JP2011512184A - 不安定なソール構造を有する履物 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】本発明の目的は、児童ならびに成人ユーザ向けに静態的に最適な身体姿勢と健康的な歩きと走りの動態を回復させかつ/または維持させる不安定なソール構造を有する履物で、通常の千鳥足歩行の生理に適合するよう設計した表甲2とソール構造とを備え、ソール構造は表甲に取り付けられ、かつソール構造が、地面に当接するよう適合させた摩耗層23と、摩耗層23に取り付けた底部層24と、底部層24に永久的に取り付けた上部層25と、上部層に当接するよう配置した補剛プレート6とを備え、上部層と底部層を熱可塑性プラスチックから作成した履物にある。本発明の本質的な特徴は、接地面8を覆う底部層24を摩耗層23に取り付け、摩耗層23を少なくとも底部層24の側面18,19上へ延在させた点にある。接地面8を覆うよう設計された上部層25が底部層24に取り付けてあり、この上部層が、足首の回内を防止するよう適合させ、かつ大きさを足の土踏まずの投影面積に少なくとも合致する寸法とした支持用隆起を具備し、底部層24の材料を上部層25の材料よりも弾性的としてある。上部層25に当接する補剛プレート6は、それが接地面8を覆い、爪先に向かって減少する断面寸法を有するよう配置してある。
【選択図】図7

Description

本発明は、児童ならびに成人ユーザ向けに静態的に最適な身体姿勢と健康的な歩きと走りの動態を回復させかつ/または維持させる不安定なソール構造を有する履物で、通常の千鳥足歩行の生理に適合するよう設計した表甲とソール構造を備え、ソール構造は表甲に取り付けてあり、かつソール構造が、地面に当接するよう適合させた摩耗層と、摩耗層に取り付けた底部層と、底部層に取り付けた上部層と、上部層に当接するよう配置した補剛プレートとを備える履物に関する。
歩くことを含め、身体の移動に対する根源的な人類特有の要求が存在する。しかしながら、この要求の充足は文明の進歩とともに自然環境からますます排除されてきている。自然の地形上を素足で歩く際、先の世代の人々は地面の凸凹に追従して絶えず適応することで「能動的な歩き」を強制され、そのことが筋肉を適当な範囲まで使用させ(負荷をかけ)てきた。このレベル維持された筋肉負荷は、健全な血行と十分なレベルの細胞および組織の代謝の維持に帰着していた。平坦な靴底の流行に駆られた履物や定住型生活様式と併せ、現代の都市の平坦な人工的な地形は往々にして筋肉の過小使用と筋肉の機能不全とに通ずる。それらの結果には、弱体化した筋肉、壊れた筋肉バランス、関節の過負荷が含まれる。時間をかけた不十分なレベルの筋肉負荷は、運動器官における病理進行の発端となるだけでなく、他の器官群/臓器に対する間接的な負の影響も有する。これには、先の世代の人々の知らない幾つかの文明病が背景にある。
人間工学的に最適な歩行は、不整地上を素足で歩くことによってのみ達成することができる。最適な(素足)歩行は不安定な不整地形を模した履物を履くことで近似できると、長らく認識されてきた。この種の履物を履くことで身体姿勢感知筋(深層筋肉)が緊張させられるが、このことは関節を免荷して生理学的身体姿勢を維持する上で不可欠である。
国際公開第01/15560号パンフレットには、動的千鳥足歩行動作のための履物が開示されている。この履物は、ユーザの足を支持する表甲を有しており、これに素足での歩き感覚を生み出すよう適合させたソール構造が取り付けられている。これを達成すべく、このソール構造は中間層と底部層とを有する。中間層は、比較的硬質の材料で出来ており、対して底部層はより軟質の弾性材料で出来ている。底部層は、千鳥足歩行に適した全体形状を生み出す弧状セグメントを有する。この解決策の欠点は、硬質層と軟質層との間に形成されるピボット軸が故に自然な地形上での適切な歩きを模しえない点にある。さらに、ユーザは持続的意識的な努力(意識した歩き)によりバランスのとれた人間工学的に最適な身体姿勢を維持しなければならない。この発明のもうひとつの欠点は、使用中に軟質底部層が簡単に破損しかねない点にある。
