%、またはそれ以上の相同性を有する。そのようなアイソフォームは、たとえば、Tβ4ala、Tβ9、Tβ10、Tβ11、Tβ12、Tβ13、Tβ14、およびTβ15を含む。Tβ4と同様に、Tβ10およびTβ15のアイソフォームはアクチンを隔離することが示された。Tβ4およびそのアイソフォームのうち多くは、アクチン隔離または結合を媒介することに係るように思われる、アミノ酸配列LKKTETまたはLKKTNTを共有する。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4、チモシンベータ10および/またはチモシンベータ15のアミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列
Figure 2011514383
、当該フラグメントのメチオニン含有変異体(ここで、該メチオニンは酸化または過酸化されている)、当該フラグメントの変異体(ここで、該フラグメントは、通常はメチオニンを含有するが、その通常はメチオニンを含有するフラグメントの少なくとも1つのメチオニンがアミノ酸置換基で置換されている)、当該フラグメントの単離されたR鏡像体、当該フラグメントの単離されたS鏡像体、またはその組合せを含むか、から本質的になるか、または、からなる。当該フラグメントの通常はメチオニンを含有する変異体は、メチオニン含有フラグメントに対応し得るが、フラグメントの少なくとも1つのメチオニンがアミノ酸置換基で置換されている。本明細書中でアミノ酸Metが同定される際は常に、当該Metがアミノ酸AAAで置換され得ることを理解すべきである。ここで、AAAは、ロイシン、バリン、イソロイシン、アラニン、フェニルアラニン、プロリンなどを含むことができ、該メチオニンと置換される。
多数のベータチモシンペプチドおよびそのフラグメントは、それらのアミノ酸配列の中に、インビボおよびインビトロで酸化されるアミノ酸メチオニンを含む。公知のベータチモシンのうち多数において、メチオニンは6位に存在する。
アミノ酸、メチオニン(C511NO2S)の、メチオニンスルホキシド(C511NO3S)または他のものへの酸化は、Tβ4などのメチオニン含有ベータチモシンおよびそのフラグメントの主な分解経路を表わす。
6位にメチオニンを含有する代表的なベータチモシンは、Tβ4、Tβ4ala、Tβ4xen、Tβ9met、Tβ10およびTβ13を含む。
好ましい実施形態では、メチオニンと置換するアミノ酸は、中性であり、非極性であり、疎水性であり、および/または酸化されていない。
その構成物は、対応するベータチモシンフラグメントと実質的に同じであるかまたはこれとは異なる活性を有しながら、メチオニン含有ベータチモシンよりも安定性が高いという利点を有する。
好ましい実施形態では、メチオニンと置換するアミノ酸は、ベータチモシンフラグメントの酸化を阻害し、最も好ましくは、置換されたベータチモシンフラグメントの生物学的活性は対応するメチオニン含有ベータチモシンフラグメントと実質的に同じである。
メチオニン含有ベータチモシンペプチドフラグメント中のメチオニンの置換は、ペプチドの安定性プロファイルの変更、および/またはペプチドフラグメントの予期しない新しいもしくは変わらない性質という結果をもたらし得る。
非制限的な例として、メチオニン含有ベータチモシンフラグメント中のメチオニンと置換するアミノ酸は、バリン、イソロイシン、アラニン、フェニルアラニン、プロリン、またはロイシンである。
1つの実施形態に従うと、メチオニン含有ベータチモシンフラグメント中のメチオニンと置換するアミノ酸は、ロイシン以外である。ある実施形態では、メチオニン含有ベータチモシン中のメチオニンと置換するアミノ酸は、バリン、イソロイシン、アラニン、フェニルアラニン、またはプロリンである。
1つの実施形態に従うと、メチオニンと置換する好ましいアミノ酸はバリンまたはイソロイシンである。
別の実施形態に従うと、メチオニンと置換する好ましいアミノ酸はアラニンである。
またさらなる実施形態に従うと、メチオニンと置換する好ましいアミノ酸はバリンである。
本発明に従うベータチモシンフラグメントおよびその変異体は、固相ペプチド合成などのいずれの好適な方法によっても提供可能であり、その一例が米国特許第5,512,656号に開示されている。
PCT公開番号WO2006/076523A1は、Met置換ベータチモシンペプチドの活性を示すテスト結果を開示する。
この発明は本明細書中に開示されるフラグメントの組合せにも適用可能であり、これは、2つ以上の異なるフラグメントを混合することによって(物理的混合)、またはいずれかの好適な結合方法を用いて2つ以上の異なるフラグメントを化学的に結合させることによって形成され得る。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、フラグメントは、アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含む。