JP2011507021A - プログレッシブ眼用レンズ - Google Patents

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Abstract

本発明は、スポーツ活動を行う人間が着用するのに適したプログレッシブ眼用レンズを提供する。このため、本レンズは、拡大された遠方視力領域と、平均球面度の勾配が緩やかである、分離された周辺視野とを有する。この種のプログレッシブレンズが着用者に提供されると、そのレンズは、処方された値に略等しい加入度の値、又は処方された値未満の加入度の値を有することができる。

Description

本発明は、スポーツ活動を行うのに適したプログレッシブ(累進多焦点)眼用レンズに関する。本発明は、特定の着用者用にこのようなレンズを製造する方法にも関する。
スポーツ活動を行う際の視力の使用は、日常生活中に使われているものとは異なる特性を有し得る。特に、遠方視力及び地面への視力が、多くのスポーツを行う際には非常に多く使われる一方で、近方視力はほとんど又は全く使用されない。例として、ゴルフ、ジョギング、テニス、サイクリング等が挙げられる。可能性として、近方視力は、限られた期間に使用され得て、例えば、携帯電話を見る、地図を読む、ゴルフのスコアを記入する等のために使用され得る。しかしながら、スポーツマンは、必要な情報を読むのに十分な短期間だけ、携帯電話や地図を見つめる。
従って、非常に多くのスポーツにおいて、スポーツマンが広い視界を見渡すことが求められる。例えば、ゴルファーは、ボールの動きを追うことができなければならないし、サイクリストは、視界の周辺領域に生じ得る光学的歪みに妨げられてはならない。そのため、スポーツマンにとって、質の高い動体周辺視力を有することが有利である。
周知のように、プログレッシブ眼鏡レンズは、そのレンズの着用者の視力を、遠方視力に対して近方視力に対するのと異なるように矯正する。従って、着用者が遠くの対象を見ようとも近くの対象を見ようとも、このようなレンズは、永久的に適合された視力矯正を提供する。このため、レンズは、それぞれ遠方視力及び近方視力用のレンズの二つの領域の間で連続的に変化する屈折力を有する。しかしながら、この屈折力の変化は、レンズの遠方視力及び近方視力領域を横方向に制限する望ましくない非点収差(乱視)を本質的に生じさせる。そこで、この望ましくない非点収差を生じさせ得る障害を減じるために、着用者の主な活動に従って、プログレッシブレンズのデザインを適合させることが知られている。例えば、コンピュータスクリーンに向かって働く用により適合された特定のプログレッシブレンズデザインが提案されている一方、他のレンズは自動車を運転する用により適合されている。しかしながら、スポーツ(上述のうちの一つ等)を行うには、プログレッシブレンズのデザインの異なる適合が必要となり得る。
従って、スポーツ活動用に更にデザインが適合されているプログレッシブレンズが、既に商業的に提案されている。こうしたレンズは、特に拡大された遠方視力領域を有する。しかしながら、その適合は、特定のスポーツを行っている際に感じられる広い遠方視野及び良好な地面への視力に対する要求に関して、まだ不十分である。
特許文献1には、非常に広い遠方視力領域を有するプログレッシブ眼用レンズの特定のデザインが記載されている。また、この拡大された領域は、中間視力用でもあり、一メートル以上の距離に位置する対象を、着用者が頭を動かさずに明確に観察することを可能にする。しかしながら、このようなレンズは、屈折力がレンズの下部においてそのレンズの下縁まで連続的に増加する近方視力領域を有する。また、特許文献1に記載のレンズは、遠方視力領域とレンズの下縁との間で連続的に減少する幅を備えた望ましくない非点収差を欠いている領域を有する。このため、このようなプログレッシブ眼用レンズのデザインは、“ファネル(funnel)”デザインと称される。従って、特に、レンズがその着用者に近くの対象の明確な視力を提供するレンズ上の点を、着用者が見つけ出すのが難しくなり得るので、このようなレンズによって提供される近方視力状態は、快適なものではない。特定の状況では更に、着用者は、十分な近方視力を得るために、苦痛で疲れる姿勢をとることを強いられ得る。
