JP2011509022A - パーソナルワイヤレスネットワークコントロール技術 - Google Patents

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Abstract


パーソナルワイヤレスネットワークコントロール技術が開示されている。装置は、メディア情報とコントロール情報とを有する送信データフローを受信し、かつメディア情報をメディアフローパスにスイッチし、コントロール情報をコントロールフローパスにスイッチするよう動作する無線コーディネータ・モジュールと、無線コーディネータ・モジュールに接続された第1のトランシーバであって、メディアフローパスからワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた第1の周波数バンドを使用して受信器にメディア情報を送信するよう動作する第1のトランシーバと、無線コーディネータ・モジュールに接続された第2のトランシーバであって、コントロールフローパスからワイヤレスLANに割り当てられた第2の周波数バンドを使用して受信器にコントロール情報を送信するよう動作する第2のトランシーバとを有する。他の実施例が記載されており、かつクレームされている。

Description

本発明は、パーソナルワイヤレスネットワークコントロール技術に関する。
ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)は、比較的少ない参加者の間で、比較的短い距離において情報を伝達するために使用される。無線周波数(RF)スペクトルのアベラビリティに従い、WPANデバイスは、マルチギガビット伝送のオーダーの高速の通信に係わる潜在能力がある。この種の高速の通信は、通常は、パス損失を減らし、かつパワーを節約するために指向性アンテナパターンを使用してインプリメントされる。
しかしながら、指向性アンテナパターンは、この種の伝送を受信し得るデバイスの数を制限してもよい。無指向性アンテナパターンはより多くのデバイスに接続するためのオプションではあるが、電源条件、およびオーバーヘッドは実質的に増加する。その結果、現在のWPANデバイスのためのデバイス通信能力には限界がある。この種の限界は、一部のWPANデバイスが、さまざまな通信アプリケーションを実行するのを妨げている。
上記課題を解決する複数のワイヤレスデバイスを有するワイヤレス通信システムの実現を目指す。
通信システムの一実施例を例示する図である。 第1の通信フレームの一実施例を例示する図である。 第1の送信機の一実施例を例示する図である。 論理フローの一実施例を例示する図である。
第2の通信フレームの一実施例を例示する図である。
第3の通信のフレームの一実施例を例示する図である。
第2の送信機の一実施例を例示する図である。
受信器の一実施例を例示する図である。
各種実施形態は、一つ以上の要素を有する。要素は、特定のオペレーションを実行するために設計されるいかなる構造を有してもよい。与えられた一定の設計パラメータまたはパフォーマンス制約による要求を満たすために、各々の要素は、ハードウェア、ソフトウェアまたはそれのいかなる組合せとしてインプリメントされてもよい。実施例が実例として、特定のトポロジの、限定された数の要素によって開示されるが、与えられたインプリメンテーションの要求に対して、実施例は他の部品の組合せを代替の組み合わせとして含んでもよい。「一実施例」または「実施例」のいかなる参照についても、実施例に対応して記載されている特定の特徴、構造または特徴は、少なくとも一つの実施例に含まれることを意味する点に注意する必要がある。「実施例において」という明細書のさまざまな箇所における記載の全てが、必ずしも同じ実施例に関連するというわけではない。
各種実施形態は、通常、ワイヤレス通信システムを対象とする。一部の実施例は、特に複数同じ位置に配置された(co−located)無線受信器を使用してデュアルバンド無線オペレーションを実行するために各々配置される複数のワイヤレスデバイスを有するワイヤレス通信システムの実現を目指す。実施例において、第1の無線モジュールは第1の周波数バンドにおいてメディア情報を一つ以上の受信装置に送信するために使用されてもよく、かつ第2の無線モジュールは第2の周波数バンドにおいてコントロール情報を同じ受信装置に送信するために使用されてもよい。例えば、第1の無線モジュールは、WPAN周波数バンドを通じて通信するよう構成されたワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワーク(WPAN)無線モジュールを有し、かつ、第2の無線モジュールは、WLAN周波数バンドを通じて通信するよう構成されたワイヤレスLAN(WLAN)無線モジュールを有してもよい。無線コーディネータ・モジュールは、これらの無線モジュール間のオペレーションを調整し、かつ同期させてもよい。その結果、高速のWPAN無線モジュールの能力は、一つ以上の受信装置にバンド幅を消費するメディア情報を通信するために利用され、無指向性のカバレッジ能力のあるWLAN無線モジュールは、一つ以上の受信デバイスのためにアウトオブバンド(out−of−band)のコントロール情報を通信するために利用されてもよい。
図1は、通信システム100の一実施例を例示する。通信システム100は、複数ワイヤレスデバイス110−1−pを含むワイヤレス通信方式を有してもよい。通信システム100は、ネットワーク(例えばパケット交換網、回線交換網または両方の組合せ)に対してアクセスポイントとして作動する一つ以上の無線器デバイス130を任意に有してもよい。
通信システム100のうちの、さまざまなワイヤレスデバイス110−1−p、および130は、ワイヤレス共用メディア160を使用して情報を通信してもよい。ワイヤレス共用メディア160は、RFスペクトルのさまざまな部分を使用してもよい。情報は、メディア情報、およびコントロール情報を有してもよい。メディア情報は、非常に一般的な意味で本願明細書において使用されており、データを表すコンテンツとしてユーザが認識するいかなるものに関連してもよい。すなわちたとえば、アプリケーション情報、音声情報、ビデオ情報、オーディオ情報、テキスト情報、数値情報、英数字シンボル、グラフィックス、イメージ、シンボル等が挙げられる。コントロール情報もまた、本願明細書において一般的意味に用いられており、自動化システムに対して認識されるいかなるデータ、すなわち、命令、インストラクション、またはコントロールワードに関連してもよい。例えば、コントロール情報は、ワイヤレス共用メディア160にアクセスするために規則をセットすること、システム内でのメディア情報をルーティングすること、デバイスに対して、メディア情報に一定の処理を命令すること等に用いられてもよい。実施例は、この説明に制限されない。
通信システム100は、一つ以上の無線器デバイス130を含んでもよい。ワイヤレスデバイス130は、固定されたワイヤレスデバイスを有してもよい。固定されたデバイス130の例としては、ワイヤレスアクセスポイント(AP)、ルーター、スイッチ、ハブ、ゲートウェイ、その他がある。一実施例において、例えば、固定されたデバイスは、WLANシステムのためのAPを有してもよい。場合によっては、固定されたデバイス110は、また、ネットワーク(図示せず)へのアクセスを提供してもよい。ネットワークは、例えば、パケット網(例えばインターネット、会社または企業ネットワーク、音声ネットワーク(例えばPublic Switched Telephone Network(PSTN))、その他が挙げられる。を有してもよい。一部の実施例では、APとしてインプリメントされた固定デバイス130が例として示されてもよく、他の実施例においては、同様に他のワイヤレスデバイスを使用してインプリメントされてもよいことは理解されなければならない。実施例は、この記載に制限されない。
通信システム100は、さまざまなワイヤレスデバイス110−1−pを含んでもよい。各々のワイヤレスデバイス110−1−pは、移動または固定されたワイヤレスデバイスを有する。ワイヤレスデバイス110−1−pは、ワイヤレス通信をサポートするために、さまざまなワイヤレスインタフェースおよび/またはコンポーネントを有する。例えば一つ以上の無線器、送信機、受信器、トランシーバ、チップセット、増幅器、フィルタ、コントロールロジック、ネットワークインターフェイスカード(NIC)、アンテナ、アンテナアレイ、その他が挙げられる。アンテナの例としては、内部アンテナ、指向性アンテナ、無指向性アンテナ、モノポールアンテナ、ダイポールアンテナ、片側給電アンテナ(end fed antenna)、円偏波アンテナ(circularly polarized antenna)、ストリップマイクロフィルム・アンテナ、ダイバーシティアンテナ、二重アンテナ、アンテナアレイ、その他が挙げられるが、これに限定されるものではない。特定のデバイスは、さまざまな適応アンテナ技術、および空間多様性技術をインプリメントするために、複数アンテナのアンテナアレイを含んでもよい。ワイヤレスデバイス110−1−pの例としては、局、加入者局、移動局、ワイヤレス・クライアント・デバイス、ワイヤレス局(STA)、ラップトップコンピュータ、ウルトラ−ラップトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、パソコン(PC)、ノート・パソコン、ハンドヘルド・コンピュータ、パーソナル携帯バンド情報機器(PDA)、移動電話、組合せ移動電話/PDA、スマートフォン、ポケットベル、メッセージ送信デバイス、メディアプレーヤ、デジタル音楽プレーヤ、セットトップボックス(STB)、機器、ワークステーション、ユーザ端末、モバイルユニット、一般電子機器、テレビ、デジタルテレビジョン、高解像度テレビジョン、テレビ受像器、高解像度テレビジョン受信器、その他が挙げられるが、これに限定されるものではない。実施例は、この記載に制限されない。
