JP2011504131A - 安全スタイレット - Google Patents

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Abstract

ニードルのカニューレ室への挿入のためのスタイレットが開示される。スタイレットは中実の伸長シャフトを含み、伸長シャフトは、ニードルハブとの係合のために適合された近位端と、表面変形形状を有する遠位端とを有する。表面変形形状は、ヒトの皮膚を貫入するのに要する貫入力を増加する。表面変形形状を有するスタイレットに対する、変形されてない遠位端を有するスタイレットの貫入力の比は、少なくとも1:1.4、またはそれよりも大きくされる。表面変形形状は、粗くされた面、バフ研磨された面および/または鈍くされた面であってもよい。表面変形形状は、遠位端の少なくとも一部の周りに配置された降伏可能な材料を含んでもよい。表面変形形状を有するスタイレットを有するニードルアセンブリも開示される。

Description

本願は、2007年11月21日に出願された「安全スタイレット」という名称の米国仮特許出願第60/989559号に対する優先権を主張し、その開示の全体は参照により本願に包含される。
本発明は、医療ニードルとの使用のためのスタイレットに係り、特に、高められた安全性を有するスタイレットに関する。
ある医療処置、特に脊柱および硬膜外の処置の最中、脊柱流体サンプルを取得し、または薬剤を送出するには、脊柱へのニードルの挿入を必要とする。皮膚を通って脊柱にニードルを刺すことは、芯抜きされ、ニードルの中に収集された組織をもたらすかもしれない。脊髄のクモ膜下腔に堆積された皮膚からの組織芯は、髄腔内表皮状腫瘍(intraspinal epidermoid tumors)に発達できる。組織を芯取りすることを防ぐため、中実の伸長部材として形成されたスタイレットが、ニードルのカニューレ室に配置され、典型的にニードル先端の端部まで延びる。概して、スタイレットは、その意図されたニードルゲージの形状に合うように設計される。組織が芯抜きされるのを実質的に妨げるニードル内の位置にスタイレットが置かれ、スタイレットがニードル内部に入った状態で、ニードルは組織に挿通される。ニードルの挿入が完了された後、スタイレットは部分的にまたは完全にニードルのカニューレ室から取り外されることができる。ある特定の処置では、スタイレットは、それをニードルから完全に取り外した後、ニードル内に再挿入される。
「スタイレット刺し」と称される、スタイレットによって生じた外傷は、血清変換につながり、医療環境における継続的な関心事となり得る。スタイレット刺しは、処置後の洗浄時のほか、スタイレットの再挿入時にしばしば起こる。したがって、スタイレットによって引き起こされる刺さりの可能性を減らす一般的要請がある。
本発明の実施形態によれば、ニードルのカニューレ室への挿入のためのスタイレットは、中実の伸長シャフトを備え、伸長シャフトは、ニードルハブとの係合のために適合された近位端を有する。スタイレットは、表面変形形状を有する遠位端をも含む。
前記表面変形形状を有するスタイレットに対する、変形されてない遠位端を有するスタイレットの、ヒトの皮膚を貫入するのに要する貫入力の比は、少なくとも1:1.4であってもよい。表面変形形状は、粗くされた面、バフ研磨された面および鈍くされた面の少なくとも一つであってもよい。任意的に、表面変形形状は、サンドブラスト処理、電気化学研削処理、バフ研磨処理、機械研削処理、およびエッチング処理の少なくとも一つを通じて得られてもよい。一形態において、表面変形形状を形成すべく、少なくとも0.002インチ(0.051ミリ)の材料が遠位端から除去される。さらに他の実施形態において、表面変形形状は傾斜エッジを含む。傾斜エッジは、約20°から約30°の先端角を有してもよい。中実の伸長シャフトは金属または合金から形成されてもよく、遠位端は、貫入力を増加するため、増加された傾斜角を有してもよい。
本発明の他の実施形態によれば、ニードルアセンブリは、カニューレ室を画成するニードルカニューレと、ニードルカニューレの少なくとも一部を支持するニードルハブと、カニューレ室内に配置可能なスタイレットとを含む。スタイレットは中実の伸長シャフトを含み、伸長シャフトは、ニードルハブとの係合のために適合された近位端と、表面変形形状を有する遠位端とを有する。
表面変形形状を有するスタイレットに対する、変形されてない遠位端を有するスタイレットの、ヒトの皮膚を貫入するのに要する貫入力の比は、少なくとも1:1.4であってもよい。表面変形形状は、粗くされた面、バフ研磨された面および鈍くされた面の少なくとも一つであってもよい。一形態において、表面変形形状は傾斜エッジを含む。傾斜エッジは、約20°から約30°の先端角を有してもよい。さらなる形態において、ニードルカニューレは、第1の先端角を有する遠位斜面を有し、スタイレットの傾斜エッジは、ニードルカニューレの第1の先端角より大きい第2の先端角を有する。ニードルカニューレは、18Gから29Gのニードルゲージを有してもよい。
本発明のさらに他の実施形態によれば、ニードルのカニューレ室への挿入のためのスタイレットは、遠位端を有する中実の伸長シャフトを含む。スタイレットは、伸長シャフトの遠位端の周りに少なくとも部分的に配置された降伏可能な外側カバーをも含む。
外側カバーは、ヒトの皮膚との接触を伴う係合時に、実質的に降伏してもよい。伸長シャフトは金属または合金から作られてもよく、降伏可能な外側カバーは重合材料から作られてもよい。任意的に、降伏可能な外側カバーは、ナイロン、ポリテトラフルオロエチレン、過フルオロアルコキシポリマー樹脂、および/またはフッ化エチレンプロピレンから作られてもよい。外側カバーは、コーティング処理により形成された外側カバーを有するスタイレットのため、少なくとも0.003インチ(0.076ミリ)の厚さを有してもよい。外側カバーは、共押出し処理により形成された外側カバーを有するスタイレットのため、少なくとも0.003インチ(0.076ミリ)の厚さを有してもよい。外側カバーは傾斜エッジを含んでもよい。さらなる形態において、伸長シャフトと外側カバーは共押出しされてもよい。外側カバーは、伸長シャフトの遠位端の周りに約1/4インチ(6.35ミリ)〜約1/2インチ(12.7ミリ)延びる長さを有する先端部をさらに含んでもよい。先端部は任意的に傾斜エッジを含んでもよい。