欧州特許第0999764号には、千鳥足歩行を可能にするよう設計された靴が記載されている。この発明によれば、靴に取り付けられたソール構造がソール本体とカバー(摩耗層)とを備える。中足骨領域内の摩耗層内にピボット軸が配置してあり、その周りを前方部と後方部が揺動できる。足の中心と踵との間の領域では、ソール本体と摩耗層との間に凹部が形成されており、その中に軟質弾性負荷分散要素が挿入されている。この発明の靴は、歩く際に均一な負荷分布を伴う足の自然な千鳥足動作をもたらすことができる。この発明の欠点は、適用されるピボット軸の特性が固定されているが故に、自然な接地面を模し、したがって自然に近い様式で筋肉を活動させるにはごく一部しか適さない点にある。もうひとつの欠点は、この発明に係る履物がユーザの側に訓練と恒常的な注意力の両方を要求する点にある。着用者が深刻な扁平足に悩まされている場合、彼/彼女はこの発明の靴で歩行している間に足首の回内防止に対し持続的に集中しなければならない(このことがさらなる障害を引き起こしかねない)。小児の場合のように、「意識した歩き」に向けてユーザを訓練することが不可能である場合、この発明の靴を履くことはさらなる障害を招くことがある。その結果、より深刻な健康問題を抱える児童ユーザや人々は医師の監督なしにはこの発明の靴を使用できない。この発明に従う靴のもうひとつの欠点は、それが軟質負荷分散層の端部で損傷を受ける傾向にある点である。
既知の解決策は、特に児童用の矯正インソールや、踵骨や足首の回内を防止する目的をもった矯正用踵の改変を含むものである。この種の組み込み式インソールは、1970年代からSabaria_Shoe_Factoryが製造する「Siesta」児童用靴に含まれている。このインソールは、足首の回内を防止する目的で足の土踏まずを支持している。これらの先行技術解決策は、矯正された関節位置を提供すべく足の土踏まずのための受動的な支持を提供している。しかしながら、この最適位置は能動的な筋肉の働きではなくインソールにより維持される。このことで筋肉は強化を妨げられ、それ故にそれらは支持なしに最適位置を維持することは出来ない。すなわち、この解決策は病因学的(最終)措置ではなく対症療法的措置を提供するものである。また、これらの靴は、不安定感を生み出し、適切な筋肉の調子を維持することは出来ない。
我々の発明の目的は、ユーザに「歩きの意識」を要求することなく不安定な地面を模した履物を提供することにある。本発明は、筋肉と関節が未だ損傷しておらず、それ故に予防にとって最適な対象となる児童のための履物を提供することを主要目標とするものである。本発明の好都合な効用は、無論、若者や大人向けの靴にも適用される。これらの場合、その目的は運動器官に影響を及ぼす病理進行を停止させる健全な足の静態と歩きの動態とを回復させることにある。本発明のさらなる目的は、層の側面、特により弾性的な層の側面を機械的な衝撃に対し保護するソール構造を提供することにある。さらなる目的は、ソール構造の製造工程の簡単化を通じてより安価でより軽量の製品を提供することにある。
