JP2013506320A - 無線通信を容易にする方法、無線信号リピータ装置、無線通信方法及び移動局装置 - Google Patents

無線通信を容易にする方法、無線信号リピータ装置、無線通信方法及び移動局装置 Download PDF

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Abstract

無線通信を容易にする方法であって:第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一メッセージを受信する段階と;第二遠隔無線局へ、第二無線チャネルで、前記第一メッセージを送信する段階と;前記第二遠隔無線局から、第三無線チャネルで、第二メッセージを受信する段階と;前記第一遠隔無線局へ、第四無線チャネルで、前記第二メッセージを送信する段階と;を含む、無線通信を容易にする方法を提供する。

Description

本発明は、一般に無線通信に関連し、特には、複数の無線チャネルを含む無線通信方法及び該方法を実装した装置に関する。
無線通信のための数多くの規格が知られている。例えば、GSM(Global System for Mobile Communications)規格は、携帯電話のための無線通信規格であり、およそ380MHzから2GHzの範囲の無線周波数を規定する。携帯電話のための、他の無線通信規格は、TDMA(Time Division Multiple Access)規格やCDMA(Code Division Multiple Access)規格を含み、これらの規格は、一般に、およそ2.5GHzより低い無線周波数をさらに規定する。IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11及び802.16規格は、略5GHzより低い周波数を有する無線信号を規定する、他の通信規格である。これらの規格は、一般に、相対的に低い無線周波数における無線信号を規定する。そして、一般に、低い無線周波数は、高い無線周波数より、より低い動作帯域幅となる。
しかしながら、高い無線周波数は、一般に、低い無線周波数より、より短い範囲を有し、環境の干渉(例えば、雨、酸素吸収のような)に敏感である。そのような短い範囲は、共に近接する、無線周波数リピータを必要とする。しかし、共に近接する既知のリピータを配置することは、リピータの信号間の干渉を、不利に引き起こす可能性がある。従って、無線通信のための多くの既知の規格は、そのような高い無線周波数の不利益を回避し、商用の無線ハードウェアを使用するために、相対的に低い無線周波数で無線信号を規定しているが、それによって低い帯域幅を不利にもたらし、利用可能な無線周波数帯に不利に制限される。
一つの例示的な実施形態に従って、無線通信を容易にする方法が提供される。当該方法は:無線信号リピータにおいて、第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一メッセージを用いて符号化された第一無線信号を受信する段階と;前記第一無線信号を受信した後に、前記無線信号リピータから第二遠隔無線局へ、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化した第二無線信号を送信する段階と;前記無線信号リピータにおいて、前記第二遠隔無線局から、前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第二メッセージを用いて符号化された第三無線信号を受信する段階と;前記第三無線信号を受信した後に、前記無線信号リピータから前記第一遠隔無線局へ、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、前記第二メッセージを用いて符号化した第四無線信号を送信する段階と;を含む。
前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ異なる第一、第二、第三及び第四無線周波数帯域で、周波数分割多重され得る。
前記第一及び第四無線チャネルは、第一無線周波数帯域で時分割多重され、前記第二及び第三無線チャネルは、前記第一無線周波数帯域と異なる第二無線周波数帯域で時分割多重され得る。
本方法は、前記無線信号リピータにおいて、前記第一、第二、第三及び第四の無線チャネルのそれぞれの無線周波数帯域と異なる構成用無線周波数帯域(configuration radio frequency band)の構成情報信号の中の符号化された構成情報を受信する段階をさらに含む。
前記構成用無線周波数帯域は、略57GHzと略64GHzとの間であり得る。
前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ略57HGzと略64GHzとの間の無線周波数を有し得る。
前記第二無線信号を送信する段階は、前記第一無線信号を増幅する段階を含み、前記第四無線信号を送信する段階は、前記第三無線信号を増幅する段階を含み得る。前記第二無線信号を送信する段階は、前記第一無線信号から前記第一メッセージをデジタル処理によって復号化する段階と、前記第二無線信号のために、復号化された前記第一メッセージを符号化する段階と
を含み、前記第四無線信号を送信する段階は、前記第三無線信号から前記第二メッセージをデジタル処理によって復号化する段階と、前記第四無線信号のために、復号化された前記第二メッセージを符号化する段階とを含む。
本方法は、前記無線信号リピータにおける、前記第一無線信号の、前記第一無線信号のノイズへの強さの割合を表す第一信号対雑音比を決定する段階と、前記無線信号リピータにおける、前記第三無線信号の、前記第三無線信号のノイズへの強さの割合を表す第二信号対雑音比を決定する段階と、をさらに含み得る。前記第一信号対雑音比が、第一基準を満たす場合には、前記第二無線信号を送信する段階は、前記第一無線信号を増幅する段階を含み得る。前記第一信号対雑音比が、前記第一基準を満たさない場合には、前記第二無線信号を送信する段階は、前記第一無線信号から前記第一メッセージをデジタル処理によって復号化する段階と、前記第二無線信号のために、復号化された前記第一メッセージを符号化する段階とを含み得る。前記第二信号対雑音比が第二基準を満たす場合には、前記第四無線信号を送信する段階は、前記第三無線信号を増幅する段階を含み得る。前記第二信号対雑音比が前記第二基準を満たさない場合には、前記第四無線信号を送信する段階は、前記第三無線信号から前記第二メッセージをデジタル処理によって復号化する段階と、前記第四無線信号のために、復号化された前記第二メッセージを符号化する段階とを含み得る。
前記第一信号対雑音比は、第一閾値を超える場合に、前記第一基準を満たし、前記第一信号対雑音比は、前記第一閾値を超えない場合に、前記第一基準を満たさない。前記第二信号対雑音比は、第二閾値を超える場合に、前記第二基準を満たし、前記第二信号対雑音比は、前記第二閾値を超えない場合に、前記第二基準を満たさない。
本方法は:前記無線信号リピータにおいて、前記第二無線信号を送信する前に、前記第一遠隔無線局から、前記第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化された第五無線信号を受信する段階であって、前記第一無線信号は、前記第五無線信号より強い、段階と;前記第一無線信号が前記第五無線信号より強いことを決定するために、前記第一及び第五無線信号のそれぞれの信号強度を比較する段階と、をさらに含み得る。前記第二無線信号を送信する段階は、前記第一無線信号が前記第五無線信号より強いことを決定したことに応じて、前記第二無線信号のために、前記第一無線チャネルの代わりに前記第二無線チャネルを選択する段階
を含み得る。
本方法は:前記無線信号リピータにおいて、前記第一遠隔無線局から、前記第一無線チャネルで、第三メッセージを用いて符号化された第六無線信号を受信する段階と;前記第六無線信号を受信した後に、前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルと異なる第五無線チャネルで、前記第三メッセージを用いて符号化した第七無線信号を、第三遠隔無線局へと送信する段階と;前記無線信号リピータにおいて、前記第三遠隔無線局から、前記第五無線チャネルで、第四メッセージを用いて符号化された第八無線信号を受信する段階と;前記第八無線信号を受信した後に、前記第四無線チャネルで、前記第四メッセージを用いて符号化した第九無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信する段階と;をさらに含み得る。
前記第五無線チャネルは、略5GHzより低い無線周波数を有し得る。
前記第六無線信号を受信する段階は、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第一無線チャネルのサブチャネルで、前記第六無線信号を受信する段階を含み得る。前記第七無線信号を送信する段階は、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第五無線チャネルのサブチャネルで、前記第七無線信号を送信する段階を含み得る。前記第八無線信号を受信する段階は、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第五無線チャネルの前記サブチャネルで、前記第八無線信号を受信する段階を含み得る。前記第九無線信号を送信する段階は、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第四無線チャネルのサブチャネルで、前記第九無線信号を送信する段階を含み得る。
前記第六無線信号は、前記第三遠隔無線局を示す宛先のデータを含む宛先フィールドを含み得る。
本方法は、前記第二遠隔無線局において、前記無線信号リピータから前記第二無線信号を受信する段階と、前記第二無線信号を受信した後に、前記第一無線チャネルで、前記第二遠隔無線局から第四遠隔無線局へと、前記第一メッセージを用いて符号化した第十無線信号を送信する段階とをさらに含む。
本方法は、前記第二遠隔局において、前記第三無線信号を送信する前に、前記第四遠隔局から、前記第四無線チャネルで、前記第二メッセージを用いて符号化された第十一無線信号を受信する段階をさらに含み得る。
別の例示的な実施形態に従って、第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一メッセージを用いて符号化された第一無線信号を受信するための設備と;前記第一無線信号を受信した後に、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化した第二無線信号を、第二遠隔無線局へと送信するための設備と;前記第二遠隔無線局から、前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第二メッセージを用いて符号化された第三無線信号を受信するための設備と;前記第三無線信号を受信した後に、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、前記第二メッセージを用いて符号化した第四無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信するための設備と;を有する無線信号リピータ装置が提供される。
別の例示的な実施形態に従って、異なる第一、第二、第三及び第四無線チャネルで、第一及び第二遠隔無線局との無線通信を容易にするためのインターフェースと;前記インターフェースと通信するプロセッサと;を含む無線信号リピータ装置が提供される。前記プロセッサは:前記インターフェースにより、前記第一遠隔無線局から、前記第一無線チャネルで、第一メッセージを用いて符号化された第一無線信号を受信し;前記第一無線信号を受信した後、前記インターフェースに、前記第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化した第二無線信号を、前記第二遠隔無線局へと送信させ;前記インターフェースにより、前記第三無線チャネルで、前記第二遠隔無線局から、第二メッセージを用いて符号化された第三無線信号を受信し;前記インターフェースに、前記第三無線信号を受信した後、前記第四無線チャネルで、前記第二メッセージを用いて符号化した第四無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信させる;よう構成される。
前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ、異なる第一、第二、第三及び第四無線周波数帯域で、周波数分割多重され得る。
前記第一及び第四無線チャネルは、第一無線周波数帯で時分割多重され、
前記第二及び第三無線チャネルは、前記第一無線周波数帯と異なる第二無線周波数帯で時分割多重され得る。
前記プロセッサは、前記インターフェースにより、前記第一、第二、第三及び第四の無線チャネルのそれぞれの無線周波数帯と異なる構成用無線周波数帯域の構成情報信号の中の符号化された構成情報を受信するようさらに構成され得る。
前記構成用無線周波数帯域は、略57GHzと略64GHzの間であり得る。
前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ略57HGzと略64GHzとの間の無線周波数を有し得る。
