JP2011505183A - レール組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部レール、中間レール、内部レール、及び復帰ユニットを備えるレール組立体を提供する。
【解決手段】該外部レールは外部レール空間を有し、該中間レールは該外部レール空間内をスライドし、該内部レールは中間レール空間内をスライドし、受容空間が該中間レールの底面に設けられている。該復帰ユニットは該外部レール空間の一端内に組み込まれ、該外部レール空間内に配置され該外部レールの一端を閉端にする固定部と、該固定部の一端に設けられ該外部レール空間内に配置されたスライドトラックと、該スライドトラックに設けられたバックルトラックと、該バックルトラックに設けられたバックルスロットと、該スライドトラックに沿ってスライドする可動部と、該可動部に取り付けられたバックル部と、該内部レールに設けられ該バックル部に一時的にパチンと嵌るガイド部と、該固定部と該可動部との間に配置された1つ以上の弾性部とを備える。該内部レールが該外部レール空間内をスライドする時、該バックル部の一端は該可動部を貫通し該バックルトラックに沿ってスライドし、該バックル部の他端に該内部レールの該ガイド部がパチンと嵌ることで、該可動部が該スライドトラックに一時的に固定される。該スライドトラックは該中間レールの底面にある受容空間に位置する。このように、該内部レールは該外部レール空間内をスライドする時、該スライドトラックによって妨害されない。開放型スライドトラックにより、該可動部は該外部レール空間内をスライド可能であり、可動部の復帰ストロークと中間レールのスライド範囲とを増加させる。従って、中間レールの長さが増加する。受容スロットが該固定部と該可動部のそれぞれの両側に設けられ、該内部レールが該外部レール空間内をスライドする時、該内部レールは該受容スロットを通って延在し該外部レールの該閉端に達するので、該内部レールの長さは該外部レールの長さに等しく設定でき、これによりレール組立体の全伸張長さと装填力が増加する。
【選択図】図2

Description

本発明は、レール組立体に関し、特に、より大きな復帰ストロークを有するレール組立体に関する。
最近、通常の引出し及びキーボード引出し等には、引出し及び収納を容易にするために、内部レール、中間レール、及び外部レールにより構成されたレール組立体が備えられている。このレール組立体は本棚又は机の底面に外部レールを使って固定され、該内部レールは引出し及びキーボード引出しの外側縁に取付けられる。従って、本棚及び机に固定された外部レールを基として、中間レール、内部レール、及び外部レールのうち各2つのレールの間に設けられた鋼球を使用して引出し及びキーボード引出しを容易に引出したり収納したり出来る。
従来の構造においては、中間レールと内部レールとが外部レールに収容される時、位置決め及び自動的復帰効果を提供するために、通常、復帰ユニットが外部レールの奥に配置されている。しかし、この復帰ユニットは外部レールの奥に、ある長さの占有空間を必要とするので、この空間を提供するために、中間レール及び内部レールの長さは外部レールより短くなければならない。そうでないと、中間レールと内部レールとを外部レールに完全に収容することはできない。中間レール及び内部レールの長さは外部レールより短いので、従来の構造の入れ子になった外部レール、中間レール及び内部レールを完全に伸ばした時、その全長は望ましい伸張長さよりも必然的に短い。このいわゆる望ましい伸張長さは外部レールの長さの3倍である。実際の伸張長さがこの望ましい伸張長さに近い場合、この伸張比が好ましい。従って、簡単により短い長さにすることでより良好な伸張効果を、中間レール及び内部レールの長さを短くして中間レールの強度を犠牲にすることなく得ることが出来る。緩衝機構を持ったレール組立体の場合、中間レールは緩衝機構と接触する一端が、緩衝機構を受容し中間レールの長さを大きく出来るために凹形になっている。このようなレール組立体は望ましい伸張効果、より長い伸張長さとより高い強度とを実現し、また、最大の伸張効果と、スライドレールのより高い有用性を実現する。
従来のレール組立体の場合、図1を参照すると、レール組立体9は主に外部レール90、中間レール91、内部レール92、スライドトラック93、及び緩衝器94を備える。外部レール90はU字形の断面を有し、止めブロック901及び固定ベース902によって開放端が閉じられ、内部にスライド空間903が画成されている。スライドトラック93によって制止されるよう、中間レール91にはノッチ910が形成されている。内部レール92はスライド空間903内に収容され、外部レール90に対して自由にスライドし、固定ベース902に対向する内部レール92の一端にフック部920が設けられている。スライドトラック93は固定ベース902に固定され、内部レール92と固定ベース902との間のスライド空間903内に収容されている。スライドトラック93は閉トラックであり、中間レール91がスライドすると、スライドトラック93はノッチ910内に受容される。スライドトラック93と内部レール92のフック部920とは、スライドトラック93に設けられた位置決め部930により所定の距離隔たった連結関係を形成する(即ち、位置決め部930のスライドストロークは閉スライドトラック93によって制限される)。緩衝器94は固定ベース902に取り付けられている。