本発明のさらに他の形態において、ニードルアセンブリは、カニューレ室を画成するニードルカニューレと、ニードルカニューレの少なくとも一部を支持するニードルハブとを含む。ニードルアセンブリは、カニューレ室内に配置可能なスタイレットをも含む。スタイレットは中実の伸長シャフトを含み、伸長シャフトは、ニードルハブとの係合のために適合された近位端と、遠位端とを含む。スタイレットはさらに、伸長シャフトの遠位端の周りに少なくとも部分的に配置された降伏可能な外側カバーを含む。
降伏可能な外側カバーは、ヒトの皮膚との接触を伴う係合時に実質的に降伏する。任意的に、伸長シャフトと降伏可能な外側カバーが共押出しされる。さらなる形態において、ニードルカニューレは、第1の先端角を有する遠位斜面を有し、スタイレットの遠位端は、ニードルカニューレの第1の先端角より大きい第2の先端角を有する。外側カバーは、伸長シャフトの遠位端の周りに約1/4インチ(6.35ミリ)〜約1/2インチ(12.7ミリ)延びる長さを有する先端部を有してもよい。先端部が傾斜エッジを含んでもよい。
本発明の実施形態に従うニードルアセンブリの展開図である。 90°回転された図1のニードルアセンブリの展開図である。 図1のニードルアセンブリの組立図である。 図3は、本発明の実施形態に従うスタイレットの部分断面側面図である。 本発明の実施形態に従ってニードルカニューレの中に配置された図1のスタイレットの部分断面側面図である。 偏向可能な先端を有する図1のスタイレットの部分断面側面図である。 偏向可能な先端を有する図1のスタイレットの部分断面側面図である。 偏向可能な先端を有する図1のスタイレットの部分断面側面図である。 本発明の他の実施形態に従うスタイレットの部分断面側面図である。 本発明のさらなる実施形態に従うスタイレットの部分断面側面図である。 本発明の他の実施形態に従ってニードルカニューレの中に配置されたスタイレットの部分平面図である。 図10のスタイレットとニードルカニューレの部分断面側面図である。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの30倍の倍率での画像であり、スタイレットはニードルカニューレ内に配置され、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う22Gスタイレットの40倍の倍率での画像であり、スタイレットはニードルカニューレ内に配置され、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する。 18G通常スタイレットの遠位端の80倍の倍率での画像である。 18G通常スタイレットの傾斜エッジの30倍の倍率での画像である。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの遠位端の80倍の倍率での画像であり、スタイレットは、サンドブラストにより得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの傾斜エッジの30倍の倍率での画像であり、スタイレットは、サンドブラストにより得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの遠位端の80倍の倍率での画像であり、スタイレットは、バフ研磨により得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの傾斜エッジの30倍の倍率での画像であり、スタイレットは、バフ研磨により得られた表面変形形状を有する。 18G通常スタイレットの遠位端の250倍の倍率での画像である。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの遠位端の250倍の倍率での画像であり、スタイレットは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する。 18G通常スタイレットの遠位端の1000倍の倍率での画像である。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの遠位端の1000倍の倍率での画像であり、スタイレットは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する。 図19Eは、22G通常スタイレットの遠位端の500倍の倍率での画像である。 本発明の実施形態に従う22Gスタイレットの遠位端の500倍の倍率での画像であり、スタイレットは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う22Gスタイレットの遠位端の500倍の倍率での画像であり、スタイレットは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する。 22G通常スタイレットの遠位端の1000倍の倍率での画像である。 本発明の実施形態に従う22Gスタイレットの遠位端の1000倍の倍率での画像であり、スタイレットは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う22Gスタイレットの遠位端の1000倍の倍率での画像であり、スタイレットは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの遠位端の268倍の倍率での画像であり、スタイレットは、サンドブラストにより得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの遠位端の420倍の倍率での画像であり、スタイレットは、サンドブラストにより得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの遠位端の455倍の倍率での画像であり、スタイレットは、鈍化およびサンドブラストにより得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの遠位端の294倍の倍率での画像であり、スタイレットは、鈍化およびサンドブラストにより得られた表面変形形状を有する。 