JP2011506161A - 航空機の客室の最適なレイアウト - Google Patents

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Abstract

本発明は乗客輸送手段の客室に関し、少なくとも1本の長手方向の通路(4)と、乗客を収容することを目的としていて複数の座席列(10)にして配置された複数の座席(8)とを備えていて、それぞれの座席列に1本の長手方向の通路(4)からアクセスできる。少なくとも2つの座席(8)からなる少なくとも1つの座席列(10)が長手方向の通路(4)に対して傾けて配置されていて、その座席列(10)の座席(8)は、隣り合わせでその座席列(10)に垂直に、かつ前記通路(4)に向けて配置されているため、その座席列(10)へのアクセスが可能である。

Description

本発明は、乗客を輸送する交通手段のための客室の最適なレイアウトに関する。
本発明は、より詳細には、乗客を商業輸送するための航空機に関するが、それだけに限られるわけではない。このような航空機で当業者が常に気にかけているのは、できるだけ多くの乗客を可能な限り快適な状態で旅行できるようにすることである。航空機の客室のレイアウトは、常に、各乗客に確保されるスペースと収容可能な乗客の数の間の妥協の産物である。
長距離を飛行する航空機では、乗客は夜間に旅行をするようにされることがしばしばあるため、航空会社は横になれる座席を乗客に提供することを望んでいる。一般に、座って旅行するすべての乗客がそれぞれ1つの寝台を利用して眠ることはできない。
航空機の客室の内部を改造するためのいくつかの解決法がすでに提案されている。例えば特許文献1では、複数のモジュールを配置することが提案されている。モジュールの中では、一人の乗客が、毎回、座った状態だけでなく横になった状態でも旅をすることができる。この特許文献に提案されている構成により、それぞれの乗客は、隣人に断わることなく自分のモジュールから離れることが可能になる。
特許文献2のほうには、すべての乗客が進行方向を向いて旅行し、しかも横になった状態で旅行することも可能な客室のレイアウトが提案されている。
特許文献3号では、航空機の客室のレイアウトに関する別の解決法が提案されている。この特許文献に開示されている航空機の客室は、第1の高さに乗客を収容する座席を備えていて、客室の上部には、このように下の第1の高さで旅行する何人かの乗客のための寝台が設けられている。上記の最初の2つの特許文献では、乗客が座った状態から横になった状態に移行するときに同じ座席に留まるのに対し、この第3の特許文献では、乗客が座った状態で旅行するときのために客室の1つの領域が確保されていて、そのうちの何人かが寝台に移動して身体を伸ばした状態で眠る。
従来技術で知られている客室のレイアウトでは、上記の3つのレイアウトだけでなく、公知の大半のレイアウトにおいて、客室内部のレイアウトをモジュール化することが難しい。例えばエコノミー・クラスの3人の乗客、またはビジネス・クラスの2人の乗客を収容できるように座席をモジュール化することが知られている。しかし客室またはその一部が横になった状態の乗客を収容する構成にされているときには、その場所に座った状態の同数の乗客が収容される。本発明のもとになったアイディアは、特に、短距離または中距離の飛行に関しては航空機の客室で多数の乗客を旅行させ、乗客が身体を伸ばした状態で眠れるようにすることが望まれる長距離の飛行でその航空機を利用するときには、客室の構成を容易に変更できるというものである。
フランス国特許第2843730号 フランス国特許2866840号 フランス国特許第2873349号
そこで本発明は、座った状態で旅行できる乗客の数と、身体を伸ばした状態で旅行できる乗客の数を同時に最適化するための航空機の客室のレイアウトを提供することを目的とする。
したがって本発明は、乗客がより快適になるようにすることを目的とする。より快適になるのは、本発明により、乗客のうちの多くの人が身体を伸ばした状態で眠れるようになるはずだからである。乗客は、座席が従来よりも広くなることで、座った状態でもより快適になることが望ましい。前後に位置する2つの座席の間隔も場合によっては広くなることが望ましい。本発明のレイアウトでは、乗客が自分の席を離れたいときに隣人に断わる必要のある座席の数も制限されることが望ましかろう。