従来技術では、ノッチ910は中間レール91の一端に形成され、中間レール91の長さと構造とを犠牲にしており、使用上かなり不利である。また、内部レール92は追加のマッチング構造を有しておらず、効果的に伸縮できない。従って、従来のレール組立体9は不十分な伸張長さという欠点を有している。
また、従来のレール組立体9は自動復帰効果及び緩衝効果を有しているが、緩衝器94は外部レール90の一端に配置され、通常、押し棒によって押されることで反作用力を得て緩衝効果を提供する空気室を有している。緩衝器94自身と該押し棒はある長さを有し、外部レール90の長さの一部を占める。内部レール92が自動的に復帰する時、内部レール92は緩衝器94を間接的に押し緩衝効果を実現する必要があるので、内部レール92の長さは制限される。従って、本体の伸張長さも制限されるので、このような従来の構造は実用的ではない。
また、レール組立体の全体構造を考えると、全伸張長さに加えて、復帰ユニット及び外部レールのサイズ適合性も考慮されるべき項目である。通常、復帰ユニットは外部レールの内壁をトラックとして利用するので、復帰ユニットは外部レールの内径と幅に一致していなければならない。そうでないと、復帰ユニットは外部レールに沿って動くことが出来ない。従って、異なるサイズの外部レールに適合するためには、異なるサイズの復帰ユニットを設計する必要があり、保管と製造の点でかなり不利である。レール組立体の全伸張長さとサイズ適合性とを同時に達成することが出来ないことに鑑み、本発明の出願人は、研究と変更とを行い本発明を提案するに至った。本発明の構造は従来技術の欠点を解消するよう意図されている。
従って、本発明は、望ましい全伸張長さ比と、安定な構造と、強いサイズ適合性とを有するレール組立体を提供する。
本発明の他の目的と効果は、本発明の技術的特徴から理解されるであろう。
上記の目的を達成するために、本発明は下記の技術的解決法を採用する。外部レール、中間レール、内部レール、及び復帰ユニットを備えるレール組立体が提供される。該外部レールは該中間レール、内部レール、及び復帰ユニットを収容するための外部レール空間を有する。該中間レールは該外部レール空間内に延在し、該内部レールを収容可能な中間レール空間を有する。該内部レールは該中間レールに収容され、該中間レール空間内に延在する。該復帰ユニットは該外部レール空間の一端内に組み込まれ、該外部レール空間内に配置され該外部レール空間の一端を閉端にする固定部と、該固定部の一端に設けられ該中間レールの底面にある受容空間内に配置されるスライドトラックと、該外部レール空間内に配置され該スライドトラックに沿ってスライドする可動部と、該可動部に取り付けられたバックル部と、該固定部と該可動部との間に配置された1つ以上の弾性部と、該内部レールに設けられたガイド部とを備え、該可動部は該外部レール空間内を該スライドトラックに沿ってスライドする。該受容空間は該中間レールの底面にあり、該内部レールが該外部レール空間内をスライドする時、該中間レールのスライド範囲を増加させ該中間レールの長さを大きくできるように該中間レールは該スライドトラック上に延在する。受容スロットが該固定部と該可動部のそれぞれの両側に設けられ、該内部レールが該外部レール空間内に延在する時、該内部レールは該受容スロットを通って延在し該外部レールの該閉端に達するので、該内部レールの長さは該外部レールの長さに等しく設定されている。
従来技術と比較すると、本発明のレール組立体の復帰ユニットにおいては、スライドトラックは該固定部に取り付けられ、該可動部は外部レールの内壁の幅に一致する必要がない。従って、使用時、1つの仕様の復帰ユニットを様々なサイズの外部レールに適合させることが出来るので、保存と製造の問題点を解消するのを助け、保存コストと製造コストを低減する。該スライドトラックは該中間レールの該受容空間に対応し、該中間レールは該スライドトラックによって妨害されず、該外部レール空間内に延在し該外部レール空間の端近くに達する。また、該復帰ユニットに設けられた受容スロットを通って、該内部レールも該外部レール空間の該端に達する。該外部レールはより良好な収納性を有し、中間レールと内部レールの長さを大きくできる。従って、本発明の構造体は伸張された時、より良好な全長を有し、全伸張長さ比が増加する。本発明では、緩衝部が更に設けられ、該緩衝部と該復帰ユニットとが該外部レールの同じ端又は異なる端に配置されてよい。該緩衝部による緩衝機能により、該弾性部の収縮速度を緩めることが出来る。該スライドトラックは該中間レールの底面にある該受容空間に配置されるので、該復帰ユニットの長さを適切に削減することが出来、該中間レールのスライド範囲が増加する。従って、より長い中間レールを採用でき、本体はより良好な全伸張長さを有する。従って、本発明は有用性と、当産業及び大衆によって広く利用される価値がある独創的特徴とを有する。
本発明は下記の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。下記の説明は例示だけのためであり、本発明を限定するものではない。