前記プロセッサは、前記インターフェースに、前記第一無線信号を増幅することにより、前記第二無線信号を送信させるよう構成され、さらに、前記プロセッサは、前記インターフェースに、前記第三無線信号を増幅することにより、前記第四無線信号を送信させるよう構成され得る。
前記プロセッサは、前記インターフェースに、前記第一無線信号から前記第一メッセージをデジタル処理によって復号化し、前記第二無線信号のために、復号化された前記第一メッセージを符号化することによって、前記第二無線信号を送信させるよう構成され、前記プロセッサは、前記インターフェースに、前記第三無線信号から前記第二メッセージをデジタル処理によって復号化し、前記第四無線信号のために、復号化された前記第二メッセージを符号化することによって、前記第四無線信号を送信させるよう構成され得る。
前記プロセッサは、前記インターフェースにおける、前記第一無線信号の、前記第一無線信号のノイズへの強さの割合を表す第一信号対雑音比を決定するようさらに構成され得る。前記プロセッサは、前記第一信号対雑音比が第一基準を満たす場合には、前記インターフェースに、前記第一無線信号を増幅することにより、前記第二無線信号を送信させるよう構成され得る。前記プロセッサは、前記第一信号対雑音比が前記第一基準を満たさない場合には、前記インターフェースに、前記第一無線信号から前記第一メッセージをデジタル処理によって復号化し、さらに、前記第二無線信号のために、復号化された前記第一メッセージを符号化することにより、前記第二無線信号を送信させるよう構成され得る。前記プロセッサは、前記インターフェースにおける、前記第三無線信号の、前記第三無線信号のノイズへの強さの割合を表す第二信号対雑音比を決定するようさらに構成され得る。前記プロセッサは、前記第二信号対雑音比が第二基準を満たす場合には、前記インターフェースに、前記第三無線信号を増幅することにより、前記第四無線信号を送信させるよう構成され得る。前記プロセッサは、前記第二信号対雑音比が前記第二基準を満たさない場合には、前記インターフェースに、前記第三無線信号から前記第二メッセージをデジタル処理によって復号化し、さらに、前記第四無線信号のために、復号化された前記第二メッセージを符号化することにより、前記第四無線信号を送信させるよう構成され得る。
前記第一信号対雑音比は、第一閾値を超える場合に、前記第一基準を満たし、前記第一信号対雑音比は、前記第一閾値を超えない場合に、前記第一基準を満たさない。前記第二信号対雑音比は、第二閾値を超える場合に、前記第二基準を満たし、前記第二信号対雑音比は、前記第二閾値を超えない場合に、前記第二基準を満たさない。
前記プロセッサは、前記第二無線信号を送信する前に、前記第一遠隔無線局から、前記第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化され、かつ、前記第一無線信号と同じ強さでない第五無線信号を、前記インターフェースにより受信し;前記第一及び第五無線信号の、それぞれの信号強度を比較し;前記第一無線信号が、前記第五無線信号より強い場合に、前記第二無線信号のために、前記第一無線チャネルの代わりに前記第二無線チャネルを選択する;
ようにさらに構成され得る。
前記プロセッサは:前記インターフェースにより、前記第一遠隔無線局から、前記第一無線チャネルで、第三メッセージを用いて符号化された第六無線信号を受信し;前記第六無線信号を受信した後に、前記インターフェースに、前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルと異なる第五無線チャネルで、前記第三メッセージを用いて符号化した第七無線信号を、第三遠隔無線局へと送信させ;前記インターフェースにより、前記第三遠隔無線局から、前記第五無線チャネルで、第四メッセージを用いて符号化された第八無線信号を受信し;前記第八無線信号を受信した後に、前記インターフェースに、前記第四無線チャネルで、前記第四メッセージを用いて符号化した第九無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信させる;ようさらに構成され得る。
前記第五無線チャネルは、略5GHzより低い無線周波数を有し得る。
前記プロセッサは、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第一無線チャネルのサブチャネルで、前記第六無線信号を受信するよう構成され得る。前記プロセッサは、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第五無線チャネルのサブチャネルで、前記第七無線信号を送信するよう構成され得る。前記プロセッサは、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第五無線チャネルの前記サブチャネルで、前記第八無線信号を受信するよう構成され得る。前記プロセッサは、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第四無線チャネルのサブチャネルで、前記第九無線信号を送信するよう構成され得る。
前記第六無線信号は、宛先のデータを含む宛先フィールドを含み、前記プロセッサは、前記第六無線信号の前記宛先フィールドが、前記第三遠隔無線局を示す宛先のデータを含むとき、前記第六無線信号の受信に応じて、前記インターフェースに、前記第七無線信号を送信させるよう構成され得る。
別の例示的な実施形態に従って、無線通信方法が提供される。前記方法は:移動局において、第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一無線信号を受信する段階と;前記第一無線チャネルと関連付けられた、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、前記移動局から前記第一遠隔無線局へ、第二無線信号を送信する段階と;前記移動局において、第二遠隔無線局から、前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第三無線信号を受信する段階と;前記第三無線チャネルと関連付けられ、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、前記移動局から前記第二遠隔無線局へ、第四無線信号を送信する段階と;を含む。
前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ異なる第一、第二、第三及び第四無線周波数帯域で、周波数分割多重され得る。
前記第一及び第二無線チャネルは、第一無線周波数帯域で時分割多重され、
前記第三及び第四無線チャネルは、前記第一無線周波数帯域と異なる第二無線周波数帯域で時分割多重され得る。
本方法は、前記移動局において、前記第一、第二、第三及び第四の無線チャネルのそれぞれの無線周波数帯と異なる構成用無線周波数帯域の構成情報信号の中の符号化された構成情報を受信する段階をさらに有し得る。
前記構成用無線周波数帯域は、略57GHzと略64GHzの間であり得る。
前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ、略57HGzと略64GHzの間の無線周波数を有し得る。
別の例示的な実施形態によれば:第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一無線信号を受信するための設備と;前記第一無線チャネルと関連付けられた、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、前記第一遠隔無線局へ第二無線信号を送信するための設備と;前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第二遠隔無線局から第三無線信号を受信するための設備と;前記第三無線チャネルと関連付けられた、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、第四無線信号を、前記第二遠隔無線局へ送信するための設備と;を含む、移動局装置が提供される。
別の例示的な実施形態によれば:異なる第一、第二、第三及び第四無線チャネルで、第一及び第二遠隔無線局との無線通信を容易にするためのインターフェースと;前記インターフェースと通信するプロセッサと;を含む、移動局装置が提供される。前記プロセッサは:前記インターフェースにより、第一無線チャネルで、第一遠隔無線局から、第一無線信号を受信し;前記インターフェースに、前記第一無線チャネルと関連付けられた、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、第二無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信させ;前記インターフェースにより、第二遠隔無線局から、前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第三無線信号を受信し;前記インターフェースに、前記第三無線チャネルと関連付けられた、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、第四無線信号を、前記第二遠隔無線局へと送信させる;よう構成される。
前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ、異なる第一、第二、第三及び第四無線周波数帯域で、周波数分割多重され得る。
前記第一及び第二無線チャネルは、第一無線周波数帯域で時分割多重され、前記第三及び第四無線チャネルは、前記第一無線周波数帯域と異なる第二無線周波数帯域で時分割多重され得る。
前記プロセッサは、前記インターフェースから、前記第一、第二、第三及び第四の無線チャネルのそれぞれの無線周波数帯と異なる構成用無線周波数帯域の構成情報信号の中の符号化された構成情報を受信するようさらに構成され得る。
前記構成用無線周波数帯域は、略57GHzと略64GHzの間にあり得る。
前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ略57HGzと略64GHzの間の無線周波数を有し得る。
他の実施例及び特徴は、添付される図面と併せて、以下の例示的な実施形態のレビューに基づいて、当業者に明らかになるだろう。
例示的な無線通信システムの上方視点の略図。 図1の無線通信システムの基地局の略図。 図2の基地局のダウンリンクコードの略図。 図2の基地局の無線通信インターフェースによって送信されるダウンリンクの信号の略図。 図2の基地局のアップリンクコードの略図。 図2の基地局の無線通信インターフェースにおいて受信されるアップリンク信号の略図。 図2の基地局の構成コードの略図。 図2の基地局の無線通信インターフェースによって送信される構成信号の略図。 図1の無線通信システムの無線信号リピータの略図。 図9の無線信号リピータのダウンリンクコードの略図。 図9の無線信号リピータのアップリンクコードの略図。 図9の無線信号リピータの構成コードの略図。 図1の無線通信システムの移動局の略図。 図13の移動局のダウンリンクコードの略図。 図13の移動局のアップリンクコードの略図。 図13の移動局の構成コードの略図。 図1の無線通信システムにおいて送信され、かつ受信される、例示的な信号の略図。 図1の無線通信システムにおいて送信され、かつ受信される、他の例示的な信号の略図。 図1の無線通信システムにおいて送信され、かつ受信される、他の例示的な信号の略図。 図1の無線通信システムにおいて送信され、かつ受信される、他の例示的な信号の略図。
この出願は、米国仮出願番号61/245,349(2009年9月24日出願)の利益を主張するものであり、参照によって、その全てがここに組み込まれる。
図1を参照すると、例示的な無線通信システムが100において一般的に示され、基地局102、無線信号リピータ104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130及び132、移動局134、136、138及び140を含む。示される実施形態において、移動局134は、無線信号リピータ106と無線通信し,移動局136は、無線信号リピータ106及び120と通信し、移動局140は、無線信号リピータ118と無線通信する。一般に、基地局102と、無線信号リピータ104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130及び132は、それぞれの無線通信範囲を有する。それぞれの無線通信範囲は、重複しており、基地局102を囲むカバレージエリア142の中の、移動局134、136、138及び140のような移動局と、無線により集合的に通信する。基地局102と、無線信号リピータ104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130及び132と、移動局134、136、138及び140は、単に無線局と呼ばれ得る。
