JP2011511515A - 通信ネットワークおけるランダムアクセス送信電力制御のための方法およびデバイス - Google Patents

通信ネットワークおけるランダムアクセス送信電力制御のための方法およびデバイス Download PDF

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Abstract

本発明は、通信ネットワーク内における第1の通信デバイスのランダムアクセス送信電力設定を決定するための、第1の通信デバイスで実行される方法に関する。本方法は、第2の通信デバイスから無線チャネルで、ランダムアクセス受信電力を示すデータの受信(42)を備える。第1の通信デバイスは、受信データと、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータとに基づき、第2の通信デバイスにおける所望のランダムアクセス受信電力を決定する(44)。所望のランダムアクセス受信電力に基づき、第1の通信デバイスは、使用する所望のランダムアクセス送信電力を決定し(46)、使用するランダムアクセス送信の決定値に従って、第1の通信デバイスのランダムアクセス送信電力設定を決定する(48)。

Description

本発明は、通信ネットワークにおける方法およびデバイスに関し、特に、通信デバイスのランダムアクセス送信電力設定を決定する方法およびデバイスに関する。
現代のセルラ無線システムでは、無線ネットワークがユーザ装置UEの動作を厳密に制御している。周波数、送信タイミングおよび送信電力のようなアップリンク送信パラメータは、基地局からUEへのダウンリンクDL制御シグナリングによって調整されている。
電源投入時または長い待機時間の後では、UEはアップリンクに同期していない。それ故、ネットワークにアクセスする第1のステップは、ネットワークとの同期を獲得することである。これは、UEがダウンリンク信号を受信し、この信号からダウンリンクタイミング同期、周波数誤り推定値、さらにDL経路損失の推定値を取得することによってたいてい行われる。これでUEはDLについて時間同期するようになるが、UEから送信される信号は、往復(ラウンドトリップ)時間が分かっていないために、基地局における所望の受信タイミングに依然として合っていない。それ故、トラヒックを開始する前に、UEは、ネットワークへのランダムアクセス(RA)手順を実行しなければならない。RA後、eNodeBは、UEアップリンクのタイミング不整合量を推定し、それを修正するためのメッセージを送信してもよい。ランダムアクセス手順は、同期しているがデータ送信のための有効なアップリンク割り当てを持たないUEが、その割り当てを要求するためにも、使用してもよい。
UEからネットワークへアクセスを要求するために、たいてい、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)が提供される。自己相関特性の高い特定のシーケンスを有するプリアンブルを含むアクセスバーストが使用される。PRACHは、トラヒックチャネルに対して直交していてもよい。例えばGSMでは、特別のPRACHスロットが規定されている。複数のUEが同時にアクセスを要求できるので、要求しているUE間で衝突が起こることがある。それ故、LTEでは、複数のRAプリアンブルを規定している。RAを行うUEがプリアンブルのプールの中から1つを選び、それを送信する。プリアンブルは、eNodeBがUEにネットワークへのアクセスを許可するときに使用するランダムUE IDに相当する。
eNodeB受信部は、異なるプリアンブルで行われたRA試行を判別し、対応するランダムUE IDを使用して各UEに応答メッセージを送信する。複数のUEが同じプリアンブルを同時に使用する場合は衝突が起こり、eNodeBが同じランダムUE IDを有する2人のユーザを区別できなくなってしまう。この場合、いずれのRA試行も成功しないだろう。LTEでは、各セルに64のプリアンブルが用意されている。あるセルのRAが隣接セルのRAイベントをトリガしないことを保証するために、隣接セルに割り当てられるプリアンブルは通常異なっている。それ故、現在のセルでRAに使用されてもよいプリアンブルのセットの情報が、ブロードキャストされなければならない。
UEがRAプリアンブルを送信するために使用する送信電力は、通常は開ループ電力制御によって計算される。UEは、送信電力が既知のダウンリンク信号、例えば基準信号または同期信号などの受信電力を測定し、DL経路損失を計算する。経路損失を推定するために使用される信号電力は既知でなければならないので、この信号は、最初のアクセスでブロードキャストされるか、または、ハンドオーバにおける専用シグナリングのどちらかによって、UEに伝えられなければならない。
経路損失は、以下のように計算される。
PL=PRS,RX−PRS,TX
上式でPRS,RXおよびPRS,TXは、経路損失推定に用いられる信号のdBm単位のそれぞれ受信電力および送信電力である。
RA受信に関して一定の品質基準を維持するためには、基地局における最小信号対雑音(干渉)比を維持することが必要である。基地局は、現在の干渉状況を認識している。従って、必要な品質基準を満足するために基地局においてRA信号が満足しなければならない最小必要信号電力P0,RACHを、基地局は、計算することができる。この最小必要信号電力のレベルは、UEにも伝えられる。この電力レベルを、前に計算した経路損失と一緒に使用することで、UEは、基地局における最小必要信号電力レベルP0,RACHを達成するために必要となる送信電力PRACHを算出する。
RACH=min{P0,RACH−PL+(N−1)ΔRACH,Pmax
この式は、DLで計算された経路損失がULの経路損失と同じであることを含意しているが、これは通常、FDDシステムには当てはまらない。それ故、FDDシステムにとって開ループ電力制御はかなり粗いメカニズムである。この限界を克服するために、非常に多くの場合にパワーランピングが適用されている。パワーランピングは、続いて行われる各試行が、送信電力をΔRACHだけずつ増加して実行される方式である。上式では、これは(N−1)・ΔRACHの項に反映されており、ここで、Nは送信試行回数である。
