JP2011259535A - モータ制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】システム同期信号の伝送の信頼性を向上しながら、複数のモータ部の制御に求められるリアルタイム性を確保することが可能なモータ制御システムを提供する。
【解決手段】このモータ制御システム100は、システム同期信号と指令信号とを生成するコントローラ部1と、コントローラ部1から出力されたシステム同期信号を受信した後、指令信号に基づいて動作するとともに、応答信号を出力するモータ部2とを備え、システム同期信号は、スペクトラム拡散方式に基づいて通信されるように構成されているとともに、指令信号と応答信号とは、直交周波数分割多重方式に基づいて通信されるように構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】このモータ制御システム100は、システム同期信号と指令信号とを生成するコントローラ部1と、コントローラ部1から出力されたシステム同期信号を受信した後、指令信号に基づいて動作するとともに、応答信号を出力するモータ部2とを備え、システム同期信号は、スペクトラム拡散方式に基づいて通信されるように構成されているとともに、指令信号と応答信号とは、直交周波数分割多重方式に基づいて通信されるように構成されている。
【選択図】図2
Description
この発明は、モータ制御システムに関し、特に、コントローラ部とモータ部とを備えたモータ制御システムに関する。
従来、生産設備としてロボットに代表されるモータ制御システムでは、駆動・動作する機構部に、モータとモータを制御するモータ制御装置とが搭載されているものがある。そして、機構部の動作に伴って、モータ制御装置へ電力を供給するための配線と、制御部へ制御信号が伝達される配線とが屈曲する場合がある。このため、配線を配置するためのスペースを十分に設けない場合には、スペースに対する配線の割合(線積率)が大きくなるため、機構部の動作によって、配線が引っ張られたり圧縮されたりして、配線の断線事故の発生の機会が増えるという不都合があった。そこで、従来、配線の本数を少なくしてスペースに対する配線の割合(線積率)を少なくするために、モータ駆動用の電流(電力)と制御信号(指令信号および応答信号)との両方を供給可能な電力線通信ケーブルによりコントローラ部とモータ部とを接続したモータ制御システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、上記特許文献1に開示されたような従来の電力と制御信号との両方を供給可能な電力線通信ケーブルを用いる場合の通信方式として、一般的には、高速データ転送が可能な直交周波数分割多重方式(OFDM方式:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が使用されている。
また、従来では、電力と通信データとの両方を供給可能な電力線通信ケーブルを用いる場合において、OFDM方式とスペクトラム拡散方式(SS方式:Spread Spectrum)とを切り替えることが可能な車載用通信装置も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。この特許文献2に記載の車載用通信装置は、予めノイズの影響が小さい車の運転状態と、ノイズの影響が大きい車の運転状態とが定められている。そして、ノイズの影響が小さい運転状態では、高速データ通信が可能なOFDM方式を使用するとともに、ノイズの影響が大きい運転では、耐ノイズ性の高いSS方式を使用するように構成されている。これにより、ノイズの影響が大きい場合でも、ノイズの影響を受けることなくデータ通信を正常に行うことが可能となる。
しかしながら、上記特許文献1に記載のモータ制御システムでは、コントローラ部とモータ部とをモータ駆動用の電流と制御信号との両方を供給可能な電力線通信ケーブルにより接続する構成である一方、コントローラ部とモータ部との同期をとるためのシステム同期信号については言及されていないため、コントローラ部とモータ部とを確実に同期して駆動させることができない。ここで、コントローラ部とモータ部との同期がずれると、複数のモータ部の運転が互いにずれてしまい、生産設備の動作がずれてしまうので、製品加工などにおいて製品に傷をつけるという不都合が発生する。また、仮にコントローラ部からシステム同期信号を出力したとしても、システム同期信号の伝送の際にノイズの影響を受けることにより、システム同期信号の伝送を正常に行うことができない場合がある。この場合には、システム同期信号の伝送の信頼性を向上することが困難であるという問題点がある。
