JP2011256536A - 木造建築物の外壁構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】けい酸カルシウム板で構成される層の厚さ寸法を大きくすることが容易で、かつ、施工が容易な木造建築物の外壁構造を提供する。
【解決手段】木材で構成された構造部材2と、構造部材2の屋外側に設置された第1耐火被覆層44と、第1耐火被覆層44の屋外側に設置された第2耐火被覆層45と、第2耐火被覆層45の屋外側に設置された第3耐火被覆層46と、を備え、第1耐火被覆層44、第2耐火被覆層45及び第3耐火被覆層46は、複数のけい酸カルシウム板を突き合わせ接合してなり、第2耐火被覆層45を構成するけい酸カルシウム板は、第1耐火被覆層44及び第3耐火被覆層46を構成するけい酸カルシウム板よりも厚さ寸法が大きく、かつ、密度が小さい。
【選択図】図1
【解決手段】木材で構成された構造部材2と、構造部材2の屋外側に設置された第1耐火被覆層44と、第1耐火被覆層44の屋外側に設置された第2耐火被覆層45と、第2耐火被覆層45の屋外側に設置された第3耐火被覆層46と、を備え、第1耐火被覆層44、第2耐火被覆層45及び第3耐火被覆層46は、複数のけい酸カルシウム板を突き合わせ接合してなり、第2耐火被覆層45を構成するけい酸カルシウム板は、第1耐火被覆層44及び第3耐火被覆層46を構成するけい酸カルシウム板よりも厚さ寸法が大きく、かつ、密度が小さい。
【選択図】図1
Description
本発明は、木造建築物の外壁構造に関する。
従来、木材で構成された構造部材に耐火被覆層を設置することにより、所定の耐火性能を満足するようにした木造建築物の外壁構造の開発が行われている。
耐火性能については、JIS−A−1304(建築構造部分の耐火試験方法)に試験方法が規定されており、例えば試験体を設置した炉内の温度を60分間かけて約900℃まで上昇させた後、加熱を止めて、試験体を炉内に180分間放置して木質部分の炭化や着火の有無を検査する「1時間加熱」などの試験がある。この「1時間加熱」の試験に合格した外壁構造は、耐火構造物と認められる。
耐火性能については、JIS−A−1304(建築構造部分の耐火試験方法)に試験方法が規定されており、例えば試験体を設置した炉内の温度を60分間かけて約900℃まで上昇させた後、加熱を止めて、試験体を炉内に180分間放置して木質部分の炭化や着火の有無を検査する「1時間加熱」などの試験がある。この「1時間加熱」の試験に合格した外壁構造は、耐火構造物と認められる。
例えば、特許文献1には、木材で構成した枠組体の屋外側に、軽量気泡コンクリートパネルをつき合わせ接合してなる第1被覆層と、けい酸カルシウム板を突き合わせ接合してなる第2被覆層と、を第1被覆層が屋外側となるように積層し、軽量気泡コンクリートパネルの目地部と、けい酸カルシウム板の目地部とが、互いに重ならないようにした木造建築物の外壁構造が開示されている。
しかし、従来の木造住宅の外壁構造では、けい酸カルシウム板と軽量気泡コンクリートパネルの2種類の材料が用いられている。そのため、1種類の材料だけを用いた場合に比較して、材料調達や品質管理のコストが増大していた。そこで、1種類の材料だけで、具体的にはけい酸カルシウム板だけで、屋外側の部材を構成することが求められていた。
ところが、屋外側の部材をけい酸カルシウム板だけで構成して所定の耐火性能を満足しようとすると、けい酸カルシウム板を重ねる枚数が著しく多くなるため、施工が煩雑になってしまうという問題がある。
また、けい酸カルシウム板の厚さ寸法を大きくすれば、重ねる枚数を少なくすることはできるが、一枚当たりの質量が大きくなり、施工時の取り扱いが煩雑になる。
また、けい酸カルシウム板の密度を小さくすれば、一枚当たりの質量を小さくすることはできるが、強度が低下するため、外壁仕上材を取り付けることが困難になる。
また、けい酸カルシウム板の厚さ寸法を大きくすれば、重ねる枚数を少なくすることはできるが、一枚当たりの質量が大きくなり、施工時の取り扱いが煩雑になる。
また、けい酸カルシウム板の密度を小さくすれば、一枚当たりの質量を小さくすることはできるが、強度が低下するため、外壁仕上材を取り付けることが困難になる。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、けい酸カルシウム板で構成される層の厚さ寸法を大きくすることが容易で、かつ、施工が容易な木造建築物の外壁構造を提供することを課題とする。
本発明は、木材で構成された構造部材と、前記構造部材の屋外側に設置された第1耐火被覆層と、前記第1耐火被覆層の屋外側に設置された第2耐火被覆層と、前記第2耐火被覆層の屋外側に設置された第3耐火被覆層と、を備え、前記第1耐火被覆層、前記第2耐火被覆層及び前記第3耐火被覆層は、複数のけい酸カルシウム板を突き合わせ接合してなり、前記第2耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板は、前記第1耐火被覆層及び前記第3耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板よりも厚さ寸法が大きく、かつ、密度が小さいことを特徴とする木造建築物の外壁構造。