本出願人名義の特許文献2には、複雑表面、プリズム基準点及びフィッティング十字を備えたプログレッシブ眼用レンズが提供されていて、レンズを介する着用者の視線の走査が、表面と交差する視線の軌跡に対応する経度線を定義するように着用者の眼の前方に配置されるのに適している。経度線は、レンズの上縁を下縁につなぎ、遠方視力基準点、フィッティング十字、プリズム基準点及び近方視力基準点を通過する。フィッティング十字及び近方視力基準点はそれぞれ、プリズム基準点の4mm上方、プリズム基準点の14mm下方に位置している。複雑表面は、遠方視力基準点と近方視力基準点との間に屈折力の加入度(addition)を有し、以下の質のために制限された値を有する: 加入度に対して規格化されたシリンダー度; 加入度に対して規格化された平均球面度の戻り(リバウンド); プログレッション長さ。本願において、加入度に対して規格化された値とは、この値を加入度で割った商を意味する。
複雑表面上の点において見積もられるその平均球面度及びシリンダー度はそれぞれ、以下の式によって与えられる:
Figure 2011507021
ここで、nは、当該点におけるレンズの物質の屈折率であり、R1及びR2は、同一の点における複雑表面の最大及び最小の曲率半径であり、二つの垂直な方向において測定されている。更に、プログレッション長さは、フィッティング十字と、平均球面度が遠方基準点に関して加入度の85%に等しい差を有する経度線上の点との間でレンズの複雑表面上において縦方向に測定された距離として定義される。
しかしながら、特許文献2に記載されているようなレンズによって提供される視力の快適性は、そのレンズを着用している人がスポーツ活動を行っている際に不十分であり得る。
米国特許第7033022号明細書 欧州特許第1744202号明細書
従って、本発明の課題は、プログレッシブ眼用レンズを着用している人にとって、特にスポーツ活動を行っている際に、改善された快適性を提供することである。
このため、本発明は、その複雑表面が以下の特性を有するプログレッシブ眼用レンズを提供する:
‐ レンズの複雑表面全体にわたって1.0未満である、加入度に対して規格化されたシリンダー度の値;
‐ プリズム基準点上に中心のある半径20mmの円上に戻りを有さない、加入度に対して規格化された平均球面度;
‐ 15mm以下のプログレッション長さ;
‐ 平均球面度は、プリズム基準点と遠方視力基準点との間の経度線の区分において、0.08以下である、加入度に対して規格化された変化を有する。
本発明によるレンズの第一の利点は、経度線に沿った複雑表面の平均球面度の変化に起因する。この変化が、プリズム基準点と遠方視力基準点との間において小さいことによって、遠方視力領域がレンズの下方に延伸する。従って、着用者は、中間距離に位置する遠くの対象に対してさえも、その遠方視力用に適合された矯正の恩恵を受ける。従って、レンズにおいて低レベルでプログレッションを開始することによって、着用者が地面を容易に見ることができる。このように、レンズの着用者は、地面のゴルフボールに対する十分な視力を有したり、歩いている時にちょうど前方の道を正しく見ることができる。
本発明によるレンズの第二の利点は、レンズの表面全体にわたって制限された値を有する複雑表面のシリンダー度に起因する。低いシリンダー度の値によって、レンズの周辺端部に近いレンズの横部分においてさえも、望ましくないレンズの非点収差が小さくなる。従って、着用者は、レンズ全体にわたって十分な視力の恩恵を受ける。言い換えると、レンズの着用者は、右側及び左側の横方向だけではなく、下方に向かう縦方向にも開けたレンズを介した遠方視力を有する。更に、プリズム基準点上に中心のある半径20mmの円の上に平均球面度の戻りが存在しないことによって、屈折力の変化がレンズの横部分における周辺視力を妨げないことが保証される。更に、この開けた遠方視力の質及び優れた周辺視力の質は、着用者に優れた動体視力を与える。特に、レンズを介して視線を変化させるときに感じ得る眩暈の感覚が、大幅に減じられるか、完全に存在しなくなる。
第三の利点は、制限されたプログレッション長さに起因する。この比較的短いプログレッション長さによって、レンズは、フィッティング十字の下方過ぎない位置の経度線上の点における着用者の近方視力用に適合された屈折力を有する。言い換えると、着用者の近方視力を矯正する用に適合されたレンズの領域が、レンズの下過ぎない位置にある。従って、近方視力領域は、着用者が容易に且つ素早くアクセス可能なものでありながら、着用者に楽ではない姿勢をとらせずに、着用者が中間視力領域を介して地面を見ることを可能にする。
