JP2011258413A - 電池接続アセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】温度センサの電池モジュールへの取付作業を簡素化することができる電池接続アセンブリを提供する。
【解決手段】正極及び負極の電極端子12A,12Bを有する単電池10を複数個並べた単電池10群における電極端子12A,12B間を接続する電池接続アセンブリ20であって、隣り合う電極端子12A,12B間を接続する接続部材13を収容する単位ユニット21A〜21Fを複数個連結して構成され、各単位ユニット21A〜21Fには、温度センサを取り付け可能な被取付部50が設けられており、複数個の単位ユニット21A〜21Fのうち、少なくとも1個の単位ユニット21Cの被取付部50には、温度センサ付取付部材60が取付けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電池接続アセンブリに関する。
電気自動車やハイブリッド車用の電池モジュールは、正極及び負極の電極端子を有する単電池が横並びに配置されている。これら隣り合う単電池の電極端子間が接続部材(バスバー)で接続されることにより複数の単電池が直列や並列に接続されるようになっている(特許文献1参照)。
特開平11−067184号公報
ところで、上記構成では、電極端子間を接続部材で接続する必要があるため、電極端子間ごとに接続部材を取り付けるという煩雑な作業が必要になる。
そこで、接続部材の取付け作業を簡素化するために、複数の接続部材を樹脂内に一体成形した電池接続プレートを形成し、この電池接続プレートを横並びに配置された単電池に取り付けることで、一度に複数の接続部材を取り付けることが考えられる。
しかしながら、複数の接続部材を一体成形した電池接続プレートを用いる場合には、単電池の数が多くなると、電池接続プレートを成形するための金型が大型化し、そのためのコストが大きくなってしまう。また、単電池の数を変更する場合には、単電池の数に応じた長さの別の金型を新たに用意して、異なる長さの電池接続プレートを成形する必要が生じ、金型の形成等のコストが大きくなってしまうため、その分の製造コストが嵩むという問題があった。
そこで、本願発明者らは、複数の接続部材を一体成形した電池接続プレートではなく、接続部材の数に応じた樹脂製のユニットを設け、これらユニット同士を連結することで、複数の単電池に取り付けることが可能な電池接続アセンブリを検討するに到った。
ところで、電池モジュールには、単電池が所定温度以上に加熱されることによる不具合を防止するために、所定個数の単電池ごと(例えば、単電池12〜13個ごと)に、温度センサを設ける必要がある。この温度センサの取付作業については、製造コストの低減等のために簡素化することが望ましい。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、温度センサの電池モジュールへの取付作業を簡素化することができる電池接続アセンブリを提供することを目的とする。
本発明に係る電池接続アセンブリは、正極及び負極の電極端子を有する単電池を複数個並べた単電池群における電極端子間を接続する電池接続アセンブリであって、隣り合う電極端子間を接続する接続部材を収容する単位ユニットを複数個連結して構成され、前記各単位ユニットには、温度センサを取り付け可能な被取付部が設けられており、前記複数個の単位ユニットのうち、少なくとも1個の単位ユニットの前記被取付部には、温度センサが取付られているところに特徴を有する(手段1)。
手段1の構成によれば、電池接続アセンブリの少なくとも1個の単位ユニットに温度センサを取付けておけば、この電池接続アセンブリを単電池群に取り付ければ温度センサの取り付けが完了する。よって、電池モジュールへの温度センサの取付作業を簡素化することができる。
手段1の構成に加えて、前記温度センサには、端子部が設けられており、この端子部が温度検知用電線の端末に取付けられた相手側端子に接続されるようにしてもよい(手段2)。
手段2の構成のようにすれば、温度センサを温度検知用電線の端末に取り付けるに際して半田付け等の必要がないため、温度センサの温度検知用電線への取付作業性を向上させることができる。