図2を参照すると、基地局102(図1においても示される)が、概略的に図示される。基地局102は、示される実施形態において、マイクロプロセッサ144、プログラムメモリ146、入出力(I/O)モジュール148及び構成(configuration)メモリ150を含む。示される実施形態におけるプログラムメモリ146は、基地局102の機能を実行するようマイクロプロセッサ144に指示するコードで符号化される、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。I/Oモジュール148は、無線アンテナ154と通信する無線通信ポート152を含む。I/Oモジュール148は、基地局102のバックホール(backhaul)158と通信するためのバックホールポート156をさらに含む。バックホール158は、カバレージエリア142(図1において示される)内の移動局と、カバレージエリア(142)の外の移動局、及び例えば他の電話やインターネット(図示しない)上のコンピュータとの間の通信を容易にするために、基地局102を、無線通信ネットワーク内の他の基地局と、例えば電話ネットワークとインターネットのような、他の通信ネットワークに接続する。示される実施形態における構成メモリ150もまたRAMであり、基地局102を構成するためのデータを一般に保管する。示される実施形態における基地局102は、マイクロプロセッサ144、プログラムメモリ146、I/Oモジュール148及び構成メモリ150を含むが、代わりに、例えばハードドライブやASIC(application- specific integrated circuits)のような、追加又は代替の部品を含んでもよい。
図1、図2を参照すると、示される実施形態における無線アンテナ154は、少なくとも五つの異なる無線チャネルに関して、すなわち、第一及び第二ダウンリンク無線チャネル160、162、第一及び第二アップリンク無線チャネル164、166、及び構成及び制御無線チャネル204に関して、無線信号リピータ104、106、108、110との無線通信を容易にする。簡単のため、図1において、無線チャネル160、162、164、166及び204は、基地局102と無線信号リピータ106との間と、無線信号リピータ106と120との間のみ示される。しかし、示される実施形態において、全ての無線チャネル160、162、164、166及び204で、基地局102は、無線信号リピータ106、108、110及び112とも無線通信し、無線信号リピータ104は、無線信号リピータ114及び116と無線通信し、無線信号リピータ106は、無線信号リピータ118及び120と無線通信し、無線信号リピータ108は、無線信号リピータ122及び124と無線通信し、無線信号リピータ110は、無線信号リピータ126及び128と無線通信し、無線信号リピータ112は、無線信号リピータ130及び132と無線通信する。従って、無線アンテナ154は、示される実施形態において、無線信号リピータ104、106、108、110及び112への無線通信インターフェースとして機能するか、あるいは、単純にインターフェースとして機能する。
ここで、「無線チャネル」とは、一つ以上の無線又は他の電磁周波数帯域の多重化された通信シャネルを指す。示される実施形態において、基地局102は、無線チャネル160、162、164及び166を、周波数分割多重化を用いて多重化するよう構成可能である。この場合に、無線チャネル160、162、164及び166は、それぞれ、異なる無線周波数帯域上に多重化される。示される実施形態において、基地局102は、無線チャネル160、162、164及び166を、時分割多重化を用いて、多重化するようさらに構成可能である。この場合に、第一ダウンリンク無線チャネル160と、第一アップリンク無線チャネル164は、第一無線周波数帯域の中で時分割多重化され、第二ダウンリンク無線チャネル162と、第二アップリンク無線チャネル166は、第一無線周波数帯域と異なる第二無線周波数帯域の中で時分割多重化される。しかしながら、示される実施形態のあらゆる場合において、構成及び制御無線チャネル204は、無線チャネル160、162、164及び166の周波数帯域と異なる周波数帯域において多重化される。別の基地局は、無線チャネル160、162、164、166及び204を、異なる多重化技術を用いて多重化してもよく、示される実施形態における構成メモリ150は、基地局102の特有の多重化技術を特定する構成データを保管する。
示される実施形態において、無線チャネル160、162、164、166及び204は、およそ57GHzとおよそ64GHzの間の無線周波数帯域の中の、それぞれの無線周波数帯域である。それらは、簡単のために、「60GHz」と呼ばれ、米国では許可されていない。代替となる実施形態において、無線チャネル160、162、164、166及び204は、例えば、およそ30GHzと300GHzとの間の極超短波(Extremely High Frequencies;EHF)として知られる、他の無線周波数のような、他の無線周波数を有してもよい。無線チャネル160、162、164、166及び204の、それぞれの無線周波数帯域は、示される実施形態において、構成メモリ150においても特定される。
図2に戻ると、プログラムメモリ146は、ダウンリンク信号を送信するよう、マイクロプロセッサ144に指示するためのコードのブロックを含む、ダウンリンクコード(downlink code)168を含む。図3を参照すると、ダウンリンクコード168は、概略的に表される。ダウンリンクコード168は、バックホール158(図2に示される)からのダウンリンクメッセージの受信に応じて、開始する(170)。170において、バックホール(158)から受信されるダウンリンクメッセージは、カバレージエリア142内の移動局(図1で示される移動局134、136、138及び140のような)へ向けられる、あらゆるメッセージを含み、例えば音声メッセージ、データメッセージ又は構成メッセージを含み得る。ダウンリンクコード168はブロック172に進む。ブロック172は、無線アンテナ154に、第一ダウンリンク無線チャネル160で、170で受信されたダウンリンクメッセージを用いて符号化(encode;変調、拡散符号による演算を含む)されたダウンリンク信号を送信させるよう、マイクロプロセッサ(144)に指示する。ダウンリンクコード168はブロック174に進む。ブロック174は、第二ダウンリンク無線チャネル162で、170で受信されたダウンリンクメッセージを用いて符号化されたダウンリンク信号を送信するよう、マイクロプロセッサ(144)に指示する。次に、ダウンリンクコード168は終了する。
従って、示される実施形態において、基地局(102)は、バックホール(158)からダウンリンクメッセージを受信し、基地局(102)は、第一及び第二ダウンリンク無線チャネル160、162の両方で、そのメッセージを含むダウンリンク信号を送信する。代替となる基地局は、第一及び第二ダウンリンク無線チャネル160、162のうちの一つのみで、信号を送信してもよい。この場合には、ブロック172、174のうちの一つが省略され得る。さらに、他の代替となる基地局は、基地局と無線通信する特定の無線信号リピータへ向けられるダウンリンク信号のために、第一及び第二ダウンリンク無線チャネル160、162のうちの一つを選択してもよい。
図4を参照すると、ブロック172又は174(図3において示される)におけるコードに応じて送信される例示的なダウンリンク信号が、176で一般的に示される。ダウンリンク信号は、ダウンリンク信号の宛先の識別子を保管するための宛先識別子フィールド178と、170で受信されたメッセージを保管するメッセージフィールド180を含む。従って、示される実施形態におけるダウンリンク信号は、デジタルデータパケットである。しかしながら、代替となる実施形態において、ダウンリンク信号は、例えばデジタルデータパケットとして送信されない、アナログ信号又はデジタルデータストリーム信号であってもよい。
図2に戻ると、プログラムメモリ146は、示される実施形態における無線信号リピータ104、106、108、110及び112(図1において示される)のうちの一つから、アップリンク信号を受信するよう、マイクロプロセッサ144(図2において示される)に指示するための、アップリンクコード182をさらに含む。図5を参照すると、アップリンクコード182が概略的に示される。アップリンクコード182は、無線アンテナ154(図2において示される)において、第一アップリンク無線チャネル164で受信されるアップリンク信号に応じて開始するか(184)、無線アンテナ(154)において、第二アップリンク無線チャネル166で受信されるアップリンク信号に応じて開始される(186)。いずれの場合においても、アップリンクコード182は、ブロック188に進む。ブロック188は、184か186で受信された信号の中で符号化されたメッセージを、バックホール158(図2において示される)へ送信するよう、マイクロプロセッサ(144)に指示する。従って、図1に戻り、示される実施形態において、基地局102は、第一及び第二アップリンク無線チャネル164、166で、無線信号リピータ104、106、108、110及び112からアップリンク信号を受信し、さらに、それらのアップリンク信号の中の符号化されたメッセージを、バックホール158(図2において示される)へ送信する。
図6を参照すると、184、186(図5において示される)で受信される例示的なアップリンク信号は、190において一般的に示される。例示的なアップリンク信号は、アップリンクメッセージの発信元(例えば、図1に示される、移動局134、136、138及び140のうちの一つのような)の識別子を保管するための発信元識別子フィールド192)と、メッセージを保管するためのメッセージフィールド194を含む。アップリンクメッセージフィールド194の中のアップリンクメッセージは、例えば、音声通信又は他のデータのためのデータを含んでもよい。さらに、示される実施形態において、アップリンク信号190は、デジタルパケットである。しかし、代替となる実施形態において、アップリンク信号は、例えばパケットへと分割されない、アナログ信号又はデジタルデータストリーム信号を含んでもよい。
図2に戻ると、プログラムメモリ146は、構成情報を受信及び送信するよう、マイクロプロセッサ144(図2において示される)に指示するための構成コード196をさらに含む。ここで、「構成情報(configuration information)」とは、制御情報も指し、「構成信号(configuration signal)」とは、制御情報を含む信号も指す。図7を参照すると、示される実施形態において、構成コード196は、バックホール158(図2において示される)からの構成情報の受信に応じて開始する(198)。198で受信された構成情報は、例えば、多重化技術と、無線チャネル160、162、164、166及び204の周波数帯域と、無線通信システム100(図1において示される)のための一般的な他の構成情報とを特定する構成情報を含み得る。構成コード196はブロック200に進む。ブロック200は、構成メモリ150(図2において示される)に、198で受信された構成情報を保管するよう、マイクロプロセッサ144(図1において示される)に指示する。構成コード196は、ブロック202に進む。ブロック202は、構成及び制御無線チャネル204で、構成情報を用いて符号化された構成信号を送信するよう、マイクロプロセッサ(144)に指示する。
上述したように、示される実施形態において、構成及び制御無線チャネル204も、略57GHzと略64GHzの間に存在するが、無線チャネル160、162、164及び166の周波数帯域と異なる周波数帯域である。従って、示される実施形態において、構成情報は、アップリンク及びダウンリンク信号と異なる無線周波数帯域の中で、送信される。このことは、複数の実施形態において、構成信号のタイミングをとるために、好都合に、より高い適応性をもたらす。代わりに、構成及び制御無線チャネル204は、例えば、無線チャネル160、162、164及び166として、同一の無線周波数帯域の中で多重化され得る。
図8を参照すると、ブロック202(図7において示される)で送信される、例示的な構成信号が、326において一般的に示される。例示的な構成信号は、198で受信された構成情報のように、構成情報を保管するための構成情報フィールド208を含む。
図9を参照すると、示される実施形態における、無線信号リピータ106(図1においても示される)が概略的に示される。無線信号リピータ106は、マイクロプロセッサ210と、全てマイクロプロセッサ210と通信する、構成メモリ212と、プログラムメモリ214と、一時メモリ216と、I/Oモジュール218とを含む。示される実施形態における構成メモリ212は、RAMを含み、例えば構成信号206(図8において示される)において受信される構成情報のような、無線信号リピータ106を構成するための情報を保管する。示される実施形態におけるプログラムメモリ214もまたRAMを含み、一般に、無線信号リピータ106の機能を実行するよう、マイクロプロセッサ210に指示するためのコードを保管する。示される実施形態における一時メモリ216は、RAMを含み、無線信号リピータ106の稼働中に生成され、アクセスされる、様々なデータを保管する。I/Oモジュール218は、無線アンテナ222と通信する無線アンテナポート220を含み、示される実施形態において、無線アンテナ222は、無線チャネル160、162、164、166及び204を通じて、基地局102及び無線信号リピータ118、120(図1において示される)との無線通信を容易にする。従って、無線アンテナ222は、基地局(102)及び無線信号リピータ(118及び120)との無線通信のための、無線通信インターフェースとして機能するか、単純にインターフェースとして機能する。無線信号リピータ106は、示される実施形態において、マイクロプロセッサ210、構成メモリ212、プログラムメモリ214、一時メモリ216及びI/Oモジュール218とともに図示されるが、代替となる無線信号リピータは、例えばハードドライブやASICのような、異なる部品を含んでもよい。