本発明は、模擬された不整地面上の歩きが、足の骨が弾力的態様にて支持されている場合に着用者の側で意識された動き(「歩きの意識」)を一切必要としないとの認識に基づくものである。こうして構成されたソール構造は、活発な筋肉の働きに必要な刺激を維持したまま足首の回内を防止する。この認識の一部には、摩耗層を他のソール層の端部上に延在させるよう構成した場合、ソールのより弾性的な層を機械的な損傷に対し保護できるということがある。ソール構造の十分な保護は、より弾性的な底部層の側面をソール構造の前後から見てそれが凹形状を有し、それによって負荷を受けて硬質の摩耗層と上部層とが底部層を囲むよう規定して配置することでも提供できる。ソール構造と表甲との間に従来用いられた補剛プレートが、不安定なソール構造に用いられるときに、負荷に耐え、適切な負荷分散を提供できるというのも、認識の一部である。それ故、ソール構造に追加の重量およびコスト増大要素を組み込む必要はない。
本発明の目的は、本明細書の導入段落に記載した履物を提供することで達成され、それは、接地面を覆う底部層を摩耗層に取り付け、摩耗層を少なくとも底部層の側面上に延在させ、接地面を覆う上部層を底部層に取り付け、上部層が、足首の回内を防止するよう適合され、かつ大きさを足の土踏まずの投影面積に少なくとも合致する寸法とした支持用隆起を具備し、底部層の材料を上部層の材料よりも弾性的とし、補剛プレートを、千鳥足歩行の生理学に適合する構成するとともに、接地面を覆って爪先に向かって減少する断面寸法を有するよう同様に配置された上部層に当接するよう配置してある。
健康維持あるいは健康回復させる履物についての先行技術解決策は、千鳥足歩行を可能にするよう設計されたソール構造を有する。千鳥足歩行を可能にするソール構造は、剛性のあるほぼ平坦なソールの代わりに湾曲する接地面を有しており、爪先と踵の下側の領域を地面から若干持ち上げてある。持ち上げの程度は、通常歩行中に距骨下側のソール部分が先ず地面に触れ、連続する千鳥足歩行移動の後に爪先下側の部分が地面を離れるよう選択される。このことは、素足での歩行生理に適合するものである。千鳥足歩行の生理に適合するよう構成されたソール構造は、例えば欧州特許第0999764号に開示されている。千鳥足歩行の生理に適合するよう構成されたこの種のソール構造は先行技術に含まれるため、これを本文で詳しく説明はしない。この種のソール構造は、補剛プレートを千鳥足歩行の生理に適合するよう構成し、他のソール要素を相互にかつ補剛プレートに接着することで製造することができる。
本発明に従った履物は、ソール構造とこのソール構造に取り付けた表甲とを有する。表甲は、皮革や模造皮革や繊維やプラスチック等の靴製造業において従来から適用されてきた材料で作成することができる。表甲には、従来からある靴や運動靴やブーツやさらにはサンダルの形状を持たせることができる。従来方式と同様、履物は内張りを備えており、その材料と構成は先行技術に周知の解決策と同じである。
本発明になる履物のソール構造は、摩耗層と、摩耗層に取り付けた底部層と、底部層を覆う上部層と、上部層に当接する補剛プレートとから組み立てられる。摩耗層の役割は、時期尚早の摩耗からソール構造下面を保護することにある。本発明になる摩耗層は、少なくとも底部層側面上に延在する。地面に当接する面について磨損や断裂からの保護の提供とは別に、摩耗層のこの種の側方突出構成は機械的損傷に対するより軟質のより弾性的なソール要素からなる側面の保護が可能である。この種の構成は、摩耗層がソール構造の側面全体を完全に囲んでいる構成と同じ効能を有するが、際立ってより軽量であり、審美的により満足させるものである。本発明の好適な実施形態によれば、摩耗層はソール構造の前部を完全に覆っていて、靴の前部を損傷や磨損や断裂から効果的に保護している。好適な実施形態では、摩耗層は良好なグリップを提供する弾性プラスチックあるいはゴムで出来ている。
本発明の更なる好適な実施形態では、底部層の側面が摩耗層と接地面とにほぼ垂直に配置してあり、摩耗層に階段状に連なる。本明細書の文脈では、用語「ほぼ垂直」は垂直方向から5°未満のずれであることを指す。本発明の別の好適な実施形態によれば、底部層の側面は摩耗層と接地面に対し鋭角に配置され、底部層の側面は摩耗層の側面に面一に連なる。