また、上記特許文献2に記載の車載用通信装置では、車の運転状況に基づいてOFDM方式とSS方式とが切り替えられる構成である一方、運転状況を把握してからOFDM方式とSS方式とを切り替えて制御信号を生成するため、制御信号の生成にある程度の時間を要すると考えられる。このため、上記特許文献2によるOFDM方式とSS方式とを切り替える構成を、複数モータ部の協調制御に適用した場合には、複数のモータ部の制御に要求されるリアルタイム性(一定時間内に処理を完了させること)を確保することが困難であるという問題点が発生すると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、システム同期信号の伝送の信頼性を向上しながら、複数のモータ部の制御に求められるリアルタイム性を確保することが可能なモータ制御システムを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面によるモータ制御システムは、システム同期信号と指令信号とを生成するコントローラ部と、コントローラ部から出力されたシステム同期信号を受信した後、指令信号に基づいて動作するとともに、応答信号を出力するモータ部とを備え、システム同期信号は、スペクトラム拡散方式に基づいて通信されるように構成されているとともに、指令信号と応答信号とは、直交周波数分割多重方式に基づいて通信されるように構成されている。
この一の局面によるモータ制御システムでは、上記のように、システム同期信号を、スペクトラム拡散方式に基づいて通信することによって、スペクトラム拡散方式がノイズに対する耐性に優れているので、システム同期信号の送信の際にノイズの影響を受けた場合でも、システム同期信号の伝送の信頼性を確保することができる。また、指令信号と応答信号とを、直交周波数分割多重方式に基づいて通信することによって、直交周波数分割多重方式が高速データ通信に優れているので、高頻度の指令信号および応答信号をコントローラ部およびモータ部に送信することができる。これにより、モータ部を複数設けた場合でも、複数のモータ部の制御に求められるリアルタイム性を確保することができる。
上記一の局面によるモータ制御システムにおいて、好ましくは、コントローラ部は、スペクトラム拡散方式に基づいて通信されるシステム同期信号を途切れることなく常時送信するように構成されている。このように構成すれば、一定の時間毎にのみシステム同期信号を送信している場合と異なり、システム同期信号が送信されていない間に混入されたノイズがモータ部によりシステム同期信号と誤って判断されることにより、モータ部の同期がずれてしまうのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、モータ部がコントローラ部からのシステム同期信号を受信する際には、モータ部が受信する信号からモータ部が送信する応答信号を除去するように構成されている。このように構成すれば、システム同期信号を常時送信する場合に、システム同期信号と応答信号との伝達タイミングが重なり、モータ部が受信する信号にモータ部が送信する応答信号が含まれる場合にも、モータ部が受信する信号からモータ部が送信する応答信号を除去することにより、システム同期信号だけを正確に受信することができる。
上記コントローラ部がシステム同期信号を途切れることなく常時送信するモータ制御システムにおいて、好ましくは、コントローラ部がモータ部からの応答信号を受信する際には、コントローラ部が受信する信号からコントローラ部が送信するシステム同期信号を除去するように構成されている。このように構成すれば、システム同期信号を常時送信する場合に、システム同期信号と応答信号との伝達タイミングが重なり、コントローラ部が受信する信号にコントローラ部が送信するシステム同期信号が含まれる場合にも、コントローラ部が受信する信号からコントローラ部が送信するシステム同期信号を除去することにより、応答信号だけを正確に受信することができる。
上記一の局面によるモータ制御システムにおいて、好ましくは、システム同期信号は、擬似ランダム系列のうち最大の周期を有するM系列データと、固定のパターンを有する固定データとを含み、M系列データに対応する時間と固定データに対応する時間との和に等しい一定の周期でモータ部が制御されるように構成されている。ここで、M系列データに対応する時間は、(2n−1)×t(nは自然数:tは時間、10MHzのクロックでは0.1μs)で表わされるので、システム同期信号がM系列データのみから構成されている場合では、M系列データに対応する時間の長さはnを1つずつ大きくする毎に略2倍ずつ変化する。つまり、システム同期信号がM系列データのみから構成されている場合では、M系列データに対応する時間の長さが略2倍ずつ変化するので、所望の制御周期にM系列データに対応する時間を合わせるのが困難である。一方、本発明のように、システム同期信号がM系列データと固定データとを含むように構成することによって、固定データの長さを調整することにより、システム同期信号の周期(M系列データに対応する時間と固定データに対応する時間との和)を所望の制御周期に容易に調整することができる。
この場合、好ましくは、システム同期信号は、M系列データの後に固定データが送信されるように構成されており、モータ部により受信されたシステム同期信号に含まれるM系列データと、モータ部が予め有するM系列データと同じパターンを有するデータとを比較することにより、コントローラ部とモータ部とが同期を取るように構成されている。このように構成すれば、システム同期信号の先頭列に含まれるM系列データと、モータ部が予め有するM系列データと同じパターンを有するデータとが一致したことを検知することにより、確実に同期を取ることができる。