本発明のさらなる実施形態に従う、ニードルカニューレ内に配置されたスタイレットの部分平面図である。 図20のスタイレットとニードルカニューレの部分断面側面図である。 図20のスタイレットとニードルカニューレの部分断面側面図であり、ニードル内の異なる向きのスタイレットを示す。 本発明の実施形態に従う18Gスタイレットの遠位端の40倍の倍率での画像であり、スタイレットは、遠位端を鈍化することにより得られた表面変形形状を有する。 本発明の実施形態に従う22Gスタイレットの遠位端の40倍の倍率での画像であり、スタイレットは、遠位端を鈍化することにより得られた表面変形形状を有する。 シリコンゴムにおける18Gスタイレットのための、スタイレット貫入力と、電気化学研削によりスタイレットの遠位端から除去された材料の量との関係のグラフ表示である。 シリコンゴムにおける22Gスタイレットのための、スタイレット貫入力と、電気化学研削によりスタイレットの遠位端から除去された材料の量との関係のグラフ表示である。 鈍化/サンドブラストにより遠位端から0.015インチ(0.381ミリ)が除去された18Gスタイレットと、電気化学研削により遠位端から0.012インチ(0.305ミリ)が除去された18Gスタイレットとのための、シリコンゴムにおけるスタイレット貫入力のグラフ表示である。 図28は、鈍化/サンドブラストにより遠位端から0.012インチ(0.705ミリ)が除去された22Gスタイレットと、電気化学研削により遠位端から0.011インチ(0.279ミリ)が除去された22Gスタイレットとのための、シリコンゴムにおけるスタイレット貫入力のグラフ表示である。 シリコンゴムにおける、通常スタイレットと比較した、表面変形形状を有する18Gスタイレットのための、平均貫入力の比のグラフ表示である。 シリコンゴムにおける、通常スタイレットと比較した、表面変形形状を有する22Gスタイレットのための、平均貫入力の比のグラフ表示である。 シリコンゴムおよびヒトの組織における、通常スタイレットと比較した、表面変形形状を有する18Gスタイレットのための、平均貫入力の比のグラフ表示である。 シリコンゴムおよびヒトの組織における、通常スタイレットと比較した、表面変形形状を有する22Gスタイレットのための、平均貫入力の比のグラフ表示である。
以下の説明の目的のため、空間的な向きの用語は、用いられる場合、それが添付図面において向けられるよう、またはそうでなければ以下の詳細な説明で述べられるよう、参照符号を付された実施形態に関連する。しかしながら、以下に記述された実施形態が多くの代替的な変形例および実施形態を採り得ることが理解されるべきである。添付図面に図示され、以下に説明される特定の装置が、単に例示的であり、限定と解すべきでないことも理解されるべきである。
図1−2を参照して、本発明の実施形態に従うスタイレット1は、中実の伸長されたシャフト5を有し、シャフト5は、遠位端14と近位端2とを有し、近位端2は、例えばスタイレットハンドル13との嵌合接続を介した、ニードルハブ3との係合のために適合されている。ニードル10は、その中を延びるカニューレ室40を有し、同様にニードルハブ3の一部に係合され、これによりニードルハブ3がニードル10の少なくとも一部を支持する。一実施形態において、ニードル10は、ニードルハブ3の遠位端55に係合され、スタイレット1は、ニードルハブ3の近位端56を通ってカニューレ室40内に配置可能である。ニードルガード57が、ニードル10の遠位端に設けられた斜面(ベベル;bevel)44をシールドするため、任意的に設けられてもよい。一形態において、スタイレット1は、ニードル10のカニューレ室40の内径より小さい、約0.007インチ(0.178ミリ)から約0.013インチ(0.330ミリ)の外径を有することができる。
図3−4を参照して、本発明の実施形態によれば、スタイレット1は、ニードル10のカニューレ室40内への挿入のために適合され、遠位端6を有する管芯のような中実の伸長シャフト5と、伸長シャフト5の遠位端6を少なくとも部分的に覆って配置される降伏可能な外側カバー(yieldable outer covering)8とを含む。ここで使われるように、用語「降伏可能」は、手で偶然に圧力が付加された時、皮膚面に対して少なくとも部分的に曲がることができる材料を意味する。例えば、ニードル10のカニューレ室40内にスタイレット1を再挿入するときや、スタイレット1がニードル10から取り外された後の清浄処置の最中に、スタイレット1の遠位端6と皮膚面、例えば医療従事者の皮膚面との間に偶然のまたは意図しない接触があったとき、降伏可能な外側カバー8が少なくとも部分的に曲がることが、ここで意図される。遠位端6が皮膚面を貫通するため、通常付加される手動圧力を超えた意図的な貫入力が、本発明のスタイレット1に付加されなければならないことも、ここで意図される。他の実施形態において、例えば18Gから29Gまでのニードルゲージを有する、脊柱および/または硬膜外処置に適合された、長いニードル10のカニューレ室40内への受容のため、本発明のスタイレットは寸法づけられることができる。さらなる実施形態において、本発明のスタイレット1は、例えば伸長シャフト5の長手軸Lに沿った、患者へのニードル10の挿入に要する貫入力より大きい、意図的に付加された貫入力を要する。
降伏可能な外側カバー8は、伸長シャフト5の遠位端6の周りに配置され、伸長シャフト5の側壁4の少なくとも一部の周りに配置されることができる。外側カバー8は外側先端9を有し、外側先端9の少なくとも一部は、伸長シャフト5の遠位端6の周りに延在する。図3に示されるように、外側カバー8の外側先端9は、実質的に、遠位端6の形状に一致(対応)してもよい。さらなる実施形態において、伸長シャフト5は傾斜エッジ7を含んでもよく、降伏可能な外側カバー8は、伸長シャフト5の傾斜エッジ7に実質的に一致(対応)した傾斜エッジ41を含んでもよい。任意的に、伸長シャフト5は鈍くされた形状を有してもよく、降伏可能な外側カバー3は傾斜エッジ3を含んでもよい。降伏可能な外側カバー8の傾斜エッジ41は、ニードル10の遠位端11に設けられた斜面44に実質的に一致(対応)してもよい。これは、遠位端11と、降伏可能な外側カバー8との間のスペースの量を制限する。医療処置の最中、スタイレット1は、ニードルの先端および、ニードル10の内部流体通路等のカニューレ室40の上にある芯取り面を実質的にブロックすることにより、ニードル10が組織を芯取りすることを制限する。