従来技術の構造体の概略図である。 本発明の第1の実施形態の概略展開図である。 本発明の第1の実施形態の組立後の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第2の実施形態の概略展開図である。 本発明の第2の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第3の実施形態の概略展開図である。 本発明の第3の実施形態に係る可動部の概略斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第4の実施形態の概略展開図である。 本発明の第5の実施形態の概略展開図である。 本発明の第6の実施形態の概略展開図である。 本発明の第6の実施形態の組立後の概略図である。 本発明の第7の実施形態の上方から見た概略展開図である。 本発明の第7の実施形態の下方から見た概略展開図である。 本発明の第7の実施形態の組立後の概略図である。 本発明の第7の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第7の実施形態に係る使用状態の概略図である。 本発明の第7の実施形態に係る使用状態の概略図である。
図2と図3はそれぞれ本発明の第1の実施形態に係る概略展開図と組立後の概略図である。図2及び図3を参照すると、本発明の第1の実施形態に係るレール組立体は、外部レール10、中間レール20、内部レール30、復帰ユニット40、及び緩衝部50を備える。構造上の要素の幾つかと作動方法の幾つかは従来技術において既知であり、本発明の主題ではないので、作動原理の詳細な説明を省略するが、本発明はこれによって限定されない。
外部レール10はほぼ凹形の細長い構造体であり、内部に外部レール空間11を有する。球セット12が外部レール空間11内に配置され、中間レール20、内部レール30、及び復帰ユニット40が外部レール空間11内に組み込まれる。中間レール20と外部レール10とは球セット12を介してスライド可能に係合している。
中間レール20もほぼ凹形の細長い構造体であり、その幅は球セット12の幅より僅かに小さく、中間レール20は球セット12内に収容される。中間レール20と外部レール10とはスライド可能に係合し、中間レール20は外部レール空間11内をスライドする。中間レール20は中間レール空間21を有する。別の球セット22が中間レール空間21内に配置され、内部レール30が中間レール空間21に組み込まれ、内部レール30と中間レール20とは球セット22を介してスライド可能に係合している。受容空間23が中間レール20の底に形成されている。
内部レール30は内部レール空間31を有する。内部レール30もほぼ凹形の細長い構造体であるが、その凹形状の向きは、外部レール10及び中間レール20の凹形状の向きと反対である。内部レール30の幅は中間レール空間21内の球セット22の幅より僅かに小さく、内部レール30は球セット22内に収容される。内部レール30と中間レール20とはスライド可能に係合し、内部レール30は中間レール空間21内をスライドする。
復帰ユニット40は外部レール10の一端内に組み込まれ、固定部41、スライドトラック412、2つの弾性部414、可動部42、及びガイド部32を備える。固定部41は外部レール10の外部レール空間11内に固定され、止め縁411が固定部41の一端に形成され、これにより外部レール空間11の一端は閉じられている。スライドトラック412は固定部41の止め縁411と反対側の開放端から突出している。即ち、本実施形態ではスライドトラック412は固定部41に接続されている。明らかに、スライドトラック412は外部レール10上に形成されてもよい。或いは、他の実施形態ではスライドトラック412は外部レール10上に配置されてもよい(不図示)。2つの弾性部414は固定部41の両側に配置され、可動部42に接続されて、可動部42を復帰させるために復元力を提供する。
スライドトラック412は可動部42を組み込むために設けられ、可動部42が外部レール空間11の開放端内のスライドトラック412に沿ってスライドするのを可能にする。バックルトラック4121はスライドトラック412上に設けられ、バックルスロット413(接続機構)がバックルトラック4121の前端に形成されている。従って、可動部42はスライドトラック412の前端にバックルスロット413を介して一時的に固定される。スライドトラック412の幅は、中間レール20の受容空間23の幅より小さく、スライドトラック412は受容空間23に対応し、従って、中間レール20は外部レール空間11内をスライドする時、スライドトラック412によって妨害されない。
開放型スライドトラック412の構成により、可動部42は外部レール空間11内をスライド可能であり、可動部42の復帰ストロークを増加させ、中間レール20のスライド範囲を大きくし、中間レール20の長さと本レール組立体の全伸張長さとを増加させる。
図2及び図3を参照すると、バックル部421は可動部42上に配置される。バックル部421は可動部42上に回動可能に取り付けられる。2つのスナップカラム4211、4212がバックル部421の底面の両端に設けられ、ガイド部32は内部レール30の内側に配置され棒状突出体からなり、バックル部421と係合する。図6を参照すると、内部レール30と可動部42とを重ねた時、ガイド部32はバックル部421と係合し、スナップユニットを形成する。これにより、内部レール30は可動部42と一時的に結合し、バックル部421のスナップカラム4211、4212はスライドトラック412上のバックルトラック4121と係合し、安定性が向上する。