ソール構造の底部層は、接着あるいは溶着により恒久的な仕方で摩耗層に取り付けられる。底部層は接地面全体を覆っており、これはそれが足首の最後尾点から爪先の先端まで延びていて、足裏の幅に適合する幅を有することを意味する。
底部層は、好ましくは熱可塑性プラスチック、特に軟質弾性ポリウレタンで作成する。底部層は、異なる靴寸法の場合に異なるユーザの重量に適合するよう異なる弾性のプラスチック材料で作成することができる。別の好適な実施形態によれば、底部層はこの底部層の変形を制御するよう含ませた貫通孔を備える。軟質の弾性的な底部層が、不整地上を素足で歩く感触を生み出し、それによって筋肉の活動を刺激する。不安定なソール構造が喚起する状態を絶えず変えるよう適合させるのに必要な不整地面の感触が、反射運動により筋肉を緊張させ、そのことが片や関節を負荷から解放し、生理学的な身体姿勢の維持に役立つ。健全な歩行あるいは走りの動態は、関節や筋肉の慢性病を防止するだけでなく人体の他の器官の動作に対する恩恵的な影響をもたらしもする点で重要である。不安定なソール構造によりもたらされる深層筋肉の時間をかけた動作が、血行と細胞および組織の代謝とを高める。
本発明の本質的な特徴によれば、接地面を覆う上部層を底部層に取り付ける。底部層は、溶着や接着等により底部層により取り付けることができる。本発明の好適な実施形態によれば、上部層は熱可塑性プラスチックから作成する。本発明では、用語「接地面」はその上に足を支持するソール構造のその面を指すのに用いる。接地面は、足首の最後尾限界から爪先の先端まで延び、足の親指の付け根の膨らみの骨が接触する領域にその最大の幅を有する湾曲線どうしにより境界付けられる平面図形として定義することができる。足は、距骨と足の親指の付け根の膨らみの骨とが接触する領域の接地面上に、いわゆる解剖学的支持距離にて支持される。これら二つの領域の間に、足の骨が土踏まずを形成している。不安定なソール構造を有する従来の履物に適用される軟質ソールは、「意識して歩く」すなわち足首を意図的に外方へ傾斜させることでのみ補償することのできる足首の回内を引き起こすことがある。我々の発明によれば、より硬質で比較的により弾性の乏しい上部層を底部層に取り付ける。上部層は、少なくとも足の土踏まず下側の領域に支持用隆起を具備する。支持用隆起は足首の回内を防止するよう適合させてあり、それにより注意深く使用するという要件が取り払われる。ソール構造に対する比較的剛性のある支持用隆起の追加が、不安定なソール構造を有する本発明履物における「歩きの再学習」とバランス維持に対する持続的集中とを不要とする。また、支持用隆起は未だ指示を理解しない小児用に本発明履物を使用する可能性を広げるものである。支持用隆起は足首関節に対する弾力的な支持をもたらし、一方で生理学的な身体姿勢を維持する筋肉刺激もまた維持される。支持用隆起は、大きさが足の土踏まずの投影面積に少なくとも合致する場合にその役割を実現することができる。「足の土踏まずの投影面積」により、我々は接地面上に足を支持(あるいは休止)させた状態で足裏面が接地面に接触しない領域を意味するものである。
本発明の好適な実施形態によれば、支持用隆起の最大長は、少なくとも接地面の解剖学的支点間距離、すなわち踵骨の接地面に対する支点と足の親指の付け根の膨らみの骨の支点との間の距離に等しく、また支持用隆起の最大幅は少なくともソール構造の中間端部からその中線まで延びている。
支持用隆起の肉厚は、それが足首に弾力的な支持を提供できるよう選択される。これを達成すべく、支持用隆起下側の領域において底部層は足に対し「不安定な環境」を提供するのに十分な肉厚とすべきであるが、足首支持効力を失わないよう、極度に肉厚とすべきではない。支持用隆起の最大肉厚は、底部層の最大肉厚の好ましくは60〜80%とすべきである。本発明の好適な実施形態では、支持用隆起の最大肉厚は底部層の最大肉厚の3/4とする。