降伏可能な外側カバー8は、例えば共押出し、または伸長シャフト5の一部または全体を降伏可能な材料でコーティングするなどの、任意の適当な処理によって設けられることができる。さらなる形態において、伸長シャフト5は、重合材料、金属または合金から作られることができ、外側カバー8は重合材料から作られることができる。降伏可能な外側カバーの材料の例は、ナイロン、ポリテトラフルオロエチレン、過フルオロアルコキシポリマー樹脂、および/またはフッ化エチレンプロピレンを含む。図4に示されるように、スタイレット1がニードル10のカニューレ室40に受け入れられるよう、降伏可能な外側カバー8は、任意の適当な最大厚さTにて伸長シャフトの上に設けられることができる。さらなる実施形態において、降伏可能な外側カバー8は、少なくとも0.0003インチ(0.0076ミリ)の最小厚さTにて、伸長シャフト5の上に設けられる。任意的に、降伏可能な外側カバー8は、傾斜エッジ41に隣接した部分が、伸長シャフト5の残部の厚さTと比較して増加された厚さTiを与えられる。再び図4を参照して、一実施形態において、伸長シャフト5の傾斜エッジ7は、斜面7がニードル10の遠位端11の斜面44と実質的に面一(co-planar)になるよう、設けられることができる。他の実施形態において、伸長シャフト5の傾斜エッジ7は、ニードル10の遠位端11の斜面44に関して、カニューレ室40内へと僅かに窪まされてもよい。
一実施形態において、降伏可能な外側カバーは、ヒトの皮膚と接触したときに実質的に降伏する(曲がる、屈曲する)。図5−6に示されるように、外側カバー8、例えば外側先端9は、伸長シャフト5に関して、図3に示される長手軸Lから偏向(屈曲)角Aで偏向可能である。一実施形態において、皮膚面と接触したとき、偏向角Aは約5°から約90°である。さらに他の実施形態において、図5に示されるように、外側先端9は、伸長シャフトの斜面7の向きと実質的に整列した方向に偏向する。他の実施形態において、図6に示されるように、外側先端9は、伸長シャフトの斜面7の向きとは実質的に反対の方向に偏向する。代替実施形態によれば、図7に示されるように、降伏可能なカバー8、例えば外側先端9は、皮膚面との接触時に、降伏可能なカバー8を伸長シャフト5に向けて圧縮する方向に、くしゃくしゃになることができる
図8を参照して、本発明のさらなる実施形態において、遠位端部分39を有する伸長シャフト37を備えたスタイレット35が提供される。一実施形態において、先端部分39は、全体的に、降伏可能な外側カバー材料から作られている。一形態において、降伏可能な外側カバー材料は、伸長シャフト37の遠位端38から延びる、約1/4インチ(6.35ミリ)から約1/2インチ(12.7ミリ)の長さPを有する、先端部分39を形成する。他の形態において、先端部分39は、前記同様、傾斜エッジ36を含むことができる。先端部分39と伸長シャフト37は一緒に形成されるか、または別々に形成されて、その後組み立てられることができる。
図9を参照して、本発明の他の実施形態において、スタイレット35Aは、例えば押し出し処理により、降伏可能な外側カバー材料から連続的に形成される伸長シャフト37Aと遠位端39Aとを含む。任意的に、前記同様、遠位端39Aは傾斜エッジ39A1を含んでもよい。
図10−11を参照して、本発明の他の実施形態によれば、スタイレット15は、ニードル17のカニューレ室20への挿入のために適合され、管芯のような中実の伸長シャフト16を含む。伸長シャフト16は遠位端18を有し、遠位端18は表面変形形状(surface modified profile)19を有する。ここで使われるように、用語「表面変形(surface modified)」は、ヒトの皮膚に貫入するのに要する貫入力を増加する表面処理効果を意味する。遠位端18が皮膚面に貫入するため、通常付加される手動圧力を超えた意図的な貫入力が、本発明のスタイレット15に付加されなければならないことが、ここで意図される。
スタイレット15の遠位端6との偶然のまたは意図的でない接触の時、表面変形形状19が、皮膚面に貫入するのに要する貫入力を増加することがここで意図され、これによりスタイレット15は、スタイレット15への付加圧力なしに皮膚面に貫入しない。前述したように、本発明のスタイレット15は、例えば麻酔、脊柱へのねじ切り(spinal taps)および/または硬膜外処置における使用のために適合され、18Gから29Gのニードルゲージを有する長いニードル17のカニューレ室20内に受け入れられるための寸法を有する。さらなる実施形態において、本発明のスタイレット15は、患者へのニードル17の挿入に必要な貫入力よりも大きい、例えば伸長シャフト16の長手軸L1に沿った、意図的に付加された貫入力を要する。
一実施形態において、表面変形形状は、粗くされた面、バフ研磨された面(buffed surface)、および/または鈍くされた面である。他の実施形態において、表面変形形状19は、粒状添加物を有するコーティング層の形態で提供されることができる。他の実施形態において、表面変形形状19は、サンドブラスト処理、電気化学研削処理、機械研削処理、バフ研磨処理およびエッチング処理の少なくとも一つを通じて得られる。一形態において、表面変形形状19を形成すべく、少なくとも0.002インチ(0.051ミリ)の材料が、スタイレット15の遠位端18から除去される。図12は、ニードル17のカニューレ室20内に配置された18Gゲージスタイレット15の30倍の倍率での画像を示す。これにおいて、表面変形形状19を形成すべく、約0.007インチ(0.178ミリ)の材料が、電気化学研削処理によって伸長シャフト16の遠位端18から除去されている。図13は、ニードル17のカニューレ室20内に配置された22Gゲージスタイレット15の40倍の倍率での画像を示す。これにおいて、表面変形形状19を形成すべく、約0.007インチ(0.178ミリ)の材料が、電気化学研削処理によって伸長シャフト16の遠位端18から除去されている。