可動部42を外方へ動かすと、バックル部421の底面の端のスナップカラム4211がバックルトラック4121の前端にあるバックルスロット413内にスライドして入り、可動部42をスライドトラック412の前端に固定する。内部レール30はバックル部421から分離され、引き出される。一方、内部レール30を内方へ押すと、内部レール30のガイド部32はバックル部421と当接し、バックル部421の底面の端のスナップカラム4211をバックルスロット413から押し出し、可動部42と内部レール30とが結合され、復帰される。外部レール空間11において、受容スロット415が固定部41の両側に、また受容スロット422が可動部42の両側に設けられ、受容スロット415、422は内部レール30に対応し、内部レール30の壁部が受容スロット415、422を通って延びて、内部レール30は外部レール空間11の閉端に妨害されることなく到達するので、外部レール空間11内での内部レール30のスライド範囲が増加し、本レール組立体の全伸張長さと装填力が増加する。一方、弾性部414は受容スロット415、422の両外側に位置し、内部レール30の移動を妨げない。
緩衝部50は外部レール10の一端に固定されている。この実施形態では、図2を参照すると、緩衝部50は一端が固定部41に固定され他端が可動部42と接触し当接するガスリフトであり、可動部42に緩衝効果を提供する。制動係数を有するか緩衝効果を提供できる他の要素で緩衝部50を置き換えてもよい。
図4及び図5は本発明の第1の実施形態に係る使用状態の概略図である。図4及び図5を参照すると、中間レール20と内部レール30とが外部レール10の外部レール空間11内に収容されると、中間レール20の受容空間23はスライドトラック412に対応し、中間レール20は外部レール10の端までスライドトラック412によって妨害されることなく有効に入り込み、内部レール30は外部レール10の端までうまく受容スロット415、422を通って延びる。この場合、内部レール30はガイド部32を介して可動部42のバックル部421によって係止され、可動部42と一時的に結合する。従って、内部レール30を外方へ引いた時、可動部42はスライドトラック412に沿って引き出され、バックルトラック4121の前端にあるバックルスロット413を介してスライドトラック412の前端に一時的に固定される。本発明では、中間レール20と内部レール30の両方が外部レール10の端まで有効に入り込むか、又は外部レール10の端部内まで延びる。従って、中間レール20と内部レール30はより大きな長さを有することができ、本レール組立体の全伸張長さを増加させ、これにより伸縮比が向上する。
図4及び図5を参照すると、中間レール20と内部レール30とを収容する場合、中間レール20は先ず、復帰ユニット40の可動部42に当接する。次に、内部レール30と可動部42とが重なると、ガイド部32とバックル部421が互いに結合し、内部レール30は可動部42と一時的に結合し、更に内部レール30は可動部42を駆動し、これをバックルトラック4121の前端にあるバックルスロット413(不図示)から解放する。可動部42がバックルトラック4121のバックルスロット413から解放されると、可動部42は弾性部414によって引っ張られて、外部レール10の外部レール空間11の端の方へスライドし、自動的に復帰する。この時、緩衝部50による緩衝機能は弾性部414の収縮速度を緩め、可動部42と内部レール30とが外部レール10の端の方へ緩やかな速度で移動し復帰することで、過剰な力による衝突を避ける。このように、可動部42が弾性部414によって引っ張られた時、内部レール30と中間レール20とは外部レール空間11の端まで入り込み、次回の使用のための収縮状態になる。この収縮状態を図4に示す。
図示しないが、本発明の実施形態に係るレール組立体では、中間レール20が省略され、レール組立体は内部レール30と外部レール10とによって構成されてもよい。同様に、収容され復帰する場合、外部レール空間11内の固定部41及び可動部42の両側にある受容スロット415、422を通って、内部レール30が外部レール空間11の端部内まで延びる。従って、レール組立体がより良好な全伸張長さを有するよう異なる構成を提供することが出来る。
図6は本発明の第2の実施形態の概略展開図である。図6を参照すると、本発明の第2の実施形態は第1の実施形態と構造上ほぼ同じである。異なる部分だけを下記に説明する。
図6を参照すると、本発明の第2の実施形態に係るレール組立体は、緩衝部50と阻止部52(又は対応する機構)とを備える緩衝ユニットを有する。緩衝部50は中間レール20の底面にある受容空間23内に固定される。即ち、緩衝部50は外部レール10の他方の端に位置する。この実施形態では、緩衝部50はガスリフトからなるが、ガスリフトに限定されず、制動係数を有するか緩衝効果を提供できる任意の他の要素であってもよい。また、阻止部52はスライドトラック412の前端に設けられた阻止シートであり、阻止部52は緩衝部50に対応する。このように、内部レール30は復帰のために可動部42と作用すると、緩衝部50は阻止部52によって阻止され、緩衝効果を提供する。また、緩衝部50は中間レール20及び内部レール空間31内に配置されてもよい。阻止部52(不図示)は内部レール空間31内に配置される。内部レール30が可動部42と復帰のために作用する時、緩衝部50は阻止部52に当接し、緩衝効果を提供する。
