JP2011510826A - 外部円筒研削によってクランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングを研削するための方法ならびにその方法を実行するための装置 - Google Patents

外部円筒研削によってクランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングを研削するための方法ならびにその方法を実行するための装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011510826A
JP2011510826A JP2010544655A JP2010544655A JP2011510826A JP 2011510826 A JP2011510826 A JP 2011510826A JP 2010544655 A JP2010544655 A JP 2010544655A JP 2010544655 A JP2010544655 A JP 2010544655A JP 2011510826 A JP2011510826 A JP 2011510826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
crankshaft
bearing
longitudinal axis
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010544655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5473006B2 (ja
Inventor
ヒメルズバッハ,ゲオルグ
Original Assignee
エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2011510826A publication Critical patent/JP2011510826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5473006B2 publication Critical patent/JP5473006B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B5/00Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
    • B24B5/36Single-purpose machines or devices
    • B24B5/42Single-purpose machines or devices for grinding crankshafts or crankpins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

クランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングの円筒研削において、ロッドベアリングはメインベアリングの前に研削される。これの利点は、主にロッドベアリングの研削中において研削された材料の除去のため生ずることが避けられない変形が考慮され、再び、メインベアリングの研削中に、補償される、という点である。ロッドベアリングはCNC制御を介してピンチェイス研削法において研削され、クランクシャフトはそのプロセスにおいて回転軸において保持され、前記軸は、機械加工されるのみであるクランクシャフトメインベアリングの長手方向範囲における2つのベアリング点により規定される。前記実際の回転軸におけるクランクシャフトの規定幾何学的長手軸からの偏差が、ピンチェイス研削法において、研削機械のコンピュータにより考慮される。仕上げ研削されたロッドベアリングは、クランクシャフトの規定幾何学的長手軸に従って厳密に切削されたであろうメインベアリングと厳密な関係を有する。

Description

この発明はクランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングを外部円筒研削によって研削するための方法に関する。
鋼または鋳造された材料からなるクランクシャフトはモータ車両の内燃機関のために大量生産されている。ここで重要な要素は、経済的な大量生産に加えて、特に、直径、真円度および中心度に関する考えられ得る最も高い精度である。したがって、前記種類の研削方法に対して非常に大きな要求がある。EP 1 181 132 B1によると、研削結果は、クランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングがある非常に特定的なシーケンスで研削されることによって改善され得ることが既に認識されている。
これは、応力の開放がクランクシャフトの研削中に生ずるためであり、クランクシャフトは、まず最初に、チップ除去によって機械加工されるのみであり、そしてこれらの応力は研削中にクランクシャフトの半加工品の変形に至る。ロッドベアリングの研削後の変形は特に著しい。したがって、EP 1 181 132 B1によれば、ロッドベアリングを早い段階でできるだけ仕上げ研削することが提案されている。その命令は、したがって、まず最初にメインベアリングを粗研削するよう出され、次いで、ロッドベアリングを粗く、そして仕上げ研削するように出され、最後に、メインベアリングを仕上げ研削するよう出される。この公知の方法は、ロッドベアリングの研削に始まるクランクシャフトの変形が、一部、再び、メインベアリングの仕上げ研削中に除去され得るという利点を有する。加えて、この公知の方法は、クランクシャフトの1回のセットアップで実行され得る。この公知の方法においては、研削はメインベアリングの粗研削で始まり、クランクシャフトは、ロッドベアリングを研削するために、精密に規定された回転軸、つまりそれの規定幾何学的長手軸においてクランプ締めされる。この規定幾何学的長手軸は、ロッドベアリングの機械加工のための基準軸から利用可能でなければならない。仕上げ研削されたクランクシャフトにおいて、メインベアリング、およびそれらメインベアリングと同心円上に配置されたクランクシャフトの他の領域も、直径、真円度、真の回転状態および中心度に関し、クランクシャフトの規定幾何学的長手軸に厳密に従って向き付けられなければならない。同じことがクランクジャーナルの中心線にも当てはまり、なぜなら、これもまた、ロッドベアリングのための規定幾何学的長手軸であるからである。
この目的のため、存在する幾何学的長手軸は、クランクシャフトの端面におけるセンタリングボアによって確立される。クランクシャフトは、そのセンタリングボアの中心間においてクランプ締めされ、駆動装置によって回転するよう駆動される。この種のクランプ締めは、ある軸方向圧力がクランクシャフトにかけられなければならないという不利な点を有し、その結果、さらなる変形の危険性があり、なぜならば、クランクシャフトは軸方向圧力の影響で曲がるからである。したがって、1つ以上の安定した支えをさらに置くことが必要である。
軸方向の引っ張りを、クランクシャフトに対し、後者のクランプ締め中にかける試みも既になされてきた。しかしながら、EP 1 181 132 B1によれば、その方法の第1段階中にさらなる変形が生じ得るという不利な点が依然としてある。最適な研削結果は、ここでも、結果として、より困難とされ;加えて、この公知の方法は、したがって、ここでも、より複雑なものとなる。
したがって、この発明の目的は、クランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングを研削するための方法を、研削結果の精度が依然として経済的な手順でさらに改善されるような態様で改善することである。
この目的は請求項1の特徴のすべてをそれらの全体において有する方法により達成される。