各々のワイヤレスデバイス110−1−pは、異なる周波数バンドを使用して情報を通信することが可能な複数の同じ位置に配置された無線受信器を有するデュアルバンド無線アーキテクチュアを含み、またはこれをインプリメントする。各々のワイヤレスデバイスは、異なる周波数バンドで各々のワイヤレス作動を行い、一つのワイヤレスデバイスの内に同じ位置に配置される複数ワイヤレスを利用する、無線アーキテクチュアを有してもよい。より詳細には、1つの無線器はメディア情報を通信するために使用されてもよく、かつ他の無線器はコントロール情報および/またはメディア情報を通信するために使用されてもよい。コントロール要素は、信号パス122−1−eを介して複数同じ位置に配置された無線受信器間のオペレーションを調整し、かつ、同期させるためにインプリメントされてもよい。与えられたインプリメンテーションに対する特定の無線選択、および対応する周波数バンドでの動作は、メディア・オペレーションまたはコントロール機能を実行するために、与えられた無線の効果に従って実行されてもよい。単一のワイヤレスデバイス内で複数同じ位置に配置された無線受信器の効果を統合することは、ワイヤレスデバイスに対する全体の通信機能を強調し得る。したがって、このアーキテクチュアは、改善された入手しやすさ、スケーラビリティ、モジュラー性、拡張性または相互接続性をユーザ、デバイスまたはネットワークに提供し得る。
ワイヤレスデバイス110−1−pは、ワイヤレスデバイス110−1を含む。ワイヤレスデバイス110−1は、さまざまなワイヤレスデバイス110−1−pのいずれを示すものであってもよい。ワイヤレスデバイス110−1は、複数同じ位置に配置された無線受信器を使用してデュアルバンド無線アーキテクチュアの図示された例を提供する。ワイヤレスデバイス110−1は、他の要素に加えて、複数同じ位置に配置された無線受信器モジュール112−1−aを含んでもよい。そして、ホストプロセッサ124はバス126を介して接続されている。無線モジュール112−1−aは、他の要素に加えて、それぞれのコントローラ116−1−cに接続されるそれぞれのトランシーバ114−1−bを有してもよい。コントローラ116−1−cは、それぞれの無線コーディネータ・モジュール118−1−Jを有する。
ワイヤレスデバイス110−1に限定された数の要素が示されているが、電子デバイスに共通の他の計算要素、および通信要素が、ワイヤレスデバイス110−1によってインプリメントされてもよいということを理解すべきである。この例に限られるものではない。例えば、ワイヤレスデバイス110−1は、与えられたインプリメンテーションに適した、様々な計算リソースまたは要素を更に含んでもよい。例えば、プロセッサ、メモリ、チップセット、コントローラ、周辺機器、入力装置、出力装置、その他が挙げられる。他の例では、ワイヤレスデバイス110−1は、与えられたインプリメンテーションに適するさまざまな通信リソースまたは要素を更に含んでもよい。例えば、ベースバンドプロセッサ、フィルタ、増幅器、変調器、復調器、マルチプレクサ、ミキサー、スイッチその他が挙げられる。実施例は、この記載に制限されない。
図1に図示した実施例において、ワイヤレスデバイス110−1は、ホストプロセッサ124を含んでもよい。ホストプロセッサ124は、いかなる一般的な用途のプロセッサとしてインプリメントされてもよい。例えば、複雑命令セットコンピュータ(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令語(VLIW)マイクロプロセッサ、命令セットまたは他のプロセッサ・デバイスの組合せをインプリメントするプロセッサが挙げられる。例えば、ホストプロセッサ124としては、サンタクララ、カリフォルニアに所在するIntel社(登録商標) のプロセッサのようなメインプロセッサが、インプリメントされてもよい。ホストプロセッサ124は、また、専用プロセッサとしてインプリメントされてもよい。例えばコントローラ、マイクロコントローラ、埋込み型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、ネットワークプロセッサ、メディア・プロセッサ、入出力(I/O)プロセッサ、その他が挙げられる。ホストプロセッサ124は、一つ以上の記憶装置(図示せず)に接続してもよい。実施例は、この記載に制限されない。
ホストプロセッサ124は、さまざまなソフトウェアプログラム(例えば計算、および通信処理オペレーションをワイヤレスデバイス110−1に提供するシステムプログラム、およびアプリケーションプログラム)を実行する役割を果たしてもよい。さまざまなシステムプログラム(例えばオペレーティングシステムソフトウェア)、およびアプリケーションプログラム(例えばメディアを演奏するプログラム、通信プログラム、生産に関するプログラム、その他)は、無線モジュール112−1−aによって、通信に適する様々な形のメディア情報を生成してもよい。例えば、システムプログラム、およびアプリケーションプログラムは、無線モジュール112−1−aによる通信に適するアプリケーションデータを生成してもよい。
図1に図示した実施例において、ワイヤレスデバイス110−1は、バス126を介してホストプロセッサ124に接続された複数同じ位置に配置された無線受信器モジュール112−1を含んでもよい。ワイヤレスデバイス110−1の無線モジュール112−1、112−2は、さまざまな近距離(shorter range)ワイヤレスシステム・アーキテクチュアに従って作動するために構成されてもよい。この種のより近距離ワイヤレスシステム・アーキテクチュアの例は、限定されるものではないが、さまざまな電気電子学会(IEEE)の標準をシステムに対応させてもよい。たとえば、IEEE802.11のようなワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)およびその異形の標準、IEEE802.15ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPANs)、および異型の標準が挙げられる。他の近距離ワイヤレスシステム・アーキテクチュアは、限定されるものではないが、ウルトラワイドバンド(UWB)通信のためのさまざまなWiMediaアライアンス標準によって対応するシステムを含んでもよい。なお、実施例は、これらに記載されている例に限定されない。
一実施例において、例えば、無線モジュール112−2は、IEEE802.11のWLAN無線モジュールを作動するために構成されてもよい。IEEE802.1Ix(例えば802.11のa/b/g/n)は、5GHz、および2.4GHzの一般のスペクトルバンドのWLANコンピュータ通信のための一組の標準である。これらのWLAN標準は、2Mbpsから600Mbpsまでのデータレート範囲、および100メートルまでの通信距離と言う点で、特徴づけられる。更に、これらのWLAN標準は、通常は与えられた通信距離の中において、広い範囲のさまざまなワイヤレスデバイスにして情報を伝達するために無指向性アンテナを利用する。
図1に図示した実施例を参照する。WLAN無線モジュール112−2のトランシーバ114−2は、無指向性のアンテナアレイ120−2に接続されてもよい。無指向性の信号150として示されるように、無指向性アンテナアレイ120−2は無指向性アンテナパターンを使用した受信器にコントロール情報を送信するよう作動してもよい。無指向性アンテナアレイ120−2は、1つのアンテナまたは複数アンテナを含んでもよい。後者の設計は、さまざまな多様な方式や技術がインプリメントされる場合、システムの処理量や受信信頼性を増加させるために望ましい。複数アンテナを使用して多様な方式の1つは、マルチ入力マルチ出力(MIMO)システムがあり、WLAN無線モジュール112−2として、IEEE802.11n無線モジュールをインプリメントすることの場合が挙げられる。
一実施例において、例えば、無線モジュール112−1は、IEEE802.15WPANの無線モジュールを作動するために構成されてもよい。IEEE802.15は、57−64GHzの一般のスペクトルバンドのWPANコンピュータ通信のための一組の標準である。これらのWPAN標準は50Mbpsから5Gbpsの間で変動するデータレートによって特徴づけられ、かつ通信は1メートルないし10メートルの間で変動する。更に、これらのWPAN標準は、通常は与えられた通信距離の中でさまざまなワイヤレスデバイスに、より狭い範囲で、情報を伝達するために指向性アンテナパターンを利用する。
