JP2011500649A - N−アリール尿素系薬剤の固体分散体生成物 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つのN−アリール尿素系の医薬的活性剤を含む固体分散体生成物は、a)少なくとも1つの活性剤、少なくとも1つの医薬的に許容されるマトリックス形成剤、少なくとも1つの医薬的に許容される界面活性剤および少なくとも1つの溶媒を含有する液体混合物を調製すること、およびb)溶媒を液体混合物から除去して、固体の分散体生成物を得ることによって得られる。

Description

多くの効力のある薬剤は、N−アリール尿素の化合物および関連構造種の化合物の部類に属している。残念ながら、大抵のN−アリール尿素系活性剤の結晶形態は、水性液体中の溶解度が低いことが特徴である。
水溶解度が低い薬剤、例えば米国薬局方(USP)24(2000),p.10に従って「事実上不溶性」または「不溶性」として分類されるもの、即ち10,000部の水あたり約1部未満(約100μg/ml未満)の溶解度を有するものは、経口送達用に処方するのが困難であることが知られている。他の問題の中でも、こうした薬剤のバイオアベイラビリティが、経口経路により投与される場合に、非常に低くなる傾向がある。
具体的に例示される水溶解度が低い小分子薬剤は、複数標的タンパク質チロシンキナーゼ(PTK)阻害剤である化合物N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素(ABT−869)である。分子量が375.4g/molであるこの化合物は、Abbott Laboratoriesの国際公開第2004/113304号に開示されている。
患者のコンプライアンスおよび味のマスキングといった種々の理由から、通常、固体剤形が液体剤形よりも好まれる。しかし、大抵の場合、薬剤の経口用固体剤形は、薬剤の経口用溶液よりもバイオアベイラビリティが低い。
国際公開第2004/113304号
医薬分野において、経口投与に好適な、ABT−869のような水溶解度の低いN−アリール尿素系活性剤の新規な固体製剤が必要とされ続けている。より詳細には、限定ではないが、次の特徴、利点または利益のうち少なくとも1つを有するこうした製剤が必要とされている:許容可能な程度に高濃度の薬剤;および経口投与時の許容可能なバイオアベイラビリティ。
本発明は、
a)少なくとも1つの活性剤、少なくとも1つの医薬的に許容されるマトリックス形成剤、少なくとも1つの医薬的に許容される界面活性剤および少なくとも1つの溶媒を含有する液体混合物を調製すること、および
b)溶媒を液体混合物から除去して、固体の分散体生成物を得ること
によって得られる少なくとも1つの医薬的活性剤を含む固体の分散体生成物に関する。
本発明は、非水溶性または水溶性の劣る(または「疎水性」もしくは「親油性」)化合物に特に有用である。化合物は、25℃にてこれらの水に対する溶解度が1g/100ml未満、特に0.1g/100ml未満である場合に非水溶性または水溶性が劣ると考えられる。
本発明の剤形において、活性剤は、固体分散体として存在し、または好ましくは固溶体として存在する。「固体分散体」という用語は、少なくとも2つの成分を含む固体状態(液体または気体状態とは対照的に)の系を規定し、ここで一方の成分は他方の1以上の成分全体にわたって均等に分散している。例えば、活性剤または活性剤の組み合わせは、マトリックス形成剤および医薬的に許容される界面活性剤で構成されるマトリックス中に分散している。「固体分散体」という用語は、一方の相に分散した他方の相の小粒子、通常直径が1μm未満の粒子を有する系を包含する。成分のこうした分散が、(熱力学的に定義されるように)系が1つの相全体にわたって化学的および物理的に均一または均質である、または1つの相からなるような場合に、こうした固体分散体は、「固溶体」または「ガラス状溶液」と呼ばれる。ガラス状溶液は、均質で、ガラス状の系であり、そこで溶質はガラス状溶媒中に溶解している。ガラス状溶液および固溶体は、好ましい物理的系である。これらの系は、熱分析(DSC)またはX線回折分析(WAXS)により証明されるように、結晶または微結晶状態の活性剤を多量には含有しない。
本発明の実施形態において、溶媒を除去する前に液体混合物に少なくとも1つの充填剤を添加する。溶媒を除去する前に液体混合物に充填剤を組み込むことにより、得られた固体分散体生成物の脆性が増大することを見出した。これにより、固体分散体生成物を直接錠剤化プロセスに供すことが可能になる。
好ましくは、充填剤は、液体混合物中に本質的に不溶性である。
充填剤の選択は、特に制限されない。充填剤は、無機粒子材料、例えばシリカ、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、二酸化チタン;天然およびプレゼラチン化されたスターチ、例えばコーンスターチ、シリアルスターチ、ポテトスターチなどから好適に選択できる。
しかし、充填剤は水溶性であるのが好ましい。この目的に有用な充填剤は、糖、例えばラクトース、スクロース;糖アルコール、例えばマンニトール、ソルビトール、キシリトール;または糖アルコール誘導体から選択できる。
相対量の活性剤、医薬的に許容されるマトリックス形成剤、および医薬的に許容される界面活性剤は、次の条件を念頭に選択される:(1)本質的に全ての活性剤が、マトリックス形成剤および医薬的に許容される界面活性剤で構成されるマトリックス全体を通して均一に分散すべきである、(2)マトリックスは、十分な機械的強度および安定性を有するべきである;特にマトリックスは、低温流れを示すべきではない。一般に、活性剤と医薬的に許容されるマトリックス形成剤との質量比は、0.01:1から1:3、好ましくは0.05:1から0.2:1である;一般に活性剤と医薬的に許容される界面活性剤との質量比は、0.1:1から1:7、好ましくは1:4から1:6.5である。
一般に、固体の分散体生成物は、
約1から30重量%、好ましくは約4から15重量%の少なくとも1つの医薬的活性剤、
約15から70重量%、好ましくは約20から55重量%の少なくとも1つの医薬的に許容されるマトリックス形成剤、
約2から70重量%、好ましくは約5から55重量%の少なくとも1つの界面活性剤、および
約0から約80重量%、好ましくは約0から60重量%の充填剤のような添加剤を含む。
マトリックス形成剤は、活性剤を埋め込むことができ、および/または活性剤を充填でき、本質的に非晶質状態の活性剤を安定化できるいずれかの試剤であってもよい。マトリックス形成剤の混合物も無論、使用可能である。
医薬的に許容されるマトリックス形成剤は、シクロデキストリン、医薬的に許容されるポリマー、脂質またはこれら2以上の組み合わせから成る群から選択されるのが好適である。
本発明の目的のためにシクロデキストリンは、環状オリゴサッカライドまたはポリサッカライド、例えばいわゆるシクロアミロースまたはシクログルカン、および類縁体の環状炭化水素であり、これらは、例えばAngew.Chem.92(1980)p.343またはF.Vogtle,Su−pramolekulare Chemie,2版,(1992)に記載される。好適で好ましいのは、特にホスト−ゲスト系の意味において、活性剤分子との相互作用に好適な構造を有するようなシクロデキストリンである。特に好適なシクロデキストリンは、6、7、8、または9個のα−1,4−グリコシド様(glycosidically)結合したグルコース単位からなるものであり、これらはα−、β−、γ−またはδ−シクロデキストリンと呼ばれる。シクロデキストリンの類縁体であり、多数のグルコースまたは同様の糖で構成されるより高度の構造体も想定可能であり、好適である。
変性シクロデキストリン、例えばシクロデキストリンとアルキレンオキシド、アルキルハライド、酸クロライド、エピハロヒドリン、イソシアナートまたはハロゲン化カルボン酸との反応により調製できる生成物もシクロデキストリンとして好適である。故に、好適な例は、シクロデキストリンとアルキレンオキシド、例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドまたはスチレンオキシドとの反応生成物である。このように形成されたシクロデキストリンポリエーテル中の1つ、1つを超えるまたは全てのヒドロキシル基は、置換されていてもよい。ポリエーテル単位の置換度または鎖長に依存して、モル平均置換度、即ち1モルのシクロデキストリンと反応するアルキレンオキシドのモル数は、通常3から20,000であるが、原理上上限はない。特に好適な例は、シクロデキストリンとC−C22アルキルハライド、例えば塩化メチル、塩化エチル、塩化イソプロピル、塩化n−ブチル、塩化イソブチル、塩化ベンジル、塩化ラウリル、塩化ステアリル、臭化メチル、臭化エチル、臭化n−ブチルおよび硫酸ジアルキル、例えば硫酸ジメチルまたは硫酸ジエチルのようなアルキル化剤との反応生成物である。アルキル化試薬との反応は、シクロデキストリンエーテルを導き、ここで1つ、1つを超えるまたは全てのヒドロキシル基が、アルキルエーテル基で置換されている。グルコース単位で構成されるシクロデキストリンに関して、グルコース単位あたりの平均エーテル化度は、通常、0.5から3の範囲、好ましくは0.1から2.5の範囲、特に好ましくは1から2の範囲である。特に好ましいのは、平均エーテル化度が1.5から2.2であるメチル化、エチル化またはプロピル化α−、β−、γ−シクロデキストリンである。シクロデキストリンと酸クロライド、例えば塩化カルボニルまたは塩化スルホニルとの反応によって得ることができるシクロデキストリンエステルも好適である。例えば塩化アセチル、塩化アクリロイル、塩化メタクリロイル、または塩化ベンゾイルのような塩化カルボニルが特に好適である。
ポリマー変性シクロデキストリン、即ちポリマーの主鎖に組み込まれたシクロデキストリンおよび/またはポリマーの側鎖に結合しているまたはこれ自体がポリマーの側鎖であるシクロデキストリンも好適である。シクロデキストリン単位がポリマーの主鎖に配置されているポリマー変性シクロデキストリンは、例えばシクロデキストリンを、好適なカップリング試薬または架橋試薬、例えばHeIv.Chim.Acta,48巻,(1965),p.1225に記載されるものを反応させることによって得ることができる。シクロデキストリン単位が側鎖構成要素または側鎖として作用するポリマー変性シクロデキストリンは、例えば重合性基で変性されたシクロデキストリンを他のコモノマーと重合させることによって、例えばシクロデキストリン(メタ)アクリラートを他のエチレン性不飽和モノマーの存在下で重合させることによって、またはシクロデキストリン(メタ)アクリラートを、遊離ヒドロキシル基を有するポリマー、例えばポリビニルアルコール上にフリーラジカルグラフトすることによって得ることができる。側基またはポリマーの側基としてシクロデキストリン単位を有するポリマー変性シクロデキストリンを調製するための別の可能性は、シクロデキストリン、脱プロトン化シクロデキストリン、またはこれらのアルカリ金属塩を、相補的な反応性基、例えば無水物、イソシアナート、酸ハライドまたはエポキシ基またはハロゲンを有するポリマーと反応させることである。
好ましいシクロデキストリンは、ヒドロキシアルキル−シクロデキストリン、例えばヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリンである。
好適な脂質は、ワックス、トリ−、ジ−、およびモノグリセリドおよびリン脂質から選択できる。
好ましいマトリックス形成剤は、医薬的に許容されるポリマーである。
医薬的に許容されるポリマーは、水溶性ポリマー、水分散性ポリマーまたは水膨潤性ポリマーまたはこれらのいずれかの混合物から選択できる。ポリマーは、透明な均質水溶液を形成する場合、水溶性であると考えられる。20℃にて水溶液中に2%(w/v)で溶解させる場合、水溶性ポリマーは、好ましくは1から5000mPa.s、より好ましくは1から700mPa.s、最も好ましくは5から100mPa.sの見掛け粘度を有する。水分散性ポリマーは、水と接触した場合、透明な溶液ではなくコロイド状分散液を形成するものである。水または水溶液と接触した場合に、水膨潤性ポリマーは、通常ゴム状ゲルを形成する。水溶性ポリマーが好ましい。
好ましくは、本発明に使用される医薬的に許容されるポリマーは、少なくとも40℃、好ましくは少なくとも+50℃、最も好ましくは80から180℃のTgを有する。「Tg」は、ガラス転移温度を意味する。有機ポリマーのTg値を決定するための方法は、「Introduction to Physical Polymer Science」、2版、L.H.Sperling著、John Wiley&Sons,Inc出版、1992に記載されている。Tg値は、ポリマーを構成する個々のモノマーiそれぞれから誘導されるホモポリマーのTg値の加重合計として計算できる:Tg=ΣW、式中、Wは有機ポリマー中のモノマーiの重量%であり、Xはモノマーiから誘導されるホモポリマーのTg値である。ホモポリマーのTg値は、「Polymer Handbook」、2版、J.BrandrupおよびE.H.Immergut,Editors著、John Wiley&Sons,Inc.出版、1975から得ることができる。
固体分散体生成物に含有される種々の添加剤またはさらに活性成分自体は、ポリマーに可塑化効果をもたらす場合があり、そのため最終的な固体分散体生成物のTgが、この調製に使用した出発ポリマーのTgよりも幾分低くなるように、ポリマーのTgを下げる。一般に、最終固体分散体生成物は、10℃以上、好ましくは15℃以上、より好ましくは20℃以上、最も好ましくは30℃以上のTgを有する。
例えば、好ましい医薬的に許容されるポリマーは、次からなる群から選択できる:
N−ビニルラクタムのホモポリマーおよびコポリマー、特にN−ビニルピロリドンのホモポリマーおよびコポリマー、例えばポリビニルピロリドン(PVP),N−ビニルピロリドンおよびビニルアセタートまたはビニルプロピオナートのコポリマー、
セルロースエステルおよびセルロースエーテル、特にメチルセルロースおよびエチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、特にヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセルロース、特にヒドロキシプロピルメチルセルロース、セルロースフタラートまたはスクシナート、特にセルロースアセタートフタラートおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースフタラート、ヒドロキシプロピルメチルセルローススクシナートまたはヒドロキシプロピルメチルセルロースアセタートスクシナート;
高分子量ポリアルキレンオキシド、例えばポリエチレンオキシドおよびポリプロピレンオキシド、およびエチレンオキシドとプロピレンオキシドとのコポリマー、
ポリビニルアルコール−ポリエチレングリコール−グラフトコポリマー(ドイツ,ルートヴィヒスハーフェンのBASF AGからKollicoat(登録商標)IRとして入手可能);
ポリアクリラートおよびポリメタクリラート、例えばメタクリル酸/エチルアクリラートコポリマー、メタクリル酸/メチルメタクリラートコポリマー、ブチルメタクリラート/2−ジメチル−アミノエチルメタクリラートコポリマー、ポリ(ヒドロキシアルキルアクリラート)、ポリ(ヒドロキシアルキルメタクリラート)、
ポリアクリルアミド、
ビニルアセタートポリマー、例えばビニルアセタートおよびクロトン酸のコポリマー、部分的に加水分解されたポリビニルアセタート(部分的にけん化された「ポリビニルアルコール」とも称される。)、
ポリビニルアルコール、
オリゴサッカライドおよびポリサッカライド、例えばカラギーナン、ガラクトマンナンおよびキサンタンガム、または1以上の混合物。
これらのうち、N−ビニルピロリドンのホモポリマーまたはコポリマー、特にN−ビニルピロリドンおよびビニルアセタートのコポリマーが好ましい。特に好ましいポリマーは、コポリマーの60重量%のN−ビニルピロリドンとコポリマーの40重量%のビニルアセタートのコポリマーである。
好適に使用できるさらなるポリマーは、Kollidon(登録商標)SR(ドイツ,ルートヴィヒスハーフェンのBASF AGから入手可能)であり、これはPVPおよびポリビニルアセタートの混合物を含む。
本明細書で用いられる「医薬的に許容される界面活性剤」という用語は、医薬的に許容される非イオン性界面活性剤を指す。界面活性剤は、剤形から放出された活性剤を即座に乳化し、および/または胃腸管の水性流体中に活性成分が沈殿するのを防止することができる。単一界面活性剤並びに界面活性剤の組み合わせを使用することができる。本発明の実施形態によれば、固体の分散体生成物は、2以上の医薬的に許容される界面活性剤の組み合わせを含む。
好ましい界面活性剤は、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリアルコキシル化脂肪酸エステル、例えばポリアルコキシル化グリセリド、ポリアルコキシル化ソルビタン脂肪酸エステルまたはポリアルキレングリコールの脂肪酸エステル、脂肪族アルコールのポリアルコキシル化エーテル、トコフェリル化合物またはこれらの2以上の混合物である。これらの化合物中の脂肪酸鎖は、普通は、8から22個の炭素原子を含む。ポリアルキレンオキシドブロックは、1分子あたり平均4から50個のアルキレンオキシド、好ましくはエチレンオキシド単位を含む。
好適なソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビタンモノラウラート、ソルビタンモノパルミタート、ソルビタンモノステアラート(Span(登録商標)60)、ソルビタンモノオレアート(Span(登録商標)80)、ソルビタントリステアラート、ソルビタントリオレアート、ソルビタンモノステアラート、ソルビタンモノラウラートまたはソルビタンモノオレアートである。