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thrを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thrを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Proを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Serを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Serを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Glnを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thrを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thrを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Serを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Serを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Serを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Serを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thrを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thrを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Glnを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Glnを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lysを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lysを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Serを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Serを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、チモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントが提供され、当該フラグメントは、アミノ酸配列Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態に従うと、この発明は、対象の組織中の炎症を抑制すること、対象の組織中の細胞移動を刺激すること、対象の組織中の細胞毒性から組織を保護すること、対象の組織中のアポトーシスを阻害すること、対象の組織中のコラーゲンを刺激すること、対象の組織中のコラーゲンを阻害すること、対象の組織中のコラーゲンIVを刺激すること、対象の組織中のエラスチンを刺激すること、対象の組織中のNFkBの活性化およびその移動を阻害すること、神経軸索の生長を促進すること、ニューロン生存を促進すること、L1の生産を刺激すること、紫外線(UV)照射によって生じる組織損傷を阻害すること、紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護すること、対象の組織中のIKBaリン酸化を阻害すること、または損なわれたTリンパ球幼若化応答を回復することのうち少なくとも1つの方法であって、当該対象にチモシンベータ4アミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む方法を含む。ここで、当該フラグメントは、アミノ酸配列
Figure 2011514383
Figure 2011514383
、当該フラグメントのメチオニン含有変異体(ここで、該メチオニンは酸化(スルホキシド)または過酸化(スルホン)されている)、当該フラグメントの変異体(ここで、該フラグメントは、通常はメチオニンを含有するが、その通常はメチオニンを含有するフラグメントの少なくとも1つのメチオニンがアミノ酸置換基で置換されている)、当該フラグメントの単離されたR鏡像体、当該フラグメントの単離されたS鏡像体、またはその組合せを含むか、から本質的になるか、または、からなる。
1つの実施形態では、この開示は、本明細書中に記載のようなペプチドまたは本明細書中に記載のペプチドの組合せを含有する有効な量の組成物を投与することによって、対象または対象の組織の疾患、損傷、傷害および/または傷を治療し、予防し、阻害し、または低減するための治療方法を提供する。投与は直接にまたは全身になされ得る。直接投与の例は、たとえば、組織に接触させること、直接の塗布によるもの、髄腔内注入または吸入を含み、キャリアーは、本明細書中に記載のようなペプチドを含んで、溶液、ローション剤、軟膏、ゲル、クリーム、ペースト、スプレー、懸濁液、コロイド、コロイド懸濁、ナノ粒子の混合物、エアロゾル小滴、分散液、乳剤、ヒドロゲル、軟膏剤、または油を含む。全身投与は、たとえば、注射用の水または保護のためのキトサンナノ粒子塊などの薬学的に許容される担体中に、本明細書中に記載のようなペプチドを含有する組成物の経口投与、静脈内、腹腔内、皮下、筋肉内注射を含む。対象は好ましくは哺乳動物であり、最も好ましくはヒトである。
本明細書中に記載されるような組成物は、いずれの好適な有効な量で投与されてもよい。たとえば、本明細書中に記載のような組成物は、約0.0001−5,000,000マイクログラムの範囲内の用量で、より好ましくは約0.01−50,000マイクログラムの範囲内の量で、最も好ましくは約1−500マイクログラムの範囲内で投与され得る。
本明細書中で記載のような組成物は、投与日当り1回の適用で、または投与日当り2回、3回、4回、もしくはそれ以上の適用など、投与日当り複数回の適用で、毎日、1日おき、1週間おき、1ヶ月おきなどに投与可能である。
この開示は、医薬用または化粧用に許容される担体の中に、本明細書中に記載されるような治療上有効な量の組成物を含有する医薬組成物または化粧組成物も含む。そのような担体は、本明細書中に列挙されるものを含むいずれの好適な担体も含む。