支持用隆起は、好ましくは上部層と同一材料で作成する。さらに有利な実施形態によれば、上部層と支持用隆起とが一体要素を形成するが、上部層と支持用隆起とが例えば接着により互いに恒久的に固着された個別要素(まさに異なる材料で作成)として実装される構成もまた、本発明範囲内に包含される。
本発明のもうひとつの好適な実施形態では、支持用隆起には爪先近くのその端部において上部層への滑らかな遷移部に繋がっている。従来の剛性ソールにより踵骨を支持することで、関節慢性病、特に関節炎に苦しむ患者にとって歩行は極度に痛みを伴う体験となる。好適な実施形態では、本発明のソール構造は、踵近くのその端部において切断部にて終端させ、接地面に対する踵骨の支点をそれが覆わないようにした支持用隆起を備える。このような支持用隆起の構造を用いることで、踵骨は軟質底部層に接触し、一方また同時に支持用隆起により本発明の好都合な効用がそれでもなおユーザに対し提供される。切断部は、平面あるいは湾曲面により境界付けることができる。本発明の好適な実施形態によれば、切断部の面はソール構造の中線に対し18〜30°の角度に設定された平面によって境界付けられる。特に好都合な実施形態によれば、切断部の境界面とソール構造の中線との間の角度は21°である。
本発明の好適な実施形態によれば、必要に応じて、地面と底部層とを当接させるよう適合させた摩耗層の表面を持ち上げ態様にて配置することにより、さらなる足首の回内矯正がもたらされる。この実施形態では、摩耗層は接地面に対し鋭角に、好ましくは83〜87°で配置される。
本発明によれば、補剛プレートは上部層に当接する。補剛プレートは、PVC(ポリ塩化ビニール)等の硬質プラスチック材料、あるいはグラスファイバー強化プラスチックシートで出来ており、千鳥足歩行の生理に適合する弧状面を有する。補剛プレートは、それが接地面を覆い、爪先に向かって減少する断面寸法を有するよう配置してある。この種の補剛プレートの構成が、ソール構造に対しその不安定性を妨げることなく均一な負荷分布と負荷伝達とをもたらす。補剛プレートと上部層は、互いに接着または溶着させる。接着剤による接着をより簡単にするよう適用されるカバープレートおよび/または表甲の当接端部を受けて切り出し部を構成するよう適合させた支持プレートもまた、上部層に連なる補剛プレート部分に取り付けることができる。
底部層の側面がソール構造の前後から見て凹形状を有するソール構造の構成もまた、本発明の目的である。好適な実施形態では、側面を湾曲させる。底部層の側面を平面によって境界付ける構成もまた、本発明範囲内に含まれる。底部層の側面はその全体を凹状に湾曲させることができるが、ほぼ凹形状の側面もまた本発明範囲内に含めるものである。側面の「ほぼ凹形状」には、底部層の側面を具体的事例では開口により裂くか、あるいは突起を持たせるといった構成が含まれる。ソール構造の前面と背面は、特に接地面の端部まで延在する摩耗層の部分を地面から持ち上げた場合に、凹状側面を持たせることなく配置することができる。本発明の好適な実施形態では、凹面の断面は円弧状の境界線を有する。もうひとつの好適な実施形態によれば、凹面の断面は直線によって境界付けられる。
側面の凹部形状は、より弾性のある材料で出来た底部層の保護に役立つ。凹面は、例えばユーザが石や鋭利な端部の物体を踏み付けたが故にソール面がより大きな負荷の下に置かれた場合、摩耗層と上部層の端部どうしが当接し、底部層の材料を囲む寸法とされる。この位置において、底部層の軟質弾性材料は断裂や摩擦に対し保護される。この種のソール構造の構成は、靴の寿命を著しく増大させる。
本発明を、添付図面を参照して下記に説明する。
図1は本発明になるソール構造の概略上面図を示す。
図2は、図1のII−II線に沿う断面図を示す。
図3は、図1のIII−III線に沿う断面図を示す。