好適なポリアルコキシル化ソルビタン脂肪酸エステルの例は、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウラート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミタート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアラート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレアート(Tween(登録商標)80)、ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリステアラート(Tween(登録商標)65)、ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリオレアート(Tween(登録商標)85)、ポリオキシエチレン(4)ソルビタンモノステアラート、ポリオキシエチレン(4)ソルビタンモノラウラートまたはポリオキシエチレン(4)ソルビタンモノオレアートである。
好適なポリアルコキシル化グリセリドは、例えば、天然もしくは水素化グリセリドのアルコキシル化によって、または天然もしくは水素化グリセリドのポリアルキレングリコールとのエステル交換によって得られる。市販の例は、ポリオキシエチレングリセロールリシノレアート35、ポリオキシエチレングリセロールトリヒドロキシステアラート40(Cremophor(登録商標)RH40、BASF AG)ならびにGattefosseから所有名Gelucire(登録商標)およびLabrafil(登録商標)として得ることができるもののようなポリアルコキシル化グリセリド、例えばGelucire(登録商標)44/14(水素化パーム核油とPEG1500とのエステル交換により調製されるラウロイルマクロゴール32グリセリド)、Gelucire(登録商標)50/13(水素化パーム油とPEG1500とのエステル交換により調製されるステアロイルマクロゴール32グリセリド)またはLabrafil M 1944 CS(アプリコット核油とPEG300とのエステル交換により調製されるオレオイルマクロゴール6グリセリド)である。
ポリアルキレングリコールの好適な脂肪酸エステルは、例えば、PEG660ヒドロキシ−ステアリン酸(12−ヒドロキシステアリン酸(70モル%)と30モル%のエチレングリコールとのポリグリコールエステル)である。
脂肪族アルコールの好適なポリアルコキシル化エーテルは、例えばPEG(2)ステアリルエーテル(Brij(登録商標)72)、マクロゴール6セチルステアリルエーテルまたはマクロゴール25セチルステアリルエーテルである。
一般に、トコフェリル化合物は以下の式に対応する
Figure 2011500649
式中、Zは連結基であり、RおよびRは、互いに独立して、水素またはC−Cアルキルであり、nは5から100、好ましくは10から50の整数である。通常、Zは脂肪族ニ価酸、例えばグルタル酸、コハク酸、またはアジピン酸の残基である。好ましくはRおよびRは両方とも水素である。
好ましいトコフェリル化合物は、αトコフェリルポリエチレングリコールスクシナートであり、これは一般にビタミンE TPGSと略記される。ビタミンE TPGSは、d−α−トコフェリル酸スクシナートとポリエチレングリコール1000とのエステル化によって調製される水溶性形態の天然ビタミンEである。ビタミンE TPGSは、Eastman Chemical Company(米国テネシー州Kingsport)から入手可能であり、米国薬局方(NF)に列挙されている。
規定のHLB(親水性親油性バランス)値を有する界面活性剤または界面活性剤の組み合わせは、他の可溶化剤よりも好ましいことを見出した。
HLBシステム(Fiedler,H.B.,Encyclopedia of Excipients,5版,Aulendorf:ECV−Editio−Cantor−Verlag(2002))では、数値が界面活性剤に由来し、親油性物質にはより低いHLB値が付与され、親水性物質にはより高いHLB値が付与される。
好ましい実施形態において、医薬的に許容される界面活性剤は、10以上のHLB値を有する少なくとも1つの界面活性剤を含む。
10以上のHLB値を有する可溶化剤は、Gelucire(登録商標)44/14(HLB14)、Cremophor(登録商標)RH40(HLB13)、Tween(登録商標)65(HLB10.5)、Tween(登録商標)85(HLB11)から選択できる。好ましい高いHLB可溶化剤は、ポリアルキレングリコール部分を有するトコフェリル化合物である。
好ましい実施形態において、可溶化剤の組み合わせが使用され、これは(i)ポリアルキレングリコール部分を有する少なくとも1つのトコフェリル化合物、好ましくはαトコフェリルポリエチレングリコールスクシナート、および(ii)少なくとも1つのポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステルを含む。トコフェリル化合物は、好ましくはαトコフェリルポリエチレングリコールスクシナートである。ポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステルは、好ましくはポリアルコキシル化グリセリドである。トコフェリル化合物とポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステルとの質量比は、好ましくは0.2:1から1:1の範囲である。
一実施形態において、活性剤はN−アリール尿素系活性剤である。N−アリール尿素系活性剤は生物学的に活性な化合物であり、この分子構造において少なくとも1つの尿素部分を含み、1または両方の窒素原子はアリール基で置換され、局所的生理学効果を及ぼすものであり、ならびに経口投与後に全身性効果を及ぼすものである。アリール基は、炭素環式もしくは複素環式芳香族基または縮合炭素環式もしくは複素環式芳香族基であってもよい。窒素原子との結合は、通常、アリール基の炭素原子を介する。縮合芳香族基は、芳香族または非芳香族炭素原子を介して窒素原子と結合できる。アリール基は、もちろん、さらなる置換基によって置換されていてもよい。
一般に、N−アリール尿素系活性剤は次の一般式によって表され
Figure 2011500649
式中、
およびGは、互いに独立して、フェニル、ナフチル、ベンゾシクロブタニル、ジヒドロナフチル、テトラヒドロナフチル、ベンゾシクロヘプタニル、ベンゾシクロヘプテニル、インダニルおよびインデニルから選択される炭素環式環;
ベンゾオキサジニル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾピラニル、ベンゾジオキソリル、キナルジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、イソキノリニル、キノリニル、インドリル、イソインドリル、インドリニル、プリニル、テトラヒドロキノリニル、インダゾリル、イミダゾピリジニル、ピラゾロピリジニル、プラゾロピリミジニル、ピロロ−ピリミジニル、ピロロ−ピリジニル、ピリドピラジニル、ピリドピリミジニル、ピリドオキサジニル、ピリドチアジニル、ピリドオキサゾリニル、ピリドチオキサゾリル、ピリミドピリミジン、プテリジニル、シンノリニルおよびナフチリジニルから選択される環システム;
であり、
ここで、GもしくはGまたは両方は、C1−6分岐または非分岐アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6分岐または非分岐アシル、C1−6分岐または非分岐アルコキシ、ハロゲン、C1−6分岐または非分岐アルキルオキシカルボニル、ヒドロキシ、アミノ、モノ−またはジ−(C1−4アルキル)アミノ、モノ−またはジ−(C1−4アルキル)アミノ−SO、シアノ、ニトロまたはHNSOから成る群から選択される1以上の置換基によって置換されてもよく、
Zは1,4−フェニレンであり、および
nは0または1である、
またはこれらの医薬的に許容される塩、エステル、異性体、水和物または溶媒和物である。
実施形態において、活性剤は式(I)によって表され
Figure 2011500649
またはこれらの医薬的に許容される塩である、式中、
Aは、インドリル、フェニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、およびチエニルから成る群から選択され;
Xは、O、S、およびNRから成る群から選択され;
およびRは、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルケニル、ヘテロシクリルアルコキシ、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルオキシアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロキシアルキル、(NR)アルコキシ、(NR)アルケニル、(NR)アルキル、(NR)アルキニル、(NR)カルボニルアルケニル、および(NR)カルボニルアルキルから成る群から選択され;
、R、およびRはそれぞれ独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、およびLRから成る群から選択されるが;ただし、R、R、およびRの少なくとも2つはLR以外であり;
Lは、(CHN(R)C(O)N(R)(CHおよびCHC(O)NRから成る群から選択され、式中、mおよびnは独立に0または1であり、各基はこの左末端部がAに結合するように描かれ;
は、水素、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、および1,3−ベンゾジオキソリルから成る群から選択され、ここで1,3−ベンゾジオキソリルは、1、2、または3個の置換基で場合により置換でき、この置換基は、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、および(NR)アルキルから成る群から選択され;
およびRは、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される;
は、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、および(NR)アルキルから成る群から選択され;
およびRは、独立に、水素、アルケニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールカルボニル、アリールスルホニル、ハロアルキルスルホニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、およびヘテロシクリルスルホニルから成る群から選択され;および
およびRは、独立に、水素、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルから成る群から選択される。
別の実施形態において、活性剤は次式(II)の化合物、またはこれらの医薬的に許容される塩である
Figure 2011500649
式中、
Xは、O、S、およびNRから成る群から選択され;
およびRは、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルケニル、ヘテロシクリルアルコキシ、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルオキシアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロキシアルキル、(NR)アルコキシ、(NR)アルケニル、(NR)アルキル、(NR)カルボニルアルケニル、および(NR)カルボニルアルキルから成る群から選択され;
およびRは、独立に、水素、アルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、およびヒドロキシから成る群から選択され;
Lは、(CHN(R)C(O)N(R)(CHおよびCHC(O)NRから成る群から選択され、式中、mおよびnは独立に0または1であり、各基はこの左末端部でRおよびRで置換された環に結合するように描かれ;
およびRは、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;
は、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、および(NR)アルキルから成る群から選択され;
10およびR11は、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールオキシ、アリールアルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、および−NRから成る群から選択され;
およびRは、独立に、水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ハロアルキルスルホニル、およびヘテロシクリルスルホニルから成る群から選択され;および
およびRは、独立に、水素、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルから成る群から選択される。
別の実施形態において、本発明は、XがOであり、A、R、R、R、R、およびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがOであり;RがLRであり;Rが、1、2または3個の置換基で場合により置換される1,3−ベンゾジオキソリルであり、この置換基は、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、および(NR)アルキルから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、R、およびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがOであり;RがLRであり;Rが、1、2または3個の置換基で場合により置換される1,3−ベンゾジオキソリルであり、この置換基が、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、および(NR)アルキルから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、およびRが水素であり;RおよびRが、水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがOであり;RがLRであり;Rが、1,3−ベンゾジオキソリルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、およびRが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがSであり;A、R、R、R、R、およびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがSであり;RがLRであり;Rが、1、2または3個の置換基で場合により置換される1,3−ベンゾジオキソリルであり、この置換基が、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、および(NR)アルキルから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、R、およびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがSであり;RがLRであり;Rが、1、2または3個の置換基で場合により置換される1,3−ベンゾジオキソリルであり、この置換基が、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、および(NR)アルキルから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、およびRが水素であり;RおよびRが、水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがSであり;RがLRであり;Rが、1,3−ベンゾジオキソリルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、およびRが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;A、R、R、R、R、RおよびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがNRであり;RがLRであり;Rが、1、2または3個の置換基で場合により置換される1,3−ベンゾジオキソリルであり、この置換基が、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、および(NR)アルキルから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、R、RおよびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがNRであり;RがLRであり;Rが、1、2または3個の置換基で場合により置換される1,3−ベンゾジオキソリルであり、この置換基が、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、および(NR)アルキルから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、およびRが水素であり;Rが、水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがNRであり;RがLRであり;Rが、1,3−ベンゾジオキソリルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、およびRが水素であり;Rが水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがOであり;RがLRであり;Rが1、2または3個の置換基で場合により置換されるシクロアルキルであり、この置換基が、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキルおよびオキソから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、RおよびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがOであり;RがLRであり;Rがシクロアルキルであり、ここでこのシクロアルキルが、シクロブチル、シクロペンチル、およびシクロヘキシルから成る群から選択され、このシクロアルキルが、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキルおよびオキソから成る群から選択される1、2または3個の置換基で場合により置換され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、(NR)アルコキシ、(NR)アルキル、および(NR)カルボニルアルケニルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;RおよびRが水素であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがOであり;RがLRであり;Rがシクロアルキルであり、このシクロアルキルがシクロペンチルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、RおよびRが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがSであり;RがLRであり;Rが、1、2または3個の置換基で場合により置換されるシクロアルキルであり、この置換基が、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキルおよびオキソから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、RおよびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがSであり;RがLRであり;Rがシクロアルキルであり、ここでこのシクロアルキルが、シクロブチル、シクロペンチル、およびシクロヘキシルから成る群から選択され、このシクロアルキルが、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキルおよびオキソから成る群から選択される1、2または3個の置換基で場合により置換され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、(NR)アルコキシ、(NR)アルキル、および(NR)カルボニルアルケニルから成る群から選択され;RおよびRがそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;RおよびRが水素であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがSであり;RがLRであり;Rがシクロアルキルであり、このシクロアルキルがシクロペンチルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、RおよびRが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがNRであり;RがLRであり;Rが1、2または3個の置換基で場合により置換されるシクロアルキルであり、この置換基が、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキルおよびオキソから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、R、RおよびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがNRであり;RがLRであり;Rがシクロアルキルであり、ここでこのシクロアルキルが、シクロブチル、シクロペンチル、およびシクロヘキシルから成る群から選択され、このシクロアルキルが、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキルおよびオキソから成る群から選択される1、2または3個の置換基で場合により置換され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、(NR)アルコキシ、(NR)アルキル、および(NR)カルボニルアルケニルから成る群から選択され;RおよびRがそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;RおよびRが水素であり;Rが水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがNRであり;RがLRであり;Rがシクロアルキルであり、このシクロアルキルがシクロペンチルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、RおよびRが水素であり;Rが水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがOであり;RがLRであり;Rが1、2または3個の置換基で場合により置換されるヘテロシクリルであり、この置換基が、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキル、およびオキソから成る群から選択され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、RおよびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがOであり;RがLRであり;Rがヘテロシクリルであり、ここでこのヘテロシクリルが、フリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、チアゾリル、およびチエニルから成る群から選択され、ここでこのヘテロシクリルが、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキル、およびオキソから成る群から選択される1、2または3個の置換基で場合により置換され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、(NR)アルコキシ、(NR)アルキル、および(NR)カルボニルアルケニルから成る群から選択され;RおよびRが独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;RおよびRが水素であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがOであり;RがLRであり;Rがヘテロシクリルであり、ここでこのヘテロシクリルがチエニルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、およびRが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがSであり;RがLRであり;Rが、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキル、およびオキソから成る群から選択される1、2、または3個の置換基で場合により置換されるヘテロシクリルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、RおよびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがSであり;RがLRであり;Rがヘテロシクリルであり、ここでこのヘテロシクリルが、フリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、チアゾリル、およびチエニルから成る群から選択され、ここでこのヘテロシクリルが、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキル、およびオキソから成る群から選択される1、2または3個の置換基で場合により置換され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、(NR)アルコキシ、(NR)アルキル、および(NR)カルボニルアルケニルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;RおよびRが水素であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがSであり;RがLRであり;Rがヘテロシクリルであり、ここでこのヘテロシクリルがチエニルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、およびRが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがNRであり;RがLRであり;Rが、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキル、およびオキソから成る群から選択される1、2、または3個の置換基で場合により置換されるヘテロシクリルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、R、RおよびRが式(I)で定義された通りである式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがNRであり;RがLRであり;Rがヘテロシクリルであり、ここでこのヘテロシクリルが、フリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、チアゾリル、およびチエニルから成る群から選択され、ここでこのヘテロシクリルが、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキル、およびオキソから成る群から選択される1、2または3個の置換基で場合により置換され;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、(NR)アルコキシ、(NR)アルキル、および(NR)カルボニルアルケニルから成る群から選択され;RおよびRがそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;RおよびRが水素であり;Rが水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Aがフェニルであり;XがNRであり;RがLRであり;Rがヘテロシクリルであり、ここでこのヘテロシクリルがチエニルであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが、独立に、水素およびアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、およびRが水素であり;Rが水素およびアルキルから成る群から選択される式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、式(I)の化合物、または治療的に許容されるこの塩と、治療的に許容されるキャリアとを組み合わせて含む医薬組成物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、処置が必要であると認められる患者のタンパク質キナーゼを阻害する方法を提供し、この方法は、患者に、治療的に許容される量の式(I)の化合物または医薬的に許容されるこの塩を投与することを含む。
別の実施形態において、本発明は、処置が必要であると認められた患者の癌を処置するための方法を提供し、この方法は患者に治療的に許容される量の式(I)の化合物または治療的に許容されるこの塩を投与することを含む。
別の実施形態において、本発明は、LがCHC(O)NRであり;X、R、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;LがCHC(O)NRであり;R、R、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;LがCHC(O)NRであり;R、R、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;LがCHC(O)NRであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rが水素およびアルキルから成る群から選択され;R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;LがCHC(O)NRであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rが水素およびアルキルから成る群から選択され;R10、およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでこのアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;LがCHC(O)NRであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rが水素およびアルキルから成る群から選択され;R10、およびR11が、独立に、水素、アルキル、ハロ、およびハロアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、X、R、R、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;L、R、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが、アルコキシアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、および(NR)アルキルから成る群から選択され;R、R、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである、式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素およびハロから成る群から選択され、他方がヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、および(NR)アルキルから成る群から選択され;R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素およびハロから成る群から選択され、他方がヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、および(NR)アルキルから成る群から選択され;RおよびRの一方が水素であり、他方がアルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールオキシ、アリールアルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、および−NRから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、R、RおよびRが水素であり;Rが水素およびハロから成る群から選択され;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールオキシ、アリールアルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、および−NRから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、R、RおよびRが水素であり;Rが水素およびハロから成る群から選択され;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NRおよびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、R、RおよびRが水素であり;Rが水素およびハロから成る群から選択され;R10およびR11が、独立に、水素、アルキル、ハロ、およびハロアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rがアルキルであり;Rが水素およびハロから成る群から選択され;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールオキシ、アリールアルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロおよび−NRから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rがアルキルであり;Rが水素およびハロから成る群から選択され;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NRおよびアリールオキシから成る群から選択され、ここでこのアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rがアルキルであり;Rが水素およびハロから成る群から選択され;R10およびR11が、独立に、水素、アルキル、ハロおよびハロアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がハロであり;R、R、R10およびR11が式(II)に定義される通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がハロであり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NRおよびアリールオキシから成る群から選択され、ここでこのアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり、RおよびRが水素であり;Rが水素であり、RおよびRの一方が水素であり、他方がヘテロシクリルアルコキシであり;R、R、R10およびR11が式(II)に定義される通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり、RおよびRが水素であり;Rが水素であり、RおよびRの一方が水素であり、他方がヘテロシクリルアルコキシであり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NRおよびアリールオキシから成る群から選択され、ここでこのアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり、RおよびRが水素であり、Rが水素であり、RおよびRの一方が水素であり、他方がヘテロシクリルアルコキシであり、ここでこのヘテロシクリルが、オキソ、および3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニルで場合により置換される、モルホリニル、ピペリジニル、ピリジニル、ピロリル、ピロリジニルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NRおよびアリールオキシから成る群から選択され、ここでこのアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方が(NR)カルボニルアルケニルおよび(NR)アルコキシから成る群から選択され;R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方が(NR)カルボニルアルケニルおよび(NR)アルコキシから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素、アルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ハロアルキルスルホニル、およびヘテロシクリルスルホニルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方が(NR)カルボニルアルケニルおよび(NR)アルコキシから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素、アルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル(ここで、このアリールはフェニルである。)