本明細書中に記載の方策は、対象に対する(たとえば直接投与、局所注射、吸入、または全身投与であるがこれらに限定されない)いずれの従来の投与技術も含む、本明細書中に記載のような組成物の投与または送達のさまざまな経路に係る。本明細書中に記載のような組成物を用いるまたは含有する方法および組成物は、医薬的に許容されるもしくは化粧的に非毒性の賦形剤、添加剤もしくは担体との混合によって、または本明細書中に記載の組成物の哺乳類もしくは好ましくはヒトの体内の好ましい部位への目標付けられた送達を可能にする担体もしくはシャペロン分子への組成物の組入れもしくは結合によって、医薬組成物または化粧組成物に処方され得る。
本明細書中の実施例では、テストされたフラグメントは以下の通りである。
フラグメント1a H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OH
フラグメント1b Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OH
フラグメント2a H-Ser-Asp-Lys-Pro-OH
フラグメント2b Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-OH
フラグメント3a H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OH
フラグメント3b Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OH
フラグメント4a H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OH
フラグメント4b Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OH
フラグメント5a H-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-OH
フラグメント5b Ac-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-OH
フラグメント6a H-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OH
フラグメント6b Ac-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OH
フラグメント7a H-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OH
フラグメント7b Ac-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OH
断片Aa H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OH
断片Ab Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OH
断片Ba H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OH
断片Bb Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OH
断片Ca H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-OH
断片Cb Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-OH
断片Da H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OH
断片Db Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OH
LDH細胞毒性定量分析
・初代継代ヒト皮膚線維芽細胞(Fb、カスケードバイオロジックス(Cascade Biologics)、オレゴン州)が80%コンフルエントの状態まで培養された
・基本培地±1μg/mlのTb4またはペプチド中の2mlのジグルコン酸クロルヘキシジン(CHX、0.002%)が、1時間、2時間、3時間、または4時間、Fbに加えられた
・100μlのLDH試薬に100μlの培地(n=4)が加えられ、20分間室温で培養された
・OD500nmが読取られ、平均±SEMが算出された
・p≦0.05の確率でデータが分析された
Tb4ならびにペプチド3Aおよび3Bは、2時間の暴露の後、0.002%のCHXの細胞毒性の影響からFbを保護する
Tb4およびペプチド3Aは、1時間、2時間または3時間の暴露の後、0.002%のCHXの細胞毒性の影響からFbを保護する
ペプチド3Aは、2時間の暴露の後、0.002%および0.005%のCHXの細胞毒性の影響からFbを保護する
ペプチド3Aの用量反応分析
・ヒト皮膚線維芽細胞(Fb、カスケードバイオロジックス、オレゴン州)が80%コンフルエントの状態まで培養された
・基本培地±1μg/mlのTb4または1.0、0.1、0.01、もしくは0.001μg/mlのペプチド3A中の2mlのCHX(0.002%)が1時間、2時間、3時間、または4時間、Fbに加えられた
・100μlのLDH試薬に100μlの培地(n=4)が加えられ、20分間室温で培養された
・OD500nmが読取られ、平均±SEMが算出された
・p≦0.05の確率でデータが分析された
1.0μg/mlのペプチド3Aは、2時間後、0.002%のCHXの細胞毒性の影響からFbを保護する
他の細胞毒性剤から保護するペプチド3Aの能力