本発明の別の目的は、乗客の搭乗と降機の時間を短縮できることである。
その目的で、本発明では、少なくとも1本の長手方向の通路と、乗客を収容することを目的としていて複数の座席列にして配置された複数の座席とを備えていて、それぞれの座席列に1本の長手方向の通路からアクセスできる乗客輸送手段の客室を提案する。
本発明によれば、少なくとも2つの座席からなる少なくとも1つの座席列が長手方向の通路に対して傾けて配置されていて、その座席列の座席は、隣り合わせでその座席列に垂直に、かつ通路に向けて配置されているため、その座席列へのアクセスが可能である。
長手方向の1本(または複数本)の通路に対して座席が横向きの複数の列に配置されている従来の構成に対し、ここでは座席列をその横向きの状態に対して傾けることを提案する。傾斜角は、交通手段の客室の幅に合わせる。
本発明の客室では、乗客の快適さが増大する。というのも、乗客は肘と脚の位置のスペースがより広くなるという恩恵を受けるからである。座席列に与える傾きは、その座席列に通じる通路の側の端にいてその通路の方を向いている乗客だけでなく、そのすぐ隣の座席に座っている乗客が、自分たちの隣にいる乗客をわずらわせることもその乗客に断わることもなく自分の座席を離れられるように決められていることが好ましい。傾きの角度は、特に客室の幅(すなわち航空機の胴体の直径)と、連続した2つの座席列のピッチとに応じて変わるパラメータである。
本発明による客室の有利な一実施態様では、2つの座席列が、V字を形成するように並べて配置されている。ここでは、このような構成が可能な十分に広い客室であることが望ましい。この実施態様では、2つの座席列によって形成されるV字の先端に1つの座席を設けられることが望ましい。一人の乗客を収容するため追加の1つの座席を提案することができる。このようにしてスペースの最適化を実現できる。
幅がより狭い客室で利用できる一実施態様では、2つの座席列が、長手方向にずらして隣り合わせに配置されている。
好ましい一実施態様では、座った状態の少なくとも3人の乗客をそれぞれの座席列に収容できる。この実施態様は、座席列が十分に広いために座席列の端に寝台の補助部を付加することで横になった状態の一人の乗客を収容できるという利点を有する。この補助部には、例えば傾いた座席列と客室の側壁の間に残された空いたスペースを利用することができる。
通路側に座った乗客の脚が少なくともわずかであれ通路に出ないようにするため、一実施態様では、3つ以上の座席がある少なくとも1つの座席列において、その座席列で通路側の端にある座席をその座席列の他の座席に向けて傾けることを提案する。このような実施態様は、客室の幅と、通路に用いるスペースをどれだけにしたいかとに応じて採用できる場合があろう。このようにすると、傾いたこのような座席に座る乗客は、脚を延ばすときに通路にはみ出すことがより少なくなる。各座席列の座席数が同じで客室の幅が所定の値である場合、この実施態様により、通路の幅をわずかに広くできることにも注意されたい。座席列の端に位置する座席の傾きは一般に数度であり、30°未満であることが好ましい。この値は、レイアウトを変更する客室の幅と結び付いている。
本発明の客室に横になった状態の乗客を収容できるようにするには、少なくとも1つの座席列を上下に重なった2つの寝台に変換でき、その座席列の各座席は、座部と背もたれを備えていて、その背もたれは軸回転可能であり、寝台に変換された座部の上方でほぼ水平な平面を形成することが望ましい。客席内の複数の座席列をモジュール化することが可能で、2人または3人の乗客を座った状態で収容できることが好ましい。そのようになっていると、航空機が比較的短い距離を飛ぶときや昼間に飛行するときには、モジュール化可能なこのような座席列を利用して3人の乗客を収容することができる。逆に、乗客に横になって眠ることを提案することが想定されているときには、モジュール化可能な座席列は、2人の乗客を収容する構成にされる。この座席列を上述のように寝台に変更できる場合には、この座席列を占める2人の乗客を2人とも横になった状態で収容することもできよう。ここでは、上下に重ねた3つの寝台を考えることもできる。その場合、1つの座席列に座っている3人の乗客は、この座席列に横になった状態でも収容できよう。