、ハロアルキルスルホニル、およびヘテロシクリルスルホニル(ここでこのヘテロシクリルはチエニルである。)から成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がアリールオキシアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキルおよびヘテロシクリルオキシアルキルから成る群から選択され;R、R、R10およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がアリールオキシアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキルおよびヘテロシクリルオキシアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がアリールオキシアルキルであり、ここでこのアリールは場合によりハロで置換されるフェニルであり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がヘテロシクリルであり、このヘテロシクリルがピリジニルおよびチエニルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がヘテロシクリルアルキルであり、このヘテロシクリルがモルホリニルおよびピペラジニルから成る群から選択され、このピペラジニルが場合によりアルキルで置換され;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がヘテロシクリルオキシアルキルであり、このヘテロシクリルがピリジニルであり;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がアルコキシ、アルコキシアルコキシ、およびアルキルから成る群から選択され;R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義した通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がアルコキシ、アルコキシアルコキシ、およびアルキルから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRが水素であり;R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義した通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がアルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が式(II)にて定義した通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRが水素であり;RおよびRの一方が水素であり、他方がアルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、およびヒドロキシから成る群から選択され;R10およびR11が水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRが水素であり;RおよびRが水素であり;R10およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり、Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRが水素であり;RおよびRが水素であり;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがNRであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;RおよびRが水素であり;Rが水素であり;RおよびRが水素であり;RおよびRがアルキルであり;R10およびR11が、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、RおよびRが、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロキシアルキル、(NR)アルコキシ、(NR)アルケニル、(NR)アルキル、(NR)カルボニルアルケニル、および(NR)カルボニルアルキルから成る群から選択され;X、L、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがOであり;L、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがOであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがOであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールオキシ、アリールアルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、および−NRから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがOであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、このアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがOであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;Rがヘテロシクリルアルコキシであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールオキシ、アリールアルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、および−NRから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがOであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;Rがヘテロシクリルアルコキシであり、ここでこのヘテロシクリルがモルホリニルであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、ここでこのアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがOであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;Rがアルコキシ、アルキル、ハロ、およびハロアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、このアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがSであり;L、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがSであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;m、n、R、R、R、R、R、R、R10、およびR11が式(II)にて定義された通りである式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがSであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールオキシ、アリールアルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、および−NRから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがSであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、このアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがSであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;R、R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルキル、ハロおよびハロアルキルから成る群から選択され式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがSであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;Rがヘテロシクリルアルコキシであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールオキシ、アリールアルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、および−NRから成る群から選択され;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがSであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;Rがヘテロシクリルアルコキシであり、ここでこのヘテロシクリルがモルホリニルであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、このアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、XがSであり;Lが(CHN(R)C(O)N(R)(CHであり;mおよびnが0であり;Rがアルコキシ、アルキル、ハロ、およびハロアルコキシから成る群から選択され;R、R、R、RおよびRが水素であり;R10およびR11が、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、およびアリールオキシから成る群から選択され、このアリールオキシがフェノキシであり;RおよびRが、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択される式(II)の化合物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、治療的に許容されるキャリアと組み合わせて、式(II)の化合物、または治療的に許容されるこれらの塩を含む医薬組成物を提供する。
別の実施形態において、本発明は、治療的に許容される量の式(II)の化合物または治療的に許容されるこれらの塩を患者に投与することを含む、処置が必要であると認められる患者のタンパク質キナーゼを阻害する方法を提供する。
別の実施形態において、本発明は、治療的に許容される量の式(II)の化合物または治療的に許容されるこれらの塩を患者に投与することを含む、処置が必要であると認められる患者の癌を処置する方法を提供する。
本明細書にて使用されるとき、次の用語は示される意味を有する:
本明細書にて使用されるとき、用語「アルケニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含有する2から6個の炭素原子の直鎖または分枝鎖基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アルコキシ」は、酸素原子を通して親分子部分と結合するアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アルコキシアルコキシ」は、別のアルコキシ基を通して親分子部分に結合するアルコキシ基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アルコキシアルキル」は、少なくとも1つのアルコキシ基で置換されたアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アルコキシカルボニル」は、カルボニル基を通して親分子部分と結合するアルコキシ基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アルキル」は、1から6個の炭素原子の直鎖または分枝鎖の飽和炭化水素から誘導される基を指す。本発明の好ましいアルキル基は、1から3個の炭素原子を有するものである。最も好ましいアルキル基はメチルおよびエチルである。
本明細書にて使用されるとき、用語「アルキルカルボニル」は、カルボニル基を通して親分子部分に結合するアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アルキルスルホニル」は、スルホニル基を通して親分子部分に結合するアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アリール」は、フェニル基、または二環式もしくは三環式縮合環を指し、ここで縮合環の1以上がフェニル基である。二環式縮合環システムは、本明細書で定義される一環式シクロアルケニル基、本明細書で定義される一環式シクロアルキル基、または別のフェニル基に縮合したフェニル基によって例示される。三環式縮合環システムは、本明細書で定義される一環式シクロアルケニル基、本明細書で定義される一環式シクロアルキル基、または別のフェニル基に縮合した二環式環システムによって例示される。アリール基としては、アントラセニル、アズレニル、フルオレニル、インダニル、インデニル、ナフチル、フェニル、およびテトラヒドロナフチルが挙げられるが、これらに限定されない。本発明のアリール基は、1、2、3、4、または5個の置換基で場合により置換でき、この置換基は、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、第2のアリール基、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、(NR)アルキル、およびオキソから成る群から選択され;ここで第2アリール基、アリールアルコキシ、アリールアルキル、およびアリールオキシのアリール部分、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルのヘテロシクリル部分は、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、およびオキソから成る群から選択される1、2、3、4、または5個の基で場合によりさらに置換できる。
本明細書にて使用されるとき、用語「アリールアルキル」は、少なくとも1つのアリール基で置換されたアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アリールカルボニル」は、カルボニル基を通して親分子部分に結合するアリール基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アリールアルコキシ」は、アルコキシ基を通して親分子部分に結合するアリール基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アリールオキシ」は、酸素原子を通して親分子部分に結合するアリール基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アリールオキシアルキル」は、アルキル基を通して親分子部分に結合するアリールオキシ基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「アリールスルホニル」は、スルホニル基を通して親分子部分に結合するアリール基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「カルボニル」は、−C(O)−を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「カルボキシ」は、−COHを指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「シアノ」は、−CNを指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「シクロアルケニル」は、3から10個の炭素原子および1から3個の環を有する非芳香族の環式または二環式環システムを指し、ここで五員環それぞれが1つの二重結合を有し、六員環それぞれが1または2つの二重結合を有し、七および八員環それぞれが1から3つの二重結合を有し、九から十員環それぞれが1から4つの二重結合を有する。シクロアルケニル基の例としては、シクロヘキセニル、オクタヒドロナフタレニル、およびノルボルニレニルが挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書にて使用されるとき、用語「シクロアルキル」は、3から12個の炭素原子を有する飽和一環式、二環式、または三環式炭化水素環システムを指す。シクロアルキル基の例としては、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ビシクロ[3.1.1]ヘプチル、およびアダマンチルが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明のシクロアルキル基は、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR、(NR)アルキル、およびオキソから成る群から選択される1、2、3、4、または5個の置換基で場合により置換できる。