再び図10−11を参照して、表面変形形状19は、材料の研磨領域(abraded regions of material)を含み、これはスタイレット15の遠位端18の「粗さ」を増加する。図14−15は、表面変形形状のない18G通常スタイレットを80倍の倍率で示す。図14は、スタイレットの遠位端の拡大を示し、図15はスタイレットの斜面全体の拡大を示す。図14−15の両方において、スタイレットの表面は、比較的、加工がなされていない(free of texturing)。図16−17は、スタイレットの遠位端をサンドブラストすることによりスタイレットから0.004インチ(0.102ミリ)の材料を除去して得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットを80倍の倍率で示す。図16は、スタイレットの遠位端の拡大を示し、図17はスタイレットの斜面全体の拡大を示す。図16−17はそれぞれ、図14−15に示された通常のスタイレットと比較して、スタイレットの表面が著しく加工されていることを示す。
再度図10−11に戻って、他の形態において、表面変形形状19は、スタイレット15の遠位端18の鋭さを鈍くするバフ研磨領域を含んでもよい。図18−19は、スタイレットの遠位端をバフ研磨することによりスタイレットから0.008インチ(0.203ミリ)の材料を除去して得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットを80倍の倍率で示す。図18は、スタイレットの遠位端の拡大を示し、図19はスタイレットの斜面全体の拡大を示す。図18−19はそれぞれ、図14−15に示された通常のスタイレットと比較して、スタイレットの表面が著しく加工されていることを示す。
図19Aは、18G通常スタイレットの遠位端を250倍の倍率で示す。これに対し、図19Bは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットの遠位端を250倍の倍率で示す。図19Cは、18G通常スタイレットの遠位端を1000倍の倍率で示す。これに対し、図19Dは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットの遠位端を1000倍の倍率で示す。図19Bおよび19Dの両方に示されるように、表面変形形状を有する18Gスタイレットの遠位端は、図19Aおよび19Cに示される通常18Gスタイレットの遠位端と比較して、微細加工を増加させている。
図19Eは、22G通常スタイレットの遠位端を500倍の倍率で示す。これに対し、図19Fおよび図19Gは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する22Gスタイレットの遠位端を500倍の倍率で示す。図19Gは特に、表面変形形状が、遠位端の殆どの遠位領域に制限されていることを示す。図19Hは、22G通常スタイレットの遠位端を1000倍の倍率で示す。これに対し、図19Iおよび19Jは、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する22Gスタイレットの遠位端を1000倍の倍率で示す。図19F、19G、19Iおよび19Jに示されるように、表面変形形状を有する22Gスタイレットの遠位端は、図19Eおよび19Hに示される通常22Gスタイレットの遠位端と比較して、微細加工を増加させている。
図19Kは、サンドブラストにより得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットの遠位端を268倍の倍率で示す。図19Lは、サンドブラストにより得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットの遠位端を420倍の倍率で示す。図19Kおよび19Lに示されるように、表面変形形状を有する18Gスタイレットの遠位端は、図19Aに示される通常18Gスタイレットの遠位端と比較して、微細加工を増加させている。
図19Mは、鈍化およびサンドブラストにより得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットの遠位端を455倍の倍率で示す。図19Nは、鈍化およびサンドブラストにより得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットの遠位端を294倍の倍率で示す。図19Mおよび19Nに示されるように、表面変形形状を有する18Gスタイレットの遠位端は、図19Aに示される通常18Gスタイレットの遠位端と比較して、微細加工を増加させている。
再度図10−11に戻って、表面変形形状19は、スタイレット15の遠位端18と一体に形成されてもよい。任意的に、表面変形形状19は、スタイレット15の遠位端18と別体に形成され、その後スタイレット15の遠位端18に組み立てられてもよい。表面変形形状19は、図11に示されるように、ニードル17の遠位斜面44に一致(対応)する傾斜エッジ19Aを有してもよい。一実施形態において、表面変形形状19を有する傾斜エッジ19Aの少なくとも一部は、ニードル17の一部を越えて延びてもよい。表面変形形状19の傾斜エッジ19Aは、ニードル17の先端角Cより大きい先端角Bを形成してもよい。一実施形態において、表面変形形状19の先端角Bは、約20°から約30°である。さらなる実施形態において、表面変形形状19の傾斜エッジ19Aは、約0.019インチ(0.483ミリ)から約0.071インチ(1.803ミリ)の斜面長さTを有する。