手段1又は手段2の構成に加えて、前記各単位ユニットは、前記接続部材が収容される収容部と、前記収容部に沿って設けられる溝部とを備え、前記溝部が隣り合う単位ユニットの溝部に連なって電圧検知用電線が挿通される電線挿通溝を形成するものであって、前記被取付部は、前記溝部の裏面側に設けられているようにしてもよい(手段3)。
手段3の構成によれば、溝部の裏面側のスペースを利用して温度センサを取り付けることができる。
手段3の構成に加えて、前記温度センサは、温度検知用電線の端末に接続されており、前記温度検知用電線は、前記電線挿通溝に挿通されるようにしてもよい(手段4)。
手段4の構成によれば、電圧検知用電線を配索するために使用される電線挿通溝を、温度検知用電線の配索に用いることができる。
本発明によれば、電池モジュールへの温度センサの取付作業を簡素化することができる。
実施形態1に係る電池モジュールを表す平面図 電池モジュールの一部を拡大して表す側面図 被取付部に温度センサ付取付部材及びコネクタが装着された状態を表す断面図 温度センサ付取付部材が被取付部に取り付けられた状態の単位ユニットを表す斜視図 温度センサ付取付部材が被取付部に取り付けられた状態の単位ユニットを表す左側面図 温度センサ付取付部材が被取付部に取り付けられた状態の単位ユニットを表す右側面図 温度センサ付取付部材が被取付部に取り付けられた状態の単位ユニットを表す正面図 温度センサ付取付部材が被取付部に取り付けられた状態の単位ユニットを表す断面図 温度センサ付取付部材が被取付部に取り付けられた状態の単位ユニットを表す底面図 温度センサ付取付部材が取付けられていない単位ユニットを表す斜視図 温度センサ付取付部材が取付けられていない単位ユニットを表す左側面図 温度センサ付取付部材が取付けられていない単位ユニットを表す右側面図 温度センサ付取付部材が取付けられていない単位ユニットを表す正面図 温度センサ付取付部材が取付けられていない単位ユニットを表す断面図 温度センサ付取付部材が取付けられていない単位ユニットを表す底面図 温度センサ付取付部材を表す斜視図 温度センサ付取付部材を表す平面図 温度センサ付取付部材を表す右側面図 温度センサ付取付部材を表す正面図 単位ユニットが左右に並べられた状態を表す図 電圧検知端子等が取り付けられた電池接続アセンブリを表す図
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図1〜図21を参照しつつ説明する。
本実施形態の電池接続アセンブリ20は、図1に示すように、正極及び負極の電極端子12A,12Bを有する単電池10を複数個並べた単電池群を有する電池モジュールMにおける複数の単電池10間を接続するものである。この電池接続アセンブリ20が取り付けられた電池モジュールMは、例えば、電気自動車またはハイブリッド自動車等の駆動源として使用されるものである。以下では、前後方向、左右方向(幅方向)については図1を基準とし、図1の紙面手前側を上方、紙面後方を下方として説明する。
電池モジュールMは、図1に示すように、例えば12個(複数個)の単電池10と、12個の単電池10における電極端子12A,12B間を接続する複数の接続部材13が収容される電池接続アセンブリ20とを備えて構成されている。
単電池10は、内部に図示しない発電要素が収容された本体部11と、本体部11の端面から垂直に突出するボルト状の電極端子12A,12B(正極を12A,負極を12Bとして図示)とを有する。
本体部11の上面11Aは、図2に示すように、電極端子12A,12Bの周囲が段差状に高く突出した段差部11Bが形成されており、この段差部11Bの上に電池接続アセンブリ20が配置されている。
電極端子12A,12Bは、本体部11の上下の端部(図1では上端部側のみ図示)であって、段差部11Bの中心部に設けられており、上下の電極端子12A,12Bの極性は逆になっている。
また、各単電池10の極性(正負)の向きは、互いに隣り合う単電池10が逆向きになるように配置されており、これにより、互いに異極の電極端子12A,12Bが隣り合うように構成されている。これら複数の単電池10は図示しない保持板によって固定されている。
接続部材13は、銅、銅合金、ステンレス鋼(SUS)等の金属からなり、図4に示すように、概ね長方形状をなし、電極端子12A,12Bが挿通される端子挿通孔14,14を有する。この接続部材13の左半分の領域に、端子挿通孔15を有する矩形状の電圧検知端子17が端子挿通孔14及び端子挿通孔15が連なるように重ねられる。電圧検知端子17は、単電池10の電圧を測定するためのものであって、電圧検知用電線W1の端末部に圧着される。
