JP3051742B1 - 靴底およびそれを含む靴ならびにサンダル - Google Patents

靴底およびそれを含む靴ならびにサンダル

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】足の外側接地の際に足の衝撃を緩和しながら、
スムーズにあおり運動を行うことが可能な靴底を提供す
る。 【解決手段】この靴底2は、中央面4と前底面8と後底
面6とを備えている。中央面4は、足裏とほぼ平行に形
成されており、前底面8は、中央面4に対して傾斜角β
を有する。後底面6は、中央面4に対して傾斜角αを有
する。中央面4と前底面8との境界部12の外側部分
に、その境界部12に跨るように、他の部位に比べて柔
軟性を有する材料からなる第1の弾性層20が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、靴底およびそれ
を含む靴ならびにサンダルに関し、特に、複数の底面を
有する靴底およびそれを含む靴ならびにサンダルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、身体の自然な動作は、正常な関節
の動きと筋肉の働きによって可能となる。そして、正常
な関節の動きが制限されたり、筋肉を使わなかったりす
ると機能が低下することはよく知られている。
【0003】現代生活では、いつも靴で足を保護し、平
坦で舗装された硬い路面ばかりを歩いているので足の自
然な運動が制限されている。その結果、凸凹ある不整地
への適応能力も必要とされないので足の機能は低下し、
下肢の筋肉も弱まっている。このため、足腰の弱まりの
予防と回復のために歩行やジョギングなどの運動が必要
であるが、多くの人は運動のための時間をつくることが
できないで悩んでいる。
【0004】幼児は、発達の過程で、自然につま先や踵
で立ったり、歩いたりする。このような行動は、教えな
くてもほとんどの幼児が、発育発達の過程でごく普通に
行なっている。この繰り返しによって、幼児は次々に新
しい機能を獲得している。この幼児の行動にみられる動
きを分析すると、獲得した「自然な動き」と、それを訓
練するための「特別な動き」の2つの要素がみられる。
【0005】実際に、脳卒中などで半身の麻痺が後遺症
として残り、歩行困難となった場合、機能訓練として幼
児の発達過程にみられるように、まず足首を動かす運動
から始める。そして、立つ訓練から歩く訓練に、それも
次第にバランスをとりにくい凸凹の路面で行なえるよう
に訓練をする。このように機能回復には、人間が発達の
過程で自然に行なってきた一連の動作を訓練として行な
うことが一般的である。
【0006】このことから、人の発育発達の過程におけ
る動作を参考にして誰もが無理なく、日常生活で自然に
足の衰えを予防したり回復させることができる靴底が好
ましいと考えられる。
【0007】ところで、靴の開発で配慮しなければなら
ない点は、足の自然な運動を妨げないことであり、解剖
学的な特性に由来する足の弱点を補い、新たなる利点を
追加することである。そして、これは単なる試行錯誤や
経験によって得られることではなく、足と靴に関する詳
細な科学的研究によって得られるものである。素材の組
み合わせ、構造の組み合わせ、あるいは、それを靴のど
の部分(足のどの部分)に持ってくるかなどは、わずか
な違いではあっても重要なことであり、理論のない試行
錯誤ではとうてい得られないことである。
【0008】靴の開発における理論を「足の自然な運
動」、「関節の動き」、および「足の弱点と関節可動域
の制限」という3つの観点から以下に説明する。
【0009】まず、「足の自然な運動」について説明す
る。足の自然な運動として重要なことは、図15に示す
立位における足部による突出した地形をつかみ込む運動
と、図16に示す裸足による歩行における「あおり」運
動とである。さらに、運動とは言いにくいが、図17に
示す踵接地における踵の脂肪層の変形による衝撃緩衝と
接地面の拡大が重要である。特に、図18に示すよう
な、向きを変えたり、カーブを歩くときにみられる踵を
斜めにつく際には、脂肪層変形による衝撃緩衝と接地面
の拡大がもっとも効果的に働いている。
【0010】ところで、裸足歩行における「あおり」運