図7A及び図7Cを参照すると、内部レール30が押されて復帰する時、内部レール30の内側に位置するガイド部32はバックル部421と係合し、バックル部421をバックルスロット413との係止状態から解放する。この場合、内部レール30と可動部42の両方が収縮する弾性部414によって強く引っ張られ、緩衝部50は阻止部52に当接して可動部42に緩衝効果を提供する。
また、本実施形態の緩衝部50は中間レール20の底面にある受容空間23内に配置されるので、復帰ユニット40の長さを短くすることが出来、中間レール20のスライド範囲が増加する。従って、レール組立体がより良好な全伸張長さを有するようにより大きな長さの中間レール20を採用することが出来る。
第1の実施形態では、可動部42は金属部品であってもよく、可動部42上のバックル部421はプラスチック部品であってもよい。第2の実施形態では、可動部42とバックル部421は両方ともプラスチック部品であってもよい。2つの実施形態で可動部42は異なる材料でできているので、図2に示す可動部42の外観は図6のとは僅かに異なるが、その基本的な構造と機能は2つの実施形態で同じである。一方、下記の他の実施形態では、可動部42の基本的な構造と機能も第1と第2の実施形態の可動部42と等価であり、このことは本発明の本質に影響しない。
図8は本発明の第3の実施形態の概略展開図である。図8を参照すると、本発明の第3の実施形態に係るレール組立体は、外部レール10、中間レール20、内部レール30、及び復帰ユニット40を備える。外部レール10は外部レール空間11を有し、外部レール空間11は中間レール20、内部レール30、及び復帰ユニット40を収容するために設けられている。中間レール20は外部レール空間11内をスライドし、内部レール30を収容するための中間レール空間21を有する。受容空間23が中間レール20の底に形成されている。内部レール30は中間レール空間21内をスライドし、ガイド部32が内部レール30上に設けられている。
復帰ユニット40は固定部41、スライドトラック412、可動部42、バックル部421、及び1つ以上の弾性部414を備える。固定部41は外部レール空間11の一端に配置され、外部レール空間11のその端を閉端にする。スライドトラック412は固定部41の開放端に取り付けられ、バックルトラック4121がその上に設けられている。バックルスロット413がバックルトラック4121の両側に設けられている。スライドトラック412は中間レール20の底面にある受容空間23内に配置され、スライドトラック412は固定部41と接続されていても、又は分離されていてもよい。可動部42は外部レール空間11内に配置され、スライドトラック412に沿って外部レール空間11内をスライドする。スライドトラック412と合致するスライドスロット429が可動部42の下面に設けられ、可動部42がスライドトラック412に沿ってスライドするのを可能にする。結合シャフト43がバックル部421を貫通し、バックル部421は可動部42に対して回動可能である。2つのスナップカラム4211、4212がバックル部421に設けられ、可動部42を貫通してバックルトラック4121に受容される。一方、ガイドスロット4214がバックル部421に設けられている(図9に示す)。1つ以上の弾性部414が固定部41と可動部42との間に配置され、可動部42を復帰させる時、自動的に復元力を生成する。
内部レール30はバックル部421のガイドスロット4214に対応するガイド部32を有する。内部レール30が外方へ引き出され始めると、ガイド部32はガイドスロット4214にパチンと嵌り、バックル部421と可動部42とを駆動しバックルトラック4121に沿ってスライドさせ、中間レール20を駆動し外部レール空間11内をスライドさせる。バックル部421がバックルスロット413までスライドすると、バックル部421のスナップカラム4211、4212はバックルスロット413にパチンと嵌り、可動部42はバックルスロット413に固定され、ガイド部32はガイドスロット4214から解放され、外方へスライドする。
スライドトラック412は中間レール20の底面にある受容空間23内に配置され、中間レール20は外部レール空間11内をスライドする時、スライドトラック412によって妨害されない。本レール組立体は緩衝部50と、緩衝部50に対応する阻止部52(又は対応する機構)とを備える緩衝ユニットを更に備える。阻止部52は可動部42の接触部であっても、又はスライドトラック412の前端に設けられた阻止シートであってもよい。緩衝部50は固定部41に配置されても、中間レール20に配置されても、又は中間レール20と外部レール10との間の受容空間23内に配置されてもよく、レール組立体を復帰させる時、緩衝効果を生成する。
開放型スライドトラック412の構造により、可動部42は外部レール空間11内をスライドすることが出来、可動部42の復帰ストロークを増加させ、中間レール20のスライド範囲を増加させ、それにより中間レール20の長さとレール組立体の全伸張長さを増加させる。
