JP2011257226A - バッテリの残容量検出方法及び検出装置 - Google Patents

バッテリの残容量検出方法及び検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両に搭載されるエンジンに始動用電力を供給するバッテリ等の残容量を、誤差による精度の低下を抑制して、精度よく検出することを課題とする。
【解決手段】 バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出する第1残容量検出工程と、バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する第2残容量検出工程と、前記第1残容量検出工程で検出した残容量の誤差と前記第2残容量検出工程で検出した残容量の誤差を演算するする誤差演算工程と、該演算工程で演算した誤差を比較し、誤差が小さい方の残容量検出工程で検出した残容量を前記バッテリの残容量と判定する残容量判定工程とを備える。
【選択図】 図7

Description

本発明はバッテリの残容量検出方法及び検出装置に関し、例えばバッテリが搭載される車両の電気系統制御技術等の分野に属する。
一般に車両には、エンジンの始動用或いは各種電装品の作動用として電力を供給するバッテリが搭載されるが、必用な箇所へ必用な電力を確実に供給するためには、バッテリの残容量を常に把握しておく必要がある。
特に、近年実用化されているアイドルストップ制御を行う車両の場合は、信号等で停車し、エンジンを停止させた後、次に発進するときに、該エンジンを確実かつ速やかに始動させることが重要であり、そのためにはバッテリの残容量を常に正しく把握し、残容量不足による発進不良等を未然に回避するようにしなければならない。そこで、バッテリの残容量を推定する種々の技術が提案されており、例えば特許文献1、2には、次のような技術が開示されている。
即ち、特許文献1には、バッテリの残容量はその起電力に対応することを利用し、この起電力を端子電圧と電解液の分極による影響とに基づいて算出することにより残容量を検出する方法(以下「OCV法」という)が開示されている。また、特許文献2には、前回検出時の残容量に、その後の充放電電流を時間で積分した値を加減算することにより、現在の残容量を検出する方法(以下「積算法」という)が開示されている。
特開2009−264962号公報 特開平06−342047号公報
しかし、上記のいずれの検出方法においても、実際の残容量に対する検出値の誤差が発生することを回避することはできず、この誤差による精度の低下を如何に抑制するか、という課題がある。
具体的には、OCV法の場合は、充放電による電解液の拡散分極と成層化分極の影響を所定の関係式に基づいて算出し、これらの分極による電圧と測定された端子電圧とから起電力を求めることになるが、前記分極電圧の算出値は必ずしも実際の値に一致しているとは限らず、そのため、分極電圧が大きくなる充放電直後は、得られた起電力、即ちバッテリの残容量の検出値に誤差が発生するのである。
また、積算法の場合は、残容量の値をリセットした時点からの充放電電流を時間の経過に従って積算していくので、積算時間が長くなるに従って実際の値に対する検出値の誤差が増大する。
そこで、本発明は、例えばアイドルストップ制御を行なう車両に搭載されてエンジンに始動用の電力を供給するバッテリ等において、その残容量の検出を、誤差の影響を極力抑制することにより、精度よく行うことを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るバッテリの残容量検出方法及び検出装置は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、バッテリの残容量検出方法に関するもので、バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出する第1残容量検出工程と、バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する第2残容量検出工程と、前記第1残容量検出工程で検出した残容量の誤差と前記第2残容量検出工程で検出した残容量の誤差を演算するする誤差演算工程と、該演算工程で演算した誤差を比較し、誤差が小さい方の残容量検出工程で検出した残容量を前記バッテリの残容量と判定する残容量判定工程と有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のバッテリの残容量検出方法において、前記誤差演算工程では、前記第1残容量検出工程で検出した残容量の誤差は、拡散分極と成層化分極の大きさに基づいて演算し、前記第