本明細書にて使用されるとき、用語「ハロ」および「ハロゲン」は、F、Cl、Br、およびIを指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ハロアルコキシ」は、酸素原子を通して親分子部分に結合するハロアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ハロアルキル」は、1、2、3、または4個のハロゲン原子で置換されたアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ハロアルキルスルホニル」は、スルホニル基を通して親分子部分と結合するハロアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヘテロシクリル」は、一環式、二環式、または三環式環システムを示し、ここで1以上の環は、独立に、窒素、酸素、および硫黄から成る群から選択される1、2、または3個のヘテロ原子を含有する四、五、六、または七員環である。一環式環システムは、独立に、酸素、窒素および硫黄から成る群から選択されるヘテロ原子を含有するいずれかの三または四員環;またはへテロ原子が、独立に、窒素、酸素および硫黄から成る群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有する五、六、または七員環により例示される。三または四員環は二重結合を有さず、五員環は0から2個の二重結合を有し、六および七員環は0から3個の二重結合を有する。一環式環システムの代表例としては、アゼチジン、アゼピン、アジリジン、ジアゼピン、1,3−ジオキソラン、ジオキサン、ジチアン、フラン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソチアゾール、イソチアゾリン、イソチアゾリジン、イソオキサゾール、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、モルホリン、オキサジアゾール、オキサジアゾリン、オキサジアゾリジン、オキサゾール、オキサゾリン、オキサゾリジン、ピペラジン、ピペリジン、ピラン、ピラジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピロール、ピロリン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、テトラジン、テトラゾール、チアジアゾール、チアジアゾリン、チアジアゾリジン、チアゾール、チアゾリン、チアゾリジン、チオフェン、チオモルホリン、チオモルホリンスルホン、チオピラン、トリアジン、トリアゾール、およびトリチアンが挙げられるが、これらに限定されない。二環式環システムは、フェニル環、本明細書で定義された一環式シクロアルキル基、本明細書で定義された一環式シクロアルケニル基、別の一環式ヘテロシクリル環システムに縮合した上記一環式環システムのいずれかによって例示される。二環式環システムの代表的な例としては、ベンゾイミダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾチオフェン、ベンゾオキサゾール、ベンゾフラン、ベンゾピラン、ベンゾチオピラン、ベンゾジオキシン、1,3−ベンゾジオキソール、シンノリン、ジヒドロベンゾイミダゾール、インダゾール、インドール、インドリン、インドリジン、ナフチリジン、イソベンゾフラン、イソベンゾチオフェン、イソインドール、イソインドリン、イソキノリン、フタラジン、ピラノピリジン、キノリン、キノリジン、キノキサリン、キナゾリン、テトラヒドロイソキノリン、テトラヒドロキノリン、およびチオピラノピリジンが挙げられるが、これらに限定されない。三環式環システムは、フェニル環、本明細書で定義された一環式シクロアルキル基、本明細書で定義された一環式シクロアルケニル基、または別の一環式ヘテロシクリル環システムに縮合した上記二環式環システムのいずれかによって例示される。三環式環システムの代表的な例としては、アクリジン、カルバゾール、カルボリン、ジベンゾフラン、ジベンゾチオフェン、ナフトフラン、ナフトチオフェン、オキサントレン、フェナジン、フェノキサチン、フェノキサジン、フェノチアジン、チアントレン、チオキサンテン、およびキサンテンが挙げられるが、これらに限定されない。ヘテロシクリル基は、基の炭素原子または窒素原子を通して親分子部分に結合できる。
本発明のヘテロシクリル基は、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、(NR)アルキル、およびオキソから成る群から選択される1,2、3、4、または5個の置換基で場合により置換でき;ここで、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、およびアリールオキシのアリール部分、第2のヘテロシクリル基、およびヘテロシクリルアルキルのヘテロシクリル部分は、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、およびオキソから成る群から選択される1、2、3、4、または5個の基で場合によりさらに置換できる。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヘテロシクリルアルケニル」は、少なくとも1つのヘテロシクリル基で置換されたアルケニル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヘテロシクリルアルコキシ」は、アルコキシ基を通して親分子部分に結合するヘテロシクリル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヘテロシクリルアルキル」は、少なくとも1つのヘテロシクリル基で置換されたアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヘテロシクリルオキシ」は、酸素原子を通して親分子部分に結合するヘテロシクリル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヘテロシクリルオキシアルキル」は、少なくとも1つのヘテロシクリルオキシ基で置換されたアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヘテロシクリルスルホニル」は、スルホニル基を通して親分子部分に結合するヘテロシクリル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヒドロキシ」は−OHを指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヒドロキシアルコキシ」は、アルコキシ基を通して親分子部分に結合するヒドロキシ基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ヒドロキシアルキル」は、少なくとも1つのヒドロキシ基で置換されたアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「ニトロ」は、−NOを指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「−NR」は、窒素原子を通して親分子部分に結合する2つの基RおよびRを示す。RおよびRが、独立に、水素、アルケニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールカルボニル、アリールスルホニル、ハロアルキルスルホニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、およびヘテロシクリルスルホニルから成る群から選択され、ここでアリール、アリールアルキルおよびアリールカルボニルのアリール部分、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキルおよびヘテロシクリルスルホニルのヘテロシクリル部分は、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ニトロ、およびオキソから成る群から選択される1、2、3、4、または5個の置換基で場合によりさらに置換できる。
本明細書にて使用されるとき、用語「(NR)アルケニル」は、少なくとも1つの−NR基で置換されたアルケニル基を示す。
本明細書にて使用されるとき、用語「(NR)アルコキシ」は、アルコキシ基を通して親分子部分と結合する−NR基を示す。
本明細書にて使用されるとき、用語「(NR)アルキル」は、少なくとも1つの−NR基で置換されたアルキル基を示す。
本明細書にて使用されるとき、用語「(NR)アルキニル」は、少なくとも1つの−NR基で置換されたアルキニル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「(NR)カルボニル」は、カルボニル基を通して親分子部分と結合する(NR)基を示す。
本明細書にて使用されるとき、用語「(NR)カルボニルアルケニル」は、少なくとも1つの(NR)カルボニル基で置換されたアルケニル基を示す。
本明細書にて使用されるとき、用語「(NR)カルボニルアルキル」は、少なくとも1つの−NRカルボニル基で置換されたアルキル基を示す。
本明細書にて使用されるとき、用語「−NR」は、窒素原子を通して親分子部分に結合する2つの基RおよびRを示す。RおよびRは、独立に、水素、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルアルキルから成る群から選択され、ここでアリール、アリールアルキルのアリール部分、ヘテロシクリル基、およびヘテロシクリルアルキルのヘテロシクリル部分は、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ニトロ、およびオキソから成る群から選択される1、2、3、4、または5個の置換基で場合によりさらに置換できる。
本明細書にて使用されるとき、用語「(NR)アルキル」は、少なくとも1つの−NR基で置換されたアルキル基を指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「オキソ」は=Oを指す。
本明細書にて使用されるとき、用語「スルホニル」は−SOを指す。
本発明の化合物は、治療的に許容される塩として存在できる。本明細書にて使用されるとき、用語「治療的に許容される塩」は、水溶性もしくは油溶性または分散性であり、過度の毒性、刺激、およびアレルギー反応を伴わず疾患の処置に好適であり;妥当な利益/危険比に比例し、この目的とする用途に有効である本発明の化合物の塩または双性イオン形態を示す。これらの塩は、化合物の最終的な単離および精製中に、または別個に−NR基を好適な酸と反応させることによって調製できる。代表的な酸付加塩としては、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、ベンゾアート、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、カンファー酸塩、カンファースルホン酸塩、ジグルコン酸塩、グリセロリン酸塩、ヘミサルファート、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシチレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフチレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸、トリクロロ酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、リン酸塩、グルタミン酸塩、炭酸水素塩、パラトルエンスルホン酸塩およびウンデカン酸塩が挙げられる。また、本発明の化合物において−NR基は、メチル、エチル、プロピル、およびブチル塩化物、臭化物、およびヨウ化物;ジメチル、ジエチル、ジブチル、およびジアミル硫酸塩;デシル、ラウリル、ミリスチルおよびステリル塩化物、臭化物、およびヨウ化物;およびベンジルおよびフェネチル臭化物で四級化できる。治療的に許容される付加塩を形成するために使用できる酸の例としては、無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、およびリン酸、および有機酸、例えば、シュウ酸、マレイン酸、コハク酸、およびクエン酸が挙げられる。
本発明の化合物はまた、治療的に許容されるプロドラッグとして存在することもできる。用語「治療的に許容されるプロドラッグ」とは、過度の毒性、刺激、およびアレルギー反応を伴わずに患者の組織と接触して使用するのに好適であり、妥当な利益/危険比に比例し、この目的とする用途に有効であるプロドラッグまたは双性イオンを指す。用語「プロドラッグ」は、例えば血液中で加水分解により、式(I)または(II)の親化合物にインビボで迅速に変換される化合物を指す。
式(I)および(II)の代表的な化合物は:
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3,5−ジメトキシフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモ−4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−エチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニル尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−メチル−1−ピペラジニル)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−メチル−1−ピペラジニル)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−メチル−1−ピペラジニル)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−メチル−1−ピペラジニル)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−メチル−1−ピペラジニル)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−メチル−1−ピペラジニル)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−シアノフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(ジメチルアミノ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(ジメチルアミノ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(ジメチルアミノ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニル尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メトキシフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(3,5−ジメチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(3−エチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ブロモ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
2−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N−フェニルアセトアミド;
2−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N−(3−クロロフェニル)アセトアミド;
2−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)アセトアミド;
2−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミド;