プログラムメモリ214は、示される実施形態において、一般に、ブロック172又は174(図3において示される)で、基地局102(図1において示される)によって送信されたダウンリンク信号に応答するよう、マイクロプロセッサ210に指示する。
図10を参照すると、ダウンリンクコード224が、概略的に図示される。ダウンリンクコードは、無線アンテナ222(図9において示される)における、ブロック172(図3において示される)におけるコードに応じた、第一ダウンリンク無線チャネル160での、ダウンリンク信号176(図4において示される)の受信に応じて(226)、あるいは、ブロック174(図3において示される)におけるコードに応じた、第二ダウンリンク無線チャネル162での、ダウンリンク信号(176)の受信に応じて(228)、開始する。
ダウンリンクコード224が226において開始する場合には、ダウンリンクコード224はブロック230に進む。ブロック230は、第一ダウンリンク無線チャネル160で受信される信号の信号対雑音比を測定するよう、マイクロプロセッサ210(図9において示される)に指示し、さらに、一時メモリ216(図9において示される)の第一信号対雑音比ストア232に信号対雑音比を保管するように指示する。ダウンリンクコード224はブロック234に進む。ブロック234は、同一のデータを用いて符号化された信号が、第二ダウンリンク無線チャネル162でさらに受信されたかどうかを決定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。同一のデータを用いて符号化された信号は、ブロック174(図3において示される)のコードに応じて、第二ダウンリンク無線チャネル162で、さらに受信され得る。
ブロック234において、同一のデータを用いて符号化された信号が、第二ダウンリンク無線チャネル162でさらに受信された場合には、ダウンリンクコード224は、228でさらに開始し、ブロック236に進む。ブロック236は、第二ダウンリンク無線チャネル162で、信号の信号対雑音比を測定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示し、さらに、一時メモリ216(図9において示される)の第二信号対雑音比ストア238に信号対雑音比を保管するよう指示する。ダウンリンクコード224はブロック236からブロック240へ進む。ブロック240は、同一のデータを用いて符号化された信号が、第一ダウンリンク無線チャネル160でさらに受信されたかどうかを決定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。
ブロック234において、同一のデータを用いて符号化された信号が、第二ダウンリンク無線チャネル162でさらに受信されるか、あるいは、ブロック240において、同一のデータを用いて符号化された信号が、第一ダウンリンク無線チャネル160でさらに受信された場合には、ダウンリンクコード224は、ブロック242に進む。ブロック242は、第一ダウンリンク無線チャネル160の信号が、第二ダウンリンク無線チャネル162の信号より強いかどうかを決定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。示される実施形態において、ブロック242において、コードは、マイクロプロセッサ(210)に、第一及び第二信号対雑音比ストア232、238(図9において示される)に保管される信号対雑音比を比較するよう指示し、さらに、第一信号対雑音比ストア(232)が、第二信号対雑音比ストア(238)より大きな信号対雑音比を保管する場合に、第一ダウンリンク無線チャネル160の信号が、第二ダウンリンク無線チャネル162の信号より強いと決定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。
ブロック242において、第一ダウンリンク無線チャネル160の信号が、第二ダウンリンク無線チャネル162の信号より強い場合か、又は、ブロック234において、第二ダウンリンク無線チャネル162で、同一のデータを用いて符号化された信号が存在しない場合には、ダウンリンクコード224は、ブロック244に進む。ブロック244は、第一アップリンク無線チャネル164をアップリンク送信無線チャネルとして設定するために、一時メモリ216(図9において示される)のアップリンク送信無線チャネルストア246を構成するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。ダウンリンクコード224は、ブロック248に進む。ブロック248は、第一ダウンリンク無線チャネル160をダウンリンク受信無線チャネルとして設定するために、一時メモリ216(図9において示される)のアップリンク送信無線チャネルストア246を構成するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。
図1に戻ると、示される実施形態において、無線信号リピータ106は、移動局無線チャネル252で、移動局134と無線通信する。示される実施形態において、無線チャネル160、162、164、166及び204は、60GHz帯であるのに対し、移動局無線チャネル252は、およそ2GHzのGSM無線帯域にある。代替となる実施形態において、無線信号リピータは、例えば、GSM、CDMA、TDMA及びIEEE802.11又は802.16のような、様々な無線周波数帯域にて、移動局と通信することができる。そして、そのような無線局無線チャネルは、一般に、示される実施形態における、無線チャネル160、162、164、166及び204の無線周波数帯より、低い無線周波数である。
図10に戻ると、ダウンリンクコード224は、ブロック248からブロック254に進む。ブロック254は、226で受信した信号の宛先識別子フィールド178(図4において示される)が、移動局無線チャネル252のダウンリンク無線チャネルを示すかどうかを決定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。示される実施形態において、宛先識別子フィールド(178)の宛先識別子が、移動局無線チャネル252で、無線信号リピータ(106)と無線通信する(示される実施形態における図1の移動局134のような)移動局を示す場合には、宛先識別子フィールド(178)の宛先識別子は、移動局無線チャネル252のダウンリンク無線チャネルを示す。ブロック254において、宛先識別子フィールド(178)の宛先識別子が、移動局無線チャネル252のダウンリンク無線チャネルを示す場合には、ダウンリンクコード224は、ブロック256に進む。ブロック256は、移動局無線チャネル252をダウンリンク送信無線チャネルとして設定するために、一時メモリ216(図9において示される)のダウンリンク送信無線チャネルストア258を構成するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。そうでなければ、ダウンリンクコード224は、ブロック260に進む。ブロック260は、第二ダウンリンク無線チャネル162をダウンリンク送信無線チャネルとして設定するために、ダウンリンク送信無線チャネルストア(258)を構成するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。
ブロック256又は260の後に、ダウンリンクコード224は、ブロック262に進む。ブロック262は、ダウンリンク受信無線チャネルの信号帯雑音比が、構成メモリ212(図9において示される)の閾値ストア264に保管される閾値を超えるかどうかを決定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。ブロック248において、ダウンリンク受信無線チャネルが、第一ダウンリンク無線チャネル160として設定された場合には、ブロック262において、コードは、第一信号対雑音比ストア232に保管される信号対雑音比を、閾値ストア264に保管される閾値と比較する。ブロック262において、ダウンリンク受信無線チャネルの信号対雑音比が閾値を超える場合には、ダウンリンクコード224は、ブロック266に進む。ブロック266は、無線アンテナ222(図9において示される)に、ダウンリンク受信無線チャネル(ダウンリンク受信無線チャネルストア250により特定される)から受信される信号を増幅することにより、ダウンリンク送信無線チャネル(図9において示されるダウンリンク送信無線チャネルストア258により特定される)で、ダウンリンク信号を送信させるよう、マイクロプロセッサ210に指示する。しかしながら、ブロック262において、ダウンリンク受信無線チャネルの信号対雑音比が、閾値を超えない場合には、ダウンリンクコード224は、ブロック268に進む。ブロック268は、無線アンテナ(222)に、ダウンリンク受信無線チャネル(ダウンリンク受信無線チャネルストア250により特定される)から受信されるメッセージを、デジタル処理によって(digitally)、復号化(decode;復調、拡散符号による演算を含む)し、ダウンリンク信号のために符号化することにより、ダウンリンク送信無線チャネル(図9において示されるダウンリンク送信無線チャネルストア258により特定される)で、ダウンリンク信号(176)を送信させるよう、マイクロプロセッサ210に指示する。ブロック266又はブロック268の後に、ダウンリンクコード224は終了する。
従って、示される実施形態において、無線信号リピータ(106)は、単に受信されたアップリンク信号を増幅する(ブロック266のように)か、あるいは、受信されたメッセージをデジタル処理によって復号化し、次に符号化することによって(ブロック268のように)、受信されたメッセージを反復する(repeat)ことができる。受信された信号の信号対雑音比が、閾値より上である場合、無線信号リピータ(106)は、単に信号を増幅することができる。高い信号帯雑音比を有する信号は、より少ないエラーを有し得ることが見込まれるためである。しかしながら、信号対雑音比が、閾値より下である場合、信号は、より多くエラーを含む可能性があり、メッセージのデジタル処理による復号化と符号化は、反復された信号の品質を、(特に、信号が、例えば、冗長なデータ訂正情報を含むとき)好都合に高めることができる。代替となる実施形態において、ブロック262におけるコードは省略され、ダウンリンクコード224は、例えば、ブロック266のコードか、ブロック268のコードへ、直接進み得る。さらに他の実施形態において、構成メモリ212(図9において示される)は、ブロック266におけるコードを実行するか、あるいは、ブロック268におけるコードを実行するかを決定する構成情報を含んでもよい。さらに、ダウンリンクとアップリンク信号が純粋にアナログである場合に、ブロック262と268のコードは省略され、ダウンリンクコード224は、ブロック266のコードに直接進む。
さらに図10を参照すると、ブロック240において、同一のデータを用いて符号化された信号が、第一ダウンリンク無線チャネル160でさらに受信されていない場合か、又は、ブロック242において、第一ダウンリンク無線チャネル160の信号が、第二ダウンリンク無線チャネル162の信号より強くない場合には、ダウンリンクコード224は、ブロック270に進む。ブロック270は、第二アップリンク無線チャネル166をアップリンク送信無線チャネルとして設定するために、アップリンク送信無線チャネルストア246(図9において示される)を構成するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。
ダウンリンクコード224は、ブロック272に進む。ブロック272は、第二ダウンリンク無線チャネル162をダウンリンク受信無線チャネルとして設定するために、ダウンリンク受信無線チャネルストア250(図9において示される)を構成するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。ダウンリンクコード224は、ブロック274に進む。ブロック274は、228で受信されたダウンリンク信号176(図4において示される)の宛先識別子フィールド178の宛先識別子が、移動局無線チャネル252のダウンリンク無線チャネルを示すかどうか決定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。従って、ブロック274のコードは、ブロック254のコードと、実質的に同一である(ブロック254のコードが、226において受信されたダウンリンク信号(176)の宛先識別子フィールド(178)の宛先識別子に応答するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示することと、ブロック274のコードが、228において受信されたダウンリンク信号(176)の宛先識別子フィールド(178)の宛先識別子に応答するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示することを除く)。ブロック274において、宛先識別子フィールド(178)の宛先識別子が、移動局無線チャネル252のダウンリンク無線チャネルを示す場合に、ダウンリンクコード224は、上で議論したように、ブロック256に進む。そうでなければ、ダウンリンクコード224は、ブロック276に進む。ブロック276は、第一ダウンリンク無線チャネル160を、ダウンリンク送信無線チャネルとして設定するために、ダウンリンク送信無線チャネルストア258(図9において示される)を構成するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。ダウンリンクコード224は、上で述べたように、ブロック262に進む(ダウンリンク受信無線チャネルが、ブロック272において、第二ダウンリンク無線チャネル162として設定された場合に、ブロック262のコードが、第二信号対雑音比ストア238(図9において示される)に保管された信号対雑音比と、閾値ストア264(図9において示される)に保管された閾値とを比較することを除く)。