・ヒト皮膚線維芽細胞(Fb、カスケードバイオロジックス、オレゴン州)が80%コンフルエントの状態まで培養された
・基本培地±1μg/mlのTb4または1.0、0.1、0.01もしくは0.001μg/mlのペプチド3A中の2mlの10%エタノール、1%過酸化水素、もしくは0.01%塩化ベンザルコニウムが1時間、2時間、3時間、または4時間、Fbに加えられた
・100μlのLDH試薬に100μlの培地(n=4)が加えられ、20分間室温で培養された
・OD500nmが読取られ、平均±SEMが算出された
・p≦0.05の確率でデータが分析された
ペプチド3Aは、10%エタノールの細胞毒性の影響からFbを保護しない
ペプチド3Aは、1%過酸化水素の細胞毒性の影響からFbを保護する
ペプチド3Aは、0.01%塩化ベンザルコニウムの細胞毒性の影響からFbを保護する
細胞毒性の細胞メカニズム
クロルヘキシジン: ミトコンドリアの膜透過性遷移に関連し得るフェリチン、すなわち鉄蓄積タンパク質から、CHXは、用量依存的態様で鉄を放出し得る
エタノール: ある報告は、鉄が、エタノールが誘導する細胞毒性に係ることを示す
過酸化水素: H2O2の毒性の主要なメカニズムは、Fe2+イオンとの相互作用によるヒドロキシラジカルの生成に係ると考えられる
塩化ベンザルコニウム: H2O2およびBAKの細胞毒性のメカニズムは異なると思われた
CHX誘導アポトーシスに対するTb4およびペプチド3Aの効果
・ヒト皮膚Fbが80%コンフルエントの状態まで培養された
・Fbは、0.002%のCHX+1μg/mlのTb4またはペプチド3A、4Aもしくは6Aで1.5時間処理された
・APOPercentage(登録商標)「色素」は、さらに30分間、1:50の希釈でFb培養物に加えられた
・過剰な色素が細胞から洗浄され、デジタル画像が捕捉された。赤で染色された細胞は細胞死していた
・アドビーフォトショップ(登録商標)を用いて、各処理毎に6個のデジタル化画像における赤い画素の数を算出した
・t−テストを用いて統計的分析を行なった
Tb4およびペプチド3Aは、2時間に亘る0.002%のCHXに対する暴露によって誘導されたアポトーシスからFbを保護する
ペプチド3Aは、0.002%のCHXによって誘導される細胞毒性から歯肉Fbを保護する
Tb4およびペプチド3Aは、2時間に亘る0.002%のCHXへの暴露によって誘導されるアポトーシスから歯肉Fbを保護する
細胞毒性およびアポトーシスの研究の要約
・ペプチド3Aは、4時間までの暴露の間、培養されたヒト皮膚線維芽細胞において、ジグルコン酸クロルヘキシジン、過酸化水素および塩化ベンザルコニウムが誘導する細胞毒性を阻害することができる
・ペプチド3Aは、培養されたヒト皮膚線維芽細胞において、ジグルコン酸クロルヘキシジンによって誘導されたアポトーシスを阻害することができる
・ペプチド3Aは、培養されたヒト歯肉線維芽細胞において、ジグルコン酸クロルヘキシジンおよびペリデックス(登録商標)(0.002%のCHXに希釈された)によって誘導された細胞毒性を阻害することができる
・ペプチド3Aは、培養されたヒト歯肉線維芽細胞において、ジグルコン酸クロルヘキシジンによって誘導されたアポトーシスを阻害することができる
IV型コラーゲン分泌に対するTb4およびペプチドの効果
・形質転換ヒト角膜上皮細胞(HCET)が80%コンフルエントの状態まで培養された
・細胞は1μg/mlのTb4またはペプチドで24時間処理された
・培養上澄み試料(実験当りn=3、全部で4回の実験)がIV型コラーゲンELISAを用いて分析された
・データはt−テストを用いて分析された
ペプチド2Aおよび4Aは、角膜上皮細胞においてIV型コラーゲンの分泌を刺激する
コラーゲン分泌に対するTb4およびペプチドの効果
・ヒト皮膚線維芽細胞(Fb)が80%コンフルエントの状態まで培養された
・1μg/mlのTb4またはペプチドで24時間、48時間、または72時間、細胞が処理された。細胞は1日に1回処理された。
・培養上澄み(n=3、実験は5回繰返された)は、I型、II型、III型、IV型およびV型、ならびに恐らくはVII型コラーゲンを検出する比色定量分析を用いてコラーゲン分泌について定量分析された
ペプチド5Bは、3日間の処理の後、ヒト皮膚線維芽細胞によるコラーゲンの分泌を刺激する
ペプチドは、ヒト皮膚線維芽細胞によるコラーゲンの分泌を阻害する
エラスチン分泌に対するTb4およびペプチドの効果
・ヒト皮膚線維芽細胞(Fb)が80%コンフルエントの状態まで培養された
・1μg/mlのTb4またはペプチドで24時間、48時間、または72時間、細胞が処理された。細胞は1日に1回処理された。
・培養上澄み(n=3、実験は6回繰返された)は、比色定量分析を用いてエラスチン分泌について定量分析された
・データはt−テストを用いて分析された
Tb4ならびにペプチド4A、4Bおよび7Bは、皮膚Fbによるエラスチンの分泌を刺激する
コラーゲンおよびエラスチンの研究の要約
・ペプチド2Aおよび4Aは、角膜上皮細胞によるコラーゲンIVの分泌を刺激する
・皮膚線維芽細胞によるI型コラーゲンの分泌を刺激するペプチドはない
・ペプチド5Bは、皮膚線維芽細胞による「コラーゲン」の分泌を刺激するが、コラーゲンの型はわからない
・ペプチド4Aは、皮膚線維芽細胞によるエラスチンの分泌を刺激する
IL−8分泌の分析
・ヒト角膜上皮細胞または皮膚Fbが80%コンフルエントの状態まで培養された
・細胞は1μg/mlのTb4またはペプチドで1時間、前処理された
・細胞は、Tb4またはペプチドの存在下または非存在の状態で10ng/mlのTNF−aで刺激された
・培地は、分泌されたIL−8についてELISAで分析した(n=3、実験は2回繰返された)
・データはt−テストを用いて分析された