メインベアリングおよびロッドベアリングを研削するためのこの発明に従う方法は、クランクシャフトのすべてのロッドベアリングは、第1の方法段階において、CNC制御される外部円筒研削によって、仕上げサイズに既に研削されているという利点を有する。経験から、クランクシャフトの最も大きな変形は、応力の開放から始まるが、それは、したがって、研削のまさに開始において生ずることが示される。その後、クランクシャフトにおける応力は完全に取除かれ、さらなる認識可能な歪みはもはや生じない。その後においてのみ、メインベアリングの研削が開始され、そこにおいては、補正に対する最も大きな可能性が依然としてある。メインベアリングそれら自体を研削する間には、ロッドベアリングを研削する間においてよりもさらに小さな変形が生ずる。
この発明は、この結果の達成を、ロッドベアリングの研削中において、規定幾何学的長手軸の周りにおけるクランクシャフトの回転を既になしで済ませることにより、驚くべき態様で達成する。この長手軸は、もちろん公知であり、クランクシャフトの端面に位置するセンタリングボアによって確立される。しかしながら、クランクシャフトは、メインベアリングの共通の長手方向範囲において互いからある距離にある2つの未研削のベアリング点にてクランプ締めされる。このクランプ締めは、たとえば、シェルチャックによって達成されるが、それらは2つの未研削のベアリング点を含み、常にクランクシャフトに軸方向圧力をかけない。これら2つのベアリング点は実際の回転軸を規定し、それの、クランクシャフトの規定幾何学的長手軸からの偏差は、測定によりわかる。この偏差は、補正関数として、ロッドベアリングの研削中において、CNC制御のコンピュータにおいて考慮される。仕上げ研削されたロッドベアリングは、そのとき、クランクシャフトの規定幾何学的長手軸に従って厳密に研削されるであろうクランクシャフトのメインベアリングに対して厳密な関係を有する。
ロッドベアリングの仕上げ研削に続いて、クランクシャフトのセットアップが変更され、第2のセットアップが準備され、クランクシャフトはその軸方向端部においてクランプ締めされ、その規定幾何学的長手軸の周りを回転するよう駆動される;この第2のセットアップにおいては、すべてのメインベアリングは外部円筒研削によって仕上げサイズに研削される。
この発明に従う方法においては、単一のセットアップにおける研削はしたがって行なわれない。しかしながら、この不利な点は、直径、真円度、真の回転状態および中心度に関する研削結果におけるより高い精度によって容易に補償される。出願人による比較試験は、今までは、0.05mm前後であった、従来のクランクシャフトの中央メインベアリングにおける真の回転状態公差は、この発明に従う方法によって、約0.03mmに改善され得ることを示した。
この発明に従う方法の有利な構成は請求項2〜13において明記される。
請求項2に記載されるように、クランクシャフトの半加工品はチップ除去により前機械加工され、次いで、第1のセットアップに対して与えられる前機械加工されたベアリング点は、直径、真円度および中心度に関し測定され、ロッドベアリングのピンチェイス研削プロセスのために、測定値の規定幾何学的長手軸からの偏差から、補正関数が形成される、という利点を有する。
この方法の実用的な実施のため、請求項3に記載されるように、幾何学的長手軸の位置を判断するために、センタリングボアがクランクシャフトの端面に設けられる場合、有利であり、なぜならば、それらセンタリングボアにおいて、クランクシャフトは、研削機において、センタリングを行なう態様でクランプ締めされ得るからである。
さらに、請求項4に記載されるように、規定幾何学的長手軸から始まる、径方向に走る直線が、測定される値の角位置に対して基準線として確立され、クランクシャフトの端面における基準ボアがこの目的のために測定されれば、有利である。
ロッドベアリングの研削中におけるクランクシャフトのクランプ締めのための好適なベアリング点は、2つの外側メインベアリングまたはメインベアリングと同じ共通の長手方向範囲にある他の端部円筒部分である。
第1のセットアップにおいては、クランクシャフトの2つの好適なベアリング点は研削機のシェルチャックに取付けられるという有利な点があり、この結果、クランクシャフトはそれの2つの端部において回転するよう駆動される。この場合、−通常は加工物主軸台および心押し台である−クランクシャフトの2つの端部におけるドライブは、機械制御によって、厳密に同期される態様で駆動される。
ピンチェイス研削プロセスにおけるロッドベアリングの研削は単一の砥石車で実行され得、それは、粗研削から仕上げ研削まで努め、続けてさまざまなロッドベアリングにおいて用いられる。しかしながら、複数の砥石車が同時に用いられるピンチェイス研削プロセスが特に経済的である。たとえば、四気筒エンジンにおいては2つのそれぞれのロッドベアリングが規定幾何学的長手軸に関し同じ位相位置を有する。したがって、2つのそれぞれのロッドベアリングは、同時に、そしてクランクシャフトへの同じ径方向送り移動で、研削され得る。この場合、まず、2つの内側ロッドベアリング、そして次いで−2つの砥石車が離れるように軸方向に移動された後−2つの外側ロッドベアリングが研削される。2つの研削スピンドルを単一の横送り台に取付けることも可能であり、それらは、同時に用いられるが、ただし、2つのロッドベアリングに対する異なる径方向送りが異なるまたは同一の位相位置を有する状態で用いられる。
さらなる有利な構成に従うと、メインベアリングはCNC制御される態様でも研削され得る。
メインベアリングはクランクシャフトの第2のセットアップにおいて研削されるが、そこにおいては、後者は、位置決め中心と位置決め中心との間にクランプ締めされ、駆動装置により少なくともそれの加工物主軸台端部において回転するよう駆動される。駆動装置は、この場合、補償チャックからなるという有利な点があり、そのチャック顎部はまだ未研削のクランプ締め点に自動的に当接し、プロセスにおける凹凸および寸法上の偏差を補償する。そのような補償チャックは、空気圧または油圧媒体の動作に基づくものであり、公知である。位置決め中心とクランクシャフトに位置するセンタリングボアとの間における相互作用は、このとき、常に、クランクシャフトが第2のセットアップにおいてその規定幾何学的長手軸の厳密に周りを回転することを確実にする。
位置決め中心と位置決め中心との間におけるクランクシャフトのクランプ締めは、メインベアリングがロッドベアリングの後に研削される場合、研削結果に悪影響を与えない。これは、応力の開放から来るクランクシャフトの変形は今や既に完了しているからである。それらがメインベアリングの精度に影響を有する限り、これらの不精密は再びメインベアリングの仕上げ研削によって取除かれる。したがって、この発明に従う方法にとって、クランクシャフトは、第1の方法段階において、メインベアリングの共通の長手方向範囲において互いからある距離のところにある2つの未研削のベアリング点においてクランプ締めされ、クランプ締めが位置決め中心によって影響を受けないことが不可欠である。たとえば、クランクシャフトの、固定されたクランプ締めは、この場合、シェルチャックによって、軸方向圧力が前記クランクシャフトにかけられる必要なく達成される。したがって、この発明に従う方法にとって、特定された異なるクランプ締めが各場合において2つの方法段階において行なわれなければならないことが不可欠である。
第2のセットアップにおけるメインベアリングの周方向研削は、複数砥石車セットを用いた特に経済的な態様で行なわれ、その砥石車は、共通の駆動されるスピンドルに位置し、同じ直径を有する。しかしながら、第2の機械仕上げ段階を実行するのに、個々のメインベアリングに次々と送られる単一の砥石車を用いることも可能である。
クランクシャフトの設計により必要な場合には、支持部が、第2の方法段階において、1つ以上の安定した支えによって設けられ得る。
この発明は、さらに、この発明に従う方法を実行する装置も取扱う。原則的には、この発明に従う方法はある特定の装置で実行されなくてもよい。たとえば、チップ除去によって機械加工されるだけである、送られるクランクシャフト半加工品は、測定ステーションにおいて測定され、次いで、構内輸送によって第1の研削機に移され、そこで、ロッドベアリングのピンチェイス研削が行なわれる。ついで、さらなる研削機が別の場所にあってもよく、そこにおいては、ロッドベアリングにおいて仕上げ研削されるのみのクランクシャフトが今度はメインベアリングにおいて研削される。