ここに例示する本発明の1つの構成では、客室は、2つの側壁と長手方向の1本の通路を備えていて、傾いた複数の座席列が、それぞれの側壁と通路の間に互いに平行に配置されている。この構成は、例えば通路が1本の航空機に適している。
航空機に合わせることのできる構成の別の一例によると、本発明の客室は、2つの側壁と長手方向の2本の通路を備えていて、傾いた複数の座席列が、それぞれの側壁と長手方向の1本の通路の間に互いに平行に配置されるとともに、傾いた複数の座席列が、長手方向の2本の通路の間に互いに平行に配置されている。
客室の構成の第3の例では、客室は、2つの側壁と長手方向の2本の通路を備えていて、傾いた複数の座席列が、長手方向の1本の通路とそれぞれの側壁の間に互いに平行に配置されるとともに、傾いた複数の座席列が、長手方向の2本の通路の間にV字形に配置されている。
これら3つの例では、それぞれの座席列を上下に重なった2つの寝台に変換できることが望ましく、1つの側壁に沿ったそれぞれの座席列とそれに対応する側壁の間のほぼ三角形のスペースは、寝台の補助部を形成するのに用いられる。
2つの座席列がV字形に配置されている構成では、例えば2つの座席列によって形成されるV字のそれぞれの先端に収容スペースを設けることができる。
本発明の客室では、すべての座席が同じ方向を向いていることが好ましい。その方向は、例えば航空機の前方である。
本発明は、上に説明したような客室を備えることを特徴とする航空機にも関する。しかし本発明による客室は、何時間にもわたって乗客を輸送する他の交通手段(例えば観光バス、列車)にも利用場所を見いだすことができる。
本発明の詳細と利点は、添付の概略図を参照した以下の説明からよりよく理解されよう。
本発明の客室の第1のレイアウトを上から見た第1の図である。 図1と同じ客室を異なるレイアウトにして上から見た図である。 横になった状態の乗客を収容できるように図1と図2の客室を変更して上から見た図である。 別の一実施態様を上から見た図である。 通路が1本の航空機に適した本発明の2つの実施態様を示している。 通路が2本の航空機に関する一実施態様を示している。 通路が2本の航空機に関する別の一実施態様を示している。 図3に示したような寝台状態になった1つの座席“列”の立面図である。 図1〜図3の実施態様のいくつかの座席を斜めから見た図である。
図1〜図3は、本発明による航空機の客室のレイアウトを上から見た図である。
ここに示した航空機の客室は、従来のように、2つの側壁2と、2本の長手方向の通路4を備えている。これらの図面には、航空機の客室に従来から備えられているものも見いだせるが、それについてはここでは詳しく説明しない。それは、洗面所、カート収容部、他の収容部である。図面の矢印6は航空機が飛行する方向を示す。
従来のように、座った状態の乗客を収容する座席8が、各側壁2と1本の長手方向の通路4の間と、2本の長手方向の通路4の間に見られる。ここでは、座席8のレイアウトがまったく独創的である。
ここでは、従来の航空機の構成と同様、互いに横に並べて配置された座席が行と列に構成されている。しかしここでは、座席列10は長手方向の通路4に垂直ではなく、この通路に対して傾いている。座席列10の傾きは、座席8に座った乗客が全体として航空機の前方を向いている一方で、長手方向の通路4にも向いているようにされている。それぞれの座席列10は長手方向の通路4に通じていることに注意されたい。したがって1つの座席列10の座席8は、この座席列10に通じる長手方向の通路4を向いている。
この構成では、側壁2に沿って位置する座席列10を考えると、対応する側壁に最も近い座席8は、対応する側壁2からより離れた座席8よりも前にある。
さらに、座席8は、2本の長手方向の通路4の間に独創的なやり方で配置されている。ここにも複数の座席8からなる座席列10が見られる。これら座席列10は、2つずつV字形に配置されている。図1では、それぞれの座席列10に2人の乗客が収容されることになる。それぞれの座席8は、座部12と背もたれ14を有する。肘掛け16も設けられている。図1から、乗客が座席の広さの恩恵を受けて快適に着席していられることがわかる。