図1に戻ると、示される実施形態における無線信号リピータ106は、無線信号リピータ118及び120、又は移動局134及び136から、アップリンク信号をさらに受信し得る。図1及び図9を参照すると、プログラムメモリ214は、一般に、示される実施形態における、無線信号リピータ118及び120のうちの一つ、あるいは移動局134及び136のうちの一つからの、アップリンク信号190に応答するよう、マイクロプロセッサ210に指示するための、アップリンクコード278をさらに含む。図11を参照すると、アップリンクコード278が、概略的に示され、以下のうちの一つから開始する:
280 無線アンテナ222(図9において示される)における、第一アップリンク無線チャネル164での、アップリンク信号(190)の受信に応じて;
282 無線アンテナ(222)における、第二アップリンク無線チャネル166での、アップリンク信号(190)の受信に応じて;
284 無線アンテナ(222)における、移動局無線チャネル166での、アップリンク信号(190)の受信に応じて;
280、282又は284のいずれかの後に、アップリンクコード278は、ブロック288に進む。ブロック288は、280、282又は284で受信されたアップリンク信号の信号対雑音比を測定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。アップリンクコード278は、ブロック290に進む。ブロック290は、ブロック288で測定された信号対雑音比が、閾値ストア264(図9において示される)に保管される閾値を超えるかどうかを決定するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。ブロック290において、信号対雑音比が閾値を超える場合に、アップリンクコード278は、ブロック292に進む。ブロック292は、280、282又は284で受信された信号を増幅することにより、アップリンク送信無線チャネル(図9において示される、アップリンク送信無線チャネルストア246によって特定される)で、アップリンク信号190(図6において示される)を送信するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。そうでない場合には、アップリンクコード278は、ブロック294に進む。ブロック294は、280、282又は284で受信されたメッセージをデジタル処理によって復号化し、復号化されたメッセージを符号化することによって、アップリンク送信無線チャネル(アップリンク送信無線チャネルストア246により特定される)で、アップリンク信号(190)を送信するよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。
従って、ブロック262、266及び268(図10において示される)に関して、上で議論したように、ブロック290、292及び294のコードは、受信されたアップリンク信号の信号対雑音比が閾値を超える場合には、受信されたアップリンク信号を単に増幅するようマイクロプロセッサ(210)に指示し、受信されたアップリンク信号の信号対雑音比が閾値より低い場合には、受信されたメッセージをデジタル処理によって復号化し、符号化するようマイクロプロセッサ(210)に指示する。より低い信号対雑音比で受信された信号は、余分なエラーを有する可能性がある。余分なエラーは、メッセージをデジタル処理によって復号化し、符号化することによって取り除くことができる。さらに、代替となる実施形態において、ブロック290のコードは、省略されてもよい。そして、アップリンクコード278は、例えば、直接、ブロック292のコードか、ブロック294のコードに進んでもよい。さらに別の実施形態において、構成メモリ212(図9において示される)は、ブロック292のコードを実行するか、ブロック294のコードを実行するかを決定する構成情報を含んでもよい。さらに、ダウンリンク信号及びアップリンク信号が純粋なアナログである実施形態において、ブロック290及び294のコードは、アップリンクコード278が、直接、ブロック292のコードに進むように、省略されてもよい。
図9に戻ると、プログラムメモリ214は、一般に、例えばブロック202(図7において示される)のコードに応じて送信された構成信号206(図8において示される)に応答するよう、マイクロプロセッサ210に指示するための、構成コード296をさらに含む。図12を参照すると、構成コード296が、概略的に示される。構成コード296は、無線アンテナ222(図9において示される)における構成信号(206)の受信に応じて、298において開始する。構成コード296はブロック300に進む。ブロック300は、298で受信された構成信号(206)の構成信号フィールド208(図8において示される)の構成情報を、構成メモリ212(図9において示される)に保管するよう、マイクロプロセッサ210(図9において示される)に指示する。構成コード296はブロック302に進む。ブロック302は、無線アンテナ(222)に、構成及び制御無線チャネル204で、構成信号(206)を送信させるよう、マイクロプロセッサ(210)に指示する。示される実施形態において、ブロック302のコードは、無線信号リピータ106に、構成信号(206)を、図1で示される無線局リピータ118及び120へと送信させる。
図1に戻ると、無線信号リピータ104、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130及び132は、示される実施形態において、無線信号リピータ106と実質的に同一である。しかしながら、稼動時において、示される実施形態における無線信号リピータ104、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130及び132は、図1や上で示されるように、他のそのような無線局と、無線によって通信する。
図13を参照すると、移動局136が、概略的に図示される。示される実施形態において、移動局136は、マイクロプロセッサ304と、マイクロプロセッサ304と通信する、移動局136の構成情報を保管するための構成メモリ306と、一般に、当該移動局の機能を実行するよう、マイクロプロセッサ304に指示するためのプログラムメモリ308と、移動局136の稼働中に生成され、アクセスされるデータを保管するための一時メモリ310と、I/Oモジュール312とを含む。示される実施形態において、構成メモリ306、プログラムメモリ308及び一時メモリ310はRAMである。そして、I/Oモジュール312は、無線アンテナ316と通信するための無線アンテナポート314を含む。移動局136は、I/Oモジュール312と通信するユーザインターフェース317をさらに含む。ユーザインターフェース317は、移動局136のユーザと相互にやりとりするための、様々なI/O部品を表し、示される実施形態において、スクリーン、マイク、スピーカ及びキーパッド(全て図示されない)を含む。
図1及び図13を参照すると、示される実施形態における無線アンテナ316は、無線信号リピータ106及び120との無線通信を容易にする。しかしながら、移動局134と異なり、移動局136は、無線チャネル160、162、164、166及び204で、無線信号リピータ106及び120と無線通信する。代替となる実施形態において、移動局136は、他の無線信号リピータ又は基地局と無線通信することができ、より一般的に、無線アンテナ316は、無線信号リピータ106及び120のような無線信号リピータと無線通信するために、無線通信インターフェース、あるいは単にインターフェースとして機能する。
図13に戻ると、プログラムメモリ308は、一般に、示される実施形態におけるブロック266又は268(図10において示される)のコードに応じて送信されたダウンリンク信号176(図4において示される)に応答するよう、マイクロプロセッサ304に指示するための、ダウンリンクコード318を含む。図14を参照すると、ダウンリンクコード318は、概略的に図示される。ダウンリンクコード318は、無線アンテナ316(図13において示される)における、第一ダウンリンク無線チャネル160での、ダウンリンク信号(176)の受信に応じて(320)、あるいは、無線アンテナ(316)における、第二ダウンリンク無線チャネル162での、ダウンリンク信号(176)の受信に応じて(322)、開始する。ダウンリンクコード318は、320において開始する場合には、ブロック324に進む。ブロック324は、第一アップリンク無線チャネル164をアップリンク送信無線チャネルとして設定するために、一時メモリ310(図13において示される)のアップリンク送信電波チャネルストア326を構成するよう、マイクロプロセッサ304(図13において示される)に指示する。ブロック324のコードは、第一ダウンリンク無線チャネル160で受信されたダウンリンク信号に応じて、第一アップリンク無線チャネル164を、アップリンク送信無線チャネルとして設定するよう、マイクロプロセッサ(304)に指示する。したがって、第一アップリンク無線チャネル164は、第一ダウンリンク無線チャネル160と関連付けられる。
ダウンリンクコード318は、ブロック328に進む。ブロック328は、320又は322で受信されたダウンリンク信号(176)に応答するよう、マイクロプロセッサ(304)に指示する。例えば、320又は322で受信されたダウンリンク信号は、音声通信又は他のデータ送信のためのメッセージを含んでもよい。また、ブロック328のコードは、一般に、それに応じて、メッセージに応答するよう、マイクロプロセッサ(304)に指示する。
しかしながら、ダウンリンクコード318が322において開始する場合には、ダウンリンクコード318は、ブロック330に進む。ブロック330は、第二アップリンク無線チャネル166をアップリンク送信無線チャネルとして設定するために、アップリンク送信無線チャネルストア(326)を構成するよう、マイクロプロセッサ(304)に指示する。ブロック330のコードは、第二ダウンリンク無線チャネル162で受信したダウンリンク信号に応じて、第二アップリンク無線チャネル166をアップリンク送信無線チャネルとして設定するよう、マイクロプロセッサ(304)に指示する。従って、第二アップリンク無線チャネル166は、第二ダウンリンク無線チャネル162と関連付けられる。ダウンリンクコード318は、上述したように、ブロック328に進む。
図13に戻ると、プログラムメモリ308は、一般に、アップリンク信号190(図6において示される)を送信するよう、マイクロプロセッサ304に指示するための、アップリンクコード332をさらに含む。図15を参照すると、アップリンクコード332が、概略的に図示される。アップリンクコード332は、アップリンクメッセージの受信に応じて、334において開始する。334で受信されるアップリンクメッセージは、例えば、移動局(136)からの音声通信又は他のデータのためのアップリンクデータを含み得る。アップリンクコード332は、ブロック336に進む。ブロック336は、アップリンク送信無線チャネルストア326(図13において示される)により特定される、アップリンク送信無線チャネルで、アップリンク信号(190)のメッセージフィールド194(図6において示される)において、334で受信されたアップリンクメッセージを含むアップリング信号(190)を送信するよう、マイクロプロセッサ304に指示する。次に、アップリンクコード332は、終了する。
図13に戻って、プログラムメモリ308は、一般に、例えば、無線アンテナ316において、ブロック202(図7において示される)のコードに応じて、構成及び制御無線チャネル204で受信される構成信号206(図8において示される)に応答するよう、マイクロプロセッサ304に指示するための、構成コード338をさらに含む。図16を参照すると、構成コード338が、概略的に図示される。構成コード338は、無線アンテナ(316)からの構成信号(206)の受信に応じて、340において開始する。構成コード338は、ブロック342に進む。ブロック342は、340で受信された構成信号206(図8において示される)の構成情報フィールド208からの構成情報を、構成メモリ306(図13において示される)に保管するよう、マイクロプロセッサ304(図13において示される)に指示する。
次に、構成コード338は、終了する。