本発明の改善によると、平均球面度は、近方視力基準点からレンズの下縁に向かって延伸する少なくとも長さ5ミリメートルの経度線の区分において、0.25ディオプター未満の絶対変化を有し得る。言い換えると、レンズは、着用者に、屈折力が実質的に一定である縦方向に延伸した近方視力領域を与える。これによって、優れた近方視力快適性がもたらされるが、これは特に、着用者が、近方視力に対して適合された視覚条件を保持しながら、視線を変化させることのできる十分な間隔を利用することができるからである。この快適性によって、特に、何ら妨げなく携帯電話のスクリーンを縦方向に走査することが可能になる。
また、本発明は、特定の着用者用に上述のような眼用レンズを製造する方法も提供する。本方法は、以下の段階を備える:
(1)着用者用に処方された、遠方視力用の屈折力の値及び加入度の値を得る段階と;
(2)着用者用に処方された加入度から、0.75ディオプターと1.25ディオプターとの間の値を引いた値に等しい、減じられた加入度を得る段階と;
(3)処方された遠方視力屈折力の値と減じられた加入度の値に基づいて、レンズのデザインを決定する段階と;
(4)決定されたデザインに従って、レンズを製造する段階。
従って、このような方法は、着用者用に最初に処方された加入度の値に対して加入度を減じる段階を含む。そして、着用者は、少なくとも短期間又は中期間にわたって、近くの対象を見ることを可能にする近方視力領域を有しながら、更に開けた遠方視力の恩恵を受けることができる。レンズを介する近方視力に対する状態は、着用者が、腕時計で時間を見たり、携帯電話のスクリーンを見ることができるのに十分優れたものである。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を参照して、以下の非限定的な例の実施形態の説明から明らかになるものである。
1.0ディオプターの加入度を有する本発明によるプログレッシブ眼用レンズに対する平均曲面度図である。 1.0ディオプターの加入度を有する本発明によるプログレッシブ眼用レンズに対するシリンダー度図である。 1.5ディオプターに等しい加入度を有する本発明による他のプログレッシブ眼用レンズに対する図1aに相当する図である。 1.5ディオプターに等しい加入度を有する本発明による他のプログレッシブ眼用レンズに対する図1bに相当する図である。 2.0ディオプターに等しい加入度を有する本発明による他のプログレッシブ眼用レンズに対する図1aに相当する図である。 2.0ディオプターに等しい加入度を有する本発明による他のプログレッシブ眼用レンズに対する図1bに相当する図である。 2.5ディオプターに等しい加入度を有する本発明による他のプログレッシブ眼用レンズに対する図1aに相当する図である。 2.5ディオプターに等しい加入度を有する本発明による他のプログレッシブ眼用レンズに対する図1bに相当する図である。 3.0ディオプターに等しい加入度を有する本発明による他のプログレッシブ眼用レンズに対する図1aに相当する図である。 3.0ディオプターに等しい加入度を有する本発明による他のプログレッシブ眼用レンズに対する図1bに相当する図である。 本発明によるレンズで問題としている戻りの値を示す。
周知のように、眼鏡レンズは、前面及び後面を有する。これら二つの表面の間に、屈折性の透明体が存在し、通常は均質である。これは完成品のレンズガラスになり得て、その二つの表面は明確な形状を有する。従って、レンズガラスは、一対の眼鏡用のフレームのレンズハウジングの寸法に既にトリミングされているものであり得る。しかしながら、完成品のレンズガラスは、トリミングの前に検討され得る。代わりに、半完成品のレンズガラスでもあり得て、その一表面のみが明確な形状を有していて、他の表面は、着用者の処方箋に応じて、後で機械加工されることになる。通常、半完成品のレンズガラスの前面が明確な表面であり、後面が、後で機械加工されることになる。本願において、“眼用レンズ”との用語は、完成品のレンズガラス及び半完成品のレンズガラスの両方を意味するものと理解される。トリミングされていない場合、レンズは、通常円形の周辺端部を有し、例えば直径60mm(ミリメートル)である。従って、一対の眼鏡のフレームに取り付けられて、着用者の顔にかけられた後にレンズが着用者によって使用される際に、レンズの前面及び後面はその位置関係が指定されている。
本明細書において、検討されるプログレッシブレンズの前面は、複雑表面形状を有していると仮定される。言い換えると、その表面に対して連続的に変化する平均球面度を有している。
レンズの前面に対して、当業者に周知の方法で、以下の点が定義される:
