JP5423174B2 - 電池接続アセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、電池接続アセンブリに関する。
電気自動車やハイブリッド車用の電池モジュールは、正極及び負極の電極端子を有する単電池が横並びに複数個配置されている。そして、隣り合う単電池の電極端子間を接続部材(バスバー)で接続することにより複数の単電池が直列や並列に接続されるようになっている(特許文献1参照)。
特開平11−067184号公報
ところで、上記構成では、複数箇所の電極端子間を接続部材で接続する必要があるため、電極端子間に接続部材を接続する作業を繰り返すという煩雑な作業が必要になる。
そこで、接続する電極端子間の数に応じて、インサート成形等により金型内に配置した複数の接続部材を樹脂内に一体成形した電池接続プレートを形成することが考えられる。
このようにすれば、複数の単電池から突出する複数の電極端子に1つの電池接続プレートを取り付けるだけで、隣り合う単電池の電極端子間を複数箇所についてまとめて接続することができ、作業効率を向上させることが可能になる。
しかしながら、複数の接続部材を一体成形した電池接続プレートを用いる場合には、単電池の数が多くなると、電池接続プレートを成形するための金型が大型化し、そのためのコストが大きくなってしまう。また、単電池の数を変更する場合には、単電池の数に応じた長さの別の金型を新たに用意して、異なる長さの電池接続プレートを成形する必要が生じ、金型の形成等のコストが大きくなってしまう。そのため、製造コストを低減することが課題となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、製造コストを低減しつつ複数の接続部材の取付作業を簡略化できる電池接続アセンブリを提供することを目的とする。
本発明に係る電池接続アセンブリは、正極及び負極の電極端子を有する単電池を複数個並べた単電池群を有する電池モジュールにおいて前記単電池群を接続するための電池接続アセンブリであって、所定個数の前記単電池毎に係合部を前記単電池の並び方向に沿って設けてなる連結部材と、前記係合部と係合可能な被係合部を有して前記連結部材に取り付けられた複数の接続ユニットとを備え、前記接続ユニットには隣り合う前記単電池の前記電極端子間を接続するための接続部材が備えられているところに特徴を有する(手段1)。
手段1の構成によれば、複数箇所の電極端子間を接続する際に、電池接続アセンブリを単電池群に取り付ければよいから、電極端子間を接続する際の取付作業を簡略化することができる。
また、電池接続アセンブリは、複数の接続ユニットにより電極端子間が接続される。そのため、単電池の接続個数が変わる場合には、接続ユニットの数を変更すればよい。即ち、1つの接続ユニットを作成するための1つの金型を用意すれば複数の接続ユニットを製造することが可能になる。よって、一体化された電池接続プレートを製造する場合のように単電池の接続個数が多くなって金型等が大型化したり、単電池の接続個数に応じてその都度、電池接続プレートを形成するための金型等を別に用意したりする必要がなくなる。よって、製造コストを低減することができる。
手段1の構成に加えて、前記連結部材は、複数の前記係合部の相互間に撓み変形可能な撓み部を有するようにしてもよい(手段2)。
手段2の構成によれば、電池接続アセンブリについて、単電池群との寸法の誤差が生じた場合に、撓み部が撓むことにより誤差を吸収することができる。
手段1又は手段2の構成に加えて、前記接続ユニットには、前記連結部材に複数個が取り付けられたときに互いに連なって連続的な電線収容溝を構成する単位溝部が設けられ、前記電線収容溝には前記接続部材に接続された電圧検知線が収容されているようにしてもよい(手段3)。
手段3の構成によれば、電圧検知線の配索が容易になる。
手段3の構成に加えて、前記単位溝部は一対の側壁を対向させて区画形成され、一方の側壁の外側面には前記被係合部が設けられ、他方の側壁の外側面には可撓性連結部を介して前記接続部材を保持するための保持部が連設されているようにしてもよい(手段4)。
手段4の構成によれば、単位溝部側が連結部材で連結された状態にあっても、接続部材を保持する保持部側は、可撓性連結部により撓ませることができるから、接続部材の電極端子への取り付けを容易にすることができる。
手段4の構成に加えて、前記可撓性連結部には、電線通し凹部が形成されており、この電線通し凹部内に電圧検知線が配されるようにしてもよい(手段5)。
手段5の構成によれば、電線通し凹部に電圧検知線が配されることで電圧検知線を保護することができる。