eNodeBにおける干渉レベル、それ故に必要となる目標受信電力P0,RACHも、多くの要因に依存し、広い範囲にわたって変わりうる。通常P0,RACHは、かなり少ないビット数例えば4ビットで符号化されて送信され、約30dBの範囲にわたる。
LTEシステムは、ピコセルから最大100km以上の非常に大きなセルまでの広範囲のシナリオで配備されることが期待されている。RAはUEがネットワークにアクセスするために行う最初の手順であるので、予想されるすべてのシナリオにおいてランダムアクセスが正常に機能することが非常に重要である。RAに失敗すると、UEはネットワークにアクセスできない。
満足できるRA性能を保証するために、LTE規格では、複数のプリアンブルフォーマットを規定している。FDDモードに関しては、4つのプリアンブルを規定しており、TDDモードでは、追加の第5のプリアンブルの仕様さえ定めている。これらのプリアンブルのいくつかは、大きいセル用に計画されており、従って他のプリアンブルより長い。受信電力およびその結果としてランダムアクセス手順の性能は、RA構成により影響を受ける。
本明細書の実施形態の一目的は、効率的なランダムアクセス手順を実現することである。
実施形態は、通信ネットワーク内における第1の通信デバイス(通信装置)のランダムアクセス送信電力設定を第1の通信デバイスにおいて決定する方法に関する。
第1の通信デバイスは、第2の通信デバイスから送信される無線チャネルでランダムアクセス受信電力を示すデータを受信する。次いで第1の通信デバイスは、受信データと、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータとに基づき、第2の通信デバイスについての所望のランダムアクセス受信電力を決定する。さらに、第1の通信デバイスは、所望のランダムアクセス受信電力に基づき使用するランダムアクセス送信電力を決定し、その使用するランダムアクセス送信決定値に従って第1の通信デバイスのランダムアクセス送信電力設定を決定する。
この方法を実行するために、第1の通信デバイスが提供される。第1の通信デバイスは、第2の通信デバイスから無線チャネルで、ランダムアクセス送信の検出に必要なランダムアクセス受信電力を示すデータを受信するように構成された受信装置を備える。第1の通信デバイスは、受信データと、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータとに基づき、第2の通信デバイスの所望のランダムアクセス受信電力を決定するように構成された制御部をさらに備える。制御部は、所望のランダムアクセス受信電力に基づきランダムアクセス送信電力設定計画を決定するようにさらに構成される。
いくつかの実施形態では、通信ネットワーク内の第2の通信デバイスにおける無線チャネルを通じてデータを送信する方法が提供される。
第2の通信デバイスは、第1の通信デバイスからのランダムアクセス要求を第2の通信デバイスにより検出可能となるように、ランダムアクセス設定パラメータを使用して、第1の通信デバイスからの所望のランダムアクセス受信電力を決定する。次いで第2の通信デバイスは、所望のランダムアクセス受信電力およびランダムアクセス設定パラメータに基づきデータを決定し、そのデータを無線チャネルで第1の通信デバイスに送信する。
この方法を実行するために、第2の通信デバイスが提供される。第2の通信デバイスは、第1の通信デバイスからのランダムアクセス要求を第2の通信デバイスにより検出可能となるように、第1の通信デバイスからの所望のランダムアクセス受信電力を決定するように構成された制御部を備える。制御部は、所望のランダムアクセス受信電力およびランダムアクセス設定パラメータに基づきデータを決定するようにさらに構成される。第2の通信デバイスは、無線チャネルを通じて第1の通信デバイスにデータを送信するように構成された送信装置をさらに備える。
実施形態は、送信電力設定においてプリアンブルフォーマットを考慮に入れて、続くランダムアクセス手順をより効率的にする方法およびデバイスに関する。
実施形態について、これより添付の図面に関してより詳細に説明する。
通信ネットワークにおける通信デバイスの概略図である。 LTEに規定された5つのプリアンブルフォーマットについて、信号対雑音比に対する検出失敗実績を示す図である。 方法とシグナリングスキームの合成図である。 第1の通信デバイスにおける方法のフローチャート図である。 第1の通信デバイスの概略図である。 第2の通信デバイスにおける方法のフローチャート図である。 第2の通信デバイスの概略図である。
本発明の実施形態について、本発明の実施形態を示す添付の図面を参照しながら、以下でより詳しく説明する。しかし、本発明は多くの異なる形態で具体化可能であるため、本明細書に記載の実施形態に限定されると解釈されるべきでない。そうではなくて、これらの実施形態を提供しているのは、本開示が、徹底的かつ完全で、当業者に本発明を十分に実施できるようにするためである。同じ参照番号は、首尾一貫して同じ要素に付与されている。
本明細書で使用している用語は、特定の実施形態を記述するためだけであり、本発明を限定する意図はない。本明細書で使用する限り、単数形「1つ」(“a”“an”)および「それ」(“the”)は、文脈が明らかに異なるように示さない限り、複数形も含むことを意図している。本明細書で使用するとき、用語「備える」(“comprises”“comprising”)および/または「有する」(“includes”“including”)は、述べられた特徴、数、ステップ、動作、要素および/またはコンポーネントの存在を明示するが、1つ以上の他の特徴、数、ステップ、動作、要素、コンポーネントおよび/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことも、さらに理解されるであろう。
