JP2011510984A5

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Publication number: JP2011510984A5
Application number: JP2010545030A
Authority: JP
Filing date: 2009-02-03
Publication date: 2012-03-22
Anticipated expiration: 2029-02-03

Claims

必要とする患者において黄体期欠損を処置するためのモノリシック膣内リングの製造における、
（a）治療的有効量のプロゲステロン;
（b）ポリシロキサンエラストマー;および
（c）薬学的に許容される炭化水素または脂肪酸のグリセロールエステル
の使用であって、
ポリシロキサンエラストマーが、該リングの総重量に対して約55％〜約90％の濃度で存在する、使用。
プロゲステロンがポリシロキサンエラストマー中に均質に分散している、請求項1記載の使用。
ポリシロキサンエラストマーが、ジオルガノポリシロキサンエラストマーである、請求項1記載の使用。
ジオルガノポリシロキサンエラストマーが、ジメチルポリシロキサンエラストマーである、請求項3記載の使用。
ジメチルポリシロキサンエラストマーがさらに、ジメチルメチル水素ポリシロキサン架橋を含む、請求項4記載の使用。
薬学的に許容される炭化水素または脂肪酸のグリセロールエステルが、該リングの総重量の約0.1％〜約10％の濃度で存在する、請求項1記載の使用。
プロゲステロンが、該リングの総重量の約15％〜約30％の濃度で存在する、請求項1記載の使用。
プロゲステロンが、約1日〜約14日間、定常速度で放出される、請求項1記載の使用。
プロゲステロンが、約1日〜約10日間、定常速度で放出される、請求項1記載の使用。
プロゲステロンが、約1日〜約7日間、定常速度で放出される、請求項1記載の使用。
ポリシロキサンエラストマーが、ジメチルポリシロキサンエラストマーであり、プロゲステロンとエラストマーとの比が、約1:1〜約1:10であり、プロゲステロンがエラストマー中に均質に分散しており、プロゲステロンと炭化水素または脂肪酸のグリセロールエステルとの比が、約1:0.1〜約1:100であり、かつプロゲステロンが、患者に投与後、最長約18日間モノリシック膣内リングから放出される、請求項1記載の使用。
膣内リングが
（a）約15重量％〜約25重量％のプロゲステロン;
（b）約70重量％〜約80重量％のジメチルポリシロキサンエラストマー;および
（c）約1重量％〜約10重量％の薬学的に許容される炭化水素または脂肪酸のグリセロールエステル
を含み、プロゲステロンがエラストマー中に均質に分散し、プロゲステロンが患者に投与後、最長約18日間モノリシック膣内リングから放出される、請求項1記載の使用。
（a）約5重量％〜約40重量％のプロゲステロン;
（b）約55重量％〜約90重量％のポリシロキサンエラストマー;および
（c）約0.1重量％〜約10重量％の薬学的に許容される炭化水素または脂肪酸のグリセロールエステル
を含む、それを必要とする患者において黄体期欠損を処置するためのモノリシック膣内リングであって、
プロゲステロンがエラストマー中に均質に分散している、膣内リング。
（a）プロゲステロン、薬学的に許容される炭化水素または脂肪酸のグリセロールエステル、およびポリシロキサンを混合して均質混合物を形成する工程;
（b）該均質混合物をモールドに配置する工程;ならびに
（c）該モールドを約60℃〜約180℃に硬化する工程
を含む、モノリシック膣内リングを製造するための方法であって、
ポリシロキサンが、該リングの総重量に対して約55％〜約90％の濃度で存在する、方法。
ポリシロキサンがビニル末端ブロックされている、請求項14記載の方法。
ポリシロキサンがジメチルポリシロキサンである、請求項14記載の方法。
モールドに配置する前に、第2のポリシロキサンを均質混合物に混合する工程をさらに含む、請求項14記載の方法。
第2のポリシロキサンが架橋剤である、請求項17記載の方法。
架橋剤がジメチルメチル水素ポリシロキサンである、請求項18記載の方法。
均質混合物の配置が射出によるものである、請求項14記載の方法。
プロゲステロンが、インビボにて約10mg/日〜約40mg/日で膣内リングから放出される、請求項11記載の使用。
プロゲステロンが、インビボにて約10mg/日〜約30mg/日で膣内リングから放出される、請求項11記載の使用。