図17を参照すると、無線通信システム100(図1において示される)において送受信される信号の例となるシーケンスが、概略的に図示される(一般的に、344と表す)。信号のシーケンス344は、基地局102が、ダウンリンクコード168(図3において示される)のブロック172のコードに応じて、第一ダウンリンク無線チャネル160で、第一メッセージ348を用いて符号化された、第一ダウンリンク信号346を送信したときに、開始する。無線信号リピータ106は、第一ダウンリンク信号346を受信する。そして、無線信号リピータ106は、ダウンリンクコード224の、ブロック230、234、244、248、254、260、262、及び、266か268の何れか(図10において示される)に応じて、第二ダウンリンク無線チャネル162で、第一メッセージ348を用いて符号化された、第二ダウンリンク信号350を送信する。移動局136は、ダウンリンクコード318のブロック330及び328のコード(図14において示される)に応じて、第二ダウンリンク信号350を受信する。移動局136は、アップリンクコード332のブロック336のコード(図15において示される)に応じて、第二アップリンク無線チャネル166で、第二メッセージ354を用いて符号化された、第一アップリンク信号352を送信する。次に、無線信号リピータ106は、第一アップリンク信号352を受信する。そして、無線信号リピータ106は、アップリンクコード278(図11において示される)に応じて、第一アップリンク無線チャネル164で、第二メッセージ354を用いて符号化された、第二アップリンク信号356を受信する。基地局102は、次に,アップリンクコード182(図5において示される)に応じて、第二アップリンク信号356を受信する。
要約すると、信号のシーケンス344において、無線信号リピータ106は:第一ダウンリンク無線チャネル160で、基地局102から、第一メッセージ348を用いて符号化された、第一ダウンリンク信号346を受信し;第一ダウンリンク信号346の受信後に、第二ダウンリンク無線チャネル162で、第一メッセージ348を用いて符号化された、第二ダウンリンク信号350を、移動局136へ送信し;第二アップリンク無線チャネル166で、移動局136から、第二メッセージ354を用いて符号化された、第一アップリンク信号352を受信し;第一アップリンク信号352の受信後に、第一アップリンク無線チャネル164で、第二メッセージ354を用いて符号化された、第二アップリンク信号356を送信する。
図17において示される、代替となる実施形態は、基地局102が、第二ダウンリンク無線チャネル162で、第一メッセージ348を用いて符号化された、第三ダウンリンク信号358をさらに送信し、さらに、無線信号リピータ106が、第二ダウンリンク信号350を送信する前に、第三ダウンリンク信号358を受信する。しかしながら、この代替となる実施形態において、無線信号リピータ106は、第三ダウンリンク信号358(図10において示されるブロック236で測定される)に対して、第一ダウンリンク信号346の、より高い信号対雑音比を(図10において示されるブロック230で)測定する。従って、図10において示されるブロック242において、無線信号リピータ106は、第一ダウンリンク無線チャネル160の第一ダウンリンク信号346が、第二ダウンリンク無線チャネル162の第三ダウンリンク信号358より強いと決定する。従って、ダウンリンクコード224は、この代替となる実施形態において、ブロック244、248、254、260、262及び、266又は268(図10において示される)に進む。従って、この代替となる実施形態において、無線信号リピータ106は、第二無線信号(第二ダウンリンク信号350)を送信する前に、第二無線チャネル(第二ダウンリンク無線チャネル162)で、第一メッセージ348を用いて符号化された第五無線信号(第三ダウンリンク信号358)をさらに受信する。しかし、第一信号(第一ダウンリンク信号346)は、第五信号(第三ダウンリンク信号358)より強いため、ブロック242のコード(図10において示される)は、無線信号リピータ106に、第二無線信号(第二ダウンリンク信号350)のために、第一チャネル(第一ダウンリンクチャネル160)の代わりに、第二無線チャネル(第二ダウンリンク無線チャネル162)を選択させる(図10において示されるブロック260)。
図1に戻ると、移動局136もまた、無線チャネル160、162、164、166及び204で、無線信号リピータ120と無線通信し、例えば、干渉又は他の環境条件により、移動局136は、無線信号リピータ106との無線通信を失うことがあり、代わりに無線信号リピータ120からダウンリンク信号を受信し始めることがある。図18を参照すると、移動局136が、無線信号リピータ106の代わりに、無線信号リピータ120から、ダウンリンク信号を受信した場合における、無線通信システム100(図1において示される)で送受信される信号の、別の例となるシーケンスが、概略的に図示される(一般的に、374と表す)。信号のシーケンス374は、基地局102が、第一ダウンリンク無線チャネル160で、第一メッセージ378を用いて符号化された、第一ダウンリンク信号376を送信したときに、開始する。無線信号リピータ106は、第一ダウンリンク信号346を受信し、第二ダウンリンク無線チャネル162で、第一メッセージ378を用いて符号化された、第二ダウンリンク信号380を送信する。無線信号リピータ120は、第二ダウンリンク信号376を受信し、第一ダウンリンク無線チャネル160で、第一メッセージ378を用いて符号化された、第三ダウンリンク信号382を送信する。移動局136は、ダウンリンクコード318のブロック324及び328のコード(図14において示される)に応じて、第三ダウンリンク信号382を受信する。移動局136は、次に、アップリンクコード332のブロック336のコード(図15において示される)に応じて、第一アップリンク無線チャネル164で、第二メッセージ386を用いて符号化された、第一アップリンク信号384を送信する。次に、無線信号リピータ120は、第一アップリンク信号384を受信し、第二アップリンク無線チャネル166で、第二メッセージ386を用いて符号化された、第二アップリンク信号388を送信する。次に、無線信号リピータ106は、第二アップリンク信号388を受信し、第一アップリンク無線チャネル164で、第二メッセージ386を用いて符号化された、第三アップリンク信号390を送信する。基地局102は、次に,第三アップリンク信号390を受信する。
要約すると、信号のシーケンス374において、無線信号リピータ120は:無線信号リピータ106から、第二ダウンリンク信号380を受信し;第二ダウンリンク信号380の受信後に、第一ダウンリンク無線チャネル160で、第一メッセージ378を用いて符号化された、第三ダウンリンク信号382を、移動局136へと送信し;第二アップリンク信号388の送信前に、移動局136から、第二メッセージ386で符号化された、第一アップリンク信号384を受信する。
要約すると、図17及び図18を参照すると、信号のシーケンス344及び374において、移動局136は:第二ダウンリンク無線チャネル162で、無線信号リピータ106から、第二ダウンリンク信号350を受信し;第二ダウンリンク無線チャネル162と(図14において示されるブロック330のコードにより)関連付けられた第二アップリンク無線チャネル166で、第一アップリンク信号352を、無線信号リピータ106へと送信し;第一ダウンリンク無線チャネル160で、無線信号リピータ120から、第三ダウンリンク信号382を受信し;第一ダウンリンク無線チャネル160と(図14において示されるブロック324のコードにより)関連付けられた第一アップリンク無線チャネル164で、第一アップリンク信号384を、無線信号リピータ120へと送信する。
図17及び図18において示される、例となる実施形態において、無線信号リピータは、無線チャネル160、162、164及び166でのみ通信する。従って、そのような実施形態において、無線信号リピータは、移動局無線チャネル252において通信するよう構成される必要はない。従って、そのような実施形態において、ブロック254、256及び274(図10において示される)は、省略され得る。
図19を参照すると、無線通信システム100(図1において示される)において送受信される信号の、別の例となるシーケンスが、概略的に図示される(一般的に、360と表す)。信号のシーケンス360は、基地局102が、第一ダウンリンク無線チャネル160で、第一メッセージ364を用いて符号化された、第一ダウンリンク信号362を送信したときに、開始する。示される実施形態において、第一ダウンリンク信号362の宛先識別子フィールド178(図4において示される)の宛先識別子は、移動局134を示す。図1において示されるように、移動局134は、移動局無線チャネル252を通じて、無線信号リピータ106と通信する。従って、無線信号リピータ106は、第一ダウンリンク信号362を受信し、さらに、図10において示されるブロック254のコードに応じて、移動局無線チャネル252で、第一メッセージ364を用いて符号化された、第二ダウンリンク信号366を送信する。移動局134は、第二ダウンリンク信号366を受信し、後に、移動局無線チャネル252で、第二メッセージ370を用いて符号化された、第一アップリンク信号368を送信する。無線信号リピータ106は、第一アップリンク信号368を受信し、さらに、アップリンクコード278(図11において示される)に応じて、第一アップリンク無線チャネル164で、第二メッセージ370を用いて符号化された、第二アップリンク信号372を送信する。基地局102は、次に、アップリンクコード182(図5において示される)に応じて、第二アップリンク信号372を受信する。
要約すると、例となる信号のシーケンス360において、無線信号リピータ106は:第一ダウンリンク無線チャネル160で、第一メッセージ364を用いて符号化された、第一ダウンリンク信号362を受信し;第一ダウンリンク信号362の受信後に、移動局無線チャネル252で、第一メッセージ364を用いて符号化された、第二ダウンリンク信号366を、移動局134へと送信し;移動局無線チャネル252で、第二メッセージ370を用いて符号化された、第一アップリンク信号368を、移動局134から受信し;第一アップリンク信号368の受信後に、第一アップリンク無線チャネル164で、第二メッセージ370を用いて符号化された、第二アップリンク信号372を、基地局102へと送信する。
例となる信号のシーケンス360において、移動局134は、移動局無線チャネル252で、無線信号リピータ106と通信する。従って、移動局134は、無線信号リピータ106の、マイクロセル、ピコセル又はフェムトセルの中にあるとみなすことができる。示される実施形態において、無線信号リピータ104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130及び132は、それぞれ、そのようなマイクロセル、ピコセル又はフェムトセルを確立することができる。
図1に戻ると、移動局140は、移動局無線チャネル252で、無線信号リピータ118と無線通信する。示される実施形態において、198(図7において示される)で受信され、構成情報フィールド208(図9において示される)の中で送信される構成情報は、例えば、それぞれ異なる、移動局無線チャネル252のサブチャネルで、無線信号リピータ106及び118と無線通信すべき、移動局134及び140を構成することができる。より一般的には、示される実施形態において、構成情報は、移動局無線チャネル252の様々なサブチャネルを、無線信号リピータ104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130及び132のそれぞれと関連付けることができる。そして、それらの無線信号リピータの一つと通信する、一つ以上の移動局は、無線信号リピータと関連付けられたサブチャネルと、さらに関連付けられ得る。これらの異なるサブチャネルは、例えば、移動局無線チャネル252について、隣接する無線信号リピータからの送信における干渉を減少させるために、好都合である。
構成情報は、移動局無線チャネル252のサブチャネルを、無線チャネル160、162、164及び166のうちのそれぞれの中の、それぞれのサブチャネルとさらに関連付けてもよい。そのような構成において、ブロック172及び174(図3において示される)のコードと、ブロック266及び268(図10において示される)コードは、ダウンリンク信号178(図4において示される)を、ダウンリンク信号の宛先移動局と関連付けられた、第一及び第二ダウンリンク無線チャネル160及び162の、それぞれのサブチャネルにおいて、送信する。そして、ブロック292及び294(図11において示される)のコードと、ブロック336(図15において示される)のコードは、アップリンク信号190(図6において示される)を、アップリンク信号の発信元移動局と関連付けられた、第一及び第二アップリンク無線チャネル164及び166の、それぞれのサブチャネルにおいて、送信する。さらに、そのような構成において、宛先識別子フィールド178(図4において示される)及び発信元識別子フィールド192(図6において示される)は省略されてもよい。なぜなら、信号の宛先又は発信元は、ダウンリンク信号(178)又はアップリンク信号(190)のサブチャネルによって識別され得るためである。また、ブロック254及び274(図10において示される)のコードは、226又は228(図10において示される)で受信された送信ダウンリンク信号(178)のサブチャネルを識別することにより、信号が、移動局無線チャネル252に対して指定されたかどうかを決定することができる。