別に規定されない限り、本明細書で使用する(技術用語および科学用語を含む)すべての用語は、本発明が属する分野の当業者が一般に理解しているのと同じ意味を有する。本明細書に使用する用語は、本明細書の文脈の意味および関連技術の意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本明細書に明示的に定められない限り理想的または過度に形式的な意味で解釈されないことも、さらに理解されるであろう。
本発明について、本発明の実施形態による方法、装置(システム)および/またはコンピュータプログラムのブロック図および/またはフローチャート図を参照して以下に説明する。ブロック図および/またはフローチャート図のいくつかのブロックならびにブロック図および/またはフローチャート図のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実施されてもよいことが理解されるであろう。このコンピュータプログラム命令は、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサによって実行されるその命令がブロック図および/またはフローチャートの1つ以上のブロックに指定された機能/動作を実施する手段を作り出すようなマシンを生み出すために、汎用コンピュータ、専用コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置に提供されてもよい。
本発明について、移動デバイスとも呼ぶ通信デバイスの中でおよび通信デバイスで使用して、本明細書では説明する。本発明の状況では、移動デバイスは、例えば移動電話機、PDA(携帯情報端末)、基地局、またはラップトップコンピュータなどの他のタイプのポータブルコンピュータでもよい。
通信ネットワークは、例えば、GPRSネットワーク、第3世代WCDMAネットワーク、LTEまたは同種のものなどのセルラ移動通信ネットワークでもよい。通信における急速な発展を考慮すると、もちろん、本発明を具体化しうる未来のタイプの無線通信ネットワークもあろう。
通信デバイスには、ユーザ装置、基地局、制御ノード、それらの組み合わせおよび/または同種のものを含む。
制御部は、ただ1つの処理部または複数の処理部を備えてもよい。同様に、メモリ部は、例えば内部メモリおよび/または外部メモリなどの、ただ1つまたは複数のメモリ部を備えてもよい。
図1では、通信ネットワーク1内のUEまたは同種のものなどの通信デバイス10の概略図が示されている。電源投入時または長い待機時間が経過した後では、UE10は、基地局20へのアップリンク4に同期していない。それ故、ネットワークにアクセスする第1のステップは、ネットワーク1との同期を獲得することである。これは、UE10がダウンリンク3でシグナリングされる信号を受信し、この信号からダウンリンクタイミングの同期、周波数誤り推定値、さらにDL経路損失の推定値を取得することによって行われる。
基地局20は、UE10からのランダムアクセス要求を基地局20により検出可能となるような所望のランダムアクセス受信電力を示すインディケーション(情報)をUE10に送信する。
UE10は、第2の通信デバイスについての所望のランダムアクセス受信電力の決定値に基づき、使用するランダムアクセス送信電力を決定する。所望のランダムアクセス受信電力は、受信した情報と、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータとに基づいている。
例えば、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータは、プリアンブルフォーマットであろう。長いプリアンブルを使用すると、eNodeB受信部は、受信信号電力を長い時間にわたり累積することができ、それ故、短いプリアンブルに必要な信号対雑音比より小さい信号対雑音比で動作しうる。
他方、TDDモードにおける追加の第5のプリアンブルは、非常に短く、それ故大きい信号対雑音比を必要とする。
既存の解決手段を使用すると、P0,RACHは約30dB幅の間隔から選択しうるが、特定のプリアンブルで使用する間隔はそれより狭い。例えば、短いTDDプリアンブルは間隔の下端のP0,RACH値では正常に動作しないのに対して、長いプリアンブルは最大のP0,RACH値を通常必要としないであろう。
RA構成が異なると、同じ検出性能を実現するためにeNodeB受信部において必要となる信号電力も異なる。実施形態では、これらの異なるレベルに合わせるために送信電力を修正する。この意味することは、必要な受信電力の値の範囲が、修正のない状態より個別のプリアンブルフォーマット/基本循環シフト値および/または同種のものに良く適合することである。循環シフト値は、ルートシーケンスの循環シフト部を取得するためのパラメータであり、循環シフト値に従ってサブグループが整理されてもよい。
図2では、LTEに規定された5つのプリアンブルフォーマットについて、信号対雑音比に対する検出失敗実績が示されている。プリアンブルフォーマット0、1は、曲線L0、L1で示されている。プリアンブルフォーマット2および3は、曲線L2、L3で示されており、短いプリアンブルフォーマット4は曲線L4で示されている。図に示されるように、プリアンブルフォーマット3は、検出失敗率1e−3を達成するために、プリアンブルフォーマット4より9dB小さい信号対雑音量を必要とする。
必要な送信電力を表す式にプリアンブルフォーマット依存の補正項を加えることを提案する。これは、使用するプリアンブルにより適した電力間隔の方に、所望の受信電力の範囲を上または下に移動させるものである。
プリアンブルフォーマットはいずれにしろUEに伝達されるので、UEはどのプリアンブルを使用すべきかを知っており、従ってプリアンブル依存のオフセットも分かる。プリアンブルフォーマット0および1(通常の長さ)に関しては、このオフセットをゼロに、プリアンブルフォーマット2および3(長いプリアンブル)に関しては負に、プリアンブル4(非常に短いプリアンブル)に関しては正にできよう。
別の考え方は、ビットパターンシグナリングP0,RACHをプリアンブルフォーマットに照らして異なって解釈することである。