2残容量検出工程で検出した残容量の誤差は、充放電電流の積算時間に基づいて演算することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載のバッテリの残容量検出方法において、前記誤差演算工程で、前記第1残容量検出工程で検出した残容量の誤差を拡散分極と成層化分極の大きさに基づいて演算するときは、それらの大きさが大きいほど誤差が大きくなるように演算し、前記第2残容量検出工程で検出した残容量の誤差を充放電電流の積算時間に基づいて演算するときは、積算時間が長いほど誤差が大きくなるように演算することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、エンジンに始動用電力を供給するバッテリの残容量検出方法であって、バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出する第1残容量検出工程と、バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する第2残容量検出工程と、前記エンジンのイグニッションスイッチがOFFのときには前記第1残容量検出工程で検出した残容量を、イグニッションスイッチがONのときには前記第2残容量検出工程で検出した残容量を、前記バッテリの残容量と判定する残容量判定工程とを有することを特徴とする。
さらに、請求項5に記載の発明は、前記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のバッテリの残容量検出方法において、前記第1残容量検出工程では、バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出するときに、拡散分極及び成層化分極の影響は、充放電電流と充放電時間とに基づいて検出することを特徴とする。
一方、請求項6に記載の発明は、バッテリの残容量検出装置に関するもので、バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出する第1残容量検出手段と、バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する第2残容量検出手段と、前記第1残容量検出手段で検出した残容量の誤差と前記第2残容量検出手段で検出した残容量の誤差を演算する誤差演算手段と、該演算手段で演算した誤差を比較し、誤差が小さい方の残容量検出手段で検出した残容量を前記バッテリの残容量と判定する残容量判定手段とを有することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、エンジンに始動用電力を供給するバッテリの残容量検出装置であって、バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出する第1残容量検出手段と、バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する第2残容量検出手段と、前記エンジンのイグニッションスイッチがOFFのときには前記第1残容量検出手段で検出した残容量を、イグニッションスイッチがONのときには前記第2残容量検出手段で検出した残容量を、前記バッテリの残容量と判定する残容量判定手段とを有することを特徴とする。
以上の構成により、本願各請求項の発明によれば、次の効果が得られる。
まず、請求項1に記載の発明によれば、バッテリの残容量を検出するに際し、第1残容量検出工程による方法、即ち、端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出するOCV法と、第2残容量検出工程による方法、即ち、バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する積算法との両検出方法で検出すると共に、両検出方法で検出した際に生じる誤差を所定の方法で演算し、その誤差が小さい方の検出方法で検出した残容量を当該バッテリの残容量として判定するので、いずれか一方の検出方法だけで検出する場合に比較して、バッテリの残容量がより正しく検出されることになる。
その場合に、請求項2に記載の発明によれば、OCV法による残容量検出時の誤差は、バッテリの拡散分極と成層化分極の大きさに基づいて演算し、積算法による残容量検出時の誤差は、充放電電流の積算時間に基づいて演算し、さらに、請求項3に記載の発明によれば、OCV法による残容量検出時の誤差の演算は、拡散分極及び成層化分極の大きさが大きいほど誤差が大きくなるように行い、積算法による残容量検出時の誤差の演算は、積算時間が長いほど誤差が大きくなるように行うので、両検出方法によるの誤差の大きさが具体的に求められて、いずれの方法で検出した値をバッテリの残容量とするかを判定するときに、適正に判定されることになる。