上記一の局面によるモータ制御システムにおいて、好ましくは、コントローラ部とモータ部とは、電力の供給と、システム同期信号、指令信号および応答信号の通信と、を行う電力配線により接続されている。このように構成すれば、電力の供給と、システム同期信号、指令信号および応答信号の通信と、を同一の電力配線によって行うことができるので、スペースに対する配線の割合(線積率)を小さくすることができる。これにより、駆動・動作する機構部などの動作に起因する配線の断線事故の発生を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態によるモータ制御システム100の構成について説明する。
図1に示すように、モータ制御システム100には、コントローラ部1と、複数のモータ部2と、直流(DC)電源供給部3とが設けられている。コントローラ部1と、複数のモータ部2と、DC電源供給部3とは、電力重畳型通信ケーブル4を介して接続されている。すなわち、本実施形態では、コントローラ部1の後述する通信部12と、モータ部2の通信部25とが、電力重畳型通信ケーブル4を介して接続されており、電力と、システム同期信号、指令信号および応答信号とが電力重畳型通信ケーブル4を介して送信されるように構成されている。なお、電力重畳型通信ケーブル4は、本発明の「電力配線」の一例である。
コントローラ部1には、指令部11と、通信部12と、カプラ部13と、制御電源部14とが設けられている。指令部11は、通信部12に接続されているとともに、通信部12は、カプラ部13に接続されている。また、カプラ部13は、制御電源部14に接続されているとともに、電力重畳型通信ケーブル4に接続されている。
複数のモータ部2の各々には、エンコーダ21と、モータ22と、パワー部23と、制御部24と、通信部25と、カプラ部26と、パワー電源部27と、制御電源部28とが設けられている。
エンコーダ21は、モータ軸22aを介してモータ22に接続されている。モータ22は、モータ配線22bを介してパワー部23に接続されている。また、パワー部23は、制御部24に接続されているとともに、制御部24は、通信部25に接続されている。また、通信部25は、カプラ部26に接続されているとともに、カプラ部26は、電力重畳型通信ケーブル4に接続されている。また、カプラ部26は、パワー電源部27と制御電源部28とに接続されている。
図2に示すように、コントローラ部1の通信部12には、SS送信部31と、OFDM送信部32と、OFDM受信部33とが設けられている。SS送信部31と、OFDM送信部32と、OFDM受信部33とは、データバス15を介して指令部11と接続されている。SS送信部31は、スペクトラム拡散方式(SS方式:Spread Spectrum)に基づいてシステム同期信号を送信する機能を有する。OFDM送信部32は、直交周波数分割多重方式(OFDM方式:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)に基づいて指令信号を送信する機能を有する。OFDM受信部33は、OFDM方式に基づいて応答信号を受信する機能を有する。
すなわち、本実施形態では、コントローラ部1において、システム同期信号がSS方式に基づいて送信されるとともに、指令信号は、OFDM方式に基づいて送信され、応答信号は、OFDM方式に基づいて受信されるように構成されている。なお、SS送信部31は、システム同期信号を途切れることなく常時送信するように構成されている。ここで、システム同期信号とは、コントローラ部1から出力されるとともに、複数のモータ部2により受信され、コントローラ部1と複数のモータ部2との同期を取るための信号である。このシステム同期信号をモータ部2が受信した後に、モータ部2は、指令信号を実行するように構成されている。また、指令信号とは、モータ22の位置指令、速度指令、または加速度指令を指令する信号である。この指令信号をモータ部2が実行することにより、モータ22は、指令信号に従って駆動するように構成されている。また、応答信号とは、システム同期信号を受信した時点、または、指令信号を実行した時点のモータ22の状態と位置情報とを有しており、モータ部2からコントローラ部1へ応答(返送)される信号である。
SS送信部31のシステム同期信号線317aは、加算器34に接続されているとともに、加算器34は、DAコンバータ(DAC)35に接続されている。DAC35は、バンドパスフィルタ(BPF)36に接続されているとともに、BPF36は、アンプ37に接続されている。アンプ37は、カプラ部13に設けられるコンデンサ51および52に接続されている。
OFDM送信部32は、加算器34に接続されている。また、OFDM受信部33は、遅延回路38を介してSS送信部31に接続されている。また、OFDM受信部33は、減算器39に接続されている。減算器39は、ADコンバータ(ADC)40に接続されているとともに、遅延回路41を介して、加算器34とDAC35とに接続されている。そして、本実施形態では、コントローラ部1がモータ部2からの応答信号を受信する際には、コントローラ部1がADC40を介して受信する信号からコントローラ部1が送信するシステム同期信号が減算器39により除去されるように構成されている。また、ADC40は、バンドパスフィルタ(BPF)42に接続されているととともに、BPF42は、カプラ部13に設けられるコンデンサ51および52に接続されている。