手段4又は手段5の構成に加えて、前記一方の側壁には、前記単位溝部を開閉可能に覆うカバーが前記他方の側壁に係止可能に設けられているようにしてもよい(手段6)。
手段6の構成によれば、カバーにより電圧検知線を保護することができる。また、電圧検知線の配索の際にはカバーを開放すればよいから、電圧検知線の配索が容易になる。
手段1ないし手段6のいずれかの構成に加えて、前記連結部材の係合部は、当該連結部材に形成された貫通孔の孔縁部であり、前記接続ユニットの被係合部は、前記貫通孔を貫通した先端部が前記貫通孔の孔縁部に係止する係合凸部であるようにしてもよい(手段7)。
手段7の構成によれば、簡易な構成で、被係合部を係合部に係合させることができる。
本発明によれば、製造コストを低減しつつ複数の接続部材の取付作業を簡略化できる電池接続アセンブリを提供することができる。
単電池群に電池接続アセンブリを取り付けられた電池モジュールの図 接続部材を表す斜視図 接続ユニットの基部を表す斜視図 図3の上面図 図3のA−A断面図 図3の後面図 図3の側面図 連結部材を表す側面図 連結部材を表す上面図 基部を並べた図 連結部材に基部を取り付けた状態を表す図 図11の側面図 図11の上面図 接続部材と電圧検知線を取り付けた状態の図 図14のカバーを閉じた図 単電池群に電池接続アセンブリを取り付けた状態の図
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態を図1〜図16を参照しつつ説明する。
本実施形態の電池モジュールMは、図1に示すように、横並びに配置した複数(10個)の単電池10(単電池群)と、複数の単電池10(単電池群)を接続する電池接続アセンブリ20と、を備え、例えば、電気自動車またはハイブリッド自動車等の駆動源として使用されるものである。以下では、左右方向(幅方向)については図1を基準とし、図1の上方を前方、下方を後方として説明する。
単電池10は、内部に図示しない発電要素が収容された本体部11と、本体部11の端面から垂直に突出するボルト状の電極端子12A,12B(正極を12A,負極を12Bとして図示)と、を有する。
電極端子12A,12Bは、本体部11の上下(図1の紙面手前側と紙面裏側)の端部に設けられており(図1では上端部側のみ図示)、上下の端部における極性は逆になっている。
また、各単電池10の極性(正負)の向きは、互いに隣り合う単電池10が逆向きになるように配置されており、これにより、互いに異極の電極端子12A,12Bが隣り合うように構成されている。これら複数の単電池10は図示しない保持板によって固定されている。
電池接続アセンブリ20は、複数(5個)の接続ユニット20Aと、接続ユニット20Aを連結する連結部材50とを備える。
各接続ユニット20Aは、共に同形状であって、隣り合う電極端子12A,12Bを(電気的に)接続する接続部材21と、単電池10の電圧を測定するための電圧検知線39と、接続部材21及び電圧検知線39を収容する基部24とを備えている。
接続部材21は、銅、銅合金、ステンレス鋼(SUS)等の金属からなり、図2に示すように、概ね長方形状の金属板材からなる導電接続部22と、電圧検知線39を挟持する一対の挟持片23,23とが一体に形成(成形)されている。
導電接続部22には、電極端子12A,12Bが挿通される端子挿通孔22A,22Bが左右一対形成されている。
一対の挟持片23,23は、導電接続部22の前端部(前縁部)における幅方向の一端側(可撓性連結部40側)に設けられており、共に、その基端部から上方側に向けて円弧状に湾曲した形状となっている。この一対の挟持片23,23の間に電圧検知線39の芯線が通されると、電圧検知線39の芯線が一対の挟持片23,23の間に挟持されてレーザ溶接機等で溶接される。
基部24は、図3に示すように、合成樹脂製であって、接続部材21が収容される接続部材保持部25(本発明の「保持部」に相当)と、接続部材保持部25に沿って設けられる単位溝部30Aと、接続部材保持部25と単位溝部30Aとを連結(接続)する可撓性連結部40とを有し、隣り合う2個(所定個数)の単電池10に対して1個の基部24が2個の単電池10の上面に載置される。
接続部材保持部25は、接続部材21が入る大きさの壁部26で囲まれた長方形状をなす領域であり、その幅方向の寸法は、所定個数(2個)の単電池10の幅方向の寸法よりわずかに小さい。この接続部材保持部25に接続部材21が収容されることで当該接続部材21が保持される。
接続部材保持部25の底部は、電極端子12A,12Bが挿通される開口部が底部のほぼ全体に形成されており、底部の幅方向の中間部には、前後の壁部26を連結する支持部27が形成されている。
支持部27は、この上に配された接続部材21を支持するものであり、一定の幅寸法で形成されている。