一方、請求項4に記載の発明によれば、エンジンに始動用電力を供給するバッテリの残容量を検出する場合に、該エンジンのイグニッションスイッチがOFFのときにはOCV法により検出した値を、イグニッションスイッチがONのときには積算法で検出した値を、バッテリの残容量と判定するので、それぞれの場合に、高い精度が得られる方の検出方法で検出した値が残容量として判定されることになる。
つまり、OCV法による拡散分極及び成層化分極による影響は、充放電直後には大きく、充放電終了からの時間の経過に伴って小さくなるので、イグニッションスイッチがONの状態、即ちエンジンが運転中で、充放電が比較的頻繁に行なわれる状態では、拡散分極及び成層化分極による影響が大きくなるOCV法より積算法で検出した値を採用する方が精度よく残容量を検出することができ、逆に、イグニッションスイッチがOFFの状態、即ちエンジンが休止中で、充放電が行なわれず、拡散分極及び成層化分極による影響が次第に小さくなる状態では、時間の経過と共に誤差が大きくなる積算法よりOCV法で検出した値を採用する方が精度よく残容量を検出することができるのである。
したがって、前記請求項4に記載の発明のように構成することにより、いずれの場合にも、精度がよい方の検出方法で検出された残容量が採用され、イグニッションスイッチのON、OFFに拘わらず常に一方の検出方法のみで検出す場合に比較して、残容量が精度よく検出されることになる。
そして、請求項5に記載の発明によれば、上記各請求項の発明において、OCV法により、バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出するときに、拡散分極及び成層化分極の影響は、充放電電流と充放電時間とに基づいて検出するので、該拡散分極及び成層化分極の影響、ひいてはOCV法による残容量の検出が精度よく行われることになる。
さらに、請求項6に記載の発明によれば、バッテリの残容量検出装置において、前記請求項1に記載の発明に係る検出方法が実施されて、その検出方法についての前記効果と同様の効果が実現され、請求項7に記載の発明によれば、同じくバッテリの残容量検出装置において、前記請求項4に記載の発明に係る検出方法が実施されて、その検出方法についての前記効果と同様の効果が実現される。
本発明の実施形態に係るバッテリの充放電系統の概略図である。 バッテリの残容量検出装置の制御システム図である。 バッテリの分極現象の説明図である。 分極電圧の変化を示す特性図である。 OCV法による誤差の特性図である。 積算法による誤差の特性図である。 残容量検出制御の第1制御例を示すフローチャートである。 同、第2制御例を示すフローチャートである。 同、第3制御例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明に係るバッテリの残容量検出装置の実施形態を構成すると同時に、その動作は、本発明に係るバッテリの残容量検出方法の実施形態を構成する。
図1は、本実施形態におけるバッテリの充放電回路を示すもので、バッテリ1のプラス側の出力端子1aには、発電機としてのオルタネータ2と、各種の電気負荷3…3と、エンジン始動用のスタータ4とが接続されており、マイナス側の出力端子1bには、一端がグラウンドされたアース回路5が接続されている。また、前記プラス側端子1aとグラウンドとの間には、端子電圧を測定する電圧センサ6が接続され、前記アース回路5には、充放電電流を測定する電流センサ7が設置されている。
図2は、前記バッテリ1を搭載した車両のアイドルストップ制御を含むエンジンの制御システムを示すもので、このシステムは、エンジン制御ユニット(以下「ECU」という)10を有し、このECU10に、イグニッションスイッチ11からの信号、アクセル開度センサ12からの信号、ブレーキスイッチ13からの信号、車速センサ14からの信号、エンジン回転数センサ15からの信号等が入力されるようになっている。
また、このシステムには、バッテリ1の残容量(以下「SOC」という)を検出するSOC検出ユニット20が備えられており、該ユニット20に、前記電圧センサ6からのバッテリ1の端子電圧を示す信号と、電流センサ7からの充放電電流を示す信号とが入力され、さらに、前記ECU10を経由して、イグニッションスイッチ11のON、OFF信号が入力され、これらの信号に基づき、バッテリ1の残容量を検出するようになっている。
そして、該SOC検出ユニット20で検出した結果を示す信号が前記ECU10に送信され、該ECU10は、このSOCを示す信号と上記各センサ及びスイッチ11〜15からの信号とに基づき、エンジンのアイドルストップ制御を行うようになっている。