動とは、近藤四郎(足の話、岩波新書、1982:文献
1)に開示されているように、足を外から内へあおって
歩くことによって、歩行時のエネルギー消費を少なく
し、それにより長時間歩くことを可能にすることであ
る。つまり、あおり歩行とは、踵接地から、足の外側縁
の接地、足裏全体での接地、踵の離床、つま先支持、キ
ックのように、足は踵接地から足裏全接地までは回外か
ら回内の運動を、足裏全接地からキックまでは逆の回内
から回外の運動を行っている。
【0011】次に、「関節の働き」について説明する。
荻島秀雄監訳、Kapandji(カパンデイ関節の生
理学、医歯薬出版、1986:文献2)の204〜20
5頁によれば、人が立ったり歩いたり、あるいは、走っ
たりする時に関与する主要な関節は、股関節、膝関節、
足関節、足部の関節群である。このうち下腿と足とを直
結する足関節と足部の関節群は、地面の傾斜や凹凸など
にうまく適合して立ったり歩いたり、さらには走ったり
できるように働いている。
【0012】足関節(距腿関節)は、後足部に存在する
関節群の中でもっとも重要な関節で、矢状面で足部と下
腿との間の運動を調節しており、この運動は平地や不整
地での歩行に重要である。図19(a)に示す基本肢位
では、足底は下腿長軸と垂直になっている。足関節の運
動としては、図19(b)に示す背屈、図19(c)に
示す底屈、図20(a)に示す内転、図20(b)に示
す外転、図21(a)に示す回外、図21(b)に示す
回内、これを組み合わせた図22(a)に示す内がえし
と図22(b)に示す外がえしがある。足関節の正常可
動城は、研究者によって多少異なる。これまで本願発明
者は背屈20度、底屈40度の立場を取っていたが、文
献2のP134〜135に示されているように、背屈2
0度、底屈30度で、それぞれ20度と10度の個人差
があるとの考えが靴づくりにおいては適当と思われる。
【0013】足部の関節は数が多く複雑だが、重要な関
節は、距骨下関節(距骨と踵骨の接合部)、横足根骨関
節(足根中央にある)、足根中足関節、立方舟状関節、
楔舟関節であり、これらの関節群は2つの機能を果たす
ことが文献2の148頁に示されている。
【0014】第1の機能は、下腿の位置、地面の傾斜な
どにかかわらず、矢状面以外の2つの軸に関して足部を
動かし、足底が正確に地面の方を向くようにすることで
ある。つまり、矢状面での運動の調節、すなわち足関節
の底屈・背屈は、足関節が行っている。
【0015】第2の機能は、地面の凹凸に対し足部がう
まく適合するように、足部アーチの形状と彎曲を変化さ
せることである。このように、地面と荷重した足部との
間に緩衝器をはさむことで、歩行時の立脚相に柔軟性を
もたせている。
【0016】次に、「足の弱点と関節可動域の制限」に
ついて説明する。まず、回内に伴う足の疲労と障害につ
いて説明する。これについては、石塚忠雄(新しい靴と
足の医学、金原出版、1996:文献3)の42頁〜4
4頁に開示されている。
【0017】図23は、体重のたどる線を後方からみた
ものである。図23を参照して、踵骨101は、脛骨1
02と同じ位置で連環されているのではなく、脛骨10
2より外側、即ち腓骨104側に位置している。このた
め体重は脛骨102の中心部を通り、距骨部において外
側に移動し、踵骨101に伝わる。しかし、重力線は脛
骨102から距骨へと真下に通り抜けるので、踵骨10
1には回内の力が作用する。しかも、アーチが荷重時に
わずかに低下することもあって、歩行において足はわず
かに回内するのは当然である。しかし、長時間歩行や立
ち続けたりすると連続的に荷重されるので、これが過度
になり回内足としての障害が出始める。これにより、下
腿後部の筋肉の緊張、足関節や膝の痛み、アキレス腱の
緊張、さらには足全体の慢性的な痛みなどを引き起こす
ことになる。
【0018】これに関連して、図24に示す載距突起
(Sustentaculum Tali)106は、
踵骨101と距骨108とを結び付ける重要な部位であ
り、身体全体の圧力の大部分をこの部位で支え、踵と前
足部とに力を配分している。このため、この載距突起1
06は、起立したり、歩行、走行、跳躍などの運動の原
動力となっている。正常なアーチを持った載距突起10
6は、足の長軸に対して正確に90度の位置に安定して