電圧検知用電線W1は、芯線(導体)が絶縁層で覆われた被覆電線であり、その端末では、絶縁層が剥ぎ取られて芯線が露出している。
電池接続アセンブリ20は、図1に示すように、例えば6個(複数個)の単位ユニット21A〜21Fが横並びに連結されて構成されている。
各単位ユニット21A〜21Fは、共に合成樹脂製で同一形状であって、図10に示すように、接続部材13を収容する収容部22と、電圧検知用電線W1及び温度検知用電線W2が配索される溝部30と、収容部22と溝部30とを接続する接続部40と、後述する温度センサ付取付部材60を取り付け可能な被取付部50とを備えており、隣り合う2個(又は所定個数)の単電池10に対して1個の単位ユニット21A〜21Fが複数の単電池10の上面に載置される。
収容部22は、接続部材13が載置される底部23と、底部23の縁部から立ち上がり接続部材13を囲むように形成されてなる起立壁24とを有する。
底部23は、電極端子12A,12Bが挿通される開口部が底部23のほぼ全体に形成されており、底部23の幅方向の中間部には、前後の起立壁24を連結する支持部23Aが形成されている。
起立壁24の溝部30側の部分のうち、接続部40に連なる位置には、起立壁24が分断されることで通し溝25Aが形成されている。
溝部30は、底板31と、底板31の両側縁から起立し、互いに対向配置された一対の溝壁部32,32により形成されており、単位ユニット21A〜21Fが左右に連結された場合には、隣り合う単位ユニット21A〜21Fの溝部30同士が連なることにより電線挿通溝を形成し、この電線挿通溝の内部に電池ECU等に延びる電圧検知用電線W1及び温度検知用電線W2を収容することができる。
底板31には、図15に示すように、長方形状の係止孔31Aが形成されている。係止孔31Aは、被取付部50の位置に応じた位置に配されており、溝部30の延出方向に長く、底板31を貫通する孔である。
図10に示すように、一対の溝壁部32,32のうち、前方側(接続部40側)の溝壁部32における接続部40が連なる部分には、溝壁部32を左右に分断する通し溝33が形成されている。
接続部40は、電圧検知用電線W1が通されるコ字状の電線通し凹部40Aが形成されており、全体としてわずかに撓み変形可能になっている。
また、収容部22と溝部30との間は、接続部40に沿うように補強部43が架け渡されている。
各単位ユニット21A〜21Fにおける並び方向の一方側の端部には、連結係合部41が設けられている一方、他方の側の端部には、隣り合う単位ユニット21A〜21Fにおける連結係合部41に係合する連結被係合部42が設けられている。
連結係合部41は、接続部40の外方側の面から棒状(円柱状)に突出する棒状突部41Aと、棒状突部41Aの先端部にて周方向に張り出す円板状の張出部41Bとからなる。
一方、連結被係合部42は、起立壁24の溝部30側の面の角部から突き出ており、内部に連結係合部41の棒状突部41Aを挿通可能で張出部41Bの径よりも小さい内径(上下方向よりの短径である左右方向の径)を有する挿通凹部55が形成されている。
挿通凹部55の下端は、図6に示すように、一対の係止爪が内方側に突出している。一対の係止爪間の寸法は、棒状突部41Aの直径よりもわずかに小さい。そして、各単位ユニット21A〜21Fの棒状突部41Aが連結被係合部42を撓ませつつ挿通凹部55に挿通されて単位ユニット21A〜21Fが連結されると、上下方向については、棒状突部41Aが一対の係止爪に係止されることで離脱が規制される一方、左右方向については、連結被係合部42が張出部41Bに係止されて左右方向の移動が規制される。
電圧検知用電線W1は、電圧検知端子17の圧着部分から接続部40の電線通し凹部40Aを通った後に、溝部30が連なる電線挿通溝に集められて図示しない電池ECUに接続される。この電池ECUは、マイクロコンピュータ、素子等が搭載されたものであって、単電池10の電圧・電流・温度等の検知、各単電池10の充放電コントロール等を行うための機能を備えた周知の構成のものである。