さらなる可能なやり方は、目的の異なるPRACH送信に対して異なるオフセットを使用することである。例えば、ハンドオーバ後のターゲットセルにおける(タイムクリティカルな)PRACH送信に対しては、他のPRACH送信と比べて正のオフセットを使用できよう。
RA送信電力の計算に用いられる式である
RACH=min{P0,RACH−PL+(N−1)ΔRACH,Pmax
は、ここでプリアンブルフォーマットに依存するオフセットで修正される。
RACH=min{P0,RACH−PL+(N−1)ΔRACH+ΔPreamble,Pmax
ΔPreambleに関して可能な設定は、通常の長さのプリアンブル(フォーマット0、1)、長いプリアンブル(フォーマット2、3)および短いプリアンブル(フォーマット4)に対して、例えばそれぞれ0dB、−3dBおよび8dBにすることであろう。P0,RACHに対する範囲が[−120,−90]dBmであるとすると、この場合P0,RACH−ΔPreambleの実効範囲は、通常のプリアンブルフォーマット、長いプリアンブルフォーマットおよび短いプリアンブルフォーマットに対して、それぞれ[−120,−90]、[−123,−93]および[−112,−82]になる。これらの間隔は、異なるプリアンブル対して通常必要な信号電力レベルにより良く適合する。
別の考え方は、元の式を変更しない、すなわち
RACH=min{P0,RACH−PL+(N−1)ΔRACH,Pmax
を変えないが、ビットパターンシグナリングP0,RACHの解釈を変えることである。
表1は、P0,RACHインデックス伝達値の実際のP0,RACH値への可能なマッピングを示す。
表1では、P0,RACHインデックス伝達値が、プリアンブルフォーマットに応じて異なるP0,RACH値にマッピングされている。この例では、賢明な構成のプリアンブルフォーマットの0と1、ならびに2と3は、同じマッピングを有する。
いくつかの実施形態では、RA送信電力の式が、RAプリアンブルを組み立てるために使用される基本循環値NCSに依存したまた別の補正項で修正される。NCS値に応じて、一定の誤認警報率(フォールスアラームレート)を維持するために異なる閾値が必要とされる。閾値が大きくなると、誤認警報率は改善するが、検出失敗という悪い影響を及ぼす。
ここで、P0,RACHインデックス伝達値を、NCSに応じて異なるP0,RACH値にマッピングする別の考え方も可能である。
1つのセル内で複数のプリアンブルフォーマットが許可される場合でさえ、上記の発明が適用されることにも特に言及しておく。RAを実行するためにUEがどのプリアンブルを選択するかに応じて、適切な補正項を適用する。
説明中、長さの異なるプリアンブルおよび長さに基づきプリアンブルが異なる検出能力を有すると想定した。しかし、プリアンブル間の他の違いさえ、検出能力に違いをもたらすことがある。この場合も同様に、上記の発明を適用できる。
同じ検出性能を実現するためには、RAプリアンブルが異なると、eNodeB受信部において必要とする信号電力が異なる。実施形態では、これらの異なるレベルに合わせるために、必要なRA受信電力の伝達値に補正項を付加することを提案している。この含意することは、必要な受信電力値の範囲が、補正のないものより個別のプリアンブルに良く適合することである。
プリアンブルフォーマットはいずれにしろUEに伝達されるので、追加のシグナリングは必要ない。
図3を参照すると、方法とシグナリングスキームの合成図が示されている。シグナリングは、第1の通信デバイス10と第2の通信デバイス20との間で行われる。図示の例では、第1の通信デバイス10がユーザ装置を備え、第2の通信デバイス20が基地局を備える。基地局の所望の受信電力はランダムアクセス設定パラメータに基づいており、図示の例では、そのパラメータはランダムアクセス・プリアンブルフォーマットである。しかし、そのパラメータは、代わりにランダムアクセスの基本循環シフト値、その組み合わせおよび/または同種のものを備えてもよいことが理解されるべきである。
ステップS1では、基地局20が、品質基準、RAパラメータおよび/または同種のものに基づき所望の受信電力Pdesiredを計算する。
ステップS2では、基地局20が、Pdesiredと、基地局におけるユーザ装置のランダムアクセス動作の検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス・プリアンブルフォーマットとに基づき、電力値を示すポインタ値を決定する。
いくつかの実施形態では、Psignaledは、ランダムアクセス・プリアンブルフォーマットに関するオフセット値を考慮に入れてPdesiredから計算された値である。次のステップでは、基地局が、表からPsignaledの値またはPsignaledに最も近い値を調べる。表から一致する値/最も近い値に相当するインデックス値が決定され、このインデックス値はポインタ値として使用される。
いくつかの実施形態では、各列がランダムアクセス設定パラメータ値に対応する複数の列を備える表で、Pdesiredが調べられる。表からPdesiredまたはPdesiredに最も近い値に相当するインデックス値が決定され、このインデックス値はポインタ値として使用される。
ステップS3では、基地局20が、無線チャネルを通じて、例えばユニキャスト、ブロードキャストおよび/またはマルチキャストで、ユーザ装置10にポインタ値を送信する。
ステップS4では、ユーザ装置10がポインタ値を受信し、ポインタ値を読み取り、使用するランダムアクセス送信電力を決定する。
いくつかの実施形態では、ユーザ装置10は、表でポインタ値を使用して、Psignaledを見つける。Psignaledと、前のシグナリングから分かっているかまたはポインタ値を伝える受信信号に基づきユーザ装置が決定するランダムアクセス・プリアンブルフォーマットとに基づき、Pdesiredが決定される。例えば、プリアンブルフォーマットに基づくオフセット電力値がPsignaledに付加される。次いでPdesiredは、使用するランダムアクセス送信電力を決定するために使用される。