いる。そして、その載距突起106の上に距骨108が
しっかりと乗っているが、平面上にぴったり固定されて
いるのではなく、緩やかなカーブにうまく適合して乗っ
ている状態である。しかし、このような構造のために、
踵骨101は距骨108の下で、縦揺れ、回転、横揺れ
をおこない(文献2、P134〜135)、このため歩
行する時にもっとも疲れる部位といわれている。
【0019】特に、女性が長時問、ハイヒールなどを履
いた場合、支持面が踵と爪先部になるために、載距突起
106の部分を支える構造がないので、この載距突起1
06の部分の疲労が激しくなる。また、ア一チが低下し
たり、回内足などによって、載距突起106は内に傾
き、90度の位置を保つことができなくなることが多
く、その結果、慢性的な靱帯の緊張が起きて距踵関節、
距舟開節、踵立方関節などに炎症を起こす(文献3、p
44〜46)。
【0020】この載距突起106の位置は、踵を基準
(0%)としてつま先までの距離を100%とする相対
的位置では、図24に示すように、個人差を考慮する
と、踵から22〜28%の位置にある。
【0021】次に、図25に示すように、第5中足骨粗
面112は、素足で体重がかかると地面に密着してしっ
かり体重を支える基盤となり、図26に示すように、立
方骨110と第5中足骨粗面112との関節面113は
密着する。しかし、図27に示すように、低いヒール1
50を履いた場合では、第5中足骨粗面112と地面が
遊離し、第5中足骨粗面112は体重を支える基盤とは
ならなくなり、第5中足骨粗面112と立方骨110と
距骨との関節が少し開かれた状態となる。図28に示す
ように、高いヒール151を履いた場合、第5中足骨粗
面112と立方骨110と距骨との関節が大きく開か
れ、その結果、慢性的な靭帯の緊張が起こって足周囲の
疼痛の原因となる(文献3、P46〜47)。
【0022】この第5中足骨粗面112の相対的位置
(踵を0%、つま先を100%としたときの位置)は、
個人差を考慮すると、35%〜41%のところとなる。
【0023】次に、足関節の背屈可動域の制限について
説明する。図29および図30は、加齢による足関節の
背屈と底屈の可動域変化を示したものであり、渡辺英
夫、他3名(健康日本人における四肢関節可動域につい
て、――年令による変化――、日本整形外科学会雑誌,
第53巻,第3号(文献4))に開示されたものであ
る。図29は、背屈可動域の年齢変化を示しているが、
20歳以後も加齢とともに背屈可動域が減少している。
図30は、底屈可動域の年齢変化であるが、20歳以後
は60歳までほとんど変化がない。
【0024】足関節の背屈可動域が加齢とともに制限を
受けてくる原因の一つは、従来の靴はつま先よりも踵が
高い位置にあり、この靴を履くために足関節が常に底屈
に保たれていることの影響がある。文献3で指摘されて
いるように、現在のヒールのある靴は、踵がつま先より
も高いために足にマイナスの効果をもたらし、通常の歩
き方でも足のバランスを変化させ、足が自然に身体を支
えようとする仕組みを壊してしまう働きをする。
【0025】また、坂道を歩いて登ると足関節は背屈位
になるが、階段を登ることはあっても普通の生活環境で
は坂道を歩いて登ることがあまりないことも原因の一つ
である。このような足関節の背屈制限が、つまずいて転
倒する原因となる。
【0026】ところで、本願発明者は、上述した靴の開
発における理論に基づき、特許第2791658号にお
いて、「あおり運動」が可能な靴底の構造を提案した。
具体的には、この靴底では、第3の底面において内側の
厚みよりも外側の厚みを薄くし、かつ、内側よりも外側
が広くなるようにし、内側から外側に傾斜を持たせるこ
とにより、あおり運動を可能にしている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案された靴底では、靴底の第3の底面の内側の厚みより
も外側の厚みを薄くすることにより、足の外側接地の際
に強制的に外側接地を行わせるものであるため、外側接
地の際の衝撃吸収が不十分であった。このため、あおり
運動をよりスムーズに行うのは困難であった。
【0028】また、上記提案された靴底では、踵の脂肪
層の変形による衝撃緩衝と接地面の拡大、および、足関