前後の壁部26のうち、支持部27の上方(壁部26の内面側の幅方向の中間部)には、内方側に突出する一対の係止凸部28,28が形成されている。この係止凸部28は、下方側が傾斜状に大きくなるテーパ面とされている。これら前後一対の係止凸部28,28のうち、後方の係止凸部28は、左右一対のスリット29A,29Aの間に形成された撓み片29の先端部(下端部)に形成されている。そして、接続部材21の収容時には、係止凸部28,28のテーパ面に当接した接続部材21が撓み片29を外方に撓み変形させるとともに、接続部材21が底面(の支持部27)に至ると、撓み片29が弾性復帰し、接続部材21が底面と係止凸部28,28との間に挟まれた状態で係止される。
後方の壁部26のうち、可撓性連結部40に連なる部分は、壁部26が分断されることで形成された電線通し部26Aを有する。
可撓性連結部40は、電圧検知線39が通されるコ字状の電線通し凹部41が形成されている。電線通し凹部41は電線通し部26Aと同じ幅寸法であって、図5に示すように、平坦な底部41Aと、一対の側壁41B,41Bとからなり、一対の側壁41B,41Bにおける前後方向の中間部には、共に内方側に突出する一対の電線収容凸部42,42が形成されている。電線収容凸部42,42は、その間に形成される隙間が下方ほど傾斜状に狭くなるテーパ面を有する。この一対の電線収容凸部42,42の間の隙間に電圧検知線39が通されることにより、電圧検知線39が外部にはみ出さないように電線通し凹部41に収容される。
単位溝部30Aは、図3に示すように、底板30Bと、底板30Bの両側縁から起立し、互いに対向配置された一対の側壁31,31により区画形成されており、幅方向の長さは接続部材保持部25と同じ長さである(所定個数(2個)の単電池の幅寸法よりもわずかに小さい)。
これにより、接続ユニット20Aが左右に連結された場合には、隣り合う接続ユニット20Aの単位溝部30A同士が連なることにより電線収容溝30(図14参照)が形成され、電線収容溝30内に電池ECU等に延びる電圧検知線39を収容することができる。
図3に示すように、一対の側壁31,31のうち、前方側(可撓性連結部40側)の側壁31であって、可撓性連結部40が連なる部分には、電線通し凹部41と単位溝部30Aとを連通する電線通し溝部38が形成されている。
電線通し溝部38は、側壁31を左右に分断するように形成されており、電圧検知線39を通すことができる寸法の隙間が底面に至るまで形成されている。
一対の側壁31,31のうち、後方側(可撓性連結部40側とは反対側)には、単位溝部30Aの全体を覆うカバー32が取り付けられている。カバー32は、長方形状であって、薄肉の可撓部33を介して後方の側壁31に接続されており、この可撓部33が撓み変形することでカバー32が回動可能となっている。
カバー32の先端部には、係止爪部34が突出している一方、前方の側壁31は、係止爪部34が係止される係止孔部35を有する。
係止爪部34は、その外方側の面が先端側ほど厚みが薄くなる傾斜面とされる。
係止孔部35は、上下に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔の開口部は、係止爪部34の傾斜面に当接する傾斜面を有する。そして、係止爪部34が貫通孔を貫通するまで挿入されると、その孔縁部に係止爪部34が係止されてカバー32がロックされる。
一対の側壁31,31のうち、後方側の側壁31の後面には、連結部材50と係合する被係合部36が形成されている。
被係合部36は、一対の係合凸部37,37からなり、各係合凸部37は、その基端部が円柱形状(一定の径の円形状)の縮径部であって、先端部が縮径部よりも径が大きく球状の径大部とされている。
電圧検知線39は、図14に示すように、芯線(導体)が絶縁層で覆われた被覆電線であり、その端末(接続部材21との接続部分)では、絶縁層が剥ぎ取られて芯線が露出している。
各接続部材21に溶接された電圧検知線39は、可撓性連結部40の電線通し凹部41を通った後に、電線通し溝部38に集められて図示しない電池ECUに接続される。この電池ECUは、マイクロコンピュータ、素子等が搭載されたものであって、単電池10の電圧・電流・温度等の検知、各単電池10の充放電コントロール等を行うための機能を備えた周知の構成のものである。
なお、電池モジュールMは単電池10を直列に接続してなるものであるため、図示はしないが、電池モジュールMの下面側にも隣り合う異極の電極端子を接続するように電池接続アセンブリが取り付けられている。
連結部材50は、図8に示すように、厚みの薄い長尺の部材であって、所定の単位寸法(並び方向における所定個数(2個)の単電池10の幅寸法)ごとに、同一の形状が繰り返されるものである。