いくつかの実施形態では、ユーザ装置10は、ポインタ値が行を指定し、ランダムアクセス・プリアンブルフォーマットが列を指定する行と列からなる表において、ポインタとランダムアクセス・プリアンブルフォーマットとを使用して、Pdesiredを決定する。
ステップS5では、ユーザ装置が、ランダムアクセス送信電力の決定値を使用するように構成された動作モードで自装置を設定する。
ステップS6では、ユーザ装置が、ランダムアクセス手順を実行し、ランダムアクセス送信電力の決定値を使用して、無線チャネルを通じて基地局にランダムアクセスデータを送信する。
図4では、第1の通信デバイスにおける方法のフローチャート図が示されている。方法は、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータを考慮に入れて、第1の通信デバイスの送信電力設定を決定するためである。このパラメータは、プリアンブルフォーマット、基本循環シフト値および/または同種のものでもよい。
ステップS42では、第1の通信デバイスが、第2の通信デバイスから無線チャネルで所望のランダムアクセス受信電力を示すデータを受信する。データは、表または同種のもので使用されるポインタ値でもよい。
ステップS44では、第1の通信デバイスが、受信データと、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータとに基づき、第2の通信デバイスの所望のランダムアクセス受信電力を決定する。
いくつかの実施形態では、受信データは、ランダムアクセス受信電力の表の中のランダムアクセス受信電力の伝達値を示すポインタ値を備え、所望のランダムアクセス受信電力を決定するステップは、ランダムアクセス受信電力の伝達値およびランダムアクセス設定パラメータに基づいている。所望のランダムアクセス受信電力を決定するステップは、ランダムアクセス設定パラメータに基づくオフセット値をランダムアクセス受信電力の伝達値に加算/から減算することによる、所望のランダムアクセス受信電力の計算をさらに備えてもよい。
いくつかの代替実施形態では、受信データは、所望のランダムアクセス受信電力の表の中の所望のランダムアクセス受信電力を示すポインタ値を備え、所望のランダムアクセス受信電力を決定するステップは、表においてポインタ値とランダムアクセス設定パラメータとの一緒の使用を備える。表は、いくつかの実施形態では、行および列を備えてもよく、それらは、ポインタ値およびランダムアクセス設定パラメータ値によって指定される。
ステップ46では、第1の通信デバイスが、所望のランダムアクセス受信電力に基づき、使用するランダムアクセス送信電力を決定する。
いくつかの実施形態では、使用する所望のランダムアクセス送信電力を決定するステップは、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の電力経路損失の考慮をさらに備える。
ステップ48では、第1の通信デバイスが、ランダムアクセス送信電力の決定値を使用するように、動作モードで自装置を設定する。
オプションのステップ50では、第1の通信デバイスが、ランダムアクセス送信電力の決定値を使用してランダムアクセス手順を実行する。
この方法を実行するために、第1の通信デバイスが提供される。第1の通信デバイスは、移動機、PDA、ラップトップコンピュータなどのユーザ装置、基地局、制御装置、これらの組み合わせ、および/または同種のものでもよい。
図5では、ユーザ装置として例示された第1の通信デバイスの概略図が示されている。第1の通信デバイスは、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス送信検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータを考慮に入れて第1の通信デバイスの送信電力設定計画を立てるために、第2の通信デバイスと通信するように構成されている。パラメータは、プリアンブルフォーマット、基本循環シフト値、および/または同種のものでもよい。
第1の通信デバイス10は、第2の通信デバイスから無線チャネルで、第1の通信デバイスからのランダムアクセス送信の検出に必要なランダムアクセス受信電力を示す信号を受信するように構成された受信装置103を備える。
第1の通信デバイス10は、受信データと、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス送信検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータとに基づき、第2の通信デバイスの所望のランダムアクセス受信電力を決定するように構成された制御部101をさらに備える。制御部101は、所望のランダムアクセス受信電力に基づきランダムアクセス送信電力設定計画を決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、制御部101は、ランダムアクセス送信電力を決定するために、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の電力経路損失を考慮に入れるようにさらに構成される。
受信データは、いくつかの実施形態では、第1の通信デバイス内のメモリ部107に格納されたランダムアクセス受信電力の表の中のランダムアクセス受信電力の伝達値を示すように構成されたポインタ値を備えてもよい。この場合、制御部101は、ランダムアクセス受信電力のポインタの伝達値およびランダムアクセス設定パラメータに基づき、所望のランダムアクセス受信電力を決定するように構成される。
また、制御部101は、ランダムアクセス設定パラメータに基づくオフセット値をランダムアクセス受信電力の伝達値に加算/から減算することによって、所望のランダムアクセス受信電力を計算するようにさらに構成されてもよい。
いくつかの代替実施形態では、受信データは、第1の通信デバイス内のメモリ部107に格納された所望のランダムアクセス受信電力の表の中の所望のランダムアクセス受信電力を示すポインタ値を備える。この場合、制御部101は、所望のランダムアクセス受信電力を決定するために、表においてポインタ値とランダムアクセス設定パラメータとを一緒に使用するように構成される。表は、ポインタ値およびランダムアクセス設定パラメータ値によって指定される行および列を備えてもよい。