図1に図示した実施例を参照する。WPANの無線モジュール112−1のトランシーバ114−1は、指向性アンテナレイ120−1に接続されてもよい。方向性の信号140によって示されるように、指向性アンテナレイ120−1は、指向性アンテナパターンを使用して受信器にメディア情報を送信するよう作動してもよい。指向性アンテナアレイ120−1は、1つのアンテナまたは複数アンテナを含んでもよい。さまざまな多様な方式または技術をインプリメントする場合、後者の設計が望ましい。無指向性アンテナパターンを使用して無指向性のアンテナアレイが、WPAN無線モジュール112−1のためにインプリメントされてもよい点に留意する必要がある。但し、このオプションの設計は無線アーキテクチュアおよび対応するインプリメンテーションの複雑度およびオペレーションコストを増加させる。
WPANの標準のセットとしてのIEEE802.15は、さまざまな要素を含む。その例としては、IEEE802.15.3タスクグループ3標準802.15.3−2003にける「Part 15.3: Wireless Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) 規格s for High Rate Wireless Personal Area Networks (WPANs)」と題する2003年9月29日の「IEEE802.15.3標準」がある。IEEE802.15.3 Task Group3は、さらにTask Group 3c(TG3c)標準案IEEE802.15.3c「IEEE802.15.3c標準」がある。802.15.3c標準は、既存の802.15.3 WPAN 標準802.15.3−2003に対するIEEEは、ミリメータ波(mm)ベースの代替物理レイヤ(PHY)を目指している。このmm波WPANは、FCC47CFR15.255で定義された57−64GHzの無免許のバンドを含む新規でクリアーなバンドで作動する。ミリメータ波WPANは、WPANの802.15ファミリーの他のマイクロ波システムと高い共存(近い物理間隔)を可能とする。加えて、ミリメータ波WPANは、2Gbps以上の高いデータレートアプリケーションを可能とする。たとえば、高速インターネットアクセス、ストリーミング・コンテンツ・ダウンロード、リアルタイム・ストリーミング、ワイヤレス・ディスプレイ、ワイヤレスドッキング、ケーブルの体替えとしてのワイヤレスデータバスが挙げられる。3Gbpsを上回る任意のデータレートも提供される。
場合によっては、ワイヤレスデバイス110−1の無線モジュール112−2は、WPANのためのピコネット(ピコネット)コーディネータ(PNC)を含み、あるいはこれを作動してもよい。WPANは、比較的少ない参加者の間で、比較的短い距離において情報を伝達するために使用される。WLANとは異なり、WPANは、通常はほとんどインフラストラクチャを含まない。基本的なWPAN構造の実施例は、ピコネットである。ピコネットは、多くの独立データ装置の各々(例えばワイヤレスデバイス110−1−p)が通信することを可能とするワイヤレス特別データ通信システムである。最大10メートル四方をカバーする小さなエリアの対象あるいは人に限定し、固定のあるいは移動する対象あるいは人を囲う(envelope)通信であると言う点で、他のタイプのデータネットワークと区別される。ワイヤレスデバイス110−1−pの間で、ピコネットを確立するために、ワイヤレスデバイス(110−1)のうちの1つは、ピコネットのためのPNCの役割を引き受ける。PNCは、ピコネットのためのコントロール、および管理オペレーションを実行する。ビーコンによって基本的タイミングをピコネットに提供し、セキュリティおよびサービス品質(QoS)要件を管理し、パワーマネジメント・オペレーションとチャネルアクセス・オペレーションを実行すること、その他が挙げられる。
IEEE802.15.3c規格は、高バンド幅アプリケーションに適する高データレートを提供する。例えば、圧縮または非圧縮のマルチメディアストリームの伝送(例えば、ビデオ・オン・デマンド、HDTV、ホームシアタ、ワイヤレス・ディスプレイ、その他)が挙げられる。この種の高速の通信は、通常は、パス損失を減らし、かつ、パワーを節約するために指向性アンテナパターンを使用してインプリメントされる。しかしながら、指向性アンテナパターンは、この種の伝送を受信し得る数のデバイスを制限してしまうことがある。その結果として、無線モジュール112−1は、メディア情報を通信することに適しているが、WPANアーキテクチュアの方向的性質によって、コントロール情報を通信することを試みるときに、限界があり得る。
このこと、および他の限界を補償するために、異なる無線モジュール112−1、112−2を使用して異なる種類の情報を通信するために、複数同じ位置に配置された無線受信器モジュール112−1および112−2のデュアルバンド無線アーキテクチュアを最適化する。例えば、IEEE802.15.3cWPAN無線モジュールとしてインプリメントされる無線モジュール112−1は、メディア情報(例えばバス126を介してシステムプログラムから受信されるメディア情報および/またはホストプロセッサ124によって実行されるアプリケーションプログラム)を通信するために使用されてもよい。IEEE802.11xWLAN無線モジュールとしてインプリメントされた無線モジュール112−2は、コントロール情報(例えばWPAN無線モジュール112−1のコントローラ116−1から受信されるコントロール情報)を通信するために利用される。
一般のオペレーションにおいて、複数ワイヤレスデバイスを110−1−pWPANが通信距離の中で、各々の間でピコネットを形成することを要求した場合を考える。更に、ワイヤレスデバイス110−1がピコネットを確立し、かつ、管理するためにピコネットのためのPNCとして作動すると仮定する。ワイヤレスデバイス110−1は、複数同じ位置に配置された送信無線モジュール112−1、112−2を有し、これらは、他の要素に加えて、トランシーバ114−1、コントローラ116−1、無線コーディネータ・モジュール118−1を含む。WPAN無線モジュール112−1のコントローラ116−1の無線コーディネータ・モジュール118−1は、メディア情報、およびコントロール情報を有する一つ以上のデータフローを受信し、かつ、送信するよう作動してもよい。送信オペレーションがインプリメントされる場合、無線コーディネータ・モジュール118−1は、メディア情報をメディアフローパスに、コントロール情報をコントロールフローパスに、デマルチプレクスするようスイッチしてもよい。受信オペレーションのためにインプリメントされる場合、無線コーディネータ・モジュール118−1は、一つ以上の受信データフローにメディア情報、およびコントロール情報を結合またはマルチプレクスしてもよい。
WPANの無線モジュール112−1のトランシーバ114−1は、無線コーディネータ・モジュール118−1、およびメディアフローパスに接続されてもよい。トランシーバ114−1は、メディアフローパスからメディア情報を受信するよう作動しでもよく、かつメディアフローパスから受信器にメディア情報を送信してもよい。例えば、受信器は、ワイヤレスデバイス110−2−pの無線モジュール112−1、112−2の一部としてインプリメントされてもよい。例えばワイヤレスデバイス110−2である。トランシーバ114−1は、WPANに割り当てられた第1の周波数バンドを使用してメディア情報を送信してもよい。WPANに割り当てられた第1の周波数バンドの例は60GHzの(例えば57−64GHz)周波数バンドを含んでもよい。そして、それは最高5GHzのスペクトル・スペースを含んでもよい。
WLAN無線モジュール112−2のトランシーバ114−2は、また、コントローラ116−2、および信号パス122−1−eを介して無線コーディネータ・モジュール118−1、およびコントロールフローパスに接続されてもよい。トランシーバ114−2は、コントロールフローパスからコントロール情報を受信するよう作動しでもよく、かつWLANに割り当てられた第2の周波数バンドを使用してコントロールフローパスから受信器(例えばワイヤレスデバイス110−2)に、コントロール情報を送信してもよい。WLANに割り当てられた第2の周波数バンドの例は、2.4GHzまたは5GHzの周波数バンドを含んでもよい。
デュアルバンド無線アーキテクチュアは、コントローラ116−1、116−2を介して、対応するデュアルMACアーキテクチュアを利用する。コントローラ116−1、116−2は、それぞれの無線コーディネータ・モジュール118−1、118−2を介して、オペレーションを調整してもよい。コントローラ118−1、118−2は、信号パス122−1、122−2を介して、情報を交換してもよい。例えば、コントローラ118−1、118−2は、それぞれの無線モジュール112−1、112−2のオペレーション上の状態または状況に関し、情報を交換してもよい。他の実施例では、コントローラ118−1および118−2は、それぞれのWPANまたはWLANに向けられたコントロール情報を交換してもよい。例えば、通常はWPAN無線モジュール112−1によって通信されるWPANのためのオペレーションを管理し、かつ、調整するコントロール情報は、代わりに信号パス122−1を介してWLAN無線モジュール112−2によって通信されてもよく、かつ信号パス122−2を使用し、その逆も同じである。