‐ レンズのプリズム値に関連するプリズム基準点(Oで指称される);
‐ 着用者の瞳孔中央に関してレンズの位置を縦方向に調節する機能を果たすフィッティング十字(FCで指称される);
‐ 遠くの対象(典型的には着用者から二メートルよりも離れている)を見ている際に着用者の視力を矯正するのに適した屈折力の値に関連する遠方視力基準点(FVで指称される);
‐ 近くの対象(典型的には着用者の眼から略四十センチメートルに位置する)を見ている際に着用者の視力を矯正するのに適した屈折力の値に関連する近方視力基準点(NVで指称される)。
これらの基準及び識別点は、レンズメーカーによって示される。これらの点は、メーカーによってレンズと共に提供される注意書きで連絡されるか、レンズに永久に刻まれるか、レンズ上の一時的なトレーシングによって示される。
以下において、“上”、“下”、“上方”、“下方”、“横方向”との用語は、着用者によって使用されるレンズの基準位置に関するレンズの部分又はレンズ上の点を特定するのに用いられる。この位置は、レンズが固定され縦方向に保持されているフレームを提供された着用者の頭の位置に対応する。
レンズの前面は、ミリメートル単位の二つのデカルト座標軸によって特定される:具体的には、横軸に対してX、縦軸に対してYで、Y軸の正方向が上方に向かう。通常、点Oは、この座標系の中心であり、点FCの座標は、X=0及びY=4mmであり、遠方視力点FVの座標はX=0及びY=8mmであり、近方視力点NVの縦座標はY=−14mmである。従って、FVは、Oの上方の縦軸上に位置し、NVはOの下方にあるが、FVに関して横に(X軸に平行に)ずれている。NVのずれは、右レンズと左レンズとの間で逆である。主経度線と呼ばれる線MLは、点FV、FC、O及びNVをつなぐ。線MLは、着用者が、その前方に可変高さ及び可変距離で配置されている物体を連続的に観察する際の視線のレンズ上における軌跡に対応する。
レンズの加入度は、点NV及びFVにおける前面の平均球面度の値間の差として定義される。
図1a、図2a、図3a、図4a及び図5aは、本発明による五つのレンズの前面の平均球面度図である。各図は、対応するレンズの周辺端部によって境界が示されていて、そのレンズの前面上の各点に対する平均球面の値を示す。図にプロットされている線は、等球面度線であり、所定の平均球面度の値に対応する各レンズの前面上の点をつなぐ。この値は、一部線に対してディオプター単位で示されている。
同様に、図1b、図2b、図3b、図4b及び図5bはシリンダー度図である。図にプロットされている線は、等シリンダー度線であり、所定のシリンダー度の値に対応する各レンズの前面上の点をつなぐ。
上述の式1a及び1bは、平均球面度及びシリンダー度に対する数式である。
シリンダー度の図1b〜5bは、各レンズに対して、その前面の点におけるシリンダー度の値をそのレンズの加入度の値で割ったものが、1.0未満であることを示す。従って、図1bでは、1.0ディオプター加入度レンズのシリンダー度の値が全て1ディオプター未満であり、図2bでは、1.5ディオプター加入度レンズのシリンダー度の値が全て1.5ディオプター未満であり、図3b、図4b及び図5bについても同様である。
更に、円Cが、図1a〜図5aの平均球面度図上にトレースされていて、中心として点Oを有し、半径は20mmである。円C上に現れる平均球面値は、レンズの下部(Y<0)におけるこの円と経度線MLの交点から、レンズの上部(Y>0)におけるこの円Cと経度線MLの交点に向かって、規則的に減少する。言い換えると、平均球面は、経度線の両側における円C上に戻りを有さないことによって、レンズの光学特性が緩やかで均一に変化することを保証する。これは、優れた周辺動体視力をもたらす。本発明者が読者に思い出して頂きたいのは、戻りが円C上に存在している場合、レンズの加入度に対して規格化された平均球面度が、レンズの右若しくは左側のいずれか、又は両側に現れるということである。そして、戻りの高さが、円C上の平均球面の絶対最大値及び絶対最小値の間に位置する平均球面度の二つの局所的な極値においてそれぞれ得られる平均球面度の値間の差を加入度で割ったものとして、計算される。