被取付部50は、図15に示すように、溝部30の(底板31の)裏面側に設けられており、対向配置された一対の対向壁51,51と、一対の対向壁51,51の左端を閉塞する奥壁部52とを備え、下方に開放された部分が温度センサ付取付部材60(本発明の構成である「温度センサ」の一例)を取り付け可能なセンサ装着部53とされ、右方に開放された部分が右方からコネクタ70を嵌合可能な嵌合部54とされている。
対向壁51,51は、図12に示すように、奥壁部52よりもわずかに下方に延出されており、収容部22側の対向壁51は、クランク状に形成されることで下方の対向壁51,51間の間隔が段差状に大きくなり、ここにコネクタ70を嵌合可能な嵌合部54が形成される。また、対向壁51,51の下部における内面側には、図14に示すように、左右方向に沿って延びる係合溝51A,51Aが形成されている。
奥壁部52の内面(右面)側には、直方体状の位置決め凸部52Aが突出形成されており、温度検知用電線W2が連なるコネクタ70の嵌合時には、コネクタ70の前面が位置決め凸部52Aに突き当たって嵌合方向の位置決めがされる。
温度センサ付取付部材60は、図2に示すように、例えば、単電池10の12〜13個に対して1個の割合で取付けられるものである。本実施形態においても、単電池10が12個である場合、即ち単位ユニット21A〜21Fが6個(複数)である場合に、(少なくとも)1個の温度センサ付取付部材60がセンサ装着部53に装着されている(被取付部50に取付けられている)。具体的には、左から3番目の単位ユニット21Cのみ温度センサ付取付部材60が取り付けられている。
温度センサ付取付部材60は、図16に示すように、内部に温度センサ(図示しない)を備える突状部61と、被取付部50の下面を閉塞する平板状の平板部62と、平板部62から上方側に突出する一対の雄端子63とを備えて構成されており、温度センサ及びこの温度センサに接続された雄端子63を樹脂モールドで一体化して形成される。
突状部61は、温度センサを収容可能な厚みで上下方向に長い扁平な形状をなしており、上下方向の略中間部よりも下方については両側面に先端側をわずかに先細にする傾斜面61Aが形成されている。電池接続アセンブリ20が単電池10群に取付けられた際には、図2に示すように、被取付部50が単電池10の本体部11の上面11Aの上方であって、段差部11Bの側方に形成されたスペースに配されるとともに、突状部61については、隣り合う単電池10の本体部11間の隙間Gに配される。
温度センサ付取付部材60の内部の温度センサは、NTCサーミスタが用いられている。NTCサーミスタは、温度の上昇に対して抵抗が減少するサーミスタであって、内部電極を有する直方体状のサーミスタ素地の長手方向の端部をPb等からなる金属メッキで覆ったものであり、一端が樹脂モールドの内部で一方が雄端子63に接続され、他端が樹脂モールドの内部で他方の雄端子63に接続されている。なお、NTCサーミスタに限らず、熱電対等の他の温度センサを用いてもよい。
平板部62は、図16に示すように、長方形状であって、両側部に係止爪部62Aが形成され、左端部には、後止まり凸部62Bが形成されている。
係止爪部62Aは、平板部62の側端部で上方に立ち上がり、その先端が外方側に突出する形状を有する。温度センサ付取付部材60の取り付けの際には、係止爪部62Aが撓み変形しつつ、係止爪部62Aが、被取付部50の係合溝51Aに嵌りこんで温度センサ付取付部材60がセンサ装着部53に係止して装着されるようになっている。
後止まり凸部62Bは、平板部62の左端部において上方側及び前後の端部に突出形成されており、奥壁部52の左面に係止するものである。
雄端子63は、L字状をなしており、平板部62から真上に突出する基部63Aと、基部63Aの上端から右方に延びる延出部63Bとからなる。
この雄端子63の基部63Aは、図8に示すように、センサ装着部53に温度センサ付取付部材60を装着した際には、奥壁部52の右面に沿うようになっている。
嵌合部54は、温度センサ付取付部材60が装着されて被取付部50の下方側が閉塞された状態では、右方に開口する角筒状をなし、この嵌合部54の内部に一対の雄端子63が突出し、温度検知用電線W2の端末に取り付けられた相手側のコネクタ70を嵌合可能になっている。
コネクタ70は、コネクタハウジング71と、温度検知用電線の端末に圧着された雌端子金具75とを備えている。
コネクタハウジング71の下部には、端子収容室72が区画されており、この端子収容室72に雌端子金具75が収容される。