遠位端18に表面変形形状19を有するスタイレット15は、皮膚面に貫入するため、通常付加される手動圧力を超える貫入力を要する。一実施形態において、医療処置を行う前、スタイレット15はニードル17の内部45に嵌め入れられ、スタイレット15の遠位端18は実質的にニードル先端20まで延在する。一実施形態において、スタイレット15の先端角Bは、不意にヒトの皮膚に貫入するのに要する貫入力の量を最大にし、スタイレット15の遠位端18とニードル17の遠位斜面44との間の内部スペース45の量を最小にし、遠位斜面44の患者への挿入時に組織芯抜きを制限するよう、選択される。
図20−21を参照すると、本発明の他の実施形態が概略的に示される。スタイレット25は伸長シャフト26を有して設けられ、伸長シャフト26は、表面変形形状19を有する遠位端28を備える。遠位端28の少なくとも一部は、鈍くされた先端29を有する表面変形形状19を作るため、鈍くされる。一実施形態において、鈍くされた先端29は、スタイレット25の遠位端28との偶然のまたは意図的でない接触時に、皮膚面に貫入するのに要する貫入力をさらに増加させるため、実質的に湾曲された接触面46を有する。
図23は、スタイレットから0.015インチ(0.381ミリ)の材料を除去してスタイレットの遠位端を鈍化することにより得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットを40倍の倍率で示す。図24は、スタイレットから0.015インチ(1.381ミリ)の材料を除去してスタイレットの遠位端を鈍化することにより得られた表面変形形状を有する22Gスタイレットを40倍の倍率で示す。
再び図20−21を参照して、医療処置を行う前、スタイレット25はニードル27の内部31に嵌め入れられ、スタイレット25の遠位端28は実質的にニードル先端30まで延在する。医療処置の間、スタイレット25は、ニードル27の内部31、例えばニードル27の通路または流路を実質的に塞ぐことによって、ニードル27が組織を芯取ることを実質的に制限する。例えば図21に示されるように、医療処置におけるニードル27の使用の際、スタイレット25は、遠位端28と鈍化された先端29とがニードル先端30の角度および形状とほぼ一致(対応)するよう、指向される。この方向付けは、スタイレット25の鈍化された先端29が使用時にニードル27の性能に悪影響を与えることを防止する。医療処置を終えた後、ニードル27とスタイレット25を患者から最終的に引き抜いた後、スタイレット25は図22に示されるように、スタイレット25の一部をニードル先端30を越えて延ばすべく回転され、ニードル先端30がニードル刺し外傷を引き起こすのを実質的に防止する。この実施形態において、スタイレット25の表面変形形状は、それがニードル先端30を超えて延び、組み合わされたスタイレット25とニードル30がヒトの組織に貫入するのに要する貫入力を増加するよう、回転される。
再び図1−2に戻って、上述のスタイレットの実施形態の全ては、ユーザの使用のため、スタイレットハンドル13も設けられることができる。スタイレットハンドル13は、スタイレット1,15,25,35がニードル10,17,27のカニューレの中に嵌め入れられたとき、ニードル10の近位端40Aに取り付けられたニードルハブ3に係合するよう、適合される。一実施形態において、スタイレットは、スタイレットとニードルの間の向きを触覚的におよび/または視覚的に与える、対応する方向部を含む。一実施形態において、上述の本発明に従うスタイレットは、伸長シャフトの一部に配置された視覚的および/または触覚的指示部が設けられる。視覚的および/または触覚的指示部は、スタイレットのニードルへの挿入時または再挿入時に、医療従事者が、スタイレットの先端部の向きを認識することを可能にする。

通常のスタイレットと比較した、表面変形形状を有するスタイレットの貫入力の差を決定するため、厚さ0.031インチ(0.787ミリ)、幅9/16インチ(14.3ミリ)、長さ約6インチ(152.4ミリ)の50Aシリコンゴムの試験媒体サンプルが、準備され、通常18Gスタイレットと、電気化学研削処理によって得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットとの両者により、貫入された。通常18Gスタイレットと表面変形形状を有する18Gスタイレットとの両者は、1と1/4インチ(31.75ミリ)の長さに切断され、対応するサイズの皮下注射ニードルハブに取り付けられた。通常18Gスタイレットと表面変形形状を有する18Gスタイレットとの両者のため、8ips(203.2mm/s)の貫入速度が用いられた。50Aシリコンゴム媒体は、極小またはゼロの張力を有して与えられた。シリコンゴムにおけるスタイレット貫入力の臨床関連性の意義を得るため、約0.05インチ(1.27ミリ)の厚さを有する摘出されたヒトの皮膚への追加の貫入力試験が、シリコンゴムに関して説明されたのと同じ試験パラメータを用いて行われた。
図25は、スタイレット貫入力と、電気化学研削(ECG)により18Gスタイレットの遠位端から除去された材料の量との関係の、18G通常スタイレットと比較したグラフ表示である。図25に示されるように、表面変形形状を有する18Gスタイレットの各サンプルは、通常18Gスタイレットの貫入力と比較して、増加された貫入力を示す。
前記と同様の試験手順が、通常の22Gスタイレットと、電気化学研削により得られた表面変形形状を有する22Gスタイレットに対しても、実行された。図26は、スタイレット貫入力と、電気化学研削により22Gスタイレットの遠位端から除去された材料の量との関係の、22G通常スタイレットと比較したグラフ表示である。図26に示されるように、表面変形形状を有する22Gスタイレットの各サンプルは、通常22Gスタイレットの貫入力と比較して、増加された貫入力を示す。
図27は、鈍化/サンドブラストにより平均して0.015インチ(0.381ミリ)の材料が遠位端から除去された18Gスタイレットと、電気化学研削により平均して0.012インチ(0.305ミリ)の材料が遠位端から除去された18Gスタイレットとの、シリコンゴムにおけるスタイレット貫入力のグラフ表示である。図27に示されるように、鈍化およびサンドブラストにより平均して0.015インチ(0.381ミリ)の材料を遠位端から除去して得られる表面変形形状を有する18Gスタイレットは、変形されてない遠位端を有する通常の18Gスタイレットより著しく高い貫入力を示す。同じく図27に示されるように、電気化学研削により平均して0.012インチ(0.305ミリ)の材料を遠位端から除去して得られる表面変形形状を有する18Gスタイレットは、変形されてない遠位端を有する通常の18Gスタイレットより著しく高い貫入力を示す。