節の底・背屈のバランスについては、考慮されていなか
った。
【0029】この発明の1つの目的は、足の外側接地の
際に足の衝撃を緩和しながら、スムーズにあおり運動を
行うことが可能な靴底を提供することである。
【0030】この発明のもう一つの目的は、踵の脂肪層
の変形による衝撃緩衝と接地面の拡大と同様の機能を有
する靴底を提供することである。
【0031】この発明のさらにもう一つの目的は、足関
節の底・背屈のバランスの取れた運動を可能にする靴底
を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1における靴底
は、中央面と前底面と後底面とを備えている。中央面
は、足裏とほぼ平行に形成されており、前底面は、中央
面に対して第1の傾斜角を有する。後底面は、中央面に
対して第2の傾斜角を有する。中央面と前底面との境界
部の外側部分に、その境界部に跨るように、他の部位に
比べて柔軟性を有する材料からなる第1の弾性層が設け
られている。
【0033】請求項1による靴底では、上記のように、
中央面と前底面との境界部に跨るように、他の部位に比
べて柔軟性を有する第1の弾性層を設けるとともに、中
央面と前底面と後底面とを上記のような傾斜角で形成す
ることにより、歩行の際には、まず、後底面が接地し、
次に、中央面の接地の際に上記第1の弾性層が荷重とと
もに変形して回外運動し、その後、体重が内側に移動
し、最後に前底面で回外しながらキックするという、い
わゆる足の「あおり」運動を容易に行うことができる。
また、中央面の接地の際には、第1の弾性層が荷重とと
もにスムーズに変形するので、足の外側接地の際に足の
衝撃を緩和しながら、スムーズにあおり運動を行うこと
ができる。さらに、上記第1の弾性層により、足部によ
る突出した地形をつかみ込む運動も行うことができる。
【0034】請求項2は、請求項1の構成において、後
底面の内側および外側の両側端面には、他の部位に比べ
て柔軟性を有する材料からなる第2の弾性層が設けられ
ている。このように構成すれば、第2の弾性層が踵の脂
肪層と同様の機能を果たすので、裸足の場合と同じよう
な踵の脂肪層の変形による衝撃緩衝と接地面の拡大を図
ることができる。これにより、あおり運動をよりスムー
ズに行うことができる。
【0035】請求項3では、上記請求項1または2の構
成において、足の載距突起から地面への垂直線と、足の
第5中足骨粗面から地面への垂直線とが中央面上に位置
するように構成する。このように足の載距突起から地面
への垂直線を中央面上に位置するように構成すれば、身
体全体の圧力の大部分を支持する載距突起を中央面で支
えることができ、それにより、中央面で接地する際に、
体重支持を安定して行うことができ、その結果、足裏と
ほぼ平行な中央面のみで安定して立つことができる。ま
た、歩行時に中央面によって載距突起が支持されること
により、載距突起が正常なアーチを有して足の長軸に対
して正確に90度の位置で安定するため、慢性的な靱帯
の緊張が起きて距踵関節、距舟開節、踵立方関節などに
炎症を起こすのを有効に防止することができる。また、
第5中足骨粗面から地面への垂直線が中央面上に位置す
るように構成することにより、中央面で接地する際に、
第5中足骨粗面が地面に密着してしっかりと体重を支え
る基盤となるため、これによっても中央面で接地する際
に、体重支持を安定して行うことができ、かつ、第5中
足骨粗面が地面と遊離する場合に起こる慢性的な靱帯の
緊張も防止することができる。
【0036】請求項4では、上記請求項1〜3のいずれ
かの構成において、靴底全体で踵を0%、つま先を10
0%とした場合、中央面は、20%以上45%以下の範
囲内に設けられている。これは、中央面と後底面との境
界部の位置が20%以下の場所に位置し、かつ、中央面
と前底面との境界部の位置が45%以上の場所に位置す
ると、背屈と底屈の運動のバランスが崩れることを考慮
している。したがって、中央面を、20%以上45%以
下の範囲内の位置に設ければ、背屈と底屈のバランスの
とれた運動を行うことができる。
【0037】請求項5では、請求項1〜4のいずれかの
構成において、足の載距突起から地面への垂直線が、中
央面と後底面との境界部にほぼ位置し、足の第5中足骨
粗面から地面への垂直線が中央面と前底面との境界部に