多くの場合において、測定ステーションならびに第1および第2の研削ステーションの、共通の設置があることになる。この発明に従う方法を実行するための特に有利な装置は請求項14に規定される。第1および第2の研削ステーションを有するある共通の研削セルは、両方の必要な研削ステーションに存在しなければならない、駆動、制御、冷却および輸送装置を経済的な態様で組合せることを可能にする。測定ステーションを直接上流に配置することもこの場合有利である。
最後に、研削動作がこの発明に従って与えられる状態において、メインベアリングおよびロッドベアリングの少なくとも直径におけるクランクシャフトの周方向研削が完了し、これ以上のさらなる研削は実行されなくてもよいことが強調されるべきである。コランダムおよびCBNベースの通常の砥石車が用いられ得る。
この発明を、以下に、より詳細に、図面に示される例示的実施例を参照して説明する。
クランクシャフトの側面を示し、クランクシャフトの研削前に必要とされる測定を説明するための図である。 図1に関連する端面図である。 一例として、この発明に従う方法を実行するための装置を上から見た図である。 部分的長手方向部分において、図3に従う装置の詳細を、ロッドベアリングの研削中において示す図である。 図4にしたがう説明からのシェルチャックの端面図である。 図5に対応する長手方向部分の、シェルチャックを通る図である。 メインベアリングの、次の研削中における状態を示す図である。 図7に従う研削動作中に必要とされる補償チャックの詳細を示す図である。
クランクシャフト1の側面図を図1に示す。慣例のように、それは、チーク部2、内側メインベアリング3および外側メインベアリング4、ならびにロッドベアリング5も有する。フランジ6はクランクシャフト1の一方端に位置し、ジャーナル7は他方端に位置する。クランクシャフト1は規定幾何学的長手軸10を有し、それは、クランクシャフト1の理論上の中心線を形成する。センタリングボア8および9は、クランクシャフト半加工品の測定が開始されるときに存在し、それらもこの規定幾何学的長手軸10にある。
この時点において、鋼または鋳造材料からなる鋳造または鍛造されたクランクシャフト1は、まず、チップ除去によって、特に、回転、穿孔または軸回転フライス加工によって機械加工される。このプロセスにおいて、研削中に第1のセットアップに努めるベアリング点は、通常は、センターボア8および9によって確立される規定幾何学的長手軸10に厳密にはない。本実施例では、外側メインベアリング4におけるセットアップが設けられる。前記メインベアリング4は、したがって、測定点11、12として用いられ、そこにおいて、直径、真円度および中心度が測定される。測定値は、各測定点11、12における周方向角度との関係で判断され、保存される。
各クランクシャフト1は個々に測定される。測定および保存は測定ステーション13において行なわれるが、それは研削機の直接隣に位置し得る(図3参照)。測定値は、次いで、研削機のコンピュータに直接転送される。しかしながら、測定を研削機とは別に実行することも可能である。その場合、試験記録を含む記憶媒体が構内移送中にクランクシャフト1に取付けられる。
径方向横断面にあり2つのメインベアリング4によって規定される2つのベアリング点の中心点は、2つの測定点11および12において、これらの測定値に基づいて測定される。2つの中心点間の接続の結果は、第1のセットアップにおけるクランクシャフト1の回転軸である。さらに、後で位置決め中心52、53を第2のセットアップにおいて取付けるために、センターボア8および9においてそれぞれのテーパ14、15がある。
研削動作に対しては、規定幾何学的長手軸10の中心点の径方向位置が、各クランプ締め点において、つまり2つの外側メインベアリング4において、周方向角度に関してわかっていなければならないのみならず、研削されるべきクランクシャフト1の初めの回転位置、つまり周方向角度の0位置も確立されていなければならない。この目的のため、たとえば、フランジ6の端面における基準ボア16がクランクシャフト1の測定に続いて測定される。クランクシャフト1は、したがって、研削機に送られ、予め向き付けられた回転位置においてクランプ締めされ得る。基準ボア16の配置は図2からわかる。基準ボア16は、フランジ6にある固定ボア18に加えて存在する。
図2は、どのようにして直径、真円度、真の回転状態および中心度が、点ごとに、さまざまな周方向角度について、測定点11および12において測定され保存されるかについてのイメージを与え得る。
図3は、この発明に従う方法を実行するための装置の例示的構成を示す。ここにおいて用いられる研削機の詳細は当業者には熟知されているので、ここでは、概略的な一般的な構成図で十分である。あるシステムを形成するよう組合される装置においては、測定ステーション13は研削セル21の直接隣に位置し、研削セル21は、第1の研削ステーション22および第2の研削ステーション23を含む。2つの研削ステーション22、23は共通の機械床24上に配置される。この機械床は、機械テーブル25を含む(これは共通の長手軸32の方向に移動可能なようにも構成され得る)。同様にこの共通の長手軸32において延びるのは、測定ステーション13に位置するときのクランクシャフトの軸方向19である。
加工物主軸台36および心押し台37は、両方とも電気モータにより同期的に駆動されるものであり、第1の研削ステーション22に属する。クランクシャフト1は加工物主軸台36と心押し台37との間においてクランプ締めされる。2つの研削スピンドル30、31が上に位置するホイールヘッド29を有する横送り台28も第1の研削ステーション22に属する。
加工物主軸台36および心押し台37は、それらの間においてクランクシャフト1がクランプ締めされ回転するよう駆動され、同様に第2の研削ステーション23に属する。横送り台38は第2の研削ステーション23に属しており、共通の駆動されるスピンドル39において、砥石車40を有する複数砥石車セットを担持する。砥石車は、ともに、メインベアリング3、4に向かって、後者の研削中に送られる。41で示されるのは横送り台28、38の送りスピンドルのための駆動モータであり、42で示されるのは研削屑を研削ステーション22、23の側方から遠ざけるカバーである。
2つの加工物主軸台26、36および2つの心押し台27、37のクランプ締めおよび駆動装置は既に述べられた共通の長手軸32にある。長手軸32は、同時に、研削中におけるクランクシャフト1の回転軸(C軸)である。
2つの横送り台28、38は、軸34の方向、つまり共通の長手軸32に平行に横断可能であり、加えて、ホイールヘッドは、それに垂直に、軸33の方向(X軸)に横断可能である。砥石車31、40は、研削中において、クランクシャフト1に向かって、軸33の方向に送られる。測定装置(詳細には図示されず)が、研削動作中の作動的測定のため設けられる。
この発明に従う方法を実施するためには、第1の研削ステーション22の加工物主軸台26および心押し台27がシェルチャック43を備えることが不可欠である。最初にチップ除去により機械加工され測定されたクランクシャフトがシェルチャック43においてクランプ締めされると、それは、加工物主軸台26および心押し台27が駆動されているときは、その規定幾何学的軸の周りを回転せず、クランクシャフト1が測定された外側メインベアリング4により規定される回転軸51の周りを回転する。シェルチャック43はそれら自体を2つの規定外側メインベアリング4に適合させる。これは図4〜図6を参照してさらに詳細に説明する。
図4は、図1および図2を参照して既に記載されたように、第1の研削ステーション22の加工物主軸台26および心押し台27を、クランプ締めされたクランクシャフト1とともに示す。図5は図4の断面線A−Aに沿った拡大図を示す。したがって、図5は、加工物主軸台26を、シェルチャック43の詳細とともに示す端面図である。図6は、図5に関連する長手軸方向断面であり、したがって、図4の拡大された部分的な図である。ここにおいて、拡大された図のため、図1および図4からわかるように、クランクシャフト4のフランジ側端部がより詳細に示されることが可能となっている。