図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図を示す。
図5は、図1のV−V線に沿う断面図を示す。
図6は、図4のIV−IV線に沿う断面図を示す。
図7は、本発明のソール構造の別の実施形態の断面図を示す。
図8は、本発明になるソール構造のもうひとつの実施形態の断面図である。
図9は、本発明のもうひとつの好適な実施形態の上面図である。
図10は、図9のX−X線に沿う断面図を示す。
図11は、表甲と補剛プレートとを持たない図9のXI−XI線に沿う断面図を示す。
図12は、表甲と補剛プレートとを持たない図9のXII−XII線に沿う断面図を示す。
本発明になるソール構造の概略の平面図および様々な断面図が、図1および図2〜6にそれぞれ図示してある。ソール構造(1)は、摩耗層(3)と底部層(4)と上部層(5)と補剛プレート(6)とで構成される。履物の表甲(2)は、ソール構造(1)に取り付けてある。ソール構造(1)は、従来から適用されている内張り(図面に図示せず)をもって裏打ちすることができる。
図1は、ソール構造(1)の接地面(8)の概略上面図を示す。補剛プレート(6)は、その境界線に沿って延びる接地面(8)をほぼ覆うよう配置されるPVC(ポリ塩化ビニール)プレートである。図2,3に明瞭に示す如く、補剛プレート(6)は爪先に向かって減少する一定でない断面寸法を有する。
ポリウレタンで出来た上部層(5)は、接地面(8)全体を覆う寸法としてある。図6に示す如く、上部層(5)は大きさが足の土踏まずの投影面積に少なくとも合致する下方に延在する支持用隆起(9)を備える。支持用隆起(9)は平面に沿って上部層(5)に連結してあり、この平面内で支持用隆起の断面形状はソール構造(11)の中間端部とその中線(10)のそれぞれに接する長辺と、中線(10)に略垂直な第1の短辺と、切断部(12)内で終わる第2の短辺とを有する平面形状をなす。切断部(12)の線は中線(10)に対し角度αに設定してあり、切断部は踵骨の支点前方に位置する。角度αの値は、21°である。上部層(5)と支持用隆起(9)は、より弾性のあるより軟質の底部層(4)により踵を支持した状態で歩行中に足に対し弾力的な支持をもたらす。
上部層(5)と底部層(4)は、互いに接着してある。接地面(8)全体を覆う底部層(4)の下面(13)は、摩耗層(3)に接着してある。底部層(4)は上部層(5)に比べより高弾性のポリウレタンで出来ており、これが足に対し不安定な状態をもたらし、首尾よく素足歩行を模すことになる。図6に見てとれるように、開口(7)は底部層(4)内に配置してある。ソール構造(1)の重量を一方で軽減すべく、また他方で底部層(4)の弾性を改変しあるいは調整する可能性を提供すべく、開口(7)が含まれる。
異なる平面で見たソール構造(1)の断面図には、ソール構造(1)が爪先と踵に対向するその端部を千鳥足歩行の生理に適合する所定範囲まで(先行技術から公知の仕方で)持ち上げるよう実装してあることが明瞭に示されている。底部層(4)は前面(20)と背面(21)とにより境界付けてあり、一方で側面14,15は底部層4と上部層5の両方により境界付けてある。底部層(4)と上部層(5)は互いを覆うよう配置してあるため、底部層と上部層の対応する前面と背面および側面は同一平面内に含まれる。図4,5に示す如く、底部層(4)と上部層(5)の側面(14)(15)は、前記側面が単一平面を形成するよう接地面(8)と摩耗層(3)にほぼ垂直に配置してある。側面(14)(15)の平面は、ソール構造の中央部に向かって傾斜する5°の傾斜角度をもって配置してある。摩耗層(3)は、側面(14)(15)上に延在する。側面(14)(15)上に延在する摩耗層(3)の端部は、面取りしてある。側面(14)(15)は、摩耗層(3)に階段状に連なる。