図6は、このような戻りが如何にして求められるかの原理を示すものであり、本発明によって排除されるものである。この図は、円Cに沿った複雑表面の平均球面の変化を示す。図6のグラフの横軸は、点Oから開始してレンズの上縁に向けられる上半分の縦軸から定義される極角αの値を介した、円C上の変位をプロットしている。平均球面度は、αの値がゼロに対して絶対最小値を有し、遠方視力領域に対応し、また、180度に近いがずれているαの値に対して絶対最大値を有し、近方視力領域に対応する。それぞれloc.min.及びloc.max.で示される平均球面度の極小及び極大は、これらの値のαの間に存在する。Δは、この極大及び極小においてそれぞれ得られる平均球面度の値間の差である。加入度に対して規格化された平均球面度の戻りは、複雑表面の加入度で割ったΔの商である。
以下の表は、点O及びFVに対応する添付図面の前面の平均球面度の値を与える:
Figure 2011507021
この表に与えられている数値は、1.591に等しい屈折率nを備えた同一の透明均質物質製のレンズに対応する。
上記表の最後の列は、加入度に対して規格化された平均球面度の変化を示し、点O及び点FVの間で計算され、具体的には、ΔSph/加入度=|Sph(O)−Sph(FV)|/加入度であり、||は絶対値を示す。この値は全ての場合で0.08未満である。また、平均球面度を求めるために点OとFVとの間の線MLに沿って検討される対の点に関係なく、0.08未満である。有利には、値ΔSph/加入度は、線MLに沿った点O及びFVの間において、また、これらの点の間のこの線のあらゆる区分において、0.05以下であり、好ましくは0.04以下である。
最後に、図1a〜図5aの平均球面度図は、対応するレンズが15mm以下のプログレッション長さをそれぞれ有することを示している。
加入度に対して規格化された平均球面度にとって、レンズガラスの特定の部分において制限された空間的変化を有することが有利になり得て、優れた近方視力アクセス性を維持しながら、レンズの着用者の動体視力を改善する。従って、加入度に対して規格化された平均球面度は、経度線に沿って0.09mm−1から0.11mm−1の最大傾斜を有し、及び/又は、円Cに沿って0.9mm−1以下の球面勾配を有し得る。
本発明によるレンズの遠方視力及び近方視力領域の一般的な形状は、シリンダー度図(図1b〜図5b)から視覚化され得る。添付図面に示されるレンズの場合、経度線MLの各側における所定のシリンダー値に関連する二つの等シリンダー度線は、点O及びNVの間にくびれを形成する。言い換えると、二つの等シリンダー度線は、点NV付近からレンズの下縁に向かって増大するプログレッシブ斜角を備えた砂時計状プロファイルを有る。このプロファイルは、着用者がレンズの下部を介して近くの物体を見ている際に、近方視力領域が、その着用者に優れた快適性を提供するのに十分に広いものであることを保証する。
更に、添付図面に示される各レンズの遠方視力領域は、フィッティング十字FCにおいて52mmよりも大きな幅wを有し得る(図1b〜図5bを参照)。この幅wは、経度線MLの各側に位置する二つの等シリンダー度線間においてフィッティング十字FCを通過する横直線に沿って測定される距離に等しく、加入度の半分に等しいシリンダー度の値に対応している。好ましくは、遠方視力領域の幅wは、フィッティング十字FCにおいて56mmよりも大きくなり得る。
実際、優れた周辺視力を与える広い遠方視力及び緩やかな勾配を得るためには、近方視力の幅wを減少させることによって、複雑表面のデザインを調節することが有利になり得る。従って、近方視力領域の幅wは、有利には、近方視力基準点NVの下方5mmに位置する経度線上の点Bにおいて14mm未満である(図1b〜図5bを参照)。幅wは、経度線MLの各側に位置する二つの等シリンダー度線の間の点Bを通過する横直線上において測定される距離に等しく、加入度の半分に等しいシリンダー度の値に対応している。更に有利には、wは12mm未満であり、好ましくは10mmから11.5mmの間である。そして、遠方視力領域は特に大きくなり、経度線MLの各側からレンズの下端に向かって更に延伸する。
以下、上述のようなレンズを最初に特定された着用者に提供する方法をいくつか説明する。第一に、特に遠方視力に対する平均屈折力の値と、任意で乱視特性及び加入度の値を特定する着用者に対する光学処方箋を得る。これらの値及び特性は、着用者に認められる一以上の視覚障害に関して確立される。そして、レンズを、入射可能なモデルのシリーズから選択されて多様な加入度の値に対応する半完成品のレンズガラスから製造し得る。