シェルチャック43の本質的な特徴は支持シェル44および2つの旋回可能なチャック顎部47である。支持シェル44および旋回可能なチャック顎部47はすべて加工物主軸台26の回転部に接続される。支持シェル44は2つの突起45を有し、それらの上にはクランクシャフト1がその外側メインベアリング4とともに載る。2つの旋回可能なチャック顎部47は、シェルチャック43の、支持シェル44に対向する側に設けられ、前記チャック顎部47は同様に突起47aでクランクシャフト1の外側メインベアリング4に当接する。旋回可能なチャック顎部47の、径方向面にある旋回方向は、50で示される。
図5においては、その機能を理解することを容易にするためだけに、左側の旋回可能なチャック顎部47はその上げられた位置において示され、右側のチャック顎部47はそのチャック位置において示される。しっかりとクランプ締めされた状態においては、クランクシャフト1は、したがって、4点クランプ締めが言及されてもよいように、相対的に小さな周方向の範囲の4つの別個の周方向領域においてクランプ締めされる。
支持シェル44から軸方向にずれた位置に設けられるのは可動イジェクタパンチ48であり、これにより、クランクシャフト1のシェルチャック43からの取外しを容易にする。スリーブ49も、クランクシャフト1をその軸方向において厳密に固定するための長手方向停止部を与える。
4つの突起45および47aはそれら自体を外側メインベアリング4の周囲に適合させるので、クランクシャフト1は、加工物主軸台26および心押し台27の回転駆動中においては、その規定幾何学的長手軸10の周りを回転せず、シェルチャック43の回転軸51の周りを回転する。特に、図5から、偏心で延びる、規定幾何学的長手軸10に属する中心点は、後者の回転中におけるシェルチャック43の回転軸51の周りの円形経路を記載することは明らかである。
図6は、支持シェル43の突起45は軸方向において相対的に狭く、たとえば、外側メインベアリング4に接触するそれらの頂縁部においてアーチ状の輪郭46を有することを示す。これは、心押し台27の側のシェルチャック43の設計にも当てはまり、それは、原則的には、加工物主軸台26上のシェルチャック43と整合するよう設計される。旋回可能なチャック顎部47上の突起47aはシェルチャック43の突起45と同様の態様で設計される。
したがって、第1の研削ステーション22においては、クランクシャフト1全体は、たとえば小さな周方向範囲のものでありかつ軸方向において狭くかつアーチ状の輪郭46である8つの点においてクランプ締めされる。これら8つのクランプ締め領域の、互いからある距離をおいて位置する2つの群への下位分割を伴う構成は、クランクシャフト1は、第1の研削ステーションにおける回転中において、2つの外側メインベアリング4における規定幾何学的長手軸10からの回転軸51の偏差が変動する場合には、小さな傾きを取り得る、ということを意味する。相対的にわずかな傾きが、そのとき、クランクシャフト1において拘束または応力が生ずることなく、生じ得る。シェルチャックによるクランプ締めの結果、クランクシャフトのしっかりとしたクランプ締めおよび信頼性のある回転駆動が、軸方向圧力がそれにかけられることなくもたらされる。
この発明に従う方法が実施されることになる場合、別の種類のセットアップが研削セル21の第2の研削ステーション23において必要とされる。クランクシャフト1は、図7から理解され得るように、第2の研削ステーション23において位置決め中心52と53との間にクランプ締めされなければならない。フランジ6上のセンタリングボア8およびジャーナル7上のセンタリングボア9がここで用いられる。位置決め中心52は加工物主軸台36にあり、位置決め中心53は心押し台37にある。
位置決め中心52、53の間にクランプ締めされるクランクシャフト1は補償チャックを有するドライブによって回転するよう駆動される。図8はそのような回転式ドライブの一例を示す。この場合においては、軸方向に自由に可動な作動ピストン55が加工物主軸台36およびもし必要であれば心押し台37のハウジング部54a〜54eの間に設けられ、前記作動ピストン55は、径方向に可動な径方向スライド57に対して、旋回可能に取付けられたベルクランクレバー56を介して作用する。径方向スライド57はチャック顎部58にねじ止めされ、それはクランクシャフト1の周方向表面に作用する。この周方向表面は、たとえば、フランジ6またはジャーナル7に位置し得る。第2の研削ステーション23においては、まず、クランクシャフト1は加工物主軸台36および心押し台37の位置決め中心52、53の間に収容されなければならない。チャック顎部58が、次いで、利用可能な周方向表面に、この場合にはジャーナル7の円形周囲まで移動される。この目的のため、すべての作動ピストン55を、共通の源からの圧力媒体、たとえば流体油または圧縮空気などで作動させる。作動ピストン55は個々にそれら自身で移動され得るが、それらは圧力媒体を介して互いを補償し得る。各チャック顎部58は、したがって、ジャーナル7に対し、必要な接触圧力が保証される程度にまでだけ移動される。
第2の研削ステーション23においては、したがって、加工物主軸台36および心押し台37の回転軸は、センタリングボア8および9によって確立されるとおりのクランクシャフト1の規定幾何学的長手軸10と同一である。
さらに、図7および図8におけるクランクシャフトの図および加工物主軸台または心押し台の空間方向も、部分的に、先行する図における図示とは異なるが、これは原理の説明に影響しないことも注記されるだろう。
この発明に従う方法が上記のシステムにおいて行なわれる態様を以下に記載する。
クランクシャフト1のフロー20の方向を図3に示す。測定ステーション13および研削セル21は、装填ガントリによって装填および装填解除される。クランクシャフト1は外部から測定ステーション13に導入され、測定動作の完了後、まず最初に第1の研削ステーション22に移送され、そこにおいて、ロッドベアリング5が仕上げ研削される。その後、クランクシャフト1は第2の研削ステーション23に輸送され、そこにおいて、クランクシャフト1のメインベアリング3、4が仕上げ研削される。仕上げ研削されたクランクシャフト1は、次いで、再び、研削セル21から外部に、同じ装填ガントリを用いて装填解除される。
クランクシャフト1は、測定ステーション13に送られると、それは単にチップ除去によって機械加工されるだけであり、メインベアリングおよびロッドベアリング3、4、5は前機械加工され、必要なボアが組込まれる。さらに、規定幾何学的長手軸10をクランクシャフト1上に確立し識別するセンタリングボア8および9は既に存在している。クランクシャフトのこの状態において、内側および外側メインベアリング3、4は、調整のため、直径、真円度および中心度に関し依然として欠陥がある。
第1の研削ステーション22において、クランクシャフト1は、メインベアリング3、4の共通の長手方向範囲にある部分を伴って、加工物主軸台26および心押し台27のシェルチャック43においてクランプ締めされる。例示的実施例では、このクランプ締めは両方の外側メインベアリング4において行なわれる。回転式ドライブのため、クランクシャフト1は、2つの外側メインベアリング4の、欠陥のある輪郭によって規定される回転軸51の周りを回転する。この回転から始まって、クランクシャフト1のロッドベアリング5は第1の研削ステーション22において連続的な動作で粗く仕上げ研削される。実際の回転軸51の、クランクシャフト1の規定幾何学的長手軸10からの偏差は、第1の研削ステーション22のコンピュータにおいて考慮される。この研削はピンチェイス研削プロセスによって行なわれる。それでもなお、送り移動中にクランクシャフト1の保存された測定値に従って補正がなされるという事実によって、ロッドベアリング5は、実質的に、クランクシャフトの規定幾何学的長手軸10に対し厳密な関係で研削される。仕上げ研削されたロッドベアリング5は、このとき、クランクシャフト1の規定幾何学的長手軸10に従って厳密に研削されるであろうクランクシャフト1のメインベアリング3、4に対し厳密な関係を有する。
クランクシャフト1が第1の研削ステーション22において外側メインベアリング4にてクランプ締めされることは絶対的に必要ではない。クランクシャフトの構築の種類によっては、他のメインベアリング3も、測定およびクランプ締めに対して用いられ得、フランジ6およびジャーナル7も同様であり、なぜならば、後者はメインベアリング3、4に対し同心であるからである。第1の研削ステーション22におけるロッドベアリング5の研削中、クランクシャフト1を安定した支えによってさらに支持する必要はない。