Tb4およびペプチド1Aは、角膜上皮細胞中の、TNF−aで刺激されたIL8の分泌を抑制する
Tb4およびペプチド2Bおよび3Aは、皮膚線維芽細胞中の、TNF−aで刺激されたIL8の分泌を抑制する
NFkB核内移動の分析
・ヒト角膜上皮細胞が80%コンフルエントの状態まで培養された
・細胞は、1μg/mlのTb4またはペプチド4Aもしくは6Aで1時間、前処理された
・細胞は、Tb4またはペプチドの存在下または非存在の状態で10ng/mlのTNF−aで15分間刺激された
・細胞は固定され、NFkBのp65サブユニットに対する抗体で標識付けされた
繊維状アクチン分布の分析
・ヒト角膜上皮細胞は80%コンフルエントの状態まで培養された
・細胞は、Tb4(1、5または10μg/ml)またはペプチド4Aもしくは6A(1μg/ml)で1時間、前処理された
・細胞は、Tb4またはペプチドの存在下または非存在の状態で10ng/mlのTNF−aで1時間刺激された
・細胞は固定され、FITC−ファロイジンで標識付けされた
NFkB信号経路に対するTb4およびペプチドの効果
・無細胞アッセイ
・キットを供給されたキナーゼ緩衝液中で、1.0、0.1および0.01ng/mlのTb4またはペプチドの溶液を調製した
・IkBaでコーティングされた96個のウェルを有するプレートのウェルに10μlの溶液を加えた
・ウェルにIKKb(20mU)を加えた
・ウェルに90μlの(ATPを含有する)キナーゼ反応緩衝液を加えた
・リン酸化IkBaを検出するためのELISA
ペプチド6Bは、IkBaリン酸化を阻害することによってNFkB信号経路に対する効果を有し得る。
さらなる実施形態では、フラグメント1a、1b、2a、2b、3a、3b、4a、4b、5a、5b、6a、6b、7aおよび7bを利用して、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害し、および/または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護し、神経軸索の生長を促進し、ニューロン生存を促進し、ならびにL1の生産を刺激する。
1つの実施形態では、フラグメントAaは、対象の組織中の細胞移動を刺激し、対象の組織中の細胞毒性から組織を保護し、対象の組織中のアポトーシスを阻害し、対象の組織中のコラーゲンを阻害し、対象の組織中のコラーゲンIVを刺激し、対象の組織中のエラスチンを刺激し、対象の組織中のNFkB移動を阻害し、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害し、および/または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護し、神経軸索の生長を促進し、ニューロン生存を促進し、ならびにL1の生産を刺激する。
1つの実施形態では、フラグメントAbは、対象の組織中の細胞移動を刺激し、対象の組織中の細胞毒性から組織を保護し、対象の組織中のアポトーシスを阻害し、対象の組織中のコラーゲンを刺激し、対象の組織中のコラーゲンを阻害し、対象の組織中のNFkB移動を阻害し、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害し、および/または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護し、神経軸索の生長を促進し、ニューロン生存を促進し、ならびにL1の生産を刺激する。
1つの実施形態では、フラグメントBaは、対象の組織中の細胞移動を刺激し、対象の組織中の細胞毒性から組織を保護し、対象の組織中のアポトーシスを阻害し、対象の組織中のコラーゲンを阻害し、対象の組織中のコラーゲンIVを刺激し、対象の組織中のエラスチンを刺激し、対象の組織中のNFkB移動を阻害し、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害し、および/または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護し、神経軸索の生長を促進し、ニューロン生存を促進し、ならびにL1の生産を刺激する。
1つの実施形態では、フラグメントBbは、対象の組織中の細胞移動を刺激し、対象の組織中の細胞毒性から組織を保護し、対象の組織中のアポトーシスを阻害し、対象の組織中のコラーゲンを刺激し、対象の組織中のコラーゲンを阻害し、対象の組織中のNFkB移動を阻害し、神経軸索の生長を促進し、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害し、および/または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護し、ニューロン生存を促進し、ならびにL1の生産を刺激する。
1つの実施形態では、フラグメントCaは、対象の組織中の細胞移動を刺激し、対象の組織中の細胞毒性から組織を保護し、対象の組織中のアポトーシスを阻害し、対象の組織中のコラーゲンを阻害し、対象の組織中のコラーゲンIVを刺激し、対象の組織中のエラスチンを刺激し、対象の組織中のNFkB移動を阻害し、神経軸索の生長を促進し、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害し、および/または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護し、ニューロン生存を促進し、ならびにL1の生産を刺激する。