図2は、図1の航空機の客室と同じ客室を示している。しかしここでは、この図に示した肘掛け16は図1と比べてわずかに位置が異なっているため、それぞれの座席列10に3人の乗客を収容することができる。肘掛け16は、一群の座席8を横切る方向に移動させることのできる可動式肘掛けにすることができる。しかし好ましい一実施態様では、座席列10ごとに2通りの肘掛けが設けられる。1通り目の肘掛け16は座席列10に2人の乗客を収容する構成であり、2通り目の肘掛け16は座席列10に3人の乗客を収容する構成である。座席列10の両端にある2つの肘掛け16は、これら2通りの肘掛けに共通である。したがって合計で6つの肘掛けがある。それぞれの肘掛けは、背もたれ14の中に隠せるように軸回転可能に取り付けられる。肘掛けには対応する背もたれ14と同様のカバーを被せ、持ち上げて隠した状態のときにほとんど見えなくすることができる。座席列10に2人の乗客を収容せねばならない場合には、幅の広い2つの座空間が用意され、それぞれの座空間で自分専用の2つの肘掛け16を利用できる。3人の乗客で1つの座席列10を利用する構成では、6つの肘掛けのうちの4つも利用されるが、ここではそれぞれの座席で隣の座席と1つの肘掛け16を共有する。
図2から、2つの座席列10によって形成されるそれぞれのV字形の先端に配置された追加の座席18が1つ存在していることがわかる。この座席は、飛行方向である航空機の前方を向いている。したがって図2に示した構成により、13人の乗客を並べて旅行させることができる。
したがってここに提案するレイアウトでは、ずらすことなく隣り合わせに配置した2つまたは3つの座席の集合になる。座席は、その座席が属する座席列に垂直な方向を向いている。ここでは、長手方向の通路のそれぞれの側に、互いに平行な座席列がやはり見られる。従来の構成と比べたここでの独創性は、座席列が、その座席列に通じる長手方向の通路に垂直ではなく傾いていることである。この傾きは、座席に座った乗客が通路の方を向いていてその座席にアクセスできるように決められている。まったく独創的なこの構成には多数の利点がある。この構成により、第1に、所定のスペースで多数の乗客を旅行させることができる。図1と図2を比べると、この構成はモジュール化できることもわかる。
この構成の別の利点は、乗客の大半が、隣の人に断わることなく自分の席を離れられることである。図2の実施態様では、側壁2に沿った位置の乗客、または2つの座席列10によって形成されるV字の先端に位置する乗客だけが、自分の席を離れるときに隣人に断わらねばならない。しかしこれらの座席はそれでも魅力的である。というのも、そこにいる乗客は、他の乗客と比べて追加のスペースを自由にできるからである。座席列が長手方向の通路に対して傾いているおかげで、乗客は全員が自分の脚のために広いスペースを自由に利用できることにも注意されたい。
本発明による座席の構成には、3つの主要なパラメータが関与する。まず最初に、客室の幅がある。これは、一般に航空機の胴体の直径に依存する。胴体は円筒形であることが最も多い。次に、2つの座席列の間のピッチがある。従来は、航空機の客室では、このピッチは28〜34インチ、すなわち0.71〜0.85mである。1つの座席列が対応する長手方向の通路に対して傾いている角度が第3の主要なパラメータである。この角度は、特に、2つの座席列を隔てるピッチだけでなく客室の幅も考慮して選択することが好ましい。すると、座席列で長手方向の通路側の端にいる乗客の隣の人は、座席列の端にいるその隣人をわずらわせず、しかもその人に断わることもなく自分の座席を離れること(と、そこに近づく)ができる。
図2の実施態様では、それぞれのV字の先端の位置に座席18が1つ設けられている。しかしここでは他のレイアウトも考えることができる。この場所は、例えば荷物を収容する場所にすることができる。また、この場所に乗客の上着と外套を収容するための衣装棚を設けることもできる。カウンターも設けることもできる。
この構成の別の利点は、飛行中の機内サービスが容易になることである。客室乗務員は、飲み物や食事を提供するのに乗客により容易に近づくことができる。さらに、離陸時と着陸時に客室乗務員がシートベルトの装着を点検することがより簡単になる。