この例示的実施例では、4つのロッドベアリング5を有するクランクシャフト1の研削が想定される。この種の構成においては、規則として、2つのロッドベアリング5は、各々、クランクシャフト1の規定幾何学的長手軸10に関し、同じ位相位置を有する。したがって、2つのロッドベアリング5は、各々、合同で研削され;規則として、これらは、対の状態において、内側ロッドベアリング5および外側ロッドベアリング5である;しかしながら、位相がずれたロッドベアリングも同時に研削され得る。内側ロッドベアリング5の研削から外側ロッドベアリング5の研削への切換の際、横送り台28上の2つの研削スピンドル30は、離れるように、およびその逆に、移動されなければならない。
しかしながら、第1の研削ステーション22における砥石車30の、例示的実施例において示される構成は、絶対的に必要というわけではない。クランクシャフト1の構造の種類により必要である場合には、ロッドベアリング5も、単一の砥石車を用いて、個々に、次々と、仕上げ研削され得る。
ロッドベアリング5は、プロセス中測定ヘッドにより研削中に測定され、研削されるべきロッドベアリング5の直径は研削中に継続的に測定される。直径および真円度補正は、測定ヘッドを介して、研削されるべきロッドベアリング5上における測定値としてなされ、機械制御を介して、所望される値と比較される。軸33(X軸)の方向における寸法補正が、次いで、送り移動中に実行される。第2の研削スピンドル30の補正移動を、第1の研削スピンドル30の送り移動の関数として実行することも可能である。
さらに、仕上げ研削されたロッドベアリング5において形成される、ベアリング点の真円度がチェックされ得ることが重要である。これは第1の研削ステーション22において同様に測定され得;軸33の方向における対応する補正された経路が、次いで、ピンチェイス研削プロセス中に制御され、その結果、最適に円形のロッドベアリング5が達成され得る。
すべてのロッドベアリング5が仕上げ研削されると、研削動作による応力および歪みは大部分取除かれており、もはやメインベアリング3、4の真の回転状態の精度に重大な影響を及ぼさない。その後、クランクシャフト1は装填ガントリによって第2の研削ステーション23に移送される。クランクシャフト1の端部におけるセンタリングボア8および9がここで図7および図8に示されるように用いられる。メインベアリング4はまだ研削されてはいない。メインベアリング3、4の共通の長手方向範囲にあるクランクシャフト1の領域をここで回転式ドライブのために用いる。チャック顎部58はクランクシャフトのこれらの領域の直径に対してさまざまな度合いに当接する。しかしながら、回転は、2つの位置決め中心52および53の軸方向と一致する規定幾何学的長手軸10の厳密に周りを回転する。第2の研削ステーション23において、クランクシャフト1は、センタリング用の安定した支えが少なくとも1つのメインベアリングにある状態で、有利に支持される。複数のセンタリング用の安定した支えも用いられ得る。さらに、クランクシャフトが「プロセス中測定」によって所望の具体的なサイズに研削されるよう、直径を複数のメインベアリング3、4において測定する。クランクシャフト1は、したがって、そのメインベアリング3、4において、それが仕上げサイズにまで研削されるまで機械加工される。
選択された例示的実施例では、砥石車40を有する複数砥石車セットがメインベアリングを研削するために与えられ、複数のメインベアリング3、4は同時に研削され得る。メインベアリング3、4の研削中、複数砥石車セットはメインベアリング3、4に対し軸33(X軸)の方向において送られる。しかしながら、この複数砥石車セットは、横送り台38上において、共通の長手軸25の方向に平行な軸34(Z軸)の方向にも横断可能である。この構成は、研削されるべきメインベアリング3、4よりも狭い砥石車の使用を可能にする。さらに、ダイヤモンドドレッシング砥石を、それによって、砥石車をドレッシングするために前進させ得る。メインベアリング3、4は、単一動作において粗く仕上げ研削されもする。具体的には、メインベアリング3、4の規定された部分は、軸34の方向におけるずれによって表面研削もされ得る。
ロッドベアリング5は、この発明に従う方法に対し、常に、CNC制御された態様で研削されなければならない。しかしながら、CNC制御はメインベアリング3、4の研削に対しても常に有利である。
複数砥石車セットの使用も、同様に、メインベアリング3、4の研削中において絶対的に必要というわけではない。クランクシャフトの種類または既存の研削機によって必要とされる場合には、メインベアリングも、同様に、単一の砥石車を用いて、個々に、次から次へと研削され得る。
クランクシャフト1が第2の研削ステーション23を通過すると、メインベアリング3、4も、考えられ得る最高の真円度値を有し、なぜならば、それ以上のさらなる研削動作はメインベアリングおよびロッドベアリング3、4、5においては生じないからである。クランクシャフトは、次いで、装填ガントリによりフロー20の方向において研削セル21から取除かれる。
測定ステーション13および研削セル21の組合せを有する例示的実施例において示されるシステムは大量生産においてこの発明に従う方法を実行するために特に経済的な選択肢である。しかしながら、状況が求めるならば、測定動作およびさまざまな研削動作は、別々の場所において、別々の設備または研削機においても実行され得る。
参照番号のリスト
1 クランクシャフト
2 チーク
3 内側メインベアリング
4 外側メインベアリング
5 ロッドベアリング
6 フランジ
7 ジャーナル
8 センタリングボア(フランジ)
9 センタリングボア(ジャーナル)
10 規定幾何学的長手軸
11 第1の測定点
12 第2の測定点
13 測定ステーション
14 テーパ測定点(フランジ)
15 テーパ測定点(ジャーナル)
16 基準ボア
17 視野の方向
18 固定ボア
19 軸方向
20 フローの方向(クランクシャフトの輸送方向)
21 研削セル
22 第1の研削ステーション
23 第2の研削ステーション
24 共通の機械床
25 機械テーブル
26 加工物主軸台
27 心押し台
28 横送り台
29 ホイールヘッド
30 研削スピンドル
31 砥石車
32 共通の長手軸
33 砥石車の送り方向
34 方向
36 加工物主軸台
37 心押し台
38 横送り台
39 共通スピンドル
40 砥石車
41 駆動モータ
42 カバー
43 シェルチャック
44 支持シェル
45 突起
46 アーチ状輪郭
47 旋回可能なチャック顎部
47a 突起
48 イジェクタパンチ
49 スリーブ
50 旋回方向
51 2つの外側メインベアリングにより規定される軸
52 加工物主軸台の位置決め中心
53 心押し台の位置決め中心
54a〜54e ハウジング部
55 作動ピストン
56 ベルクランクレバー
57 径方向スライド
58 チャック顎部

Claims (15)

  1. クランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングを外部円筒研削によって研削するための方法であって、
    a) 第1のセットアップにおいて、クランクシャフト(1)を、前記メインベアリング(3、4)の共通の長手方向範囲において互いからある距離にある2つの未研削のベアリング点においてクランプ締めするステップと、
    b) 前記2つのベアリング点により規定され、前記メインベアリングを通って延びる前記クランクシャフト(1)の規定幾何学的長手軸(10)から外れている回転軸(51)の周りにおいて、前記クランクシャフト(1)を回転するよう駆動するステップと、
    c) 前記回転軸(51)の周りの回転中において、前記クランクシャフト(1)のすべての前記ロッドベアリング(5)を、ピンチェイス研削プロセスを用いて、CNC制御された外部円筒研削によって、仕上げサイズに研削するステップと、