コントローラ部1のカプラ部13には、コンデンサ51、コンデンサ52、リアクトル53およびリアクトル54が設けられている。コンデンサ51の一方電極は、アンプ37とBPF42とに接続されるとともに、他方電極は、リアクトル54と電力重畳型通信ケーブル4とに接続されている。コンデンサ52の一方電極は、アンプ37とBPF42に接続されるとともに、他方電極は、リアクトル53と電力重畳型通信ケーブル4とに接続されている。リアクトル53およびリアクトル54は、制御電源部14に接続されている。
モータ部2の通信部25には、SS受信部61と、OFDM送信部62と、OFDM受信部63とが設けられている。SS受信部61と、OFDM送信部62と、OFDM受信部63とは、データバス29を介して制御部24に接続されている。なお、SS受信部61は、SS方式に基づいてシステム同期信号を受信する機能を有する。OFDM送信部62は、OFDM方式に基づいて応答信号を送信する機能を有する。OFDM受信部63は、OFDM方式に基づいて指令信号を受信する機能を有する。すなわち、本実施形態では、モータ部2において、システム同期信号がSS方式に基づいて受信されるとともに、指令信号は、OFDM方式に基づいて受信され、応答信号は、OFDM方式に基づいて送信されるように構成されている。
OFDM送信部62は、DAコンバータ(DAC)64に接続されているとともに、DAC64は、バンドパスフィルタ(BPF)65に接続されている。また、BPF65は、アンプ66に接続されているとともに、アンプ66は、カプラ部26に設けられるコンデンサ81および82に接続されている。
SS受信部61はOFDM受信部63に接続されているとともに減算器68に接続されている。減算器68は、ADコンバータ(ADC)69に接続されているとともに、遅延回路70を介して、OFDM送信部62およびDAC64に接続されている。ADC69は、バンドパスフィルタ(BPF)71に接続されているとともに、BPF71は、カプラ部26に設けられるコンデンサ81および82に接続されている。SS受信部61の復調後システム同期信号線61aは、遅延回路67を介してOFDM送信部62に接続されているとともに、OFDM受信部63と制御部24とに接続されている。そして、本実施形態では、モータ部2がコントローラ部1からのシステム同期信号をADC69を介して受信する際には、モータ部2が受信する信号からモータ部2が送信する応答信号が減算器68により除去されるように構成されている。また、OFDM受信部63が復調後システム同期信号を受けると、OFDM信号の受信を開始する。制御部24が復調後システム同期信号を受けると、エンコーダ通信線21aを介して取り込んだエンコーダ21の位置データとモータ部2の状態とを含む応答データをOFDM送信部62へ書き込む。OFDM送信部が遅延回路67を介して復調後システム同期信号を受けると、予め書き込まれた上記応答データを送信する。モータ部2が受信する指令信号はコントローラ部1でSS送信部31より送信されるシステム同期信号と同期してOFDM送信部から送信されているので、モータ部2ではSS受信部61の復調後システム同期信号を基点に指令信号を受信することが可能となる。つまり、OFDM受信部63ではOFDM信号の頭出し信号であるプリアンブルを必要としない。
モータ部2のカプラ部26には、コンデンサ81、コンデンサ82、リアクトル83およびリアクトル84が設けられている。コンデンサ81の一方電極は、アンプ66とBPF71とに接続されるとともに、他方電極は、リアクトル84と電力重畳型通信ケーブル4とに接続されている。コンデンサ82の一方電極は、アンプ66とBPF71に接続されるとともに、他方電極は、リアクトル83と電力重畳型通信ケーブル4とに接続されている。リアクトル83およびリアクトル84は、パワー電源部27および制御電源部28に接続されている。
図3に示すように、SS送信部31には、M系列生成回路311と、固定データ生成回路312と、SS送信制御回路313と、タイマ314とが設けられている。M系列生成回路311と、固定データ生成回路312と、タイマ314とは、データバス315に接続されている。なお、M系列生成回路311は、擬似ランダム系列のうち最大の周期を有するM系列データを生成する機能を有する。また、固定データ生成回路312は、固定のパターンを有する固定データを生成する機能を有する。固定データは、たとえば0と1とが繰り返されるデータ列から構成されている。すなわち、システム同期信号は、M系列データの後に固定データが送信されるように構成されている。ここで、本実施形態では、M系列データに対応する時間と固定データに対応する時間との和に等しい一定の周期でモータ部2が制御されるように構成されている。