いくつかの実施形態では、メモリ部107は、それに格納されたデータおよび表に加えて、方法を実行するために制御部101で実行されるように準備されたアプリケーションも有する。
制御部101は、いくつかの実施形態では、ランダムアクセス送信電力計画を使用してランダムアクセス動作を実行し、第1の通信デバイスの送信装置105を通じて第2の通信デバイスまたは異なる通信デバイスにランダムアクセス要求を送信するように構成されてもよい。
第1の通信デバイスには、UE、基地局、基地局制御装置および/または同種のものを含む。
図6では、無線チャネルを通じてデータを送信する第2の通信デバイスにおける方法の概略図が示されている。
ステップ52では、第2の通信デバイスが、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータを使用して、第1の通信デバイスからのランダムアクセス要求を第2の通信デバイスに検出可能にするような、第1の通信デバイスからの所望のランダムアクセス受信電力を決定する。
ステップ54では、第2の通信デバイスが、所望のランダムアクセス受信電力およびランダムアクセス設定パラメータに基づきデータを決定する。ランダムアクセス設定パラメータは、ランダムアクセス構成のプリアンブルフォーマット、基本循環シフト値および/または同種のものを備える。
いくつかの実施形態では、第2の通信デバイスが、所望のランダムアクセス受信電力およびランダムアクセス設定パラメータに基づき、ランダムアクセス受信電力の伝達値をさらに決定する。この場合、ランダムアクセス受信電力の伝達決定値に基づき、ポインタ値がランダムアクセス受信電力の伝達値の表から読み出されて、データの中に含められる。
いくつかの実施形態では、ランダムアクセス受信電力の伝達値は、所望のランダムアクセス受信電力およびランダムアクセス設定パラメータに基づくオフセット値から計算されてもよい。
いくつかの実施形態では、第2の通信デバイスは、所望のランダムアクセス受信電力の表におけるポインタをさらに決定する。ポインタ値は、所望のランダムアクセス受信電力の決定値およびランダムアクセス設定パラメータに基づいて決定される。データは、ポインタ値を備え、表は、ポインタ値およびランダムアクセス設定パラメータ値によって指定される行および列を備える、所望のランダムアクセス受信電力の表でもよい。
ステップ56では、第2の通信デバイスが、データを無線チャネルで第1の通信デバイスに送信する。
この方法を実行するために、第2の通信デバイスが提供される。第2の通信デバイスは、基地局、制御装置、ユーザ装置、これらの組み合わせおよび/または同種のものを備えてもよい。
図7では、第2の通信デバイス20の概略図が示されている。
第2の通信デバイス20は、第1の通信デバイスからのランダムアクセス要求を第2の通信デバイスに検出可能にするように、第1の通信デバイスからの所望のランダムアクセス受信電力を決定するように構成された制御部201を備える。
制御部201は、所望のランダムアクセス受信電力と、第2の通信デバイスにおけるランダムアクセス検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定パラメータとに基づき、データを決定するようにさらに構成される。ランダムアクセス設定パラメータは、ランダムアクセス構成のプリアンブルフォーマット、基本循環シフト値、および/または同種のものを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、制御部201は、メモリ部207に格納された所望のランダムアクセス受信電力およびランダムアクセス設定パラメータに基づき、ランダムアクセス受信電力の伝達値を決定するようにさらに構成される。また、制御部201は、ランダムアクセス受信電力の伝達値の表から決定したランダムアクセス受信電力の伝達値に基づき、ポインタ値を決定するように構成される。この場合、送信データは、ポインタ値の決定値を備える。
この場合、制御部201は、計算において所望のランダムアクセス受信電力およびランダムアクセス設定パラメータに関連したオフセットを使用して、所望のランダムアクセス送信の受信電力の値を計算するように構成されてもよいことに、ここで注意すべきである。
いくつかの代替実施形態では、送信データは、ポインタ値を備え、制御部201は、所望のランダムアクセス受信電力の表のポインタ値を決定することによって、データを決定するように構成される。ポインタ値は、所望のランダムアクセス受信電力の決定値およびランダムアクセス設定パラメータに基づき決定されるように構成される。表は、ポインタ値およびランダムアクセス設定パラメータ値によって指定される行および列を備える。
第2の通信デバイス20は、無線チャネルを通じて第1の通信デバイスにデータを送信するように構成された送信装置205をさらに備える。
第2の通信デバイスは、基地局、基地局制御装置、UEおよび/または同種のものを備える。
いくつかの実施形態では、メモリ部207は、それに格納されたデータおよび表に加えて、方法を実行するために制御部201で実行されるように構成されたアプリケーションも有する。第2の通信デバイス20は、通信ネットワークと通信するためのネットワークインタフェース209と、ランダムアクセス要求および/または同種のものを受信するように構成された受信装置203とをさらに備えてもよい。
図面および本明細書では、本発明の例示の実施形態を開示している。しかし、本発明の原理から実質的に逸脱することなしに、これらの実施形態に多くの変更および修正が行われうる。従って、具体的な用語が使用されているが、それらは一般的および説明的意味だけで使用されており、限定目的ではない。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によって規定される。

Claims (28)