ほぼ位置する。
【0038】請求項6は、請求項5の構成において、靴
底全体で踵を0%、つま先を100%とした場合、中央
面と後底面との境界部は22%〜28%に位置し、中央
面と前底面との境界部は35%〜41%に位置する。こ
れは、足の載距突起から地面への垂直線が個人差を考慮
すると22%〜28%に位置し、足の第5中足骨粗面か
ら地面への垂直線が個人差を考慮すると35%〜41%
に位置することを考慮して、足の載距突起から地面への
垂直線が、中央面と後底面との境界部にほぼ位置し、足
の第5中足骨粗面から地面への垂直線が中央面と前底面
との境界部にほぼ位置するように境界部の位置を設定し
たものである。
【0039】請求項7は、請求項1〜6のいずれかの構
成において、前底面の第1の傾斜角は、後底面の第2の
傾斜角よりも大きく、かつ、前底面の第1の傾斜角は、
後底面の第2の傾斜角の1.2〜2.0倍である。ま
た、前底面の第1の傾斜角の最大値は足関節の底屈正常
可動域の30度であり、後底面の第2の傾斜角の最大値
は足関節の背屈正常可動域の20度である。このように
構成すれば、背屈と底屈のバランスのとれた運動を行う
ことができる。
【0040】請求項8は、請求項1〜7のいずれかに記
載の靴底を含む靴である。
【0041】請求項9は、請求項1〜7のいずれかに記
載の靴底を含むサンダルである。このように、請求項1
〜7の靴底をサンダルに利用しても、請求項1の場合と
同様、中央面の接地の際に、第1の弾性層が荷重ととも
にスムーズに変形することにより、足の外側接地の際に
足の衝撃を緩和しながら、スムーズにあおり運動を行う
ことができるとともに、足部による突出した地形をつか
み込む運動も行うことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0043】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による右足用の靴底を示した斜視図である。図2
は、図1に示した靴底の側面図であり、図3は、図1に
示した靴底の底面図である。
【0044】まず、図1〜図3を参照して、実施の形態
1による靴底2は、体重を安定して支持することができ
る面積を有する3つの面によって立体的に構成されてい
る。具体的には、実施の形態1による靴底2は、足裏と
ぼば平行な中央面4と、中央面4に対してある一定の傾
きαを有する後底面6と、中央面4に対して一定の傾き
βを有する前底面8とを備えている。このαとβの傾き
の関係はα<βであり、β/αが1.2〜2.0(より
好ましくは約1.5)である。また、βの最大値は足関
節の底屈正常可動域の30度であり、αの最大値は足関
節の背屈正常可動域の20度である。したがって、この
3面のどれか1面が地面に接地した場合には、他の2面
は地面に接地しない。
【0045】また、実施の形態1では、足の載距突起1
06(図24参照)から地面への垂直線と、足の第5中
足骨粗面112(図25参照)から地面への垂直線とが
中央面4上に位置するように構成する。
【0046】このように足の載距突起から地面への垂直
線を中央面4上に位置するように構成すれば、身体全体
の圧力の大部分を支持する載距突起を中央面4で支える
ことができ、それにより、中央面4で接地する際に、体
重支持を安定して行うことができ、その結果、足裏とほ
ぼ平行な中央面4のみで安定して立つことができる。
【0047】また、歩行時に中央面4によって載距突起
が支持されることにより、載距突起が正常なアーチを有
して足の長軸に対して正確に90度の位置で安定するた
め、慢性的な靱帯の緊張が起きて距踵関節、距舟開節、
踵立方関節などに炎症を起こすのを有効に防止すること
ができる。
【0048】また、第5中足骨粗面から地面への垂直線
が中央面4上に位置するように構成することにより、中
央面4で接地する際に、第5中足骨粗面が地面に密着し
てしっかりと体重を支える基盤となるため、これによっ
ても中央面4で接地する際に、体重支持を安定して行う
ことができる。また、第5中足骨粗面が地面と遊離する
場合に起こる慢性的な靱帯の緊張も防止することができ
る。
【0049】また、実施の形態1では、靴底全体で踵を
0%、つま先を100%とした場合、中央面4は、20