プロゲステロンが、インビボにて約15mg/日〜約25mg/日で膣内リングから放出される、請求項11記載の使用。
膣内リングが、患者に投与した後約7日間後に交換される、請求項11記載の使用。
膣内リングが、患者に投与した後約7日間後に交換される、請求項23記載の使用。
必要とする患者において黄体期欠損を処置するためのモノリシック膣内リングの製造における、
（a）治療的有効量のプロゲステロン;
（b）ポリシロキサンエラストマー;および
（c）薬学的に許容される油
の使用であって、
ポリシロキサンエラストマーが、該リングの総重量に対して約55％〜約90％の濃度で存在する、使用。
プロゲステロンがポリシロキサンエラストマー中で均質に分散している、請求項26記載の使用。
ポリシロキサンエラストマーがジオルガノポリシロキサンエラストマーである、請求項26記載の使用。
ジオルガノポリシロキサンエラストマーが、ジメチルポリシロキサンエラストマーである、請求項28記載の使用。
ジメチルポリシロキサンエラストマーが、ジメチルメチル水素ポリシロキサン架橋をさらに含む、請求項29記載の使用。
薬学的に許容される油が、該リングの総重量に対して約0.1％〜約10％の濃度で存在する、請求項26記載の使用。
薬学的に許容される油が、鉱油、シリコーン油およびこれらの組み合わせから選択される、請求項31記載の使用。
薬学的に許容される油が鉱油である、請求項31記載の使用。
プロゲステロンが、該リングの総重量に対して約15％〜約30％の濃度で存在する、請求項26記載の使用。
膣内リングが、プロゲステロン、ジメチルポリシロキサンエラストマー、および薬学的に許容される油を、それぞれ約4:15:1の比にて含み、プロゲステロンがエラストマー中で均質に分散しており、かつプロゲステロンが、患者に投与後最長約18日間モノリシック膣内リングから放出される、請求項26記載の使用。
膣内リングが
（a）約15重量％〜約25重量％のプロゲステロン;
（b）約70重量％〜約80重量％のジメチルポリシロキサンエラストマー;および
（c）約1重量％〜約10重量％の薬学的に許容される油
を含み、プロゲステロンがエラストマー中で均質に分散しており、かつプロゲステロンが、患者に投与後最長約18日間モノリシック膣内リングから放出される、請求項26記載の使用。
（a）約5重量％〜約40重量％のプロゲステロン;
（b）約55重量％〜約90重量％のポリシロキサンエラストマー;および
（c）約0.1重量％〜約10重量％の薬学的に許容される油
を含む、それを必要とする患者において黄体期欠損を処置するためのモノリシック膣内リングであって、
プロゲステロンがエラストマー中で均質に分散している、膣内リング。
（a）プロゲステロン、薬学的に許容される油、およびポリシロキサンを混合して均質混合物を形成する工程;ならびに
（b）該均質混合物をモールドに配置する工程
を含む、モノリシック膣内リングを製造するための方法であって、
ポリシロキサンが、該リングの総重量に対して約55％〜約90％の濃度で存在する、方法。
プロゲステロンが、患者に投与後最長約10日間、定常速度でモノリシック膣内リングから放出される、請求項38記載の方法。
プロゲステロンが、患者に投与後最長約14日間モノリシック膣内リングから放出される、請求項38記載の方法。
プロゲステロンが、患者に投与後最長約18日間、定常速度でモノリシック膣内リングから放出される、請求項38記載の方法。
ポリシロキサンがビニル末端ブロックされている、請求項38記載の方法。
ポリシロキサンがジメチルポリシロキサンである、請求項38記載の方法。
モールドに配置する前に、第2のポリシロキサンを均質混合物に混合する工程をさらに含む、請求項38記載の方法。
第2のポリシロキサンが架橋剤である、請求項44記載の方法。
架橋剤がジメチルメチル水素ポリシロキサンである、請求項45記載の方法。
均質混合物の配置が射出によるものである、請求項38記載の方法。
プロゲステロンが、インビボにて約10mg/日〜約40mg/日で膣内リングから放出される、請求項36記載の使用。
プロゲステロンが、インビボにて約10mg/日〜約30mg/日で膣内リングから放出される、請求項36記載の使用。
プロゲステロンが、インビボにて約15mg/日〜約25mg/日で膣内リングから放出される、請求項36記載の使用。
膣内リングが、患者に投与した後約7日間後に交換される、請求項36記載の使用。
膣内リングが、患者に投与した後約7日間後に交換される、請求項48記載の使用。