図28は、鈍化/サンドブラストにより平均して0.012インチ(0.305ミリ)の材料が遠位端から除去された22Gスタイレットと、電気化学研削により平均して0.011インチ(0.279ミリ)の材料が遠位端から除去された22Gスタイレットとの、シリコンゴムにおけるスタイレット貫入力のグラフ表示である。図28に示されるように、鈍化およびサンドブラストにより平均して0.012インチ(0.305ミリ)の材料を遠位端から除去して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレットは、変形されてない遠位端を有する通常の22Gスタイレットより著しく高い貫入力を示す。同じく図28に示されるように、電気化学研削により平均して0.011インチ(0.279ミリ)の材料を遠位端から除去して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレットは、変形されてない遠位端を有する通常の22Gスタイレットより著しく高い貫入力を示す。
図29は、18Gスタイレットのための、平均通常貫入力によって正規化された平均貫入力の比のグラフ表示である。図29に示されるように、鈍化、サンドブラスト、鈍化およびサンドブラスト、または電気化学研削(ECG)により得られた表面変形形状を有する18Gスタイレットの各々は、変形されてない遠位端を有する通常の18Gスタイレットより著しく高い貫入力を示す。
図30は、22Gスタイレットのための、平均通常貫入力によって正規化された平均貫入力の比のグラフ表示である。図30に示されるように、鈍化、サンドブラスト、鈍化およびサンドブラスト、または電気化学研削(ECG)により得られた表面変形形状を有する22Gスタイレットの各々は、変形されてない遠位端を有する通常の22Gスタイレットより著しく高い貫入力を示す。
図31は、18Gスタイレットのための、シリコンゴムおよびヒトの組織の両者における、通常貫入力によって正規化された平均貫入力の比のグラフ表示である。図31に示されるように、サンドブラスト処理により0.005インチ(0.127ミリ)をスタイレットの遠位端から除去して得られる表面変形形状を有する18Gスタイレット、0.005インチ(0.127ミリ)をスタイレットの遠位端から物理的に鈍化または切断して得られる表面変形形状を有する18Gスタイレット、および0.010インチ(0.254ミリ)をスタイレットの遠位端から物理的に鈍化または切断して得られる表面変形形状を有する18Gスタイレットが、シリコンゴムとヒトの組織の両者において試験された。図31は、サンドブラストにより得られる表面変形形状を有する18Gスタイレットが、通常の18Gスタイレットの貫入力の少なくとも2倍を有することを示す。図31は、0.005インチ(0.127ミリ)の材料を鈍化により除去して得られる表面変形形状を有する18Gスタイレットが、ヒトの組織において、通常の18Gスタイレットの貫入力の少なくとも1.4倍を有することをも示す。図31は、0.010インチ(0.254ミリ)の材料を鈍化により除去して得られる表面変形形状を有する18Gスタイレットが、通常の18Gスタイレットの貫入力の少なくとも2.5倍を有することをも示す。図31に示されるように、サンドブラストまたは鈍化により得られる表面変形形状を有する18Gスタイレットの各々は、変形されてない遠位端を有する通常の18Gスタイレットより、ヒトの組織において著しく高い貫入力を示す。
図32は、22Gスタイレットのための、シリコンゴムおよびヒトの組織の両者における、通常貫入力によって正規化された平均貫入力の比のグラフ表示である。図32に示されるように、サンドブラスト処理により0.005インチ(0.127ミリ)をスタイレットの遠位端から除去して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレット、サンドブラストにより0.010インチ(0.254ミリ)をスタイレットの遠位端から除去して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレット、0.005インチ(0.127ミリ)をスタイレットの遠位端から物理的に鈍化または切断して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレット、および0.010インチ(0.254ミリ)をスタイレットの遠位端から物理的に鈍化または切断して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレットが、シリコンゴムとヒトの組織の両者において試験された。図32は、サンドブラストにより0.005インチ(0.127ミリ)の材料を除去して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレットが、通常の22Gスタイレットの貫入力の少なくとも1.7倍を有することを示す。図32は、サンドブラストにより0.010インチ(0.254ミリ)の材料を除去して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレットが、通常の22Gスタイレットの貫入力の少なくとも2.1倍を有することをも示す。図32はさらに、0.005インチ(0.127ミリ)の材料を鈍化により除去して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレットが、ヒトの組織において、通常の22Gスタイレットの貫入力の少なくとも1.7倍を有することを示す。図32はさらに、0.010インチ(0.254ミリ)の材料を鈍化により除去して得られる表面変形形状を有する22Gスタイレットが、ヒトの組織において、通常の22Gスタイレットの貫入力の少なくとも1.5倍を有することを示す。