図20を参照すると、別の例となる、無線通信システム100(図1において示される)において送受信される信号のシーケンスが、概略的に図示される(一般的に、392と表す)。信号のシーケンス392は、基地局102が、移動局134と関連付けられる、第一ダウンリンク無線チャネル160のサブチャネルにおいて、第一ダウンリンク信号394を送信したときに、開始する。無線信号リピータ106は、第一ダウンリンク信号394を受信し、さらに、移動局134と関連付けられた、移動局無線チャネル252のサブチャネルで、第二ダウンリンク信号396を、移動局134へと送信する。後に、移動局134は、移動局134と関連付けられた、移動局無線チャネル252のサブチャネルで、第一アップリンク信号398を送信する。また、無線信号リピータ106は、第一アップリンク信号398を受信し、さらに、移動局134と関連付けられた、第一アップリンク無線チャネル162のサブチャネルで、第二アップリンク信号400を、基地局102へと送信する。
後に、信号のシーケンス392において、基地局102は、移動局140と関連付けられた、第一ダウンリンク無線チャネル160のサブチャネルで、第三ダウンリンク信号402を送信する。無線信号リピータ106は、第三ダウンリンク信号402を受信し、さらに、移動局140と関連付けられた、第二ダウンリンク無線チャネル162のサブチャネルで、第四ダウンリンク信号404を送信する。無線信号リピータ118は、第四ダウンリンク信号404を受信し、さらに、移動局140と関連付けられた、移動局無線チャネル252のサブチャネルで、第五ダウンリンク信号406を、移動局140へ送信する。後に、移動局140は、移動局140と関連付けられた、移動局無線チャネル252のサブチャネルで、第三アップリンク信号408を送信する。無線信号リピータ118は、第三アップリンク信号408を受信し、さらに、移動局140と関連付けられた、第二アップリンク無線チャネル166のサブチャネルで、第四アップリンク信号410を送信する。無線信号リピータ106は、第四アップリンク信号410を受信し、さらに、移動局140と関連付けられた、第一アップリンク無線チャネル164のサブチャネルで、第五アップリンク信号412を送信する。
無線通信システム100は、例えば、EHF周波数のような、より高い無線周波数における通信を可能にし、そのような高い無線周波数において利用可能な、より大きな動作帯域幅を、好都合に、可能にする。実際には、無線通信システム100の基地局102は、単に低い無線周波数を利用する、既存の基地局を置き換えることができ、その結果、既存の基地局をアップグレードし、より大きな動作帯域幅を提供する。さらに、上述した無線信号リピータは、好都合に、共に近接して配置することができる。高い無線周波数の短い距離に適応することが要求され、アップリンク信号のための少なくとも二つの異なるチャネルと、少なくとも二つの異なるチャネルのダウンリンク信号が、信号間の干渉を、好都合に低減し得るためである。様々な実施形態が記載され、説明されたが、そのような実施形態は、単に例示的なものであるとみなされるべきであり、添付されるクレームに従って解釈される発明を限定するものとみなされるべきではない。

Claims (46)

  1. 無線通信を容易にする方法であって:
    無線信号リピータにおいて、第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一メッセージを用いて符号化された第一無線信号を受信する段階と;
    前記第一無線信号を受信した後に、前記無線信号リピータから第二遠隔無線局へ、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化した第二無線信号を送信する段階と;
    前記無線信号リピータにおいて、前記第二遠隔無線局から、前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第二メッセージを用いて符号化された第三無線信号を受信する段階と;
    前記第三無線信号を受信した後に、前記無線信号リピータから前記第一遠隔無線局へ、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、前記第二メッセージを用いて符号化した第四無線信号を送信する段階と;
    を有する、方法。
  2. 前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ異なる第一、第二、第三及び第四無線周波数帯域で、周波数分割多重される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第一及び第四無線チャネルは、第一無線周波数帯域で時分割多重され、
    前記第二及び第三無線チャネルは、前記第一無線周波数帯域と異なる第二無線周波数帯域で時分割多重される、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記無線信号リピータにおいて、前記第一、第二、第三及び第四の無線チャネルのそれぞれの無線周波数帯域と異なる構成用無線周波数帯域の構成情報信号の中の符号化された構成情報を受信する段階をさらに有する、
    請求項1乃至3何れか一項に記載の方法。
  5. 前記構成用無線周波数帯域は、略57GHzと略64GHzとの間にある、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ略57HGzと略64GHzとの間の無線周波数を有する、
    請求項1乃至5何れか一項に記載の方法。
  7. 前記第二無線信号を送信する段階は、前記第一無線信号を増幅する段階を有し、
    前記第四無線信号を送信する段階は、前記第三無線信号を増幅する段階を有する、
    請求項1乃至6何れか一項に記載の方法。
  8. 前記第二無線信号を送信する段階は、
    前記第一無線信号から前記第一メッセージをデジタル処理によって復号化する段階と、
    前記第二無線信号のために、復号化された前記第一メッセージを符号化する段階と
    を有し、
    前記第四無線信号を送信する段階は、
    前記第三無線信号から前記第二メッセージをデジタル処理によって復号化する段階と、
    前記第四無線信号のために、復号化された前記第二メッセージを符号化する段階と
    を有する、
    請求項1乃至6何れか一項に記載の方法。
  9. 前記無線信号リピータにおける、前記第一無線信号の、前記第一無線信号のノイズへの強さの割合を表す第一信号対雑音比を決定する段階と、
    前記無線信号リピータにおける、前記第三無線信号の、前記第三無線信号のノイズへの強さの割合を表す第二信号対雑音比を決定する段階と、
    をさらに有し、
    前記第一信号対雑音比が、第一基準を満たす場合には、前記第二無線信号を送信する段階は、前記第一無線信号を増幅する段階を有し、
    前記第一信号対雑音比が、前記第一基準を満たさない場合には、前記第二無線信号を送信する段階は、
    前記第一無線信号から前記第一メッセージをデジタル処理によって復号化する段階と、
    前記第二無線信号のために、復号化された前記第一メッセージを符号化する段階と、
    を有し、
    前記第二信号対雑音比が、第二基準を満たす場合には、前記第四無線信号を送信する段階は、前記第三無線信号を増幅する段階を有し、
    前記第二信号対雑音比が、前記第二基準を満たさない場合には、前記第四無線信号を送信する段階は、
    前記第三無線信号から前記第二メッセージをデジタル処理によって復号化する段階と、
    前記第四無線信号のために、復号化された前記第二メッセージを符号化する段階と、
    を有する、
    請求項1乃至6何れか一項に記載の方法。
  10. 前記第一信号対雑音比は、第一閾値を超える場合に、前記第一基準を満たし、
    前記第一信号対雑音比は、前記第一閾値を超えない場合に、前記第一基準を満たさず、
    前記第二信号対雑音比は、第二閾値を超える場合に、前記第二基準を満たし、
    前記第二信号対雑音比は、前記第二閾値を超えない場合に、前記第二基準を満たさない、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記無線信号リピータにおいて、前記第二無線信号を送信する前に、前記第一遠隔無線局から、前記第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化された第五無線信号を受信する段階であって、前記第一無線信号は、前記第五無線信号より強い、段階と;
    前記第一無線信号が前記第五無線信号より強いことを決定するために、前記第一及び第五無線信号のそれぞれの信号強度を比較する段階と;
    をさらに有し、
    前記第二無線信号を送信する段階は、前記第一無線信号が前記第五無線信号より強いと決定したことに応じて、前記第二無線信号のために、前記第一無線チャネルの代わりに前記第二無線チャネルを選択する段階を有する、
    請求項1乃至10何れか一項に記載の方法。
  12. 前記無線信号リピータにおいて、前記第一遠隔無線局から、前記第一無線チャネルで、第三メッセージを用いて符号化された第六無線信号を受信する段階と;
    前記第六無線信号を受信した後に、前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルと異なる第五無線チャネルで、前記第三メッセージを用いて符号化した第七無線信号を、第三遠隔無線局へと送信する段階と;
    前記無線信号リピータにおいて、前記第三遠隔無線局から、前記第五無線チャネルで、第四メッセージを用いて符号化された第八無線信号を受信する段階と;
    前記第八無線信号を受信した後に、前記第四無線チャネルで、前記第四メッセージを用いて符号化した第九無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信する段階と;
    をさらに有する、請求項1乃至11何れか一項に記載の方法。
  13. 前記第五無線チャネルは、略5GHzより低い無線周波数を有する、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記第六無線信号を受信する段階は、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第一無線チャネルのサブチャネルで、前記第六無線信号を受信する段階を有し;
    前記第七無線信号を送信する段階は、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第五無線チャネルのサブチャネルで、前記第七無線信号を送信する段階を有し;
    前記第八無線信号を受信する段階は、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第五無線チャネルの前記サブチャネルで、前記第八無線信号を受信する段階を有し;
    前記第九無線信号を送信する段階は、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第四無線チャネルのサブチャネルで、前記第九無線信号を送信する段階を有する;
    請求項12又は13に記載の方法。
  15. 前記第六無線信号は、前記第三遠隔無線局を示す宛先のデータを含む宛先フィールドを含む、
    請求項12又は13に記載の方法。
  16. 前記第二遠隔無線局において、前記無線信号リピータから前記第二無線信号を受信する段階と;
    前記第二無線信号を受信した後に、前記第一無線チャネルで、前記第二遠隔無線局から第四遠隔無線局へと、前記第一メッセージを用いて符号化した第十無線信号を送信する段階と;
    をさらに有する、請求項1乃至15何れか一項に記載の方法。
  17. 前記第二遠隔局において、前記第三無線信号を送信する前に、前記第四遠隔局から、前記第四無線チャネルで、前記第二メッセージを用いて符号化された第十一無線信号を受信する段階
    をさらに有する、請求項16に記載の方法。
  18. 第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一メッセージを用いて符号化された第一無線信号を受信するための手段と;
    前記第一無線信号を受信した後に、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化した第二無線信号を、第二遠隔無線局へと送信するための手段と;
    前記第二遠隔無線局から、前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第二メッセージを用いて符号化された第三無線信号を受信するための手段と;
    前記第三無線信号を受信した後に、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、前記第二メッセージを用いて符号化した第四無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信するための手段と;
    を有する、無線信号リピータ装置。
  19. 異なる第一、第二、第三及び第四無線チャネルで、第一及び第二遠隔無線局との無線通信を容易にするためのインターフェースと;
    前記インターフェースと通信するプロセッサと;
    を有する無線信号リピータ装置であって、
    前記プロセッサは:
    前記インターフェースにより、前記第一遠隔無線局から、前記第一無線チャネルで、第一メッセージを用いて符号化された第一無線信号を受信し;
    前記第一無線信号を受信した後、前記インターフェースに、前記第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化した第二無線信号を、前記第二遠隔無線局へと送信させ;