2−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N−(3−メチルフェニル)アセトアミド;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニル尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−エチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(2−メトキシエトキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(2−メトキシエトキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−フェニル尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(2−メトキシエトキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(2−メトキシエトキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(2−メトキシエトキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(2−メトキシエトキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(2−メトキシエトキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−フェニル尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−エチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
(2E)−3−{3−アミノ−4−[4−({[(3−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}−N,N−ジメチルアクリルアミド;
(2E)−3−{3−アミノ−4−[4−({[(3−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}−N,N−ジメチルアクリルアミド;
(2E)−3−(3−アミノ−4−{4−[({[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]フェニル}−1H−インダゾール−7−イル)−N,N−ジメチルアクリルアミド;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−フェニル尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
2−[4−(3−アミノ−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N−(3−メチルフェニル)アセトアミド。
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−メチルフェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3,5−ジメチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−フェノキシフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(4−モルホリニルメチル)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル}フェニル)−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(2−メトキシエトキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(4−モルホリニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(メトキシメトキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ヒドロキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ヒドロキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ヒドロキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ヒドロキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−エチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ヒドロキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ヒドロキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ヒドロキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ヒドロキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ヒドロキシ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニル尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−フェニル尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(1−ピロリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−フェニル尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(ジエチルアミノ)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジニル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−エチルフェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−エチルフェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−フルオロ−6−(ヒドロキシメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−フルオロ−6−(ヒドロキシメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−フルオロ−6−(ヒドロキシメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−フルオロ−6−(ヒドロキシメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−フルオロ−6−(ヒドロキシメチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−6−[(ジエチルアミノ)メチル]−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−6−[(ジエチルアミノ)メチル]−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−6−[(ジエチルアミノ)メチル]−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−6−[(ジエチルアミノ)メチル]−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(3−ピリジニルオキシ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−1−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−1−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−1−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−1−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−1−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−6−ブロモ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−4−ブロモ−1H−インダゾール−6−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(2−フルオロ−5−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]メタンスルホンアミド;
4−(1H−インドール−5−イル)−1H−インダゾール−3−アミン;
N−{4−[3−アミノ−1−(2−メトキシエチル)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[2−(3,4,4−トリメチル−2,5−ジオキソイミダゾリジン−1−イル)エトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3,5−ジメチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2,6−ジメチルフェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ヒドロキシフェニル)尿素;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(3−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]メタンスルホンアミド;
N−{2−[(3−アミノ−4−{4−[({[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]フェニル}−1H−インダゾール−7−イル)オキシ]エチル}メタンスルホンアミド;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(3−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]メタンスルホンアミド;
N−{2−[(3−アミノ−4−{4−[({[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]フェニル}−1H−インダゾール−7−イル)オキシ]エチル}メタンスルホンアミド;
N−[3−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−シアノフェニル)尿素
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニル尿素;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(3−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−モルホリン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−フェニル尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−モルホリン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−モルホリン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−モルホリン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−モルホリン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−モルホリン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−モルホリン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(2−フルオロ−5−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(3−フルオロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(2−フルオロ−5−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]ベンゼンスルホンアミド;
N−{2−[(3−アミノ−4−{4−[({[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]フェニル}−1H−インダゾール−7−イル)オキシ]エチル}ベンゼンスルホンアミド;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(3−フルオロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]ベンゼンスルホンアミド;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(3−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(4−{3−アミノ−7−[(イソプロピルアミノ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(イソプロピルアミノ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(イソプロピルアミノ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(イソプロピルアミノ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(イソプロピルアミノ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(4−クロロフェノキシ)メチル]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(1H−ピロール−1−イル)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
4−(1H−インドール−5−イル)−7−[3−(1H−ピロール−1−イル)プロポキシ]−1H−インダゾール−3−アミン;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(1H−ピロール−1−イル)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(1H−ピロール−1−イル)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(2−フルオロ−5−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]チオフェン−2−スルホンアミド;
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(3−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]チオフェン−2−スルホンアミド;
N−(2−{[3−アミノ−4−(1H−インドール−5−イル)−1H−インダゾール−7−イル]オキシ}エチル)チオフェン−2−スルホンアミド
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジエチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジエチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジエチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジエチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)−フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−モルホリン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−3−フルオロフェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−3−フルオロフェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−3−フルオロフェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−3−フルオロフェニル]−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−3−フルオロフェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−3−フルオロフェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3,5−ジメチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニル尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−シアノフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−エチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3,5−ジフルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メトキシフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−メトキシフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ニトロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロ−4−メトキシ−フェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−(トリフルオロメトキシ)−フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロ−4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メトキシ−フェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3,5−ジフルオロフェニル)−尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−メチルフェニル)−尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)−尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3,5−ジメチル−フェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−(ジメチルアミノ)−フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル尿素