本発明のいくつかの実施形態が上述の詳細な説明で説明されたが、当業者は、本発明の範囲と思想から外れることなしに、これら実施形態に修正および変更をなすことができる。したがって、上述の説明は、制限的というよりもむしろ例示的であることが意図される。上述された本発明は、添付の特許請求の範囲により規定され、本発明の意義および均等範囲に含まれる本発明への全ての変更はその範囲の中に含まれる。

Claims (31)

  1. ニードルのカニューレへの挿入のためのスタイレットであって、中実の伸長シャフトを備え、該伸長シャフトが、ニードルハブとの係合のために適合された近位端と、表面変形形状を有する遠心端とを含む、スタイレット。
  2. 前記表面変形形状を有するスタイレットに対する、変形されてない遠位端を有するスタイレットの、ヒトの皮膚を貫入するのに要する貫入力の比が、少なくとも1:1.4である、請求項1に記載のスタイレット。
  3. 前記表面変形形状が、粗くされた面、バフ研磨された面および鈍くされた面の少なくとも一つである、請求項1に記載のスタイレット。
  4. 前記表面変形形状が、サンドブラスト処理、電気化学研削処理、機械研削処理、バフ研磨処理およびエッチング処理の少なくとも一つを通じて得られる、請求項1に記載のスタイレット。
  5. 前記表面変形形状を形成すべく、少なくとも0.002インチ(0.051ミリ)の材料が前記遠位端から除去される、請求項1に記載のスタイレット。
  6. 前記表面変形形状が傾斜エッジを備える、請求項1に記載のスタイレット。
  7. 前記傾斜エッジが約20°から約30°の先端角を有する、請求項6に記載のスタイレット。
  8. 前記中実の伸長シャフトが重合材料から形成される、請求項1に記載のスタイレット。
  9. 前記中実の伸長シャフトが金属または合金から形成され、前記遠位端が、貫入力を増加するため、増加された傾斜角を有する、請求項1に記載のスタイレット。
  10. カニューレ室を画成するニードルカニューレと、
    前記ニードルカニューレの少なくとも一部を支持するニードルハブと、
    前記カニューレ室内に配置可能なスタイレットとを備え、
    前記スタイレットが中実の伸長シャフトを備え、該伸長シャフトが、ニードルハブとの係合のために適合された近位端と、表面変形形状を有する遠位端とを含む、ニードルアセンブリ。
  11. 前記表面変形形状を有するスタイレットに対する、変形されてない遠位端を有するスタイレットの、ヒトの皮膚を貫入するのに要する貫入力の比が、少なくとも1:1.4である、請求項10に記載のニードルアセンブリ。
  12. 前記表面変形形状が、粗くされた面、バフ研磨された面および鈍くされた面の少なくとも一つである、請求項10に記載のニードルアセンブリ。
  13. 前記表面変形形状が傾斜エッジを備える、請求項10に記載のニードルアセンブリ。
  14. 前記傾斜エッジが約20°から約30°の先端角を有する、請求項13に記載のニードルアセンブリ。
  15. 前記ニードルカニューレが、第1の先端角を有する遠位斜面を有し、前記スタイレットの傾斜エッジが、前記ニードルカニューレの第1の先端角より大きい第2の先端角を有する、請求項13に記載のニードルアセンブリ。
  16. 前記ニードルカニューレが、18Gから29Gのニードルゲージを有する、請求項10に記載のニードルアセンブリ。
  17. ニードルのカニューレ室への挿入のためのスタイレットであって、
    遠位端を有する中実の伸長シャフトと、
    前記伸長シャフトの遠位端の周りに少なくとも部分的に配置された降伏可能な外側カバーと、を備えるスタイレット。
  18. 前記降伏可能な外側カバーが、ヒトの皮膚と接触したときに実質的に降伏する、請求項17に記載のスタイレット。
  19. 前記伸長シャフトが金属または合金であり、前記降伏可能な外側カバーが重合材料である、請求項17に記載のスタイレット。
  20. 前記降伏可能な外側カバーが、ナイロン、ポリテトラフルオロエチレン、過フルオロアルコキシポリマー樹脂、およびフッ化エチレンプロピレンの少なくとも一つである、請求項19に記載のスタイレット。
  21. 前記外側カバーが、少なくとも0.0003インチ(0.0076ミリ)の厚さを有する、請求項17に記載のスタイレット。
  22. 前記外側カバーが傾斜エッジを有する、請求項17に記載のスタイレット。
  23. 前記伸長シャフトと前記外側カバーが共押出しされる、請求項17に記載のスタイレット。
  24. 前記外側カバーが、前記伸長シャフトの遠位端から約1/4インチ(6.35ミリ)〜約1/2インチ(12.7ミリ)延びる長さを有する先端部を有する、請求項17に記載のスタイレット。
  25. 前記先端部が傾斜エッジを有する、請求項24に記載のスタイレット。
  26. カニューレ室を画成するニードルカニューレと、
    前記ニードルカニューレの少なくとも一部を支持するニードルハブと、
    前記カニューレ室内に配置可能なスタイレットとを備え、
    前記スタイレットが中実の伸長シャフトを備え、該伸長シャフトが、前記ニードルハブとの係合のために適合された近位端と、遠位端と、前記伸長シャフトの遠位端の周りに少なくとも部分的に配置された降伏可能な外側カバーと、を含む、ニードルアセンブリ。
  27. 前記降伏可能な外側カバーが、ヒトの皮膚と係合したときに実質的に降伏する、請求項26に記載のニードルアセンブリ。
  28. 前記伸長シャフトと前記降伏可能な外側カバーが共押出しされる、請求項26に記載のニードルアセンブリ。
  29. 前記ニードルカニューレが、第1の先端角を有する遠位斜面を有し、前記スタイレットの前記遠位端が、前記ニードルカニューレの第1の先端角より大きい第2の先端角を有する、請求項26に記載のニードルアセンブリ。
  30. 前記外側カバーが、前記伸長シャフトの遠位端の周りに約1/4インチ(6.35ミリ)〜約1/2インチ(12.7ミリ)延びる長さを有する先端部を有する、請求項26に記載のニードルアセンブリ。
  31. 前記先端部が傾斜エッジを有する、請求項30に記載のニードルアセンブリ。
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