タイマ出力線314aはM系列データと固定データとを繋ぎ合わせたシステム同期信号の周期を示す信号(タイマ出力)を伝達する線である。タイマ出力線314aは、SS送信制御回路313に接続されているとともに、指令部11(図2参照)とOFDM送信部32(図2参照)と遅延回路38(図2参照)とに接続されている。指令部11がタイマ出力を受けると、OFDM受信部で受信したデータを読み出し、指令を計算する。OFDM送信部32がタイマ出力を受けると、予め指令部から入力された送信データを送信するが、送信のタイミングがSS信号出力の周期に同期して送信されるため、モータ部2のOFDM受信部63ではOFDM信号の頭出し信号であるプリアンブルを必要としない。OFDM受信部33がタイマ出力を受けると、システム同期信号に同期して応答された信号がモータ部2より応答されるため、OFDM受信部33ではOFDM信号の頭出し信号であるプリアンブルを必要としない。また、タイマ314は、SS送信制御回路313に接続されているとともに、遅延回路38(図2参照)に接続されている。また、SS送信制御回路313は、固定データ生成回路312およびM系列生成回路311に接続されているとともに、セレクタ316に接続されている。固定データ生成回路312およびM系列生成回路311は、セレクタ316に接続されているとともに、セレクタ316は、セレクタ317に接続されている。また、セレクタ317には、正弦波発生回路318と位相遅延器319とが接続されている。また、正弦波発生回路318は、接地されている。
また、図4に示すように、モータ部2のSS受信部61には、乗算器611aおよび611bと、マッチドフィルタ(MF)回路612aおよび612bと、2乗演算器613aおよび613bと、加算器614と、閾値比較器615とが設けられている。また、SS受信部61には、正弦波発生回路616と位相遅延器617とが設けられている。なお、MF回路612aおよび612bは、システム同期信号に含まれるM系列データと、予めMF回路612aおよび612bが有するM系列データと同じパターンを有するデータとを比較する機能を有する。そして、本実施形態では、モータ部2により受信されたシステム同期信号に含まれるM系列データとモータ部2のMF回路612aおよび612bが予め有するM系列データと同じパターンを有するデータとを比較することにより、コントローラ部1と複数のモータ部2とが同期を取るように構成されている。
乗算器611aおよび611bは、コントローラ部1から送信されるシステム同期信号が減算器68を介して入力されるように構成されている。また、乗算器611aは、正弦波発生回路616に接続されているとともに、乗算器611bは、位相遅延器617に接続されている。また、乗算器611aおよび611bは、それぞれ、MF回路612aおよび612bに接続されている。MF回路612aおよび612bは、それぞれ、2乗演算器613aおよび613bに接続されるとともに、2乗演算器613aおよび613bは、加算器614に接続されている。また、加算器614は、閾値比較器615に接続されている。閾値比較器615は、加算器614から入力される信号が所定の閾値以上であるか、または、所定の閾値よりも小さいかを比較する機能を有する。また、閾値比較器615から出力される信号は、OFDM送信部62およびOFDM受信部63(図2参照)に出力されるように構成されている。
次に、図1を参照して、モータ制御システム100の基本的な動作について説明する。
複数のモータ部2にそれぞれ設けられるエンコーダ21が有する位置データが、通信部25、カプラ部26および電力重畳型通信ケーブル4を介して応答信号としてコントローラ部1に送信される。コントローラ部1では、カプラ部13を介して通信部12により応答信号が受信されるとともに、応答信号に基づいて複数のモータ22への指令が指令部11により計算される。そして、指令部11で計算された指令は、指令信号として、通信部12、カプラ部13および電力重畳型通信ケーブル4を介して複数のモータ部2に送信される。指令信号は、複数のモータ部2の各々において、カプラ部26、通信部25を介して制御部24に取り込まれる。そして、指令信号に基づいた指令が、制御部24によりパワー部23へ出力されるとともに、モータ22は、制御部24の指令に従って駆動される。
また、コントローラ部1とモータ部2との間の通信は、重畳型通信ケーブル4を介して、SS方式とOFDM方式とに基づいて行われている。ここで、本実施形態では、システム同期信号は、SS方式に基づいて通信されるととともに、指令信号と応答信号とは、OFDM方式に基づいて通信される。なお、システム同期信号は、途切れることなく常時送信されている。
次に、図2を参照して、コントローラ部1とモータ部2との間のシステム同期信号、指令信号および応答信号の送受信の動作について説明する。
まず、コントローラ部1のSS送信部31において、システム同期信号が生成される。そして、システム同期信号は、SS方式に基づいて、加算器34、DAC35、BPF36、アンプ37、および、カプラ部13を介して電力重畳型通信ケーブル4に送信される。電力重畳型通信ケーブル4では、システム同期信号とDC電源供給部3から供給される電力とが重畳されるとともに、モータ部2に送信される。モータ部2では、電力重畳型通信ケーブル4を介して受信したシステム同期信号と電力とが、カプラ部26によって分離される。そして、電力は、パワー電源部27と制御電源部28とに供給される。また、システム同期信号は、BPF71、ADC69、減算器68を介してSS受信部61に入力される。なお、電力重畳型通信ケーブル4を介して送信される信号には、システム同期信号とモータ部2が送信する応答信号とが含まれており、本実施形態では、減算器68により、モータ部2が受信する信号からモータ部2が送信する応答信号が除去される。その後、SS受信部61では、後述するように、モータ部2により受信されたシステム同期信号に含まれるM系列データとモータ部2のMF回路612aおよび612bが予め有するM系列データと同じパターンを有するデータとが比較されて相関が取られる。そして、M系列データとMF回路612aおよび612bが有するデータとが一致したと判断された場合に、SS受信部61から同期が取れたことを示す信号(SS受信部出力)が出力される。