図3からわかるように、図1と図2の構成により、横になった乗客も収容することができる。ここでは、図8と図9に示してあるように、毎回、それぞれの座席列10に横になった状態の2人の乗客を収容できるようにされている。したがって図1に示したように座って旅行するすべての乗客を横になった状態で客室内に収容することもできる。横になったこれらの乗客を快適に収容するため、座席列10を形成する座席8の幅を利用するとともに、各座席列10の端部に位置するスペースも利用する。側壁2の近くに位置する座席列10に関しては、その側壁2とその側壁に最も近い座席8の間に位置するスペースを利用する。このスペースを利用することで、乗客が横になれる長さを著しく長くすることができる。2本の長手方向の通路4の間にある中央位置の座席列に関しては、座席の一部18を利用して対応するV字の各座席列に寝台を形成する。
一実施態様では、上下に重なった2つの寝台ではなく3つの寝台を設けることができる。このようにすると、例えば3人の乗客が1つの座席列を占めている場合でさえ、すべての乗客に横になる場所を提供することができる。
図8と図9は、座席列10をいかにして寝台に変更できるかを示している。フランス国特許第2 753 170号には寝台に変更可能な座席が示されており、ここではそれを利用できよう。
図示した実施態様では、座席状態から寝台状態に移行させるのに背もたれ14を約90°(一般に背もたれは鉛直方向を向いているのではなくてわずかに傾いているため、それよりもわずかに小さい角度)軸回転させることがわかる。各座席の座部12は2つの部分からなることがわかる。すなわち、背もたれ14と一体化した部分12aと、軸回転する部分12bである。したがって部分12aは背もたれ14とともに軸回転し、このようにして実現される上方の寝台にとっての縁部を形成する。座部の部分12bのほうは、座部の前縁部に対して約180°軸回転させ、下方の寝台の寝台面を形成する。このようにして、座席状態の座席の座部12の奥行きよりも広い寝台が実現される。
図5には、通路が1本の航空機の客室で可能な2つの構成が示されている。この図は、通路が1本のタイプの航空機で通常は例えば並んだ6人の乗客を収容するようにされている場合、6人の乗客が横に並んだ状態を維持したまま通路の幅を広げること、または8人の乗客が横に並んだ状態に移行させることが可能であることを示している。これらの構成では、座席列が、横方向に6人の乗客が並ぶ座席列である従来の構成と比較し、乗客の快適さが改善される。乗客は、自分たちの脚のためのスペースがより多くなるという恩恵を受ける。側壁側では、乗客にやはりスペースがあり、この側壁に張り付いた状態にはならない。(6人の乗客が並んでいる場合には)側壁の側にいる乗客だけが、自分の座席を離れるときに隣人に断わらねばならないことにも注意されたい。座席列の他の2人の乗客は、他の人に断わることなく自分の座席を離れることができる。
図6は、長手方向の通路を2本有する図1〜図3とは別の構成を示している。ここでは、9人の乗客が横に並んで座った状態で旅行し、6人が横に並んで横になった状態で旅行することができる。ここには、航空機のそれぞれの側壁に沿った座席列10の集合と、2本の長手方向の通路4の間にあってすべてが互いに平行である座席列10の集合がある。長手方向の通路の間に配置されたこれら座席列は、側壁2に沿った座席列10とほぼ同じである。これら座席列10はすべて寝台に変換することができる。乗客が座った状態のときには、図5と図6に示してあるように、側壁2の側であれ長手方向の通路4の側であれ、座席列のそれぞれの端部ごとにスペース20があることに注意されたい。上から見てほぼ三角形のこのスペースは、座席を寝台に変更するときに枕および/または毛布を置くスペースとして利用できる。
図4は、長手方向の2本の通路間のレイアウトに関する別の一実施態様を示している。ここでは座席列はもはやV字を形成するようには配置されておらず、座席列はV字の状態と比べてずれている。このようにすると、長手方向の2本の通路間の距離が限られているときにスペースをより広くすることができる。この図4は、座席列10の背部に補助席22を設けうることも示している(本発明の別の実施態様でも採用できる)。この補助席は、座席列にアクセスできるようにするため、その座席列で長手方向の通路に最も近い座席8の裏側に配置することが好ましい。このような補助席を用いると、2人の人がほぼ向き合うことができる。すると話をすることがより容易になろう。