図7は、本発明になるソール構造の別の好適な実施形態を示す。この実施形態では、底部層(24)と上部層(25)は傾斜側面(16)(17)を有する。側面(16)(17)は、接地面(8)に対しγ=75°の角度に配置してある。摩耗層(23)の側面(26)は、側面(16)(17)に対し面一に連なる平面として実装してある。
図8に、本発明の好適な実施形態が示してある。上部層(35)の側面(19)だけでなく底部層(34)の側面(18)もまた、接地面(8)に対しほぼ垂直に配置してある。本実施形態によれば、摩耗層(33)はこの摩耗層が接地面(8)に対し角度β=85°に設定されるよう若干持ち上げてある。
本発明になるソール構造のさらなる好適な実施形態が、図9〜12に例示してある。前記の実施形態と同様、ソール構造は摩耗層(43)と底部層(44)と上部層(45)と補剛プレート(46)とで出来ている。ソール構造の前部は、摩耗層(43)により完全に囲まれている。履物の表甲および随意選択的に含まれる内張りは、図面中に図示していない。この実施形態でも、補剛プレート(46)は接地面(48)をほぼ覆い、踵から爪先の支点まで延在している。支持用隆起(49)はソール構造の中線上を延び、踵骨の支点前方の弧状部で終わっている(図9の点線参照)。
底部層(44)の側面(54)は、ソール構造の前後から見たときに湾曲する凹形状を有する。側面(44)のこの弧状構成は、前部の摩耗層(43)まで維持される。好適な実施形態では、弧は摩耗層(43)の肉厚にほぼ対応する深さを有する円弧としてある。ソール構造(1)の重量を減らすべく、上部層(45)内に重量軽減孔(47)が配置してある。
本発明の履物のさらなる利点は、それが扁平足や関節問題や脊椎異常や結節状構造血管等の文明病を防止しあるいは軽減するよう適用できる点にある。履物のソール構造は、機械的な損傷に対し高い耐性を有する。
参照符号一覧
1 ソール構造
2 表甲
3 摩耗層
4 底部層
5 上部層
6 補剛プレート
7 開口
8 接地面
9 支持用隆起
10 中線
11 ソール構造の中間端部
12 切断部
13 下面
14 側面
15 側面
16 側面
17 側面
18 側面
19 側面
20 前面
21 背面
23 摩耗層
24 底部層
25 上部層
26 側面
33 摩耗層
34 底部層
35 上部層
43 摩耗層
44 底部層
45 上部層
46 補剛プレート
47 孔
48 接地面
49 支持用隆起
54 側面

Claims (14)

  1. 児童ならびに成人ユーザ向けに静態的に最適な身体姿勢と健康的な歩きと走りの動態を回復させかつ/または維持させる不安定なソール構造を有する履物で、通常の千鳥足歩行の生理に適合するよう設計した表甲(2)とソール構造(1)とを備え、ソール構造は表甲に取り付けてあり、かつ前記ソール構造が、地面に当接するよう適合させた摩耗層(3,23,33)と、前記摩耗層(3,23,33)に取り付けた底部層(4,24,34)と、前記底部層(4,24,34)に取り付けた上部層(5,25,35)と、前記上部層(3,23,33)に当接するよう配置した補剛プレート(6)とを備える履物であって、
    接地面(8)を覆う前記底部層(4,24,34)を前記摩耗層(3,23,33)に取り付け、前記摩耗層(3,23,33)を少なくとも前記底部層(4,24,34)の側面(14,16,18)上に延在させ、前記接地面(8)を覆う前記上部層(5,25,35)を前記底部層(4,24,34)に取り付けられるようにし、前記上部層(5,25,35)が、足首の回内を防止するよう適合させ、かつ大きさを足の土踏まずの投影面積に少なくとも合致する寸法とした支持用隆起(9)を具備し、前記底部層(4,24,34)の材料を前記上部層(5,25,35)の材料よりも弾性的とし、前記上部層(5,25,35)に当接する補剛プレート(6)を、これが前記接地面(8)を覆い、爪先に向かって減少する断面寸法を有するよう配置した、ことを特徴とする履物。