また、コントローラ部1では、SS送信部31から出力されるSS同期出力に同期して、OFDM送信部32から指令信号が加算器34に送信され、システム同期信号に加算される。その後、指令信号は、DAC35、BPF36、アンプ37、カプラ部13および電力重畳型通信ケーブル4を介してモータ部2に送信される。そして、モータ部2では、SS受信部61から同期が取れたことを示す信号(SS受信部出力)がOFDM受信部63に出力されることにより、コントローラ部1から送信されたOFDM信号のシンボル同期がOFDM受信部63により行われる。その後、指令信号が受信される。なお、OFDM受信部63におけるOFDM信号のシンボル同期は、OFDM信号のプリアンブル(データの始まりを示す符号)は用いずに、SS受信部出力を用いて行われている。これにより、OFDM信号がプリアンブルを含まなくてよい分、OFDM信号に別のデータ(更なる指令信号など)を含ませることが可能となる。
また、OFDM信号(指令信号)の受信と並行して、エンコーダ21の位置データがエンコーダ線21aを介して制御部24により取得されるとともに、位置データとモータ部2の状態とを含む応答データがOFDM送信部62に書き込まれる。その後、SS受信部61から同期が取れたことを示す信号(SS受信部出力)が、遅延回路67を介してOFDM送信部62に入力されることにより、応答信号(応答データ)がコントローラ部1に送信される。そして、コントローラ部1では、応答信号がBPF42、ADC40および減算器39を介してOFDM受信部33により受信される。なお、電力重畳型通信ケーブル4を介して受信される信号には、応答信号とコントローラ部1が送信するシステム同期信号とが含まれており、本実施形態では、減算器39により、コントローラ部1が受信する信号からコントローラ部1が送信するシステム同期信号が除去される。
また、コントローラ部1からのシステム同期信号の送信は、複数のモータ部2のそれぞれに対して一斉に行われる。これにより、各モータ部2において、システム同期信号が受信されるとともに、各モータ部2のSS受信部61から同期が取れたことを示す信号(SS受信部出力)が出力される。その結果、各モータ部2において、同時に指令信号に従ってモータ22の制御が行われる。また、各モータ部2において、同時に制御部24によりモータ22の位置データがエンコーダ21から取得される。これにより、複数のモータ部2の同期がずれるのが抑制される。
次に、図3を参照して、コントローラ部1のSS送信部31のシステム同期信号を生成する動作について説明する。
コントローラ部1がモータ部2を制御する一定の周期がタイマ314により生成されるとともに、SS送信制御回路313に入力される。SS送信制御回路313に入力されたタイマ314の出力に基づいて、セレクタ316に接続されるM系列生成回路311および固定データ生成回路312のうちの一方の出力がセレクタ316からセレクタ317に出力される。そして、セレクタ316の出力に基づいて、正弦波発生回路318からの正弦波、または、正弦波発生回路318から位相遅延器319を介すことにより位相が遅延された正弦波がセレクタ317から出力される。
具体的には、たとえば250μsの周期でコントローラ部1がモータ部2を制御する場合では、2047(=211−1)ビットのM系列データがM系列生成回路311により生成される。なお、コントローラ部1の指令部11のクロックは、10MHz(1クロック=0.1μs)であり、2047ビットのM系列データに対応する時間は、204.7μsとなる。また、M系列データに対応する時間と、固定データに対応する時間との和が250μsになるように、固定データ生成回路312により固定データが生成される。つまり、固定データに対応する時間が、45.3μs(=250μs−204.7μs)になるように、453ビットの固定データが生成される。たとえば、固定データは、0と1とを繰り返すデータ列により構成される。そして、M系列生成回路311により生成されたM系列データが、セレクタ316から出力された後に、固定データ生成回路312により生成された固定データが出力される。なお、M系列データの出力と固定データの出力とは交互に繰り返し行われる。これにより、M系列データと固定データとからなるシステム同期信号が、途切れることなく常時送信される。なお、タイマ314は、任意の周期を出力することが可能なように構成されており、タイマ314が出力する周期に応じて、M系列データのビット数と、固定データのビット数とが調整される。
次に、図4を参照して、モータ部2のSS受信部61のシステム同期信号を受信する際の動作について説明する。