1つの実施形態では、フラグメントCbは、対象の組織中の細胞移動を刺激し、対象の組織中の細胞毒性から組織を保護し、対象の組織中のアポトーシスを阻害し、対象の組織中のコラーゲンを刺激し、対象の組織中のコラーゲンを阻害し、対象の組織中のNFkB移動を阻害し、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害し、および/または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護し、神経軸索の生長を促進し、ニューロン生存を促進し、ならびにL1の生産を刺激する。
1つの実施形態では、フラグメントDaは、対象の組織中のコラーゲンを阻害し、対象の組織中のエラスチンを刺激し、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害し、および/または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護し、神経軸索の生長を促進し、ニューロンの生存を促進し、L1の生産を刺激し、IKBaリン酸化を阻害し、ならびに損なわれたTリンパ球幼若化応答を回復する。
1つの実施形態では、フラグメントDbは、対象の組織中のコラーゲンを阻害し、対象の組織中のエラスチンを刺激し、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害し、および/または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護し、神経軸索の生長を促進し、ニューロンの生存を促進し、L1の生産を刺激し、ならびにIKBaリン酸化を阻害し、かつ損なわれたTリンパ球幼若化応答を回復する。
Figure 2011514383

Claims (38)

  1. チモシンベータ4、チモシンベータ10、またはチモシンベータ15のアミノ酸配列のうち少なくとも1つの一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントであって、
    前記フラグメントは、アミノ酸配列
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    、前記フラグメントのメチオニン含有変異体(ここで、該メチオニンは酸化または過酸化されている)、前記フラグメントの変異体(ここで、該フラグメントは、通常はメチオニンを含有するが、その通常はメチオニンを含有するフラグメントの少なくとも1つのメチオニンがアミノ酸置換基で置換されている)、前記フラグメントの単離されたR鏡像体、前記フラグメントの単離されたS鏡像体、またはその組合せを含む、ペプチドフラグメント。
  2. アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  3. アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  4. アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  5. アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  6. アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  7. アミノ酸配列H-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  8. アミノ酸配列Ac-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  9. アミノ酸配列H-IIe-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  10. アミノ酸配列Ac-IIe-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  11. アミノ酸配列H-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  12. アミノ酸配列Ac-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  13. アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  14. アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  15. アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  16. アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  17. アミノ酸配列H-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  18. アミノ酸配列Ac-Ser-Asp-Lys-Pro-Asp-Met-Ala-Glu-Ile-Glu-Lys-Phe-Asp-Lys-Ser-Lys-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-OH H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  19. アミノ酸配列H-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  20. アミノ酸配列Ac-Leu-Lys-Lys-Thr-Glu-Thr-Gln-Glu-Lys-Asn-Pro-Leu-Pro-Ser-Lys-Glu-Thr-Ile-Glu-Gln-Glu-Lys-Gln-Ala-Gly-Glu-Ser-OHを有する、請求項1に記載のフラグメント。