  2. 前記支持用隆起(9)の最大長は少なくとも前記接地面(8)の解剖学的支点間距離、すなわち踵骨の接地面(8)に対する支点と足の親指の付け根の膨らみの骨の支点との間の距離に等しく、前記支持用隆起(9)の最大幅を少なくとも前記ソール構造(11)の中間端部からその中線(10)まで延ばし、前記支持用隆起(9)の最大肉厚を底部層(4,24,34)の最大肉厚の60〜80%、好ましくは3/4とした、請求項1に記載の履物。
  3. 前記支持用隆起(9)は、爪先近くのその端部において前記上部層(5,25,35)への滑らかな遷移部を連ね、前記かつ支持用隆起(9)は、その他端部において切断部(12)にて終端し、前記接地面(8)に対する踵骨の支点を覆わないようにした、請求項1または2に記載の履物。
  4. 前記ソール構造の切断部(12)と前記中線(10)との間の角度(α)を18〜35°とした、請求項3に記載の履物。
  5. 前記ソール構造の切断部(12)と前記中線(10)との間の角度(α)を21°とした、請求項4に記載の履物。
  6. 前記底部層(4,24,34)と前記上部層(5,25,35)を熱可塑性プラスチック、好ましくはポリウレタンから作成した、請求項1から5のいずれか1項に記載の履物。
  7. 前記底部層(4)の側面(14)は、前記接地面(8)に対しほぼ垂直に配置し、前記摩耗層(3)に階段状に連ねた、請求項1から6のいずれか1項に記載の履物。
  8. 前記底部層(24)の側面(16)は前記接地面(8)に対し鋭角(γ)に配置し、前記底部層(24)の側面(16)を前記摩耗層(23)の側面(16)に面一に連ねた、請求項1から6のいずれか1項に記載の履物。
  9. 摩耗層(33)を接地面(8)に対し鋭角(β)、好ましくは83〜87°に設定した、請求項1から8のいずれか1項に記載の履物。
  10. 底部層(4,24,34)内に開口(7)を配置した、請求項1から9のいずれか1項に記載の履物。
  11. 児童ならびに成人ユーザ向けに静態的に最適な身体姿勢と健康的な歩きと走りの動態を回復させかつ/または維持させる不安定なソール構造を有する履物で、通常の千鳥足歩行の生理に適合するよう設計した表甲(2)とソール構造(1)とを備え、ソール構造は表甲に取り付けてあり、かつソール構造が地面に当接するよう適合させた摩耗層(43)と、摩耗層(43)に取り付けた底部層(44)と、底部層(44)に取り付けた上部層(45)と、上部層(45)に当接するよう配置した補剛プレート(46)とを備える履物であって、
    接地面(48)を覆う底部層(44)を摩耗層(43)に取り付け、摩耗層(43)を少なくとも底部層(44)の側面(54)上に延在させ、前記底部層(44)の側面(54)がソール構造の前後から見て凹形状を有し、接地面(48)を覆う上部層(45)が底部層(44)に取り付けられるようにし、上部層(45)が、足首の回内を防止するよう適合され、かつ大きさを足の土踏まずの投影面積に少なくとも合致する寸法とした支持用隆起(49)を具備し、底部層(44)の材料を上部層(45)の材料よりも弾性的とし、上部層(45)に当接する補剛プレート(46)を、これが接地面(48)を覆うよう配置した、ことを特徴とする履物。
  12. 補剛プレート(46)が爪先に向かって減少する断面寸法を有する、請求項11に記載の履物。
  13. 凹状側面(54)の断面が円弧状境界線を有する、請求項11または12に記載の履物。
  14. 上部層(45)が重量軽減孔(47)を備える、請求項11から13のいずれか1項に記載の履物。
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