    前記インターフェースにより、前記第二遠隔無線局から、前記第三無線チャネルで、第二メッセージを用いて符号化された第三無線信号を受信し;
    前記第三無線信号を受信した後、前記インターフェースに、前記第四無線チャネルで、前記第二メッセージを用いて符号化した第四無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信させる;
    よう構成される、無線信号リピータ装置。
  20. 前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ、異なる第一、第二、第三及び第四無線周波数帯域で、周波数分割多重される、
    請求項19に記載の無線信号リピータ装置。
  21. 前記第一及び第四無線チャネルは、第一無線周波数帯域で時分割多重され、
    前記第二及び第三無線チャネルは、前記第一無線周波数帯域と異なる第二無線周波数帯域で時分割多重される、
    請求項19に記載の無線信号リピータ装置。
  22. 前記プロセッサは、前記インターフェースにより、前記第一、第二、第三及び第四の無線チャネルのそれぞれの無線周波数帯と異なる構成用無線周波数帯域の構成情報信号の中の符号化された構成情報を受信するようさらに構成される、
    請求項19乃至21何れか一項に記載の無線信号リピータ装置。
  23. 前記構成用無線周波数帯域は、略57GHzと略64GHzとの間にある、
    請求項22に記載の無線信号リピータ装置。
  24. 前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ略57HGzと略64GHzとの間の無線周波数を有する、
    請求項19乃至23何れか一項に記載の無線信号リピータ装置。
  25. 前記プロセッサは、前記インターフェースに、前記第一無線信号を増幅することにより、前記第二無線信号を送信させるよう構成され;
    前記プロセッサは、前記インターフェースに、前記第三無線信号を増幅することにより、前記第四無線信号を送信させるよう構成される;
    請求項19乃至24何れか一項に記載の無線信号リピータ装置。
  26. 前記プロセッサは、前記インターフェースに、前記第一無線信号から前記第一メッセージをデジタル処理によって復号化し、前記第二無線信号のために、復号化された前記第一メッセージを符号化することによって、前記第二無線信号を送信させるよう構成され;
    前記プロセッサは、前記インターフェースに、前記第三無線信号から前記第二メッセージをデジタル処理によって復号化し、前記第四無線信号のために、復号化された前記第二メッセージを符号化することによって、前記第四無線信号を送信させるよう構成される;
    請求項19乃至24何れか一項に記載の無線信号リピータ装置。
  27. 前記プロセッサは、前記インターフェースにおける、前記第一無線信号の、前記第一無線信号のノイズへの強さの割合を表す第一信号対雑音比を決定するようさらに構成され;
    前記プロセッサは、前記第一信号対雑音比が第一基準を満たす場合には、前記インターフェースに、前記第一無線信号を増幅することにより、前記第二無線信号を送信させるよう構成され;
    前記プロセッサは、前記第一信号対雑音比が前記第一基準を満たさない場合には、前記インターフェースに、前記第一無線信号から前記第一メッセージをデジタル処理によって復号化し、さらに、前記第二無線信号のために、復号化された前記第一メッセージを符号化することにより、前記第二無線信号を送信させるよう構成され;
    前記プロセッサは、前記インターフェースにおける、前記第三無線信号の、前記第三無線信号のノイズへの強さの割合を表す第二信号対雑音比を決定するようさらに構成され;
    前記プロセッサは、前記第二信号対雑音比が第二基準を満たす場合には、前記インターフェースに、前記第三無線信号を増幅することにより、前記第四無線信号を送信させるよう構成され;
    前記プロセッサは、前記第二信号対雑音比が前記第二基準を満たさない場合には、前記インターフェースに、前記第三無線信号から前記第二メッセージをデジタル処理によって復号化し、さらに、前記第四無線信号のために、復号化された前記第二メッセージを符号化することにより、前記第四無線信号を送信させるよう構成される;
    請求項19乃至24何れか一項に記載の無線信号リピータ装置。
  28. 前記第一信号対雑音比は、第一閾値を超える場合に、前記第一基準を満たし;
    前記第一信号対雑音比は、前記第一閾値を超えない場合に、前記第一基準を満たさず;
    前記第二信号対雑音比は、第二閾値を超える場合に、前記第二基準を満たし;
    前記第二信号対雑音比は、前記第二閾値を超えない場合に、前記第二基準を満たさない;
    請求項27に記載の無線信号リピータ装置。
  29. 前記プロセッサは:
    前記第二無線信号を送信する前に、前記第一遠隔無線局から、前記第二無線チャネルで、前記第一メッセージを用いて符号化され、かつ、前記第一無線信号と同じ強さでない第五無線信号を、前記インターフェースにより受信し;
    前記第一及び第五無線信号の、それぞれの信号強度を比較し;
    前記第一無線信号が、前記第五無線信号より強い場合に、前記第二無線信号のために、前記第一無線チャネルの代わりに前記第二無線チャネルを選択する;
    ようさらに構成される、請求項19乃至28何れか一項に記載の無線信号リピータ装置。
  30. 前記プロセッサは:
    前記インターフェースにより、前記第一遠隔無線局から、前記第一無線チャネルで、第三メッセージを用いて符号化された第六無線信号を受信し;
    前記第六無線信号を受信した後に、前記インターフェースに、前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルと異なる第五無線チャネルで、前記第三メッセージを用いて符号化した第七無線信号を、第三遠隔無線局へと送信させ;
    前記インターフェースにより、前記第三遠隔無線局から、前記第五無線チャネルで、第四メッセージを用いて符号化された第八無線信号を受信し;
    前記第八無線信号を受信した後に、前記インターフェースに、前記第四無線チャネルで、前記第四メッセージを用いて符号化した第九無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信させる;
    ようさらに構成される、請求項19乃至29何れか一項に記載の無線信号リピータ装置。
  31. 前記第五無線チャネルは、略5GHzより低い無線周波数を有する、
    請求項30に記載の無線信号リピータ装置。
  32. 前記プロセッサは、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第一無線チャネルのサブチャネルで、前記第六無線信号を受信するよう構成され;
    前記プロセッサは、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第五無線チャネルのサブチャネルで、前記第七無線信号を送信するよう構成され;
    前記プロセッサは、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第五無線チャネルの前記サブチャネルで、前記第八無線信号を受信するよう構成され;
    前記プロセッサは、前記第三遠隔無線局と関連付けられた前記第四無線チャネルのサブチャネルで、前記第九無線信号を送信するよう構成される;
    請求項30又は31に記載の無線信号リピータ装置。
  33. 前記第六無線信号は、宛先のデータを含む宛先フィールドを含み;
    前記プロセッサは、前記第六無線信号の前記宛先フィールドが、前記第三遠隔無線局を示す宛先のデータを含むとき、前記第六無線信号の受信に応じて、前記インターフェースに、前記第七無線信号を送信させるよう構成される;
    請求項30又は31に記載の無線信号リピータ装置。
  34. 無線通信方法であって:
    移動局において、第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一無線信号を受信する段階と;
    前記第一無線チャネルと関連付けられた、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、前記移動局から前記第一遠隔無線局へ、第二無線信号を送信する段階と;
    前記移動局において、第二遠隔無線局から、前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第三無線信号を受信する段階と;
    前記第三無線チャネルと関連付けられた、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、前記移動局から前記第二遠隔無線局へ、第四無線信号を送信する段階と;
    を有する、無線通信方法。
  35. 前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ異なる第一、第二、第三及び第四無線周波数帯域で、周波数分割多重される、
    請求項34に記載の無線通信方法。
  36. 前記第一及び第二無線チャネルは、第一無線周波数帯域で時分割多重され、
    前記第三及び第四無線チャネルは、前記第一無線周波数帯域と異なる第二無線周波数帯域で時分割多重される、
    請求項34に記載の無線通信方法。
  37. 前記移動局において、前記第一、第二、第三及び第四の無線チャネルのそれぞれの無線周波数帯と異なる構成用無線周波数帯域の構成情報信号の中の符号化された構成情報を受信する段階をさらに有する、
    請求項34乃至36何れか一項に記載の無線通信方法。
  38. 前記構成用無線周波数帯域は、略57GHzと略64GHzとの間にある、
    請求項37に記載の無線通信方法。
  39. 前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ、略57HGzと略64GHzとの間の無線周波数を有する、
    請求項34乃至38何れか一項に記載の無線通信方法。
  40. 移動局装置であって:
    第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一無線信号を受信するための手段と;
    前記第一無線チャネルと関連付けられた、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、前記第一遠隔無線局へ第二無線信号を送信するための設備と;
    前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第二遠隔無線局から第三無線信号を受信するための手段と;
    前記第三無線チャネルと関連付けられた、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、第四無線信号を、前記第二遠隔無線局へ送信するための手段と;
    を有する、移動局装置。
  41. 異なる第一、第二、第三及び第四無線チャネルで、第一及び第二遠隔無線局との無線通信を容易にするためのインターフェースと;
    前記インターフェースと通信するプロセッサと;
    を有する移動局装置であって、
    前記プロセッサは:
    前記インターフェースにより、第一遠隔無線局から、第一無線チャネルで、第一無線信号を受信し;
    前記インターフェースに、前記第一無線チャネルと関連付けられた、前記第一無線チャネルと異なる第二無線チャネルで、第二無線信号を、前記第一遠隔無線局へと送信させ;
    前記インターフェースにより、第二遠隔無線局から、前記第一及び第二無線チャネルと異なる第三無線チャネルで、第三無線信号を受信し;
    前記インターフェースに、前記第三無線チャネルと関連付けられた、前記第一、第二及び第三無線チャネルと異なる第四無線チャネルで、第四無線信号を、前記第二遠隔無線局へと送信させる;
    よう構成される、移動局装置。
  42. 前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ、異なる第一、第二、第三及び第四無線周波数帯域で、周波数分割多重される、
    請求項41に記載の移動局装置。
  43. 前記第一及び第二無線チャネルは、第一無線周波数帯域で時分割多重され、
    前記第三及び第四無線チャネルは、前記第一無線周波数帯域と異なる第二無線周波数帯域で時分割多重される、
    請求項41に記載の移動局装置。
  44. 前記プロセッサは、前記インターフェースにより、前記第一、第二、第三及び第四の無線チャネルのそれぞれの無線周波数帯と異なる構成用無線周波数帯域の構成情報信号の中の符号化された構成情報を受信するようさらに構成される、
    請求項41乃至43何れか一項に記載の移動局装置。
  45. 前記構成用無線周波数帯域は、略57GHzと略64GHzとの間にある、
    請求項44に記載の移動局装置。
  46. 前記第一、第二、第三及び第四無線チャネルは、それぞれ略57HGzと略64GHzとの間の無線周波数を有する、
    請求項41乃至45何れか一項に記載の移動局装置。
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