%以上45%以下の範囲内に設けられている。具体的に
は、図3に示すL1が20%以上、L2が45%以下に
なるように中央面4が形成されている。これは、中央面
4と後底面6との境界部10の位置が20%以下の場所
に位置し、かつ、中央面4と前底面8との境界部12の
位置が45%以上の場所に位置すると、背屈と底屈の運
動のバランスが崩れることを考慮している。したがっ
て、中央面4を、20%以上45%以下の範囲内の位置
に設ければ、背屈と底屈のバランスのとれた運動を行う
ことができる。
【0050】また、後底面6と中央面4との境界部10
の位置は、足の載距突起から地面への垂直線の位置とほ
ぼ一致するのがより好ましい。踵を基準(0%)として
つま先までの距離を100%とする相対位置でみると、
足の載距突起から地面への垂直線の位置は、個人差を考
慮すると、踵から22〜28%の位置となる。
【0051】また、中央面4と前底面8境界部12は、
足の第5中足骨粗面の位置とほぼ一致するのがより好ま
しい。足の第5中足骨粗面の相対位置は、個人差を考慮
すると、踵から35%〜41%の位置となる。
【0052】さらに、図1、図3及び図7に示すよう
に、中央面4と前底面8との境界部12の外側部分に
は、その境界部12に跨るように、平面形状が台形の凹
部14が設けられている。そして、その凹部14には、
他の部分に比ベて柔らかい材料からなる第1の弾性層2
0が埋め込まれている。この第1の弾性層20は、たと
えば、硬度50程度のポリウレタンからなり、その他の
底面部分は、たとえば、硬度90程度のラバーからな
る。また、この第1の弾性層20は、荷重と共にスムー
ズに変形するように構成されている。
【0053】また、図1、図3および図8に示すよう
に、後底面6の両横には、スプーンですくったような凹
部16および18を形成する。そして、その凹部16お
よび18に、他の部分に比ベて柔らかい材料からなる第
2の弾性層22および24がそれぞれ埋め込まれてい
る。この第2の弾性層は、第1の弾性層と同様、たとえ
ば、硬度50程度のポリウレタンからなる。
【0054】このように、実施の形態1による靴底2で
は、中央面4と前底面8との境界部12に跨るように、
他の部位に比べて柔軟性を有する第1の弾性層20を設
けるとともに、中央面4と前底面8と後底面6とを上記
のような傾斜角α、βで形成することにより、歩行の際
には、まず、図4に示すように、後底面6が接地し、次
に、図5に示す中央面4の接地の際に上記第1の弾性層
20が荷重とともに変形して回外運動し、その後、図6
に示すように、体重が内側に移動し、最後に前底面8で
回外しながらキックするという、いわゆる足の「あお
り」運動を容易に行うことができる。
【0055】また、中央面4の接地の際には、第1の弾
性層20が荷重とともにスムーズに変形するので、足の
外側接地の際に足の衝撃を緩和しながら、スムーズにあ
おり運動を行うことができる。さらに、上記第1の弾性
層20により、足部による突出した地形をつかみ込む運
動も行うことができる。
【0056】また、実施の形態1による靴底2では、上
記のように、後底面6の内側および外側の両側端面に形
成した凹部16および18に、他の部分に比ベて柔らか
い材料からなる第2の弾性層22および24をそれぞれ
埋め込むように構成することにより、第2の弾性層22
および24が踵の脂肪層と同様の機能を果たすので、裸
足の場合と同じような踵の脂肪層の変形による衝撃緩衝
と接地面の拡大を図ることができる。これにより、あお
り運動をよりスムーズに行うことができる。
【0057】なお、上記した構造は機能的なまとまりを
持っており、中央面4の位置(踵から20%〜45%の
位置)と、後底面6および前底面8の角度の条件(αく
β、β/αが1.2〜2.0、βの最大値は30度、α
の最大値は20度)が同時に満たされるようにすれば、
足関節の正常な底・背屈運動のバランスを維持するため
に極めて有効である。
【0058】(実施の形態2)上記した実施の形態1で
は、硬いラバーからなる靴底2に、凹部14、16およ
び18を形成した後、第1の弾性層20および第2の弾
性層22、24をそれぞれ埋め込むようにしたが、この
実施の形態2では、図9〜図11に示すように、第1の
弾性部分20aおよび第2の弾性部分22a、24aを