外部レール空間11内では、固定部41と可動部42の両方が両側にそれぞれ受容スロット415、422を備え、受容スロット415、422は内部レール30に対応し、内部レール30は妨害されることなく外部レール空間11の閉端に到達する。従って、内部レール30の長さを外部レール10の長さと同じに出来、本レール組立体の全伸張長さと装填力が増加する。
図9を参照すると、復帰ユニット40において、弾性アーム4213がバックル部421に設けられ、弾性アーム4213に対応する止め部428が可動部42上に設けられている。バックル部421がバックルスロット413から解放され回転すると、バックル部421は可動部42に対して緩衝効果を生成する。可動部42がバックルスロット413に入る時には、バックル部421は可動部42に対して安定なスナップ効果を生成する。
図10〜図13は本発明の第3の実施形態に係る使用状態の概略図である。図10〜図12を参照すると、外部レール空間11内で固定部41と可動部42の両方の両側に受容スロット415、422がそれぞれ設けられ、内部レール30の壁部が受容スロット415、422を通って延び、内部レール30は外部レール空間11の閉端に妨害されることなく到達することが出来る。内部レール30が外方へ引かれスライドトラック412の一端に到達すると、バックル部421のスナップカラム4211、4212はバックルスロット413にパチンと嵌り、その結果、可動部42はバックルスロット413に固定される。内部レール30が内方へ復帰する時、ガイド部32はガイドスロット4214にパチンと嵌り、バックル部421を可動部42に対して回転させる。従って、スナップカラム4211、4212はバックルスロット413から分離される。この時、可動部42は弾性部414の復元力により引っ張られ、レール組立体は自動復帰機能を行う。可動部42は、バックル部421を駆動してバックルトラック4121に沿って内方へ移動させる。一方、緩衝部50は移動する可動部42に抵抗し、これによりレール組立体の緩衝効果を生成する。
図13を参照すると、復帰ユニット40において、ガイドスロット4214はバックル部421にガイド部32がパチンと嵌るのを可能にする。可動部42が意図せず外れ自動的に復帰する場合、内部レール30を復帰させるために外力を印加することで、ガイド部32がガイドスロット4214にパチンと嵌り、可動部42は通常バックル状態に復帰する。
図14を参照して、本発明の第4の実施形態について、第3の実施形態と同じ部品及び特徴の重複する説明を省略し、異なる部分だけを下記に説明する。本実施形態では、スライドトラック418が外部レール10によって形成されている。バックルトラック4121は中間レール20の底面にある受容空間23内に配置され、バックルスロット413はバックルトラック4121に設けられ、バックルトラック4121と固定部41とは接続されていても、又は分離されていてもよい。可動部42はスライドトラック418に沿って外部レール空間11の開放端内をスライドする。スライドスロット429が可動部42の下面に設けられ、バックルトラック4121と合致する。レール組立体を引き出す場合、バックル部421が可動部42を駆動してバックルトラック4121に沿ってスライドさせ、中間レール20を駆動して外部レール空間11内をスライドさせる。バックル部421は選択的にバックルスロット413にパチンと嵌ってもよい。バックル部421がバックルスロット413にスライドして入ると、可動部42はバックルスロット413に一時的に固定される。バックルトラック4121は中間レール20の底面にある受容空間23内に配置され、中間レール20は外部レール空間11内をスライドする時、バックルトラック4121によって妨害されない。
開放型スライドトラック構造により、可動部42は外部レール空間11の開放端内をスライドすることで、可動部42の復帰ストロークを増加させ、中間レール20のスライド範囲を増加させ、それにより中間レール20の長さとレール組立体の全伸張長さを増加させる。
図15を参照して、本発明の第5の実施形態について、第3の実施形態と同じ部品及び特徴の重複する説明を省略し、異なる部分だけを下記に説明する。本実施形態では、復帰ユニット40は固定部41、可動部42、バックル部421、及び弾性部414を備える。スライドトラック412は固定部41に設けられている。スライドスロット44が可動部42の下面に設けられ、スライドトラック412と合致しており、可動部42はスライドトラック412に沿って外部レール空間11の開放端内をスライドする。スライドトラック412は外部レール空間11内に延長されてもよい。この延長スライドトラック412は中間レール20の底面にある受容空間23内に配置される。
開放型スライドトラック構造により、可動部42は外部レール空間11内をスライドすることで、可動部42の復帰ストロークを増加させ、中間レール20のスライド範囲を増加させ、それにより中間レール20の長さとレール組立体の全伸張長さを増加させる。
図16及び図17を参照して、本発明の第6の実施形態について、第3の実施形態と同じ部品及び特徴の重複する説明を省略し、異なる部分だけを下記に説明する。復帰ユニット40は固定部41、可動部42、バックル部421、及び弾性部414を備える。スロット形スライドトラック45が固定部41の下面に設けられている。延在トラック419が可動部42の一端から延び、スライドトラック45と合致しており、可動部42は外部レール空間11の開放端内をスライドすることが出来る。スロット425が可動部42の延在トラック419に設けられている。バックル部421の一端にあるスナップカラム4211は可動部42のスロット425を貫通し、バックル部421の他端にあるスナップカラム4212はバックルトラック4121を貫通し、バックル部421はスロット425内を動くことが出来る。
バックルスロット413がバックルトラック4121の前端に形成されている。内部レール30が外方へ引かれると、ガイド部32はバックル部421と係合し、バックル部421と可動部42とを駆動しバックルトラック4121に沿ってスライドさせる。バックル部421がスライドしバックルスロット413に到達すると、スナップカラム4212はバックルスロット413にパチンと嵌り、可動部42はバックルスロット413上に一時的に固定され、内部レール30は外方へスライドを続ける。
開放型スライドトラック構造により、可動部42は外部レール空間11内をスライドすることで、可動部42の復帰ストロークを増加させ、中間レール20のスライド範囲を増加させ、それにより中間レール20の長さとレール組立体の全伸張長さを増加させる。
図18〜図23を参照して、本発明の第7の実施形態について、第3の実施形態と同じ部品及び特徴の重複する説明を省略し、異なる部分だけを下記に説明する。本実施形態では、復帰ユニット40は捕捉ユニットを更に備える。この捕捉ユニットは、固定部41に可動部42を接続するための捕捉部417と、可動部42に設けられた限定スロット423と、限定スロット423に設けられた捕捉部4231とを備える。捕捉部417はスピンドルカラム4172と、捕捉カラム4171とを有する。スピンドルカラム4172は固定部41に回転可能に取り付けられ、捕捉カラム4171はスピンドルカラム4172に対して揺動する。捕捉カラム4171は選択的に捕捉部4231にパチンと嵌り、可動部42は捕捉部4231により制止され、可動部42がスライドトラック412に沿ってスライドするよう制限する。弾性部414は固定部41と可動部42との間に配置される。本実施形態では、弾性部414は圧縮ばねとして示されているが、引張ばね(不図示)であってもよく、可動部42を復帰させる時、自動的に復元弾性力を生成するものであればよい。
図21〜図23は本発明の第7の実施形態に係る使用状態の概略図である。図21〜図23を参照すると、外力が内部レール30に印加されると、レール組立体は外部レール10の外部レール空間11内に収容され、外部レール10の一端内まで延びる。この場合、内部レール30はそのガイド部32がバックル部421にパチンと嵌り、可動部42を駆動して弾性部414を圧縮し、可動部42は一時的に固定される(不図示)。図21を参照すると、中間レール20と内部レール30とは外部レール10の一端内まで入り込むと、固定部41に回動可能に取り付けられた捕捉部417は、その捕捉カラム4171が可動部42の底面にある限定スロット423に入り、限定スロット423にガイドされ捕捉部4231の方へ振れる。図22を参照すると、この時、内部レール30に印加された外力が取り除かれ、可動部42は固定部41と反対側の端の方へ弾性部414の弾性力によりスライドする。捕捉カラム4171は捕捉部4231で制止される。従って、可動部42のスライド動きは制限され、中間レール20と内部レール30は両方とも外部レール空間11内で停止する。図22及び図23を参照すると、レール組立体を伸長する場合、外力を再び印加し、可動部42を固定部41の方へ移動させる。これにより捕捉部417の捕捉カラム4171は限定スロット423にガイドされ捕捉部4231から解放され、可動部42と固定部41との間の係止状態を解消する。この場合、可動部42に弾性部414の復元力が働き、内部レール30はスライドトラック412に沿ってバックルトラック4121のバックルスロット413へ射出される。可動部42はバックルスロット413に留まり、内部レール30は外方へスライドを続ける。
開放型スライドトラック構造により、可動部42は外部レール空間11内をスライドすることで、可動部42の復帰ストロークを増加させ、中間レール20のスライド範囲を増加させ、それにより中間レール20の長さとレール組立体の全伸張長さを増加させ、より良好な射出効果を達成する。
10 外部レール
11 外部レール空間
20 中間レール
21 中間レール空間
30 内部レール
31 内部レール空間
32 ガイド部
40 復帰ユニット
41 固定部
42 可動部
50 緩衝部
412 スライドトラック
414 弾性部
415、422 受容スロット
421 バックル部

Claims (14)

  1. 外部レール、中間レール、内部レール、及び復帰ユニットを備えるレール組立体であって、
    該外部レールは該中間レール、内部レール、及び復帰ユニットを収容するための外部レール空間を有し、該中間レールは該外部レール空間内をスライドし、該内部レールを収容可能な中間レール空間を有し、該内部レールは該中間レールに収容され、該中間レール空間内をスライドし、
    該復帰ユニットは該外部レール空間の一端内に組み込まれ、該外部レール空間内に配置され該外部レール空間の一端を閉端にする固定部と、該固定部の一端に設けられ該中間レールの底面にある受容空間内に配置されるスライドトラックと、該外部レール空間内に配置され該スライドトラックに沿ってスライドする可動部と、該可動部に取り付けられたバックル部と、該固定部と該可動部との間に配置された1つ以上の弾性部と、該内部レールに設けられたガイド部とを備え、
    該受容空間は該中間レールの底面にあり、該内部レールが該外部レール空間内をスライドする時、該中間レールのスライド範囲を増加させ該中間レールの長さを大きくできるように該中間レールは該スライドトラック上に延在し、受容スロットが該固定部と該可動部のそれぞれの両側に設けられ、該内部レールが該外部レール空間内をスライドする時、該内部レールは該受容スロットを通って延在し該外部レールの該閉端に到達するので、該内部レールの長さは該外部レールの長さに等しく設定されている、レール組立体。
  2. 前記弾性部は前記両側の前記受容スロットの外側に位置する請求項1に記載のレール組立体。
  3. 前記スライドトラックにはバックルトラックが設けられ、バックルスロットが該バックルトラックの前端に形成され、前記可動部は該バックルトラック上に該バックルスロットを介して係止される請求項1に記載のレール組立体。
  4. 2つのスナップカラムが前記バックル部に設けられ、前記可動部を貫通して延び、該可動部に対して回転し、該2つのスナップカラムは前記バックルトラックに沿ってスライドして、該可動部は前記バックルスロット上に該スナップカラムを介して一時的に固定されて、該可動部のスライドストロークを制限し、
    ガイドスロットが該バックル部に更に設けられ、該ガイドスロットに前記ガイド部が一時的にパチンと嵌ることで、前記内部レールと該可動部とが接続され、該可動部を駆動して前記スライドトラックに沿って安定にスライドさせる請求項1に記載のレール組立体。
  5. 前記スライドトラックは前記固定部から分離されている請求項1又は2に記載のレール組立体。
  6. 前記スライドトラックは前記外部レールによって形成され、前記バックルトラックは前記中間レールの底面にある前記受容空間内に受容され、前記可動部が前記外部レール空間内をスライドするので、該中間レールのスライド範囲を増加させ該中間レールの長さを大きくできる請求項1又は3に記載のレール組立体。
  7. 前記バックルトラックは前記固定部から分離されている請求項6に記載のレール組立体。
  8. 前記スライドトラックは前記固定部の側面に配置され、前記可動部は延在トラックを有し、該延在トラックは該スライドトラックと協働することで、該可動部は前記外部レール空間内をスライドする請求項1又は3に記載のレール組立体。
  9. 前記固定部と、前記スライドトラックと、前記可動部と、前記弾性部とは、前記中間レールと前記外部レールとの間の前記受容空間に位置し、前記復帰ユニットは、前記中間レールの底面に設けられた第2ガイド部と、該中間レール上に設けられ前記中間レール空間内に位置する第2バックル部とを更に備え、該復帰ユニットにより前記内部レール上に設けられた前記ガイド部が該第2バックル部に一時的にパチンと嵌り、該第2ガイド部は該可動部上に配置された前記バックル部にパチンと嵌り、該復帰ユニットは該内部レールと該中間レールとに接続して、該可動部を駆動して、該レール組立体の自動復帰機能を実現し、
    該レール組立体が最適な全伸張長さと最大装填力を有するよう該内部レールと該中間レールと該外部レールとは同じ長さを有する請求項1、2、3、4、5、又は8に記載のレール組立体。
  10. 緩衝部と該緩衝部に対応する機構とを有する緩衝ユニットを更に備え、
    該緩衝部は該対応する機構を介して緩衝機能を実現する請求項1、5、6、7、8、又は9に記載のレール組立体。
  11. 前記緩衝部と前記対応する機構とは接続されている請求項10に記載のレール組立体。
  12. 捕捉ユニットが前記固定部と前記可動部との間に配置され、該捕捉ユニットは、該可動部を該固定部に接続するための捕捉部と、該可動部に設けられた限定スロットと、該限定スロットに設けられた捕捉部とを備え、該可動部が前記スライドトラックに沿ってスライドするよう制限する請求項1、5、6、7、8、又は9に記載のレール組立体。
  13. 前記バックル部は弾性特性を有し、前記スナップユニットは前記可動部を前記バックルスロットに固定するか、又は該バックルスロットから解放するために使用され、
    該バックル部は前記ガイド部と係合し、該可動部が意図せず外れ自動的に復帰する場合、前記内部レールを復帰させることで、該ガイド部が該バックル部にパチンと嵌り、該可動部が駆動されて通常スナップ状態に復帰する請求項1に記載のレール組立体。
  14. 前記バックル部は弾性部を有し、前記可動部は該弾性部に対応する止め部を有し、該弾性部と該止め部との相互作用により、該可動部が前記バックルスロットから解放された時、該バックル部は該可動部に対して緩衝効果を生成し、該可動部が該バックルスロットに入る時は、該バックル部は該可動部に対して安定に回動する請求項13に記載のレール組立体。
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