図7は、図1〜図3に示したタイプの客室のレイアウトの別の一実施態様を示している。ここでは、それぞれの座席列10において、座席列10で通路4側の端にある座席はもはやこの座席列の他の座席とは完全に揃ってはおらず、この座席列10のそれら他の座席に向かって傾いている。この傾きは、レイアウトを変更する客室の幅と、通路の望ましい幅に応じて選択される。この傾きは、座席列の端において傾いている座席の軸腺と、同じ座席列の他の座席の軸線とがなす角度Aに対応していて、例えば45°未満である。この値は30°未満であることが好ましい。図7には、傾いた1つの座席に関し、この座席の軸線と、この傾いた座席の隣の座席の軸線と、ここで考えている角度Aが示されている。
座席列の端の座席がこのように傾いていることで、通路の幅を広くすることができる。さらに、この座席が他の座席の方に傾いていると、この座席が座席列の他の座席と揃っている場合と比べ、乗客が着席しているとき、座席列で通路側の端にいる乗客の脚が通路にはみ出すことがより少なくなる。
例えば図6に示したように本発明による1つの座席列10が2本の通路の間に配置されている場合には、これまでの段落に記載した座席の傾きは、その座席列10の一方の端でしか実現されないことが好ましい。この図6では、この構成において、座席列の一方の端にある座席は通路4の方を向いているのに対し、座席列の他方の端にある座席は通路に背を向けていることがわかる。この図のような場合には、前に説明した傾きは、座席の端に位置していて対応する通路の方を向いている座席に関する。
図7は、客室の所定のレイアウトに関し、3つの座席からなり、そのうちの1つの座席が他の2つの座席に対して傾いている座席列だけを示している。しかし座席列の端にある座席のこの傾きは、座席数が3とは異なる座席列に関係していてもよい。傾きは、客室の別のレイアウトでも採用できる。例えば図4〜図6に示したレイアウトで採用できるが、それだけには限られない。
最後に、図9は、客室の床26に座席列10を固定して本発明を実施するため、固定用レール24をどのようにその床に配置するかを示している。
これまでの説明からわかることだが、上に示したように座席列を長手方向の通路に対して傾けると多くの利点が得られる。まとめると、このレイアウトにより、所定のスペース内で座って旅行する乗客の数を増やしつつ、同じスペースに横になって旅行する乗客の数も増やすことが可能である。座席の構成も有利である。というのも、自分の席を離れたいときに隣人に断わらねばならない乗客がほとんどいないからである。
ここで提案するレイアウトは、スペースのモジュール化にとっても、乗客の快適さにとっても、客室内の移動に関しても有利である。最後の点に関し、このような構成だと搭乗と降機の時間を短くできるはずである。やはり上に指摘したように、航空機の機内サービスも、ここに提案する構成によって容易になることがわかる。
もちろん本発明が上に単なる例として示した実施態様に限定されることはない。本発明は、上に示していないが当業者の能力範囲にある実施態様にも関する。

Claims (16)

  1. 少なくとも1本の長手方向の通路(4)と、乗客を収容することを目的としていて複数の座席列(10)にして配置された複数の座席(8)とを備えていて、それぞれの座席列に1本の長手方向の通路(4)からアクセスできる乗客輸送手段の客室において、
    少なくとも2つの座席(8)からなる少なくとも1つの座席列(10)が長手方向の通路(4)に対して傾けて配置されていて、
    その座席列(10)の座席(8)は、隣り合わせでその座席列(10)に垂直に、かつ前記通路(4)に向けて配置されているため、その座席列(10)へのアクセスが可能である、
    ことを特徴とする客室。