ここで、このアイドルストップ制御の概略を説明すると、ECU10は、前記各信号に基づき、イグニッションスイッチがONの状態で、アクセルペダルが離され、ブレーキペダルが踏み込まれ、車速が所定車速より低下し、エンジン回転数が所定回転数より低下し、かつ、バッテリ1のSOCが所定量以上であることを検出したときに、エンジンを自動停止させるようになっている。
次に、前記SOC検出ユニット20によるバッテリ1のSOC検出制御について説明する。
まず、この制御で用いられるOCV法について説明すると、このOCV法では、測定可能なバッテリの端子電圧と、所定の演算式で求めれられるバッテリの状況に応じた分極の影響とを考慮して、所定の演算を行うことにより起電力を算出する。
つまり、図3に示すように、放電、充電が比較的長時間行われず、バッテリにおける正負の電極間の電解液が均一な状態にあるとき、即ち平衡状態にあるときは、起電力と端子電圧とは一致するが、充電直後や放電直後は、電解液の濃度が電極の対向方向に沿って不均一になる拡散分極と、上下方向に不均一になる成層化分極とが発生し、その影響で、端子電圧が起電力に一致しなくなる。
具体的には、充電直後の場合は、拡散分極は電解液が両側の電極の近くで濃く、両電極の中間部で薄くなるように発生し、成層化分極は下方が濃く、上方が薄くなるように発生し、この場合、端子電圧と起電力との差(端子電圧−起電力)のうち、拡散分極の影響による差(拡散分極電圧:EP1)、及び成層化分極の影響による差(成層化分極電圧:EP2)は、いずれも、起電力に対して端子電圧が高くなる方向に発生する。
また、放電直後の場合は、拡散分極は電解液が両側の電極の近くで薄く、両電極の中間部で濃くなるように発生し、これにより拡散分極電圧EP1は、起電力に対して端子電圧が低くなる方向に発生する。なお、放電直後の場合は、成層化分極は明確に発生せず、その影響を無視される。
上記拡散分極電圧EP1及び成層化分極電圧EP2は、充放電電流の大きさと充放電開始時からの経過時間との関数として、次式(i)、(ii)で与えられる。即ち、充放電電流をI、充放電時間をTとすれば、
EP1=F1(I,T)−F1’(T) …(i)
EP2=F2(I,T)−F2’(T) …(ii)
で示される。
ここで、これらの式(i)、(ii)の第1項は充放電による分極の大きさを示し、第2項は時間経過に伴う分極の減衰量を示すもので、これらの式は、充放電電流I、充放電時間Tが大きいほど分極電圧が高くなること、充放電が終了すれば第1項の値がゼロとなり、その後、第2項によって分極電圧が次第にゼロに近づくことを示すものである。
つまり、図4に示すように、拡散分極電圧EP1及び成層化分極電圧EP2は、充放電によって濃度の分布が不均一になった電解液が充放電終了後の時間の経過により均一になるに従って次第に減少し、最終的にバッテリが平衡状態となった時点で消滅し、この時点で端子電圧と起電力とが一致する。
そして、この拡散分極電圧EP1及び成層化分極電圧EP2とを用いれば、測定した端子電圧から、次式により、起電力を算出することができ、この起電力に対応するSOCが求められることになる。
起電力=端子電圧−EP1−EP2 …(iii)
OVC法は、以上のような理論に基づいて、SOCを求めるものであるが、上記式(i)、(ii)は理論的には分極電圧EP1、EP2を正しく示しても、実際には、これらの式で算出した通りの値とはならず、式(iii)で求められた起電力の値、換言すれば検出されたSOCの値が実際の値に対して誤差を含むことになる。その場合に、その誤差は、図5に示すように、拡散分極電圧EP1の絶対値と成層化分極電圧EP2の絶対値の和に応じて大きくなることが確認されている。
一方、積算法は、前回検出したSOCの値に、その後の充放電電流を時間で積分した値を加減算することにより、現時点のSOCを求める方法であるから、図6に示すように、時間の経過と共に次第に誤差が増大するという特性がある。
したがって、その誤差が正しく算出できれば、いずれの検出方法によっても、得られたSOCに誤差を加減算することにより、SOCを正しく求めることができることになるが、実際には、図5、図6に示す特性に基づいて誤差を正確に計算することができないのが実情である。
そこで、前記SOC検出ユニット20は、OCV法と積算法の上記のような特性を考慮し、両方法を適切に使い分けることにより、SOCの高い検出精度を実現するのであり、以下、このSOC検出ユニット20によるSOC検出制御について説明する。