場合によっては、コントローラ118−1、118−2は、それぞれのWPANまたはWLANに指定されるメディア情報を伝達してもよい。例えば、通常はWPAN無線モジュール112−1によって通信されるWPANのためのメディア情報は、その代わりに信号パス122−1を介してWLAN無線モジュール112−2によって通信されてもよく、かつ信号パス122−2を使用しその逆も同じである。両方の無線モジュール112−1、112−2が同じか類似した通信方式、およびパラメータを利用する場合、このことがなされ得る。例えば、直交波周波数分割多重(OFDM)方式、キャリア・ユニット、副搬送波ユニット、その他が挙げられる。このことは、また、コントローラ116−1、116−2によってインプリメントされるデュアルMACアーキテクチュアの複雑度を減らすことになり得る。
無線モジュール112−1、112−2は、別々のメディアチャネル、およびコントロールチャネルを使用してメディア情報、およびコントロール情報を通信してもよい。別々の低いバンドWLAN無線モジュール112−2を用いて、効果のあるコントロール情報を通信するために使用されるコントロールチャネルを生成する場合は、アウトオブバンド(OOB)コントロールチャネルを生成する。OOBコントロールチャネルの使用は、幾つかの利点がある。この点は、詳細に後述する。なお、この場合、一定のレベルの、メディアチャネルおよびコントロールチャネルの間の調整、および同期化オペレーションを含むこととなる。WPAN無線モジュール112−1による伝送は指向性を有するため、通常はWLAN無線モジュール112−2によって使用されるような従来のキャリア検出の方式は、WPANオペレーションに適していない。むしろ、WPAN無線モジュール112−1は、時分割多元接続(TDMA)技術を使用してチャネル・タイムスケジューリングを実行する。チャネル時間予約は、各々のスーパーフレームに対して実行される。スーパーフレームは、TDMAシステムのための基本的タイミング分割である。チャネル時間予約は、コントロールチャネルに送られるビーコン・フレームで通信される。従来のWPANシステムにおいて、ビーコンは、スーパーフレームの始まりの直前に送信される。その結果としてWLAN無線モジュール112−2によって生成されるOOBコントロールチャネルは、WPAN無線モジュール112−1によって生成されるメディアチャネルに対するリアルタイムかリアルタイムに近い同期化をサポートするためにさまざまな技術をインプリメントすることを必要とし得る。このことはデュアルMACレイヤーのための一部の設計を難しく(challenge)する。それは図2に用いて更に詳細に述べる。
図2は、通信フレーム200の一実施例を例示する。IEEE802.15.3規格によって定義されるように、通信フレーム200は一つ以上のスーパーフレームを含んでもよい。スーパーフレームは、ビーコン、チャネル時間割付け期間、および任意に競合アクセス期間(contention access period)を含む802.15.3ピコネットの基本的な時間分割である。従来のWPANシステムにおいて、メディア情報、および通信のためのコントロール情報フレーム200は、共通のメディアおよびコントロールチャネル250またはメディアチャネルで、あるいは、同か類似した周波数バンドを利用するインバンド(in band)コントロールチャネルを通じて通信される。
図2に図示した実施例において、通信フレーム200は、複数スーパーフレーム210−1−fの中で論理的なストリームを含む。スーパーフレーム210−1−fは、前のスーパーフレーム(#m−1)を示すスーパーフレーム210−1、現在のスーパーフレーム(#m)を示すスーパーフレーム210−2、および次のスーパーフレーム(#m+1)を示すスーパーフレーム210−3を含み得る。現在のスーパーフレーム210−2は、他のスーパーフレーム210−1、210−3を代表してもよく、かつビーコン・メッセージ220(#m)、任意の競合アクセス期間(CAP)222、およびチャネル時間割付け期間224を含んでいる3つの部分を含む。ビーコンメッセージ220は、タイミング配分をセットし、かつ、ピコネットのためのマネジメントインフォメーションを通信するために使用される。ビーコンメッセージ220は、ビーコン・フレームとともにビーコン拡張としてのPNCによって送られるいかなるアナウンス命令をも含む。CAP222は、それがスーパーフレーム210−2に存在する場合、命令および/または非同期データを通信するために使用される。チャネル時間割付け期間224はさまざまなチャネル時間割付け(CTA)から成る。これには、一つ以上のマネージメントCTA(MCTA)226−1−g、および一つ以上のCTA228−1−Zzを含む。MCTA226−1gは、コントロールチャネル接続、およびコントロール情報のために使用される。CTA228−1hは、等時ストリーム(isochronous)、非同期メディアは接続、およびメディア情報のために使用される。
図3は、送信機300の一実施例を例示する。送信機300は、一つ以上のスーパーフレーム210−1−fに従ってメディア情報、およびコントロール情報を送信するために構成された、無線モジュール112−1および112−2の送信部分を表している。図3に示されるように、無線モジュール112−1の無線コーディネータ・モジュール118−1は、さまざまな送信データフロー330−1−iを受信してもよい。そして、例えば、それはデータフロー330−1、330−2を送信する。実施例において、送信データフロー330−1、330−2は2つの異なるデータフローを有してもよい。すなわち、送信データフロー330−1は、メディア情報ブロック302−1−jを含むメディア・データフローを有する。送信データフロー330−2は、コントロール情報ブロック304−1−kを含むコントロール・データフローを有する。一実施例において、送信データフロー330−1、330−2は、単一のデータフローを有し、メディア情報ブロック302−1−j、およびコントロール情報ブロック304−1−kは、単一のデータフローにインターリーブされるか、かまたはマルチプレクスされる。データフロー330−1、330−2のメディア情報、およびコントロール情報は、論理ブロックの情報として記載されている。しかしながら、データフロー330−1、330−2のメディア情報、およびコントロール情報は、論理的ストリームの情報を有するとして理解することも当然にできるものである。実施例は、この記載に制限されない。
転送モードにおいて、無線コーディネータ・モジュール118−1は、メディア情報をスイッチまたはデマルチプレクスしてメディアフローパス306−1に送る。そして、コントロールフローパス306−2に、コントロール情報を送る。なお、メディアフローパス306−1は、無線モジュール112−1の内部モジュールパスであり、コントロールフローパス306−2は、信号パス122−1、122−2を介して、無線モジュール112−1と112−2とを横断する内部モジュールパスである点に注意する必要がある。
無線モジュール112−1のトランシーバ114−1は、メディアフローパス306−1からメディア情報ブロック302−1−jを受信してもよい。トランシーバ114−1は、メディアフローパス306−1から、ピコネットに接続された一つ以上のワイヤレスデバイス110−2−pに、メディア情報ブロック302−1−jを送信する。トランシーバ114−1は、メディア情報を周波数バンド312のメディアチャネル310によって、送信してもよい。例えば、トランシーバ114−1はスーパーフレーム210−1−fの部分を有する一つ以上のCTA228−1−hとしてメディア情報を送信する。
そして、無線モジュール112−2のトランシーバ114−2は無線コーディネータ・モジュール118−1、118−2間の信号パス122−1を介してコントロールフローパス306−2からコントロール情報ブロック304−l−kを受信してもよい。トランシーバ114−2は、コントロールフローパス306−2から、メディア情報ブロック302−1−jを受信する同じピコネットに接続された一つ以上の受信ワイヤレスデバイス110−2−pに、コントロール情報ブロック304−1−kを送信してもよい。トランシーバ114−2は、周波数バンド322のコントロールチャネル320でコントロール情報を送信する。例えば、トランシーバ114−1は、スーパーフレーム210−1−fの一部を有する一つ以上のMCTA226−1−gとして、コントロール情報を送信する。
各種実施形態のオペレーションについては、以下の図および付随する実施例を用いて説明する。いくつかの図は、論理フローを含んでいる。図示した論理フローは、単に記載されている機能がインプリメントされ得る方法の1つの実施例を提供するだけであると理解されるべきである。更に、与えられた論理フローは、特に明記しない限り、示された順序で、必ずしも実行される必要があるというわけではない。加えて、論理フローは、ハードウェア要素、プロセッサによって実行されるソフトウェア要素またはそれのいかなる組合せによってインプリメントされてもよい。実施例は、この記載に制限されない。
図4は、一つ以上の実施例に従って論理フロー400を例示する。与えられた一連の設計パラメータまたはパフォーマンス制約の要求にしたがって、論理フロー400は、さまざまなシステムおよび/またはデバイスによって実行されてもよく、かつハードウェア、ソフトウェアおよび/またはそれのいかなる組合せとしてインプリメントされてもよい。例えば、論理フロー400は、論理装置(例えばプロセッサ)および/またはロジック(例えば命令、データおよび/またはコード)を実行する論理装置によってインプリメントされてもよい。論理フロー400は、図1−3に関し、記載されており、説明を目的とするものであり、限定を目的とするものではない。