  1. 通信ネットワーク内に位置する第1通信装置において前記第1通信装置についてのランダムアクセス送信電力設定を決定する方法であって、
    無線チャネルを介して第2通信装置からランダムアクセス受信電力を示すデータを受信するステップと、
    前記受信したデータと、前記第2通信装置におけるランダムアクセスの検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定のパラメータとに基づいて、前記第2通信装置が必要とする所望のランダムアクセス受信電力を決定するステップと、
    前記所望のランダムアクセス受信電力に基づいて、使用すべきランダムアクセス送信電力を決定するステップと、
    前記決定したランダムアクセス送信電力に基づいて、ランダムアクセス送信電力設定を決定するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記受信したデータは、ランダムアクセス受信電力を登録したテーブルにおいて、信号伝達されたランダムアクセス受信電力を示すポインタ値を含み、
    前記第2通信装置が必要とする所望のランダムアクセス受信電力を決定する前記ステップは、前記信号伝達されたランダムアクセス受信電力と、前記ランダムアクセス設定のパラメータとに基づいて実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2通信装置が必要とする所望のランダムアクセス受信電力を決定する前記ステップは、
    前記信号伝達されたランダムアクセス受信電力に対して、前記ランダムアクセス設定のパラメータに基づいたオフセット値を加算または減算することで、前記所望のランダムアクセス受信電力を決定するステップ
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記受信したデータは、所望のランダムアクセス受信電力を登録したテーブルにおいて、所望のランダムアクセス受信電力を示すポインタ値を含み、
    前記第2通信装置が必要とする所望のランダムアクセス受信電力を決定する前記ステップは、
    前記ランダムアクセス設定のパラメータとともに、前記テーブルにおいて前記ポインタ値を使用するステップ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記テーブルは、複数の行と複数の列を含み、
    前記複数の行と前記複数の列は、複数のポインタ値と、複数の前記ランダムアクセス設定のパラメータの値とによって定義されていることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記ランダムアクセス送信電力設定を使用してランダムアクセスを実行するステップをさらに有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記使用すべきランダムアクセス送信電力設定を決定する前記ステップは、
    前記第1通信装置と前記第2通信装置との間で発生する電力の経路損失を考慮するステップ
    を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ランダムアクセス設定のパラメータは、
    プリアンブルフォーマットと、
    前記ランダムアクセス設定の基本循環シフト値と
    の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。
  9. ランダムアクセスを検出するためにランダムアクセス受信電力を示すデータを無線チャネルを介して第2通信装置から受信する受信部を備えた第1通信装置であって、
    前記受信したデータと、前記第2通信装置におけるランダムアクセスの検出性能に影響を及ぼすランダムアクセス設定のパラメータとに基づいて、前記第2通信装置が必要とする所望のランダムアクセス受信電力を決定し、前記所望のランダムアクセス受信電力に基づいて、ランダムアクセス送信電力設定を決定する制御部を備えることを特徴とする第1通信装置。
  10. 前記受信したデータは、前記第1通信装置が備えるメモリに記憶され、ランダムアクセス受信電力を登録したテーブルにおいて、信号伝達されたランダムアクセス受信電力を示すポインタ値を含み、
    前記制御部は、
    前記信号伝達されたランダムアクセス受信電力と、前記ランダムアクセス設定のパラメータとに基づいて、前記所望のランダムアクセス受信電力を決定することを特徴とする請求項9に記載の第1通信装置。
  11. 前記制御部は、
    前記信号伝達されたランダムアクセス受信電力に対して、前記ランダムアクセス設定のパラメータに基づいたオフセット値を加算または減算することで、前記所望のランダムアクセス受信電力を算出する
    ことを特徴とする請求項10に記載の第1通信装置。
  12. 前記受信したデータは、前記第1通信装置が備えるメモリに記憶され、所望のランダムアクセス受信電力を登録したテーブルにおいて、所望のランダムアクセス受信電力を示すポインタ値を含み、
    前記制御部は、
    前記ランダムアクセス設定のパラメータとともに、前記テーブルにおいて前記ポインタ値を使用して、前記所望のランダムアクセス受信電力を決定することを特徴とする請求項9に記載の第1通信装置。
  13. 前記テーブルは、複数の行と複数の列を含み、
    前記複数の行と前記複数の列は、複数のポインタ値と、複数の前記ランダムアクセス設定のパラメータの値とによって定義されていることを特徴とする請求項12に記載の第1通信装置。
  14. 前記制御部は、
    前記ランダムアクセス送信電力設定を使用して、前記第1通信装置が備える送信部を通じてランダムアクセスリクエストを送信することによって、ランダムアクセスを実行することを特徴とする請求項9ないし13のいずれか1項に記載の第1通信装置。
  15. 前記制御部は、
    前記第1通信装置と前記第2通信装置との間で発生する電力の経路損失を考慮して、ランダムアクセス送信電力を決定することを特徴とする請求項9ないし14のいずれか1項に記載の第1通信装置。