  21. 前記フラグメントが、メチオニン含有フラグメントに対応するが、該メチオニンの少なくとも1つのメチオニンがアミノ酸置換基で置換されており、前記置換基は、ロイシン、バリン、イソロイシン、アラニン、フェニルアラニン、またはプロリンを含み、前記メチオニンと置換される、請求項1に記載のフラグメント。
  22. 対象の組織中の炎症を抑制すること、対象の組織中の細胞移動を刺激すること、対象の組織中の細胞毒性から組織を保護すること、対象の組織中のアポトーシスを阻害すること、対象の組織中のコラーゲンを刺激すること、対象の組織中のコラーゲンを阻害すること、対象の組織中のコラーゲンIVを刺激すること、対象の組織中のエラスチンを刺激すること、対象の組織中のNFkB移動を阻害すること、紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害すること、紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護すること、神経軸索の生長を促進すること、ニューロン生存を促進すること、L1の生産を刺激すること、IKBaリン酸化を阻害すること、または損なわれたTリンパ球幼若化応答を回復することのうち少なくとも1つの方法であって、
    チモシンベータ4、チモシンベータ10またはチモシンベータ15のアミノ酸配列の一部に対応するアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを前記対象に投与することを含み、
    前記フラグメントは、アミノ酸配列
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    、前記フラグメントのメチオニン含有変異体(ここで、該メチオニンは酸化または過酸化されている)、前記フラグメントの変異体(ここで、該フラグメントは、通常はメチオニンを含有するが、その通常はメチオニンを含有するフラグメントの少なくとも1つのメチオニンがアミノ酸置換基で置換されている)、前記フラグメントの単離されたR鏡像体、前記フラグメントの単離されたS鏡像体、またはその組合せを含む、方法。
  23. 紫外線(UV)照射によって生じる組織の損傷を阻害すること、または紫外線(UV)照射による損傷から組織を保護することのうちの前記少なくとも1つは、
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記対象の組織中の炎症を抑制することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  25. 前記対象の組織中の細胞移動を刺激することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  26. 前記対象の組織中の細胞毒性から組織を保護することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  27. 前記対象の組織中のアポトーシスを阻害することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  28. 前記対象の組織中のコラーゲンを刺激することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  29. 前記対象の組織中のコラーゲンを阻害することは、
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  30. 前記対象の組織中のコラーゲンIVを刺激することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  31. 前記対象の組織中のエラスチンを刺激することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  32. 前記対象の組織中のNFkB移動を阻害することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  33. 前記神経軸索の生長を促進することは、
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与すること、請求項22に記載の方法。
  34. 前記ニューロン生存を促進することは、アミノ酸配列
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    またはその組合せを有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  35. 前記L1の生産を刺激することは、
    Figure 2011514383
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  36. 前記IkBaリン酸化を阻害することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  37. 前記損なわれたTリンパ球幼若化応答を回復することは、
    Figure 2011514383
    またはその組合せを含むアミノ酸配列を有するペプチドフラグメントを投与することを含む、請求項22に記載の方法。
  38. 前記フラグメントが、メチオニン含有フラグメントに対応するが、該フラグメントの少なくとも1つのメチオニンがアミノ酸置換基で置換されており、前記置換基は、ロイシン、バリン、イソロイシン、アラニン、フェニルアラニン、またはプロリンを含み、前記メチオニンと置換される、請求項1に記載のフラグメント。
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