この連結部材50には、単位寸法ごとに、基部24の被係合部36と係合する係合部51が設けられている。
係合部51は、一対の係合孔部52,52からなり、各係合孔部52は、幅方向(左右方向)に長いスリット状の貫通孔を有する。各係合孔部52(貫通孔)の幅方向の中央部は、円形状の径大通し孔とされている。
また、連結部材50には、図9に示すように、単位寸法ごとに、撓み変形可能な撓み部53が形成されている。
撓み部53は、U字状をなしている。具体的には、長手方向に対して、側方に湾曲した後、U字状に折り返し、再び長手方向に延びる形状を単位寸法ごとに繰り返す。
次に、電池接続アセンブリ20の組立及び取り付け方法について説明する。
本実施形態では、図1に示すように、10個の単電池10を直列接続する場合について説明する。
10個の単電池10の一方の面には、5個の接続ユニット20Aが取り付けられるため、5個の接続ユニット20Aを構成する5個の接続部材21と、5個の基部24(図10)と、接続ユニット20Aの接続個数に応じた長さの連結部材50とを用意する。
そして、連結部材50の係合孔部52に、接続ユニット20Aの係合凸部37を、順番に挿入していく。図11に示すように、5個の基部24の全てについて、係合凸部37が係合孔部52に挿入されると、5個の基部24が連結部材50を介して連結された状態となる。
次に、図14に示すように、全ての基部24について接続部材保持部25に接続部材21を収容するとともに、5本の電圧検知線39の端末部の被覆を剥がし、芯線の先端部をそれぞれ露出させ、5本の露出した芯線の先端部を一対の挟持片23,23の間にそれぞれ挟持させて溶接する。
各電圧検知線39を、それぞれ対応する可撓性連結部40の電線通し凹部41及び側壁31の電線通し溝部38に通すとともに、電池ECU側(可撓性連結部40が設けられている左方寄りの位置に応じて左方側)へ向けて電線収容溝30(単位溝部30A)に順番に通していき、各カバー32を閉じる(図15)。
これにより電池接続アセンブリ20が完成する。
次に、図16に示すように、電池接続アセンブリ20の全ての端子挿通孔22A,22Bを、並んで配置された複数の単電池10(単電池群)の全ての電極端子12A,12Bに一体的に挿通させる。
次に、端子挿通孔22A,22Bから突き出た電極端子12A,12Bにナットを螺合させて締付けていき、全てを締付けると、図1に示すように、電池接続アセンブリ20が取り付けられた電池モジュールMが完成する。
上記実施形態の構成によれば、以下の効果を奏する。
(1)複数箇所の電極端子間を接続部材で接続する際に、電池接続アセンブリ20を並んで配置された10個の単電池10(単電池群)に取り付ければ全ての電極端子間が接続部材21で接続されるため、電極端子12A,12B間を接続する際の取付作業を簡略化することができる。
また、電池接続アセンブリ20は、複数の接続ユニット20Aにより電極端子間が接続される。そのため、単電池10の接続個数が変わる場合には、接続ユニット20Aの数を変更すればよい。即ち、1つの接続ユニット20A(基部24)を作成するための1つの金型を用意すれば、複数の接続ユニット20Aを製造することが可能になり、これら複数の接続ユニット20Aを用いて電池接続アセンブリ20を製造することができる。よって、一体化された電池接続プレートを製造する場合のように単電池10の接続個数が多くなって金型等が大型化したり、単電池10の接続個数に応じてその都度、電池接続プレートを形成するための金型等を別に用意したりする必要がなくなる。よって、製造コストを低減することができる。
(2)連結部材50は、複数の係合部51の相互間に撓み変形可能な撓み部53を有するから、電池接続アセンブリ20について、単電池群との寸法の誤差が生じた場合に、撓み部53が撓むことにより誤差を吸収することができる。
(3)接続ユニット20Aには、連結部材50に複数個が取り付けられたときに互いに連なって連続的な電線収容溝30を構成する単位溝部30Aが設けられ、電線収容溝30には接続部材21に接続された電圧検知線39が収容されているから、電圧検知線39の配索が容易になる。
(4)単位溝部30Aは一対の側壁31,31を対向させて区画形成され、一方の側壁31の外側面には被係合部36が設けられ、他方の側壁31の外側面には可撓性連結部40を介して接続部材21を保持するための接続部材保持部25(保持部)が連設されている。したがって、単位溝部30A側が連結部材50で連結された状態にあっても、接続部材21を保持する接続部材保持部25側は、可撓性連結部40により撓ませることができるから、接続部材21の電極端子12A,12Bへの取り付けを容易にすることができる。