論理フロー400は、ワイヤレス通信ネットワーク100のワイヤレスデバイス110−1−pおよび/または送信機300のさまざまなオペレーションを例示し得る。図4に示すように、ブロック402で、論理フロー400は、メディア情報、およびコントロール情報を有する送信データフローを受信してもよい。ブロック404で、論理フロー400は、メディア情報をメディアフローパスに、およびコントロール情報をコントロールフローパスに切り替えてもよい。ブロック406で、ロジックフロー400は、メディアフローパスから、ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた第1の周波数バンドを使用して受信器に、メディア情報を送信する。そして、コントロールフローパスから、ワイヤレスLANに割り当てられた第2の周波数バンドを使用して受信器へのコントロール情報を送信する。実施例は、この記載に制限されない。
実施例において、ブロック402で、論理フロー400は、メディア情報、およびコントロール情報を有する送信データフローを受信してもよい。例えば、無線モジュール112−1のコントローラ116−1の無線コーディネータ・モジュール118−1は、メディア・データフロー330−1とコントロール・データフロー330−2とが統合されているか、分離されている送信データフロー330を受信してもよい。
実施例において、ブロック404で、論理フロー400は、メディア情報をメディアフローパスに、およびコントロール情報をコントロールフローパスに切り替えてもよい。例えば、無線コーディネータ・モジュール118−1は、メディア・データフロー330−1からのメディア情報をメディアフローパス306−1に、そして、コントロール・データフロー330−2からのコントロール情報をコントロールフローパス306−2に切替えてもよい。
実施例において、ブロック406で、ロジックフロー400は、メディアフローパスから、ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた第1の周波数バンドを使用して受信器に、メディア情報を送信し、かつ、コントロールフローパスから、ワイヤレスLANに割り当てられた第2の周波数バンドを使用して受信器へ、コントロール情報を送信する。例えば、WPAN無線モジュール112−1のトランシーバ114−1は、メディアフローパス306−1からWPANのためのメディアチャネル310に割り当てられた周波数バンド312を使用してワイヤレスデバイス110−2−pによってインプリメントされた受信器にメディア情報を送信してもよい。WLAN無線モジュール112−2のトランシーバ114−2は、コントロールフローパス306−2から、WLANのためのコントロールチャネル320に割り当てられた周波数バンド322を使用して、メディア情報を受信する同じ受信器に、トランシーバ114−1からコントロール情報を送信してもよい。
複数が同じ位置に配置された無線受信器モジュール112−1、112−2を有するデュアルバンド無線アーキテクチュアを用い、かつOOBコントロールチャネル320を生成するために使用される1つの無線モジュール112−2によって、さまざまなオペレーション上の利点が実現され得る。例えば、メディアチャネル110でのメディア情報の通信を妨害することなくメディア転送オペレーションを並行して実行し、別々のコントロールチャネル320がワイヤレスデバイス110−1−pの特定のオペレーションを調整するために利用できるため、同期コントロール情報、およびメディア情報のための厳しいタイミング要件はいくらか緩和(relaxed)していてもよい。
実施例において、現在フレームの通信の間、フレームWLANのコントロールチャネル320に割り当てられた周波数バンド322を使用して、無線モジュール112−2のトランシーバ114−2は、コントロールフローパス306−2から受信器に対して、次の通信のためのコントロール情報を送信するよう作動してもよい。例えば、次のスーパーフレーム210−3のための伝達情報に必要とされるコントロール情報は現在のスーパーフレーム210−2の間に通信されてもよい。それによって、次のスーパーフレーム210−3の間、メディア情報を送信ワイヤレスデバイス110−1の無線モジュール112−1を送信する用意をすることができ、そして、次のスーパーフレーム210−3の間、ワイヤレスデバイス110−2−pの対応する受信無線モジュール112−1がメディア情報を受信することを同様に用意することができる。この種のオペレーションのさまざまな使用シナリオ、および実施例は、図5、および図6によって提供される。
[拡張されたビーコン転送技術]
OOBコントロールチャネル320を用いた、ワイヤレスデバイス110−1−pによって使用されるデュアルバンド無線アーキテクチュアにおいて、コントローラ116−1および116−2によって実行されるデュアルMACレイヤー・オペレーションは、さらに複雑である。これは、特にビーコンメッセージ220を送信する場合において言えることである。従来のWPANシステムにおいて、フレーム200に示したように、各々のビーコンメッセージ220は、各スーパーフレーム210−1−fの開始直前に送信される。スーパーフレーム210−1−fの開始時にビーコンを同期することは、しかしながら、対応する無線モジュール112−1、112−2のためのデュアルMACレイヤー・オペレーションをインプリメントするコントローラ116−1、116−2の複雑度を増加させ得る。
これら、および他の課題を解決するために、それぞれのコントローラ116−1、116−2によってインプリメントされる無線コーディネータ・モジュール118−1、118−2は、改良されたビーコン伝送技術をインプリメントのために協働するよう設計される。この改良されたビーコン伝送技術は、各々のワイヤレスデバイス110−1−pに明示的にビーコンスロットを割り当てずに、分散されたMACアーキテクチュアの下で複数ビーコンメッセージ220の伝送を提供する。このことで、それぞれのコントローラ116−1、116−2の対応するMAC複雑度を減らし、改良されたビーコン伝送技術は、図5に関し、更に詳細に説明する。
図5は、通信フレーム500の一実施例を例示する。通信フレーム200と同様に、通信フレーム500はスーパーフレーム210−1−fを有してもよい。しかしながら、通信フレーム200と異なり、ビーコンメッセージ220は、各々のスーパーフレーム210−1−fの開始時刻では送信されない。その代わり、トランシーバ114−2は、次の通信フレーム210−3に指定されるデルタ間隔502で、ビーコンメッセージ220を現在の通信フレームの210−2の間に送信するよう設計される。これが、WLANのコントロールチャネル320に割り当てられた周波数バンド322を使用して受信器に対するコントロールフローパス306−2からのコントロール情報とされる。デルタ間隔502は、ビーコンメッセージ220の伝送、および次の通信フレーム210−3のための開始時刻間の推定された時間間隔を表してもよい。このように受信装置110−2−pは、ビーコンメッセージ220、およびデルタ間隔502を受信する。そして、次のスーパーフレーム210−3に属する情報を受信し、および/または送信し始めるとき、同期するためにこのコントロール情報を使用する。
ビーコンメッセージ220を送信するWLAN無線モジュール112−2、および現在のスーパーフレーム210−2のデルタ間隔502によって、WPANの無線モジュール112−1は、次のスーパーフレーム210−3の開始時にビーコンメッセージ220を送信する必要性を回避してもよい。しかしながら、受信装置110−2−pは低いバンドWLAN無線モジュール112−2を利用し、ビーコンメッセージ220およびデルタ間隔502を受信することができない場合、またはそれを欲しない場合がある。更に一部のレガシー受信装置110−2−pは、第2の無線モジュール112−2をもっていないかもしれない。この種のケースにおいては、WPAN無線モジュール112−1は、この種のデバイスに対応する従来のWPANオペレーションにしたがって、各々のスーパーフレーム210−1−fの始めにビーコンメッセージ220を送るよう構成される。
[改良されたバンド幅予約技術]
従来のWPANのシステムにおいて、通信フレーム200に示すように、各々のスーパーフレーム210−1−fの始まりの直前に、ビーコンメッセージ220が送信される。場合によっては、しかしながら、チャネル品質および/または通信状態の変化に応答して、与えられたスーパーフレーム210−1の間に、チャネル時間予約の更新を必要とすることがある。このことは、インバンドのコントロールチャネルを使用することを難しくする。なぜなら、従来のWPANシステムは、バンド幅予約要求に応答して生成されたビーコン・フレームによって伝達された新規なチャネル割当てを有するチャネル・スケジュールを受信する前に、次のスーパーフレーム210−3の始まりまで待つことを必要とするからである。このことは、WPANシステムにおいて不必要な待ち時間が発生する。