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)−フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3,5−ジメチル−フェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−エチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−(トリフルオロ−メトキシ)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メトキシフェニル)−尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニル尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3,5−ビス(トリフルオロ−メチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メチル−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−メトキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)−フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(トリフルオロメトキシ)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(トリフルオロメトキシ)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(トリフルオロメトキシ)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(トリフルオロメトキシ)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(トリフルオロメトキシ)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(トリフルオロメトキシ)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(トリフルオロメトキシ)−1,2−ベンゾイソオキサゾール−4−イル]フェニル}−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3,5−ジメチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)−2−フルオロフェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}−2−フルオロフェニル)−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−(4−{3−アミノ−7−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メトキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−3−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−3−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−3−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−3−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−3−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−3−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−4−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−(メトキシメトキシ)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)−2−ヒドロキシフェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(ヒドロキシメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−チエン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−チエン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−4−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−4−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−4−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−4−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−4−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ピリジン−4−イル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−ブロモフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−フェニル尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−5−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−ブロモ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
3−[({[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]−4−フルオロ安息香酸;
メチル3−[({[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]−4−フルオロベンゾアート;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−6−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素
N−[2−({3−アミノ−4−[4−({[(3−フルオロフェニル)アミノ]カルボニル}アミノ)フェニル]−1H−インダゾール−7−イル}オキシ)エチル]メタンスルホンアミド;および
N−(4−{3−アミノ−7−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]−1H−インダゾール−4−イル}フェニル)−N’−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(1−アセチル−3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−7−フルオロ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1−フェニル−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−{4−[3−アミノ−7−(3−ピリジン−3−イルプロポキシ)−1H−インダゾール−4−イル]フェニル}−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−6−イル)フェニル]−N’−フェニル尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−6−イル)フェニル]−N’−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]尿素;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−チエン−3−イル尿素;および
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−シクロペンチル尿素
である。
本発明の実施形態において、活性剤は、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素(ABT869)またはこれらの塩もしくは水和物もしくは溶媒和物である。
式(I)または(II)の化合物は、タンパク質チロシンキナーゼを阻害するのに有用である。固体の分散体生成物または本発明の固体分散体生成物を含有する剤形は、処置が必要であると認められた患者の癌を処置するための方法に使用され、この方法は、患者に治療的に許容される量の化合物を投与することを含む。
固体の分散体生成物は、
a)少なくとも1つの活性剤、少なくとも1つの医薬的に許容されるマトリックス形成剤、少なくとも1つの医薬的に許容される界面活性剤および少なくとも1つの溶媒を含有する液体混合物を調製すること;および
b)この液体混合物から溶媒を除去して、固体分散体生成物を得ること、
を含むプロセスによって調製される。
上述したように、溶媒を除去する前に、液体混合物に少なくとも1つの充填剤を添加するのが有利な場合がある。
好適な溶媒は、マトリックス形成剤を溶解または可溶化できる溶媒である。こうした溶媒のいずれも使用できるが、微量の溶媒が乾燥した固体分散体生成物に残る場合があるので、医薬的に許容される溶媒が好ましい。好適には、溶媒は、アルカノール、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール;炭化水素、例えばペンタン、ヘキサン、シクロへキサン、メチルシクロヘキサン、トルエン、キシレン;ハロゲン化炭化水素、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、ジクロロエタン、クロロベンゼン;ケトン、例えばアセトン;エステル、例えばエチルアセタート;エーテル、例えばジオキサン、テトラヒドロフラン;およびこれらの2以上の組み合わせから成る群から選択できる。エタノールは、このアベイラビリティ、溶解力、および医薬的な安全性から特に好ましい。
液体混合物は、この必須成分、即ち医薬的に許容されるマトリックス形成剤、活性剤、医薬的に許容される界面活性剤および溶媒または溶媒の組み合わせを接触させる好適な方法のいずれかにより調製できる。実施形態において、液体混合物は、医薬的に許容されるマトリックス形成剤を溶解させ、マトリックス形成剤溶液を得て、活性剤および医薬的に許容される界面活性剤をこの溶液に添加することによって調製される。溶解したマトリックス形成剤は、活性剤に対して溶解度向上作用を示すことができ;そのためマトリックス形成剤溶液中への活性剤の溶解度は、溶媒単独中への溶解度よりも数倍高くでき、好ましくは活性剤は液体混合物中に本質的に完全に溶解される。
液体混合物は、液体混合物の総重量に対して90重量%まで、例えば0.5から90重量%、大抵の場合は2から60重量%の乾燥物含量を有する。
溶媒は、当該技術分野において既知の好適ないずれかの方法、例えば噴霧乾燥、ドラム乾燥、ベルト乾燥、トレイ乾燥、流動床乾燥またはこれらの2以上の組み合わせによって除去できる。例えば、噴霧乾燥によって得られた一次固体分散体粉末はさらに、トレイ乾燥(場合により真空下)または流動床乾燥(場合により真空下)によってさらに乾燥してもよい。実施形態において、溶媒の除去は、場合により噴霧乾燥以外の1以上の乾燥工程と組み合わせた噴霧乾燥工程を含む。
最終固体分散体生成物中の残留溶媒含量は、好ましくは5重量%以下、より好ましくは1重量%以下である。
噴霧乾燥において、乾燥すべき液体は、ガスフロー、例えば空気中に懸濁される、即ち液体が、霧様ミストに転換され(噴霧化)、大きな表面積を与える。噴霧化された液体を、乾燥チャンバ中の熱ガスの流れに曝す。湿分は、急速に蒸発し、固形分は微細な中空の球状粒子からなる粉末として回収される。250℃、さらにはこれ以上のガス入口温度を使用でき、蒸発により、ガス温度が非常に急速に約30から150℃の温度(ガスの出口温度)まで降下する。
ドラム乾燥プロセス(ローラ乾燥)の原理は、薄膜材料が、連続的に回転する加熱された金属ドラムの平滑な表面に適用されるものである。乾燥された材料膜は、液体材料の適用点とは反対側に位置する固定ナイフによって連続的に解体される。乾燥機は、単一ドラムまたは一対のドラム(「サテライト」ローラありまたはなし)からなる。ドラムは、真空チャンバ中に位置してもよい。従来通り、溶媒蒸気は収集され、溶媒は再生され、リサイクルされる。
ベルト乾燥機において、液体は、ベルトの下にある幾つかの加熱プレートの上を通過するベルト上に延展または噴霧される。材料は、蒸気加熱または電気的に加熱されたプレートによって加熱される。溶媒の蒸発はさらに、ベルトの上に位置する赤外線ラジエータまたはマイクロ波ラジエータによって助長できる。ベルト乾燥は真空チャンバ中で行なわれてもよい。
トレイ乾燥において、液体混合物(またはいずれかの他の方法によって予め乾燥された分散体生成物)は、多数のトレイ上に分配される。これらは、オーブンにて、通常熱ガス、例えば空気の流れ中に置かれる。さらに真空が適用されてもよい。
乾燥した固体分散体生成物は、次いで研磨され、および/または分類(シーブ)できる。
乾燥した固体分散体生成物は、次いでカプセルに充填でき、または圧縮されてもよい。圧縮は、多孔性が低い成形体、例えば錠剤を得るために、固体分散体生成物を含む粉末塊を高圧化で密度を高めるプロセスを意味する。粉末塊の圧縮は、通常、錠剤プレスにて行なわれ、より詳細には2つの可動パンチ間のスチールダイにて行なわれる。
フロー調整剤、崩壊剤、増量剤および潤滑剤から選択される少なくとも1つの添加剤は、顆粒の圧縮に使用されるのが好ましい。崩壊剤は、胃で成形体が迅速に崩壊するのを促進し、遊離した顆粒を互いに分離させ続ける。好適な崩壊剤は、架橋ポリマー、例えば架橋ポリビニルピロリドンおよび架橋カルボキシメチルセルロースナトリウムである。好適な増量剤は、ラクトース、リン酸水素カルシウム、微結晶セルロース(Avicel(登録商標))、酸化マグネシウム、天然またはプレゼラチン化ポテトまたはコーンスターチ、ポリビニルアルコールから選択される。
好適なフロー調整剤は、高度に分散したシリカ(Aerosil(登録商標))、動物性または植物性油脂またはワックスから選択される。
潤滑剤は、顆粒を圧縮するのに使用されるのが好ましい。好適な潤滑剤は、ポリエチレングリコール(例えば、1000から6000のMwを有する。)、ステアリン酸マグネシウムおよびステアリン酸カルシウム、ステアリルフマル酸ナトリウム、タルクなどから選択される。
種々の他の添加剤、例えば、アゾ染料のような染料、有機または無機顔料、例えば酸化アルミニウムまたはニ酸化チタン、または天然染料;安定剤、例えば酸化防止剤、光安定剤、ラジカルスカベンジャ、または微生物の攻撃に対する安定剤を使用することもできる。
哺乳類によるこうした剤形の摂取を促進するために、剤形を適切な形状にするのが有利である。そのため、快適に嚥下できる大きな錠剤は、丸い形状ではなく、細長い形状が好ましい。
錠剤上のフィルムコートによって、嚥下でき易くする。フィルムコートはまた、味を改善し、洗練された外観を与える。所望により、フィルムコートは腸溶性コートであってもよい。フィルムコートは、通常、ポリマーフィルム形成材料、例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、およびアクリラートまたはメタクリラートコポリマーを含む。フィルム形成ポリマーの他、フィルムコートはさらに、可塑剤、例えばポリエチレングリコール、界面活性剤、例えばTween(登録商標)タイプ、および場合により顔料、例えば二酸化チタンまたは酸化鉄を含んでいてもよい。フィルムコーティングはまた、接着防止剤としてタルクを含んでいてもよい。フィルムコートは、剤形の約5重量%未満を占める。
次の実施例は、本発明を限定することなく、さらに例示するように作用する。
固体分散体生成物の調製
マトリックス形成剤がPVPである固体分散体生成物は、次のプロトコルに従って調製される:
(1)エタノール中にPVPを溶解させる。PVP K30については30(w/w)溶液、PVP K12については50%(w/w)溶液を調製する。
(2)オーブン中60℃にて界面活性剤を融解し、示された比で混合する。
(3)PVP溶液を褐色ガラス瓶に計量する。
(4)活性剤(ABT869)を計量し、PVP溶液に添加する;溶解するまで攪拌する。
(5)界面活性剤を添加して混合する。界面活性剤が部分的に固化する場合は、再び加温する。
(6)1時間後に溶液が依然として不透明である場合、さらにエタノールを添加し、均質化する。