かかる構成によれば、第2耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板の厚さ寸法を他の層を構成するけい酸カルシウム板よりも大きくすることで、けい酸カルシウム板を重ねる枚数を多くすることなく、けい酸カルシウム板で構成される層全体の厚さ寸法を大きくして耐火性能を向上させることができる。また、厚さ寸法を大きくした第2耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板の密度を小さくすることにより、第2耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板の一枚当たりの質量を小さくして、施工時の取り扱い性の低下を抑制することができる。また、密度の小さいけい酸カルシウム板を、これよりも密度の大きいけい酸カルシウム板で挟みこむように構成されているので、強度の低下を補うことができる。また、第3耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板は、第2耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板よりも密度(強度)が大きいので、外装仕上層を取り付ける際に破損等が生じ難く、外装仕上層を容易に取り付けることができる。
また、前記第2耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板は、その厚さ寸法が45mm以上であるとともに、密度が25g/cm3以上75g/cm3未満であり、前記第1耐火被覆層及び前記第3耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板は、その厚さ寸法が10mm以上45mm未満であるとともに、密度が75g/cm3以上であるのが好ましい。
かかる構成によれば、JIS−A−1304(建築構造部分の耐火試験方法)に規定する「1時間加熱」の試験方法において、良好な結果を確実に得ることができる。
本発明によれば、けい酸カルシウム板で構成される層の厚さ寸法を大きくすることが容易で、かつ、施工が容易な木造建築物の外壁構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る木造建築物の外壁構造1(以下、単に「外壁構造1」という場合がある。)について図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<外壁構造1>
図1、図2に示すように、本実施形態に係る木造建築物の外壁構造1は、建物の屋内と屋外とを仕切る壁体であり、本実施形態では、いわゆる枠組壁工法に用いられる構造を採用している。外壁構造1は、主に、構造部材2と、構造部材2の屋内側に設けられた内装部材3と、構造部材2の屋外側に設けられた外装部材4と、によって構成されている。
図1、図2に示すように、本実施形態に係る木造建築物の外壁構造1は、建物の屋内と屋外とを仕切る壁体であり、本実施形態では、いわゆる枠組壁工法に用いられる構造を採用している。外壁構造1は、主に、構造部材2と、構造部材2の屋内側に設けられた内装部材3と、構造部材2の屋外側に設けられた外装部材4と、によって構成されている。
<構造部材2>
構造部材2は、壁体の骨格となる部材であり、本実施形態では厚さ2インチ×幅4インチの四角柱状の木材(ランバー)を枠状に組み立てて構成されている。構造部材2は、図1に示すように、水平方向に所定間隔を空けて立設された複数の竪枠21と、複数の竪枠21の上端同士を連結する上枠22と、複数の竪枠21の下端同士を連結する下枠(図示省略)と、隣り合う上枠22同士を連結する頭つなぎ23と、を備えている。隣り合う竪枠21,21の間には、ロックウールなどの断熱材24が充填されている。
構造部材2は、壁体の骨格となる部材であり、本実施形態では厚さ2インチ×幅4インチの四角柱状の木材(ランバー)を枠状に組み立てて構成されている。構造部材2は、図1に示すように、水平方向に所定間隔を空けて立設された複数の竪枠21と、複数の竪枠21の上端同士を連結する上枠22と、複数の竪枠21の下端同士を連結する下枠(図示省略)と、隣り合う上枠22同士を連結する頭つなぎ23と、を備えている。隣り合う竪枠21,21の間には、ロックウールなどの断熱材24が充填されている。
<内装部材3>
内装部材3は、壁体の屋内側の壁面を構成する部材であり、内装下地層31と、内装下張り層32と、内装上張り層33と、を構造部材2側から屋内側に向かってこの順番に積層して構成されている。