(5)可撓性連結部40には、電線通し凹部41が形成されており、この電線通し凹部41内に電圧検知線39が配されるため、電線通し凹部41に電圧検知線39が配されることで電圧検知線39を保護することができる。
(6)一方の側壁31には、単位溝部30Aを開閉可能に覆うカバー32が他方の側壁31に係止可能に設けられているため、カバー32により電圧検知線39を保護することができる。また、電圧検知線39の配索の際にはカバー32を開放すればよいから、電圧検知線39の配索が容易になる。
(7)連結部材50の係合部51は、当該連結部材50に形成された係合孔部52,52(貫通孔)の孔縁部であり、接続ユニット20Aの被係合部36は、係合孔部52,52(貫通孔)を貫通した先端部が係合孔部52,52の孔縁部に係止する係合凸部37,37であるため、簡易な構成で、被係合部36を係合部51に係合させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、接続部材21は、異極の電極端子12A,12Bを接続(単電池10を直列接続)するものとしたが、これに限られず、同極の電極端子を接続(単電池10を並列接続)するものでもよい。例えば、上記実施形態の電池モジュールMに更に別の単電池10を並列接続し、この並列接続における同極の電極端子を接続部材21で接続するようにしたものでもよい。
(2)上記実施形態では、接続ユニット20Aを連結してから、電池モジュールMに取り付けることとしたが、各接続ユニット20Aを電極端子12A,12Bに取り付ける作業を順番に繰り返し行った後に、連結部材50で連結することで、電池接続アセンブリ20が電池モジュールMに取り付けられるようにしてもよい。
(3)単電池10の数(接続する個数)については、上記実施形態の個数に限られない。したがって、接続ユニット20Aの個数についても上記した5個に限らず、例えば、2〜4個ないし6個以上の接続ユニット20Aを備えて構成される電池接続アセンブリとしてもよい。
M…電池モジュール
10…単電池
12A…正極端子(電極端子)
12B…負極端子(電極端子)
20…電池接続アセンブリ
20A…接続ユニット
21…接続部材
24…基部
25…接続部材保持部(保持部)
30…電線収容溝
30A…単位溝部
31,31…側壁
32…カバー
36…被係合部
37,37…係合凸部
39…電圧検知線
40…可撓性連結部
41…電線通し凹部
50…連結部材
51…係合部
52,52…係合孔部
53…撓み部

Claims (7)

  1. 正極及び負極の電極端子を有する単電池を複数個並べた単電池群を有する電池モジュールにおいて前記単電池群を接続するための電池接続アセンブリであって、
    所定個数の前記単電池毎に係合部を前記単電池の並び方向に沿って設けてなる連結部材と、前記係合部と係合可能な被係合部を有して前記連結部材に取り付けられた複数の接続ユニットとを備え、前記接続ユニットには隣り合う前記単電池の前記電極端子間を接続するための接続部材が備えられている電池接続アセンブリ。
  2. 前記連結部材は、複数の前記係合部の相互間に撓み変形可能な撓み部を有することを特徴とする請求項1記載の電池接続アセンブリ。
  3. 前記接続ユニットには、前記連結部材に複数個が取り付けられたときに互いに連なって連続的な電線収容溝を構成する単位溝部が設けられ、前記電線収容溝には前記接続部材に接続された電圧検知線が収容されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電池接続アセンブリ。
  4. 前記単位溝部は一対の側壁を対向させて区画形成され、一方の側壁の外側面には前記被係合部が設けられ、他方の側壁の外側面には可撓性連結部を介して前記接続部材を保持するための保持部が連設されていることを特徴とする請求項3に記載の電池接続アセンブリ。
  5. 前記可撓性連結部には、電線通し凹部が形成されており、この電線通し凹部内に電圧検知線が配されることを特徴とする請求項4に記載の電池接続アセンブリ。
  6. 前記一方の側壁には、前記単位溝部を開閉可能に覆うカバーが前記他方の側壁に係止可能に設けられていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の電池接続アセンブリ。
  7. 前記連結部材の係合部は、当該連結部材に形成された貫通孔の孔縁部であり、前記接続ユニットの被係合部は、前記貫通孔を貫通した先端部が前記貫通孔の孔縁部に係止する係合凸部であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の電池接続アセンブリ。
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