  2. 1つの座席列(10)のうちで、その座席列(10)のすべての座席(8)が向いている方向である通路(4)の側の端に配置された座席(8)の隣の座席(8)に座っている乗客が、その座席列(10)の通路(4)側の端に配置されたその座席に座っている乗客に断わることなく自分の座席を離れられるように座席列(10)の傾きが決められている、ことを特徴とする請求項1に記載の客室。
  3. 2つの座席列(10)が、V字を形成するように並べて配置されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の客室。
  4. 2つの座席列(10)が、長手方向にずらして隣り合わせに配置されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の客室。
  5. 2つの座席列(10)によって形成されるV字の先端に1つの座席(18)が設けられている、ことを特徴とする請求項3に記載の客室。
  6. 座った状態の少なくとも3人の乗客をそれぞれの座席列(10)に収容できる、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の客室。
  7. 少なくとも1つの座席列に関し、その座席列で通路側の端にある座席が、その座席列の他の座席の方に傾いている、ことを特徴とする請求項6に記載の客室。
  8. 少なくとも1つの座席列(10)を上下に重なった2つの寝台に変換でき、
    その座席列の各座席(8)は、座部(12)と背もたれ(14)を備えていて、 その背もたれ(14)は軸回転可能であり、寝台に変換された座部(12)の上方でほぼ水平な平面を形成する、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の客室。
  9. 少なくとも1つの座席列(10)をモジュール化することができて、2人または3人の乗客を座った状態で収容できる、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の客室。
  10. 2つの側壁(2)と長手方向の1本の通路(4)を備えていて、
    傾いた複数の座席列(10)が、それぞれの側壁(2)と前記通路(4)の間に互いに平行に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の客室。
  11. 2つの側壁(2)と長手方向の2本の通路(4)を備えていて、
    傾いた複数の座席列(10)が、それぞれの側壁(2)と長手方向の1本の通路(4)の間に互いに平行に配置されるとともに、
    傾いた複数の座席列(10)が、前記長手方向の2本の通路(4)の間に互いに平行に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の客室。
  12. 2つの側壁(2)と長手方向の2本の通路(4)を備えていて、
    傾いた複数の座席列(10)が、長手方向の1本の通路(4)とそれぞれの側壁(2)の間に互いに平行に配置されるとともに、
    傾いた複数の座席列(10)が、前記長手方向の2本の通路(4)の間にV字形に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の客室。
  13. それぞれの座席列(10)を上下に重なった2つの寝台に変換でき、
    1つの側壁(2)に沿ったそれぞれの座席列(10)とそれに対応する側壁(2)の間のほぼ三角形のスペース(20)が寝台の補助部を形成するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の客室。
  14. 2つの座席列(10)によって形成されるV字のそれぞれの先端に収容スペースが設けられている、ことを特徴とする請求項12に記載の客室。
  15. すべての座席(8)が前記交通手段の前方を向いている、ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の客室。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の客室を備える、ことを特徴とする航空機。
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