内装部材3は、壁体の屋内側の壁面を構成する部材であり、内装下地層31と、内装下張り層32と、内装上張り層33と、を構造部材2側から屋内側に向かってこの順番に積層して構成されている。
内装下地層31は、複数の木質系パネルを互いに突き合わせ接合して構成されている。木質系パネルとしては、例えば構造用合板などを用いることができる。内装下地層31の厚さ寸法は9mm以上とするのが好ましい。内装下地層31を構成する木質系パネルは、例えばCNくぎによって構造部材2に打ち付けられている。
なお、構造部材2と内装下地層31との間には、防湿フィルム34が設置されている。
内装下張り層32は、複数の強化せっこうボードを互いに突き合わせ接合して構成されている。内装下張り層32を構成する強化せっこうボードは、厚さ寸法が21mm以上で、かさ比重が0.75以上のものを用いるのが好ましく、例えばせっこうボード用くぎによって構造部材2に打ち付けられている。
内装上張り層33は、複数の強化せっこうボードを互いに突き合わせ接合して構成されている。内装上張り層33を構成する強化せっこうボードは、内装下張り層32と同様に、厚さ寸法が21mm以上で、かさ比重が0.75以上のものを用いるのが好ましい。また、内装上張り層33を構成する強化せっこうボードは、例えば無機質系接着剤によって内装下張り層32に接着されるとともに、ステープルによって内装下張り層32に止め付けられている。
なお、内装上張り層33の屋内側には、壁紙などの仕上げ材(図示省略)がさらに貼り付けられる。
なお、内装上張り層33の屋内側には、壁紙などの仕上げ材(図示省略)がさらに貼り付けられる。
<外装部材4>
外装部材4は、壁体の屋外側の壁面を構成する部材であり、外装下地層41と、防水層42と、通気層43と、第1耐火被覆層44と、第2耐火被覆層45と、第3耐火被覆層46と、外装仕上層47と、を構造部材2から屋外側に向かってこの順番に積層して構成されている。
外装部材4は、壁体の屋外側の壁面を構成する部材であり、外装下地層41と、防水層42と、通気層43と、第1耐火被覆層44と、第2耐火被覆層45と、第3耐火被覆層46と、外装仕上層47と、を構造部材2から屋外側に向かってこの順番に積層して構成されている。
外装下地層41は、内装下地層31と同様に、複数の木質系パネルを互いに突き合わせ接合して構成されている。木質系パネルとしては、例えば構造用合板などを用いることができる。外装下地層41の厚さ寸法は9mm以上とするのが好ましい。外装下地層41を構成する木質系パネルは、例えばCNくぎによって構造部材2に打ち付けられている。
防水層42は、外装下地層41の屋外側の面に、例えばアスファルトフェルトなどの防水紙を貼り付けて構成されている。
通気層43は、防水層42の屋外側に、複数の胴縁43aを水平方向に所定間隔を空けて設置することにより構成されている。胴縁43aは、上下方向に細長い薄板状の部材である。これにより、防水層42と第1耐火被覆層44との間であって隣り合う胴縁43a同士の間に、外装部材の下端部から上端部に連通する空間が形成され、上下方向に空気が通流するので、外装部材4の内部が高湿度になることを防止できる。
第1耐火被覆層44は、複数のけい酸カルシウム板を互いに突き合わせ接合して構成されている。第1耐火被覆層44を構成するけい酸カルシウム板は、厚さ寸法P1が10mm以上45mm未満で、密度が0.75g/cm3以上のものを用いるのが好ましい。また、第1耐火被覆層44を構成するけい酸カルシウム板は、例えばドリリングタッピンねじなどによって構造部材2に固定されている。
第2耐火被覆層45は、複数のけい酸カルシウム板を互いに突き合わせ接合して構成されている。第2耐火被覆層45を構成するけい酸カルシウム板は、厚さ寸法P2が45mm以上で、密度が0.25g/cm3以上0.75g/cm3未満のものを用いるのが好ましい。また、第2耐火被覆層45を構成するけい酸カルシウム板は、例えばドリリングタッピンねじなどによって構造部材2に固定されている。
第3耐火被覆層46は、複数のけい酸カルシウム板を互いに突き合わせ接合して構成されている。第3耐火被覆層46を構成するけい酸カルシウム板は、厚さ寸法P3が10mm以上45mm未満で、密度が0.75g/cm3以上のものを用いるのが好ましい。また、第3耐火被覆層46を構成するけい酸カルシウム板は、例えばドリリングタッピンねじなどによって構造部材2に固定されている。
第2耐火被覆層45においてけい酸カルシウム板同士をつき合わせた部分に形成される目地部(図示省略)は、第1耐火被覆層44及び第3耐火被覆層46の目地部と重ならない位置に設けられている。さらに、第1耐火被覆層44の目地部と第3耐火被覆層46の目地部も、互いに重ならない位置に形成されるのが好ましい。
なお、目地部は、せっこう系又は炭酸カルシウム系のジョイントパテ材を塗り付けた後に、ガラス繊維テープを貼り付けて目地処理されている。
なお、目地部は、せっこう系又は炭酸カルシウム系のジョイントパテ材を塗り付けた後に、ガラス繊維テープを貼り付けて目地処理されている。