図7に示すフローチャートは検出制御の第1制御例を示すもので、この制御例では、まず、ステップS1で、バッテリ1がリセットされた直後か否かを判定する。ここで、リセットとは、バッテリが始めて使用されたときなどで、SOCが既知である状態をいう。そして、この場合は、ステップS2で、既知のSOCをその初期値にセットする。
リセット直後でなければ、ステップS3で、イグニッションスイッチ11からの信号に基づき、該スイッチ11がONかOFFかを判定する。そして、ONと判定されたときには、ステップS4で積算法を実施してSOCを検出し、ステップS5で、検出した値をバッテリ1のSOCとして採用する。
つまり、イグニッションスイッチがONの状態では、充放電が比較的頻繁に行なわれ、その都度、大きな拡散分極電圧EP1及び成層化分極電圧EP2が発生し、これらの大きさに応じた誤差が発生するので、OCV法によって検出したSOCは相対的に大きな誤差を含むと考えられる。そこで、この場合は、相対的に誤差が小さいと考えられる積算法で検出した値をバッテリ1のSOCとして採用するのである。
一方、上記ステップS3で、イグニッションスイッチ11がOFFと判定されたときは、次にステップS6、S7で、OCV法及び積算法の両検出方法を実施し、それぞれの方法でSOCを検出する。そして、ステップS8で、両検出方法によって得られたSOCの誤差を演算する。
即ち、OCV法において、前記式(i)、(ii)で求めた拡散分極電圧EP1と成層化分極電圧EP2とに基づき、図5に示す特性に従って誤差を演算し、また、積算法において、リセット時からの積算時間に基づき、図6に示す特性に従って誤差を演算する。そして、ステップS9で、両方法による誤差の大きさを比較し、OCV法による誤差が積算法による誤差よりも大きいときは、前記ステップS5で、積算法で得られた値をバッテリ1のSOCとして採用する。
これに対し、OCV法による誤差が積算法による誤差よりも小さいときは、ステップS10で、OCV法で得られた値をバッテリ1のSOCとして採用する。つまり、イグニッションスイッチ11がOFFで、充放電が行なわれておらず、拡散分極電圧EP1及び成層化分極電圧EP2が次第に小さくなり、これに伴い、誤差が積算法による誤差よりも小さくなっているときは、OCV法によって検出した値をバッテリ1のSOCとして採用するのである。
このように、イグニッションスイッチ11のON、OFFに応じて、OCV法で得られるSOCと積算法で得られるSOCとが選択され、精度が高くなる方の値が採用されることになり、その結果、いずれか一方の検出方法のみでバッテリ1のSOCを検出する場合より、該SOCを精度よく検出することが可能となる。
なお、以上の制御例では、OCV法で得られるSOCと積算法で得られるSOCとの使い分けを、イグニッションスイッチ11のON、OFFと、両法による誤差の大きさの二つの基準に基づいて行なうようにしたが、いずれか一方の基準のみで使い分けるようにしてもよい。
即ち、図8にフローチャートを示す第2制御例では、ステップS11、S12で、バッテリ1がリセットされた直後にSOCの値を初期値にセットした後、ステップS13で、イグニッションスイッチ11がONかOFFかを判定する。そして、ONと判定されたときは、ステップS14で、積算法によってSOCを検出し、ステップS15で、検出した値をバッテリ1のSOCとして採用する。
一方、上記ステップS13で、イグニッションスイッチ11がOFFと判定されたときは、ステップS16で、OVC法によってSOCを検出し、ステップS17で、検出した値をバッテリ1のSOCとして採用する。
つまり、この制御例は、イグニッションスイッチがONかOFFかによってOCV法と積算法とを使い分けるもので、これによれば、それぞれの場合に、相対的に精度が高いと考えられる値が採用されることになり、いずれか一方の検出方法のみで検出する場合に比較して、バッテリ1のSOCを精度よく検出することが可能となる。
また、図9にフローチャートを示す第3制御例では、ステップS21、S22で、バッテリ1がリセットされた直後にSOCの値を初期値にセットした後、ステップS23、24で、OCV法及び積算法の両方を実施し、それぞれの方法でSOCを検出する。そして、ステップS25で、図7の第1制御例と同様にして、両検出方法によって得られたSOCの誤差を演算し、ステップS26で、両方法による誤差の大きさを比較する。
その結果、OCV法による誤差が積算法による誤差よりも大きいときは、ステップS27で、積算法で得られた値をバッテリ1のSOCとして採用し、OCV法による誤差が積算法による誤差よりも小さいときは、ステップS28で、OCV法で得られた値をバッテリ1のSOCとして採用する。
つまり、この制御例は、OCV法と積算法でそれぞれ得られたSOCの誤差の大きさに応じて両検出方法を使い分けるもので、これによれば、誤差が小さい方の検出方法で得られた値を採用することにより、バッテリ1のSOCを精度よく検出することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、バッテリの残容量が精度よく検出されることになるので、例えばアイドルストップ制御を行なう車両に搭載されるエンジンに始動用の電力を供給するバッテリ等として好適に利用される可能性がある。
1 バッテリ
6 電圧センサ
7 電流センサ
11 イグニッションスイッチ
20 SOC検出ユニット(第1、第2残容量検出手段、誤差演算手段、残容量判定手段)

Claims (7)

  1. バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出する第1残容量検出工程と、
    バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する第2残容量検出工程と、
    前記第1残容量検出工程で検出した残容量の誤差と前記第2残容量検出工程で検出した残容量の誤差を演算するする誤差演算工程と、
    該演算工程で演算した誤差を比較し、誤差が小さい方の残容量検出工程で検出した残容量を前記バッテリの残容量と判定する残容量判定工程と、
    を有することを特徴とするバッテリの残容量検出方法。
  2. 前記誤差演算工程では、前記第1残容量検出工程で検出した残容量の誤差は、拡散分極と成層化分極の大きさに基づいて演算し、前記第2残容量検出工程で検出した残容量の誤差は、充放電電流の積算時間に基づいて演算することを特徴とする請求項1に記載のバッテリの残容量検出方法。
  3. 前記誤差演算工程で、前記第1残容量検出工程で検出した残容量の誤差を拡散分極と成層化分極の大きさに基づいて演算するときは、それらの大きさが大きいほど誤差が大きくなるように演算し、前記第2残容量検出工程で検出した残容量の誤差を充放電電流の積算時間に基づいて演算するときは、積算時間が長いほど誤差が大きくなるように演算することを特徴とする請求項2に記載のバッテリの残容量検出方法。
  4. エンジンに始動用電力を供給するバッテリの残容量検出方法であって、
    バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出する第1残容量検出工程と、
    バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する第2残容量検出工程と、
    前記エンジンのイグニッションスイッチがOFFのときには前記第1残容量検出工程で検出した残容量を、イグニッションスイッチがONのときには前記第2残容量検出工程で検出した残容量を、前記バッテリの残容量と判定する残容量判定工程と、
    を有することを特徴とするバッテリの残容量検出方法。
  5. 前記第1残容量検出工程では、バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出するときに、拡散分極及び成層化分極の影響は、充放電電流と充放電時間とに基づいて検出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のバッテリの残容量検出方法。
  6. バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出する第1残容量検出手段と、
    バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する第2残容量検出手段と、
    前記第1残容量検出手段で検出した残容量の誤差と前記第2残容量検出手段で検出した残容量の誤差を演算する誤差演算手段と、
    該演算手段で演算した誤差を比較し、誤差が小さい方の残容量検出手段で検出した残容量を前記バッテリの残容量と判定する残容量判定手段と、
    を有することを特徴とするバッテリの残容量検出装置。
  7. エンジンに始動用電力を供給するバッテリの残容量検出装置であって、
    バッテリの端子電圧と拡散分極及び成層化分極の影響とに基づいて残容量を検出する第1残容量検出手段と、
    バッテリに出入りする充放電電流を積算することにより残容量を検出する第2残容量検出手段と、
    前記エンジンのイグニッションスイッチがOFFのときには前記第1残容量検出手段で検出した残容量を、イグニッションスイッチがONのときには前記第2残容量検出手段で検出した残容量を、前記バッテリの残容量と判定する残容量判定手段と、
    を有することを特徴とするバッテリの残容量検出装置。
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