半完成品のレンズガラスを選択する一般的な方法によると、複雑表面の加入度が着用者に対して処方された加入度に略等しくなるように選択される。そして、遠方視力点において、遠方視力用に処方された屈折力を近似的に得るために(乱視矯正の処方も考えられる)、半完成品のレンズガラスの後面が機械加工される。この場合、着用者に提供されるレンズは、その近方視力の視覚障害を補償する近方視力点における屈折力を有する。
本発明によって提案される代替的な方法によると、着用者に提供されるレンズは、加入度の値を減じることによって、処方された値から決定され得る。このため、減じられた加入度が、着用者に対して計算されて、これは、処方された加入度から、0.75ディオプターと1.25ディオプターとの間の値を引いた値に等しい。例えば、減じられた加入度は、着用者に対して処方された加入度から1.0ディオプター引いたものに等しい。また、より複雑な方法によっても決定され得て、特に、着用者に対して処方された加入度の値に応じて異なる加入度の補正を適用することによる。一例として、減じられた加入度は、処方された加入度が1.5ディオプター以上である場合に以下の式を適用することによって、計算され得る:
Add_red = α×Add_presc − β
ここで、Add_redは、減じられた加入度を表し、Add_prescは、処方された加入度を表し、αは、0.90から1.05の間の第一の定数であり、βは0.75ディオプターから0.85ディオプターの間の第二の定数である。更に、処方された加入度が1.5ディオプター未満の場合、減じられた加入度は、0.5ディオプター以上で、0.75ディオプター以下の定数を有し得る。減じられた加入度値が用いられる場合、着用者は、処方された加入度の値を有するレンズと比較して、レンズの上部により大きな遠方視力領域を有しながらも、近くの対象を観察することを可能にするレンズの下部の視力矯正を有する。
処方された加入度又はそれから減じられた加入度に略等しいレンズの加入度を選択する方法に関わりなく、レンズのデザインは、遠方視力用に処方された屈折力から、及び、処方された又は減じられた加入度の値から決定される。このレンズのデザインは、特に、着用者の行動特性、及び/又は、着用者がレンズを着用する方法を表す特性を考慮することによって、決定され得る。着用者の行動特性は、特に、異なる方向を連続して見る際に着用者が頭よりも眼を回転させる癖であり得る。レンズがどのように着用されるかを定める特性は、着用者によって選択される眼鏡フレームに特に依存し、特に、眼の瞳孔とレンズの後面との間の距離、広角等が挙げられ得る。
レンズは、周知の方法で製造され、例えば、着用者用に選択されたデザイン及び処方された又は減じられた加入度に対応する半完成品のレンズガラスの後面を機械加工することによる。
添付図面は、五つの加入度の値に対する本発明を示すものではあるが、勿論、本発明は、あらゆる加入度の値で実施され得る。最後に、遠方視力基準点における屈折力の値又は非点収差(乱視)の値を適合させることによって、本発明は、近視の着用者、遠視の着用者、乱視の着用者用に使用され得る。

Claims (13)

  1. 複雑表面と、プリズム基準点(O)と、フィッティング十字(FC)とを備えたプログレッシブ眼用レンズであって、前記レンズを介する着用者の視線の走査が、前記視線と前記表面との交差の軌跡に対応する経度線(ML)を定義するように、着用者の眼の前方に配置されるのに適していて、前記経度線が、前記レンズの上縁を下縁につなぎ、遠方視力基準点(FV)と、前記フィッティング十字(FC)と、前記プリズム基準点と、近方視力基準点(NV)を通過し、
    前記フィッティング十字(FC)が、前記プリズム基準点(O)の4mm上方に位置し、前記近方視力基準点(NV)が前記プリズム基準点(O)の14mm下方に位置し、前記複雑表面が、前記遠方視力基準点(FV)と前記近方視力基準点(NV)との間に屈折力の加入度を有し、
    (i)前記レンズの複雑表面全体にわたって1.0未満の、加入度に対して規格化されたシリンダー度の値と、
    (ii)前記プリズム基準点(O)上に中心のある半径20mmの円上に戻りを有さない、加入度に対して規格化された平均球面度と、
    (iii)15mm以下のプログレッション長さであって、前記フィッティング十字(FC)と、前記平均球面度が前記遠方視力基準点に対して85%の加入度の差を有する点との間で縦方向に測定された距離であるプログレッション長さと、を有し、
    (iv)前記複雑表面の平均球面度が、前記プリズム基準点(O)と前記遠方視力基準点(FV)との間の前記経度線(ML)の区分において、0.08以下の、加入度に対して規格化された変化を有することを特徴とするレンズ。