コネクタハウジング71の上部には、係止凸部73が設けられており、コネクタ70嵌合時には、この係止凸部73が底板31に設けられた係止孔31Aに係止されることで、嵌合状態を保持(ロック)するようになっている。なお、図示はしないが、コネクタハウジング71には、雌端子金具75を後方から係止して雌端子金具75の抜けを防止するランス等の抜け規制部が設けられている。
雌端子金具75は、図3に示すように、雄端子63が挿入される角筒部76と、この角筒部76に連なるバレル部77とを有する。
角筒部76の内部には、角筒部76の内壁から片持ち状に延びる接触片が形成されており、雄端子63の挿入時に接触片に接触して電気的に接続される。
バレル部77は、一対のワイヤバレル片が温度検知用電線W2の端末にて露出された芯線をかしめて圧着し、一対のインシュレーションバレル片が絶縁被覆の上からかしめて温度検知用電線W2を保持する。
温度検知用電線W2は、芯線(導体)が絶縁層で覆われた被覆電線であり、その端末では、絶縁層が剥ぎ取られて芯線が露出している。この温度検知用電線W2は、単位ユニット21Cの被取付部50からコネクタ70を介して右方に延出されるとともに、図2に示すように、単位ユニット21Dと単位ユニット21Eの間の隙間を通って単位ユニット21Eの溝部30に通され、他の電圧検知線W1とともに、電線挿通溝を配索されて電池ECU等に導かれる。
なお、本実施形態では、電池モジュールMは単電池10を直列に接続してなるものであるため、図示はしないが、電池モジュールMの下面側にも隣り合う異極の電極端子12A,12Bを接続するように電池接続アセンブリ20が取り付けられている。
次に、電池接続アセンブリ20の取り付けについて説明する。
本実施形態では、図20のような複数の単位ユニット21A〜21Fについて連結係合部41を連結被係合部42に係合させ連結する作業を順番に必要な数の単位ユニット21A〜21Fについて行う。
次に、全ての単位ユニット21A〜21Fについて収容部22に接続部材13を収容するとともに、電圧検知用電線W1の端末部に圧着された電圧検知端子17を単位ユニット21A〜21Fごとに接続部材13に重ね、各電圧検知用電線W1を、それぞれ対応する電線通し凹部40A及び溝部30に通すとともに、電池ECU側へ向けて溝部30に順番に通していく(図21)。
次に、6個の単位ユニット21A〜21Fのうちの1個の単位ユニット21Cの被取付部50のセンサ装着部53に温度センサ付取付部材60を装着するとともに、嵌合部54に温度検知用電線W2の端末のコネクタ70を嵌合させ、係止凸部73を係止孔31Aに嵌め込んでコネクタ70を正規位置にロックする。
次に、電池接続アセンブリ20に収容された接続部材13の全ての端子挿通孔14,14を、並んで配置された複数の単電池10(単電池10群)の全ての電極端子12A,12Bに一体的に挿通させる。
そして、端子挿通孔14,14から突き出た電極端子12A,12Bに、ソケットレンチを使用してナット19を電極端子12A,12Bに螺合させて締付けていく。全てを締付けると、電池モジュールMが完成する(図1)。
上記実施形態の構成によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態の構成によれば、正極及び負極の電極端子12A,12Bを有する単電池10を複数個並べた単電池10群における電極端子12A,12B間を接続する電池接続アセンブリ20は、隣り合う電極端子12A,12B間を接続する接続部材13を収容する単位ユニット21A〜21Fを複数個連結して構成され、各単位ユニット21A〜21Fには、温度センサ付取付部材60(温度センサ)を取り付け可能な被取付部50が設けられており、複数個の単位ユニット21A〜21Fのうち、少なくとも1個の単位ユニット21Cの被取付部50には、温度センサ付取付部材60(温度センサ)が取付られているため、この電池接続アセンブリ20を電池モジュールMに取り付ければ温度センサの取り付けが完了する。よって、電池モジュールMへの温度センサの取付作業を簡素化することができる。
(2)温度センサ付取付部材60(温度センサ)には、雄端子63(端子部)が設けられており、この雄端子63が温度検知用電線W2の端末に取付けられた雌端子金具75(相手側端子)に接続される。よって、温度センサを温度検知用電線W2の端末に取り付けるに際して半田付け等の必要がないため、温度センサの温度検知用電線W2への取付作業性を向上させることができる。