    d) 前記ピンチェイス研削プロセス中において、砥石車を前記規定幾何学的長手軸(10)に従って送るステップとを含み、前記回転軸(51)からのその偏差は補正関数として前記CNC制御のコンピュータにおいて考慮され、前記方法はさらに、
    e) 前記ロッドベアリング(5)の仕上げ研削の後、前記クランクシャフト(1)のセットアップを変更し、第2のセットアップを準備して、前記クランクシャフト(1)をその軸方向端部においてクランプ締めし、その規定幾何学的長手軸(10)の周りを回転するように駆動するステップと、
    f) 前記第2のセットアップにおいて、すべての前記メインベアリング(3、4)を外部円筒研削によって仕上げサイズに研削するステップとを含む、方法。
  2. a) 前記クランクシャフト(1)の半加工品を前記研削前にチップ除去によって前機械加工するステップと、
    b) 直径、真円度および中心度を、前記第1のセットアップに対して準備された前記前機械加工されたベアリング点において測定するステップと、
    c) 前記ベアリング点に関する前記規定幾何学的長手軸(10)の位置を測定値から判断し、前記補正関数を前記ピンチェイス研削プロセスに対して形成するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記幾何学的長手軸(10)の位置を決めるために、センタリングボア(8、9)が前記クランクシャフト(1)の端面において与えられ、前記センタリングボア(8、9)において、前記クランクシャフトを、研削機において、センタリングを行なう態様でクランプ締する、請求項1および2に記載の方法。
  4. 前記規定幾何学的長手軸(10)から始まる径方向に走る直線が前記測定値の角位置に対する基準線として確立され、前記クランクシャフト(1)の端面における基準ボア(16)がこの目的のため測定される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記クランクシャフト(1)は前記第1のセットアップにおいてその2つの外側メインベアリング(4)においてクランプ締めされる、請求項1〜4に記載の方法。
  6. 前記クランクシャフト(1)は、前記第1のセットアップにおいて、前記メインベアリング(3、4)と同じ共通の長手方向範囲にある端部円筒部においてクランプ締めされる、請求項1〜4に記載の方法。
  7. 前記第1のセットアップにおいて、前記クランクシャフト(1)の前記2つのベアリング点は研削機のシェルチャック(43)に取付けられ、前記クランクシャフト(1)はその2つの端部において回転するよう駆動される、請求項1〜6に記載の方法。
  8. 前記ピンチェイス研削プロセスは複数の砥石車(31)で同時に実行される、請求項1〜7に記載の方法。
  9. 前記メインベアリング(3、4)はCNC制御される態様においても研削される、請求項1〜8に記載の方法。
  10. 前記クランクシャフト(1)は、前記第2のセットアップにおいて、位置決め中心(52、53)間にクランプ締めされ、駆動装置によってその加工物主軸台端部において回転するよう駆動される、請求項3〜9に記載の方法。
  11. 前記メインベアリング(3、4)は、前記第2のセットアップにおいて、複数砥石車セットにより研削され、その砥石車(40)は共通の駆動されるスピンドル(39)に位置し、同じ直径を有する、請求項1〜10に記載の方法。
  12. 前記メインベアリング(3、4)は、前記第2のセットアップにおいて、個々のメインベアリング(3、4)に対し連続して送られる単一の砥石車によって研削される、請求項1〜10に記載の方法。
  13. 前記第2のセットアップにおいて、センタリング用の安定した支えを、前記メインベアリング(3、4)の研削中に、前記メインベアリング(3、4)の少なくとも1つに抗して置く、請求項1〜12に記載の方法。
  14. 請求項1〜13の1つに記載されるように、外部円筒研削によってクランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングを研削するための方法を実行するための装置であって、
    a) 双方ともシェルチャック(43)を設けられる加工物主軸台(26)および心押し台(27)を有する第1の研削ステーション(22)と、
    b) 前記第1の研削ステーション(22)に配置され、少なくとも1つの回転するよう駆動される砥石車(31)を担持し2つの方向(33、34)においてCNC制御により横断可能な少なくとも1つの研削スピンドル(30)を有する横送り台(28)とを含み、前記第1の方向(33)は、前記砥石車(31)の送り方向であり、前記加工物主軸台(26)および前記心押し台(27)により形成される回転軸(51)に垂直に走っており、前記第2の方向(34)は前記回転軸(51)に平行に走っており、前記装置はさらに、
    c) 前記第1の研削ステーション(22)のCNC制御を含み、前記CNC制御の設計は、前記シェルチャック(43)においてそのメインベアリング(3、4)の長手方向範囲において取付けられ回転するよう駆動されるクランクシャフト(1)のロッドベアリング(5)に対し前記砥石車(31)が送られる間において、前記シェルベアリング(43)により定められる実際の回転軸(51)と前記クランクシャフトの規定幾何学的長手軸(10)との間における電算された偏差が考慮され、前記ロッドベアリング(5)は前記規定幾何学的長手軸(10)に従って研削されるように、なされ、前記装置はさらに、
    d) 双方とも位置決め中心(52、53)を設けられる加工物主軸台(36)および心押し台(37)を有する第2の研削ステーション(23)を含み、前記位置決め中心(52、53)は前記規定幾何学的長手軸(10)の進路に従って前記クランクシャフト(1)の端面に設けられるセンタリングボア(8、9)に適合され、前記装置はさらに、
    e) 前記第2の研削ステーション(23)における少なくとも前記加工物主軸台(36)の回転式ドライブのためのデバイスを含み、それによって、前記クランクシャフト(1)の前記メインベアリング(3、4)の研削が、前記クランクシャフト(1)の回転中において、回転軸としての前記規定幾何学的長手軸(10)の周りで行なわれる、装置。
  15. 測定ステーション(13)と、前記第1および第2の研削ステーション(22、23)を含む研削セル(21)とがシステムを形成するよう組合され、輸送装置が、研削されるべきクランクシャフト(1)を前記測定ステーション(13)に次々と送り、それを後者から前記第1の研削ステーション(22)に移送し、その後、前記第2の研削ステーションに移送し、次いで、仕上げ研削されたクランクシャフト(1)を外部に輸送するよう、設けられる、請求項14に記載の装置。
JP2010544655A 2008-02-01 2009-01-13 外部円筒研削によってクランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングを研削するための方法ならびにその方法を実行するための装置 Expired - Fee Related JP5473006B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102008007175.7 2008-02-01
DE102008007175A DE102008007175B4 (de) 2008-02-01 2008-02-01 Verfahren zum Schleifen der Haupt- und Hublager einer Kurbelwelle durch Außenrundschleifen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
PCT/EP2009/050321 WO2009095299A1 (de) 2008-02-01 2009-01-13 VERFAHREN ZUM SCHLEIFEN DER HAUPT- UND HUBLAGER EINER KURBELWELLE DURCH AUßENRUNDSCHLEIFEN UND VORRICHTUNG ZUR DURCHFÜHRUNG DES VERFAHRENS