これら、および他の課題を解決するために、デュアルバンド無線アーキテクチュアは、OOBコントロールチャネル320を使用し、チャネル時間予約が動的に更新され得る改良されたバンド幅予約テクニックをインプリメントしてもよい。より詳細には、送信者デバイスは、バンド幅予約要求を現在のスーパーフレーム210−2のコントロールチャネル上のPNCに送信する。そして、要求が承認された場合、PNCは同じスーパーフレーム210−2において、新規なチャネル・タイマスケジュール(例えばデバイスSがデバイスRに送信するチャネル時間ブロック拡張またはチャネル時間ブロック予約)をブロードキャストする。このシナリオにおいては、受信ワイヤレスデバイス110−2−pは、現在のスーパーフレーム210−2で、すぐに、新しいチャネル・スケジュールを使用することが可能である。新規な予約を有する新しいチャネル・スケジュールは、既存の予約を有する他のワイヤレスデバイス110−1−pとの衝突を回避しなければならない。チャネル時間割付けの変化が恒久的な場合、それは次のスーパーフレーム210−3の始めに送信されるビーコンメッセージ220に反映される。改良されたバンド幅予約技術は、図6によって更に詳細に説明する。
図6は、通信フレーム600の一実施例を例示する。通信フレーム200と似た形で、通信フレーム600はスーパーフレーム210−1−fを有する。しかしながら、通信フレーム200と異なり、新しいチャネル・スケジュールは、次のスーパーフレーム210−3のスタート時刻で必ずしも送信する必要はない。むしろ、トランシーバ114−1に接続されるコントローラ116−1は、バンド幅予約要求602に応答し、バンド幅予約要求602を受信するよう作動しでもよく、かつチャネル・スケジュール604を生成してもよい。トランシーバ114−1は、バンド幅予約要求602に応答し、WLANのコントロールチャネル320に割り当てた周波数バンド322を使用して、コントロールフローパス306−2から受信器に対するコントロール情報と同じスーパーフレーム210−2の間に、現在のスーパーフレーム210−2に指定されるチャネル・スケジュール604を送信するよう作動してもよい。このように受信装置110−2−pは、チャネル・スケジュール604を受信し、かつ、現在のスーパーフレーム210−2に帰属する情報をどのチャネルで受信し、および/または送信するべきかについて決定するために、このコントロール情報を使用する。
[改良された同時通信技術]
ワイヤレスデバイス110−1−pによって使用されるデュアルバンド無線アーキテクチュアによって提供されるOOBコントロールチャネル320のアイベラビリティの利点は、単にコントロール情報の伝達を提供するにとどまらない。場合によっては、コントロールチャネル320は、また、メディア情報を送信するために使用されてもよい。各種実施形態は、メディア・データフローがメディアチャネル310、およびコントロールチャネル320で実質的に同時に送られてもよい改良された同時通信技術をインプリメントしてもよい。例えば、ワイヤレスデバイス110−1用の無線モジュール112−1の送信部分は、メディア・データフローをデマルチプレクスし、それぞれのメディアチャネル310、およびコントロールチャネル320に別に送信される2つのストリームとする。ワイヤレスデバイス110−2用の無線モジュール112−1の受信部分は、2つのメディアストリームをマルチプレクスし、元のメディア・データフローに戻す。各々のデータパケットは、無線モジュール112−1の送信部分によって、シーケンス番号が割り当てられることによって、無線モジュール112−1の受信部分で、正しい順序のパケットを再組立てすることを可能とする。各々のストリームに割り当てられるデータ量は、現在のチャネル状況に応じて、動的に変化してもよい。改良された同時通信技術は、図7、および図8によって更に詳細に説明する。
図7は、送信機700の一実施例を例示する。送信機300と類似していてもよい。この送信機700は、与えられた送信ワイヤレスデバイス110−1−p(例えばワイヤレスデバイス110−1)のためにインプリメントされた無線モジュール112−1、112−2の送信部分を示す。図7に示すように、ワイヤレスデバイス110−1の無線コーディネータ・モジュール118−1は、メディア・データフロー770からのメディア情報の第1部分をメディアフローパス706−1に、そして、メディア情報の第2部分をメディア・データフロー770から信号パス122−1および無線コーディネータ・モジュール118−2を介して、コントロールフローパス706−2に、スイッチするかまたはデマルチプレクスするよう作動してもよい。フローパス706−1、706−2に切り替えられたメディア情報の第1および第2の部分は、いかなる所望の方法によって、それぞれに割り当てられ、あるいは、分けられてもよい。図7に示した実施例において、メディア情報の第1および第2の部分は、交互(alternate)のメディア情報ブロック702−1−pを有してもよい。すなわち、奇数の数字のメディア情報ブロック702−1、702−3はメディアフローパス706−1に切り替えられ、そして偶数の数字のメディア情報ブロック702−2、702−4はコントロールフローパス706−2に切り替えられる。なお、与えられたレベルのリソース利用、および無線モジュール112−1、112−2の全体の処理能力を最適化するために、いかなる所望の分配方式が使用されてもよい。
転送モードにおいて、トランシーバ114−1は、メディアフローパス706−1からメディア情報の第1部分を受信し、かつメディアフローパス706−1からWPANのメディアチャネル310に割り当てられた周波数バンド312を使用して受信器に、メディア情報の第1部分を送信してもよい。第2のトランシーバ114−2は、コントロールフローパス706−2からメディア情報の第2部分を受信し、かつコントロールフローパス706−2からWLANのコントロールチャネル320に割り当てられた周波数バンド322を使用して受信器に、メディア情報の第2部分を送信してもよい。
図8は、受信器800の一実施例を例示する。受信器800は、与えられた受信ワイヤレスデバイス110−1−p(例えばワイヤレスデバイス110−2)のためにインプリメントされる無線モジュール112−1、112−2の受信部分を示している。受信モードにおいて、ワイヤレスデバイス110−2のトランシーバ114−1は、WPANのメディアチャネル310に割り当てられた周波数バンド312の上のワイヤレスデバイス110−1のトランシーバ114−1からメディア情報の第1部分を受信するよう作動してもよい。ワイヤレスデバイス110−2のトランシーバ114−2は、WLANのコントロールチャネル320に割り当てられた周波数バンド322の上のワイヤレスデバイス110−1のトランシーバ114−2からメディア情報の第2部分を受信するよう作動してもよい。ワイヤレスデバイス110−2の無線コーディネータ・モジュール118−1は、ワイヤレスデバイス110−2のトランシーバ114−1、114−2に接続されてもよい。ワイヤレスデバイス110−2の無線コーディネータ・モジュール118−1はワイヤレスデバイス110−2のそれぞれのトランシーバ114−1、114−2からメディア情報の第1および第2の部分を受信し、かつ、メディア情報の第1および第2の部分を受信データフロー870に結合するよう作動してもよい。そして、それは、送信データフロー770と類似しているか同一である。
改良された同時通信技術は、従来のWPANのシステムまたはWLANシステムに勝るいくつかの利点を提供し得る。例えば、改良された同時通信技術は、メディア情報の通信のためのOOBコントロールチャネル320の使用を可能にする。他の実施例では、改良された同時通信技術は、通信リソースの利用、および全体の通信処理能力を改善する。さらに別の実施例では、改良された同時通信技術は、現在のWPAN環境およびトラフィック負荷に関し、各々のメディアチャネル310およびコントロールチャネル320を通じて送られるメディア情報の量を動的に修正するメカニズムを提供する。
それぞれのコントローラ116−1、116−2によってワイヤレス協調モジュール118−1、118−2がインプリメントされると記載したが、ワイヤレス協調モジュール118−1、118−2は、ワイヤレスデバイス110−1−pの他の部分によってインプリメントされてもよいことが理解される点にも留意すべきである。例えば、ワイヤレス協調モジュール118−1、118−2は、ホストプロセッサ124によってインプリメントされてもよい。更に、ワイヤレス協調オペレーションが複数のワイヤレス協調モジュール118−1、118−2によってインプリメントされると記載したが、ワイヤレス協調オペレーションがコントローラ116−1、116−2と共有する単一のワイヤレス協調モジュール118によってインプリメントされてもよいと理解されるべきである。
場合によっては、各種実施形態は、製造における製品としてインプリメントされてもよい。製造の製品は、一つ以上の実施例のさまざまなオペレーションを実行するためのロジックおよび/またはデータを記憶するよう構成されたコンピュータ可読媒体または記憶媒体を含んでもよい。コンピュータ可読の媒体または記憶媒体の例としては、上述した実施例が挙げられるが、これに限定されるものではない。各種実施形態において、例えば、製造の製品は、メインプロセッサまたは特定用途プロセッサによるコンピュータ・プログラム命令の実行に適する磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリまたはファームウェアを含んでいる。しかしながら、実施例は、この記載に制限されない。