  2. 前記複雑表面の平均球面度が、前記プリズム基準点(O)と前記遠方視力基準点(FV)との間の前記経度線(ML)の区分において、0.05以下の、好ましくは0.04以下の、加入度に対して規格化された変化を有する、請求項1に記載のレンズ。
  3. 前記加入度に対して規格化された平均球面度が、前記複雑表面に対して、前記経度線(ML)に沿って0.09mm−1から0.11mm−1の間の最大傾斜を有する、請求項1又は2に記載のレンズ。
  4. 前記加入度に対して規格化された平均球面度が、前記複雑表面に対して、前記プリズム基準点(O)上に中心のある半径20mmの円に沿って0.9mm−1以下の勾配を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のレンズ。
  5. 前記複雑表面の平均球面度が、前記近方視力基準点(NV)から前記レンズの下縁に向かって延伸する少なくとも長さ5ミリメートルの前記経度線(ML)の区分において、0.25ディオプター未満の絶対変化を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のレンズ。
  6. 前記複雑表面が、前記近方視力基準点(NV)の5mm下方に位置する前記経度線上の点(B)において、14mm未満の近方視力領域の幅を有し、前記点(B)における近方視力領域の幅が、前記経度線(ML)の各側に位置する二つの等シリンダー度線の間で前記点(B)を通過する横直線上において測定された距離に等しく、前記加入度の半分に等しいシリンダー度の値に対応している、請求項1から5のいずれか一項に記載のレンズ。
  7. 前記点Bにおける複雑表面の近方視力領域の幅が、12mm未満であり、好ましくは10mmから11.5mmの間である、請求項6に記載のレンズ。
  8. 前記複雑表面が、前記フィッティング十字(FC)において、52mmよりも大きな遠方視力領域の幅を有し、前記フィッティング十字における遠方視力領域の幅が、前記経度線(ML)の各側に位置する二つの等シリンダー度線の間で前記フィッティング十字を通過する横直線に沿って測定された距離に等しく、前記加入度の半分に等しいシリンダー度の値に対応している、請求項1から7のいずれか一項に記載のレンズ。
  9. 前記複雑表面の遠方視力領域の幅が、前記フィッティング十字(FC)において56mmよりも大きい、請求項8に記載のレンズ。
  10. 特定の着用者用に、請求項1から9のいずれか一項に記載の眼用レンズを製造する方法であって、
    (1)前記着用者用に処方された遠方視力用の屈折力の値及び加入度の値を得る段階と、
    (2)前記着用者に処方された加入度から、0.75ディオプターと1.25ディオプターの間の値を引いた値に等しい、減じられた加入度を得る段階と、
    (3)前記処方された遠方視力用の屈折力の値及び前記減じられた加入度の値に基づいてレンズのデザインを決定する段階と、
    (4)決定されたデザインに従ってレンズを製造する段階とを備えた方法。
  11. 異なる方向を連続的に見る際に前記着用者が頭よりも眼を動かす癖と、眼の瞳孔と前記レンズの後面との間の距離と、広角とから選択された特性を考慮することによって、前記段階(3)においてレンズのデザインが決定される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記減じられた加入度が、前記着用者用に処方された加入度から1.0ディオプターを引いた値に等しい、請求項10又は11に記載の方法。
  13. ‐ 前記処方された加入度が、1.5ディオプター以上の場合には、
    式 Add_red = α×Add_presc − β
    を適用することによって、ここで、Add_redは前記減じられた加入度を表し、Add_prescは前記処方された加入度を表し、αは0.90から1.05の間の第一の定数であり、βは0.75ディオプターから0.85ディオプターの間の第二の定数であり、
    ‐ 前記処方された加入度が、1.5ディオプター未満の場合には、前記減じられた加入度に対して、0.5ディオプター以上で0.75ディオプター以下の定数を用いることによって、
    前記減じられた加入度が、前記着用者によって処方された加入度から得られる、請求項10又は11に記載の方法。
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