含む柔らかい材料(たとえば硬度50程度のポリウレタ
ン)からなる靴底2aをまず形成し、その後、第1の弾
性部分20aおよび第2の弾性部分22a、24a以外
の部分に、前底面8a、中央面4aおよび後底面6aを
構成する硬いラバーからなる底層30を張り付ける。
【0059】このように構成すれば、実施の形態1の構
造に比べて製造工程が簡単になるという利点がある。
【0060】なお、実施の形態2の変形例として、図1
2および図13に示すように、第1の弾性部分20bお
よび第2の弾性部分22b、24bを含む柔らかい材料
(たとえば硬度50程度のポリウレタン)からなる靴底
2bの表面を、前底面8a、中央面4aおよび後底面6
aを構成する硬いラバーからなる底層30よりも突出さ
せるようにしてもよい。
【0061】(実施の形態3)この実施の形態3では、
図3に示した実施の形態1の構造と異なり、図14に示
すように、第1の弾性層20cの位置を中央面4と後底
面6との境界部10にまで広げている。このようにして
も、上記した実施の形態1と同様の効果を得ることがで
きる。
【0062】なお、今回開示された実施の形態は、すべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の
説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特
許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変
更が含まれる。
【0063】たとえば、上記した実施の形態による靴底
をサンダルに利用しても、同様の効果を得ることができ
る。すなわち、中央面の接地の際に、第1の弾性層が荷
重とともにスムーズに変形するので、足の外側接地の際
に足の衝撃を緩和しながら、スムーズにあおり運動を行
うことができるとともに、足部による突出した地形をつ
かみ込む運動も行うことができる。
【0064】また、上記実施の形態では、第1の弾性層
20および第1の弾性部分20a、20bの平面形状が
台形になるように形成したが、本発明はこれに限らず、
中央面4と前底面8との境界部12に跨るものであれ
ば、円形や多角形などの他の形状であっても同様の効果
を得ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、あおり
運動をよりスムーズに行うことが可能な靴底およびそれ
を含む靴ならびにサンダルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による右足用の靴底を示
した斜視図である。
【図2】図1に示した実施の形態1による靴底を示した
側面図である。
【図3】図1に示した実施の形態1による靴底を示した
底面図である。
【図4】図1に示した実施の形態1による踵接地期の動
作を説明するための概略図である。
【図5】図1に示した実施の形態1による足裏全接地期
の動作を説明するための概略図である。
【図6】図1に示した実施の形態1による踵離地期の動
作を説明するための概略図である。
【図7】図3に示した実施の形態1による靴底の100
−100線に沿った断面図である。
【図8】図3に示した実施の形態1による靴底の200
−200線に沿った断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2による靴底を説明するた
めの斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態2による靴底を説明する
ための断面図である。
【図11】本発明の実施の形態2による靴底を説明する
ための断面図である。
【図12】本発明の実施の形態2による靴底の変形例を
説明するための断面図である。
【図13】本発明の実施の形態2による靴底の変形例を
説明するための断面図である。
【図14】本発明の実施の形態3による靴底を説明する
ための底面図である。
【図15】従来の足の自然な運動(足部による突出した
地形をつかみ込む運動)を説明するための斜視図であ
る。
【図16】従来の足の自然な運動(あおり運動)を説明
するための底面図である。
【図17】従来の足の自然な運動(踵の脂肪層の変形に
よる衝撃緩衝と接地面の拡大)を説明するための背面図