各種実施形態は、ハードウェア要素、ソフトウェア要素または両者の組合せを使用してインプリメントされてもよい。ハードウェア要素の例は、論理デバイスについて既に記載したが、更に、マイクロプロセッサ、回路、回路素子(例えばトランジスタ、レジスタ、コンデンサ、インダクタ、その他)、集積回路、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセット、その他を更に備えているように、実施例のいずれかを含んでもよい。ソフトウェア要素の例としては、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータ・プログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、機械プログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、機能、方法、手順、ソフトウェアインタフェース、アプリケーション・プログラム・インタフェース(API)、命令セット、計算コード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコード部分、語、値、シンボルまたはいかなるこれらの組合せを含んでもよい。実施例がハードウェア要素および/またはソフトウェア要素のいずれを使用してインプリメントされるかは、インプリメンテーションのために要求される、与えられたいかなるファクタ、例えば所望の計算速度、電力レベル、耐熱性、処理サイクル予算、入力データ速度、出力データ速度、メモリ資源、データバス速度、および他の設計またはパフォーマンス制約のいずれに基づいてもよい。
一部の実施例は、「接続され(coupled)」および「接続され(connected)」の語句およびその派生語を使用し記載されている。これらの語は、必ずしもそれぞれが同義語を意図するというわけではない。例えば、一部の実施例は、「接続され(coupled)」および/または「接続され(connected)」語句を使用し、記載されていてもよく、2つ以上の要素の各々が直接的に物理的あるいは電気的に接触している。しかしながら、「接続され(coupled)」の語は、2つ以上の要素が各々直接接触していないが、各々が協働しまたはインターラクトすることを意味してもよい。
開示内容の要約は米国特許法規則(37C.F.Rセクション1.72(b))に適合しており、発明の技術的開示内容を読者が速やかに理解することに応ずるために提供される点を強調しておく。これは、請求項の範囲または意味を解釈し、または制限することに使用されないという了解の下で提出されている。加えて、前述の詳細な説明で、さまざまな特徴は、開示を合理化するために単一の実施例に集約されていることが理解される。本明細書における開示は、請求項の実施例は、請求項に明示的に書かれた特徴よりも多くのものを必要とするという意図を反映したものと捉えてはならない。むしろ、下記の請求項に記載されているように、発明の内容は単一の開示された実施例の全ての特徴よりも少ないものとなる。したがって、以下の請求項の各々については、単独で別々の実施例として、詳細な説明の中に組み込まれる。添付の請求の範囲において、用語「含む(including)」、「ここで(in which)」は、通常の英語「含む(comprising)」、「ここで(wherein)」として、それぞれ使われている。さらに、「第1の」、「第2の」、「第3の」等の語は、ラベルを付けるためのものであり、対象に対して、数字の要件を付加することを目的とするものではない。
上述した主題は、構造的な特徴 および/または、方法論的な行為に特有の用語を用いて記載されているが、添付の請求項に定義された特徴は、必ずしも上述した特徴または行為に限定されることはない。むしろ、上述した特定の特徴、および行為は、請求項をインプリメントする実施例の形態として開示される。請求項に記載された内容は以下の通りである。

Claims (30)

  1. メディア情報、およびコントロール情報を有する送信データフローを受信し、かつ、前記メディア情報をメディアフローパスに、および前記コントロール情報をコントロールフローパスに切り替えるよう動作する無線コーディネータ・モジュールと;
    前記無線コーディネータ・モジュールに接続された第1のトランシーバであって、前記第1のトランシーバは、ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた第1の周波数バンドを使用して、前記メディアフローパスから受信器に前記メディア情報を送信するよう動作するところの第1のトランシーバと;
    前記無線コーディネータ・モジュールに接続された第2のトランシーバであって、前記第2のトランシーバは、ワイヤレスLANに割り当てられた第2の周波数バンドを使用して、前記コントロールフローパスから前記受信器に前記コントロール情報を送信するよう動作するところの第2のトランシーバと;
    を有する装置。
  2. 指向性アンテナパターンを使用して前記メディア情報を前記受信器に送信するよう動作する、前記第1のトランシーバに接続された、指向性アンテナアレイ、を有する請求項1記載の装置。
  3. 無指向性アンテナパターンを使用して前記コントロール情報を前記受信器に送信するよう動作する、前記第2のトランシーバに接続された、無指向性アンテナアレイ、を有する請求項1記載の装置。
  4. 前記第2のトランシーバは、前記コントロールフローパスから前記受信器に、現在の通信フレームの間に、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、現在のまたは次の通信フレームのためのコントロール情報を送信するよう作動する、請求項1記載の装置。
  5. 前記第2のトランシーバは、ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、前記コントロールフローパスから前記受信器へ前記コントロール情報として、現在のフレーム通信の間、次の通信フレームに指定したビーコンメッセージおよびデルタ間隔を送信するよう動作し、前記デルタ間隔は、前記ビーコンメッセージの伝送と前記次の通信フレームのための開始時刻との間の推定された時間間隔を表す、請求項1記載の装置。
  6. バンド幅予約要求に応答し、前記バンド幅予約要求を受信するよう動作し、かつ、チャネル・スケジュールを生成する、前記第2のトランシーバに接続した、コントローラ、を有する請求項1記載の装置。
  7. 前記第2のトランシーバは、前記バンド幅予約要求に応答して、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して前記コントロールフローパスから前記受信器への前記コントロール情報として、現在のまたは次の通信フレームに指定するための更新されたチャネル・スケジュールを送信するよう動作する、請求項1記載の装置。
  8. 前記無線コーディネータ・モジュールは、前記メディア情報の第1部分を前記メディアフローパスに、かつ前記メディア情報の第2部分を前記コントロールフローパスに切り替えるよう動作する、請求項1記載の装置。
  9. 前記第1のトランシーバは、前記ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた前記第1の周波数バンドを使用して、前記メディアフローパスから前記受信器に、前記メディア情報の第1部分を送信するよう動作し、かつ前記第2のトランシーバは、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、前記コントロールフローパスから前記受信器に、前記メディア情報の第2部分を送信するよう動作する、請求項1記載の装置。
  10. ピコネットコーディネータを含む第1のワイヤレスデバイスであって、前記ピコネットコーディネータは、少なくとも第2のワイヤレスデバイスを有するピコネットを確立するよう動作し、前記第1のワイヤレスデバイスは、複数の同じ位置に配置された送信無線モジュールを含み、前記送信無線モジュールは:
    メディア情報、およびコントロール情報を有する送信データフローを受信し、かつ、前記メディア情報をメディアフローパスに、かつ前記コントロール情報をコントロールフローパスに、切り替えるよう動作する第1の無線コーディネータ・モジュールと;
    前記無線コーディネータ・モジュールに接続された第1のトランシーバであって、前記第1のトランシーバは、ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた第1の周波数バンドを使用して、前記メディアフローパスから受信器に前記メディア情報を送信するよう動作するところの第1のトランシーバと;
    前記無線コーディネータ・モジュールに接続された第2のトランシーバであって、前記第2のトランシーバは、前記コントロールフローパスからワイヤレスLANに割り当てられた第2の周波数バンドを使用して、前記受信器に前記コントロール情報を送信するよう動作するところの第2のトランシーバと;
    を有するシステム。
  11. 指向性アンテナパターンを使用して、前記メディア情報を前記受信器に送信するよう動作する、前記第1のトランシーバに接続された、指向性アンテナアレイと、