(3)各単位ユニット21A〜21Fは、接続部材13が収容される収容部22と、収容部22に沿って設けられる溝部30とを備え、溝部30が隣り合う単位ユニット21A〜21Fの溝部30に連なって電圧検知用電線W1が挿通される電線挿通溝を形成するものであって、被取付部50は、溝部30の底板31の裏面側に設けられているため、溝部30の裏面側のスペース(単電池10の段差部11Bの側方のスペース)を利用して温度センサを取り付けることができる。
(4)温度センサ付取付部材60(温度センサ)は、温度検知用電線W2の端末に接続されており、温度検知用電線W2は、単位ユニット21D,21E間の隙間を通って単位ユニット21Eの溝部30から電線挿通溝に挿通されるため、電圧検知用電線W1を配索するために使用される電線挿通溝を、温度検知用電線W2の配索に用いることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、接続部材13は、異極の電極端子12A,12Bを接続(単電池10を直列接続)するものとしたが、これに限られず、同極の電極端子12A,12Bを接続(単電池10を並列接続)するものでもよい。例えば、上記実施形態の電池モジュールMに更に別の単電池10を並列接続し、この並列接続における同極の電極端子12A,12Bを複数の接続部材13(電池接続アセンブリ20)で接続するようにしたものでもよい。
(2)電池モジュールMを構成する単電池10の数については、12個としたが、これに限られず、13個以上、又は11個以下でもよく、これに応じ単電池群に取り付ける単位ユニットの数も上記実施形態の6個に限らず、7個以上、又は、5個以下でもよい。
(3)温度センサ付取付部材60を温度検知用電線W2の端末に取り付けてユニット化し、これを被取付部50に取付けるようにしてもよい。
(4)単位ユニット21A〜21Fにおける被取付部50の位置は、上記した溝部30の裏面側に限らず、他の位置でもよい。
(5)上記実施形態では、温度センサを樹脂モールドしたものを用いたがこれに限らず、温度センサの感熱部分が外部に露出してものを用いてもよい。
10…単電池
11B…段差部
12A…正極端子(電極端子)
12B…負極端子(電極端子)
13…接続部材
17…電圧検知端子
20…電池接続アセンブリ
21A〜21F…単位ユニット
22…収容部
24…起立壁
30…溝部
31…底板
31A…係止孔
41…連結係合部
42…連結被係合部
50…被取付部
51…対向壁
51A…係合溝
52…奥壁部
53…センサ装着部
54…嵌合部
60…温度センサ付取付部材
61…突状部
62…平板部
62A…係止爪部
62B…後止まり凸部
63…雄端子
70…コネクタ
63…雄端子
73…係止凸部
75…雌端子金具
M…電位モジュール
W1…電圧検知用電線
W2…温度検知用電線

Claims (4)

  1. 正極及び負極の電極端子を有する単電池を複数個並べた単電池群における電極端子間を接続する電池接続アセンブリであって、
    隣り合う電極端子間を接続する接続部材を収容する単位ユニットを複数個連結して構成され、
    前記各単位ユニットには、温度センサを取り付け可能な被取付部が設けられており、前記複数個の単位ユニットのうち、少なくとも1個の単位ユニットの前記被取付部には、温度センサが取付られていることを特徴とする電池接続アセンブリ。
  2. 前記温度センサには、端子部が設けられており、この端子部が温度検知用電線の端末に取付けられた相手側端子に接続されることを特徴とする請求項1記載の電池接続アセンブリ。
  3. 前記各単位ユニットは、前記接続部材が収容される収容部と、前記収容部に沿って設けられる溝部とを備え、前記溝部が隣り合う単位ユニットの溝部に連なって電圧検知用電線が挿通される電線挿通溝を形成するものであって、
    前記被取付部は、前記溝部の裏面側に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電池接続アセンブリ。
  4. 前記温度センサは、温度検知用電線の端末に接続されており、前記温度検知用電線は、前記電線挿通溝に挿通されることを特徴とする請求項3記載の電池接続アセンブリ。
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