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011510826A true JP2011510826A (ja) 2011-04-07
JP5473006B2 JP5473006B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=40429755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010544655A Expired - Fee Related JP5473006B2 (ja) 2008-02-01 2009-01-13 外部円筒研削によってクランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングを研削するための方法ならびにその方法を実行するための装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8506357B2 (ja)
EP (1) EP2234757B1 (ja)
JP (1) JP5473006B2 (ja)
KR (1) KR101487467B1 (ja)
CN (1) CN101687301B (ja)
DE (1) DE102008007175B4 (ja)
ES (1) ES2409385T3 (ja)
RU (1) RU2480320C2 (ja)
WO (1) WO2009095299A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013510009A (ja) * 2009-11-03 2013-03-21 エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 円筒研削によってクランクシャフトの主軸受およびロッド軸受を研削するための方法ならびに当該方法を実行するための研削機

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5505099B2 (ja) * 2010-06-04 2014-05-28 株式会社ジェイテクト 複合研削盤による研削方法
GB201108845D0 (en) * 2011-05-26 2011-07-06 Cinetic Landis Ltd Machine tools and methods of operating thereof
CN102773800B (zh) * 2012-08-15 2014-11-12 潘旭华 一种提高曲轴连杆颈随动磨削的圆度精度的方法
DE102013225292B4 (de) * 2013-12-09 2018-11-15 Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh Schleifmaschine zum schleifen von zentrischen und/oder exzentrischen lagerstellen an wellenteilen mit einer lünette zum abstützen der lagerstellen
DE102014204807B4 (de) * 2014-03-14 2016-12-15 Erwin Junker Grinding Technology A.S. Verfahren und Vorrichtung zum Schleifen von Großkurbelwellen
CN107433430A (zh) * 2017-09-27 2017-12-05 安徽海立精密铸造有限公司 一种曲轴免打磨加工工艺
JP7135288B2 (ja) 2017-10-20 2022-09-13 株式会社ジェイテクト 研削盤及び研削方法
US10639763B2 (en) * 2017-11-14 2020-05-05 Ford Motor Company Method for journal finishing of crankshafts, camshafts, and journals
CN108032188A (zh) * 2017-12-12 2018-05-15 重庆市银钢通科技有限公司 一种凸轮轴粗磨夹具
CN108453609B (zh) * 2018-02-07 2020-04-24 重庆市佳南工贸有限公司 一种曲轴抛光装置
CN113732323B (zh) * 2021-09-02 2023-01-03 上汽通用五菱汽车股份有限公司 轴类工件的气封定位夹具、定位检测系统及方法
CN114425706B (zh) * 2022-03-14 2023-02-10 浙江杰克智能装备有限公司 一种曲轴磨头架卡盘夹具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001179587A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Kobe Steel Ltd 偏心軸部の加工方法
JP2001518851A (ja) * 1997-04-09 2001-10-16 ボーリンガ ヴェルクツォイクマシーネン ゲーエムベーハー クランク軸の切削及び仕上げ加工

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH491708A (de) * 1967-01-24 1970-06-15 Skoda Np Verfahren zum Fräsen von exzentrisch an einer Welle angebrachten Zapfen, insbesondere der Hubzapfen von Kurbelwellen
GB1255746A (en) * 1968-04-30 1971-12-01 Toyoda Machine Works Ltd A machine tool for grinding pins of a crank shaft
DE2208593C2 (de) * 1972-02-23 1973-12-20 Gebrueder Boehringer Gmbh, 7320 Goeppingen Verfahren zur Bearbeitung der Hubzapfen und Mittellager einer Kurbelwelle
US3839829A (en) * 1973-07-26 1974-10-08 Landis Tool Co Machine tool fault indicator
DE2822346C2 (de) * 1978-05-22 1985-09-05 GFM Gesellschaft für Fertigungstechnik und Maschinenbau GmbH, Steyr Elektrische numerische Programmsteuerung für Kurbelwellenfräsmaschinen und Kurbelwellen-Schleifmaschinen
DE2918249A1 (de) * 1979-05-05 1980-11-06 Goetze Ag Maschine zum vorzugsweise spanenden umfangsbearbeiten von unrunden werkstuecken, insbesondere kolbenringen
US4375670A (en) * 1979-10-29 1983-03-01 Gfm Gesellschaft Fur Fertigungstechnik Und Maschinenbau Gesellschaft Mbh Machine tool for machining crankshafts and control system for the machine tool
EP0076635A1 (en) * 1981-10-07 1983-04-13 Litton Industrial Products, Inc. Crankpin grinding machine
ATE44251T1 (de) * 1986-04-04 1989-07-15 Gfm Fertigungstechnik Endenbearbeitungsmaschine.