まず、コントローラ部1から送信されたM系列データと固定データとからなるシステム同期信号がモータ部2の減算器68(図2参照)を介してSS受信部61に入力される。そして、正弦波発生回路616と位相遅延器617とによって、SS受信部61に入力されたシステム同期信号から、正弦波成分と余弦波成分とが抽出される。その後、システム同期信号の正弦波成分は、MF回路612aに入力されるとともに、MF回路612aが予め有するシステム同期信号の正弦波成分(M系列データ)と同一のパターンからなる比較値としてのデータとの間で相関が取られる。そして、MF回路612aからの出力は、2乗演算器613aに入力されるとともに、2乗される。また、システム同期信号の余弦波成分は、MF回路612bに入力されるとともに、MF回路612bが予め有するシステム同期信号の余弦波成分(M系列データ)と同一のパターンからなる比較値としてのデータとの間で相関が取られる。そして、MF回路612bからの出力は、2乗演算器613bに入力されるとともに、2乗される。2乗演算器613aからの出力と、2乗演算器613bからの出力とは、加算器614に入力されるとともに加算される。加算器614からの出力は、閾値比較器615に入力される。そして、加算器614からの出力が所定の閾値よりも大きい場合(M系列データと比較値としてのデータとの相関が高い場合)、同期が取れたことを示す信号(SS受信部出力)が閾値比較器615から出力される。
本実施形態では、上記のように、システム同期信号を、スペクトラム拡散方式(SS方式)に基づいて通信することによって、スペクトラム拡散方式がノイズに対する耐性に優れているので、システム同期信号の送信の際にノイズの影響を受けた場合でも、システム同期信号の伝送の信頼性を確保することができる。また、指令信号と応答信号とを、直交周波数分割多重方式(OFDM方式)に基づいて通信することによって、直交周波数分割多重方式が高速データ通信に優れているので、高頻度の指令信号および応答信号をコントローラ部1およびモータ部2に送信することができる。これにより、モータ部2を複数設けた場合でも、複数のモータ部2の制御に求められるリアルタイム性を確保することができる。
また、本実施形態では、上記のように、コントローラ部1を、SS方式に基づいて通信されるシステム同期信号を途切れることなく常時送信するように構成することによって、一定の時間毎にのみシステム同期信号を送信している場合と異なり、システム同期信号が送信されていない間に混入されたノイズがモータ部2によりシステム同期信号と誤って判断されることにより、モータ部2の同期がずれてしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、モータ部2がコントローラ部1からのシステム同期信号を受信する際には、モータ部2が受信する信号からモータ部2が送信する応答信号を除去するように構成することによって、システム同期信号を常時送信する場合に、システム同期信号と応答信号との伝達タイミングが重なり、モータ部2が受信する信号にモータ部2が送信する応答信号が含まれる場合にも、モータ部2が受信する信号からモータ部2が送信する応答信号を除去することにより、システム同期信号だけを正確に受信することができる。
また、本実施形態では、上記のように、コントローラ部1がモータ部2からの応答信号を受信する際には、コントローラ部1が受信する信号からコントローラ部1が送信するシステム同期信号を除去するように構成することによって、システム同期信号を常時送信する場合に、システム同期信号と応答信号との伝達タイミングが重なり、コントローラ部1が受信する信号にコントローラ部1が送信するシステム同期信号が含まれる場合にも、コントローラ部1が受信する信号からコントローラ部1が送信するシステム同期信号を除去することにより、応答信号だけを正確に受信することができる。
また、本実施形態では、上記のように、システム同期信号が、擬似ランダム系列のうち最大の周期を有するM系列データと、固定のパターンを有する固定データとを含み、M系列データに対応する時間と固定データに対応する時間との和に等しい一定の周期でモータ部2を制御する。ここで、M系列データに対応する時間は、(2n−1)×t(nは自然数:tは時間、10MHzのクロックでは0.1μs)で表わされるので、システム同期信号がM系列データのみから構成されている場合では、M系列データに対応する時間の長さはnを1つずつ大きくする毎に略2倍ずつ変化する。つまり、システム同期信号がM系列データのみから構成されている場合では、M系列データに対応する時間の長さが略2倍ずつ変化するので、所望の制御周期にM系列データに対応する時間を合わせるのが困難である。一方、本実施形態のように、システム同期信号がM系列データと固定データとを含むように構成することによって、固定データの長さを調整することにより、システム同期信号の周期(M系列データに対応する時間と固定データに対応する時間との和)を所望の制御周期に容易に調整することができる。
また、本実施形態では、上記のように、システム同期信号が、M系列データの後に固定データが送信されるように構成されており、モータ部2により受信されたシステム同期信号に含まれるM系列データとモータ部2が予め有するM系列データと同じパターンを有するデータとを比較することにより、システム同期信号の先頭列に含まれるM系列データとモータ部2が予め有するM系列データと同じパターンを有するデータとが一致したことを検知することにより、確実に同期を取ることができる。