  16. 前記ランダムアクセス設定のパラメータは、
    プリアンブルフォーマットと、
    前記ランダムアクセス設定の基本循環シフト値と
    の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項9ないし15のいずれか1項に記載の第1通信装置。
  17. 通信ネットワークにおいて無線チャネルを介してデータ送信する第2通信装置において実行される方法であって、
    ランダムアクセス設定のパラメータを使用して第1通信装置から送信されるランダムアクセスリクエストを検出できるように前記第1通信装置からのランダムアクセスリクエストについての所望のランダムアクセス受信電力を決定するステップと、
    前記所望のランダムアクセス受信電力とランダムアクセス設定のパラメータとに基づいてデータを決定するステップと、
    無線チャネルを介して前記第1通信装置へ前記決定したデータを送信するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  18. 前記データを決定する前記ステップは、
    前記データに搭載されることになるポインタ値を決定するステップ
    を含み、
    信号伝達されるランダムアクセス受信電力が、前記所望のランダムアクセス受信電力と前記ランダムアクセス設定のパラメータとに基づいて決定され、
    前記決定した信号伝達されるランダムアクセス受信電力は、信号伝達されるランダムアクセス受信電力を登録したテーブルから抽出されたポインタ値によって示され、該ポインタ値が前記データに搭載される
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記信号伝達されるランダムアクセス受信電力は、前記所望のランダムアクセス受信電力と、前記ランダムアクセス設定のパラメータに基づいたオフセット値とから算出されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記送信されるデータには、ポインタ値が含まれ、
    前記データを決定する前記ステップは、所望のランダムアクセス受信電力を登録したテーブルから前記ポインタ値を決定するステップを含み、
    前記ポインタ値は、前記決定した所望のランダムアクセス受信電力と前記ランダムアクセス設定のパラメータの値とに基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 前記所望のランダムアクセス受信電力を登録したテーブルは、複数の行と複数の列を含み、
    前記複数の行と前記複数の列は、複数のポインタ値と、複数の前記ランダムアクセス設定のパラメータの値とによって定義されている
    ことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記ランダムアクセス設定のパラメータは、
    プリアンブルフォーマットと、
    前記ランダムアクセス設定の基本循環シフト値と
    の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項17ないし21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 第1通信装置から送信されるランダムアクセスリクエストを第2通信装置が検出できるように前記第1通信装置からのランダムアクセスリクエストについての所望のランダムアクセス受信電力を決定する制御部を備えた前記第2通信装置であって、
    前記制御部は、
    前記所望のランダムアクセス受信電力とランダムアクセス設定のパラメータとに基づいてデータを決定するように構成されており、
    前記第2通信装置はさらに、
    無線チャネルを介して前記第1通信装置へ前記決定したデータを送信する送信部
    を備えることを特徴とする第2通信装置。
  24. 前記制御部は、
    前記所望のランダムアクセス受信電力と、メモリ部に記憶されている前記ランダムアクセス設定のパラメータとに基づいて、信号伝達することになるランダムアクセス受信電力を決定し、
    前記決定した信号伝達することになるランダムアクセス受信電力に基づいて、信号伝達することになるランダムアクセス受信電力を登録したテーブルからポインタ値を決定するように構成されており、
    前記ポインタ値が前記データに搭載される
    ことを特徴とする請求項23に記載の第2通信装置。
  25. 前記制御部は、
    前記所望のランダムアクセス受信電力と、前記ランダムアクセス設定のパラメータに関連したオフセット値とを使用して、前記信号伝達することになるランダムアクセス受信電力を算出するように構成されている
    ことを特徴とする請求項24に記載の第2通信装置。
  26. 前記送信されるデータには、ポインタ値が含まれ、
    前記制御部は、所望のランダムアクセス受信電力を登録したテーブルから前記ポインタ値を決定することによって、前記データを決定し、
    前記ポインタ値は、前記決定した所望のランダムアクセス受信電力と前記ランダムアクセス設定のパラメータの値とに基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項23に記載の第2通信装置。
  27. 前記所望のランダムアクセス受信電力を登録したテーブルは、複数の行と複数の列を含み、
    前記複数の行と前記複数の列は、複数のポインタ値と、複数の前記ランダムアクセス設定のパラメータの値とによって定義されている
    ことを特徴とする請求項26に記載の第2通信装置。
  28. 前記ランダムアクセス設定のパラメータは、
    プリアンブルフォーマットと、
    前記ランダムアクセス設定の基本循環シフト値と
    の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項23ないし27のいずれか1項に記載の第2通信装置。
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