マトリックス形成剤がヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン(HP−β−CD)である固体分散体生成物は、次のプロトコルに従って調製される:
(1)8.5gHP―β―CDを計量し、60gのエタノール(無水)中に溶解する。
(2)活性剤を計量し、(1)に溶解する。
(3)界面活性剤を融解し、(2)に添加する。
(4)界面活性剤が部分的に固化する場合、透明な溶液が得られるまで再び加温する。
噴霧乾燥は、BuchiB−191実験室スケールの噴霧乾燥機を用いて行なった。装置は、噴霧サイクルを開始する前に予め加熱した。噴霧後、冷却サイクルを開始する前に最終乾燥を10から20分間行なった。液体の噴霧化のために、2成分ノズル(液体と噴霧化用空気)を使用した。
経口バイオアベイラビリティ試験のプロトコル
バイオアベイラビリティ評価のために、実施例で得られたような固体分散体粉末をスクリーンし、カプセルに充填し、または錠剤に圧縮した。
試験は、ランダム化交差試験設計にて行なった。
犬(ビーグル犬、雄雌混合、体重約10kg)に27%脂肪の均等食餌を与え、自由に水を許可した(絶食でない。)、または一晩食餌を与えず、自由な水も許可しなかった(絶食)。各犬に、投与の約30分前に、ヒスタミンを100μg/kg皮下投与した。ABT869の一回用量を各犬に投与した。投与の後、約10ミリリットルの水を与えた。血液サンプルを投与前と、薬剤投与後0.25、0.5、1.0、1.5、2、3、4、6、9、12および24時間にて各動物から得た。遠心分離により血漿を赤血球から分離し、分析まで凍結(−30℃)させた。活性成分濃度を、血漿サンプルの液−液抽出に続いて低波長UV検出を伴う逆相HPLCによって測定した。曲線の下の面積(AUC)を台形法によって試験期間にわたって計算した。各剤形を、3から6頭の犬を含む群にて評価した;報告する値は各群の犬の平均である。
上記手順に従って、次の組成を有するABT869固体分散体生成物を調製した:6% ABT−869:54.8% K30:23.4% Gelucire44/14:15.6% ビタミンE TPGS。
バイオアベイラビリティは、20mg/犬について上述されたように試験した。試験は、参照として液体臨床製剤(エタノール−界面活性剤溶液中4.0重量%のABT869)を用いて交差試験設計にて行なった。各剤形を、5頭の犬を含む群にて評価した;報告する値は、各群の犬についての平均である。
Figure 2011500649
上記実施例1の手順に従って、56.13重量%のエタノール、15.36重量%のPVP K30、3.56重量%のGelucire44/14、1.92重量%のビタミンE TPGS、21.94重量%のマルチトール、および1.10重量%のABT−869を含有する液体混合物を調製する。
液体混合物をツインドラム乾燥機に供給する。この乾燥機は、互いに反対方向に回転する一対のドラムを備える。ドラムは、熱媒油を循環させることによって約60℃の温度に加熱する。ドラム間の空間は、液体貯留部を形成し、そこに液体混合物を導入する。液体混合物は、それぞれのドラムの円周面に延展していき;2つのドラム間の調節可能なギャップは、フィルム厚さの制御手段として作用する。回転部分を通った後、乾燥された材料は、スクレーパナイフによって薄いシートの形態で取り出される。
乾燥ドラムは、50mbar(絶対圧)圧力にて維持される真空チャンバに配置される。エタノール蒸気が取り除かれ、濃縮される。

Claims (39)

  1. 少なくとも1つの医薬的活性剤を含む固体分散体生成物であって:
    a)少なくとも1つの活性剤、少なくとも1つの医薬的に許容されるマトリックス形成剤、少なくとも1つの医薬的に許容される界面活性剤および少なくとも1つの溶媒を含有する液体混合物を調製すること、および
    b)液体混合物から溶媒を除去して固体分散体生成物を得ること
    によって得られる固体分散体生成物。
  2. 溶媒を除去する前に液体混合物に少なくとも1つの充填剤を添加する、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  3. 活性剤と医薬的に許容されるマトリックス形成剤との質量比が0.01:1から1:3である、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  4. 活性剤と医薬的に許容される界面活性剤との質量比が0.1:1から1:7である、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  5. 医薬的に許容されるマトリックス形成剤が、シクロデキストリン、医薬的に許容されるポリマー、脂質またはこれらの2以上の組み合わせから成る群から選択される、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  6. 医薬的に許容されるマトリックス形成剤が、セルロースエステル、セルロースエーテル、マルトデキストリン、N−ビニルピロリドンホモポリマー、N−ビニルピロリドンコポリマーおよびこれらの2以上の組み合わせから成る群から選択される、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  7. 医薬的に許容されるマトリックス形成剤が、ポリN−ビニルピロリドン、N−ビニルピロリドンおよびビニルアセタートのコポリマー、ならびにこれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  8. 医薬的に許容される界面活性剤が、ポリオール脂肪酸エステル、ポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステル、ポリアルコキシル化脂肪族アルコールエーテル、トコフェリル化合物またはこれらの2以上の組み合わせから成る群から選択される、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  9. 医薬的に許容される界面活性剤が、2以上の医薬的に許容される界面活性剤の組み合わせを含む、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  10. 医薬的に許容される界面活性剤が10以上のHLB値を有する少なくとも1つの界面活性剤を含む、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  11. 医薬的に許容される界面活性剤の組み合わせが、(i)ポリアルキレングリコール部分を有する少なくとも1つのトコフェリル化合物、および(ii)少なくとも1つのポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステルを含む、請求項9に記載の固体分散体生成物。
  12. トコフェリル化合物がαトコフェリルポリエチレングリコールスクシナートである、請求項11に記載の固体分散体生成物。
  13. ポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステルがポリアルコキシル化グリセリドである、請求項11に記載の固体分散体生成物。
  14. トコフェリル化合物とポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステルとの質量比が0.2:1から1:1の範囲である、請求項11に記載の固体分散体生成物。
  15. 活性剤が式(I)によって表される、請求項1に記載の固体分散体生成物
    Figure 2011500649
    またはこれらの医薬的に許容される塩、式中、
    Aは、インドリル、フェニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、およびチエニルから成る群から選択され;
    Xは、O、S、およびNRから成る群から選択され;
    およびRは、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、アリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルケニル、ヘテロシクリルアルコキシ、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルオキシアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロキシアルキル、(NR)アルコキシ、(NR)アルケニル、(NR)アルキル、(NR)アルキニル、(NR)カルボニルアルケニル、および(NR)カルボニルアルキルから成る群から選択され;
    、R、およびRはそれぞれ、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、およびLRから成る群から選択されるが;ただし、R、R、およびRの少なくとも2つはLR以外であり;
    Lは、(CHN(R)C(O)N(R)(CHおよびCHC(O)NRから成る群から選択され、式中、mおよびnは、独立に、0または1であり、各基はこの左末端部にてAと結合するように描かれ;
    は、水素、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、および1,3−ベンゾジオキソリルから成る群から選択され、ここでこの1,3−ベンゾジオキソリルは、独立に、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキル−カルボニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロシクリル基、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR、および(NR)アルキルから成る群から選択される1、2、または3個の置換基で場合により置換でき;
    およびRは、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;
    は、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、および(NR)アルキルから成る群から選択され;
    およびRは、独立に、水素、アルケニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルキル、アリールカルボニル、アリールスルホニル、ハロアルキルスルホニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、およびヘテロシクリルスルホニルから成る群から選択され;および
    およびRは、独立に、水素、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルから成る群から選択される。
  16. 活性剤が式(II)によって表される、請求項15に記載の固体分散体生成物
    Figure 2011500649
    またはこれらの治療的に許容される塩、式中、
    Xは、O、S、およびNRから成る群から選択され;
    およびRは、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、アリールオキシ、アリールオキシアルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルケニル、ヘテロシクリルアルコキシ、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロシクリルオキシアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロキシアルキル、(NR)アルコキシ、(NR)アルケニル、(NR)アルキル、(NR)カルボニルアルケニル、および(NR)カルボニルアルキルから成る群から選択され;
    およびRは、独立に、水素、アルコキシ、アルキル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、およびヒドロキシから成る群から選択され;
    Lは、(CHN(R)C(O)N(R)(CHおよびCHC(O)NRから成る群から選択され、式中、mおよびnは、独立に、0または1であり、各基はこの左末端部にてRおよびRで置換された環と結合するように描かれ;
    およびRは、独立に、水素およびアルキルから成る群から選択され;
    は、水素、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、および(NR)アルキルから成る群から選択され;
    10およびR11は、独立に、水素、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールオキシ、アリールアルキル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、および−NRから成る群から選択され;
    およびRは、独立に、水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ハロアルキルスルホニル、およびヘテロシクリルスルホニルから成る群から選択され;および
    およびRは、独立に、水素、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルから成る群から選択される。
  17. 活性剤が、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素(ABT869)またはこれらの塩もしくは水和物もしくは溶媒和物から成る群から選択される、請求項1に記載の固体分散体生成物。
  18. 請求項1に記載の固体分散体生成物を含む、医薬剤形。
  19. 少なくとも1つの医薬的活性剤を含む固体分散体生成物を調製するプロセスであって、このプロセスが
    a)少なくとも1つの活性剤、少なくとも1つの医薬的に許容されるマトリックス形成剤、少なくとも1つの医薬的に許容される界面活性剤および少なくとも1つの溶媒を含有する液体混合物を調製すること、および
    b)液体混合物から溶媒を除去して固体分散体生成物を得ること
    を含むプロセス。
  20. 液体混合物が、医薬的に許容されるマトリックス形成剤を溶解させ、マトリックス形成剤溶液を得て、この溶液に活性剤および医薬的に許容される界面活性剤を添加することによって調製される、請求項19に記載のプロセス。
  21. 液体混合物が90重量%までの乾燥物含量を有する、請求項19に記載のプロセス。
  22. 溶媒の除去が、噴霧乾燥、ドラム乾燥、ベルト乾燥、トレイ乾燥またはこれら2以上の組み合わせによって行なわれる、請求項19に記載のプロセス。
  23. 溶媒が、アルカノール、炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ケトン、エステル、エーテルおよびこれら2以上の組み合わせから成る群から選択される、請求項19に記載のプロセス。
  24. 固体分散体生成物を圧縮して錠剤を得ることをさらに含む、請求項19に記載のプロセス。
  25. フロー調整剤、崩壊剤、増量剤および潤滑剤から選択される少なくとも1つの添加剤を圧縮前に添加する、請求項24に記載のプロセス。
  26. 固体分散体生成物をカプセルに充填することをさらに含む、請求項19に記載のプロセス。
  27. 少なくとも1つの充填剤が、溶媒を除去する前に液体混合物に添加される、請求項19に記載のプロセス。
  28. 活性剤と医薬的に許容されるマトリックス形成剤との質量比が、0.01:1から1:3である、請求項19に記載のプロセス。
  29. 活性剤と医薬的に許容される界面活性剤との質量比が0.1:1から1:7である、請求項19に記載のプロセス。
  30. 医薬的に許容されるマトリックス形成剤が、シクロデキストリン、医薬的に許容されるポリマー、脂質またはこれら2以上の組み合わせから成る群から選択される、請求項19に記載のプロセス。
  31. 医薬的に許容されるマトリックス形成剤が、セルロースエステル、セルロースエーテル、マルトデキストリン、N−ビニルピロリドンホモポリマー、N−ビニルピロリドンコポリマー、およびこれら2以上の組み合わせから成る群から選択される、請求項19に記載のプロセス。
  32. 医薬的に許容されるマトリックス形成剤が、ポリN−ビニルピロリドン、N−ビニルピロリドンおよびビニルアセタートのコポリマー、ならびにこれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項19に記載のプロセス。
  33. 医薬的に許容される界面活性剤が、ポリオール脂肪酸エステル、ポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステル、ポリアルコキシル化脂肪族アルコールエーテル、トコフェリル化合物またはこれらの2以上の組み合わせから成る群から選択される、請求項19に記載のプロセス。
  34. 医薬的に許容される界面活性剤が、2以上の医薬的に許容される界面活性剤の組み合わせを含む、請求項19に記載のプロセス。
  35. 医薬的に許容される界面活性剤が10以上のHLB値を有する少なくとも1つの界面活性剤を含む、請求項19に記載のプロセス分散体生成物。
  36. 医薬的に許容される界面活性剤の組み合わせが、(i)ポリアルキレングリコール部分を有する少なくとも1つのトコフェリル化合物、および(ii)少なくとも1つのポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステルを含む、請求項34に記載のプロセス。
  37. トコフェリル化合物がαトコフェリルポリエチレングリコールスクシナートである、請求項36に記載のプロセス。
  38. ポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステルがポリアルコキシル化グリセリドである、請求項36に記載のプロセス。
  39. トコフェリル化合物とポリアルコキシル化ポリオール脂肪酸エステルとの質量比が0.2:1から1:1の範囲である、請求項36に記載のプロセス。
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