外装仕上層47は、建築物の屋外側に露出する部分である。外装仕上層47は、例えば、陶磁器質タイル、窯業系サイディング、複合金属サイディング、既調合セメントモルタル、金属板、住宅屋根用化粧スレート、又は外装仕上用の塗料などを、第3耐火被覆層46の屋外側の面に複数取り付けて構成されている。
本実施形態に係る木造建築物の外壁構造1は、基本的に以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果について説明する。
本実施形態に係る木造建築物の外壁構造1によれば、第2耐火被覆層45を構成するけい酸カルシウム板の厚さ寸法P2を、第1耐火被覆層44及び第3耐火被覆層46を構成するけい酸カルシウム板の厚さ寸法P1,P3よりも大きくすることで、けい酸カルシウム板を重ねる枚数を多くすることなく、けい酸カルシウム板で構成される層全体の厚さ寸法(P1+P2+P3)を大きくして耐火性能を向上させることができる。
また、本実施形態に係る木造建築物の外壁構造1によれば、JIS−A−1304(建築構造部分の耐火試験方法)に規定する「1時間加熱」の試験方法において、木質系材料部分に炭化・着火が生じることがなく、所定の耐火性能を確実に満足することができる。
また、厚さ寸法P2を大きくした第2耐火被覆層45を構成するけい酸カルシウム板の密度を小さくすることにより、第2耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板の一枚当たりの質量を小さくして、施工時の取り扱い性の低下を抑制することができる。
また、第2耐火被覆層45を構成する密度の小さいけい酸カルシウム板を、これよりも密度の大きい第1耐火被覆層44及び第3耐火被覆層46を構成するけい酸カルシウム板で挟みこむように構成されているので、第2耐火被覆層45の強度の低下を補うことができる。
また、第3耐火被覆層46を構成するけい酸カルシウム板は、第2耐火被覆層45を構成するけい酸カルシウム板よりも密度(強度)が大きいので、外装仕上層47を取り付ける際に破損等が生じ難く、外装仕上層47を容易に取り付けることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
例えば、本実施形態は、枠組壁工法に用いる壁体に、本発明を適用した場合を一例として説明したが、軸組壁工法や在来工法などの他の壁体に適用してもよい。
また、本実施形態では、構造部材2と内装下張り層32との間に内装下地層31を設置したが、内装下地層31を省略して、内装下張り層32を構造部材2に直接設けるようにしてもよい。この場合、防湿フィルム34は、内装下張り層32の構造部材2側の面に取り付けられる。
1 外壁構造
2 構造部材
3 内装部材
4 外装部材
44 第1耐火被覆層
45 第2耐火被覆層
46 第3耐火被覆層
47 外装仕上層
2 構造部材
3 内装部材
4 外装部材
44 第1耐火被覆層
45 第2耐火被覆層
46 第3耐火被覆層
47 外装仕上層
Claims (2)
- 木材で構成された構造部材と、
前記構造部材の屋外側に設置された第1耐火被覆層と、
前記第1耐火被覆層の屋外側に設置された第2耐火被覆層と、
前記第2耐火被覆層の屋外側に設置された第3耐火被覆層と、を備え、
前記第1耐火被覆層、前記第2耐火被覆層及び前記第3耐火被覆層は、複数のけい酸カルシウム板を突き合わせ接合してなり、
前記第2耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板は、前記第1耐火被覆層及び前記第3耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板よりも厚さ寸法が大きく、かつ、密度が小さいことを特徴とする木造建築物の外壁構造。 - 前記第2耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板は、その厚さ寸法が45mm以上であるとともに、密度が25g/cm3以上75g/cm3未満であり、
前記第1耐火被覆層及び前記第3耐火被覆層を構成するけい酸カルシウム板は、その厚さ寸法が10mm以上45mm未満であるとともに、密度が75g/cm3以上であることを特徴とする請求項1に記載の木造建築物の外壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010129576A JP2011256536A (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | 木造建築物の外壁構造 |
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2010
- 2010-06-07 JP JP2010129576A patent/JP2011256536A/ja active Pending
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