また、本実施形態では、上記のように、コントローラ部1とモータ部2とを、電力の供給と、システム同期信号、指令信号および応答信号の通信と、を行う電力重畳型通信ケーブル4により接続する。これにより、電力の供給と、システム同期信号、指令信号および応答信号の通信と、を同一の電力重畳型通信ケーブル4によって行うことができるので、スペースに対する配線の割合(線積率)を小さくすることができる。その結果、駆動・動作する機構部などの動作に起因する配線の断線事故の発生を抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、システム同期信号がM系列データを含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、同期をとることが可能なデータであればM系列データ以外のデータを用いてもよい。
また、上記実施形態では、コントローラ部が、SS方式に基づいて通信されるシステム同期信号を途切れることなく常時送信するように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、SS方式に基づいて通信されるシステム同期信号を所定の周期毎に送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、250μsの周期でモータ部が制御される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、250μs以外の周期でモータ部が制御されるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、コントローラ部の指令部のクロックが10MHzである例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、10MHz以外のクロックによりコントローラ部の指令部が動作してもよい。なお、クロック数が変化することにより、1クロックに相当する時間も変化するので、モータ部を制御する所望の周期に合うようにM系列データのビット数と固定データのビット数とが調整される。
1 コントローラ部
2 モータ部
4 電力重畳型通信ケーブル(電力配線)
12 通信部
25 通信部
2 モータ部
4 電力重畳型通信ケーブル(電力配線)
12 通信部
25 通信部
Claims (7)
- システム同期信号と指令信号とを生成するコントローラ部と、
前記コントローラ部から出力された前記システム同期信号を受信した後、前記指令信号に基づいて動作するとともに、応答信号を出力するモータ部とを備え、
前記システム同期信号は、スペクトラム拡散方式に基づいて通信されるように構成されているとともに、前記指令信号と前記応答信号とは、直交周波数分割多重方式に基づいて通信されるように構成されている、モータ制御システム。 - 前記コントローラ部は、前記スペクトラム拡散方式に基づいて通信される前記システム同期信号を途切れることなく常時送信するように構成されている、請求項1に記載のモータ制御システム。
- 前記モータ部が前記コントローラ部からの前記システム同期信号を受信する際には、前記モータ部が受信する信号から前記モータ部が送信する前記応答信号を除去するように構成されている、請求項2に記載のモータ制御システム。
- 前記コントローラ部が前記モータ部からの前記応答信号を受信する際には、前記コントローラ部が受信する信号から前記コントローラ部が送信する前記システム同期信号を除去するように構成されている、請求項2または3に記載のモータ制御システム。
- 前記システム同期信号は、擬似ランダム系列のうち最大の周期を有するM系列データと、固定のパターンを有する固定データとを含み、
前記M系列データに対応する時間と前記固定データに対応する時間との和に略等しい一定の周期で前記モータ部が制御されるように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ制御システム。 - 前記システム同期信号は、前記M系列データの後に前記固定データが送信されるように構成されており、前記モータ部により受信された前記システム同期信号に含まれる前記M系列データと、前記モータ部が予め有する前記M系列データと同じパターンを有するデータとを比較することにより、前記コントローラ部と前記モータ部とが同期を取るように構成されている、請求項5に記載のモータ制御システム。
- 前記コントローラ部と前記モータ部とは、電力の供給と、前記システム同期信号、前記指令信号および前記応答信号の通信と、を行う電力配線により接続されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のモータ制御システム。
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JP2010129517A JP2011259535A (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | モータ制御システム |
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-
2010
- 2010-06-07 JP JP2010129517A patent/JP2011259535A/ja active Pending
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