である。
【図18】従来の足の自然な運動(踵の脂肪層の変形に
よる衝撃緩衝と接地面の拡大)を説明するための斜視図
である。
【図19】従来の足の基本肢位、背屈および底屈運動を
説明するための斜視図である。
【図20】従来の足の内転および外転運動を説明するた
めの斜視図である。
【図21】従来の足の回外および回内運動を説明するた
めの斜視図である。
【図22】従来の足の内がえしおよび外がえし運動を説
明するための斜視図である。
【図23】従来の体重の伝達経路を説明するための概略
図である。
【図24】従来の足の載距突起を説明するための概略図
である。
【図25】従来の足の姿勢による第5中足骨粗面の状態
を説明するための概略図である。
【図26】従来の足の姿勢による第5中足骨粗面の状態
を説明するための概略図である。
【図27】従来の足の低いヒールを履いた場合の姿勢に
よる第5中足骨粗面の状態を説明するための概略図であ
る。
【図28】従来の足の高いヒールを履いた場合の姿勢に
よる第5中足骨粗面の状態を説明するための概略図であ
る。
【図29】従来の足の背屈可動域と年齢との関係を示し
た相関図である。
【図30】従来の足の底屈可動域と年齢との関係を示し
た相関図である。
【符号の説明】
2 靴底 4,4a 中央面 6,6a 後底面 8,8a 前底面 14,16,18 凹部 20 第1の弾性層 20a、20b 第1の弾性部分 22,24 第2の弾性層 22a,22b,24a,24b 第2の弾性部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A43B 1/00 - 23/30

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足裏とほぼ平行な中央面と、 前記中央面に対して第1の傾斜角を有する前底面と、 前記中央面に対して第2の傾斜角を有する後底面と、 前記中央面と前記前底面との境界部の外側部分に、前記
    境界部に跨るように、他の部位に比べて柔軟性を有する
    材料からなる第1の弾性層が設けられている、靴底。
  2. 【請求項2】 前記後底面の内側および外側の両側端面
    には、他の部位に比べて柔軟性を有する材料からなる第
    2の弾性層が設けられている、請求項1に記載の靴底。
  3. 【請求項3】 足の載距突起から地面への垂直線と、足
    の第5中足骨粗面から地面への垂直線とが前記中央面上
    に位置する、請求項1または2に記載の靴底。
  4. 【請求項4】 前記靴底全体で踵を0%、つま先を10
    0%とした場合、前記中央面は、20%以上45%以下
    の範囲内に設けられている、請求項1〜3のいずれかに
    記載の靴底。
  5. 【請求項5】 足の載距突起から地面への垂直線が、前
    記中央面と前記後底面との境界部にほぼ位置し、足の第
    5中足骨粗面から地面への垂直線が前記中央面と前記前
    底面との境界部にほぼ位置する、請求項1〜4のいずれ
    かに記載の靴底。
  6. 【請求項6】 前記靴底全体で踵を0%、つま先を10
    0%とした場合、前記中央面と前記後底面との境界部は
    22%〜28%に位置し、前記中央面と前記前底面との
    境界部は35%〜41%に位置する、請求項5に記載の
    靴底。
  7. 【請求項7】 前記前底面の第1の傾斜角は、前記後底
    面の第2の傾斜角よりも大きく、かつ、前記前底面の第
    1の傾斜角は、前記後底面の第2の傾斜角の1.2〜
    2.0倍であり、 前記前底面の第1の傾斜角の最大値は足関節の底屈正常
    可動域の30度であり、 前記後底面の第2の傾斜角の最大値は足関節の背屈正常
    可動域の20度である、請求項1〜6のいずれかに記載
    の靴底。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の靴底を
    含む靴。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載の靴底を
    含むサンダル。
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