DE3662466D1 (en) * 1986-11-26 1989-04-20 Gfm Fertigungstechnik Method and machine for equilibratingly centering work pieces to be partially cutting-machined, especially crankshafts
US5235838A (en) * 1987-07-13 1993-08-17 W. Hegenscheidt Gesellschaft Mbh Method and apparatus for truing or straightening out of true work pieces
US5189846A (en) * 1992-02-24 1993-03-02 Caterpillar Inc. Chuck indexing arrangement and method
RU2014202C1 (ru) * 1992-06-15 1994-06-15 Лубенский станкостроительный завод "Коммунар" Станок для шлифования шеек коленчатых валов
JP3078119B2 (ja) * 1992-07-16 2000-08-21 マツダ株式会社 クランクシャフトの製造方法
DE4327807C2 (de) 1993-08-18 1995-06-14 Erwin Junker Verfahren und Schleifmaschine zum Schleifen einer Kurbelwelle
GB9608351D0 (en) * 1996-04-23 1996-06-26 Western Atlas Uk Ltd Composite component grinding method and apparatus
GB2317130B (en) 1996-09-13 1999-01-06 Western Atlas Uk Ltd Improvements in and relating to workpiece grinding
JP3646902B2 (ja) * 1996-11-21 2005-05-11 コマツ工機株式会社 クランクシャフト加工装置
DE19801863A1 (de) * 1998-01-20 1999-07-22 Hegenscheidt Mfd Gmbh Verfahren und Maschine zum Drehfräsen der Haupt- und Pleuellagerzapfen von Kurbelwellen
AU3200300A (en) * 1999-02-22 2000-09-14 Obschestvo S Ogranichennoi Otvetstvennostiju "Tekhnomash" Method and device for measuring the inclinations of the geometrical shape of a cylindrical part, correction steady and variants
DE19919893A1 (de) * 1999-04-30 2000-11-09 Junker Erwin Maschf Gmbh Vor- und Fertigschleifen einer Kurbelwelle in einer Aufspannung
FR2797314B1 (fr) * 1999-08-02 2002-03-22 Renault Automation Comau Procede d'usinage d'un vilebrequin a disposition originale de l'operation d'equilibrage et dispositif permettant de le mettre en oeuvre
JP4051872B2 (ja) * 2000-09-29 2008-02-27 株式会社ジェイテクト 加工部の測定方法及び加工方法
DE10052443A1 (de) 2000-10-23 2002-05-08 Boehringer Werkzeugmaschinen Kombimaschine
DE10144644B4 (de) * 2001-09-11 2006-07-13 Bsh Holice A.S. Verfahren und Vorrichtung zum Schleifen von zentrischen Lagerstellen von Kurbelwellen
DE10304252A1 (de) * 2003-02-03 2004-08-26 Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum CNC-Schleifen von Nockenwellen, Kurbelwellen und dergleichen
JP2006159314A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Toyoda Mach Works Ltd クランクピンの研削方法及び研削盤
DE102006024715B4 (de) * 2006-05-26 2008-07-24 Niles-Simmons Industrieanlagen Gmbh Verfahren zum Bearbeiten der Lagersitze der Haupt- und Hublager von Kurbelwellen sowie Werkzeugmaschine zur Durchführung des Verfahrens
CN2931811Y (zh) * 2006-06-28 2007-08-08 王全峰 改进的发动机曲轴限位装置
DE102007026562B4 (de) * 2007-06-08 2010-08-26 Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh Schleifzentrum und Verfahren zum gleichzeitigen Schleifen mehrerer Lager von Kurbelwellen
DE102007034706B3 (de) * 2007-07-25 2008-09-11 Erwin Junker Maschinenfabrik Gmbh Schleifzentrum und Verfahren zum gleichzeitigen Schleifen mehrerer Lager und endseitigen Flächen von Kurbelwellen

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001518851A (ja) * 1997-04-09 2001-10-16 ボーリンガ ヴェルクツォイクマシーネン ゲーエムベーハー クランク軸の切削及び仕上げ加工
JP2001179587A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Kobe Steel Ltd 偏心軸部の加工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013510009A (ja) * 2009-11-03 2013-03-21 エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 円筒研削によってクランクシャフトの主軸受およびロッド軸受を研削するための方法ならびに当該方法を実行するための研削機

Also Published As

Publication number Publication date
RU2480320C2 (ru) 2013-04-27
EP2234757A1 (de) 2010-10-06
EP2234757B1 (de) 2013-04-10
CN101687301B (zh) 2011-08-31
ES2409385T3 (es) 2013-06-26
US20110003534A1 (en) 2011-01-06
DE102008007175A1 (de) 2009-10-08
KR101487467B1 (ko) 2015-01-28
WO2009095299A1 (de) 2009-08-06
KR20100102522A (ko) 2010-09-24
JP5473006B2 (ja) 2014-04-16
RU2010136695A (ru) 2012-03-10
CN101687301A (zh) 2010-03-31
DE102008007175B4 (de) 2010-06-02
US8506357B2 (en) 2013-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5473006B2 (ja) 外部円筒研削によってクランクシャフトのメインベアリングおよびロッドベアリングを研削するための方法ならびにその方法を実行するための装置
US11628537B2 (en) Method and device for grinding large crankshafts
US8715036B2 (en) Grinding center and method for the simultaneous grinding of multiple crankshaft bearings
JP5334336B2 (ja) 研削センター、およびクランクシャフトの複数のベアリングと端部側の面を同時に研削する方法
US6878043B1 (en) Rough- and finish-grinding of a crankshaft in one set-up
US6913522B2 (en) Method and device for grinding central bearing positions on crankshafts
JP6469715B2 (ja) 研削盤および軸方向の孔と両側を加工される平らな外面とを有するワークを研削する方法
US9108287B2 (en) Method for grinding the main and rod bearing of a crankshaft by external cylindrical grinding
CA2315930C (en) Method and apparatus for grinding workpieces with precision working performed at the same time as the grinding
JPH05277913A (ja) クランク軸におけるジャーナルの研削方法及び研削盤
CN110919305A (zh) 一种可提高转子加工内外圆同心度的加工工艺
JP2007196302A (ja) インデックス型マルチ砥石研削盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5473006

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees