JP2011504560A - 安全弁を含むポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

ポンプ装置は、ポンプ入口(22)およびポンプ出口(24)を含み、流体をポンプ入口からポンプ出口に送るように構成されるポンプ(20)と、ポンプ出口(24)およびポンプ装置の出口(48)間に配置され、弁座(42)および弁蓋(44)を含む安全弁(40)とを含む。弁座、ポンプ出口およびポンプ入口は、ポンプ装置の第1の統合部分(14)の第1の表面に形成されるが、弁蓋は、ポンプ装置の第2の統合部分(12)に形成される。ポンプ装置の入口(46)およびそれに流体的に接続される流体領域(50)は、ポンプ装置の第3の部分(10)に形成される。第2の統合部分(12)は、流体領域内の圧力が安全弁に対する閉鎖効果を有し、ポンプ入口およびポンプ装置の入口が流体的に接続されるように、ポンプ装置の第1の統合部分(14)および第3の部分(10)間に配置される。
【選択図】図1a

Description

本発明の実施形態は、ポンプ装置に関し、特に、ポンプのポンプ出口に安全弁を含むポンプ装置に関する。
ポンプ入口およびポンプ出口に受動逆止弁を含むダイヤフラムポンプが、独国特許出願公開第19719862号で典型的に知られている。能動弁を含まない蠕動ポンプが、独国特許出願公開第10238600号で典型的に知られている。特に、上記の文献は、マイクロポンプを開示し、それらは、1度作動されるときに、ポンプ容積がマイクロリットル以下の範囲にあるようなポンプになる。
既知のマイクロポンプは、過圧または正圧がそれぞれのポンプ入口に接続される入口リザーバに加えられ、作動電圧がポンプに印加されないときに、ポンプを通り抜ける自由流れが起こり得るという点で問題がある。
通常閉鎖されている自動遮断弁が、独国特許出願公開第10048376号および国際公開第2004/081390号で知られている。通常閉鎖されている弁は、作動されていないときに、閉鎖されている弁になる。
独国特許出願公開第10048376号は、弁入口での正圧が閉鎖効果を有する通常閉鎖されている自動遮断弁を開示している。この弁は、圧電セラミックを含み、電圧を圧電セラミックに印加することによって、弁の開放をもたらす。入口での正圧を伴う自動遮断機能および単純な構成は、そのような弁の利点である。そのような弁が自由流れを回避するためにポンプと組み合されるときに、増加したスペースおよびコストの要求が、必要な別の構成要素のために生じる。さらに、別の圧電駆動が必要である。さらに、圧電/シリコンダイヤフラムのためのゼロレベルは、たとえ温度変化が圧電セラミックおよびシリコンダイヤフラム構成の動きをもたらすとしても、圧電セラミックをシリコンダイヤフラムに接着するステップの後でも確実にされなければならない。さらに、そのような構成は、弁およびポンプ間に大きい死容積をもたらし、さらに、その間に流体フィッティング部または接続部を必要とする。
国際公開第2004/081390号は、弁出口が下流のマイクロポンプの入口と流体的に結合される2重の通常閉鎖されているマイクロ弁を教示している。弁は、弁チップに形成され、それ自体は正圧が弁の入口に加えられるときに自動遮断機能を有し、それ自体は正圧が弁の出口に加えられるときに自動遮断機能を有し、さらに、その弁は負圧が出口に加えられるときに開放する。ポンプはスイッチがオンにされるときに、ポンプ入口および弁出口に負圧を生成し、それによって弁を開放する。そのようなマイクロ弁は、自動遮断機能を備え、圧電駆動が必要でないように受動的な構成要素を含み、そのため、非常に良好な装置間の再現性を呈する。それにもかかわらず、別々の構成要素が必要であり、さらなるスペースおよびコストの要求をもたらす。さらに、そのような2重の通常閉鎖されているマイクロ弁は、高価であるシリコンで入手できるだけである。さらに、マイクロポンプに接続されるときに、大きい死容積があり、流体フィッティング部が必要である。さらに、高い入口圧力では、ポンプは、入口と流体的に接続される弁を開放するために必要とされる負圧を生成することができない。
国際公開第2004/081390号は、統合された2重の通常閉鎖されているマイクロ弁を有するマイクロポンプを教示している。そのようなマイクロポンプは、コンパクトな設計であって、小さい死容積を呈する。しかしながら、ポンプの設計が十分に高い圧縮比のために設計されるときに、この種のマイクロポンプを用いて小さい流量だけを達成することができる。さらに、必要とされるポンプチップは大きく、高い入口圧力では、ポンプは、統合された2重の通常閉鎖されているマイクロ弁を開放するために必要とされる負圧を達成することができない。
ポンプおよびポンプの出口の安全弁を含むドラッグデリバリー装置が、国際公開第03/099351号で知られている。この文献の一実施形態は、ポンプ入口およびポンプ出口に受動的なボール逆止弁を含むダイヤフラムポンプを教示している。弁座および弁フラップとして働くダイヤフラムを含む安全弁は、ポンプ出口に設けられる。このダイヤフラムのエリアは、ポンプ装置の入口リザーバ内の圧力がダイヤフラム側に働くように、流体接続部を介してポンプ装置の入口リザーバと接続される。ダイヤフラムの他の表面は、ポンプの出口の逆止弁を介してポンプのポンプ室内に生成される圧力と関係がある。
国際公開第03/099351号によれば、ポンプはスイッチがオフにされるときに、安全弁は、安全弁座の内側の領域内ではなく、ダイヤフラムの全体の大きさをほとんど覆って圧力バランスがとられる。マイクロポンプの出口と直列に接続される安全弁の利点は、ポンプ入口での正圧が安全弁に対する閉鎖効果を有するということである。ポンプが作動中のときに、ポンプ出口に生成される比較的小さい正圧は、安全弁を開放することができる。しかしながら、国際公開第03/099351号に記載されているポンプ装置は、別々の構成要素が必要であるという点で不利な点があり、それは、次に増加したスペースおよびコストの要求をもたらす。さらに、ポンプ装置は、大きい死容積を呈し、さらに流体フィッティング部が必要である。
したがって、自由流れが非活動状態において防止され、単純な構成を含み、小さい死容積を備えるポンプ装置の需要がある。
独国特許出願公開第19719862号 独国特許出願公開第10238600号 独国特許出願公開第10048376号 国際公開第2004/081390号 国際公開第03/099351号
この目的は、請求項1に記載のポンプ装置によって達成される。
本発明は、ポンプ装置を提供し、それは、
ポンプ入口およびポンプ出口を含み、流体をポンプ入口からポンプ出口に送るように構成されるポンプと、
ポンプ出口およびポンプ装置の出口間に配置され、弁座および弁蓋を含む安全弁とを含む、ポンプ装置であって、
弁座、ポンプ出口およびポンプ入口は、ポンプ装置の第1の統合部分の第1の表面に形成され、
弁蓋は、ポンプ装置の第2の統合部分に形成され、
ポンプ装置の入口およびそれに流体的に接続される流体領域は、ポンプ装置の第3の部分に形成され、さらに
第2の統合部分は、流体領域内の圧力が安全弁に対する閉鎖効果を有し、さらに、ポンプ入口およびポンプ装置の入口が流体的に接続されるように、ポンプ装置の第1の統合部分および第3の部分間に配置される、ポンプ装置である。
本発明のポンプ装置の実施形態によれば、安全弁は、ポンプに直接的に統合される。小さい死容積を呈する単純な構成を可能にするために、安全弁の弁座、ポンプ出口およびポンプ入口は、ポンプ装置の統合部分の第1の表面に形成される。ポンプの出口および弁座が統合部分の同じ表面に形成されるという事実のために、安全弁の弁座は、ポンプの出口に直接的に形成されてもよく、それによって、単純な構成は別として小さい死容積を達成する。本発明の実施形態において、ポンプ入口は、同じ表面にさらに形成され、安全弁に対する閉鎖効果を有するポンプ装置の流体領域と流体的に接続される。これは、単純な構成を有する本発明のポンプ装置を実施することを可能にする。
本発明の実施形態において、ポンプ装置の第2の統合部分は、第1の統合部分および第3の部分間に配置される基本的に均一の厚さの層であり、それらを分離する。第2の統合部分は、少なくとも1つの開口部を含んでもよく、それを介して、ポンプ入口は、ポンプ装置の入口流体領域を表す流体領域と流体的に接続される。ポンプ装置の出口流体領域も第3の部分に形成される実施形態において、第2の統合部分は、他の開口部を含んでもよく、それによって、安全弁の出口は、ポンプ装置の出口と流体的に接続される。記載されているように、開口部が設けられる基本的に均一の厚さの第2の統合部分は、減らされた数のエレメントを含む本発明のポンプ装置の簡単な製造を可能にする。他の実施形態において、第2の統合部分は、安全弁だけの領域に形成されてもよい。
本発明のポンプ装置の実施形態は、例えばポンプ入口およびポンプ出口に受動逆止弁を含むダイヤフラムポンプまたは蠕動ポンプなどの異なるポンプを用いて実施されてもよい。本発明の実施形態は、特に、1つのポンプサイクルの間に送られるポンプ容積がマイクロリットル以下の範囲にあり得るマイクロポンプを実施するために適している。さらに、そのようなマイクロポンプの関連寸法、例えばポンプダイヤフラムのポンプ行程またはポンプダイヤフラムの厚さなどは、マイクロメートル以下の範囲であってもよい。
本発明は、ポンプおよび安全弁が少数の部分を用いて実施されてもよい1つのエレメントに統合されるポンプ装置を提供する。本発明の実施形態は、5つまたは6つの個々の部分または層から形成されるポンプ装置エレメントを実施してもよく、そのため、それぞれの圧電セラミックおよび対応するフィッティング部または接続部を含むポンプダイヤフラム部分を1つの部分として考えられる。
本発明の実施形態は、ポンプおよびポンプ出口に統合される安全弁を形成する上下に配置されるいくつかのパターン層から形成されるポンプ装置チップを提供する。そのため、本発明の実施形態は、ポンプおよび弁間に別々の流体接続部を必要としない。死容積およびスペースの要求の両方は、本発明の実施形態において最小化することができる。簡単な実施とは別に、本発明の実施形態は、大きさ、重さおよびコストの節約を可能にする。
本発明のポンプ装置の実施形態によれば、入口から出口への方向に流れが非作動状態において効果的に回避されるように、ポンプ装置入口での正圧が安全弁に対する閉鎖効果を有する。
本発明の実施形態は、添付図面を参照して後に詳述される。
図1aは、本発明のポンプ装置の実施形態の概略横断面図を示す。 図1bは、図1aに示される実施形態のポンプ部分の底面図を示す。 図2は、図1に示される実施形態の1つの変形例の概略横断面図を示す。 図3は、本発明のポンプ装置の他の実施形態の概略横断面図を示す。 図4は、本発明のポンプ装置の別の他の実施形態の概略横断面図を示す。
図1aおよび図1bを参照して、ポンプが受動逆止弁を含むマイクロダイヤフラムポンプによって実施される本発明のポンプ装置の実施形態が以下に記載される。
図1aおよび図1bに示される実施形態によれば、ポンプ装置は、上下に配置され互いに接着される5つのパターン層を含む。これらの層は、後に、第1の層10、第2の層12、第3の層14、第4の層16および第5の層18と呼ばれる。
図1aに示されるポンプ装置は、ポンプ入口22およびポンプ出口24を含むダイヤフラムポンプ20を含む。ポンプ入口22およびポンプ出口24は、第3の層14の底面に形成される。ダイヤフラムポンプ20は、ポンプ入口22に、弁座26および弁フラップ28を含む受動逆止弁を含む。弁座26は、第3の層14の上面に形成され、弁フラップ28は、第4の層16に形成される。さらに、マイクロポンプ20は、ポンプ出口24に、弁座30および弁フラップ32を含む受動逆止弁を含む。弁座30は、第4の層16に形成され、弁フラップ32は、第3の層14の上面に形成される。
さらに、ダイヤフラムポンプ20は、第5の部分18に形成されるポンプダイヤフラム34を含む。圧電セラミック36は、それを作動することによって、ダイヤフラムポンプ20のポンプ室38の容積が変わるように、ポンプダイヤフラム34に接着される。この目的のために、電圧を圧電セラミック36に印加するための適切な手段(図示せず)が設けられ、それを用いて、ポンプダイヤフラム34は、図1aに示される位置からポンプ室38の容積が減らされる位置にそらすことができる。
図1aに示される本発明のポンプ装置の実施形態は、ポンプ出口24に安全弁40を含む。安全弁40は、安全弁座42および安全弁フラップ44を含む。安全弁座42は、第3の層14の底面に形成される。安全弁フラップ44は、安全弁座42に対向する第2の層12の部分によって形成される。第3の層14は、その底面において第2の層12の可動部分を規定する凹部62を含む。
図1aに示されるポンプ装置は、ポンプ装置入口46およびポンプ装置出口48を含む。ポンプ装置入口46は、流体領域50と接続される。ポンプ装置入口46、ポンプ装置出口48および流体領域50は、第1の層10に形成される。流体領域50は、流体領域50内の圧力が安全弁40に対する閉鎖効果を有するように、第2の層12の底部に接する。流体領域50ひいてはポンプ装置入口46は、第2の層12における第1の開口部52を介してポンプ入口22と流体的に接続される。ポンプ装置出口48は、第2の層12における第2の開口部54を介して流路56と流体的に接続され、前記流路は、次に安全弁40または安全弁の出口58と流体的に接続される。示される実施形態において、流路56は、第3の層14および第4の層16において対応するパターニングによって形成される。安全弁の出口は、第3の層14の上面に形成される。
ポンプ装置入口46およびポンプ装置出口48には、例えば管などを接続するためのいわゆるルアー(Luer)コネクタなどのさらなる流体構造を接続することを可能にする適切な流体コネクタが設けられてもよい。
図1bは、第3の層14の底面に形成されるポンプ入口22、ポンプ出口24、安全弁座42および流路56の出口側端部60を含む第3の層14の底部に形成されるパターンを示す。流路56は、図1bにおいて破線で示される。マイクロポンプの出口の逆止弁の弁フラップ32は、図1bにおいてポンプ出口24の上に見ることができる。さらに、ポンプダイヤフラム34の位置および配置は、図1bにおいて破線で示される。凹部は、第3の層14の底部に形成される安全弁室62を表し、示される実施形態において基本的に矩形形状を含む。
安全弁の領域内に第2の層12を支持するために、図1bにおいて均一に分散された支持部によって示される任意のスペーサ構造64が設けられてもよい。図1aに示されていないこのスペーサ構造は、安全弁座42と同じ高さであってもよい第3の層14における突起によって形成されてもよい。突起は、安全弁座42と同じ方法ステップ、典型的に同じエッチングステップを用いて製造されてもよい。スペーサ構造は、ポンプ装置入口46での正圧の場合に、第3の層14への方向に安全弁フラップの曲げを減らすかまたは基本的に防止するように構成されてもよい。これは、曲げられる安全弁フラップ44によって生じるリークを防止することを可能にする。さらに、安全弁フラップ44を形成するダイヤフラムは、より小さい電圧を受け、それによってその耐久性を増加する。
作動中のポンプ装置では、図1aおよび図1bに示されるように、ポンプダイヤフラム34は、ポンプ室38の容積が減少するように、図1aに示される状態から出発して作動される。これはポンプ室38内に正圧を生成し、一方ではポンプ出口24の逆止弁を開放し、他方では安全弁フラップ44に圧力をかける。同時に、ポンプ室38内の正圧は、ポンプ室の入口の逆止弁に対する閉鎖効果を有する。このように、ポンプ行程と呼ばれるポンプダイヤフラム34の作動中に、流体は、ポンプ出口24の逆止弁および安全弁40を通してポンプ装置出口48に送られる。
ポンプダイヤフラム34が図1aに示される位置に戻される次の吸込行程において、ポンプ出口24の逆止弁に対する閉鎖効果およびポンプ入口22の逆止弁に対する開放効果を有する負圧が、ポンプ室38内に形成される。このように、この吸込行程の間、流体は、ポンプ装置入口46を通して吸い込まれる。
ポンプ装置入口からポンプ装置出口に体積流量をもたらすために、圧電セラミック36には、典型的にパルス矩形波電圧によって、周期的に電圧を供給することができる。印加される作動電圧の回数およびポンプダイヤフラム34の行程容積に応じて、所望の送出量を達成することができる。
ポンプ20が作動中でないときに、ポンプ装置入口46からポンプ装置出口48にポンプ装置を通しての流れが防止され、その理由は、ポンプ装置入口46での正圧が、流体領域50を介して安全弁フラップ44の底部に働くからであり、同時にポンプ20を介して安全弁フラップ44の上部に働き、その理由は、この正圧がポンプ入口22およびポンプ出口24の両方の逆止弁に対する開放効果を有するからである。入口での正圧によって下から安全弁フラップ44に働く力は、上からそれに働く力より大きく、その結果、入口での正圧は、安全弁フラップ44に対する閉鎖効果を有する。下から働く力はより大きく、その理由は、下からの圧力は上からの圧力より大きなエリアに働くからである。より正確に言うと、下からの圧力は可動フラップエリア全体に働くが、上からの圧力は弁座42によってカバーされる領域に働かないからである。このように、非作動状態において、自由流れは、ポンプ装置入口での正圧によって確実に防止することができる。
図1aおよび図1bに示される実施形態の変形例が図2に示され、同じエレメントが同一の参照番号で言及され、さらに、これらのエレメントのさらなる記述が省略される。図2に示されるように、ポンプダイヤフラム34は、底部において、ポンプ室に突出する隆起部34a、34bを含む。さらに、第4の層16は、図1aに示される例と比較して、ポンプ室38に突出する隆起部66を含む。図2において、ポンプダイヤフラム34は、作動状態において示される。隆起部34a、34bは、ポンプダイヤフラム34のエッジ領域に形成されてもよい。隆起部34a、34bおよび66は、ポンプ室38の死容積において減少をもたらし、それは、次にポンプの圧縮比において増加をもたらす。図2に示されるポンプ装置の動作は、図1aおよび図1bに関して前に記載されている実施形態の動作に対応する。
図3を参照して、本発明のポンプ装置の他の実施形態が以下に記載される。図3に示されるポンプ装置は、上下に配置され互いに接着される5つの層110、112、114、116および118を含む。ポンプ装置は、ポンプ入口122およびポンプ出口124を含むポンプを含む。ポンプ入口122およびポンプ出口124は、第3の層114の下面に形成される。逆止弁モジュール126が配置される凹部が、第3の層114の上面に形成される。逆止弁モジュール126は、典型的に凹部に接着されてもよい。逆止弁モジュール126は、典型的に独国特許出願公開第19719862号に記載されているような構成を含んでもよい。
第3の層114の上面は、第4の層116によって形成されるポンプダイヤフラム128の底部と共にポンプ室130を確立するようにさらに形成される。ポンプダイヤフラム128は、例えばステンレス鋼箔などの金属層によって、典型的に形成されてもよい。圧電セラミック132は、ポンプダイヤフラム128に配置される。ポンプダイヤフラム128を作動するための電圧は、概略的に134で示される対応する接続手段を介して圧電セラミック132に印加することができる。作動されるときに、ポンプダイヤフラム128は、ポンプ室130の容積が減らされるように下方にそらされる。図3に示されるように、ポンプダイヤフラム128に対向する第3の層114の表面の外形は、ポンプの死容積が減少されるように、そらされた状態におけるポンプダイヤフラム128の外形に適合され、そのため、その圧縮比は増加することができる。示される例において、第5の層118の対応するパターニングによって形成される蓋136は、ポンプダイヤフラム128の上に設けられる。
図3に示されるポンプ装置は、安全弁座142および安全弁フラップ144を含む安全弁140をさらに含む。安全弁座142は、第3の層114の底部に形成される。安全弁フラップ144は、第2の層112の可動部分によって形成される。第2の層112の可動部分は、次に第3の層114の底部において対応する凹部によって規定される。
ポンプ装置は、ポンプ装置入口146およびポンプ装置出口148を含む。ポンプ装置入口146は、第1の層110に形成され、第1の層110に形成される流体領域150と流体的に接続される。流体領域150は、入口146での正圧が弁フラップ144の底部に対する効果を有するように、安全弁フラップ144の底部に接する。
ポンプ装置出口148は、流路156を介して安全弁140の出口158と流体的に接続される。
前に記載されている実施形態におけるように、可動安全弁フラップ44は、弁フラップの上側に働く正圧が、弁フラップの底部に働く圧力と比較して、安全弁に対する開放効果を有するように、弁座142に取り付けられない。
逆止弁モジュール100は、ポンプ入口122の逆止弁およびポンプ出口124の逆止弁を備える。ポンプ室130内の正圧は、ポンプ入口122の逆止弁に対する閉鎖効果およびポンプ出口124の逆止弁に対する開放効果を有するが、ポンプ室130内の負圧は、ポンプ入口122の逆止弁に対する開放効果およびポンプ出口124の逆止弁に対する閉鎖効果を有する。
ポンプ装置入口146およびポンプ装置出口148は、次に、流体管等が接続されることを可能にするように構成されてもよい。図3に示されるように、ポンプ入口122は、第2の層112における開口部152を介して流体領域150と流体的に接続される。
図3に示される実施形態において、第4の層116は、その上に適用される圧電セラミックを有する金属箔によって形成されてもよい。逆止弁モジュール126は、シリコンで作られる形成されたマイクロ弁を含んでもよい。そのような組み合わせは、小さい構成および大きい送出量を呈するマイクロポンプを実施することを有利に可能にする。
図3に示されるポンプ装置の動作は、図1aに示される実施形態に関して前に記載されている動作に基本的に対応する。また、ポンプ室130内にポンプ行程によって生成される圧力における差は、そのようなポンプ行程の間、ポンプ室から流体がポンプ装置出口148を通して送出されるように、安全弁フラップ144に対する開放効果を有する。次に吸込行程の間、流体はポンプ装置入口146およびポンプ入口122の逆止弁を通して吸い込まれるが、ポンプ出口126の逆止弁は閉鎖される。ポンプが作動されていないときに、次に、ポンプ装置入口146でのポンプ正圧は、非作動状態においてポンプ装置を通しての流れを入口での正圧によって確実に防止することができるように、安全弁フラップ144の底部に対する閉鎖効果を有する。
図4を参照して、蠕動マイクロポンプを含む本発明のポンプ装置の他の実施形態が説明される。
図4に示されるポンプ装置は、第1の層210、第2の層212、第3の層214、第4の層216および第5の218を含む。層210、212、214および218は、上下に配置され互いに接着される。層216は、層214に接着されるか、または、図4に示されるように、層214の上面に形成される凹部に配置される。
図4に示されるポンプ装置は、ポンプ入口222、ポンプ出口224、第4の層216によって形成されるポンプダイヤフラム、および3つの圧電アクチュエータ226、228および230を含む蠕動マイクロポンプ220を含む。入口弁座232は、それに対向するダイヤフラム216の領域と共に能動入口弁を形成するが、出口弁座234は、それに対向するダイヤフラム216のセクションと共に能動出口弁を提供する。ダイヤフラム216の中央部分は、第3の層214の上面部分と共にポンプ室236を規定する。ポンプ室236は、流体接続部238を介して入口弁室240および出口弁室242と流体的に接続される。これは、その蠕動マイクロポンプの構成が、独国特許出願公開第10238600号に記載されているように、蠕動マイクロポンプの構成に基本的に対応してもよいことを意味する。
圧電アクチュエータ226、228および230は、対応する電気的接続部(図示せず)を介して電源および/または制御手段(それは示されていない)と接続される。これは、独国特許出願公開第10238600号に典型的に記載されているように、ポンプ入口222からポンプ出口224にポンプアクションをもたらすために特定の順序でダイヤフラム216の個々のダイヤフラムセクションを作動して下方にそらすことを可能にし、その対応する教示は、参照することにより本願明細書に援用される。
図4に示されるポンプ装置は、ポンプ220のポンプ出口224に、安全弁座252および安全弁フラップ254を含む安全弁250を含む。安全弁座252は、第3の層214の底面に形成されるが、安全弁フラップ254は、第2の層212の可動部分によって形成される。第2の層212の可動部分は、第3の層214の底部における凹部256によって規定される。
ポンプ装置は、ポンプ装置入口260およびポンプ装置出口262を含む。ポンプ装置入口260は、第2の層212における開口部272を介してポンプ入口222と接続される流体領域270と流体的に接続される。流体構成出口262は、流路274を介して安全弁250の出口276と流体的に接続される。
第5の層218は、ダイヤフラム216およびその上に配置される圧電アクチュエータ226、228および230を保護するための蓋とそれぞれの電気的接続部を提供するために形成される。
作動中、ダイヤフラム216のセクションは、独国特許出願公開第10238600号に記載されているように作動することができる。このようにポンプ行程の間、ポンプ室236内に生じる正圧は、ポンプ出口224と流体的に接続される安全弁250を開放する。
ポンプ220が作動されていないときに、ポンプ装置入口260での正圧は、次に安全弁250に対する閉鎖効果を有する。
このように、本発明は、入口から出口への流体流れを入口での正圧によって確実に防止することができ、単純な構成を含み、少数のエレメントおよび小さい死容積を用いる、ポンプ装置を提供する。
本発明のポンプ装置の実施形態の異なる部分および/または層は、任意の適切な材料を使用し任意の適切な製造方法を使用して実施されてもよい。典型的に、部分は、シリコンで作られてもよく、そこにおいて、対応するパターニングは、(等方的)ウエットエッチングまたは(異方的)ドライエッチングによって生成されてもよい。あるいは、部分は、プラスチックで作られてもよく、射出成形法によって製造されてもよい。典型的に、層12、14、16および18は、シリコンから形成されてもよい。第2の層12、112および212は、典型的に、例えば対応して薄いシリコンまたはゴムなどの弾性材料で作られてもよい。第1の層10、110および210、第3の層114および214および第5の層118および218は、典型的に、射出成形によってプラスチックから形成されてもよい。ダイヤフラム216は、アクチュエータ226、228および230と共にそれぞれの圧電曲げ変換器を実現するために、典型的にシリコンまたは他の適切な材料で作られてもよい。
本発明のポンプ装置は、複数のアプリケーションに適している。後に、典型的にだけ、ポンプ入口での正圧によって自由流れを防止することが重要であるアプリケーションが述べられる。本発明のポンプ装置の実施形態は、そのようなアプリケーションに適し、典型的に、燃料電池システムにおいてメタノール供給ポンプ、インフュージョンポンプ、埋め込み型ドラッグデリバリーシステム、携帯型ドラッグデリバリーシステム、呼吸空気を潤すためのシステム、および麻酔薬を投与するためのシステムを含む。
通常開放されている弁を含む蠕動マイクロポンプは、図4に示されるように、高圧縮比を有するポンプを実施することを可能にし、それは、次に耐泡性動作のための利点を有する。あるいは、本発明のポンプ装置は、ポンプ入口および/またはポンプ出口に通常閉鎖されている能動弁を含む蠕動マイクロポンプを含んでもよい。
1つの凹部および1つの逆止弁モジュールだけの代わりに、2つの別々の凹部が、第3の層114の上面に設けられてもよく、そこにおいて、ポンプ入口の逆止弁のための逆止弁モジュールが、第1の凹部に接着されてもよく、さらに、ポンプ出口のための逆止弁を有する第2の逆止弁モジュールが、第2の凹部に接着されてもよい。
本発明のポンプ装置の実施形態の構成要素、例えば第2の層12および第3の層14などは、例えば、接合層を用いない、接着、締め付け、接続の方法などによる任意の既知の接合技術を用いて互いに接続されてもよい。
本発明は、ポンプ装置を提供し、それは、
ポンプ入口およびポンプ出口を含み、流体をポンプ入口からポンプ出口に送るように構成されるポンプと、
ポンプ出口およびポンプ装置の出口間に配置され、弁座および弁蓋を含む安全弁とを含む、ポンプ装置であって
蓋は、ポンプ装置の第2の統合部分に形成され、
ポンプ装置の入口およびそれに流体的に接続される流体領域は、ポンプ装置の第3の部分に形成され、さらに
第2の統合部分は、ポンプ装置の第1の統合部分および第3の部分間に配置され、流体領域内の圧力は、安全弁に対する閉鎖効果を有し、さらに、ポンプ入口およびポンプ装置の入口は、流体的に接続され
弁座、ポンプ出口およびポンプ入口は、ポンプ装置の第1の統合部分の第1の表面に形成されることを特徴とする、ポンプ装置である。

Claims (17)

  1. ポンプ入口(22、122、222)およびポンプ出口(24、124、224)を含み、流体を前記ポンプ入口から前記ポンプ出口に送るように構成されるポンプ(20、120、220)と、
    前記ポンプ出口(24、124、224)およびポンプ装置の出口(48、148、262)間に配置され、弁座(42、142、252)および弁蓋(44、144、254)を含む安全弁(40、140、250)とを含む、ポンプ装置であって、
    前記弁座、前記ポンプ出口および前記ポンプ入口は、前記ポンプ装置の第1の統合部分(14、114、214)の第1の表面に形成され、
    前記弁蓋は、前記ポンプ装置の第2の統合部分(12、112、212)に形成され、
    前記ポンプ装置の入口(46、146、260)およびそれに流体的に接続される流体領域(50、150、270)は、前記ポンプ装置の第3の部分(10、110、210)に形成され、さらに
    前記第2の統合部分(12、112、212)は、前記流体領域(50、150、270)内の圧力が前記安全弁(40、140、250)に対する閉鎖効果を有するように、さらに、前記ポンプ入口(22、122、222)および前記ポンプ装置の前記入口(46、146、260)が流体的に接続されるように、前記ポンプ装置の前記第1の統合部分(14、114、214)および前記第3の部分(10、110、210)間に配置される、ポンプ装置。
  2. 前記ポンプ入口(22、122、222)および前記ポンプ装置の前記入口(46、146、260)は、前記第2の統合部分(12、112、212)における開口部(52、152、272)を介して流体的に接続される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ポンプ(20、120)は、受動逆止弁を含むダイヤフラムポンプである、請求項1または請求項2に記載のポンプ装置。
  4. 前記ポンプ入口(22)の受動逆止弁の弁座(26)および前記ポンプ出口(24)の受動逆止弁の弁フラップ(32)が、前記第1の統合部分(14)の前記第1の表面の反対側の前記第1の統合部分(14)の第2の表面に形成される、請求項3に記載のポンプ装置。
  5. 前記ポンプ装置の第4の部分(16)をさらに含み、前記第1の統合部分(14)は、前記ポンプ装置の前記第4の部分(16)および前記第2の統合部分(12)間に配置され、さらに、前記ポンプ入口(22)の前記逆止弁の弁フラップ(28)および前記ポンプ出口(24)の前記逆止弁の弁座(30)は、前記第1の統合部分(14)に対向する前記第4の部分(16)の第1の表面に形成される、請求項4に記載のポンプ装置。
  6. 第5の部分(18)をさらに含み、前記第4の部分(16)は、前記第1の統合部分(14)および前記第5の部分(18)間に配置され、さらに、前記ポンプ(20)のポンプダイヤフラム(34)は、前記第5の部分(18)に形成される、請求項5に記載のポンプ装置。
  7. 前記第1の統合部分(114)は、前記第1の表面の反対側の第2の表面における1つ以上の凹部を含み、前記ポンプ入口のための逆止弁および前記ポンプ出口のための逆止弁を含む1つ以上の逆止弁モジュール(126)は、前記1つ以上の凹部に取り付けられる、請求項3に記載のポンプ装置。
  8. 前記ダイヤフラムポンプは、金属ダイヤフラム(128)およびシリコンで作られる逆止弁を含む、請求項3または請求項7に記載のポンプ装置。
  9. 前記ポンプ(220)は、蠕動マイクロポンプである、請求項1または請求項2に記載のポンプ装置。
  10. ポンプ室(38、130、236)の少なくとも部分は、前記第1の統合部分(14、114、214)の前記第1の表面の反対側の第2の表面に形成され、さらに、ポンプダイヤフラム(34、128、216)は、前記ポンプ室に接するように設けられる、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のポンプ装置。
  11. 前記ポンプダイヤフラム(128)に対向する前記ポンプ室(130)の壁セクションの外形は、そらされた状態における前記ポンプダイヤフラム(128)の外形に適合される、請求項10に記載のポンプ装置。
  12. 前記ポンプダイヤフラム(34)は、前記ポンプ室に突出する隆起部(34a、34b)を含む、請求項10に記載のポンプ装置。
  13. 前記第2の統合部分(12、112、212)は、1つ以上の開口部(52、54、152、272)が形成される、前記第1の統合部分(14、114、214)および前記第3の部分(10、110、210)間に配置される均一の厚さの層を含む、請求項1ないし請求項12のいずれかに記載のポンプ装置。
  14. 前記第2の統合部分(12、112、212)は、前記第1の統合部分(14、114、214)および前記第3の統合部分(10、110、210)を完全に分離する、請求項13に記載のポンプ装置。
  15. ポンプ装置出口(48)が前記第3の部分(10)に形成される、請求項1ないし請求項14のいずれかに記載のポンプ装置。
  16. ポンプ装置出口(148、262)が前記第1の統合部分(114、214)に形成される、請求項1ないし請求項14のいずれかに記載のポンプ装置。
  17. 前記安全弁は、前記流体領域(50)内の正圧による前記弁蓋(44)の曲げを減らすスペーサを含む、請求項1ないし請求項16のいずれかに記載のポンプ装置。
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