    無指向性アンテナパターンを使用して、前記コントロール情報を前記受信器に送信するよう動作する、前記第2のトランシーバに接続された無指向性のアンテナアレイと、
    を有する請求項10記載のシステム。
  12. 次の通信に指定したフレームを、現在の通信フレームの間に、ビーコンメッセージおよびデルタ間隔を、前記コントロール情報として、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、前記コントロールフローパスから前記受信器へ、送信するよう動作する前記第2のトランシーバであって、前記デルタ間隔は、前記ビーコンメッセージの伝送から前記次の通信フレームのために開始時刻の間の推定された時間間隔を示す、
    請求項10記載のシステム
  13. 前記バンド幅予約要求に応答し、前記第2のトランシーバは、前記コントロールフローパスから前記受信器への前記コントロール情報として、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、現在の通信フレームに指定したチャネル・スケジュールを送信するよう動作する、
    請求項10記載のシステム。
  14. 前記第1のトランシーバは、前記メディアフローパスから前記受信器に、前記ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた前記第1の周波数バンドを使用して、前記メディア情報の第1部分を送信するよう動作し、前記第2のトランシーバは、前記コントロールフローパスから前記受信器に、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、前記メディア情報の第2部分を送信するよう動作する、
    請求項10記載のシステム。
  15. 複数同じ位置に配置された受信無線モジュールを有する前記第2のワイヤレスデバイスは:
    前記ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた前記第1の周波数バンドにおいて、前記第1のトランシーバから、メディア情報の前記第1部分を受信するよう動作する第3のトランシーバと;
    前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドにおいて前記第2のトランシーバから、メディア情報の前記第2部分を受信するよう動作する第4のトランシーバと;
    前記第3のトランシーバ、および前記第4のトランシーバに接続した第2の無線コーディネータ・モジュールであって、前記第2の無線コーディネータ・モジュールは、前記それぞれの第3の、および第4のトランシーバから前記メディア情報の前記第1および第2の部分を受信するよう動作し、かつ、メディア情報の前記第1および第2の部分を受信データフローに統合する、
    請求項14記載のシステム。
  16. メディア情報、およびコントロール情報を有する送信データフローを受信するステップと;
    前記メディア情報をメディアフローパスに、かつ前記コントロール情報をコントロールフローパスに、切り替えるステップと;
    前記メディアフローパスから受信器に、ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた第1の周波数バンドを使用して、前記メディア情報を送信し、かつ、前記コントロールフローパスから前記受信器に、ワイヤレスLANに割り当てられた第2の周波数バンドを使用して、前記コントロール情報を送信するステップと;
    を有する方法。
  17. 指向性アンテナパターンを使用して前記メディア情報を前記受信器に送信し、かつ無指向性アンテナパターンを使用して前記受信器に前記コントロール情報を送信するステップ、を有する請求項16記載の方法。
  18. 現在の通信フレームの間、前記コントロールフローパスから前記受信器に、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、現在のまたは次の通信フレームのためのコントロール情報を送信するステップ、を有する請求項16記載の方法。
  19. 次の通信フレームのためのビーコンメッセージ、およびデルタ間隔を、現在の通信フレームの間に、前記ワイヤレスLANに割り当てられた第2の周波数バンドを使用して、前記コントロール情報として、前記コントロールフローパスから前記受信器へ送信するステップであって、前記デルタ間隔は、前記ビーコンメッセージの送信から前記次の通信のために開始時刻フレームまでの間の推定された時間間隔を示すところのステップ、を有する請求項16記載の方法。
  20. 前記バンド幅予約要求に応答して、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、前記コントロールフローパスから前記受信器へ、前記コントロール情報として、現在の通信フレームに指定されるチャネル・スケジュールを送信するステップ、を有する請求項16記載の方法。
  21. 前記メディア情報の第1部分を前記メディアフローパスに、かつ前記メディア情報の第2部分を前記コントロールフローパスに切り替えるステップを有する、請求項16記載の方法。
  22. 前記メディアフローパスから前記受信器に、前記ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた前記第1の周波数バンドを使用して、前記メディア情報の第1部分を送信し、かつ、前記メディアフローパスから前記受信器に、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、前記メディア情報の第2部分を送信するステップ、を有する請求項16記載の方法。
  23. 前記ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた前記第1の周波数バンドを使用して、前記メディア情報の第1部分を受信し、かつ、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、前記メディア情報の第2部分を受信するステップと;
    前記送信データフローに実質的に類似した受信データフローを形成するために、前記メディア情報の前記第1および第2の部分を統合するステップと;
    を有する請求項16記載の方法、
  24. メディア情報、およびコントロール情報を有する送信データフローを受信する手順と;
    前記メディア情報をメディアフローパスに、前記コントロール情報をコントロールフローパスにデマルチプレクスする手順と;
    前記メディアフローパスから受信器に、ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた第1の周波数バンドを使用して、前記メディア情報を送信し、かつ、前記コントロールフローパスから前記受信器に、ワイヤレスLANに割り当てられた第2の周波数バンドを使用して、前記コントロール情報を送信する手順と;
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  25. 指向性アンテナパターンを使用して前記メディア情報を前記受信器に送信し、かつ、無指向性アンテナパターンを使用して前記コントロール情報を前記受信器に送信する手順、をコンピュータに実行させる、請求項24記載のプログラム。
  26. 次の通信フレームのためのコントロール情報を、現在の通信フレームの間に、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、前記コントロールフローパスから前記受信器に送信する手順をコンピュータに実行させる、請求項24記載のプログラム。
  27. 次の通信フレームに指定したビーコンメッセージ、およびデルタ間隔を、現在の通信フレームの間に、前記コントロール情報として、前記コントロールフローパスから前記受信器に、前記ワイヤレスLANに割り当られた前記第2の周波数バンドを使用して、送信する手順であって、前記デルタ間隔は、前記ビーコンの伝送から前記次の通信フレームのために開始時刻までの間の推定された時間間隔を示すところの手順をコンピュータに実行させる、請求項24記載のプログラム。
  28. 前記バンド幅予約要求に応答して、現在の通信に指定されるチャネル・スケジュールを、前記コントロール情報として、前記コントロールフローパスから前記受信器に、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、送信する手順をコンピュータに実行させる、請求項24記載のプログラム。
  29. 前記メディア情報の第1部分を前記メディアフローパスに、かつ、前記メディア情報の第2部分を前記コントロールフローパスに切り替える手順をコンピュータに実行させる、請求項24記載のプログラム。
  30. 前記メディア情報の第1部分を、前記メディアフローパスから前記受信器に、前記ワイヤレスパーソナル・エリア・ネットワークに割り当てられた前記第1の周波数バンドを使用して、送信し、前記メディア情報の第2部分を、前記メディアフローパスから前記受信器に、前記ワイヤレスLANに割り当てられた前記第2の周波数バンドを使用して、送信する手順をコンピュータに実行させる、請求項24記載のプログラム。
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